ANA To Me CARD PASMO JCB GOLDというクレジットカードが2020年3月30日から募集開始しました。愛称はソラチカゴールドカードです。
ANAとJCBが提携して発行しているANAカードであり、ANA ワイドゴールドカード、JCBゴールド、To Me CARDのベネフィットが融合しているカードです。
東京メトロ乗車で大量のメトロポイントを獲得でき、1対0.9(90%)の好レートでANAマイルに移行できるのが最大のメリットです。
他方、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードと比較すると、一般加盟店でのマイル付与率UPの手間が大きいというデメリットがあります。
国際ブランド |
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マイル還元の電子マネー・Pay・NFC決済 |
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- ETC
- 家族カード
- 2回払い
- リボ払い
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 航空機遅延
- ショッピング保険
年会費(税込) | 継続ボーナス | |
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本会員 | 家族会員 | |
15,400円 | 2,200円 | 2,000マイル |
マイル | ポイント | フライトボーナス |
ANAマイル | Oki Dokiポイント | +25% |
- 年間ボーナスポイントをメトロポイント経由でANAマイルに交換すると最大1.125%還元
- 東京メトロ乗車でポイント(平日20P、土休日40P)
- メトロPlus 自販機で100円につき2P、店舗200円につき2P
- PASMOオートチャージが還元対象
- 定期券購入時1,000円につき5メトロポイント+1 Oki Dokiポイント
- 100メトロポイント⇒90ANAマイル
ソラチカゴールドカードのメリット、デメリット、お得な使い方、他のANAカードとの比較についてまとめます。
公式サイトソラチカゴールドカード 公式キャンペーン
目次
年会費
ソラチカゴールドカードの国際ブランドはJCBで、ショッピング利用可能枠は50万~200万円です。
本会員の年会費は14,000円(税抜)で、家族カードの年会費は2,000円(税抜)です。
ANA VISAカード、ANA MastercardのANAワイドゴールドカードは、リボ払いの「マイ・ペイすリボ」に登録して、年1回以上利用すれば3,500円の割引があり、10,500円(税抜)になります。
他方、ソラチカゴールドカードはスマリボを登録した場合、ゴールドカードは5,000円のキャッシュバックを受けられます。
ただし、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードとは異なり、JCBは初回から利用額全額に対してリボ手数料が発生し、極小化するには銀行振込かATMでの繰り上げ返済が必要です。
メインカードは他にあってほとんど使わない場合以外は、年会費発生前のみスマリボに切り替えるか、毎月繰り上げ返済する運用に手間がかかります。
最低の維持コスト(税抜)
カード名 | 本会員 | 家族会員 |
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ソラチカゴールドカード | 9,455円 | 2,000円 |
ANA JCB ワイドゴールドカード | 9,455円 | 4,000円 |
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード | 10,500円 | 2,500円 |
ソラチカゴールドカードのETCカードは、発行手数料・年会費無料です。有料のクレカもある中で無料なのは嬉しいですね!
ANA VISA/Mastercardとは異なり、ETCカードの利用がない場合でも年会費は発生しません。これは良心的です。
ソラチカゴールドカード限定のメリット
ソラチカゴールドカードには、ソラチカカードにない独自のベネフィットが付帯します。
- 東京メトロ乗車ポイント・メトロポイントPlusがUP
- マイル移行手数料が無料
また、ANA JCBワイドゴールドカードと比較した場合も、優位性があります。
- 家族会員の年会費が2,000円(税抜)安い
- メトロポイント→ANAマイルが1対0.9
- PASMOオートチャージがポイント付与対象
- PASMO定期券と一体型
東京メトロ乗車ポイント・メトロポイントPlusがUP
ソラチカカードと比較したメリットは「メトロポイントPlus」で貯まるメトロポイントが大幅にアップする点です。
東京メトロ乗車(定期券・企画券区間外)で得られるポイントが平日は+15ポイント、土曜・休日・祝日は+25ポイントに昇華します。
- 平日:1乗車20ポイント(ソラチカカードは5)
- 土休日:1乗車40ポイント(ソラチカカードは15)
また、「メトロポイントPlus加盟店」でPASMO電子マネーを利用すると、一般カードの2倍のメトロポイントが貯まります。
- 店舗 :200円(税込)あたり2ポイント
- 自販機:100円(税込)あたり2ポイント
メトロポイントPlus加盟店には以下の「メトロポイントPlusロゴ」が掲出されています。
メトロス、エチカ、自販機などでガンガンとポイントを獲得可能。特にエチカは便利ですね!
- 店舗:売店(METRO'S)、Echika、Echika fit、Metro pia、Esola等ロゴ掲出先
- 自動販売機:自動販売機及びコインロッカー等ロゴ掲出先
ソラチカゴールドカードのメトロポイント還元は、幾多のTo Me CARDの中でも、プロパーのゴールドカードと並んで最高水準となります。
なお、プロパーのゴールドカードの年会費は10,000円(税抜)であり、ソラチカゴールドカードより4,000円(税抜)安いです。
したがって、メトロポイントUPだけが目的ならTo Me CARD ゴールドがおすすめです。
マイル移行手数料が無料
カードショッピングのマイル還元率を1%にするためのマイル移行手数料は、ソラチカゴールドカードは無料となります。
10マイルコースのコスト
- ソラチカカード:5,000円(税抜)
- ソラチカゴールドカード:0円
したがって、カードショッピングが多額となる方の場合、ソラチカカードとのコスト差が低下します。
家族会員の年会費が2,000円(税抜)安い
ANA JCBワイドゴールドカードと比べた利点は、家族会員の年会費が2,000円(税抜)安くなる点です。
しかも2021年3月29日までに申し込むと、家族会員1名の年会費が3年間全額キャッシュバックされる入会キャンペーンも開催されています。
メトロポイント→ANAマイルが90%
東京メトロの利用で貯まるメトロポイントは、以下に交換するのがおすすめです。
- PASMOチャージ:10ポイント→10円チャージ
- ANAマイルに移行:100ポイント→90マイル
- nanacoポイント:500ポイント→500ポイント
ソラチカゴールドカードはソラチカカードと同様に、メトロポイントを10対9の交換レートでANAマイルに移行できます。
通常のTo Me Cardは10対6ですので、ソラチカ2券種が圧倒的に上回っています。ANA JCB ワイドゴールドカードはメトロポイントの交換機能がありません。
メトロポイントからANAマイルに移行できるのは、1ヶ月あたり2万ポイント(18,000マイル)が上限です。
ただし、多くの方はこれを突破することはほとんどないでしょうし、仮にここがボトルネックになったとしても、メトロポイントの有効期限までは問題なく交換しきれることがほとんどです。
2万メトロポイントがしっかりと18,000ANAマイルに代わりました!
他のポイントはマイルに移行する場合、交換レートが10対5~10対7というのが大多数です。
そうした情勢下において、10対9でメトロポイントをANAマイルに移行できる点は、絶大なメリットです。
ジョジョで喩えるとキラークイーンのような一撃必殺の破壊力があります。歴史の偉人で例えると、ジャンヌ・ダルクのような戦闘力があります。
幾多のANAカードの中でも一際エッジ・優位性があり、キラリと光るエクセレントな魅力が燦然たる輝きを放っています。
メトロポイント、Oki Dokiポイント、ANAマイルのトライアングルで、陸でも空でも縦横無尽に得することが可能です。
PASMOオートチャージがポイント付与対象
ANA JCB ワイドゴールドカードと比較したメリットは、PASMOオートチャージがポイント・マイル還元の対象となり、基本1%のANAマイルを得られる点です。
ソラチカカードはTo Me CARDの機能があるので、PASMOへのオートチャージでポイントが貯まります。定期券の購入でもポイントが貯まります。
東京メトロ・東急・西武・小田急・京成・京王・京浜急行などのPASMOエリアだけではなく、JR東日本のSuicaエリアでもオートチャージがされるので便利です。
オートチャージ時は、通常のカード利用と同様に基本1.0%ANAマイル還元を享受できます。
ソラチカゴールドカードはPASMOオートチャージでザクザクとANAマイルを獲得できます。
その他、PASMOのオートチャージで得することが可能なクレカについては、以下で精緻に分析しています。
2020年に開始したモバイルPASMOでは、手動チャージも可能です。
PASMO定期券と一体型
ソラチカゴールドカードは定期券一体型であり、カードの枚数を減らせます。現代社会においては多種多様なカードがあるため、財布の中がカードで膨れがちです。
ANAカード、To Me CARD、PASMO定期券の三位一体型のソラチカカードですと、財布をコンパクトに薄く軽くできます。
PASMOと定期券が一体だと、定期券の区間外から区間内に入る場合も、自動的に精算されるので便利ですね。改札をタッチしてスムーズに通過できます。
また、クレジットカードと定期券を別々に保有する必要がなくなるのは良い点です。しかもPASMO機能があるのに、PASMOのデポジット料金500円が不要です。これは地味にお得ですね。
東京メトロの窓口や定期券が買える多機能券売機で簡単に定期券を購入可能。カードの裏面に定期券の情報が印字されます。
既に他のPASMOや定期券を持っている方は、手持ちのPASMO定期券のチャージ額や定期券の情報を移すことはできません。
この場合は手持ちのPASMO定期券の有効期限が来たら解約して払い戻せばOKです。払い戻したらデポジットの500円も戻ってきます。
定期券購入時は0.5%のメトロポイント(0.45%のANAマイル)、通常のカードショッピングと同じOki Dokiポイント・マイルを二重取りできます。
ソラチカゴールドに定期券を搭載できるのは、東京メトロ、東急、東武、京急、相鉄、京王です。
モバイルPASMOの定期券購入ではメトロポイントは貯まらず、クレジットカードのポイントしか貯まりません。
魅力的なANAマイル還元
ソラチカゴールドカードは、カード利用で1,000円につき「Oki Dokiポイント」が1ポイント付与されるのが基本です。
携帯電話・電気・水道・ガス・NHK受信料・放送料金の支払時も、もちろんポイントが付与されます。
ポイントの有効期限は、3年間と長め。ポイントはANAマイルに交換でき、マイル以外の多種多様な商品に交換することも可能です。
ポイントのマイルへの交換レートは、無条件で10マイルコース(1.0%)が基本となります。
1 Oki Dokiポイントを10 ANAマイルに交換でき、1,000円あたり10マイルを得られます。
年間の利用額に応じて最大1.075%のマイルが獲得可
ANA JCBカードはJCBスターメンバーズが適用されて、年間のショッピング利用金額が一定以上になると、翌年度のポイント還元率がアップします。
年間の集計期間は12月16日~翌年12月15日です。年間利用額50万円以上で「スターβ」、100万円以上で「スターα」、300万円以上で「ロイヤルα」となります。
スターβだと、10%のボーナスポイントが付与されます。このボーナスポイントは1ポイント3マイルで移行できます。マイル付与率は0.03%相当です。
スターα は、20%のボーナスポイントが付与され、0.06%のANAマイルに移行できます。ロイヤルαは25%のボーナスポイントを0.075%のANAマイルに移行できます。
「通常獲得ポイント」は1ポイント以上1ポイント単位、「ボーナスポイント」は500ポイント以上1ポイント単位で移行できます。
前年度の年間利用額 | ステージ | ボーナスポイント | ボーナスマイル付与率 | 合計マイル付与率 |
---|---|---|---|---|
50万円以上 | スターβ | 10% | 0.03% | 1.03% |
100万円以上 | スターα | 20% | 0.06% | 1.06% |
300万円以上 | ロイヤルα | 25% | 0.075% | 1.075% |
メトロポイント経由でANAマイルに交換すると最大1.125%還元
ソラチカゴールドカードは通常の運用なら最大1.075%還元ですが、ボーナスポイントの交換を工夫すると、最大1.125%還元に昇華します。
年間利用額に応じたボーナスポイントは、そのままANAマイルに交換すると1ポイント3マイルとなり、最大0.075%のANAマイルとなります。
しかし、ボーナスのOki Dokiポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換すると、1ポイント4.5円になるので、最大0.125%にUPしますよ!
- ボーナスポイント→ANAマイル:500 Oki Dokiポイント→1,500マイル
- ボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイル:500 Oki Dokiポイント→2,500メトロポイント→2,250マイル
スマリボを活用すると最大1.5625%還元
ソラチカゴールドカードは自動リボ払いサービスの「スマリボ」を活用すると、更に高還元で得することが可能です。
スマリボは基本的にはANA JCB一般カード、ソラチカカードを寝かす場合に、年会費が割引になってお得なサービスです。
しかし、繰り上げ返済の手間を許容できるなら、メインカードとしてガンガン活用する場合でもお得な制度です。
スマリボを設定すると、通常ポイント・マイルとは別に通常0.3%ANAマイル相当のOki Doki ボーナスポイントを得られます。
これをOki Dokiポイント→メトロポイント→ANAマイルという「新ソラチカルート」でANAマイルに移行すると、1.5倍の0.45%のANAマイルとなります。
したがって、ソラチカゴールドカードのANAマイル還元率は、最大1.5625%となり、なんと年会費155,000円(税抜)のANAダイナースプレミアムを凌駕する高水準に昇華しますよ!
前年度の年間利用額 | 基本還元率 | 新ソラチカルート ボーナスマイル付与率 | 合計マイル付与率 |
---|---|---|---|
50万円未満 | 1% | 0.45% | 1.45% |
50万円以上 | 1% | 0.495% | 1.495% |
100万円以上 | 1% | 0.54% | 1.54% |
300万円以上 | 1% | 0.5625% | 1.5625% |
ただし、リボ手数料を最小化するためには、毎月カード締め日の15日にコンビニATMで繰り上げ返済して、更にその後に反映された利用分も確定日の20日に繰り上げ返済する必要があります。
- 毎月15日にコンビニATMで繰り上げ返済(約1ヶ月分の利用に対するリボ手数料を極小化)
- 毎月20日にコンビニATMで繰り上げ返済(16日~20日に利用明細に反映されたリボ手数料を極小化)
スマリボは毎月15日の締め日の翌日(16日)からリボ払い手数料が発生する仕様で、ポイントUPのためには1円以上の手数料発生が必要です。
したがって、ゆとりコース(10,001円以上でリボ手数料発生)の場合、15日には10,001円リボ残高が残るように繰り上げ返済すればOKです。
エポスカードのようにPay-easyで繰り上げ返済できると楽なのですが、JCBのスマリボはコンビニに行く必要があるのがデメリットです。
スマリボを活用した還元率UPの方法の詳細・注意点については、以下で解説しています。
マイル移行方式は手動移行と自動移行の2つ
手動でマイルを移行する「マルチポイントコース」と、自動で移行してくれる「自動移行コース」のどちらがよいかは、マイル移行の頻度によります。
毎年必ずマイルを移行するのであれば、マイル自動移行コースが便利です。ただし、ソラチカゴールドカードはポイントの有効期限が3年と長めです。
ポイントをマイルに移行してからの有効期間は更に3年なので、最大で6年間ANAマイルを貯めることができます。
ビジネスクラスの航空券と交換したら、1マイル価値は3~4円、ファーストクラスなら1マイル8~15円に跳ね上がります。
ビジネスクラスやファーストクラスを目指してじっくりとマイルを貯めるならば、手動移行の「マルチポイントコース」を選択するのも手です。
年間50万円以上利用してJCBスターメンバーズのボーナスポイントを獲得する場合は、ボーナスポイントは結局手動でマイル移行する必要があります。
したがって、ボーナスポイントの手動移行の際にカードで貯めた通常ポイントも一緒にマイル移行すればよいので、応募方式でもそれ程手間ではありません。
毎年ANAマイルに移行したい場合は自動移行コース、じっくり貯めてビジネスクラス・ファーストクラスで使うならマルチポイントコースがいいでしょう。
マルチポイントコースにした場合は、マイル移行を忘れてポイントを無駄にしないように注意しましょう。
ANAカード特約店ではマイル付与率が更に+0.5~1%
ANAカード特約店である「ANAカードマイルプラス」の提携店・対象商品では、利用金額100円または200円(税込)につき1マイルが積算されます。
以下の画像はセブン-イレブンで400円のお買い物をした例です。セブン-イレブンは200円あたり1マイルが加算されるので、0.5%の2マイルが加算されています。
通常のクレカ利用による1%+0.5%~1%のマイルを獲得可能。合計のマイル付与率は1.5%~2%とお得です!
レストランやカフェの利用でもザクザクとANAマイルが貯まっていきます。
クレカのポイントとは別にマイルを得られるのはお得感があります。
時折ANAカードマイルプラスのボーナスマイルが多くもらえるキャンペーンが開催されることがあります。
使いやすいコンビニ・スーパーで、ANA ワイドゴールドカード決済による基本1%と合わせて合計で2%のマイルが得られてバリューが高いです。
対象店舗の中ではセブン-イレブン、イトーヨーカドー、マツモトキヨシあたりは日常的に使いやすくてお得です。
また、ソラチカゴールドカード限定ではありませんが、利用でANAマイルが貯まるお店・サービスがあります。
ANAマイレージクラブ「暮らしの提携パートナー」の利用でマイルを獲得可能。ホテル、レンタカー、タクシー、ネットショッピング、グルメ、車検など幅広いジャンルがあります。
公式サイトの各ジャンルページにて、「AMC番号の提示で貯める」にチェックを入れると出てきます。
例えば、日本全国のANAグルメマイル参加店にて、カードを提示のうえでマイル精算希望の旨を伝えると、利用金額100円(税込)あたり1マイルが貯まります。
Edyマイルプラス・AMCモバイルプラスで楽天Edyが高還元
ANAカードに搭載されている電子マネーの楽天Edyを使うと、200円あたり1ANAマイルが得られます(マイル付与率0.5%)。おサイフケータイでも同様にANAマイルを貯める設定が可能です。
これだとメリットに乏しいですが、「ANAマイレージクラブ モバイルプラス」という制度に加入すると、楽天Edyの利用が高還元となるのが利点です。
月会費は300円(税抜)であり、コストは年3,600円(税抜)。ドコモ・au・ソフトバンクの契約者が加入でき、支払い方法は以下の通りです。
- NTTドコモ:SPモード決済(コンテンツ決済サービス)
- su:auかんたん決済
- SoftBank:ソフトバンクまとめて支払い
これに入会すると、楽天Edyの利用で得られるANAマイルが3倍(200円あたり3ANAマイル)になります。マイル付与率1.5%です。
マツモトキヨシ・紀伊國屋書店などのEdyマイルプラス対象店舗では200円あたり4マイルが貯まり、マイル付与率2%となります。
フライト・入会/継続とボーナスマイルがザクザク
ソラチカゴールドカードなら通常のフライトマイル(国内線・国際線)に加えて、区間ごとのボーナスマイルがプレゼントされます。
「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%」がもらえるので、フライト頻度が多い方にとっては利点が増幅。
また、カード入会・継続のボーナスマイルは2,000マイルにアップします。
毎年マイルがもらえるのは嬉しいですね。国内線特典航空券で1マイル2円で使えば、なんと実質的に毎年4,000円がバックされることになり、年会費の負担を減らすことができます。
ANAプレミアムメンバーの「ダイヤモンド」「プラチナ」「ブロンズ」ステイタスを保持している時は、ANAゴールドカード限定特典で、通常の継続ボーナスマイルに加えて更に2,000マイルがプラスされます。
家族のマイルを合算できる「ANAカードファミリーマイル」に登録(無料)すれば、家族全員のマイルが無駄なく利用でき、マイルの使い道が広がります。
ANAマイルの使い道
ソラチカゴールドカードで貯めたマイルは、ANA、スターアライアンス加盟航空会社の特典航空券などと交換できます。世界最大級の航空連合でワールド・ワイドなフライトが可能です。
主な交換先
- 国内線/国際線の特典航空券、今週のトクたびマイル
- 提携航空会社特典航空券
- ANA国際線アップグレード特典
- ANA SKY コイン
- トクたびマイル
- ANAショッピング A-styleでの利用
- 提携ポイントやクーポンとの交換
- 多種多様なアイテムへの交換(ANAセレクション)
- ホテル宿泊・レストランのお食事券
ANAマイルの使い道詳細
他にANA国内線にお得に搭乗する方法としては、ユナイテッド航空のマイル活用があります。クレジットカード「マイレージプラスカード」で貯まります。
ユナイテッド航空はANAと提携関係にあり、かつ同じ航空連合のスター・アライアンスに属していることから、日本国内ではANA国内線の搭乗に使うことが可能です。
電子マネー・Pay対応
ANA QUICPay+nanacoを利用可能
ソラチカゴールドカードは、後払い方式の電子マネー「QUICPay」(クイックペイ)を利用できます。
カードにQUICPayが搭載された一体型のタイプと、別々のタイプの2種類があります。おサイフケータイ等でも利用可能です。
QUICPayはnanaco、楽天Edy、Suicaとは異なり、事前にチャージする必要がないので使いやすい電子マネーです。
使った金額は後日、登録したクレジットカードから引き落とされます。残高を気にする必要がないので利便性が高い電子マネーです。
コンビニ等での少額の決済でクレジットカードを使うのが微妙な場合や、サインか暗証番号の入力が必要な店舗でそれが面倒な場合にも便利です。
QUICPayは、多種多様なお店で利用できます(一覧)。主な店舗は下表の通りです。
ジャンル | 店名 |
---|---|
コンビニ | セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップ、ポプラ、生活彩家、ローソンストア100、ローソンマート |
スーパー | イトーヨーカドー、イオングループ、ジャパン、オーケー、アピタ、ピアゴ、阪急オアシス、アークス、平和堂、近商ストア |
百貨店等 | ドン・キホーテ、阪急メンズ大阪/東京、近鉄百貨店、阪急百貨店、阪神百貨店、名鉄百貨店、ジェイアール名古屋タカシマヤ、JRセントラルタワーズ/JRゲートタワー/ゲートウォーク、なんばCITY、なんばパークス、ル・トロワ、阪急西宮ガーデンズ |
ガソリンスタンド | ENEOS、昭和シェル石油、エッソ・モービル・ゼネラル(セルフSS) |
ドラックストア | ツルハドラッグ、スギ薬局、ココカラファイン、富士薬品グループ(セイムス・スマイル・アメリカンドラッグ等)、くすりの福太郎、ドラッグユタカ |
カフェ | タリーズコーヒー、ドトールコーヒー、エクセルシオールカフェ、コメダ珈琲店、甘味喫茶おかげ庵、カフェ・ド・クリエ |
食事 | マクドナルド、ロッテリア、吉野家、すき家、壱番屋、モスバーガー、すかいらーくグループ、ロイヤルホスト、かっぱ寿司、はま寿司、リンガーハット、牛角、餃子の王将、サガミチェーン、鳥どり、海鮮三崎港、味の民芸、バーガーキング |
本・CD/DVD | TSUTAYA、蔦屋書店、HMV、古本市場、明林堂書店、八重洲ブックセンター |
家電 | ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、エディオン、ヨドバシカメラ、ノジマ、PC DEPOT |
カーライフ | オートバックス、 スーパーオートバックス、 オートバックスガレージ、 Smart+1A PIT AUTOBACS SHINONOME |
タクシー | 東京無線タクシー、チェカーキャブ、さくらタクシー、日本交通、国際自動車、朝日交通、昭和グループ、明和グループ、名古屋近鉄タクシー、宝交通、東和交通、日の丸自動車 |
バス | 京都バスチケットセンター、大阪駅JR高速バスターミナル、三宮バスターミナルチケットセンター |
ホテル | アパホテル |
空港 | ANA FESTA、新千歳空港ターミナルビル、中部国際空港セントレア、大分空港 |
レジャー | 東京ディズニーランド/シー、MOVIX、ジャンカラ、スーパージャンカラ、USJ、富士急ハイランド、スパリゾートハワイアンズ、京セラドーム大阪、快活CLUB、福岡 ヤフオク!ドーム、東京ドーム、アドベンチャーワールド、コロナワールド、東京タワー、阪神甲子園球場、キッザニア東京・甲子園 |
ファッション | ユニクロ、ライトオン、マックハウス、マックハウスプラザ、OUTLET-J、コナカ、メガネスーパー |
その他 | acure、auショップ、モッズ・ヘア、カクヤス |
また、セブン-イレブンで特別に0.5%ポイントアップとなるQUICPay (nanaco)もあってお得です。
QUICPayの詳細・特典については以下で徹底解説しています。
ソラチカゴールドカード会員は、「ANA QUICPay+nanaco」に申し込めます。
QUICPay、nanaco、ANAのSkipサービスが三位一体となったキーホルダー型のQUICPayです。
2018年10月9日からはGoogle PayにJCBカードが対応して、QUICPayが利用可能になりました(Google PayのQUICPay詳細)。
セブン-イレブンではマイル付与率が最大1.73%!
ソラチカゴールドカードはJCB発行のカードですので、「QUICPay(nanaco)」を使えます。
QUICPay(nanaco)とは、事前に申し込んでおくと、本来はプリペイド式のnanacoが後払いのQUICPayとして利用できるサービスです。
セブン-イレブンにてnanacoカードに搭載されているQUICPayでお買い物すると、200円(税抜)ごとに1ポイントが貯まります。更にQUICPayに登録したクレジットカードのポイントも貯まります。
セブン-イレブンは「ANAカードマイルプラス」の対象店舗で0.5%のマイルが特別に貯まり、マイル付与率は合計1.5%になります。
クレジットカードでの決済だけではなく、「ANA JCBを指定しているQUICPayでの支払い」もマイル付与率が1.5%となります。
500nanacoポイントは250ANAマイルに交換できるので、QUICPay(nanaco)は0.25%のANAマイルが取れることになります。
合計1.75%のANAマイルが得られます。キーホルダー型のANA QUICPay+nanacoも同様です。
厳密にはカード利用分とANAカードマイルプラス利用分は税込で、QUICPay(nanaco)の分は税抜なので、端数が出ない場合の最大還元率が1.73%となります。
以下はQUICPay(nanaco)で約400円(税抜)のお買い物をして、クレジットカードの還元以外に2nanacoポイントを獲得した履歴です。
QUICPayでお買い物するには、店員さんに「クイックペイで払います」と言えば、店員さんが端末を操作してくれて決済が完了します。
QUICPay(nanaco)の利用は、会員サイト「MyJCB」から申し込めます。ログイン後、メニューの「各種お申し込み・購入」の中にある「QUICPay」から手続きできます。
登録はnanacoカードとクレジットカードが同一名義であることが条件。おサイフケータイのnanacoモバイル、一部の提携nanacoでは使えません。
Apple Payに対応!お買い物・Suicaチャージが可能
7以降のiPhone、Series 2以降のApple Watchは、おサイフケータイに類似するサービス「Apple Pay」が利用可能です。
モバイルSuicaに類似した仕組みで電車・バス等に乗ることができます。また、iDかQUICPay・nanaco・WAONの店舗でお買い物することが可能です。
Suica、PASMO(モバイルPASMO)は使えますが、SMART ICOCA、PiTaPaには対応していません。
ソラチカゴールドカードはApple Payに設定して利用でき、Suicaチャージも可能です。
JCBカードをApple Payに登録すると、QUICPayとして割り当てられて、全国のQUICPay加盟店でお買い物できます。Oki Dokiポイントも貯まります。
「QUICPay+」の機能もあるため、QUICPay+加盟店では2万円を超える金額も決済できます。加盟店はビックカメラ、ヨドバシカメラ、コジマ、Right-on、auショップ等です。
QUICPayの利用分はポイントの対象ですが、Suicaチャージはポイントの付与対象外です。
AndroidやガラケーのモバイルSuicaへのチャージがポイント付与の対象外なのと、Apple PayのSuicaは同じ取扱いになりました。
JCB発行カードは、Suicaグリーン券・定期券などは、通常のクレジットカード払いと同様の取扱いとなってポイント付与の対象です。
アップルペイでのSuicaチャージでポイントが貯まるクレジットカードについては、以下で分析しています。
Payサービス
ANA JCBカードはスマホ決済のPayの分野はVisa/Mastercardと比べると弱く、主要サービスで使えるのはd払いのみです。
JCBブランドのゴールドカードならではの特典
空港ラウンジが利用可能
ソラチカゴールドカードを保有していると、国内主要空港に加え、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港の空港ラウンジが年中無休・無料で利用できます(一覧)。
ソフトドリンク、インターネットの無線LANなどは無料で使えます。アルコール類・コピー・FAX(有料)もあるラウンジが多いです。
ラウンジによっては無料のアルコール類があったり、シャワールーム(有料)が設置されています。
成田のIASS EXECUTIVE LOUNGE 1/2、中部のプレミアムラウンジ セントレア、熊本のラウンジ ASOは、無料アルコールのサービスがあります。
JCBの空港ラウンジについては、以下にまとめています。
一例として、羽田空港の第1ターミナルのPOWER LOUNGE NORTHでは、朝の時間帯はクロワッサン等のパンが提供された時期もあります。
以下は成田空港のラウンジ「IASS EXECUTIVE LOUNGE 1」です。席の脇には電源コンセントもありスマホ・タブレット・PC等を充電できます。
成田のラウンジはビールかウイスキーが1杯無料です。柿の種をおつまみにして無料で飲めるのは嬉しいですね^^
JCBのGOLD Basic Service
ソラチカゴールドカードはJCBの「GOLD Basic Service」を利用可能です。
グルメ、旅行、健康、ゴルフ、レジャー、会員誌、相談など多様な分野において、充実のサービスを受けられます。
ジャンル | 特典内容 |
---|---|
問い合わせ | ゴールド会員専用デスク JCB暮らしのお金相談ダイヤル |
健康サービス | 人間ドックサービス ドクターダイレクト24(国内) |
旅行 | JCBトラベル Oki Dokiトクトクサービス 関東有名テーマパークへの旅 トラベル特典 国内宿泊オンライン予約 海外ホテルオンライン予約 空港ラウンジサービス ラウンジキー 手荷物無料宅配券(往復)サービス 京爛漫 JCBゴールド ワシントンホテルチェーン宿泊予約 ハーツレンタカーサービス |
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もちろん、一般カードも含めたJCBに共通する特典も受けられます。
JCBカードの種類は多様であり、ハイ・クオリティー・カードが揃っています。おすすめカードについては、以下で丹念に分析しています。
ANAワイドカード共通の特典
ソラチカゴールドカードはもちろん、ANAワイドカード共通の割引・特典が受けられます。
主な特典
- ビジネスクラス専用チェックイン
- 空港内店舗「ANA FESTA」での割引 (5%OFF)
- 空港内免税店「ANA DUTY FREE SHOP」での割引 (10%OFF)
- 国内線・国際線の機内販売割引 (10%OFF)
- 成田空港でのパーキング割引
- 「ANAショッピング A-style」での割引 (5%OFF)
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービス
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン朝食無料&ウェルカムドリンクサービス
- ANAカード会員専用運賃「プレミアムビジネスきっぷ」
- ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカー5%割引
- ハーツレンタカー5~20%割引
ANA国際線エコノミークラス利用の際にもビジネスクラス専用カウンターを利用できます。並ぶ時間が少なく、余裕のチェックインができます。
エコノミークラスのうんざりする大混雑に巻き込まれずに、スムーズなチェックインが可能なのは大きなメリットです。
割引で特に使いやすいのは全国各空港にある「ANA FESTA」での5%割引、空港免税店での10%割引です。1,000円(税込)以上のお買い物の際、レジでANAカードを提示すればOKです。
カードが手元に届く前にも割引を利用できるので便利です。
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービスは、予約の際にANAカード会員の旨を伝えると、ベストフレキシブル料金から5%割引となります。
時期によってはネット最安値よりリーズナブルに宿泊できることがあります。素泊まりだとお得になる傾向があります。
ANA ワイドカード以上のANAカードなら、朝食無料&ウェルカムドリンクの特典もあります。これはありがたいですね。
2016年4月1日から、ANAショッピング A-styleでのお買い物は、ANAショッピングポイントとの併用でも5%の割引適用となりました。
ANAオリジナルアロマ、ファーストクラス・ビジネスクラス搭載ワインなど、魅力的なANAならではの独自商品を購入できます。
また、ANAカード会員は、高島屋SHILLA&ANAでの割引を受けられます。一般カードは5%OFF、ワイドカード以上は10%OFFとなります。
毎月のカード利用明細には「ANA CARD information」が同封されており、ANAカードの最新情報を把握できます(Web明細なら会員サイトで確認可能)。
ANA機体工場見学会、ANAビジネス/ファーストクラス機内食試食&見学、国内線プレミアムクラスお弁当&ANA機体工場見学会、シークレットコンサート、宝塚貸切公演、横浜F・マリノス特別席での観戦など、ANAカード会員限定のイベントにも参加できます。
充実の付帯保険
ソラチカゴールドカードの付帯保険はANA JCB ワイドゴールドカードと同一であり、ゴールドカードとしては最高峰のクオリティです。
以下、詳細についてブレイクダウンします。
ショッピング保険がもれなく付帯
カードで購入した品物の破損・盗難などの損害を補償する「ショッピングガード保険」が付いています。
ソラチカゴールドカードでの購入日から90日間、年間最高500万円まで補償されます。1事故につき3,000円の自己負担があります。
年間最高500万円という金額はパワフルです。プラチナカード並みの保障となっています。年間500万円もあれば大多数の方は問題ないでしょう。
ソラチカゴールドカードを保有していると、安心してお買い物が楽しめます。もちろん一回払いも対象です。
海外だけではなく国内での購入も対象です。一部、補償の対象外となる品物があります。
- 船舶、航空機、自動車、原動機付自転車、自転車、ハンググライダー、サーフボード、セーリングボードおよびこれらの付属品
- 義歯、義肢、コンタクトレンズその他これらに類するもの
- 動物及び植物
- 現金、手形、小切手、その他有価証券、印紙、切手、乗車券等、旅行者用小切手、その他チケット
- 稿本、設計書、図案、帳簿、その他これらに準ずるもの
- 自動車電話、携帯電話、これらの付属品
- 食料品
- 会員が従事する職業上の商品となるもの
もちろん、万が一の紛失・盗難・ネット不正利用の際の補償もあります。
海外旅行傷害保険(自動付帯)
ソラチカゴールドカードの海外旅行傷害保険には本人会員・家族会員はもちろん、家族特約もあります。本会員と生計を共にする19歳未満の子供も保障されます。
基本的には自動付帯です。死亡・後遺障害のみ事前の旅行代金のカード利用で5000万円がプラスされます。
補償内容 | 最高保険金額(本人/家族会員) | 最高保険金額(家族) |
---|---|---|
死亡・後遺障害 | 1億円(うち利用付帯5000万) | 1000万 |
傷害治療 | 300万 | 200万 |
疾病治療 | 300万 | 200万 |
救援者費用 | 400万 | 200万 |
賠償費用 | 1億円 | 2,000万 |
携行品損害 | 1旅行50万/年間100万 (自己負担3000円) | 1旅行50万/年間100万 (自己負担3000円) |
最高金額1億円はゴールドカードの中では最高峰で、最も利用頻度が高い疾病・傷害の治療費用(医療費)に対する補償も最高300万円と充実しています。
これはなんと年会費20,000円(税抜)の三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの1.5倍の水準で卓越しています。
ANA JCB ワイドゴールドカードは以下のエントリーのJCBゴールドと同等の素晴らしい補償を受けられます。
ただし、海外は医療費が高額な地域が多く、病院に運ばれて入院したら数百万円といった費用になることもあります(ジェイアイ傷害火災保険の海外旅行保険事故データ)。
ソラチカゴールドカード以上に旅行保険を確保したい場合は、海外旅行保険が自動付帯の年会費無料カードを持てば、最高保険金額を上乗せ可能。使わなくてもお得なクレジットカードなので、サブカードとしておすすめです。
国内旅行傷害保険
国内旅行傷害保険も自動付帯です。こちらは家族特約はありません。
補償内容 | 保険金額(本人) |
---|---|
死亡・後遺障害 | 最高5,000万 |
入院費用 | 5,000円/日(事故日から180日限度) |
手術費用 | 入院日額×倍率(種類に応じて10倍、20倍または40倍) 1事故につき1回限度 |
通院費用 | 2,000円/日(事故日から180日以内90日限度) |
入院・手術・通院は、8日以上の治療からの入院・手術・通院が対象です。
また、ANAワイドゴールドカードの補償で、国内旅行傷害保険と航空機搭乗中に適用される国内航空傷害保険もあります。どちらも自動付帯です。
日本国内線において、乗客として航空機利用中にケガを被った場合に補償されます。JCBの独自補償とは重複適用されないので、意味があるのは傷害入院(最高180日)が1日1万円にアップする点です。
補償項目 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 |
傷害入院(最高180日) | 10,000円 |
手術 | 入院中:10万円/それ以外:5万円 |
傷害通院(最高90日) | 2,000円 |
国内外の航空機遅延保険
搭乗した航空便の遅延、航空便に預けた手荷物の遅延などによって、負担する必要が生じたホテルの客室使用料、食事代、衣料購入費などが補償されます。しかも嬉しい自動付帯です。
国内・海外のいずれも対象です。この保険は他社ゴールドカードでは珍しい保障です。以下の場合に2万円または4万円の保険金が出ます。
名称 | 補償内容 | 保険金額 | 保険金が出る場合 |
---|---|---|---|
乗継遅延費用保険金 | 客室料・食事代 | 2万円限度 | 遅延した航空便の実際の到着時刻から4時間以内に代替便を利用できなかった場合 |
出航遅延費用等保険金 | 食事代 | 2万円限度 | 出航予定時刻から4時間以内に代替便を利用できなかった場合 |
寄託手荷物遅延費用保険金 | 衣料購入費等 | 2万円限度 | 到着後6時間以内に手荷物が届かなかった場合で、到着後48時間以内に購入した場合 |
寄託手荷物紛失費用保険金 | 衣料購入費等 | 4万円限度 | 到着後48時間以内に手荷物が届かなかった場合を紛失とみなし、到着後96時間以内に購入した場合 |
その他カード基本情報
Oki Dokiランド経由でネット通販がお得
JCBは「Oki Dokiランド」というポイントモールを運営しています。ANA JCBユーザーも利用できます。
ポイントモール経由でAmazon、楽天、ヤフーショッピング、ロハコなどで買い物すると、クレジットカードやネット通販サイトのポイントとは別に、更に独自にボーナスポイントが貯まります。
また、ソラチカゴールドカードはANAが運営しているANAマイレージモールでも、ネット通販でボーナスマイルを得られます。
手間を許容できる場合は、Oki DokiランドとANAマイレージモールを比較検討し、お得な方を使うとより多くのANAマイルを獲得可能です。
スマホアプリでの本人認証などセキュリティ機能が充実
ANA JCB ワイドゴールドカードは、本人認証サービス「J/Secure」(ジェイセキュア)を使えます。
J/Secureとは、J/Secure加盟店でインターネットショッピングをする際、通常の取引情報に加え、カード発行会社にあらかじめ登録したパスワードを入力して本人認証を行うサービスです。
第三者が会員サイト「MyJCBパスワード」を知らない限り、J/Secure加盟店でカードを不正使用されることができなくなります。
2016年にはスマートフォンアプリを用いた本人認証サービス(J/Secureワンタイムパスワード)が導入されました。1回限り有効なパスワードのため、第三者に不正利用されるリスクが極限まで低下します。
JCBは不正監視システムで24時間365日、不正利用を監視しており、高いセキュリティを確保しています。
万が一の4桁の暗証番号・3Dセキュア突破時も、絶対補償しないではなく、一定の条件では補償してくれます。
もちろんリアル・インターネットの両方において、紛失・盗難・不正利用の補償があります。届け日から60日前にさかのぼり、それ以降に不正利用された損害を補償してくれます。
ANA JCB プリペイドカードへのチャージが無料
「ANA JCB プリペイドカード」というJCB搭載型プリペイドカードがあります。
月々の利用金額に応じて、0.5%でANAマイルもしくはキャッシュバックの特典があるのが大きなメリットです。
チャージ残高の上限はいずれも30万円であり、高額の決済にも十分に対応できます。5万円や10万円が上限だと、高いお買い物ができなくて不便ですので、この点はナイスです。
セキュリティ・信頼性に不安が残る店舗やネット通販サイトでの決済に便利です。サブカードとして使うと使い勝手が良好です。
端数を使い切りたい場合は、Amazonギフト券を購入すればOKなので、使わなくなった時も困る心配はありません。
ANA JCB プリペイドカードのカード情報が万が一漏れても、本体のANA JCBカードの情報は漏れません。
500円(税抜)の利用開始手数料が発生するのがデメリットです。ただし、2025年3月31日までは無料で発行できます。
年会費・チャージ手数料は無料となります。カード番号を提示したくない場合でANAマイルを貯めたい場合は便利です。
JR東海のエクスプレス予約
ソラチカゴールドカードは、東海道・山陽新幹線(東京~博多間)の座席を、スマートフォンや携帯電話、PCからオンライン予約・変更できる「エクスプレス予約」を使えます。
従来は「プラスEX」でしたが、2017年9月から「エクスプレス予約」にリニューアルされました。
専用のICカードを使うことで、切符を受け取る必要がなくなります。在来線との乗り継ぎも交通系ICカードとの併用でOKです。
予約後は「EX予約専用ICカード」を改札機にタッチするだけで、スムーズに東海道・山陽新幹線に乗車できます。
紙の切符よりも割引運賃が適用されて、東京~名古屋間、東京~大阪間などの移動がお得で便利になります。ただし、1枚あたり年会費1,000円(税抜)が発生します。
エクスプレス予約は、ビックカメラSuicaカード、ビュースイカ、ルミネカードなどのビューカードを保有すると年会費無料で使えるモバイルSuicaでも利用できます。
JR東日本のビューカードが発行しているプロパーのビューカードをモバイルSuicaに登録して使う場合も、JR東日本乗車ポイントは適用されます。
ちなみにJALカードSuica、ANA VISA Suicaカード(航空系クレジットカード)も対象です。
ANAスーパーフライヤーズ ソラチカゴールドカードが登場?
将来的にANAの上級会員を視野に入れており、ANAスーパーフライヤーズカードの保有を考えている場合は、ワイドゴールドカード以上のANAカードが候補となります。
SFC修行を行う方、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)に入会する予定の場合は、申し込みたいSFCと同等のANAカードを事前に発行しておくのが無難です。
こうしておけば、ANAプレミアムメンバーの「プラチナ」になった時点で、同じグレード・同じ国際ブランドのSFCカードに無審査で切り替えることができ、万が一の審査落ちのリスクをなくすことができます。
ソラチカゴールドカードにSFCが出るかは未発表ですが、他のワイドゴールドカードはもれなく対象なので、ソラチカゴールドカードも対象となる可能性があります。
現状ではPASMOオートチャージでマイルを得られるSFCがないので、もし対応したら希少価値が高い一枚となります。
ただし、SFCゴールドもANAカードと同様に、一般加盟店ではJCBよりも三井住友カードのANA VISA/マスター ワイドゴールドカードの方にお得感があります。
ANAスーパーフライヤーズ会員になると、ANAラウンジ、国際線特典航空券の優先予約、フライトごとのボーナスマイル、座席アップグレード、優先チェックインカウンター・専用保安検査場、手荷物受け取りの優先、手荷物許容量の優待、優先搭乗などの絶大なメリットが付帯します。
ANAラウンジが同伴者1名まで無料で使い放題なのは嬉しいところですね。洗練されたゴージャスな空間で搭乗直前までゆったりと寛げます。
ANAラウンジは、ビジネス向けの電源付きデスク、食事向けのテーブル、外の景色を快適に見れる窓際席、ファミリー・複数人向けのスペースなど多様な席があります。
リラックスして寛ぐ席だけではなく、ビジネスパーソン向けに集中して作業ができるデスクもあり、パソコンの作業も快適。出発前までに仕事をすることも可能です。
ビール、ウイスキー・焼酎、おつまみのスナックも用意されています。羽田空港国内線のANAラウンジは日本酒が充実。
また、青汁、緑茶・紅茶・烏龍茶・ホットコーヒー、カフェラテ、ミネラルウォーター、牛乳、コールドのジュース・トマトジュース・野菜ジュース・烏龍茶・ポッカレモンもあります。
新聞・雑誌も多種多様な種類があり、無料のWi-Fiも通っており、搭乗の直前まで居心地が秀逸なラウンジで快適に過ごせます。
ANAラウンジは出たらすぐに搭乗口があるのが絶大なメリットです。ラウンジに流れるアナウンスを聞いてから出発しても、優先搭乗に十分に間に合います。
国際線になるとシャワーがあって食事もゴージャス。一例として羽田空港 国際線のANAラウンジについては、以下で徹底的に解説しています。
申込資格は20歳以上&収入
ソラチカゴールドカードの入会資格は「20歳以上&安定継続収入」なので、専業主婦・学生の方は申し込めません。
一般カードのソラチカカードの方は、世帯主に収入があれば問題ありません。
ソラチカゴールドカードのデメリット
ソラチカゴールドカードのデメリットは、ポイント還元率が1.0%~1.075%と今一つである点です。ANA VISAカード、ANA Mastercardは一般カードでも最大で1.3%還元で高還元です。
また、年会費10,000円(税抜)のTo Me CARD ゴールドと同時に保有できないのが地味なデメリットです。
ソラチカゴールドカードを保有している状態でTo Me CARD ゴールドに申し込むとカード切り替えになります。
更にJCB THE CLASS、ゴールド ザ・プレミアのインビテーションが届かないのが欠点です。
JCBゴールドを保有していると、2年連続100万円以上の利用でプレミアム・ゴールドカードの「JCBゴールド ザ・プレミア」が届きます。
JCBゴールドと同じ年会費で、プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料、レストラン30%OFFのダイニング30、京都ラウンジなど更に特典が充実するコスパ良好のゴールドカードです。
また、JCBゴールドやゴールド ザ・プレミアを使い続けると、JCBの唯一のブラックカードである「JCB THE CLASS」のインビテーションが届く可能性があります。
JCB THE CLASSは、ディズニーリゾート・USJのラウンジや、メンバーズセレクション、電話が早くつながりやすいザ・クラス・コンシェルジュデスクが魅力的なスーパーカードです。
メンセレ、東京ディズニーリゾートやUSJのラウンジ、会員限定イベント、プライオリティパスなどの特典があるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
関西有名テーマパークのJCBラウンジでは、アトラクションの優先搭乗、ソフトドリンクサービスが受けられます。
京都駅直結のJCBラウンジ京都も便利です。ソフトドリンク・休憩はもちろん、無料で手荷物を預けられて身軽に観光できるのがメリットです。
JCB ザ・クラスのインビテーションが届く点が、JCBゴールドの最大のメリットです。
しかし、ソラチカゴールドカードを保有していても、JCBゴールド ザ・プレミア、JCB THE CLASSのインビテーションは届きません。
JCBゴールド ザ・プレミアはゴールドカード、JCBザ・クラスはプラチナカードないしブラックカードとしては、コストパフォーマンスが高いスーパーカードです。
いくらクレジットカード利用額が高額になっても、これらスーパーカードのインビテーションが来る可能性がないのは残念です(JCBプラチナカード一覧)。
将来的にJCB THE CLASSやJCBゴールド ザ・プレミアを視野に入れるなら、JCBゴールドの方が魅力的です。JCBゴールドのスペック・特典については、以下で徹底解説しています。
他のクレジットカードとの比較
他のANAカードとの比較
「ソラチカゴールドカードは他のANAカードと比較してどうなん?」という点は気になりますよね。ソラチカゴールドカードと他のANAカードの違いについて比較します。
まずは年間の税抜コスト(年会費+マイル移行手数料)、家族カードの年会費、一般加盟店でのマイル付与率、ANA航空券等の購入時のマイル付与率、ポイント(マイル)の有効期間が無期限か、電子マネー対応についてまとめます。
JCBはスマリボ、Visa/Mastercardはマイ・ペイすリボで年会費を下げることができます。それを考慮した年間最低コストです。
カード名 | 年間コスト (年会費・移行手数料) | 家族 年会費 | マイル付与率 | 無期限 | ポイント付与の電子マネー | |
---|---|---|---|---|---|---|
一般 | ANA航空券 | |||||
ANA VISA Suicaカード | 6,751円 (751円・6,000円) | × | 1.00% | 2.00% | iD・PiTaPa・Suica | |
ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード | 6,751円 (751円・6,000円) | 1,000円 | 1.00% | 2.00% | iD・PiTaPa・PASMO | |
ANA VISA一般カード | 7,025円 (1,025円・6,000円) | 1,000円 | 1.00% | 2.00% | iD・PiTaPa | |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 13,000円 (7,000円・6,000円) | 2,500円 | 1.00% | 2.50% | ○ | |
ANA VISAワイドカード | 12,275円 (6,275円・6,000円) | 1,500円 | 1.00% | 2.00% | iD・PiTaPa | |
ANA VISAワイドゴールドカード | 10,500円 (10,500円・0円) | 4,000円 | 1.00% | 2.00% | iD・PiTaPa | |
ANAダイナースカード | 27,000円 (27,000円・0円) | 6,000円 | 1.00% | 2.00% | ○ | Edy |
ANA アメックス・ゴールド・カード | 31,000円 (31,000円・0円) | 15,500円 | 1.00% | 3.00% | ○ | |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 80,000円 (80,000円・0円) | 4,000円 | 1.80% | 3.80% | iD・Edy・PiTaPa | |
ANA アメックス・プレミアム・カード | 150,000円 (150,000円・0円) | 無料(4枚) | 1.00% | 4.50% | ○ | |
ANAダイナースプレミアムカード | 155,000円 (155,000円・0円) | 無料 | 2.00% | 4.00% | ○ | Edy |
次にカードの継続で毎年もらえるボーナスマイル、フライトのボーナスマイル、ラウンジ・手荷物無料宅配サービス、その他の主な特典についてまとめます。
カード名 | 継続ボーナス | フライトマイル | ラウンジ | 手荷物無料宅配 | プレミアム特典 | その他主な特典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ANA JCBカード ZERO | × | 10% | × | × | × | 若年層限定 |
ANA VISA Suicaカード | 1,000マイル | 10% | × | × | × | |
ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード | 1,000マイル | 10% | × | × | × | |
ANA JCB一般カード ソラチカカード | 1,000マイル | 10% | × | × | × | |
ANA VISA一般カード | 1,000マイル | 10% | × | × | × | |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 1,000マイル | 10% | ○ | ○ | × | |
ANA JCBワイドカード | 2,000マイル | 25% | × | × | × | |
ANA VISAワイドカード | 2,000マイル | 25% | × | × | × | |
ANA VISAワイドゴールドカード | 2,000マイル | 25% | ○ | ○ | × | ビジネスクラス専用チェックイン |
ANA JCBワイドゴールドカード | 2,000マイル | 25% | ○ | ○ | × | ビジネスクラス専用チェックイン |
ANAダイナースカード | 2,000マイル | 25% | ○ | ○ | × | レストラン1名無料 ビジネスクラス専用チェックイン |
ANA アメックス・ゴールド・カード | 2,000マイル | 25% | ○ | ○ | × | ビジネスクラス専用チェックイン |
ANA JCB カードプレミアム | 10,000マイル | 50% | ○ | ○ | ○ | GOLD BASIC Service |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 10,000マイル | 50% | ○ | ○ | ○ | レストラン1名無料 |
ANA アメックス・プレミアム・カード | 10,000マイル | 50% | ○ | ○ | ○ | フリー・ステイ・ギフト |
ANAダイナースプレミアムカード | 10,000マイル | 50% | ○ | ○ | ○ | レストラン1名無料 |
※プレミアム特典=国内線ANAラウンジ・プライオリティパス・ビジネスクラス専用チェックイン・コンシェルジュ
あらゆるANAカードの比較については、以下で徹底的に解説。ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードが揃っています。
ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。
以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
ソラチカゴールドカードは東京メトロ乗車ポイントがあり、ワイドゴールドカードの中では保険が充実している点にエッジ・優位性があります。
スマリボを活用するとマイル付与率が最大1.5625%にとどまり、改悪が相次いだANA VISA/マスター ワイドゴールドカードと比較すると、一般加盟店でのマイル付与が優れています。
海外旅行傷害保険は自動付帯のサブカードを保有すると上乗せでき、海外での加盟店ではVISA/Mastercardの方がJCBよりも遥かに多いです。
以上を総合考慮すると、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードよりもソラチカゴールドカードの方が優れていると考えます。
なお、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのゴールドカードとしてANA VISA/マスター ワイドゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードは、クレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
- ANA JCB一般カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、三井住友カード、JCBのANAカード7枚を発行するのも手です。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
なお、ANAカードではありませんが、JCBからJCB一般カードとANAマイレージクラブカードの機能を融合させた「JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブ」が出ています。
しかし、これよりはソラチカゴールドカードの方が圧倒的にマイル付与率が高いので、ANA JCBの方がお得です。
ソラチカゴールドカードと一般カードの比較
ソラチカカードには、一般カードもあります。年会費がゴールドカードよりも安いのが特徴です。
その代わりに、付帯サービス・保険がなどのスペック・ベネフィットが下がります。
一般カード | ゴールドカード | |
---|---|---|
年会費(税抜) | 本会員:2,000円 家族会員:1,000円 | 本会員:14,000円 家族会員:2,000円 |
マイル移行費用 | 5,000円 | 0円 |
基本マイル付与率 | 1.0~1.06% | 1.0~1.075% |
東京メトロ乗車ポイント | 1乗車につき 平日:5ポイント 土休日:15ポイント | 1乗車につき 平日:20ポイント 土休日:40ポイント |
メトロポイントPlus 電子マネーポイント | 自販機:1.0% 店舗:0.5% | 自販機:2.0% 店舗:1.0% |
ポイント有効期間 | 2年 | 3年 |
継続ボーナス | 1,000マイル | 2,000マイル |
フライトボーナス | +10% | +25% |
ANAワイドカード特典 | - | ◯ |
JCBゴールドカード特典 | - | ◯ |
海外旅行傷害保険 | 最高1000万 | 最高1億 |
国内旅行傷害保険 | - | 最高5000万 |
ショッピング保険 | 最高100万 (海外のみ) | 最高500万 (国内外) |
航空機遅延費用保険 | - | ◯ |
ソラチカカードは、ゴールドカードと比較すると、年間の維持コストが格段に安いのがメリットです。
ゴールドカード特典が不要であり、年間の決済額があまり多くなく、メトロポイント・フライトマイルのアップも不要の場合は、一般カードも選択肢となります。
実際にソラチカカードをフル活用したところ、流麗なANAマイル還元を享受できました。
他方、ソラチカゴールドカードには、オリジナルのベネフィットが付帯します。
- 東京メトロ乗車ポイントがUP(平日は+15、土休日は+25P)
- メトロポイントPlus 電子マネーポイント(自販機・店舗)が2倍
- フライトボーナスが+15%
- ANAワイドカード特典
- JCB Gold Basic Service
- 旅行傷害保険・ショッピング保険が充実
- 航空機遅延費用保険が付帯
したがって、東京メトロの有料乗車が多い方、ANA搭乗頻度が多い方、エチカ・メトロス等の利用頻度が多い方、付帯保険を重視する方の場合、ソラチカゴールドカードが候補です。
国内外の航空機遅延費用保険が付帯しているのは、ゴールドカードとしてはエッジが効いています。
まとめ
ソラチカゴールドカードは、To Me CARD ゴールド、ANAワイドゴールドカード、JCBゴールドの一部の特典「GOLD Basic Service」が融合したゴールドカードです。
メトロポイントPlusの特典である乗車ポイント・電子マネーポイントが、To Me CARDの中で最上級となっています。
貯めたメトロポイントを10対9(90%)のレートでANAマイルに移行可能です。
スマリボのボーナスポイントをメトロポイント→ANAマイルと交換する手間を許容できる場合は1.45%還元となり、年間ボーナスポイントを考慮すると1.5625%まで還元率が上昇します。
ただし、毎月15日・20日にコンビニATMで繰り上げ返済する必要が生じるのがデメリットです。
また、PASMO定期券一体型であり、PASMOオートチャージでANAマイルを獲得できます。
更に、ゴールドカードとしては保険が充実しているのがメリットです。国内外の旅行傷害保険、ショッピング保険、航空機遅延費用保険が付帯しています。
ANA国際線エコノミークラス利用の際にもビジネスクラス専用カウンターを利用できます。並ぶ時間が少なく、余裕のチェックインができます。
ドクターダイレクト24で24時間365日、無料で医師・看護師・保健師に電話で医療・ストレス・健康について相談ができるのもメリットです。
こんな方におすすめ
- 東京メトロの乗車が多い
- エチカ・メトロスの利用が多い
- JCBゴールドカードの特典に魅力を感じる
- 付帯保険が充実したカードがほしい
ソラチカゴールドカードは大量のマイルが得られるキャンペーンも魅力的です。
公式サイトソラチカゴールドカード 公式キャンペーン
ANA JCBカードの入会キャンペーンについては、以下で丹念に解説しています。
なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。