リクルートがポンタ(Ponta)と資本・業務提携し、2015年11月24日にリクルートポイントとポンタが統合しました。
ポンタは、ローソンなどの店舗で1ポイント1円で利用できるので、無双の利便性がある慈しみ深きポイントです。
これでリクルートポイントの利便性がストップ高比例配分連発となりました。
逆にポンタがリクルートが運営するじゃらん(宿泊予約)、ホットペッパーグルメ(居酒屋・レストラン予約)、ホットペッパービューティー(美容室)などで使えるようになります。
統合に先立ち、リクルートポイントとPontaポイントの相互交換が開始しました。交換比率はなんと1対1のイーブンです。リクルートカードの価値が格段に向上しました。
クレジットカード業界の序列に地殻変動が発生。Pontaを利用できるお店は全国で数十万以上となり、リクルートカードで貯まるポイントが使えるお店も同様です。
目次
リクルートポイントとPontaを取り巻く情勢
2015年11月にPontaとリクルートポイントの統合が深化して、リクルート関連サービスで原則としてPontaポイントが貯まります。
新しい会員サイト「Ponta Web」で、リクルートポイントとPontaポイントの交換が2016年2月2日(火)よりできるようになりました。
従来の交換単位は100ポイント単位でしたが、1リクルートポイントから交換できるようになり、利便性がUP。全てのポイントが一気に交換できるので便利です。
Pontaポイントからリクルートポイントへの交換は終了しました。
Pontaポイントはリクルート系のサービスに利用できるようになっており、Pontaポイントからリクルートポイントへ交換する必要性は皆無なので、特に問題はありません。
「Ponta Web利用手続き」(無料)が必要になります。これを行うと、ポイント交換のほか、Ponta提携店舗で加算されたPontaポイントをリクルートのWEBサービスで利用できるようになります。
また、リクルートのWEBサービスで得たPontaポイントをPonta提携店舗で利用できるようになります。
Ponta Web利用手続きには「Ponta会員ID」と「リクルートID」が必要です。
これまで旧来の会員サイト「Ponta.jp」にログインしてポイント通帳や各種コンテンツを利用していた方も、別途Ponta Web利用手続きが必要です。
ログイン後に、トップページ右側の手続きをするボタンを押すと、PontaカードをPonta Webに登録できます。赤色の箇所に手続きへのリンクが有ります。
Pontaカードに貯まっていたPontaポイントとリクルートのサイトで貯めていたポイントが統合されます。また、リクルートポイントをPontaポイントに移行できます。
「Ponta Web」において、PontaポイントをJALマイル、LINEギフトコード、dポイントに交換可能になります。
また、Ponta Webで様々なポイントをリクルートポイントに交換し、その後にPontaポイントに交換し、更にJALマイルに交換することもできます。
移行期間も1週間程度と短めです。交換手順については、以下で丹念に解説しています。
サクッと簡単に交換することが可能でマイラーにとっては嬉しい限りです。
キャンペーンなどで「リクルート期間限定ポイント」がもらえることがあります。
こちらは・Pontaポイントへの交換はできません。リクルート系のサイトでPontaポイント、リクルートポイントと合わせて使えます。
また、「サイト限定ポイント」がプレゼントされることもあります。じゃらん限定ポイント、ホットペッパーグルメ限定ポイントなどです。
そのサービスでだけつかえる限定ポイントです。Pontaポイント、リクルートポイント、リクルート期間限定ポイントとあわせて使えます。
Ponta Web上で、Pontaポイント、リクルートポイントの残高を確認できます。期間限定・サイト限定の内訳も表示できます。
リクルートカード以外にPontaポイントが貯まるクレジットカードについては、以下で精緻に分析しています。
Pontaとは
Pontaの特徴
ポンタはVポイントに対抗して三菱商事等によって作られた共通ポイントです。
au、ローソン、ライフ(2018年から全店)、ケンタッキー、GEO、apollostation、ビックカメラ・コジマ、タワーレコード、HMV、ピザハットなどの利用で貯まり、1ポイント1円で利用できます。
ほぼ現金同様の価値があると言えます。以下で徹底解説しています。
ポンタはLoppiお試し引換券で利用すると、価値が倍増!
ポンタは普通に使うと1ポイント1円ですが、ポン活で「ローソンお試し引換券」に利用すれば、20~110ポイントで多種多様な商品と交換可能。これが圧倒的にお得なレートになっています。
例えば、5月9日開始の期間は、50ポイントで定価132円のドールヨーグルトに、60ポイントで定価145円の金麦に交換できます。
もちろんスーパーではコンビニより安く買えますが、スーパーでの安売りを考慮してもなお、保守的に見て1ポイント1.5円の価値があります。
品物によっては、企業の販促が入っているのか、かなりの激熱レートでの交換もあります。私は直近では、173円のチューハイを60ポイントで交換しました。果汁50%という珍しいチューハイでした。
その他には、145円の第3のビールとチューハイを60Pontaで交換しました。
琥珀エビスは120ポンタ、キリンの淡麗プラチナダブル・サントリーの美味しいゼロ・アサヒのスーパーゼロ(350ml)は70ポンタで交換できます。
季節限定ビールや海外ビールとも交換できます。税込224円の冬物語、レーベンブロイ(350ml)は、100ポンタポイントで交換できます。
ローソンメルマガ会員にポンタの情報を登録してメルマガ購読すると、更にお得になる場合があります。
私はいつも酒類と換えてますが、食品類、お菓子、カップ麺、水、お茶など多様な商品と交換可能。手順については以下にまとめました。
リクルートのWebサイトでPontaポイントが貯まる
2015年11月24日からは、じゃらん・ホットペッパーなどのリクルートの運営サイトで貯まるポイントが、リクルートポイントからPontaポイントになりました。
対象サービス
じゃらんnet、じゃらんゴルフ、ホットペッパー グルメ、ホットペッパービューティー、赤すぐnet、赤すぐ出産祝い、MARQREL、Oisix × リクルートポイント、やっちゃばマルシェ、TABROOM STORE、三越伊勢丹×リクルート キノギフト、ERUCA、ショプリエ、Airウォレット、リクルートかんたん支払い、レアジョブ英会話リクルート校、人間ドックのここカラダ
リクルートポイントは消滅するわけではなく、今後も存続。リクルートのポイント連携サイトでは引き続き使えます。
サイト限定ポイント、リクルート期間限定ポイントも残り、これまでどおりリクルートのサービスのみで利用できます。
リクルートカード利用で加算されるポイントは、これまで通りリクルートポイントとなります。
Pontaポイントがダイレクトに貯まるようにはなりません。これは不便な反面、改悪リスクが減少しました。
Ponta会員IDを登録することで、リクルートポイントをPontaポイントに移行・交換できます。
Pontaポイントへの移行を行わない場合でも、じゃらん・ホットペッパー等では引き続き利用できます。
Ponta公式サイト「Ponta.jp」のサービスや機能が、リクルートポイントのWebサイトと統合して、新しい公式サイト「Ponta Web」になっています。
Ponta Web利用手続き(無料)を行うと、「Ponta特典交換」、「Ponta PLAY」、「Pontaリサーチ」等の各種サービスを利用できます。
リクルートポイントとポンタのポイント交換
リクルートポイントからPontaポイントへの交換は、2015年までは100ポイントからでした。しかし、 2016年2月からは1ポイント単位で可能です。
例えば、リクルートポイント777ポイントを持っている場合、Pontaポイント777ポイントに交換できます。
交換の手続きは簡単です。Ponta Webにログインして、「交換する」を選択して、リクルートポイントの行の「ポイント交換する」を選択し、画面に添ってボタンを押すだけです。
手続きが完了すると、即座に反映されます。これは嬉しいですね。ローソンで買い物する際や大戸屋で食事する際、リクルートポイントがあれば、さくっと手続きしてポイントで決済できます。
リクルートカードで貯まったリクルートポイントは簡単にPontaポイントに交換可能です。
Pontaポイントが最も還元率が高くなるのは、Loppiお試し引換券での交換です。
ローソンでLoppiを操作してほしい商品と交換できる場合は、さくっとリクルートポイントをPontaに替えて交換しましょう!!
Ponta WebでリンクしたPonta会員番号(カード番号)とリクルートIDの紐付けは解除できません。一度Pontaを退会して再登録する必要があります。
複数のリクルートIDで得たポイントを1つのPonta会員IDに集約することはできません。
リクルートカードで貯めたリクルートポイントを複数のPonta会員IDに分散させて、1日Ponta1枚につき2回までのLoppiお試し引換券を、3回以上使えなくなりました。
なお、リクルートポイントは「ショプリエ」というリクルートのアプリでパルコ商品券に交換できます。1,000ポイントが1,000円分になります。
パルコ商品券を金券ショップで売却すると、90~96%程度で売却できます。
リクルートポイントとポンタの交換レートは等価
1対1で激熱
リクルートポイントとポンタが1対1の比率で交換可能になり、かなり激熱になりました。
リクルートカードは還元率1.2%ですが、Loppiお試し引換でポンタを利用するならば、控えめに見て実質的な還元率は1.8%となります。
空前の超低金利時代に1.8%の還元率は熱いですね。au walletが2014年中は還元率5%でNo.1でしたが、auユーザーではない場合は、リクルートカードプラスを契約すると実質的な還元率は日本一です。
2016年以降は実質的にはリクルートカードがかなりの高還元となります。リクルートカードプラスの募集申し込み停止後も、リクルートカードは新規申し込みが可能です。
年会費無料のクレジットカードとしては還元率は高水準であり、VISAブランドの場合はnanaco・楽天Edyへのチャージでポイントが付与されるのが魅力的です。
なお、ローソンでの決済に関してはdカードが還元率が約3.78%で最強となっています。
統合後のリクルートカードの還元率
2015年の統合後は、リクルートカードの還元率が改悪されないかに注目でしたが、リクルートポイントとPontaポイントの相互交換が1対1になったにもかかわらず、リクルートカードの還元率は変わりませんでした。
nanacoチャージでのポイント付与は改悪となりましたが、通常利用での還元率は1.2%のままであり、この点については今後も改悪されなさそうな状況となっています。
リクルートカードについてはnanacoチャージにおいても還元率の改悪はなく、年会費無料のカードとしては高還元を享受し続けることが可能です。
リクルートはリクルートカード事業の単体では収益を上げることは想定していないとのことでした。ポイントをリクルートのサービスで使ってもらい、そちらで利益が上がればいいという考えです。
消費税は段階的に増税されており、2019年には10%になりました。マイナス金利の導入で金利は空前の低金利となっています。
こうした情勢下ではクレジットカード・電子マネーを上手く活用して、賢い生活を送りたいですね。
公式サイトリクルートカード公式キャンペーン
Pontaポイントとリクルートポイントを貯めやすいのはリクルートカード
Pontaポイントを貯めていく上で最もおすすめなのはリクルートカードです。還元率、電子マネーチャージなどが優れている万能戦士です。
ドラクエで言うところの勇者的な存在です。年会費無料で利用できるので使いやすいクレジットカードです。
国際ブランド |
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電子マネー・Pay・NFC決済 |
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- ETC
- 家族カード
- 分割払い
- リボ払い
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
年会費 | ポイント名 | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
無料 | 無料 | リクルートポイント |
還元率 | マイル還元率 | 発行スピード |
1.2% | 0.6% (JAL) | 1週間程度 |
- 1.2%の高還元!
- ポイントは便利なPontaポイント・dポイントに交換可能
- 年会費が無条件で無料!家族カードも無料
- 年200万円のショッピング保険が付帯(国内外)
- Visa/Mastercardは楽天Edy・SMART ICOCA・Kyash・楽天ペイもポイント対象
通常の利用では還元率1.2%であり、税金を支払えることで人気のnanacoチャージ、利用可能店舗数が日本最大級の電子マネー楽天Edyでのポイント還元率も1.2%です。
リクルートカードのポイントは、毎月の利用額合計の1.2%分が付与されます。利用1回毎に小数点が切り捨てられるわけではありません。良心的な制度です。
かなり細かくポイントが貯まり、無駄にならずに効率的に蓄積可能。1回の利用ごとに端数が切り捨てられるクレジットカードも数多くあります。
リクルートカードはカード利用でリクルートポイントが貯まります。じゃらん、ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティーなどのリクルートのサービスで利用できます。
これだと使い道が限定されて今ひとつですが、リクルートポイントはPontaポイントと相互交換が可能です。1ポイント単位で細かく交換できます。
Pontaポイントはローソン、ケンタッキー、GEO、シェル、ビックカメラ、コジマ、ピザハット、ライフなどで1ポイント1円にて使えるので利便性が高いです。
ジャンル | 店舗名 |
---|---|
コンビニ・スーパー | ローソン、ローソンストア100、ライフ、ニシムタ、成城石井(一部店舗) |
通販・ネットショッピング | ポンパレモール、HMV&BOOKS online、サンプル百貨店、cotoco、Oisix |
グルメ・飲食 | ケンタッキーフライドチキン、ホットペッパーグルメ、カフェミラノ |
百貨店・ドラッグストア | 高島屋、大和、アルビス、トモズ |
家電 | ビックカメラ、コジマ、ソフマップ |
トラベル | じゃらんnet、JAL、京阪グループホテル、ルートインホテルズ |
カーサービス | apollostation・出光・シェル、じゃらんレンタカー |
ファッション・美容 | AOKI、ジャンブルストア、セカンドストリート、タカシマヤコスメティックス、ホットペッパービューティー |
医療・保険 | Dental Ponta、Pontaかんたん保険 |
エンタメ・本 | 丸善ジュンク堂書店、ゲオ、ゲオ宅配レンタル、HMV、三洋堂書店 |
スポーツ・ゴルフ | ヒマラヤ、じゃらんゴルフ |
PontaポイントはJALマイルとの交換も可能です。詳しくは以下で徹底解説しています。
移行期間も1週間程度と短めです。交換手順については、以下で丹念に解説しています。
Pontaは普通に使うと1ポイント1円ですが、ポン活で「ローソンお試し引換券」に使うと、お茶、お酒、コーヒー、お惣菜、ヨーグルト、お菓子、カップ麺などの多様な商品と交換できます。
この交換レートが激烈にお得となっており、Pontaポイント1ポイントで1.5~3円相当の商品と交換できます。リクルートカードの還元率が実質1.8%~3.6%となります。
特にスイーツや酒類が充実しているので、好きな方にとってPontaポイントは驚異的にお得なポイントです。
私は晩酌代をほぼ全てPontaで賄った時期もあります。新作のビール類・チューハイ類はほぼ確実に登場します。
その他、リクルートカードの詳細については、以下で徹底解説しています。
専門家がおすすめのJCBカードでもあり、実際に発行して使い倒したところ、日々のお買い物や電子マネーチャージでザクザクとポイントを得られました。
活用していくと家計が頑健化します。日々の生活を豊かに彩ることができます。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「高還元カード」としてリクルートカードを挙げられていました。
また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、電子マネーチャージにおすすめのカードとしてリクルートカードを挙げていらっしゃいました。
リクルートカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
Pontaポイントを効率的に貯めるには、リクルートカードの利用が最強です。年間50万円使うとすると、リクルートカードならPontaポイントが6,000ポイントも貯まります。
公式サイトリクルートカード公式キャンペーン