ANA JCBワイドゴールドカードというクレジットカードがあります。ANA(全日空)とJCBが提携して発行しているANAカードです。
ANAゴールドカードの特典とJCBゴールドのベネフィットが融合しているカードです。付帯保険が充実しており、「GOLD Basic Service」を利用できます。
スマリボの活用で年会費を抑えられるので、寝かすSFCカードとしても有力です。
定期的に期間限定のデザインも提供されています。
ANA JCBワイドゴールドカードのメリット、デメリット、お得な使い方、他のANAカードとの比較についてまとめます。
公式サイトANA JCBワイドゴールドカード 公式キャンペーン
目次
ANA JCBワイドゴールドカードの限定デザイン
ANA JCBワイドゴールドカードは期間限定でスター・ウォーズデザインを選択できます。
2016年にも限定デザインがありました。シャンパンゴールドとやわらかいピンクを基調とした上品な仕上がり。
女性に人気が出そうな色合いです。男性が使ってもiPhoneのローズゴールドと同様に違和感はありません。
規入会の場合、限定デザインの追加料金はかかりません。年会費・カードの機能も通常のデザインと同一です。
ANA JCBスーパーフライヤーズゴールドカードの方も2016年限定のデザインが出ています。
「SUPER FLYERS」という文字の部分が背景と調和していて、通常のスーパーフライヤーズゴールドカードよりもオシャレなデザインです。
ANA JCBワイドゴールドカードは限定デザインの発行に積極的で、2014年にはANAカード30周年を記念した限定デザインを発行していました。
グレーを基調とした券面に787型飛行機の「3Dリップマン型ホログラム」が浮かび上がるデザインでした。こうした限定デザインの発行は面白い取り組みです。
ANAショッピングA-styleでは、ゴールド、ピンクと関連した一部の商品で、ANAカードの割引特典が通常5%→7%割引になるキャンペーンが行われたこともあります。
年会費
ANA JCBワイドゴールドカードの国際ブランドもちろんJCB。
本会員の年会費は15,400円(税込)で、家族カードの年会費は4,400円(税込)です。ソラチカゴールドカードと比較すると、家族会員のコストは年2,000円高いです。
ANA VISAカード、ANA MastercardのANAワイドゴールドカードは、リボ払いの「マイ・ペイすリボ」に登録して、年1回以上利用すれば3,500円の割引があり、10,500円(税抜)になります。
ANA JCBワイドゴールドカードはスマリボを登録した場合、ゴールドカードは5,000円のキャッシュバックを受けられます。
ただし、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードとは異なり、JCBは初回から利用額全額に対してリボ手数料が発生し、極小化するには銀行振込かATMでの繰り上げ返済が必要です。
メインカードは他にあってほとんど使わない場合以外は、年会費発生前のみスマリボに切り替えるか、毎月繰り上げ返済する運用に手間がかかります。
最安の維持コスト(税込)
カード名 | 本会員 | 家族会員 |
---|---|---|
ANA JCB ワイドゴールドカード | 10,400円 | 4,400円 |
ソラチカゴールドカード | 10,400円 | 2,200円 |
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード | 11,550円 | 2,750円 |
ETCカードは発行手数料・年会費無料です。有料のクレカもある中で無料なのは嬉しいですね!
ANA VISA/マスターとは異なり、ETCカードの利用がない場合でも年会費は発生しません。これは良心的です。
ANA JCBはソラチカカードを除き、複数の種類のカードを同時に保有できません。ANA JCBカード ZERO/ANA JCB 一般カード/ANA JCB ワイドカード/ANA JCB ワイドゴールドカード/ANA JCBカード プレミアムのうちどれか一枚のみ持てます。
この他、ソラチカカード/ソラチカゴールドカードのうち、どちらか片方を保持可能です。
魅力的なANAマイル還元
ANA JCBワイドゴールドカードは、カード利用で1,000円につき「Oki Dokiポイント」が1ポイント付与されるのが基本です。
Oki Dokiポイントとは、JCBのポイント・プログラムです。携帯電話・電気・水道・ガス・NHK受信料・放送料金の支払時も、もちろんポイントが付与されます。
ポイントの有効期限は、3年間と長めです。ポイントの有効期限は1年というカードもある中で3年なのは嬉しいですね。ポイント失効のリスクが減少します。
ポイントはANAマイル、その他多種多様な商品に交換することが可能です。
1マイルの価値については諸説がありますけれども、ビジネスクラスで利用した場合は1マイル3円以上に跳ね上がります。実質的な還元率が3%といった数字になります。
じっくりとマイルを貯めて2年に1度マイルに移行してビジネスクラスで利用するのが最もお得です。
国内の一般航空券でも1マイル1.5~2円程度の価値はあるので、ANAの飛行機に乗る機会がある方にとっては、ANAカードはお得なクレジットカードです。
ポイントのマイルへの交換レートは、一般カードは10マイルコースと5マイルコースの2つですが、ワイドゴールドカードの場合は無条件で10マイルコースと同じマイル付与率(1.0%)が基本となります。
1 Oki Dokiポイントを10 ANAマイルに交換でき、1,000円あたり10マイルを得られます。
Oki Dokiポイントの詳細、ANAマイル以外の交換先一覧については、以下にまとめています。
年間の利用額に応じて最大1.075%のマイルが獲得可
ANA JCBカードはJCBスターメンバーズが適用されて、年間のショッピング利用金額が一定以上になると、翌年度のポイント還元率がアップします。
年間の集計期間は12月16日~翌年12月15日です。年間利用額50万円以上で「スターβ」、100万円以上で「スターα」、300万円以上で「ロイヤルα」となります。
スターβだと、10%のボーナスポイントが付与されます。このボーナスポイントは1ポイント3マイルで移行できます。マイル付与率は0.03%相当です。
スターα は、20%のボーナスポイントが付与され、0.06%のANAマイルに移行できます。ロイヤルαは25%のボーナスポイントを0.75%のANAマイルに移行できます。
「通常獲得ポイント」は1ポイント以上1ポイント単位、「ボーナスポイント」は500ポイント以上1ポイント単位で移行できます。
前年度の年間利用額 | ステージ | ボーナスポイント | ボーナスマイル付与率 | 合計マイル付与率 |
---|---|---|---|---|
50万円以上 | スターβ | 10% | 0.03% | 1.03% |
100万円以上 | スターα | 20% | 0.06% | 1.06% |
300万円以上 | ロイヤルα | 25% | 0.075% | 1.075% |
マイル移行方式は手動移行と自動移行の2つ
手動でマイルを移行する「マルチポイントコース」と、自動で移行してくれる「自動移行コース」のどちらがよいかは、マイル移行の頻度によります。
毎年必ずマイルを移行するのであれば、マイル自動移行コースが便利です。ただし、ANA JCBワイドゴールドカードはポイントの有効期限が3年と長めです。
ポイントをマイルに移行してからの有効期間は更に3年なので、最大で6年間ANAマイルを貯めることができます。
ビジネスクラスの航空券と交換したら、1マイル価値は3~4円、ファーストクラスなら1マイル8~15円に跳ね上がります。
ビジネスクラスやファーストクラスを目指してじっくりとマイルを貯めるならば、手動移行の「マルチポイントコース」を選択するのも手です。
年間50万円以上利用して、ステージのボーナスポイントを獲得するならば、ボーナスポイントは結局手動でマイル移行する必要があります。
したがって、ボーナスポイントの手動移行の際にカードで貯めた通常ポイントも一緒にマイル移行すればよいので、応募方式でもそれ程手間ではありません。
毎年ANAマイルに移行したい場合は自動移行コース、じっくり貯めてビジネスクラス・ファーストクラスで使うならマルチポイントコースがいいでしょう。
マルチポイントコースにした場合は、マイル移行を忘れてポイントを無駄にしないように注意しましょう。
ANAカード特約店ではマイル付与率が更に+0.5~1%
ANAカード特約店である「ANAカードマイルプラス」の提携店・対象商品では、利用金額100円または200円(税込)につき1マイルが積算されます。
以下の画像はセブン-イレブンで400円のお買い物をした例です。セブン-イレブンは200円あたり1マイルが加算されるので、0.5%の2マイルが加算されています。
通常のクレカ利用による1%+0.5%~1%のマイルを獲得可能。合計のマイル付与率は1.5%~2%とお得です!
レストランやカフェの利用でもザクザクとANAマイルが貯まっていきます。
クレカのポイントとは別にマイルを得られるのはお得感があります。
時折ANAカードマイルプラスのボーナスマイルが多くもらえるキャンペーンが開催されることがあります。
使いやすいコンビニ・スーパーで、ANA JCBワイドゴールドカード決済による基本1%と合わせて合計で2%のマイルが得られてバリューが高いです。
対象店舗の中ではセブン-イレブン、イトーヨーカドー、マツモトキヨシあたりは日常的に使いやすくてお得です。
また、ANA JCBワイドゴールドカード限定ではありませんが、利用でANAマイルが貯まるお店・サービスがあります。
ANAマイレージクラブ「暮らしの提携パートナー」の利用でマイルを獲得可能。ホテル、レンタカー、タクシー、ネットショッピング、グルメ、車検など幅広いジャンルがあります。
公式サイトの各ジャンルページにて、「AMC番号の提示で貯める」にチェックを入れると出てきます。
公式サイトANA JCBワイドゴールドカード 公式キャンペーン
Edyマイルプラス・AMCモバイルプラスで楽天Edyが高還元
ANAカードに搭載されている電子マネーの楽天Edyを使うと、200円あたり1ANAマイルが得られます(マイル付与率0.5%)。おサイフケータイでも同様にANAマイルを貯める設定が可能です。
これだとメリットに乏しいですが、「ANAマイレージクラブ モバイルプラス」という制度に加入すると、楽天Edyの利用が高還元となるのが利点です。
月会費は300円(税抜)であり、コストは年3,600円(税抜)。ドコモ・au・ソフトバンクの契約者が加入でき、支払い方法は以下の通りです。
- NTTドコモ:SPモード決済(ahamoは対象外)
- au、Povo2.0:auかんたん決済
- SoftBank、LINEMO:ソフトバンクまとめて支払い
これに入会すると、楽天Edyの利用で得られるANAマイルが3倍(200円あたり3ANAマイル)になります。マイル付与率1.5%です。
マツモトキヨシ・紀伊國屋書店などのEdyマイルプラス対象店舗では200円あたり4マイルが貯まり、マイル付与率2%となります。
ANA JCBワイドゴールドカードの場合、楽天Edyへのチャージ時にも0.5%のマイルが貯まるので、チャージ&利用でANAマイルの二重取りが可能。一般加盟店では2%、Edyマイルプラスでは2.5%です。
将棋において飛車だけよりは、飛車・角の方が強いのと同様に、マイルも一つだけよりは二つ獲得できる方が嬉しいですね。楽天Edyでのお買い物がお得になります。
フライト・入会/継続とボーナスマイルがザクザク
ANA JCBワイドゴールドカードなら通常のフライトマイル(国内線・国際線)に加えて、区間ごとのボーナスマイルがプレゼントされます。
「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%」がもらえるので、フライト頻度が多い方にとっては利点が増幅。
また、カード入会・継続のボーナスマイルは2,000マイルにアップします。
毎年マイルがもらえるのは嬉しいですね。国内線特典航空券で1マイル2円で使えば、なんと実質的に毎年4,000円がバックされることになり、年会費の負担を減らすことができます。
ANAプレミアムメンバーの「ダイヤモンド」「プラチナ」「ブロンズ」ステイタスを保持している時は、ANAゴールドカード限定特典で、通常の継続ボーナスマイルに加えて更に2,000マイルがプラスされます。
家族のマイルを合算できる「ANAカードファミリーマイル」に登録(無料)すれば、家族全員のマイルが無駄なく利用でき、マイルの使い道が広がります。
ANAマイルはJALマイルと同様にマイレージ会員の死亡時は、所定の手続きを経て家族がマイルを相続することができます。
会員本人の死亡証明書や裁判所の命令など、故人である会員のマイルの相続権を有することを確かに証明する書類を、死亡後6ヵ月以内にANAに提示すればOKです。
ANAマイルの使い道
ANA JCBワイドゴールドカードで貯めたマイルは、ANA、スターアライアンス加盟航空会社の特典航空券などと交換できます。世界最大級の航空連合でワールド・ワイドなフライトが可能です。
主な交換先
- 国内線/国際線の特典航空券、今週のトクたびマイル
- 提携航空会社特典航空券
- ANA国際線アップグレード特典
- ANA SKY コイン
- トクたびマイル
- ANAショッピング A-styleでの利用
- 提携ポイントやクーポンとの交換
- 多種多様なアイテムへの交換(ANAセレクション)
- ホテル宿泊・レストランのお食事券
ANAマイルの使い道詳細
他にANA国内線にお得に搭乗する方法としては、ユナイテッド航空のマイル活用があります。クレジットカード「マイレージプラスカード」で貯まります。
ユナイテッド航空はANAと提携関係にあり、かつ同じ航空連合のスター・アライアンスに属していることから、日本国内ではANA国内線の搭乗に使うことが可能です。
電子マネー・Pay対応
ANA QUICPay+nanacoを利用可能
ANA JCBワイドゴールドカードは、後払い方式の電子マネー「QUICPay」(クイックペイ)を利用できます。
カードにQUICPayが搭載された一体型のタイプと、別々のタイプの2種類があります。Apple Payおサイフケータイ等でも利用可能です。
QUICPayはnanaco、楽天Edy、Suicaとは異なり、事前にチャージする必要がないので使いやすい電子マネーです。
使った金額は後日、登録したクレジットカードから引き落とされます。残高を気にする必要がないので利便性が高い電子マネーです。
コンビニ等での少額の決済でクレジットカードを使うのが微妙な場合や、サインか暗証番号の入力が必要な店舗でそれが面倒な場合にも便利です。
QUICPayは、多種多様なお店で利用可能(一覧)。セブン-イレブンで特別に0.5%ポイントアップとなるQUICPay (nanaco)もあります。
ANA JCBワイドゴールドカード会員は、「ANA QUICPay+nanaco」に申し込めます。
QUICPay、nanaco、ANAのSkipサービスが三位一体となったキーホルダー型のQUICPayです。
2018年10月9日からはGoogle PayにJCBカードが対応して、QUICPayが利用可能になりました(Google PayのQUICPay詳細)。
セブン-イレブンではマイル付与率が最大1.73%!
ANA JCBはJCB発行のカードですので、「QUICPay(nanaco)」を使えます。
QUICPay(nanaco)とは、事前に申し込んでおくと、本来はプリペイド式のnanacoが後払いのQUICPayとして利用できるサービスです。
セブン-イレブンにてnanacoカードに搭載されているQUICPayでお買い物すると、200円(税抜)ごとに1ポイントが貯まります。更にQUICPayに登録したクレジットカードのポイントも貯まります。
セブン-イレブンは「ANAカードマイルプラス」の対象店舗で0.5%のマイルが特別に貯まり、マイル付与率は合計1.5%になります。
クレジットカードでの決済だけではなく、「ANA JCBを指定しているQUICPayでの支払い」もマイル付与率が1.5%となります。
500nanacoポイントは250ANAマイルに交換できるので、QUICPay(nanaco)は0.25%のANAマイルが取れることになります。
合計1.75%のANAマイルを獲得可能。キーホルダー型のANA QUICPay+nanacoも同様です。
厳密にはカード利用分とANAカードマイルプラス利用分は税込で、QUICPay(nanaco)の分は税抜なので、端数が出ない場合の最大還元率が1.73%となります。
以下はQUICPay(nanaco)で約400円(税抜)のお買い物をして、クレジットカードの還元以外に2nanacoポイントを獲得した履歴です。
QUICPayでお買い物するには、店員さんに「クイックペイで払います」と言えば、店員さんが端末を操作してくれて決済が完了します。
QUICPay(nanaco)の利用は、会員サイト「MyJCB」から申し込めます。ログイン後、メニューの「各種お申し込み・購入」の中にある「QUICPay」から手続きできます。
登録はnanacoカードとクレジットカードが同一名義であることが条件。おサイフケータイのnanacoモバイル、一部の提携nanacoでは使えません。
Apple Payに対応!お買い物・Suicaチャージが可能
7以降のiPhone、Series 2以降のApple Watchは、おサイフケータイに類似するサービス「Apple Pay」が利用可能です。
モバイルSuicaに類似した仕組みで電車・バス等に乗ることができます。また、iDかQUICPay・nanaco・WAONの店舗でお買い物することが可能です。
Suica、PASMO(モバイルPASMO)は使えますが、SMART ICOCA、PiTaPaには対応していません。
ANA JCB ワイドゴールドカードはApple Payに設定して利用でき、Suicaチャージも可能です。
JCBカードをApple Payに登録すると、QUICPayとして割り当てられて、全国のQUICPay加盟店でお買い物でき、Oki Dokiポイントも貯まります。
ただし、Apple PayのSuicaチャージはポイントの付与対象外です。
JCB発行カードは、Suicaグリーン券・定期券などは、通常のクレジットカード払いと同様の取扱いとなってポイント付与の対象です。
アップルペイでのSuicaチャージでポイントが貯まるクレジットカードについては、以下で分析しています。
楽天Edyチャージでマイル付与
QUICPay以外の電子マネーは、楽天Edy、PiTaPaが使えます。楽天Edyへのチャージで200円あたり1マイルが得られます。マイル付与率は0.5%です。
WAON・PASMOにはチャージができません。nanaco・モバイルSuica・SMART ICOCAにはチャージはできますが、ポイントは得られません。
楽天Edy、QUICPayとPiTaPa以外の電子マネーにチャージしたい場合は、サブカードとして対応のクレジットカードを使いましょう。
ANAカードですと、SuicaはANA VISA Suica、PASMOはANA東急カードが年会費最安値(税抜751円)で維持できます。PASMOはソラチカカードも有力。その他おすすめのクレジットカードは下表の通りです。
電子マネー | カード名 | 還元率 | 年会費(税込) |
---|---|---|---|
nanaco | セブンカード・プラス | 0.50% | 無料 |
楽天Edy | リクルートカード | 1.20% | 無料 |
エポスカード | 0.50% | 無料 | |
WAON | イオンカードセレクト | 0.50% | 無料 |
JALカード (JCB/ TOKYU/DC) | 0.5-1.0% | 2,200-34,100円 | |
モバイルSuica | ビックカメラSuicaカード | 1.50% | 年1回の利用で無料 |
「ビュー・スイカ」カード | 1.50% | 524円 | |
PASMO | Apple PayのPASMOは Tカード Primeがお得 | 最大1.5% | 実質無料 |
TOKYU CARD ClubQ JMB | 1.00% | 1,100円 | |
ANA To Me CARD PASMO JCB | 0.5-1.0% | 2,200円(初年度無料) | |
OPクレジットカード | 0.50% | 年1回の利用で無料 | |
JALカード OPクレジット | 0.5-1.0% | 2,200円 | |
モバイルPASMO、 SMART ICOCA | リクルートカード (VISA / Mastercard) | 1.20% | 無料 |
Delight JACCS CARD | 1.00% | 無料 | |
オリコカードザポイント | 1.00% | 無料 |
Payサービス
ANA JCBカードはスマホ決済のPayの分野はVisa/Mastercardと比べると弱く、主要サービスで使えるのはd払いのみです。
空港ラウンジが利用可能
ANA JCB ワイドゴールドカードを保有していると、国内主要空港に加え、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港の空港ラウンジが年中無休・無料で利用できます。
ソフトドリンク、インターネットの無線LANなどは無料で使えます。アルコール類・コピー・FAX(有料)もあるラウンジが多いです。
ラウンジによっては無料のアルコール類があったり、シャワールーム(有料)が設置されています。
家族会員も特典の対象なので、家族で旅行する場合にも便利です。夫婦のうち1名が本会員、1名が家族会員だと両方が無料になります。
地域 | 空港名 | ラウンジ名 |
---|---|---|
北海道 | 新千歳空港 | スーパーラウンジ ノースラウンジ |
函館空港 | 国内線ビジネスラウンジ | |
旭川空港 | ラウンジ大雪(TAISETSU) | |
東北 | 青森空港 | エアポートラウンジ |
秋田空港 | ラウンジロイヤルスカイ | |
仙台空港 | ビジネスラウンジ EAST SIDE | |
関東 | 羽田空港 | 第1旅客ターミナル POWER LOUNGE CENTRAL POWER LOUNGE NORTH / SOUTH 第2旅客ターミナル エアポートラウンジ(南) POWER LOUNGE CENTRAL POWER LOUNGE NORTH 第3旅客ターミナル SKY LOUNGE / SKY LOUNGE SOUTH |
成田国際空港 | IASS EXECUTIVE LOUNG 1 IASS EXECUTIVE LOUNG 2 (各アルコール1杯無料) | |
中部 北陸 | 新潟空港 | エアリウムラウンジ |
富山空港 | ラウンジ らいちょう | |
小松空港 | スカイラウンジ白山 | |
富士山静岡空港 | YOUR LOUNGE | |
中部国際空港セントレア | プレミアムラウンジ セントレア(アルコール無料) | |
関西 | 大阪国際空港 (伊丹空港) | ラウンジオーサカ |
関西国際空港 | カードメンバーズラウンジ 六甲/アネックス六甲/金剛 NODOKA | |
神戸空港 | ラウンジ神戸 | |
中国 | 岡山空港 | ラウンジ マスカット |
広島空港 | ビジネスラウンジ もみじ | |
出雲縁結び空港 | エアポートラウンジ | |
米子鬼太郎空港 | ラウンジ DAISEN | |
山口宇部空港 | ラウンジきらら | |
四国 | 高松空港 | ラウンジ讃岐 |
松山空港 | ビジネスラウンジ | |
徳島空港 | エアポートラウンジ ヴォルティス | |
九州 沖縄 | 北九州空港 | ラウンジひまわり |
福岡空港 | ラウンジTIME/ノース ラウンジTIMEインターナショナル | |
長崎空港 | ビジネスラウンジ アザレア | |
大分空港 | ラウンジ くにさき | |
阿蘇くまもと空港 | ラウンジ ASO(アルコール無料) | |
佐賀空港 | Premium Lounge さがのがら | |
宮崎ブーゲンビリア空港 | ブーゲンラウンジひなた | |
鹿児島空港 | スカイラウンジ菜の花 | |
那覇空港 | ラウンジ華~hana~ | |
ハワイ | ダニエル・ K・イノウエ 国際空港 | IASS HAWAII LOUNGE |
ダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ)の「IASS HAWAII LOUNGE」は、空港内ガーデンコート1階(手荷物検査後エリア)にあります。
JCBの空港ラウンジ
一例として、羽田空港の第1ターミナルのPOWER LOUNGE NORTHでは、朝の時間帯はクロワッサン等のパンが提供された時期もあります。
以下は成田空港のラウンジ「IASS EXECUTIVE LOUNGE 1」です。席の脇には電源コンセントもありスマホ・タブレット・PC等を充電できます。
成田のラウンジはビールかウイスキーが1杯無料です。柿の種をおつまみにして無料で飲めるのは嬉しいですね^^
ANAワイドカード共通の特典
ANA JCBワイドゴールドカードはもちろん、ANAワイドカード共通の割引・特典が受けられます。
- ビジネスクラス専用チェックイン
- 空港内店舗「ANA FESTA」での割引 (5%OFF)
- 空港内免税店「ANA DUTY FREE SHOP」での割引 (10%OFF)
- 国内線・国際線の機内販売割引 (10%OFF)
- 成田空港でのパーキング割引
- 「ANAショッピング A-style」での割引 (5%OFF)
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービス
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン朝食無料&ウェルカムドリンクサービス
- ANAカード会員専用運賃「プレミアムビジネスきっぷ」
- ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカー5%割引
- ハーツレンタカー5~20%割引
ANA国際線エコノミークラス利用の際にもビジネスクラス専用カウンターを利用できます。並ぶ時間が少なく、余裕のチェックインができます。
エコノミークラスのうんざりする大混雑に巻き込まれずに、スムーズなチェックインが可能なのは大きなメリットです。
割引で特に使いやすいのは全国各空港にある「ANA FESTA」での5%割引、空港免税店での10%割引です。1,000円(税込)以上のお買い物の際、レジでANAカードを提示すればOKです。
カードが手元に届く前にも割引を利用できるので便利です。
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービスは、予約の際にANAカード会員の旨を伝えると、ベストフレキシブル料金から5%割引となります。
時期によってはネット最安値よりリーズナブルに宿泊できることがあります。素泊まりだとお得になる傾向があります。
ANAワイドカード以上のANAカードなら、朝食無料&ウェルカムドリンクの特典もあります。これはありがたいですね。
2016年4月1日から、ANAショッピング A-styleでのお買い物は、ANAショッピングポイントとの併用でも5%の割引適用となりました。
ANAオリジナルアロマ、ファーストクラス・ビジネスクラス搭載ワインなど、魅力的なANAならではの独自商品を購入できます。
また、ANAカード会員は、高島屋SHILLA&ANAでの割引を受けられます。一般カードは5%OFF、ワイドカード以上は10%OFFとなります。
毎月のカード利用明細には「ANA CARD information」が同封されており、ANAカードの最新情報を把握できます(Web明細なら会員サイトで確認可能)。
ANA機体工場見学会、ANAビジネス/ファーストクラス機内食試食&見学、国内線プレミアムクラスお弁当&ANA機体工場見学会、シークレットコンサート、宝塚貸切公演、横浜F・マリノス特別席での観戦など、ANAカード会員限定のイベントにも参加できます。
充実の付帯保険
ANA JCBワイドゴールドカードは付帯保険が充実しています。
以下、詳細についてブレイクダウンします。
ショッピング保険がもれなく付帯
カードで購入した品物の破損・盗難などの損害を補償する「ショッピングガード保険」が付いています。
ANA JCBワイドゴールドカードでの購入日から90日間、年間最高500万円まで補償されます。1事故につき3,000円の自己負担があります。
年間最高500万円という金額はパワフルです。プラチナカード並みの保障となっています。年間500万円もあれば大多数の方は問題ないでしょう。
ANA JCBワイドゴールドカードを保有していると、安心してお買い物が楽しめます。もちろん一回払いも対象です。
海外だけではなく国内での購入も対象です。一部、補償の対象外となる品物があります。
- 船舶、航空機、自動車、原動機付自転車、自転車、ハンググライダー、サーフボード、セーリングボードおよびこれらの付属品
- 義歯、義肢、コンタクトレンズその他これらに類するもの
- 動物及び植物
- 現金、手形、小切手、その他有価証券、印紙、切手、乗車券等、旅行者用小切手、その他チケット
- 稿本、設計書、図案、帳簿、その他これらに準ずるもの
- 自動車電話、携帯電話、これらの付属品
- 食料品
- 会員が従事する職業上の商品となるもの
もちろん、万が一の紛失・盗難・ネット不正利用の際の補償もあります。
海外旅行傷害保険(自動付帯)
ANA JCBワイドゴールドカードの海外旅行傷害保険には本人会員・家族会員はもちろん、家族特約もあります。本会員と生計を共にする19歳未満の子供も保障されます。
基本的には自動付帯です。死亡・後遺障害のみ事前の旅行代金のカード利用で5000万円がプラスされます。
補償内容 | 最高保険金額(本人/家族会員) | 最高保険金額(家族) |
---|---|---|
死亡・後遺障害 | 1億円(うち利用付帯5000万) | 1000万 |
傷害治療 | 300万 | 200万 |
疾病治療 | 300万 | 200万 |
救援者費用 | 400万 | 200万 |
賠償費用 | 1億円 | 2,000万 |
携行品損害 | 1旅行50万/年間100万 (自己負担3000円) | 1旅行50万/年間100万 (自己負担3000円) |
補償対象旅行期間は3ヶ月であり、以下2点の両方を満たす間が補償対象となります。
- 海外旅行の目的をもって、日本国内の住居を出発されてから住居に帰着するまでの間
- 日本を出国した前日の午前0時から日本に入国した翌日の午後12時まで
最高金額1億円はゴールドカードの中では最高峰です。最も利用頻度が高い疾病・傷害の治療費用(医療費)に対する補償も最高300万円と充実しています。
これはなんと年会費20,000円(税抜)の三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの1.5倍の水準で卓越しています。
ANA JCBワイドゴールドカードのライバル的存在であるANA VISA/マスターワイドゴールドカードは、最高5000万円たらずで、改悪されて利用付帯になりました。
JCBは海外旅行傷害保険が充実している点にエッジ・優位性があります。ANA JCB ワイドゴールドカードは以下のエントリーのJCBゴールドと同等の補償となります。
ただし、海外は医療費が高額な地域が多く、病院に運ばれて入院したら数百万円といった費用になることもあります(ジェイアイ傷害火災保険の海外旅行保険事故データ)。
更に旅行保険を確保したい場合は、海外旅行保険が自動付帯の年会費無料カードを持てば、最高保険金額を上乗せ可能。使わなくてもお得なクレジットカードなので、サブカードとしておすすめです。
国内旅行傷害保険
国内旅行傷害保険も自動付帯です。こちらは家族特約はありません。日本国内を旅行中に以下の状況で傷害を被った場合に補償されます。
- 乗客として公共交通乗用具搭乗中
- 旅館、ホテル等の宿泊施設に宿泊者として滞在中の火災・爆発事故
- 宿泊を伴う募集型企画旅行に参加中
補償内容 | 保険金額(本人) |
---|---|
死亡・後遺障害 | 最高5,000万 |
入院費用 | 5,000円/日(事故日から180日限度) |
手術 | 入院日額×倍率(種類に応じて10倍、20倍または40倍) 1事故につき1回限度 |
通院費用 | 2,000円/日(事故日から180日以内90日限度) |
入院・手術・通院は、8日以上の治療からの入院・手術・通院が対象です。
また、ANAワイドゴールドカードの補償で、国内旅行傷害保険と航空機搭乗中に適用される国内航空傷害保険もあります。どちらも自動付帯です。
日本国内線において、乗客として航空機利用中にケガを被った場合に補償されます。JCBの独自補償とは重複適用されないので、意味があるのは傷害入院(最高180日)が1日1万円にアップする点です。
補償項目 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 |
傷害入院(最高180日) | 10,000円 |
手術 | 入院日額×倍率(種類に応じて10倍、20倍または40倍) 1事故につき1回限度 |
傷害通院(最高90日) | 2,000円 |
国内外の航空機遅延保険
搭乗した航空便の遅延、航空便に預けた手荷物の遅延などによって、負担する必要が生じたホテルの客室使用料、食事代、衣料購入費などが補償されます。しかも嬉しい自動付帯です。
国内・海外のいずれも対象です。この保険は他社ゴールドカードでは珍しい保障です。以下の場合に2万円または4万円の保険金が出ます。
名称 | 補償内容 | 保険金額 | 保険金が出る場合 |
---|---|---|---|
乗継遅延費用保険金 | 客室料・食事代 | 2万円限度 | 遅延した航空便の実際の到着時刻から4時間以内に代替便を利用できなかった場合 |
出航遅延費用等保険金 | 食事代 | 2万円限度 | 出航予定時刻から4時間以内に代替便を利用できなかった場合 |
寄託手荷物遅延費用保険金 | 衣料購入費等 | 2万円限度 | 到着後6時間以内に手荷物が届かなかった場合で、到着後48時間以内に購入した場合 |
寄託手荷物紛失費用保険金 | 衣料購入費等 | 4万円限度 | 到着後48時間以内に手荷物が届かなかった場合を紛失とみなし、到着後96時間以内に購入した場合 |
その他、ANA JCB ワイドゴールドカードの保険については、以下で精緻に分析しています。
JCBのGOLD Basic Service
充実の健康サービスによって健康ハック
「ドクターダイレクト24」というサービスを使えます。日本国内において24時間・年中無休、健康や介護・育児などに関して無料で電話相談ができます。
具合が悪くなったり、トラブルで怪我をした場合の応急処置などを相談できるので非常に便利です。
病気やケガで具合が悪くなった場合は慌てがちです。そうした場合にも落ち着いて専門家のアドバイスを受けることができます。大いなる安心がある制度です^^
他の会社のカードですと、ゴールドカード・プラチナカード・ブラックカードでも医師・看護師の無料電話相談サービスがないカードも有ります。ドクターダイレクト24はメリットが大きい特典です。
また、各地域に提携医療機関があり、優待料金で利用できる「人間ドックサービス」があります。
充実のトラベル・サービス
トラベルサービスが充実している年会費1万円前後のカードといえば、アメックス・グリーンが第一人者です。しかし、ANA JCBワイドゴールドカードも充実しています。
「JCBトラベル Oki Dokiトクトクサービス」では、JCBトラベルデスクへ電話にて対象の国内・海外パッケージツアーに申し込み、カードで旅行代金を支払うとOki Dokiポイントが5倍(2.5%)となります。
ジャンル | 商品名 |
---|---|
海外パッケージツアー | LOOK JTB、JTBお買い得旅、ダイナミックJTB、ランドクルーズJTB |
JALパック、JALパックスペシャル | |
近畿日本ツーリスト ホリデイ | |
ANAワンダーアース、ANAハローツアー | |
JTBガイアレック JTB地球倶楽部 | |
日本旅行(マッハ・ベスト・ベストエクセレント) | |
JTBロイヤルロード銀座(旅彩彩・夢の休日・ROYAL ROAD GINZA・感動の響き・ライブ) | |
グローバルユースビューロー | |
アールアンドシーツアーズ(GLOBAL・Witty・UNITED Holidays・DELTA VACATIONS) | |
阪神交通フレンドツアー | |
Club Med | |
トラベルプラザインターナショナル PASEO | |
NOE(SKY TOUR・漫遊の旅・) | |
朝日旅行 朝日サンツアーズ | |
西鉄旅行ハッピーツアー・バリュースペシャル | |
国内パッケージツアー | エースJTB、ダイナミックJTB |
JALパック | |
近畿日本ツーリスト メイト | |
日本旅行(赤い風船・WENS) | |
東日本旅客鉄道 - びゅう | |
ANAスカイホリデー | |
JTBガイアレック - SUN&SUN | |
クラブメッド - Club Med | |
JR東海ツアーズ - ぷらっと | |
ビッグホリデー | |
JTBロイヤルロード銀座 - ROYAL ROAD GINZA・夢の休日 | |
東武トップツアーズ - FEEL | |
朝日旅行 | |
グローバルユースビューロー | |
海外・国内クルーズ | JTBクルーズ、郵船クルーズ、日本クルーズ客船、商船三井客船 |
しかも本人が参加しない旅行でもOki Dokiポイントサービスが適用されます。さらに期間限定でお得なキャンペーンが随時実施されます。
また、JCBトラベルにてディズニーホテル、東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテルに宿泊するエースJTBのパッケージプランを申し込み、カードで旅行代金を支払うと、いつでもOki Dokiポイントが5倍(2.5%)になります。
東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテルは、サンルートプラザ東京、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル、東京ベイ舞浜ホテル、東京ベイ舞浜ホテルクラブリゾート、ヒルトン東京ベイ、ホテルオークラ東京ベイの6つです。
JCBトラベル提携オンライン予約サービスでJTBの「国内宿泊オンライン予約」を予約し、ANA JCB ワイドゴールドカードで旅行代金を支払うと、Oki Dokiポイントが5倍(2.5%)になります。
JCBトラベル提携オンライン予約サービスでアップルワールドまたはJHCの「海外ホテルオンライン予約」を予約し、カードで旅行代金を支払うと、Oki Dokiポイントが12倍(6%)になります。
「手荷物無料宅配券(往復)サービス」もあります。JCBトラベルデスクで5万円以上の海外パッケージツアーに申し込んだ場合が対象です。
カードで旅行代金を支払うと、手荷物無料宅配券(往復)が1組につき1枚プレゼントされます。成田・羽田(国際線)・中部・関空で利用できます。
JCBトラベルを利用しない場合でも、空港手荷物宅配の優待キャンペーンを利用できます。
なんと一人あたり手荷物を1個500円(税込)で宅配できます。これはVISAプラチナカードのトラベル特典と同一でバリューが高いです。
期間限定とはなっていますが、2013年4月1日から長年に渡って継続しているので、今後も延長が期待できます。
京情緒が味わえる情報が満載のJCBオリジナルガイドブック「京爛漫」では、JCBが自信を持っておすすめする旅館、飲食店、名品店にて優待が受けられます。
また、世界有数のネットワークを誇る「ハーツレンタカー」をおトクに利用できる割引サービスも使えます。
ゴールド会員専用デスク
ゴールド会員専用の通話料無料のゴールドデスクがあります。フリーダイヤルは嬉しいですね。
年会費無料のカードですと、相談窓口が有料のことが多いです。しかもオペレーターの人数が少なくて、出るまでに時間がかかることも度々あります。
ANA JCBワイドゴールドカードの会員なら、ストレスなく電話で問い合わせが可能です。
電話一本で親切なオペレーターが丁寧に案内してくれます。わからないことがあったとしても、Webサイトで悶々と調べる手間がなくなります。
JCB暮らしのお金相談ダイヤル
暮らしにまつわる税務・年金・資産運用について電話相談が可能です。相談料は無料です。
さらに希望により、税理士・ファイナンシャルプランナーに直接お電話で相談することも可能です。
税理士に税務について電話相談できるのはメリットになり得ます。特に顧問税理士がいない個人事業主・中小企業経営者にとっては便利ですね。
その他JCBゴールド共通の優待特典
「JCBゴールド グルメ優待サービス」で、全国の対象店舗にて、飲食代金の割引が受けられます。期間限定のトラベル優待もあります。
JCBプレミアムカード会員限定の会員情報誌「JCB THE PREMIUM」を毎月届けてくれます。「本物を知る大人にふさわしい、上質感の演出」がコンセプト。
旅・食・趣味・地域情報、JCBのキャンペーン・サービス・トラベル・チケット情報が掲載されています。
内容の例
- 知的好奇心を満たす特集記事(海外・国内・食・趣味)
- 有名作家によるエッセイ
- 季節に応じたサービスの案内
- GOLD Basic Serviceをはじめ、期間限定のイベントなどを紹介
- JCBプレミアムカードに付帯するサービスの紹介
- JCBの各種キャンペーン・サービス情報
- 演劇やコンサートなどのチケット情報
- 国内・海外の旅行情報、通販情報
また、「ゴールドフラワーサービス」では、電話一本で指定先に花を届けることができます。通常価格より5%引きで利用できます。
「JCBゴールド ゴルフサービス」では、専用デスクに電話したら有名コースでのゴルフコンペの開催や、全国約1,200ヵ所のゴルフ場の手配が可能です。
また、JCBプレミアムカード会員限定の優待プランや、有料のオプショナルサービス「JCBゴルファーズ倶楽部」も用意されています。
「JCBゴールド チケットサービス」では、演劇、コンサート、歌舞伎などの良席保証・特典付チケットが毎月アナウンスされます。
会員限定イベントもあります。一例としては、京都三大祭りの葵祭において、特別観覧席で「路頭の儀」を観賞でき、終了後は老舗料亭で特別懐石を堪能できるイベント等があります。
更新カードを発送する際にも、住所変更がないか確認してくれてユーザーフレンドリーです。
世界文化遺産「東寺」での貸切イベント、関西有名テーマパークでのハロウィーン・パーティー、クリスマスパーティー、JCB MUSIC LOUNGE、妙心寺 退蔵院 特別拝観など、会員限定のイベントも充実しています。
その他、JCBタクシーチケット、JCB手話デスクなど、JCBカードに共通する特典については以下で解説しています。
JCBカードの種類は多様であり、ハイ・クオリティー・カードが揃っています。
その他カード基本情報
Oki Dokiランド経由でネット通販がお得
JCBは「Oki Dokiランド」というポイントモールを運営しています。ANA JCBユーザーも利用できます。
ポイントモール経由でAmazon、楽天、ヤフーショッピングなどで買い物すると、クレジットカードやネット通販サイトのポイントとは別に、更に独自にボーナスポイントが貯まります。
Oki Dokiランドの代表的な総合店舗は以下の通りです。ポイント倍率はJCBの基本還元率(0.5%)に対する倍率です。例えば2倍ですと0.5%分のポイントの上乗せがあるという意味です。
このOki Dokiポイントのボーナスポイントは、1ポイント10マイル・5マイルでは交換できず、500ポイント以上1ポイント単位でOki Dokiポイント 1ポイント=3マイルの移行レートで交換できます。
つまり、2倍=+0.3%、3倍=+0.6%、4倍=+0.9%、それ以降も1倍あたり+0.3%のマイル獲得となります。
例えば、年間利用額が100万円以上でスターαとなっていて、マイル付与率が1.06%になっている場合は、2倍のショップは2.12%になるわけではなく、1.36%(1.06%+0.3%)となります。
ジャンル | 名前 | ポイント倍率 |
---|---|---|
総合 | Amazon (対象カテゴリー) | 2-9倍 |
楽天市場 | 2倍 | |
Yahoo!ショッピング | 2倍 | |
ドラッグストア等 | 楽天24 | 2倍 |
マツモトキヨシ | 5倍 | |
FANCL | 4倍 | |
DHCオンラインショップ | 5倍 | |
家電 | Apple公式サイト | 2倍 |
ビックカメラ.com | 2倍 | |
ヤマダ電機 WEB.COM | 2倍 | |
本・音楽 | HMV&BOOKS online | 2倍 |
TSUTAYA オンライン | 2倍 | |
楽天ブックス | 2倍 | |
旅行 | エクスペディア | 2倍~ |
JCBトラベル | 3倍~ | |
じゃらん | 2倍 | |
JAL 日本航空 国際線 ※国内線は5ポイント | 2倍 | |
楽天トラベル | 2倍 | |
ファッション | i LUMINE(アイルミネ) | 3倍 |
ABC-MART.net | 3倍 |
ふるさと納税サイトでは、ふるさとチョイス、楽天ふるさと納税、ふるなび、さとふる、ふるさとプレミアム、au PAY ふるさと納税、ふるさと本舗などが揃っています。
ネットショッピングを利用する際には、Oki Dokiランドを経由すると更にお得になります。
キャンペーンで特別に付与されるポイントが増加することがよくあります。常にどれかのショップは更にポイント増額となっています。
Oki Dokiランドの左側サイドバーの「ポイントアップキャンペーン一覧」からポイントアップ中のショップ一覧を確認できます。
ANAマイレージモールでもネット通販がお得
ANAが運営するポイントモール「ANAマイレージモール」も当然に利用可能です。経由での利用金額に応じて直接ANAマイルが貯まります。
ANAマイレージモールは直接マイルが貯まり、シンプルでわかりやすいのがメリットです。
サイト名 | 利用額とマイル | マイル付与率 |
---|---|---|
楽天市場 楽天トラベル | 200円 = 1マイル | 0.50% |
Yahoo!ショッピング | 300円 = 1マイル | 0.33% |
ユニクロオンラインストア | 300円 = 1マイル | 0.33% |
じゃらんnet Yahoo!トラベル 一休.com 一休.com レストラン | 200円 = 1マイル | 0.50% |
マツモトキヨシ | 100円=1マイル | 1.00% |
Amazon (一部カテゴリーのみ) | カテゴリーによる |
スマホアプリでの本人認証などセキュリティ機能が充実
ANA JCB ワイドゴールドカードは、本人認証サービス「J/Secure」(ジェイセキュア)を使えます。
J/Secureとは、J/Secure加盟店でインターネットショッピングをする際、通常の取引情報に加え、カード発行会社にあらかじめ登録したパスワードを入力して本人認証を行うサービスです。
第三者が会員サイト「MyJCBパスワード」を知らない限り、J/Secure加盟店でカードを不正使用されることができなくなります。
Eメール・SMS・スマホアプリでのワンタイムパスワードも利用可能。1回限り有効なパスワードで本人認証を行うため、 第三者に不正利用されるリスクが極限まで低下します。
JCBは不正監視システムで24時間365日、不正利用を監視しており、高いセキュリティを確保しています。
万が一の4桁の暗証番号・3Dセキュア突破時も、絶対補償しないではなく、一定の条件では補償してくれます。
もちろんリアル・インターネットの両方において、紛失・盗難・不正利用の補償があります。届け日から60日前にさかのぼり、それ以降に不正利用された損害を補償してくれます。
ANA JCB プリペイドカードへのチャージが無料
「ANA JCB プリペイドカード」というJCB搭載型プリペイドカードがあります。月々の利用金額に応じて、0.5%でANAマイルもしくはキャッシュバックの特典があるのが大きなメリットです。
チャージ残高の上限はいずれも30万円であり、高額の決済にも十分に対応できます。5万円や10万円が上限だと、高いお買い物ができなくて不便ですので、この点はナイスです。
セキュリティ・信頼性に不安が残る店舗やネット通販サイトでの決済に便利です。サブカードとして使うと使い勝手が良好です。
端数を使い切りたい場合は、Amazonギフト券を購入すればOKなので、使わなくなった時も困る心配はありません。
ANA JCB プリペイドカードのカード情報が万が一漏れても、本体のANA JCBカードの情報は漏れません。
500円(税抜)の利用開始手数料が発生するのがデメリットです。ただし、2025年3月31日までは無料で発行できます。
年会費・チャージ手数料は無料となります。カード番号を提示したくない場合でANAマイルを貯めたい場合は便利です。
JR東海のエクスプレス予約
ANA JCBワイドゴールドカードは、東海道・山陽新幹線(東京~博多間)の座席を、スマートフォンや携帯電話、PCからオンライン予約・変更できる「エクスプレス予約」を使えます。
従来は「プラスEX」でしたが、2017年9月から「エクスプレス予約」にリニューアルされました。
専用のICカードを使うことで、切符を受け取る必要がなくなります。在来線との乗り継ぎも交通系ICカードとの併用でOKです。
予約後は「EX予約専用ICカード」を改札機にタッチするだけで、スムーズに東海道・山陽新幹線に乗車できます。
紙の切符よりも割引運賃が適用されて、東京~名古屋間、東京~大阪間などの移動がお得で便利になります。ただし、1枚あたり年会費1,000円(税抜)が発生します。
エクスプレス予約は、ビックカメラSuicaカード、ビュースイカ、ルミネカードなどのビューカードを保有すると年会費無料で使えるモバイルSuicaでも利用できます。
JR東日本のビューカードが発行しているプロパーのビューカードをモバイルSuicaに登録して使う場合も、JR東日本乗車ポイントは適用されます。
ちなみにJALカードSuica、ANA VISA Suicaカード(航空系クレジットカード)も対象です。
ANAスーパーフライヤーズゴールドカード(JCB)に切り替え可能
将来的にANAの上級会員を視野に入れており、ANAスーパーフライヤーズゴールドカードの保有を考えている場合は、ワイドゴールドカードが候補となります。
SFC修行を行う方、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)に入会する予定の場合は、申し込みたいSFCと同等のANAカードを事前に発行しておくのが無難です。
こうしておけば、ANAプレミアムメンバーの「プラチナ」になった時点で、同じグレード・同じ国際ブランドのSFCカードに無審査で切り替えることができ、万が一の審査落ちのリスクをなくすことができます。
ANA JCBワイドゴールドカードからANAスーパーフライヤーズゴールドカード(JCB)に切り替える場合は、審査落ちのリスクがありません。
プレミアムメンバー専用デスクかANAカードデスクに電話すれば、切り替えの専用用紙を送ってくれるので、返送すればOKです。
将来的にANAスーパーフライヤーズゴールドカードを視野に入れている場合は、ANA JCB ワイドカードも候補です。
ANAスーパーフライヤーズ会員になると、ANAラウンジ、国際線特典航空券の優先予約、フライトごとのボーナスマイル、座席アップグレード、優先チェックインカウンター・専用保安検査場、手荷物受け取りの優先、手荷物許容量の優待、優先搭乗などの絶大なメリットが付帯します。
ANAラウンジが同伴者1名まで無料で使い放題なのは嬉しいところですね。洗練されたゴージャスな空間で搭乗直前までゆったりと寛げます。
ANAラウンジは、ビジネス向けの電源付きデスク、食事向けのテーブル、外の景色を快適に見れる窓際席、ファミリー・複数人向けのスペースなど多様な席があります。
リラックスして寛ぐ席だけではなく、ビジネスパーソン向けに集中して作業ができるデスクもあり、パソコンの作業も快適。出発前までに仕事をすることも可能です。
ビール、ウイスキー・焼酎、おつまみのスナックも用意されています。羽田空港国内線のANAラウンジは日本酒が充実。
また、青汁、緑茶・紅茶・烏龍茶・ホットコーヒー、カフェラテ、ミネラルウォーター、牛乳、コールドのジュース・トマトジュース・野菜ジュース・烏龍茶・ポッカレモンもあります。
新聞・雑誌も多種多様な種類があり、無料のWi-Fiも通っており、搭乗の直前まで居心地が秀逸なラウンジで快適に過ごせます。
ANAラウンジは出たらすぐに搭乗口があるのが絶大なメリットです。ラウンジに流れるアナウンスを聞いてから出発しても、優先搭乗に十分に間に合います。
国際線になるとシャワーがあって食事もゴージャス。一例として羽田空港 国際線のANAラウンジについては、以下で徹底的に解説しています。
JCB THE CLASS、ゴールド ザ・プレミアのインビテーションは×
JCBゴールドを保有していると、2年連続100万円以上の利用でプレミアム・ゴールドカードの「JCBゴールド ザ・プレミア」が届きます。
JCBゴールドと同じ年会費で、プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料、レストラン30%OFFのダイニング30、京都ラウンジなど更に特典が充実するコスパ良好のゴールドカードです。
また、JCBゴールドやゴールド ザ・プレミアを使い続けると、JCBの唯一のブラックカードである「JCB THE CLASS」のインビテーションが届く可能性があります。
JCB THE CLASSは、ディズニーリゾート・USJのラウンジや、メンバーズセレクション、電話が早くつながりやすいザ・クラス・コンシェルジュデスクが魅力的なスーパーカードです。
メンセレ、東京ディズニーリゾートやUSJのラウンジ、会員限定イベント、プライオリティパスなどの特典があるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
関西有名テーマパークのJCBラウンジでは、アトラクションの優先搭乗、ソフトドリンクサービスが受けられます。
京都駅直結のJCBラウンジ京都も便利です。ソフトドリンク・休憩はもちろん、無料で手荷物を預けられて身軽に観光できるのがメリットです。
JCB ザ・クラスのインビテーションが届く点が、JCBゴールドの最大のメリットです。
しかし、ANA JCBワイドゴールドカードを保有していても、JCBゴールド ザ・プレミア、JCB THE CLASSのインビテーションは届きません。
JCBゴールド ザ・プレミアはゴールドカード、JCBザ・クラスはプラチナカードないしブラックカードとしては、コストパフォーマンスが高いスーパーカードです。
いくらクレジットカード利用額が高額になっても、これらスーパーカードのインビテーションが来る可能性がないのは残念です(JCBプラチナカード一覧)。
将来的にJCB THE CLASSやJCBゴールド ザ・プレミアを視野に入れるなら、JCBゴールドの方が魅力的です。JCBゴールドのスペック・特典については、以下で徹底解説しています。
インタビュー
以前JCBに取材に行き、イシュイング本部 イシュイング推進部 商品企画グループ 副主事の新宮さんにインタビューしました。
JCBカードの魅力、JCBの歴史・強み、安全・安心の信頼性と充実した特典を両立させている点について取材しています。
他のクレジットカードとの比較
他のANAカードとの比較
「ANA JCBワイドゴールドカードは他のANAカードと比較してどうなん?」という点は気になりますよね。ANA JCBワイドゴールドカードと他のANAカードの違いについて比較します。
まずは年間の税抜コスト(年会費+マイル移行手数料)、家族カードの年会費、一般加盟店でのマイル付与率、ANA航空券等の購入時のマイル付与率、ポイント(マイル)の有効期間が無期限か、電子マネー対応についてまとめます。
JCBはスマリボ、Visa/Mastercardはマイ・ペイすリボで年会費を下げることができます。それを考慮した年間最低コストです。
カード名 | 年間コスト (年会費・移行手数料) | 家族 年会費 | マイル付与率 | 無期限 | ポイント付与の電子マネー | |
---|---|---|---|---|---|---|
一般 | ANA航空券 | |||||
ANA VISA Suicaカード | 6,751円 (751円・6,000円) | × | 1.00% | 2.00% | iD・PiTaPa・Suica | |
ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード | 6,751円 (751円・6,000円) | 1,000円 | 1.00% | 2.00% | iD・PiTaPa・PASMO | |
ANA VISA一般カード | 7,025円 (1,025円・6,000円) | 1,000円 | 1.00% | 2.00% | iD・PiTaPa | |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 13,000円 (7,000円・6,000円) | 2,500円 | 1.00% | 2.50% | ○ | |
ANA VISAワイドカード | 12,275円 (6,275円・6,000円) | 1,500円 | 1.00% | 2.00% | iD・PiTaPa | |
ANA VISAワイドゴールドカード | 10,500円 (10,500円・0円) | 4,000円 | 1.00% | 2.00% | iD・PiTaPa | |
ANAダイナースカード | 27,000円 (27,000円・0円) | 6,000円 | 1.00% | 2.00% | ○ | Edy |
ANA アメックス・ゴールド・カード | 31,000円 (31,000円・0円) | 15,500円 | 1.00% | 3.00% | ○ | |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 80,000円 (80,000円・0円) | 4,000円 | 1.80% | 3.80% | iD・Edy・PiTaPa | |
ANA アメックス・プレミアム・カード | 150,000円 (150,000円・0円) | 無料(4枚) | 1.00% | 4.50% | ○ | |
ANAダイナースプレミアムカード | 155,000円 (155,000円・0円) | 無料 | 2.00% | 4.00% | ○ | Edy |
次にカードの継続で毎年もらえるボーナスマイル、フライトのボーナスマイル、ラウンジ・手荷物無料宅配サービス、その他の主な特典についてまとめます。
カード名 | 継続ボーナス | フライトマイル | ラウンジ | 手荷物無料宅配 | プレミアム特典 | その他主な特典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ANA JCBカード ZERO | × | 10% | × | × | × | 若年層限定 |
ANA VISA Suicaカード | 1,000マイル | 10% | × | × | × | |
ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード | 1,000マイル | 10% | × | × | × | |
ANA JCB一般カード ソラチカカード | 1,000マイル | 10% | × | × | × | |
ANA VISA一般カード | 1,000マイル | 10% | × | × | × | |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 1,000マイル | 10% | ○ | ○ | × | |
ANA JCBワイドカード | 2,000マイル | 25% | × | × | × | |
ANA VISAワイドカード | 2,000マイル | 25% | × | × | × | |
ANA VISAワイドゴールドカード | 2,000マイル | 25% | ○ | ○ | × | ビジネスクラス専用チェックイン |
ANA JCBワイドゴールドカード | 2,000マイル | 25% | ○ | ○ | × | ビジネスクラス専用チェックイン |
ANAダイナースカード | 2,000マイル | 25% | ○ | ○ | × | レストラン1名無料 ビジネスクラス専用チェックイン |
ANA アメックス・ゴールド・カード | 2,000マイル | 25% | ○ | ○ | × | ビジネスクラス専用チェックイン |
ANA JCB カードプレミアム | 10,000マイル | 50% | ○ | ○ | ○ | GOLD BASIC Service |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 10,000マイル | 50% | ○ | ○ | ○ | レストラン1名無料 |
ANA アメックス・プレミアム・カード | 10,000マイル | 50% | ○ | ○ | ○ | フリー・ステイ・ギフト |
ANAダイナースプレミアムカード | 10,000マイル | 50% | ○ | ○ | ○ | レストラン1名無料 |
※プレミアム特典=国内線ANAラウンジ・プライオリティパス・ビジネスクラス専用チェックイン・コンシェルジュ
あらゆるANAカードの比較については、以下で徹底的に解説。ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードが揃っています。
ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。
以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
ANA JCBワイドゴールドカードは、ワイドゴールドカードの中では保険が充実している点にエッジ・優位性があります。
ANAカードの中でコストパフォーマンス的にバランスが取れているのは、ワイドゴールドカードです。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのゴールドカードとしてANAワイドゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
ANA ワイドゴールドカードは、クレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
- ANA JCB一般カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、三井住友カード、JCBのANAカード7枚を発行するのも手です。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
なお、ANAカードではありませんが、JCBからJCB一般カードとANAマイレージクラブカードの機能を融合させた「JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブ」が出ています。
しかし、これよりはANA JCBワイドゴールドカードの方が圧倒的にマイル付与率が高いので、ANA JCBの方がお得です。
ANA JCBワイドゴールドカードと一般カードの比較
ANA JCBカードには、一般カード、ワイドカードもあります。年会費がワイドゴールドカードよりも安いのが特徴です。
その代わりに、付帯サービス・保険がなどのスペック・ベネフィットが下がります。
ZERO | 一般/ソラチカ | ワイドカード | ワイドゴールド ソラチカゴールド | プレミアム | |
---|---|---|---|---|---|
限定デザイン | - | - | - | 数年に1度 | - |
年会費(税込) | 無料 (5年間) | 2,200 (初年度無料) | 7,975 | 15,400 | 77,000 |
マイル移行費用 | 無料 | 5,500 | 5,500 | 0 | 0 |
年間コスト(※) | 無料 | 4,950 | 10,725 | 15,400 | 77,000 |
家族会員年会費(税込) | 無料 (5年間) | 1,100 | 1,650 | 4,400 (ソラチカは 2,200) | 4,400 |
ポイント有効期間 | 2年 | 2年 | 2年 | 3年 | 5年 |
継続ボーナス | - | 1,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 10,000マイル |
フライトボーナス | +10% | +10% | +25% | +25% | +50% |
ANAワイドカード特典 | - | - | ◯ | ◯ | ◯ |
Gold Basic Service | - | - | - | ◯ | ◯ |
国内線ANAラウンジ | - | - | - | - | ◯ |
コンシェルジュ コース料理1名無料 関西有名テーマパークのJCBラウンジ 京都JCBラウンジ JCBプラチナカード特典 | - | - | - | - | ◯ |
プライオリティパス | - | - | - | - | ◯ |
楽天Edyチャージ | - | マイル× | マイル× | マイル付与 | マイル付与 |
旅行傷害保険 | - | 最高1000万 | 最高5000万 | 最高1億円 | 最高1億円 |
ショッピング保険 | - | 最高100万 | 最高100万 | 最高500万 | 年間最高500万 |
航空機遅延費用 | - | - | - | ◯ | ◯ |
※2年に1回マイル移行。自動リボのスマリボ利用の場合は割引あり
※交通系電子マネー付帯カードとしては、ソラチカカード、ソラチカゴールドカードがあります。ANA JCBカードと比較すると、東京メトロポイント・PASMOの機能があるのが固有のメリットです。
ANA JCB ワイドカードとANA JCB 一般カードの相違点については、以下で精緻に分析しています。
ワイドカードの年会費+マイル移行手数料は最安値で12,250円(税抜)です。マイル移行を2年に1度にした場合は9,750円です。
ワイドゴールドカードの場合との年会費の差は4,250円(税抜)となります。
それで年間ボーナスポイントの増量によってマイル付与率が上がり、ゴールドカード特典(空港ラウンジサービス、Gold basicなど)が付帯します。
年会費の差と特典の違いを総合考慮することになりますが、自動付帯でハイ・クオリティーの海外旅行傷害保険・航空機遅延費用保険は、ゴールドにエッジがあります。
あらゆるANA JCBカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。
ANA JCB一般カードは、ワイドゴールドカードと比較すると、年間の維持コストが格段に安いのがメリットです。
ゴールドカード特典が不要であり、年間の決済額があまり多くなく、フライトマイルのアップも不要の場合は、一般カードも選択肢となります。
将来的に上級会員資格取得を視野に入れており、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)獲得の可能性があるなら、ワイドカード、ワイドゴールドカードの方が無難です。
上級会員達成時に無審査でSFCが得られるというメリットがあります。
ANA JCB カードプレミアムとの比較
ANA JCBワイドゴールドカードには、上位カードのANA JCB カードプレミアムがあります。
年会費が跳ね上がる代わりに、ANAプレミアムカードのベネフィットが加わり、マイル付与率がアップします。ポイント有効期間も2年延びます。
カードフェイスは、ANA JCB カードプレミアムの方はブラックをベースにした落ち着いたデザインとなっています。
ANA JCB カードプレミアムは年会費が跳ね上がる代わりに、マイル付与率が1.3%~1.375%にあがり、ポイントの有効期間が5年になり、継続ボーナス・フライトボーナスが上がります。
また、国内線ANAラウンジ、コンシェルジュ、プライオリティパスなどのプレミアム特典が付帯します。
ソラチカカード / ソラチカゴールドカードが高還元でお得
ANA JC Bワイドゴールドカードよりもソラチカゴールドカードの方が高還元でお得です。コストパフォーマンスに鑑みるとソラチカカードも有力な選択肢。
年間の利用額に応じて最大1.075%のマイルが獲得可
ソラチカカードはJCBスターメンバーズが適用されて、年間のショッピング利用金額が一定以上になると、翌年度のポイント還元率がアップします。
前年度の年間利用額 | ステージ | ボーナスポイント | ボーナスマイル付与率 | 合計マイル付与率 |
---|---|---|---|---|
50万円以上 | スターβ | 10% | 0.03% | 1.03% |
100万円以上 | スターα | 20% | 0.06% | 1.06% |
300万円以上 (ゴールドのみ) | ロイヤルα | 25% | 0.075% | 1.075% |
メトロポイント経由でANAマイルに交換すると最大1.125%還元
ソラチカカードは交換を工夫するとボーナスポイント分は1.5倍のレートで交換できます。
年間利用額に応じたボーナスポイントは、そのままANAマイルに交換すると1ポイント3マイルです。
しかし、ボーナスのOki Dokiポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換すると、1ポイント4.5円になっちゃいます!
- ボーナスポイント→ANAマイル:500 Oki Dokiポイント→1,500マイル
- ボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイル:500 Oki Dokiポイント→2,500メトロポイント→2,250マイル
したがって、ソラチカ一般カードは最大1.09%、ゴールドカードは最大1.125%となります。
- ソラチカカード:年100万円以上利用時、通常1%+ボーナス0.09%=1.09%
- ソラチカゴールドカード:年300万円以上利用時、通常1%+ボーナス0.1125%=1.1125%
Oki Dokiポイントをメトロポイントに交換できるのはソラチカカード、ソラチカゴールドカードだけですので、オンリー・ワン、スペシャル・ワン、エアフォース・ワンの力を誇っています。
スマリボを活用すると最大1.5625%還元
ソラチカカード、ソラチカゴールドカードは自動リボ払いサービスの「スマリボ」を活用すると、更に高還元で得することが可能です。
スマリボは基本的にはANA JCB一般カード、ソラチカカードを寝かす場合に、年会費が割引になってお得なサービスです。
しかし、繰り上げ返済の手間を許容できるなら、メインカードとしてガンガン活用する場合でもお得な制度です。
スマリボを設定すると、通常ポイント・マイルとは別に通常0.3%ANAマイル相当のOki Doki ボーナスポイントを得られます。
+1倍のOki Dokiボーナスポイント=3マイル(0.3%)
これをOki Dokiポイント→メトロポイント→ANAマイルという「新ソラチカルート」でANAマイルに移行すると、1.5倍の0.45%のANAマイルとなります。
したがって、ソラチカカードのANAマイル還元率は、最大で一般カード1.54%/ゴールドカード1.5625%となります。
前年度の年間利用額 | 基本還元率 | 新ソラチカルート ボーナスマイル付与率 | 合計マイル付与率 |
---|---|---|---|
50万円未満 | 1% | 0.45% | 1.45% |
50万円以上 | 1% | 0.495% | 1.495% |
100万円以上 | 1% | 0.54% | 1.54% |
300万円以上 (ゴールドのみ) | 1% | 0.5625% | 1.5625% |
なんと年会費155,000円(税抜)のANAダイナースプレミアムを凌駕する高水準に昇華しますよ!
新ソラチカルートの活用によって、日常のカードショッピングでANAマイルをザクザクと獲得できてファンタスティックです。
公式サイトソラチカカード 公式キャンペーン
スマリボを活用した還元率UPの方法の詳細については、以下で解説しています。
まとめ
ANA JCBワイドゴールドカードはANAワイドゴールドカードの特典と、JCBゴールドの一部の特典「GOLD Basic Service」が融合したゴールドカードです。
カードショッピングの利用額に応じて、JCBスターメンバーズで年間ボーナスポイントを得られます。
ゴールドカードとしては保険が充実しているのがメリットです。国内外の旅行傷害保険、ショッピング保険、航空機遅延費用保険が付帯しています。
ANA国際線エコノミークラス利用の際にもビジネスクラス専用カウンターを利用できます。並ぶ時間が少なく、余裕のチェックインができます。
ドクターダイレクト24で24時間365日、無料で医師・看護師・保健師に電話で医療・ストレス・健康について相談ができるのもメリットです。
最大のメリットは自動付帯の傷害疾病治療300万円、国内外の航空機遅延費用保険で、改悪が相次いだANA VISA ワイドゴールドカードより現在はハイスペックです。
大量のマイルが得られるキャンペーンも魅力的です。
公式サイトANA JCBワイドゴールドカード 公式キャンペーン
ANA JCBカードの入会キャンペーンについては、以下で丹念に解説しています。
しかし、ソラチカゴールドカードと比較すると、マイル付与率が低いのがデメリットです。
ソラチカゴールドカードは、スマリボを活用すると1.5625%、未利用でも最大1.125%還元となります。
ソラチカゴールドカードも、お得な入会キャンペーンを開催しています。
公式サイトソラチカゴールドカード 公式キャンペーン