楽天Edyというプリペイド型の電子マネーがあります。利用可能店舗が日本最大級を誇っています。
おすすめの電子マネーの一角であり、日常的なコンビニ等での支払いでEdyをフル活用している方も多いでしょう。
楽天Edyの支払い時には200円ごとに1ポイントの還元を享受できます(おサイフケータイ等ではANAマイルも選択可能)。
しかし、実はチャージでポイントが貯まるクレジットカードもあり、そのようなクレカでチャージすると訴求力の高いポイント二重取りが可能です。
そこでEdyチャージでポイントが貯まるクレジットカードについて、63枚のクレジットカードを保有した経験があり、年会費の最高額は118万円の専門家が徹底的に解説します。
机上の空論ではなく、実際に数多くのクレジットカードを実生活において徹底的に活用した経験を活かして、2023年の最新の状況を分析しました。
- 楽天カード 公式キャンペーン(Edyチャージで0.5%)
- エポスカード 公式キャンペーン(Edyチャージで0.5%)
目次
Edyチャージで得するクレジットカード一覧
前提として、電子マネー楽天Edyの詳細、得する方法・手順については、以下で丹念に解説しています。
楽天Edyは長い運用年月を経て成熟している電子マネーであり、安心して活用することができます。
全国各地の多様なお店で使えますし、ポイントも貯まって便利です。チャージ時のポイントと利用時のポイントで、ポイント二重取りができる点もメリットです。
楽天Edyチャージでポイントが貯まる主なクレジットカードの一覧は以下の通りです。還元率はEdyチャージ時の数字です。
カード名 | 年会費(税抜) | ポイント | 還元率 |
---|---|---|---|
リクルートカード(VISA / Mastercard) | 無料 | リクルートポイント | 1.20% |
タカシマヤセゾンカード | 無料 | タカシマヤポイント | 1.00% |
楽天カード | 無料 | 楽天ポイント | 0.50% |
JMBローソンPontaカードVisa | 無料 | Pontaポイント | 0.50% |
エポスカード | 無料 | エポスポイント | 0.50% |
apollostation card | 無料 | プラスポイントサービス | 0.50% |
エポスゴールドカード | 無料- 5,000 | エポスポイント | 0.5% - 2% |
JQ CARD エポス | 無料 | JRキューポ | 0.50% |
JQ CARD エポスゴールド | 無料 | JRキューポ | 0.5% - 2% |
JQ CARDセゾン | 無料 | JRキューポ | 0.50% |
OPクレジット | 年1回利用で無料 | 小田急ポイント | 0.50% |
大丸松坂屋お得意様ゴールドカード | 10,000 | 大丸・松坂屋ポイント | 1.00% |
エディオンカード | 980 | エディオンポイント | 1.00% |
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO | 1,000 | TOKYUポイント | 1.00% |
JFRカード(大丸松坂屋カード) | 1,000 | 優待ポイント | 0.50% |
タカシマヤカード | 2,000 | タカシマヤポイント | 0.50% |
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド | 6,000 | TOKYUポイント | 1.00% |
タカシマヤカード≪ゴールド≫ | 10,000 | タカシマヤポイント | 1.00% |
OPクレジット ゴールド | 無料- 10,000 | 小田急ポイント | 0.50% |
ANA JCBワイドゴールドカード | 14,000 | ANAマイル | 0.50% |
エポスプラチナカード | 18,182 | エポスポイント | 0.5% - 3% |
ANAダイナースカード | 27,000 | ANAマイル | 0.50% |
ANA JCBカード プレミアム | 70,000 | ANAマイル | 0.50% |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 80,000 | ANAマイル | 0.50% |
ANAダイナース プレミアムカード | 155,000 | ANAマイル | 0.50% |
この他、ポイントをEdyギフトIDに交換できるリーダーズカードは、年30万円以上の利用で年会費無料になり、約1%還元です。
他方、Edyチャージできるクレジットカードは多数存在しますが、ポイント付与の対象外というカードも多いです。
チャージできるけど、ポイントがつかないカードの代表例は以下の通りです。
- 三菱UFJニコス(三菱UFJカード、DCカード、NICOSカード、UFJカード)
- アメックス
- オリコカード
- JCBオリジナルシリーズ
- ジャックスカード
- セディナカード
- ダイナースクラブカード、ダイナースプレミアム
- 三井住友VISAカード
- JALカード
- ライフカード
- ドコモのクレジットカードであるdカード、dカード ゴールド
- JPバンクカード
ポイントがつかないカードでいくらチャージしても全く意味がありませんので、注意しましょう。
以下、特におすすめのクレジットカードについて精緻に分析します。
リクルートカード
楽天Edyにチャージするクレジットカードの中でおすすめNo.1は、リクルートカード(VISA/Mastercard)です。JCBだとNGである点に注意しましょう。
年会費無料で家族カードもあります。1.2%の高還元であり、Edyチャージでもポイントが満額付与されます。
しかも、ポイントを小口で消化できるのが大きなメリットです。楽天Edyへのチャージはリクルートカードがベストです。
電子マネーチャージ利用分は、1枚あたり合計で月30,000円までがポイント付与の対象となります。
月3万円まではEdyチャージ時に1.2%、利用時に0.5%で合計1.7%還元となります。JCB、VisaかMastercardの2枚持ちなら月6万円まで電子マネーチャージでポイントを獲得できます。
JCBの場合はEdyチャージはできませんけれども、nanaco、モバイルSuicaへのチャージはポイント付与の対象です。
実際にJCBとMastercardの2枚のリクルートカードで電子マネーチャージしたところ、月6万円(720ポイント)まではしっかりと獲得できました。
リクルートポイントはじゃらん、ポンパレモール、ホットペッパーグルメ、ホットペッパーティーなどのリクルートのサービスにて、1ポイント1円で使えます。
また、リクルートポイントはPontaポイントと1ポイント単位で等価交換(1対1)が可能です。しかもリアルタイムに交換できます。
前述のとおり、Pontaポイントはローソン、ケンタッキー、GEO、シェル、ビックカメラ、コジマ、ピザハット、ライフなどにて1ポイント1円で使えるので便利です。
ポンタは普通に使うと1ポイント1円ですが、ポン活で「ローソンお試し引換券」を使うと、20~110ポイントで多種多様な商品と代えられます。これでPontaを使うと、1ポイント1.5~3円の価値が出ます。
つまり、リクルートカードの実質的な還元率が1.8~3.6%となります。リクルートカードについては以下にまとめています。
専門家がおすすめのJCBカードでもあり、実際に発行して使い倒したところ、日々のお買い物や電子マネーチャージでザクザクとポイントを得られました。
リクルートカードは発行手数料・年会費は無料で保有に一切費用はかかりません。お得な入会キャンペーンも魅力的です。
公式サイトリクルートカード 公式キャンペーン
エポスカード
エポスカードは年会費無料のクレジットカードであり、Edyチャージ用のサブカードとしても使いやすいクレジットカードです。
丸井が10%OFFになる「マルコとマルオの7日間」や、全国10,000店以上で優待割引があるエポスカードは、楽天Edyへのチャージがポイント付与の対象です。
還元率は0.5%で貯まるエポスポイントは、エポスVisaプリペイドカードにチャージすることでVISA加盟店にてクレジットカードのように使えるので、現金同様の利便性があります。
また、エポスポイントは2対1のレートでJALマイルに移行できます。0.25%マイル還元となります。
Edy以外では、モバイルSuica、Apple PayのSuica、Google PayのSuica、モバイルPASMO、SMART ICOCA、au PAY(旧WALLET)へのチャージもポイント付与の対象です。
エポスカードは電子マネーに幅広く対応している点にエッジ・優位性があるクレジットカードです。
入会キャンペーンもお得なのが特徴となっています。サブカードとして保有して活用すると、家計が頑健化します。
公式サイトエポスカード 公式キャンペーン
エポスゴールドカード
丸井が発行しているエポスカードにはゴールドカードが存在します。「エポスゴールドカード」という名前です。
実は意外なことに楽天Edyへのチャージで最もコストパフォーマンスが良好なのはエポスゴールドカードです。
ゴールドカードのランキングでも上位に位置付けられるハイ・クオリティー・カードです。
エポスゴールドカードの年会費は5,000円(税込)です。年間の利用金額が50万円以上だと翌年度以降の年会費が無料になります。
また、インビテーションでゴールドカードを発行したら、年会費は永年無料となります。エポスカードを保有して概ね年50万円以上決済すると、インビテーションが届く傾向にあります。
エポスゴールドカードは無料で持てるゴールドカードです。インビの基準も緩く、年50万円に利用額が届いていなくても、インビテーションが届く事例もあります。
家族カードはありませんが、家族をゴールドカードに招待できる「エポスファミリーゴールド」という制度があります。
エポスゴールドカードは、丸井での利用は還元率1%ですが、通常の加盟店での還元率は0.5%です。ただし、年間の利用金額に応じてボーナスポイントをもらえます。
- 年50万円以上利用:2,500円相当(0.5%相当)
- 年100万円以上利用:10,000円相当(1.0%相当)
ボーナスポイントを合わせると、年100万円ちょうどの利用だと還元率は1.5%となります。つまり、Edyチャージも1.5%還元となります。
エポスゴールドカードのポイントはエポスVisaプリペイドカードでVISA加盟店にて1ポイント1円で使えるので現金同様です。
また、国内・海外の空港ラウンジを無料で利用できます。国内の主要空港20空港に加えて、ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル空港)、仁川空港、ホノルルラウンジが利用可能です。
年会費無料で維持できるので、空港ラウンジを使えるゴールドカードの中でもコスパ良好です。
海外旅行傷害保険が付帯しており、最も利用頻度が高い傷害治療費用・疾病治療費用は最高300万円と充実しています。
年会費無料のゴールドカードは稀有であり、質実剛健なハイ・クオリティー・カードです。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの一角です。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめのゴールドカードとしてエポスゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
エポスゴールドカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
エポスゴールドカードは家族カードがないのがデメリットですが、家族を招待できるエポスファミリーゴールドという制度が始まり、この弱点が緩和されました。
JQ CARD エポスゴールド
JQ CARD エポスにはゴールドカード「JQ CARD エポスゴールド」があり、EdyチャージでJRキューポを獲得できます。
エポスゴールドカードとJQカードの魅力を融合させたクレジットカードです。年会費無料で利用できます。
年100万円ちょうど利用した際には、ボーナスポイントと合わせて1.5%還元となります。
JRキューポはGポイントに交換できるので、JQセゾンみずほルートでGポイント→永久不滅ポイント→ANAマイルと交換すると、1対0.7のレートでANAマイルに移行できます。
つまり年100万円ぴったり利用した際のマイル付与率が1.05%となります。100万円超の利用分は0.35%です。
また、ポイント3倍のショップによく使うお店を登録すると、ポイントが最大3倍になります。
「JR西日本」を選択すると、SMART ICOCAもポイント3倍にすることが可能です(※モバイルICOCA・Apple PayのICOCAは対象外)。
年100万円ぴったりポイント3倍のお店(3つまで選択可能)だけで使った場合、なんと1.75%ANAマイル還元です。
なお、JALマイルの場合でも最大1.5%還元となり、JALマイルがお得に貯まるクレジットカードの1枚です。
更にANAマイレージクラブ モバイルプラスに加入した場合、月300円(税抜)のコストで、おサイフケータイ、Edy機能付きのANAカードでのEdy払いが1.5%マイル還元となります。
年間維持コストは3,600円(税抜)です。モバイルプラスはドコモ、au、ソフトバンクの回線契約が必要で、MVNOだとNGなのがデメリットです。
つまり、年100万円ぴったりJQカード エポスゴールドをEdyチャージに利用し、かつモバイルプラスに加入してEdy払いに使ったら2.55%ANAマイル還元となります。
年間ボーナスを含めない場合は、Edyチャージ時の0.35%+モバイルプラスの1.5%で合計1.85%となります。
その他、JQ CARD エポスゴールドの詳細については、以下で精緻に分析しています。
デメリットは改悪リスクがある点です。Edy一体型AMCの発行を終了しており、ANAのEdyに対するコミットの温度感は低下しています。
ANAモバイルプラスのEdy1.5%マイル還元、JRキューポの交換システム、エポスゴールドの年間ボーナスに改悪リスクがあります。
JQ CARD エポスゴールドは、JQ CARDエポスを作成して年50万円以上利用したら、インビテーションが届く可能性があります。
なお、通常のエポスカードを持っている方は、JQ CARDエポスに切り替えることが可能です。
JQ CARDエポスの入会キャンペーンはたったの2,000円相当ですが、通常のエポスカードは紹介制度で2,500円以上となります。
したがって、まずはエポスカードを作成して、そこからJQ CARDエポスに切り替えることをおすすめします。
エポスポイントとJRキューポは相互交換できるので、エポスカードのポイントはJQ CARDエポスに引き継がせることが可能です。
エポスカードはネット限定でお得な入会キャンペーンを開催しています。「おしごと」の下にある「ご紹介番号」に「23100224592」をご入力いただくと、更に紹介特典で500ポイントが上乗せされます。
公式サイトエポスカード 公式キャンペーン
エポスプラチナカード
エポスカードにはプラチナカード「エポスプラチナカード」もあります。
自己申込の場合は年会費30,000円(税込)です。ただし、一度でも年100万円以上利用したら、それ以降は2万円(税込)となります。
エポスゴールドカードを保有してインビテーションが届いた場合、年会費20,000円(税込)となります。
年収等の審査基準は厳しくなく、エポスゴールドカードを保有したうえで年100万円以上の決済を続ければインビテーションが届くと言われています。
エポスプラチナドカードは年間100万円以上利用すると、2万円分のボーナスポイントがもらえます。2%相当となります。
つまり、年100万円ぴったりと利用した場合の還元率は2.5%となります。Edyチャージもこの還元率です。リボ払いなら+0.5%で合計3%還元です。
その他、エポスプラチナカードの詳細は以下で徹底解説しています。
楽天カード
還元率は0.5%と少々低くなりますが、楽天ポイントを貯めることを優先にするならば、Edyチャージに楽天カードを使うのもおすすめです。
以下は3,000円のEdyチャージで15ポイント(0.5%還元)、その他100円の利用で1ポイント(1.0%還元)で合計16ポイントを得た利用明細です。
楽天カードは、Edyチャージでポイント2倍(還元率1.0%)となるキャンペーンを時折開催することがあり、この期間中にチャージするとお得です。
楽天カードは、基本還元率は1.0%で楽天ポイントが貯まります。家族カードもあります。
SPUで楽天市場でのお買い物は3倍~16.5倍の高還元なのが魅力的です。家族カードもSPUのポイントUPの対象となるのでユーザーフレンドリーです。その他、多様なキャンペーンが充実しています。
多額のお買い物を行うと、SPUで大量のポイントが貯まるのでバリューが高いです。以下はなんと22,543ポイントを獲得した履歴です。
ETCカード利用時もポイントが得られます。ポイント付与対象外のお店はごく一部です。利用限度額は高いので、メインカードとしてガンガン使うことも可能です。
1回払い・ボーナス1回払いなら完全無料で利用できます(※締め日と支払日)。ただし、リボ払いの利用など、僅かに手数料や金利が発生する取引もあります。
楽天カードを保有して、SPUや各種キャンペーン・セールなどを活用していくと、恐ろしい程にザクザクと楽天ポイントが貯まっていきます。
私は楽天関連サービスの活用、キャンペーンによって、毎月大量の楽天ポイントを獲得しています。
2022年7月19日には会員全体で、楽天ポイントの累計付与ポイント数がなんと3兆ポイントに到達しました。
特に高額品の購入とSPU、買回りセール(楽天スーパーセール・お買い物マラソンの詳細)を巧みに組み合わせるとお得です。楽天SPUの活用で2018年3月には通算獲得ポイントが50万ポイントを突破しました!
現在も順調に獲得ポイント数を伸ばしており、2023年11月には250万ポイントに到達しています。
楽天カードは大人気となっており、提携カードを除いた自社発行ベースでの取扱高(2017年4~9月期)では、なんと三菱UFJニコスや三井住友カードを超えてシェア1位に躍り出ています。
JCBブランドだとANA JCBプリペイドカード経由なら、モバイルSuicaチャージで1%のポイントが貯まります。楽天Edyにもチャージでき、0.5%のポイントを得られます。
楽天カードの利用限度額は最高300万円とプラチナカード級となっています。メインカードとしてガンガン活用することが可能です。
楽天カードで貯まる楽天ポイントは楽天市場・楽天ブックス・Kobo等で1ポイントから1ポイント単位で使えます。楽天トラベル・楽天GORAは100ポイント以上です。
また、楽天ポイントカードの機能で、マクドナルド、ミスタードーナツ、ファミリーマート、ポプラ・生活彩家、吉野家、すき家、ツルハドラッグ、サンドラッグ、大丸・松坂屋、出光などのリアル店舗でも使えます。
スマホアプリ「楽天ペイ」を活用すると、セブンイレブン・ローソン・ファミマ等のコンビニでも期間限定の楽天ポイントを消化できます。
楽天ポイントは電子マネーの楽天Edyとも交換可能。楽天Edyは利用可能店舗が日本最大級の電子マネーですので、現金同様で極めて便利です。
楽天カードは旅行傷害保険も充実しています。利用頻度が高くて最も重要な疾病治療費用・傷害治療費用が200万円であり、内容が秀逸です。
また、海外旅行時に利用できる優待割引も豊富です。詳細は以下で徹底解説しています。
ハワイのワイキキ・アラモアナには楽天カード会員専用の「楽天カードラウンジ」があり、無料で利用できます。
日本語スタッフが常駐しており、ドリンク、60店以上で使えるクーポン配布、便利なアイテム貸出、手荷物預かり、無料Wi-Fiなど実用的なサービスが揃っています。
海外旅行においても充実した特典が付帯しており、便利に活用できるクレジットカードです。
Mastercard、JCBブランドですとお買いものパンダデザインも選択できます。
ディズニーデザイン、バルセロナデザイン、楽天イーグルスデザインも登場しました。ディズニーはJCBのみです。
楽天カードは学生、主婦、パート、アルバイトの方でも本会員カードを発行できます。
楽天カードはお得なベネフィットが豊富です。しかも数千ポイントの楽天ポイントが得られるお得な新規入会&利用キャンペーンも開催しています。
楽天カードは完全無料で維持できるにもかかわらず、充実したベネフィットが付帯したハイ・クオリティー・カードです。詳細は以下で徹底解説しています。
女性向けのオプションを付帯できる楽天PINKカード、カード利用でANAマイルを貯めることもできる楽天ANAマイレージクラブカードもあります。
格安ゴールドカードの楽天ゴールドカードは年会費が2,000円(税抜)で、誕生月は楽天市場・楽天ブックスの還元率が+1%、国内主要空港・ホノルル・仁川のラウンジが年2回無料というメリットがあります。
楽天カードと楽天ゴールドカードの比較については、以下で徹底解説しています。
ゴールドカードに相当する「楽天プレミアムカード」は、楽天市場・楽天ブックスでの還元率がいつでも+2%で、低コストインデックス投信の積立が1%です。
また、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,300ヵ所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスが無料になります。
空港ラウンジを使えるゴールドカードの中でもハイ・クオリティであり、楽天関連サービスでの優遇が受けられるのがメリットです(楽天プレミアムカードの空港ラウンジ特典)。
プライオリティ・パスで世界中のラウンジが無料で使い放題になるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの中でもエッジが利いています。
楽天カードと楽天プレミアムカードの違いについては、以下で徹底的に比較しています。
楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの相違点については、以下にまとめています。
楽天カードの種類は多様です。各カードの比較については、以下で精緻に分析しています。
実際に楽天カードを使い倒したところ、諸々の特典の賜物で大量の楽天ポイントを得られたのが嬉しかったです。
タカシマヤセゾンカード
タカシマヤセゾンカードは年会費が無条件で無料となり、基本還元率が1%、高島屋で2%~5%還元、nanaco・Edyチャージもポイント付与対象である点が魅力的なクレジットカードです。
年会費が無条件で無料のアメックスのクレジットカードは稀有です。家族カードはありません。
セゾンアメックスキャッシュバック、アメリカン・エキスプレス・コネクト、お得なアメックス限定のキャンペーンを利用できます。
高島屋、高島屋オンラインストア、通販サイト タカシマヤファッションスクエアでは2%~5%還元です。
玉川高島屋S・C専門店、柏高島屋ステーションモール(S館・新館)専門店、流山おおたかの森S・C専門店、タカシマヤキッズパティオでは2%還元、その他一般加盟店でも1%還元です。
高島屋各店の文化展、美術展などの有料催しが50%OFFの特別価格で鑑賞できます。
モバイルSuicaとSMART ICOCAにチャージでき、1%のタカシマヤポイントを獲得できます。Apple Payの利用分もポイント対象です。
カード利用で貯まるタカシマヤポイントは、高島屋グループのお買い物券に交換できるので現金同様の利便性があります。
nanaco・楽天Edy・モバイルSuica・SMART ICOCAへのチャージが1%還元です。セゾンカード共通の特典も享受可能です。
高島屋を定期的に利用している機会がある方ですとメリットが大きいクレジットカードであり、Edyチャージにも活用することを検討しえます。
お得な入会キャンペーンも魅力的です。
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JQ CARDセゾン
JQ CARDセゾンは、JR九州とクレディセゾンが提携して発行しているクレジットカードです。
年会費は無料で家族カードはありません。還元率は0.5%で、楽天Edyチャージへのチャージも同様です。
カード利用でJR九州の共通ポイント「JRキューポ」が貯まり、各種ポイント・マイルに縦横無尽に交換できます。
ソラチカルートの改悪以降も、JQ CARDセゾンを活用すると各種ポイントを1対0.7(70%)の交換レートでANAマイルに移行することが可能です。
Gポイント、JRキューポ、永久不滅ポイントの3つを活用することで、最大で1対0.7のレートで各種ポイントがANAマイルに変身します。
- 各種ポイント → Gポイント
- Gポイント 1,000 pt → JRキューポ 1,000 pt
- JRキューポ 1,000 pt → 永久不滅ポイント 200 pt
- 永久不滅ポイント 200 pt → ANAマイル 700 mile
Gポイント→ JRキューポ→永久不滅ポイントは等価交換、永久不滅ポイント→ANAマイルは70%です(みずほマイレージクラブカード/ANA会員の場合)。
必要なのはJQ CARDセゾン、その他永久不滅ポイントが貯まるセゾンカード、みずほマイレージクラブカード/ANAの3枚です。
まだ定着された呼び名はありませんが、「ソラチカカード」→「ソラチカルート」にならって、「JQカードセゾン」→「JQセゾンルート」と名付けました。
詳細については以下で精緻に分析しています。
なお、JQ CARD エポスを持っていると、エポスポイントとJRキューポを相互に1,000ポイント単位で等価交換できます。
したがって、エポスポイント→JRキューポ→永久不滅ポイントという交換も可能です。
同じくBIC CAMERA JQ SUGOCAがあれば、1,500 ビックポイント → 1,000 JRキューポ → 1,000 Gポイント → 1,000 JRキューポ → 200 永久不滅ポイントという交換ルートが開通します。
同様にJCBのOki Dokiポイント、イオンカードのWAON POINTをJRキューポに流し込み、Gポイントを経由しJQ CARDセゾンのJRキューポに交換して、ANAマイルに70%のレートで移行することも可能になります。
多様なポイントを高い交換レートでANAマイルに移行できるハブとなる点が最大のメリットです。
各種ポイントを70%の交換レートでANAマイルに交換することができます。
JQ CARDセゾンを活用して交換したマイルで、まだ見ぬ世界へと旅立つことが可能になります。
SUGOCAオートチャージでもJRキューポを獲得でき、JQカードのお得な優待・割引を享受できます。
セゾンカード共通の特典も享受でき、特にセゾンアメックスキャッシュバックに妙味があります。
ANAマイルへの交換、JR九州、西友において圧巻のベネフィットが付帯しており、オンリー・ワン、スペシャル・ワン、エアフォース・ワンのパワーがあります。
JMBローソンPontaカードVisa
JALマイルを貯めている方ですとJMBローソンPontaカードVisa(還元率0.5%)も選択肢となります。年会費無料のクレジットカードです。
JMBローソンPontaカードVisaで貯まるPontaポイントは、2ポイント1マイルの交換レートでJALマイルに代えられます。JALマイルは2000マイルでお得な提携クーポンにも交換できます。
少額のポイントでもマイルに代えられるので、マイルをムダにすることはありません。例えば、214ポイントをJALマイル107マイルに交換できます。
Pontaポイント→JALマイルの交換の手順は以下で精緻に分析しています。
還元率1.2%のリクルートカードも2ポイント単位で、2対1のレートでポイントをJALマイルに移行できるので、そちらの方が圧倒的にお得です。
公式サイトリクルートカード 公式キャンペーン
しかし、リクルートカードは電子マネーチャージでのポイント付与の上限が月3万円なので、これを超えてしまう場合は他にカードを持つのが重要です。
JALマイルを貯めている方ですと、JMBローソンPontaカードVisaの活用を検討しえます。
apollostation card
apollostation cardのETCカードは年会費が永久無料で使いやすいクレジットカードです。ETCカードも年会費無料。出光とセゾンカードが提携して発行しています。
JCB、Visa、Mastercard、AMERICAN EXPRESSの4種類の国際ブランドが揃っています。希少な年会費無料のアメックスカードです。
nanaco、楽天Edyへのチャージがポイント満額付与となっており、0.5%還元を享受できます。
カード利用で貯めたポイントは楽天ポイント、dポイントに等価交換できるので便利。出光ロードサービス、出光スーパーロードサービスにも使えます。
JALマイル、ANAマイルに2対1のレートで交換することも可能ですが、ANAマイルは10%の手数料が必要になります。
出光SSで給油の際に「apollostation card」を利用すると、いつでもガソリン・軽油が2円/L引き、灯油が1円/L引きになるのも大きな利点です。
ガソリン(ハイオク+レギュラー)、軽油、灯油いずれも月間300Lまで、請求時に値引きされます。
全国の西友・リヴィン・サニーでのお買い物が毎月5日・20日は5%割引になります。セゾンカードならではのベネフィットです。
apollostation cardは年会費無料のアメックスで、かつ出光SSでいつでもガソリン・軽油が2円/L引き、灯油が1円/L引きになるのが大きなメリットです。
特典が充実している「apollostation THE GOLD」や「apollostation PLATINUM BUSINESS」もあります。
大丸松坂屋お得意様ゴールドカード
大丸・松坂屋グループの最上級カードであり、インビテーション制の外商カードです。
最大のメリットは、大丸、松坂屋でのお買い物が最大10%OFFとなり、+3%のポイントUP期間中は最大13%OFFとなる点です。
また、「貴賓会」などお得意様限定催しに招待されます。お得意様サロン、文化催しへの招待、お得意様限定サイトの「connaissligne」、大丸東京店のラウンジ、駐車場サービスも受けられます。
意外なところでは電子マネーチャージもハイ・クオリティーであり、楽天Edyへのチャージが1%還元です。
クレカ・楽天ポイントカードとの併用でポイント三重取り
楽天Edyでの支払いが可能な店舗の中には、楽天ポイントカードで楽天ポイントを貯められるお店があります。
ポプラ・生活彩家、ツルハドラッグ、くすりの福太郎、ジョーシン、紳士服のコナカ、SUIT SELECTなどです。
以前はサークルKサンクスもそうでしたが、2017年9月末で楽天ポイントカードの取扱いを終了しました。
このような店舗では、(1)楽天Edyチャージ、(2)楽天Edy利用、(3)楽天ポイントカードの提示でポイント三重取りが可能です。
楽天Edyにチャージした際にポイントやマイルが付与されるクレジットカードの中で、最も高還元なのは前述したとおり1.2%のリクルートカードですね。
楽天ポイントカードは100円または200円ごとに1ポイント(還元率0.5%~1.0%)が得られます。
つまり、リクルートカードでチャージした楽天Edyで決済して、楽天ポイントカードを提示すると、合計の還元率は2.2%~2.7%の高還元に昇華します。
クレジットカードの枚数を増やしたくない場合は、楽天カードでも楽天Edyチャージが可能です。
現在の楽天カードはEdyと楽天ポイントカード機能も搭載しているので、1枚で完結するのが大きなメリットです。
しかし、楽天カードはEdyチャージ時の還元率は0.5%に低下してしまうのが難点です。チャージ時0.5%+利用時0.5%で合計は1%。
楽天カードで決済した場合の1%と変わりません。また、楽天カードは100円ごとにポイントが付与されますが、楽天Edyは200円ごとです。
したがって、クレジットカードが使える店舗では、楽天カード払い&楽天ポイントカード提示の方が、楽天カードでチャージしたEdyで支払うよりもお得です。
楽天カードの場合、クレジットカードは使えないけどEdyは利用できる店舗のみ、楽天Edy払いにする意義が出ます。
項目 | リクルートカードの場合 | 楽天カードの場合 |
---|---|---|
楽天Edyチャージ時 | 1.2% | 0.5% |
楽天Edy利用時 | 0.5% | 0.5% |
楽天ポイントカードの提示 | 0.5%-1% | 0.5%-1% |
合計 | 2.2%-2.7% | 1.5%-2% |
同様に共通ポイントのTポイント、Pontaポイント、dポイントが貯められる店舗でも、Edy決済&共通ポイントカード提示で、ポイント三重取りが可能となります。
リーダーズカード
Reader’s Card(リーダーズカード)というクレジットカードがあります。
楽天Edyチャージで直接ポイントが貯まるクレジットカードではありませんが、間接的にカード利用で貯めたポイントを楽天Edyの残高に交換できます。
初年度の年会費は無料で、2年目以降は2,500円(税抜)です。ただし、年間30万円以上の利用で翌年の年会費が無料になります。
年間30万円以上使い続ければ、年会費がずっと無料となります。年間30万円は1ヶ月あたり25,000円です。
年会費が年30万円以上の利用で無料となり、ポイントが約1%と高還元です。
ジャックスカードに定番のJデポだけではなく、GポイントとANAマイルに交換できるのも特徴となっています。
還元率(ANAマイル)は、マイルに直接交換する場合は約0.75%で、JQセゾンルートを活用すると約0.8799%です。
GポイントはEdyギフトIDに交換できるので、リーダーズカードを日々の決済で貯めたポイントを、約1%の楽天Edy残高に交換できます。
リーダーズカードのポイント→Gポイント→EdyギフトID→Edy受け取りというルートとなります。
リーダーズカードのポイントは1,400ポイント単位でGポイントに交換でき、Gポイントは100ポイントからEdyギフトIDに交換できます。
年30万円以上の利用で年会費が無料になるにもかかわらず、約1%という高還元で楽天Edy残高を貯められるのがナイスです。
楽天Edy利用時は0.5%還元なので、合計還元率は1.263%(1%+1%×0.5%)となります!
ジャックスカードの種類の中でもエッジが効いているクレジットカードです。
電子マネーチャージ、J’sコンシェル、旅行傷害保険など、ジャックスカード共通の付帯特典も利用可能です。
リーダーズカードを50万円使えば約5,000円、75万円なら約7,500円、100万円なら約10,000円もお得になります。
5,000円あれば、1,000円のオシャレなカフェでのランチに5回行けますし、吉野家の牛丼なら13回も食べられます。
こうして考えてみると、リーダーズカードは本当にお得ですよね。リーダーズカードのような良いクレジットカードを使えば、長い目で見ると10万円・20万円といったリターンを得ることができます。
空前の低金利の時代には、年30万円以上利用にて年会費無料で、1%還元のパワーは絶大です。しかも、お得な入会キャンペーンも開催しています。
リーダーズカードを活用すると、お得な生活を送れて、浮いた分を貯金したり他のことに使えるようになり、人生を豊かに彩ることができます。
公式サイトリーダーズカード 公式キャンペーン
まとめ
Edyチャージがポイント付与対象のクレジットカードを活用すると、楽天Edyへのチャージ時&利用時にポイント二重取りが可能です。
将棋において飛車だけよりは、飛車・角の方が強いのと同様に、ポイントも一つだけよりは二つ獲得できる方が嬉しいですね。
楽天Edyチャージに使うおすすめのクレジットカードについてまとめると、下表の通りです。還元率はEdyチャージ時の数字です。
カード名 | 年会費(税抜) | ポイント | 還元率 |
---|---|---|---|
リクルートカード(VISA / Mastercard) | 無料 | リクルートポイント | 1.20% |
タカシマヤセゾンカード | 無料 | タカシマヤポイント | 1.00% |
楽天カード | 無料 | 楽天ポイント | 0.50% |
JMBローソンPontaカードVisa | 無料 | Pontaポイント | 0.50% |
エポスカード | 無料 | エポスポイント | 0.50% |
apollostation card | 無料 | プラスポイントサービス | 0.50% |
エポスゴールドカード | 無料- 4,546 | エポスポイント | 0.5% - 2% |
JQ CARD エポス | 無料 | JRキューポ | 0.50% |
JQ CARD エポスゴールド | 無料 | JRキューポ | 0.5% - 2% |
JQ CARDセゾン | 無料 | JRキューポ | 0.50% |
OPクレジット | 年1回利用で無料 | 小田急ポイント | 0.50% |
大丸松坂屋お得意様ゴールドカード | 無料- 3,000 | 大丸・松坂屋ポイント | 1.00% |
エディオンカード | 980 | エディオンポイント | 1.00% |
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO | 1,000 | TOKYUポイント | 1.00% |
JFRカード(大丸松坂屋カード) | 1,000 | 優待ポイント | 0.50% |
タカシマヤカード | 2,000 | タカシマヤポイント | 0.50% |
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド | 6,000 | TOKYUポイント | 1.00% |
タカシマヤカード≪ゴールド≫ | 10,000 | タカシマヤポイント | 1.00% |
OPクレジット ゴールド | 無料- 10,000 | 小田急ポイント | 0.50% |
ANA JCBワイドゴールドカード | 14,000 | ANAマイル | 0.50% |
エポスプラチナカード | 20,000 | エポスポイント | 0.5% - 3% |
ANAダイナースカード | 27,000 | ANAマイル | 0.50% |
ANA JCBカード プレミアム | 70,000 | ANAマイル | 0.50% |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 80,000 | ANAマイル | 0.50% |
ANAダイナース プレミアムカード | 155,000 | ANAマイル | 0.50% |
単一のクレジットカードで最も高還元になるのはエポスプラチナカードです。ただし、年会費が高額なのが難点でEdyチャージ用には向いていません。
年会費無料で維持できるエポスゴールドカード、JQ CARD エポスゴールドがコストパフォーマンス良好です。ただし、インビテーション制で、年100万円以上使わないと還元率が低いのが難点。
サブカードとして使う場合は、1ポイント1円で使えるリクルートカード、楽天カードの利便性が高いです。還元率が最も高いのはリクルートカードです。
注意点は、リクルートカードはVISAかMastercardブランドでないと、Edyチャージでポイントが貯まらない点です。また、月3万円というポイント付与の上限があります。
楽天カードは還元率0.5%ですが、貯まるポイントを楽天ポイントに集約できる点、Edyと楽天ポイントカード一体型である点にエッジ・優位性があります。
リクルートカードも楽天カードも、数千円のお得な入会キャンペーンを開催しており、カード入会後もキャンペーンが豊富です。そこも魅力的なハイ・クオリティー・カードです。