ANA(全日本空輸)という日本を代表する航空会社がありますね。ANAは国内線・国際線の両方で、主要空港に「ANAラウンジ」(ANA LOUNGE)を設置しています。
ANAラウンジはアルコールを含んだ飲み物、軽食、広大で快適な空間、スマホ充電器、アロマ、雑誌・新聞などの設備がありハイクオリティーです。
国際線は充実の食事、シャワーもあり、フライト前の一時を快適に過ごすことが可能です。
全日本空輸のANAラウンジを利用する条件・方法について、2024年12月の最新の状況をまとめます。無料で使う方法もありますよ!
目次
ANAラウンジとは
ANAラウンジとは全日空が運営している空港ラウンジです。クレジットカードで利用できるカードラウンジよりもクオリティが格段に良好なのが特徴です。
ANAグループ・スターアライアンス便などの出発時に利用でき、到着時には利用不可です。
ただし、国際線の場合、一部空港では到着の際にも利用可能。羽田空港のTIATシャワールーム、成田空港のANA ARRIVAL LOUNGEです(公式サイト)。
国内線の内容
ANAラウンジは国内線のラウンジでもクオリティが抜群の至高の空間です。
ビジネス向けの電源付きデスク、食事向けのテーブル、外の景色を快適に眺められる窓際席、ファミリー・複数人向けのスペースなど多様な席があります。
快適な空間で居心地は抜群です。搭乗までの時間をゆっくりとくつろぐことができます。
リラックスして寛ぐ席だけではなく、ビジネスパーソン向けに集中して作業ができるデスク(電源コンセント2つ付き)もあります。仕事がはかどります。
目の前が壁だと圧迫感がある場合は、目線より上は開放的になっているデスク・スペースもあります。多種多様な席があるので、好みの場所で過ごせます。
パソコンの作業もはかどります。出発前までに仕事をすることも可能です。
羽田空港国内線のANAラウンジは日本酒が充実しており、複数の種類が用意されています。おつまみがもう少しあると最高になります。
ANAラウンジは匂いが出ない食べ物なら持ち込みOKで、実際にお弁当などを食べてる方もいます。おつまみを持っていくのも選択肢の1つです。
ビールはプレミアムビールではなく、普通のビールです。アサヒ、キリンなど複数の種類が用意されており、ウイスキーもあります。
また、青汁、緑茶・紅茶・烏龍茶・ホットコーヒー、カフェラテ、ミネラルウォーター、牛乳、コールドのジュース・トマトジュース・野菜ジュース・烏龍茶・ポッカレモンもあります。
おつまみのおかきも設置。袋入りタイプです。また、平常時は新聞・雑誌も多種多様な種類が用意されており、無料のWi-Fiも通っています。
Wi-Fiでは書籍ダイジェスト・雑誌・マンガなどのデジタルコンテンツを無料で鑑賞できます。
ANAラウンジはキューサイの青汁が体に良いですね。青汁は牛乳を少し混ぜると大変マイルドになって飲みやすくなります。おすすめです!
ANAラウンジは出たらすぐに搭乗口があるのが絶大なメリットです。ラウンジに流れるアナウンスを聞いてから出発しても、優先搭乗に十分に間に合います。
搭乗の直前まで居心地が秀逸なラウンジで快適に過ごせます。
国際線の内容
国際線のANAラウンジは、国内線よりも格段に豪華になります。食事も重要なサービスとなり、豊富なラインナップが集結。また、シャワーはどの空港にもあります。
野菜、汁物、タンパク質、炭水化物、デザート、ビール・ワイン・日本酒・洋酒、ソフトドリンクとフルスペックの食事を楽しめます。
コールドミートだけではなく、温かい料理も用意されており、ヌードルバーで出来たてのラーメン・うどん・そばを戴くことも可能です。
一例として羽田空港国際線のANAラウンジについては、以下で解説しています。
ANAラウンジがある空港一覧
全日本空輸は日本国内の各地の空港にANAラウンジを設置しており、2019年にはハワイの空港にも誕生しました。
ANAラウンジの一覧は下表のとおりです。◎はANAスイートラウンジも設置してある空港、△は共用ラウンジです。
空港名 | 国内線 | 国際線 |
---|---|---|
新千歳空港 | ◎ | - |
青森空港 | △ | - |
仙台空港 | ◯ | - |
羽田国際空港(国内線・国際線) | ◎ | ◎ |
成田国際空港 | ◎ | ◎ |
中部国際空港 | △ | △ |
小松空港 | ◯ | - |
伊丹空港 | ◎ | - |
関西国際空港 | △ | ◯ |
岡山空港 | ◯ | - |
広島空港 | ◯ | - |
松山空港 | ◯ | - |
福岡空港 | ◎ | - |
熊本空港 | ◯ | - |
宮崎空港 | △ | - |
鹿児島空港 | ◯ | - |
那覇空港 | ◎ | - |
ダニエル・K・イノウエ国際空港 (ハワイ ホノルル) | - | ◎ |
※特別対応期間中は閉鎖している国際線ラウンジあり
青森空港は「エアポートラウンジ」、成田空港は「ANA ARRIVAL LOUNGE」、名古屋(中部)は「セントレア エアライン ラウンジ」、関空は「ラウンジKANSAI」、宮崎空港は「ラウンジ大淀」の共用待合室となります。
ANAラウンジを使う方法の一覧
ANAラウンジを利用できる運賃クラス、ステイタスは下表のとおりです(一覧)。◎は同伴者1名も無料で利用できます。
区分 | 名前 | ANAラウンジ | ANA SUIT |
---|---|---|---|
国内線 | プレミアムクラス | ◯ | - |
国際線 | ファーストクラス | ◎ | ◎ |
ビジネスクラス | 〇 | - | |
プレミアムエコノミー | 〇 | - | |
ステイタス | ダイヤモンド | ◎ | ◎ |
プラチナ | ◎ | - | |
ブロンズ(マイルまたは アップグレードポイント) | 〇 | - | |
SFC | ◎ | - | |
スターアライアンスゴールド | ◎ | - | |
ANA Million Miler Program 「Lounge Access Card」 | ◎ | ◎ | |
その他 | ANAカードプレミアム会員(国内線) | ◯ | - |
ANA SUITE LOUNGE 利用券 | 〇 | 〇 | |
プライオリティ・パス | 関空 | - | |
有料ラウンジサービス | 〇 | - |
※ダイヤモンド・プラチナ・SFC・200万ミリオンマイラーは、同行者2~4名、特典利用者登録済の方も所定のマイルかアップグレードポイントで利用可能
同伴者としてカウントされる年齢は、国内線が3歳以上、国際線は2歳以上となります。
ANAラウンジはグレートな空港ラウンジであり、一度入るとやみつきになります。もうゴールドカードのラウンジには戻れません。
ANAラウンジが設置されていない海外の空港では、ビジネスクラス・ファーストクラス搭乗時、プラチナ以上のANAプレミアムメンバー会員の場合、スターアライアンスを中心とした提携ラウンジを利用できます。
余談ですが、空港のVIPルームは窓が全くなくて狭めであり、快適度は高くありません。
身体警護や人目を避ける必要がない一般人にとっては、ANAラウンジの方が遥かに快適です。
以下、ANAラウンジの利用方法について掘り下げて解説します。
プレミアムクラス/ビジネスクラス等の対象運賃で搭乗
ANAはスタンダードタイプからハイクラスまで多様な運賃が設定されており、上位のクラスで搭乗すると、ANAラウンジを利用できます。
国内線プレミアムクラス
国内線プレミアムクラスを利用した場合、本人と同伴者1名がANAラウンジを利用できます。
プレミアムクラスへの搭乗2日前~前日の事前アップグレードは、普通席よりも+3,000~+14,000円です。当日アップグレードは+4,000~+15,000円。
JALのファーストクラスよりも多種多様な路線で設定されています。ANAラウンジではビール、日本酒、洋酒など種類が充実しており、おつまみの他、キューサイの青汁が健康的です。
ANAの国内線プレミアムクラスは、「ANA PREMIUM CHECK-IN」のエントランスで搭乗手続き・手荷物検査が可能です。
相対的に空いており、混雑する時間帯でも並ばずにスムーズに通過できます。高級感に満ちている中で、快適な搭乗手続きが可能です。
JALのファーストクラスはサクララウンジの上のダイヤモンド・プレミアラウンジを利用できますが、ANAのプレミアムクラスはANAラウンジの上のANA SUIT LOUNGEを利用できません。
国際線ファーストクラス・ビジネスクラス
ANAの国際線ファーストクラス、ビジネスクラスに搭乗すると、ANAラウンジ(国際線)を利用できます。国内線よりも食事は格段に豪華になります。
もちろん特典航空券での搭乗時もOK。ANAカード、アメックス、ダイナース等で貯めたマイルを利用するとバリューが高いです。
アペタイザー、サラダ、サンドウィッチ、おにぎり、稲荷寿司、唐揚げ、焼きそば/焼きうどん、ANAオリジナルチキンカレー、肉料理、スープ、パン、うどん・ラーメンなどがあります。
ドリンクではシャンパン、複数のワイン、日本酒、焼酎、梅酒、スピリッツ&リキュール、ソフトドリンクなど充実しています。
普段は食事制限されており、好きなものが食べられないスポーツ選手・俳優・女優などが、ラウンジで好きなカレー等をどか食いできるのが楽しみという話をよく聞きます。
シャワーもあり、深夜・早朝便の場合は便利です。ただし、時間帯によっては混雑します。
ファーストクラスの場合、ANAラウンジより更にラグジュアリーなANA SUIT LOUNGEを利用でき、食事・飲み物の内容がパワーアップします。
実際に利用したところ、高い満足感がありました。
国際線プレミアムエコノミー(成田・羽田)
成田空港、羽田空港では、プレミアムエコノミー搭乗時もANAラウンジを利用可能です。
関空ではプレミアムエコノミーはNGで、ビジネスクラス以上である必要があります。
公式サイトANAビジネスクラス・プレミアムエコノミーで行く格安ツアー
AMC上級会員・SFC会員・スターアライアンス上級会員
ANAのマイレージプログラムであるAMC(ANAマイレージバンク)に入会して、AMC上級会員になると、ANA、スターアライアンス加盟航空会社の搭乗時にはANAラウンジが使えます。
国内線の普通席でも、国際線のエコノミークラスでも、ラウンジが使えるのが絶大なメリットです。
AMCの「プラチナ」以上の会員になると、本来は使えない運賃でも無料で利用できるようになります。同伴者1名も無料です。
同様に、ANAが所属している航空連合・スターアライアンスのゴールド会員なら、ANAラウンジが使えます。
航空連合に所属している加盟会社間では、空港ラウンジの相互利用以外にも、空港チェックインカウンターの相互利用、マイルの相互精算を行っています。
例えば、ユナイテッド航空、シンガポール航空、タイ国際航空、ルフトハンザドイツ航空などの上級会員であれば、ANAラウンジが使えます。
ANAの上級会員になるのも、余程出張が多い方以外は手間がかかるのに、他のスターアライアンスの上級会員になるのは難しいですよね。
しかし、誰でも簡単にユナイテッド航空の上級会員資格を得る裏技があります。
例えば、JALグローバルクラブ加入のためのJGC修行で得たサファイアなど、他のエアラインの上級会員からのステータスマッチです。
ANAのプラチナ会員以上になると、ANAのスーパーフライヤーズ会員に入会可能になります。
対象のANAカードを保有しているか新規発行すると、スーパーフライヤーズカード(SFC)を発行できます。入会するとクレジットカードを解約しない限りは、ずっとANAラウンジを利用可能になります。
SFCカードはANAワイドカード以上を保有していると、審査なしに切り替えが可能となります。
SFC修行を行う方、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)に入会する予定の場合は、申し込みたいSFCと同等のANAカードを事前に発行しておくのが無難です。
こうしておけば、ANAプレミアムメンバーの「プラチナ」になった時点で、同じグレード・同じ国際ブランドのSFCカードに無審査で切り替えることができ、万が一の審査落ちのリスクをなくすことができます。
プレミアムメンバー専用デスクかANAカードデスクに電話すれば、切り替えの専用用紙を送ってくれるので、返送すればOKです。
ANAスーパーフライヤーズ会員になると、ANAラウンジ以外にも充実したベネフィットが付帯します。ANA、スターアライアンス搭乗が快適になって最高です。
国際線特典航空券の優先予約、フライトごとのボーナスマイル、座席アップグレード、優先チェックインカウンター・専用保安検査場、手荷物受け取りの優先、手荷物許容量の優待、優先搭乗などの絶大なメリットがあります。
SFC修行を行う前には、予めANAワイドカード、ANAワイドゴールドカード、ANA プラチナ・プレミアムカードのいずれかを発行しておきましょう。
「ANA SUITE LOUNGE」ご利用券
ANAの最上級会員である「ダイヤモンド」のメンバーのみが利用できる「ANA SUITE LOUNGE」に、誰でも入れる利用券です。
新千歳・羽田・成田・伊丹・福岡・那覇空港の「ANA SUITE LOUNGE」、ANAラウンジ、その他指定ラウンジを利用できます。
10万プレミアムポイント(うちANAグループ運航便5万)に到達して、「ダイヤモンド」に認定されると、選べる特典のひとつとして、ANA SUITE LOUNGEご利用券が6枚もらえます。
また、「プラチナ」メンバーでANAグループ運航便で80,000プレミアムポイント以上獲得すると、3枚プレゼントされます。
この「ANA SUITE LOUNGE」ご利用券を友人や知人の同伴で使うと、ANAラウンジを利用可能になります。
しかし、ANAラウンジよりも上級のANAスイートラウンジも使えるので、そちらでの利用がベストです。特に国際線はANAラウンジよりも格段に豪華絢爛!
一例として、羽田空港第3ターミナルのANA SUITE LOUNGEは以下で解説しています。
なお、現在はANA SUITE LOUNGEの転売が禁止されているので、ヤフオク!やメルカリでの落札は注意しましょう。
ANAラウンジを使えるキャンペーン
ANAは定期的にANAラウンジが使えるキャンペーンを開催しています。
一定期間内に一定回数以上ANAグループ便を利用すると、ANAラウンジが使えるようになるキャンペーンが多いです。
過去例としては、キャンペーン搭乗期間中(1カ月間)、対象路線に対象運賃で月3回以上搭乗すると、翌月13日から翌々月末まで、羽田国内線のANAラウンジが期間中何度でも利用できます。
ANAグループ国内線(コードシェア便含む)の搭乗が条件です。SFC修行には極めて役に立つキャンペーンですね。
注意点としては、対象料金での搭乗である必要がある点です。
シート種別 | 対象料金 |
---|---|
プレミアムクラス | プレミアム運賃 プレミアムビジネスきっぷ(ANAカード会員専用割引運賃) ANA VALUE PREMIUM 3 プレミアム障がい者割引運賃 プレミアム@Biz(ANA@Desk専用運賃) |
普通席 | ANA FLEX ビジネスきっぷ(ANAカード会員専用割引運賃) ANA VALUE 1 ANA VALUE 3 障がい者割引運賃 @Biz(ANA@Desk専用運賃) 介護割引 |
期間限定とはなりますけれども、開催時はキャンペーンを活用すると、ANAラウンジを無料で利用できる場合もあります。
ANAのマイルかアップグレードポイント
ANA上級会員の第一段階である「ブロンズサービス」のステータスを得た場合、ANAのマイルかアップグレードポイントを使うとANAラウンジを使えます。
- 国内線:1,000マイルか2 アップグレードポイント
- 国際線:4,000マイルか3 アップグレードポイント
マイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的です。特典航空券へ交換すると、1ポイントの価値が数円に昇華します。
国内線特典航空券で利用すると1マイルの価値が1.5円~2円程度、国際線のビジネスクラスだと1マイル2.5~5円程度、ファーストクラスなら7~16円程度に跳ね上がります。
したがって、ANAラウンジにマイルを使った場合、以下の金額で利用したことと同義となります。
クラス | 1マイルの価値(目安) | 国内線 | 国際線 |
---|---|---|---|
普通席/国内線 | 1.5円 | 1,500 | 6,000 |
1.6円 | 1,600 | 6,400 | |
1.7円 | 1,700 | 6,800 | |
1.8円 | 1,800 | 7,200 | |
1.9円 | 1,900 | 7,600 | |
2円 | 2,000 | 8,000 | |
国際線ビジネスクラス | 2.5円 | 2,500 | 10,000 |
3円 | 3,000 | 12,000 | |
4円 | 4,000 | 16,000 | |
5円 | 5,000 | 20,000 | |
6円 | 6,000 | 24,000 | |
国際線ファーストクラス | 7円 | 7,000 | 28,000 |
8円 | 8,000 | 32,000 | |
9円 | 9,000 | 36,000 | |
10円 | 10,000 | 40,000 | |
11円 | 11,000 | 44,000 | |
12円 | 12,000 | 48,000 | |
13円 | 13,000 | 52,000 | |
14円 | 14,000 | 56,000 | |
15円 | 15,000 | 60,000 | |
16円 | 16,000 | 64,000 |
ANAカード・プレミアムを保有
ANAカードにはプラチナ・プレミアムカードがあります。年会費が高いものの、コンシェルジュ・プライオリティパス・国内線ANAラウンジなど卓越した付帯特典が魅力的です。
国内線ANAラウンジを使えるので、特にスーパーフライヤーズカード(SFC)を取るまでは行かないけれども、国内線のANAによく搭乗する方にとっては絶大なメリットがあります。
また、カードショッピングでのマイル付与率が圧巻の高還元となっています。ビジネスクラス・ファーストクラスに向けてマイルがザクザクと貯まることが可能です。
ANA プラチナ・プレミアムカードの違いについて比較をまとめると、下表のとおりです。
項目 | ダイナース | アメックス | VISA | JCB | |
---|---|---|---|---|---|
年会費(税抜) | 155,000 | 150,000 | 80,000 | 70,000 | |
家族カード年会費(税抜) | 無料 | 無料(4枚まで) | 4,000 | 4,000 | |
マイル移行費用 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
マイル付与率 | 1.5% | 1.0% | 1.5% | 1.3%~1.375% | |
ANAグループマイル付与率 | 4.5% | 4.5% | 3.5%~3.95% | 3.3%~3.375% | |
ポイント有効期間 | 無期限 | 無期限 | 4年 | 5年 | |
継続ボーナス | 10,000マイル | 10,000マイル | 10,000マイル | 10,000マイル | |
フライトボーナス | 50% | 50% | 50% | 50% | |
ANAゴールドカード特典 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
国内線ANAラウンジ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
コンシェルジュ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
プライオリティパス | ○(家族会員も) | ○(家族会員も) | ◯ | ◯ | |
手荷物無料宅配 | 往復 | 往復 | - | - | |
コース料理1名無料 | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ | |
付帯特典の代表例 | ブランド店でのVIP優待 ダイナースクラブ銀座ラウンジ 大丸東京店のラウンジ 京都ラウンジ 誕生日プレゼント おもてなしプラン 料亭プラン 一休.comダイヤモンド iPrefer のエリート CLASS ONE コートお預かりサービス 乗馬無料 | ANA SKY コイン獲得プログラム フリー・ステイ・ギフト アメックススペシャルリザーブ 京都ラウンジ プレミア・ゴルフ・アクセス エアポート送迎サービス 空港パーキング 空港クローク | Visaプラチナクラブ Visaプラチナトラベル Visaプラチナ空港宅配 Visaプラチナダイニング Visaプラチナゴルフ 24時間健康・医療相談 | 関西有名テーマパークのJCBラウンジ 京都JCBラウンジ JCBプレミアムステイプラン 海外ラグジュアリーホテル クラブオフ JCB Gold Basic JCB暮らしのお金相談ダイヤル 24時間健康・医療相談 | |
楽天Edyチャージ | 0.5% | - | 0.5% | 0.5% | |
ショッピング保険 | 年間最高500万 | 年最高500万 | 年間最高500万 | 年間最高500万 | |
ポストペイ型電子マネー | - | - | iD | QUICPay | |
海外旅行傷害保険 (最高) | 家族特約(カッコ内は家族) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
死亡・後遺障害 | 1億円(1,000万円) | 1億円(1,000万円) | 1億円(1000万) | 1億円(1000万) | |
傷害治療 | 1000万円(200万) | 1000万円(同額) | 500万円(500万) | 1000万円(200万) | |
疾病治療 | 1000万円(200万) | 1000万円(同額) | 500万円(500万) | 1000万円(200万) | |
救援者費用 | 500万円(200万) | 1000万円(同額) | 1,000万円(1000万) | 1000万円(200万) | |
賠償費用 | 1億円(2000万) | 5000万円(同額) | 1億円(5000万) | 1億円(2000万) | |
携行品損害 | 100万円(50万円) | 100万円(同額) | 100万円(50万円) | 100万円(50万円) | |
国内旅行傷害保険(最高) | 家族特約 | ◯ | ◯ | - | - |
傷害死亡・後遺障害 | 1億円(1,000万円) | 1億円(1,000万円) | 1億円 | 1億円 | |
入院保険金日額 | 5,000円(同額) | 5,000円(同額) | 5,000円/日 | 5,000円/日 | |
通院保険金日額 | 3,000円(同額) | 2,000円(同額) | 2,000円/日 | 2,000円/日 | |
手術保険金 | 5万~20万円(同額) | 5万~20万円(同額) | 5万~20万円 | 5万~20万円 | |
航空機遅延(最高) | 乗継遅延費用保険金 | 2万円 | 2万円 | 2万円 | 2万円 |
出航遅延費用等保険金 | 2万円 | 2万円 | 2万円 | 2万円 | |
寄託手荷物遅延費用 | 2万円 | 2万円 | 2万円 | 2万円 | |
寄託手荷物紛失費用 | 4万円 | 4万円 | 4万円 | 4万円 | |
外貨盗難保険 | 10万円 | - | - | - | |
キャンセル保険 | 20万円 | 15万円 | - | - | |
その他保険 | 交通事故傷害保険 賠償責任保険 ゴルファー保険 | リターン・プロテクション | - | - |
比較詳細
国内線は3,000円、国際線は4,000円で利用可能
国内線
「ANA MY CHOICE」といういつもの旅に「ちょっとプラス+」できる有料オプションサービスがあります。この中のメニューの一つに羽田空港国内線ラウンジがあります。
ANA便を利用する際には、羽田空港の国内線にあるANAラウンジ限定で、事前に予約すると3,000円でANAラウンジが使えます。
満3歳未満の子供は無料です。それ以上の年齢だと未成年でも同額が発生します。例えば大人2名10歳の子供1名で使う場合は9,000円となります。
混雑状況によっては利用できない場合があり、団体旅行や一部ツアーを利用の場合は使えません。
事前にWebまたは電話で申し込んで、搭乗日当日に日本円・現金で支払う流れとなります。クレジットカードは利用できません。
羽田空港第2ターミナル保安検査場AまたはC傍にある「購入・搭乗手続きカウンター」で手続きすればOKです。
予約は搭乗日2ヵ月前かつ航空券購入後~搭乗日前日18時となり、31マイルが積算されます。1%のマイル付与率で地味に助かります。
ちなみにJALは3,000円で羽田の国内線ANAラウンジが使えるので、ANAと同額です。
ラウンジが満席となる場合、別のラウンジの利用を案内するか、または利用できない場合があります。その場合は出発当日、出発空港でキャンセルが可能です。
国際線
国際線では成田・羽田空港・ハワイのダニエル.K.イノウエ国際空港の「ANA LOUNGE」を有料で利用できます。ANAスイートラウンジは対象外です。
成田・羽田の場合、ANAウェブサイトでの事前申し込みだと4,000円(クレジットカード払い)、当日の空港カウンターだと6,000円(クレジットカード払いか現金)となります。
ホノルルはWebサイトでの事前申し込みのみで、料金は40米ドルです。
国際線の方はクレジットカード払いがOKなので、着実にマイルを貯めることが可能です。対象・受付期間は下表のとおりです。
ANAウェブサイト(事前申し込み) | 空港カウンター(当日) | |
---|---|---|
対象フライト (NH便名のみ) | 成田/羽田/ホノルル発 ANA運航国際線 (成田発 16:00 - 19:59の便は対象外) | 成田/羽田発 ANA運航国際線 |
対象航空券 | ANAウェブサイト(メキシコを除く)、 ANA電話窓口・市内カウンター等で購入した航空券 (航空券番号が205で始まる航空券) | 制限なし |
対象予約クラス | Y/B/M/U/H/Q/V/W/S(団体予約は対象外) | Y/B/M/U/H/Q/V/W/S/L/K |
受付期限 | 航空券購入後~出発時刻24時間前まで | 搭乗開始時刻まで |
備考 | 航空会社とのコードシェア便、特典航空券は対象外 | ハワイは対象外 |
特典航空券は対象外となり、有償での搭乗時に限られます。
申し込み後の払い戻しはできませんが、発行されたEMD(電子証票)は利用条件を満たせば、有効期限の範囲で別の日程でのラウンジ予約時に使えます。
受付期限は予約便の国際線搭乗区間出発時刻24時間前まで、受付場所はANA電話窓口です。
JALは国際線のサクララウンジは料金を支払っても利用できないので、ANAラウンジが使えるのはメリットです。
4,000円(税込)で飲食ができることに鑑みると、ラウンジで1~2時間過ごす場合は決して高くないと思います。
特にアルコールをたくさんお飲みになる方ですと、十分にペイ可能。多種多様な食品をつまみに楽しく飲食できます。
ANA Million Milerになる
ANAは「ミリオンマイラープログラム」を提供しています。ANAマイレージクラブ入会からの総飛行距離「ライフタイムマイル」の実績によって、生涯にわたって特別なベネフィットを享受できます。
ライフタイムマイル(LTマイル)とは、マイル口座に積算された搭乗分の区間基本マイレージの合計です。ANAウェブサイトへログイン後、「マイル口座残高照会」画面で確認できます。
50万・100万・200万・300万のライフタイムマイル達成時にオリジナルネームタグ「時の証」がもらえます。
また、100万LTマイル以上になると、マイルの有効期限が無期限となり、スーパーフライヤーズカードにいつでも申し込めるようになります。
200万LTマイル以上になると、ANA SUITE LOUNGE、ANAラウンジが、ANAグループ運航便に搭乗する際に使い放題となります。
ANAのラウンジへ入室できる「Lounge Access Card」がもらえます。ラウンジ入り口ではスタッフにカードを提示すればOK。同伴者も1名無料です。
一部空港のANAラウンジはPriority Passで利用可能
関西国際空港のANAラウンジは、プライオリティ・パスで利用できます。
以前は羽田・成田の国際線も利用できましたが、羽田は2023年1月末、成田は2023年8月末に終了しました。
ANAラウンジの使い方
ANAラウンジに入れる資格があったとしても、初回の利用の際なので手順を確認しておきたいという方もいらっしゃるでしょう。使い方は簡単です!
国内線
保安検査場を通過した際に利用したデジタルバーコード・ANAカード・AMC・搭乗券などを受付の端末(スキップリーダー)にタッチすると入室できます。
万が一エラーが出た場合、利用資格を満たしていることを提示できれば利用できるので、スタッフの案内に沿って手続きしましょう。
ユナイテッド航空のプレミアゴールドやプレミアプラチナ資格でつかう場合は、会員証を提示する必要があります。
国際線
国際線の場合は受付で搭乗券、SFCやラウンジカードなど資格を証明するものを提示すればOKです。
基本的にはデジタルを含む搭乗券をスタッフに提示したら、端末での読み取り後に入室できます。
ANAラウンジは何時間前からでも利用可能
ANAラウンジは利用時間に1時間半や2時間といった制限がないため、何時間でも利用可能です。極端には5時間前や6時間前に行くことも可能です。
ただし、地方空港の場合は保安検査場が開いてなく、出発便の90分前に保安検査が開始するといったケースがあります。
このような場合は早く行ってもラウンジを使えないため、レストラン・カフェ等で時間をつぶす必要が生じます。
ただし、プライオリティ・パスで利用する場合の関空ANAラウンジは、3時間という制限があります。
ANAラウンジまとめ
ANAラウンジは日本を代表する航空会社である全日本空輸の秀逸なラウンジです。
快適な空間、良い香りの中でフライトまでの待ち時間を雅やかに過ごせます。
電源コンセントやWi-Fiも完備されており、手持ちのスマホ・タブレットでのネットサーフィンを満喫できます。ビジネスの場合、パソコン作業もバッチリです。
国内線でもビール、焼酎、ウイスキー、日本酒(羽田)、ソフトドリンク、おつまみ(スナックミックス)、青汁を堪能できます。
国際線だと、野菜、汁物、タンパク質、炭水化物、デザート、ビール・ワイン・日本酒・洋酒、ソフトドリンクとフルスペックの食事を堪能できます。
生野菜だけではなく、健康的な煮野菜が提供される時期もありました。
ANAラウンジを利用できる運賃クラス、ステイタスは下表のとおりです(一覧)。◎は同伴者1名も無料で利用できます。
区分 | 名前 | ANAラウンジ | ANA SUIT |
---|---|---|---|
国内線 | プレミアムクラス | ◯ | - |
国際線 | ファーストクラス | ◎ | ◎ |
ビジネスクラス | 〇 | - | |
プレミアムエコノミー | 〇 | - | |
ステイタス | ダイヤモンド | ◎ | ◎ |
プラチナ | ◎ | - | |
ブロンズ(マイルまたは アップグレードポイント) | 〇 | - | |
SFC | ◎ | - | |
スターアライアンスゴールド | ◎ | - | |
ANA Million Miler Program 「Lounge Access Card」 | ◎ | ◎ | |
その他 | ANAカードプレミアム会員(国内線) | ◯ | - |
ANA SUITE LOUNGE 利用券 | 〇 | 〇 | |
プライオリティ・パス | 成田・関空 | - | |
有料ラウンジサービス | 〇 | - |
最も手っ取り早いのは、国内線プレミアムクラス、国際線プレエコ以上のシートでのフライトです。
お得な格安パッケージツアーもあります。国内線のANA旅作では搭乗2日前からANAウェブサイトにてプレミアムクラスに変更可能です。
プレミアムポイントが5万ポイント以上になり、SFCを発行したら、ずっとANAラウンジが使い放題になってファンタスティックです。
ANAスーパーフライヤーズ会員になるために、OKA-SINタッチなどのSFC修行は行う価値があります。
ANAアメックスゴールドは家族カードの範囲が広いので、同居していない既婚の子供などにも発行することが可能です。
これは他社ANAカードにはない利点であり、SFCの家族カード発行時に大きな効力を発揮します。家族がSFC修行なしでANA上級会員の資格を得られます。
全日本空輸のフライトを更にお得にするためには、ANAマイルが最強に貯まるクレジットカードの一角であるANAカードの活用がおすすめです。
数多くの種類があるANAカードの相違点は、以下で集約して比較しています。
ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。
以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。