JCBはOki Dokiポイントというポイント・プログラムを運営しています。
多種多様なアイテムに交換でき、便利な共通ポイントやマイルにも移行できて便利なポイントとなっています。
Oki Dokiポイントはキャッシュバック(カード利用代金からマイナス)することも可能です。この場合は完全に現金同然となって便利です。
ただし、2017年12月19日からはキャッシュバックにポイントを使う際の還元率が改悪となります。他方、交換レートは改善となります。
スターバックス カード チャージ、WAON ポイントへの交換は交換レートが悪化します。
Oki DokiポイントはJCB一般加盟店でのカード利用に対してポイントが貯まるポイント・プログラムです。
JCBオリジナルシリーズ、JCB EIT、JCB LINDA等のJCBカードの毎月の利用合計金額1,000円(税込)ごとに1ポイントが貯まります。
1ポイントあたり5円で交換できるアイテムが多いため、基本還元率は0.5%となっています。
JCBスターメンバーズによって、年間利用額に応じてポイントがアップします。
また、JCBオリジナルシリーズ・パートナーというJALカード特約店のようなポイントUP店があります。
更にOki Dokiランドの活用でネット通販でボーナスポイントを獲得できます。
現状ではOki Dokiポイントをキャッシュバックに使う場合、500ポイント以上1ポイント単位、1,000ポイント以上1,000ポイント単位の2種類があります。
1,000ポイント単位で交換すると還元率が上がる仕組みとなっています。
名前 | 交換レート | 交換単位 | 基本還元率 |
---|---|---|---|
3円キャッシュバック | 1ポイント→3円 | 500ポイント以上 1ポイント単位 | 0.30% |
4.5円キャッシュバック | 1ポイント→4.5円 | 1,000ポイント以上 1,000ポイント単位 | 0.45% |
ポイント交換に必要な基本利用額は下表のとおりです。
名前 | 必要金額 |
---|---|
3円キャッシュバック | 5万円 |
4.5円キャッシュバック | 10万円 |
運命の日、2017年12月19日(火)からは、Oki Dokiポイントの現金還元の交換先は「キャッシュバック」に一本化されます。
交換レートは1ポイント→3円であり、1,000ポイント以上を交換していた方にとっては0.15%の改悪となりました。
ただし、改悪だけではなく改善点もあります。交換単位が「1ポイント以上1ポイント単位」となり、極限まで細かい交換が可能になりました。
メインカードは他にある方で、サブカードとしてJCBカードを活用している場合は、絶大なメリットがある改定となります。
スターバックス カードへのチャージ、WAONポイントへの交換は1ポイント→5円相当から4円相当への改悪となります。
こちらは改善点はなく、改悪のみとなります。また、hontoでのOki Dokiポイントの利用は、2017年12月18日(月)の申し込み分で終了となります。
近年はJCBに限らず、ジャックス、ライフカード、三菱UFJニコス、アメックス、ダイナース、東急カード、リクルートカードなどで改悪が相次いでいます。
- REXカードの改悪:還元率-0.25%
- 漢方スタイルクラブカードの改悪:還元率-0.25%
- リーダーズカードの改悪:還元率-0.48%
- リクルートカードプラスの改悪&新規募集停止 :nanacoチャージはポイント対象外
- アメックスの改悪 :ANA以外のマイル付与率が-0.2%
- JAL東急カードの改悪:PASMOチャージは一律TOKYUポイント0.5%に
- ダイナースの改悪 :ダイナースクラブ ポイントモールのポイントの基本付与単位が5,000円に
- ダイナースプレミアムの改悪:リボ払いでのポイントUPの終了
- 楽天ゴールドカードの改悪:空港ラウンジの無料回数が年2回に
- デルタアメックスゴールドの改悪:ゴールドメダリオンは年150万円以上が条件に
- デルタアメックスの改悪:シルバーメダリオンは年100万円以上の利用が条件に
- ライフカードの改悪 :誕生月ポイントが-1.0%、ETCポイント対象外など幾多の改悪
- 漢方スタイルクラブカード等の改悪:新規募集停止→リーダーズカードに
- JCBの改悪:キャッシュバックのポイント還元率-0.15%
- ライフカードの改悪 :誕生月ポイントが-1.0%、ETCポイント対象外など幾多の改悪
- 漢方スタイルクラブカード等の改悪:新規募集停止→リーダーズカードに
低金利が事業にマイナス要素となり、かつローン関連で法令・行政機関の締め付けが強くなっていることから、クレジットカード会社の体力はボディーブローを継続被弾しているようにジワジワと減退しています。
ただし、一方的な改悪ではなく、改善とセットなのでまだ見栄えは良好です。さすがJCBです。
また、nanacoポイント、Vポイント(自動移行)、ビックポイントなど、便利なポイントで基本0.5%還元の交換先がまだまだ残っています。
移行先ポイント名 | 必要ポイント数 | 移行先ポイント数 | 還元率 |
---|---|---|---|
nanacoポイント | 200 | 1,000 | 0.50% |
楽天ポイント | 200 | 800 | 0.40% |
WAONポイント | 200 | 800 | 0.40% |
Vポイント | 500 | 2,000 | 0.40% |
(らくらく自動移行コース) | 1 | 5 | 0.50% |
(好きなときコース) | 200 | 900 | 0.45% |
dポイント | 200 | 800 | 0.40% |
Pontaポイント | 200 | 800 | 0.40% |
Amazonでのお買い物 | 500 | 1,500 | 0.30% |
楽天Edy | 500 | 1,500 | 0.30% |
ビックポイント(ビックカメラ) | 200 | 1,000 | 0.50% |
ジョーシンポイント | 200 | 1,000 | 0.50% |
ベルメゾン・ポイント | 200 | 1,000 | 0.50% |
スターバックスカードチャージ | 200 | 800 | 0.40% |
JALマイル | 500 | 1,500 | 0.30% |
ANAマイル | 500 | 1,500 | 0.30% |
ANAスカイコイン | 500 | 1,500 | 0.30% |
デルタ航空 スカイマイル | 500 | 1,500 | 0.30% |
セシールスマイルポイント | 200 | 1,000 | 0.50% |
JTBトラベルポイント | 200 | 1,000 | 0.50% |
ちょコムポイント | 200 | 1,000 | 0.50% |
カエトクカード | 200 | 800 | 0.40% |
ニッセンお買物券 | 200 | 1,200 | 0.60% |
以前には2015年12月16日にOki Dokiポイントの制度を改定して、楽天ポイント、dポイント、Pontaポイントへの交換レートが20%の改悪となりました。
それまでは1ポイント→5ポイント(基本還元率0.5%)だったところ、1ポイント→4ポイント(基本還元率0.4%)となりました。
しかし、この時も、多くの交換先ポイントの交換単位が、500ポイントから200ポイントに改善されました。また、一部のカードでポイントの有効期限が伸びました。
したがって、この時も改悪ではあるものの、良くなった点もあるということで、悪いイメージを抑制できています。
年会費の値上げも改悪の一種と捉えることが可能ですが、値上げが巧みなのがアメックスです。
値上げが必ず特典の拡充とセットになっており、むしろ改善というニュアンスすら出ている程です。
改悪する際には改善とセットにするのがポイントですね。これはあらゆるビジネスに応用できるストラテジーでしょう。
余裕がない企業は改善と組み合わせることもできず、一方的な改悪で終わるケースも多いです。その点でJCBは素晴らしいです。
JCBのプロパーカードであるJCBオリジナルシリーズは、卓越したT&Eサービス(トラベル&エンターテイメント)が魅力的なクレジットカードです。
また、Amazon・セブン-イレブン・apollostation・スターバックス・高島屋などのJCBオリジナルシリーズパートナーでは還元率が高い隠れ高還元カードです。
Oki Dokiランドというモールを経由すると、Amazonだけではなく、楽天市場、Yahoo!ショッピング、LOHACOなどのネット通販がお得になるというメリットもあります。
貯めた「Oki Dokiポイント」は、魅力的な多種多様な商品と交換できます。詳細、あらゆる交換先一覧については、以下にまとめています。
スマホアプリ「MyJCB」は利用金額の確認、キャンペーンの応募が便利です。会員サイトMyJCBは公共料金の支払い設定も可能です。
JCBトッピング保険、J-Basketなどのオプションも用意されており、ニーズに応じてサービスを追加できます。
残高不足となった場合は、一度だけではなく複数回引落しをかけてくれます。中には月末まで毎営業日実施してくれる銀行もあり、JCBは口座振替も便利です。
JCB PLAZAなど日本人が海外で活用できるJCBカード共通特典も充実しています。JCBオリジナルシリーズの特徴、メリット・デメリットについては、以下で徹底解説しています。
JCBは不正監視システムで24時間365日、不正利用を監視しており、高いセキュリティを確保しています。
万が一の4桁の暗証番号・3Dセキュア突破時も、絶対補償しないではなく、一定の条件では補償してくれます。
更新カードを発送する際にも、住所変更がないか確認してくれてユーザーフレンドリーです。
世界文化遺産「東寺」での貸切イベント、関西有名テーマパークでのハロウィーン・パーティー、クリスマスパーティー、JCB MUSIC LOUNGE、妙心寺 退蔵院 特別拝観など、会員限定のイベントも充実しています。
以前JCBに取材に行き、イシュイング本部 イシュイング推進部 商品企画グループ 副主事の新宮さんにインタビューしました。
JCBカードの魅力、JCBの歴史・強み、安全・安心の信頼性と充実した特典を両立させている点について取材しています。
JCBカードの種類は多様であり、ハイ・クオリティー・カードが揃っています。おすすめカードについては、以下で丹念に分析しています。
JCBオリジナルシリーズのスタンダードカードであるJCB一般カードについては、以下で徹底的に解説しています。
18歳以上39歳以下の方はJCB CARD W、JCB CARD W plus Lを発行できます。解約しない限り自動更新されるので、40歳以降も継続利用可能です。
年会費が無条件で無料、基本ポイント還元率が2倍と優遇されており、plus Lの方は女性向け特典・有料保険(女性疾病保険など)が付帯しているのが特徴です。
どちらも年会費無料かつ高還元であり、秀逸なハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「メインカード」としてJCB CARD W、女性向けカードとしてJCB CARD W plus Lを挙げられていました。
また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんの「おすすめの若年層向けカード」はJCB CARD W、女性向けカードはJCB CARD W plus Lでした。
JCB CARD W、JCB CARD W plus Lはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
ゴールドカード以上のJCBカードは、GOLD Basic Serviceを利用できます。詳細は以下で徹底解説しています。
JCBゴールドは保険が充実しており、安価なプラチナカードを凌駕することもある高水準です。
空港ラウンジ、JCB GOLD Service Club Off、健康・介護・育児などに関する無料電話相談(24時間・年中無休)、充実の海外旅行保険、航空機遅延費用保険、空港手荷物無料宅配など特典も充実しています。
JCB一般カードとJCBゴールドは最短で即日発行も可能です。迅速にカードを作成できてすぐに使えます。
若年層向けのJCB CARD EXTAGE、JCB GOLD EXTAGEも用意されており、ポイント還元率・年会費がお得になっています。
JCBゴールドを保有して、2年連続でショッピングを100万円以上利用すると、「JCB GOLD THE PREMIER」(JCBゴールド ザ・プレミア)のインビテーションが届きます。
JCBゴールド ザ・プレミアは、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港ラウンジを0円で利用できるプライオリティ・パスを無料で発行できます。
搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なくラウンジを利用できるのが大きなメリット。格安航空券利用時も使えますし、1日に2回以上ラウンジを使うことも可能です。
通常は年会費469米ドルであるプレステージ会員が0円です。1ドル156.59円(2024/7/18時点)換算だと年会費73,440円が無料になります。
また、JR京都駅ビル内にある「JCB Lounge 京都」を利用できます。ドリンク、ガイドブック・情報誌の閲覧、手荷物の一時預かり、無料Wi-Fiなどのサービスが受けられます。PC作業もOKです。
JCBプレミアムステイプランという、JCB上級カード会員限定のホテル・旅館の優待も受けられます。
JCBゴールドのカード年会費とは別に、JCBゴールド ザ・プレミアのサービス年会費が5,000円(税抜)かかります。
しかし、初年度は無料ですし、2年目以降もショッピング利用金額が合計100万円以上だと無料となります。
つまり、JCBゴールド ザ・プレミアはJCBゴールドと全く同じ年会費でプライオリティ・パスなどの特典を享受できます。
コストパフォーマンスに優れた非常にお得なゴールドカードであり、空港ラウンジを使えるゴールドカードの中でもエッジが効いています。
JCBゴールド ザ・プレミアを入手するためには、まずJCBゴールドに加入することが必要です。
JCBオリジナルシリーズ、法人カード、JALとの提携カードには「プラチナ」というラインもあります。
2017年10月24日からは自己申込可能なプラチナカード「JCBプラチナ」が登場しました。
コンシェルジュ、関西有名テーマパークのラウンジ、グルメ・ベネフィット等の卓越したベネフィットを利用できます。年会費を取り戻せる高級カードの筆頭です。
JCBゴールド、ゴールド ザ・プレミア、プラチナの相違点については、以下で丹念に解説しています。
JCBプラチナとザ・クラスの比較は以下で精緻に分析しています。
JCBの最上位カードは「JCB THE CLASS(ザ・クラス)」です。JCBの頂点に君臨しており、JCBのプロパーサービスは全て利用可能。
年会費は50,000円(税抜)です。家族カードは8枚まで発行できて年会費は全て無料。8名無料というカードは滅多にありませんね。パワフルです。
JCB THE CLASSは卓越したベネフィットが豊富で、JCBブラックカードの真骨頂を発揮しています。
- 24時間対応コンシェルジュサービス
- プライオリティ・パス
- 東京ディズニーリゾートの会員専用ラウンジ
- メンバーズセレクション(年1回のプレゼント)※ドンペリで正月に乾杯も可能!
- ザ・クラス会員限定 オリジナルプラン 東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ(利用した体験談)
- ザ・クラス 名食倶楽部、大相撲の溜まり席のチケット予約などザ・クラス会員限定イベント、高い利用限度額
- JCBプレミアムステイプラン(中にはザ・クラス会員限定のプランも)
- グルメ・ベネフィット(高級レストラン2名以上利用で1名無料)
- 関西有名テーマパークのJCBラウンジ
- 海外ラグジュアリー・ホテル・プラン
- JCB Lounge 京都
特に充実しているのは、ディズニーランド関連のオリジナル特典です。ディズニーリゾート内の会員専用ラウンジを利用できて、休憩後は待たずにアトラクションに搭乗できます。
ディズニーシーのストームライダーの後継アトラクションである「ニモ&フレンズ・シーライダー」にもJCBラウンジが設置されました。
メンバーズセレクションでは、ディズニーリゾートのパークチケット(パスポート)2枚、ディズニーグッズのセットが選べます。
年1回は夫婦や恋人でディズニーランドかディズニーシーを満喫できます。
パスポートは大人7,900~9,400円、グッズはダッフィー&シェリーメイのぬいぐるみだと8,800円なので、最大27,600円(税込)相当となり、年会費に占める金額はなんと約50.1%とパワフルです。
メンセレにはUSJスタジオ・パスとJCBプレモカードのセットもあり、年会費の半分近くはこれらの特典で元が取れてしまいます。
ディズニーやユニバーサル・スタジオ・ジャパンがお好きな方には絶大なメリットがあります。
関西有名テーマパークのJCBラウンジを利用でき、1.5~3時間待ちの大人気アトラクションを並ばずに乗れて、上質の空間で休憩できます。
コース料理1名分無料サービスは、コンシェルジュの対応が優れている点において、他の高級カードと比較しても、エッジ・優位性があります。
JCB THE CLASSのコンシェルジュの質については、クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんも高く評価しています。
わが国が誇る国際ブランドJCBの最上位カードであり、コスパ最上級のブラックカードです。ジョジョの奇妙な冒険で喩えると、第4部の副題「ダイヤモンドは砕けない」のようなカードです。
アメックス・プラチナ、ダイナースクラブ プレミアムカードに勝るとも劣らない卓越した魅力があります。アメプラ・黒ダイナースでも、JCB THE CLASSの魅力は砕けません。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのプラチナ/ブラックカードとしてJCB THE CLASSを挙げられていました。
JCB THE CLASSはクレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
2015年6月からのJCBのブランドメッセージは、日本国内では「世界にひとつ。あなたにひとつ。」であり、海外では「Uniquely Yours」です。
このブランドメッセージには、JCBがこれからも大切にしたいこと、「お客様志向」と「日本的」が反映されています。JCBの思いは以下の通りです。
それぞれの願い。それぞれの夢。お客様一人ひとりの、かけがえのない想い。
JCBは約束します。そのひとつひとつをしっかりと受けとめ、耳を傾け、かなえるお手伝いをすることを。
私たちは、日本で生まれた、ただひとつの国際カードブランドとして、「おもてなしの心」「きめ細やかな心づかい」で一人ひとりのご期待に応えていきます。
そして「便利だ」「頼れる」「持っていてよかった」と思っていただける、あなたにとっての世界にひとつを目指し続けます。
JCB THE CLASSはまさにこのブランドメッセージに込められたコンセプトを体現しているスーパーカードです。詳細については、以下で徹底解説しています。
メンセレ、東京ディズニーリゾートやUSJのラウンジ、会員限定イベント、プライオリティパスなどの特典があるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
JCB THE CLASSはインビテーションを待つ必要があり、取得まで時間がかかります。ただし、年収は高くなくても問題ありません。利用額とフリークエンシーが最重視されています。
JCB THE CLASSの特徴としては、JCBでの利用履歴が非常に重視される点が挙げられます。JCBの保有履歴が長いとインビテーションが届きやすい傾向にあります。
将来的に日本が誇る至高の煌めきを放つJCB THE CLASSへの道が開けるのが、JCBゴールド、JCBプラチナの大きなメリットの一つです。
現在、JCBゴールド、プラチナは2024年9月30日(月)の入会まで、期間限定でお得な新規入会キャンペーンを行っています。