米国No.1の評価を受ける取引ツール「トレードステーション」(TradeStation)がいよいよ日本株に対応しました。
卓越した高機能を誇るラグジュアリー・トレーディング・ツールが日本株の世界に光臨します。マネックス証券の新しいプラットフォームです。
今までの日本のトレーディグツールではありえなかった機能が盛り込まれています。
トレードステーション(TradeStation)のメリット、デメリット、使い方についてまとめます。
※トレードステーション日本株は、2020年8月7日(金)をもってサービスを終了します。以下、終了前のサービス内容です。
目次
トレードステーションとは
トレードステーションとは、米国のTradeStation Groupが開発した高機能トレーディングツールです。米国で数多くの受領歴を誇るトレーディングツールです。
トレードステーションはアメリカで最も権威のある金融メディアの一つである「バロンズ」紙から、アクティブトレーダー部門最高位を8年連続で獲得するなど高く評価されています。
インターナショナルトレーダー部門、オプショントレーダー部門でも最高位の受領歴があります。
また、Technical Analysis of Stocks & Commoditiesでは、10年以上に渡って最高位を獲得しています。
- 株式取引システム(11年連続最高位)
- 先物取引システム(11年連続最高位)
- インスティチューショナル・プラットフォーム(13年連続最高位)
- プロフェッショナル・プラットフォーム(13年連続最高位)
また、TradeStation Groupは、2011年に「U.S. No.1 Online Broker」(アメリカで最高のオンライン証券)に選ばれています。
米国で先進性、機能性において数々の最高評価を受けてきたトレーディングツールが、ついに、日本株に対応してわが国に舞い降りました。
ツール利用料は緩い条件(※)で無料となり、手数料も業界最安水準を確保しています。トレードステーションでトレードの新基軸が産まれます。
※利用契約締結後、1年間は無条件で利用可能。それ以降は、過去1年間に一度も取引がなく、かつ月末残高が30万円に満たない場合は利用不可に
トレードステーションはビルとライフのクルーズ兄弟が自らの投資の失敗から、投資戦略を実践するための個人用のトレーディングツールを開発しようとしたのが始まりです。
1991年にリリースされたトレードステーションで、日中足によるリアルタイム分析が可能になりました。
有料ソフトウェアとして、トレードステーションは全世界で1億ドル以上の売り上げを上げました。
その後、インターネットの普及に伴い、トレードステーション社は取引頻度の高いトレーダー向けのオンライン証券グループとなりました。
2011年にマネックスグループが買収しました。長年に渡ってアメリカの個人トレーダーの情報・要望を吸い上げて進化してきたツールがトレードステーションです。
「すべてはあなたのトレードのために」がキャッチフレーズのハイ・クオリティ・ツールです。主な特徴は以下のとおりです。
- ケタ違いの情報配信量とスピード
- 日本市場に対応した独自機能(日本で使いやすいようにカスタマイズ)
- 圧倒的な分析指標の数
- EasyLanguageによるプログラムトレード
- シンプルな操作で素早く発注可能な板画面
- トレステフォーラム
板乗り速度は平均でも他社の約4倍以上、 最速4.1ミリ秒を実現しています(リアルタイム監視システム「Corvil」による計測結果)。
2018年4月には10,000口座を突破したことが発表されており、アクティブトレーダーを中心に人気を博しています。
板乗りの速さ
トレードステーションのメリットの一つは板乗りのスピードです。
マネックス証券はトレードステーションの発注スピード(取次処理速度)において、取次処理速度を開示している他社のスピードの約4倍を達成したことを公表しています。
具体的な時間は平均6.6ミリ秒、最速で4.1ミリ秒という高速のスピードを実現しています。リアルタイム監視システム「Corvil」による計測結果です。
平均速度は2016 年12 月に取引所の注文受付時間に「トレードステーション」から発注された全注文のうち、発注スピード上位1%、下位1%を除いた注文の平均発注スピードです。
Corviは、ニューヨーク証券取引所、NASDAQ、CME、ロンドン証券取引所、東京証券取引所など主要取引所や、グローバル金融機関で広く利用されている運用パフォーマンス監視ソリューションです。
手数料・信用金利
トレードステーションは、東証だけではなく、名証・福証・札証の株式も売買できます。各取引所の新興市場銘柄も含まれます。
取引ツールの利用料は初年度は無料、2年目以降も年1回の取引で無料です。取引手数料は一日定額手数料です。取引のない日は手数料がかかりません。
約定金額は、信用取引と現物取引を合算して計算されます。アクティブ・トレーダーにとっては、定額制における業界最安水準を確保しています。
2017年5月22日からは手数料プランが3つになり、取引のスタイルに合わせて選択できるようになります。
10万円ごとに50円という少額取引に対応した手数料体系が導入され、少額でもトレードステーションでの取引が行いやすくなります。
プラン名 | 1日の約定金額 (現物取引と信用取引の合算) | 取引手数料 (税抜) | 取引手数料 (税込) |
---|---|---|---|
ミニプラン | 10万円ごと | 50円 | 54円 |
ノーマルプラン | 100万円ごと | 400円 | 432円 |
ラージプラン | 1,000万円ごと | 3,250円 | 3,510円 |
一日定額手数料コースで約定代金10万・100万・1,000万円の取引を行った場合の手数料を比較すると、下表のとおりとなります。
1日の約定金額 | 10万円 | 100万円 | 1,000万円 | 現物・信用の合算 |
---|---|---|---|---|
トレードステーション | 50円 | 400円 | 3,250円 | ◯ |
SBI証券(信用取引) | 0円 | 477円 | 4,077円 | × |
楽天証券 | 0円 | 858円 | 10,000円 | ◯ |
松井証券 | 0円 | 1,000円 | 10,000円 | ◯ |
※税抜・各種手数料割引は考慮せず
2017年4月24日現在、約定金額1,000万円までの取引を行う場合の一日定額手数料コースでの取引手数料は主要オンライン証券(※)の中で最安水準となります。
※SBI証券・三菱UFJ eスマート証券・松井証券・楽天証券・マネックス証券
トレードステーション利用口座の口座開設日の翌営業日から翌々月末まで、最大3ヶ月間は取引手数料が無料になります。
プログラム期間中に累計約定金額が5,000万円に達した場合、翌週第2営業日より通常の手数料プランに移行されます。
単元未満株の取引は一日定額手数料を適用されません。手数料 約定金額の0.5%(最低手数料は税抜48円)であり、マネックス証券の通常の口座と同一です。
また、信用取引で各週に1営業日平均で以下の条件のいずれかを満たす場合、大口優遇で手数料が無料になります。
- 5,000万円以上の新規建て
- 未決済の信用建玉が5,000万円以上
なんと翌週第2営業日から翌々週第1営業日まで、現物取引と信用取引のどちらも株式取引手数料が無料になります。
再計算後の手数料との差額がキャッシュバックされます。つまり、1週間に平均5,000万円以上の新規建てを行うか残高があれば、1週間の信用取引手数料が実質無料となります。
三菱UFJ eスマート証券は信用取引の手数料を無料にするためには、6000万円の新規建約定代金が必要となります。これに比べると、1000万円少なくなります。
信用買いの建玉に対して発生する信用金利は制度信用が年利2.80%、一般信用が年利3.47%です。他社の大口信用取引の優遇適用時の金利に比較すると高めとなります。
信用売りの建玉にかかる貸株料は年利1.15%です。品貸料(逆日歩)、管理費、名義書換料、配当金相当額の受払はマネックス証券の通常の口座と同一です。
とてつもない監視が可能なレーダースクリーン
トレードステーションには「レーダースクリーン」という機能があります。いわゆる銘柄ボードのことです。
レーダースクリーンでは、一つのウィンドウに2,000銘柄まで追加可能で、登録銘柄数に上限はありません。約1,000銘柄を表示可能です。
膨大な数の銘柄のリアルタイム監視が可能です。他のネット証券では50~100銘柄という証券もザラですし、情報を少なく設定しても500銘柄程度です。
トレードステーションでは、表計算ソフトを操作するように、銘柄の追加や削除がカンタンに行えます。
あらかじめ登録された「シンボルリスト」を利用すれば、日経平均採用全銘柄を一気に挿入するようなことも可能です。
国内主要オンライン証券(SBI証券・三菱UFJ eスマート証券・松井証券・楽天証券・マネックス証券)で唯一、2,000銘柄の騰落率リアルタイムにソートすることが可能です。
ソート条件は最大4つまで指定でき、自動更新は秒単位で設定可能です。
秒単位で騰落率、テクニカル指標など、チェックしている指標の高い/低い順で自動的に並べ替えを行い、取引機会の発見をサポートしてくれます。
大量の銘柄を、最大4項目の条件でリアルタイムにソートできるのは、日本ではトレードステーションだけ。使い始めたその時から、銘柄選びの方法が変わります。
サーバー構成などを工夫してスピーディーに動くようにしており、注目するポイントでの並び替えが爆速で可能となっています。
自動的な定期スクリーニングが可能です。ストレス・フリーの銘柄ウォッチが可能です。
また、国内主要オンライン証券で唯一、200以上の指標を自由に追加・編集・削除することが可能です。
レーダースクリーンでは、銘柄ごとの一行一行に豊富な情報を表示でき、画面遷移を最小にして豊富な分析が可能になります。
基本的な価格・出来高・VWAPなどの情報はもちろん、移動平均かい離率やMACDなどのテクニカル指標の結果をリアルタイムで確認できます。
PER、PBRやコンセンサス株価などのファンダメンタル指標、信用残などの需給データまで見られます。200種類以上の指標のうち、見たい指標を一度に30項目まで登録できます。
取引指標をエクセルのようにずらりと表示できるので、発見したい銘柄を迅速に確認できます。
更に、国内主要オンライン証券で唯一、すべての指標でアラート設定が可能です。音声・ポップアップ表示・メールでアラートを受信することができます。
多くの証券会社は株価ないし値動きだけのアラートとなっていますが、マネックス証券のトレードステーションはあらゆる指標でアラートを設定可能です。
例えばRSIが30を切って戻ってきたらアラートが鳴るようにすることが可能です。アラートは条件充足した場合1回だけ、あるいは何回でも、5分ごとにといった設定も可能です。
株価だけではなく様々なテクニカル指標にアラートを設定でき、一定の動きをした場合に表示されるので、取引機会があることがひと目で分かります。
5分など時間を設定すれば、その時間ごとに条件を満たした銘柄を自動抽出できます。前後の差分も簡単に把握可能です。
自力での目視で一つ一つ確認すると、例えば58個目を見てる時に17個目の銘柄にシグナルが出ていて気づかないということがあります。
しかし、トレードステーションでは自動抽出できるので、そのようなことがありません。
市況のチェック、お気に入り銘柄の動向から銘柄選び、そして注文メニューの呼び出しまで、トレード実行直前までのステップを、1枚のウィンドウだけでできるようになります。
フィルター機能もあり、リストの中で一定の条件を満たす銘柄を絞り込んで表示することが可能です。
「出来高が○株以上の銘柄」、「RSIが○%以上の銘柄」・・・など、条件にあった銘柄だけを表示できます。
銘柄コードや業種でフィルタリングして、リストの中で確認したい銘柄をすぐに表示することが可能です。
出来高がグラフ・数値・%で表示される板情報
トレードステーションではフル板が無料です。すべての注文が見られるので、価格ごとにどの程度注文が出ているかをチェックできます。デイトレには重要な機能ですね。
更に、トレードステーションの「マトリックス」(板情報)では、価格別の出来高をグラフ・数値・パーセンテージで表示できます。
- 出来高数量をそのまま表示する「出来高」
- 当日出来高の何%かを表示する「出来高%」
- 横向きのヒストグラムで表示する「出来高バー」
マトリックスでは、価格ごとの板とともに、価格ごとの出来高の数字、バー、当日の何%かまでも表示され、どの価格でどれだけ取引が行われたかがひと目で分かるようになっています。
また、価格ごとに未実現損益の額が表示されるようになっています。現在の板から目を離さなくてもポジションの損益が分かります。
新しいものは濃く、古いものは薄く表示されるので、時間帯もチェックできます。
マトリックスでは、板上の買気配列のセルをワンクリックすると、クリックした位置の価格で指値/逆指値注文を発注できます。
注文確認画面省略設定を行えば、文字通りワンクリックで発注を完了させることが可能です。
発注した注文は「注文」列に注文ラベルが表示され、カーソルを合わせてワンクリックすると、注文の取消が可能です。注文取消確認画面も省略設定が可能です。
注文を訂正するのも、表示された注文ラベルを訂正したい価格までドラッグ&ドロップするだけで行うことができます。
トレードステーションは板を見ながら注文動作を素早くに行うために、可能な限り操作のステップを省いたシンプルな操作体系となっています。
便利で多彩な発注機能
最良売気配・最良買気配が左右に配置された「クイックトレードバー」(QTB)という機能があります。
確認画面省略の設定を行えば、FXでは定番の2wayのプライスの「買い」「売り」ボタンをクリックすれば、ワンクリックで注文が完了します。
更には、指定した銘柄の全決済、全注文取消、最良気配を基準に指定したティック分ずらした指値/逆指値を発注できる自動指値などもクリック操作のみで利用可能です。
その時点での一番いい価格で発注が可能です。トレードステーションでは、「テイク」というボタンを押した瞬間に注文が出されて価格が滑ることがありません。
国内主要オンライン証券で唯一、訂正・取消まで対応のチャート注文が可能です。
チャートを見ていて「チャンス」と思ったら、チャート分析画面から、マウスクリックで直接発注できます。
また、未約定注文、建玉もチャート上に表示することができるので、デイトレード中の注文・ポジション管理も容易です。
FXのようにポジションの一括決済、未約定注文の一括取消なども可能です。ポジションを迅速に動かす事が可能です。
逆指値はもちろん、注文後の値動きにあわせて逆指値価格を自動的に修正する「トレーリングストップ注文」があります。損失を限定しながら利益を伸ばすことも狙えます。
発注時点の買気配/売気配を基準として、あらかじめ指定した刻み幅で自動的に価格指定を行う自動指値/逆指値注文もあります。
価格入力の手間を省きながら発注時点の気配から大きく乖離した価格での約定も避けられます。
返済注文発注時に利益確定や損失確定の注文を数量を分けて複数入力といった注文も可能です。
高度な連続注文機能が可能であり、ある買い注文を出して一定程度株価が動いたら再注文ができます。5代に渡って注文を執行可能です。
ファンダメンタル派にも嬉しいチャート分析機能
トレードステーションなら、日本株取引ツールでは国内随一の100種類以上の指標を利用可能です。国内主要オンライン証券No.1の数字です。
しかも、珍しいことにPER・PBRや売上高成長率などのファンダメンタル指標まで描画することができ、分析の幅が広がります。
この銘柄はPBRが過去最低水準、PERが過去最高水準といった分析が容易です。
トレードステーションなら、背景色、フォント、線や指標のスタイルまで全て柔軟に変更できます。
挿入→インジケーターでテクニカルチャートが表示されます。
チャートの画面では、アクティブになっている画面のメニューが上に表示されます。必要な物が常に表示され、かゆいところに手が届きます。
最近DUKEさんの書籍で話題の「高値ブレイクアウト」を表示させることもでき、どこでブレイクしたのかを一目で確認できます。
様々な分析指標の組み合わせや色設定などを、サポートサイトで配布しているテンプレートファイルを取り込むことですぐに利用することができます。
用意されているテンプレート集は以下のとおりです。
- マルチビューアとホットリスト(ランキング)
- レーダースクリーンのソート機能活用
- 一目均衡表
- 2銘柄の相関分析
- マネックスアルゴ活用
- 白背景のトレードステーション
- 縦置きモニターでフル板を活用
マルチビューア
トレードステーションには、注目している銘柄情報をまとめて確認できる「マルチビューア」機能があります。更新はリアルタイムです。
「マルチチャートビューア」は、一度に30銘柄までのミニチャートを一括で表示できます。
「マルチクオートビューア」は、、一度に30銘柄までの板情報、歩み値、四本値などの価格関連情報を一括で表示できます。
あらかじめ登録されたシンボルリストを読み込むことで、銘柄の切替えを一括して行えます。
アルゴ取引やプログラムトレードも可能
トレードステーションには、発注する銘柄とは別の銘柄の価格をトリガーにして発注できる「マネックスアルゴ」という機能があります。トリガーとなる銘柄を2つにすることも可能です。
「マネックスアルゴ」では、発注条件と発注内容をそれぞれ入力します。2銘柄での条件達成を基準にすることもできます。
また、注文発注時に株数を任意の回数で分割することもでき、大きい株数でもマーケットインパクトがきくならないようにすることも可能です。
分割時に「乱数」を指定することで、一度の発注株数をランダムにした上で発注することもできます。
人間のマウスクリックには0.5秒ほどかかり、アルゴはマイクロ秒単位で株価を受信して自動注文することから、指を動かしている間にアルゴの注文が出されます。
こうしたアルゴのスピードにトレードステーションは対抗することができます。
トレードステーションにはバックテスト機能もあります。売買判断の根拠となる戦略をチャート上に描画することで「見える化」できます。
また、長期間に渡るバックテストでパフォーマンスをチェックすることで、戦略の有効性を検証できます。日足データなら約20年分取得可能なトレードステーションならではの機能です。
分足は全銘柄2010年からのデータがあり、ティックのデータは2年程度となっています。
パフォーマンスレポートを見ながら、パラメーターの最適化を行い、有効性をさらに高めることができます。
トレードステーションのバックテスト機能を使うと、長期にわたって安定したパフォーマンスを上げられるか、下降トレンドでも利益をとれるか、最大損失(ドローダウン)が耐えられる範囲内に収まるかといった事項をチェックできます。
また、EasyLanguageというTradeStation専用のプログラム言語を把握したら、独自の売買戦略をプログラム化し、バックテストや自動売買を行うことも可能です。可能性は無限に広がっています。
充実のランキング・スクリーニング・情報
今日はどの銘柄が動いているのかをリアルタイムで追うためにはランキング機能が役立ちます。
トレードステーションの「ホットリスト」では、寄り前気配のギャップアップ率/ダウン率など、取引開始前からも利用できるリアルタイムのランキング機能もあります。
ランキング条件を期間指定したり、ランキングの範囲を市場で絞り込むことも可能で、銘柄発見をサポートしてくれます。
10日・30日などの期間でのランキングがあり、充実したファンダメンタル情報も銘柄情報に表示可能です。自作可能なインディケータでの投資判断も可能です。
「スキャナー」では、価格、出来高、配当、利益といった条件の他に、チャート分析で利用可能なテクニカル指標を自由に組み合わせ、オリジナルのスクリーニング条件を使用することができます。
時価総額一定以上、売買代金一定以上などでフィルタリング可能です。
さらに、保存したスクリーニング条件を定期的に自動実行するようスケジュールを設定することができ、スクリーニング結果を一定の間隔で定点観測することも可能です。
トレードステーションの「ニュース」では、時事通信、フィスコ、Global Info24、みんかぶ、株式新聞、四季報速報という6つの情報ソースからリアルタイム情報を取得できます。
さらに、指定した条件に合致したニュースが配信されたらポップアップやメールで通知する機能もあるので、突発的な情報もチェックしやすくなります。
SNSビューアでTwitterの情報収集が容易に
Twitterの情報を簡単に収集でき、 有名トレーダー内でのホットワードを見つけ出すこと等が可能な「SNSビューア」という機能があります。
フォローしているアカウントだけでなく、 有名トレーダーなどチェックしたいアカウントを選択すると、 選択したアカウントのツイートを「トレードステーション」でリアルタイムで確認できます。
2.注文画面との連携 :ツイートの中に銘柄名や銘柄コードなどが含まれている場合、 その銘柄を注文画面などに連
携することができます。 ツイッターの確認から注文までをスピーディに行うことが可能で
す。
3.アラート機能 :「ビットコイン」、 「AI(人工知能)」、 「自動運転」など、 特定のキーワードをアラート
ワードとして監視することができます。
4.ホットワード機能 :「SNSビューア」でフォローしているアカウントの中から多くツイートされ話題になってい
るキーワードを確認することができます。
シンプル・スピーディな注文を実現!「かんたん注文」
操作性を重視したシンプルな注文機能「かんたん注文」が用意されています。
情報・機能が最小限に厳選されており、 縦に配列して表示されています。 注文方法や注文期間などを選択肢から選ぶだけで発注できてシンプルです。
取引種別や口座区分、 注文株数、 注文の有効期間、 特殊注文などの表示・非表示を選択できます。
また、 数量・期間指定などをあらかじめ設定することができ、 スピーディな発注が可能です。
充実のサポート
トレードステーションは非常に多機能なハイ・クオリティ・ツールとなっています。その分、使いこなすまで時間がかかる側面があります。また、初心者にはわかりづらい面があります。
そこでトレードステーションの多彩な機能を把握できる動画コンテンツが用意されています。
動画解説
トレードステーションの機能を分かりやすく認識することが可能となります。
オンラインセミナー
また、オンラインセミナーのオンデマンド配信もあります。
マニュアル・クイックスタート
操作マニュアルや使い方をとりまとめたFAQが用意されています。おすすめの分析を組み合わせた「テンプレート集」もあります。
トレードステーションの機能を盛り込んだ「クイックスタート」があり、「ビギナー」、「トレード」、「分析」とパッケージ化された画面が提供されています。
専用ダイヤル
もちろん、メール、電話での問い合わせは可能です。電話は嬉しいフリーダイヤルであり、平日8:00〜17:00の11時間サポートしてくれます。
デメリット
トレードステーションのデメリットは、マネックス証券の日本株口座と同時に保有できないことです。
原則としてトレードステーションに口座開設した場合、マネックス証券の総合口座を閉じる必要が生じます。
経過措置もあるので、すぐに閉じる必要はありません。来年のはじめ頃までに既存の口座に保有している株式等は売却したり移管する必要が生じます。
マネックス証券はIPOが完全抽選という魅力があるので、それが申し込めなくなるのはデメリットです。

また、1日・1000万円あたりの手数料体系なので、デイトレーダーなどの高頻度取引をする方向けの手数料体系です。中長期投資家にとってはやや親和性に欠ける側面があります。
しかし、バックテストやレーダースクリーンによるソート、PER・PBRや売上高成長率などのファンダメンタル指標まで描画できるチャートなどは、中長期投資家にとっても魅力が高い機能です。
米国版のトレードステーションと比較して落ちている点がある点もデメリットと言えるかもしれません。
日本は米国と比較するとプログラム・トレーダーが少ないので、バックテストの一部機能や、ポートフォリオでストラテジーをたてる機能が搭載されていません。
また、EasyLanguageという独自のプログラム言語が用いられており、独自でプログラムを組む場合は学習が必要となります。
MT4と比較して言語のレベルは高いか否かについては、一概には言えないがイージーランゲージの方が書きやすいとのことです。
ただし、MT4はライブラリーが豊富サンプルコードが充実しているので、その点はMT4にエッジがあります。
ただし、EasyLanguageは米国では長い歴史があるので、英語のマニュアルを日本語に翻訳し、フォーラム・質疑応答の掲示板を設けてサポートしていく予定となっています。
自分で作ったものをWebサイトで公開してもOKとなっています。
海外の有料素材は一部、日本株バージョンでは動かない場合もあります。これもデメリットです。
パソコンのOSはWindowsのみであり、Macでは使えないのもデメリットです。スマホアプリはiPhone・Androidの療法があります。
まとめ
トレードステーションは200種類以上の分析手法と充実の発注機能がある、卓越した日本株オンライン取引プラットフォームです。
主な機能をまとめると以下のとおりです。
- 2,000銘柄を登録して自由自在にソートできるレーダースクリーン(銘柄ボード)
- 200以上の指標で設定可能なアラート
- スピーディーなワンクリック注文・連続注文
- 膨大なテクニカル・ファンダメンタルが表示可能なチャート
- チャート発注機能
- アルゴ取引・プログラムトレード機能
- バックテスト(日足データは20年分)
- ランキング「ホットリスト」とスクリーニング「スキャナー」
板乗りの速さもメリットです。マネックス証券はトレードステーションの発注スピード(取次処理速度)において、取次処理速度を開示している他社のスピードの約4倍を達成したことを公表しています。
通算利益・自由億のカリスマ投資家であるテスタさんもトレードステーションのランキングなどを見て、動意づいている銘柄を探すとおっしゃっていました。

トレードステーションを活用することで、トレードのウイングが拡大します。テスタさんも銘柄選定で利用しているランキングを見ることができます。
トレードステーションは定期的にお得なキャンペーンを開催されています。2018年5月7日~6月8日は、最大9週間株式取引手数料が無料になるキャンペーンを開催しています。
2017年12月22までのキャンペーン期間中は「トレステ信用取引応援キャンペーン」が開催されていました。
営業日あたりの新規建てor信用建玉残高が1,500万円以上だと、翌週第2営業日から翌々週第1営業日まで(1週間)の手数料が無料になります。
トレステ感謝祭の月末は手数料無料のキャンペーンが定期的に開催されています。2018年1月25日~31日の5営業日は、なんとトレードステーションの取引手数料が全額無料でした。
口座開設後もお得なキャンペーンが豊富で、活用すると取引コストを低減することができます。
現在、トレードステーションはお得な入会キャンペーンを行っています。最大3ヶ月間、取引手数料が無料になります。