エポスカードの最上級カード「エポスプラチナカード」は、従来はインビテーション制のカードでした。
嬉しいことにこの度は自分から申し込むことも可能となりました。ただし、年会費が1万円(税込)高くなるので、基本的にはインビテーションを待った方がお得です。
申込制とインビテーションのハイブリッド方式となっており、インビの方を優遇しているのがユニークです。
エポスプラチナカードのインビテーションと申込制の内容、インビの基準について徹底的に解説します。
※エポスプラチナカードの横向きのカードフェイスは旧券面であり、リニューアル後の券面デザインは縦型になっています(以下すべて同様)。
エポスプラチナカードの年会費はこれまで20,000円(税込)でした。今後は20,000円(税込)と30,000円(税込)の二段階方式となりました。
インビテーションが届いてから、インビの所定の期間内に申込んだ場合は、制度変更がない限りは年会費がずっと20,000円(税込)となります。
自分から申し込んだ場合は、年会費が30,000円(税込)と1万円上昇します(+50%)。
ただし、「年間ご利用金額」が100万円以上になると、翌年以降はずっと年会費が20,000円(税込)となります。
年間利用金額の対象期間は、暦年(1月~12月)や年度(4月~3月)ではなく、プラチナカード申込後1年間となります。
発行日 | 年間ご利用額の判定期間 |
---|---|
1月1日 | 1月~12月 |
2月1日 | 2月~翌年1月 |
3月1日 | 3月~翌年2月 |
4月1日 | 4月~翌年3月 |
5月1日 | 5月~翌年4月 |
6月1日 | 6月~翌年5月 |
7月1日 | 7月~翌年6月 |
8月1日 | 8月~翌年7月 |
9月1日 | 9月~翌年8月 |
10月1日 | 10月~翌年9月 |
11月1日 | 11月~翌年10月 |
12月1日 | 12月~翌年11月 |
年間利用金額の判定は、税込・割引後の金額となります。
税抜ではなく、税込なのが地味なメリットです。税抜98万円(税込105万8千円)といった場合は条件クリアとなります。
一部、年間ご利用金額の対象外となる商品があります。代表例は、マルイの運転免許、クロネコヤマトの引越、保証人おまかせプランROOM iDの支払い等です。
エポスプラチナカードのインビテーション・申込制度は、エポスゴールドカードのインビテーションと同じ仕組みになりました。
自分から申し込むことは可能ですけれども、インビテーションが届いた場合と比較すると年会費が高くなる仕組みとなっています。
カード名 | インビテーション の場合 | 自己申込の場合 | |
---|---|---|---|
初年度 | インビと同じ年会費になる条件 | ||
エポスゴールドカード | 無料 | 5,000円 | 年50万円以上の利用 |
エポスプラチナカード | 20,000円 | 30,000円 | 年100万円以上の利用 |
これは他のクレジットカード会社にはない仕組みであり、エポスカードならではのユニークなシステムです。
インビテーションの特別感・楽しさを維持しつつ、「カードを利用してインビが届くのを待ってられない。今すぐ欲しい」というニーズも充足する体制となっています。
以前の私のように突撃して撃沈して涙目という事態が今後はなくなります。
エポスプラチナカードのインビテーションの基準・条件は年100万円以上の利用という説がありましたが、それが裏付けられた格好となりました。
読者様では115万円の利用で届いた方がいます。一般カードのエポスカード申込から1年9ヶ月で発行できたケースがあります。
- 2015/09/06:エポスカード申込
- 2016/05/31:ゴールド申込(インビまでの決済額60万)
- 2017/06/14:プラチナ申込(インビまでの決済額115万)
申し込み制導入以降も、年100万円以上利用すれば、エポスプラチナカードのインビテーションが届く事例がありました。
ちなみに他のプラチナカードでは、アメックス・プラチナのインビテーションの基準は、属性が良好な方だと年100万円程度の利用、標準的な方だと年200万~250万円程度の利用となっています。
ダイナースプレミアムは年200万円~350万円程度となっています。
JCB THE CLASSは年300万円以上の利用、もしくは通算で1500万円程度の利用で届く事例が散見されます。
私の知人では半年で約360万円使って突撃したところ、可決したという事例があります。
年250万円程度の利用を2年続けたのにインビが届かず、突撃しても否決された事例もあることから、年300万円の利用が基準になっていると考えます。
「JCBスターメンバーズ」の最上位ランクの基準と同一です。この程度は利用しないと、医者だったり社会的地位が高くない限りは発行が難しくなっています。
アメックス・プラチナやダイナースプレミアムよりも、JCB THE CLASSの方がインビテーションのハードルが高い状況となっています。
年会費がリーズナブル(50,000円+税)でベネフィットも充実しており、コストパフォーマンスが抜群である反面、JCB側にとっては収益性が悪いため、ロイヤルカスタマーのみにインビを発行していると思われます。
JCB THE CLASSをほしがっている方は多いため、こちらもエポスプラチナカードと同じ方式にしたらニーズは高い気がします。
例えば、自己申込はアメックス・プラチナやダイナースプレミアムと同じ130,000円(税抜)、インビが届いた方は50,000円(税抜)といった方式です。
エポスプラチナカードは年会費2万円(税込)でプラチナカードとしてはリーズナブルな格安手数料で、エポスカードらしいコスパの良好さが魅力的なハイ・クオリティー・カードです。
年間100万円以上利用すると、2万円分のボーナスポイントがもらえます。ポイント有効期限は無期限になるので、期限を気にする必要がなくなって質実剛健です。
エポスプラチナカードのポイントはエポスVisaプリペイドカードでVisa加盟店にて1ポイント1円で使えるので現金同様です。
つまり、年会費2万円で維持可能であり、かつ2万円分のボーナスポイントが出るので、年100万円以上カードを利用するならば、実質的に年会費0円でプラチナカードが保有できることになります。
年200万円以上だと30,000ポイント(3万円分)、年300万円以上だと4万ポイントが付与されます。
また、誕生月もボーナスポイントを獲得できます。もちろんボーナスポイントとは別に、カード利用によるポイントは普通に付与されます。
エポスプラチナカードは特典も充実しています。プラチナカードによくある特典は付帯しており、豊富なベネフィットを利用できます。
- エポスプラチナカードグルメクーポン(コース料理1名分無料サービス)
- プライオリティ・パス
- 最高1億円の充実の旅行保険(国内外)
- VPCC(VISAプラチナコンシェルジュセンター)※エポスプラチナカードのコンシェルジュのレビュー
- Visaプラチナダイニング
- VISAプラチナトラベル(海外パッケージ旅行等が優待価格)
- 一休.comのダイヤモンド会員の体験(限定優待・プライベートセール)
- VISAプラチナゴルフ(国内外の名門コースの割引・優待)
無料でプライオリティパスのプレステージ会員になれるので、世界中のVIPラウンジを利用できます。
エポスプラチナカードのグルメクーポンの内容は、三井住友カード プラチナのプラチナグルメクーポンと同一です。
年会費2万円で維持できるのに、年会費50,000円(税抜)の三井住友カード プラチナと同一のベネフィットを享受できるのはお得感があります。
エポスカードのオリジナル特典に加えて、VISAワールドワイドのVISAプラチナカードのサービスを利用できます。
VPCC(VISAプラチナ・コンシェルジュ・センター)を利用できるVISAクレジットカードの中で、現在募集しているカードの中では最も年会費が安いのが魅力的です。
VPCCが特典で付帯しているのは、他にはMileagePlusセゾンプラチナカード、TRUST CLUB プラチナ Visaカード(旧シティプラチナカード)、スルガプラチナカード、レクサスカード等です。
レクサスカードは年会費20,000円(税抜)で、エポスプラチナカードは20,000円(税込)で1,600円(税込)安いです。
実質的な無料で使えて特典が充実しているプラチナカードは日本広しとエポスプラチナカードだけです。その他詳細は以下で徹底解説しています。
実際にエポスプラチナカードに切り替えた手順については、以下にまとめています。
エポスプラチナカードは年会費が発生する点が気になる場合は、エポスゴールドカードがおすすめです。
エポスゴールドカードは自分でも申し込めますが、エポスカードをメインカードとして年50万円以上使っていくと、エポスゴールドカードへのインビテーションが届きます。
インビテーションが届いた場合は、エポスゴールドカードの年会費は永年無料です。なんと無料でゴールドカードを保有できます。
特典も充実しており、ゴールドカードとしては圧巻のコストパフォーマンスが高いカードです。カッコ良さ、ステータス、充実した特典と三拍子揃ったスーパーカードです。
エポスゴールドカード・プラチナカードの限定キャンペーンや限定特典もあります。
エポスプラチナカードのインビテーションが届いた方は、エポスゴールドカードのあまりのコスパの良好さにアップグレードしない方も多い程です。
年会費無料のゴールドカードは稀有であり、質実剛健なハイ・クオリティー・カードです。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの一角です。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめのゴールドカードとしてエポスゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
エポスプラチナカード/ゴールドカードは、もちろん一般カードのエポスカードのベネフィットは全て利用可能です。
エポスカードは丸井での年数回の10%OFF、自動付帯の海外旅行傷害保険、全国10,000店舗以上の店舗で受けられる優待特典が魅力のカードです。
膨大な数の優待・割引を享受できるので、使わなくてもお得なクレジットカードの筆頭で質実剛健です。
ユナイテッド・シネマ / シネプレックス等の映画館、ビッグエコー等のカラオケの割引は特に使いやすいです。
丸井やモディ等にはエポスカードのカードセンターが設置されており、 専任スタッフが常駐しています。
一般のエポスカードについては、VisaブランドのICチップ付カードを、申し込み当日に店頭で即時発行することが可能です。
ICチップ付のVISAカードの即日発行は、日本で初めてエポスカードが成し遂げた快挙です。VISAとの粘り強い交渉の末に可能になりました。
Visa付カードの店頭即時発行は、ドラクエで喩えるとはぐれメタルのような希少性があります。
利便性の高さは高く評価されており、2016年10月には、第16回ポーター賞(主催:一橋大学大学院国際企業戦略研究科)を受賞しています。即日発行の流れは以下にまとめています。
日本全国でお得な優待・割引を享受でき、家計が頑健化します。日々の生活を豊かに彩ることができます。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「年会費無料カード」としてエポスカードを挙げられていました。上位カードのエポスプラチナカードはより一層パワフルです。
年4回、エポスカードの利用でマルイのネット通販、マルイでのお買い物が10%OFFとなる「マルコとマルオの7日間」は、もちろんエポスプラチナカードも対象です。
無印良品週間と期間が重複した場合、無印良品を約19%割引で買うこともできます。
エポスカードウィークスという優待特典が更に充実する時期もあります。
エポスカードは、海外旅行傷害保険が充実しています。最も利用頻度が高い傷害治療費用は270万円、疾病治療費用も200万円と高額補償なのが魅力的です。
付帯保険以外でも海外で多様なトラベルサービスを利用でき、海外旅行で八面六臂の活躍を見せてくれます。
エポスカードは電子マネーのチャージにも強いクレジットカードです。楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCAへのチャージが、ポイント還元の対象です。
また、エポトクプラザで人気公演のチケットの予約が可能であり、エポスお買い物あんしんサービスという付帯オプションもあります。
エポスカードは、ネット通販でのセキュリティに優れているエポスバーチャルカードも使えます。
エポスバーチャルカードは、クレジットカードのように実物があるカードではなく、データ上の決済VISAカードです。
本体のエポスカードとは別の番号によってインターネットで決済できます。もちろんポイントはエポスカード同様に付与されます。
万が一エポスバーチャルカードの情報が流出しても、エポスカード本体の番号を知られることはありません。
本体のカードの方も利用ごとにメールを送ってもらう設定もできるので、不正利用をいち早く察知できてセキュリティも高いです。
エポスポイントは、エポスVisaプリペイドカードにチャージすることでVisa加盟店にてクレジットカードのように使えるので、現金同様の利便性があります。
その他、エポスカードの特典については、以下で精緻に分析。
エポスカードはお得なキャンペーンを行なっています。Webから入会すると2,000円相当のエポスポイントがプレゼントされます。
特に必要な作業はありません。無条件で2,000円を得られるお得な入会キャンペーンです。
なお、インターネットでの入会時に「おしごと」の下にある「ご紹介番号」に「24100536160」をご入力いただくと、更に紹介特典で500ポイントが上乗せされます。
以前には株式会社エポスカードに取材に行き、利用促進部 利用促進課の田中さんにインタビューしました。
エポスカードの特徴・歴史から、お得な優待・特典・イベント、プリペイドカード・電子マネーなど、エポスカードについて色々と聞き倒しています!
続いて、以下では海外トラベルサービス、最短即日発行の仕組み、エポスカード公式アプリ、セキュリティに対する取り組み、キャッシング、エポスゴールドカード、エポスプラチナカードについて伺っています。