ANAマイルの使い方 2019!使い道の工夫で価値は上昇!おすすめ交換先を解説

更新日: ANAマイル

ANAマイル(659,557マイル)

日本を代表する航空会社の一角がANA(全日本空輸)ですね。ANAマイルを貯めているという方も数多くいらっしゃるでしょう。

マイルは使い方によって価値が変動して、1マイル1円を割ることもあれば、1マイル数円で利用できる場合もあります。

せっかく獲得したマイルならば少しでもお得に使いたいですよね。2019年9月現在もお得に利用できる使い道は複数あります。

そこでANAマイルのお得な使い方、価値は何円まで上げられるか、おすすめの交換先について、わかりやすく徹底的に解説します。

特典航空券が最もお得

マイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的です。最もお得なのは特典航空券への交換であり、1ポイントの価値が数円に昇華します。

国内線特典航空券で利用すると1マイルの価値が1.5円~2円程度、国際線のビジネスクラスだと1マイル2.5~6円程度、ファーストクラスなら7~16円程度に跳ね上がります。

クラス1マイルの価値(目安)
普通席/国内線1.5円
1.6円
1.7円
1.8円
1.9円
2円
国際線ビジネスクラス2.5円
3円
4円
5円
6円
国際線ファーストクラス7円
8円
9円
10円
11円
12円
13円
14円
15円
16円

貯めたANAマイルでお得にフライトすることが可能になります。特に国際線のビジネスクラス、ファーストクラスがベターです。

ANA SUITE CHECK-IN(ANAファーストクラスチェックインカウンター)ANAビジネスクラス・SFC チェックインカウンター

特典航空券のデメリットは便ごとに席数が限定されており、なかなか取りづらい点です。

特にGW、お盆・夏休み、年末年始、その他連休の時期は、予約開始時刻でない限り、複数名での予約は困難を極めます。

355日前(出発日含まず)の午前9時になったら、とりあえず同日往復分の特典航空券を確保して、復路分は希望日の355日前になったら予約変更するという裏技を駆使する必要があります。

万全を期すならば、9時の少し前に電話をかけておき、電話でも依頼するという方法もあります。ただし、電話の場合は発券手数料が必要となります。

なお、エバー航空・アシアナ航空など一部の航空会社は午前0時に開放されるので、ANA便にこだわらない場合は、深夜0時にアクセスすると更に取りやすくなります。

エバー航空アシアナ航空

しかし、忙しくてこのような手間はかけてられないという方も多いでしょう。

会社員の方、お休みの時期が前もって調整しづらい方にとっては、「自分が使いたい時になかなか使えない」という落とし穴に嵌まりがちな点がデメリットです。

しかし、たまたま都合がいい時期に空いていることもありますし、お休みの時期を柔軟に調整できる方にとっては、特典航空券はANAマイル最強の交換先です。

国内線においては、ANAグループ国内線特典航空券、バニラエア特典航空券(2019年10月26日運行終了)の2種類があります。

国際線では、ANA国際特典航空券の他、スターアライアンスを中心とした多くの提携エアラインの特典航空券にも交換できます。

スターアライアンスの飛行機

特典航空券へ交換すると、1ポイントの価値が数円に昇華するのが魅力的です。

国内線特典航空券で利用すると1マイルの価値が1.5~2円程度、国際線のビジネスクラスだと1マイル2.5~6円程度、ファーストクラスなら7~16円程度に跳ね上がります。

このように国際線特典航空券のビジネスクラス、ファーストクラスで利用するのが最もマイルの価値を高められて、かつ非日常のエクスペリエンスが可能になって流麗です。

特に私のようなぼっちで、配偶者や恋人と予定を合わせる必要がない方、一人旅行をしても家族や恋人から文句を言われない方にはおすすめです。

中部国際空港セントレア

一人だと比較的取りやすく、人気路線のハワイ行きビジネス/ファーストクラスも、日程を選ばなければ、ステータス会員やSFC会員でなくても予約可能です。

なお、特典航空券に少し足りない場合で最速でANAマイルに交換できるのは、Tポイントです。

なんと2~3日程度(最短翌営業日)に反映されるスピード交換が可能です。ただし、交換レートは2対1(50%)と半減します。

2017年1月に十数年かけて貯めたTポイントが6桁、10万ポイントを突破しました。6桁というのがちょうどいい区切りということもあり、人...

それ以外ではマリオットボンヴォイのポイントも、約10日程度でANAマイルに移行できて風雅です。

Marriott Bonvoyのホテル宿泊や、SPGアメックスの利用で貯めたポイントは、ホテル無料宿泊だけではなくマイル交換でも高い価値となります。

Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)のホテルの宿泊やレストラン利用によって、SPGとマリオットの「ポイント」が貯まります。マ...

国際線特典航空券の詳細

ANAマイルの使い方として最もお得な国際線特典航空券の内容について掘り下げて解説します。

ANA国際線特典航空券

羽田空港国際線ターミナルに駐機するANAの飛行機

ANAグループ便の国際線特典航空券は、往復12,000マイルから利用できます。国際線については片道では使えません。

必要マイル数は、出発地と目的地のゾーン、シーズン、搭乗クラスによって決まります。幼児・小児の場合でも、大人と同じマイル数が必要です。

海外の航空会社とは異なり、ANAは特典交換に必要なマイル数に達していない場合、不足分を現金やANA SKY コインなどで補うことはできません。この点はJALも同様です。

国際線特典航空券の必要マイル数は、まず出発地と目的地のゾーンを確認します。

地域(Zone名)国名・空港名
日本(Zone 1)日本
韓国(Zone 2)ソウル
アジア 1(Zone 3)北京、 大連、 瀋陽、 青島、 上海、 杭州、 広州、 厦門、 成都、 武漢、 香港、 台北、マニラ
アジア 2(Zone 4)シンガポール、 バンコク、 ホーチミン、 ヤンゴン、 ジャカルタ、 ムンバイ、 デリー、ハノイ、 クアラルンプール、プノンペン
ハワイ(Zone 5)ホノルル
北米(Zone 6)ロサンゼルス、 サンフランシスコ、 シアトル、 サンノゼ、 ワシントン、ニューヨーク、シカゴ、ヒューストン、バンクーバー、メキシコシティ
欧州(Zone 7)ロンドン、 パリ、 フランクフルト、 ミュンヘン、 デュッセルドルフ、 ブリュッセル
オセアニア(Zone 10)シドニー

次に搭乗日のシーズンをチェックする流れとなります。L(ローシーズン)、R(レギュラーシーズン)、H(ハイシーズン)の3種類が設定されています。

発着[日本]-[アジア]
(Zone 2~Zone 4)
日本 - ハワイ
日本 - オセアニア
[日本]-[欧米]
(Zone 6~Zone 7)
L2018年1/8~1/31、4/1~4/25、5/8~6/30、12/1~12/201/8~2/28、4/1~4/25、5/8~5/311/8~2/28、4/1~4/25
2019年1/7~1/25、4/1~4/25、5/8~6/30、12/1~12/191/7~2/28、4/1~4/25、5/8~5/311/7~2/28、4/1~4/25
2020年1/6~1/141/6~2/291/6~2/29
R2018年2/1~3/31、7/1~8/2、8/21~11/303/1~3/31、6/1~7/26、8/21~12/203/1~3/31、5/8~7/25、8/21~12/18
2019年1/26~3/31、7/1~8/1、8/20~11/303/1~3/31、6/1~7/24、8/20~12/173/1~3/31、5/8~7/24、8/20~12/17
2020年1/15~3/313/1~3/313/1~3/31
H2018年1/1~1/7、4/26~5/7、8/3~8/20、12/21~12/311/1~1/7、4/26~5/7、7/27~8/20、12/21~12/311/1~1/7、4/26~5/7、7/26~8/20、12/19~12/31
2019年1/1~1/6、4/26~5/7、8/2~8/19、12/20~12/311/1~1/6、4/26~5/7、7/25~8/19、12/18~12/311/1~1/6、4/26~5/7、7/25~8/19、12/18~12/31
2020年1/1~1/51/1~1/51/1~1/5

2018年~2019年は、ハワイ発1/1~1/2の期間には利用できません。ただし、ファーストクラスおよびビジネスクラスには、利用できない期間はありません。

例えば日本から外国への往復をANAマイルでフライトする場合、往復の国際線特典航空券に必要なマイル数の一覧は下表のとおりです。

目的地シーズンエコノミープレエコビジネスファースト
韓国
(Zone 2)
L12,000-25,000-
R15,000-30,000-
H18,000-33,000-
アジア 1
(Zone 3)
L17,000-35,000-
R20,000-40,000-
H23,000-43,000-
アジア 2
(Zone 4)
L30,00046,00055,000105,000
R35,00051,00060,000105,000
H38,00054,00063,000114,000
ハワイ
(Zone 5)
L35,00053,00060,000120,000
R40,00058,00065,000120,000
H43,00061,00068,000129,000
北米
(Zone 6)
L40,00062,00075,000150,000
R50,00072,00085,000150,000
H55,00077,00090,000165,000
欧州
(Zone 7)
L45,00067,00080,000165,000
R55,00077,00090,000165,000
H60,00082,00095,000180,000
オセアニア
(Zone 10)
L37,00054,00065,000-
R45,00062,00075,000-
H50,00067,00080,000-

一例として日本から香港や台湾に行く場合はZone1→Zone3になるため、ビジネスクラスの必要マイル数はローシーズン35,000マイル、レギュラーシーズンが40,000マイル、ハイシーズンは43,000マイルです。

日本→台北(桃園・松山)の往復運賃は、2019年4月に3ヵ月後の7月(レギュラーシーズンの日程)を予約する場合は、「Value Plus」(予約変更不可)の最安値で132,000円かかります。この場合、1マイルの価値が約3.30円となります。

その他、2019年4月に3ヵ月後の7月を予約する場合、ビジネスクラスの運賃最安値と、交換に必要なマイル数の比較は下表のとおりです。

Zone目的地シー
ズン
必要
マイル数
航空運賃
(最安値)
1マイル
の価値
Zone 2ソウルR30,000113,0003.77円
Zone 3香港R40,000141,0003.53円
Zone 4バンコクR60,000204,0003.40円
Zone 5ホノルルR65,000281,0004.32円
Zone 6ロサンゼルスR85,000436,0005.13円
Zone 7ロンドンR90,000497,0005.52円
Zone 10シドニーR75,000301,0004.01円

目的地や時期によってお得度は変わってきますが、マイルを国際線のビジネスクラスと交換する場合は、おおよそ1マイル4円程度の価値、控えめに厳しく見積もっても1マイル3円の価値はあると考えます。

つまり、ANAカードで獲得したANAマイルをビジネスクラスで使ったら、なんと実質的な還元率は3~4倍に跳ね上がると評価できます。

マイルでファーストクラスに乗ると、ビジネスクラス以上に1マイルの価値が跳ね上がります。

2019年4月(ホノルルのみ8月)に3ヵ月後を予約する場合、ファーストクラスの運賃最安値と、交換に必要なマイル数の比較は下表のとおりです。

Zone目的地シー
ズン
必要
マイル数
航空運賃
(最安値)※
1マイル
の価値
Zone 4シンガポールR105,000938,0008.93円
Zone 5ホノルルR120,000500,6204.17円
1,528,62012.74円
Zone 6ロサンゼルスR150,000860,0005.73円
1,677,00011.18円
ニューヨークR150,0001,135,0007.57円
2,271,00015.14円
Zone 7パリR165,0001,240,0007.52円
2,900,00017.57円

※日程によって最安値が大きく異なる場合は複数掲載

比較的近距離のシンガポールでも1マイル8円、遠距離の欧米ですと日程によっては1マイルが11~17円に鋭角に上昇します。

マイルの価値を最大限に高めるのを重視するならば、頑張ってマイルを貯めてファーストクラスの航空券と交換するのがベストですね。

提携航空会社特典航空券

ユナイテッド航空の飛行機

スターアライアンス加盟航空会社、その他ANA独自の提携航空会社の航空券にANAマイルを交換することも可能です。

往復15,000マイルより利用できます。ANA国際航空券と同様に、片道では利用できません。提携航空会社特典航空券の場合、シーズンによる必要マイル数の変動はありません。

提携航空会社特典航空券のゾーン区分の一覧は下表のとおりです。

発着地Zone対象地域
日本1-A
1-B
日本
韓国2韓国
アジア 13グアム、台湾、中国、フィリピン、香港、マカオ
アジア 24アフガニスタン、イギリス領インド洋地域、インド、インドネシア、ウズベキスタン、カザフスタン、カンボジア、キルギス、シンガポール、スリランカ、タイ、タジキスタン、トルクメニスタン、ネパール、パキスタン、バングラディッシュ、東ティモール、ブータン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、モルディブ、モンゴル、ラオス
ハワイ5ハワイ
北米6アメリカ合衆国、アラスカ、カナダ、メキシコ
欧州7アイスランド、アイルランド、アゼルバイジャン、アルジェリア、アルバニア、アルメニア、アンドラ、イギリス、イタリア、ウクライナ、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、グリーンランド、クロアチア、サンマリノ、ジブラルタル、ジョージア、スイス、スヴァールバルとヤンマイエン島、スウェーデン、スペイン(カナリア諸島を含む)、スロバキア、スロベニア、セルビア、チェコ共和国、チュニジア、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、バチカン市国、ハンガリー、フィンランド、フェロー諸島、フランス、ブルガリア、ベラルーシ、ベルギー、ポーランド、ボスニアヘルツェゴビナ、ポルトガル(アゾーレス諸島とマデイラを含む)、マケドニア、マルタ、モナコ、モルドバ共和国、モンテネグロ、モロッコ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルグ、ロシア
アフリカ、中東8アラブ共和国、アラブ首長国連邦、アンゴラ、イエメン、イスラエル、イラク、イラン、ウガンダ、エジプト、エチオピア、エリトレア、オマーン、ガーナ、カボ・ヴェルデ、カタール、ガボン、カメルーン、ガンビア、ギニア、ギニア・ビサウ、クウェート、ケニア、コートジボアール、コモロ、コンゴ(キンシャサ)、コンゴ(ブラザビル)、サウジアラビア、サントーメ・プリンシペ、ザンビア、シエラレオネ、ジブチ、シリア、ジンバブエ、スーダン、スワジランド、セイシェル、赤道ギニア、セネガル、ソマリア、タンザニア、チャド、中央アフリカ共和国、トーゴ、ナイジェリア、ナミビア、ニジェール、バーレーン、パレスチナ占領地、ブルキナ・ファソ、ブルンジ、ベナン、ボツワナ、マダガスカル、マラウイ、マリ、南アフリカ、メイヨット、モーリシャス、モーリタニア、モザンビーク、ヨルダン、リベリア、レソト、レバノン、ルワンダ
中南米9アメリカ領ヴァージン諸島、アルゼンチン、アルーバ、アングイラ、アンティグア・バルブダ、イギリス領ヴァージン諸島、ウルグアイ、エクアドル、エルサルバドル、ガイアナ、キューバ、キュラソー、グアテマラ、グアドループ、グレナダ、ケイマン諸島、コスタリカ、コロンビア、サウスジョージアとサウスサンドウィッチ諸島、ジャマイカ、スリナム、セントキッツ・ネヴィス、 セントビンセントおよびグレナディーン、セントヘレナ、シントマーティン、セントルシア、タークス・アンド・ケーコス諸島、チリ、ドミニカ共和国、ドミニカ国、トリニダード・トバゴ、ニカラグア、ハイチ、パナマ、バハマ、バミューダ、ベネズエラ、ベリーズ、ペルー、パラグアイ、バルバドス、プエルトリコ、フォークランド諸島、ブラジル、フランス領ギアナ、ボリビア、ホンジュラス、マルティニク、モントセラト
オセアニア、ミクロネシア10アメリカ領サモア、ヴァヌアトゥ、ウェーク島、オーストラリア、カロリン諸島、カントン(フェニックス島)、キリバス、ギルバート島、クック諸島、クリスマス島、ココヤシ島、サモア、ジョンストン島、ソロモン諸島、 トゥヴァル、トケラウ、トンガ、ナウル、ニウエ、ニューカレドニア、ニュージーランド、ノーフォーク島、パプアニューギニア、パラオ、ピトケアン、フィジー、フランス領ポリネシア、マーシャル諸島、マリアナ諸島(グアムを除く)、ワリーエフトゥーナ諸島

提携航空会社特典航空券の場合、日本発で「Zone 1-A」、「Zone 1-B」の二種類があります。以下2つに該当する非ハイシーズンは「Zone 1-A」となり、それ以外は1-Bです。

  • 国際線往復2区間のみの旅程
  • 国際線往復2区間に加え日本国内のみで乗り継ぎをしている旅程

提携航空会社特典航空券への交換に必要なANAマイル数(日本発)の一覧は下表のとおりです。

目的地/出発地日本(Zone 1-A)日本(Zone 1-B)
YCFYCF
韓国(Zone 2)15,00030,00045,00018,00033,00054,000
アジア 1(Zone 3)20,00040,00060,00023,00043,00069,000
アジア 2(Zone 4)35,00060,000105,00038,00063,000114,000
ハワイ(Zone 5)40,00065,000120,00043,00068,000129,000
北米(Zone 6)50,00085,000150,00055,00090,000165,000
欧州(Zone 7)55,00090,000165,00060,00095,000180,000
アフリカ、中東(Zone 8)なしなしなし70,000110,000210,000
中南米(Zone 9)なしなしなし90,000143,000270,000
オセアニア、
ミクロネシア(Zone 10)
45,00075,000135,00050,00080,000150,000

特徴としては日本国内での乗り継ぎがかなりお得なことが挙げられます。

国際線往復2区間に加え日本国内のみで乗り継ぎをしている旅程も、ANA国際線特典航空券のレギュラーシーズンとほぼ同じマイル数で交換できます。

例えば、[東京]⇔[台北(桃園・松山)]の国際線往復2区間に加えて、[東京]⇔[沖縄]の日本国内線乗り継ぎ予約が可能です。

24時間以内の乗り継ぎという制限はありますが、低いマイル数でお得にフライトすることが可能になります。

ANA国際線特典航空券だと[東京]⇔[台北(桃園・松山)]だけだったのが、提携航空会社特典航空券だと、まず東京から沖縄に飛び、沖縄で24時間グルメや観光を満喫して、それから台湾に行くということが可能になります。

また、いち早く国内行きの特典航空券を確保できるのもメリットです。国内線の特典航空券の場合は予約可能なのが2ヶ月前ですが、国際線特典航空券は330日前です。

場合によってはANA国内線特典航空券よりも、提携航空会社特典航空券の方がお得になることもあります。

例えば[東京]⇔[沖縄]の国内線特典航空券に必要なマイル数は、ハイシーズンだと21,000マイルです。

他方、東京⇔沖縄⇔韓国という提携航空会社特典航空券だとハイシーズンでも18,000マイルとなります。しかも遥か前から予約できます。

国内線特典航空券

岡山空港に駐機するANAの飛行機

国際線特典航空券よりは1マイルの価値は低下するものの、日常的な移動やお手軽な国内旅行に使える国内線特典航空券も、利便性が高くてお得な使い方です。

ANA国内線特典航空券への交換に必要なマイル数は、「旅程区間」と「シーズン」によって異なります。「シーズン」は下表のとおりです。

L(ローシーズン)R(レギュラーシーズン)H(ハイシーズン)
2018年1/8~2/28、4/1~4/26、12/1~12/213/1~3/15、5/7~8/9、8/21~11/301/1~1/7、3/16~3/31、4/27~5/6、8/10~8/20、12/22~12/31
2019年1/6~2/28、4/1~4/25、12/1~12/203/1~3/14、5/7~7/31、8/26~11/301/1~1/5、3/15~3/31、4/26~5/6、8/1~8/25、12/21~12/31
2020年1/6~2/293/1~3/121/1~1/5、3/13~3/31

1区間目と2区間目のシーズンが異なる場合は、各シーズン必要マイル数の2分の1を合算します。

国内線特典航空券で利用できるのは普通席のみとなります。もっとも、当日に空席がある場合は、空港でプレミアムクラス料金を支払えばアップグレードできます。

片道(1区間)・往復同区間(2区間)旅程の必要マイル早見表(例)は下表のとおりです。

全旅程の
距離
対象路線必要マイル数
片道往復
0~600マイル区間東京秋田、庄内、仙台、新潟、大島、八丈島、富山、小松、能登、名古屋、大阪L 5,000
R 6,000
H 7,500
L 10,000
R 12,000
H 15,000
大阪萩・石見、松山、高知、福岡、大分、熊本、宮崎
名古屋新潟、松山
札幌利尻、稚内、女満別、根室中標津、オホーツク紋別、釧路、函館、青森、秋田
仙台小松
福岡対馬、五島福江、宮崎
長崎壱岐、五島福江、対馬
沖縄宮古、石垣
宮古石垣
601~1,600マイル区間(上記・下記以外の往復同区間旅程)L 6,000
R 7,500
H 9,000
L 12,000
R 15,000
H 18,000
1,601~2,000マイル区間東京沖縄L 7,000
R 9,000
H 10,500
L 14,000
R 18,000
H 21,000
大阪石垣
大阪宮古
静岡沖縄
名古屋沖縄
札幌福岡
2,001~4,000マイル区間東京石垣L 8,500
R 10,000
H 11,500
L 17,000
R 20,000
H 23,000
東京宮古
名古屋石垣
札幌沖縄
沖縄仙台、新潟

国内線特典航空券で予約できるのは普通席のみとなります。ただし、2018年4月1日搭乗分からは、搭乗2日前から所定の「アップグレード料金」を支払うことで、プレミアムクラスを利用可能になりました。

国内線特典航空券でも十分にお得。一例として大阪→東京の移動が6,000マイルで、ANAバリューの料金(16,320円)に対して1マイル2.72円で利用できたことがあります。

ANAの特典航空券の予約完了画面

ANAの航空券料金

ANA SKY コインは使い勝手が抜群

ANAの飛行機

ANAマイルを1マイル単位でANA SKY コインに交換することもできます。

ANA SKY コインは、ANAホームページで航空券や旅行商品の支払いに1コイン1円で利用できる電子クーポンです。

一般のANAマイレージクラブ会員は最大1マイル1.2円相当となりますが、ANAカード会員は交換レートが優遇されています。

  • 1~9,999マイル→1~9,999コイン(1倍)
  • 1万マイル→12,000コイン(1.2倍)
  • 2万マイル→26,000コイン(1.3倍)
  • 3万マイル→42,000コイン(1.4倍)
  • 4万マイル→60,000コイン(1.5倍)
  • 5万マイル→80,000コイン(1.6倍)

ANA一般カードは最大1.2倍、ANAワイドカードは最大1.5倍ですが、ANAワイドゴールドカードANA プラチナ・プレミアムカードの場合は、最大1.6倍で交換できます。

ANAの上級会員資格(ブロンズ・プラチナ・ダイヤモンド)のメンバーは、更に優遇されて最大1.7倍のレートでマイルをANA SKYコインに交換することが可能です。

交換マイル数ANA上級会員
(ブロンズ以上)
SFC・プレミアム
・ゴールドカード
ワイド・一般AMC
1~9,999マイル1~9,999(1倍)
10,000マイル13,000(1.3倍)12,000(1.2倍)
20,000マイル28,000(1.4倍)26,000(1.3倍)24,000(1.2倍)
30,000マイル45,000(1.5倍)42,000(1.4倍)36,000(1.2倍)
40,000マイル64,000(1.6倍)60,000(1.5倍)48,000(1.2倍)
50,000マイル~85,000(1.7倍)~80,000(1.6倍)~75,000(1.5倍)~60,000(1.2倍)~
200,000マイル340,000(1.7倍)320,000(1.6倍)300,000(1.5倍)240,000(1.2倍)

マイルを国内線搭乗に使う場合は路線・時期によっては、ボーナスマイルなどを考慮すると特典航空券よりもANA SKYコインの方がお得になる場合があります。

また、ANA SKYコインでの購入は通常の現金払いと同じ扱いとなり、ANAマイルやプレミアムポイントをフルに獲得できます。

したがって、ANA SKY コインはSFC修行に活用できるというメリットもあるので、修行時のキャッシュアウトを防ぐことも可能です。

ライバルの日本航空のe JALポイントは、JALのダイヤモンド会員でも、JGCでも、JALカード プラチナ保有者でも1.5倍がMAXです。

e JALポイントと比較すると最大で1.7倍になる点は、ANA SKY コインの大きなメリットです。

また、1マイル単位で交換できるので、有効期限が切れそうなマイルがあったら、ANA SKY コインに交換すれば無駄なく利用できるのも素晴らしい点です。

ANA SKY コインというハウス電子マネーのような制度があります。ANAの航空券、パッケージツアーの購入に利用できます。最大で1マイル1...

今週のトクたびマイルは1マイル3.5円以上に

ANAの飛行機

2019には「今週のトクたびマイル」という新しい国内線特典航空券が開始しました。通常よりも少ないマイルでフライトできるのが魅力の使い方です。

必要なマイルが通常よりも大幅に少ない3,000~6,000マイルなのが絶大なメリットです。

半分のマイルでフライトすることも可能で流麗。ANAが選定した路線なら自由に行き先を選べるのが大きなメリットです。

他方、発表が搭乗期間の2~7日前と直前なので、計画的な旅行には使えないのがデメリットです。

詳細は以下で徹底解説しています。

ANAが国内線で片道3,000マイルからフライトできる「今週のトクたびマイル」を2019年4月から導入します。JALの「どこかにマイル」のANA...

その他の交換先・使い方

特典航空券・ANA SKYコイン以外にも、ANAマイルには多種多様な使い方があります。行か、主な交換先について解説します。

ANAショッピング A-styleで利用

ANAオリジナル アロマオイル、ウッドディフューザーヒノコセット、ストーンディヒューザー

ANAマイルを1マイル1円単位で、ネット通販の「ANAショッピング A-style」で使えます。ANAオリジナルアロマ、ファーストクラス・ビジネスクラス搭載ワイン等が魅力的です。

有効期限が間近のANAマイルがある場合は、ANA SKYコインやANAショッピング A-styleは消化に便利です。

国際線アップグレード

ANAビジネスクラスの座席

国際線の座席アップグレードも可能です。「ANA国際線アップグレード特典」と「スターアライアンスアップグレード特典」の2種類があります。

ANA国際線アップグレード特典の必要マイル数(1区間)は下表のとおりです。

1区間(片道)の距離
(区間基本マイレージ)
エコノミークラス
→ビジネスクラス
エコノミー→
プレミアムエコノミー
ビジネスクラス
→ファーストクラス
0~2,00012,000-20,000
2,001~3,50018,00015,00030,000
3,501~4,50020,00015,00035,000
4,501~5,50025,00020,00040,000
5,501~28,00020,00045,000

スターアライアンスのアップグレード特典の必要マイル数(1区間)は下表のとおりです。

1区間(片道)の距離
(区間基本マイレージ)
エコノミークラス
→ビジネスクラス
ビジネスクラス
→ファーストクラス
0-2,00012,00020,000
2,001-2,50018,00030,000
2,501-3,00022,00035,000
3,001-3,50024,00040,000
3,501-4,00026,00045,000
4,001-4,50028,00045,000
4,501-5,00030,00050,000
5,001-5,50032,00050,000
5,501-7,00034,00050,000
7,001-9,00036,00055,000
9,001-10,00038,00055,000
10,001以上40,00060,000

この他、航空券・インターコンチネンタルホテルの宿泊・ANA FESTA・機内販売商品などに使える「ANAご利用券」に交換可能。ただし、1万マイル1万円相当です。

また、多種多様なアイテムへの交換(ANAセレクション)、ザ・ペニンシュラホテルズ、シャングリ・ラ、セント レジス、オークラ、ザ・リッツ・カールトン等の宿泊やお食事と交換することも可能です。

ジョエル・ロブションやホテルレストランで食事できるクーポンもあります。ただし、交換レートはよくありません。

共通ポイント・デジタルギフトコード・クーポン等への交換

提携ポイントやクーポンとの交換も可能です。基本的に交換レートは1ポイント1円となり、かつ交換単位は1万マイルからとなります。

妙味はありませんが、ほしいものがあったら交換も可能です。Tポイントの場合はふるさと納税に使えるので、マイルを現金同様に使えるというメリットがあります。

また、ANA傘下のLCC「バニラエア」の特典航空券にも交換でき、ANAよりも少ないマイル数で交換が可能です。

バニラエア便ではシーズンの設定、燃油サーチャージの設定はありません。

対象路線必要マイル数
片道:1区間単純往復
国内線成田⇔札幌5,00010,000
成田⇔奄美大島5,00010,000
成田⇔沖縄6,00012,000
成田⇔函館5,00010,000
成田⇔関空5,00010,000
関空⇔奄美大島5,00010,000
国際線成田⇔台北(桃園)8,50017,000
成田⇔香港8,50017,000
成田⇔高雄8,50017,000
関西⇔台北(桃園)8,50017,000
沖縄⇔台北(桃園)8,50017,000
福岡⇔台北(桃園)8,50017,000
成田⇔セブ15,00030,000

ただし、2019年10月26日でバニラエアとしての運行は終了して、ピーチと統合予定となっています。

ANAマイルの使い方まとめ

羽田空港に駐機するANAの飛行機・スターアライアンス機体

ANAマイルには多種多様な交換先があります。その中で最もお得でおすすめなのは、国際線特典航空券、国内線特典航空券です。

国内線特典航空券で利用すると1マイルの価値が1.5円~2円程度、国際線のビジネスクラスだと1マイル2.5~6円程度、ファーストクラスなら7~16円程度に跳ね上がります。

ANAは世界最大の航空連合スターアライアンスに属しているので、ANA便だけではなく、スターアライアンス便をマイルで利用できるのが大きなメリットです。

次におすすめなのは、1マイルの価値が最大1.7円になり、有効期限を実質無期限にできるANA SKYコインです。

直前まで予約できないのがデメリットですが、それを許容できる場合は「今週のトクたびマイル」は、少ないマイルで旅行が可能なので、1マイルの価値が高くなる使い道です。

ANAマイルを貯めるには、やはり全日本空輸グループ謹製のクレジットカードであるANAカードの活用がおすすめです。

陸でのANAマイル獲得の真髄を極める究極のエレガンスがあり、魂を揺さぶる程の最高潮に達したエネルギーがあります。

ANAカード9枚

ANAカードには、ショッピングマイル、フライトボーナス、継続ボーナス、ボーナスマイルなど、カード利用でザクザクとANAマイルがたまる仕組みがあります。

世代を超えて愛される傑出した航空系カードマイルが貯まるクレジットカードであり、順風満帆・視界良好で新しい世界へ雄飛する機会を手に入れられます。

ANAカードはANAがJCB三井住友カード三井住友トラストクラブアメリカン・エキスプレスと提携して発行・運営しています。

また、大手鉄道会社との提携カードもあり、ビューカードTo Me CARD東急カード、ニモカと提携して交通系ICカード一体型カードもあります。

カード名運営会社国際ブランド独自機能
ANA JCBカード
ANA JCB ZERO
JCBJCB 
ANA To Me CARD PASMO JCBJCB、To Me CARDPASMO
メトロポイント
ANA VISAカード三井住友カード Visa  
ANA MastercardMastercard
ANA VISA Suicaカード三井住友カード
ビューカード
VisaSuica
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード三井住友カード
東急カード
MastercardPASMO
TOKYU POINT
ANA VISA nimocaカード三井住友カード
nimoca
Visanimoca
ANAアメックスアメックスAmex 
ANAダイナース三井住友トラストクラブDiners Club 

グレードの側面ではANA一般カードANAワイドカードANAワイドゴールドカードANA プラチナ プレミアムカードの4段階となっており、多様なニーズに対応しています。

数多くの種類があるANAカードの相違点は、以下で集約して比較しています。

ANAカードは多種多様な種類があります。日本発行の個人用カードは21枚があり、学生専用カードを含めると24枚も存在しています。あまり...

その中でおすすめのANAカードについては、以下で徹底的に解説しています。

ANAカードは多種多様な種類があります。日本発行の個人用カードは21枚があり、学生専用カードを含めると24枚も存在しています。あまり...

以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。

ANAに取材する機会があり、飛行機の出発と到着、そこでなされている取組み、空港でのサービス、空港のオフィスでのお仕事について伺っ...

なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。

以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!

多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、三井住友カード、JCBのANAカード7枚を発行するのも手です。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。

なお、ANAカードマイルプラス(特約店)以外では、ワイドゴールドカード以下のANAカードのショッピングマイル還元率は、原則として1%です。年間利用ボーナスやリボ払いでの上乗せはあります。

SPGアメックスというクレジットカードはANAマイル還元率1.25%である点がメリットです。

カードの保有枚数が増えてOKならば、ANAカードの他にSPGアメックスを保有して使い分けるという選択肢もあります。

SPGアメックスというクレジットカードは、カードショッピングのみでANAマイル還元率1.25%であり、一般加盟店ではANAカードよりも高還元です。

カードの保有枚数が増えてOKならば、ANAカードの他にSPGアメックスを保有して使い分けると、最強にANAマイルを効果的に獲得することが可能になります。

SPGアメックス

しかも付帯特典が充実しており、SPGアメックスは年会費を上回る価値があります。主なオリジナルのメリットは4つです。

ウェスティンホテル東京マリオット東京セントレジスホテル大阪クラブラウンジが秀逸なザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町, ラグジュアリーコレクションなどのホテルにお得に宿泊できます。

SPGアメックスを持っているだけで、上級会員であるマリオット ボンヴォイのゴールドエリート会員の資格も得られます。

ゴールドエリート特典

  • 無料の部屋アップグレード
  • 14時までのレイト・チェックアウト
  • 宿泊で得られるポイントが1米ドルごとに12.5ポイント(+25%のボーナスポイント)
  • ウェルカムギフト(SPGとマリオットのポイントがプレゼント)

宿泊実績を積めばヒルトン・オナーズのゴールド会員ともステータスマッチが可能です。

マリオットのプラチナチャレンジという制度を利用すれば、Marriott Bonvoyのプラチナエリート会員資格も容易に取得できます。

公式サイトSPGアメックス 公式キャンペーン

  • この記事を書いた人

まつのすけ

14年に渡ってクレカ・電子マネー等のキャッシュレス決済を探求。日本のキャッシュレス化に貢献することが目標です。55枚のクレジットカードを保有し、支払年会費の総額は113万円。実生活において徹底的に活用した経験を活かして、記事を執筆しております。

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