auはMastercard搭載型プリペイドカード「au PAY プリペイドカード」を発行しています。従来はau WALLET(ウォレット)でしたが、2020年に名称がリニューアルしました。
充実した入会キャンペーン、特約店で高還元率、お得なポイント二重取りなどが人気になっています。
au PAY プリペイドカードのメリット、デメリット、チャージの方法、お得な使い方、クレジットカードとの比較、キャンペーンについて解説します。
私は63枚のクレジットカードを保有した経験があり、年会費の最高額は118万円で、年会費無料カードからブラックカードまで、15年間に渡って幾多のカードを活用してきました。
机上の空論ではなく、数多くのカードを実生活において徹底的に活用した経験を活かして、auウォレットについて2024年10月の最新の状況を分析しました。
目次
au PAY プリペイドカードの特徴
auウォレットには、プリペイドカードとクレジットカードがあります。
- au PAY プリペイドカード:事前にチャージした範囲内で利用可能
- au PAY カード:審査で付与された利用可能枠の範囲内で利用可能
au PAY プリペイドカードは「国際ブランド搭載型プリペイドカード」であり、dカード プリペイド、ソフトバンクカード、ANA JCB プリペイドカード、JAL Global WALLETと同じタイプです。
クレジットカードの方は、その名の通りクレカであり、審査の結果付与された利用限度額の枠内でカードショッピング等が可能です。
一般カードのau PAY カード、au PAY ゴールドカードの2種類があります。
このページではau PAY プリペイドカードを中心に解説して、クレジットカードとの比較についてもご紹介します。
au WALLET(auウォレット)の現在の名前は「au PAY プリペイドカード」で、Mastercard加盟店で使えるプリペイド式のカードです。
交通系電子マネーやnanaco・楽天Edyのように、事前にチャージした金額の範囲内で、普通のクレジットカードのようにMastercard加盟店にて、買い物等の決済に使えます。
チャージ手段はクレジットカード・auじぶん銀行・auショップ(現金)等です。
審査不要・発行手数料無料・年会費無料・チャージ手数料無料となっており、発行・維持に費用は一切かかりません。
au PAY プリペイドカードは、クレジットカードのMastercardが使えるお店なら、一部を除いて原則として利用可能です。
有効期限はカード発行から5年間ですが、期限を過ぎても会員サイトから再発行を手続きできます。
MastercardはVISAと並んで世界中で加盟店が多く、地球上で幅広く使える圧巻の決済力があります。
au PAY プリペイドカードは他の電子マネーやプリペイドカードと比較すると、使える場所が格段に多いのが特徴です。
JCB・アメックス・ダイナースクラブは海外では使えない加盟店も多く、結局サブカードとしてVisaかMastercardを持たざるを得ません。
事実、クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で1位、Mastercardが約29%で2位です(NILSON REPORT 2023年5月)。
この2つで約68%と圧倒的なビッグ2となっています。飛車角です。
- Visa:38.73%
- Mastercard:28.97%
- UnionPay(銀聯):23.45%
- Amex:4.61%
- JCB:2.53%
- DinersClub/DISCOVER:1.72%
au PAY残高はプリペイド電子マネー「WebMoney」が使えるインターネットのサイトでも利用可能。一例としては、Amazon.co.jp、iTunes Store等で使えます。
au PAY プリペイドカードはリアル店舗やインターネットでのお買い物や、アプリ・ゲームの課金に使えます。カード利用に応じてPontaポイントが貯まるお得なカードです。
幅広く利用可能ですけれども、公共料金等には使用することができません(利用不可店舗一覧)。
使えない主なジャンル
- 携帯電話料金・固定電話料金
- その他月次課金料金(インターネットプロバイダー等)
- カーシェアリング
- 生命保険・損害保険保険料
- 電子マネー
- ガソリンスタンドの給油(apollostationはOK)、高速道路料金
- 飛行機の機内販売
au PAY プリペイドカードの最大のメリットは高還元
au PAY(旧WALLET)はお得なキャンペーンを展開していたり、チャージ方法を工夫することで得できる仕組みが盛り込まれています。上手く使うと家計が助かります。
チャージでポイント二重取りが可能!
「auかんたん決済」、「クレジットカード」でチャージすると、クレジットカードのポイントと、auウォレットの利用によるPontaポイントが二重取りできます。
ただし、auかんたん決済を利用できるのはauユーザーのみです。
クレジットカードチャージは、Mastercardマークの付いた全クレジットカード、Visa・JCBブランドの一部クレジットカードで可能です。
おすすめクレジットカード
- PayPayカード(旧ヤフーカード):1.5%
- 三井住友カード ゴールド(NL):最大2.5%(マイ・ペイすリボ利用時)
- Orico Card THE POINT:1.5%(入会から半年間は2.5%)
- エポスカード:最大1%
- エポスゴールドカード:最大2.5%%
- アメックスゴールドプリファード:0.5%のアメックスのポイント&0.5%
- ヒルトンアメックスプレミアム:1.5%のヒルトンのポイント&0.5%
- マリオットボンヴォイアメックスプレミアム:1.5%のマリオットボンヴォイのポイント&0.5%
- ライフカード(Mastercard):誕生月は2.0%
- マイレージプラスカード(セゾン):1.5%のマイル&0.5%
- ANA Mastercard:マイル&0.5%
- ANA東急カード:マイル&0.5%
- Amazonカード:1.5%
- au PAY ゴールドカード:1.5%
これらのクレジットカードを活用すると、訴求力の高いポイント二重取りが可能です。
将棋において飛車だけよりは、飛車・角の方が強いのと同様に、ポイントも一つだけよりは二つ獲得できる方が嬉しいですね。
au PAY プリペイドカードへのチャージ詳細
Pontaポイントが貯められる
au PAY プリペイドカードで買い物するたびに、200円ごとに1ポイントの「Pontaポイント(旧WALLET ポイント)」が貯まります。還元率は0.5%です。
ポイント・マイル対象のクレジットカードでチャージした場合、チャージ時に加えてポイントが付与されるので、ポイント二重取りでお得です。
一部の「ポイントアップ店」では、還元率が1.0~2.0%になります。セブン-イレブン、イトーヨーカドー、マツモトキヨシ、スターバックス、紀伊國屋書店は使いやすいです。
セブン-イレブン等の一部店舗では、auかんたん決済のプリペイドカード、クレジットカードは、ポイントアップ対象外となります。
auかんたん決済での支払いカードにau PAY プリペイドカード、au PAY カードを登録して、auかんたん決済で支払った場合は、ポイント対象外という意味です。
auかんたん決済でau PAYにチャージして、Mastercardの機能で支払った場合はポイントアップの対象なのでご安心ください。
お得なキャンペーン
au PAY プリペイドカードは定期的にお得なキャンペーンを開催しています。
過去の開催事例
- セブン-イレブンなど特定の店舗での利用でポイント還元率UP
- au PAYへのポイントチャージで増量
- WebMoney加盟店での利用でキャッシュバック
Payサービスのau PAYがローンチされてからは、そちらに力が入っており、プリペイドカードのキャンペーンは控えめになっています。
オートチャージ・リアルタイムチャージが可能
auかんたん決済、au PAYカード、auじぶん銀行では、au PAY残高へのオートチャージの設定も可能です。
オートチャージはSuicaやPASMO、SUGOCA等の交通系電子マネーで定番のサービスですね。
オートチャージはアプリから設定できます。
また、au PAY プリペイドカードの残高不足時に、その場で不足分をチャージする「リアルタイムチャージ」という仕組みがあります。
チャージ残高が足りない場合は不足金額が自動的に、チャージされて、支払いが完了するので便利です。
オートチャージ設定時にどちらでチャージするか選択することが可能です。
リアルタイムチャージは残高不足でもチャージして決済がフィニッシュするので、au PAY残高を気にせずに利用できます。
auかんたん決済でリアルタイムチャージを行うと、au PAY プリペイドカードでの支払代金も、月々のauの通信料金と合算して支払えるようになります。
auじぶん銀行でリアルタイムチャージする場合、できる金額はauじぶん銀行の普通預金口座の残高の範囲内となります。
お買い物前にau PAY プリペイドカードのチャージ残高を気にする必要がなくなります。
auじぶん銀行の預金額の範囲内でお買い物ができるようになるので、au PAY プリペイドカードがMastercardのデビットカードのように利用可能になります。
auじぶん銀行のスマホデビットはインターネットでのJCB加盟店、おサイフケータイの場合はQUICPay加盟店で利用できますが、それよりもau PAY プリペイドカードの方が使えるお店が広くて便利です。
ただし、デメリットはポイント還元がない点です。au PAYで最大限に得するためには、クレジットカードによるチャージがベストです。
まずau PAYアプリを起動して、「MENU」内の「プリペイドカード」の「オートチャージ・出金の申込み」をタップして、申し込みます。
次に「各種設定」の「オートチャージ設定」をON(設定)にすればリアルタイムチャージが使えるようになります。
「月間オートチャージ限度額設定」でリアルタイムチャージの上限額を設定することも可能です。
個人間の送金も可能
au PAY プリペイドカード保有者同士でチャージ残高が送金できる「個人間の送金サービス」も開始しました。
au PAYアプリから、相手の携帯電話番号と氏名カナ(2文字)を入力するだけで送金することが可能です。
au PAY プリペイドカードのチャージ残高をauじぶん銀行に払い出す機能も加わり、チャージ残高を現金化できます(詳細)。
Pontaポイント(旧WALLETポイント)の使い方
auウォレットで貯めたPontaポイント(旧WALLETポイント)は多様な使い道があります。
au PAYにチャージしてMastercardやau PAY加盟店で利用
貯まったポイントはau PAY にチャージして、au PAY プリペイドカード、au PAY加盟店で次のお買い物に使えます。
一定のポイントを貯めて交換などの手間がないので、Pontaポイントは現金同様の利便性がありますね。これは便利です。
Pontaポイント加盟店で利用
便利な共通ポイントであるPontaポイントの加盟店で1ポイント1円として使えます。
ローソン、ケンタッキー、GEO、シェル、ビックカメラ、コジマ、ピザハット、ライフなどで利用可能です。
auのケータイ料金・通信料金
au通信料への充当も可能です。以下3つから指定したコースの金額を、申し込みの翌月請求分のau利用料金から6カ月、WALLET ポイントが使用されます。
- 3,000ポイントコース (毎月500円分×6カ月充当)
- 6,000ポイントコース (毎月1,000円分×6カ月充当)
- 12,000ポイントコース (毎月2,000円分×6カ月充当)
また、au携帯電話の本体代金、au携帯電話の充電器やカバーなどのオプション品購入、修理代金、auかんたん決済でのコンテンツ購入などに利用できます。
ゲームや楽曲などのデジタルコンテンツもPontaポイントでサクッと買えます。
提携ポイント・グルメ・雑貨・家電等と交換
交換レートは悪化しますけれども、旬のグルメや人気の雑貨や家電など、多様なアイテムとも交換できます(一覧)。
家族間でのポイント移行も可能
家族などの間でポイントを贈ることも可能です。申し込みサイトで、ポイントを贈りたい相手のau携帯電話番号かau IDと、契約者の名前の頭文字2文字を指定すればOKです。
ポイント運用
2019年4月9日からは、Pontaポイント(旧au WALLETポイント)を使って投資することが可能になりました。
投資先は「auスマート・プライム(高成長)」となります。auのiDeCoでも採用されている投信です。
お手軽に国内外に国際分散投資が可能なのが大きなメリットです。
1ポイント1円超で利用することも可能
2019年11月1日からは「お得なポイント交換所」という仕組みが開始しました。
総合ショッピングモール「au PAY マーケット」において、Pontaポイントを優遇レートでPontaポイント(au PAY マーケット限定)に交換できます。
なんとPontaポイントが1ポイント=1円分を超える価値で利用できますよ!
20%、40%、50%といった割り増しレートで交換できるなど、お得な企画が満載となっています。
au PAY マーケットサイト内の専用ページから交換でき、100ポイント単位で交換できます。
50%UPなど、有料会員のauスマートパスプレミアム会員限定の特典があります。
本人認証サービス(3Dセキュア2.0)
2023年1月17日 10:00から、au PAY プリペイドカードは本人認証サービス(3Dセキュア2.0)に対応しました。
インターネット上でのセキュリティがUPする追加認証サービスです。
登録手順:au PAY アプリ アカウント面>メニュー>au PAY 情報照会>本人認証サービス(3Dセキュア)
au PAY(旧au WALLET)へのチャージ方法
au PAYへのチャージ方法は多様であり、現金、銀行、クレカ、ポイントなど幅広い手段が用意されています。
チャージ方法 | 備考 |
---|---|
auじぶん銀行 | 銀行口座から引き落とし |
auかんたん決済 | 月々の通信料金と合算して支払い |
クレジットカード | 一部のクレカのみ可能 |
Pontaポイント | 1P⇒1円 |
ローソンの店頭でチャージ | ローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100の店頭 |
セブン銀行ATM | ATMのQRコードを読み取り現金チャージ(スマホが必要) |
リアルタイムチャージ | 決済時に残高不足となった場合、足りない分は auじぶん銀行の普通預金口座から即時チャージ |
分類の切り口を変えて、チャージできる場所ごとに可能なチャージ方法をまとめると下表のとおりです。
場所 | チャージ方法 |
---|---|
au PAYの会員サイト・アプリ | auかんたん決済 |
auじぶん銀行 | |
クレジットカード | |
Pontaポイント | |
auポイント | |
au ショップ・Pipit・ローソンの店頭・セブン銀行ATM | 現金 |
自動 | リアルタイムチャージ |
au PAY プリペイドカードのチャージ残高の上限は100万円。これを超えてしまうチャージはできないため、100万円を超えるお買い物は不可能です。
auじぶん銀行のチャージでは、方法ごとに1回でチャージできる金額が決まっています。それ以上チャージしたい場合は、複数回チャージすればOKです。
Pontaポイントは、au PAY プリペイドカードやau PAY カード、auでのサービス利用で貯まったポイントの交換であり、メインのチャージ方法ではありません。
Pontaポイントは月1回まで、100円以上20,000円以下の範囲で100円単位でチャージ可能です。
au PAYへのチャージ方法は、auかんたん決済もしくはクレジットカードをメインとするのが望ましいです。
クレジットカードのポイントと、auウォレットカードの利用で貯まるポイントが二重でゲットでき、いわゆる「ポイント二重取り」が可能となるからです。
チャージに利用できるクレジットカード
クレジットカードでは、1回あたり3,000円からチャージできます。1ヶ月に10万円までクレジット・チャージが可能です。
auかんたん決済に使えるクレジットカード
auかんたん決済の支払い方法には、あらゆるクレジットカードを指定できるわけではありません。可能なクレジットカードは以下の通りです。
クレジットカード発行元 | 国際ブランド | |
---|---|---|
Mastercard | VISA | |
au PAY カード | ◯ | ◯ |
セゾンカード | ◯ | ◯ |
UCカード | ◯ | ◯ |
三菱UFJカード | ◯ | ◯ |
DCカード | ◯ | ◯ |
NICOSカード | ◯ | ◯ |
楽天カード | ◯ | ◯ |
イオンカード | ◯ | ◯ |
TS CUBIC カード | ◯ | ◯ |
セディナカード | ◯ | ◯ |
JCBブランドのクレジットカードは、一部の発行元を除いて利用可能です。
対象外となるJCBカードは、「アプラス/オリコ/ジャックス/UCS/ライフカード/ゆめカード/VIEW/ポケットカード/日専連/エヌシー」です。
楽天カード、イオンカードなど人気が高いクレジットカードがauかんたん決済に使えます。また、au PAY カードももちろん使えます。
セゾンカードはロフトが5%割引となるロフトカードや、パルコが5%OFFとなるパルコカード、ららぽーと等がお得になる三井ショッピングパークカードセゾンなどがお得です。
意外なところでは、リクルートカードのVISAも発行元が三菱UFJニコスなので利用可能です。JCBのリクルートカードも当初は不可でしたが、可能になりました。
低コストで海外キャッシングが可能で、海外ATMでの現地通貨引き出しが便利なセディナカードも利用できます。
直接のクレジットカードでチャージ
auかんたん決済ではなく、クレジットカードから直接au PAY残高にチャージすることもできます。
利用可能なカード
- Mastercard、アメックスのマークが付いたクレジットカード
- au PAY カード
- エポスカード
- 楽天カード(Visa、JCB)
- ビューカード(Visa、JCB)
- 三菱UFJニコスが発行したVISAクレジットカード
- クレディセゾンが発行したVISA・JCBクレジットカード
- UCカードが発行したVISAクレジットカード
- TS CUBIC カードのVISA・JCBクレジットカード
ただし、Mastercardでチャージは出来ても、ポイントの対象外というクレジットカードも多いです。
また、au PAY カードのように一般加盟店での利用と比較して還元率が低下するカードもあります。
ライフカード・エポスカードなどは、ポイント付与の対象です。
au PAY プリペイドカードへのチャージがお得なクレジットカードは、以下で徹底的に解説しています。
チャージの単位は、3,000円、5,000円、7,000円、10,000円、15,000円、20,000円、25,000円、30,000円、35,000円、40,000円、45,000円の11種類です。
クレジットカードによるチャージは、1ヶ月あたり25万円が上限なのがデメリットです。ポイント二重取りが可能なのは月25万円迄となります。
au PAY プリペイドカードの作り方・申し込みの流れ
au PAY プリペイドカードはau ID一つあたり1枚申し込むことができます。
スマホ・タブレット・パソコン等でau PAYの公式サイトもしくはアプリにログインして、すぐに申し込めます。
リアル店舗ではauショップ、PiPit、au取扱店で申し込むことが可能です。
発行手続きが完了すると、後日au PAY プリペイドカードが自宅に郵送されてきます。即日発行の仕組みはありません。
au PAY プリペイドカードが手元に届いたら、まず会員サイトやアプリで利用開始手続きを行う必要があります。au ID、パスワードを入力してログインし利用登録を行えばOKです。
au PAY プリペイドカードは届いた時には、原則として残高は0円の状態となっています。
カードショッピングするためには、まずチャージする必要があります。チャージ後は、クレジットカードと同様に決済に利用できます。
プリペイド型カードなので、チャージした残高の範囲内でのみ利用できるのが原則です。
ただし、オートチャージの設定が完了したら、残高不足の場合はリアルタイムでチャージされるので、仮に足りない場合でも問題なく支払いが完了します。
au PAY プリペイドカードとクレジットカードの比較
auWALLETにはプリペイドカードの他、クレジットカードであるau PAY カードも登場しました。
クレカでしか払えない場合はau PAY カード、それ以外はau PAY プリペイドカードと併用する使い方もできます。二刀流でザクザクとPontaポイントが貯まります。
auユーザーであれば、au PAY カードも完全無料で利用可能です。国際ブランドはMastercardだけではなく、VISAも選択できます。基本還元率は1%です。
au PAY カードはお得な入会キャンペーンも魅力的です。
au PAY カード、ゴールドカードは即時利用サービスも開始しており、より一層便利で使いやすくなっています。
比較をまとめると、使える店舗はau PAY カードの方が多いですが、ポイント還元率はau PAY プリペイドカードの方が高くできます。
auユーザーはどちらも無料で使えます。両方を併用して、普段はau PAY プリペイドカードを使い、プリペイドカードが使えないお店ではクレジットカードという二刀流も検討し得ます。
au PAY ゴールドカードというゴールドカードもあります。ゴールドカードなので年会費は10,000円(税抜)と高いです。
au PAY カードのスペックに加えて、ゴールドカードならではの特典が付帯しています。
- au通信料とauひかりなどの固定回線が+10%還元
- au PAY 残高へのチャージが+1%還元
- au PAY マーケットで7%還元
- auでんき、都市ガス for auの支払いは+2.0%還元
- 海外アシスタンスサービス(ハローデスク)
- 宿泊予約サイト「Relux」の割引
- 空港ラウンジ無料サービス(国内主要空港+ハワイ)
- 充実の旅行傷害保険・ショッピング保険、レンタカー優待
auユーザーでauフラットプランを契約しており、数千円のパケット通信料を支払っている方なら、ゴールドカードを契約するとお得です。
au PAY プリペイドカードとクレジットカードの違いについては、以下で精緻に比較しています。
よくあるQ&A
ポイント反映はいつ?
au PAYのPontaポイントは、加盟店が売上を確定してから付与されます。ポイント反映がいつかのタイミングは、利用した店によって違います。
例えば、じゃらん・楽天トラベル等の旅行サイトの予約で使った場合、実際に宿泊して支払いが確定するまではポイントが付与されません。
私は数年間使っていますが、ポイントが付与されないことは一度もないので、即時にポイントが付かない場合でもご安心ください。
Pontaポイントの有効期限は?
Pontaポイントの有効期限は、最終の利用もしくは獲得日から1年となります。年1回使う機会があれば、実質的に無期限です。
キャンペーンやポイント交換で得た「Pontaポイント(au PAY マーケット限定)」の有効期限は、数週間など短いケースがあります。
以前のWALLETポイントの有効期限は、ポイント付与から4年間となります。
ただし、au PAY プリペイドカードにチャージさえすれば、1ポイント1円でMastercard加盟店にて使えます。
したがって、auウォレットの存在そのものを忘れてしまわない限り、有効期限が切れてしまうことはほとんどないでしょう。
ボーナス一括払いや分割払い、リボ払いは使える?
au PAY プリペイドカードの利用支払い方法は1回払いのみです。
クレジットカードにはあるボーナス一括払い、ボーナス2回払い、分割払い、リボ払いを利用することはできません。
高額の支払いに使える?
au PAYの残高は100万円となっているので、100万円を超える支払いはミッション・インポッシブルです。
ただし、ここまで多額の決済を行う方はほとんどいないでしょうから、大多数の方にとってはこの欠点は大きな問題ではありません。
デメリットはあるの?
au PAY プリペイドカードにはデメリットが存在しています。
主な短所
- クレカ・auかんたん決済によるチャージに上限あり
- 海外決済手数料が高い
- ICチップ非搭載
- 紛失時の補償が弱い
- モバイルSuicaはポイント対象外
- 払い戻し・キャンセルに時間がかかる場合あり
- 海外旅行傷害保険が未付帯
詳細は以下で徹底的に解説しています。
Apple Payは使えるの?
au PAY プリペイドカードはApple Payでも利用可能です。登録すると、全国のQUICPay+加盟店でお買い物できます。
Apple PayでのSuicaへのチャージは、WALLETポイントの付与対象外となります。モバイルSuicaと同様の取扱いです。
解約したい時はどうすればいい?
au PAY プリペイドカードは特段の解約手続きは不要です。
ただし、残高の返金はないので、使い切ってからハサミを入れて処分しましょう。
残高をきれいに0円にして使い切る方法については、以下にまとめています。
au PAY プリペイドカードまとめ
au PAY プリペイドカードはMastercard加盟店で幅広く使えて、0.5%以上のPontaポイント還元を享受できるのが大きなメリットです。
チャージの手間も大したことはなく、24時間365日いつでもサクッとケータイでチャージできます。
慣れると分速でチャージすることが可能です。チャージの手順は以下にまとめました。
クレジットカード、auかんたん決済、auじぶん銀行、WALLETポイント、ローソン店頭などでチャージすることが可能です。
おすすめはポイント二重取りが可能なクレジットカードやauかんたん決済でのチャージです。
365日いつでもお得にau PAYにチャージできるクレカは、リクルートカード(Visa/Mastercard)です。合計1.7%還元になってバリューが高いです。
その他、チャージ時+利用時の合計で1.5%以上になるカードが多数あります。
最新のおすすめクレジットカード
- PayPayカード(旧ヤフーカード):1.5%
- 三井住友カード ゴールド(NL):最大2.5%(マイ・ペイすリボ利用時)
- Orico Card THE POINT:1.5%(入会から半年間は2.5%)
- エポスカード、SAISON CARD Digital:1.0%
- エポスゴールドカード:最大2.0%(年100万円利用時)
- JQ CARD エポスゴールド:最大1.4%のマイル&0.5%
- ライフカード(Mastercard):誕生月は2.0%
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス:1.125%のJALマイル&0.5%
- マイレージプラスカード(セゾン):1.5%のマイル&0.5%
- ANA Mastercard:マイル&0.5%
- ANA東急カード:マイル&0.5%
- Amazonカード:1.5%
- au PAY ゴールドカード:1.5%
サブカードとして使いやすい年会費無料のクレジットカードでは、PayPayカード、au PAY カードが万人向けです。
一定のカードショッピングが1度だけ必要ですが、年会費無料ゴールドカードで高還元の三井住友カード ゴールド(NL)※、エポスゴールドカードもエッジが効いています。
※年間100万円の利用で翌年以降の年会費永年無料。年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
飛行機に乗る機会がある方なら、マイルが貯まるクレジットカード、航空系クレジットカードがお得です。
JALマイルが貯まるクレジットカード、ANAマイルが貯まるクレジットカードの他、ダークホースとしてはマイレージプラスカードもバリューが高いです。
ローソンでは基本3%、その他は1%のPontaポイントに加えて、以下のマイルを獲得できます。
- ANAマイル:ANA Mastercard、ANA東急カード→最大1.0%
- JALマイル:セゾンプラチナアメックス→1.125%
- ユナイテッド航空MileagePlus:マイレージプラスセゾンカード→1.5%
「au PAYの活用は面倒」という場合は、クレジットカードでのキャッシュレス決済が有力です。おすすめクレジットカードについては、以下で徹底的にまとめています。
日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめカードには、珠玉のクレジットカードが集結しています。
多様な項目での最強のクレジットカードについては、以下で論述しています。
クレジットカードは使いたくない場合、auじぶん銀行でのチャージがオンラインでサクッと手続きできて便利です。
auじぶん銀行はじぶんプラスを活用すると、ATM利用手数料・振込手数料を無料にすることが可能です。