楽天証券という楽天グループのネット証券があります。日本の大手ネット証券の一角であり、大人気で存在感がある証券会社です。
2016年に個人型確定拠出年金(iDeCo)に彗星のごとく参入して、競争力のあるスペックで席巻しました。
2017年には運営管理機関の手数料の完全無料化を発表して、より一層魅力的になりました。
この度、楽天証券にのiDeCoの取材にお伺いしました。楽天証券の取り組み、おすすめのポイント、商品の選び方、サポート体制についてインタビューしてきました!
楽天証券の本社所在地は東京都世田谷区玉川1-14-1 楽天クリムゾンハウスです。最寄り駅は東急の二子玉川駅になります。
職住近接も可能でありつつ、都心部にも近い立地で便利ですね。ビルは二十数階の存在感がある立派な建物でした。駅から歩いて行くと威風堂々にそびえ立っています。
入口の受付はバルセロナとのスポンサー契約を記念して、バルセロナのユニフォーム、HEADING GAMEが登場していました^^
ロビーに設置されている巨大スクリーンには楽天20周年と様々なイメージ動画、ニュースなどが流れていました。
この度は楽天証券株式会社 マーケティング本部の小林さん、土井さんにインタビューさせていただきました。
個人型確定拠出年金(iDeCo)全般
まつのすけ:個人型確定拠出年金の加入者が拡大して、「iDeCo」(イデコ)という愛称も付きました。テレビや新聞など大手メディアでも多数報道されて、注目度が高まっています。
そうした中、楽天証券でも2016年にiDeCoが開始しました。参入の動機についてお聞かせください。
小林さん:政府が国を挙げて貯蓄から投資へと呼びかけていても、なかなか進まない一方、米国では401kの制度が確立されてから投資の普及が一般的に加速したことがあり、当社としては制度改正のタイミングで参入しました。
まつのすけ:iDeCoは節税メリットが強調されることが多いです。とくに会社員ですと税金に無関心の方も多いです。まだピンと来ない方向けに具体的なモデルケースを教えていただけますか。
土井さん:OL、会社員、自営業の方の3パターンのモデルケースをご用意しています。
例えば、35歳の年収650万円の会社員が毎月23,000円の掛金を拠出した場合で276,000円が所得控除となり、年間82,800円の節税効果があります。
毎年約8万円の節税が出来るのは非常にメリットが大きいと考えます。
まつのすけ:こういう方は節税メリットが大きいのでおすすめなど、特に利用した方がいい人は誰でしょうか。
土井さん:自営業の方は毎月68,000円を拠出できるので、年間の節税効果が大きくなります。また、収入が多ければ多いほど所得控除の効果が高まります。
まつのすけ:当初は運営管理手数料が最初の1年間、または残高か掛金累計10万円以上で無料でしたが、2017年5月18日には完全無料化が発表されました。
大胆な値下げですね。採算は大丈夫かと心配になってしまうところで、値下げについてコメントお願いします。
小林さん:新聞にも記事がなるなどで反響がありました。ライバルのSBI証券も手数料無料を打ち出しましたが、弊社は先んじて発表いたしました。
お客様の中長期の資産形成のため思い切って完全無料化に踏み切りました。
楽天証券ならではのメリット
まつのすけ:他にも多数の金融機関がiDeCoを提供しています。そうした中で楽天証券を選ぶメリットについて教えてください。
土井さん:投資に詳しくない方ですと、商品数が多すぎるというお声も多いです。弊社ではファンドアナリストが多くの商品の中からiDeCoに向いていると考えた商品に絞っているので、既に厳選された状態で選べます。
絞った商品設計としており、何を選べばいいかわからないという初心者の方にもぴったりです。
運用画面では楽天証券にログインして確定拠出年金のタブに移ると、JIS&Tと連携した情報が表示され、今の確定拠出年金の運用状況がひと目で分かります。
他に株式、投資信託をお持ちの方ですと、一つのID・パスワードでiDeCoと同時に管理できるのがメリットです。
設計画面も楽天証券の他の画面を使い慣れている既存のお客様ですと、これまでの見慣れたボタン配置となっており、スムーズにお使いいただけます。
直感的に操作できるように工夫しており、一度のログインで証券総合口座の金融商品もiDeCoも、一括で表示されて同時に管理できます。
まつのすけ:証券資産と年金資産を1つのIDで管理できて、楽天証券の総合口座があれば、楽天証券のページにiDeCoの資産額も表示されるのは便利ですね。
土井さん:これは楽天証券ならではのメリットです。また、資産の推移ではJIS&Tの画面を可能な限り使いやすいようにカスタマイズしました。
iDeCoの仕組みそのものはどの金融機関でも共通で差別化はしづらいですが、商品ラインナップやUI(ユーザー・インターフェース)の面ではこだわっています。
提供商品一覧は商品名を省略せずに正式名称としており、分かりやすくなっています。他社ですと省略されており、何の商品かピンと来ないというご意見もあります。
純資産、過去のリターン(6ヶ月・1年・3年)、信託報酬を一覧表で確認でき、そこから各商品の詳細ページに遷移して情報をチェックすることも可能です。
制作側のデザイナーだけではなく、CX部(カスタマー・エクスペリエンス部)というユーザビリティーを設計する専門部隊が深く入り込んで、iDeCoを直感的に使いやすく設計しています。
スイッチングや資産配分の変更については、初心者の方、自分で選ぶ方で導線を切り分けて、初心者から玄人まで使いやすくしています。%で選ぶこともできます。
まつのすけ:資産の推移は全期間、例えば20年分・30年分を閲覧することも可能なのでしょうか。
土井さん:すべての期間をグラフと表で見られます。長期間になってもページを切り替えることで、トータルで推移が見られるようにする予定です。
管理画面の商品名をクリックすると、Webの商品情報に飛べるので、そこからまた様々な情報を取得できます。
まつのすけ:スマホのブラウザでも見られるのでしょうか。
小林さん:スマホ最適化はしていませんが、見ることは可能です。スマホ最適化については、今後対応する予定です。
まつのすけ:管理画面で「初心者の方向け」という導線があるのは、オリジナリティがありますね。
土井さん:投資信託のトップページでも、「通常モード」、「かんたんモード」という2種類を用意しています。
投信は初心者の方が投資することも多く、かなり注意して使いやすく設計しています。その経験と強みをiDeCoにも活かしています。
まつのすけ:iDeCoで28個の商品を選ばれています。どのような選定理由でピックアップしたのでしょうか。
小林さん:いずれも長期投資に耐えうる商品で、内容を重複させずに各ジャンルごとにご用意しています(楽天証券のiDeCoの取扱商品一覧「ドレカラ」)。
当社の考え方に賛同していただいたセゾン投信にも、楽天証券のiDeCoに商品をご提供いただいています。
まつのすけ:iDeCoにセゾン投信があるのは楽天証券だけでしょうか。
小林さん:そのとおりです。それが理由で当社をお選び頂いている方も多いです。
まつのすけ:確かに確定拠出年金以外の通常の投資でもセゾン投信1本という方ですと、iDeCoでもセゾン投信の商品に投資できると便利ですね。
まつのすけ:iDeCoは毎月の掛金でどの商品を購入するのかを自分で決めることになります。
投資の知識がない方ですと、どのように選ぶか迷ってしまうと思います。選び方のポイントは何でしょうか。
小林さん:確定拠出年金法上、「運営管理機関による特定の運用商品の推奨は不可」とされているため、楽天証券を含めた運営管理機関は具体的にどの商品を選ぶべきかという提案はできません。
ただし、冊子、Web、セミナー等の中で、代表的な社員のポートフォリオの事例や、年代別の例をご紹介するなどの工夫を行っています。
例えば、ファンドアナリストの篠田が実際にどのような組み合わせにしているのかを具体例としてお見せして、参考にしていただいています。自分と似たような方の例はご参考になると思います。
土井さん:Webサイトのコンテンツにおいても、ファンドアナリストのアドバイス、リスクとリターン、モデルケースなども掲載しています。運用の中で学んでいただけます。
まつのすけ:実際に電話で何を選べばいいという質問は来るのでしょうか。
小林さん:セミナーでも必ず聞かれるポイントです。直接お答えはできないので、社員の具体例やモデルポートフォリオをご案内しております。
既存の保有分も含めていつでも組み換え(スイッチング)ができるので、あまり深く迷わず気軽にはじめてみてください。
まずは値動きを把握して学んでいき、そこから組み替えを検討することができます。iDeCoは節税効果が大きいので、まずは一日でも早く始めて節税を受けるのがおすすめです。
まつのすけ:楽天ターゲットイヤーが楽天証券らしい商品だと思います。この商品についてご説明頂けますか。
土井さん:年金とのマッチングの観点でご用意しています。ご自身が定年退職するであろう年を近いものを選びいただくと、株式の配分を徐々に定年に向けて減らす運用を自動的にします。
自分で配分を決められない、どれがリスクかピンとこない場合は、こうした商品を選ぶのも選択肢の一つです。
まつのすけ:10年後は楽天ターゲットイヤー2060が出るのでしょうか。
土井さん:今のところは決まっていませんが、出る可能性はあると思います。
まつのすけ:バランス型ファンド1本にするのと、複数の個別ファンドを組み合わせるのはどちらがおすすめですか。
土井さん:配分の決め方がわからない、複数のファンドを保有すると管理が億劫、自動リバランスの機能を重視する、1本が管理しやすい等の方はバランス型ファンドが向いています。
より詳しく知りたい方は複数の専門ファンドを保有して、目論見書や運用報告書などをチェックすると、より詳細な情報を把握できます。
また、最近の成績も見やすくなり、複数のファンドを持つとより運用状況を掘り下げた分析が可能になります。
まつのすけ:複数の投信を持つと、資産クラス(アセットクラス)ごとに騰落率がバラバラに出るので、例えば日本株・外国株・外国債券それぞれのパフォーマンスがわかりやすいですね。
小林さん:最初はやはり色々な投信を買うことの難易度が高い場合もあります。ファンドアナリストの篠田の言葉を借りると、バランス型ファンドは「ワンプレートランチ」です。
iDeCoで初めて投資を行う方ですと、まずはバランス型ファンドで運用してみるというのも選択肢の一つです。
まつのすけ:確かに専門ファンドの組み合わせもバランス型ファンドも、それぞれに利点があるので、ニーズに応じて利用するのがいいですね。
資産配分
まつのすけ:個別株式とは異なり、投資信託の長期投資では資産配分がパフォーマンスに大きな影響を及ぼして重要だと言われています。おすすめの資産配分はありますか。
土井さん:自分で言うのも何ですが私自身はまだ20代で若いので、仮に運用のパフォーマンスが悪くても、今後の生涯賃金で挽回できるため、積極的にリスクを取っています。
定年が近くなってくると、計画している年金額を大きく減らすのはリスクになるので、リスクを抑制した手堅い運用にシフトしていくことを検討しています。
全体的には外国株式を避けたがる方が多いですけれども、パフォーマンスを見ると日本株より長期的には安定的に右肩上がりに上昇する傾向があります。
過去の値動きも見ていただけると、外国株式の魅力もお分かりいただけると思いますので、ぜひ外国株式も積極的にご検討いただければと思います。
まつのすけ:初心者の方や投資の知識がない方だと、外国株式に抵抗がある方も多いんですね。
小林さん:やはり国内が安全で、外国は危険というイメージをお持ちの方もいらっしゃいます。
まつのすけ:一般論としては若い方はよりリスクが高い運用が可能という意見が多いです。世代によって投資対象商品を変える方がいいのでしょうか。
小林さん:お客様のリスク許容度によって変わってくるのが原則です。ただし、世代によって定年を迎えるまでのターム(期間)が異なるので、年代によってリスク許容度に対する考え方を変えることは検討しえます。
私自身は米国株と日本株のインデックスファンドを50%・50%にしています。米国株はやはり今後も世界を牽引していくと考えています。
日本を選んでいる理由は短期的には出遅れがまだあり、伸びる余地があると考えています。方向性が危ういようであればスイッチングを検討します。あえてコモディティは入れていません。
土井さん:リスク許容度によって選ぶ商品は変わってきます。同じリスク許容度という前提で、年代だけが違うという場合だと、若い方が先程の理屈で多少はリスクを取りやすくなります。
そもそも確定拠出年金の仕組みそのものが長期にわたる積立を前提にしており、時間分散によってタイミングリスクを抑制できます。
iDeCoではリスクがある代わりに期待リターンが高い商品を選んで、その分はiDeCo以外の通常の投資で調整するという考え方もあります。
まつのすけ:iDeCoだけではなく、NISA、通常の口座も含めて、資産全体で考えるのが重要ですね。
土井さん:そのとおりです。楽天証券では、一つのログインでiDeCo・証券総合口座を含めた全部の資産構成が見られるのもそこを目的としています。
まつのすけ:保有商品の入れ替え・スイッチングは定期的に行った方がいいのでしょうか。
小林さん:誤ったスイッチングは避けた方がいいと考えています。一時的にダウントレンドに入った時にスイッチングして、その後に戻るタイミングで戻さなかったら、大きくパフォーマンスが悪化するリスクがあります。
iDeCoはドルコスト平均法による長期投資ですので、一時的な調整で安全資産に切り替えて、その後にいいタイミングで戻せなかった場合、ドルコスト平均法のメリットが活かせなくなります。
逆に選択したマーケットが行き過ぎた時に、調整を見込んで他の資産クラスの商品にスイッチングすることは選択肢となります。
あくまでご自身の定年の時期までの長期分散投資というiDeCoの趣旨を踏まえて、下がった時は我慢の時期と捉えて積立を継続するのがいいと思います。
まつのすけ:バブルの時には日経平均のPERが60倍に到達しました。仮に今後そのような状況になったらスイッチングするのも選択肢ですね。
まつのすけ:2017年5月5日(金・祝)より、iDeCo(イデコ)の保有商品の入れ替え機能(スイッチング機能)を改善すると発表されました。内容について教えていただけますか。
土井さん:スイッチングをすると何かを売って何かを買うことになり、これまでは申し込んでから反映されるまでの間、何もすることができませんでした。
今回の改善でスッチング申込後、購入商品の発注までの間、購入商品の変更が可能となり、申込期間中の値動きに関するリスクに対応できます。
申し込んだ後も相場変動によって動くことはあるため、今後は臨機応変に対応していただけるようになりました。
まつのすけ:最近はアップル製品など説明書なしでも操作できるユーザーフレンドリーな操作性が重視されている印象があります。楽天証券のiDeCoの操作画面はいかがでしょうか。
土井さん:楽天証券内での他の商品の画面とは融合しているため、これまで楽天証券を使っていた方ですと迷うことなく使いやすくなっています。
これから楽天証券を使う方にとっては、iDeCoでの操作を今後に活かしていただきます。画面は直感的な操作ができるように使いやすさを優先して設計しています。
サポート
まつのすけ: 楽天証券のiDeCoで引落し先として指定できる金融機関はどれになりますか。
小林さん:ネット銀行以外の金融機関には対応しており、楽天銀行については今後の対応に向けて準備中となっています(※その後対応)。利用可能な金融機関は以下のとおりです。
- 都市銀行、地方銀行、第二地方銀行
- 信託銀行(三菱UFJ信託銀行、みずほ信託銀行、三井住友信託銀行)
- 旧長期信用銀行(SBI新生銀行、あおぞら銀行)
- ゆうちょ銀行
- イオン銀行
- 信用金庫
- 信用組合
- 労働金庫
- 信用農業協同組合連合会(信連)、農業協同組合(農協)
まつのすけ:中には掛金の所得控除(税金の還付)の手続きに面倒な手間がないか心配な方もいらっしゃるかもしれません。そこら辺はいかがですか。
土井さん:基本的には還付については保険と同じ流れとなり、拠出額の通知が保険と同様に届くので、勤務先に出すと年末調整で対応可能です。
確定申告している方でも記入する控除額が一つ増えて、1枚の書類が増えるだけなので、負担はさほど多くないです。
まつのすけ:楽天証券のiDeCoに申し込む前に注意しておくべき点は何かありますか。
小林さん:口座開設完了までに2ヶ月弱ほどかかるので、年内に控除を受けたいという場合は、残期間を想定していただきたいと思います。
まつのすけ:他社のiDeCoから楽天証券のiDeCoに移管したい場合、どのような手続きが必要になりますか。
土井さん:楽天証券宛に申込書を請求していただき、移管の情報なども書類に記入してご返送いただければ全て完結します。
あまり一般的には行う機会のない手続きなので、「運営管理機関変更申込方法」というコンテンツの中でできる限り説明するようにしています。
まつのすけ:平日は午後7時まで、土曜日もフリーダイヤルの専用ダイヤルをご用意していますね。これは素晴らしい取り組みだと思います。よくある質問はどのようなものでしょうか。
小林さん:「よくあるお問い合わせ」に主なご質問は掲載しております。
収入がないけど節税メリットはあるのか(運用益の非課税のみ)、掛金は配偶者の所得から控除できるか(不可)、掛金の積立を途中で停止可能か(可能)などの問い合わせが多いです。
まつのすけ:無料のセミナーも開催されているという話を聞きました。具体的にはどのようなセミナーがありますか。
小林さん:6月くらいまでは地方まで回っていました。7月は楽天証券の18周年記念セミナーを東京・大阪で開催して、そこでもiDeCoのブースを構えています。
また、ミニセミナーではセゾン投信の中野社長にお越しいただき、「iDeCoで始める長期投資」というセミナーを行いました。
各セミナー会場では終わってから質問も受け付けておりますのでその中でご回答もさせていただいております。
まつのすけ:その他、質問した項目以外で、これからの楽天証券のiDeCoの注目情報や、ユーザーへのメッセージをお願いします。
小林さん:当社とSBI証券が運営管理機関の手数料を無料化して以降、手数料やコスト面での競争は一段落したと考えています。
今後はサービス内容により一層磨きをかけてまいります。iDeCoを機に投資商品にふれる方が増えると思うので、ユーザビリティー使いやすさについては、最重要ポイントとして取り組みます。
楽天証券は口座開設が無料なので、口座を開設してサイトを触っていただいて、使いやすいかお試しいただければと思います。
iDeCoは積立型なので、かかってくる信託報酬のコスト面がお客様にとって成績に中長期的に跳ねてきます。
ご用意している商品はコスト面でも魅力的な商品ですので、そこにも注目していただき、掛金拠出のゆとりがある方はぜひご加入ください。
取材後の感想
小林さん、土井さんにはご多用な中、取材に対応していただきました。
インタビューでとりわけ印象深かったのは、初心者が迷いなく選べるように配慮するとともに、知識がある方でも使いやすいように、管理画面を工夫している点です。
リーズナブルな手数料と厳選した優良な商品構成を両立させているだけではなく、使いやすさも徹底的に追求されていると感じました。
「初心者の方」と「自分で選ぶ方」で2パターンの導線が用意されているのはユニークで楽天証券のiDeCoならではの利点です。
また、参入が後発になった強みを活かして、JIS&Tの昔からの旧態依然とした画面の使い勝手の悪いところを、可能な範囲でゴリゴリとフルチューンしてカスタマイズしているのも素晴らしいです。
実際に管理画面を見たところ、分かりやすくて詳細な情報へのリンクも随時あり、iDeCoでの運用のチェック、資産状況の把握が非常に快適と感じました。
シングル・サインオンの仕組みも導入されており、証券総合口座の株式・投信・債券などとiDeCoの資産をトータルで1ログインで管理できる点にもエッジ・優位性があります。
手数料が安い、商品のラインナップが優秀、使いやすくて便利のどれかは満たしている証券会社は多いものの、その全てを高い次元で満たしているのは素晴らしいことです。
運営管理機関にとっては収支は厳しくてほとんど収益が上がっていないそうですが、逆に言うと個人投資家にとっては極めて有利な制度です。
楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)は、顧客のニーズを正確に捉えて、ユーザーにとって良いクオリティの素晴らしい制度を用意しており、総合的に卓越した魅力があります。
楽天証券のiDeCoはお得なキャンペーンを開催しています。第一に、iDeCo口座開設で最大2,200円相当の楽天ポイントがプレゼントされます。
2018年4月1日~6月30日にiDeCoの申込書を取り寄せて、2018年7月31日までに必要書類を返送して楽天証券の総合口座を開設するだけでOKです。
もれなく200ポイントを得られます。抽選ではなく必ず獲得できるのは嬉しいですね。
更に抽選で100名に2,000ポイントがプレゼントされて、最大2,200円相当となるお得なキャンペーンです。
楽天証券はiDeCoだけではなく、証券総合口座も大きな魅力があります。顧客の要望を汲み取ってサービスに活かしています。
ネット証券という枠組みにとらわれず、フィンテックカンパニーとして、イノベーティブなサービス、利便性の追求を常に行なっていきます。
楽天証券は今後もより一層の発展を期待できる卓越したネット証券です。手数料が安い、商品のラインナップが豊富の両方を高い次元で満たしています。
国内株式の売買手数料は0円で競争力があります。立会外分売は勝率が高く、楽天証券での活用で着実なリターン獲得が可能です。
楽天グループならではのメリットとしては、取引で楽天ポイントも貯まります。
楽天ポイントはANAマイルに交換できるので、マイラーにとっても嬉しい仕組みです。
信用取引も充実しており、1日信用取引は屈指の低コストです。現引・現渡しの手数料が無料なので、デイトレーダーでなくても売買に有効活用できます。
一般信用売りも可能になり、つなぎ売りがしたい局面では非常に役に立ちます。
一般信用売りが可能なネット証券は限られており、その中でも楽天証券は手数料が安いので、低コストでトレードすることが可能です。
信用取引の大口優遇制度もあり、専業トレーダーの強い味方です。マーケットスピード、マーケットスピード2、iSpeedという秀逸な取引ツール・アプリを提供しており、パソコンでもスマホ・タブレットでも快適な取引が可能です。
マーケットスピード、マーケットスピード2、iSpeedという秀逸な取引ツール・アプリを提供しており、パソコンでもスマホ・タブレットでも快適な取引が可能です。
専業投資家だけではなく、兼業投資家にとっても有用なサービスです。
チャイエックス・ジャパンPTS、SBIジャパンネクストPTSの2つで取引でき、SOR注文によって取引所と比較して有利な価格で約定できる場合もあります。
投資信託では少額での積立が可能であり、他社ではポイント対象外の低コストインデックス投信も、楽天証券ではポイント付与の対象となっています。
楽天カードで投信積立が可能で、月5万円まで最大1%の楽天ポイントを獲得できます。
ポイントを利用した所定額の投信・米国株の購入で楽天SPUがポイントUPし、楽天市場でのお買い物がお得になるメリットもあります。
投資信託は100円から投資可能となり、かつ楽天ポイントで購入することも可能になります。
また、楽天証券に口座がなくても投資が可能な「ポイント運用 by 楽天PointClub」もあります。
2018年10月27日から楽天カードのクレジット決済で投信積立が可能になり、最大1%の楽天ポイントを貯めることも可能になりました。
楽天ポイントが貯まる楽天カードは資産運用できるクレジットカードの筆頭です。投資ができるカードは類稀であり、一歩先に進んだ画期的なスペックを備えています。
楽天銀行との連携サービスは自動スイープが秀逸な出来栄えで、証券口座の余剰資金は自動的に楽天銀行の最大0.1%という圧巻の高金利が適用され、かつATMで出金できます。楽天銀行の残高は証券の投資にいつでも使えます。
日本初のブロックチェーン技術を活用した高セキュリティな本人認証サービスの開発を進めていて、ID・パスワードが不要になるというプレスリリースがありました。
デイトレーダー、スイングトレーダー、バリュー投資家、グロース投資家、インデックス投資家などありとあらゆる投資家が有効活用できる、卓越した総合オンライン証券です。初心者から玄人までフル活用できます。
複数の証券会社を使い分けるのは面倒で、一つの証券会社で済ませたいという場合は、楽天証券が有力候補の一つです。米国株式取引手数料も低水準です。
つみたてNISAでは楽天ポイントが利用可能である点がメリットです。
楽天証券は日々のトレーディング、中長期的な資産運用の両面で優れており、資産形成に資するオンライン証券です。私もフル活用してパフォーマンスを向上させています。
口座開設・維持は無料であるにもかかわらず、100万の資産運用でも大活躍します。
一歩先に進んだ画期的な仕組みが満載のネット証券であり、証券会社の基準を変えて一新する程のインパクトを放っています。
楽天証券での投資はボーナスの使い道としても有力な選択肢です。お得な口座開設キャンペーンも開催しています。