スーパーのライフが2018年5月29日から、全店でPontaポイントとdポイントを利用可能です。
当初は首都圏と近畿圏のライフ10店舗限定でPontaポイントを導入し、東京、埼玉、神奈川、千葉、大阪、京都、兵庫、奈良の全店舗に拡大しました。
日常の食料品や日用品の購入で着実にリターンを得ることが可能になります。
目次
ライフと共通ポイント
ライフ独自のお得な仕組みとしては、自社のポイントカードと一体化の電子マネー「LaCuCa」(ラクカ)がメインです。
ライフのポイントカードの機能で、ライフでの買い物200円(税抜)ごとに1ポイント(還元率0.5%)が得られます。
これに加えて、LaCuCaマネー決済時に300円(税抜)ごとに1ポイント(還元率0.333%)を獲得できます。ポイント二重取りが可能です。合計で最大約0.833%が得られます。
この他、全店舗でdポイントもしくはPontaポイントを獲得可能です。
ライフで共通ポイントのPontaポイント、dポイントが貯められるようになったのは朗報です。
スーパーマーケットは生活必需品の宝庫ですので、Pontaポイントが貯まったり、使えるのは嬉しいですね。
全国展開時には、200円(税抜)ごとに1ポイント貯まり、還元率は0.5%となりました。
税込ではなく税抜なのが地味なデメリットです。例えば、税抜980円(税込1,078円)といった場合は端数が切り捨てられて無駄になってしまいます。
とはいえポイントを獲得できるのはお得であり、このデメリットは大きな問題ではありません。
1%還元だと嬉しいですけれども、やはりLaCucaとのバランスを考慮すると0.5%還元に落ち着きました。
一部店舗で導入→全店に拡大というのは、家電量販店のコジマと同じパターンです。まずはお試しで効果を試すのは有意義ですね。
全店に共通ポイントを拡大する企業が増えているというのは、共通ポイントは販促に効果があるのでしょう。
Pontaポイントは便利!Loppiお試し引換券はお得
Pontaポイントはローソン、ケンタッキー、GEO、シェル、ビックカメラ、コジマ、ピザハット、ライフなどにて1ポイント1円で使えるので、現金同様の利便性があります。
ジャンル | 店舗名 |
---|---|
コンビニ・スーパー | ローソン、ローソンストア100、ライフ、ニシムタ、成城石井(一部店舗) |
通販・ネットショッピング | ポンパレモール、HMV&BOOKS online、サンプル百貨店、cotoco、Oisix |
グルメ・飲食 | ケンタッキーフライドチキン、ホットペッパーグルメ、カフェミラノ |
百貨店・ドラッグストア | 高島屋、大和、アルビス、トモズ |
家電 | ビックカメラ、コジマ、ソフマップ |
トラベル | じゃらんnet、JAL、京阪グループホテル、ルートインホテルズ |
カーサービス | apollostation・出光・シェル、じゃらんレンタカー |
ファッション・美容 | AOKI、ジャンブルストア、セカンドストリート、タカシマヤコスメティックス、ホットペッパービューティー |
医療・保険 | Dental Ponta、Pontaかんたん保険 |
エンタメ・本 | 丸善ジュンク堂書店、ゲオ、ゲオ宅配レンタル、HMV、三洋堂書店 |
スポーツ・ゴルフ | ヒマラヤ、じゃらんゴルフ |
Pontaポイントについては以下で徹底解説しています。Pontaカードを提示するとリアルの店舗で使えます。
また、Pontaポイントは、じゃらん、ホットペッパーグルメ、ポンパレモール、ホットペッパービューティーなどのリクルートのサービスでも利用できます。
Loppiお試し引換券がオトク
Pontaは普通に使うと1ポイント1円ですが、ポン活で「ローソンお試し引換券」に使うと、お茶、お酒、コーヒー、お惣菜、ヨーグルト、お菓子、カップ麺などの多様な商品と交換できます。
この交換レートが激烈にお得となっており、Pontaポイント1ポイントで1.5~3円相当の商品と交換できます。
特にスイーツや酒類が充実しているので、好きな方にとってPontaポイントは驚異的にお得なポイントです。
特にビール類とチューハイ類は極めて充実しています。新作は交換商品に登場する確率が高いです。
在日スペイン大使館主催の晩餐会で採用されたワイン「BLUME VERDEJO」(ブルメ・ベルデホ)のフルボトルと交換したこともあります。ワインも時折登場します。
300ポイントで980円のワインと交換できました! しかもタダでもらったのに商品価格の980円に対してもPontaポイントがつきます。お得感があります。
面倒に感じる方も多いと思いますが、ローソンのアプリか端末をピコピコとタッチすればOKです。簡単で時間は1~2分しかかかりません!
一度やってみたら次からはお気軽にサクッと交換できます。Loppiお試し引換券については以下で徹底解説しています。
JALマイルを貯めるのにも役立つ
PontaポイントはJALマイラーにとって嬉しい共通ポイントです。2015年春にJALマイルとPontaポイントが相互交換できるようになりました。
PontaのWebページから、JALマイル10,000マイル→Pontaポイント10,000ポイント、Pontaポイント2ポイント→JALマイル1マイルで交換できます。
移行期間も1週間程度と短めです。交換手順については、以下で丹念に解説しています。
驚異的に便利なのは、Pontaポイント2ポイントをJALマイル1マイルに交換できることです。2ポイント単位での交換が可能です。
他のポイントはJALマイルへの交換単位がもっと大きいポイントが大多数です。Pontaポイントは極限まで細かい単位で交換できるのは絶大なメリットです。
1,000マイル・100マイル・10マイル・1マイルにそれぞれ口数を入力して交換する流れとなります。
例えば、3,708 Pontaポイントを交換したい場合は、2,000ポイントの欄は「1」、200ポイントの欄を「8」、20ポイントの欄を「5」、2ポイントの欄を「4」とすればOKです。
時おり20%増量でJALマイルに移行できるキャンペーンも開催されています。
頑張ってビジネスクラスと交換したら1マイル3円以上、ファーストクラスなら1マイル8円以上の価値で使うことも可能です。
PontaポイントはJALマイラーにとって極めて利便性が高い共通ポイントである点にエッジ・優位性があります。
PontaはJALと提携しており、JAL搭乗でPontaポイントが貯まるように設定することも可能です。
特典航空券はお得。とりわけ国内線・国際線のファーストクラスは、ハイ・クオリティーです。
特典航空券の他、1ポイント=1円の価値がある「e JAL ポイント」に最大1マイル=1.5円のレートで交換可能。また、JALミニマイル特典など、便利でお得な使い道が多数あります。
dポイントはLoppiお試し引換券・JALマイルに交換可
ライフで貯まるdポイントもエッジ・優位性がある共通ポイントです。dポイントの利用対象は下表のとおりです。
ジャンル | 利用対象 |
---|---|
ドコモのサービス等 | ドコモの携帯電話料金 |
ドコモ商品の購入代金 | |
dマーケット(dショッピング、dゲーム、dヒッツ、dブック、dマガジン、d fashion、dミュージック、Leminoプレミアム、dアニメストア、dカーシェア、dフォト等) | |
ポインコグッズ、ドコモメールストアなど、その他ドコモのサービス | |
ショッピング | dポイント加盟店(ローソン・マクドナルド等の街のお店) |
d払い加盟店(リアル店舗/ネットショッピング) | |
iDキャッシュバック(dカード/dカード miniのiD利用代金の支払い) | |
ポイント交換 | dポイント→JALマイル |
dポイント→Pontaポイント | |
その他 | dカード プリペイド、スターバックスカード、ドトールバリューカードへのチャージ グルメカタログ、VJAギフトカードなどの商品等 |
ローソンやマクドナルドなどのリアル店舗で使うことも可能です。
ジャンル | 店名 |
---|---|
コンビニ・スーパー等 | ファミリーマート、ローソン、ローソンストア100、ポプラ・生活彩家・スリーエイト・くらしハウス、やまや、ライフ、オークワ |
ドラッグストア | マツモトキヨシ、ココカラファイン、セイジョー、セガミ、サツドラ、薬王堂、クスリのアオキ |
百貨店・雑貨等 | 高島屋、VECUA Honey、ディズニーストア、東急ハンズ、ショップジャパン トゥルースリーパー、ジョイフル本田、ロッテ免税店 |
カフェ | サンマルクカフェ、ドトール、エクセルシオール、カフェ レクセル、ル・カフェ・ドトール、上島珈琲店 |
ファミレス・ファーストフード | マクドナルド、モスバーガー、モスカフェ、ペッパーランチ、いきなり!ステーキ、かっぱ寿司、すき家、はま寿司、ココス、ビッグボーイ、ジョリーパスタ、華屋与兵衛、久兵衛屋、宝島 バケット、鎌倉パスタ、しゃぶ菜・はーべすと等のクリレスグループ ガスト、バーミヤン、ジョナサン、しゃぶ葉、夢庵、ステーキガスト、グラッチェガーデンズ、藍屋、から好し、魚屋路、とんから亭、ゆめあん食堂、ばーみやん軒 |
空港/ホテル | BLUE SKY、ドーミーイン・ラビスタ等、ホテル京阪、ホテルルートイン |
本/CD/DVD | 丸善・ジュンク堂書店、三洋堂書店、八重洲ブックセンター |
映画・展覧 | イオンシネマ(窓口・e席リザーブ・飲食売店・グッズ)、パルコミュージアム |
家電 | ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、エディオン、100満ボルト、ジョーシン、ノジマ |
カーライフ | ENEOS、コスモ石油、伊藤忠エネクス、オリックス・レンタカー、NEXO中日本のサービスエリア・パーキングエリア |
ファッション | AOKI、メガネスーパー、洋服の青山、紳士服コナカ・フタタはるやま、P.S.FA、TAKA-Q、グローバルワーク・ニコアンド・ローリーズファーム・HARE等 |
dポイントは普通に使うと1ポイント1円ですが、ローソンの「Loppiお試し引換券」で使うこともできますし、Pontaポイントに交換することも可能です。
キャンペーン等で貯まる期間・用途限定のdポイントの使い道については、以下で丹念に論述しています。
上手く工夫すると、dポイントは現金化することも可能です。
JALマイルに交換が可能
dポイントカードの利用登録をすれば、dポイントをJALマイルに交換できます。ドコモとの契約がなくてもOKです。
dポイント1,000ポイントを500マイルに交換できます。交換レートは半減しますが、これはPontaやTポイントと同じレートです。
1マイル2円の価値があると考えれば実質的には1対1です。頑張ってマイルを貯めてビジネスクラスの航空券と交換すれば1マイル2.5~5円の価値となります(JALマイルの価値)。
時折60%のレート(1,000ポイント→600マイル)で交換できるキャンペーンを開催している時期もあります。その時にドーンと交換するとお得です。
マイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的です。特典航空券へ交換すると、1ポイントの価値が数円に昇華します(JALマイルの価値)。
2018年5月1日からdポイントに「ポイント共有グループ」という制度が導入されて、より一層dポイントをマイルに交換しやすくなりました。
一括請求グループでない家族同士、ドコモ回線をもっていない家族ともグループを組んでdポイントをまとめて使えるようになりました。
JALマイルは、2,000マイルでスタジオアリス撮影券、通販サイトで使用できるクーポン、カタログギフトクーポン等と交換できる制度(JALミニマイル特典)もあります。
JALマイルを貯めている方におすすめのクレジットカードは、やはりJALカードです。ショッピングマイル・プレミアム加入でどこでも1%還元、JALカード特約店では2%還元となります。
JALによく搭乗する方ですと、JALカード・プラチナが候補になります。JAL航空券等の購入では100円あたり4マイルが貯まります。
JALアメックス・プラチナ(三菱UFJニコス発行)と、JAL・JCBカード プラチナの2種類があります。JALカードの機能は共通ですが、付帯サービスが異なります。違いは以下で徹底解説しています。
dカード プリペイドやLoppiお試し引換券がお得
「dカード プリペイド」という国際ブランド搭載型のプリペイドカードがあります。
dポイントカードにMastercardとiDの決済機能が搭載されたカードです。dアカウントがある満12歳以上の方が発行できます。
dカード プリペイドカードで支払うと、200円(税込)あたりdポイント1ポイントが得られます。還元率0.5%です。
dポイントカード機能もあるので、dポイント加盟店でdカード プリペイドを提示して決済するとポイント二重取りが可能です。
決済の0.5%と共通ポイント機能の1%(100円ごとに1ポイント)を合わせて、合計1.5%還元となります。
一部、共通ポイント機能で得られるのが200円ごとに1ポイント(0.5%)の加盟店では、合計還元率1%になります。
キャッシュレス決済ならではのお得な還元が魅力的です。その他詳細は以下で徹底解説しています。
dカード プリペイドはApple Payも利用可能です。プリペイド型電子マネーiD加盟店にて利用可能です。
dカード プリペイドの最大のメリットはdポイントでチャージして利用すると、更にdポイントが得られることです。500ポイント以上1ポイント単位で、1ポイント1円の交換レートでdポイントにてチャージできます。
dカードやdポイントカードの利用で得たdポイントをdカード プリペイドにチャージして利用すると、更に利用金額の0.5%が得られます。
dカードの場合、一般加盟店でのカード決済時に1%のdポイントが得られます。
そのポイントをdカード プリペイドにチャージして使うと、更に利用金額の0.5%のキャッシュバックがあり、合計還元率は1.005%(1%+1%の0.5%)になります。
dポイントをそのまま使うよりも、dカード プリペイドに一度チャージしてから使った方が高還元となります。
dポイントはPontaポイントに交換することもできます。dポイント5,000ポイント単位で、1対1の交換レートで交換できます。
Loppiお試し引換券で使う場合は、Pontaポイントに交換する必要はありません。dポイントのままLoppiお試し引換券を使えます。
Pontaポイントが最強に貯まるのは
Pontaポイントが最強に貯まるクレジットカードはリクルートカードです。 還元率1.2%でリクルートポイントが貯まります。
リクルートポイントは1ポイント単位でPontaポイントに交換できるので、リクルートカードはPontaポイントが1.2%貯まるのと同義です。会員サイトでサクッと交換できます。
ポン活でポイントを使うと、実質的な還元率は1.8~3.6%に跳ね上がります。詳細は以下で徹底解説しています。
専門家がおすすめのJCBカードでもあり、実際に発行して使い倒したところ、日々のお買い物や電子マネーチャージでザクザクとポイントを得られました。
年間100万円使うと、リクルートカードならPontaポイントが1万2千ポイントも貯まり、1.8~3.6万円分の商品と交換できます。
数千円相当のリクルートポイントがプレゼントされるお得な入会キャンペーンも魅力的です。
公式サイトリクルートカード 公式キャンペーン
活用していくと家計が頑健化します。日々の生活を豊かに彩ることができます。
リクルートカードはポイント以外にもお得な仕組みが満載なのが魅力的なクレジットカードです。
しかし、貯めたリクルートポイントをPontaポイントに交換する作業が生じます。
カード利用で直接Pontaポイントが貯まるクレジットカードでお得なのは、シェル-Pontaクレジットカードです。
年1度の利用で年会費が無料になり、実質無料で保有しやすいクレジットカードです。
それでいて一般加盟店で還元率1%、昭和シェル石油でポイント二重取り、Pontaポイント加盟店でもポイント二重取りというメリットがあります。
シェル-PontaクレジットカードとShell EasyPayを紐付ける設定を行うと、Shell EasyPayで決済だけでなくPontaポイントを貯めたり使うこともできるようになります。
シェル-Pontaクレジットカードを活用していくと、Pontaポイントがザクザクと貯まります。詳細は以下で徹底解説しています。
ジャックスが発行している「Ponta Premium Plus」というクレジットカードも候補です。年会費は2,000円(税抜)ですが、年間利用額5万円以上で無料になります。
Pontaカードの機能も附帯しているので、これ1枚の決済と提示でPontaポイントを二重に貯めることができます。
基本的な還元率は100円(税込)あたり1ポイントで還元率1%です。年会費が有料のクレジットカードとしてはエッジがありません。
ただし、年2回の優遇月(7月・12月)は、一定以上利用するとポイントが上乗せされる点がメリットです。
- 月間利用額10万円以上→0.5%UPで合計1.5%
- 月間利用額20万円以上→1.0%UPで合計2.0%
7月は夏のセール、12月は歳末セールが開催される時期でもあります。また、年末に旅行に行く方も多いでしょう。7月・12月の利用が多い場合は検討し得るクレジットカードです。
特に自然体で年5万円以上利用する場合は、年会費無料で基本還元率1%、年2ヶ月は最大2%となってスペシャルなクレジットカードです。
数千円相当のPontaポイントを得られるお得な入会キャンペーンも魅力的です。
Pontaポイントが貯まりやすいクレジットカードについては、以下で精緻に分析しています。
JCBは「ポイントおまとめサービスPOICHI」というサービスを開始しており、クレジットカード加盟店がお手軽に共通ポイントを取り扱えるようになっています。
当初はTポイント、Pontaポイント、楽天ポイントを利用可能です。今後はJCB加盟店で共通ポイントの導入が活発化する可能性があります。期待します!