日本の大手ネット証券の一角がマネックス証券です。
最安値水準の外国株取引、豊富な投資情報、完全抽選のIPOや立会外分売、手数料最安値のワン株(単元未満株)、安定運用で高利回りのマネックス債、現金同様のマネックスポイント、マネラップなどが人気を博しています。
2017年9月からついにマネックス証券も個人型確定拠出年金(iDeCo)に参入しました。
SBI証券、楽天証券など競合他社と比較しても一際強みがあるサービスを提供しています。
この度はマネックス証券に取材にお伺いして、最新のiDeCoの取り組み、商品構成、サービス内容についてインタビューしてきました!
マネックス証券の本社所在地は東京都港区赤坂1丁目12番32号(アーク森ビル)です。最寄り駅は六本木一丁目/溜池山王です。
アーク森ビルはANAインターコンチネンタルホテルの横のオフィスビルです。マネックス証券以外では、西村あさひ法律事務所、フォルクスワーゲン、エアバス等が入居しています。
マネックス証券の入り口はネット証券らしく近未来的でエレガントです。
「ART IN THE OFFICE」というプログラムも行っており、新進アーティストの作品を社内のプレスルームに掲載して、作品発表の場として提供しています。また、制作費も支給しています。
この度はマネックス証券株式会社 プロダクト部マネージャーの清野翔太さんにインタビューさせていただきました。
目次
個人型確定拠出年金(iDeCo)のサービス開始
まつのすけ:個人型確定拠出年金の加入者が拡大して、「iDeCo」(イデコ)という愛称も付きました。
テレビや新聞など大手メディアでも多数報道されて、注目度が高まっています。
そうした中、マネックス証券でも2017年9月にiDeCoのサービスを開始しました。参入の経緯についてお聞かせください。
清野さん:今年の1月から制度改正で基本的には20歳以上60歳未満の全ての方が加入できるようになりました。
当社では基幹システムの切り替えをしていたこともあり、1月のタイミングでは開始を見送り、秋頃に参入する決定をしておりました。
2017年1月から個人型確定拠出年金の加入者が拡大して、投信の運用会社もiDeCo対応を進めてました。
運用会社が制度対応に追いついて、多様な商品が出揃ったタイミングでiDeCoを開始したので、当社の開始はタイミングとしてよかったと思います。
まつのすけ:iDeCoは節税メリットが強調されることが多いです。まだピンと来ない方向けに具体的なモデルケースを教えていただけますか。
清野さん:節税メリットは3点あります。1つは掛金の拠出時に全額が所得控除の対象となる点です。
第2に運用商品の利益が非課税となり、通常20.315%の課税が非課税になります。
最後に年金として運用して受け取る際にも控除を受けられます。人生の長期に渡ってトータルで大きな節税メリットがあります。
一番わかりやすいのは掛金拠出時の所得控除です。具体的な数字を上げると、年収600万円程度の会社員だと、所得税が約20%、住民税が約10%で合計約30%の課税率になっております。その場合、支払う税金は180万円になります。
もし、この方が月23,000円(年間276,000円)の掛金を拠出した場合、iDeCoの所得控除によって課税所得が5,724,000円となり、この30%の1,717,200円が支払う税金となります。拠出がない場合と比べると、82,800円も税金が減ります。
年8万円だとかなり大きいと感じる方が多いと思います。
まつのすけ:こういう方は節税メリットが大きいのでおすすめなど、特に利用した方がいい人は誰でしょうか。
清野さん:第1号被保険者である自営業者の方は掛金拠出の限度額が68,000円と最も高いです。
人数としては会社員(第2号被保険者)が最も多く、月々の掛金の限度額は23,000円ですが、所得がある方にとっては全員にメリットがあります。
マネックス証券ならではのメリット
まつのすけ:他にも多数の金融機関がiDeCoを提供しています。そうした中でマネックス証券を選ぶメリットについて教えてください。
清野さん:最も大きなポイントは手数料です。金融機関が取る手数料(運営管理手数料ないし口座管理手数料)が、毎月一定額が掛金の中からマイナスされます。
この運営管理手数料をマネックス証券は無条件で0円としています。
商品構成も厳選した低コストの投信が揃っており、ネット証券ですのでオンライン上でお客様の資産状況を容易に確認できます。
更に資産運用のアドバイスサービスをいくつか提供しており、それを利用して加入時のプラン選定でアドバイスをしております。その点も当社のメリットだと考えています。
まつのすけ:iDeCoは毎月の拠出額でどの商品を購入するのかを自分で決めることになります。
投資の知識がない方ですと、どのように選ぶか迷ってしまうと思います。選び方のポイントは何でしょうか。
清野さん:初めての方ですと、そもそも年齢・所得・資産運用に対する考え方に応じた最適な運用が何なのか、ご自身で把握していない方が多いかと思います。
そのような方に役立つサービスとして、当社のWebサイトではポートフォリオ診断というツールを提供しています。
ツールの中では簡単な質問に答えることで、ポートフォリオ、組むのに必要な具体的な投信を提案していますので、ご参考いただけます。
コールセンターに寄せられる質問でも、「資産配分をどうすればいいかわからない」という問い合わせが多いです。
申込書類を取り寄せたら資産配分を決める必要があり、そこで止まってしまう方が多い状況です。
資産配分はいつでもオンライン上で変更できるので、迷って選べないという状況でしたら、ひとまず銀行の定期預金を選ぶのも方法の一つです。
まつのすけ:ポートフォリオ診断はロボアドバイザーによる分析や資産の統合管理ツールに強みがあるマネックス証券ならではで便利そうなサービスですね。
清野さん:口座を持っていなくてもご利用いただけます。ポートフォリオを提示して、何年後にはどの程度が期待できるかなどをご提示しています。
具体的な商品名まで落とし込んでポートフォリオの案をご案内しています。
同じようなサービスを提供しているネット証券はありますが、色んな質問に答えても結局提示される内容はほとんど同じだったり、紹介されるのはグループ会社の商品だけという会社もあります。
当社は独立系のネット証券なので、自社グループの投信を取り扱う必要がありません。中立的な立場で商品をおすすめしているのが、マネックス証券のロボアドバイザーの特徴となっています。
家に帰ってポートフォリオ診断を行ったところ、推奨配分、将来シミュレーション、ポートフォリオ全体の信託報酬、商品が分かりやすく表示されました!!
業界初も9本!厳選で秀逸な商品ラインナップ
まつのすけ:マネックス証券のiDeCoで取扱っている21の投資信託のうち、 iDeCoの運用商品として9本が業界初となりますね。こうした商品を加えた趣旨について教えてください。
清野さん:業界全体では当初からDC対応の商品が揃っていたわけではなく、順次DC向けにカスタマイズして運用会社が商品を提供していく流れがありました。
そもそもiDeCoの商品は上限が35本と決められており、随時追加することはできません。基本的には最初に決めたラインナップとなります。
当社は後発ではあったものの、後発のメリットとして一通り各運用会社がiDeCo向けの商品をリリースして出揃った段階で、最新の良い商品を取り扱えた点があります。
かつグループ企業の投信を使うという縛りもないので、各アセットクラスの中で最もコストが低く運用成績も良い商品を選べました。運用会社側とも交渉してiDeCoにベストと考える商品を取り揃えました。
これからiDeCoに加入しようと考えている方には、是非、商品のコストも比較していただきたいと思います。
※下表の実質コスト(信託報酬/実質運用管理費用)は8%時代の税込で、小数点以下3桁を四捨五入
投資対象 | マネックス証券 | 楽天証券 | SBI証券 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
商品名 | 実質コスト | 商品名 | 実質コスト | 商品名 | 実質コスト | |
定期預金 | みずほDC定期預金(1年) | - | みずほDC定期預金(1年) | - | スルガ確定拠出年金スーパー定期1年 | - |
国内株式 | DIAM DC国内株式インデックスファンド | 0.17% | 三井住友・DC日本株式インデックスファンドS | 0.21% | 三井住友・DC日本株式インデックスファンドS | 0.21% |
DCニッセイ日経225インデックスファンドA | 0.21% | たわらノーロード日経225 | 0.21% | DCニッセイ日経225インデックスファンドA | 0.21% | |
先進国株式 | eMAXIS Slim先進国株式インデックス | 0.12% | たわらノーロード 先進国株式 | 0.24% | DCニッセイ外国株式インデックス | 0.23% |
朝日Nvest グローバル バリュー株オープン | 1.94% | iFree NYダウ・インデックス | 0.24% | |||
たわらノーロード NYダウ | 0.24% | EXE-i グローバル中小型株式ファンド | 0.3724%程度 | |||
ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け) | 1.46% | インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用) | 0.30% | |||
新興国株式 | eMAXIS Slim新興国株式インデックス | 0.37% | インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式 | 0.59% | EXE-i 新興国株式ファンド | 0.3904%程度 |
国内債券 | 三菱UFJ 国内債券インデックスファンド゙(確定拠出年金) | 0.13% | たわらノーロード 国内債券 | 0.16% | 三菱UFJ 国内債券インデックスファンド゙(確定拠出年金) | 0.13% |
先進国債券 | eMAXIS Slim先進国債券インデックス | 0.18% | たわらノーロード 先進国債券 | 0.22% | 三井住友・DC外国債券インデックスファンド | 0.23% |
たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジあり) | 0.22% | たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジあり) | 0.22% | インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用) | 0.28% | |
新興国債券 | iFree 新興国債券インデックス | 0.24% | インデックスファンド海外新興国債券(エマージング) | 0.56% | 三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド | 0.56% |
国内REIT | DCニッセイJ-REITインデックスファンドA | 0.27% | 三井住友・DC日本リートインデックスファンド | 0.28% | DCニッセイJ-REITインデックスファンドA | 0.27% |
海外REIT | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 0.30% | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 0.30% | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 0.30% |
バランス | eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | 0.23% | セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | 0.71% | DCインデックスバランス(株式20) | 0.18% |
ラッセル・インベストメント・グローバル・バランス 安定成長型 | 1.23% | 三井住友・DC世界バランスファンド(動的配分型) | 1.29% | DCインデックスバランス(株式40) | 0.19% | |
三菱UFJ DCバランス・イノベーション(KAKUSHIN) | 0.65% | DCインデックスバランス(株式60) | 0.21% | |||
DCインデックスバランス(株式80) | 0.22% | |||||
コモディティ | ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり) | 0.40% | ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり) | 0.89% | 三菱UFJ純金ファンド(愛称:ファインゴールド) | 0.97% |
まつのすけ:バランス型ファンド1本にするのと、複数の個別ファンドを組み合わせるのはどちらがおすすめですか。
清野さん:お客様の資産運用の考え方だと思います。資産を定期的に見てリバランスをしたり、スイッチングをするのが面倒な方は一定数いらっしゃいます。そういう方はバランス型ファンドが楽でおすすめです。
iDeCoは運用期間が長いので、運用を行っていくと相場の変動で資産配分が理想の割合からズレていきますが、バランス型投信だと自動でリバランスしてくれます。
厳密に節税メリットを最大限に活かしたい場合は、期待リターンの高いアセットクラスの商品をiDeCoで投資するという方法があります。
株式など期待リターンが高い資産クラスはiDeCo、リスクの低い部分はiDeCo以外で運用して、ポートフォリオ全体として最適化するのも選択肢の一つです。
まつのすけ:iDeCo専用という投信もありますので、そうした商品は個人型確定拠出年金で投資して、課税口座やNISA・積立NISAでも投資できる商品はそちらという選択肢もありますね。
資産配分・スイッチング
まつのすけ:個別株式とは異なり、投資信託の長期投資では資産配分がパフォーマンスに大きな影響を及ぼして重要だと言われています。おすすめの資産配分はありますか。
清野さん:資産配分はポートフォリオ診断でおすすめの配分を提示しているので、このツールを活用いただければと思います。
まつのすけ:理想の資産配分はリスク許容度など資産運用に対する考えによって異なりますものね。
清野さん:この配分比率がベストという唯一無二の構成があるわけではないので、そのとおりです。
まつのすけ:一般論としては若い方はよりリスクが高い運用が可能という意見が多いです。世代によって投資対象商品を変える方がいいのでしょうか。
清野さん:ターゲットイヤーファンドがまさにこの考え方です。年金資産だと出口が決まっていて、その段階の相場にパフォーマンスが依存してしまいます。
したがって、上り調子だったのに受け取る時にたまたま相場が下がるリスクがあります。
基本的には年齢が高くなって、年金の受取の時期が近づくに連れてリスクを落としていって、国内債券など低リスクの商品を増やしていくというのが、ポートフォリオ構築の考え方のセオリーの一つです。
まつのすけ:保有商品の入れ替え・スイッチングは定期的に行った方がいいのでしょうか。
清野さん:必ずしも必要ではありませんが、相場が大きく上昇したり崩れた時にアクションが先送りになるのはよくないので、いざという時はできるような心構えでいるのがよいと思います。
マネックス証券では事前に簡単な登録を行うと、他の証券資産口座と一緒に年金資産を見れるようになっています。定期的に状況をウォッチしておくのは大事だと思います。
会員サイト・サポート体制・マネックス証券への移管
まつのすけ:マネックス証券のiDeCoで引落し先として指定できる金融機関はどれになりますか。
清野さん:国民基金年金連合会が引き落としを行なっているため、どこの運営管理機関でも同じです。少しずつ増えているので、加入者の利便性は徐々に拡大していると思います。
まつのすけ:中には掛金の所得控除(税金の還付)の手続きに面倒な手間がないか心配な方もいらっしゃるかもしれません。そこら辺はいかがですか。
清野さん:一番多い会社員の方(第2号被保険者)なら、年末調整の紙を会社から配られて提出することになるので、iDeCoの金額を記入して、国民基金連合会から送られてくるハガキを出すだけです。
大多数の加入者にとって簡単です。その他の方についても、確定申告で控除の申請をすればよく、確定申告はインターネットで完結するので、面倒な手間はありません。
まつのすけ:総合証券口座の資産とiDeCoの資産を1つのIDで管理できる仕組みや、両方の資産を合算してポートフォリオを表示する仕組みなどはありますか?
清野さん:資産残高が掲載されているページに4つのタブがあり、iDeCoのタブを押すと個人型確定拠出年金の資産状況を確認できます。Webサイトにログインすれば簡単に一覧で把握できるようになっています。
マネックスONEというツール、Answerというアプリもあり、確定拠出年金のレコードキーパーであるJIS&Tが対象になっています。
当社のiDeCoもJIS&Tを使っているので、それらのツール・アプリでも一括管理することが可能です。
まつのすけ:マネックス証券のiDeCoに申し込む前に注意しておくべき点は何かありますか。
清野さん:節税メリットが強調される制度であり、NISAを意識する人も多いと思います。
iDeCoはNISAと異なり、原則として60歳になるまで引き出せない点に注意が必要です。
いつでもスイッチングや資産配分の変更は可能ですけれども、長期間に渡る運用となります。
コストが安い金融機関を選ばないとご自身の資産に跳ね返ってしまうので、最安値水準である当社にぜひご開設いただければと思います。
金融機関の変更は可能ですが、コストと手間がかかります。iDeCoの口座を開く金融機関を変更する際には3ヶ月ほど手続きに時間がかかり、その間は運用ができません。
また、iDeCoの口座開設手数料は無料でも、他社に移管する場合は手数料を設定している金融機関が大多数です。国民基金連合会の手数料も発生します。
まつのすけ:他社のiDeCoからマネックス証券のiDeCoに移換したい場合、どのような手続きが必要になりますか。
清野さん:当社のWebサイトで加入の申出書を請求していただき、お送りする書類に沿って手続きをすれば大丈夫です。
その際は移換元の金融機関で徴収する手数料があります。手数料は金融機関によって異なりますので、その点は事前にそちらの金融機関にお問い合わせしていただければと思います。
まつのすけ:他社からマネックス証券にiDeCo口座を移管している方も出ているんでしょうか。
清野さん:幸い新規でのお申込みだけではなく、他社から移管していただくことも増えてきております。
まつのすけ:平日は午後8時まで、土曜日もフリーダイヤルの専用ダイヤルをご用意していますね。これは素晴らしい取り組みだと思います。よくある質問はどのようなものでしょうか。
清野さん:当社のコールセンターだと、制度に関する質問がそれほどありません。Webサイトで解説しているので、それを見ていただいております。
質問で多いのは手続きのやり方です。一例としては「事業主の証明書はどうしても取らなくてはならないのか」というご質問があります。
一般的には証券会社のコールセンターは土曜日に営業していないというイメージがあるからか、平日の電話が多い状況です。
土曜日も対応しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせいただければと思います。
まつのすけ:確かに勤務している企業でiDeCoを利用している社員の前例がなく、ご担当者が手続きを把握していない状態だと面倒で大変そうですね。
清野さん:厚労省からは各企業に「iDeCoを利用したい従業員がいたらご協力してください」という旨の通知は出ていますが、なかなか腰が重いケースもあると思います。
まつのすけ:マネックス証券は無料のセミナーが充実しています。iDeCoでも開催される予定でしょうか。
清野さん:随時開催しております。一例としてFPの山中様に、動画でiDeCoに関する解説を行っていただきました。是非ご覧いただければと思います。
まつのすけ:総合口座がなくてiDeCoだけ申し込んだ方の画面はどうなっているのでしょうか。
清野さん:レコードキーパーであるJIS&TのWebサイトにログインして見ることになります。
当社の証券口座の中でiDeCoの資産も一緒に見れるので、ぜひ総合証券口座の方も口座を開設していただければと思います。
まつのすけ:その他、質問した項目以外で、これからのマネックス証券のiDeCoの注目情報や、ユーザーへのメッセージをお願いします。
清野さん:iDeCoには大きな節税メリットがあり、早く始めるに越したことはありません。
マネックス証券はiDeCo単体での利益ということでこのサービスをとらえておりません。iDeCo加入を機会として、お客様にマネックス証券に興味を持っていただきたいと考えています。
お客様に良いサービスを提供していく所存ですので、ぜひご活用いただければ幸いです。
コールセンターへのお問合わせもお気軽にしていただき、開始をご検討いただければと思います。
取材後の感想
清野さんにはご多用な中、取材に対応していただきました。
インタビューでとりわけ印象深かったのは、無条件での運営管理手数料0円、業界最安値が連発の取扱商品、iDeCoポートフォリオ診断サービスが素晴らしい点です。
参入が後発になった強みを活かして、現時点でベストな最新のiDeCo専用商品を取り揃えています。
厳選された商品構成となっており、「商品数が多すぎて選べない」という初心者の声に配慮しつつ、特徴ある新興国の株式ファンド等もあり、投資経験者のニーズにも応えられています。
事実、マネックス証券のiDeCoは主要アセットクラスにおいて、SBI証券・楽天証券よりも低コストな資産クラスが大多数です(下表は記事公開時点のデータ)。
投資対象 | マネックス証券 | 楽天証券 | SBI証券 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
商品名 | 実質コスト | 商品名 | 実質コスト | 商品名 | 実質コスト | |
定期預金 | みずほDC定期預金(1年) | - | みずほDC定期預金(1年) | - | スルガ確定拠出年金スーパー定期1年 | - |
国内株式 | DIAM DC国内株式インデックスファンド | 0.17% | 三井住友・DC日本株式インデックスファンドS | 0.21% | 三井住友・DC日本株式インデックスファンドS | 0.21% |
DCニッセイ日経225インデックスファンドA | 0.21% | たわらノーロード日経225 | 0.21% | DCニッセイ日経225インデックスファンドA | 0.21% | |
先進国株式 | eMAXIS Slim先進国株式インデックス | 0.12% | たわらノーロード 先進国株式 | 0.24% | DCニッセイ外国株式インデックス | 0.23% |
朝日Nvest グローバル バリュー株オープン | 1.94% | iFree NYダウ・インデックス | 0.24% | |||
たわらノーロード NYダウ | 0.24% | EXE-i グローバル中小型株式ファンド | 0.3724%程度 | |||
ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け) | 1.46% | インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用) | 0.30% | |||
新興国株式 | eMAXIS Slim新興国株式インデックス | 0.37% | インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式 | 0.59% | EXE-i 新興国株式ファンド | 0.3904%程度 |
国内債券 | 三菱UFJ 国内債券インデックスファンド゙(確定拠出年金) | 0.13% | たわらノーロード 国内債券 | 0.16% | 三菱UFJ 国内債券インデックスファンド゙(確定拠出年金) | 0.13% |
先進国債券 | eMAXIS Slim先進国債券インデックス | 0.18% | たわらノーロード 先進国債券 | 0.22% | 三井住友・DC外国債券インデックスファンド | 0.23% |
たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジあり) | 0.22% | たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジあり) | 0.22% | インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用) | 0.28% | |
新興国債券 | iFree 新興国債券インデックス | 0.24% | インデックスファンド海外新興国債券(エマージング) | 0.56% | 三菱UFJ DC新興国債券インデックスファンド | 0.56% |
国内REIT | DCニッセイJ-REITインデックスファンドA | 0.27% | 三井住友・DC日本リートインデックスファンド | 0.28% | DCニッセイJ-REITインデックスファンドA | 0.27% |
海外REIT | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 0.30% | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 0.30% | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 0.30% |
バランス | eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | 0.23% | セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | 0.72% | DCインデックスバランス(株式20) | 0.18% |
ラッセル・インベストメント・グローバル・バランス 安定成長型 | 1.23% | 三井住友・DC世界バランスファンド(動的配分型) | 1.29% | DCインデックスバランス(株式40) | 0.19% | |
三菱UFJ DCバランス・イノベーション(KAKUSHIN) | 0.65% | DCインデックスバランス(株式60) | 0.21% | |||
DCインデックスバランス(株式80) | 0.22% | |||||
コモディティ | ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり) | 0.40% | ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり) | 0.89% | 三菱UFJ純金ファンド(愛称:ファインゴールド) | 0.97% |
ロボアドバイザーが推奨する標準的な運用プランでは、信託報酬率(税抜)がなんと年0.1660%となっています。
シングル・サインオンの仕組みも導入されており、証券総合口座の株式・投信・債券などとiDeCoの資産をトータルで1ログインで管理できる点にもエッジ・優位性があります。
マネー雑誌売上No.1のダイヤモンド・ザイのiDeCo特集にもマネックス証券が大きく取り上げられていました。
ロボ・アドバイザーが顧客の資産形成に適う運用商品を提案するiDeCo専用アドバイスツールでは、5つの質問に回答するだけで、資産運用に関する考え方・運用期間に適したおすすめのポートフォリオを提案してくれます。
参考ポートフォリオで投資した場合のシミュレーション、具体的な商品名も表示されるので、投信の知識がない初心者の方でも便利に選ぶことができます。
診断結果のリスク許容度のスライダーを移動させて、他のポートフォリオを確認することも可能です。
推奨配分の割合、ポートフォリオ全体の信託報酬も分かりやすく表示されて、結果をPDFのレポート形式でダウンロードすることも可能です。
手数料が安い、商品のラインナップが優秀、使いやすくて便利のどれかは満たしている証券会社は多いものの、その全てを高い次元で満たしているのは素晴らしいことです。
iDeCoは証券会社にとって収支が厳しくて、ほとんど収益が上がっていないそうですが、逆に言うと個人投資家にとっては極めて有利な制度です。
マネックス証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)は、顧客のニーズを正確に捉えて、ユーザーにとって良いクオリティの素晴らしい制度を用意しており、総合的に卓越した魅力があります。
マネックス証券は個人型確定拠出年金だけではなく、証券総合口座も大きな魅力があります。
手数料が極めて安い外国株取引、ゼロETF、完全抽選のIPOや立会外分売、手数料最安値のワン株(単元未満株)、ゼロ投信つみたて、マネックス債、マネックスポイント、マネラップなどメリットが大きいネット証券です。
米国株取引の売買手数料(税抜)は約定代金の0.45%(最低手数料は0米ドル、上限は20米ドル)と屈指の低水準です。対面証券と比較すると天と地でリーズナブルです。
取扱銘柄数は3,400以上と圧巻の数であり、SBI証券、楽天証券など競合他社を大きく上回る圧倒的No.1です。
他社では取り扱いがない中小型株も充実しており、中小型株効果を発揮しての超過リターン獲得を狙えます。
成行注文、指値注文、逆指値注文、OCO注文(ツイン指値)、OCO注文(OCOs)、連続注文といった高度な注文が可能です。特定口座にも日本で初めて対応しました。
米国株・ETF取引アプリのスマホアプリ「トレードステーション米国株 スマートフォン」もご利用いただけるようになりました。スマホアプリは日本の主要ネット証券初です。
米国ETFの株式売買委託手数料を実質無料とする「ゼロETF」(米国ETF売買手数料実質無料プログラム)もあります。
また、投資信託の積立買付で発生する申込手数料が消費税も含めて全額キャッシュバックされる「ゼロ投信つみたて」を提供しています。
日本株のNISA口座、ジュニアNISA口座での国内株式の売買手数料は、恒久的に0円(単元未満株を除く)となります。購入時だけではなく、売却時も0円でお得です。
また、NISA口座での米国株・中国株の買付時の国内取引手数料は、恒久的に実質0円(全額キャッシュバック)です。
マネックス証券のNISA口座には取引コストを抑えた資産運用が実現できるという大きなメリットがあります。
マネックス証券はマネックスポイントというオトクなプログラムもあり、投資信託の購入・保有、株式の日計り取引などでマネックスポイントが貯まります。
ポイントは株式売買手数料に充当することもできますし、JALマイル・ANAマイルなどにも交換できます。
便利な共通ポイントであるVポイント・nanacoポイント・Suicaポイント・WAONポイントにも交換できます。すべてのポイントについて、交換手数料はありません。
マネックスポイント→永久不滅ポイント→運用で複利効果を発揮させることが可能です。
資産運用できるクレジットカードの筆頭です。投資ができるカードは類稀であり、一歩先に進んだ画期的なスペックを備えています。
マネックス証券のオリジナルレポート、J.P.モルガンの機関投資家向けアナリストレポート、日本証券新聞第一面、バロンズ拾い読み(日本語)、フィスコのレポート等を閲覧することもできます。
レポート、セミナーが極めて充実しており、有益な情報や知識の提供に八面六臂の活躍をしてくれるネット証券です。
マネックス証券では「マネックス債」という同社の社債を購入できます。日本ではなかなかクレジット・スプレッドが乗った社債が充実していないため、利率が高めの債券としては、貴重な社債となります。
「ON COMPASS」(マネラップ)というフィンテック・AI(エーアイ)の技術を取り入れた低コストラップ口座サービスもあります。
独自性が高い資産管理の分析ツールも充実しています。他のネット証券には用意されていないタイプのツールも豊富です。その他、マネックス証券の詳細については、以下で徹底解説しています。
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