多数のモバイル決済サービスが日本で雨後の筍のように登場しており、名前に「Pay(ペイ)」が付いているのが特徴となっています。
QR/バーコード決済の他、ネットでの決済も可能なサービスもあります。
PayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」、au PAYの20%キャンペーンによって、アーリーアダプター層だけではなく、一般的な知名度も一気に上昇しました。
スマホを操作する手間は生じますが、クレジットカードをお財布から取り出す手間がなく、特にポケットにスマホを入れっぱなしのような方ですとスムーズに決済できて流麗です。
実際に使ってみるとスマホ一つで支払いができるのは便利で0.5%程度の還元もあるため、今後も継続的に使い続けたいという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、多くの○○ペイがある情勢下においては、どのスマートフォン決済アプリを使えばお得なのか調べるのに手間が発生します。
そこで主要なPayサービスについて、63枚のクレジットカードを保有した経験があり、年会費の最高額は118万円の専門家が徹底的に比較します。
机上の空論ではなく、実際に数多くのキャッシュレス決済手段を実生活において徹底的に活用した経験を活かして分析しました。
使える店、還元率、使いやすさ、特徴など主要なスペックについて、2023年11月の最新の状況を比較します。
目次
PayPay
現在わが国で最も有名なPayサービスはYahoo! JAPANの「PayPay」でしょう。利用手数料・年会費・入会金などは無料でコストは一切かかりません。
やはり20%還元の100億円あげちゃうキャンペーンは強烈なインパクトがありました。
PayPayアプリの画面上に表示させたバーコードをレジでのお会計時に提示するか、店舗側のQRコードを読み取るだけで支払いが可能なモバイル決済手段です。
PayPayはPayPayポイントの他、クレジットカードでも支払いが可能なのが特徴です。
Visaカード、Mastercardのクレジットカードを登録することができます。
実際の購入金額よりPayPayポイントが足りない場合、メインのクレジットカードで全額支払うことが可能です。
- PayPayポイント
- クレジットカード
したがって、事前チャージせずにつかうこともでき、端数を使い切る心配が不要なのが利点。
ただし、PayPayの各種キャンペーンでは、「残高払いのみ」という条件が付帯されていることがあり、対象とならず涙で枕を濡らすことになるリスクが有る点に注意しましょう。
キャッシュレス5%還元対象店舗で+5%の #まちかどペイペイ、#ヤフーカード 決済は対象外で残高払のみでした。250円損して辛い(´;ω;`)https://t.co/1RL57NsLFm
4つある #PayPay 残高の内容は、以下で比較しています。https://t.co/WguedWxbNL
— まつのすけ (@matsunosuke_jp) April 25, 2020
家電量販店、コンビニ、飲食店、旅行代理店、ホテル、服屋さん、タクシー、ドラッグストア、メガネ・コンタクトレンズ店などで幅広く利用可能です。
PayPayポイント・ヤフーカード払いの場合、リアル店舗は0.5%の還元を享受できます(現在はキャンペーンで1.5%)。
更に、PayPayはキャンペーンがお得なのが最大のメリットとなっています。
Yahoo!ショッピングとヤフオク!でも利用可能になり、こちらでは1%還元。PayPayポイントを友達に送金することも可能です。
PayPayの利用手順としては、まずスマートフォンにアプリをインストールして、Yahoo! JAPANのアカウントでログインするか新規登録する流れとなります。
使いやすさの側面でも、銀行口座に加えてクレジットカードでのチャージ、直接のカード決済も可能なので利便性が高くなっています。
PayPayを利用し続ける場合は、PayPayカードの利用がおすすめです。クレジットカードでサクッと簡単にチャージができます。
PayPayの改悪によって、PayPayカード・ヤフーカードでのチャージはポイント付与対象外となりました。
ただし、簡単に登録でき、残高が残る心配がないので、残高払いのみのキャンペーン以外は、PayPayカードでの利用がおすすめです。
実際に発行して使い倒したところ、諸々の特典の賜物で大量のポイントを得られたのが嬉しかったです。
PayPayカードは加入で5,000円分のPayPayポイントをプレゼントしています。
その他、お得なクレジットカードの入会キャンペーンが多数開催されています。
楽天ペイ
楽天の会員情報に登録してあるクレジットカードを活用して、リアルの店舗で決済できるスマホ決済サービスです。コストは0円で利用可能です。
セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ワタミグループ、モンテローザグループ、ピザーラ、ビックエコー、丸善・ジュンク堂書店などで使えます。
楽天カードでのチャージ払いの場合、楽天ペイ加盟店でのお買い物が1.5%還元になるのが最大の利点です。
楽天ペイで支払うと、嬉しい楽天ポイント還元を享受できます。
- 楽天キャッシュ払い:1.0%
- 楽天カードからチャージした楽天キャッシュ払い:合計1.5%還元(チャージ0.5%+利用時1%)
- 楽天ポイント払い:1.0%
- 楽天カード払い:1.0%
楽天ペイに登録した楽天カードを活用すると、便利な楽天ポイントを貯められるのが大きなメリットです。実際に私もドンドン貯めています!
楽天カード以外のクレジットカードは、VisaかMastercardブランドなら利用可能。年会費無料のMastercardなどを活用すると、スマート&お得にスマホ決済できます。
楽天の会員情報に複数のクレジットカードを登録している場合は、楽天ペイで使うカードを選べます。
楽天ペイでは楽天ポイントを利用可能で、通常ポイントではなく、期間限定ポイントも消化できるのが最大の利点です。
店舗数が全国的に多いローソン、ファミマで、50ポイントや100ポイントといった少額のポイントを手軽にサクッと使えるのは絶大なメリットがあります。
楽天ペイはポイント5倍~10倍といったお得なキャンペーンを定期的に開催しています。
普通に使うと還元率0%ですが、上手く工夫するとバリューがUPするのが特徴。良くも悪くも楽天らしいスマホ決済サービスです。
使いやすさの側面では、Visa / Mastercardのクレジットカードならポイント二重取りが可能で、期間限定の楽天ポイントも使える点が優れています。
d払い
d払いはNTTドコモが運営しているスマホ決済サービスです。
d払いで支払うと、200円(税込)あたりdポイント1ptを得られます(還元率0.5%)。
ドコモのクレジットカード(dカード、dカード ゴールド)を登録してd払いを利用すると、dポイント二重取りが可能であり、合計で1%還元となります。
d払いで貯めたdポイントでポインコグッズを購入することも可能です!
また、d払いではdポイントを1ポイント1円で利用可能。期間・用途限定のdポイントが使えるので便利です。
ドコモの携帯電話の契約がある場合、毎月の携帯電話料金との合算払いが可能。アプリの「設定」でドコモ口座を設定すると、ドコモ口座の残高も使えます。
d払いはdポイントを貯めたい方、dポイント(期間・用途限定)をローソン・マツモトキヨシ・ツルハドラッグ等のリアル店舗で消化したい方に便利なスマホ決済です。
使いやすさの側面では、Visa / Mastercardのクレジットカードならポイント二重取りが可能で、期間・用途限定のdポイントも使える点が優れています。
ただし、注意点としてはdカード・携帯料金合算払い・残高払いなど、支払い方法が限定されているキャンペーンが多いのが挙げられます。
au PAY
au PAYはスマホアプリを利用したコード決済サービスで、スマホ1つで支払いが可能なモバイル決済手段です。
Pontaポイント、au PAY(旧au WALLET)の残高を利用できる点が、他のPayサービスにはないau PAYならではの利点です。
Mastercard加盟店で使えるau PAY プリペイドカードと残高が共通なので、シーンに応じて使い分けることができます。
au PAYを利用すると、200円(税込)あたり1Pontaポイントを獲得でき、還元率は0.5%となります。
auスマートパスプレミアム会員の場合は「三太郎の日(毎月3日・13日・23日)」にお得なキャンペーンを享受でき、au PAYでポイント20倍などの特典を受けられます。
au PAYはauユーザーにとって便利でお得な仕組みが備わっていますが、ドコモ・ソフトバンク・ワイモバイル・MVNOユーザーにとってもメリットが大きいPayです。
使いやすさの側面では、au PAY残高へのチャージでポイント二重取りが可能である点、Pontaポイントを使える点が優れています。
注意すべきなのは、au PAY(WALLET)へのチャージがポイント付与対象のクレジットカードでチャージするのが重要である点です。
おすすめカード
- リーダーズカード:1.0%(チャージ還元率、以下同様)
- PayPayカード:1.0%
- 三井住友カード ゴールド(NL):最大2.0%(マイ・ペイすリボ利用時)
- Orico Card THE POINT:1.0%(入会から半年間は2%)
- エポスカード:0.5%
- エポスゴールドカード:最大1.5%
- JQ CARD エポスゴールド:最大1.4%のマイル
- ライフカード(Mastercard):誕生月は1.5%
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス:1.125%~1.375%のJALマイル
- マイレージプラスカード(セゾン):1.5%のマイル
- ANA Mastercard:最大1.0%のマイル
- ANA東急カード:最大1.0%のマイル
- Amazon Mastercard:1.0%
詳細は以下で徹底的に解説しています。
サブカードとして使いやすい年会費無料のクレジットカードでは、PayPayカード、au PAY カードが万人向けです。
一定のカードショッピングが1度だけ必要ですが、年会費無料ゴールドカードで高還元の三井住友カード ゴールド(NL)、エポスゴールドカードもエッジが効いています。
ただし、セブンイレブン・ローソン・マクドナルドでは、Visaのタッチ決済が5%のナンバーレスの三井住友カード(NL)の方がお得です。入会キャンペーンにも妙味があります。
LINE Pay
LINEも「LINE Pay」というスマホでの決済サービスを提供しています。「モバイル決済 for Airレジ」の導入置店で、アプリでのバーコード決済が可能です。
銀行でのチャージが可能なので、クレジットカードがなくても使えるのが特徴です。
コンビニ、カフェ、ファーストフード、ドラッグストア等で幅広く利用可能です。
ジャンル | 店名 |
---|---|
コンビニ | ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ポプラ・生活彩家、セイコーマート、デイリーヤマザキ・ニューヤマザキデイリーストア・ヤマザキデイリーストアー |
スーパー | イトーヨーカドー、ヨークマート、ヨークフーズ、ヨークプライス、コンフォートマーケット、サミット |
雑貨・家具 | 東急ハンズ、イケア |
SC・百貨店 | 小田急百貨店、そごう・西武、阪急阪神百貨店、アクアシティお台場 |
エンタメ | ラウンドワン、ジャンカラ、ゲオ、ゲオモバイル、コミックシーモア |
カフェ | コメダ珈琲店、おかげ庵、PRONTO、上島珈琲店、カフェプラザ、カフェコンフォート、MELLOW BROWN COFFEE |
フード・弁当 | ガスト、吉野家、松屋フーズ、すき家、ケンタッキーフライドチキン、はなまるうどん、リンガーハット、コメダ珈琲店、ロイヤルホスト、ファーストキッチン、ウェンディーズ、ほっともっと、ほっかほっか亭、日本美食、 CoCo壱番屋、あんかけスパゲッティ パスタ・デ・ココ、らーめん 麺屋ここいち、鉄板ハンバーグ にっくい亭、 キッチンオリジン、オリジン弁当、れんげ食堂Toshu、中華東秀 |
居酒屋 | 和民、坐・和民、ミライザカ、TEXMEX FACTORY モンテローザグループ(白木屋・魚民・笑笑・山内農場など)、 三光マーケティングフーズ(金の蔵・アカマル屋・月の雫など)、世界の山ちゃん |
ドラッグストア | マツモトキヨシ、サンドラッグ、ツルハドラッグ、ウエルシア、ココカラファイン、セイジョー、セガミ、薬王堂、ジップドラッグ、ライフォート、スズラン薬局、コダマ、キリン堂 |
書籍 | ブックオフ |
アパレル | AOKI、はるやま、P.S.FA、フォーエル、セカンドストリート |
メガネ等 | メガネスーパー、中央コンタクト、フラワーコンタクト、メアシス、ピジョンメガネ、メガネのアイガン |
家電 | ビックカメラ、ヤマダ電機、エディオン、ケーズデンキ、コジマ、ソフマップ、 ジョーシン、Joshinアウトレット、J&P、DISC・PIER、スーパーキッズランド、マザーピア、スーパーでんでんランド、楽天モバイル ジョーシンギア |
レジャー・宿泊 | エアトリ、東横INN、アパホテル、東京ドームシティ アトラクションズ、スパ ラクーア、ラクーア、東京ドームホテル、熱海後楽園ホテル他、上野動物園 |
交通 | MKタクシー、京都バスチケットセンター、大阪駅JR高速バスターミナル、三宮バスターミナルチケットセンター、みんなのタクシー (国際自動車・大和自動車) |
その他 | 出前館、サイクルベースあさひ、トイザらス、東海キヨスク、ミュゼプラチナム、キリンの一部自販機(Tappiness)、セレッソ大阪、アルビレックス新潟 |
通常のLINE Payの還元率は0.5%にとどまっているので、妙味はありません。LINEポイントの消化に便利です。
ただし、LINEクレカ(P+)の「チャージ&ペイ(コード決済のクレジット払い)」を利用すると、5%のLINEポイントを得られるのがメリットです。
LINE PayはPayPay加盟店でも使えるので、幅広い店舗で5%還元となります。PayPay改悪後の代わりにもおすすめです。
ファミペイ
ファミリーマートの「ファミペイ(FamiPay)」は、ファミリーマートで利用可能です。
200円(税込)あたり1FamiPayボーナスを獲得でき、支払い金額に応じて0.5%の還元を享受できます。
また、Famiポートサービス・収納代行等は1件あたり10ボーナスを得られます。これは他のPayにはないファミペイ独自のメリットです。
現金や銀行口座からのチャージの他、クレジットカードのファミマTカードでのチャージが可能で、オートチャージ機能も搭載します。
ファミマTカードでのチャージなら、チャージ時も0.5%のポイントを得られます。
また、毎月第2・第4金曜日は「チャージの日」となっており、1度に3,000円以上チャージすると、無料クーポンをもらえます。
したがって、対象日にファミマTカードでチャージするのがお得です。
メイン機能はバーコード決済ですが、それ以外にも多数のお得で便利な機能が搭載されています。
- スタンプ
- ネット通販「Kaema」との連携
- FamiPay回数券
- おすすめ商品のクーポンを会員属性・購買履歴などで配信
- お買い物内容をスマホで確認できる「電子レシート」機能を搭載
コーヒー回数券、コーヒースタンプが導入されており、ファミリーマートでよく珈琲を買う方は、ファミペイを活用するとお得です。
また、定期的に20%還元などのお得なキャンペーンを開催しています。
AEON Pay
イオンペイはイオンカードを登録すると、イオングループで支払えるPayです。
イオン・イオンスタイルでのポイント11倍、まいばすけっと・ピーコックストア・ミニストップ・松屋フーズでの10倍など、お得なキャンペーンが魅力的です。
Coke ON Pay
Coke ON Payは、コカ・コーラ社の自販機で使えるスマホ決済サービスです。
Coke ONは、各種Payと連動することで、スムーズに支払えます。
1個買ったら1個無料などのキャンペーンが定期的に開催されています。
Coke ONのキャンペーンでもらえるドリンクチケットは、買った商品以外にも使えるので、安い飲料を買って、チケットで高い商品をもらえば、最大限にお得です。
私は120円の綾鷹を買って、200円のリラクゼーションドリンク「CHILL OUT」をもらいました!
ANA Pay
ANA Payはその名の通りANAとJCBが提携して運営しているPayです(使い方詳細)。
入会金・年会費は無料で、電子マネーiD、Visaのタッチ決済、Visaのオンライン加盟店で利用可能。200円(税込)あたり1ANAマイルを得られます。
VISA・Mastercard・JCB・ダイナースクラブのクレジットカードでのチャージ時、利用時に還元を二重取りできます。ANAアメックス以外のANAカードならマイル二重取りが可能です。
カード名 | チャージ時 | 利用時 | 合計 |
---|---|---|---|
ANA JCB 一般カード ANA To Me CARD PASMO JCB その他ANA一般カード | 0.1% | 0.5% | 0.6% |
ANAカード学生用 | 0.1% | 0.5% | 0.6% |
ANA JCB ワイドカード ANA VISA/マスターワイドカード | 0.1% | 0.5% | 0.6% |
ANA JCB ワイドゴールドカード その他ANAワイドゴールドカード | 0.6% | 0.5% | 1.1% |
ANA JCBカード プレミアム その他ANAカード プレミアム | 1.1% | 0.5% | 1.6% |
なお、スマリボを活用すると、一般加盟店での通常カードショッピングでも、ソラチカカードは最大1.54%、ソラチカゴールドカードは最大1.5625%となります。
2023年秋以降には新しいANA Payでも再びコード払いを利用できるようになります(詳細)。
ライトユーザーにとっては、1マイル=1円でチャージして支払いに使えるのが便利で、お得なキャンペーンが定期的に開催されており、その際にはバリューが高いキャッシュレス決済の手段となります。
ANA PayはApple Payだと高還元に昇華。マイラーだけではなく、現金還元希望の方にとっても有意義です。
Mastercardの三井住友カード ゴールドNL(最大2%)→au PAY(0.5%)→ANA Pay(0.5%)→トヨタウォレット(1.0%)だと合計4%還元です。頭文字を取ると「MAATルート」となります。
トヨタウォレットは、インターネットのMastercard加盟店での決済、電子マネーiD、Apple PayのSuicaやApple PayのPASMOへのチャージが可能です。
- 三井住友カード ゴールド(NL)→au PAY(最大2%のVポイント)※年100万利用&マイ・ペイすリボの繰り上げ返済を活用
- au PAY プリペイドカード→ANA Pay(0.5%)
- ANA Pay→TOYOTA Wallet(0.5%)※ANA Payで1マイル=1円で利用可能
- TOYOTA WalletでiD・Mastercardのネット払い・Apple PayのSuicaチャージ等(1.0%)
- 合計:4.0%
三井住友カード ゴールド(NL)は年会費無料で維持できるゴールドカードで、初年度のキャンペーンはお得です。
ANA Pay、トヨタウォレットにチャージできない場合の対策は以下をご参照ください。
その他、ANA Payを使う場合は、マイル二重取りが可能でコストパフォーマンスが良好なANA JCBカードがおすすめです。
お得な入会キャンペーンも開催されています。
ANA JCBカードの入会キャンペーン 2023年11月!マイルがザクザク貯まる!
JCBはANA(全日本空輸)と提携してANAカードを発行しています。ANA一般カード、ANAワイドカード、AN ...
活用すると家計が頑健化し、獲得したマイルを活用して、新しい地平へ雄飛できる機会を手に入れられます。
公式サイトANA JCBカード 公式キャンペーン
JCB以外のANAカードも、入会キャンペーンが豪華絢爛です。
年会費有料のANAカードに抵抗がある場合は、JQ CARD エポスゴールド・エポスゴールドカード・楽天カード・PayPayカード・イオンカード等を使いましょう。
JAL Pay
Mastercardプリペイドカードの「JAL Global WALLET」のスマートフォン決済です。
主なメリット
- 10%等のお得なキャンペーン
- JAL機内販売・JAL PLAZA・TABITUSで合計2%還元
- JAL機内販売は10%OFF
- JAL PLAZAは5%OFF
- JALステータス獲得に役立つ可能性
主なデメリット
- 仕組みが複雑で最初は覚える必要あり
- 事前にチャージした範囲内でのみ利用
- 利用時はインターネットの環境が必要
- 久しぶりに使う場合はレジで慌てるリスク
- チャージした残高はお手軽に他の銀行や証券口座に移せず、余った残高がキャッシュフロー的に機会損失に
総合的にはお得なキャンペーンは、万人におすすめできます。
キャンペーン終了後は、年会費有料のJALカード保有はNGだが、JAL機内販売・JAL PLAZAで2%のJALマイルを貯めたい方、割引を受けたい方には価値があります。
そうでない場合、楽天カードでのチャージ&利用で1.5%還元の楽天ペイ、ポイント二重取りが可能で誰でも簡単に1.5%以上のau PAYの方がお得です。
楽天ペイで得た1.5%の楽天ポイントは、0.75%のJALマイルに移行できるので、JAL Payの基本0.5%より高還元です。
Apple Payを使える方なら、楽天ギフトカードの活用で2.5%以上になります。
JAL Payを使うためには、基本的にJAL NEOBANKからチャージすることになります。
JAL NEOBANKへの振込は、住信SBIネット銀行だと手数料無料です。
住信SBIネット銀行はまずSBI証券に口座開設して、その後にSBI証券の会員サイトから申し込むのも選択肢です。
こうすれば当サイト限定のSBI証券のタイアップ・プログラムを利用でき、3,000円分のAmazonギフト券がもれなくプレゼントされます。
口座開設と5万円以上の入金・SBIハイブリッド預金への振替だけで、3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。住信SBIネット銀行との同時口座開設も可能です。
口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
SBI証券の口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
↓
口座開設・キャンペーンの手順については、以下にまとめています。
その他、他行宛振込手数料無料の銀行から振り込むのも選択肢です。
銀行Pay
銀行Payとはスマホアプリから即時に銀行口座の引き落とし等による支払いができるサービスです。
GMOペイメントゲートウェイが提供しており、ゆうちょ銀行(ゆうちょPay)、三井住友銀行、横浜銀行(はまPay)などが導入しています。
クレジットカードがなくても銀行口座の登録でスマホ決済を利用できるのが利点です。
他方、他のPayのようにお得な還元・クーポンはあまりないので、決済手段としてはおすすめできません。
ただし、トヨタの決済アプリ「TOYOTA Wallet」において、初回のチャージ方法設定で1,000円プレゼントのお得なキャンペーンを開催しています。
トヨタウォレットは自動車オーナーだけではなく、誰でも利用できます。
チャージ方法としては、クレジットカードの他、銀行Payの登録銀行の口座を設定できるので、TOYOTA Walletで使うのがおすすめです。
トヨタウォレットのキャンペーンで得られる1,000円のTOYOTA Wallet残高は、Apple PayのSuicaにチャージできるので、端数が残ることなく使い切れます。
また、iD、Mastercardタッチ決済加盟店で利用することも可能です。
EPOS Pay
エポスカードはエポスカードアプリを利用して、店舗側のQRコードを読み取るだけで支払いが可能なモバイル決済手段です。
東京都中野を中心とした独自加盟店、Smart Code加盟店で利用可能(使えるお店一覧)。お得な優待を利用できる店舗もあります。
エポスカードのアプリに実装されるスキームで、アプリに紐付いているエポスカードで支払うことが可能です。
お店のQRコードを自分のスマホアプリで読み込むだけで、サクッとスムーズに支払いが可能になります。
シンプル・簡便な仕組みで風雅。0.5%のエポスポイントを得られて、またエポスポイントを1ポイント単位で利用することができて便利です。
ヤマト運輸のにゃんPay
ヤマト運輸のにゃんPayは、宅急便の発払い時に支払うと、割引を受けられるのがメリットです。
年会費無料のクロネコメンバーズ会員が使えます。
Apple Pay
日本で最も有名なアプリ決済サービスはApple Payでしょう。シェア6割のiPhoneに搭載されて、ニュース等でも大々的に報じられています。Apple Payの内容、仕組み、使い方については以下にまとめています。
Apple Payは利用に対応クレジットカードが必要です。利用可能なクレジットカードについては以下にまとめています。
その中でおすすめ
Apple Payでは店でのお買い物の他、Suicaの利用も可能です。
Suica機能の詳細、アップルペイでのSuicaチャージでポイントが貯まるクレジットカードについては、以下にまとめています。
実際にApple Payを使ってみた感想については、以下にまとめています。
Apple Payはクレジットカードの登録・設定が極めて簡便なのがメリットです。他方、使えるクレジットカードの種類・国際ブランドは限定的でややこしい側面があります。
PayPay・楽天ペイ・d払いのようなポイントの上乗せはありません。7以降のiPhone、Series 2以降のApple WatchなどのiOS端末限定のサービスです。
Google Pay
2016年12月13日(火)から、日本でも「Android Pay」(アンドロイドペイ)が使えるようになりました。現在は「Google Pay」という名前です。
電子マネー、ポイントカード、ギフトカードを登録でき、一元管理することが可能なのがメリットです。
スマホのAndroid Payに追加した電子マネーには、Googleアカウントに登録したクレジットカードやデビットカードによってアプリ上でチャージできて便利です。
対象端末はOSがAndroid 4.4(KitKat)以降のAndroid端末で、かつ、おサイフケータイ対応の端末です。
当初は楽天Edy、楽天ポイントカードなどに対応しており、nanaco、WAON、Suica、QUICPayも加わりました。
Google Payの楽天Edyの利用では、0.5%のポイントかANAマイルも貯まって便利です。
貯まるポイントは楽天ポイント、Pontaポイント、エポスポイント、ヨドバシゴールドポイント、マツキヨポイント、マツキヨポイント、エディオンポイント、.moneyなどから選べます。
2018年5月24日にはGoogle PayにSuicaが導入されて、鉄道、バス、Suica加盟店でのお買い物などでSuicaを利用可能になりました。
JCBカード、ANA JCBプリペイドカード、ジャックスカード、Kyash Card等を登録すると、事前チャージ不要で便利な後払い方式のQUICPayも利用可能です。
ドンドンと対応する電子マネー、共通ポイントカードの種類が増えており、今後の更なる発展も期待できます。その他、詳細は以下で徹底解説しています。
J-Coin Pay
「J-Coin Pay(Jコインペイ)」は、みずほ銀行のPayサービスです。
スマホアプリ(iPhone・Android)をダウンロードして会員登録し、銀行口座を登録して利用する流れとなります。
手数料無料でみずほ銀行、JAバンク、多数の地銀の銀行口座からチャージして、支払い・送金が可能です。
主な機能
- Jコインペイの利用者同士で送金(割り勘で便利)
- お店でのコード決済
- Jコインペイの残高を銀行口座に戻す
Apple PayのSuicaに5,000円チャージで500円相当、多様なお店で10%相当の還元など、時おりお得なキャンペーンを開催しています。
既存の割り勘アプリは残高を銀行口座に振り込む際に手数料が発生することが多いのがデメリットでした。
しかし、Jコインペイなら無料でチャージ・出金できるので、細かい割り勘や参加費の支払いなどにおいて便利です。
資金決済法の制限がないから、100万円を超える金額を一回で取引でき、メガバンクのサービスなのでセキュリティの側面でも安心感があります。
他方、クレジットカードでのチャージができない点、ゆうちょ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行・主要なネット銀行に非対応なのがデメリットです。
銀聯(UnionPay)・Alipayと連携して、インバウンド顧客もJコインペイの加盟店でQRコード決済が可能です。
メルペイ
「メルペイ」は、メルカリ売上金を1円単位でiD加盟店での決済に利用できる点が主なメリットです。
Apple PayでのSuicaチャージも可能なので、1万円に届かない小口のメルカリ売上金の消化が非常にはかどります。
メルペイの主な機能
- iD決済
- Suicaチャージ
- スマホのコード決済(いわゆるPayサービス)
- ネット決済
- お得なクーポン
支払い用口座を紐づけると、メルカリ売上金が自動的にメルペイ残高に交換されるので、手間フリーで便利なシステムとなっています。
デメリットはメルペイで決済しても還元率が0%である点です。キャンペーンやクーポン利用時以外は、メルカリユーザーでない場合は利用価値がありません。
メルカリ会員にこれから登録する場合は、招待コード「PSMEHQ」を入力すると、2,000ポイントがプレゼントされます。
私の時はたったの50ポイントだったので、今ならめっちゃお得です!
ゼロリスクでお得にポイントを得られるので、ぜひ「PSMEHQ」をご入力ください。ポイントはメルペイでSuicaチャージに使えます!
メルペイはメルカリ売上金やキャンペーンで得たポイントを使える点で便利ですが、日常のメインの決済手段としては適していません。
日々の支払いはポイント等の還元があるクレジットカード、電子マネー、プリペイドカード、Payサービスがお得です。
MAATルートだと4%
無料のANA PayはApple Payだと高還元に昇華します。マイラーだけではなく、現金還元希望の方にとっても有意義です。
Mastercardの三井住友カード ゴールドNL(最大2%)→au PAY(0.5%)→ANA Pay(0.5%)→トヨタウォレット(1.0%)だと合計4%還元です。頭文字を取ると「MAATルート」となります。
トヨタウォレットは、インターネットのMastercard加盟店での決済、電子マネーiD、Apple PayのSuicaやApple PayのPASMOへのチャージが可能です。
- 三井住友カード ゴールド(NL)→au PAY(最大2%のVポイント)※年100万利用&マイ・ペイすリボの繰り上げ返済を活用
- au PAY プリペイドカード→ANA Pay(0.5%)
- ANA Pay→TOYOTA Wallet(0.5%)※ANA Payで1マイル=1円で利用可能
- TOYOTA WalletでiD・Mastercardのネット払い・Apple PayのSuicaチャージ等(1.0%)
- 合計:4.0%
三井住友カード ゴールド(NL)は年会費無料で維持できるゴールドカードで、初年度のキャンペーンはお得です。
なお、エポスゴールドカード→MIXI M→ファミペイ→Apple PayのWAON→楽天ギフトカードのルートは封鎖されました。
楽天ギフトカードでチャージした楽天キャッシュは、楽天証券での投信積立、地方税や公共料金の支払いにも利用できるので、通常のコード決済以外でも有効活用できます。
なお、ドンキホーテでは、majicaアプリへのチャージがお得なキャンペーンを開催することがあります(ドンキのmajicaキャンペーン詳細)。
現金チャージしたmajica残高によって、ドン・キホーテで楽天ギフトカードを購入可能です(モバイルPOSAだと紙のギフトカードが在庫切れでも無問題)。
ドンキ以外での楽天ギフトカードの購入は、Apple PayのWAON、nanaco、ファミペイ等がお得です。
終了のPay
Origami Pay
Origami Payはアプリにクレジットカードを登録して、アプリでクレカで支払えるスマホ決済サービスでした。
Payの先駆者でお得なクーポンにメリットがありましたが、競争激化であえなく経営危機に陥り、メルペイにタダ同然で買収されました。
7pay
セブン&アイホールディングスの「7pay(セブンペイ)」は、セブン-イレブンで利用でき、支払いでnanacoポイントを獲得できました。
しかし、不正利用が相次いでセキュリティに対する懸念が払拭できなかったことから、開始から僅かな時間で終了しました。
各Payの比較
Payは顧客が店舗に掲示したQRコードを自分のスマートフォンで読み込むか、アプリのバーコードを店舗側の機械で読み取るだけで決済できます。
シンプルで簡便な仕組みとなっており、お店側にとっては低コストで簡単に導入でき、スタッフの教育の負担も小さく、更にauからの送客も期待できる点がメリットです。
2023年11月現在、多様なPayが提供されており、ニーズに応じて選択できます。
おすすめのPayの種類
- PayPay(お得なキャンペーン、PayPayポイントを利用可能)
- 楽天ペイ(ポイント二重取り、期間限定楽天ポイントを利用可能)
- d払い(期間限定dポイントを利用可能)
- au PAY(ポイント二重取り、お得なクーポン、請求書払い)
- LINE Pay(LINEポイントを消化可能)
- メルペイ(お得なキャンペーン)※メルカリアプリで利用可能
- ファミペイ(お得なキャンペーン)
- イオンペイ(お得なキャンペーン)
- Coke ON Pay(お得なキャンペーン)
- J-Coin Pay(お得なキャンペーン)
- ANA Pay(ANAマイル0.5%還元。クレジットカード→ANA Pay→TOYOTA Walletがお得)
- JAL Pay(JALマイル0.5%還元、お得なキャンペーン)
- 銀行Pay(TOYOTA Walletの初回チャージ方法設定で1,000円特典)
- にゃんPay(クロネコヤマト宅急便の料金割引)
- Amazon Pay:Amazonギフト券で国税のスマホアプリ納付が可能
最後に各スマホ決済サービスのうち、典型的なQRコード/バーコード決済サービスで、特におすすめのPayを比較します(いずれもiPhone・Androidで利用可能)。
項目 | PayPay | d払い | au PAY | 楽天ペイ | LINE Pay |
---|---|---|---|---|---|
独自のお得 | 0.5%~1.5%の残高 | 0.5%のdポイント (dカードなら合計1%) | 1%~4%のWALLETポイント | 1%~1.5%の楽天ポイント | 0.5%~5%のLINEポイント |
クレカ | ヤフーカード Visa Mastercard | Visa Mastercard JCB Amex | Mastercard アメックス 一部のJCB・Visa | 楽天カード VISA Mastercard アメックス | Visa Mastercard JCB Amex Diners |
ネット決済 | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ |
備考 | PayPayポイントを利用可 | 携帯料金合算払い ドコモ口座の残高を利用可 期間限定のdポイントを利用可 | クレジットカードチャージで、 ポイント二重取りが可能 請求書払いが高還元に | 期間限定の楽天ポイントを利用可 |
2022年12月1日からは国税でスマホアプリ納付が可能になり、便利でお得になりました。
特にAmazonギフト券を使えるAmazon Pay、ポイント二重取りがお得なau PAYには妙味があります。
Payサービスはスマートフォン一つで加盟店でサクッと簡単に支払うことが可能で便利です。
また、0.5%~2%程度のポイント還元、お得な割引、各種キャンペーンを享受できます。
「便利」かつ「お得」です。両方を高い次元で充足しているのが素晴らしい点。特におすすめなのは、以下5つです。
名前 | ポイント二重取り | 期間限定ポイントの消化 |
---|---|---|
au PAY | ○ (1%~1.7%程度) | × |
楽天ペイ | ○ (楽天カードで1.5%) | ○ (楽天ポイント) |
d払い | ○ (dカードで1%) | ○ (dポイント) |
PayPay | × (※クーポンや キャンペーンがお得) | - (PayPayポイントは無期限) |
LINE Pay | × (※LINEクレカ(P+) なら5%と高還元) | × |
Payサービスは生活の幅広いシーンでの決済に活用することができ、家計が頑健化します。お買い物・食事・旅行を楽しみましょう!
各Payは銀行口座からチャージできるサービスも多いですが、おすすめなのは便利でお得なクレジットカードでの支払いです。
多くのPayサービスはVISA、Mastercardを登録できます。その中でおすすめのカードについては、以下で徹底的に解説しています。
その他、年会費無料のおすすめクレジットカードについては以下にまとめています。
還元率が高いおすすめクレジットカードについては以下で丹念に分析しています。
飛行機に乗る機会がある方なら、マイルが貯まるクレジットカード、航空系クレジットカードがお得です。
JALマイルが貯まるクレジットカード、ANAマイルが貯まるクレジットカードの他、ダークホースとしてはマイレージプラスカードもバリューが高いです。
ポイントやマイルに興味がない方は、キャッシュバックのクレジットカードがお値打ち。ポイントを貯めて交換という作業も省きたい場合、自動キャッシュバックのクレジットカードだと手間フリーです。
クレジットカードの諸々のファクターに着目してランキングを作成しました。
高級カードになるとコース料理1名分無料サービス、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、コート預かりなどの充実した特典が魅力的です。
おすすめのゴールドカードについては、ゴールドカードのランキングをご参照ください。年会費無料のゴールドカード、年会費が安い格安ゴールドカードもあります。
これらの中でも特に優れたゴールドカードは以下で丹念に論述しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめゴールドカードは以下でご紹介しています。
おすすめのプラチナカードについては、プラチナカードのランキングをご参照ください。その中でも特に特筆に値するカードは以下で徹底的に解説しています。
クレジットカードの頂点であるブラックカードについては、以下で精緻に分析しています。
数多くのブラックカードの中から日本で発行されているカードのランキングを以下にまとめました。
実際にブラックカードを活用したところ、お金では買えない類稀なエクスペリエンスが可能でした。
日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめカードには、珠玉のクレジットカードが集結しています。
多様な項目での最強のクレジットカードについては、以下で論述しています。