2015年4月からJALマイルとポンタポイント(Pontaポイント)が相互交換できるようになりました。
JALの航空便内でポンタを活用したサービスも開始するようです。ポンタの全会員がポインタポイントをJALマイルと交換可能となります。クレジットカードとポイントカードの活用の幅が広がります。
VポイントとANAマイルが相互交換可能ですが、JALはポンタとタッグを組みました。リクルートポイントはPontaポイントと交換できるので、リクルートポイント・Pontaポイント・JALマイルが繋がりました。
Pontaポイントについては以下で徹底解説しています。
参考Ponta(ポンタ)ポイントを貯める方法・お得な使い方・ポンタカードまとめ
目次
JALマイルとポンタポイントの交換レート
重要なのは交換レートがいくらになるかです。この点、既存のVポイントとANAマイルは以下のレートです。
- ANAマイル10,000 → 10,000Vポイント(※年間交換累計20,000マイル迄)
- 500Vポイント→ANAマイル250
マイルからVポイントに交換する場合は1対1、VポイントからANAマイルに交換する場合は、1対0.5となります。
航空会社とポイント運営企業の懐事情に鑑みると、このくらいのレートが妥当かなという絶妙の交換割合です。JALマイルとポンタポイントも同じ交換レートになると予想します。
JALマイルとPontaポイントの交換レートが発表されました!やはりJALマイルをPontaポイントに交換する場合は1対1、PontaポイントをJALマイルに交換する場合は2対1となりました。
JALマイルからPontaポイントへの交換
JALマイルをPontaポイントに交換する場合のレートは以下の通りです。
- 3,000マイル以上10,000マイル未満:1マイル→0.5Pontaポイント
- 10,000マイル以上:1マイル→1Pontaポイント
3,000マイルから交換可能です。単位は1,000マイル単位です。例えば、7,000マイルを3,500Pontaポイント、1万マイルを10,000Pontaポイントに交換できます。
JALのWEBサイトで申込みます。これまでは30,000マイル以上の場合は10,000マイルが5,000 Pontaポイントとなりましたが、30,000マイル以上の交換でも1対1で交換できます。
JMBローソンPontaカードVisa以外のPontaカードでも交換できるようになりました。
PontaポイントからJALマイルへの交換
Pontaポイント2ポイントをJALマイル1マイルに交換できます。交換レートは半減してしまいますが、1マイル2円の価値があると考えると実質的に1対1での交換となります。
2016年3月31日までに、JMBローソンPontaカードVisaカードを持っていないJMB会員が、JALのマイルとPontaポイントの相互交換ができる「JMB×Ponta会員」に登録するとPontaポイントが当たります。
- 5人に1人に500Pontaポイント
- 外れても10Pontaポイント
毎月抽選で5名に40,000マイルが当たるキャンペーンも2016年3月31日まで行われています。
また、2015年6月30日までにPontaポイントからJALのマイルに交換すると、20%交換レートがアップするキャンペーンもあります。
例えば、26PontaポイントをJALマイルに交換した場合、通常13マイルのところ、交換レートアップ分の2マイルが積算されて合計15マイルとなります。
PontaポイントをJALマイルに交換する場合は今がチャンスです!
JAL搭乗でJALマイルではなくPontaポイントも貯められる
JALマイレージバンクに「Pontaコース」が登場しました。JALの飛行機に搭乗すると、通常はJALマイルが貯まるところ、Pontaポイントが貯まるコースです。
JALグループ国内線・JAL国際線にフライトマイル積算対象運賃で搭乗すると、Pontaポイントがもらえます。2016年4月1日から開始します。
JALをよく利用する方はJALマイルを貯めた方がお得ですが、飛行機にはたまにしか乗らないという方ですと、交換できるまでマイルが貯まらない事が多いです。
ライトユーザーはPontaポイントを貯めた方がお得です。詳細は以下にまとめています。
また、JALは定期的にPontaポイントが貯まるキャンペーンを開催しています。PontaとJAL提携記念で、「先得 de Ponta プレゼントキャンペーン」が開催されていました。
2015年4月1日(水)~5月31日(日)のキャンペーン期間中の搭乗2回ごとに、500Pontaポイントがもらえます。対象運賃は、先得割引、スーパー先得、ウルトラ先得です。
JALマイレージバンク(JMB)日本地区会員で、2015年6月30日までに「JMB×Ponta会員」に登録した会員が対象です。
2016年2月29日(月)までは第2弾として、JALの先得割引、スーパー先得、ウルトラ先得が適用される路線に乗車すると、1回毎に300Pontaポイントがプレゼントされました。
更に搭乗者の中から抽選で1,000Pontaポイントが毎月抽選でプレゼントされます。
2015年11月1日~2016年1月31日までの期間中は、JMB×Ponta会員限定で、東京(羽田)-松山線、福岡線、宮崎線に対象運賃で搭乗すると、1回ごとに400 Pontaポイントが得られました。
東京(羽田)-宮崎線は2016年1月31日まで、松山線、福岡線は2015年12月28日(月)まででした。
2024年10月現在も、日本航空のフライトでPontaポイントを得られるキャンペーンが時おり開催されています。
JALマイル・JALカードの利便性が向上
JALの搭乗やJALカードで貯まるマイルの利便性が向上します。選択肢は多い方が便利ですよね。
もちろんマイルは航空券と交換するのが最もお得ですけれども、仕事の関係で航空券が取れなかったり、中途半端にマイルが余る場合があります。この場合はPontaポイントに交換できると便利です。
Ponta(ポンタ)は、ローソン、ライフ、ケンタッキー、ビックカメラなどで使えるので現金同様の利便性があります。
ジャンル | 店舗名 |
---|---|
コンビニ・スーパー | ローソン、ローソンストア100、ライフ、ニシムタ、成城石井(一部店舗) |
通販・ネットショッピング | ポンパレモール、HMV&BOOKS online、サンプル百貨店、cotoco、Oisix |
グルメ・飲食 | ケンタッキーフライドチキン、ホットペッパーグルメ、カフェミラノ |
百貨店・ドラッグストア | 高島屋、大和、アルビス、トモズ |
家電 | ビックカメラ、コジマ、ソフマップ |
トラベル | じゃらんnet、JAL、京阪グループホテル、ルートインホテルズ |
カーサービス | apollostation・出光・シェル、じゃらんレンタカー |
ファッション・美容 | AOKI、ジャンブルストア、セカンドストリート、タカシマヤコスメティックス、ホットペッパービューティー |
医療・保険 | Dental Ponta、Pontaかんたん保険 |
エンタメ・本 | 丸善ジュンク堂書店、ゲオ、ゲオ宅配レンタル、HMV、三洋堂書店 |
スポーツ・ゴルフ | ヒマラヤ、じゃらんゴルフ |
ポンタポイントは、ローソン店頭でLoppiお試し引換だと、非常にお得です。一例として、224円のビールが100pで、152円のチューハイが60pで、145円の第3のビールが60pで交換できます。
参考面倒な手間なしで超お得!Ponta→Loppiお試し引換券を徹底解説
JALはANAと異なり、2,000マイルでスタジオアリス撮影券、通販サイトで使用できるクーポン、カタログギフトクーポン等と交換できます。私も2度交換しました。
2,000マイルで2,000ポンタポイントに交換できると非常に便利で期待していましたが、残念ながら1万マイル以上の交換でないとレートが半減してしまうことになりました。
Loppiお試し引換だと1Pontaポイント2円程度の価値があるので、1万マイル以上で交換すると1マイル2円となり、国内航空券と比べてもそこそこのレートです。
リクルートカードでJALマイルを貯めるという選択肢
JALカードショッピングマイル・プレミアムという制度がJALカードにはありますね。3,000円(+消費税)で、JALカードの利用が100円1マイルになり、特約店だと100円2マイルになります。
代表的な特約店は以下の通りです。
- JALグループ航空券、機内販売
- JAL PLAZA
- ファミリーマート
- ENEOS
- 大丸・松坂屋
- ファミリーマート
- ハックドラッグ
- 紀伊國屋書店
- ロイヤルホスト
- トヨタレンタカー
航空券でマイルをたくさん得ている方だとJALカードショッピングマイル・プレミアムが基本ですが、陸マイラーの方でしたら、リクルートカードという選択肢が浮上します。
リクルートカードで貯まるリクルートポイントは、ポンタポイントと1対1で相互交換できます。
リクルートカードは還元率1.2%ですので、リクルートポイントをポンタポイントに交換し、更にJALマイルに交換すると、リクルートカードプラスの決済でJALマイルが0.6%貯まるようになります。
リクルートカードの年会費は無料ですので、JALカードの年会費+ショッピングマイル・プレミアムの5,000(+消費税)よりも安価です。
ライトユーザーでクレジットカードの利用が多くなくて、かつJALマイル特約店での利用が少ないのであれば、日常の決済はリクルートカードでポイントを貯めて、JALマイルに交換という選択肢が浮上します。
リクルートカードはnanacoへのチャージでポイントが貯まるのも大きなメリットです。nanacoについては以下にまとめています。
ちなみにnanacoチャージでポイントが貯まるクレジットカード、チャージの利用限度額、金券類の利用限度額を高くできるカードについては以下で徹底解説しています。
JALカード プラチナで最大8%還元!
JALマイルが貯まるJALカードには様々な種類がありますが、個人的にはJALアメリカン・エキスプレス・カードが好きです。
普通カードは非ゴールドカードであるにもかかわらず、ラウンジに2名まで無料入場可能なのが大きなメリットです。
2名で出張する際には、同僚と出発までラウンジで寛ぐことができます。同僚がラウンジに入れない場合は、自分だけ入るのは気が引けるので便利です。
ソフトドリンク類はもちろん、ラウンジによってはビールや地酒もあります。
配偶者や恋人がいたら飛行機待ちがはかどります。私には関係ない話ですヽ(´ー`)ノ
JALアメリカン・エキスプレス・カード、JAL・JCBカードのプラチナですと、JAL航空券等は100円あたり4マイルが貯まります。
本家のアメックス・プラチナと比べるとサービスは見劣りますが、実用的なサービスはひと通り揃っているため、コスパの観点では良好です。
参考LCC時代もマイルは不滅!JALカードならJALアメックスが最強
前述のLoppiお試し引換だと、1ポンタポイント2円程度の価値があるので、JALマイル→ポンタポイント→Loppiお試し引換だと、なんとJAL航空券等の購入時は、100円あたり8円程度(8%)のパフォーマンスとなります。
Pontaとの交換は別にしても、国内航空券でも1マイル2円程度の価値はあり、JALカード プラチナは最大8%の還元率となるので、JALによく乗る方にはおすすめです。
JALアメックス・プラチナは、プライオリティ・パスに家族会員も申込可能、手荷物無料宅配(往復)、コート(防寒具)預かり、手ぶらチェックインが魅力的です。
JAL・JCBカード プラチナの方は、JCBの最上級カードであるJCB THE CLASSとかなりの部分で同一のサービスを利用できるのがメリットです(JALカード プラチナの比較)。
また、機能そのものではありませんが、JCBロゴの箔押し印刷が卓越してカッコ良い点もJCBの大きなメリットです。
ダイナースのブラックカードやアメックス・プラチナ級のプレミアム感があります。
JAL・JCBカード プラチナの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
JALアメックス・プラチナとJAL・JCBカード プラチナの比較については、以下で徹底的に解説しています。
その他、JALカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。