ANA JCBワイドカードというクレジットカードがあります。ANA(全日空)とJCBが提携して発行しているANAカードです。
ANAワイドカードの特典とJCBの特典が融合しています。ANS VISA/マスターワイドカードと比較すると、マイル付与率が大きく見劣る点が難点です。
ANA JCBワイドカードのメリット、デメリット、お得な使い方、他のANAカードとの比較についてまとめます。
年会費
ANA JCBワイドカードの国際ブランドはJCBです。本会員の年会費は7,250円(税抜)で、家族カードの年会費は1,500円(税抜)です。
ANA JCBワイドカードはANA VISA/マスター ワイドカードのように、リボ払いの登録で年会費を下げることはできません。
ETCカードは発行手数料・年会費無料です。有料のクレカもある中で無料なのは嬉しいですね!
ANA VISA/マスターとは異なり、ETCカードの利用がない場合でも年会費は発生しません。これは良心的です。
ANA JCBはソラチカカードを除き、複数の種類のカードを同時に保有できません。ANA JCB ZERO/ JCB一般カード/ワイドカード/ワイドゴールドカード/プレミアムカードのうちどれか一枚のみ持てます。
ANAマイレージクラブカードの「スキップサービス機能」が付いており、ANA 国内線搭乗時にチェックイン不要でスムーズにANA航空機に搭乗できます。
ANAマイル付与率は最大1.06%
ANA JCBワイドカードは、カード利用で1,000円につき「Oki Dokiポイント」が1ポイント付与されるのが基本です。
Oki Dokiポイントとは、JCBのポイント・プログラムです。携帯電話・電気・水道・ガス・NHK受信料・放送料金の支払時も、もちろんポイントが付与されます。
ポイントの有効期限は、2年間と長めです。ポイントの有効期限は1年というカードもある中で2年なのは嬉しいですね。ポイント失効のリスクが減少します。
10マイルコースと5マイルコース
ポイントは多種多様な商品の他、ANAマイルに交換できます。ポイントのマイルへの交換レートは、2つのコースによって変わってきます。
- 10マイルコース:1ポイント→10マイル(マイル付与率1.0%)
- 5マイルコース:1ポイント→5マイル(マイル付与率0.5%)
ANAマイルの移行手数料は、10マイルコースは5,000円(税抜)、5マイルコースは無料です。
マイルの移行の方法には、「マルチポイントコース」と「自動移行コース」があります。
マルチポイントコースは任意のタイミングでポイントをマイルに交換し、自動移行コースは自動的にマイルに交換されます。
5マイルコースの場合はマイル移行手数料がないので、移行を忘れないようにマルチポイントコースが便利です。
10マイルコースの場合は、移行手数料はマイルに移行しない年度は発生しません。
つまり、自動移行コースだと毎年5,000円(税抜)がかかりますが、2年に1回移行すると1年あたりのコストは2,500円(税抜)になります。
毎年マイルに移行する場合は自動移行がいいですが、2年に1度でOKならマルチポイントコースが望ましいです。
なお、スケジュール管理が重要となりますが、10マイルコースの移行手数料は最大で3年に1回で済みます。
- 2019年1月1日に10マイルコースに登録(2019/12/31迄1ポイント→10マイルに)
- 2019年12月31日に全ポイントをマイルに移行
- 2020年1月1日~2022年12月31日の期間はポイントを交換しない(※2020年1月の獲得ポイントの有効期限は2022年1月末)
- 2022年1月にポイントをマイルに交換(※1月末までに交換しないとポイントが失効する点に注意)
後はこれを繰り返せば、マイル移行手数料の支払いは3年に1回で済みます。
ただし、ポイント交換を忘れて失効するリスクがあるので、Googleカレンダー等を利用してメールでアラームが届くように設定しましょう。
1マイルの価値については諸説がありますけれども、ビジネスクラスで利用した場合は1マイル3円以上に跳ね上がります。実質的な還元率が3%といった数字になります。
じっくりとマイルを貯めて2年に1度マイルに移行してビジネスクラスで利用するのが最もお得です。
国内の一般航空券でも1マイル1.5~2円程度の価値はあるので、ANAの飛行機に乗る機会がある方にとっては、ANAカードはお得なクレジットカードです。
年間の利用額に応じて最大1.06%のマイルが獲得可
ANA JCBワイドカードはJCBスターメンバーズが適用されて、年間のショッピング利用金額が一定以上になると、翌年度のポイント還元率がアップします。
年間の集計期間は12月16日~翌年12月15日です。年間利用額50万円以上で「スターβ」、100万円以上で「スターα」となります。
スターβだと、10%のボーナスポイントが付与されます。このボーナスポイントは1ポイント3マイルで移行できます。マイル付与率は0.03%相当です。
スターα は、20%のボーナスポイントが付与され、0.06%のANAマイルに移行できます。
前年度の年間利用額 | ステージ | ボーナスポイント | ボーナスマイル付与率 |
---|---|---|---|
50万円以上 | スターβ | 10% | 0.03% |
100万円以上 | スターα | 20% | 0.06% |
「通常獲得ポイント」は1ポイント以上1ポイント単位、「ボーナスポイント」は500ポイント以上1ポイント単位で移行できます。
5マイルコース、10マイルコースの場合のマイル付与率は、年間利用金額に応じたボーナスを考慮すると下表のとおりです。
前年度の年間利用額 | ステージ | 5マイルコース | 10マイルコース |
---|---|---|---|
50万円未満 | - | 0.50% | 1.00% |
50万円以上 | スターβ | 0.53% | 1.03% |
100万円以上 | スターα | 0.56% | 1.06% |
マルチポイントコース 10マイルがおすすめ
手動でマイルを移行する「マルチポイントコース」と、自動で移行してくれる「自動移行コース」のどちらがよいかは、マイル移行の頻度によります。
毎年必ずマイルを移行するのであれば、マイル自動移行コースが便利です。
ただし、ポイント有効期限(2年)とあわせて2年に1回、マイル移行するならば移行手数料が1年あたり半額の2,500円(税抜)で済みます。
金額面ではマルチポイントコースがお得です。ただし、移行を忘れてしまうとポイントが無駄になってしまうため、自動移行が無難です。
また、「10マイルコースと5マイルコースのどちらがよいのか?」も重要な論点です。1マイルの価値を2円と考えた場合で計算します。
2年に1回マイルを移行する場合、損益分岐点は年250,000円(税抜)の利用です。これ未満なら5マイル、超なら10マイルコースがお得です。
- 10マイル:還元額5,000円(2,500マイル×2円)-年会費7,250円-実質移行手数料2,500円=-4,750円
- 5マイル:還元額2,500円(1,250マイル×2円)-年会費7,250円=-4,750円
毎年マイルを移行する場合、損益分岐点は年500,000円(税抜)の利用です。これ未満なら5マイル、超なら10マイルコースがベターです。
年間利用額ごとの実質還元額(1マイル2円換算)の一覧は下表のとおりです。年会費・ステージボーナスを考慮しています。
年間利用額 | 年1回マイル移行 | 2年に1回マイル移行 | ||
---|---|---|---|---|
10マイル | 5マイル | 10マイル | 5マイル | |
100,000 | -11,230 | -6,830 | -8,530 | -6,830 |
200,000 | -9,230 | -5,830 | -6,530 | -5,830 |
300,000 | -7,230 | -4,830 | -4,530 | -4,830 |
400,000 | -5,230 | -3,830 | -2,530 | -3,830 |
500,000 | -2,930 | -2,530 | -230 | -2,530 |
600,000 | -870 | -1,470 | 1,830 | -1,470 |
700,000 | 1,190 | -410 | 3,890 | -410 |
800,000 | 3,250 | 650 | 5,950 | 650 |
900,000 | 5,310 | 1,710 | 8,010 | 1,710 |
1,000,000 | 7,970 | 3,370 | 10,670 | 3,370 |
1,500,000 | 18,570 | 8,970 | 21,270 | 8,970 |
2,000,000 | 29,170 | 14,570 | 31,870 | 14,570 |
3,000,000 | 50,370 | 25,770 | 53,070 | 25,770 |
ちなみに頑張ってビジネスクラスの航空券と交換し、1マイル3円で使う場合の実質還元額の一覧は下表のとおりです。
年間利用額 | 年1回マイル移行 | 2年に1回マイル移行 | ||
---|---|---|---|---|
10マイル | 5マイル | 10マイル | 5マイル | |
100,000 | -10,230 | -6,330 | -7,530 | -6,330 |
200,000 | -7,230 | -4,830 | -4,530 | -4,830 |
300,000 | -4,230 | -3,330 | -1,530 | -3,330 |
400,000 | -1,230 | -1,830 | 1,470 | -1,830 |
500,000 | 2,220 | 120 | 4,920 | 120 |
600,000 | 5,310 | 1,710 | 8,010 | 1,710 |
700,000 | 8,400 | 3,300 | 11,100 | 3,300 |
800,000 | 11,490 | 4,890 | 14,190 | 4,890 |
900,000 | 14,580 | 6,480 | 17,280 | 6,480 |
1,000,000 | 18,570 | 8,970 | 21,270 | 8,970 |
1,500,000 | 34,470 | 17,370 | 37,170 | 17,370 |
2,000,000 | 50,370 | 25,770 | 53,070 | 25,770 |
3,000,000 | 82,170 | 42,570 | 84,870 | 42,570 |
ただし、スーパーフライヤーズカード(SFC)目的でANA JCBワイドカードに入る場合は5マイルコースも選択肢です。
メインカードはダイナースプレミアム、ANAダイナース プレミアム等のマイル付与率が高いカードの場合は、年会費が低い5マイルコースがベストです。
ANAカード特約店ではマイル付与率が1%~2%に!
ANAカード特約店である「ANAカードマイルプラス」の提携店・対象商品では、利用金額100円または200円(税込)につき1マイルが積算されます。
以下の画像はセブンイレブンで400円のお買い物をした例です。セブンイレブンは200円あたり1マイルが加算されるので、0.5%の2マイルが加算されています。
通常のクレカ利用による0.5%/1%のポイントとは別に、更に0.5%~1%のマイルが貯まります。合計のマイル付与率は1%~2%になり、かなりお得になります!
レストランやカフェの利用でもザクザクとANAマイルが貯まっていきます。
クレカのポイントとは別にマイルを得られるのはお得感があります。
時折ANAカードマイルプラスのボーナスマイルが多くもらえるキャンペーンが開催されることがあります。
一例としては、2017年3月31日10:00~4月30日23:59は、セブン-イレブン・イトーヨーカドーの対象店舗でANAカードでクレジット決済すると、通常の2倍の1%(税込200円あたり2マイル)が得られます。
使いやすいコンビニ・スーパーで、ANAカード決済による基本0.5%/1%と合わせて合計で1.5%/2%のマイルが得られてバリューが高いです。
ANAカードマイルプラスの店舗・サービス一覧は下表のとおりです。セブンイレブン、イトーヨーカドー、マツモトキヨシあたりは日常的に使いやすくてお得です。
ジャンル | 名前 |
---|---|
航空 | ANA・ANAグループ国内線・国際線 航空券、ANA国内線・国際線 機内販売 |
コンビニ・スーパー | セブン-イレブン、イトーヨーカドー |
ドラッグストア | マツモトキヨシ |
空港・駐車場 | ANA Cargo、三井のリパーク、羽田空港第1(P1)、第4(P4)駐車場、羽田空港第2、第3駐車場、新千歳空港A駐車場、新千歳空港B駐車場、大阪国際(伊丹)空港駐車場、高松空港駐車場、松山空港駐車場、高知龍馬空港駐車場、仙台空港駐車場、広島空港駐車場、長崎空港駐車場、熊本空港駐車場、サンパーキング(羽田空港、成田空港)、三井のリパーク |
託児所 | アンジュ保育園 |
土産・免税店 | JTB商事、三洋堂、高島屋免税店SHILLA&ANA、メルセデス ミー 東京羽田 |
レンタカー | ニッポンレンタカー |
ペット | 羽田空港ペットホテル |
モバイル | グローバルWiFi、TripFever「ili」、WiFiレンタルどっとこむ |
レストラン・食品 | スターバックス、ANAカードマイルプラス・グルメ、京成友膳、メルセデス ミー、TripFever「海外レストラン予約」、アクアクララ、日本百貨店しょくひんかん |
百貨店 | 高島屋、阪急百貨店、阪神百貨店、大丸・松坂屋、大丸福岡天神店 |
ショッピングモール | 沖縄アウトレットモール あしびなー |
通販 | ANAショッピング A-style、セブンネットショッピング |
フラワーギフト | 日比谷花壇(hibiyakadan.com)、インターネット花キューピット |
ファッション | イセタン羽田ストア(メンズ)ターミナル2、コナカ、ジ エアポート ストア ユナイテッドアローズ、紳士服のフタタ、SUIT SELECT、はるやま、P.S.FA、フォーエル、HAL SUIT、ナルミヤ公式通販サイト、ファミリア、ACE、コンタクトのアイシティ、サムソナイト、Orobianco、ゼロハリバートン |
引越 | アート引越センター、サカイ引越センター |
住宅 | 東京ガスリックリビング |
出版 | ダイヤモンド社、プレジデント、東洋経済新報社、日経BP社 |
ゴルフ場 | ANAカードマイルプラス加盟ゴルフコース、カヌチャリゾート、ハイランドリゾート |
家電 | ダイソン、ヤマダ電機LABI、ラオックス |
リラクゼーション | グローバルスポーツ医学研究所、ヘルフェン、たかの友梨ビューティクリニック、エルセーヌ |
タクシー | イースタンエアポートモータース、多古タクシー、東京MKタクシー、ハロー・トーキョー、グリーンキャブ、中央無線タクシー、東京無線タクシー、大和自動車交通、石川交通 |
ガソリンスタンド | JX日鉱日石エネルギー(ENEOS)、出光興産 |
鉄道・バス等 | エアポートリムジンバス、京成スカイライナー |
エンタメ・チケット | エクセル航空、沖縄美ら海水族館、ルスツリゾート/遊園地(入園券)、サホロリゾート ベア・マウンテン |
スポーツ | 沖縄ダイビングショップ マリーン プロダクト、ルスツリゾート/スキー・アクティビティ、サホロリゾート スキー場、グリーンピア大沼 ウィンターアクティビティ |
オークラ ホテルズ & リゾーツ | ホテルオークラ札幌、ホテルオークラ新潟、オークラフロンティアホテルつくば、オークラ アカデミアパーク ホテル、オークラ千葉ホテル、ホテル イースト21東京、フォレスト・イン昭和館、オークラフロンティアホテル海老名、オークラアクトシティホテル浜松、京都ホテルオークラ、ホテルオークラ神戸、ホテルオークラ福岡 |
東急ホテルズ | 札幌エクセルホテル東急、札幌東急REIホテル |
ザ・テラスホテルズ | ザ・テラスクラブ アット ブセナ、ザ・ブセナテラス、ジ・アッタテラス クラブタワーズ、ザ・ナハテラス、ジ・ウザテラス ビーチクラブヴィラズ |
シギラリゾート | シギラベイサイドスイート アラマンダ、ホテルブリーズベイマリーナ、ウェルネスヴィラ ブリッサ |
かりゆしホテルズ | Okinawa Spa Resort EXES、沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ、沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ |
その他ホテル | 三井ガーデンホテルズ、ルートインホテルズ、ホテルモントレ、カヌチャリゾート、ルスツリゾート、カフーリゾートフチャクコンド・ホテル、京急EXイン、宮崎観光ホテル、エムズホテルクレール宮崎、ANA ホリデイ・イン リゾート 宮崎、ホテル法華クラブグループ、ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ、ホテル秀水園、ロイヤルパークホテル ザ 汐留、スターゲイトホテル関西エアポート(旧 全日空ゲートタワーホテル大阪)、西鉄ホテルズ、大和屋本店、ホテルノルド小樽、サホロリゾートホテル、プラザホテル、八百治博多ホテル、万世閣ホテルズ、ハマノホテルズ、尾道国際ホテル、大分オアシスタワーホテル、強羅環翠楼、橋本パークホテル、グリーンピア大沼、レオパレスホテルズ、ネストホテル熊本、ソルヴィータホテル那覇、ホテルリブマックス、KIZASHI THE SUITE、蔵群、ホテルマイステイズ羽田、富山地鉄ホテル、JRホテルクレメント高松、ホテルラングウッド上越、リーガロイヤルグラン沖縄、ハイランドリゾート |
また、ANA JCBワイドカード限定ではありませんが、利用でANAマイルが貯まるお店・サービスがあります。
ANAマイレージクラブ提携パートナーの利用でマイルが貯まります。ホテル、レンタカー、タクシー、ネットショッピング、グルメ、車検など幅広いジャンルがあります。
例えば、日本全国のANAグルメマイル参加店にて、カードを提示のうえでマイル精算希望の旨を伝えると、利用金額100円(税込)あたり1マイルが貯まります。その他一覧は下表のとおりです。
ジャンル | 名前 |
---|---|
航空券等 | ANA国内線・国際線 航空券、機内販売 |
空港・駐車場 | 羽田空港駐車場 8PARKING、サンパーキング(羽田空港、成田空港)、マイルスマイル、熊本空港(阿蘇くまもと空港)ひご駐車場、イツモパーキング新千歳空港、セントラルパーキング成田、セントレアバレーパーキングサービス |
お土産・免税店 | ANA FESTA、ANA DUTY FREE SHOP、RHトラベラー、JTB商事、レッドホースコーポレーション株式会社 |
外貨・宅配 | トラベレックス、手ぶら・空港宅配サービス、DUFL |
モバイルtuusin | グローバルWiFi、テレコムスクエア、TripFever「ili」 |
レストラン・食品 | ぐるなび、食べログ、ANAグルメマイル |
百貨店 | ギャラリー・ラファイエット パリ・オスマン |
ショッピングモール | ビスター ヴィラージュ ショッピング コレクション |
通販 | ANAショッピング A-style、CONCENT(コンセント)、BUYMA(バイマ) |
フラワーギフト | 日比谷花壇、インターネット花キューピット |
引越 | アート引越センター、ヤマトホームコンビニエンス、日本通運、サカイ引越センター、アリさんマークの引越社 |
住宅・通信 | 住まい de MILE、ANA Phone、Mileslife |
ハウスキーピング | ダスキン、アート引越センター エプロンサービス |
書籍・雑誌・新聞 | 楽天ブックス、ダイヤモンド社、日経BP社、日経ナショナル ジオグラフィック社、Fujisan.co.jp、翼の王国 国内線版、翼の王国・WING SPAN 国際線版、朝日新聞デジタル、Pen、FIGARO japon、Newsweek、選択、週刊ST、和楽、GOETHE、クーリエジャポン、The Economist、GINGER、プレジデント |
タクシー | 観光ガイドタクシー キャブステーション、タクシーマイル キャブステーション、得タク、松崎交通 |
鉄道・バス等 | ANA95bus.com、京急電鉄 京急ANAのマイルきっぷ |
自動車・車検 | JCM、カーセブン、カープライス、カーチス、ジーライオングループ、ロータスクラブ、アウディジャパン、メルセデス・ベンツ日本 |
レンタカー | ANAグローバルレンタカー、マイルが貯まる ANAの@レンタカー、ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカー、エイビスレンタカー、シクストレンタカー、ハーツレンタカー、ダラーレンタカー、アラモレンタカー、ナショナルカーレンタル、日産レンタカー、タイムズ カー レンタル、バジェット・レンタカー(国内) |
エンタメ | キッザニア、乗馬クラブクレイン、ANAシアター、楽天GORA |
インターコンチネンタル ホテルズ グループ | インターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツ ホテル インディゴ クラウンプラザ ホテルズ&リゾーツ ホリデイ・イン ホリデイ・イン エクスプレス ホリデイ・イン リゾート ホリデイ・イン クラブ バケーションズ ステイブリッジ スイーツ キャンドルウッド スイーツ イーヴン ホテルズ フアリュクス ホテルズ&リゾーツ ANAホテル |
スターウッド プリファード ゲスト | セント レジス ホテル&リゾート ラグジュアリーコレクション Wホテル ル メリディアン ホテル&リゾート ウェスティン ホテル&リゾート シェラトン ホテル&リゾート アロフト エレメント フォーポイント・バイ・シェラトン |
マリオット リワード | ザ・リッツ・カールトン JWマリオット エディション・ホテル オートグラフ・コレクション ルネサンス・ホテル マリオット・ホテル&リゾート マリオット・バケーションクラブ・インターナショナル ACホテル・バイ・マリオット コートヤード・バイ・マリオット フェアフィールド・イン・バイ・マリオット スプリングヒル・スイート・バイ・マリオット レジデンス・イン・バイ・マリオット タウンプレイス・スイート・バイ・マリオット マリオット・エグゼクティブ・アパートメント |
シャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツ | シャングリ・ラ ホテル トレーダースホテル ケリーホテル ホテル ジェン シャングリ・ラ リゾート |
ハイアット ホテルズ アンド リゾーツ | パーク ハイアット アンダーズ グランド ハイアット ハイアット ハイアット リージェンシー ハイアット セントリック アンバウンド コレクション by Hyatt ハイアット プレイス ハイアット ハウス ハイアット ジラーラ ハイアット ジーヴァ ハイアット レジデンス クラブ |
東急ホテルズ | 東急ホテル エクセルホテル東急 東急REIホテル |
ニューオータニホテルズ | カイマナビーチ(ホノルル)、長富宮(北京) 東京、博多、長岡、熊本、NASPA、イン横浜プレミアム、幕張、大阪、イン札幌、高岡、鳥取、佐賀、イン東京 |
プリンスホテルズ & リゾーツ | ザ・プリンス グランドプリンスホテル プリンスホテル |
オークラ ホテルズ & リゾーツ | 各ホテルオークラ オークラアクトシティホテル ホテル イースト21、フォレスト・イン 昭和館 オークラ アカデミアパーク ホテル オークラフロンティアホテル オークラ千葉、ホテル鹿島ノ森、ソウル新羅ホテル |
ザ・ペニンシュラホテルズ | 香港、上海、東京、北京、ニューヨーク、シカゴ、ビバリーヒルズ、バンコク、マニラ、パリなど |
リーガロイヤルホテルグループ | 各リーガロイヤルホテル リーガ中之島イン、都市センターホテル、リーガロイヤルグラン沖縄、くろよんロイヤルホテル、リーガホテルゼスト |
ゴールデンチューリップ | ロイヤルチューリップ ゴールデンチューリップ チューリップイン |
その他ホテル | パンパシフィック ホテルズ & リゾーツ、ワールドホテルズ、プリファード ホテル グループ、シーザーズ ラスベガス ホテル、タージ ホテルズ リゾーツ&パレス、スイスホテル ホテルズ&リゾーツ、ラッフルズ ホテルズ&リゾーツ、ランガムホテルズ、ニューワールドホテルズ&リゾーツ、エバーグリーンインターナショナルホテルズ、ジュメイラ ホテルズ&リゾーツ、メリア ホテルズ インターナショナル、サフィールホテルズ、JRホテルクレメント高松、Airbnb |
新電力「ENEOSでんき」をANAカードで支払うと、カード利用で得られるポイント・マイルとは別に更に200円(税込)あたり1マイルが自動で追加積算されます。
Edyマイルプラス・AMCモバイルプラスで楽天Edyが高還元
ANAカードに搭載されている電子マネーの楽天Edyを使うと、200円あたり1ANAマイルが得られます(マイル付与率0.5%)。おサイフケータイでも同様にANAマイルを貯める設定が可能です。
楽天Edyには「Edyマイルプラス」という制度があります。対象店舗で楽天Edyで支払いをすると、通常2倍の200円あたり2マイル(マイル付与率1%)が得られます。対象店舗の目印は以下のステッカーです。
Edyマイルプラス対象店は、ニッポンレンタカー、紀伊國屋書店、大丸・福岡天神店、沖縄ファミリーマート、エスカ地下街(名古屋駅新幹線口)、アネックス(名古屋栄キタ)、マツモトキヨシ、はるやま商事グループです。
ANAマイレージクラブ会員は「ANAマイレージクラブ モバイルプラス」という制度に加入できます。有料ですが、楽天Edyの利用が高還元となります。
月会費は300円(税抜)であり、年3,600円(税抜)となります。ドコモ・au・ソフトバンクの契約者が加入できます。支払い方法は以下の通りです。
- NTTドコモ:SPモード決済(コンテンツ決済サービス)
- su:auかんたん決済
- SoftBank:ソフトバンクまとめて支払い
- ANA Phone:ソフトバンクまとめて支払い
これに入会すると、楽天Edyの利用で得られるANAマイルが3倍(200円あたり3ANAマイル)になります。マイル付与率1.5%です。
Edyマイルプラス対象店舗では200円あたり4マイルが貯まり、マイル付与率2%となります。
モバイルプラスのEdy以外のメリットとしては、旅割を一般販売より2日早く予約・購入可能、グローバルWiFi月1日分無料、オリジナルコンテンツなどがあります。
フライト・入会/継続とボーナスマイルがザクザク
ANA JCBワイドカードなら通常のフライトマイルに加えて、区間ごとのボーナスマイルがプレゼントされます。「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10%」がもらえます。
ANA便はもちろん、スターアライアンス加盟航空会社を含めた提携航空会社のフライトでマイルが貯まります。
航空連盟 | 航空会社名 |
---|---|
スターアライアンス加盟 | アドリア航空 |
エーゲ航空 | |
エアカナダ | |
中国国際航空 | |
エア インディア | |
ニュージーランド航空 | |
アシアナ航空 | |
オーストリア航空 | |
アビアンカ航空 | |
アビアンカ・ブラジル航空 | |
ブリュッセル航空 | |
コパ航空 | |
クロアチア航空 | |
エジプト航空 | |
エチオピア航空 | |
エバー航空 | |
LOTポートランド航空 | |
ルフトハンザ ドイツ航空 | |
スカンジナビア航空 | |
シンセン航空 | |
シンガポール航空 | |
南アフリカ航空 | |
スイスインターナショナルエアラインズ | |
TAPポルトガル航空 | |
タイ国際航空 | |
ターキッシュ エアラインズ | |
ユナイテッド航空 | |
スター アライアンス コネクティングパートナー |
吉祥航空 |
その他(マイレージ提携) | エア ドロミティ |
マカオ航空 | |
エティハド航空 | |
ユーロウィングス | |
ガルーダ・インドネシア航空 | |
ジャーマンウィングス | |
ジェットエアウェイズ | |
フィリピン航空 | |
ヴァージン アトランティック航空 | |
ベトナム航空 |
ボーナスマイルはANAグループ便にマイル精算対象運賃で搭乗した場合、または他社が運航する日本国内のコードシェア便をANA便名にて予約・搭乗した場合対象になります。
航空券の便名がANA便名であっても、国際線の他社運航によるコードシェア便は対象外となります。
ANA「ダイヤモンドサービス」「プラチナサービス」「ブロンズサービス」の期間中は、それぞれの割増ボーナスが適用されます。割増率の大きい方が適用され、合算はされません。
一例として、東京(羽田・成田)発着の国内線路線において、得られるANAマイル一覧は下表のとおりです。100%が区間基本マイルです。
区間/運賃別積算率 | 150% | 125% | 100% | 75% | 50% |
---|---|---|---|---|---|
札幌 | 765 | 637 | 510 | 382 | 255 |
稚内 | 1,018 | 848 | 679 | 509 | 339 |
女満別 | 913 | 761 | 609 | 456 | 304 |
旭川 | 864 | 720 | 576 | 432 | 288 |
根室中標津 | 907 | 756 | 605 | 453 | 302 |
オホーツク紋別 | 934 | 778 | 623 | 467 | 311 |
釧路 | 832 | 693 | 555 | 416 | 277 |
帯広 | 789 | 657 | 526 | 394 | 263 |
函館 | 636 | 530 | 424 | 318 | 212 |
秋田 | 418 | 348 | 279 | 209 | 139 |
大館能代 | 471 | 392 | 314 | 235 | 157 |
庄内 | 327 | 272 | 218 | 163 | 109 |
仙台 | 265 | 221 | 177 | 132 | 88 |
新潟 | 250 | 208 | 167 | 125 | 83 |
大島 | 111 | 92 | 74 | 55 | 37 |
八丈島 | 265 | 221 | 177 | 132 | 88 |
富山 | 264 | 220 | 176 | 132 | 88 |
小松 | 316 | 263 | 211 | 158 | 105 |
能登 | 310 | 258 | 207 | 155 | 103 |
名古屋 | 289 | 241 | 193 | 144 | 96 |
大阪 | 420 | 350 | 280 | 210 | 140 |
岡山 | 534 | 445 | 356 | 267 | 178 |
広島 | 621 | 517 | 414 | 310 | 207 |
岩国 | 685 | 571 | 457 | 342 | 228 |
山口宇部 | 765 | 637 | 510 | 382 | 255 |
鳥取 | 492 | 410 | 328 | 246 | 164 |
米子 | 576 | 480 | 384 | 288 | 192 |
萩・石見 | 711 | 592 | 474 | 355 | 237 |
高松 | 531 | 442 | 354 | 265 | 177 |
徳島 | 493 | 411 | 329 | 246 | 164 |
松山 | 657 | 547 | 438 | 328 | 219 |
高知 | 589 | 491 | 393 | 294 | 196 |
北九州 | 801 | 667 | 534 | 400 | 267 |
福岡 | 850 | 708 | 567 | 425 | 283 |
佐賀 | 876 | 730 | 584 | 438 | 292 |
大分 | 748 | 623 | 499 | 374 | 249 |
熊本 | 852 | 710 | 568 | 426 | 284 |
長崎 | 915 | 762 | 610 | 457 | 305 |
宮崎 | 841 | 701 | 561 | 420 | 280 |
鹿児島 | 901 | 751 | 601 | 450 | 300 |
沖縄 | 1,476 | 1,230 | 984 | 738 | 492 |
石垣 | 1,836 | 1,530 | 1224 | 918 | 612 |
宮古 | 1,737 | 1,447 | 1158 | 868 | 579 |
マイルの積算率は、運賃の種類で変わります。
- 150%:プレミアム運賃など
- 125%:プレミアム特割・旅割28・株主優待割引運賃など
- 100%:ビジネスきっぷ・出張@割・ビジネスリピートなど
- 75%:特割・旅割・株主優待割引・乗継特割・乗継旅割など
- 50%:個人包括旅行割引運賃・シニア空割・旅割 Xなど
東京発着の国際線路線において、得られるANAマイル一覧(片道)は下表のとおりです。
地域 | 路線 | 150% | 125% | 100% | 70% | 50% | 30% |
---|---|---|---|---|---|---|---|
米国・ カナダ |
シアトル | 7,162 | 5,968 | 4,775 | 3,342 | 2,387 | 1,432 |
サンフランシスコ | 7,695 | 6,412 | 5,130 | 3,591 | 2,565 | 1,539 | |
サンノゼ | 7,743 | 6,452 | 5,162 | 3,613 | 2,581 | 1,548 | |
ロサンゼルス | 8,187 | 6,822 | 5,458 | 3,820 | 2,729 | 1,637 | |
ヒューストン | 9,987 | 8,322 | 6,658 | 4,660 | 3,329 | 1,997 | |
シカゴ | 9,424 | 7,853 | 6,283 | 4,398 | 3,141 | 1,884 | |
ニューヨーク | 10,105 | 8,421 | 6,737 | 4,715 | 3,368 | 2,021 | |
ワシントンD.C. | 10,143 | 8,452 | 6,762 | 4,733 | 3,381 | 2,028 | |
ホノルル | 5,746 | 4,788 | 3,831 | 2,681 | 1,915 | 1,149 | |
バンクーバー | 7,021 | 5,851 | 4,681 | 3,276 | 2,340 | 1,404 | |
欧州 | ロンドン | 9,321 | 7,767 | 6,214 | 4,349 | 3,107 | 1,864 |
フランクフルト | 8,892 | 7,410 | 5,928 | 4,149 | 2,964 | 1,778 | |
ミュンヘン | 8,799 | 7,332 | 5,866 | 4,106 | 2,933 | 1,759 | |
デュッセルドルフ | 8,938 | 7,448 | 5,959 | 4,171 | 2,979 | 1,787 | |
パリ | 9,291 | 7,742 | 6,194 | 4,335 | 3,097 | 1,858 | |
ブリュッセル | 9,090 | 7,575 | 6,060 | 4,242 | 3,030 | 1,818 | |
アジア・ オセア ニア |
上海 | 1,666 | 1,388 | 1,111 | 777 | 555 | 333 |
北京 | 1,969 | 1,641 | 1,313 | 919 | 656 | 393 | |
香港 | 2,734 | 2,278 | 1,823 | 1,276 | 911 | 546 | |
広州 | 2,733 | 2,277 | 1,822 | 1,275 | 911 | 546 | |
大連 | 1,563 | 1,302 | 1,042 | 729 | 521 | 312 | |
青島 | 1,659 | 1,382 | 1,106 | 774 | 553 | 331 | |
厦門 | 2,280 | 1,900 | 1,520 | 1,064 | 760 | 456 | |
杭州 | 1,809 | 1,507 | 1,206 | 844 | 603 | 361 | |
瀋陽 | 1,480 | 1,233 | 987 | 690 | 493 | 296 | |
成都 | 3,150 | 2,625 | 2,100 | 1,470 | 1,050 | 630 | |
武漢 | 2,295 | 1,912 | 1,530 | 1,071 | 765 | 459 | |
ソウル | 1,137 | 947 | 758 | 530 | 379 | 227 | |
台北 | 1,995 | 1,662 | 1,330 | 931 | 665 | 399 | |
シンガポール | 4,968 | 4,140 | 3,312 | 2,318 | 1,656 | 993 | |
ジャカルタ | 5,418 | 4,515 | 3,612 | 2,528 | 1,806 | 1,083 | |
バンコク | 4,303 | 3,586 | 2,869 | 2,008 | 1,434 | 860 | |
ホーチミンシティ | 4,059 | 3,382 | 2,706 | 1,894 | 1,353 | 811 | |
ハノイ | 3,445 | 2,871 | 2,297 | 1,607 | 1,148 | 689 | |
マニラ | 2,820 | 2,350 | 1,880 | 1,316 | 940 | 564 | |
クアラルンプール | 5,007 | 4,172 | 3,338 | 2,336 | 1,669 | 1,001 | |
ヤンゴン | 4,476 | 3,730 | 2,984 | 2,088 | 1,492 | 895 | |
デリー | 5,484 | 4,570 | 3,656 | 2,559 | 1,828 | 1,096 | |
ムンバイ | 6,301 | 5,251 | 4,201 | 2,940 | 2,100 | 1,260 | |
シドニー | 7,294 | 6,078 | 4,863 | 3,404 | 2,431 | 1,458 |
マイルの積算率は、予約クラスで変わります。100%が区間基本マイルです。
積算率 | エコノミークラス | プレエコ | ビジネスクラス | ファーストクラス |
---|---|---|---|---|
150% | J | F、A | ||
125% | C、D、Z | |||
100% | Y、E、B、M | G、E | ||
70% | U、H、Q | P | ||
50% | V、W、S、T | |||
30% | L、K、G |
ANA JCBワイドカードの場合は、これらのマイル数の10%のボーナスマイルが得られます。
また、入会すると1,000マイル、継続すると1,000マイルがプレゼントされます。
毎年マイルがもらえるのは嬉しいですね。国内線特典航空券で1マイル2円で使えば、なんと実質的に毎年2,000円がバックされることになり、年会費を上回る還元が受けられます。
家族のマイルを合算できる「ANAカードファミリーマイル」に登録(無料)すれば、家族全員のマイルが無駄なく利用でき、マイルの使い道が広がります。
ANAマイルはJALマイルと同様にマイレージ会員の死亡時は、所定の手続きを経て家族がマイルを相続することができます。
会員本人の死亡証明書や裁判所の命令など、故人である会員のマイルの相続権を有することを確かに証明する書類を、死亡後6ヵ月以内にANAに提示すればOKです。
ANA QUICPay+nanacoも利用可能
ANA JCBワイドカードは後払い方式の電子マネー「QUICPay」(クイックペイ)を利用できます。
カードにQUICPayが搭載された一体型のタイプと、別々のタイプの2種類があります。おサイフケータイ等でも利用可能です。
QUICPayはnanaco、楽天Edy、Suicaとは異なり、事前にチャージする必要がないので使いやすい電子マネーです。
使った金額は後日、登録したクレジットカードから引き落とされます。残高を気にする必要がないので利便性が高い電子マネーです。
コンビニ等での少額の決済でクレジットカードを使うのが微妙な場合や、サインか暗証番号の入力が必要な店舗でそれが面倒な場合にも便利です。
QUICPayは、多種多様なお店で利用できます(一覧)。主な店舗は下表の通りです。
ジャンル | 店名 |
---|---|
コンビニ | セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップ、ポプラ、生活彩家、ローソンストア100、ローソンマート |
スーパー | イトーヨーカドー、イオングループ、ジャパン、オーケー、アピタ、ピアゴ、阪急オアシス、アークス、平和堂 |
百貨店等 | ドン・キホーテ、阪急メンズ大阪/東京、近鉄百貨店、阪急百貨店、阪神百貨店、名鉄百貨店、ジェイアール名古屋タカシマヤ、JRセントラルタワーズ/JRゲートタワー/ゲートウォーク、なんばCITY、なんばパークス、ル・トロワ、阪急西宮ガーデンズ |
ガソリンスタンド | ENEOS、昭和シェル石油、エッソ・モービル・ゼネラル(セルフSS) |
ドラックストア | ツルハドラッグ、スギ薬局、ココカラファイン、富士薬品グループ(セイムス・スマイル・アメリカンドラッグ等)、くすりの福太郎、ドラッグユタカ |
カフェ | タリーズコーヒー、ドトールコーヒー、コメダ珈琲店、甘味喫茶おかげ庵 |
食事 | マクドナルド、ロッテリア、吉野家、すき家、壱番屋、すかいらーくグループ、ロイヤルホスト、かっぱ寿司、はま寿司、リンガーハット、牛角、サガミチェーン、鳥どり、海鮮三崎港、味の民芸、バーガーキング |
本・CD/DVD | TSUTAYA、蔦屋書店、HMV、古本市場、明林堂書店、八重洲ブックセンター |
家電 | ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、エディオン、ヨドバシカメラ、PC DEPOT |
タクシー | 東京無線タクシー、チェカーキャブ、さくらタクシー、日本交通、国際自動車、朝日交通、昭和グループ、明和グループ、名古屋近鉄タクシー、宝交通、東和交通、日の丸自動車 |
ホテル | アパホテル |
空港 | ANA FESTA、新千歳空港ターミナルビル、中部国際空港セントレア、大分空港 |
レジャー | MOVIX、ジャンカラ、スーパージャンカラ、USJ、富士急ハイランド、スパリゾートハワイアンズ、京セラドーム大阪、快活CLUB、福岡 ヤフオク!ドーム、東京ドーム、アドベンチャーワールド、コロナワールド、東京タワー、阪神甲子園球場、キッザニア東京・甲子園 |
ファッション | ユニクロ、ライトオン、マックハウス、マックハウスプラザ、OUTLET-J、コナカ、メガネスーパー |
その他 | auショップ、モッズ・ヘア、カクヤス |
QUICPayにはおサイフケータイで使える「QUICPay モバイル」があります。また、セブンイレブンで特別に0.5%ポイントアップとなるQUICPay (nanaco)もあります。
QUICPayの詳細・特典については以下で徹底解説しています。
ANA JCBワイドカード会員は、「ANA QUICPay+nanaco」に申し込めます。
QUICPay、nanaco、ANAのSkipサービスが三位一体となったキーホルダー型のQUICPayです。
2018年10月9日からはGoogle PayにJCBカードが対応して、QUICPayが利用可能になりました(Google PayのQUICPay詳細)。
セブンイレブンではマイル付与率が最大1.73%!
ANA JCBワイドカードはJCB発行のカードですので、「QUICPay(nanaco)」を使えます。
QUICPay(nanaco)とは、事前に申し込んでおくと、本来はプリペイド式のnanacoが後払いのQUICPayとして利用できるサービスです。
セブン-イレブンにてnanacoカードに搭載されているQUICPayでお買い物すると、200円(税抜)ごとに1ポイントが貯まります。更にQUICPayに登録したクレジットカードのポイントも貯まります。
セブンイレブンは「ANAカードマイルプラス」の対象店舗で0.5%のマイルが特別に貯まります。5マイルコースだと1.0%のANAマイルが付与され、10マイルコースだと1.5%になります。
セブン-イレブンではクレジットカードでの決済だけではなく、「ANA JCBを指定しているQUICPayでの支払い」もマイル付与率が1.0%/1.5%となります。
500nanacoポイントは250ANAマイルに交換できるので、QUICPay(nanaco)は0.25%のANAマイルが取れることになります。
5マイルコースだと合計で1.25%、10マイルコースだと合計1.75%のANAマイルが得られます。キーホルダー型のANA QUICPay+nanacoも同様です。
厳密にはカード利用分とANAカードマイルプラス利用分は税込で、QUICPay(nanaco)の分は税抜なので、端数が出ない場合の最大還元率が1.73%となります。
以下はQUICPay(nanaco)で約400円(税抜)のお買い物をして、クレジットカードの還元以外に2nanacoポイントを獲得した履歴です。
QUICPayでお買い物するには、店員さんに「クイックペイで払います」と言えば、店員さんが端末を操作してくれて決済が完了します。
QUICPay(nanaco)の利用は、会員サイト「MyJCB」から申し込めます。ログイン後、画面中央下の「各種サービスのご登録/お申し込みについて」の中にある「QUICPay」から手続きできます。
登録はnanacoカードとクレジットカードが同一名義である必要があります。おサイフケータイのnanacoモバイル、一部の提携nanacoでは使えません。
Apple Payに対応!お買い物・Suicaチャージが可能
iPhone7 / 7 Plus、Apple Watch Series 2から、おサイフケータイに類似するサービス「Apple Pay」が利用可能になりました。
モバイルSuicaに類似した仕組みで電車・バス等に乗ることができます。また、iD、QUICPayの店舗でお買い物することが可能です。
Suicaは使えますが、PASMO、SMART ICOCA、PiTaPaには対応していません。Suica機能で改札は通過できますが、パスモの定期券は搭載できません。
7以降のiPhoneにフェリカの読み取り機と信号をやり取りする機能が搭載されて、フェリカ対応の読み取り機があるコンビニ、自販機、改札などで、iPhoneでの決済が可能となりました。
アップルが発表したApple Payのスライドの中で、ひときわ大きく取り上げられていたのがJCBカードです。
JCBオリジナルシリーズのカードが目立つ形で掲載されています。Apple Payに登録できる代表的カードとして認知されています。
JCBグループ発行のクレジットカードなら、一部カードを除いてApple Payに設定して利用可能です。ANAカード(JCB)も対象になります。
JCBもいち早くプレスリリースを発表しており、Apple Payに深くコミットしていることが伺えます。JCB発行のJCBカードならSuicaチャージも可能です。
JCBカードをApple Payに登録すると、QUICPayとして割り当てられて、全国のQUICPay加盟店でお買い物できます。Oki Dokiポイントも貯まります。
QUICPayに割り当てられた場合、「QUICPay+」の機能もあるため、QUICPay+加盟店では2万円を超える金額も決済できます。加盟店はビックカメラ、ヨドバシカメラ、コジマ、Right-on、auショップ等です。
JCBの場合、店舗でのお買い物だけではなく、Apple PayのWalletアプリ内のSuicaチャージにJCBカードを利用することも可能です。
ただし、QUICPayの利用分はポイントの対象ですが、Suicaチャージはポイントの付与対象外です。
AndroidやガラケーのモバイルSuicaへのチャージがポイント付与の対象外なのと、Apple PayのSuicaは同じ取扱いになりました。
JCB発行カードは、Suicaグリーン券・定期券・モバイルSuica特急券などは、通常のクレジットカード払いと同様の取扱いとなってポイント付与の対象です。
Apple PayとSuica、国際ブランドの関係については、以下にまとめています。
セキュリティも高く、安心に利用できるような頑健な仕組みとなっています。個人情報は、暗号化された状態で安全にデバイス内のセキュア・エレメントに保管されます。
Apple Payを使っている端末を紛失した場合、「iPhoneを探す」機能で紛失モードに設定すると、簡単にApple Payの利用を一時停止できます。
新しいiPhoneやApple Watchに、Suicaのチャージ残高や定期券を移行することも可能です。Apple Payが使えるクレジットカードについては、以下で比較しています。
Apple PayのSuica機能の詳細、アップルペイでのSuicaチャージでポイントが貯まるクレジットカードについては、以下で分析しています。
実際にApple Payを使ってみた感想については、以下にまとめています。
JR東海のエクスプレス予約
ANA JCBワイドカードは、東海道・山陽新幹線(東京~博多間)の座席を、スマートフォンや携帯電話、PCからオンライン予約・変更できる「エクスプレス予約」を使えます。
従来は「プラスEX」でしたが、2017年9月から「エクスプレス予約」にリニューアルされました。
専用のICカードを使うことで、切符を受け取る必要がなくなります。在来線との乗り継ぎも交通系ICカードとの併用でOKです。
予約後は「EX予約専用ICカード」を改札機にタッチするだけで、スムーズに東海道・山陽新幹線に乗車できます。
紙の切符よりも割引運賃が適用されて、東京~名古屋間、東京~大阪間などの移動がお得で便利になります。ただし、1枚あたり年会費1,000円(税抜)が発生します。
JR東海エクスプレス・カード、J-WESTカードをエクスプレス予約に登録した場合に適用される「グリーンプログラム」は対象外となります。
エクスプレス予約は、ビックカメラSuicaカード、ビュースイカ、ルミネカードなどのビューカードを保有すると年会費無料で使えるモバイルSuicaでも利用できます。
JR東日本のビューカードが発行しているプロパーのビューカードをモバイルSuicaに登録して使う場合は、グリーンプログラムも適用されます。
ちなみにJALカードSuicaはグリーンプログラムの対象ですが、ビューカードの提携会社の発行するビューカードであるANA VISA Suicaカードは対象外です。
Oki Dokiランド経由でネット通販がお得
JCBは「Oki Dokiランド」というポイントモールを運営しています。ANA JCBユーザーも利用できます。
ポイントモール経由でAmazon、楽天、ヤフーショッピング、ロハコなどで買い物すると、クレジットカードやネット通販サイトのポイントとは別に、更に独自にボーナスポイントが貯まります。
Oki Dokiランドの代表的な総合店舗は以下の通りです。ポイント倍率はJCBの基本還元率(0.5%)に対する倍率です。例えば2倍ですと0.5%分のポイントの上乗せがあるという意味です。
このOki Dokiポイントのボーナスポイントは、1ポイント10マイル・5マイルでは交換できず、500ポイント以上1ポイント単位でOki Dokiポイント 1ポイント=3マイルの移行レートで交換できます。
つまり、2倍=+0.3%、3倍=+0.6%、4倍=+0.9%、それ以降も1倍あたり+0.3%のマイル獲得となります。
例えば、年間利用額が100万円以上でスターαとなっていて、マイル付与率が0.56%になっている場合は、2倍のショップは1.12%になるわけではなく、0.86%(0.56%+0.3%)となります。
Amazon、楽天、LOHACO、Yahoo!ショッピング、メルカリ、イトーヨーカドーネットスーパーなどがお得になるのは大きなメリットです!
ジャンル | 名前 | ポイント倍率 |
---|---|---|
総合 | Amazon | 2倍 |
楽天市場 | 2倍 | |
LOHACO | 2倍 | |
Yahoo!ショッピング | 2倍 | |
ベルメゾンネット | 2倍 | |
フリマ | メルカリ | 3倍 |
ヤフオク! | 2倍 | |
スーパー | イトーヨーカドーネットスーパー | 2倍 |
楽天西友ネットスーパー | 2倍 | |
ドラッグストア等 | 楽天24 | 2倍 |
マツモトキヨシ | 2倍 | |
FANCL | 2倍 | |
DHCオンラインショップ | 4倍 | |
爽快ドラッグ | 2倍 | |
家電 | ビックカメラ.com | 3倍 |
ヤマダ電機 WEB.COM | 2倍 | |
本・音楽 | BookLive! | 2倍 |
honto | 2倍 | |
iTunes Store | 2倍 | |
TSUTAYA オンライン | 2倍 | |
楽天ブックス | 2倍 | |
旅行 | エクスペディア | 4倍 |
JCBトラベル | 2-3倍 | |
じゃらん | 3倍 | |
JTB | 2-3倍 | |
JAL 日本航空 国際線 | 2倍 | |
楽天トラベル | 2倍 | |
ファッション | ジーユー オンラインストア | 2倍 |
i LUMINE(アイルミネ) | 2倍 | |
JINS | 2倍 | |
ABC-MART.net | 2倍 |
ネットショッピングを利用する際には、Oki Dokiランドを経由すると更にお得になります。
キャンペーンで特別に付与されるポイントが増加することがよくあります。常にどれかのショップは更にポイント増額となっています。
Oki Dokiランドの左側サイドバーの「ポイントアップキャンペーン一覧」からポイントアップ中のショップ一覧を確認できます。
ANAマイレージモールでもネット通販がお得
ANAが運営するポイントモール「ANAマイレージモール」も当然に利用可能です。経由での利用金額に応じて直接ANAマイルが貯まります。
直接マイルが貯まるのでシンプルでわかりやすいのがメリットです。ANAマイレージモールにはAmazonはありません。主なサイトは下表のとおりです。
サイト名 | 利用額とマイル | マイル付与率 |
---|---|---|
楽天市場 | 200円 = 1マイル | 0.50% |
Yahoo!ショッピング | 300円 = 1マイル | 0.33% |
LOHACO | 100円 = 1マイル | 1.00% |
ヤフオク! | 300円 = 1マイル | 0.33% |
ユニクロオンラインストア | 300円 = 1マイル | 0.33% |
この他、マツモトキヨシオンライン、イトーヨーカドーネットスーパー、楽天西友ネットスーパーなど、普段使いすることが多いショップも対象です。
そのほか、ロフト、Francfranc、ピザ、宿泊予約、モバイルWi-Fiルーター、iTunes Store、書籍、家電、百貨店、マルイウェブチャネル、JINSなども対象です。
一休.comレストラン、ホットペッパーグルメで予約して食事した場合もANAマイルを得られます。
ジャンル | 名前 | マイル付与 | 付与率 |
---|---|---|---|
ANA | ANAショッピング A-style | 100円→1マイル | 1.00% |
総合通販 | 楽天市場 | 200円→1マイル | 0.50% |
LOHACO | 100円→1マイル | 1.00% | |
Yahoo!ショッピング | 300円→1マイル | 0.33% | |
ベルメゾンネット | 300円→1マイル | 0.33% | |
セブンネットショッピング | 100円→1マイル | 1.00% | |
ヤフオク! | 300円→1マイル | 0.33% | |
ドラッグストア | ケンコーコム | 200円→1マイル | 0.50% |
マツモトキヨシ オンラインストア | 100円→1マイル | 1.00% | |
爽快ドラッグ | 100円→1マイル | 1.00% | |
ファンケルオンライン | 100円→1マイル | 1.00% | |
DHCオンラインショップ | 200円→2マイル | 1.00% | |
食品 | イトーヨーカドーネットスーパー | 200円→1マイル | 0.50% |
楽天西友ネットスーパー | 100円→1マイル | 1.00% | |
ドミノ・ピザ | 100円→1マイル | 1.00% | |
雑貨 | ロフトネットストア | 100円→1マイル | 1.00% |
Francfranc ONLINE SHOP | 300円→1マイル | 0.33% | |
アイリスプラザ | 100円→1マイル | 1.00% | |
旅行 | 楽天トラベル | 200円→1マイル | 0.50% |
じゃらん | 200円→1マイル | 0.50% | |
一休.com 宿泊予約 | 200円→1マイル | 0.50% | |
Booking.com | 200円→1マイル | 0.50% | |
Hotels.com | 200円→1マイル | 0.50% | |
エクスペディア | 200円→1マイル | 0.50% | |
Yahoo!トラベル | 200円→1マイル | 0.50% | |
ニッポンレンタカー | 100円→1マイル | 1.00% | |
モバイルルーター | グローバルWiFi | 100円→1マイル | 1.00% |
WiFiレンタルどっとこむ | 100円→1マイル | 1.00% | |
Wi-Ho! | 100円→1マイル | 2.00% | |
レストラン | 一休.comレストラン | 200円→1マイル | 0.50% |
ホットペッパーグルメ | 予約で40マイル | ||
音楽・書籍 | 電子書籍ストア BookLive! | 100円→1マイル | 1.00% |
honto | 100円→1マイル | 1.00% | |
iTunes Store | 100円→1マイル | 1.00% | |
TOWER RECORDS ONLINE | 100円→1マイル | 1.00% | |
HMV ONLINE/エルパカBOOKS | 100円→1マイル | 1.00% | |
紀伊國屋書店 | 100円→1マイル | 1.00% | |
ブックオフオンライン | 100円→1マイル | 1.00% | |
家電 | ヤマダウェブコム | 300円→1マイル | 0.33% |
Apple Online Store | 200円→1マイル | 0.50% | |
美容 | 楽天ビューティ | 200円→1マイル | 0.50% |
百貨店等 | 伊勢丹オンラインストア | 200円→1マイル | 0.50% |
三越オンラインストア | 200円→1マイル | 0.50% | |
高島屋オンラインストア | 200円→1マイル | 0.50% | |
大丸松坂屋オンラインショッピング | 200円→1マイル | 0.50% | |
ファッション | マルイウェブチャネル | 100円→1マイル | 1.00% |
セシールオンラインショップ | 100円→1マイル | 1.00% | |
i LUMINE(アイルミネ) | 100円→1マイル | 1.00% | |
d fashion | 100円→1マイル | 1.00% | |
GAP | 100円→1マイル | 1.00% | |
ミキハウス | 100円→1マイル | 1.00% | |
ユニクロ | 300円→1マイル | 0.33% | |
ABC-MART.net | 200円→1マイル | 0.50% | |
ニッセン | 100円→1マイル | 1.00% | |
眼鏡 | JINS(ジンズ)オンラインショップ | 100円→1マイル | 1.00% |
Zoff(ゾフ)公式オンラインストア | 100円→1マイル | 1.00% |
全体的にはOki Doki ランドよりも、ANAマイレージモールの方がマイル付与率が高いネットショップが多いです。
代表例は、楽天市場、LOHACO、ベルメゾンネット、セブンネットショッピング、SEIYUドットコムなどです。
Oki Doki ランドはボーナスポイントを貯めてANAマイルに交換という手間がかかりますが、ANAマイレージモールの場合は、直接ANAマイルが貯まり、手間がかからないのも利点です。
電子マネー対応
QUICPay以外の電子マネーは、楽天Edy、PiTaPaが使えます。WAON・PASMOにはチャージができません。
nanaco・楽天Edy・モバイルSuica・SMART ICOCAにはチャージはできますが、ポイントは得られません。
QUICPayとPiTaPa以外の電子マネーにチャージしたい場合は、サブカードとして対応のクレジットカードを使いましょう。
ANAカードですと、SuicaはANA VISA Suica、PASMOはANA東急カードが年会費最安値(税抜751円)で維持できます。PASMOはソラチカカードも有力です。その他おすすめのクレジットカードは下表の通りです。
電子マネー | カード名 | 還元率 | 年会費(税抜) |
---|---|---|---|
nanaco | リクルートカード | 1.20% | 無料 |
Yahoo! JAPANカード | 0.50% | 無料 | |
セブンカード・プラス | 0.50% | 5万円以上利用で無料 | |
楽天Edy | リクルートカード | 1.20% | 無料 |
TOKYU CARD ClubQ JMBカード | 1.00% | 1,000 | |
WAON | イオンカードセレクト | 0.50% | 無料 |
JALカード(JCB/ClubQ/ VISA/Mastercard) |
0.5-1.0% | 2,000-31,000 | |
モバイルSuica | ビックカメラSuicaカード | 1.50% | 年1回の利用で無料 |
「ビュー・スイカ」カード | 1.50% | 477 | |
PASMO | TOKYU CARD ClubQ JMB | 1.00% | 1,000 |
ANA To Me CARD PASMO JCB | 0.50% | 2,000 | |
To Me CARD Prime PASMO | 0.50% | 年50万円以上利用で無料 | |
OPクレジットカード | 0.50% | 年1回の利用で無料 | |
京王パスポートVISAカード | 0.50% | 年1回の利用で無料 | |
SMART ICOCA | REXカード | 1.25% | 無料 |
オリコカードザポイント | 1.00% | 無料 |
ANAマイルの使い道
ANA JCBワイドカードで貯めたマイルは、ANA、スターアライアンス加盟航空会社の特典航空券などと交換できます。世界最大級の航空連合でワールド・ワイドなフライトが可能です。
主な交換先
- 国内線/国際線の特典航空券
- 提携航空会社特典航空券
- ANA国際線アップグレード特典
- ANA SKY コイン
- トクたびマイル
- ANAショッピング A-styleでの利用
- 提携ポイントやクーポンとの交換
- 多種多様なアイテムへの交換(ANAセレクション)
- ホテル宿泊・レストランのお食事券
ANAマイルの使い道詳細
他にANA国内線にお得に搭乗する方法としては、ユナイテッド航空のマイル活用があります。クレジットカード「マイレージプラスカード」で貯まります。
ユナイテッド航空はANAと提携関係にあり、かつ同じ航空連合のスター・アライアンスに属していることから、日本国内ではANA国内線の搭乗に使うことが可能です。
ANAワイドカード共通の特典
ANA JCBワイドカードは、ANAワイドカード共通の割引・特典が受けられます。
- ビジネスクラス専用チェックイン
- 空港内店舗「ANA FESTA」での割引 (5%OFF)
- 空港内免税店「ANA DUTY FREE SHOP」での割引 (10%OFF)
- 国内線・国際線の機内販売割引 (10%OFF)
- 成田空港でのパーキング割引
- 「ANAショッピング A-style」での割引 (5%OFF)
- ANAスカイホリデー・ANAハローツアー・ANAワンダーアース割引販売 (5%OFF)
- ANAビジネスソリューション公開講座 受講料割引(15%OFF)
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービス
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン朝食無料&ウェルカムドリンクサービス
- ANAカード会員専用運賃「プレミアムビジネスきっぷ」
- ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカー5%割引
- ハーツレンタカー5~20%割引
ANA国際線エコノミークラス利用の際にもビジネスクラス専用カウンターを利用できます。並ぶ時間が少なく、余裕のチェックインができます。
エコノミークラスのうんざりする大混雑に巻き込まれずに、スムーズなチェックインが可能なのは大きなメリットです。
割引で特に使いやすいのは全国各空港にある「ANA FESTA」、空港免税店での10%割引です。1,000円(税込)以上のお買い物の際、レジでANAカードを提示すればOKです。
株主優待などの他の割引・クーポン券との併用はできません。郵便製品・書籍類・酒類・煙草などの一部商品、一部店舗(ANA FESTA内スターバックスコーヒーなど)は対象外ですが、それでも使いやすいです。
カードが手元に届く前にも割引を利用できるので便利です。
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービスは、予約の際にANAカード会員の旨を伝えると、ベストフレキシブル料金から5%割引となります。
時期によってはネット最安値よりリーズナブルに宿泊できることがあります。素泊まりだとお得になる傾向があります。
ANA ワイドカード以上のANAカードなら、朝食無料&ウェルカムドリンクの特典もあります。これはありがたいですね。
ANAインターコンチネンタルホテル東京は六本木にあります。都心部で東京観光には便利です。
ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイに宿泊したことがあります。熊本駅前の立地で空港からはバス一本で行けます。
2016年4月1日から、ANAショッピング A-styleでのお買い物は、ANAショッピングポイントとの併用でも5%の割引適用となりました。
ANAオリジナルアロマ、ファーストクラス・ビジネスクラス搭載ワインなど、魅力的なANAならではの独自商品を購入できます。
また、ANAカード会員は、高島屋SHILLA&ANAでの割引を受けられます。一般カードは5%OFF、ワイドカード以上は10%OFFとなります。
毎月のカード利用明細には「ANA CARD information」が同封されており、ANAカードの最新情報を把握できます。
ANA機体工場見学会、ANAビジネス/ファーストクラス機内食試食&見学、国内線プレミアムクラスお弁当&ANA機体工場見学会、シークレットコンサート、宝塚貸切公演、横浜F・マリノス特別席での観戦など、ANAカード会員限定のイベントにも参加できます。
付帯保険
海外ではショッピング保険が付帯
ANA JCBワイドカードで購入した商品の損害を補償する「ショッピング補償」が付帯しています。
1万円の自己負担はありますが、それ以上の損害が出た場合は保険金がもらえます。補償額は年間100万円迄です。
国内でショッピング保険が適用される条件は、リボ払いの「支払い名人」定額コースへの登録です。1回払いで購入した場合は適用されません。
海外でのカードによる購入では1回払いでも補償されます。
もちろん、国内においても万が一の紛失・盗難・ネット不正利用の際の補償もあります。
海外旅行傷害保険
海外旅行傷害保険は、嬉しい自動付帯です。旅行代金等をカードで決済しなくても適用されます。
補償内容 | 最高保険金額 |
---|---|
死亡・後遺障害 | 5,000万円 |
傷害治療 | 150万円 |
疾病治療 | 150万円 |
救援者費用 | 100万円 |
賠償費用 | 2,000万円 |
携行品損害 | 年50万円/1旅行50万円(※) |
※盗難・強盗および航空会社等寄託手荷物付着による損害は、30万円が一旅行かつ年間の限度額です。また、1事故ごとに3,000円の事故負担があります。
ANA JCBワイドゴールドカードよりは見劣りますが、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードと同等の保障となっています。一般カードよりも保険が遥かに充実します。
ただし、最も利用頻度が高い傷害治療・疾病治療(ケガや病での入院費用など)がやや少ない点は気になります。
海外は医療費が高額な地域が多く、病院に運ばれて入院したら数百万円といった費用になることもあります。
ジェイアイ傷害火災保険の海外旅行保険事故データを抜粋します。
国・都市 | 事故の内容 | 治療・救援費用 |
---|---|---|
ハワイ | ディナークルーズで食事を喉に詰まらせ救急車で搬送 | 372万円 |
食物の誤嚥と診断され3日間入院 | ||
家族が駆けつける | ||
シンガポール | クルーズ中に嘔吐・吐血、下船し救急車で搬送 | 440万円 |
胃炎と診断され7日間入院 | ||
家族が駆けつける | ||
オーストラリア | レストランで転倒し腰を強打 | 388万円 |
大腿骨頸部骨折と診断され12日間入院・手術 | ||
家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送 | ||
フランス | 夕食後に気分が悪くなり倒れ、頭を強打。翌朝もめまいが続き受診 | 561万円 |
ウィルス性内耳炎・硬膜下血腫と診断され13日間入院 | ||
家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送 |
3~7日間の入院でも400万円前後の費用が発生することもあります。このようなデータを見ると、200万円の補償では心許ないですね。
海外旅行保険を上乗せしたい場合は、年会費無料で海外旅行傷害保険が自動付帯するエポスカード、Booking.comカード、横浜インビテーションカードをサブカードで持つのがおすすめです。
異なるカード会社が発行する海外旅行保険付きクレジットカードを複数所有している場合、死亡・後遺障害以外の保険金は、複数のクレカの補償額が合算されます。
ANA JCBワイドカードに加えてこの3枚のカードを保有していたら、合計で720万円の傷害治療費用、650万円の疾病治療費用の補償を確保できます。
これらは持っているだけで海外旅行保険が充実するので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
ここまで保険を無料で確保できたら、相当な大病や大事故でない限りはびくともしない難攻不落の体制を築けます。鬼に金棒であり、鉄壁のディフェンスを構築できます。
国内旅行傷害保険
航空機搭乗中のみですが、国内旅行傷害保険もあります。こちらも自動付帯です。
日本国内線において、乗客として航空機利用中にケガを被った場合に補償されます。
補償項目 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 |
傷害入院(最高180日) | 10,000円 |
手術/1回 | 入院中:10万円/それ以外:5万円 |
傷害通院(最高90日) | 2,000円 |
スマホアプリでの本人認証などセキュリティ機能が充実
ANA JCB ワイドカードは、本人認証サービス「J/Secure」(ジェイセキュア)を使えます。
J/Secureとは、J/Secure加盟店でインターネットショッピングをする際、通常の取引情報に加え、カード発行会社にあらかじめ登録したパスワードを入力して本人認証を行うサービスです。
第三者が会員サイト「MyJCBパスワード」を知らない限り、J/Secure加盟店でカードを不正使用されることができなくなります。
2016年にはスマートフォンアプリを用いた本人認証サービス(J/Secureワンタイムパスワード)が導入されました。1回限り有効なパスワードのため、 第三者に不正利用されるリスクが極限まで低下します。
JCBは不正監視システムで24時間365日、不正利用を監視しており、高いセキュリティを確保しています。
また、「JCBでe安心」によって、インターネットショッピングでご利用になった覚えのない請求があっても安心です。
状況調査のうえ適用条件に基づき、請求を取り消してくれます。万が一利用していない請求があった場合、すぐにカード裏面の連絡先に連絡すればOKです。
通知後60日以内にJCB所定の書類を提出のうえ、被害状況の調査に協力し、調査の結果、第三者による不正使用と認められた場合は、 請求を取り消してくれます。
ショッピング2回払い・分割払い・リボ払いの場合は、初回払いの通知後(最初の通知)60日以内となります。
もちろんリアルの店舗においても、紛失・盗難補償はあります。届け日から60日前にさかのぼり、それ以降に不正利用された損害を補償してくれます。
ANA JCB プリペイドカードへのチャージが無料
「ANA JCB プリペイドカード」というJCB搭載型プリペイドカードがあります。月々の利用金額に応じて、0.5%でANAマイルもしくはキャッシュバックの特典があるのが大きなメリットです。
チャージ残高の上限はいずれも30万円であり、高額の決済にも十分に対応できます。5万円や10万円が上限だと、高いお買い物ができなくて不便ですので、この点はナイスです。
セキュリティ・信頼性に不安が残る店舗やネット通販サイトでの決済に便利です。サブカードとして使うと使い勝手が良好です。
端数を使い切りたい場合は、Amazonギフト券を購入すればOKなので、使わなくなった時も困る心配はありません。
ANA JCB プリペイドカードのカード情報が万が一漏れても、本体のANA JCBカードの情報は漏れません。
500円(税抜)の利用開始手数料が発生するのがデメリットです。ただし、2020年3月31日までは無料で発行できます。
年会費・チャージ手数料は無料となります。カード番号を提示したくない場合でANAマイルを貯めたい場合は便利です。
他のANAカードとの比較
「ANA JCBワイドカードは他のANAカードと比較してどうなん?」という点は気になりますよね。ANA JCBワイドカードと他のANAカードの違いについて比較します。
まずは年間の税抜コスト(年会費+マイル移行手数料)、家族カードの年会費、一般加盟店でのマイル付与率、ANA航空券等の購入時のマイル付与率、ポイント(マイル)の有効期間が無期限か、電子マネー対応についてまとめます。
一部のカードではリボ払いの設定(利用限度額に設定すれば一回払いと同様に無料)等で年会費を下げることができます。それを考慮した年間最低コストです。
カード名 | 年間コスト (年会費・移行手数料) |
家族 年会費 |
マイル付与率 | 無期限 | ポイント付与の電子マネー | |
---|---|---|---|---|---|---|
一般 | ANA航空券 | |||||
ANA JCB ZERO | 0円(0円・0円) | - | 0.50% | 1.50% | QUICPay・PiTaPa | |
ソラチカカード&リーダーズカード | 2,000円(2,000円・0円) | 1,000円 | 1.01% | 2.01% | QUICPay・PiTaPa・PASMO | |
ANA VISA Suicaカード | 6,751円 (751円・6,000円) |
× | 1.00% | 2.00% | iD・PiTaPa・Suica | |
ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード | 6,751円 (751円・6,000円) |
1,000円 | 1.30% | 2.30% | iD・PiTaPa・PASMO | |
ANA JCB一般カード | 7,000円(2,000円・5,000円) | 1,000円 | 1.00% | 2.00% | QUICPay・PiTaPa | |
ANA VISA一般カード | 7,025円(1,025円・6,000円) | 1,000円 | 1.30% | 2.30% | iD・PiTaPa | |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 13,000円(7,000円・6,000円) | 2,500円 | 1.00% | 2.50% | ○ | |
ANA JCBワイドカード | 12,250円(7,250円・5,000円) | 1,500円 | 1.00% | 2.00% | QUICPay・PiTaPa | |
ANA VISAワイドカード | 12,275円(6,275円・6,000円) | 1,500円 | 1.30% | 2.30% | iD・PiTaPa | |
ANA VISAワイドゴールドカード | 9,500円(9,500円・0円) | 4,000円 | 1.30% | 2.30% | iD・PiTaPa | |
ANA JCBワイドゴールドカード | 14,000円(14,000円・0円) | 4,000円 | 1.00% | 2.00% | QUICPay・Edy・PiTaPa | |
ANAダイナースカード | 27,000円(27,000円・0円) | 6,000円 | 1.00% | 2.00% | ○ | Edy |
ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 31,000円(31,000円・0円) | 15,500円 | 1.00% | 3.00% | ○ | |
ANA JCB カードプレミアム | 70,000円(70,000円・0円) | 4,000円 | 1.30% | 3.30% | QUICPay・Edy・PiTaPa | |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 80,000円(80,000円・0円) | 4,000円 | 1.80% | 3.80% | iD・Edy・PiTaPa | |
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード | 150,000円(150,000円・0円) | 無料(4枚) | 1.00% | 4.50% | ○ | |
ANAダイナースプレミアムカード | 155,000円(155,000円・0円) | 無料 | 2.00% | 4.00% | ○ | Edy |
次にカードの継続で毎年もらえるボーナスマイル、フライトのボーナスマイル、ラウンジ・手荷物無料宅配サービス、その他の主な特典についてまとめます。
カード名 | 継続ボーナス | フライトマイル | ラウンジ | 手荷物無料宅配 | プレミアム特典 | その他主な特典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ANA JCB ZERO | × | 10% | × | × | × | 若年層限定 |
ソラチカカード&エクストリームカード | 1,000マイル | 10% | × | × | × | |
ANA VISA Suicaカード | 1,000マイル | 10% | × | × | × | |
ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード | 1,000マイル | 10% | × | × | × | |
ANA JCB一般カード | 1,000マイル | 10% | × | × | × | |
ANA VISA一般カード | 1,000マイル | 10% | × | × | × | |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 1,000マイル | 10% | ○ | ○ | × | |
ANA JCBワイドカード | 1,000マイル | 25% | × | × | × | |
ANA VISAワイドカード | 1,000マイル | 25% | × | × | × | |
ANA VISAワイドゴールドカード | 2,000マイル | 25% | ○ | ○ | × | ビジネスクラス専用チェックイン |
ANA JCBワイドゴールドカード | 2,000マイル | 25% | ○ | ○ | × | ビジネスクラス専用チェックイン |
ANAダイナースカード | 2,000マイル | 25% | ○ | ○ | × | レストラン1名無料 ビジネスクラス専用チェックイン |
ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 2,000マイル | 25% | ○ | ○ | × | ビジネスクラス専用チェックイン |
ANA JCB カードプレミアム | 10,000マイル | 50% | ○ | ○ | ○ | GOLD BASIC |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 10,000マイル | 50% | ○ | ○ | ○ | レストラン1名無料 |
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード | 10,000マイル | 50% | ○ | ○ | ○ | フリー・ステイ・ギフト |
ANAダイナースプレミアムカード | 10,000マイル | 50% | ○ | ○ | ○ | レストラン1名無料 |
※プレミアム特典=国内線ANAラウンジ・プライオリティパス・ビジネスクラス専用チェックイン・コンシェルジュ
あらゆるANAカードの比較については、以下で徹底的に解説。ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードが揃っています。
その中でカードのグレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。
以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
ANA JCBワイドカードは、マイル付与率が最大1.06%と低く、年会費も下げることができません。
他方、ANA VISA/マスターワイドカードは、マイ・ペイすリボ等の活用で年会費を6,275円(税抜)まで下げることができます。
また、マイル付与率は最大1.39%とANA JCBよりも高めです。ANA VISA/マスターワイドカードとソラチカカードの2枚持ちだと最大1.5265%まで上昇します。
ANAワイドカードにおいては、JCBよりもVISA/マスターにお得感があります。JCBブランドに強いこだわりがない限りはVISA/Mastercardの方がお得です。
なお、ANA一般カードのうち、三井住友カードが発行する以下の5枚はリーズナブルな年会費で維持できます。
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
マイ・ペイすリボに登録して年1回以上使えば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、5枚すべてを発行するのも手です。
年間の利用額に応じたステージは、各カードで個別に計算されます。各カードの利用金額を合算することはできません。複数枚持つ場合、利用はどれか1枚に集中するのが望ましいです。
5枚全て発行したら、1マイル約0.93円で毎年5,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
公式サイトANA VISA/マスターカード 公式キャンペーン
なお、ANAカードではありませんが、JCBからJCB一般カードないしゴールドカードとANAマイレージクラブカードの機能を融合させたクレジットカードが出ています。
しかし、これよりはANA JCBカードの方が圧倒的にマイル付与率が高いので、ANA JCBカードの方がお得です。
ANA JCBワイドカードと一般カードの比較
ANA JCBワイドカードにはワイドカードの他に「一般カード」があります。年会費がワイドカードよりもかなり安いカードです。
その代わりに、ANA JCBワイドカードはフライトボーナスのマイルが10%であるのに対して、ワイドカードはフライトボーナスが25%にパワーアップします。
また、継続ボーナスが上がり、旅行傷害保険が充実します。
一般カード | ワイドカード | 差額 | |
---|---|---|---|
年会費(税抜) | 2,000 | 7,250 | 5,250 |
継続ボーナス | 1,000マイル | 2,000マイル | 1,000マイル |
フライトボーナス | +10% | +25% | +15% |
旅行傷害保険 | 最高1000万円 | 最高5000万円 | 4000万円 |
家族カード年会費(税抜) | 1,000 | 1,500 | 500 |
年会費の差額(ワイドカード-一般カード)は5,250円(税抜)です。フライトボーナス・継続ボーナスで5,250円を超える価値のマイルを得られるか否かが、ワイドカードか一般カードかの選択のキモです。
継続ボーナスの差は1,000マイルなので、1マイル1.5円換算だと1,500円、2円換算だと2,000円、3円換算だと3,000円の価値があります。
5,670円からこれらの金額を引いた額の分、フライトボーナスで稼げるか否かが損益分岐点となります。
フライトボーナスは、「区間基本マイレージ×積算率(クラス・運賃倍率)×10%(25%)」で計算します。
1マイルの価値を1.5円/2円/3円に設定した場合、損益分岐となる年間フライト数は下表のとおりです。積算率ごとに算出しています。
マイル積算率 | 1マイルの価値 | ||
---|---|---|---|
1.5円 | 2円 | 3円 | |
150% | 12,356 | 8,156 | 3,956 |
125% | 14,827 | 9,787 | 4,747 |
100% | 18,533 | 12,233 | 5,933 |
75% | 24,711 | 16,311 | 7,911 |
70% | 26,476 | 17,476 | 8,476 |
50% | 37,067 | 24,467 | 11,867 |
30% | 61,778 | 40,778 | 19,778 |
多くの方が利用すると思われる積算率75%で1マイル2円で計算すると、年間で16,311マイルが必要です。
東京⇔伊丹の場合は77.7回、東京⇔沖縄は22.1回の搭乗となります。国内線だけだとフライトマイルが低いのでハードルが高めとなります。
国際線で積算率70%の場合は、年間17,476マイルです。東京⇔ホノルルは6.5回、東京⇔香港は13.7回の搭乗でOKです。
主にビジネス利用で積算率100%の場合は、もっと少ない回数で達成可能です。東京⇔沖縄は12.4回、東京⇔ホノルルは4.6回、東京⇔香港は6.7回の搭乗でOKです。
下表は1マイルの価値を1.5円・2円・3円と考えた場合、対象路線に何回乗れば、ワイドカードと一般カードの損益分岐点に到達するかです。単位は回数です。
路線とマイル積算率 | 1マイルの価値 | ||
---|---|---|---|
1.5円 | 2円 | 3円 | |
国内線(東京⇔伊丹/100%) | 66.2 | 43.7 | 21.2 |
国内線(東京⇔伊丹/75%) | 117.7 | 77.7 | 37.7 |
国内線(東京⇔沖縄/100%) | 18.8 | 12.4 | 6.0 |
国内線(東京⇔沖縄/75%) | 33.5 | 22.1 | 10.7 |
国際線(東京⇔香港/100%) | 10.2 | 6.7 | 3.3 |
国際線(東京⇔香港/70%) | 20.7 | 13.7 | 6.6 |
国際線(東京⇔ホノルル/100%) | 6.9 | 4.6 | 2.2 |
国際線(東京⇔ホノルル/70%) | 9.9 | 6.5 | 3.2 |
ただし、これに達しない場合でも、ANAワイドカード特典を重視する場合は、ANA JCBワイドカードという選択肢もあります。
ANA JCB ワイドカードと一般カードの相違点については、以下で精緻に分析しています。
ワイドカードと一般カードのカードフェイスの違いは「ANA CARD」という文字の右側に「WIDE」という文字・マークがあるか否かです。
JALカードでANAワイドカードに相当する「JAL CLUB-Aカード」は淡いシャンパンゴールドでゴールドカード風でオシャレです。
それに比べるとANAワイドカードのカードフェイスは一般カード丸出しでかっこよさは劣ります。
なお、ANA JCBワイドカードの年会費+マイル移行手数料は12,250円(税抜)です。マイル移行を2年に1度にした場合は9,750円(税抜)。
ANA JCBワイドゴールドカードの年会費の差は4,250円(税抜)となります。
それで年間ボーナスポイントの増量によってマイル付与率が上がり、ゴールドカード特典(空港ラウンジサービス、ANA SKYコインへの交換レート上限UP、ゴールドデスクなど)が付帯します。
年会費の差と特典の違いを総合考慮することになります。
なお、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードの場合、マイル移行手数料は不要で、年会費は、カードご利用代金WEB明細+マイ・ペイすリボへの登録+利用で9,500円(税抜)まで下がります。
なお、ANA JCBワイドカードの年会費+マイル移行手数料は12,250円(税抜)で、マイル移行を2年に1度にした場合は9,750円(税抜)。
ANA JCBワイドカードよりもANA VISA/マスター ワイドゴールドカードの方が年会費を安く維持することが可能です。
したがって、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードの方が圧倒的にお得です。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのゴールドカードとしてANA VISA/マスター ワイドゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードは、クレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
将来的に上級会員資格取得を視野に入れており、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)獲得の可能性があるなら、ワイドカード、ワイドゴールドカードの方が無難です。
上級会員達成時に無審査でSFCが得られるというメリットがあります。
ANA JCB一般カードは、ワイドゴールドカードと比較すると、年間の維持コストが格段に安いのがメリットです。
ゴールドカード特典が不要であり、年間の決済額があまり多くなく、フライトマイルのアップも不要の場合は、一般カードも選択肢となります。
逆に年会費が高くても更に充実した特典がある方がいい場合は、国内線ANAラウンジ利用・コンシェルジュ・プリオリティパスなどの至高の特典があるANAプレミアムカードも選択肢となります。
あらゆるANA JCBカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。
ANAスーパーフライヤーズカード(一般カード)に無審査で移行可能
ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)一般カードは、ANA一般カードではなく、ANAワイドカードに相当します。
将来的にANAの上級会員を視野に入れており、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)一般カードの保有を考えている場合は、ワイドカードも候補となります。
ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)に入会する予定の場合は、申し込みたいSFCカードと同等のANAカードを事前に発行しておくのが無難です。
こうしておけば、プレミアムメンバー「プラチナサービス」になった時点で、同じグレード・同じ国際ブランドのSFCカードに無審査で切り替えることができ、万が一の審査落ちのリスクをなくすことができます。
ANA JCB ワイドカードからANAスーパーフライヤーズカード(SFC)一般カード(JCB)に切り替える場合は、審査落ちのリスクがありません。
プレミアムメンバー専用デスクかANAカードデスクに電話すれば、切り替えの専用用紙を送ってくれるので、返送すればOKです。
将来的にANAスーパーフライヤーズカード(一般カード)を視野に入れている場合は、ANA JCB ワイドカードも候補です。
ただし、SFCカードもANAカードと同様に、JCBよりもVISA/Mastercardの方にお得感があります。
SFC会員になると、ANAラウンジ、国際線特典航空券の優先予約、フライトごとのボーナスマイル、座席アップグレード、優先チェックインカウンター・専用保安検査場、手荷物受け取りの優先、手荷物許容量の優待、優先搭乗などの絶大なメリットが付帯します。
ANAラウンジが同伴者1名まで無料で使い放題なのは嬉しいところですね。洗練されたゴージャスな空間で搭乗直前までゆったりと寛げます。
ANAラウンジは、ビジネス向けの電源付きデスク、食事向けのテーブル、外の景色を快適に見れる窓際席、ファミリー・複数人向けのスペースなど多様な席があります。
リラックスして寛ぐ席だけではなく、ビジネスパーソン向けに集中して作業ができるデスクもあり、パソコンの作業も快適。出発前までに仕事をすることも可能です。
ビール、ウイスキー・焼酎、おつまみのスナックも用意されています。羽田空港国内線のANAラウンジは日本酒が充実。
また、青汁、緑茶・紅茶・烏龍茶・ホットコーヒー、カフェラテ、ミネラルウォーター、牛乳、コールドのジュース・トマトジュース・野菜ジュース・烏龍茶・ポッカレモンもあります。
新聞・雑誌も多種多様な種類があり、無料のWi-Fiも通っており、搭乗の直前まで居心地が秀逸なラウンジで快適に過ごせます。
ANAラウンジは出たらすぐに搭乗口があるのが絶大なメリットです。ラウンジに流れるアナウンスを聞いてから出発しても、優先搭乗に十分に間に合います。
国際線になるとシャワーがあって食事もゴージャス。一例として羽田空港 国際線のANAラウンジについては、以下で徹底的に解説しています。
インタビュー
以前JCBに取材に行き、イシュイング本部 イシュイング推進部 商品企画グループ 副主事の新宮さんにインタビューしました。
JCBカードの魅力、JCBの歴史・強み、安全・安心の信頼性と充実した特典を両立させている点について取材しています。
まとめ
ANA JCBワイドカードはJCBが発行しているANAワイドカードです。一般カードと比較すると、フライトボーナスが+25%と増えて、継続ボーナスも1,000マイル増えます。
また、ビジネスクラス専用カウンター、IHG・ANA・ホテルズグループジャパンでの朝食無料&ウェルカムドリンクのサービス等のワイドカード特典が魅力的です。
海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険の金額も上がり、一般カードよりも充実した保険を確保できます。
大量のマイルが得られるキャンペーンも魅力的です。
ANA JCBカードの入会キャンペーンについては、以下で丹念に解説しています。
しかし、年会費の割引がなく、ANA VISA/マスターワイドカードが、マイ・ペイすリボに登録して年1回以上利用すれば、年会費が本人会員6,275円(税抜)、家族会員975円(税抜)となるのと比べて見劣ります。
ANA JCBワイドカードよりは、マイル付与率が遥かに高いANA VISA/マスター ワイドカードの方が魅力的です。
ANA VISA/マスター ワイドカードは、「リボ払い手数料」の口座引き落としが1円でも発生すれば、その月の利用代金のすべてポイント2倍となるので、少額のリボ払いを発生させることでマイル付与率が1.3%と高還元になります。
年間のショッピング利用金額に応じて、翌年度のポイント付与率がアップし、最大でマイル付与率1.39%となります。
ソラチカカードと2枚持ちすると、マイル付与率は約1.405%~1.5265%まで上昇します。
こうした仕組みを上手く活用すると、ANA JCBワイドカードはANA VISA/マスター一般カードよりも年会費が高くなってしまいますし、マイル付与率も下がります。
ANAワイドカードに関しては、JCBよりもVISA/Mastercardにお得感があります。更に言うと、ANA VISA/マスターワイドカードよりも、ワイドゴールドカードの方がコストパフォーマンスが良好です。
ワイドカードの年会費+マイル移行手数料は最安値で12,275円で、マイル移行を2年に1度にした場合でも9,275円(税抜)です。
ワイドゴールドカードの場合、マイル移行手数料は不要で、年会費は、カードご利用代金WEB明細+マイ・ペイすリボへの登録+利用で9,500円(税抜)まで下がります。
ワイドカードの年間コスト(2年に1度マイル移行)とワイドゴールドカードの年間コストの差額は、たったの年225円(税抜)に過ぎません。
それで年間ボーナスポイントの増量によってマイル付与率が上がります。ソラチカカードとの併用で最大1.5265%→1.71%にアップします。
また、ゴールドカード特典(空港ラウンジサービス、充実の保険、ゴールドデスクなど)が付帯します。
JCBブランドに強いこだわりがない限りはVISA/Mastercardの方がお得です。
ANA JCBワイドカードは、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードと比較しても年間維持コストが高くなってしまい、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードの方が圧倒的にお得です。