利便性が極めて高い楽天ポイントが貯まるクレジットカードが楽天カードです。
楽天市場ではスーパーポイントアッププログラム(SPU)によって無条件でポイント3倍~17倍となります。
楽天ポイントは、楽天ポイントカードを使うとリアル店舗でも利用できます。
年会費・発行料金は無料で一切費用はかかりません。お得な入会キャンペーンも有名なクレカです。
14年連続顧客満足度 No.1(※2022年度日本版顧客満足度指数調査 クレジットカード業種)となっており、人気を博しています。
格安ゴールドカードの楽天ゴールドカードが改悪されたので、楽天カードの優位性がアップしました。
国際ブランド |
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電子マネー・Pay・NFC決済 |
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- ETC
- 家族カード
- 分割払い
- リボ払い
- 海外旅行保険
年会費 | 発行スピード | |
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本会員 | 家族会員 | |
無料 | 無料 | 最短3営業日 |
還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
1.0% | 0.5% (ANA) | 楽天ポイント |
- SPUにて楽天市場でポイント3倍~17倍
- 年会費が無条件で無料
- ポイントの有効期限は年1回の利用で無期限
- 海外で便利な旅行保険・付帯サービス
- 傷害・疾病治療費用保険が最高200万円
楽天カードのメリット・デメリット・使い方について、2024年9月の最新の状況を解説します。
公式サイト楽天カード 公式キャンペーン
目次
楽天カードの基本情報
年会費
年会費は本会員・家族会員のどちらも無料であり、使いやすい年会費無料カードです。
楽天カードのコスト | 費用 |
---|---|
入会金・発行手数料 | 無料 |
年会費 | 無料 |
ETCカード年会費 | 500円+税 ※楽天PointClubがプラチナ以上なら無料 |
データ維持費・事務手数料など | 無料 |
更新手数料 | 無料 |
解約手数料・違約金 | 無料 |
本会員カード1枚につき、家族カードの発行可能な枚数は最大5枚。生計を同一にする配偶者、親、高校生を除く18歳以上の子供が申し込めます。同性パートナーも家族会員の対象。
ただし、楽天カードの入会キャンペーンは数千円相当と豪華なので、できる限り家族カードではなく家族それぞれが本人カードを作る方がお得です。
本会員に学生、主婦、パート、アルバイトでも申し込めます。
夫婦それぞれが本会員カードを作る場合と、家族カードを作成する場合のメリット・デメリットについては、以下で精緻に分析しています。
国際ブランド
楽天カードの国際ブランドには、Visa・Mastercard・JCB・アメックスの4種類があります。ダイナースはありません。
基本的な機能は同じです。相違点は電子マネーへのチャージと加盟店数、カードデザイン、各国際ブランド独自の特典です。
JCBだと一部でJCBオリジナルシリーズなどおすすめのJCBカードと同一の特典も使えて、JCB PLAZAなどのJCBカード特典が充実しています。
VISAとMastercardの方は、世界中で加盟店が多いのがメリットです。地球上で幅広く使える決済力があります。
クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で1位、Mastercardが約29%で2位です(NILSON REPORT 2023年5月)。この2つで約68%と圧倒的なビッグ2となっています。飛車角です。
- Visa:38.73%
- Mastercard:28.97%
- UnionPay(銀聯):23.45%
- Amex:4.61%
- JCB:2.53%
- DinersClub/DISCOVER:1.72%
楽天カードは数あるVISA/Mastercardの中でも、おすすめのVISAカード、おすすめのMastercardに位置づけられるハイ・クオリティー・カードです。
アメックスブランドのカードは、アメリカン・エキスプレス・コネクト等のAMEX共通特典を利用できるのがメリットです。
各国際ブランドの違いを比較すると、下表のとおりです(※楽天カードの国際ブランドの比較)。
項目 | Mastercard | VISA | JCB | Amex |
---|---|---|---|---|
Apple Pay | ○ | ○ | ○ | × |
ポイント付与の電子マネー | 楽天Edy | ・楽天Edy ・ANA JCB プリペイドカード 経由ならモバイルSuica | 楽天Edy | |
使える店舗 | ◎ | ○ | ○ (一部ポイント5倍) | |
デザインカード (※) | △ | ○ | ○ | △ |
タッチ決済 | ○ | ○ | × | × |
Amazon | 0.2% | 1% | 1% | 1% |
独自キャッシュバック | × | × | × | ◯ |
※Visaとアメックスはお買いものパンダデザインのみ(企業提携は除く)
カードデザイン
楽天カードには人気のお買い物パンダデザインがあり、その他多様なデザインの楽天カードがあります。
楽天カードの種類
楽天カードには、女性向けの楽天PINKカードがあります。楽天カードと内容はほぼ同じで、オリジナルの有料付帯サービスがついてきます。詳細は以下で解説しています。
2016年2月に新しく出た「楽天ANAマイレージクラブカード」は、カード利用で楽天ポイントではなく、ANAマイルを貯めることが可能です。
また、ANAマイレージクラブカード(AMC)と同一の機能が付いており、ANAマイル加盟店での提示でマイルを貯められます。
他の基本的な内容は楽天カードと同一です。楽天PINKカードのANAマイレージクラブカードでは、PINKカードのオプションとAMC機能が利用できます。
その他、楽天カードの種類をまとめると下表のとおりです。
カード名 | 国際ブランド |
---|---|
楽天カード | VISA、Mastercard、JCB、アメックス |
楽天PINKカード | VISA、Mastercard、JCB、アメックス |
楽天ANAマイレージクラブカード | VISA、Mastercard、JCB |
楽天ゴールドカード | VISA、Mastercard、JCB |
楽天プレミアムカード | VISA、Mastercard、JCB、アメックス |
楽天ブラックカード | VISA、Mastercard、JCB、アメックス |
楽天銀行カード | JCB |
楽天カード アカデミー | VISA、JCB |
楽天ビジネスカード | VISA |
楽天ETCカード | ETC専用カード |
各楽天カードの比較
実際に楽天カードを使い倒したところ、諸々の特典の賜物で大量の楽天ポイントを得られたのが嬉しかったです。
どの楽天カードもお得なベネフィットが豊富なハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「メインカード」として楽天カード、ゴールドカードとして楽天ゴールドカード、空港ラウンジがお得なカードとして楽天プレミアムカードを挙げられていました。
また、クレカの専門家・菊地崇仁さんも、おすすめの年会費無料カードとして楽天カード、ゴールドカードとして楽天プレミアムカードを挙げていらっしゃいました。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマも、楽天カードを高く評価しています。
おすすめのクレジットカードランキングではなんと1位!
2021年6月に入ってからは、幅広い組み合わせで異なる種類の楽天カードを同時保有することが可能になりました。
また、異なる国際ブランドやデザインカードを追加して2枚持ちできます。
楽天カードの最大のメリットはお得なポイント還元
カード利用で基本1%の楽天ポイント還元
楽天カードのポイント還元率は1%です。街での買い物でもネットでも、100円(税込)につき1ポイント楽天ポイントが貯まります。これが主なメリットです。
税抜ではなく、税込なのが地味なメリットです。税抜980円(税込1,058円)といった場合は端数が無駄になりにくく効率的にポイントが貯められます。
しかも、利用1回ごとではなく、毎月の利用額合計の1%分が付与されるので、1ヶ月間で切り捨てられる最大額はたったの99円です。
例えば、一般加盟店にて1ヶ月間で103円の買い物を10回した場合、合計は1,030円であり、このうち1,000円がポイント付与の対象となります。
一例として以下は391,312円の利用で3,913ポイントが貯まった例です。無駄になった利用金額はたったの12円!
かなり細かくポイントが貯まり、無駄にならずに効率的に貯められます。1回の利用ごとに端数が切り捨てられるクレジットカードも数多くあります。
例えばライバルのPayPayカードは1利用ごとに100円未満の端数が切り捨てられてしまいます。
楽天カードは極限まで無駄なく効率的にポイントが貯められます。年会費が22,000円(税抜)のダイナースクラブカードも改悪されて1回毎となった中でパワフル。
ETCカード利用時もポイントが得られます。ただし、一部の公共料金がポイント還元率が0.2%なのがデメリットです。
また、一部の電子マネーチャージなど、ごく一部の利用分はポイント付与の対象外となります。
楽天カードで貯まり、楽天経済圏のコアである楽天ポイントは以下で精緻に分析しています。
楽天カードの利用限度額は原則として100万円ですが、最高300万円まで上昇する可能性があり、プラチナカード級となっています。メインカードとしてガンガン活用することが可能です。
楽天市場でのお買い物がお得(SPUで3%以上の還元)
楽天カードにて楽天市場・楽天ブックスでお買物すると、誰でも毎日ポイント3倍~17倍となる特典があります。
サービス | 倍率 | 達成条件 |
---|---|---|
基本還元率 | 1倍 | 楽天市場での基本ポイント還元 |
楽天カード | +2倍 | 楽天カード(種類問わず)でお買い物 |
楽天銀行+楽天カード | +1倍 | 楽天銀行の口座で楽天カード利用料金の引落し0.5倍 給与・賞与・年金の受取:0.5倍 |
楽天市場アプリ | +0.5倍 | 楽天市場アプリでのお買い物 |
楽天証券 | +1倍 | 楽天ポイントコースとマネーブリッジを設定の上 └ 計3万円以上のポイント投資(投資信託)で+0.5倍 └ 計3万円以上のポイント投資(米国株式 円貨決済)で+0.5倍 ※米株積立および買付手数料無料海外ETF(9銘柄)除く |
楽天モバイル | +3倍 | Rakuten最強プラン契約でダイヤモンド ※非ダイヤモンドなら+2倍 ※スーパーホーダイ組み合わせプランは+1倍 |
楽天モバイルキャリア決済 | +0.5倍 | 合計2,000円(税込)以上利用 |
楽天ひかり | +1倍 | 契約 (Rakuten TurboもOK) |
Rakuten Fashion | +0.5倍 | Rakuten Fashionアプリで、 Rakuten Fashion商品を月1回以上お買い物 |
楽天ブックス | +0.5倍 | 月1回1注文1,000円以上 |
楽天kobo | +0.5倍 | 月1回1注文1,000円以上 |
楽天トラベル | +1倍 | 対象サービス・対象期間で5,000円(税込)以上利用 |
楽天ビューティ | +0.5倍 | 月1回3,000円以上利用 |
楽天Pasha | +0.5倍 | トクダネ対象商品を購入&レシート申請し、 合計300ポイント以上の獲得 |
楽天ウォレット | +0.5倍 | 月に合計30,000円以上暗号資産現物を購入 (ポイント交換含む) |
楽天でんき | +0.5倍 | 利用額5,500円(税込)以上& クレジットカード決済完了 |
合計 | 17倍 | 最大で楽天ポイント16.5倍(楽天経済圏の真骨頂) |
スーパーポイントアッププログラム(SPU)という名前で、5倍は多くの方に現実的です。
エントリーは不要で面倒な手間はなく、家族カードもSPUのポイントUPの対象となるのでユーザーフレンドリーです。
楽天カードを利用すると+2倍で、通常のショップポイント(1%)を含めて合計3倍(3%還元)となります。
また、引き落とし口座を楽天銀行にするだけでポイントUPするのはバリューが高いです。私はこれだけで3,411ポイントを獲得したこともありますよ(現在は1,000ポイントが上限)!
また、5と0のつく日を活用すると、容易に5%還元までは達成できるのでお得です。
多額のお買い物を行うと、SPUでザクザクと楽天ポイントが貯まるのでバリューが高いです。以下はなんと22,543ポイントを獲得した履歴です。
更に楽天トラベルの利用で+1倍、楽天ビューティの予約&来店で+1倍、楽天モバイルの利用で最大+3倍、楽天証券での投信・米国株購入で+1倍、楽天ブランドアベニューで+1倍、その他をクリアすると最大17倍です。
楽天市場の基本1%、楽天カードの基本1%(合計2%)以外は期間限定ポイントとなります。
SPUで得られる上乗せポイント数は、月間上限が決まっています。
5と0のつく日はポイント+1倍
SPU以外では、5と0のつく日のポイント+1倍もお得感があります。こちらのキャンペーンの上限ポイント数は月間1,000ポイントです。
楽天市場で2万円使うと街でポイント2倍キャンペーン
期間中にエントリーのうえ、楽天市場で楽天カードを合計2万円以上利用すると、街での利用分のポイントが2倍となるキャンペーンを定期的に開催しています。
特典(+1%)の上限は1,000ポイントで期間限定ポイントです。
楽天買い回りセールでは更に高還元
楽天市場は最大ポイント10倍の買いまわりキャンペーン(楽天スーパーセール・お買い物マラソン)を定期的に開催しています。
複数のショップで1,000円以上購入するごとにポイントがアップするのが魅力的です。
定期的に購入する日用品をお気に入りに登録しておき、楽天スーパーセールのタイミングでポチポチと買うだけで、ポイント還元率を高めることが可能になります。
楽天ふるさと納税の寄附金も、楽天市場内の通常のお買い物と同様の取り扱いでポイントUP!
楽天スーパーセールでのポイントアップ、SPUは重複適用されるのでお得です。
例えば、SPUで5%が適用されていて、楽天スーパーセールでポイント10倍(+9%)となっていると、合計還元率は14%となります。
SPU | 楽天スーパーセール | 合計 |
---|---|---|
4% | 9% | 13% |
5% | 9% | 14% |
6% | 9% | 15% |
7% | 9% | 16% |
8% | 9% | 17% |
9% | 9% | 18% |
ただし、楽天スーパーセールでのポイントボーナス分は7,000ポイント等の上限が設定されており、SPUにもそれぞれ上限があります。
例えば30万円や50万円など多額の買い物や旅行予約をした場合、上限に到達してしまうので注意しましょう。
街のポイント優待店舗では1.5~3%還元
街のポイント優待店舗で楽天カードを使うと100円につきポイントが1.5~3倍貯まります。対象店舗は時期によって入れ替わりがあります。
有名なチェーン店の加盟店としては、ENEOS、モンテローザグループ、高島屋グループの商業施設、ドラッグイレブン、鳥貴族、てもみん、快活CLUB、得タクネットワークなどの実績があります。
事前エントリーが必要な店舗も存在。一度エントリーしたら、利用対象期間の支払いであれば、何度でもポイントアップを享受できます。
反復継続的に支払う電気・ガス料金では、ENEOSでんき・ENEOS都市ガスの場合、1.5%還元。こちらはエントリー不要でユーザーフレンドリーです。
ENEOSでの利用がお得
楽天カードのポイント加盟店の中で、特に使えるのはENEOSです。ENESOでの利用で楽天カードを使うと、1.5%還元となります。
ENEOSカードは会員価格が適用されて、ガソリンが割引価格となるSSが多いので、ヘビーユーザーならばやはりENEOSカードが候補となります。
しかし、たまにしか使わないという場合は、楽天カードで決済するとお得。ガソリンがお得に給油できるクレジットカードとしても活用できます。
楽天ペイならポイント二重取りで1.5%還元
楽天ペイで支払うと、2020年7月1日以降は嬉しい楽天ポイント還元を享受できます。
- 楽天キャッシュ払い:1.0%
- 楽天カードからチャージした楽天キャッシュ払い:合計1.5%還元(チャージ0.5%+利用時1%)
- 楽天ポイント払い:1.0%
- 楽天カード払い:1.0%
楽天カードからチャージした楽天キャッシュ払いだと、ポイント二重取りで合計1.5%還元となり、パワフルな楽天ポイントを獲得できます。
また、クレカのポイント等とは別に楽天ポイントを得られるキャンペーンが開催されることがあります。
公式サイト楽天ペイのキャンペーン一覧
楽天カードには楽天ポイントカード機能もあって便利
楽天ポイントカードという楽天ポイントカード加盟店での買い物に、楽天ポイントを使えるカードがあります。
マクドナルド、ミスタードーナツ、ファミリーマート、ポプラ・生活彩家、吉野家、すき家、ツルハドラッグ、サンドラッグ、大丸・松坂屋、apollostationなどで利用できます。
楽天ポイントカードの最大のメリットは、期間限定の楽天ポイントも利用できることです。コンビニやミスタードーナツにてお手軽に消化することが可能です。
期間限定ポイントが50ポイントある状況で、268円の商品をコンビニで買いました。
すると、見事に期間限定ポイントから消化されました。これは便利ですね。
楽天ポイントカードで楽天ポイントが利用された際には通知メールを飛ばす設定も可能です。
楽天カードはクレジットカード、共通ポイント、電子マネーが三位一体となったカードです。
お財布に入れるカードの枚数を減らすことができ、様々なシーンでザクザクと楽天ポイントを貯めて使えます。
電子マネーチャージ・プリペイドカードにも強み
ANA JCB プリペイドカード経由で最大1.65%還元!
ANA JCB プリペイドカードは、JCB加盟店で、事前にチャージ(入金)した金額分を利用できるJCBプリペイド機能と、ANAマイレージクラブの機能が1枚になったカードです。
ANA JCB プリペイドカードの年会費・チャージ手数料・発行手数料は無料です。
唯一かかるコストは500円(税抜)の利用開始手数料です。ただし、2025年3月31日までは無料で発行できます。
ANA JCB プリペイドカードはカード利用で0.5%~0.65%のANAマイルかキャッシュバックを享受できます。電子マネーチャージは対象外です。
楽天カード(JCB)からANA JCB プリペイドカードへのチャージは、2023年6月時点ではポイント付与の対象です。
実際に1,000円チャージしたところ、しっかりと10ポイントを獲得できました。
したがって、以下のルートでポイント二重取りが可能です。
- 楽天カード(JCB)→ANA JCB プリペイドカードにチャージ(1%還元)
- ANA JCB プリペイドカードでショッピング(0.5~0.65%還元)
一般のJCB加盟店では、楽天カードでチャージしたANA JCB プリペイドカードを利用すると、1%の楽天ポイントと、0.5%~0.65%のマイルかCBを獲得できます。
合計で最大1.65%還元となります。1マイルの価値を2円と考えると、合計還元率は実質2.0%~2.3%です。
訴求力の高いポイント二重取りが可能です。将棋において飛車だけよりは、飛車・角の方が強いのと同様に、ポイントも一つだけよりは二つ獲得できる方が嬉しいですね。
ただし、チャージがポイント付与対象外となる改悪リスクがあります。
楽天Edyへのチャージでポイントが貯まる!
楽天カードはEdyチャージ200円ごとに1ポイントを得られて還元率0.5%です。
以下は3,000円のEdyチャージで15ポイント(0.5%還元)、その他100円の利用で1ポイント(1.0%還元)で合計16ポイントを得た利用明細です。
利用時に200円あたり1ポイントが得られるので、合計で200円あたり2ポイントで還元率は1%です。
ただし、楽天カードのクレジットカード決済だと100円あたり1ポイントで、楽天Edyよりも細かくポイントが貯まります。
例えば198円というお買い物の場合、楽天カードだと2ポイントですが、楽天Edyだと1ポイントです。
したがって、キャンペーン開催時などの特殊事情がない限りは、楽天カードが使える店舗では楽天カード、そうでないお店ではEdyという使い分けがベストです。
ファミリーマートでは、SuicaやPASMOのようにレジでの決済時に自動的にチャージされる「オートチャージ」機能も使えます。
Edyは電子マネーであり、電子マネーとしては日本最大級に利用できる店舗が多くて便利。代表的な店舗は以下の通りです。
ジャンル | 店名 |
---|---|
コンビニ | セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマート、スリーエフ、ポプラ、生活彩家、ローソンストア100、ローソンマート |
スーパー等 | 西友、イトーヨーカドー、サミット、マルエツ、ドン・キホーテ、やまや、カクヤス、アピタ、ピアゴ、平和堂、阪急オアシス、サンエー、オークワ、キューピット、鎌倉屋、近商ストア |
ドラックストア | マツモトキヨシ、ウエルシア、ツルハドラッグ、ココカラファイン、セイジョー、スギ薬局、薬王堂、ドラッグセガミ、クスリのアオキ、くすりの福太郎 |
カフェ | プロント、銀座ルノアール、コメダ珈琲店、ミスタードーナツ、上島珈琲店、楽天カフェ |
食事 | マクドナルド、吉野家、モスバーガー、ガスト・バーミヤン・ジョナサン等のすかいらーくグループ、リンガーハット、すき家、壱番屋、ロイヤルホスト、La Pausa等のコロワイドグループ、肉の万世、安楽亭、はなの舞、かっぱ寿司、ドミノ・ピザ |
本・CD/DVD | 紀伊國屋書店、ブックオフ(直営店)、TSUTAYA、八重洲ブックセンター、タワーレコード渋谷店 |
家電 | ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ケーズデンキ、エディオン、コジマ、ソフマップ、PC DEPOT、上新電機 |
カフェ | タリーズコーヒー、ルノアール、サンマルクカフェ、上島珈琲店、椿屋珈琲店、楽天カフェ |
百貨店・雑貨・モール | 高島屋、ロフト、阪急百貨店、阪神百貨店、コレド日本橋、コレド室町、東京駅一番街、アクアシティお台場、ららぽーと、プレミアム・アウトレット、仙台三越、名鉄百貨店(本店) |
ホテル | ANAホテル、ルートインホテルズ、リッチモンドホテル、東急ホテルズ、ダイワロイネットホテルズ |
カーライフ | ENEOS、オートバックス、タイムズ、NEXCO中日本、NEXCO西日本、エネクスフリートのセルフ式ガソリンスタンド、ニッポンレンタカー |
空港・機内 | ANA FESTA、全国の主要空港、ANA(国内線機内販売・航空券) |
ファッション | はるやま、ライトオン、PSFA、コナカ、GAP、フタタ、SUIT SELECT、メガネスーパー |
その他 | ヤマト運輸、ビッグエコー、歌広場、自遊空間、てもみん、ホワイト急便、QBハウス、サンリオピューロランド |
なお、Edyチャージでポイントが貯まるクレジットカードで、年会費無料で最も高還元なのは、還元率1.2%のリクルートカード(Visa/Mastercard)です。
楽天カードから楽天Edyにチャージする手順は以下にまとめています。
楽天バーチャルプリペイドカードへのチャージでポイント付与
楽天バーチャルプリペイドカードはインターネット専用のプリペイドカードです。あらかじめ購入した金額まで、Mastercard加盟店でクレジットカードと同様に決済できます。
手数料は無料で有効期限は1年。楽天バーチャルプリペイドカードは楽天カードならどの国際ブランドでも購入できます。
楽天バーチャルプリペイドカードを楽天カードで購入すると、通常のカードショッピングと同様に1%のポイントが得られます。
以下は3,000円のチャージで30ポイントが得られた履歴となります(残りの500ポイントは他の利用分)。
Apple Pay / Google Payに対応!お買い物・Suicaチャージが可能
7以降のiPhone、Series 2以降のApple Watchは、おサイフケータイに類似するサービス「Apple Pay」が利用可能です。
アメックス以外の楽天カードをApple Payに登録すると、QUICPayとして割り当てられて、全国のQUICPay加盟店でお買い物でき、ポイントも貯まります。
楽天カードは残念ながら、Apple PayのSuicaへのチャージ、Suicaグリーン券・定期券などSuica利用分がポイント付与の対象外。
ただし、JCBブランドの楽天カードの場合、ANA JCBプリペイドカード経由なら還元率1%となります。
また、楽天ペイアプリ内で毎月キャンペーンにエントリーしたら、楽天ペイのSuicaチャージと同様に0.5%還元となります。
Apple PayのSuica利用は、1.5%還元のビューカードがお得です。
楽天カードはGoogle Payにも対応しており、Google PayのQUICPay、Google PayのSuicaを利用可能です。ただし、Suicaチャージはポイント対象外。
Payサービスを幅広く利用可能
楽天カードはau PAY チャージ、Kyashチャージがポイント付与対象外になりました。スマホ決済のau PAYでポイント二重取りは不可能です。
Mastercard/Visaブランドの場合、au PAY以外のPayサービスも幅広く利用可能です。
PayPay、d払い、楽天ペイなどのスマホ決済に対応しています。
Visa・Mastercardはタッチ決済対応
楽天カードのVisa・Mastercardブランドは、国際ブランドが提供している非接触型決済が可能です。
- Visa:Visaのタッチ決済
- マスターカード:Mastercardタッチ決済
通常のカードショッピングと同様に、後払い方式(ポストペイ型)となり、セキュリティが高くて衛生的なのが利点です。
楽天ポイントは便利に利用可能
楽天カードで貯まる楽天ポイントは、楽天市場はもちろん、楽天ポイントカード・楽天ペイ加盟店でも使えます。また、それ以外も便利な使い方が多数存在。
期間限定ポイントはローソン・ファミマでも消化できる
楽天ペイの加盟店では楽天ポイントを利用することが可能です。通常ポイントではなく、期間限定ポイントも消化できます。
全国のローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100、ファミリーマートで、小口の期間限定ポイントを便利に利用できます。
楽天ペイの活用で、コンビニでも楽天ポイントを便利に利用可能です。
Edyに交換可能
楽天ポイントは楽天Edyに1ポイント1円の等価で交換できます。
楽天ポイントを貯める設定にしている楽天Edyにのみ交換できます。期間限定ポイントや提携先からの交換ポイントなどは交換できません。
キャンペーンページからエントリーし、楽天ポイントからEdyへ交換後、受け取りをすると、交換額の2~5%分のEdyがもれなくプレゼントされるキャンペーンが定期的に開催されています。
Edyへの交換は、楽天ポイントのEdyへの交換ページから画面の案内に沿って手続きができます。
楽天ポイントからEdyに交換する場合は、楽天PointClubに登録してあるEdyが表示されますので、交換先のEdy番号を選択します。
手続き後は、おサイフケータイのEdyアプリ、ファミリーマート、楽天Edyリーダーを接続したパソコンでEdyを受け取れます。
まだ楽天Edyがない場合、Edy機能付帯の楽天カードだと無料で発行できます。
最近はEdyの発行手数料無料に加えて、楽天カードが届く際に500円分の楽天Edyがチャージされた状態で届くお得なキャンペーンを行なっていることが多いです。
貯めたポイントは利用料金に充当可能
2018年9月27日支払い分からは、楽天カードの利用代金をポイントで支払える「楽天カード ポイントで支払いサービス」が開始しました。
楽天カードを保有している方なら、楽天ポイントがまさしく現金同様ポイントに進化しました。
「ポイントでデビット支払い」というサービスもあり、楽天銀行デビットカードの支払いに充当することも可能です。
1ヶ月あたりダイヤモンド会員は50万円、それ以外は10万円迄という上限がありますけれども、楽天カードが実質的に現金還元のクレジットカードと評価できるようになりました。
ちなみに楽天市場でのお買い物では、通常ポイントを使うよりも、楽天カードで決済してからポイントで支払った方がお得です。
SPUの楽天カード支払いの+2倍、楽天銀行引落しで最大+0.5倍が、楽天カード決済だと適用されるためです。例えば1万円支払った場合のポイントの差は以下のとおりです。
SPUの項目 | 楽天ポイント使用 | 楽天カード払い |
---|---|---|
通常ポイント(1倍) | 100 | 100 |
楽天カード利用による上乗せ(+2倍) | - | 200 |
楽天銀行引落し(最大+0.5倍) | - | 50 |
合計 | 100 | 350 |
なお、ポイントを利用代金に充当する手間も面倒な場合は、P-oneカード Standardなど、請求額から自動的に割り引かれる自動キャッシュバックのクレジットカードがおすすめです。
楽天証券で投資信託の購入も可能
楽天ポイントは1ポイント1円で使ったり、楽天Edyと交換する以外にも多様な用途があります。
ユニークなところでは2017年8月26日から、楽天証券で楽天ポイントを使って投資信託を買えるようになりました。
また、楽天証券に口座がなくても投資が可能な「ポイント運用 by 楽天PointClub」もあります。
さらに、楽天カードのクレジット決済で投信積立が可能で、最大1%の楽天ポイントを獲得可能。低コストインデックス投信は0.5%です(楽天ゴールドカードは0.75%、楽天プレミアムカードは1%)。
また、クレジット決済とは別に、月5万円まで楽天キャッシュで投信積立することも可能です。
楽天キャッシュでの投信積立では、楽天キャッシュの残高が設定した金額を下回ると、自動的に楽天カードでチャージする設定が可能です。
うっかり残高不足で買い付けられなかったという事態を回避でき、また楽天ポイントを獲得できます。
メールでも連絡が来るので、ユーザーフレンドリーです。
楽天ポイントが貯まる楽天カードは資産運用できるクレジットカードの筆頭です。投資ができるカードは類稀であり、一歩先に進んだ画期的なスペックを備えています。
お買いものパンダグッズとの交換
楽天ポイントを貯めると、お買いものパンダのグッズと交換することも可能です(交換ページ)。
正月にはお買いものパンダの福袋も提供されており、お得におパンのグッズをゲットできます。
楽天カードのポイントを便利に使う豆知識
ポイントは有効期限が実質無期限
楽天カードで貯まる楽天ポイントの有効期限は、最後にポイントを貯めた月を含めた1年間です。
通常ポイントが付与された月の翌年末までになります。特筆すべきなのは、新しいポイントだけではなく、既存の全てのポイントの有効期限が1年間延長することです。
楽天カードを年1回使えば、保有している全ての楽天ポイントの有効期限が延びるので、有効期限が実質的に無期限となります。
Vポイント、Pontaポイント、マリオットのポイント等と同じシステムです。有効期間を気にすることなく使っていけるのが大きなメリットです。
動物で例えると、長寿のシンボルである鶴や亀のようなポイントです。末永く貯めて使って活用していくことが可能です。お得な有効期限が無期限のクレジットカードの筆頭です。
ANAマイル・JALマイルを貯めるカードとしても活用可能
楽天ポイントは2ポイントを1マイルに交換可能です。従来はANAマイルのみでしたが、2022年からJALマイルにも対応しました。
1回あたり50ポイント~5,000ポイントまで、2ポイント単位でマイルに交換できます(月間上限2万ポイント)。
交換可能なポイント数の上限は1ヶ月あたり各20,000ポイントで、マイルに反映されるまでは、交換申し込みから最短翌営業日~10日間の時間が必要です。
マイルへの移行手数料は無料なのが大きなメリットです。一般加盟店では、楽天カード利用で0.5%のマイルが貯まることになります。
楽天市場では、ショップポイントと合わせて1%のマイル付与率となります。
ANAグループが運営するポイントモール「ANAマイレージモール」を活用すると、更にボーナスマイルを獲得できます。
マイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的ですね。1ポイントの価値が数円に昇華します。
国内線特典航空券だと1マイルの価値が1.5~2円程度、国際線のビジネスクラスで利用すると1マイル2.5~5円程度、ファーストクラスだと7~16円程度に跳ね上がります。
家族同士ポイントを移行することが可能
楽天カードの会員は、本会員カードと家族カード、もしくは本カードが同一の家族カード同士、楽天ポイントを相互に移行することが可能です。
移行できるのは通常ポイントのみで期間限定ポイントは対象外。利用限度は1ヶ月あたり1万ポイント迄です。
家族で力を合わせてポイントを貯めて、合算して金額が大きい商品を購入したり、楽天トラベルで旅行代金に充当できます。
家族みんなで一緒に貯めた楽天ポイントをANAマイルに交換して、特典航空券やANA SKYコインでお得にフライトすることも可能になります。
ポイント移行は会員専用サイト「楽天e-NAVI」で申し込めます。
家族カードを登録した上で、ポイントを送る人のアカウントでログインして、「お申込み(カード/サービス)」→「家族でポイントおまとめサービス」と進みます。
そして、移行申請ポイント数を入力して送り先を選び、セキュリティコードを入力して「確認画面へ」を選択して「申し込む」で確定させればフィニッシュです。
ポイントの移行は3日以内。有効期限の近いポイントが移行され、移行されたポイントの有効期限はそのまま引き継がれます。
海外旅行傷害保険が充実
楽天カードのイメージからは意外ですが、海外旅行保険も充実しています。自動付帯ではなく、利用付帯となります。
楽天カードで旅行代金等を支払うと、最大2,000万円の海外旅行傷害保険が適用されます。
上限額の2,000万円は死亡・後遺傷害の補償です。最も利用頻度が高い傷害・疾病治療費用(ケガ・病気による入院等の補償)も最大で200万円も付帯しており、良心的となっています。
補償項目 | 保険金額 | |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 | |
傷害治療費用 | 200万円 | |
疾病治療費用 | 200万円 | |
救援者費用 | 200万円 | |
賠償責任 | 3,000万円 | |
携行品損害 | - |
家族カードも同一の補償。夫の本会員が家族全員の旅行代金を支払った場合、妻が家族カードか本人カードを持っていれば、妻も補償対象となります。
友人や同僚3人で海外旅行に行く場合で、3人とも楽天カードを保有しており、全員分の旅行代金をそのうちの1人がまとめて楽天カードで支払った場合、楽天カードを保有している方全員に対して保険が適用されます。
補償内容、保険が有効となる支払いの定義、補償対象の詳細は以下で解説。
楽天カードは、海外旅行傷害保険の中で最も利用頻度が高くて重要な「疾病・傷害治療費用」に対する補償が、最高200万円と充実しています。
これはなんと年会費20,000円(税抜)の三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードと同じ水準で卓越しています。外国でケガ・病気によって医療費が発生した場合に役立ちます。
ただし、海外は医療費が高額な地域が多く、病院に運ばれて入院したら数百万円といった費用になることもあります(ジェイアイ傷害火災保険の海外旅行保険事故データ)。
更に海外旅行保険を上乗せしたい場合は、年会費無料で海外旅行傷害保険が自動付帯するクレジットカードをサブカードで持つのがおすすめです。
異なるカード会社が発行する海外旅行保険付きクレジットカードを複数所有している場合、死亡・後遺障害以外の保険金は、複数のクレカの補償額が合算されます。
その他の楽天カードの付帯特典
海外旅行でのお得な優待特典・現地サポート
楽天カードは海外旅行で便利なサービスで優待を受けられます。
- 海外レンタカー
- 手荷物宅配サービス
- 携帯・WiFiルーターレンタル
- 海外お土産宅配サービス
- 空港パーキング優待
- 防寒具一時預かりサービス
また、グアム・サイパンには「楽天トラベル現地ラウンジ」が設置されています。年中無休で日本語でのサポートを受けられます。
- レストランの相談 ・申込み
- 各種オプショナルツアーの相談 ・申込み
- スパ・マッサージの相談 ・申込み
- レンタカー手配
- バスの乗車券販売
特に便利なのはレストランの情報。地元で人気のレストランを素早く把握できます。
ホテルで役立つミニ洗濯ハンガー・ベビーカー、ビーチで使える防水バッグ・浮き輪・砂場セット等のレンタルもあり、家族が発熱や怪我した時もサポートしてくれます。
お得なクーポン集の「楽天スマートパス」もゲット可能。パスを見せるだけで、レストランやオプショナルツアーで特別割引や特典を受けることができます。
楽天トラベル現地ラウンジでは、オプショナルツアー、レンタカーやスパ・マッサージの予約、バス乗車券の販売も行っています。
楽天カードの海外旅行特典
ハワイのワイキキ・アラモアナには楽天カード会員専用の「楽天カードラウンジ」があり、無料で利用できます。
日本語スタッフが常駐しており、ドリンク、60店以上で使えるクーポン配布、便利なアイテム貸出、手荷物預かり、無料Wi-Fiなど実用的なサービスが揃っています。
セキュリティ
カード利用お知らせメール、ネット不正あんしん制度、カード盗難保険があります。
これらのセキュリティサービスによって、不正利用の早期発見、不正利用時の損害補償などが可能となります。
楽天カードの利用通知メールは、店舗が売上計上してから届くまでタイムラグがあります。
即時利用通知を受けたい場合は、エポスカード、三井住友カードがおすすめです。
2回払いが手数料無料
楽天カードの支払い方法は、1回払い・2回払い・分割払い(3~36回)・リボ払いです。
このうち、1回払いはもちろん、2回払いも手数料・金利が無料で一切費用がかかりません。
2回払いでも手数料がかからないのはメリットです。支払い限度が圧迫されますが、支払いを先送りにできるのは大きなメリットです。
ただし、使い過ぎるのは止めましょう。特にこだわりがなければ通常の1回払いでいいでしょう。
リボ払い、キャッシングの利用などは、手数料や金利が発生します。
楽天銀行で普通金利アップ・ポイント付与
楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定してカード利用代金の引き落しがあると、翌月の楽天銀行の普通預金が2倍の金利になります(詳細)。
通常は年0.02%のところ0.04%となります。メガバンク・ゆうちょ銀行の金利(年0.001%)と比較すると40倍の高水準です。
更にSPUでの優遇もあり、同じ楽天グループということで、グループ・メリットがあります。
また、ハッピープログラムにエントリーして、楽天銀行口座で楽天カードの引き落としがあれば、毎月3~9ポイントが得られます。
エクスペディアで8%OFF
JCBブランドの楽天カードであれば、JCBの特典でオンライン旅行会社「エクスペディア」で割引を受けられます。
JCB会員限定のクーポン券を発行して、楽天カード(JCB)で支払うと、海外での宿泊料金が8%OFFとなります。
エクスペディア割引のキャンペーンは期間限定ですが、毎年更新されています。また、Booking.comで10%OFFの割引も受けられます。
「Agoda」での最大10%OFF、Hotels.comでの4%OFFの優待キャンペーンも開催。期間限定ですが、度々更新されています。
その他、JCBカードに共通する特典については以下で徹底解説しています。
Mastercardの場合は、Expedia等のホテル宿泊サイトで割引がある時期があります。
会員サイトで楽天ポイントを得られる
会員サイトの楽天e-NAVI「キャンペーン・ポイントサービス」→「クリックしてポイント」のコーナーで、毎月数十円相当の楽天ポイント を獲得できます。
口座振替日に残高不足で引き落としができなかった場合も便利
楽天カードには、再振替サービス(自動再引き落とし)があります。対象の金融機関の口座を登録している場合は、自動で再度口座引き落としを行なってくれます。
ゆうちょ銀行は1日、楽天銀行・みずほ銀行・三井住友銀行・三菱UFJ銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行・一部地銀は4日間、登録の口座から実施。
一度でも残高不足の場合は、振り込んだりコンビニで支払う必要が生じるカード会社もあります。
楽天カードのデメリット
作成時のデメリットとしては、審査の結果、電話にて本人確認をするために職場に個人名で電話がかかってくる場合がある点が挙げられます。
ただし、これは他のクレジットカードでも同様のケースは存在。その他、楽天カードには複数の短所が存在しています。
以下、主なデメリットについて解説します。
ETCカード
ETCカードには500円(税抜)の年会費が発生するのが短所です。ただし、ETCカード年会費請求月の楽天PointClubの会員ランクがプラチナ・ダイヤモンドだと、年会費無料となります。
カードの年会費、ETCの年会費・発行手数料がいずれも無料のクレジットカードと併用すると、コスト0円でETCカードを使えます。
おすすめカードと利点
- JCB CARD W:年会費無料で1%還元・特約店では1.5~5.5%
- Orico Card THE POINT:Amazon・楽天で還元率2%
- イオンカードセレクト:イオンで月2回5%OFF/WAONチャージでポイント
- エポスカード:丸井で10%off/全国10,000店以上で優待割引
- リクルートカード(JCB):還元率1.2%
- ウォルマートカードセゾン・アメックス:西友がいつでも3%OFF
紙の利用明細が有料!Web明細なら無料
楽天カードは紙の利用明細を発行するのに120円(税抜)の手数料がかかります。毎月利用明細が出ると、1年間で1,440円(税抜)の手数料が発生します。
できる限り無料のWeb明細サービスを利用しましょう。Web明細を使うと、利用明細は会員サイト「楽天e-NAVI」で、過去13ヵ月分を確認できます。
コールセンター
サポートの人数が少ないからか、オペレーターが出るまでに時間がかかることが多いのが難点。
特に9時半~10時、12時~14時の時間帯は混みあうことが多いです。曜日ですと、最も混んでいるのは月曜日で次が火曜日となっています。
他方、手話・筆談での問い合わせが可能な点はメリットです。
海外キャッシングが高コスト
楽天カードの海外キャッシングの返済方法はリボ払いのみであり、デフォルトの返済金額は3,000円に設定されています。
利用する場合は毎月の返済金額を変更し、利用限度額と同一に設定しておけば1回払いとなり、支払う手数料を最小限にできます。
もちろん、カスタマーサポートセンターに電話して変更することや、繰り上げ返済することも可能です。
ちなみに海外キャッシング(海外ATMでの現地通貨引出し)は、アコムACマスターカード、セディナカードが低コストです。
なお、海外のカードショッピングでは、国際ブランドごとに事務手数料が必要になります。
- Visa:1.63%
- Mastercard:1.63%
- JCB:1.60%
- American Express:2.00%
この水準は標準的であり、楽天カード固有の欠点ではありません。他社のVisa・Mastercardでは2%というカードも多いので、むしろ安い水準です。
空港ショップ等で日本円を外貨に両替する場合には、マイナーな通貨だともっと高いコストが発生します。
nanaco・モバイルSuica・PASMO・SMART ICOCAがポイント対象外
セブン-イレブンでは、nanacoで税金(固定資産税、自動車税、不動産取得税、国民年金、国民健康保険、所得税・住民税など)や国民健康保険料の支払いが可能です。
ただし、残念なことに現在は、楽天カードでのチャージはポイント付与の対象外。また、新規登録は不可能です。
nanacoチャージが可能でポイントを得られるのは、セブンカード・プラスです。
nanaco以外ではモバイルSuica、Apple PayのSuica、Google PayのSuica、モバイルPASMO、SMART ICOCA、au PAY、Kyashへのチャージが、ポイント付与の対象外です。
モバイルSuicaへのチャージは1.5%還元のビューカードがおすすめです。
WAON、PASMOへのチャージはできません。WAONチャージでポイントが貯まるカードはイオンカードセレクト、マイルが貯まるのはJALカード(VISA/Mastercard/JCB)です。
上位カード・競合カードとの比較
楽天カードと楽天ゴールドカードの違い
2016年9月1日からは、年会費が2,000円(税抜)の「楽天ゴールドカード」が開始しました。格安ゴールドカードに相当するクレジットカードです。
楽天カードと比較した場合の違いは、楽天ゴールドカードはオリジナルの充実特典があることです。
- 低コストインデックス投信の積立の還元率が0.75%(一般カード+0.25%)
- 誕生月に楽天市場・楽天ブックス利用でポイント+1倍となる「お誕生月サービス」
- 国内主要空港・ホノルル・仁川のラウンジが無料(年2回まで)
- ETCカードの年会費が無料
- 利用限度額
その代わり、楽天カードは本会員・家族会員のどちらも年会費無料ですが、楽天ゴールドカードは本会員2,000円(税抜)、家族会員500円(税抜)と年会費が上がっています。
基本的には楽天で誕生月に楽天市場・楽天ブックス+1%のポイント・空港ラウンジというベネフィットと年会費を天秤にかけて決めることになります。
ETCカードの年会費は、楽天ゴールドカードは無条件で無料です。楽天カードですと、楽天PointClubのダイヤモンド会員・プラチナ会員でないと500円(税抜)の年会費がかかります。
ダイヤモンド会員・プラチナ会員でない場合は、ETCカードを考慮すると、楽天ゴールドと楽天カードの年会費の差は1,500円(税抜)まで縮みます。
楽天カードのカード発行時の利用可能枠は最高100万円であるのに対して、楽天ゴールドカードは倍の200万円です。
一般カードとゴールドの比較
楽天カードと楽天プレミアムカードの違い
楽天カードにはゴールドカードに相当する「楽天プレミアムカード」もあります。オリジナルの特典が充実しています。ゴールドカードのランキングでも上位に位置付けられるカードです。
主なメリット
- SPUで楽天市場がポイント3倍~17倍
- 世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスが年5回無料(2024年は使い放題)
- 国内主要空港・ホノルル・仁川のラウンジが無料
- 選べる3つのコースで優待特典(トラベルコース・楽天市場コース・エンタメコース)
- 楽天カードラウンジ ハワイ(楽天プレミアムカード会員限定スペースあり)
- 誕生月は楽天市場・楽天ブックスの利用でポイント+1倍
- 海外旅行傷害保険(最高5,000万円・治療費用300万円・賠償責任3000万)
- 国内旅行傷害保険(最高5,000万円)
- ショッピング保険(年間300万円まで)
- Hertzレンタカー割引
- 楽天ビジネスカードが利用可能
- 紙の利用明細が無料
- ETCカードの年会費が無料
特にエッジ・優位性があるのは、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港VIPラウンジが使い放題となるプライオリティパスに無料で入会できる点です。
搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なくラウンジを利用できるのが大きなメリット。格安航空券利用時も使えますし、1日に2回以上ラウンジを使うことも可能です。
プライオリティパスで利用できるラウンジには飲み物や軽食・スナック、インターネットサービスなどがあり、フライト前の一時を快適に過ごせます。
国内ではANAラウンジ、KAL Business Class Loungeなどを利用可能です(日本のプライオリティパスのラウンジ一覧)。
- 羽田空港:ビュッフェレストラン、TIATラウンジ、足湯・マッサージ等
- 鉄板焼くり田、ぼてぢゅう屋台、IASS希和、IASS虚空、その他レストラン
- 関空ANAラウンジ、関空ぼてぢゅう、カフェラウンジ NODOKA
- 中部国際空港セントレア(レストラン・温浴施設も)
各種ソフトドリンク、アルコール、パスタ、野菜炒め、揚げ物、デリ、サンドイッチ、サラダバー、ヌードルバー、おにぎり、ピラフ、ケーキ、果物などが用意されており、フルスペックの食事を楽しめるラウンジもあります。
その代わり、楽天カードは本会員・家族会員のどちらも年会費無料ですが、楽天プレミアムカードは本会員10,000円(税抜)、家族会員500円(税抜)と年会費が上がっています。
基本的には低コスト投信の積立1%、プライオリティ・パス、空港ラウンジ、その他優待特典と年会費を天秤にかけて決めることになります。
楽天市場コースを選び、5と0のつく日以外の火・木のみ利用した場合は、年間366,700円以上を楽天市場で支払った場合、楽天プレミアムカードの方がお得です。
プライオリティ・パスで世界中のラウンジを使えるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの中でもエッジが利いています。
一般カードとプレミアムの比較
ちなみに楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの違いについては以下をご参照ください。
楽天カードと楽天ブラックカードの違い
楽天カードにはプラチナカードに相当する「楽天ブラックカード」もあります。楽天プレミアムカードよりも更にベネフィットが拡大します。
主なメリット
- コンシェルジュ
- 世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスが無料(同伴者2名も無料)
- Mastercard Taste of Premium(コース料理1名分無料サービス・2個の手荷物無料宅配などなど) or JCBプラチナ特典の一部 or アメックスブランド限定特典
- 国内主要空港・ホノルル・仁川のラウンジが無料
- 楽天市場・楽天トラベル・エンターテイメントでポイントアップ特典
- 年2回まで手荷物無料宅配サービス
- 誕生月は楽天市場・楽天ブックスの利用でポイント+1倍
- 海外旅行傷害保険(最高1億円にアップ&家族特約が付帯)
- 国内旅行傷害保険(家族特約が付帯)
- ショッピング保険(年間300万円まで)
- トラベルデスク
- Hertzレンタカー割引
- 紙の利用明細が無料
- ETCカードの年会費が無料
- 楽天ビジネスカードを発行可能
その代わり、楽天ブラックカードは本会員30,000円(税抜)と年会費が跳ね上がります。家族会員の年会費は無料です。
他方、楽天ブラックカードよりも楽天カードが良い点には以下の点があります。
楽天カードを保有して利用実績を積み上げていくと、楽天ブラックカードのインビテーションが届く可能性があります。
ヤフーカード・リクルートカード・JCB CARD W等との比較
楽天カードと並ぶ年会費が無条件で無料で基本1%還元のクレジットカードが「JCB CARD W」です。
18歳以上39歳以下の方が作成できるクレジットカードです。一度作成したら40歳以上でも更新してずっと保有できます。
楽天市場では楽天カード、Amazon・セブン-イレブン・スターバックスカードへのチャージ等のJCBオリジナルシリーズパートナーではJCB CARD Wが高還元となっています。
楽天カードとJCB CARD Wの違いについては、以下で精緻に分析しています。
その他、競合カードとは以下で比較しています。
楽天カードのメリット・デメリットまとめ
楽天カードは年会費無料で還元率1%、充実した旅行保険、ポイントの楽天Edyへの交換などメリットが多いクレジットカードです。
スマホ決済の楽天ペイ、共通ポイントカードの楽天ポイントカード機能を使うと、多種多様なリアル店舗で便利にポイントを使えます。
コア・バリューは楽天市場での高還元。SPUによって楽天市場でのお買い物が3倍~17倍となるので、よく楽天市場でお買い物する方にとっては卓越した高還元のクレジットカードです。
また、一般加盟店でもお得なポイント二重取りが可能です!
- JCB:ANA JCBプリペイドカードにチャージ時1%・利用時0.5%=1.5%
- Visa・Mastercard:TOYOTA Walletなら合計2.5%
※楽天バーチャルプリペイドカード経由なら他の国際ブランドもOK
Visa・Mastercardなら、トヨタウォレット経由でお得なポイント還元を受けられます。
他方、基本的なポイント還元率が1%なので、1.2%のリクルートカードなど高還元クレジットカードと比較すると、一般加盟店では相対的に低還元なのがデメリットです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「メインカード」「ネット通販がお得なカード」として楽天カードを挙げられていました。
共通ポイントの楽天ポイントカード機能を搭載しており、リアルの加盟店で提示するだけでもポイントが貯められるようになっています。
楽天カードは楽天市場での一撃必殺の決済力があり、圧倒的なお得さがあります。
私は楽天関連サービスの活用、キャンペーンによって、毎月大量の楽天ポイントを獲得しています。
順調に獲得ポイント数を伸ばしており、2023年11月には250万ポイントに到達しています。
楽天市場をよく使う方はもちろん、楽天はあまり使わない方でもポイントをリアルのお店にて1ポイント1円単位で使えるので便利なカードです。
楽天カードは大人気となっており、提携カードを除いた自社発行ベースでの取扱高(2017年4~9月期)では、なんと三菱UFJニコスや三井住友カードを超えてシェア1位に躍り出ています。
楽天カードは現在なんと5,000ポイント以上の新規入会&利用キャンペーンが開催されています。
以下からご加入いただくと、キャンペーンが適用されます。
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