nanaco(ナナコ)というセブン&アイグループの電子マネーがあります。スマホのモバイルnanacoもあり、スマートフォン時代に便利です。
セブン-イレブン店頭で、国民年金保険料・健康保険料、固定資産税、住民税、自動車税などの税金、公共料金の支払いをすることができる点が人気を博しています。
ただし、税金・公共料金の支払いはnanacoポイントの付与対象外です。また、2019年から所得税・消費税などの国税は電子マネーで支払えなくなりました。
したがって、nanacoでの税金払いで得するためには、nanacoへのチャージでポイントが貯まるクレジットカードでチャージする必要があります。
そこでnanacoチャージでポイントが貯まるクレジットカードについて、徹底的に解説します。
これからカードタイプのnanaco新規登録する場合は、セブンカード・プラスが選択肢となります。年会費無料カードなので、サブカードとしてもおすすめです。
公式サイトセブンカード・プラス 公式キャンペーン
目次
- nanacoチャージで得するクレジットカード一覧
- セブンカード・プラス
- リクルートカード
- JMBローソンPontaカードVisa
- apollostation card
- セディナカード
- セブンカード・プラス(ゴールド)
- ファミマTカードは妙味が低下
- Tカードプラス(JCB)
- タカシマヤセゾンカード
- AOYAMA ライフマスターカード
- TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO(Mastercard)
- UCSカード(JCB)
- JQ CARDセゾン
- OPクレジット
- 大丸松坂屋お得意様ゴールドカード
- ジャックスのカードで還元率1%でnanacoチャージ可
- かつてはお得だったクレジットカードの改悪に注意
- nanacoチャージの利用限度額
- まとめ
nanacoチャージで得するクレジットカード一覧
前提として、電子マネーnanacoの詳細、税金・社会保険料・公共料金の支払いで得する方法・手順については、以下で丹念に解説しています。

nanacoは日本を代表するクレジットカードの国際ブランドのJCBが運営に携わっているので、安心して利用でき、おすすめの電子マネーの一角です。
nanacoチャージできるクレジットカードは多数存在しますが、ポイント付与の対象外というカードが多いです。
ポイントがつかないカードでいくらチャージしても全く意味がありませんので、注意しましょう。
現在、セブンカード・プラス以外のカードはnanacoクレジットチャージ機能への新規登録ができなくなってしまいましたが、Apple Payのnanacoなら、多くのクレジットカードでポイントを獲得可能です。

nanacoチャージでポイントが貯まる主なクレジットカードの一覧は以下の通りです。還元率はnanacoチャージ時の数字となります。
クレジットカード名 | 年会費(税抜) | 還元率 |
---|---|---|
リクルートカード | 無料 | JCB 0.75% その他 1.2% |
タカシマヤセゾンカード | 無料 | 1.00% |
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO (Mastercard) | 1,000円 | 1.00% |
AOYAMA ライフマスターカード | 1,000円 | 1.00% |
大丸松坂屋お得意様ゴールドカード | 3,000円 | 1.00% |
セブンカード・プラス | 無料 | 0.50% |
セブンカード・プラス(ゴールド) | 無料 | 0.50% |
JMBローソンPontaカードVisa | 無料 | 0.50% |
apollostation card | 無料 | 0.50% |
ファミマTカード | 無料 | 0.50% |
セディナカード | 無料 | 0.50% |
Tカードプラス(JCB) | 無料 | 0.50% |
UCSカード | 無料 | 0.50% |
JQ CARDセゾン | 無料 | 0.50% |
OPクレジット | 無料 | 0.50% |
OPクレジット ゴールド | 10,000円(年200万円以上利用で無料) | 0.50% |
KCカード(JCB) | 2,000円(初年度無料) | 0.50% |
リーダーズカード | 2,500円(年30万円以上の利用で無料) | 0.34% |
P-oneカード G (VISA、JCB) | 3,000円 | 0.30% |
P-oneカード Premium Gold (VISA、JCB) | 10,000円 | 0.30% |
以下、特におすすめのクレジットカードについて精緻に分析します。
セブンカード・プラス
「セブンカード・プラス」というセブン&アイグループが発行しているクレジットカードがあります。
なぜか以前はnanacoチャージでポイントが貯まりませんでしたが、2015年3月からnanacoチャージで0.5%のnanacoポイントが貯まるようになりました。
セブンカード・プラスは他のクレジットカードとは異なり、nanacoのオートチャージも利用可能です。
オートチャージを実行するnanaco残高は、1,000円~10,000円(千円単位)、15,000円、20,000円から選択が可能です。
オートチャージ金額は、5,000円~10,000円(千円単位)、15,000円、20,000円、25,000円、30,000円から選べます。
nanacoオートチャージの詳細

本人カード・家族カードのいずれも年会費無料のクレジットカードなので、サブカードとして使いやすいと評価できます。
あまりクレジットカードは使わないけど、イトーヨーカドー、セブン-イレブン、デニーズなどのセブン&アイグループではよく使うという方にピッタリのカードです。

国際ブランド |
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対応電子マネー・Pay |
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- ETC
- 家族カード
- 2枚持ち可能
- ショッピング保険(海外)
- 分割払い
- リボ払い
年会費 | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
無料 | 無料 | 通常1週間程度 |
更新手数料 | 解約手数料 | ポイント名 |
無料 | 無料 | nanacoポイント |
- イトーヨーカドーで月3回5%OFF
- セブンイレブン、イトーヨーカドーで高還元
- 年会費が無条件で無料
- nanacoチャージで0.5%還元
- nanacoオートチャージが可能
実際に多面的な角度で分析したところ、ザクザクとnanacoポイントを獲得可能なスペックを備えていました。

2018年7月25日からは、「街」を背景に「虹色」の気球に乗った「笑顔」のミッキーマウスが描かれているディズニーデザインが発行開始しました。

なお、セブンカード・プラスはnanaco紐付けありと無しで2枚持ちが可能です。
MyJCBにはセブン・カードサービス発行のクレジットカード同士なら、おまとめログインの設定もできます。
これから複数枚のnanacoにチャージしたい方は、セブンカード・プラス2枚持ちが有力な選択肢です。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、nanacoチャージにおすすめのカードとしてセブンカード・プラスを挙げていらっしゃいました。
セブンカード・プラスはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
現在は新規入会&条件達成で最大3,100nanacoポイントがプレゼントされます。以下のページからご入会すると、オンライン新規入会限定のお得なキャンペーンが適用されます。
↓
セブンカード・プラス 公式キャンペーン
リクルートカード
2016年9月15日までは、圧倒的におすすめなのは、2.0%の高還元のリクルートカードプラスでした。JALマイルへの交換だとマイル付与率が1%でした。
しかも、ポイントを小口で消化できるのが大きなメリットです。ただし、改悪されて2016年9月16日以降はnanacoチャージはポイント付与の対象外となりました。

現在は1.2%還元のリクルートカードがnanacoチャージでは最も高還元です。
- Visa・Mastercard:1.2%
- JCB:0.75%
年会費無料なのでnanacoチャージ専用のサブカードとして使いやすいのがメリットです。
ただし、2018年4月16日(月)からは、電子マネーチャージ利用分は、合計で月30,000円までがポイント付与の対象となりました。
JCB、VisaかMastercardの2枚持ちを行えば、3万円+3万円=月6万円まではOKとなります。リクルートに確認済みです。
1ヶ月間のサイクルは16日~翌月15日であり、集計期間内に売上データが到着した分で3万円が上限となるので、売上データが遅れるリスクを考慮すると早めのチャージが無難です。

実際にJCBとMastercardの2枚のリクルートカードで電子マネーチャージしたところ、月6万円(720ポイント)まではしっかりと獲得できました。

nanacoチャージで貯まるリクルートポイントはじゃらん、ホットペッパーグルメ、ホットペッパーティーなどのリクルートのサービスにて、1ポイント1円で使えます。
また、リクルートポイントはPontaポイントと1ポイント単位で等価交換(1対1)が可能です。しかもリアルタイムに交換できます。
Pontaポイントはローソン、ケンタッキー、GEO、apollostation、コジマ、ピザハット、HMV、ライフなど多様な加盟店にて1ポイント1円で使えるので便利です。
JALマイルにも2ポイント1マイルのレートにて、2ポイント単位で細かく交換できます。Pontaポイントについては以下で徹底解説しています。

ポンタは普通に使うと1ポイント1円ですが、ローソンお試し引換券で使うと、10~330ポイントで多種多様な商品と代えられます。
ポン活でPontaを使うと、1ポイント1.5~3円のお得なレートでお菓子・飲み物・酒類などに交換できます。詳しくは以下のエントリーにまとめました。

つまり、リクルートカードの実質的な還元率は1.8%~3.6%に昇華します。
nanacoチャージには、年会費無料で還元率1.2%(JALマイルなら0.6%)のリクルートカードがおすすめです。
メインカードは他にあり、サブカードとしてnanacoチャージに利用する際に便利です。小口のポイントを確実に消化できるのが嬉しいですね。
その他、リクルートカードの詳細については、以下で精緻に分析しています。

専門家がおすすめのJCBカードでもあり、実際に発行して使い倒したところ、日々のお買い物や電子マネーチャージでザクザクとポイントを得られました。

活用していくと家計が頑健化します。日々の生活を豊かに彩ることができます。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「高還元カード」としてリクルートカードを挙げられていました。

また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、電子マネーチャージにおすすめのカードとしてリクルートカードを挙げていらっしゃいました。
リクルートカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。

リクルートカードは6,000円以上のポイントを獲得できるお得なキャンペーンを開催しています。
公式サイトリクルートカード公式キャンペーン
JMBローソンPontaカードVisa
還元率は0.5%ですが、JALマイルを貯めるのが最優先の方ですと、JMBローソンPontaカードVisaもいいかもしれません。
年会費無料なのでnanacoチャージ用のサブカードとして活用できます。チャージでPontaポイントが得られます。
貯まるPontaポイントを2ポイント1マイルのレートでJALマイルに交換できます。nanacoチャージした金額の0.25%のJALマイルが貯まります。

Pontaポイント→JALマイルの交換の手順は以下で精緻に分析しています。

ただし、リクルートカードは還元率1.2%でPontaポイントを得られて、0.6%のJALマイルに移行できるので、そちらの方が圧倒的にお得です。
公式サイトリクルートカード 公式キャンペーン
apollostation card
apollostation cardのETCカードは年会費が永久無料で使いやすいクレジットカードです。ETCカードも年会費無料。apollostationとセゾンカードが提携して発行しています。
JCB、Visa、Mastercard、AMERICAN EXPRESSの4種類の国際ブランドが揃っています。希少な年会費無料のアメックスカードです。
nanaco、楽天Edyへのチャージがポイント満額付与となっており、0.5%還元を享受できます。
カード利用で貯めたポイントは楽天ポイント、dポイントに等価交換できるので便利。apollostationロードサービス、apollostationスーパーロードサービスにも使えます。
JALマイル、ANAマイルに2対1のレートで交換することも可能ですが、ANAマイルは10%の手数料が必要になります。
apollostationSSで給油の際に「apollostation card」を利用すると、いつでもガソリン・軽油が2円/L引き、灯油が1円/L引きになるのも大きな利点です。
ガソリン(ハイオク+レギュラー)、軽油、灯油いずれも月間300Lまで、請求時に値引きされます。
全国の西友・リヴィン・サニーでのお買い物が毎月5日・20日は5%割引になります。セゾンカードならではのベネフィットです。
apollostation cardは年会費無料のアメックスで、かつapollostationSSでいつでもガソリン・軽油が2円/L引き、灯油が1円/L引きになるのが大きなメリットです。
特典が充実している「apollostation THE GOLD」や「apollostation PLATINUM BUSINESS」もあります。
セディナカード
セディナカードは年会費が無料のカード、条件付き無料カード、有料のカードが揃っています。
「セディナカード Jiyu!da!」だと完全無料で利用可能です。リボ専用ですが、全額一括払いが可能で1回払いと同様に無料で使えてお得。私も保有しています。
nanacoチャージでセディナのポイントプログラム「わくわくポイント」が0.5%貯まります。
1ポイント単位で使えず、一定量を貯めて交換する必要があるのがデメリットです。
わくわくポイントは、1,000ポイントを500 JALマイルに交換できます。JALマイルへの移行手数料は無料です。
セディナカードは低コストの海外キャッシングが特にお得なクレジットカードです。ATM手数料、現地ATM手数料はいずれも無料です。
ペイジー(Pay-easy)でネットにて繰上返済できるので、海外ATMで現地通貨をおろした後、すぐに会員サイトからペイジーで返済したら、発生する利息は極小化できます。
セディナカードは海外キャッシングを利用する方にとっては最高にお得なクレジットカードです。
アコムACマスターカードの方がより低コストですが、抵抗がある場合、海外旅行・出張に行く機会があるなら持つと家計が助かります。

セブンカード・プラス(ゴールド)
セブンカード・プラスのゴールドカードもnanacoチャージで0.5%のポイントが得られます。
一般カードの特典に加えて、年会費が永年無料、日本国内のショッピング保険が付帯というメリットがあります。限度額は年間100万円です。
海外のショッピング保険は一般のセブンカードにも付帯しているため、国内外でのお買い物が保険で守られることになります。
「特にご愛顧いただいております会員様へ、日頃の感謝の意を込めて」という趣旨でインビテーションが送られてきて、ゴールドカードが作成可能になります。
利用額が多いとインビテーションが届く可能性が極めて高いです。一般募集は行っていません。
セブンカードのゴールドカードを目指す場合は、まずはセブンカード・プラスを作成して利用額を積み上げましょう。

年会費無料のゴールドカードは稀有です。セブン&アイが渾身の力を込めたクレジットカードであり、この一枚がある生活は優美でエレガントです。
ファミマTカードは妙味が低下
ファミリーマートが発行している「ファミマTカード」というクレジットカードも、nanacoチャージがポイント付与の対象です。
年会費は無料でカード利用によってVポイントが0.5%貯まります。
カード利用で貯まるVポイントは1ポイント単位で使えるので、nanacoチャージ用のサブカードとしても活用しやすいです。
ファミマTカードは2019年6月~7月にかけて、相次いでポイント3倍のカードの日・ファミランク等の特典が終了して、ファミリーマートでは妙味はなくなりました。

しかし、nanacoチャージ用なら依然としてエッジが効いています。入会キャンペーンもお得です。

Tカードプラス(JCB)
年会費は無料でnanacoチャージでの還元率は0.5%でVポイントが貯まります。ただし、アプラス発行のTカードプラスは2017年9月末で終了となりました。
TSUTAYAのお会計でTカードプラスを提示するだけで、共通ポイントのVポイントが3倍~5倍となり、還元率1.5%~2.5%となります。
さらにクレジット払いにすると、クレジットポイントが0.5%得られます。ただし、決済は他の高還元クレジットカードで行うのがベストです。
TSUTAYAではTカードプラスを提示して、1.5%の高還元クレジットカードで決済すると、合計で3%~4%還元を享受できます。
TSUTAYAの会員証の機能があり、レンタル更新の手続き・レンタル更新費用は一切不要です。毎年自動更新されます。
TカードプラスはTSUTAYAを利用する機会がある方にはおすすめのクレジットカードです。

タカシマヤセゾンカード
タカシマヤセゾンカードは年会費が無条件で無料となり、基本還元率が1%、高島屋で2%~5%還元、nanaco・Edyチャージもポイント付与対象である点が魅力的なクレジットカードです。
年会費が無条件で無料のアメックスのクレジットカードは稀有です。家族カードはありません。
セゾンアメックスキャッシュバック、アメリカン・エキスプレス・コネクト、お得なアメックス限定のキャンペーンを利用できます。
高島屋、高島屋オンラインストア、通販サイト タカシマヤファッションスクエアでは2%~5%還元です。
玉川高島屋S・C専門店、柏高島屋ステーションモール(S館・新館)専門店、流山おおたかの森S・C専門店、タカシマヤキッズパティオでは2%還元、その他一般加盟店でも1%還元です。
高島屋各店の文化展、美術展などの有料催しが50%OFFの特別価格で鑑賞できます。
モバイルSuicaとSMART ICOCAにチャージでき、1%のタカシマヤポイントを獲得できます。Apple Payの利用分もポイント対象です。
カード利用で貯まるタカシマヤポイントは、高島屋グループのお買い物券に交換できるので現金同様の利便性があります。
nanaco・楽天Edy・モバイルSuica・SMART ICOCAへのチャージが1%還元です。セゾンカード共通の特典も享受でき、特にセゾンアメックスキャッシュバックに妙味があります。
高島屋を定期的に利用している機会がある方ですとメリットが大きいクレジットカードであり、nanacoチャージにも活用することを検討しえます。

お得な入会キャンペーンも魅力的です。
AOYAMA ライフマスターカード
洋服の青山を利用している方ですと、「AOYAMA ライフマスターカード」が候補となります。
nanacoチャージで1%のAOYAMAポイントを得られます。AOYAMAポイントは1ポイント1円で洋服の青山でのお買い物に使えます。
また、1ポイント0.5円相当となっていますが、J-WESVポイント、PiTaPa ショップ de ポイントと交換することも可能です。
その他、1,250円(税抜)の年会費が発生してしまうのがデメリットですが、カード更新時には3,000円分のお買い物券、10%OFF券を送ってくれます。
これを考慮すると実質的には年会費無料を通り越して、マイナス年会費と考えることも可能です。
洋服の青山でのお買い物が5%割引となり、更にお買い物100円(税込)につき4ポイントが付与されます。合計で約8.8%還元となるクレジットカードです。
また、誕生月は10%割引が適用されて、4%のポイントに加えて特別商品割引券1,000円(税込)を得られます。
10%割引後の価格の4%(100×0.9×0.04)のポイントが貯まるので、合計で約13.6%還元となります。
洋服の青山を利用する機会がある方にとってはお得なクレジットカードであり、nanacoチャージに活用するとバリューが高いです。

TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO(Mastercard)
東急電鉄のクレジットカード「TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO」でもnanacoチャージが可能です。
VisaブランドはNGでMastercardブランドのみが可能です。VisaからMastercardに切り替えたい場合は、切り替え用紙をコールセンターに請求すればOKです。
東急カードに書類が届いてから新しいカード到着までは、3~4週間程度かかります。
Web明細を利用していると、還元率1%でTOKYU POINTが貯まります。紙での明細を利用していると0.5%となります。
TOKYU POINTは2対1の交換レートでJALマイルに移行できるので、nanacoチャージで0.5%のJALマイルを貯められます。
年会費は初年度無料ですが、2年目以降は1,000円(税抜)となります。nanacoチャージ専用のサブカードとしては厳しいです。
東急電鉄の沿線にお住まいの方ですと、便利でお得なクレジットカードです。

年会費が6,000円(税抜)とUPするものの、空港ラウンジ、300万円のショッピング保険、24時間365日の年中無休海外旅行サポートが付帯するゴールドカードもあります。

UCSカード(JCB)
UCSカードというクレジットカードがあります。スタンダードタイプ、UCSカード(マイメロディ)、UCSドラゴンズカードの3種類があります。
アピタ・ピアゴでの5%OFFデー、宇佐美直営ガソリンスタンドでのガソリン割引(2円/L)、旅行会社のパッケージツアー割引、優待加盟店でのお得な優待などメリットが満載です。
VIASOカード(マイメロディデザイン)はオリジナルグッズの交換、ドラゴンズカードはドラゴンズファンに嬉しい特典が付帯しています。
UCSカードがあれば、合計でアピタでは年間70日以上、ピアゴでは年80日以上も5%OFFでお買い物できます。
破格のお得さがあり、スーパーでおすすめのクレジットカードの筆頭です。
アピタ・ピアゴをよく利用している方にとって絶大なベネフィットがあるクレジットカードです。
しかも5%OFFは決められた日だけではなく、「プレミアム5%OFFチケット」、「バースデープレミアムチケット」を使えば、好きな1日を自分だけの割引デーにすることができます。
MEGAドン・キホーテUNY・ドン・キホーテUNYでは、1,001円(税込)以上購入時に最大9円OFFとなり、会員限定特別価格の商品も用意されています。
ぽいん貯モールを利用すれば、楽天市場、Yahoo!ショッピング、LOHACO、ベルメゾンネットなどの人気ネット通販サイトでのお買い物がお得になります。
カード利用で貯まるUポイントは1,000点以上、1,000点単位で、商品券・電子マネー・図書カード等の現金同様のアイテムに交換可能で便利です。
宇佐美直営の約450店舗のガソリンスタンドでUCSカードを使うと、ガソリン・軽油・灯油が2円/L引きとなるのも大きなメリットです。
年会費実質無料なのにショッピング保険が1品あたり100万円もついています。国内・海外のいずれも、1回払いでも対象です。これは希少であり、バリューが高いです。
UCSカードで支払うと割引やサービスを受けられる優待加盟店もあります。現在、UCSカードは、最大4,000円分のポイントがもらえるお得な入会キャンペーンを開催しています。
入会だけで500点、メルマガ登録で500点が得られます。その他、携帯電話・電気・ガス料金の支払いなどで更に3,000点がプレゼントされます。

サンリオのマイメロディデザインの「UCSカード マイメロディ」は、卓越した愛くるしいデザインが魅力的です。
お買い物をして貯めたUポイントをマイメロディ グッズに交換できるのがメリットです。マイメロディファンには嬉しいクレジットカードです。

ドアラがデザインされた「UCSドラゴンズカード」は、シーズン中の「中日ドラゴンズ勝利数×4点」のUポイント(勝利ポイント)が特別進呈されます。
300円(税込)の年会費はかかりますけれども、かなりの部分は勝利ポイントで戻ってきます。50勝でも200円分、60勝で240円分、70勝で280円分、74勝で300円分です。
年会費よりも勝利ポイントの方が多く、むしろ得してしまう年もあります。なんとマイナス年会費です!
UCSドラゴンズカード限定で、Uポイントをチケットや魅力的なグッズと交換できます。

UCSゴールドカードは年会費3,000円(税抜)で空港ラウンジを利用できるのが最大のメリットです。
3,000円(税抜)の年会費で空港ラウンジを利用できるゴールドカードは稀有です。同じ年会費のSBIゴールドカードは空港ラウンジの特典はありません。
しかも5,000点の獲得で3,000円分のギフトカードがプレゼントされるので、この場合は実質的な年会費がたったの240円となります。コストパフォーマンスが高いお得な格安ゴールドカードです。

JQ CARDセゾン
JQ CARDセゾンは、JR九州とクレディセゾンが提携して発行しているクレジットカードです。
年会費は無料で家族カードはありません。還元率は0.5%で、nanacoチャージも同様です。
カード利用でJR九州の共通ポイント「JRキューポ」が貯まり、各種ポイント・マイルに縦横無尽に交換できます。
ソラチカルートの改悪以降も、JQ CARDセゾンを活用すると各種ポイントを1対0.7(70%)の交換レートでANAマイルに移行することが可能です。
Gポイント、JRキューポ、永久不滅ポイントの3つを活用することで、最大で1対0.7のレートで各種ポイントがANAマイルに変身します。
- 各種ポイント → Gポイント
- Gポイント 1,000 pt → JRキューポ 1,000 pt
- JRキューポ 1,000 pt → 永久不滅ポイント 200 pt
- 永久不滅ポイント 200 pt → ANAマイル 700 mile
Gポイント→ JRキューポ→永久不滅ポイントは等価交換、永久不滅ポイント→ANAマイルは70%です(みずほマイレージクラブカード/ANA会員の場合)。
必要なのはJQ CARDセゾン、その他永久不滅ポイントが貯まるセゾンカード、みずほマイレージクラブカード/ANAの3枚です。
まだ定着された呼び名はありませんが、「ソラチカカード」→「ソラチカルート」にならって、「JQカードセゾン」→「JQセゾンルート」と名付けました。
詳細については以下で精緻に分析しています。

なお、JQ CARD エポスを持っていると、エポスポイントとJRキューポを相互に1,000ポイント単位で等価交換できます。
したがって、エポスポイント→JRキューポ→永久不滅ポイントという交換も可能です。
同じくBIC CAMERA JQ SUGOCAがあれば、1,500 ビックポイント → 1,000 JRキューポ → 1,000 Gポイント → 1,000 JRキューポ → 200 永久不滅ポイントという交換ルートが開通します。
同様にJCBのOki Dokiポイント、イオンカードのWAON POINTをJRキューポに流し込み、Gポイントを経由しJQ CARDセゾンのJRキューポに交換して、ANAマイルに70%のレートで移行することも可能になります。
多様なポイントを高い交換レートでANAマイルに移行できるハブとなる点が最大のメリットです。
各種ポイントを70%の交換レートでANAマイルに交換することが可能になってスペシャルです。
JQ CARDセゾンを活用して交換したマイルで、まだ見ぬ世界へと旅立つことが可能になります。
SUGOCAオートチャージでもJRキューポを獲得でき、JQカードのお得な優待・割引を享受できます。
セゾンカード共通の特典も享受でき、特にセゾンアメックスキャッシュバックに妙味があります。
ANAマイルへの交換、JR九州、西友において圧巻のベネフィットが付帯しており、オンリー・ワン、スペシャル・ワン、エアフォース・ワンのパワーがあります。

OPクレジット
OPクレジットカードは年会費が年1回の利用で無料となり、小田急グループやPASMOを使う方ですとメリットが大きいクレジットカードです。特に大きなメリットは以下3点です。
- 小田急グループで最大10.5%と高還元
- nanacoチャージでポイント還元(0.5%)
- PASMOへのオートチャージでポイント還元(0.5%)
- 小田急線乗車で最大7%のポイント付与
Odakyu OX ストアが最大3%のポイント還元、小田急百貨店・ネットショッピングが最大10%割引となるのが特に素晴らしい特典です。スーパーが3%還元となるのは嬉しいですね!
小田急線の駅構内の自販機・カフェ等で+1%の小田急ポイントが得られるのも着実に役立つメリットです。

ゴールドカードのOPクレジット ゴールドもあり、こちらもnanacoチャージで0.5%のポイントを獲得できます。
ゴールドカードならではのメリットとしては空港ラウンジと付帯保険があります。ただし、10,000円(税抜)の年会費がかかるのがデメリットです。
家族会員の年会費は1名無料で、2人目より1名あたり1,000円(税抜)となります。
前年度のショッピング利用金額(クレジットでのお支払い)が本会員・家族会員の合計で年200万円(税込)以上なら、年会費が本会員・家族会員ともに無料となります。年会費無料のゴールドカードは稀有です。

大丸松坂屋お得意様ゴールドカード
大丸・松坂屋グループの最上級カードであり、自己申し込みも可能な外商カードです。
本会員の年会費は初年度無料、2年目以降は3,000円(税抜)です。ただし、大丸・松坂で年間70万円(税込)以上購入した場合は、翌年度の年会費が無料となります。
家族会員の年会費は無条件で無料です。
最大のメリットは、大丸、松坂屋でのお買い物が最大10%OFFとなり、+3%のポイントUP期間中は最大13%OFFとなる点です。
また、「貴賓会」などお得意様限定催しに招待されます。お得意様サロン、文化催しへの招待、お得意様限定サイトの「connaissligne」、大丸東京店のラウンジ、駐車場サービスも受けられます。
意外なところでは電子マネーチャージもハイ・クオリティーであり、nanacoへのチャージが1%還元です。

ジャックスのカードで還元率1%でnanacoチャージ可
手間暇をかければ、Delight JACCS CARD、リーダーズカード、横浜インビテーションカードなどのジャックス発行クレジットカードで1%でチャージできます(ジャックスカードの種類一覧)。

「J’sコンシェル」というサービスでnanacoギフト券を1%割引で買い、nanacoに登録する流れになります。
ただし、クレジットカードでのチャージと比べるとかなりの手間がかかるのがデメリットです。詳細は以下をご参照ください。


かつてはお得だったクレジットカードの改悪に注意
以前はnanacoチャージでポイントが付与されていたものの、改悪されてポイント還元率が低下したり、ポイント付与の対象外となったクレジットカードがあります。
これに気が付かずにチャージを繰り返した場合、著しい機会損失となって不利益を被ってしまうので注意しましょう。
リクルートカードプラス
リクルートカードプラスは還元率2%で最高水準でしたが、nanacoチャージでのポイント付与は2016年9月15日で終了しました。
P-one Wiz
還元率1.3%~1.4%のP-one Wizは、2016年11月6日(日)利用分までは、nanacoチャージによっても、1%OFFとポイント付与が適用されました。
ポケットカードのWebサイトにおいては対象外と明記されていますが、システムの改定が追いついてなく1.5%還元となっていました。
しかし、2016年11月7日以降は原則のとおり、nanacoチャージでは、1%OFFとポケットポイントの付与が対象外となります。
漢方スタイルクラブカード・リーダーズカード
漢方スタイルクラブカードは、2014年まではnanacoチャージにつかうクレジットカードとして人気がありました。
しかし、2015年6月1日以降は、nanacoチャージ時のポイント付与がたったの0.25%に改悪されました。漢方スタイルクラブカードでのチャージは妙味がありません。

その後、漢方スタイルクラブカードは新規発行が停止されて、既存カードはリーダーズカードに転換されることになりました。
新しいリーダーズカードのnanacoチャージの還元率は約0.34%と妙味はありません。ANAマイルの付与率は約0.21%で、ソラチカルートだと約0.27%です。
ライフカード
かつてはライフカードがnanacoチャージの有力候補に挙げられていました。
しかし、2014年にライフカードはnanacoへのチャージが改悪されました。ポイント付与が半減した上に、誕生月ポイント・ステージポイント・新規入会キャンペーンポイントでのボーナスポイントが付かなくなりました。
nanacoチャージで0.25%しか貯まらなくなり、2017年7月以降は再び改悪されてポイント付与の対象外となります。nanacoチャージにライフカードを使うのは止めましょう。
ライフカードは誕生月はポイント3倍(還元率1.5%)で10万円利用すると交換できるので、誕生月に利用するサブカードとして使うとお得でした。
ただし、2017年から2018年に改悪されて、誕生月ポイントは3倍(1.5%還元)に低下します。

楽天カード(JCB)※2017年10月末終了
楽天ポイントが貯まる楽天カードも便利です。年会費無料で還元率1.0%でした。
しかし、2017年11月1日からは残念なことにポイント付与の対象外となりました。

ANA JCB プリペイドカード経由(2018年4月19日迄)
ANA JCB プリペイドカードは、JCB加盟店で、事前にチャージ(入金)した金額分を利用できるJCBプリペイド機能と、ANAマイレージクラブの機能が1枚になったカードです。
かつてANA JCBプリペイドカードの活用でnanacoチャージで得する方法がありましたが、残念ながら2018年4月19日に終了しました。

2017年10月時点では、会員サイトが「MyJCB」のカードは全て、チャージ時のポイント・マイル付与の対象外です。
JCBオリジナルシリーズのJCBカード、リクルートカード(JCB)、リクルートカードプラス、ANA JCBカード等は対象外です。
ANA JCB プリペイドカードの詳細については、以下で精緻に分析しています。

nanacoチャージの利用限度額
nanacoカードへのチャージは、1回あたり3万円、1日3回、1ヶ月15回、1ヶ月合計20万円までという制限があります。1日あたり90,000円(30,000円×3回)までチャージできます。
ケータイ版nanacoモバイルアプリでのチャージの場合、1回あたりの上限は29,000円なので、1日あたり87,000円(29,000円×3回)が上限となります。
1枚のnanacoにチャージできるのは月間20万円までとなります。2枚だと40万円、3枚だと60万円とあります。
1回のnanacoでの支払いは25万円が上限なので、それを超える部分は現金で支払う必要があります。
住民税が25万円を超える場合は、市役所の課税課・市民税係などで「コンビニで支払いたいので25万円以下で分割納付できるようにしてほしい」旨の希望を伝えたら、高い確率で対応してくれます。
nanacoチャージの手順、注意点については以下にまとめています。

また、nanacoだけではなく、クレジットカードの側にもnanacoチャージできる枠に制約があります。
クレジットカードには普通の利用限度額とは別に、「金券類の利用限度額」というものが設定されています。nanacoチャージもこれに該当します。
少なくても上限は月10万円くらいはあり、20万円程度はあることが多いです。三菱UFJニコスは上限20万円なので、リクルートカード(VISA/Mastercard)は月20万円がnanacoチャージの上限となります。
nanacoカードの他におサイフケータイのnanacoを使う場合でも、リクルートカード(VISA/Mastercard)だと月20万円が上限となります。
他方、JCBのリクルートカードは、ユーザーごとに「JCBギフトカード・鉄道回数券・電子マネーチャージなどの利用可能額」が設定されており、その範囲でnanacoチャージが可能です。
会員サイト「My JCB」のトップページの「ご利用可能額照会」を選択して、「JCBギフトカード・鉄道回数券・電子マネーチャージなどの利用可能額の照会はこちら」を選択します。
すると、「JCBギフトカード・鉄道回数券・電子マネーチャージなどの利用可能額」が表示されます。この範囲内でnanacoチャージが可能です。私の場合は70万円でした。
1枚のクレジットカードが登録できるnanacoカードは1枚ですが、おサイフケータイがあれば月40万円チャージできます。
また、手間はかかるものの、まず20万円チャージしたnanacoのクレジットカード登録を解除して、別のnanacoカードにリクルートカード(JCB)を新たに登録すると、JCBの枠が問題なければチャージできます。
JCBのブラックカードである「JCB THE CLASS」を保有すると、JCBの一般カードの限度額が300万円になり、金券枠も300万円になります(おすすめのJCBカード一覧)。
JCB ザ・クラスを保有していると、リクルートカード(JCB)のnanacoチャージの上限が月300万円となるメリットもあります。
まとめ
nanacoチャージに使うおすすめのクレジットカードについてまとめると、2020年3月12日以降に新規登録する場合は、セブンカードが候補です。
公式サイトセブンカード・プラス 公式キャンペーン
2020年3月11日までに登録した場合は、下表のクレジットカードも継続してポイント還元を享受できます。
名前 | 年会費(税抜) | 還元率 |
---|---|---|
リクルートカード | 無料 | 1.20% |
タカシマヤセゾンカード | 無料 | 1.00% |
AOYAMA ライフマスターカード | 1,000円 | 1.00% |
セブンカード・プラス | 無料 | 0.50% |
ファミマTカード | 無料 | 0.50% |
Tカードプラス | 無料 | 0.50% |
JMBローソンPontaカードVisa | 無料 | 0.50% |
apollostation card | 無料 | 0.50% |
JQ CARDセゾン | 無料 | 0.50% |
UCSカード | 無料 | 0.50% |
セディナカード | 無料 | 0.50% |
貯まるポイントがPontaポイントに交換できるリクルートポイントでよければリクルートカードがいいでしょう。Vポイントがいい場合はファミマTカードも有力候補です。。
「そんなにクレジットカードを使わないけど、セブン-イレブン・イトーヨーカドーではよく使う」という方はセブンカード・プラスが候補となります。
同様にファミリーマートをよく使う方はファミマTカード、TSUTAYAを使う機会がある方はTカードプラスも候補です。
私自身はリクルートカード(JCBとMastercard)、セゾンカードの3つで3枚のnanacoにチャージしています。
リクルートカードは数千円のお得な入会キャンペーンを開催しており、カード入会後もキャンペーンが豊富です。そこも魅力的なハイ・クオリティー・カードです。
公式サイトリクルートカード 公式キャンペーン