JCBの上級カード向けのトラベル特典として「JCBプレミアムステイプラン」というベネフィットがあります。
日本全国の上質で人気の高いホテルや旅館が厳選して用意されており、オリジナルの特典を享受できます。
各種宿泊サイトよりも安価な場合がありお得です。特に繁忙期にお得になる傾向があります。プライベート(オフ)での旅行、ビジネス(オン)の出張、そのどちらにも有効活用できます。
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JCBプレミアムステイプランとは
JCBプレミアムステイプランは、日本各地のホテル・旅館に宿泊できるJCBの特別な宿泊プランです。
ホテル編と旅館編が用意されています。都市部のラグジュアリーホテルから、温泉地などの風光明媚な旅館まで多種多様な上質の宿泊施設が揃っています。
「JCBプレミアムステイプラン ホテル編・旅館編」は、利用できるサービスを一冊にまとめた「Service&Benefits Guide」内に掲載されています。
JCBプラチナ会員の場合、「JCB Platinum ServiceService & Benefits Guide」という名前です。2016年の場合はGuideの後に2016がつきます。
JCB THE CLASSの場合は「JCB THE CLASS Service & Benefits Guide」です。ザ・クラスもプラチナも、毎年1回アップデートされたベネフィット・ガイドを送ってくれます。
Service & Benefits Guideは上質の紙でできた重厚な冊子であり、JCBは経費をかけてしっかりとしたものを作ってくれています。
JCBプレミアムステイプランのサイクルは1年間(毎年4月1日~翌年3月31日)であり、毎年内容はアップデートされます。
料金表はまず4月1日~9月末の分が案内され、下半期開始前に10月1日~翌年3月31日の分が案内される流れとなります。
JCBプレミアムステイプランを利用できるのは、JCB ゴールド ザ・プレミア、JAL・JCBカード、JCBプラチナ法人カードのJCBプラチナ、JCB THE CLASS会員です。
本会員または家族会員1名以上を含む宿泊に利用できます。法人プラチナ会員は、代表使用者を含むすべてのカード使用者の方が利用可能です。社員の出張にも役立ちます。
「旅館編」では、全国から上質で人気の高い旅館が用意されています。JTB宿泊アンケートで顧客の評価が高い旅館の中から、JCBが選んだ宿が紹介されています。
宿からのおもてなしに加え、JCBの上級カード会員だけの特典も付いた特別プランです。
四季折々の自然に表情を変える、情緒あるたたずまい、清々しく香る名湯、贅をふるった旬の味わい等で身も心も癒されていき、ゆったりとした優雅な時間を過ごせます。
「ホテル編」では、JCBが厳選した上質なホテルを、JCBならではのお値打ち価格で提供する「スペシャルプライスプラン」、厳選したスイートルームが優待価格で泊まれる「スイートルームプラン」があります。
「ホテルからのおもてなし」として、レイトチェックアウト、朝食サービス、部屋のアップグレード、プール・サウナ・フィットネス利用無料、ウェルカムドリンク、ミネラルウォーター・アルコール・ソフトドリンクサービス、アメニティなどのサービスがあります。
JCBプレミアムステイプランは、プラチナ・コンシェルジュデスクまたはザ・クラス・コンシェルジュデスク等で手配を依頼できます。24時間・年中無休なのが嬉しいですね。
海外から電話する場合でも、コレクトコールでコンシェルジュデスクに電話できます。ホテルから利用する場合は、最初に外線番号をダイヤルすればOKです。ホテルや携帯電話からだと、通話料が有料になる場合があります。
一部ホテルを除いて、希望のホテルへ直接予約することもできます。宿泊ホテルではJCBの対象カードで支払う流れとなります。
また、Oki Dokiポイントが付与されるカードの場合、ポイントが5~7倍になる特典もついています。通常で5倍、宿泊の60日前までの申し込みだと7倍となります。
利用になれる客室数には限りがあります。満室の際は利用できません。また、一部ホテルでは利用除外日(ブラックアウト)が設定されています。
JCBザ・クラス会員限定のプランである「スイートルームプラン」「離れ・特別客室特集」も用意されています。

利用例
JCBプレミアムステイプランの対象ホテル・旅館の例としては、ヒルトン東京ベイがあります。ディズニーオフィシャルホテルで上質のクオリティです。
部屋、設備、料理のいずれも大満足のクオリティでした。

また、羽田空港内のホテル「羽田エクセルホテル東急」も入っています。前泊が捗ります。
夜の空港デッキがライトアップされていて抜群の雰囲気です。カップルだったら夜の散歩が最高です。残念ながら私には無関係の話です(´;ω;`)
夜の空港は秋の海岸のように「祭りのあと」的な感があり、胸がキュンとなる良さがあります。海の家の跡や夜の空港は、切なくてときめきメモリアルです。青春的な要素があります。
羽田エクセルホテル東急のレストラン「フライヤーズテーブル」は、お洒落で洗練された雰囲気の中、早朝から深夜までフレンチ出身のシェフによるメニューを楽しめます。
コース料理はゴージャスです。前菜は海老と野菜でジューシーでした。
スープはカニが入っており豪華でした。
メイン料理はステーキでした。ジューシーで食べ応えがありました。牛肉は正義ですね。
ディナーでしたので食後の飲み物は紅茶にしました。デザートはお花の模様が可愛く、チーズケーキが実にマイルドでGoodでした。
ロイヤルパークホテル(三菱地所グループ)も対象です。東京メトロの水天宮駅直結で便利な立地です。外国人顧客も大勢いらっしゃいました。シャンデリアが豪華でした。
部屋はキレイでオシャレで落ち着けて、ソファーはふかふかです。窓からは開放的な日本庭園の緑が見える部屋もあります。
嬉しいことにルームサービスで無料で氷を持ってきてくれます。製氷機で自分で取りに行く必要があると、面倒なので抜群に嬉しいです^^
夜遅くでもすぐに持ってきてくれるサービスはナイスです。お風呂あがりにコップに透明できれいな氷と、備え付けのミネラルウォーターを入れて飲むと至福です!
デスクも広くて電源コンセントも豊富で、PC作業や充電が大変に捗ります。デスクの脇のところに電源コンセントが備え付けられているのがナイスです。
朝食はパンが多種多様・豪華絢爛であり、味も非常に美味しかったです。フレンチトーストやデニッシュは芳醇な香りと味わいでした。糖質制限はここでは崩壊必至です。
レストランの雰囲気もオシャレでそれで堅苦しさは皆無で居心地がいい空間でした。快適以外の何物でもありません。
椿山荘はラグジュアリーな雰囲気でリラックスできます。居心地が良い空間です。
ベッドと枕はふかふかで気持ちが良いです。心地よくて上質の睡眠が確保できます。
部屋のインテリアは豪華ですし、窓は広くて開放的です。机もあり、ビジネスでもPC作業や資料整理、読書が捗ります。
ソファーは脚を伸ばせるので読書やスマホ・タブレットいじりは至福です。
アメニティはロクシタンでクオリティ抜群です。入れ物は和風で風情があります。
洗面所・シャワールーム・バスタブ・トイレが広くて分離されているので便利です。入浴が最高に心地よかったです。
ザ・プリンス 箱根芦ノ湖も対象となっています。小田原駅から送迎バスが出ているので、電車で行く場合は極めて便利です。部屋の窓からの景色も最高です。
芦ノ湖は雄大な自然が広がっており、散歩するだけで楽しいです。ホテルは天井が高いのが特徴でゴージャスです。

ハイアットリージェンシー京都もあります。和のテイストがふんだんに取り入れられており、京都らしいホテルでした。
窓の外には美しい緑が満載の庭園が広がっており、目が癒やされます。緑は正義ですね。
ベッドはふかふかで快適です。デスクではPC作業も捗りました。アーロンチェアに慣れた身としては、椅子が固くないのがナイスです。
部屋は完全セパレートでリラックスして入浴できます。やはりユニットバスは面倒です。
夕方には舞妓さんの舞踊ショーがありました。外人さんが大勢いらっしゃいました。ご当地のショーということで、ナイスな企画です。
ショー終了後は記念撮影タイムもありました。こういうのは旅行の思い出になりますね。私は一人で見て、一人で記念写真を撮りましたけれども、めっちゃ楽しかったですヽ(´ー`)ノ
夕食は「The Grill」でグリル料理を堪能しました。窓から見える日本庭園がライトアップされていて美しく、ワインと料理のマリアージュが最高でした。
レストラン内に設置されている窯で焼いた出来立てホヤホヤの料理を食べられます。
メイン料理のステーキはジューシーで最高でした!
お誕生日の場合は無料でバースデーケーキを用意してくれます。卓越したサービスで嬉しい気持ちでいっぱいになります。
セントレジス大阪は卓越したバトラーサービス、贅を凝らしたゴージャスな空間、美味しい食事が突き抜けており、大変満足できるホテルです。
ミシュラン ガイド大阪編(2016)では、リッツカールトン、インターコンチ、帝国ホテルを抑えてNo.1に格付けされています。

JCBの上級カードを保有していると、このようなハイ・クオリティーのホテル・旅館で、JCB限定の特典を利用できます。
JCBプレミアムステイプランを利用できるクレジットカードの中で、最も年会費が低いのは「JCB GOLD THE PREMIER」(JCBゴールド ザ・プレミア)です。
JCBゴールドを保有して、2年連続でショッピングを100万円以上利用すると、必ずインビテーションが届きます。
JCBゴールド ザ・プレミアは、世界の130ヶ国・地域、約500の都市で約1,000ヵ所以上の空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティ・パスを無料で発行できます。

搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なくラウンジを利用できるのが大きなメリットです。格安航空券利用時も使えます。1日に2回以上ラウンジを利用することも可能です。
通常の年会費は399米ドルであるプレステージ会員が無料となります。1ドル107.33円(2018/4/14時点)換算だと年会費42,824円が無料になります。
レストランの合計代金やコース料金が30%引きになる優待サービス「ダイニング30」(サーティー)も利用可能です。詳細は以下にまとめています。

また、JR京都駅ビル内にある「JCB Lounge 京都」を利用できます。ドリンク、ガイドブック・情報誌の閲覧、手荷物の一時預かり、無料Wi-Fiなどのサービスが受けられます。PC作業もOKです。

JCBゴールドのカード年会費とは別に、JCBゴールド ザ・プレミアのサービス年会費が5,400円(税込)かかります。
しかし、これは初年度は無料ですし、2年目以降もショッピング利用金額が合計100万円以上だと無料となります。
つまり、JCBゴールド ザ・プレミアはJCBゴールドと全く同じ年会費でプライオリティ・パスなどの特典を享受できます。コストパフォーマンスに優れた非常にお得なゴールドカードです。

JCBゴールド ザ・プレミアを入手するためには、まずJCBゴールドに加入することが必要です。
次にお値打ちなカードとしては、JAL・JCBカード プラチナがあります。秀逸な宿泊施設を堪能できます。
JALグループでのマイル付与率が4%(2%+アドオンマイル2%)と高還元になります。USJのJCBラウンジを使えて、4時間待ちの大人気アトラクションを並ばずに乗れて、上質の空間で休憩できます。

同伴者1名無料の空港ラウンジ、プライオリティパス、往復の手荷物無料宅配、家族特約付きでブラックカードと同一水準の至高の保険、JCBプラチナの各種トラベル・ダイニング等のサービスが充実しています。

プラチナカードらしくコンシェルジュ・サービスが利用できるのが大きなメリットです。コンシェルジュはJCB THE CLASSと基本的には同一だと言われています。
JCB ザ・クラスにあってJAL・JCB プラチナにないのは、メンバーズセレクション(メンセレ)、ディズニーのラウンジ、ザ・クラス ダイニング、家族会員の年会費1名無料くらいです。
JAL・JCB プラチナは、ディズニー関連以外はほとんどJCB THE CLASSと同一の特典を享受できます。
それで年会費が20,520円安くてJALプラチナカード特典が付帯するので、「東京ディズニーリゾートに行かない」「JALによく搭乗する」という方にとっては、JCB THE CLASSよりもコストパフォーマンスが良いという考え方も可能です。
ディズニーに行かなかったら、ザ・クラスのメリットは減少し、JALに乗る機会がそこそこあるならJAL・JCBカード プラチナが魅力的です。
JAL・JCBカード プラチナの詳細、JCB THE CLASSとの比較については、以下で徹底解説しています。

ビジネス・プラチナカードのJCBプラチナ法人カードもJCBプレミアムステイプランを利用できます。
カードの名称からは意外なことに、法人だけではなく個人事業主でも申し込み可能です。法人格がなくてもOKです。
2017年10月24日からは自己申込可能なプラチナカード「JCBプラチナ」が登場しました。もちろんJCBプレミアムステイプランを利用可能です。
コンシェルジュ、USJラウンジ、グルメ・ベネフィット等の卓越したベネフィットを利用できます。

JCBゴールド、ゴールド ザ・プレミア、プラチナの相違点については、以下で丹念に解説しています。

JCBプラチナとザ・クラスの比較は以下で精緻に分析しています。

JCBプラチナはJCBの上級カードならではの類稀なT&Eサービスが魅力的です。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめのプラチナカードとしてJCBプラチナを挙げられていました。

JCBの最上位カードは「JCB THE CLASS」(JCB ザ・クラス)です。JCBの頂点に君臨しており、JCBのプロパーサービスは全て利用可能です。
年会費は54,000円(税込)です。家族会員の家族カードは8枚まで発行できて年会費は全て無料です。8名無料というカードは滅多にありませんね。パワフルです。
JCB THE CLASSは卓越したベネフィットが豊富です。その中でも主なメリットは以下のとおりです。
- 24時間対応コンシェルジュサービス
- プライオリティ・パス
- 東京ディズニーリゾートの会員専用ラウンジ
- メンバーズセレクション(年1回のプレゼント)
- ディズニーの秘密のレストラン「クラブ33」の予約(抽選)
- JCBプレミアムステイプラン(中にはザ・クラス会員限定のプランも)
- グルメ・ベネフィット(高級レストラン2名以上利用で1名無料)
- ダイニング30(飲食店で合計代金・コース料理が30%OFF)
- USJのJCBラウンジ
- 海外ラグジュアリー・ホテル・プラン
- JCB Lounge 京都
特に充実しているのは、ディズニーランド関連のオリジナル特典です。ディズニーリゾート内の会員専用ラウンジを利用できて、休憩後は待たずにアトラクションに搭乗できます。
メンバーズセレクションでは、ディズニーリゾートのパークチケット(パスポート)2枚、ディズニーグッズのセットが選べます。
年1回は夫婦や恋人でディズニーランドかディズニーシーを満喫できます。
パスポートは大人7,400円、グッズはダッフィー&シェリーメイのぬいぐるみだと6,800円なので、税込22,600円相当で年会費に占める金額はなんと約42%とパワフルです。
東京ディズニーランドの「クラブ33」も抽選で当選したら予約できます。一般人には入れない秘密のレストランに入れるのはファンタスティックで、大切な人とステキな思い出を作れます。
ディズニーランド内の秘密のレストランで家族や恋人と食事を楽しめるのはプライスレスなベネフィットです。
メンセレにはUSJスタジオ・パスとJCBプレモカードのセットもあり、年会費の半分近くはこれらの特典で元が取れてしまいます。
ディズニーやユニバーサル・スタジオ・ジャパンがお好きな方には絶大なメリットがあります。
コース料理1名分無料サービスは、コンシェルジュの対応が優れている点において、他の高級カードと比較しても、エッジ・優位性があります。

わが国が誇る国際ブランドJCBの最上位カードであり、ブラックカードと評価する声も多いです。ジョジョの奇妙な冒険で喩えると、第4部の副題「ダイヤモンドは砕けない」のようなカードです。
アメックス・プラチナ、ダイナースクラブ プレミアムカードに勝るとも劣らない卓越した魅力があります。アメプラ・黒ダイナースでも、JCB THE CLASSの魅力は砕けません。
2015年6月からのJCBのブランドメッセージは、日本国内では「世界にひとつ。あなたにひとつ。」であり、海外では「Uniquely Yours」です。
このブランドメッセージには、JCBがこれからも大切にしたいこと、「お客様志向」と「日本的」が反映されています。JCBの思いは以下の通りです。
それぞれの願い。それぞれの夢。お客様一人ひとりの、かけがえのない想い。
JCBは約束します。そのひとつひとつをしっかりと受けとめ、耳を傾け、かなえるお手伝いをすることを。
私たちは、日本で生まれた、ただひとつの国際カードブランドとして、「おもてなしの心」「きめ細やかな心づかい」で一人ひとりのご期待に応えていきます。
そして「便利だ」「頼れる」「持っていてよかった」と思っていただける、あなたにとっての世界にひとつを目指し続けます。
JCB THE CLASSはまさにこのブランドメッセージに込められたコンセプトを体現しているスーパーカードです。詳細については、以下で徹底解説しています。

JCB THE CLASSはインビテーションを待つ必要があり、取得まで時間がかかります。ただし、年収は高くなくても問題ありません。

JCB THE CLASSの特徴としては、JCBでの利用履歴が非常に重視される点が挙げられます。JCBの保有履歴が長いとインビテーションが届きやすい傾向にあります。
将来的に日本が誇る至高の煌めきを放つJCB THE CLASSへの道が開けるのが、JCBゴールド、JCBプラチナの大きなメリットの一つです。
現在、JCBゴールド、プラチナは2018年9月30日(日)の入会まで、期間限定でお得な新規入会キャンペーンを行っています。
ホテル編の対象一覧
以下では、JCBプレミアムプラン ホテル編にランナップされているホテルの一覧を掲載します。
2016年度(2016年4月~2017年3月)までのホテルです。クリックすると拡大します。
旅館編の対象一覧
以下では、JCBプレミアムプラン 旅館編にランナップされているホテルの一覧を掲載します。
2016年度(2016年4月~2017年3月)までの旅館です。クリックすると拡大します。