ANAカードにはANA一般カードというランクがあります。年会費を抑えたスタンダードカードで、基本的なサービスが揃っているクレジットカードです。
カードショッピングでANAマイルを貯められる点、フライトマイルのアップ、入会搭乗・毎年初回搭乗ボーナスマイル、ANAカード共通の付帯特典などのベネフィットがあります。
ANA一般カードのメリット、デメリット、お得な使い方、各カードの比較についてまとめます。
目次
- カード基本情報
- 一般加盟店でのマイル付与率は0.5%~1.54%
- ANAグループではマイル付与率が+0.5%~1%
- Edyマイルプラス・AMCモバイルプラスで楽天Edyが高還元
- フライト・入会/継続とボーナスマイルがザクザク
- ANAマイレージモールでネット通販がお得
- 電子マネー対応
- Apple Payに対応!お買い物・Suicaチャージが可能
- ANA JCB一般カード/ソラチカ/ZEROのみの主な特典
- アメックス限定の特典
- VISA/Mastercardのみの主な特典
- ANAマイルの使い道
- ANA一般カード共通の特典
- JR東海エクスプレス予約で新幹線も安価に
- 付帯保険
- ANA一般カードとワイドカードの比較
- ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)とANA一般カード
- まとめ
カード基本情報
VISA/Mastercardは満18歳以上の方(高校生・大学生は除く)が申し込めます。学生は不可です。未成年の方は親権者の同意が必要です。
JCBは原則として18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方が申し込めます。
国際ブランド
ANA一般カードの国際ブランドは、VISA、Mastercard、JCB、アメックスの4種類です。世界5大国際ブランドのうち4つを選択できます。
ワイドゴールドカード以上にはあるダイナースクラブはありません。
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)、ANA VISA Suicaカード、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO、ANA VISA nimocaカードなど、交通系ICカード搭載型カードもあります。
また、20代の方までが発行できる年会費無料カードのANA JCBカード ZEROもあります。
カードフェイス
カードフェイスはANAらしいブルーを基調としたデザインです。
JAL・JCBカードはディズニー・デザインを選択できますが、ANAカードJCBにはディズニーデザインはありません。
また、ANA JCB一般カードには、ANA JCBワイドゴールドカードにはある限定デザインがありません。
年会費
ANA一般カードの本会員の年会費(税抜)は、ANAアメックスは7,000円、それ以外は2,000円が基本です。若年層向けのANA JCBカード ZEROは年会費無料。
ただし、ANA VISA/マスター 一般カードには年会費を引き下げる仕組みがあります。下表のカッコ内は割引後の年会費です。
カード名 | 年会費(割引後)税抜 | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
ANA JCBカード ZERO | 無料 | 無料 |
ANA JCB一般カード | 2,000円 | 1,000円 |
ANA To Me CARD PASMO JCB | 2,000円 (773円) | 1,000円 |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 7,000円 | 2,500円 |
ANA VISA/マスター 一般カード | 2,000円 (1,025円) | 1,000円 (475円) |
ANA VISA Suicaカード | 2,000円 (751円) | - |
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | 2,000円 (751円) | 1,000円 (475円) |
ANA VISA nimocaカード | 2,000円 (751円) | 1,000円 (475円) |
ANA VISAカード、ANA Mastercardの一般カードは工夫によって年会費を安く出来るのが魅力的です。リボ払いの「マイ・ペイすリボ」に登録して、年1回以上利用すれば割引があります。
ただし、一般カードはWEB明細とマイ・ペイすリボ登録の割引が重複して適用されません。
マイ・ペイすリボは初回のリボ払いの手数料がないので、毎月のリボ払いの金額を、カード利用限度額の全額に設定しておけば、全く手数料はかかりません。クレカの通常の1回払と同じように使えます。
手数料が高いのでリボ払いはNGが基本ですけれども、ANA VISAカードに関しては1回払いと同じように無料で使えるため問題ありません。年会費を割り引いてお得に使えます。
家族カードの年会費も、マイ・ペイすリボで割引があります。
ANA JCB一般カードの場合、スマリボを登録したら1,250円(税抜)のキャッシュバックを受けられます。
ただし、初回から利用額全額に対してリボ手数料が発生し、極小化するには銀行振込かATMでの繰り上げ返済が必要です。
メインカードは他にあってほとんど使わない場合以外は、年会費発生前のみスマリボに切り替えるか、毎月繰り上げ返済する運用に手間がかかります。
とはいえ、ソラチカカードなら、Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が高還元になります。最大1.54%となるので、手間をかけるのも選択肢です。
還元率2倍コースのマイル移行手数料
マイル還元率を1%にするためのマイル移行手数料はJCBが5,000円、その他の国際ブランドは6,000円(税抜)です。
Visa、Mastercard、JCBは上手く工夫すると3年に1回の支払いで済みます。一例としてVisa/Mastercardは以下のサイクルで負担を極小化できます。
- 2024年4月1日に2倍コース(応募方式)に登録(2025/3/31迄1ポイント→2マイルに)
- 2025年3月31日に全ポイントをマイルに移行
- 2025年4月1日~2027年3月31日の期間はポイントを交換しない(※2025年4月の獲得ポイントの有効期限は2027年4月末)
- 2027年4月にポイントをマイルに交換(※4月末までに交換しないとポイントが失効する点に注意)
後はこれを繰り返せば、マイル移行手数料の支払いは3年に1回で済みます。JCBも同様の取り扱いが可能です。
ANA VISA/マスター 一般カードは年3,025円(税抜)、交通系一般カードは年2,751円(税抜)まで保有コストが下がります。
スマリボの活用を許容できる場合は、ソラチカカードが、保有コスト年2,773円(税抜)でお得です。
公式サイトソラチカカード 公式キャンペーン
ETCカード
ETCカードは発行手数料・年会費無料です。有料のクレカもある中で無料なのは嬉しいですね!
ただし、VISA/Mastercard、アメックスの場合、年に1回のETCカードの利用がない場合は、翌年は500円(税抜)の年会費がかかります。
一般加盟店でのマイル付与率は0.5%~1.54%
ANA JCB一般カード / ソラチカカード
ANA JCB一般カード、ソラチカカードは、カード利用で1,000円につき「Oki Dokiポイント」が1ポイント付与されるのが基本です。
Oki Dokiポイントとは、JCBのポイント・プログラムです。携帯電話・電気・水道・ガス・NHK受信料・放送料金の支払時も、もちろんポイントが付与されます。
ポイントの有効期限は2年間で、1 Oki Dokiポイントを10 ANAマイルに交換でき、1,000円あたり10マイル(マイル付与率1%)を得られます。
Oki DokiポイントはANAマイル以外の多種多様な商品に交換することも可能です。
10マイルコースと5マイルコース
ポイントは多種多様な商品の他、ANAマイルに交換できます。ポイントのマイルへの交換レートは、2つのコースによって変わってきます。
- 10マイルコース:1ポイント→10マイル(マイル付与率1.0%)
- 5マイルコース:1ポイント→5マイル(マイル付与率0.5%)
ANAマイルの移行手数料は、10マイルコースは5,500円(税込)、5マイルコースは無料です。
マイルの移行の方法には、「マルチポイントコース」と「自動移行コース」があります。
マルチポイントコースは任意のタイミングでポイントをマイルに交換し、自動移行コースは自動的にマイルに交換されます。
年間の利用額に応じて最大1.06%のマイルが獲得可
ANA JCB一般カードはJCBスターメンバーズが適用されて、年間のショッピング利用金額が一定以上になると、翌年度のポイント還元率がアップします。
年間の集計期間は12月16日~翌年12月15日です。年間利用額50万円以上で「スターβ」、100万円以上で「スターα」となります。
スターβだと、10%のボーナスポイントが付与されます。このボーナスポイントは1ポイント3マイルで移行できます。マイル付与率は0.03%相当です。
スターα は、20%のボーナスポイントが付与され、0.06%のANAマイルに移行できます。
前年度の年間利用額 | ステージ | ボーナスポイント | ボーナスマイル付与率 |
---|---|---|---|
50万円以上 | スターβ | 10% | 0.03% |
100万円以上 | スターα | 20% | 0.06% |
「通常獲得ポイント」は1ポイント以上1ポイント単位、「ボーナスポイント」は500ポイント以上1ポイント単位で移行できます。
5マイルコース、10マイルコースの場合のマイル付与率は、年間利用金額に応じたボーナスを考慮すると下表のとおりです。
前年度の年間利用額 | ステージ | 5マイルコース | 10マイルコース |
---|---|---|---|
50万円未満 | - | 0.50% | 1.00% |
50万円以上 | スターβ | 0.53% | 1.03% |
100万円以上 | スターα | 0.56% | 1.06% |
マイル還元率の側面では、ANA一般カードではJCBはVISA/Mastercardに大きく劣後しています。
ソラチカカードはスマリボを活用すると最大1.54%還元
ソラチカカードは自動リボ払いサービスの「スマリボ」を活用すると、高還元で得することが可能です。
スマリボは基本的にはANA JCB一般カード、ソラチカカードを寝かす場合に、年会費が割引になってお得なサービスです。
しかし、繰り上げ返済の手間を許容できるなら、メインカードとしてガンガン活用する場合でもお得な制度です。
スマリボを設定すると、通常ポイント・マイルとは別に通常0.3%ANAマイル相当のOki Doki ボーナスポイントを得られます。
これをOki Dokiポイント→メトロポイント→ANAマイルという「新ソラチカルート」でANAマイルに移行すると、1.5倍の0.45%のANAマイルとなります。
したがって、ソラチカカードのANAマイル還元率は、最大1.54%となり、なんと年会費155,000円(税抜)のANAダイナースプレミアムを凌駕する高水準に昇華しますよ!
前年度の年間利用額 | 基本還元率 | 新ソラチカルート ボーナスマイル付与率 | 合計マイル付与率 |
---|---|---|---|
50万円未満 | 1% | 0.45% | 1.45% |
50万円以上 | 1% | 0.495% | 1.495% |
100万円以上 | 1% | 0.54% | 1.54% |
ただし、リボ手数料を最小化するためには、毎月カード締め日の15日にコンビニATMで繰り上げ返済して、更にその後に反映された利用分も確定日の20日に繰り上げ返済する必要があります。
- 毎月15日にコンビニATMで繰り上げ返済(約1ヶ月分の利用に対するリボ手数料を極小化)
- 毎月20日にコンビニATMで繰り上げ返済(16日~20日に利用明細に反映されたリボ手数料を極小化)
スマリボは毎月15日の締め日の翌日(16日)からリボ払い手数料が発生する仕様で、ポイントUPのためには1円以上の手数料発生が必要です。
したがって、ゆとりコース(10,001円以上でリボ手数料発生)の場合、15日には10,001円リボ残高が残るように繰り上げ返済すればOKです。
エポスカードのようにPay-easyで繰り上げ返済できると楽なのですが、JCBのスマリボはコンビニに行く必要があるのがデメリットです。
スマリボを活用した還元率UPの方法の詳細・注意点については、以下で解説しています。
ANA JCBカード ZEROは最大0.56%のマイルが獲得可
ANA JCBカード ZEROは10マイルコースがないので、基本は0.5%還元となり、年間ボーナスを含めると下表のとおりです。
前年度の年間利用額 | ステージ | ボーナス ポイント | ボーナス マイル付与率 | 合計 マイル付与率 |
---|---|---|---|---|
50万円以上 | スターβ | 10% | 0.03% | 0.53% |
100万円以上 | スターα | 20% | 0.06% | 0.56% |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは100円ごとに1ポイントを得られます。
貯めたポイントは、1,000ポイント単位で1,000 ANAマイルに移行できます。マイル付与率は1%です。
アメックスのポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」には、「ボーナスポイント・パートナーズ」という制度があります。
提携店でANAアメックスを利用するだけで、ポイントが通常より多く貯まります。100円あたり2ポイント、3ポイント、5ポイント、10ポイントの4種類があります。
利用ごとに100円未満の端数は切り捨てられてポイント付与の対象外となりますが、余程細かい支出を多発させない限りは、さほど大きな影響は出ません。
ANAアメックスのポイントをANAマイルに移行するには、一般カード(クラシック)の場合、年6,000円(税抜)の「ポイント移行コース」への登録が必要です。
ポイント移行コースの参加費は1年当たり6,000円(税抜)であり、自動更新となります。
ポイント移行コースへの登録期間中は、ポイントに有効期限(通常3年)がなくなります。有効期限が無期限のクレジットカードの一つです。
ポイント移行コースは有効期間が無期限というメリットがありますが、コストが高めです。未加入でもポイントの有効期間は3年で、マイル移行後のマイル有効期間も3年で合計6年間あります。
3年に1回「ポイント移行コース」に登録して、ANAマイル移行後に解約をすることで、マイル移行のコストを3年に1回(1年あたり税抜2,000円)に抑えることができます。
ANA VISAカード / Mastercard
VISA/MastercardのANA一般カードは、カード利用で200円(税込)につき1Vポイントが付与されるのが基本です。
税抜ではなく、税込なのが地味なメリットです。税抜980円(税込1,078円)といった場合は端数が無駄になりにくく効率的にポイントが貯められます。
「ワールドプレゼント」とは、三井住友カードのポイント・プログラムです。携帯電話・電気・水道・ガス・NHK受信料・放送料金の支払時も、もちろんポイントが付与されます。
ポイントはANAマイルに移行でき、マイル以外の多種多様な商品に交換することも可能です。
ポイントの有効期間は2年、マイル移行後のマイル有効期間が3年で最大5年間となります。
2倍コースと通常コース
ポイントは多種多様な商品の他、ANAマイルに交換可能。ポイントのマイルへの交換レートは、2つのコースによって変わってきます。
- 2倍コース:1ポイント→2マイル(マイル付与率1.0%)
- 通常コース:1ポイント→1マイル(マイル付与率0.5%)
ANAマイルの移行手数料は、2倍コースは6,000円(税抜)、通常コースは無料です。
マイルの移行の方法には、「応募方式」と「自動移行方式」があります。応募方式は任意のタイミングでポイントをマイルに交換し、自動移行方式は自動的にマイルに交換されます。
2倍コースの移行手数料は、マイルに移行しない年度は発生しません。つまり、自動移行方式だと毎年6,000円(税抜)がかかりますが、2年に1回移行すると1年あたりのコストは3,000円になります。
毎年マイルに移行する場合は自動移行がいいですが、2年に1度でOKなら応募方式が望ましいです。
なお、スケジュール管理が重要となりますが、2倍コースの移行手数料は最大で3年に1回で済みます。
- 2022年4月1日に2倍コース(応募方式)に登録(2023/3/31迄1ポイント→2マイルに)
- 2023年3月31日に全ポイントをマイルに移行
- 2023年4月1日~2025年3月31日の期間はポイントを交換しない(※2023年4月の獲得ポイントの有効期限は2025年4月末)
- 2025年4月にポイントをマイルに交換(※4月末までに交換しないとポイントが失効する点に注意)
後はこれを繰り返せば、マイル移行手数料の支払いは3年に1回で済みます。
ただし、ポイント交換を忘れて失効するリスクがあるので、Googleカレンダー等を利用してメールでアラームが届くように設定しましょう。
ANAグループではマイル付与率が+0.5%~1%
ANAカード特約店である「ANAカードマイルプラス」の提携店・対象商品では、利用金額100円または200円(税込)につき1マイルが積算されます。
以下の画像はセブン-イレブンで400円のお買い物をした例です。セブン-イレブンは200円あたり1マイルが加算されるので、0.5%の2マイルが加算されています。
通常のクレカ利用による0.5%/1%のポイントとは別に、更に0.5%~1%のマイルが貯まります。合計のマイル付与率は1%~2%になり、かなりお得になります!
アメックスのみANAカードマイルプラス提携店のうち、ANAグループのANA航空券、旅行商品、機内販売などを購入する際には特別にポイントが加算されて、マイル付与率2.5%になります。
還元率
- JCB/ソラチカ:2.0%(年間利用額に応じて最大2.06%)
- JCB ZERO:1.5%(年間利用額に応じて最大1.56%)
- アメックス:2.5%
- VISA/Mastercard:2.0%
レストランやカフェの利用でもザクザクとANAマイルが貯まっていきます。
クレカのポイントとは別にマイルを得られるのはお得感があります。
時折ANAカードマイルプラスのボーナスマイルが多くもらえるキャンペーンが開催されることがあります。
使いやすいコンビニ・スーパーで、ANA一般カード決済による基本0.5%~1%と合わせて合計で1.5%~2%のマイルが得られてバリューが高いです。
対象店舗の中ではセブン-イレブン、イトーヨーカドー、マツモトキヨシあたりは日常的に使いやすくてお得です。
また、ANAアメックス・ゴールド限定ではありませんが、利用でANAマイルが貯まるお店・サービスがあります。
ANAマイレージクラブ「暮らしの提携パートナー」の利用でマイルを獲得可能。ホテル、レンタカー、タクシー、ネットショッピング、グルメ、車検など幅広いジャンルがあります。
公式サイトの各ジャンルページにて、「AMC番号の提示で貯める」にチェックを入れると出てきます。
例えば、日本全国のANAグルメマイル参加店にて、カードを提示のうえでマイル精算希望の旨を伝えると、利用金額100円(税込)あたり1マイルが貯まります。
Edyマイルプラス・AMCモバイルプラスで楽天Edyが高還元
ANAカードに搭載されている電子マネーの楽天Edyを使うと、200円あたり1ANAマイルが得られます(マイル付与率0.5%)。おサイフケータイでも同様にANAマイルを貯める設定が可能です。
これだとメリットに乏しいですが、「ANAマイレージクラブ モバイルプラス」という制度に加入すると、楽天Edyの利用が高還元となるのが利点です。
月会費は300円(税抜)であり、コストは年3,600円(税抜)。ドコモ・au・ソフトバンクの契約者が加入でき、支払い方法は以下の通りです。
- NTTドコモ:SPモード決済(コンテンツ決済サービス)
- su:auかんたん決済
- SoftBank:ソフトバンクまとめて支払い
これに入会すると、楽天Edyの利用で得られるANAマイルが3倍(200円あたり3ANAマイル)になります。マイル付与率1.5%です。
マツモトキヨシ・紀伊國屋書店などのEdyマイルプラス対象店舗では200円あたり4マイルが貯まり、マイル付与率2%となります。
フライト・入会/継続とボーナスマイルがザクザク
ANA一般カードなら通常のフライトマイルに加えて、区間ごとのボーナスマイルがプレゼントされます。「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10%」がもらえます。
ANA便はもちろん、スターアライアンス加盟航空会社を含めた提携航空会社のフライトでマイルが貯まります。
航空連盟 | 航空会社名 |
---|---|
スターアライアンス加盟 | エーゲ航空 |
エアカナダ | |
中国国際航空 | |
エア インディア | |
ニュージーランド航空 | |
アシアナ航空 | |
オーストリア航空 | |
アビアンカ航空 | |
ブリュッセル航空 | |
コパ航空 | |
クロアチア航空 | |
エジプト航空 | |
エチオピア航空 | |
エバー航空 | |
LOTポートランド航空 | |
ルフトハンザ ドイツ航空 | |
スカンジナビア航空 | |
シンセン航空 | |
シンガポール航空 | |
南アフリカ航空 | |
スイスインターナショナルエアラインズ | |
TAPポルトガル航空 | |
タイ国際航空 | |
ターキッシュ エアラインズ | |
ユナイテッド航空 | |
スター アライアンス コネクティングパートナー | 吉祥航空 |
その他(マイレージ提携) | エア ドロミティ |
マカオ航空 | |
エティハド航空 | |
ユーロウィングス | |
ガルーダ・インドネシア航空 | |
ジャーマンウィングス | |
ジェットエアウェイズ | |
オリンピック航空 | |
フィリピン航空 | |
ヴァージン アトランティック航空 | |
ベトナム航空 |
ボーナスマイルはANAグループ便にマイル精算対象運賃で搭乗した場合、または他社が運航する日本国内のコードシェア便をANA便名にて予約・搭乗した場合対象になります。
航空券の便名がANA便名であっても、国際線の他社運航によるコードシェア便は対象外となります。
ANA「ダイヤモンドサービス」「プラチナサービス」「ブロンズサービス」の期間中は、それぞれの割増ボーナスが適用されます。割増率の大きい方が適用され、合算はされません。
一例として、東京(羽田・成田)発着の国内線路線において、得られるANAマイル一覧は下表のとおりです。100%が区間基本マイルです。
区間/運賃別積算率 | 150% | 125% | 100% | 75% | 50% |
---|---|---|---|---|---|
札幌 | 765 | 637 | 510 | 382 | 255 |
稚内 | 1,018 | 848 | 679 | 509 | 339 |
女満別 | 913 | 761 | 609 | 456 | 304 |
旭川 | 864 | 720 | 576 | 432 | 288 |
根室中標津 | 907 | 756 | 605 | 453 | 302 |
オホーツク紋別 | 934 | 778 | 623 | 467 | 311 |
釧路 | 832 | 693 | 555 | 416 | 277 |
帯広 | 789 | 657 | 526 | 394 | 263 |
函館 | 636 | 530 | 424 | 318 | 212 |
秋田 | 418 | 348 | 279 | 209 | 139 |
大館能代 | 471 | 392 | 314 | 235 | 157 |
庄内 | 327 | 272 | 218 | 163 | 109 |
仙台 | 265 | 221 | 177 | 132 | 88 |
新潟 | 250 | 208 | 167 | 125 | 83 |
大島 | 111 | 92 | 74 | 55 | 37 |
八丈島 | 265 | 221 | 177 | 132 | 88 |
富山 | 264 | 220 | 176 | 132 | 88 |
小松 | 316 | 263 | 211 | 158 | 105 |
能登 | 310 | 258 | 207 | 155 | 103 |
名古屋 | 289 | 241 | 193 | 144 | 96 |
大阪 | 420 | 350 | 280 | 210 | 140 |
岡山 | 534 | 445 | 356 | 267 | 178 |
広島 | 621 | 517 | 414 | 310 | 207 |
岩国 | 685 | 571 | 457 | 342 | 228 |
山口宇部 | 765 | 637 | 510 | 382 | 255 |
鳥取 | 492 | 410 | 328 | 246 | 164 |
米子 | 576 | 480 | 384 | 288 | 192 |
萩・石見 | 711 | 592 | 474 | 355 | 237 |
高松 | 531 | 442 | 354 | 265 | 177 |
徳島 | 493 | 411 | 329 | 246 | 164 |
松山 | 657 | 547 | 438 | 328 | 219 |
高知 | 589 | 491 | 393 | 294 | 196 |
北九州 | 801 | 667 | 534 | 400 | 267 |
福岡 | 850 | 708 | 567 | 425 | 283 |
佐賀 | 876 | 730 | 584 | 438 | 292 |
大分 | 748 | 623 | 499 | 374 | 249 |
熊本 | 852 | 710 | 568 | 426 | 284 |
長崎 | 915 | 762 | 610 | 457 | 305 |
宮崎 | 841 | 701 | 561 | 420 | 280 |
鹿児島 | 901 | 751 | 601 | 450 | 300 |
沖縄 | 1,476 | 1,230 | 984 | 738 | 492 |
石垣 | 1,836 | 1,530 | 1224 | 918 | 612 |
宮古 | 1,737 | 1,447 | 1158 | 868 | 579 |
マイルの積算率は、運賃の種類で変わります。
- 150%:プレミアム運賃など
- 125%:プレミアム特割・旅割28・株主優待割引運賃など
- 100%:ビジネスきっぷ・出張@割・ビジネスリピートなど
- 75%:特割・旅割・株主優待割引・乗継特割・乗継旅割など
- 50%:個人包括旅行割引運賃・シニア空割・旅割 Xなど
東京発着の国際線路線において、得られるANAマイル一覧(片道)は下表のとおりです。
地域 | 路線 | 150% | 125% | 100% | 70% | 50% | 30% |
---|---|---|---|---|---|---|---|
米国・ カナダ | シアトル | 7,162 | 5,968 | 4,775 | 3,342 | 2,387 | 1,432 |
サンフランシスコ | 7,695 | 6,412 | 5,130 | 3,591 | 2,565 | 1,539 | |
サンノゼ | 7,743 | 6,452 | 5,162 | 3,613 | 2,581 | 1,548 | |
ロサンゼルス | 8,187 | 6,822 | 5,458 | 3,820 | 2,729 | 1,637 | |
ヒューストン | 9,987 | 8,322 | 6,658 | 4,660 | 3,329 | 1,997 | |
シカゴ | 9,424 | 7,853 | 6,283 | 4,398 | 3,141 | 1,884 | |
ニューヨーク | 10,105 | 8,421 | 6,737 | 4,715 | 3,368 | 2,021 | |
ワシントンD.C. | 10,143 | 8,452 | 6,762 | 4,733 | 3,381 | 2,028 | |
ホノルル | 5,746 | 4,788 | 3,831 | 2,681 | 1,915 | 1,149 | |
バンクーバー | 7,021 | 5,851 | 4,681 | 3,276 | 2,340 | 1,404 | |
欧州 | ロンドン | 9,321 | 7,767 | 6,214 | 4,349 | 3,107 | 1,864 |
フランクフルト | 8,892 | 7,410 | 5,928 | 4,149 | 2,964 | 1,778 | |
ミュンヘン | 8,799 | 7,332 | 5,866 | 4,106 | 2,933 | 1,759 | |
デュッセルドルフ | 8,938 | 7,448 | 5,959 | 4,171 | 2,979 | 1,787 | |
パリ | 9,291 | 7,742 | 6,194 | 4,335 | 3,097 | 1,858 | |
ブリュッセル | 9,090 | 7,575 | 6,060 | 4,242 | 3,030 | 1,818 | |
アジア・ オセア ニア | 上海 | 1,666 | 1,388 | 1,111 | 777 | 555 | 333 |
北京 | 1,969 | 1,641 | 1,313 | 919 | 656 | 393 | |
香港 | 2,734 | 2,278 | 1,823 | 1,276 | 911 | 546 | |
広州 | 2,733 | 2,277 | 1,822 | 1,275 | 911 | 546 | |
大連 | 1,563 | 1,302 | 1,042 | 729 | 521 | 312 | |
青島 | 1,659 | 1,382 | 1,106 | 774 | 553 | 331 | |
厦門 | 2,280 | 1,900 | 1,520 | 1,064 | 760 | 456 | |
杭州 | 1,809 | 1,507 | 1,206 | 844 | 603 | 361 | |
瀋陽 | 1,480 | 1,233 | 987 | 690 | 493 | 296 | |
成都 | 3,150 | 2,625 | 2,100 | 1,470 | 1,050 | 630 | |
武漢 | 2,295 | 1,912 | 1,530 | 1,071 | 765 | 459 | |
ソウル | 1,137 | 947 | 758 | 530 | 379 | 227 | |
台北 | 1,995 | 1,662 | 1,330 | 931 | 665 | 399 | |
シンガポール | 4,968 | 4,140 | 3,312 | 2,318 | 1,656 | 993 | |
ジャカルタ | 5,418 | 4,515 | 3,612 | 2,528 | 1,806 | 1,083 | |
バンコク | 4,303 | 3,586 | 2,869 | 2,008 | 1,434 | 860 | |
ホーチミンシティ | 4,059 | 3,382 | 2,706 | 1,894 | 1,353 | 811 | |
ハノイ | 3,445 | 2,871 | 2,297 | 1,607 | 1,148 | 689 | |
マニラ | 2,820 | 2,350 | 1,880 | 1,316 | 940 | 564 | |
クアラルンプール | 5,007 | 4,172 | 3,338 | 2,336 | 1,669 | 1,001 | |
ヤンゴン | 4,476 | 3,730 | 2,984 | 2,088 | 1,492 | 895 | |
デリー | 5,484 | 4,570 | 3,656 | 2,559 | 1,828 | 1,096 | |
ムンバイ | 6,301 | 5,251 | 4,201 | 2,940 | 2,100 | 1,260 | |
シドニー | 7,294 | 6,078 | 4,863 | 3,404 | 2,431 | 1,458 |
マイルの積算率は、予約クラスで変わります。100%が区間基本マイルです。
積算率 | エコノミークラス | プレエコ | ビジネスクラス | ファーストクラス |
---|---|---|---|---|
150% | J | F、A | ||
125% | C、D、Z | |||
100% | Y、B、M | G、E | ||
70% | U、H、Q | N | P | |
50% | V、W、S、T | |||
30% | L、K |
ANA一般カードの場合は、これらのマイル数の10%のボーナスマイルが得られます。また、カード入会・継続のボーナスマイルは1,000マイルです。
毎年マイルがもらえるのは嬉しいですね。国内線特典航空券を1マイル2円で使えば、なんと実質的に毎年2,000円がバックされることになり、年会費の負担を減らすことができます。
家族のマイルを合算できる「ANAカードファミリーマイル」に登録(無料)すれば、家族全員のマイルが無駄なく利用でき、マイルの使い道が広がります。
ANAマイルはJALマイルと同様にマイレージ会員の死亡時は、所定の手続きを経て家族がマイルを相続することができます。
会員本人の死亡証明書や裁判所の命令など、故人である会員のマイルの相続権を有することを確かに証明する書類を、死亡後6ヵ月以内にANAに提示すればOKです。
ANAマイレージモールでネット通販がお得
ANAが運営するポイントモール「ANAマイレージモール」も当然に利用可能です。経由での利用金額に応じて直接ANAマイルが貯まります。
ANAマイレージモールは直接マイルが貯まり、シンプルでわかりやすいのがメリットです。
サイト名 | 利用額とマイル | マイル付与率 |
---|---|---|
楽天市場 楽天トラベル | 200円 = 1マイル | 0.50% |
Yahoo!ショッピング | 300円 = 1マイル | 0.33% |
ユニクロオンラインストア | 300円 = 1マイル | 0.33% |
じゃらんnet Yahoo!トラベル 一休.com 一休.com レストラン | 200円 = 1マイル | 0.50% |
マツモトキヨシ | 100円=1マイル | 1.00% |
Amazon (一部カテゴリーのみ) | カテゴリーによる |
なお、アメックス以外のANA一般カードは、ANAマイレージモールとは別に、カード発行会社のポイントモールも利用できます。
JCBは「Oki Doki ランド」、VISA/Mastercardは三井住友カードの「ポイントUPモール」を利用できます。
電子マネー対応
JCBはポストペイ型の電子マネー「QUICPay」、VISA/Mastercardは「iD」利用でマイルが得られます。事前のチャージが不要で便利な電子マネーです。
ANA JCB一般カード/ソラチカカードはJCB発行のカードなので、「QUICPay(nanaco)」を使えます。本来はプリペイド式のnanacoが後払いのQUICPayとして利用できるサービスです。
セブン-イレブンにてnanacoカードに搭載されているQUICPayでお買い物すると、200円(税抜)ごとに1ポイントが貯まります。更にQUICPayに登録したクレジットカードのポイントも貯まります。
セブン-イレブンは「ANAカードマイルプラス」の対象店舗で0.5%のマイルが特別に貯まり、マイル付与率は合計1.5%になります。
クレジットカードでの決済だけではなく、「ANA JCBを指定しているQUICPayでの支払い」もマイル付与率が1.5%となります。
500nanacoポイントは250ANAマイルに交換できるので、QUICPay(nanaco)は0.25%のANAマイルが取れることになります。
合計1.75%のANAマイルを獲得可能。キーホルダー型のANA QUICPay+nanacoも同様です。
厳密にはカード利用分とANAカードマイルプラス利用分は税込で、QUICPay(nanaco)の分は税抜なので、端数が出ない場合の最大還元率が1.73%となります。
いずれのANA一般カードも、nanaco、楽天Edy、モバイルSuicaではマイルを得られません。PiTaPaの利用ではマイルを得られます。まとめると下表のとおりです。
カード名 | JCB | アメックス | VISA/Mastercard |
---|---|---|---|
nanaco | - | - | - |
楽天Edy | - | - | - |
WAON | - | - | - |
モバイルSuica | - | - | - |
PASMO | - | - | - |
SMART ICOCA | - | - | - |
PiTaPa | ◯ | - | ◯ |
iD | - | - | ◯ |
QUICPay | ◯ | - | - |
マイル付与対象外の電子マネーへのチャージでポイントを得たい場合は、サブカードとして対応のクレジットカードを使いましょう。
ANAカードですと、SuicaはANA VISA Suica、PASMOはANA東急カードが年会費最安値(税抜751円)で維持できます。PASMOはソラチカカードも有力です。その他おすすめのクレジットカードは下表の通りです。
電子マネー | カード名 | 還元率 | 年会費(税込) |
---|---|---|---|
nanaco | セブンカード・プラス | 0.50% | 無料 |
楽天Edy | リクルートカード | 1.20% | 無料 |
エポスカード | 0.50% | 無料 | |
WAON | イオンカードセレクト | 0.50% | 無料 |
JALカード (JCB/ TOKYU/DC) | 0.5-1.0% | 2,200-34,100円 | |
モバイルSuica | ビックカメラSuicaカード | 1.50% | 年1回の利用で無料 |
「ビュー・スイカ」カード | 1.50% | 524円 | |
PASMO | Apple PayのPASMOは Tカード Primeがお得 | 最大1.5% | 実質無料 |
TOKYU CARD ClubQ JMB | 1.00% | 1,100円 | |
ANA To Me CARD PASMO JCB | 0.5-1.0% | 2,200円(初年度無料) | |
OPクレジットカード | 0.50% | 年1回の利用で無料 | |
JALカード OPクレジット | 0.5-1.0% | 2,200円 | |
モバイルPASMO、 SMART ICOCA | リクルートカード (VISA / Mastercard) | 1.20% | 無料 |
Delight JACCS CARD | 1.00% | 無料 | |
オリコカードザポイント | 1.00% | 無料 |
Apple Payに対応!お買い物・Suicaチャージが可能
7以降のiPhone、Series 2以降のApple Watchは、おサイフケータイに類似するサービス「Apple Pay」が利用可能です。
モバイルSuicaに類似した仕組みで電車・バス等に乗ることができます。また、iDかQUICPay・nanaco・WAONの店舗でお買い物することが可能です。
Suica、PASMO(モバイルPASMO)、nanaco、WAONは使えますが、SMART ICOCA、PiTaPaには対応していません。
JCBグループ、三井住友カード、アメックス発行のANAカードなら、Apple Payに登録して利用できます。
JCB、アメックスをApple Payに登録すると、QUICPayとして割り当てられて、全国のQUICPay加盟店でお買い物でき、ポイントも貯まります。
VISA/MastercardをApple Payに登録すると、iDとして割り当てられて、全国のiD加盟店でお買い物できます。Vポイントも貯まります。
iDもQUICPayも主要なコンビニ、スーパー、ドラッグストアなど多くの方が日用的に使う店舗は幅広く抑えています。しかし、一部では片方しか使えない店舗もあります。
JCB、アメックス、Mastercardは、Apple PayのWalletアプリ内のSuicaチャージに使えます。
どの国際ブランドもQUICPay/iD利用分はポイント付与の対象ですが、ANA VISA Suicaカード以外はSuicaチャージは対象外です。モバイルSuicaへのチャージと同一です。
Apple PayとSuica、国際ブランドの関係については、以下にまとめています。
Apple Payが使えるクレジットカードについては、以下で比較しています。
その中でおすすめ
Apple PayのSuica機能の詳細、アップルペイでのSuicaチャージでポイントが貯まるクレジットカードについては、以下で分析しています。
実際にApple Payを使ってみた感想については、以下にまとめています。
ANA JCB一般カード/ソラチカ/ZEROのみの主な特典
0.5%のANAマイルかキャッシュバックが受けられる「ANA JCB プリペイドカード」へ無料でチャージすることが可能です。
ANA JCB一般カードは、海外にあるJCBプラザ ラウンジを利用できます。
サービス内容
- インターネット、プリントアウト無料サービス
- 日本語新聞、雑誌の閲覧
- 現地ガイドブック、情報誌の閲覧
- ドリンクサービス
- マッサージ機
- レンタル傘サービス
- お荷物の当日中一時預かり
また、「JCBトッピング保険」に加入できます。安価な保険料で、最高1億円の多額の補償が得られる「日常生活賠償プラン」に加入できるのがメリットです。
日常の個人賠償責任が訴訟費用を含めて、最高1億円まで補償されます。自転車搭乗時の賠償責任も補償対象です。
エクスペディアで海外のホテルを予約する際、JCB会員限定のクーポン券を発行して、JCBカードで支払うと、宿泊料金が8%OFFとなります。
エクスペディア割引のキャンペーンは期間限定ですが、毎年更新されています。また、Booking.comで10%OFFの割引も受けられます。
「Agoda」での最大10%OFF、Hotels.comでの4%OFFの優待キャンペーンも開催。期間限定ですが、度々更新されています。
「J-Basket」という有料オプションもあります。JCBトラベルのポイントアップ、会員限定の宿泊プラン・ツアー、会員誌、全国4,000箇所以上での優待・割引というベネフィットがあります。
更新カードを発送する際にも、住所変更がないか確認してくれてユーザーフレンドリーです。
世界文化遺産「東寺」での貸切イベント、関西有名テーマパークでのハロウィーン・パーティー、クリスマスパーティー、JCB MUSIC LOUNGE、妙心寺 退蔵院 特別拝観など、会員限定のイベントも充実しています。
その他、JCBタクシーチケット、JCB手話デスクなど、JCBカードに共通する特典については以下で解説しています。
JCBカードの種類は多様であり、ハイ・クオリティー・カードが揃っています。おすすめカードについては、以下で丹念に分析しています。
アメックス限定の特典
ANA一般カードの中ではANAアメックスのみ空港ラウンジを利用できます。しかもカード会員だけではなく、同伴者も1名無料です。旅行や出張がはかどりますね。
ゴールドカードでも同伴者は有料というクレジットカードが大多数です。同伴者は1名無料は絶大なメリットです。
配偶者や恋人がいたら飛行機待ちがはかどります。2名で出張する際には、同僚と出発までラウンジで寛ぐことができます。同僚がラウンジに入れない場合は、自分だけ入るのは気が引けるので便利です。
下表の国内主要空港のラウンジに加えて、ハワイ・ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港のIASS EXECUTIVE LOUNGEを利用できます。
地域 | 空港名 | ラウンジ名 |
---|---|---|
北海道 | 新千歳空港 | スーパーラウンジ ノースラウンジ |
函館空港 | 国内線ビジネスラウンジ | |
東北 | 青森空港 | エアポートラウンジ |
秋田空港 | ラウンジロイヤルスカイ | |
仙台空港 | ビジネスラウンジ EAST SIDE | |
関東 | 羽田空港 | 第1旅客ターミナル POWER LOUNGE CENTRAL POWER LOUNGE NORTH / SOUTH 第2旅客ターミナル エアポートラウンジ(南) POWER LOUNGE CENTRAL POWER LOUNGE NORTH 第3旅客ターミナル SKY LOUNGE |
成田国際空港 | IASS EXECUTIVE LOUNG 1 IASS EXECUTIVE LOUNG 2 (※成田は全ラウンジでアルコール1杯無料) | |
中部 北陸 | 新潟空港 | エアリウムラウンジ |
富山空港 | ラウンジ らいちょう | |
小松空港 | スカイラウンジ白山 | |
中部国際空港セントレア | プレミアムラウンジ セントレア(アルコール無料) | |
関西 | 大阪国際空港 (伊丹空港) | ラウンジオーサカ |
関西国際空港 | カードメンバーズラウンジ 六甲/アネックス六甲/金剛 | |
神戸空港 | ラウンジ神戸 | |
中国 | 岡山空港 | ラウンジ マスカット |
広島空港 | ビジネスラウンジ もみじ | |
米子鬼太郎空港 | ラウンジ DAISEN | |
山口宇部空港 | ラウンジきらら | |
四国 | 高松空港 | ラウンジ讃岐 |
松山空港 | ビジネスラウンジ | |
徳島空港 | エアポートラウンジ ヴォルティス | |
九州 沖縄 | 北九州空港 | ラウンジひまわり |
福岡空港 | ラウンジTIME/ノース ラウンジTIME/サウス ラウンジTIMEインターナショナル | |
長崎空港 | ビジネスラウンジ アザレア | |
大分空港 | ラウンジ くにさき | |
阿蘇くまもと空港 | ラウンジ ASO(アルコール無料) | |
鹿児島空港 | スカイラウンジ菜の花 | |
那覇空港 | ラウンジ華~hana~ | |
ハワイ | ダニエル・ K・イノウエ 国際空港 | IASS HAWAII LOUNGE |
ラウンジではソフトドリンクが飲めますし、電源コンセントや新聞・雑誌などが用意されており、出発までの時間を快適に過ごせます。アルコールやスナックが用意されているラウンジもあります。
成田のIASS EXECUTIVE LOUNGE 1/2、中部のプレミアムラウンジ セントレア、熊本のラウンジ ASOは、無料アルコールのサービスがあります。
羽田空港パワーラウンジは、雰囲気が良好で手荷物検査後の場所にもあり、ハイクオリティです。
窓からは飛行機も見えて開放的です。
コーヒー・カフェラテ等、緑茶・アールグレイ・メイプルナッツティー、紅茶とルイボスティーをブレンドしたジュアアルディペコ、各種ジュース(オレンジ・トマト)、水・牛乳・黒酢ジュース・豆乳入り青汁などがあります。
雑誌、新聞も完備されており、フライトまでの時間をくつろぐことが可能です。
以下は成田空港のラウンジ「IASS EXECUTIVE LOUNGE 1」です。席の脇には電源コンセントもありスマホ・タブレット・PC等を充電できます。
成田のラウンジはビールかウイスキーが1杯無料です。柿の種をおつまみにして無料で飲めるのは嬉しいですね^^
ミネラルウォーター、お茶類、ジュース、コーヒーなどソフトドリンク類も揃っています。
おつまみが豊富で、おかき、チョコ、柿の種など複数。ビジネスの仕事ができるデスクもあり、もちろん電源コンセントもあります。
また、中部国際空港のみですけれども、空港クロークサービスも利用できます。
乗継便の待ち時間などに、空港内手荷物預かり所で荷物を無料で預けられます(カード会員1名につき荷物2個まで無料)。出発までの空港内での買物や食事を身軽で楽しめます。
旅行の際はとにかく荷物がかさばるので、それを無料で預けられるのは最高。利用は当日のみ有効ですので、日をまたいで預けることはできません。
空港からのアクセスが良好な駐車場で、割引・優待特典を受けることも可能です。
空港名 | 駐車場名 | 優待内容 |
---|---|---|
成田空港 | サンパーキング成田店 | 通常駐車料金より38%オフ |
関西国際空港 | 安い関空駐車場 | 通常駐車料金より20%オフ |
VIPカーデリバリーサービス | 通常駐車料金より20%オフ |
また、伊丹空港では駐車場の優先予約を利用可能。その他、アメックスブランド共通の特典を享受できます。
VISA/Mastercardのみの主な特典
人気が高いホテル宿泊サイトであるExpedia、Hotels.comでお得な割引を享受できます。
また、VISA/MastercardのANA一般カードを保有していると、ANA銀聯カードも発行できます。
銀聯ブランドは中国で最もよく使われるクレジットカードであり、中国の大都市から地方都市まで、2,000万店以上の銀聯加盟店で利用できます。
マイル付与率は0.5%で、年会費は無料。新規入会時は通常は税抜2,000円(家族カードは税抜500円)のカード発行手数料がかかりますが、現在はキャンペーンで無料です。
原則として5年後の更新時は、本会員1,000円(税抜)、家族会員500円(税抜)の手数料が発生します。
ANA銀聯カードを保有していると、上海の銀聯コールセンターで日本語での対応が受けられて、中国旅行や滞在において安心できるサポートとなります。
三井住友銀聯カード・ANA銀聯カードの詳細
「ANA VISAプリペイドカード」という国際ブランド付きプリペイドカードがあります。月々の利用金額に応じて、0.5%でANAマイルが貯まるのが大きなメリットです。
チャージ残高の上限はいずれも30万円であり、高額の決済にも十分に対応できます。5万円や10万円が上限だと、高いお買い物ができなくて不便ですので、この点はナイスです。
セキュリティ・信頼性に不安が残る店舗やネット通販サイトでの決済に便利です。サブカードとして使うと使い勝手が良好です。
端数を使い切りたい場合は、Amazonギフト券を購入すればOKなので、使わなくなった時も困る心配はありません。
VISA/MastercardのANA一般カードであればチャージが無料となります。
ANAマイルの使い道
ANA一般カードで貯めたマイルは、ANA、スターアライアンス加盟航空会社の特典航空券などと交換できます。世界最大級の航空連合でワールド・ワイドなフライトが可能です。
主な交換先
- 国内線/国際線の特典航空券、今週のトクたびマイル
- 提携航空会社特典航空券
- ANA国際線アップグレード特典
- ANA SKY コイン
- トクたびマイル
- ANAショッピング A-styleでの利用
- 提携ポイントやクーポンとの交換
- 多種多様なアイテムへの交換(ANAセレクション)
- ホテル宿泊・レストランのお食事券
ANAマイルの使い道詳細
他にANA国内線にお得に搭乗する方法としては、ユナイテッド航空のマイル活用があります。クレジットカード「マイレージプラスカード」で貯まります。
ユナイテッド航空はANAと提携関係にあり、かつ同じ航空連合のスター・アライアンスに属していることから、日本国内ではANA国内線の搭乗に使うことが可能です。
ANA一般カード共通の特典
ANA一般カードはANAグループや提携先でお得になる割引・優待の特典を利用できます。
- 空港内店舗「ANA FESTA」での割引 (5%OFF)
- 空港内免税店「ANA DUTY FREE SHOP」での割引 (5%OFF)
- 国内線・国際線の機内販売割引 (10%OFF)
- 成田空港でのパーキング割引
- 「ANAショッピング A-style」での割引 (5%OFF)
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービス
- ANAカード会員専用運賃「プレミアムビジネスきっぷ」
- ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカー5%割引
- ハーツレンタカー5~20%割引
特に使いやすいのは全国各空港にある「ANA FESTA」での5%割引です。1,000円(税込)以上のお買い物の際、レジでANAカードを提示すればOKです。
株主優待などの他の割引・クーポン券との併用はできません。郵便製品・書籍類・酒類・煙草などの一部商品または一部店舗(ANA FESTA内スターバックス コーヒー)は対象外ですが、それでも使いやすいです。
2016年4月1日からは、ANA一般カードでもANA DUTY FREE SHOPを5%OFFで利用できるようになりました。
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービスは、予約の際にANAカード会員の旨を伝えると、ベストフレキシブル料金から5%割引となります。
時期によってはネット最安値よりリーズナブルに宿泊できることがあります。素泊まりだとお得になる傾向があります。
ANAインターコンチネンタルホテル東京は六本木にあります。都心部で東京観光には便利です。
ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイに宿泊したことがあります。熊本駅前の立地で空港からはバス一本で行けます。
2016年4月1日から、ANAショッピング A-styleでのお買い物は、ANAショッピングポイントとの併用でも5%の割引適用となりました。
ANAオリジナルアロマ、ファーストクラス・ビジネスクラス搭載ワインなど、魅力的なANAならではの独自商品を購入できます。
また、ANAカード会員は、高島屋SHILLA&ANAでの割引を受けられます。一般カードは5%OFF、ワイドカード以上は10%OFFとなります。
毎月のカード利用明細には「ANA CARD information」が同封されており、ANAカードの最新情報を把握できます(Web明細なら会員サイトで確認可能)。
ANA機体工場見学会、ANAビジネス/ファーストクラス機内食試食&見学、国内線プレミアムクラスお弁当&ANA機体工場見学会、シークレットコンサート、宝塚貸切公演、横浜F・マリノス特別席での観戦など、ANAカード会員限定のイベントにも参加できます。
JR東海エクスプレス予約で新幹線も安価に
ANA一般カードはどの国際ブランドでも、東海道・山陽新幹線(東京~博多間)の座席を、スマートフォンや携帯電話、PCからオンライン予約・変更できる「エクスプレス予約」を使えます。
従来は「プラスEX」でしたが、2017年9月から「エクスプレス予約」にリニューアルされました。
専用のICカードを使うことで、切符を受け取る必要がなくなります。在来線との乗り継ぎも交通系ICカードとの併用でOKです。
予約後は「EX予約専用ICカード」を改札機にタッチするだけで、スムーズに東海道・山陽新幹線に乗車できます。
紙の切符よりも割引運賃が適用されて、東京~名古屋間、東京~大阪間などの移動がお得で便利になります。ただし、1枚あたり年会費1,000円(税抜)が発生します。
エクスプレス予約は、ビックカメラSuicaカード、ビューカード スタンダード、ルミネカードなどのビューカードを保有すると年会費無料で使えるモバイルSuicaでも利用できます。
JR東日本のビューカードが発行しているプロパーのビューカードをモバイルSuicaに登録して使う場合も、JR東日本乗車ポイントは適用されます。
ちなみにJALカードSuica、ANA VISA Suicaカード(航空系クレジットカード)も対象です。
付帯保険
ショッピング保険
ANA一般カードに付帯しているショッピング保険は以下のとおりです。
- JCB:最高100万円(自己負担3,000円)※海外・リボのみ
- アメックス:最高200万(自己負担1万円)
- Visa/Mastercard:最高100万円(自己負担3,000円)※海外・リボ・分割払いのみ
圧倒的に優れているのはANAアメックスです。国内、海外を問わず購入したほとんどの商品について、破損・盗難などの損害を購入日から90日間、1名につき年間最高200万円まで補償されます。
事故があったら、通話料無料のフリーダイヤルに電話すると、「保険金請求書」を送ってくれます。
請求書を「必要添付書類」、「カードご利用控」とともに返送すればOKです。1事故につき1万円の免責があります。
年間200万円という多額の補償があるので、安心してお買い物できます。
買ったばかりの高価な物が壊れたらショックです。しかし、ANAアメックスならそのような時も安心です。
有価証券、預貯金証書、旅券、印紙、切手、船舶、航空機および自動車など一部対象外となる商品もあります。ただし、アメックスに限った話ではなく、どのクレジットカードでも類似の規定があります。
特筆すべきなのは、スマートフォン、パソコンも補償の対象である点です。iPhone、Xperia、GALAXY、iPad、ノートPCなどをアメックスで購入すると、しっかりと補償対象となります。
他のクレジットカードのショッピング保険では、スマホ・ノートPCは対象外というカードが多いです。アメックスはこれらも守られる点にエッジ・優位性があります。
iPhone等のスマホ購入におすすめのクレジットカードと高く評価できます。
海外旅行傷害保険
ANA JCBカード ZEROには付帯していません。その他のJCB、Visa/Mastercardは死亡・後遺障害(最高1000万円)、救援者費用(最高100万円)のみです。
ANAアメックスのみ充実の海外旅行保険(利用付帯)で保護されます。なんと一般カードであるにもかかわらず、家族特約があるのが大きなメリットです。
補償項目 | カード会員 | 会員の家族 |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高3000万円 | 最高1000万円 |
傷害治療費用 | 最高100万円 | 最高100万円 |
疾病治療費用 | 最高100万円 | 最高100万円 |
賠償責任 | 最高3000万円 | 最高3000万円 |
携行品損害(※) | 1旅行最高30万円 | 1旅行最高30万円 |
救援者費用 | 最高200万円 | 最高200万円 |
※免責3,000円、年間限度100万円
さすがのアメックスであり、保険が充実しています。携行品損害は使う機会が多いので安心です。
最も利用頻度が高い傷害治療・疾病治療(ケガや病での入院費用など)が100万円と少なめなのはデメリットです。
しかし、年会費無料で海外旅行保険が自動付帯のエポスカードや横浜インビテーションカードをサブカードとして寝かせておけばカバーできます。
死亡・後遺障害以外の補償は上乗せされるので、これらは使わなくてもお得なクレジットカードです。
これら3枚のカードを保有していたら、ANAアメックスと合わせて合計で670万円の疾病治療・600万円の傷害治療の補償を確保できるので問題ありません。
国内旅行傷害保険
ANAアメックスには国内旅行保険も付帯しています。利用付帯で最高2000万円の死亡・後遺障害の補償があります。しかも会員の家族も最高1000万円の補償がつきます。
ANA JCBカード ZEROには付帯していません。その他のJCB、Visa/Mastercardは死亡・後遺障害(最高1000万円)のみです。
ANA一般カードとワイドカードの比較
JCBとVisa/MastercardのANAカードには、一般カードの他に「ワイドカード」があります。
スタンダードカードとゴールドカードの中間のカテゴリーのクレジットカードです。
ANA ワイドカードは年会費が高いものの、フライトボーナスが25%にパワーアップします。また、継続ボーナスが上がり、旅行傷害保険が充実します。
一般カード | ワイドカード | 差額 | |
---|---|---|---|
年会費(税抜) | 2,000円 | 7,250円 | 5,250円 |
継続ボーナス | 1,000マイル | 2,000マイル | 1,000マイル |
フライトボーナス | +10% | +25% | +15% |
ANAワイドカード特典 | × | ◯ | 有無 |
SFCカード自動移行 | × | ◯ | 有無 |
旅行傷害保険 | 最高1000万円 | 最高5000万円 | 4000万円 |
家族カード年会費(割引後) | 1,000円 | 1,500円 | 500円 |
年会費の差額(ワイドカード-一般カード)は5,250円(税抜)です。フライトボーナス・継続ボーナスで5,250円を超える価値のマイルを得られるか否かが、ワイドカードか一般カードかの選択のキモです。
継続ボーナスの差は1,000マイルなので、1マイル1.5円換算だと1,500円、2円換算だと2,000円、3円換算だと3,000円の価値があります。
5,670円からこれらの金額を引いた額の分、フライトボーナスで稼げるか否かが損益分岐点となります。
フライトボーナスは、「区間基本マイレージ×積算率(クラス・運賃倍率)×10%(25%)」で計算します。
1マイルの価値を1.5円/2円/3円に設定した場合、損益分岐となる年間フライト数は下表のとおりです。積算率ごとに算出しています。
マイル積算率 | 1マイルの価値 | ||
---|---|---|---|
1.5円 | 2円 | 3円 | |
150% | 12,356 | 8,156 | 3,956 |
125% | 14,827 | 9,787 | 4,747 |
100% | 18,533 | 12,233 | 5,933 |
75% | 24,711 | 16,311 | 7,911 |
70% | 26,476 | 17,476 | 8,476 |
50% | 37,067 | 24,467 | 11,867 |
30% | 61,778 | 40,778 | 19,778 |
多くの方が利用すると思われる積算率75%で1マイル2円で計算すると、年間で16,311マイルが必要です。
東京⇔伊丹の場合は77.7回、東京⇔沖縄は22.1回の搭乗となります。国内線だけだとフライトマイルが低いのでハードルが高めとなります。
国際線で積算率70%の場合は、年間17,476マイルです。東京⇔ホノルルは6.5回、東京⇔香港は13.7回の搭乗でOKです。
主にビジネス利用で積算率100%の場合は、もっと少ない回数で達成可能です。東京⇔沖縄は12.4回、東京⇔ホノルルは4.6回、東京⇔香港は6.7回の搭乗でOKです。
下表は1マイルの価値を1.5円・2円・3円と考えた場合、対象路線に何回乗れば、ワイドカードと一般カードの損益分岐点に到達するかです。単位は回数です。
路線とマイル積算率 | 1マイルの価値 | ||
---|---|---|---|
1.5円 | 2円 | 3円 | |
国内線(東京⇔伊丹/100%) | 66.2 | 43.7 | 21.2 |
国内線(東京⇔伊丹/75%) | 117.7 | 77.7 | 37.7 |
国内線(東京⇔沖縄/100%) | 18.8 | 12.4 | 6.0 |
国内線(東京⇔沖縄/75%) | 33.5 | 22.1 | 10.7 |
国際線(東京⇔香港/100%) | 10.2 | 6.7 | 3.3 |
国際線(東京⇔香港/70%) | 20.7 | 13.7 | 6.6 |
国際線(東京⇔ホノルル/100%) | 6.9 | 4.6 | 2.2 |
国際線(東京⇔ホノルル/70%) | 9.9 | 6.5 | 3.2 |
ただし、これに達しない場合でも、ANAワイドカード特典を重視する場合は、ANAワイドカードという選択肢もあります。
ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)とANA一般カード
ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)一般カードは、ANA一般カードではなく、ANAワイドカードに相当します。
ANA一般カードから(SFC一般カードに切り替える場合は、審査落ちのリスクが僅かに存在します。
したがって、SFC修行を行う方、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)に入会する予定の場合は、申し込みたいSFCと同等のANAカードを事前に発行しておくのが無難です。
こうしておけば、ANAプレミアムメンバーの「プラチナ」になった時点で、同じグレード・同じ国際ブランドのSFCカードに無審査で切り替えることができ、万が一の審査落ちのリスクをなくすことができます。
SFC発行時に審査落ちする悪夢の事態を確実に回避するためには、ANAワイドカード、ANAワイドゴールドカード、ANAプラチナ プレミアムカードがおすすめです。
プレミアムメンバー専用デスクかANAカードデスクに電話すれば、切り替えの専用用紙を送ってくれるので、返送すればOKです。
将来的にANAスーパーフライヤーズカード(一般カード)を視野に入れている場合は、ワイドカード以上のANAカードが候補です。
ANAスーパーフライヤーズ会員になると、ANAラウンジ、国際線特典航空券の優先予約、フライトごとのボーナスマイル、座席アップグレード、優先チェックインカウンター・専用保安検査場、手荷物受け取りの優先、手荷物許容量の優待、優先搭乗などの絶大なメリットが付帯します。
ANAラウンジが同伴者1名まで無料で使い放題なのは嬉しいところですね。洗練されたゴージャスな空間で搭乗直前までゆったりと寛げます。
ANAラウンジは、ビジネス向けの電源付きデスク、食事向けのテーブル、外の景色を快適に見れる窓際席、ファミリー・複数人向けのスペースなど多様な席があります。
リラックスして寛ぐ席だけではなく、ビジネスパーソン向けに集中して作業ができるデスクもあり、パソコンの作業も快適。出発前までに仕事をすることも可能です。
ビール、ウイスキー・焼酎、おつまみのスナックも用意されています。羽田空港国内線のANAラウンジは日本酒が充実。
また、青汁、緑茶・紅茶・烏龍茶・ホットコーヒー、カフェラテ、ミネラルウォーター、牛乳、コールドのジュース・トマトジュース・野菜ジュース・烏龍茶・ポッカレモンもあります。
新聞・雑誌も多種多様な種類があり、無料のWi-Fiも通っており、搭乗の直前まで居心地が秀逸なラウンジで快適に過ごせます。
ANAラウンジは出たらすぐに搭乗口があるのが絶大なメリットです。ラウンジに流れるアナウンスを聞いてから出発しても、優先搭乗に十分に間に合います。
国際線になるとシャワーがあって食事もゴージャス。一例として羽田空港 国際線のANAラウンジについては、以下で徹底的に解説しています。
まとめ
ANA一般カードの違いについて比較をまとめると、下表のとおりです(年会費は最安値で、ANAアメックス以外は初年度無料)。
項目 | アメックス | VISA MasterCard | TOKYU POINT ClubQ | Suica | |
---|---|---|---|---|---|
年会費(税抜) | 7,000 | 1,025 | 751 | 751 | |
家族カード年会費(税抜) | 2,500 | 475(入会後1年間無料) | - | ||
マイル移行手数料 | 6,000 | ||||
ETCカード手数料(税抜) | 無料 | 年1回の利用で無料(未使用時は500円) | |||
マイル付与率 | 一般加盟店 | 1% | 1.0% | ||
特約店 | 2% | 2.0% | |||
航空券等 | 2.5% | 2.0% | |||
マイル有効期間 | 無期限 | 2年 | |||
フライトボーナス | 10% | ||||
入会/継続ボーナスマイル | 1,000/1,000 | ||||
ANAワイドカード特典 | - | ||||
空港ラウンジ | ○(同伴者1名無料) | - | |||
手荷物無料宅配 | 片道 | - | |||
日本語による救急サービス | ○ | ||||
24時間健康・医療相談 | - | ||||
ショッピング保険(自己負担) | 年間最高200万(1万円) 国内外 | 最高100万(3,000円) 海外・リボ・分割のみ | 最高100万(3,000円) 海外・リボのみ | ||
海外航空便遅延お見舞金制度 | - | ||||
電子マネー(マイル付与) | - | iD PiTaPa | iD PiTaPa PASMO | iD PiTaPa Suica | |
その他付帯特典 | アメックス共通特典 | 三井住友カード | 三井住友カード 東急カード | 三井住友カード VIEWカード | |
独自ポイント | - | - | TOKYU POINT | JRE POINT | |
旅行保険 | 国内外ともに自動付帯(Amexは利用付帯) | ||||
海外旅行傷害保険 | 家族特約(カッコ内は家族) | ◯ | - | ||
死亡・後遺障害 | 最高3000万円(1000万) | 1000万 | |||
傷害治療 | 最高100万(同額) | - | |||
疾病治療 | 最高100万(同額) | - | |||
救援者費用 | 最高200万(同額) | 100万 | |||
賠償費用 | 最高3000万(同額) | - | |||
携行品損害(1旅行/年) | 最高 30万/100万(同額) 自己負担3,000円 | - | |||
国内旅行傷害保険 | 家族特約(カッコ内は家族) | ◯ | - | ||
傷害死亡・後遺障害 | 最高2000万円(1000万) | 1000万円 | |||
入院保険金日額 | - | - | |||
通院保険金日額 | - | - | |||
手術保険金(最高) | - | - |
ANA一般カードの解説
ANA一般カードの中でおすすめなのは、ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)です。
世代を超えて愛される傑出した航空系カード、マイルが貯まるクレジットカードであり、順風満帆・視界良好で新しい世界へ雄飛する機会を手に入れられます。
メトロポイント→ANAマイルを1対0.9(90%)のレートでマイルに移行できるのが絶大なメリットです。陸で最大級にANAマイルを獲得できます。
自動リボ払いサービスの「スマリボ」を活用すると、なんと還元率が1.54%に上昇します。
幾多のANAカードの中でも突出したベネフィットであり、フライトに八面六臂の活躍を見せてくれます。
ソラチカカードはANA・JCB・東京メトロが渾身の力を込めたクレジットカードで、陸でのマイル獲得の真髄を極める究極のエレガンスがあり、魂を揺さぶる程の最高潮に達したエネルギーがあります。
陸でも空でもドンドンとANAマイルを貯められて、本気一本槍で新たな地平へ雄飛できます。ソラチカカードがある暮らしは、沸々と喜びが湧き上がってくる世界。
税込2,200円(初年度無料)の年会費が発生しますけれども、毎年1,000マイルの継続ボーナスが付与されます。
1マイル2円と考えると年会費はほぼトントンとなります。それで90%のメトロポイント→ANAマイル交換など、卓越したベネフィットを享受できます。
PASMOオートチャージでもANAマイルを獲得可能。ANAマイルの使い道は多様であり、旅行・出張に役立ちます。
アメックスやダイナース等の高級カードと同様にソラチカカード会員限定のイベントも開催されており、人生がもっと楽しくなるクレジットカードです。
慈愛さえ感じるような豊潤なお得さには身震いする程であり、八面六臂の活躍を見せてくれます。
ジョジョで喩えると「キラークイーン」のような一撃必殺の威力を秘めています。歴史の偉人で例えると、ジャンヌ・ダルクのような戦闘力があります。
空前の低金利の時代には、ソラチカカードのお得度は絶大な威力があります。お得にフライトでき、トラベル・人生を豊かに彩ることができます。
入会キャンペーンも充実しており、大量のANAマイルを得ることができます。
公式サイトANA JCB / ソラチカカード 公式キャンペーン
ANA JCBカード ZEROは魅力が落ちます。ANA JCB一般カードは2,200円(税込/初年度無料)の年会費で1,000マイルの継続ボーナスを獲得できるので、これだけでも保有する価値はあります。
ANA JCB 一般カードとワイドカードの相違点については、以下で精緻に分析しています。
ANA JCBカードの入会キャンペーンについては、以下で丹念に解説しています。
TOKYU POINTやPASMOを搭載したANAカードがよければ、 TOKYU POINT ClubQが候補となります。Suicaチャージでマイルを貯めたい場合は、ANA VISA Suicaカードで決まりです。
空港ラウンジ、充実の保険などアメックスならではのトラベル特典がほしい場合はANAアメックスが候補となります。
ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
実際に私はアメックスのSFCカードを保有していますが、三井住友カードのANA一般カード、ANAJCBカードも保有しています。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
国際ブランドごとのANAカードの一覧は下表の通りです。
カード名 | 運営会社 | 国際ブランド | 独自機能 |
---|---|---|---|
ANA JCB 一般カード等 ANA JCBカード ZERO | JCB | JCB | |
ANA To Me CARD PASMO JCB ソラチカゴールドカード | JCB、To Me CARD | PASMO メトロポイント | |
ANA VISAカード | 三井住友カード | Visa | |
ANA Mastercard | Mastercard | ||
ANA VISA Suicaカード | 三井住友カード ビューカード | Visa | Suica |
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | 三井住友カード 東急カード | Mastercard | PASMO TOKYU POINT |
ANA VISA nimocaカード | 三井住友カード nimoca | Visa | nimoca |
ANAアメックス | アメックス | Amex | |
ANAダイナース | 三井住友トラストクラブ | Diners Club |
主な特徴
- 利用可能店舗が多い→ANA VISAカード、ANA Mastercard
- 手間はかかるがリボ活用で高還元→ソラチカカード、ソラチカゴールドカード
- コンビニATMでの返済OK→ソラチカカードが1.54%還元でお得
- 一般/ワイドカードのマイル1%手数料が安価・ゴールド以上は保険が充実→ANA JCBカード
- トラベル関連のベネフィットが充実→ANA アメックス
- ダイニング特典が充実→ANA ダイナースカード
ANA VISA nimoca カードのスペックはANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードと同一で、国際ブランドがVisa、電子マネー機能がnimocaという点が異なります。
なお、ANAカードではありませんが、JCBからJCB一般カードないしゴールドカードとANAマイレージクラブカードの機能を融合させたクレジットカードが出ています。
しかし、これよりはANA JCBカードの方が圧倒的にマイル付与率が高いので、ANA JCBカードの方がお得です。
一つの航空会社だけを使うのではなく、提携の複数の航空会社を利用する方なら、提携航空券等購入時の3%という驚異的なマイル付与率となるスカイトラベラーカードもお得です。
ライバルのJAL普通カードについては、以下で徹底的に比較しています。