ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETというデビットカードがあります。ソニー銀行が発行しているVISAブランド搭載型のデビットカードです。
Visa加盟店にて利用可能で0.5%のANAマイル還元があること、AMC機能搭載、海外のカードショッピングが低コスト、使い過ぎる心配がないこと、小銭のやり取りが不要、ATM手数料の抑制につながること等がメリットです。
とりわけエッジが効いているのは、外貨建てのカードショッピングです。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの年会費、マイル還元、メリット、デメリットについてまとめます。
公式サイトANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET 公式キャンペーン
目次
- ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの年会費
- 通常のソニーバンクウォレットとANA版の比較
- ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETへの切り替え
- ANAマイル還元が最大の魅力
- ANAカードよりも機能は劣後
- ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETは海外での利用がお得
- 海外ATMで現地通貨を引き出し可能
- 持っているだけで月2回、振込手数料が無料に
- 非接触型NFC決済・スマホ決済に幅広く対応
- その他Sony Bank WALLETと共通の特典
- 使い過ぎを防止!クレカ嫌いの方に最適
- ATMの手数料を支払う機会が減少
- 煩わしい小銭・紙幣の管理が不要に
- デメリット
- ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETまとめ
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの年会費
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの年会費・発行手数料は無料です。
「業界最安値水準」ではなく、真の最安値となります。お得な特典があったら年会費がかかってもいいかもしれませんけれども、やはり無料が嬉しいですね。
ソニー銀行の円普通預金口座を保有している15歳以上の方が申し込めるので、高校生でも利用可能です。
まだ未成年の方でもお得で便利にキャッシュレス決済できちゃいます!
入会時にクレジットカードのような審査はありません。ただし、所定の確認は行われるので、暴力団などの反社会組織に属している場合などは、発行できないことがあります。
通常のソニーバンクウォレットとANA版の比較
ソニー銀行のデビットカードには、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの他、通常のSony Bank WALLETもあります。
主な違いを比較すると、下表のとおりです。
ANAマイレージクラブ /Sony Bank WALLET | Sony Bank WALLET | |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 |
キャッシュカード機能 | ◯ | ◯ |
カードショッピングの還元 | 基本0.5%のANAマイル | 基本0.5%のキャッシュバック |
AMC機能 | ◯ | × |
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETへの切り替え
既にソニー銀行のデビットカードを保有している場合は、いったん解約して、新たにANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETに申し込む必要があります。
デザインタイプの楽天カードに申し込む場合と同様になり、手間が発生するのがデメリットです。
ANAマイル還元が最大の魅力
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETは、ANAマイルの還元を享受できるのが大きなメリットです。
日本国内のVisa加盟店でカードショッピングすると、1,000円あたり5マイルを獲得でき、0.5%のマイル還元となります。
デビットカードとしては高還元のマイル付与率を誇っており、クレジットカードを持ちたくないANAマイラーにとって利便性が高いです。
また、外貨預金と投資信託の月末残高に応じて、ANAマイルを毎月得られます。ただし、こちらは元本割れリスクもあるので、万人向けではありません。
純粋に外貨・投信での資産運用をお考えの場合のみ、おまけとして利用しましょう。
ANAマイル還元
- 100万円以上500万円未満:100万円あたり20マイル(年240マイル)
- 500万円以上1,000万円未満:100万円あたり30マイル(年360マイル)
- 1,000万円以上:一律400マイル(年4,800マイル)
なお、ソニー銀行の口座を持っておらず、新規開設も面倒という方には、事前にチャージした範囲内でのみ使えるANA VISA プリペイドカード、ANA JCB プリペイドカードがおすすめです。
こちらも0.5%ANAマイル還元となっており、デビットカードと同様にカードショッピングに使えます。
マイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的です。特典航空券へ交換すると、1ポイントの価値が数円に昇華します。
国際線のビジネスクラスだと1マイル2.5~5円程度、ファーストクラスなら7~16円程度に跳ね上がります。
一般的には1マイルの価値は2円という説が通説です。1マイル2円と考えるならば実質還元率1%、3円と考えるなら還元率1.5%となります。
ビジネスクラスのフライト前の待ち時間は、秀逸なANAラウンジでくつろげて、フルスペックの食事を楽しめます。シートは快適でトラベルが豊かで快適になります。
実際に国際線のANAラウンジを利用したところ、高い満足度がありました。
ファーストクラスなら豪華絢爛な食事・ドリンクを楽しめるANAスイートラウンジを利用可能です。
フライトも至高のクオリティで大満足できます。
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ANAカードよりも機能は劣後
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETは、ANAマイルがお得に貯まるデビットカードです。ただし、ANAカードよりも機能は落ちます。
ANAカードを保有している場合に得られるフライトボーナス・マイル(一般カードは10%)や、毎年の年会費支払いで得られるボーナスマイルは、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETにはありません。
ANAによく搭乗する方は、やはりANAカードの方がお得です。あらゆるANAカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。
ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。
以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
たまに旅行でANAに搭乗するくらいで、カード決済額も多くないので、年会費無料で陸での決済でANAマイルを貯めたいという場合は、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETが候補となります。
また、通常の日本円のカードショッピングはANAカードが高還元ですが、外貨建決済はマイル還元を考慮してもなお、低コストのANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの方がお得です。
公式サイトANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET 公式キャンペーン
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETは海外での利用がお得
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETは、世界200以上の国・地域のVisa加盟店・ネットショップ(約4000万店舗)でお買い物ができるデビットカードです。
国際ブランド付きデビットカードであり、利用代金はソニー銀行の普通預金口座から即時に引き落とされます。お店での支払の際には「VISAの1回払い」旨を伝えればOKです。
ワールド・ワイドな支払いが可能であり、VISAブランドであることから使える店が多く、1枚で世界中を飛び回れます。
海外の飲食店・ショップ・ホテル・お土産屋などで使う場合は、まず日本と同じくレジで係員にANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETを手渡します。
そして、「アイル ペイ バイ ザ クレジットカード(I'll pay by the credit card.)」と言えばOKです。「クレジットカード」の一言でも通じる場合が圧倒的大多数です。
レストランで席払いの時は、まずは「チェック プリーズ(Check, please.)」と店員さんに言って、その後にクレジットカードを渡せばOKです。
海外ショッピング利用時の手数料は、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、南アランド、スウェーデンクローナの10通貨の場合は無料です。
これら10通貨の場合、外貨普通預金口座を開設済みの場合は即時に引き落とされるので、必要なのは僅かな為替コストのみです。
クレジットカードの場合、JCBは1.6%、Visa/Mastercardは1.6~2.2%程度、アメックスは2%、ダイナースクラブは1.3%が基準レートに加算されるので、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETはお得です。
一例として1ドル130円と仮定すると、米ドル(USD)で使う場合の比較は下表のとおりです。
1米ドルあたりの為替コスト | 100米ドル利用時の円換算額 | |
---|---|---|
ANAマイレージクラブ /Sony Bank WALLET | 4銭〜15銭 | 13,004~13,015円 |
外貨両替 | 2~3円程度 | 13,200~13,300円 |
クレジットカード | 為替コスト+2.0%前後の事務手数料 | 13,200円前後+α |
日本国内でのお買い物は円預金口座、ハワイやアメリカで米ドルで買い物した時は外貨普通預金口座(米ドル)、欧州でユーロでお買い物した時は外貨普通預金口座(ユーロ)から、それぞれ自動で引き落とされます。
外貨の残高が不足の場合、円普通預金残高から自動的に不足分の外貨を購入して、支払代金に充当してくれます。「円からアシスト」という仕組みです。
円を外貨に換える際のレートには、リアルタイムのソニー銀行為替レート(TTS)が適用されます。
ソニー銀行の外貨預金の為替コストは、Club Sのステージに応じて決まります。
ステージなしでも銀行としては安価な水準でリーズナブルなので、クレジットカードも含めても最低水準の低コストで外貨建決済が可能です。
通貨 | 基準為替コスト | シルバー | ゴールド | プラチナ |
---|---|---|---|---|
米ドル | 15銭 | 10銭 | 7銭 | 4銭 |
ユーロ | 15銭 | 12銭 | 10銭 | 8銭 |
英ポンド | 45銭 | 30銭 | 25銭 | 20銭 |
豪ドル | 45銭 | 30銭 | 25銭 | 20銭 |
NZドル | 45銭 | 30銭 | 25銭 | 20銭 |
カナダドル | 45銭 | 30銭 | 25銭 | 20銭 |
スイスフラン | 45銭 | 30銭 | 25銭 | 20銭 |
香港ドル | 9銭 | 7銭 | 6銭 | 5銭 |
ブラジルレアル | 90銭 | 80銭 | 60銭 | 40銭 |
南アランド | 20銭 | 15銭 | 10銭 | 8銭 |
スウェーデンクローナ | 9銭 | 8銭 | 7銭 | 6銭 |
アメックスプラチナ(外貨建決済は3%ポイント還元)などの一部カードを除くと、ポイント等の還元よりも為替コスト負担が重いので、海外ショッピングはANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETが低コストでお得です。
外貨預金の残高がなくても円普通預金さえあれば、リーズナブルな為替レートでデビット決済ごとに自動変換されて便利でした。
対象10通貨以外の場合、または対象10通貨の外貨預金口座が未開設の場合は、利用金額の1.79%(税込)の手数料が発生します。
ソニー銀行の外貨預金は為替手数料がリーズナブルですので、お得に外貨建ての取引が可能になります。
一部の国ではカード利用の際に別途手数料(サーチャージ)が加算されて請求される場合があります。
これはANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETに限った話ではなく、どのデビットカードでも同じです。
総合的に、ソニー銀行のデビットカードは、海外ショッピングはお得で、現地ATMからの通貨引出しはRevolutやクレジットカードでもいいかという印象です。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETは利用金額に応じたプレゼントなど、お得なキャンペーンを開催することがあります。
ソニー銀行のキャンペーンについては、以下で丹念に解説しています。
海外ATMで現地通貨を引き出し可能
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETは、VISAまたはPLUSのマークがある海外ATMで、現地通貨の引出しが可能です。
利用可能なATMは銀行だけでなく、主要な国際空港やショッピングセンターなどにも設置されています。海外でのATM・CDの操作画面で用いられている基本的な用語(英語)は以下の通りです。
用語 | 意味 |
---|---|
PIN (Personal Identification Number) ID CODE/SECRET CODE/PERSONAL NUMBER | 暗証番号 |
WITHDRAWAL/GET CASH | お引出し |
BALANCE INQUIRY | 残高照会 |
ENTER/OK/YES | 確認 |
CANCEL | 取消 |
CLEAR | 訂正 |
TRANSACTION | 取引 |
SAVING ACCOUNT / CHECKING ACCOUNT | 普通預金/当座預金 |
RECEIPT | レシート |
AMOUNT | 金額 |
海外ATMで現地通貨を引き出す手順の一例は下表のとおりです。
手順 | 備考 |
---|---|
(1)カードを挿入 | 挿入やスライドの方向に注意 |
(2)言語を選択 | 現地語と英語を選択するのが一般的 |
(3)暗証番号を入力 | 4桁の数字 |
(4)取引の種類を選択 | CASH WITHDRAW(現金の引出) を選択 |
(5)口座の種類を選択 | SAVINGを選択。CREDIT CARDはNG |
(6)引出金額を現地通貨の金額で入力 | 確認画面が表示される場合あり |
(7)現金と利用明細を受け取り | 取引継続か否かを確認される場合あり |
(8)カード受け取り | 忘れないように注意 |
国や地域によっては5ケタ以上の暗証番号を求められる場合がありますが、その場合であっても4ケタの暗証番号を入力すればOKです。万が一次の画面に進まない場合は、他のATMを利用しましょう。
海外ATM利用時は、挿入方向が国内ATMと逆になります。ICチップの方向に入れることになります。
ちなみに国内ATM(セブン銀行・ゆうちょ銀行・E-net・ローソンATM等)でソニー銀行のキャッシュカードとして使う場合は、ICチップとは逆向きでATMに入れることになります。
外貨普通預金口座を開設している場合、海外ATMの引出し手数料は1回あたり1.79%(税込)かかります。利用通貨の普通預金口座は開設済みだが、残高がない場合は、為替コストも発生します。
外貨普通預金口座を未開設の場合、ソニー銀行の外貨普通預金口座の対象10通貨以外の場合は、税込1.79%の手数料、海外ATM利用料200円(税抜)が発生します(※)。
(※Visaの指定するレートにより円換算した金額に1.79%が上乗せ。優遇プログラム Club Sのステージに応じて月最大5回までキャッシュバック)
一部のATM・CDにおいて、現地金融機関所定の使用料が別途かかる場合があります。これはANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETに限った話ではなくあらゆるデビットカード共通です。
したがって、海外ATMでの現地通貨引き出しは、Revolutと比較すると高コストのケースが多くなります。
なお、クレジットカードでOKならば、アコムACマスターカードの海外キャッシングが、低コストで海外ATMにて現地通貨を引き出すことができます。
現地ATMで外貨を引き出すと即座に会員サイトに情報が反映されて、すぐに会員サイトで繰り上げ返済できるので、当日中に返済したら金利手数料が発生しません。
僅かな為替コストのみで現地通貨を引き出せるので、卓越した利点があります。即日発行も可能となっており、すぐに入手できるクレジットカードです。
現地ATM手数料もクレジットカードなら原則として0円で、アコムACマスターカードだと即時に返済できるため、コスト0円(僅かな為替手数料のみ)で海外ATMで現地通貨を引き出せます。
持っているだけで月2回、振込手数料が無料に
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETを持っているだけで、ソニー銀行から他の国内金融機関への振込手数料が毎月2回まで無料となります。
他の銀行では、振込手数料を2回以上無料でするには、一定の条件をクリアする必要がある銀行が大多数です。
無条件で月2回も振り込み手数料が無料になるのは嬉しいですね!
振込手数料無料の回数を増やす有力なストラテジーの一つが、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの保有です。
非接触型NFC決済・スマホ決済に幅広く対応
Visaのタッチ決済
Visaのタッチ決済を利用可能でマイルも貯まります。非接触型決済なので、コロナウイルス感染拡大の情勢下では衛生的なのが利点。
QR/コード決済
Visaブランドのメリットを活かして、Payサービスを幅広く利用可能です。
PayPay、Kyash、d払い、楽天ペイなどのスマホ決済に対応しています。d払いならANAマイルに加えてポイントも得られます!
Google Pay
Google Payに登録でき、おサイフケータイ搭載のAndroidでVisaのタッチ決済が可能です。
Garmin Pay・Fitbit Pay等のスマートウォッチ決済にも対応しているので、ランニング・ジョギング中にカードを持ち歩かずに支払えます。
その他Sony Bank WALLETと共通の特典
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETは、ソニー銀行のデビットカード共通の特典を利用できます。
- ソニーストア(ネット・店舗)で3%OFF
- PlayStation storeでは2%OFF
- 年50万円のショッピング保険(購入日から60日間)
- 優遇プログラム Club Sでの優遇
- ハーツレンタカー・トラベレックス・アート引越センター等での優待
使い過ぎを防止!クレカ嫌いの方に最適
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETを使ってお店で買い物すると、紀陽銀行の預金口座からすぐに引き落とされます。
預金残高を超えた支払いができません。クレジットカードだと使い過ぎるという方ですと、使い過ぎを防止できます。
また、使い過ぎることはなくても、クレジットカードを使った金額は一時的に負債となり、もし支払日に引き落とせないことになると、信用情報機関に事故情報が登録されてしまいます。
このような仕組みが嫌でクレカを持たないという方も多いでしょう。しかし、ソニー銀行のデビットカードにはこのようなデメリットは無く、現金同様に使えます。
クレジットカードの利便性・お得な還元と、現金同様の仕組みが両立しています。利用明細は会員サイトで確認できます。
デビットカードを使うと、スマートフォンなどに即座にメールが送られてくるように設定でき、すぐに確認できて安心・安全です。
使い過ぎているかどうかは一目瞭然なので、使い過ぎを防止できます。
安心して利用するために利用限度額も設定されています。利用限度額を上限の範囲内で自由に変更することも可能です。
普段は利用可能額を0円に設定しておけば、不正利用のリスクを極限まで抑制できます。
項目 | 期間 | 初期設定 | 変更可能な範囲 |
---|---|---|---|
国内ショッピング | 1回 | - | - |
1日 | 50万円 | 0~200万円 | |
1ヵ月 | 200万円 | 0~1000万円 | |
海外ショッピング | 1回 | - | - |
1日 | 50万円 | 0~200万円 | |
1ヵ月 | 200万円 | 0~1000万円 | |
海外ATM現地通貨引出し | 1回 | - | - |
1日 | 50万円 | 0~100万円 | |
1ヵ月 | 50万円 | 0~100万円 |
ICチップが搭載されていてセキュリティに優れているのもメリットです。海外プリペイドカードの中には、ICチップが搭載されていなく、偽造・変造に弱いカードもあります。
ATMの手数料を支払う機会が減少
最近はほとんどのお店でVisaデビットカードを使えます。ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETで日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減っていきます。
ソニー銀行は、休日やコンビニではATMの時間外手数料が発生するのが原則です。
しかし、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETで日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減るため、ATM手数料を支払わなければならない場面が減少します。
ATM手数料が発生しなくなることによって、その分、他のことにお金を使えるようになります。一ヶ月当たり300円ATM手数料を減らせたら、年間3,600円です!
おシャレなカフェのランチに3回いけますし、吉野家の牛丼なら9回食べられます。コンビニ珈琲なら36杯です。
ソニー銀行に口座を持っていてATM手数料を支払っている方は、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETに切り替えるとお得です。
煩わしい小銭・紙幣の管理が不要に
スーパーやコンビニやディスカウントストアでお買い物すると、支払額1,537円といった端数になることが多いです。
そういう時に千円札で支払うと、小銭が山のように出てお財布が重くなってしまいます。したがって、できる限り手持ちの小銭をうまく組み合わせて、お釣りが出ないようにしますよね。
しかし、小銭をいちいち探すのは手間がかかるし、時間もかかります。混んでいる時だと無言のプレッシャーを感じることもあります。
また、現金で支払いをしていると、どんどんお財布の中のお金が減っていくので、定期的にATMでおろして補充する必要が生じます。
ATMが混んでなければいいのですが、お昼や夕方などの時間帯は長蛇の列になっていることも多いです。
日常の支払いをカード払いにすると、財布の中の現金はあまり減らないので、ATMを使う頻度は減少します。いちいちATMに並んでおろす時間と手間が省けます。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETがあれば、これらの意味のない時間と手間を省いて、その時間を好きなことや楽しいことに使って、人生を楽しむことができます!
デメリット
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETのデメリットは、ポイント還元率が基本は0.5%と高還元デビットカードと比較すると低いことです。
還元率が最も高いデビットカードは、楽天銀行デビットカードであり、1%で楽天ポイントが付与されます。
JCBブランドは1種類、VISAブランドは楽天銀行ベーシックデビットカード、楽天銀行シルバーデビットカード、楽天銀行ゴールドデビットカードの3種類です。
セブン銀行のデビットカードは、セブン‐イレブン、そごう・西武、セブンネットショッピングでは1%、それ以外の加盟店も0.5%還元でnanacoポイントが得られます。
イオン銀行のデビットカードは還元率0.5%でイオンでの5%OFFの特典があります。
ただし、楽天市場や、マクドナルド・ミスタードーナツ・apollostation・大丸・松坂屋・ツルハドラッグなどの楽天ポイントカード加盟店を使わない場合は、楽天銀行のデビットカードは使い勝手が悪いです。
イオン銀行のデビットカードの方は、イオングループの店舗が近くにないとメリットが著しく減退します。
メガバンクのデビットカードなら、還元率が低くても、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行のデビットカードが候補となります。
住信SBIネット銀行のVisaデビットカードはいつでも0.6%の還元で、会員制度スマートプログラムのランクアップに役立つのがメリットです。
Mastercardデビットカードであるミライノデビットは0.8%還元、ミライノデビット PLATINUMは1.0%還元です。
その他、おすすめのデビットカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETまとめ
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETはソニー銀行のデビットカードです。
保有しているだけで、ソニー銀行から他の国内金融機関への振込手数料が毎月2回まで無料となる点にエッジ・優位性があります。
低コストでスマートに外貨を用意でき、海外ショッピング・海外ATMでの現地通貨引き出しを安く済ませられるのが魅力的です。
国内ショッピングでは0.5%のANAマイル還元もあります。年間50万円のショッピング保険も付帯します。
還元はANAマイルが直接AMCに付与されるので、ポイントを貯めて交換という面倒な作業が不要なのがメリットです。
ソニーストア(ネット/店舗)での商品購入は3%OFF、PlayStation storeでの決済は2%OFFになるなど、お得な優待特典も享受できます。
本人認証サービス(3Dセキュア)にも対応しており、海外ATMでは外貨普通預金口座から現地通貨引出しが可能です。
クレジットカードの海外キャッシングとは異なり、返済という作業が不要です。
優遇プログラム Club Sのステージに応じて、キャッシュバック率のUP、振込手数料・ATM手数料などが優遇されます。
外貨預金・投資信託の残高に応じて、年間最大4,800マイルを得られます。
ソニー銀行はお得な仕組みが満載のネット銀行となっています。ATMは入金手数料が何度でも無料です。
出金手数料は誰でも月4回まで無料で、プラチナステージの到達で無制限無料にすることも可能です。
また、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETを持っているだけで、他行宛振込手数料が付き2回まで無料となります。
海外での現地通貨引出も可能です。外貨普通預金の為替交換手数料が最低水準なのが大きなメリットです。お得に外貨に交換することができます。
大手格付け会社のJCRからは「AA-」、S&Pからは「A」の格付を得ており、メガバンクとほぼ同等の高い評価となっています。
こんな方におすすめ
- 海外ショッピング・ATMからの通貨引き出しのコストを安く抑えたい
- 国内のショッピングでANAマイルを貯めたい
- 外貨預金・投資信託でANAマイルを貯めたい
最大の優位性は、海外旅行や外国のオンラインサイトでの外貨建決済が低コストである点です。
三井住友 プラチナプリファード、アメックスプラチナなど、外貨建決済3%の特典がある年会費高額カードを除き、大多数のクレジットカードより外貨建て決済が低コストでお得になります。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETはお得な制度が満載のVisaデビットカードです。家計・特に海外旅行で大きな手助けとなり、浮いた分で生活を豊かに彩ることができます。
基本のポイント還元率の側面では、マイルに興味がない方の場合、1%楽天ポイント還元の楽天銀行のデビットカードが随一です。
しかし、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETは保有しているだけで振込手数料の無料回数が月2回に増えるのが、楽天銀行のデビットカードにはないメリットです。
公式サイトANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET 公式キャンペーン
ソニー銀行はデビットカード以外にもお得な仕組みが満載です。
カードショッピングでANAマイルを貯めたい場合は、ANAマイルが最強に貯まるクレジットカードの一角であるANAカードの活用がおすすめです。
ショッピングマイル、フライトボーナス、継続ボーナスなどで、陸でも空でもドンドンとANAマイルを貯められて、本気一本槍で新たな地平へフライトできます。
世代を超えて愛される傑出した航空系カード、マイルが貯まるクレジットカードであり、順風満帆・視界良好で新しい世界へ雄飛する機会を手に入れられます。
ANAカードの種類は数多く、ANA一般カード、ANAワイドカード、ANAワイドゴールドカード、ANAプラチナ プレミアムカードまで幅広いラインナップとなっています。
国際ブランドごとのANAカードの一覧は下表の通りです。
カード名 | 運営会社 | 国際ブランド | 独自機能 |
---|---|---|---|
ANA JCB 一般カード等 ANA JCBカード ZERO | JCB | JCB | |
ANA To Me CARD PASMO JCB ソラチカゴールドカード | JCB、To Me CARD | PASMO メトロポイント | |
ANA VISAカード | 三井住友カード | Visa | |
ANA Mastercard | Mastercard | ||
ANA VISA Suicaカード | 三井住友カード ビューカード | Visa | Suica |
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | 三井住友カード 東急カード | Mastercard | PASMO TOKYU POINT |
ANA VISA nimocaカード | 三井住友カード nimoca | Visa | nimoca |
ANAアメックス | アメックス | Amex | |
ANAダイナース | 三井住友トラストクラブ | Diners Club |
主な特徴
- 利用可能店舗が多い→ANA VISAカード、ANA Mastercard
- 手間はかかるがリボ活用で高還元→ソラチカカード、ソラチカゴールドカード
- 手間はかかるがリボ活用で高還元→ソラチカカード、ソラチカゴールドカード
- 一般/ワイドカードのマイル1%手数料が安価・ゴールド以上は保険が充実→ANA JCBカード
- 入会キャンペーンが豪華→ANAダイナースカード
- トラベル関連のベネフィットが充実→ANA アメックス
ワイドカード以上はSFCとしても活用できます。ANAアメックスは家族カードの範囲が広いので、同居していない既婚の子供などにも発行することが可能です。
これは他社ANAカードにはない利点であり、SFCの家族カード発行時に大きな効力を発揮します。家族がSFC修行なしでANA上級会員の資格を得られます。
ANAカードは入会キャンペーンがお得なのも利点です。
各ANAカードは以下で比較しています。
ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。
以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。
なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。