FISCO 株・企業報 2017年冬号に掲載されました。「第4次産業革命後の世界」がテーマとなっています。
第4次産業革命に伴うイノベーションが日本経済にもたらす影響、シナリオ分析、関連銘柄などが幅広く掲載されています。
第4次産業革命とは、ビッグデータ、IoT、人工知能(AI)、ロボット等をコアとする技術革新です。
今後、データ活用によるカスタマイズ・需要予測・マッチング、シェアリング、自動運転、資産運用などの新サービスが期待されています。
その他、2018年に市場を賑わす5大テーマとして、働き方改革、社会インフラ、Finteck、次世代自動車、防衛が挙げられており、関連銘柄、データ株価診断、買いゾーン・売りゾーンなどが提示されています。
この中で「働き方改革関連銘柄」として取り上げられているRIZAPグループに関してコメントを寄稿しました。
「フィスコ 世界経済・金融シナリオ分析会議」による「日本経済シナリオ」も提示されています。
この分析会議は、フィスコ・エコノミスト、ストラテジスト、アナリストおよびグループ経営者が、世界各国の経済状況や金融マーケットに関するディスカッションを毎週定例で行っているカンファレンスです。
人工知能=AIの登場が社会に大きな影響を与え始めており、仮想通貨が一大センセーションを巻き起こして大きな話題になっています。
20世紀を代表する産業だった自動車産業では自動運転の実現が視野に入り、企画や設計など従来は人の手に占められていた仕事が、AIに委ねられる可能性が論議され始めました。
第1特集では日本企業のフロントランナー、日本を代表する研究者、日本政府の施策などから、AIと次世代の産業への展望、明日の日本経済が検証されています。
第1次から3次までの産業革命と日本経済の関わり、そして第4次産業革命がもたらすイノベーション革命が日本経済に及ぼす影響と、国内での第4次産業革命関連銘柄を業界地図として解説があります。
著名経営者のインタビューもあり、興味深い内容となっています。
日本企業として初めて仮想通貨のマイニング事業に参入することを決めたGMOインターネット代表の熊谷正寿氏、国内発のICOとして注目を浴びるテックビューローの朝山貴生氏が掲載されています。
フィスコらしく推奨銘柄もしっかりと掲載されています。
- 第4次産業革命関連銘柄 推奨26銘柄
- 市場をにぎわす5大テーマ 推奨60銘柄
- 連続好業績・業績大幅改善 推奨12銘柄
読み物として面白いですし、「こういう株式があったんだ」という発見もあります。
スイスイサクサクと読み進めることができて参考になりました。