ソラチカルート、LINEポイントルートの改悪で、共通ポイント→メトロポイント→ANAマイルという移行が終焉しました。また、TOKYUルートの封鎖でTOKYU POINT経由も終了。
しかし、2025年1月の最新の状況では、1対0.7(70%)で共通ポイントをANAマイルに交換できる有力ルートがその他に2つあります。
クレディセゾンの永久不滅ポイント&JR九州のJRキューポ、もしくは西鉄のnimocaポイントを活用する方法です。
普及している呼び名はありませんが、当サイトでは前者を「JQセゾンみずほルート」、後者を「nimocaルート(ニモカルート)」と定義します。
JQセゾンみずほルートは「みずほルート」「JQみずほANAルート」「JQセゾンルート」という呼び名もあります。
nimocaルートは交換手続きが九州か函館にお住まいでないと厳しいので、それ以外の地域にお住まいの方はJQセゾンみずほルートが現実的です。
ソラチカルートの改悪後も各種ポイント→ANAマイルで70%の交換レートを維持する方法について、徹底的に解説します。
目次
JQセゾンみずほルートはソラチカの最有力の代替候補
2017年11月26日から、セゾンカードで貯まる永久不滅ポイントと、UCカードで貯めた永久不滅ポイントが合算されるようになりました。
かつては別々の会社が運営していたものの、現在はどちらもクレディセゾンが運営しています。
ただし、システムの問題、社内事情、緊急性の低さなどから統合は現在まで伸びていました。
この度はシステムを大々的にバージョンアップすることになり、それと合わせてセゾンカードとUCカードのポイントも統合されることになりました。
永久不滅ポイントの統合によって、高い交換レートで各種ポイントをANAマイルに移行させる「黄金の橋」が生じました。
結論から述べると、Gポイント、JRキューポ、永久不滅ポイントの3つを活用することで、最大で1対0.7のレートで各種ポイントがANAマイルに変身します。
- 各種ポイント → Gポイント
- Gポイント 1,000 pt → JRキューポ 1,000 pt
- JRキューポ 1,000 pt → 永久不滅ポイント 200 pt
- 永久不滅ポイント 200 pt → ANAマイル 700 mile
Gポイント→ JRキューポ→永久不滅ポイントは等価交換、永久不滅ポイント→ANAマイルは70%です(みずほマイレージクラブカード/ANA会員の場合)。
必要なのはJQ CARDセゾン、その他永久不滅ポイントが貯まるセゾンカード、みずほマイレージクラブカード/ANAの3枚です。
まだ定着された呼び名はありませんが、「ソラチカカード」→「ソラチカルート」にならって、「JQカードセゾン」→「JQセゾンみずほルート」と名付けました。
以下、JQセゾンみずほルートの交換の詳細、手順についてブレイク・ダウンします。
各種ポイント→Gポイント
まずはクレジットカードやポイントサイト等で貯めた各種ポイントから共通ポイントのGポイント(年会費など無料)に交換します。
三井住友カードのVポイントやワールドプレゼントが代表例です。ANAカードならANA VISAカード、ANA Mastercardのボーナスポイントも対象です。
三井住友カードのワールドプレゼントは、PeXと相互交換が可能なので、PeXをGポイントに交換することも可能です。
- PeXポイント10,000 pt → Vポイント 1,000 pt
- Vポイント 500 pt → Gポイント 400 pt(2021年4月から)
Pexの価値は1ポイント0.1円、Vポイントの価値は1ポイント1円なので、かつては実質的には等価交換できましたが、2021年4月からは80%に交換レートが悪化します。
何らかのVポイントもしくはワールドプレゼントが貯まる三井住友カードが必要となります。無条件で年会費が完全無料なのは三井住友カード(NL)です。
Gポイント 1,000 pt → JRキューポ 1,000 pt
次にGポイントを100ポイント単位でJRキューポに交換することになります。JRキューポとはJR九州の共通ポイントです。
JRキューポから先は交換に1,000ポイントが必要なので、Gポイントが1,000ポイントがあるとスムーズです。
GポイントをJRキューポに交換するためには、JR九州Web会員(無料)になればOKです。
JRキューポを更に別のポイントに交換してフル活用するには、JR九州が各クレジットカードと提携して発行しているJQ CARDが必要です。
JQセゾンみずほルートにおいては、JQ CARD セゾンがマスト・アイテムとなります。
Gポイント→JRキューポは2日間見ておけばOKです。1月18日に手続きしたら1月20日に交換できました。
ちなみにJQカードの中で最もコストパフォーマンスが良好なのは、JQ CARD エポスゴールドです。年100万円ちょうど利用した時には1.4%ANAマイル還元となります。
更に月300円(税抜)のANAマイレージクラブ モバイルプラスに加入して、JQ CARD エポスゴールドでチャージした楽天Edyを利用すると、年100万円ちょうど利用時は2.9%ANAマイル還元となります。
GポイントからJRキューポへの移行には5%の手数料(Gポイント)が発生しますが、申請後4ヶ月後末月まで対象サービス利用で手数料がバックされます。
楽天市場やYahoo!ショッピングなどで1回お買い物するだけでOKなので、手数料無料のハードルは極めて低いです。
JRキューポ 1,000 pt → 永久不滅ポイント 200 pt
JRキューポから永久不滅ポイントに交換するためには、JQ CARD セゾンは必須カードです。
年1回のカード利用で年会費は無料です。1回も使わないと1,250円(税抜)かかります。
1枚だけではNGで、他にもう一つ永久不滅ポイントが貯まるセゾンカードが必要です。代表例は下表のとおりです。
年会費が無条件で無料のカードとしては、MUJIカード、ウォルマートカードセゾン・アメックス、パルコカード、ロフトカードなどがあります。
MUJIカードは全国の無印良品でのお買い物に使えるMUJIポイントが毎年1,500ポイントもらえるなど、ファンタスティックなお得さを誇ります。
年会費無料カードとしてはハイ・クオリティーでおすすめです。
MUJIカードは無印良品でお買い物できるポイントが毎年1,500円分プレゼントされるので、使わなくてもお得なクレジットカードの筆頭で質実剛健です。
クレディセゾン公式アナウンスでは、JQ CARD セゾン、もう1枚の永久不滅ポイントが貯まるカードを持っていると、永久不滅ポイントとJRキューポの相互交換が可能になります。
他のセゾンカードは不要というイメージがありますが、JRキューポの交換画面に以下の注意書きが記載されています。
「株式会社クレディセゾンが発行する永久不滅ポイント対象カードを別途所持していない方は、交換後の永久不滅ポイントを使用することが出来ません。」
JRキューポ1,000ptを200永久不滅ポイントに交換可能。永久不滅ポイントの価値は1ポイント5円なので手数料無料で等価交換です。
なお、JQ CARD エポスを持っていると、エポスポイントとJRキューポを相互に1,000ポイント単位で等価交換できます。
したがって、エポスポイント→JRキューポ→永久不滅ポイントという交換も可能です。
同じくBIC CAMERA JQ SUGOCAがあれば、1,500 ビックポイント → 1,000 JRキューポ → 1,000 Gポイント → 1,000 JRキューポ → 200 永久不滅ポイントという交換ルートが開通します。
同様にJCBのOki Dokiポイント、イオンカードのWAON POINTをJRキューポに流し込み、Gポイントを経由しJQ CARDセゾンのJRキューポに交換して、ANAマイルに70%のレートで移行することも可能になります。
JQ CARDセゾンはANAマイル交換において一芸に秀でるクレジットカードでファンタスティックです。
当然に改悪リスクが伴うところですが、JQ CARDセゾンはソラチカルートに代わる選択肢を生み出すスーパーカードです。
交換手続きは簡単です。会員サイトにログインして、「ポイントメニュー」の「提携ポイントに交換」を選択します。
「永久不滅ポイントに交換する」にチェックを入れて、ページ下部の「ポイント交換申込み」を選択します。
「セゾン」のラジオボタンを選択して、ポイント数を入力して「次へ」を選択します。
結果通知アドレスの選択画面が出るので、選んで最後の内容確認画面で「交換申込み」を選択すれば完了です。
交換が完了メールも丁寧に送られてくるので忘れてしまう心配はありません。
見事に6,659ポイントが6,859ポイントへとUPしました。
ちなみにMUJI CARDで5,832円使っているにもかかわらず、永久不滅ポイントの獲得が0ポイントなのは、JALマイルが貯まるセゾンマイルクラブに加入しているからです。
永久不滅ポイント 200 pt → ANAマイル 700 mile
最後に永久不滅ポイントをANAマイルに交換すればフィニッシュとなります。ここでキモとなるのは「みずほマイレージクラブカード/ANA」というカードの活用です。
みずほ銀行のキャッシュカード、UCカード(Mastercard)、ANAマイレージクラブカードの機能が一体となったクレジットカードです。
年会費は無条件で無料で、永久不滅ポイントを100ポイント→350マイル(1対3.5)のレートでANAマイルに移行できます。
その他のセゾンカード/UCカードは200ポイント→600マイル(1対3)なので、このカードのみがレートが優遇されています。
みずほマイレージクラブカード/ANAを活用することで1ポイントを0.7マイルで移行できるようになります。
ソラチカカードによるソラチカルートは1対0.9ですので、それと比較すると見劣ります。しかし、一般的な1対0.5と比較すると圧倒的に上回っています。
移行に必要な期間
JQセゾンみずほルートの場合、GポイントからJRキューポが約1~2日間、JRキューポから永久不滅ポイントが最大3週間(通常は2~3日程度)、永久不滅ポイント→ANAマイルが約3週間です。
若干余裕を見て約1ヶ月でGポイントをANAマイルに移行できます。これはソラチカルートの最短2ヶ月よりも優秀となっています。
ちなみにPeXポイント→ワールドプレゼントは約1週間、ワールドプレゼント→Gポイントはリアルタイムとなっています。
デメリット
GポイントをANAマイルに交換するボトルネックとして、JRキューポ→永久不滅ポイントのところに上限があります。
1~10日、11~20日、21日~月末の3回、それぞれ各5万ポイントが上限となっており、1ヶ月の上限は15万ポイントとなります。
また、毎月14日23:30~15日3:00は、永久不滅ポイント交換の定期メンテナンスが行われるので、この期間は交換できません。
これらは一応はデメリットですけれども、そのくらいは許容できる方が大多数でしょう。
最大のデメリットは改悪リスクです。もし東急ルートが改悪された場合、こぞってこのJQセゾンみずほルートに陸マイラーが流れてくる可能性が極めて高いです。
したがって、ソラチカルートがJCBと東京メトロで看過できない水準に到達したように、JR九州・クレディセゾンがJQセゾンみずほルートを塞ぐリスクがあります。
また、みずほ銀行に口座が必要なのがデメリットです。銀行口座がない場合は開設手続きから必要になり、やや手間がかかります。
マイナス金利の影響で口座管理手数料の導入が取り沙汰されている中では、新しい銀行口座開設に二の足を踏む方もいらっしゃるかもしれません。
みずほ銀行を使いたくない場合は、交換レートが1対0.625と悪くなりますけれども、ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードセゾン・アメックスの活用が有力候補です。
このカードも交換レートが優遇されており、永久不滅ポイント 200pt → ANAマイル 625mileで交換できます。つまり、1,000 Gポイント→625マイルとなります。
その他のセゾンカードでも交換レートは1対0.6です。一般的な1対0.5よりも高いレートで移行できます。
JQセゾンみずほルートの流れ・必要カードまとめ
多様なポイント、クレジットカードが必要なので、ちょっと複雑ですね。最後にまとめると下表のとおりです。
手順 | 交換 | 交換レート | 期間(目安) | 必要カード |
---|---|---|---|---|
1 | Gポイント 100 pt → JRキューポ 100 pt | 1対1 | 2日 | - |
2 | JRキューポ 1,000 pt → 永久不滅ポイント 200 pt | 1対1 | 2日 | JQ CARDセゾン、その他永久不滅ポイントが貯まるセゾンカード |
3 | 永久不滅ポイント 200 pt → ANAマイル 700 mile | 1対0.7 | 3~4週 | みずほマイレージクラブカード/ANA |
永久不滅ポイント 200 pt → ANAマイル 625 mile | 1対0.625 | ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードセゾン・アメックス |
手数料は全て無料で、Gポイント→JRキューポのみ、交換後4ヶ月以内に楽天市場かYahoo!ショッピングなど1回利用で無料となります。使わなかった場合は5%です。
nimocaルート(九州・函館在住者)
2017年12月からANA VISA nimocaカードというクレジットカードが発行開始しました。
全日空、三井住友カード、ニモカが提携して発行しているANAカードです。
他のANAカードにはないANA VISA nimocaカード限定のベネフィットとして、ANAマイルとnimocaポイントの相互交換があります。
- 10,000マイル → 10,000nimocaポイント
- 10 nimocaポイント → 7マイル
マイルは特典航空券で使うのがお得なので、nimocaポイントにする妙味には乏しいです。
メリットはnimocaポイントを10対7の交換レートでANAマイルに移行できる点です。
そして、共通ポイントのGポイントをnimocaポイントに1対1で等価交換できます。交換手数料は0%です。
18:00までに交換を申請すると、翌日午前中にnimocaポイントに交換されるので、必要期間も短いです。
つまり、各種ポイント→Gポイント→nimocaポイント→ANAマイルという「nimocaルート」を活用すると、1ポイントを0.7マイルに交換できます。
ただし、デメリットはnimocaポイントをANAマイルに交換する場所が、西鉄などの窓口・ポイント交換機のみに限定される点です。
福岡、大分、熊本、宮崎、長崎、佐賀、山口、函館に住んでいる方でないと厳しいものがあります。nimocaはなぜか函館市で採用されています。
もちろん定期的に旅行に行く機会がある方ならOKかもしれませんが、ネットで交換手続きが完結するJQセゾンみずほルートと比較すると著しく不便です。
nimocaルートの活用に必要なクレジットカードは、ANA VISA nimocaカードです。
ANAマイルを貯めるおすすめクレジットカード
ソラチカルートが改悪された後も、JQセゾンみずほルート、nimocaルートなら、1対0.7の交換レートで各種ポイントをANAマイルに移行できます。
還元率は落ちてしまいますけれども、まだまだ日常のお買い物でANAマイルを効率的に貯められます。
以下、ソラチカルート終了後にANAマイルを貯めるのにおすすめのクレカをご紹介します。
ANAカードは最大1.5625%還元
JQセゾンみずほルートでおすすめのクレジットカードは、ソラチカルートでも八面六臂の活躍を見せてくれたANAカードです。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
- ANA JCB一般カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
ANAマイルが高還元なのは、スマリボの活用で最大1.54%のソラチカカード、最大1.5625%のソラチカゴールドカードです。
Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が高還元になります。
スマリボの活用によって、ソラチカ一般カードは最大1.54%、ゴールドカードは最大1.5625%となるので、手間をかけるのも選択肢です。
ただし、毎月ATMで繰り上げ返済が必要なのが難点。お得な入会キャンペーンが開催されています。
ANAアメックスは、年会費を超える還元を受けることも可能なアメックスオファー、お得な入会キャンペーンが魅力的です。
年会費が上がってゴールドカードでもOKで、コンビニATMでの繰り上げ返済に抵抗がある場合は、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードに魅力があります。
会員サイトで手続きできる特定の支払い方法の活用で、年会費は10,500円(税抜)となり、継続ボーナスが2,000マイルもらえます。フライトボーナス・独自特典も充実。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのゴールドカードとしてANA VISA/マスター ワイドゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードは、クレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
よりANAに搭乗する機会が多い場合は、ANAプラチナ・プレミアムカードも候補となります。
あらゆるANAカードの比較については、以下で徹底的に解説。ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードが揃っています。
ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。
以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
JQ CARD エポスゴールド
JQ CARD エポスゴールドは、年会費無料で維持できるゴールドカードです。
カード利用でJRキューポが貯まるので、そのままJQセゾンみずほルートでANAマイルに移行できます。
丸井での利用は還元率1%ですが、通常の加盟店での還元率は0.5%です。ただし、年間の利用金額に応じてボーナスポイントをもらえます。
- 年50万円以上利用:2,500円相当(0.5%相当)
- 年100万円以上利用:10,000円相当(1.0%相当)
ボーナスポイントを合わせると、年100万円の利用だと還元率は1.5%となります。
JRキューポはGポイントに交換できるので、JQセゾンみずほルートでGポイント→永久不滅ポイント→ANAマイルと交換すると、1対0.7のレートでANAマイルに移行できます。
つまり年100万円ぴったり利用した際のマイル付与率が1.05%となります。100万円超の利用分は0.35%です。
また、ポイント3倍のショップによく使うお店を登録すると、ポイントが最大3倍になります。
「JR西日本」を選択すると、SMART ICOCAもポイント3倍にすることが可能です(※モバイルICOCA・Apple PayのICOCAは対象外)。
年100万円ぴったりポイント3倍のお店(3つまで選択可能)だけで使った場合、なんと1.75%ANAマイル還元です。
なお、JALマイルの場合でも最大1.5%還元となり、JALマイルがお得に貯まるクレジットカードの1枚です。
更にANAマイレージクラブ モバイルプラスに加入した場合、月300円(税抜)のコストで、おサイフケータイ、Edy機能付きのANAカードでのEdy払いが1.5%マイル還元となります。
年間維持コストは3,600円(税抜)です。モバイルプラスはドコモ、au、ソフトバンクの回線契約が必要で、MVNOだとNGなのがデメリットです。
つまり、年100万円ぴったりJQカード エポスゴールドをEdyチャージに利用し、かつモバイルプラスに加入してEdy払いに使ったら2.55%ANAマイル還元となります。
年間ボーナスを含めない場合は、Edyチャージ時の0.35%+モバイルプラスの1.5%で合計1.85%となります。
また、国内・海外の空港ラウンジを無料で利用できます。国内の主要空港20空港に加えて、ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル空港)、仁川空港、ホノルルラウンジが利用可能です。
年会費無料で維持できるので、空港ラウンジを使えるゴールドカードの中でもコスパ良好です。
海外旅行傷害保険が付帯しており、最も利用頻度が高い傷害治療費用・疾病治療費用は最高300万円と充実しています。
その他、Visaゴールドカードのサービス・優待特典を利用できます。
その他、JQ CARD エポスゴールドの詳細については、以下で精緻に分析しています。
JQ CARD エポスゴールドは、JQ CARDエポスを作成して年50万円以上利用したら、インビテーションが届く可能性があります。
なお、通常のエポスカードを持っている方は、JQ CARDエポスに切り替えることが可能です。
エポスポイントとJRキューポは相互交換できるので、エポスカードのポイントはJQ CARDエポスに引き継がせることが可能です。
JQ CARDエポスはネット限定でお得な入会キャンペーンを開催しています。
公式サイトエポスカード 公式キャンペーン
エポスゴールドカード
JQセゾンみずほルートのデメリットは、面倒な手間と時間がかかる点です。このような手間はかけたくないという方も多いでしょう。
その場合はエポスゴールドカードもおすすめです。JQ CARD エポスゴールドとの違いは、JQカードの特典がなく、貯まるポイントがエポスポイントである点です。
エポスゴールドカード、エポスプラチナカードは、エポスポイントをANAマイルに移行する交換レートが1対0.6に優遇されています。
つまり年100万円ぴったり利用した際のマイル付与率が1.2%となります。100万円超の利用分は0.6%です。
エポスゴールドからANA VISAプリペイドカードにチャージして、そちらを使うと0.5%のANAマイルが上乗せされるので、年100万円利用時は1.7%還元になります。
また、ポイント3倍のショップに登録した場合、そのお店はいつでも1.2%ANAマイル還元となります。
モバイルSuica、Apple PayのSuica、SMART ICOCAもいつでも1.2%ANAマイル還元にすることが可能です。
年100万円ぴったりポイント3倍のお店(3つまで選択可能)だけで使った場合、1.8%ANAマイル還元です。
月300円(税抜)のANAマイレージクラブ モバイルプラスに加入した場合、楽天Edyへのチャージ&利用も高還元になります。年100万円ぴったりEdyにチャージして利用すると2.7%ANAマイル還元になります。
JQセゾンみずほルートの面倒な交換の手間が不要で、エポスポイント→ANAマイルの交換手順だけでOKな点が絶大なメリットです。
エポスゴールドはエポスポイントの有効期限が無期限になるので、期限を気にせずにじっくりとポイントを貯めることも可能です。
特典も充実しており、ゴールドカードとしてはもちろん、あらゆるクレカを含めてもコストパフォーマンスが高いカードです。
年会費無料のゴールドカードは稀有であり、質実剛健なハイ・クオリティー・カードです。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの一角です。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめのゴールドカードとしてエポスゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
エポスゴールドカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
エポスゴールドカードを作りたい場合は、まずはエポスカードを作成して、年50万円以上利用してインビテーションを獲得しましょう。
エポスカードはお得なキャンペーンを行なっています。Webから入会すると2,000円相当のエポスポイントがプレゼントされます。
特に必要な作業はありません。無条件で2,000円を得られるお得な入会キャンペーンです。
なお、インターネットでの入会時に「おしごと」の下にある「ご紹介番号」に「24100536160」をご入力いただくと、更に紹介特典で500ポイントが上乗せされます。
公式サイトエポスカード 公式キャンペーン
JMB JQ SUGOCA
JQ CARD、JALマイレージバンクカード(JMBカード)、電子マネー「SUGOCA」が一体になった「JMB JQ SUGOCA」があります。
年会費は初年度無料(2年目以降も前年1回以上のショッピング利用で無料)なので、実質無料でずっと利用できます。
JCB一般カードにANAマイレージクラブカード機能が付いた「JCB一般カード/プラスANAマイレージクラブ」は、年会費は無料にすることができますが、サービス付帯年会費300円(税抜)は必ず発生します。
JMB JQ SUGOCAが年1回以上の利用で、年間維持コストが完全無料となるのはお得感があります。
JQ CARD、SUGOCAの機能は他のJQカードと同一です。これに加えてJALグループ便やJMB提携航空会社便の搭乗、JALマイレージバンクパートナーのお店でJALマイルを貯められます。
電車のようにカードをタッチさせることでJALの飛行機に搭乗できる「タッチ&ゴー」も使えます。
また、JMB JQ SUGOCAだけの特典として、JALのマイルとJRキューポの相互交換が可能です。
- JALマイル10,000マイル→JRキューポ10,000ポイント
- JRキューポ1,000ポイント→JALマイル500マイル
JALマイルからJRキューポへの交換は、同一年度内(4月1日~翌年3月31日)に2回、20,000マイルが上限となります。
JRキューポからJALマイルへの交換は1日に1度のみ申し込めます。1年に1回とかではなく、1日1回なので特に問題はないでしょう。
JRキューポとGポイントは相互交換が可能なので、JQセゾンみずほルートを活用すると、JALマイル→ANAマイルの「禁断の交換」が可能です。
- 10,000 JALマイル→10,000 JRキューポ
- 10,000 JRキューポ(JMB JQ SUGOCA)→10,000 Gポイント
- 10,000 Gポイント→10,000 JRキューポ(JQ CARD セゾン)
- 10,000 JRキューポ→2,000 永久不滅ポイント
- 2,000 永久不滅ポイント→7,000 ANAマイル
その他、カード内容の詳細については、以下で徹底的に解説しています。
JMB JQ SUGOCAは、1 JALマイルを0.7 ANAマイル(70%)に交換できる点にエッジ・優位性があります。
ソラチカルート時代は90%でそれよりは20%減少しましたけれども、依然として高いレートでのまさかの移行が可能です。