ポイントやマイルを貯められるクレジットカードは、日常のお買い物や課金で得することができます。
しかし、ポイント等を貯めて交換が面倒だったり、マイルは不要という方も大勢いらっしゃるでしょう。
カード利用でキャッシュバックが受けられるクレカもありますが、キャッシュバックの手続きも面倒という方も多いです。
やはりお忙しい方ですとポイントの交換手続きは面倒ですよね。
インターネットの普及・深化で面白いコンテンツや役に立つ記事は無限に膨張しており、とにかく時間がないという方も多いと思います。
忙しい現代人はウルトラマンと同様に3分たりとも無駄には出来ません。面倒な手間は極力避けたいのが人情です。
その点ではカード利用額に応じて、何もしなくても勝手に現金還元される「オートキャッシュバック」のクレジットカードは、世界中のクレカの中でも最も手間がかからないので極めて便利です。
チャリンチャリンと自動でキャッシュバックを受けられるクレジットカードの中で、おすすめのカードをまとめます。
目次
三菱UFJカード VIASOカード
三菱UFJニコス株式会社は、「三菱UFJカード VIASOカード」(ビアソ)というクレカも発行しています。こちらも年会費が完全無料でネット通販がお得になるのが特徴です。
三菱UFJカード VIASOカードは、カードショッピング利用合計金額1,000円(税込)ごとにVIASOポイントプログラムのポイントが5ポイント貯まります。
1ポイント1円相当なので、還元率0.5%です。一般の加盟店でのお買い物は還元率が高くありませんが、ネット通販が高還元となるのがメリットです。なんと0.5~10%のポイントが上乗せされます。
三菱UFJニコスが運営しているポイントモール「POINT名人.com」を経由して楽天市場、Yahoo!ショッピング、LOHACOなどで三菱UFJカード VIASOカードでお買い物をすると、ポイントがアップします。
三菱UFJカード VIASOカードはネット通販をよく使う方はとても便利です。主なサイトの一覧を下表にまとめました。
ジャンル | 名前 | 特別加算ポイント |
---|---|---|
総合通販 | 楽天市場 | 0.5% |
Yahoo!ショッピング | 0.5% | |
PayPayモール | 0.5% | |
ドラッグストア | マツモトキヨシ | 2.0% |
ファッション | i LUMINE(アイルミネ) | 1.0% |
GAP オンラインストア | 3.0% | |
靴の総合通販ABC-MART.net | 1.0% | |
旅行 | エクスペディア | 0.5%~ |
楽天トラベル | 0.5% | |
じゃらんnet | 1.0% | |
一休.com | 1.5% | |
音楽・書籍 | 楽天ブックス | 0.5% |
TSUTAYA オンラインショッピング | 0.5% | |
家電 | ビックカメラ.com | 1.0% |
ヤマダ電機 WEB.COM | 0.5% |
ふるさと納税サイトでは、ふるさとチョイス、楽天ふるさと納税、ふるなび、さとふる、ふるさとプレミアム、au PAY ふるさと納税、ふるさと本舗などが揃っています。
期間限定のキャンペーンで特別に付与されるポイントが増加することもあります。常にどこかのショップはポイントアップ・キャンペーンを行っています。
貯まったポイントは、1ポイント1円で自動的にキャッシュバックされます。三菱UFJカード VIASOカードのポイントは現金同然となります。これは大きなメリットです。
他のクレジットカードは交換できるのがポイントだったり、商品券だったり、製品だったりするカードが多いです。
もちろんそれらを使う場合はOKですけれども、あまり使いたいポイント・金券・商品がない場合は、無理に使うのは面倒で手間がかかります。
三菱UFJカード VIASOカードはシンプルで嬉しい現金還元なのが大きなメリットです。「Cash is King」ですね!
オートキャッシュバックは、カードの利用代金の支払いに指定した金融機関の口座に振込まれる方式となります。
ポイントのオートキャッシュバックを優先するならば、三菱UFJカード VIASOカードが有力候補となります。お得な入会キャンペーンも魅力的です。
ビアソカードと同様にOki Dokiランドでネット通販がお得な「JCB CARD W」とは、以下で丹念に比較しています。
三菱UFJカード VIASOカードには多種多様なカードデザインが用意されています。キャラクターやスポーツチームと提携したカードを発行しています。
機能面ではどのカードも同一です。入会プレゼントでキャラクターのステッカー等があったり、カード利用金額の一部が寄付されるというカードも有ります。違いはそれくらいです。
どの三菱UFJカード VIASOカードにするかはカードデザインで決めていいでしょう。
種類
- 三菱UFJカード VIASOカード
- VIASOカード(浦和レッズデザイン)
- VIASOカード(マイメロディデザイン)
- VIASOカード(くまモンデザイン)
- VIASOカード(ぐでたま デザイン)
- VIASOカード(ラブライブ!デザイン)
- VIASOカード(スヌーピーデザイン)
- シナモロール
- シナモロール 20周年記念デザイン
- クロミ デザイン
- ムーミン・スナフキンデザイン
- リトルミイデザイン
- ふなっしーデザイン
- けいおん!デザイン
- ファイナルファンタジーXIVデザイン
- ファイナルファンタジーXIV天野喜孝デザイン
- コウペンちゃんデザイン
- アズールレーンデザイン
- 五等分の花嫁∬
- ご注文はうさぎですか?デザイン
- コジコジデザイン
- ルパン三世デザイン
- 東京リベンジャーズ
- TVアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」
VIASOカード(くまモンデザイン)ですと熊本に、浦和レッズですと浦和レッズにそれぞれ利用金額の一部が寄付されます。
国内でのカードショッピング利用分が対象です。このカードの寄附は会員の税控除の対象とはなりません。
カード会員の負担はなく、寄付の分ポイント還元率が下がるということはありません。純粋に熊本県への0.2%のふるさと納税がプラスされるだけです。
熊本県の地震を受けて、2017年3月31日までの利用については、通常よりも0.2%が上乗せされました。
VIASOカード(マイメロディデザイン)は、可愛いマイメロのデザインで、ファンにとっては希少なクレジットカードです。
P-oneカード<Standard>
P-oneカード<Standard>というクレジットカードがあります。年会費無料です。
クレジットカードを利用すると、使った金額が自動的に1%OFFになるカードです。100円毎に1円割り引かれます。
例えば1万円使ったら、銀行口座から9,900円が引き落とされることになります。
割引は100円単位なので、9,980円使ったら、9,900円×1%=99円が割り引かれて、9,881円が請求されます。
電車の定期券、携帯電話の料金、電気代・ガス代などの公共料金の支払にも割引が適用されます。
サンリブ、マルショク、ポケットカードトラベルセンター、電子マネーチャージ、金券類、生損保等の各種保険料、ETCカード利用分、キャッシング利用分、その他一部の取引は1%OFFの対象外となります。
電子マネーチャージ、金券類、保険料、ETCカードは対象外ですので、この点には注意が必要です。
還元率は1%となっており、同じポケットカードが発行しているP-one Wizの1.3~1.4%と比較すると低いです。
しかし、シンプルな1%OFFだけでポイントの交換・使用という作業が皆無なのがメリットです。P-one Wizは1%を超える部分はポイント還元で、交換手続きが必要です。
ポイントの交換が面倒だったり、ポイントを使う機会がない場合は有力候補です。また、リボ専用カードではなく、1回払いも利用できます。
ポケットポイントは不要という場合はP-one WizではなくP-oneカード<Standard>という選択肢もあります。
P-oneカード<Standard>は、年会費無料で1回払いが利用可能で1%OFFを享受でき、ポイントの交換・使用という作業が皆無なのがメリットです。
その他、セブン-イレブン・ローソン等の一部コンビニ、マクドナルド・モスバーガー、サイゼリヤ・ガスト・ドトールコーヒーショップ等のファミレス・カフェをよく使う方は、年会費無料カードでスマホのタッチ決済ならポイント最大7%還元の三井住友カード(NL)もおすすめです。
注意事項
- 最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)
- 商業施設内にある店舗など、一部7%にならない場合あり
- iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外
- 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿して支払う必要あり(その場合の支払いはタッチ決済分のポイント還元の対象外)
- タッチ決済とならない金額の上限は、利用店舗によって異なる場合あり
- ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては1ポイント1円相当にならない場合あり
Likeme by saison card
クレディセゾンが発行している自動キャッシュバック型のクレジットカードです。
国際ブランドはMastercardのみで、一部利用分はキャッシュバックの対象外となります。
NTTグループカードレギュラー
NTTグループカードレギュラーというクレジットカードがあります。
Web明細の場合、本人カードの年会費は無料です。紙明細の場合は1,200円(税抜)となります。
家族カードの年会費は無料です。ETCカードは500円(税抜)の年会費がかかります。
NTTグループカードには、「おまとめキャッシュバックコース」と「ポイント・プレゼントコース」の二つのプランがあります。
おまとめキャッシュバックコースとは、毎月のショッピングご利用合計額と対象の通信料金に応じてキャッシュバックをするコースです。
ポイント・プレゼントコースとは、利用金額に応じてポイントがたまり、景品やdポイント、ANAマイル等と交換できるプランです。
おまとめキャッシュバックコースを選ぶと、毎月のショッピング利用額に応じて最大で60%もNTTグループの通信料金が自動的にキャッシュバックされます。
オートキャッシュバック対象料金となるサービスは以下のとおりです。
対象企業名 | サービス内容 |
---|---|
NTT東日本・NTT西日本 | 加入電話、フレッツ・サービス、ひかり電話などの基本料、通話・通信料など |
NTTドコモ | Xiサービス、FOMAサービス、パケット通信サービス、衛星電話サービス(船舶電話を除く) |
NTTコミュニケーションズ | OCNご利用代金、NTTコミュニケーションズご利用分の電話料金(県間・国際通話料金)など |
NTTぷらら | プロバイダー料金、ひかりTV料金など |
NTT-ME | プロバイダー(WAKWAK)料金など |
スカパーJSAT | スカパー視聴料等 |
NTTファイナンス | NTTファイナンスおまとめ請求 |
NTTグループの光回線、ADSL、固定電話、プロバイダー料金、ドコモの携帯料金、その他サービスが幅広く対象になります。
1社だけの請求でもキャッシュバックの対象となります。例えば、NTTフレッツ光だけでもキャッシュバックの対象です。
これらの通信料金を毎月クレジットカードでの支払いに登録した場合が適用となります。
キャッシュバック対象料金の合計額が15,000円を超えた場合でも、上限は15,000円となります。
例えば、通信料金の合計が2万円の場合でも、15,000円にキャッシュバック率を乗じた額となります。
月間カード利用金額 | キャッシュバック率 |
---|---|
0〜2万円未満 | 0% |
2〜4万円未満 | 1.5% |
4〜6万円未満 | 3.0% |
6〜8万円未満 | 4.5% |
8〜10万円未満 | 6.0% |
10〜20万円未満 | 8.0% |
20〜30万円未満 | 18.0% |
30〜40万円未満 | 28.0% |
40〜50万円未満 | 38.0% |
50〜60万円未満 | 50.0% |
60万円以上 | 60.0% |
例えば、1ヶ月のカード利用金額が4万円だった場合、キャッシュバック率は3%となります。利用イメージは以下のとおりです。
実際のショッピング利用金額に対する還元率をまとめると下表のとおりです。通信料金が高ければ高いほど還元率が上がります。
NTTグループ通信費 | 毎月のショッピング利用額 | キャッシュバック額 | 毎月のショッピング利用額に対する還元率 |
---|---|---|---|
10,000円 | 2万円の場合 | 150円 | 0.75% |
10,000円 | 4万円の場合 | 300円 | 0.75% |
10,000円 | 6万円の場合 | 450円 | 0.75% |
10,000円 | 8万円の場合 | 600円 | 0.75% |
10,000円 | 10万円の場合 | 800円 | 0.80% |
10,000円 | 20万円の場合 | 1,800円 | 0.90% |
10,000円 | 30万円の場合 | 2,800円 | 0.93% |
10,000円 | 40万円の場合 | 3,800円 | 0.95% |
10,000円 | 50万円の場合 | 5,000円 | 1% |
10,000円 | 60万円の場合 | 6,000円 | 1% |
15,000円 | 2万円の場合 | 225円 | 1.13% |
15,000円 | 4万円の場合 | 450円 | 1.13% |
15,000円 | 6万円の場合 | 675円 | 1.13% |
15,000円 | 8万円の場合 | 900円 | 1.13% |
15,000円 | 10万円の場合 | 1,200円 | 1.20% |
15,000円 | 20万円の場合 | 2,700円 | 1.35% |
15,000円 | 30万円の場合 | 4,200円 | 1.40% |
15,000円 | 40万円の場合 | 5,700円 | 1.43% |
15,000円 | 50万円の場合 | 7,500円 | 1.50% |
15,000円 | 60万円の場合 | 9,000円 | 1.50% |
20,000円 | 2万円の場合 | 225円 | 1.13% |
20,000円 | 4万円の場合 | 450円 | 1.13% |
20,000円 | 6万円の場合 | 675円 | 1.13% |
20,000円 | 8万円の場合 | 900円 | 1.13% |
20,000円 | 10万円の場合 | 1,200円 | 1.20% |
20,000円 | 20万円の場合 | 2,700円 | 1.35% |
20,000円 | 30万円の場合 | 4,200円 | 1.40% |
20,000円 | 40万円の場合 | 5,700円 | 1.43% |
20,000円 | 50万円の場合 | 7,500円 | 1.50% |
20,000円 | 60万円の場合 | 9,000円 | 1.50% |
1ヶ月のNTTグループの通信費が15,000円以上だと、NTTグループカードは還元率が1.13%~1.5%となり、年会費実質無料のカードとしては高還元となります。
ゴールドカードのNTTグループカード ゴールドは年会費5,000円(税抜)ですが、年間ショッピング利用額100万円以上の場合、次年度年会費が無料になります。
家族カードの年会費は1人あたり1,500円(税抜)です。年間ショッピング利用額150万円以上の場合、家族カード1枚分の次年度年会費が無料になります。
こちらはゴールドカードならではの特典が付帯しています。年会費無料で維持できます。
NTTグループカード レギュラーはNTT料金の支払いが多い方にはメリットが大きいクレジットカードです。
15,000円にならない場合は、ドコモユーザーであればdカードの方がお得です。
ドコモのクレジットカードらしいハイ・クオリティです。dカードについては以下で徹底解説しています。
入会キャンペーンも魅力的となっています。
FMV カード
オリコカードと富士通が提携して発行しているクレジットカードです。
年会費は初年度無料、2年目以降は年1,250円(税抜)です。
ただし、年間1回以上のカードショッピング利用で翌年度の年会費は無料となります。年会費は実質無料と評価できます。
家族カードの年会費は無料です。こちらは年1回以上の利用という条件はなく、完全無料となっています。
Visa加盟店で利用すると、いつでも100円あたり1%キャッシュバックとなります。還元率1%です。
また、富士通ならではの特典があります。My Cloud プレミアムサービスの利用料金の3%が毎月キャッシュバックされます。
カードを利用した翌々月上旬頃に、キャッシュバック残高が付与されます。
毎月10日時点のキャッシュバック残高が1,000円以上になったら、その月末に1,000円単位で登録した口座に振り込まれます。
利用ごとに1%割引になるわけではありませんが、1,000円ごとに手続き不要で自動的にキャッシュバックされるので便利です。
海外旅行傷害保険は嬉しい自動付帯です。旅行代金の一部をクレジットカードで支払わなくても保険が適用されます。
補償内容 | 最高保険金額 |
---|---|
死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
携行品損害 | 20万円(免責1事故3,000円) |
賠償責任 | 2,000万円 |
救援者費用等 | 200万円 |
その他、詳細は以下で丹念に分析しています。
三菱UFJカード スマート
三菱UFJカード スマートというクレジットカードがあります。国際ブランドはJCB、Visa、Mastercard、アメックスの4種類です。
本会員は初年度無料で2年目以降は1,000円(税抜)です。ただし、以下のどれかに該当した場合、年会費が無料となります。
- 年会費請求月の前月末時点で本会員が23才以下
- 前年度のショッピング利用が1回以上
- 登録型リボ「楽Pay」の手数料が発生(年1回、利用分を翌月以降に繰り越して手数料が発生した場合)
家族会員の年会費は、初年度年会費無料、2年目以降は1名あたり400円(税抜)です。
2年目以降も本会員が無料条件を満たした場合、家族会員も無料となります。ただし、楽Payの優遇は本会員のみです。
毎月のショッピング利用代金1,000円ごとに4ポイントが得られます(還元率0.4%)。
貯めたポイントは年1回、1ポイント1円で自動キャッシュバックされて登録口座に振り込まれます。還元月にショッピング請求がある場合は相殺されます。
Visa、Mastercardカード会員はApple Payが利用可能です。
三菱UFJカード スマートの支払口座を三菱UFJ銀行に指定して、利用代金等の引き落としがあると、ATM手数料の優遇があります。
その他、海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険が付帯しています。いずれも最高2,000万円で利用付帯です。
ショッピング保険(年100万円)も付帯しています。ただし、日本国内は、分割払い・リボ払いで購入した場合のみ対象です。
インヴァストカード
純粋な自動キャッシュバックではありませんけれども、カード利用の0.5%分が自動でマネーハッチで投資にまわる「インヴァストカード」もあります。
カード利用時に貯まるポイントが自動で現金に交換されて、店頭CFDであるトライオートETFのスキームで、世界の指数に連動する成果を目指す投資が行われるのが特徴です。
「ポイント積立投資専用クレジットカード」と銘打たれています。斬新な面白い仕組みとなっています。
インヴァストカードは、年会費実質無料で還元率は0.5%のクレジットカードです。
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピング・LOHACOなどのネット通販では1.0%以上の還元率となります。
カード利用の0.5%のポイント(改悪後)が、オートキャッシュバックされてトライオートETF口座に入金されて、自動で買い付けられるのがユニークな仕組みです。
いくつかの投資スタイルの中から選ぶだけで、期待するリターンやリスク許容度に応じたインデックスに対して自動で投資を行えます。
指数の額そのものに原則として投資成果が連動して、為替リスクがないのがメリットです。為替ヘッジ付きで外国株価指数に連動する投資をお手軽に行えます。
インヴァストカードで投資する「マネーハッチ」では、企業努力・経済成長によって将来的に株価は上がるという考え方のもと、買いの方から入るのが特徴です。
ポイント交換の手間や投資判断が不要で、ストレス・手間が一切ないのが、全自動の特徴で素晴らしい点です。
通常のクレジットカードは刹那的にポイントが消えていきますけれども、インヴァストカードは運用して育てていける点がユニークです。
残高の推移はグラフで表示されるので、ポイントがキャッシュバックされて蓄積して伸びていくのが可視化されます。
マネーハッチで保有ポジションの×(クローズ)を押すと、全決済して日本円のキャッシュにすることが可能です。
その後に出金手続きを行えば、指定の銀行口座に振り込まれるので、簡単に現金化できます。
デメリットとしては、0.1%~0.35%程度のスプレッド、約0.9%+Liborという金利です。また、投資者保護基金の対象外である点に留意が必要です。
為替ヘッジ付きで外国株式指数にお手軽に投資したい場合は、インヴァストカードは便利です。
カード利用で得られる還元が、一切何も手続き不要である自動投資なのがメリットです。有効期限が無期限のクレジットカードとも解釈できます。
インヴァストカードには、ポイント・自動投資以外にもメリットがあります。
国内旅行傷害保険、ネットあんしんサービス、カード盗難保険が付帯しています。ジャックスのクレジットカードなので、J’sコンシェルも利用できます。
インヴァストカードは資産運用できるクレジットカードの筆頭です。
ただし、投資先が店頭CFDで投資家保護基金の補償がないのがデメリットです。インヴァスト証券が破綻した場合は信用リスクがあります。
そうした観点では、1000万円まで投資家保護基金による補償がある投資信託を購入できるクレジットカードがおすすめです。
証券会社名 | クレジットカード | 対象 投信 | ポイント還元 |
---|---|---|---|
SBI証券 | 三井住友カード 三井住友カードNL 三井住友カード ゴールドNL 三井住友カード プラチナプリファード 三井住友カード プラチナ ANA VISAカード ANA Mastercard | 多数 | 0.5%のVポイント 一部カードは1~5% ※改悪後は最大0.5~3% |
マネックス証券 | マネックスカード | 多数 | マネックスポイント 5万円まで1.1% 5万超は0.2~0.6% |
auカブコム証券 | au PAYカード au PAYゴールドカード | 多数 | 1.0%のPontaポイント |
楽天証券 | 楽天カード 楽天ゴールドカード 楽天プレミアムカード | 多数 | 最大1%の楽天ポイント ※別途、楽天キャッシュ での積立は0.5% |
PayPay証券 | PayPayカード | 数十 | 0.7%のPayPayポイント ※別途PayPay残高で0.5% ※各月5万円が上限 |
大和コネクト証券 | セゾンカード | 数十 | 0.1~1%の永久不滅ポイント |
tsumiki証券 | エポスカード | 4本 | 0.1%~0.5%の エポスポイント |
セゾンポケット | セゾンカード | 2本 | 0.1%~0.5%の 永久不滅ポイント |
※上限はすべて月10万円(楽天証券は楽天カード10万+楽天キャッシュ5万、PayPay証券はPayPayカード5万+PayPay残高5万)
SBI証券での投信積立は、カードのグレードごとに還元率が異なるのが特徴。三井住友カードシリーズのゴールドカードは1.0%、プラチナカードは2.0%還元です。
カード名 | 還元率 |
---|---|
三井住友カード ゴールド | 1.0% |
三井住友カード ゴールド(NL) | 1.0% |
三井住友カード プラチナプリファード | 5.0% |
三井住友カード プラチナ | 2.0% |
※コストがお得な三井住友カード ゴールド(NL)、2024年10月までは三井住友カード プラチナプリファードがおすすめ
Andromeda Card
Andromeda Cardは年1回の利用で年会費が無料になるにもかかわらず、1%と高還元のクレジットカードです。毎月1回日曜日は1.5%還元となります。
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピング・LOHACOなどのネット通販では1.0%以上の還元率となります。
カード利用の1%が自動的にGoogle Pay専用デポジットとなり、Google Payでの利用金額から請求時に自動で値引きしてくれます。
フィンテックらしいユニークな仕組みがスペシャルです。
2018年10月9日からはGoogle PayでQUICPayを利用可能になり、コンビニ・ドラッグストア・スーパー・ガソリンスタンド・タクシー等で幅広く使えるようになりました。
アンドロメダカードは自動的にGoogle Pay専用デポジットに交換されるので、日常的にGoogle Payを使っている方にとって便利なクレジットカードです。
Booking.comカードは終了
Booking.comカードという年会費無料のクレジットカードがありましたが、現在は終了しました。
Visa加盟店でもれなく1%キャッシュバック、カード会員限定サイトでのBooking.comの予約・宿泊・カード利用では5%キャッシュバックがプラスされる点にエッジ・優位性があります。
カード利用で得られる還元は、一切何も手続きが不要であるオートキャッシュバックなのがメリットです。有効期限が無期限のクレジットカードとも解釈できます。
1%という空前の低金利の情勢では高還元で、しかも自動的にキャッシュバックされるのが大きなメリットです。ポイントを貯めて交換という手間が不要です。
カード利用代金との相殺(請求額からの値引き)になります。利用代金がない場合は引き落とし口座に振り込まれます。
カードを発行したら、それ以降は全く手間が不要でチャリンチャリンとオートキャッシュバックを受けられます。
普通の加盟店ではもちろん、電車の定期券代、携帯電話の料金、電気代・ガス代などの公共料金の支払にも割引が適用されます。
年間30万円使えば3,000円のリターンがあります。年間50万円だと5,000円、100万だと1万円です。まとまるとかなりの金額ですね。
かなり多くのお店でクレジットカードを使えますし、固定費も支払えます。ネット通販はクレカ決済が便利です。
0.5%のクレジットカードと比べるとかなりの差が出てきます。
年間利用額 | Booking.comカード | 0.5%のクレカ |
---|---|---|
500,000 | 5,000 | 2,500 |
600,000 | 6,000 | 3,000 |
700,000 | 7,000 | 3,500 |
800,000 | 8,000 | 4,000 |
900,000 | 9,000 | 4,500 |
1,000,000 | 10,000 | 5,000 |
1,500,000 | 15,000 | 7,500 |
浮いた分で美味しいものを食べたり旅行したり、貯金したり色んなことができますね。Booking.comカードならではのメリットです。
また、先着5万名限定でBooking.comの上級会員資格であるGenius会員にアップグレードされます。
一部対象ホテルの宿泊料金10%OFF、レイトチェックアウト、無料空港シャトル、ウェルカムドリンクなどのベネフィットを享受できます。
Booking.genius特典を受けるには通常5回以上の宿泊利用が条件となります。しかし、Booking.comカードに入会すると初回利用時から特典を受けることができます。
もちろん、費用は一切発生しません。Booking.comカードの郵送時に同封されているシリアルコードから手続きすればOKです。
ただでさえリーズナブルな価格帯の事が多いBooking.comの価格から更に10%OFFとなります。
Booking.comカードには、海外旅行傷害保険も付帯しています。
補償内容 | 最高保険金額 |
---|---|
死亡・後遺障害 | 2,000万(うち自動付帯300万・利用付帯1700万) |
傷害治療 | 100万 |
疾病治療 | 100万 |
救援者費用 | 150万 |
賠償費用 | 2,500万 |
携行品損害 | 20万(自己負担3000円) |
最も利用頻度が高い傷害治療・疾病治療(ケガや病での入院費用など)も100万円付帯しており、年会費無料カードとしてはバリューが高いです。
セキュリティが高くて安心・安全なのもメリットです。
発行元である三井住友カードは、本人認証サービス(3Dセキュア)にはワンタイムパスワードが導入されており、不正利用の防止を図っています。
スマホ専用のアプリでワンタイムパスワードを発行するのは日本初の仕組みです。
利用のロック機能(ネット・海外・すべて)、利用の即日通知機能など、独自のセキュリティ施策に優れています。
2013年8月に某有名掲示板からカード情報を含んだ情報流出が発生した際にも、「不正利用を24時間体制で監視し、万が一、不正使用され被害が発生した場合にもすべて補償する」というリリースをいち早く発表しました。「神対応」と呼ばれました。
セキュリティ専門の部署があり、独自の不正検知システムが24時間365日稼働しており、全世界のカード利用のトランザクションをチェックしています。
不正検知システムの精度は高く、すり抜ける不正使用は極めて少なくなっているようです。
VISAインターナショナルから、セキュリティが高い会社に対する表彰があり、アジア・パシフィック地域では、三井住友カードだけが表彰されたことがあります。
セキュリティの部分では国際ブランドの運営元のVISAからも高い評価を受けています。三井住友カードにインタビューした際に頑健性を強く感じました。
もちろん、万が一の盗難・紛失時、インターネット不正利用時は損害額が補償されます。国内・海外どちらでも、24時間年中無休で連絡できます。
年会費無料ですので、Booking.comを使う機会があると絶大なメリットがあるクレジットカードです。オンリー・ワン、スペシャル・ワン、エアフォース・ワンのパワーがあります。
一般加盟店での還元率も1%と年会費無料のクレジットカードとしては高水準であり、ポイントが自動キャッシュバックなのが大きなメリットです。
Booking.comカードはGenius会員になれるので、使わなくてもお得なクレジットカードの筆頭で質実剛健です。
ポイントを貯めて交換という手間から解放されるので、Booking.comは全く使わない方でもバリューが高いハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「自動キャッシュバックカード」としてBooking.comカードを挙げられていました。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのメインカード、キャッシュバック・カードとして挙げていらっしゃいました。
Booking.comカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
年会費が無条件で無料、1%自動キャッシュバック、海外旅行傷害保険も付帯、国際ブランドが使いやすいVisaと、素晴らしいスペックを誇っている万能カードです。
Booking.comカードはお得な入会キャンペーンを開催しており、しかも先着5万名限定でBooking.comの上級会員資格であるGenius会員を得られるので、お早目の入会をおすすめします。
オートキャッシュバックの注意点
自動キャッシュバックの最大のメリットは、ポイントやマイルの交換手続きや利用手続きを忘れることで、有効期限が切れてしまう心配が皆無である点です。
キャッシュバックの方法は以下の3パターンがあります。
- カードショッピング利用代金との相殺(マイナスして引落し)
- 銀行口座へのキャッシュバック
- 利用代金がある場合は相殺、利用がない場合は振り込み
統計を取るとクレジットカードのポイントはそれなりの割合で失効してしまっています。
大手クレジットカード会社であるジャックスの調査では、ポイントに意識的な人でさえ3割も失効しているというデータがあります。
ジャックスカードの種類は多種多様です。その中でも特におすすめのクレジットカードについては、以下で徹底的に解説しています。
特に交換単位が大きいクレジットカードの場合、端数がムダになってしまうケースもあります。
オートキャッシュバックのクレジットカードなら、カード利用額に応じて自動的にキャッシュバックされるので、無駄が生じにくいというメリットがあります。
また、いちいちポイントの使い道を考えるのが面倒という方、交換の手間をなくしたい方にもおすすめです。
ポイントを使うために、たいしてほしくないアイテムを無理やり選ぶといった手間は本末転倒ですね。
クレジットカードの利用で得するどころか、かえって時間の無駄・ストレスになってしまいます。
オートキャッシュバックの場合は、還元された現金でカードの料金を支払ってもポイントが還元されるのも副次的なメリットです。
ポイントを商品に交換したり、お買い物に使った場合、その分についてはポイント対象外というケースも多いです。
自動キャッシュバックのクレジットカードの場合、得られた現金をクレジットカードの支払いに利用すれば、新しいカード利用分でも現金還元を受けられます。
このようにオートキャッシュバックのクレジットカードはメリットが大きくなっています。
- ポイント有効期限切れの心配がない
- ポイントの利用で手間がかからない
- キャッシュバックを新しい利用代金に充当でき、その分も現金還元
しかし、注意点ないしデメリットも存在しています。レバレッジが効かないという側面です。
自動キャッシュバックの場合は日本円で還元されるので、当然ながら1円の価値は1円です。1%還元のカードだと実質的なリターンも1%です。
しかし、ポイントやマイルの場合は1ポイント・1マイルの価値を数円にできる場合があります。
各クレジットカード会社のポイントプログラムでは、お得なレートで交換できるアイテムが用意されていることがあります。
また、キャンペーンで一時的にポイントがUPすることがあります。一例としてJCBのOki Dokiポイントはnanacoへの交換がお得になるキャンペーンを定期的に開催しています。
また、マイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的です。特典航空券へ交換すると、1ポイントの価値が数円に昇華します。
国内線特典航空券で利用すると1マイルの価値が1.5円~2円程度、国際線のビジネスクラスだと1マイル2.5~5円程度、ファーストクラスなら7~16円程度に跳ね上がります。
特典航空券は空席がない場合もありますけれども、自由自在に航空券購入に使えるANA SKYコインやe JALポイントへの交換でも、1マイル1.5円にはなります。
しかし、オートキャッシュバックにはこのような価値のUPはないのがデメリットです。便利で最強の自由さを誇る現金還元の代償として、お得さは低下します。
自動キャッシュバックのクレカの比較
キャッシュバックがお得なクレジットカードは複数あります。その中でもお得なクレジットカードを上手く活用すると、家計に大きな手助けとなります。
ポイントが現金還元というのは利便性が高く、非マイラーであれば突き抜けた使いやすさがあります。
年間で数千円、1万数千円といった現金還元を受けることが可能になり、その分、外食したり旅行したり貯金したり、色んなことができるようになります。
家計が堅牢になり、生活を豊かに彩ることが可能となります。自分の状況や好みに応じて上手にクレジットカードを選び、楽しい生活を送りましょう!
最後におすすめのクレジットカードの比較を表にまとめます。
カード名 | 年会費(税抜) | 還元率 | 特徴 |
---|---|---|---|
P-oneカード<Standard> | 無料 | 1.00% | 請求額から自動的に1%OFF |
Andromeda Card | 年1回利用 で無料 | 1.00% | 自動的にGoogle Pay専用デポジットに |
三菱UFJカード VIASOカード | 無料 | 0.50% | 1,000ポイント以上が必要 |
NTTグループカード | 無料 | 0-1.5% | NTT料金が多くないと低還元 |
My Cloudプレミアムカード | 1,250円 | 1.00% | 年1回の利用で年会費無料 |
インヴァストカード | 無料 | 0.50% | 自動的に現金還元→自動投資 |
三菱UFJカード スマート | 1,000円 | 0.40% | 所定の条件クリアで年会費無料に |
1%還元で自動キャッシュバックのクレジットカードであるP-one カード Standardは、万人におすすめのクレジットカードです。
自動ではキャッシュバックされないものの、現金還元を選択できるクレジットカードとしては、日本盲導犬協会カードがあります。還元率が最大1.575%なのがメリットです。
マイルが貯まりやすいクレジットカードは以下をご参照ください。
おすすめのゴールドカードについては、ゴールドカードのランキングをご参照ください。年会費無料のゴールドカード、年会費が安い格安ゴールドカードもあります。
これらの中でも特に優れたゴールドカードは以下で丹念に論述しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめゴールドカードは以下でご紹介しています。
プラチナカードについては、プラチナカードのランキングをご参照ください。その中でも特に優れたカードは以下で丹念に分析しています。
クレジットカードの頂点であるブラックカードについては以下で精緻に分析しています。
数多くのブラックカードの中から日本で発行されているカードのランキングを以下にまとめました。
実際にブラックカードを活用したところ、お金では買えない類稀なエクスペリエンスが可能でした。
総合的なおすすめクレジットカードについては以下で丹念に分析しています。
日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめカードには、珠玉のクレジットカードが集結しています。
多様な項目での最強のクレジットカードについては、以下で論述しています。
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