JCBが発行しているクレジットカードの会員サイト「MyJCB」が、2018年3月15日(木)にリニューアルされました。
シンプルで分かりやすく、直感的な操作が可能となっているのが特徴です。
メニューから詳細に辿っていくことが可能で、利用明細・ポイントもトップページですぐに確認できます。
MyJCBのリニューアル内容について解説します。
トップページによく見る情報が集約
2018年3月に新しくなったのは、MyJCBのログイン後トップページです。トップページのリンクから辿れる各メニューページは従来どおりです。
シンプルでわかりやすいデザインとなり、スマートフォン全盛期に求められている「直感的操作」に対応するインターフェイス変更となっています。
トップページに会員がよく見る情報が掲載されていて便利。また、保有カードに応じたサービスサイトへのリンクがあり、ベネフィットをすぐに確認できます。
- 確定前の利用分を含む最新2ヵ月分の支払い合計金額
- 参加中キャンペーンの抽選状況
- JCB STAR MEMBERSの集計状況
- Oki Dokiポイント数・有効期限
- カード特典ページ、Oki Dokiポイントへのリンク
- お知らせ・各種メニュー
JCBオリジナルシリーズのカードだとその限定サービス、ゴールド・プラチナ・THE CLASS会員の特典一覧ページへのリンクなどがあります。
Oki Dokiポイントが貯まらないJCBカード(JAL・JCBカードやリクルートカード)は、表示項目が少なくてシンプルになっています。
利用明細・ポイントを簡単にチェック可能
新しいMyJCBでは利用明細の確定金額がトップページに載っているので、請求額を迅速に確認できます。
「明細を見る」を選択すると明細が出てきます。「最新・他の月の明細を見る」を選択すると、未確定の利用分や昔の明細を確認できます。
MyJCBでは過去15ヶ月分の利用明細を確認できるので、確定申告する場合に「昨年の分が見当たらない」という自体を避けられてユーザーフレンドリーです。
この右側にある「公共料金・電話料金などを支払う」を選択すると、MyJCB上で携帯電話・電気・ガス・放送・ネット料金の支払いをJCBカードに切り替えることが可能で便利です。

ポイント明細では直近の有効期限が表示されているので、使い忘れによる失効リスクが低減します。
「ポイントを交換する」という緑色のボタンを選択すれば、交換画面に進むことが可能です。
通常ポイント、JCBスターメンバーズによる優遇ポイント、特約店利用などでのボーナスポイントの内訳を月ごとに詳細に確認することも可能です。
Oki Dokiランドのおすすめショップ、ポイントのおすすめ情報、キャンペーン一覧や登録状況へのリンクもあります。
全体的にはよく利用される項目が目立つ形で設置されており、多くの方にとっては使いやすくなっている印象です。
カードの切替も簡単
カード画像・カード名の右側にある「表示カード切替」で、おまとめログイン設定を行っている他のJCBカードに切り替えることができます。
例えば、JCBプラチナ、JAL・JCBカード、リクルートカード、ソラチカカード等を複数枚持ちしている場合に便利です。
ただし、ミライノカードはおまとめログインすることができません。
また、以下の提携クレジットカードは同一カードに限りおまとめログインが可能です。
- セブン・カード(JCBとVisaの2枚持ちの場合など)
- 小田急電鉄株式会社(JALカード OPクレジット、小田急カード等)
- 西日本旅客鉄道株式会社(J-WESTカード)
メニュー一覧から多様な手続き・照会が可能
トップページの「MyJCB」というロゴの右側にはメニュー一覧が並んでいます。
各カテゴリーを選択すると、多様な選択肢が出てくるので、何か手続きしたい場合はここを見ればOKです。
ジャンル | メニュー |
---|---|
カードご利用状況 | ご利用可能額照会 ご利用可能枠 ご利用可能枠の変更 ご利用可能枠の一時的な増額 |
ポイント・キャンペーン | ポイント照会 ポイント交換 JCB×Yahoo! JAPANポイントクラブの登録・解除 JCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗でためる Oki Doki ランド 実施中のキャンペーン一覧 キャンペーンの参加状況・抽選結果照会 JCB STAR MEMBERS |
リボ・分割払い&キャッシング | ショッピング1回払いをあとから変更 登録型リボ「支払い名人」の登録・変更 お支払い方法の照会・変更 キャッシング振り込みサービスのお申し込み キャッシング1回払いをリボ払いへ変更 ご利用可能枠の増額 融資ご利用内容のWEB確認サービス お支払い方法の照会・変更 |
各種お申込み・購入 | 公共料金・電話料金などの支払い カード追加 家族カード ETCスルーカード QUICPay(クイックペイ) JR東海「エクスプレス予約」サービスヘルプ 資料請求 カードのアップグレード カードデザイン変更 カード再発行(ICチップ不具合・磁気不良・破損などの場合) JCBギフトカード JCBプレモカード JCB-QUOカード タクシーチケット ご登録お届け先一覧 J-Baske JCBトラベル チケットJCB 保険のご案内 JCBオリジナルカレンダーのお申し込み履歴 |
お客様情報の照会・変更 | お客様情報の照会 お客様情報の変更 適用中サービスの照会 MyJCB ID MyJCBパスワード 秘密の合い言葉 Eメールアドレス 安心お知らせメール WEB明細の設定(MyJチェック) インターネットショッピングでの本人認証サービス(J/Secure) おまとめログイン設定 MyJCBの登録解除 カード暗証番号の照会 暗証番号通知書の請求 |
2018年8月21日からは、MyJCBにて支払い口座を変更できる金融機関が8行から91行へ増えて、ゆうちょ銀行にも対応してより一層便利になりました。
区分 | 銀行名など |
---|---|
都市銀行 | 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行 |
ネット銀行 | 住信SBIネット銀行、楽天銀行、auじぶん銀行、ソニー銀行、PayPay銀行、セブン銀行、イオン銀行 |
その他 | ゆうちょ銀行、地方銀行、信用金庫など |
「お客様情報の変更」の「お名前・お支払い口座情報の変更」から手続きできます。
スマホ最適化もバッチリ
スマホのサイトも機能は基本的に同一です。表示はスマホに最適化されており、トップページで利用明細、ポイントを確認可能です。
メニューは右上のボタンをタップしてアクセスする方式となり、各項目をタップすると項目ごとに多様な選択肢が出てきます。
Oki Dokiランドにアクセスするとログインした状態で遷移するので、スマホでネット通販をよく使う場合は便利です。
なお、スマホアプリの「MyJCB」もあり、こちらも使い勝手が良くて便利となっています。都度のログインが不要なのでこちらも選択肢となります。

まとめ
会員サイト「MyJCB」がリニューアルされたことによって、JCBカードがより一層使いやすくて便利になりました。
伝統的カード会社の中で、JCBの会員サイトは非常に使いやすくて優れています。
還元率や特典と比較すると地味で目立ちにくいところですが、JCBは細部の顧客サポートがしっかりしているのが特徴です。
安心して利用できるクレジットカード会社だと考えます。
JCBのプロパーカードであるJCBオリジナルシリーズは、卓越したT&Eサービス(トラベル&エンターテイメント)が魅力的なクレジットカードです。
また、Amazon・セブン-イレブン・apollostation・スターバックス・高島屋などのJCBオリジナルシリーズパートナーでは還元率が高い隠れ高還元カードです。

Oki Dokiランドというモールを経由すると、Amazonだけではなく、楽天市場、Yahoo!ショッピング、LOHACOなどのネット通販がお得になるというメリットもあります。

貯めた「Oki Dokiポイント」は、魅力的な多種多様な商品と交換できます。詳細、あらゆる交換先一覧については、以下にまとめています。

スマホアプリ「MyJCB」は利用金額の確認、キャンペーンの応募が便利です。会員サイトMyJCBは公共料金の支払い設定も可能です。
JCBトッピング保険、J-Basketなどのオプションも用意されており、ニーズに応じてサービスを追加できます。
残高不足となった場合は、一度だけではなく複数回引落しをかけてくれます。中には月末まで毎営業日実施してくれる銀行もあり、JCBは口座振替も便利です。
JCB PLAZAなど日本人が海外で活用できるJCBカード共通特典も充実しています。JCBオリジナルシリーズの特徴、メリット・デメリットについては、以下で徹底解説しています。

JCBは不正監視システムで24時間365日、不正利用を監視しており、高いセキュリティを確保しています。

万が一の4桁の暗証番号・3Dセキュア突破時も、絶対補償しないではなく、一定の条件では補償してくれます。

更新カードを発送する際にも、住所変更がないか確認してくれてユーザーフレンドリーです。

世界文化遺産「東寺」での貸切イベント、関西有名テーマパークでのハロウィーン・パーティー、クリスマスパーティー、JCB MUSIC LOUNGE、妙心寺 退蔵院 特別拝観など、会員限定のイベントも充実しています。
以前JCBに取材に行き、イシュイング本部 イシュイング推進部 商品企画グループ 副主事の新宮さんにインタビューしました。
JCBカードの魅力、JCBの歴史・強み、安全・安心の信頼性と充実した特典を両立させている点について取材しています。

JCBカードの種類は多様であり、ハイ・クオリティー・カードが揃っています。おすすめカードについては、以下で丹念に分析しています。

JCBオリジナルシリーズのスタンダードカードであるJCB一般カードについては、以下で徹底的に解説しています。

18歳以上39歳以下の方はJCB CARD W、JCB CARD W plus Lを発行できます。解約しない限り自動更新されるので、40歳以降も継続利用可能です。
年会費が無条件で無料、基本ポイント還元率が2倍と優遇されており、plus Lの方は女性向け特典・有料保険(女性疾病保険など)が付帯しているのが特徴です。

どちらも年会費無料で高還元であり、秀逸なハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「メインカード」としてJCB CARD W、女性向けカードとしてJCB CARD W plus Lを挙げられていました。

また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんの「おすすめの若年層向けカード」はJCB CARD W、女性向けカードはJCB CARD W plus Lでした。
JCB CARD W、JCB CARD W plus Lはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。

ゴールドカード以上のJCBカードは、GOLD Basic Serviceを利用できます。詳細は以下で徹底解説しています。

JCBゴールドは保険が充実しており、安価なプラチナカードを凌駕することもある高水準です。

空港ラウンジ、JCB GOLD Service Club Off、健康・介護・育児などに関する無料電話相談(24時間・年中無休)、充実の海外旅行保険、航空機遅延費用保険、空港手荷物無料宅配など特典も充実しています。

JCB一般カードとJCBゴールドは最短で即日発行も可能です。迅速にカードを作成できてすぐに使えます。

若年層向けのJCB CARD EXTAGE、JCB GOLD EXTAGEも用意されており、ポイント還元率・年会費がお得になっています。
JCBゴールドを保有して、2年連続でショッピングを100万円以上利用すると、「JCB GOLD THE PREMIER」(JCBゴールド ザ・プレミア)のインビテーションが届きます。
JCBゴールド ザ・プレミアは、世界中の148ヶ国、600を超える都市で膨大な数の空港ラウンジを0円で利用できるプライオリティ・パスを無料で発行できます。

搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なくラウンジを利用できるのが大きなメリット。格安航空券利用時も使えますし、1日に2回以上ラウンジを使うことも可能です。
通常は年会費469米ドルであるプレステージ会員が0円です。1ドル157.72円(2025/1/1時点)換算だと年会費73,970円が無料になります。
また、JR京都駅ビル内にある「JCB Lounge 京都」を利用できます。ドリンク、ガイドブック・情報誌の閲覧、手荷物の一時預かり、無料Wi-Fiなどのサービスが受けられます。PC作業もOKです。

JCBプレミアムステイプランという、JCB上級カード会員限定のホテル・旅館の優待も受けられます。

JCBゴールドのカード年会費とは別に、JCBゴールド ザ・プレミアのサービス年会費が5,000円(税抜)かかります。
しかし、初年度は無料ですし、2年目以降もショッピング利用金額が合計100万円以上だと無料となります。
つまり、JCBゴールド ザ・プレミアはJCBゴールドと全く同じ年会費でプライオリティ・パスなどの特典を享受できます。
コストパフォーマンスに優れた非常にお得なゴールドカードであり、空港ラウンジを使えるゴールドカードの中でもエッジが効いています。

JCBゴールド ザ・プレミアを入手するためには、まずJCBゴールドに加入することが必要です。
公式サイトJCBゴールド 公式キャンペーン
JCBオリジナルシリーズ、法人カード、JALとの提携カードには「プラチナ」というラインもあります。

2017年10月24日からは自己申込可能なプラチナカード「JCBプラチナ」が登場しました。
コンシェルジュ、関西有名テーマパークのラウンジ、グルメ・ベネフィット等の卓越したベネフィットを利用できます。年会費を取り戻せる高級カードの筆頭です。

JCBゴールド、ゴールド ザ・プレミア、プラチナの相違点については、以下で丹念に解説しています。

JCBプラチナとザ・クラスの比較は以下で精緻に分析しています。

JCBの最上位カードは「JCB THE CLASS(ザ・クラス)」です。JCBの頂点に君臨しており、JCBのプロパーサービスは全て利用可能。
年会費は55,000円(税込)です。家族カードは8枚まで発行できて年会費は全て無料。8名無料というカードは滅多にありませんね。パワフルです。
JCB THE CLASSは卓越したベネフィットが豊富で、JCBブラックカードの真骨頂を発揮しています。
- 24時間対応コンシェルジュサービス
- プライオリティ・パス
- 東京ディズニーリゾートの会員専用ラウンジ
- メンバーズセレクション(年1回のプレゼント)※ドンペリで正月に乾杯も可能!
- ザ・クラス会員限定 オリジナルプラン 東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ(利用した体験談)
- ザ・クラス 名食倶楽部、大相撲の溜まり席のチケット予約などザ・クラス会員限定イベント、高い利用限度額
- JCBプレミアムステイプラン(中にはザ・クラス会員限定のプランも)
- グルメ・ベネフィット(高級レストラン2名以上利用で1名無料)
- 関西有名テーマパークのJCBラウンジ
- 海外ラグジュアリー・ホテル・プラン
- JCB Lounge 京都
特に充実しているのは、ディズニーランド関連のオリジナル特典です。ディズニーリゾート内の会員専用ラウンジを利用できて、休憩後は待たずにアトラクションに搭乗できます。
ディズニーシーのストームライダーの後継アトラクションである「ニモ&フレンズ・シーライダー」にもJCBラウンジが設置されました。
メンバーズセレクションでは、ディズニーリゾートのパークチケット(パスポート)2枚、ディズニーグッズのセットが選べます。
年1回は夫婦や恋人でディズニーランドかディズニーシーを満喫できます。
パスポートは大人7,900~9,400円、グッズはぬいぐるみだと8,800円なので、最大27,600円(税込)相当となり、年会費に占める金額はなんと約50.1%とパワフルです。
メンセレにはUSJスタジオ・パスとJCBプレモカードのセットもあり、年会費の半分近くはこれらの特典で元が取れてしまいます。
ディズニーやユニバーサル・スタジオ・ジャパンがお好きな方には絶大なメリットがあります。
関西有名テーマパークのJCBラウンジを利用でき、1.5~3時間待ちの大人気アトラクションを並ばずに乗れて、上質の空間で休憩できます。

コース料理1名分無料サービスは、コンシェルジュの対応が優れている点において、他の高級カードと比較しても、エッジ・優位性があります。

JCB THE CLASSのコンシェルジュの質については、クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんも高く評価しています。
わが国が誇る国際ブランドJCBの最上位カードであり、コスパ最上級のブラックカードです。ジョジョの奇妙な冒険で喩えると、第4部の副題「ダイヤモンドは砕けない」のようなカードです。
アメックス・プラチナ、ダイナースクラブ プレミアムカードに勝るとも劣らない卓越した魅力があります。アメプラ・黒ダイナースでも、JCB THE CLASSの魅力は砕けません。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのプラチナ/ブラックカードとしてJCB THE CLASSを挙げられていました。
JCB THE CLASSはクレジットカードのレジェンドも高く評価しています。

2015年6月からのJCBのブランドメッセージは、日本国内では「世界にひとつ。あなたにひとつ。」であり、海外では「Uniquely Yours」です。
このブランドメッセージには、JCBがこれからも大切にしたいこと、「お客様志向」と「日本的」が反映されています。JCBの思いは以下の通りです。
それぞれの願い。それぞれの夢。お客様一人ひとりの、かけがえのない想い。
JCBは約束します。そのひとつひとつをしっかりと受けとめ、耳を傾け、かなえるお手伝いをすることを。
私たちは、日本で生まれた、ただひとつの国際カードブランドとして、「おもてなしの心」「きめ細やかな心づかい」で一人ひとりのご期待に応えていきます。
そして「便利だ」「頼れる」「持っていてよかった」と思っていただける、あなたにとっての世界にひとつを目指し続けます。
JCB THE CLASSはまさにこのブランドメッセージに込められたコンセプトを体現しているスーパーカードです。詳細については、以下で徹底解説しています。

メンセレ、有名テーマパークのオフィシャルスポンサーならではのうれしい特典、会員限定イベント、プライオリティパスなどの特典があるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
JCB THE CLASSはインビテーションを待つ必要があり、取得まで時間がかかります。ただし、年収は高くなくても問題ありません。利用額とフリークエンシーが最重視されています。

JCB THE CLASSの特徴としては、JCBでの利用履歴が非常に重視される点が挙げられます。JCBの保有履歴が長いとインビテーションが届きやすい傾向にあります。
将来的に日本が誇る至高の煌めきを放つJCB THE CLASSへの道が開けるのが、JCBゴールド、JCBプラチナの大きなメリットの一つです。
現在、JCBゴールド、プラチナは、お得な新規入会キャンペーンを行っています。