クレジットカードの引き落とし日・締め日・支払日や残高不足の対応方法を解説!

更新日: クレジットカード

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クレジットカードを利用する際、引き落とし日はしっかりと把握しておくことが必要です。

それとあわせて、締め日についても知っておけば、より計画的にカードを利用できるようになります。

この記事では、クレジットカードの引き落とし日の仕組みについて、注意点を網羅してわかりやすく徹底的に解説します。

万が一残高不足になった場合の対処方法についても解説しますので、カードの利用に役立ててください。

クレジットカードの引き落としの締め日/確定日/支払日

クレジットカードでの締め日・支払日・確定日はいずれも異なります。それぞれどのような意味を持つのか、見ていきましょう。

締め日とは

締め日とは、クレジットカードの請求金額が決まる日のことです。締め日によって利用分が1カ月単位で区切られます。

例えば締め日が15日となっている場合、前月16日から当月の15日までの1カ月の分が1回の請求対象となります。

締め日に土日祝日は無関係です。締め日はクレジットカード会社によって異なるため、必ずしも月末になるわけでもありません。

また締め日は原則として利用者が指定できるものでもなく、クレジットカード会社の定めた決まりに従うことになります。

計画的にクレジットカードを利用するには、締め日を意識することが大切です。

支払日とは

締め日に対して支払日とは、実際に銀行口座から請求金額が引き落とされる日を指します。

例えば15日が締め日で、翌月10日が支払日の場合、当月15日で確定した金額が、翌月の10日に引き落とされることになります。

支払日は金融機関の営業日であることが必要なため、平日となります。支払日が土日祝日となる場合、その直前か直後の平日に変わることが通常です。

例えば2020年8月10日の場合は祝日なので、8月11日(火)となるカードが大多数です。クレジットカードの規約をしっかり確認しておきましょう。

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確定日とは

確定日は利用者に直接関係のある日ではないですが、参考として知っておきましょう。

加盟店はカード利用者から直接金銭を受け取らないため、クレジットカード会社へ請求することとなります。

その請求内容・利用金額が確定する日のことを、確定日といいます。

クレジットカードの締め日/支払日の例

日本国内の主要なクレジットカード会社について、締め日・支払日をまとめます。

クレジットカード会社名 締め日 支払日
リクルートカード 15日 翌月10日
楽天カード
(専門家のおすすめカードランキング1位)
月末 翌月27日
三井住友カード 15日 翌月10日
月末 翌月26日
エポスカード 4日 翌月4日
27日 翌月27日
イオンカード 10日 翌月2日
ダイナースクラブカード 20日 翌月10日
オリコカード 月末 翌月27日
セゾンカード 10日 翌月4日
JCBカード
(専門家のおすすめJCB)
15日 翌月10日
アメリカン・エキスプレス 3日頃 同月26日
7日頃 同月21日
19日頃 翌月10日 

三井住友カード・エポスカードなどのように、締め日・支払日を複数のパターンから選べるクレジットカード会社もあります。

これをうまく活用すると、支払日を1カ月伸ばすことができます。例えば三井住友カードで締め日を月末にする場合、利用日が5/31だと6/26日には支払わないといけません。

しかし利用日を月初の6/2などにすれば、支払日が7/26となるので、およそ1カ月延長できることになるのです。

自分がいつカードを利用するかを考えたうえで、うまく締め日を設定すれば、支払いの猶予期間を長くすることができます

キャッシュ・フローが楽になるので、できる限りキャッシュアウトを先送りしたい場合は工夫しましょう。

引き落としに指定できる金融機関

クレジットカードの口座引落しについては、どの金融機関でも指定できることが多いです。

例えばオリコカードの場合、都市銀行・地方銀行は「すべてお取扱できます。」と明記されています。

一例として、代表的な金融機関は以下のとおりです。

区分 銀行名
都市銀行 ・三菱UFJ
・三井住友
・みずほ
・りそな
信託銀行 ・三菱UFJ信託
・SMBC信託
・みずほ信託
ネット銀行 ・楽天
・新生
・住信SBIネット
地方銀行 ・横浜
・福岡
・常陽
・千葉
・八千代

残高不足を起こした時の対処法

支払日に口座の残高が不足していると、請求金額の引き落としができません。その場合の対処方法について知っておきましょう。

会員サイトからのPay-easyや銀行振込で繰り上げ返済

クレジットカード会社によっては、引き落としエラーになった場合の対処方法が明示されていることもあります。

一例としてセゾンカードは、会員サイトからPay-easyで返済できます。手数料無料なのでユーザーフレンドリーです。

「明細確認・お支払い方法変更」→「Net入金(Pay-easy)」と進み、画面の案内に沿って手続きしましょう。

セゾンカードのNet入金(Pay-easy)への導線

また、振込先銀行口座も明示されているので、オンラインバンキングの契約がない場合は振り込みで返済できます(口座番号の確認)。

更に近くのセゾンATMにクレジットカードを入れて、返済することも可能です。1円単位で支払えるので便利!

セゾンカードのATM

返済方法が不明な場合はまず電話

会員サイト等に引き落としができなかった場合の対応方法が書かれていない場合、すぐにクレジットカード会社に電話をして相談しましょう。

印象をこれ以上悪化させないために、自分から連絡を入れることが大切です。遅延損害金を請求されるなどの事態につながることもあるため、放置するのは厳禁です。

いくつかのカード会社の問い合わせ先をご紹介します。

カード会社名 電話番号 営業時間
JCB 06-6944-2222 24時間
三井住友カード ・東京:03-6738-7117
・大阪:06-6445-3165
平日の9:00~17:00 
(土・日・祝日・12/30~1/3休)
楽天カード 0570-66-6910 9:30~17:30

お金がある場合はすぐに銀行振り込み

ノートパソコン

支払金額を用意できるなら、請求金額分をすぐに支払うのがベストです。クレジットカード会社が指定する銀行口座へ振り込みましょう。

電話で連絡を入れたときに、オペレーターから口座番号などを聞けるため、電話を切ったらすぐに振り込みを完了させましょう。

会社によっては、振り込みではなく、再引き落としでの対応となることもあります。

「〇月〇日に再度引き落としをしますので、それまでに口座にお金を用意しておいてください」などとアナウンスされるパターンです。

例えば三井住友カードの場合、三井住友銀行なら毎日再引き落としをかけてくれるので、銀行口座に入金しておけばOKです。

JCBは再引き落としの対応銀行が多いのが特徴です。

クレジットカードにはそれぞれ銀行口座からの引き落とし日(口座振替日)が設定されています。JCB発行のクレカの場合は、15日締め→翌月1...

お金がない場合は状況や返済計画を伝える

どうしてもお金が用意できなくて、振り込みや再引き落としに対応できない場合も、クレジットカード会社に連絡を入れて相談しましょう。

支払い期限の延長、リボ払い・分割払いへの変更などの対応を取ってもらうことが必要となります。

相談の際は、状況を正直に話して、返済計画を伝えることが必要です。以下のように具体的に伝えるとよいでしょう。

対応方法の例

  • 10万円の一括払いについて、10回の分割払いに変更して支払う
  • 利用分すべてをリボ払いに変更する
  • 今回の引き落とし分について、次回の引き落としのタイミングで一緒に支払う

ただし、カード会社の規定・ルールにより、希望する返済計画には対応できないこともあります。

延滞した場合のリスク

パソコンを見て驚く女性

クレジットカードの引き落としができず、延滞した状態になると、さまざまなリスクが発生します。

期日を過ぎた場合、遅延損害金が発生

支払いを延滞すると、遅延損害金が発生してしまいます。延滞金の額は、引き落とし日から、返済が終わるまでの日数で算出されます。

ショッピングの損害金は利率14.6%前後のクレジットカードが多いです。例えば、10万円の支払いが2カ月遅れたら、10万円×14.6%/12*2 = 2,433円が損害金となります。

請求金額が増えてしまうことになるため、極力避けたいところです。

クレジットカードが利用停止になることもある

クレジットカードの引き落としエラーとなると、多くのカード会社では延滞分が返済されるまで、クレジットカードの利用が停止となってしまいます。

アメックスなど一部のカード会社は、1回だけの延滞で即停止となることはほとんどなく、すぐに振り込んだ場合や、再引き落としで支払ったなどの場合は、問題なく利用を続けることができます。

ただし常習犯と判断されてしまうと、話は別です。2カ月連続で、1年に3回以上など、頻繁に残高不足が発生する場合、利用停止となってしまうこともあります。

支払いをしないまま放置するとブラックリストに載る

CICの信用情報開示報告書

基本的には、自分からすぐ連絡する、すぐ振り込むなど、誠実な対応をすれば、よほどのことがない限り信用情報機関に事故情報が記録されたり、当該カード会社の自社ブラックリストに掲載されることはないです。

ただし、クレジットカード会社に連絡を入れることなく、支払いを放置した場合は信用情報機関に事故情報が登録され、かつ当該カード会社のブラックリスト入りとなってしまいます。

信用情報機関に遅延情報が載ってしまうと、クレジットカードの審査に落ちる、ローンが組めない(仮に契約できる場合も高金利)など、さまざまな悪影響を及ぼします。

支払いを踏み倒した場合、強制解約&信用情報機関に事故情報が登録

残高不足になり、そのまま放置して支払いから逃げた場合、契約していたクレジットカードは強制解約となります。

利用停止よりも重い措置であり、一方的に解約されてしまいます。カードが手元に残っていても、強制解約以降は一切利用できません。

強制解約になっても、利用者の情報はクレジットカード会社の社内に残り、そのカード会社は二度と利用できない可能性が大きいです。

要注意人物とみなされるため、再度申し込んでも審査に通ることはまずありません。

その他のカード会社に申込んでも、信用情報機関に登録されている事故情報を閲覧できるため、契約が厳しくなります。

クレジットカードの引き落としに関するQ&A

指をさす笑顔の女性

引き落としについてよくある質問と回答をまとめます。

クレジットカードの引き落とし時間はいつ?

引き落とし日の何時に引き落とされるのか、具体的な時刻はクレジットカード会社によって異なります。

支払日同様、引き落とし時間もそれぞれバラバラです。早朝や午前に1回だけ行うこともあれば、1日に複数回行うこともあります。

残高不足状態でも、入金があり次第引き落としとなるケースも存在します。

例えば三菱UFJ銀行では、残高不足になると当日に銀行から通知メールが届き、19時までに入金すれば再引き落としをしてもらえるケースがあります。

また、以下の銀行でも当日での再引き落としに対応しています。

  • 三井住友銀行(18時まで)
  • みずほ銀行(18時まで)
  • ゆうちょ銀行(21時まで)

引き落としの作業自体も、厳密にはクレジットカード会社ではなく銀行などが行っているため、クレジットカード会社に問い合わせても明確には教えてもらえません。

時間はいつになるか断定できないので、前日までに入金しておくことが必要です。

引き落とし口座を変更する方法は?

多くのクレジットカード会社では、口座変更は会員専用のサイトから簡単にできるようになっています。

夜間など自分の都合の良いときに変更でき、口座変更のための費用が発生することもほとんどありません。

例えば、三井住友カードの場合は以下の手順で手続きをします。

  1. 会員専用サイトにID・パスワードでログイン
  2. 変更したい金融機関名・支店・預金科目・口座番号などを入力
  3. 入力した情報を確認して送信
  4. 変更する口座の金融機関のサイトで情報を入力
  5. 新しい口座での引き落とし開始日が決定

口座の新規登録の場合と同じように、口座変更の場合も、クレジットカードの名義と同一名義の口座である必要があります。他人名義の口座にすることはできません。

引き落とし金額/お支払い金額を確認するには?

クレジットカードと硬貨

口座変更と同様に、支払いに関しても会員専用のサイトにログインすれば確認できることがほとんどです。支払い金額に加え、一括払い・分割払い・リボ払いの内訳、利用可能枠なども確認できます。

「ちょっと使いすぎてしまったかも……」「あといくら利用できるのか知りたい」などの場合に、いつでも情報を照会できるので便利です。

また、一括払いにしていたけれど支払いが苦しいという場合、あとから分割払いやリボ払いなどに変更できる機能を持った会員サイトもあります。

手数料が発生するので注意は必要ですが、うまく利用することで1回あたりの支払額を下げ、延滞になるのを防ぐことも可能です。

まとめ

カレンダー

クレジットカードの引き落としでは、請求金額が決まる締め日、実際に口座からの引き落としがされる支払日があります。

クレジットカードを利用するうえで重要なルールなので、頭に入れておきましょう。

具体的な締め日・支払日は、各クレジットカード会社によって違います。

中には複数のパターンから選べる会社もありますので、給与が振り込まれる日などを考慮して、最適なタイミングを選ぶと良いでしょう。

もし支払日に残高不足を起こしたときは、会員サイトからPay-easyで返済できる場合や、会員サイト・請求明細などで振込先口座を確認できる場合は、迅速に支払いましょう。

引き落としエラー時の支払い方法が不明の場合は、一刻も早くクレジットカード会社に電話をしてください。

オペレーターと相談したうえで、すぐに銀行振込をするなり、返済計画を伝えるなりの対応をしましょう。

請求金額が支払えずに延滞となると、遅延損害金の発生・信用情報機関への登録・ブラックリストの掲載などのデメリットが生じます。

将来的な不利益も大きいので、放置しないで対処してください。

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