ANAカードの中でも存在感があるのが、JCBが発行しているANA JCBカードです。
Tokyo Metro To Me CARD Primeとの提携カードでもあるソラチカカードは、メトロポイントからANAマイルへの交換レートがアップという一撃必殺の威力があり、陸マイラー御用達の一枚となっています。
その他、一般カード、ワイドカード、ワイドゴールドカード、プラチナ プレミアムカードのラインナップが揃っています。18歳以上(学生不可)・29歳以下限定のANA JCBカード ZEROもあります。
VISA/Mastercardで改悪が相次いでおり、相対的に魅力が上昇しているANAカードです。
ANA JCBカードのメリット、デメリット、他のANAカードとの比較について、個人的口コミをまとめます。
公式サイトANA JCBカード 公式キャンペーン
目次
- ANA JCBカードとは
- 一般加盟店でのマイル付与率はVISA/Mastercardを凌駕
- ANAカード特約店ではマイル付与率がUP
- 年間維持コストとマイル付与率の比較
- Edyマイルプラス・AMCモバイルプラスで楽天Edyが高還元
- フライト・入会/継続とボーナスマイルがザクザク
- Oki Dokiランド/ ANAマイレージモール経由でネット通販がお得
- ANA QUICPay+nanacoも利用可能
- セブン-イレブンではマイル付与率が最大2.03%!
- Apple Payに対応!お買い物・Suicaチャージが可能
- ソラチカカードはPASMOチャージでマイル!
- 電子マネー対応
- 充実の旅行傷害保険
- 安心のショッピング保険
- ANAマイルの使い道
- JR東海エクスプレス予約で新幹線も安価に
- ワンタイムパスワードでの本人認証など充実のセキュリティ
- ANA JCB プリペイドカードへのチャージが無料
- ANA一般カード共通の割引
- ANAワイドカード共通の特典
- ANA To Me CARD PASMO JCBの限定特典
- ANA JCB ワイドゴールドカードの限定特典
- ANA JCB プラチナ プレミアムカードの限定特典
- デメリット
- スーパーフライヤーズ・カードとANA JCBカード
- ANA JCBカードの比較一覧
- 他のANAカードとの比較
- インタビュー
- まとめ
ANA JCBカードとは
ANA JCBカードは、ANAがJCBと提携して発行・運営しているクレジットカードで、国際ブランドはもちろんJCBです。
ANA JCBカードには、一般カード、ワイドカード、ワイドゴールドカード、プラチナ プレミアムカードの4種類が存在。それぞれ家族カードもあります。
一般カード・ワイドカードは、18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方が申し込めます(学生は不可)。
ワイドゴールドカードは20歳以上、プラチナ・プレミアムは30歳以上で本人に安定継続収入が必要です。
ANA JCBカードには18歳~20歳限定の「ANA JCBカード ZERO」が用意されています。しかし、JAL CLUB ESTと比較するとメリットが乏しいクレジットカードです。
一般カード・ゴールドカードには、To Me CARDの機能が搭載された「ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)」もあります。
JCBとTo Me CARDが提携して発行しており、これも広義のANA JCBカードに属します。
学生専用のANAカードにもANA JCBカードがあります。
カードフェイス
カードフェイスは一般カード・ソラチカ・ワイドカードはANAらしいブルー、ワイドゴールドカードは金色基調、プラチナ・プレミアムカードはブラック、ZEROは白がベースで洗練されています。
ANAワイドカードは一般カードとほとんど同じ色味なのに対して、JAL CLUB-Aカードはゴールドカードに準じたシャンパンゴールドでオシャレです。ワイドカードに関しては、カードフェイスの面でJAL CLUB-Aカードに分があります。
ANA JCBカードは、ディズニー・デザインは選択できません。ディズニーデザインが選べる航空系カードはJAL・JCBカードのみです。
ANA JCBワイドゴールドカード限定デザイン
ANA JCBワイドゴールドカードには限定デザインが登場する年があります。2016年限定デザインは、シャンパンゴールドとやわらかいピンクを基調とした上品な仕上がりでした。
既にANA JCBワイドゴールドを保有している場合は、限定デザインへの変更は1,000円(税抜)の費用が必要でした。
ANA JCBスーパーフライヤーズゴールドカードの方も2016年限定のデザインが出ています。
「SUPER FLYERS」という文字の部分が背景と調和していて、通常のスーパーフライヤーズゴールドカードよりもオシャレなデザインです。
2014年にはANAカード30周年を記念した限定デザインを発行しました。グレーを基調とした券面に787型飛行機の「3Dリップマン型ホログラム」が浮かび上がるデザインです。
VISA/Mastercardには限定デザインはありません。オリジナルのオシャレなデザインのANAカードを持てるのは、ANA JCBカードのエッジ・優位性です。
年会費
年会費(税抜)はANA JCB 一般カード、ANA To Me CARD PASMO JCBは初年度は無料・2年目以降は2,000円、ワイドカードは7250円、ワイドゴールドカードは14,000円、プラチナ プレミアムカードは70,000円です。
家族カードの年会費(税抜)は、一般カードは1,000円、ワイドカードは1,500円、ワイドゴールドカードとプラチナ・プレミアムカードは4,000円です。
ANA JCBカードは三井住友カード発行のVISA/Mastercardとは異なり、WEB明細やリボ払い利用での年会費の割引はありません。
ETCカードは発行手数料・年会費無料です。有料のクレカもある中で無料なのは嬉しいですね!
ANA VISA/マスターとは異なり、ETCカードの利用がない場合でも年会費は発生しません。これは良心的です。
カード名 | 年会費(税抜) | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
ANA JCB 一般カード | 2,000円 | 1,000円 |
ANA To Me CARD PASMO JCB | 2,000円 | 1,000円 |
ANA JCBカード ZERO | 無料 | 無料 |
ANA JCB ワイドカード | 7,250円 | 1,500円 |
ANA JCB ワイドゴールドカード | 14,000円 | 4,000円 |
ソラチカゴールドカード | 14,000円 | 2,000円 |
ANA JCB プラチナ プレミアムカード | 70,000円 | 4,000円 |
スマリボを登録した場合、一般カード・ワイドカードは1,350円、ゴールドカードは5,000円のキャッシュバックを受けられます。
ただし、初回から利用額全額に対してリボ手数料が発生し、極小化するには銀行振込かATMでの繰り上げ返済が必要です。
メインカードは他にあってほとんど使わない場合以外は、年会費発生前のみスマリボに切り替えるか、毎月繰り上げ返済する運用に手間がかかります。
とはいえ、ソラチカカードなら、Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が高還元になります。最大1.54%となるので、手間をかけるのも選択肢です。
申し込みから発送までは最短で3営業日。即日発行はできませんが、十分に速いスピードです。
申し込みの際に支払い銀行口座の設定がオンラインで完了すれば、最短3営業日での発送となります。
一般加盟店でのマイル付与率はVISA/Mastercardを凌駕
ANA JCBカードは他のANAカードと比較して、一般加盟店でのマイル還元率が高いのが魅力的です。カード利用で1,000円につき「Oki Dokiポイント」が1ポイントが付与されるのが基本です。
Oki Dokiポイントとは、JCBのポイント・プログラムです。携帯電話・電気・水道・ガス・NHK受信料・放送料金の支払時も、もちろんポイントが付与されます。
ポイントはANAマイルに移行できます。マイル以外の多種多様な商品に交換することも可能です。
Oki Dokiポイントの有効期間は下表のとおりで、マイル移行後のマイル有効期間は3年です。
カード名 | 有効期間 | ||
---|---|---|---|
ポイント | マイル | 合計(最長) | |
ANA JCB 一般カード ANA To Me CARD PASMO JCB ANA JCBカード ZERO | 2年 | 3年 | 5年 |
ANA JCB ワイドカード | 2年 | 3年 | 5年 |
ANA JCB ワイドゴールドカード ソラチカゴールドカード | 3年 | 3年 | 6年 |
ANA JCB プラチナ プレミアムカード | 5年 | 3年 | 8年 |
10マイルコースと5マイルコース
ANA JCB 一般カード、ソラチカカード、ワイドカードの場合、ポイントのマイルへの交換レートは、2つのコースによって変わってきます。
- 10マイルコース:1ポイント→10マイル(マイル付与率1.0%)
- 5マイルコース:1ポイント→5マイル(マイル付与率0.5%)
ANAマイルの移行手数料は、10マイルコースは5,500円(税込)、5マイルコースは無料です。
マイルの移行の方法には、「マルチポイントコース」と「自動移行コース」があります。
マルチポイントコースは任意のタイミングでポイントをマイルに交換し、自動移行コースは自動的にマイルに交換されます。
2倍コースの移行手数料は、マイルに移行しない年度は発生しません。つまり、自動移行方式だと毎年6,000円(税抜)がかかりますが、2年に1回移行すると1年あたりのコストは3,000円になります。
10マイルコースの場合は、移行手数料はマイルに移行しない年度は発生しません。
つまり、自動移行方式だと毎年5,000円がかかりますが、2年に1回移行すると1年あたりのコストは2,500円になります。
毎年マイルに移行する場合は自動移行がいいですが、2年に1度でOKならマルチポイントコースが望ましいです。
なお、スケジュール管理が重要となりますが、10マイルコースの移行手数料は最大で3年に1回で済みます。
- 2024年4月1日に10マイルコースに登録(2025/3/31迄1ポイント→10マイルに)
- 2025年3月31日に全ポイントをマイルに移行
- 2025年4月1日~2027年3月31日の期間はポイントを交換しない(※2025年4月の獲得ポイントの有効期限は2027年4月末)
- 2027年4月にポイントをマイルに交換(※4月末までに交換しないとポイントが失効する点に注意)
後はこれを繰り返せば、マイル移行手数料の支払いは3年に1回で済みます。
ただし、ポイント交換を忘れて失効するリスクがあるので、Googleカレンダー等を利用してメールでアラームが届くように設定しましょう。
ANA JCBカード ZEROは5マイルコースのみ。ANA JCB ワイドゴールドカード、ソラチカゴールドカードの場合は、自動的に10マイルコース(基本1%)になり、マイル移行手数料は無料です。
ANA JCBカード プレミアムは、カード利用で1,000円につき「Oki Dokiポイント」が1ポイント付与され、更に「ボーナスポイント」1ポイントが得られます。
- 通常獲得ポイント:1ポイント=10マイル
- ボーナスポイント:1ポイント=3マイル
つまり、合計でカード利用1,000円あたり13マイルが得られます。マイル付与率は1.3%です。
ボーナスポイントはマイル自動移行コースを選択した場合でも、マイレージ移行の手続きが必要となります。マイル移行手数料は無料です。
年間の利用額に応じてボーナスポイント(マイル)を獲得可
ANA JCBカードはJCBスターメンバーズが適用されてJCBスターメンバーズが適用されて、年間のショッピング利用金額が一定以上になると、翌年度のポイント還元率がアップします。
年間の集計期間は12月16日~翌年12月15日です。年間利用額50万円以上で「スターβ」、100万円以上で「スターα」となります。
ワイドゴールドカード、ソラチカゴールドカード、プラチナ プレミアムカードの場合は、300万円以上で「ロイヤルα」になれます。
スターβだと、10%のボーナスポイントが付与されます。このボーナスポイントは1ポイント3マイルで移行できます。マイル付与率は0.03%相当です。
スターα は、20%のボーナスポイントが付与され、0.06%のANAマイルに移行できます。ロイヤルαは25%のボーナスポイントを0.75%のANAマイルに移行できます。
「通常獲得ポイント」は1ポイント以上1ポイント単位、「ボーナスポイント」は500ポイント以上1ポイント単位で移行できます。
前年度の年間利用額 | ステージ | ボーナスポイント | ボーナスマイル付与率 |
---|---|---|---|
50万円以上 | スターβ | 10% | 0.03% |
100万円以上 | スターα | 20% | 0.06% |
300万円以上 | ロイヤルα | 25% | 0.075% |
マイルのコースごとの合計マイル付与率は下表のとおりです。ワイドゴールドカードは自動的に10マイル、ZEROは5マイルのみです。
前年度の年間利用額 | ステージ | 5マイルコース | 10マイルコース | プレミアムカード |
---|---|---|---|---|
50万円以上 | スターβ | 0.53% | 1.03% | 1.33% |
100万円以上 | スターα | 0.56% | 1.06% | 1.36% |
300万円以上 | ロイヤルα | - | 1.075% | 1.375% |
ソラチカカード / ソラチカゴールドカードなら高還元
年間の利用額に応じて最大1.075%のマイルが獲得可
ソラチカカードはJCBスターメンバーズが適用されて、年間のショッピング利用金額が一定以上になると、翌年度のポイント還元率がアップします。
前年度の年間利用額 | ステージ | ボーナスポイント | ボーナスマイル付与率 | 合計マイル付与率 |
---|---|---|---|---|
50万円以上 | スターβ | 10% | 0.03% | 1.03% |
100万円以上 | スターα | 20% | 0.06% | 1.06% |
300万円以上 (ゴールドのみ) | ロイヤルα | 25% | 0.075% | 1.075% |
メトロポイント経由でANAマイルに交換すると最大1.125%還元
ソラチカカードは交換を工夫するとボーナスポイント分は1.5倍のレートで交換できます。
年間利用額に応じたボーナスポイントは、そのままANAマイルに交換すると1ポイント3マイルです。
しかし、ボーナスのOki Dokiポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換すると、1ポイント4.5円になっちゃいます!
- ボーナスポイント→ANAマイル:500 Oki Dokiポイント→1,500マイル
- ボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイル:500 Oki Dokiポイント→2,500メトロポイント→2,250マイル
したがって、ソラチカ一般カードは最大1.09%、ゴールドカードは最大1.125%となります。
- ソラチカカード:年100万円以上利用時、通常1%+ボーナス0.09%=1.09%
- ソラチカゴールドカード:年300万円以上利用時、通常1%+ボーナス0.1125%=1.1125%
Oki Dokiポイントをメトロポイントに交換できるのはソラチカカード、ソラチカゴールドカードだけですので、オンリー・ワン、スペシャル・ワン、エアフォース・ワンの力を誇っています。
スマリボを活用すると最大1.5625%還元
ソラチカカード、ソラチカゴールドカードは自動リボ払いサービスの「スマリボ」を活用すると、更に高還元で得することが可能です。
スマリボは基本的にはANA JCB一般カード、ソラチカカードを寝かす場合に、年会費が割引になってお得なサービスです。
しかし、繰り上げ返済の手間を許容できるなら、メインカードとしてガンガン活用する場合でもお得な制度です。
スマリボを設定すると、通常ポイント・マイルとは別に通常0.3%ANAマイル相当のOki Doki ボーナスポイントを得られます。
+1倍のOki Dokiボーナスポイント=3マイル(0.3%)
これをOki Dokiポイント→メトロポイント→ANAマイルという「新ソラチカルート」でANAマイルに移行すると、1.5倍の0.45%のANAマイルとなります。
したがって、ソラチカカードのANAマイル還元率は、最大で一般カード1.54%/ゴールドカード1.5625%となります。
前年度の年間利用額 | 基本還元率 | 新ソラチカルート ボーナスマイル付与率 | 合計マイル付与率 |
---|---|---|---|
50万円未満 | 1% | 0.45% | 1.45% |
50万円以上 | 1% | 0.495% | 1.495% |
100万円以上 | 1% | 0.54% | 1.54% |
300万円以上 (ゴールドのみ) | 1% | 0.5625% | 1.5625% |
なんと年会費155,000円(税抜)のANAダイナースプレミアムを凌駕する高水準に昇華しますよ!
新ソラチカルートの活用によって、日常のカードショッピングでANAマイルをザクザクと獲得できてファンタスティックです。
公式サイトソラチカカード 公式キャンペーン
スマリボを活用した還元率UPの方法の詳細については、以下で解説しています。
なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
- ANA JCB一般カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
ANAカード特約店ではマイル付与率がUP
ANAカード特約店である「ANAカードマイルプラス」の提携店・対象商品では、プレミアムカード以外のANA JCBカードはクレカ利用によるポイントとは別に、利用金額100円または200円(税込)につき1マイルが積算されます。
以下の画像はセブン-イレブンで400円のお買い物をした例です。セブン-イレブンは200円あたり1マイルが加算されるので、0.5%の2マイルが加算されています。
通常のANA JCBカード利用による0.5%/1%のポイントとは別に、更に0.5%~1%のマイルが貯まります。合計のマイル付与率は1%~2%になり、かなりお得になります!
レストランやカフェの利用でもザクザクとANAマイルが貯まっていきます。
クレカのポイントとは別にマイルを得られるのはお得感があります。
使いやすいコンビニ・スーパーで、ANA JCBカード決済による基本0.5%~1%と合わせて合計で1.5%~2%のマイルが得られてバリューが高いです。
対象店舗の中ではセブン-イレブン、イトーヨーカドー、マツモトキヨシあたりは日常的に使いやすくてお得です。
また、時折ANAカードマイルプラスのボーナスマイルが多くもらえるキャンペーンが開催されることがあります。
ANA JCBカード プレミアムの場合、ANAカードマイルプラス提携店のうち、ANA航空券や機内販売などの利用時は、通常は100円につき1マイルが自動積算されるところ、100円につき2マイルが自動積算されます!
通常のクレカ利用による1.3%のマイルとは別に、更に2%のマイルが貯まります。合計のマイル付与率は3.3%になり、かなりお得になります。
年間支払金額に応じたボーナスポイントを考慮すると、最大で3.375%と高還元になります。
また、ANA JCBカード限定ではありませんが、利用でANAマイルが貯まるお店・サービスがあります。
ANAマイレージクラブ「暮らしの提携パートナー」の利用でマイルを獲得可能。ホテル、レンタカー、タクシー、ネットショッピング、グルメ、車検など幅広いジャンルがあります。
公式サイトの各ジャンルページにて、「AMC番号の提示で貯める」にチェックを入れると出てきます。
例えば、日本全国のANAグルメマイル参加店にて、カードを提示のうえでマイル精算希望の旨を伝えると、利用金額100円(税込)あたり1マイルが貯まります。
年間維持コストとマイル付与率の比較
年会費の割引、2年に1回マイル移行することを考慮した年間維持コスト(税込)、マイル付与率の比較をまとめると下表の通りです。
項目 | ZERO | 一般 | ソラチカ | ワイド | ゴールド | プレミアム | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
年間コスト(2年に1回マイル移行) | 無料 | 4,500 | 4,500 | 9,750 | 14,000 | 70,000 | |
家族カード1枚込 | 無料 | 5,500 | 5,500 | 11,250 | 18,000 | 74,000 | |
マイル付与率(最大) | 一般加盟店 | 0.56% | 1.06% | 1.06% | 1.06% | 1.075% | 1.375% |
特約店 | 1.56% | 2.06% | 2.06% | 2.06% | 2.075% | 3.375% | |
ANA航空券等 | 1.56% | 2.06% | 2.06% | 2.06% | 2.075% | 3.375% | |
ポイント有効期限 | 2年 | 2年 | 2年 | 2年 | 3年 | 5年 |
Edyマイルプラス・AMCモバイルプラスで楽天Edyが高還元
ANAカードに搭載されている電子マネーの楽天Edyを使うと、200円あたり1ANAマイルが得られます(マイル付与率0.5%)。おサイフケータイでも同様にANAマイルを貯める設定が可能です。
これだとメリットに乏しいですが、「ANAマイレージクラブ モバイルプラス」という制度に加入すると、楽天Edyの利用が高還元となるのが利点です。
月会費は300円(税抜)であり、コストは年3,600円(税抜)。ドコモ・au・ソフトバンクの契約者が加入でき、支払い方法は以下の通りです。
- NTTドコモ:SPモード決済(ahamoは対象外)
- au、Povo2.0:auかんたん決済
- SoftBank、LINEMO:ソフトバンクまとめて支払い
これに入会すると、楽天Edyの利用で得られるANAマイルが3倍(200円あたり3ANAマイル)になります。マイル付与率1.5%です。
マツモトキヨシ・紀伊國屋書店などのEdyマイルプラス対象店舗では200円あたり4マイルが貯まり、マイル付与率2%となります。
ANA JCB ワイドゴールドカード、ANA JCB カードプレミアムの場合、楽天Edyへのチャージ時にも0.5%のマイルが貯まります。
したがって、チャージ&利用でANAマイルの二重取りが可能。一般加盟店では2%、Edyマイルプラスでは2.5%です。
フライト・入会/継続とボーナスマイルがザクザク
ANAカードなら通常のフライトマイル(国内線・国際線)に加えて、区間ごとのボーナスマイルがプレゼントされます。
「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10~50%」がもらえるので、フライト頻度が多い方にとっては利点が増幅。
一般カード・ソラチカ・ZEROは10%、ワイドカード・ワイドゴールドカードは25%、プラチナ プレミアムカードは50%です。
また、カード入会・継続のボーナスマイルは、一般カード・ソラチカは1,000マイル、ANAワイドカード・ANAワイドゴールドカードは2,000マイル、ANAプラチナ プレミアムカードは10,000マイルです。ZEROにはありません。
毎年マイルがもらえるのは嬉しいですね。国内線特典航空券で1マイル2円で使えば、なんと実質的に毎年2,000円~10,000円がバックされることになり、年会費の負担を減らすことができます。
ANAプレミアムメンバーの「ダイヤモンド」「プラチナ」「ブロンズ」ステイタスを保持している時は、ANAゴールドカード・プレミアムカードの場合、限定特典で通常の継続ボーナスマイルに加えて更に2,000マイルがプラスされます。
家族のマイルを合算できる「ANAカードファミリーマイル」に登録(無料)すれば、家族全員のマイルが無駄なく利用でき、マイルの使い道が広がります。
ANAマイルはJALマイルと同様にマイレージ会員の死亡時は、所定の手続きを経て家族がマイルを相続することができます。
会員本人の死亡証明書や裁判所の命令など、故人である会員のマイルの相続権を有することを確かに証明する書類を、死亡後6ヵ月以内にANAに提示すればOKです。
Oki Dokiランド/ ANAマイレージモール経由でネット通販がお得
JCBは「Oki Dokiランド」というポイントモールを運営しています。ANA JCBユーザーも利用できます。
ポイントモール経由でAmazon、楽天、ヤフーショッピング、ロハコなどで買い物すると、クレジットカードやネット通販サイトのポイントとは別に、更に独自にボーナスポイントが貯まります。
また、ソラチカゴールドカードはANAが運営しているANAマイレージモールでも、ネット通販でボーナスマイルを得られます。
手間を許容できる場合は、Oki DokiランドとANAマイレージモールを比較検討し、お得な方を使うとより多くのANAマイルを獲得可能です。
ANA QUICPay+nanacoも利用可能
ANA JCBワイドゴールドカードは、後払い方式の電子マネー「QUICPay」(クイックペイ)を利用できます。
カードにQUICPayが搭載された一体型のタイプと、別々のタイプの2種類があります。おサイフケータイ等でも利用可能です。
QUICPayはnanaco、楽天Edy、Suicaとは異なり、事前にチャージする必要がないので使いやすい電子マネーです。
使った金額は後日、登録したクレジットカードから引き落とされます。残高を気にする必要がないので利便性が高い電子マネーです。
コンビニ等での少額の決済でクレジットカードを使うのが微妙な場合や、サインか暗証番号の入力が必要な店舗でそれが面倒な場合にも便利です。
QUICPayは、主要コンビニ・スーパー・ディスカウントストア・レストラン・商業施設など、多種多様なお店で利用できます(一覧)。
また、セブン-イレブンで特別に0.5%ポイントアップとなるQUICPay (nanaco)もあってお得です。
ANA JCBワイドゴールドカード会員は、「ANA QUICPay+nanaco」に申し込めます。
QUICPay、nanaco、ANAのSkipサービスが三位一体となったキーホルダー型のQUICPayです。
2018年10月9日からはGoogle PayにJCBカードが対応して、QUICPayが利用可能になりました(Google PayのQUICPay詳細)。
セブン-イレブンではマイル付与率が最大2.03%!
ANA JCBカードはJCB発行のカードですので、「QUICPay(nanaco)」を使えます。ANA JCBカード払いで使えます。
QUICPay(nanaco)とは、事前に申し込んでおくと、本来はプリペイド式のnanacoが後払いのQUICPayとして利用できるサービスです。
セブン-イレブンにてnanacoカードに搭載されているQUICPayでお買い物すると、200円(税抜)ごとに1ポイントが貯まります。更にQUICPayに登録したクレジットカードのポイントも貯まります。
セブン-イレブンは「ANAカードマイルプラス」の対象店舗で0.5%のマイルが特別に貯まり、マイル付与率は5マイルコースは1%、10マイルコースの場合は合計1.5%(プレミアムは1.8%)になります。
クレジットカードでの決済だけではなく、「ANA JCBを指定しているQUICPayでの支払い」もマイル付与率が1.0%/1.5%/1.8%となります。
500nanacoポイントは250ANAマイルに交換できるので、QUICPay(nanaco)は0.25%のANAマイルが取れることになります。
合計1.25%/1.75%/2.05%のANAマイルが得られます。キーホルダー型のANA QUICPay+nanacoも同様です。
厳密にはカード利用分とANAカードマイルプラス利用分は税込で、QUICPay(nanaco)の分は税抜なので、端数が出ない場合の最大還元率が1.23%/1.73%/2.03%となります。
以下はQUICPay(nanaco)で約400円(税抜)のお買い物をして、クレジットカードの還元以外に2nanacoポイントを獲得した履歴です。
QUICPayでお買い物するには、店員さんに「クイックペイで払います」と言えば、店員さんが端末を操作してくれて決済が完了します。
QUICPay(nanaco)の利用は、会員サイト「MyJCB」から申し込めます。ログイン後、メニューの「各種お申し込み・購入」の中にある「QUICPay」から手続きできます。
登録はnanacoカードとクレジットカードが同一名義であることが条件。おサイフケータイのnanacoモバイル、一部の提携nanacoでは使えません。
Apple Payに対応!お買い物・Suicaチャージが可能
ANAカード JCBは「Apple Pay」に設定して利用可能です。
ANAカード JCBをApple Payに登録すると、QUICPayとして割り当てられて、全国のQUICPay加盟店でお買い物できます。Oki Dokiポイントも貯まります。
ただし、Apple PayのSuicaへのチャージはポイントの付与対象外です。
Suicaグリーン券・定期券などは、通常のクレジットカード払いと同様の取扱いとなってポイント付与の対象です。
Suicaチャージはポイント付与対象のカードがおすすめです。
ソラチカカードはPASMOチャージでマイル!
ソラチカカード・ソラチカゴールドカードはTo Me CARDの機能があるので、PASMOへのオートチャージでポイントが貯まります。
定期券一体型であり、カードの枚数を減らせます。定期券の購入でもポイントが貯まります。
搭載できる定期券は東京メトロ、東急電鉄、東武鉄道、京急電鉄、相模鉄道、京王電鉄で発売している定期券です。
PASMOと定期券が一体だと、定期券の区間外から区間内に入る場合も、自動的に精算されるので便利ですね。改札をタッチしてスムーズに通過できます。
また、クレジットカードと定期券を別々に保有する必要がなくなるのは良い点です。しかもPASMO機能があるのに、PASMOのデポジット料金500円が不要です。これは地味にお得ですね。
東京メトロの窓口や定期券が買える多機能券売機で簡単に定期券を買えます。カードの裏面に定期券の情報が印字されます。入会時は定期券情報の記入欄が空白となっています。定期券を利用しない場合は、空白のままとなります。
ソラチカカードは、東京メトロ・東急・西武・小田急・京成・京王・京浜急行などのPASMOエリアだけではなく、JR東日本のSuicaエリアでもオートチャージがされます。
PASMOの残金がオートチャージ実行判定金額(1,000円~10,000円)以下になったときに改札機から入場すると、設定したオートチャージ実行金額(1,000円~10,000円)が自動的にチャージされるので便利ですね^^
入会時の設定金額は、PASMOの残額が2,000円以下のときに改札機から入場すると3,000円を自動的にチャージする設定になっています。
オートチャージ時は、通常のカード利用と同様に、5マイルコースの場合はマイル付与率0.5%、10マイルコースの場合はマイル付与率1.0%です。
東京メトロの定期券売場や多機能券売機で定期券を購入するとクレジットカードのポイントに加えて、1,000円につきメトロポイント5P(0.5%)が貯まります。ポイント二重取りが可能。
JR東日本のビューカードは、チャージ・オートチャージ・定期券購入時の還元率が1.5%なので、それと比べると今ひとつというイメージが出ます。
ただし、通常のカード利用時と同様に、「10マイルコース」に加入すると、還元率1.0%でANAマイルが貯まるようになります。
その他、PASMOのオートチャージで得することが可能なクレカについては、以下で精緻に分析しています。
2020年に開始したモバイルPASMOでは、手動チャージも可能です。
電子マネー対応
QUICPay、Apple Pay以外の電子マネーは、楽天Edy、PiTaPaが使えます。ワイドゴールドカードとプラチナ プレミアムカードの場合、楽天Edyへのチャージで200円あたり1マイルが得られます。マイル付与率は0.5%です。
WAONにはチャージができません。PASMOもソラチカカード以外は不可です。nanaco・モバイルSuica・SMART ICOCAにはチャージはできますが、ポイントは得られません。
ポイントが得られない電子マネーにチャージしたい場合は、サブカードとして対応のクレジットカードを使いましょう。
ANAカードですと、SuicaはANA VISA Suica、PASMOはANA東急カードが年会費最安値(税抜751円)で維持できます。その他おすすめのクレジットカードは下表の通りです。
電子マネー | カード名 | 還元率 | 年会費(税込) |
---|---|---|---|
nanaco | セブンカード・プラス | 0.50% | 無料 |
楽天Edy | リクルートカード | 1.20% | 無料 |
エポスカード | 0.50% | 無料 | |
WAON | イオンカードセレクト | 0.50% | 無料 |
JALカード (JCB/ TOKYU/DC) | 0.5-1.0% | 2,200-34,100円 | |
モバイルSuica | ビックカメラSuicaカード | 1.50% | 年1回の利用で無料 |
「ビュー・スイカ」カード | 1.50% | 524円 | |
PASMO | Apple PayのPASMOは Tカード Primeがお得 | 最大1.5% | 実質無料 |
TOKYU CARD ClubQ JMB | 1.00% | 1,100円 | |
ANA To Me CARD PASMO JCB | 0.5-1.0% | 2,200円(初年度無料) | |
OPクレジットカード | 0.50% | 年1回の利用で無料 | |
JALカード OPクレジット | 0.5-1.0% | 2,200円 | |
モバイルPASMO、 SMART ICOCA | リクルートカード (VISA / Mastercard) | 1.20% | 無料 |
Delight JACCS CARD | 1.00% | 無料 | |
オリコカードザポイント | 1.00% | 無料 |
充実の旅行傷害保険
ANA JCBカード ZERO以外のANA JCBカードには旅行傷害保険が付帯しています。上位カードになればなる程に旅行保険が充実していきます。
海外旅行傷害保険
ANA JCBカードは嬉しい自動付帯です。ワイドカード以上になると、死亡・後遺障害だけではなく、多様な保障が付帯します。
プラチナ プレミアムカードだと家族特約も付帯します。最高補償金額は以下のとおりです。
保険の種類 | 一般/ソラチカ | ワイドカード | ワイドゴールド ソラチカゴールド | プレミアム |
---|---|---|---|---|
死亡・後遺障害 | 1,000万円 | 5,000万 | 1億 | 1億(1000万) |
傷害治療 | - | 150万 | 300万 | 1000万円(200万) |
疾病治療 | - | 150万 | 300万 | 1000万円(200万) |
救援者費用 | 100万円 | 100万 | 400万 | 1000万円(200万) |
賠償費用 | - | 2,000万 | 1億 | 1億円(2000万) |
携行品損害(1旅行/年) (自己負担3,000円) | - | 50万/50万 | 50万/100万 | 100万/100万 (50万/50万) |
一般カード、ソラチカカードは死亡・後遺障害と救援者費用のみで、最も重要な治療費用に関する保障がありません。
海外では傷害治療・疾病治療(病院等での医療費用)が高く、転倒や食あたりで数日間入院しただけで、400万円かかることもあります。
海外旅行保険が自動付帯の年会費無料カードを持てば、最高保険金額を上乗せ可能。使わなくてもお得なクレジットカードなので、サブカードとしておすすめです。
航空機遅延・手荷物紛失
ゴールドカード以上のANA JCBカードは、航空機遅延・手荷物紛失に対する保険金があります。
名称 | 補償内容 | ワイドゴールド | プラチナ プレミアム |
---|---|---|---|
乗継遅延費用保険金 | 客室料・食事代 | 2万円限度 | 2万円限度 |
出航遅延費用等保険金 | 食事代 | 2万円限度 | 2万円限度 |
寄託手荷物遅延費用保険金 | 衣料購入費等 | 2万円限度 | 2万円限度 |
寄託手荷物紛失費用保険金 | 衣料購入費等 | 4万円限度 | 4万円限度 |
国内旅行傷害保険
ゴールドカード以上のANA JCBカードは、JCBの国内旅行傷害保険が附帯します。いずれも自動付帯です。家族特約はありません。
項目 | ワイドゴールド ソラチカゴールド | プラチナ プレミアムカード |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 5,000万円 | 1億円 |
入院保険金日額 | 5,000円 | 5,000円 |
通院保険金日額 | 2,000円 | 2,000円 |
手術保険金 | 5万~20万円 | 5万~20万円 |
国内旅行傷害保険(航空機搭乗中)
ANカードの補償で、国内旅行傷害保険と航空機搭乗中に適用される国内航空傷害保険もあります。どちらも自動付帯です。
一般カードは死亡・後遺障害1000万円のみであり、ワイドカードはパワーアップします。入院・通院・手術の補償が付帯しており、傷害死亡・後遺障害も金額がアップしています。
日本国内線において、乗客として航空機利用中にケガを被った場合に補償されます。JCBの独自補償とは重複適用されません。
ワイドゴールドカード・プレミアムカードの場合で意味があるのは、傷害入院(最高180日)が1日1万円にアップする点です。
保険の種類 | 一般カード / ソラチカ | ワイドカード以上 |
---|---|---|
死亡・後遺障害 | 1,000万円 | 5,000万円 |
入院治療 | - | 10,000円/日 |
手術費用 | - | 入院中:10万円 それ以外:5万円 |
通院費用 | - | 2,000円/日 |
安心のショッピング保険
ANA JCBカードには、購入した商品の損害を補償する「ショッピング補償」が付帯しています。
ZERO・一般カード・ソラチカ・ワイドカードは、年間補償限度額が最高100万円(自己負担1万円)です(補償期間は90日間)。
ただし、国内でショッピング保険が適用される条件は、自動リボ払いの「スマリボ」への登録です。1回払いで購入した場合は適用されません。海外でのカードによる購入では1回払いでも補償されます。
ANA JCBワイドゴールドカードは年300万円、ANA JCB プラチナ プレミアムカードは年500万円まで購入品の損害が補償されます。いずれも自己負担額は1事故3,000円です。
国内/海外においてカードで購入した品物の損害が、商品購入日を含めて90日間まで補償されます。もちろん一回払いも対象です。
自転車・コンタクトレンズ・動物・植物・切手・乗車券・携帯電話・食品など一部、補償の対象外となる品物があります。
これはANA JCBカードに限った話ではなく、どのクレジットカードも同様です。もちろん、万が一の紛失・盗難・ネット不正利用の際の補償もあります。
ANAマイルの使い道
ANA JCBカードで貯めたマイルは、ANA、スターアライアンス加盟航空会社の特典航空券などと交換できます。世界最大級の航空連合でワールド・ワイドなフライトが可能です。
主な交換先
- 国内線/国際線の特典航空券、今週のトクたびマイル
- 提携航空会社特典航空券
- ANA国際線アップグレード特典
- ANA SKY コイン
- トクたびマイル
- ANAショッピング A-styleでの利用
- 提携ポイントやクーポンとの交換
- 多種多様なアイテムへの交換(ANAセレクション)
- ホテル宿泊・レストランのお食事券
ANAマイルの使い道詳細
他にANA国内線にお得に搭乗する方法としては、ユナイテッド航空のマイル活用があります。クレジットカード「マイレージプラスカード」で貯まります。
ユナイテッド航空はANAと提携関係にあり、かつ同じ航空連合のスター・アライアンスに属していることから、日本国内ではANA国内線の搭乗に使うことが可能です。
JR東海エクスプレス予約で新幹線も安価に
ANA JCBカードは、東海道・山陽新幹線(東京~博多間)の座席を、スマートフォンや携帯電話、PCからオンライン予約・変更できる「エクスプレス予約」を使えます。
従来は「プラスEX」でしたが、2017年9月から「エクスプレス予約」にリニューアルされました。
専用のICカードを使うことで、切符を受け取る必要がなくなります。在来線との乗り継ぎも交通系ICカードとの併用でOKです。
予約後は「EX予約専用ICカード」を改札機にタッチするだけで、スムーズに東海道・山陽新幹線に乗車できます。
紙の切符よりも割引運賃が適用されて、東京~名古屋間、東京~大阪間などの移動がお得で便利になります。ただし、1枚あたり年会費1,000円(税抜)が発生します。
エクスプレス予約は、ビックカメラSuicaカード、ビュースイカ、ルミネカードなどのビューカードを保有すると年会費無料で使えるモバイルSuicaでも利用できます。
JR東日本のビューカードが発行しているプロパーのビューカードをモバイルSuicaに登録して使う場合も、JR東日本乗車ポイントは適用されます。
ちなみにJALカードSuica、ANA VISA Suicaカード(航空系クレジットカード)も対象です。
ワンタイムパスワードでの本人認証など充実のセキュリティ
JCBは、セキュリティが充実しています。クレジットカードには不正利用のリスクが伴いますので、できる限りセキュリティがしっかりしているのが理想です。
この点、JCBはICチップを搭載しており、高度な暗号化技術によって守られています。
インターネットショッピングでは、「J/Secure」という本人認証サービス(3Dセキュア)があり、一部のインターネットショッピングで利用可能です。
Eメール・SMS・スマホアプリでのワンタイムパスワードも利用可能。1回限り有効なパスワードで本人認証を行うため、 第三者に不正利用されるリスクが極限まで低下します。
専用アプリなので、スマホそのものを紛失・盗難して、かつスマホのパスワードを突破されない限りは盤石のセキュリティが確保できます。
JCBは不正監視システムで24時間365日、不正利用を監視しており、高いセキュリティを確保しています。
万が一の4桁の暗証番号・3Dセキュア突破時も、絶対補償しないではなく、一定の条件では補償してくれます。
万が一の紛失・盗難時も安心です。24時間体制で受け付けているので、電話をかけたらすぐに対応して利用をストップしてくれます。
ANA JCBカードの利用残高が予め登録された金額を超えた場合、Eメールで通知してくれる「安心お知らせメール」もあります。
残高不足となった場合は、一度だけではなく複数回引落しをかけてくれます。中には月末まで毎営業日実施してくれる銀行もあり、JCBは口座振替も便利です。
ANA JCB プリペイドカードへのチャージが無料
「ANA JCB プリペイドカード」というJCB搭載型プリペイドカードがあります。月々の利用金額に応じて、0.5%でANAマイルもしくはキャッシュバックの特典があるのが大きなメリットです。
チャージ残高の上限はいずれも30万円であり、高額の決済にも十分に対応できます。5万円や10万円が上限だと、高いお買い物ができなくて不便ですので、この点はナイスです。
セキュリティ・信頼性に不安が残る店舗やネット通販サイトでの決済に便利です。サブカードとして使うと使い勝手が良好です。
端数を使い切りたい場合は、Amazonギフト券を購入すればOKなので、使わなくなった時も困る心配はありません。
ANA JCB プリペイドカードのカード情報が万が一漏れても、本体のANA JCBカードの情報は漏れません。
500円(税抜)の利用開始手数料が発生するのがデメリットです。ただし、2025年3月31日までは無料で発行できます。
年会費・チャージ手数料は無料となります。カード番号を提示したくない場合でANAマイルを貯めたい場合は便利です。
ANA一般カード共通の割引
ANA JCBカードはもちろん、ANA一般カード共通の割引・特典が受けられます。
- 空港内店舗「ANA FESTA」での割引 (5%OFF)
- 空港内免税店「ANA DUTY FREE SHOP」での割引 (5%OFF)
- 国内線・国際線の機内販売割引 (10%OFF)
- 成田空港でのパーキング割引
- 「ANAショッピング A-style」での割引 (5%OFF)
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービス
- ANAカード会員専用運賃「プレミアムビジネスきっぷ」
- ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカー5%割引
- ハーツレンタカー5~20%割引
特に使いやすいのは全国各空港にある「ANA FESTA」での5%割引です。1,000円(税込)以上のお買い物の際、レジでANAカードを提示すればOKです。
株主優待などの他の割引・クーポン券との併用はできません。郵便製品・書籍類・酒類・煙草などの一部商品または一部店舗(ANA FESTA内スターバックス コーヒー)は対象外ですが、それでも使いやすいです。
2016年4月1日からは、ANA一般カードでもANA DUTY FREE SHOPを5%OFFで利用できるようになりました。
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービスは、予約の際にANAカード会員の旨を伝えると、ベストフレキシブル料金から5%割引となります。
時期によってはネット最安値よりリーズナブルに宿泊できることがあります。素泊まりだとお得になる傾向があります。
2016年4月1日から、ANAショッピング A-styleでのお買い物は、ANAショッピングポイントとの併用でも5%の割引適用となりました。
ANAオリジナルアロマ、ファーストクラス・ビジネスクラス搭載ワインなど、魅力的なANAならではの独自商品を購入できます。
また、ANAカード会員は、高島屋SHILLA&ANAでの割引を受けられます。一般カードは5%OFF、ワイドカード以上は10%OFFとなります。
毎月のカード利用明細には「ANA CARD information」が同封されており、ANAカードの最新情報を把握できます(Web明細なら会員サイトで確認可能)。
ANA機体工場見学会、ANAビジネス/ファーストクラス機内食試食&見学、国内線プレミアムクラスお弁当&ANA機体工場見学会、シークレットコンサート、宝塚貸切公演、横浜F・マリノス特別席での観戦など、ANAカード会員限定のイベントにも参加できます。
ANAワイドカード共通の特典
ワイドカード以上のANA JCBカードは、ANAワイドカード以上のANAカード共通の特典・割引を受けられます。一般カードにない主な特典は以下のとおりです。
- ビジネスクラス専用チェックイン
- 空港内免税店「ANA DUTY FREE SHOP」での割引 (10%OFF)
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン朝食無料&ウェルカムドリンクサービス
ANA国際線エコノミークラス利用の際にもビジネスクラス専用カウンターを利用できます。並ぶ時間が少なく、余裕のチェックインができます。
エコノミークラスのうんざりする大混雑に巻き込まれずに、スムーズなチェックインが可能なのは大きなメリットです。
空港内免税店「ANA DUTY FREE SHOP」での割引が、一般カードの5%から10%にUPします。より一層お得にお買い物できます!
ワイドカード以上のANA JCBカードなら、IHG・ANA・ホテルズグループジャパンのホテル宿泊で、朝食無料&ウェルカムドリンクもついてきます。これはありがたいですね。
ANA To Me CARD PASMO JCBの限定特典
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は、ANAマイルをザクザクと効率的に貯められる仕組みがあります。
東京メトロ沿線に在住していない場合でも有効活用できるANA JCBカードです。
メトロポイントを1対0.9でANAマイルに移行可能
ソラチカカードを保有していると、メトロポイントを100ポイント単位で1対0.9のレートでANAマイルに移行できるようになります。100 メトロポイント→90 ANAマイルです。本来的には1,000 メトロポイント→600 ANAマイルです。
これが神威のメリットがあります。「様々なポイント→メトロポイント→ANAマイル」というゴールデンルート・黄金の道が開通します。
この威力は絶大であり、ジョジョで喩えると「キラークイーン」のような神通力があります。陸マイラー御用達のANAカードとなっています。
ANAマイルへの移行手数料も不要です。移行の上限は月20,000メトロポイント(18,000マイル)です。
ソラチカカードを保有していると、最大で年216,000マイルをメトロポイントからの以降で獲得できます。
クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんは、おすすめの航空系カードとして、ソラチカカードを挙げていらっしゃいます。
メトロポイント→ANAマイルの高レートでの交換は、地上でマイルを貯めるクレジットカードとして絶大なメリットがあります。
東京メトロ乗車でメトロポイントが貯まる
ソラチカカード・ソラチカゴールドカードには「メトロポイントPlus」というお得な制度があります。
加入手続きを済ませてからソラチカカードのPASMO機能で東京メトロの改札を通って電車に乗ると、1乗車ごとに以下のメトロポイントが貯まります。
- 平日 :1乗車5ポイント(ゴールドは20ポイント)
- 土休日:1乗車15ポイント(ゴールドは40ポイント)
また、メトロポイントPlus加盟店にてPASMO電子マネーを利用すると、メトロポイントが貯まります。
- 店舗 :200円(税込)につき1メトロポイント(ゴールドは2倍)
- 自販機:100円(税込)につき1メトロポイント(ゴールドは2倍)
東京メトロの利用で貯まるメトロポイントは、ANAマイラーであれば、ANAマイルへの移行(100ポイント→90マイル)で決まりでしょう。それ以外のおすすめのポイント移行先は以下の通りです。
- PASMOチャージ:10ポイント→10円チャージ
- nanacoポイント:500ポイント→500ポイント
To Me CARDの割引特典
ソラチカカード・ソラチカゴールドカードは、ANAカードの割引に加えて、To Me CARDの特典も使えます。ダブルに割引特典を使えて便利ですね^^
レンタカー、カーシェアリング、カレッタ汐留、Echika、博物館などでお得な優待割引が用意されています。
ANA JCB ワイドゴールドカードの限定特典
空港ラウンジ
ワイドゴールドカード以上のANA JCB カードを保有していると、国内主要空港に加え、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港の空港ラウンジが年中無休・無料で利用できます。
ソフトドリンク、インターネットの無線LAN、電源コンセントなどは無料で使えます。アルコール類・コピー・FAX(有料)もあるラウンジが多いです。
ラウンジによっては無料のアルコール類があったり、シャワールーム(有料)が設置されています。
成田のIASS EXECUTIVE LOUNGE 1/2、中部のプレミアムラウンジ セントレア、熊本のラウンジ ASOなどは、無料アルコールのサービスがあります。
成田のラウンジはビールかウイスキーが1杯無料です。柿の種をおつまみにして無料で飲めるのは嬉しいですね^^
ミネラルウォーター、お茶類、ジュース、コーヒーなどソフトドリンク類も揃っています。
JCBの空港ラウンジについては、以下にまとめています。
JCBのGOLD Basic Service
ソラチカゴールドカードはJCBの「GOLD Basic Service」を利用可能です。
グルメ、旅行、健康、ゴルフ、レジャー、会員誌、相談など多様な分野において、充実のサービスを受けられます。
ジャンル | 特典内容 |
---|---|
問い合わせ | ゴールド会員専用デスク JCB暮らしのお金相談ダイヤル |
健康サービス | 人間ドックサービス ドクターダイレクト24(国内) |
旅行 | JCBトラベル Oki Dokiトクトクサービス 関東有名テーマパークへの旅 トラベル特典 国内宿泊オンライン予約 海外ホテルオンライン予約 空港ラウンジサービス ラウンジキー 手荷物無料宅配券(往復)サービス 京爛漫 JCBゴールド ワシントンホテルチェーン宿泊予約 ハーツレンタカーサービス |
PLEASURE | JCB GOLD Service Club Off ゴールドフラワーサービス JCBゴールド ゴルフサービス JCBゴルファーズ倶楽部 会員情報誌「JCB THE PREMIUM」 |
チケット | JCBゴールド チケットサービス |
もちろん、一般カードも含めたJCBに共通する特典も受けられます。
JCBカードの種類は多様であり、ハイ・クオリティー・カードが揃っています。おすすめカードについては、以下で丹念に分析しています。
ANA JCB プラチナ プレミアムカードの限定特典
国内線のANAラウンジが利用可能
ANA JCBカード プレミアムの本会員は、ANAグループ便利用時は、搭乗手続き後に各国内空港(国内線ターミナル)内のANAのラウンジを利用できます。
成田空港は「ANA ARRIVAL LOUNGE」、名古屋(中部)は「セントレア エアライン ラウンジ」、関空は「ラウンジKANSAI」、宮崎空港は「ラウンジ大淀」の共用待合室となります。
ANAラウンジは、ビジネス向けの電源付きデスク、食事向けのテーブル、外の景色を快適に見れる窓際席、ファミリー・複数人向けのスペースなど多様な席があります。
快適な空間で居心地は抜群です。搭乗までの時間をゆっくりとくつろぐことができます。
国内線でもビール、ウイスキー、焼酎、青汁、おつまみ等があって豪華。羽田空港はは日本酒も充実しています。
ANAラウンジは出たらすぐに搭乗口があるのが絶大なメリットであり、搭乗の直前まで居心地が秀逸なラウンジで快適に過ごせます。
ANAラウンジはグレートな空港ラウンジであり、一度入るとやみつきになります。もうゴールドカードのラウンジには戻れません。
ANAの上級会員になるまでは行かないけれども、ANAの国内線にそこそこ搭乗する機会がある方には、ANA JCBカード プレミアムのANAラウンジ利用可能特典は素晴らしいベネフィットです。
JALカードの場合は、プラチナカードでもJALのサクララウンジには入れません。ANAカードはプラチナ プレミアムカードだとANAラウンジに入れるのはお得感があります。
プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料
ANA JCBカード プレミアムは、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港ラウンジを0円で利用できるプライオリティ・パスを無料で発行できます。
搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なくラウンジを利用できるのが大きなメリット。格安航空券利用時も使えますし、1日に2回以上ラウンジを使うことも可能です。
通常は年会費469米ドルであるプレステージ会員が0円です。1ドル156.59円(2024/7/18時点)換算だと年会費73,440円が無料になります。
世界各国の空港ラウンジで、飲み物や軽食・スナック、インターネットサービスなどがあり、フライト前の一時を快適に過ごせます。
国内ではANAラウンジ、国外ではプライオリティ・パスのラウンジという形で全世界で搭乗手続き後の快適なラウンジを利用可能です。
本来はビジネスクラス以上の搭乗者か、航空マイレージプログラムの上級会員に限定されている航空会社運営のVIPラウンジは、アルコール飲み放題、食事が充実、シャワー室があるなど内容が優れています。
また、利用対象者も少ないため、ストレスない優雅な一時が送れます。ゴールドカードならOKのラウンジは混んでいて落ち着かない時がありますよね。
国内ではANAラウンジ、KAL Business Class Loungeなどを利用可能です(日本のプライオリティパスのラウンジ一覧)。
- 羽田空港:ビュッフェレストラン、TIATラウンジ、足湯・マッサージ等
- 鉄板焼くり田、ぼてぢゅう屋台、IASS希和、IASS虚空、その他レストラン
- 関空ANAラウンジ、関空ぼてぢゅう、カフェラウンジ NODOKA
- 中部国際空港セントレア(レストラン・温浴施設も)
各種ソフトドリンク、アルコール、パスタ、野菜炒め、揚げ物、デリ、サンドイッチ、サラダバー、ヌードルバー、おにぎり、ピラフ、ケーキ、果物などが用意されており、フルスペックの食事を楽しめるラウンジもあります。
フライトの待ち時間にプライオリティ・パスを使ってVIPラウンジで過ごすと、とても快適に旅行できます。
飲み物や食べ物を戴いたり、シャワーやインターネットで待ち時間を快適に過ごせますし、空港における盗難のリスクも減らせます。
関空ぼてぢゅうの他、オーストラリアなど一部の空港では、レストランの割引も受けられます。レストランの支払いから一定額(約3,000円前後)のディスカウントを享受してお得に食事できます。
レストランや免税店での10%OFF等のオファー、プライオリティレーン(英のみ)もあり、空港内で多様な優待があります。
プライオリティ・パスはスマホアプリ(iPhone・Android)もあり、空港にあるラウンジがすぐに検索・確認できるので便利です。
ちなみにプライオリティ・パスを利用できるクレカで最も安価なのは、年会費10,000円(税抜)の楽天プレミアムカードです。
プライオリティ・パスで世界中のラウンジを使えるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの中でもエッジが利いています。
年間200万円以上カードを使う場合は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスもお得です。年会費は通常20,000円(税抜)ですが、年200万円以上だと半額の10,000円となり、楽天プレミアムカードと同じとなります。
セゾンマイルクラブ加入でJALマイルが1.125%貯まり、JALマイルがお得に貯まるクレジットカードの1枚です(コンシェルジュ・サービスや各種優待特典も)。
ビジネスカードですが、会社員(サラリーマン・OL)でも申し込めます。詳細は以下で徹底解説しています。
夫婦2人で使うなら三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードもお得です。年会費は20,000円(税抜)で家族会員は無料です。一人あたり10,000円(税抜)となり、家族会員にもプライオリティ・パスが付帯します。
楽天プレミアムカードは家族会員にはプライオリティ・パスは付きませんので、夫婦それぞれが本人会員になる必要があり、合計で20,000円(税抜)がかかります。
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードはコンシェルジュ、高級レストラン2名以上で1名分無料のプラチナ・グルメセレクションなど充実したサービスがあります。
コンシェルジュサービス
ANA JCBカード プレミアムには、コンシェルジュサービスがあります。プラチナ・コンシェルジュデスクが用意されており、24時間365日年中無休で対応してくれます。
サポート例
- 航空券・JR特急券などの予約案内
- 国内・海外ホテルの予約案内
- レストランの予約案内
- 海外の買い物情報の提供(店の場所案内等)
- 国内・海外旅行プランに関するご相談
- オペラ・バレエ・演劇・コンサート・美術館などの案内
- ゴルフコースの情報提供
- 花などのギフト手配
- 海外出発前の渡航先情報のご案内
「歓送迎会の幹事になり、大人数で使用できるレストラン予約したい。でも探す時間がない」といった場合は、希望の内容・予算・場所などの要望にあったレストランを紹介・手配してくれます。
「観劇チケットを手配したい」「コンサートチケット発売日に連絡ができない」といった時は、各種チケットの手配を依頼できます。発売日前のJR券の予約も可能です。
ウユニ塩湖の美しすぎる景色を堪能するオプションツアーなども、サクッとお手軽に電話一本で予約できます。
ホテルに部屋がない時でもプラチナカード会員用に枠を抑えていて、コンシェルジュ経由なら予約可能な時があります。
2016年3月12日(土)に名古屋駅に用事があり、名古屋駅周辺のホテルを取る必要がありました。
2月13日に予約しようとしたところ、1ヶ月前なのに既にホテルが満室の嵐で、数少ない空室は28,100円~65,318円でした。プレミアム価格が付きすぎてあまりにも割高です。
インバウンド観光の波が来ていたことに加えて、マラソンの国際大会があり、ホテルがほぼ全滅の様相を呈していました。
困り果てて持っていたプラチナカードのコンシェルジュに電話したところ、2つの宿を提示してくれて、朝食付き15,800円で予約を取ってくれました。
インバウンドやイベントなどで、ホテルがインターネットの予約サイトでは全滅でも、プラチナカードのコンシェルジュに電話したら確保できたことがあります。
私もプラチナカードのコンシェルジュをフル活用していますが、特にお手軽に依頼できて利用頻度が多いのは、懇親会等のお店選びです。
人数、利用シーン、場所、希望の条件を伝えると、3~6個程度のお店をピックアップしてくれます。
基本的にはどれも良いお店であり、その中から選べばOKになります。お店選びの時間を節約できて忙しい時に非常に助かります。
自分の秘書がいない中小企業経営者・個人事業主・会社員・専業投資家ですと便利です。
パーカーポイント100点で価格が5万円台までのワインを教えてもらうことも可能です。
在庫が希少な商品の在庫確認も便利です。自分で電話をかけまくる必要がありません。
コンシェルジュを活用すると、誰にでも1日24時間しかない貴重な時間を節約できます。
依頼内容としては、レストラン・居酒屋の提案・予約、レアな商品の在庫がある店舗探索、イベント等で空室が僅少な状況でのホテル予約、海外旅行での観光プランの丸投げ・移動ルートの調査・お店予約などが特に便利でした。
USJのラウンジ・コース料理1名分無料サービスなどJCBプラチナカードの特典
ANA JCBカード プレミアムは、関西有名テーマパークのJCBラウンジ、コース料理1名分無料サービスなど、JCBプラチナカード共通特典を利用可能です。
主なメリット
デメリット
ANA JCBカードには利点が多い反面、欠点も存在しています。
年会費を抑えるための運用が面倒
ANA JCBカードのデメリットは、メインカードとして活用する場合、年会費を抑えるためのスマリボの運用が面倒である点です。
ANA VISAカード、ANA Mastercardのマイ・ペイすリボは、会員サイトで繰り上げ返済できるので便利ですが、ANA JCBカードはATM返済が必要となります。
複数枚のANA JCBカードは発行不可
ANA JCBはANA VISAカード/ANA Mastercardとは異なり、ソラチカカードを除き、複数の種類のカードを同時に保有できません。
ANA JCBカード ZERO/ANA JCB 一般カード/ANA JCB ワイドカード/ANA JCB ワイドゴールドカード/ANA JCBカード プレミアムのうちどれか一枚のみ持てます。
この他、ソラチカカード/ソラチカゴールドカードのうち、どちらか片方を保持可能です。
交通系電子マネー(ソラチカ以外)
ワイドカード以上のANA JCBカードは、交通系電子マネー(Suica・PASMO・SMART ICOCA等)へのチャージでマイルが得られないのもデメリットです。
Suicaチャージでマイルが得られるANAカードはANA VISA Suicaカードです。一般カードのみで、ワイドカード以上のタイプはありません。
PASMOチャージでマイルが得られるANAカードは、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード、ソラチカカードです。こちらも一般カードのみです。
実際にソラチカカードをフル活用したところ、流麗なANAマイル還元を享受できました。
東京メトロ乗車で最大級のメトロポイントを得られて、スマリボの活用で1.5625%ANAマイル還元となるゴールドカードもあります。
ただし、Suica定期券を使っている場合はビューカードが必要になります。ANA To Me CARD PASMO JCBには定期券機能がありません。この場合、ビューカードを保有すれば、このデメリットは緩和できます。
JCB THE CLASS、ゴールド ザ・プレミアのインビテーションが×
JCBゴールドを保有していると、2年連続100万円以上の利用でプレミアム・ゴールドカードの「JCBゴールド ザ・プレミア」が届きます。
JCBゴールドと同じ年会費で、プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料、レストラン30%OFFのダイニング30、京都ラウンジなど更に特典が充実するコスパ良好のゴールドカードです。
また、JCBゴールドやゴールド ザ・プレミアを使い続けると、JCBの唯一のブラックカードである「JCB THE CLASS」のインビテーションが届く可能性があります。
JCB THE CLASSは、ディズニーリゾート・USJのラウンジや、メンバーズセレクション、電話が早くつながりやすいザ・クラス・コンシェルジュデスクが魅力的なスーパーカードです。
メンセレ、東京ディズニーリゾートやUSJのラウンジ、会員限定イベント、プライオリティパスなどの特典があるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
関西有名テーマパークのJCBラウンジでは、アトラクションの優先搭乗、ソフトドリンクサービスが受けられます。
京都駅直結のJCBラウンジ京都も便利です。ソフトドリンク・休憩はもちろん、無料で手荷物を預けられて身軽に観光できるのがメリットです。
JCB ザ・クラスのインビテーションが届く点が、JCBゴールドの最大のメリットです。
しかし、ANA JCBワイドゴールドカードを保有していても、JCBゴールド ザ・プレミア、JCB THE CLASSのインビテーションは届きません。
JCBゴールド ザ・プレミアはゴールドカード、JCBザ・クラスはプラチナカードないしブラックカードとしては、コストパフォーマンスが高いスーパーカードです。
いくらクレジットカード利用額が高額になっても、これらスーパーカードのインビテーションが来る可能性がないのは残念です(JCBプラチナカード一覧)。
将来的にJCB THE CLASSやJCBゴールド ザ・プレミアを視野に入れるなら、JCBゴールドの方が魅力的です。
スーパーフライヤーズ・カードとANA JCBカード
将来的にANAの上級会員を視野に入れており、ANAスーパーフライヤーズカードの保有を考えている場合は、ワイドカード以上のANA JCBカードも候補となります。
SFC修行を行う方、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)に入会する予定の場合は、申し込みたいSFCと同等のANAカードを事前に発行しておくのが無難です。
こうしておけば、ANAプレミアムメンバーの「プラチナ」になった時点で、同じグレード・同じ国際ブランドのSFCカードに無審査で切り替えることができ、万が一の審査落ちのリスクをなくすことができます。
ワイドカード以上の各ANA JCBカードから各ANA JCB スーパーフライヤーズ・カードに切り替える場合は、審査落ちのリスクがありません。
プレミアムメンバー専用デスクかANAカードデスクに電話すれば、切り替えの専用用紙を送ってくれるので、返送すればOKです。
将来的にANA JCB スーパーフライヤーズ・カードを視野に入れている場合は、ANA JCB カードが候補です。
ANAスーパーフライヤーズ会員になると、ANAラウンジ、国際線特典航空券の優先予約、フライトごとのボーナスマイル、座席アップグレード、優先チェックインカウンター・専用保安検査場、手荷物受け取りの優先、手荷物許容量の優待、優先搭乗などの絶大なメリットが付帯します。
ANAラウンジが同伴者1名まで無料で使い放題なのは嬉しいところですね。豪華で快適な空間で搭乗直前までゆったりと寛げます。
国際線になるとシャワーがあって食事もゴージャス。一例として羽田空港 国際線のANAラウンジについては、以下で徹底的に解説しています。
ANA JCBカードの比較一覧
これまで見てきたとおり、ANA JCBカードには、一般カード、ワイドカード、ワイドゴールドカード、プレミアムカードがあり、それぞれに特徴があります。
各ANA JCBカードの比較をまとめると下表のとおりです。
ZERO | 一般/ソラチカ | ワイドカード | ワイドゴールド ソラチカゴールド | プレミアム | |
---|---|---|---|---|---|
限定デザイン | - | - | - | 数年に1度 | - |
年会費(税込) | 無料 (5年間) | 2,200 (初年度無料) | 7,975 | 15,400 | 77,000 |
マイル移行費用 | 無料 | 5,500 | 5,500 | 0 | 0 |
年間コスト(※) | 無料 | 4,950 | 10,725 | 15,400 | 77,000 |
家族会員年会費(税込) | 無料 (5年間) | 1,100 | 1,650 | 4,400 (ソラチカは 2,200) | 4,400 |
ポイント有効期間 | 2年 | 2年 | 2年 | 3年 | 5年 |
継続ボーナス | - | 1,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 10,000マイル |
フライトボーナス | +10% | +10% | +25% | +25% | +50% |
ANAワイドカード特典 | - | - | ◯ | ◯ | ◯ |
Gold Basic Service | - | - | - | ◯ | ◯ |
国内線ANAラウンジ | - | - | - | - | ◯ |
コンシェルジュ コース料理1名無料 関西有名テーマパークのJCBラウンジ 京都JCBラウンジ JCBプラチナカード特典 | - | - | - | - | ◯ |
プライオリティパス | - | - | - | - | ◯ |
楽天Edyチャージ | - | マイル× | マイル× | マイル付与 | マイル付与 |
旅行傷害保険 | - | 最高1000万 | 最高5000万 | 最高1億円 | 最高1億円 |
ショッピング保険 | - | 最高100万 | 最高100万 | 最高500万 | 年間最高500万 |
航空機遅延費用 | - | - | - | ◯ | ◯ |
※2年に1回マイル移行。自動リボのスマリボ利用の場合は割引あり
各ANA JCBカードの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
ANA JCB ワイドカードとANA JCB 一般カードの相違点については、以下で精緻に分析しています。
プラチナ プレミアムカードは年会費が一気に上がるものの、国内線ANAラウンジ、コンシェルジュ、プライオリティパス、充実の保険などのベネフィットがつきます。
他のANAカードとの比較
ANA JCB 一般カード、ソラチカカードは、スマリボの活用で年会費を安くでき、マイル付与率を高く出来る点にエッジ・優位性があります。
ANA JCB 一般カードを、他のANA一般カードと比較すると、下表のとおりです(年会費は最安値で、ANAアメックス以外は初年度無料)。
項目 | アメックス | VISA MasterCard | TOKYU POINT ClubQ | Suica | |
---|---|---|---|---|---|
年会費(税抜) | 7,000 | 1,025 | 751 | 751 | |
家族カード年会費(税抜) | 2,500 | 475(入会後1年間無料) | - | ||
マイル移行手数料 | 6,000 | ||||
ETCカード手数料(税抜) | 無料 | 年1回の利用で無料(未使用時は500円) | |||
マイル付与率 | 一般加盟店 | 1% | 1.0% | ||
特約店 | 2% | 2.0% | |||
航空券等 | 2.5% | 2.0% | |||
マイル有効期間 | 無期限 | 2年 | |||
フライトボーナス | 10% | ||||
入会/継続ボーナスマイル | 1,000/1,000 | ||||
ANAワイドカード特典 | - | ||||
空港ラウンジ | ○(同伴者1名無料) | - | |||
手荷物無料宅配 | 片道 | - | |||
日本語による救急サービス | ○ | ||||
24時間健康・医療相談 | - | ||||
ショッピング保険(自己負担) | 年間最高200万(1万円) 国内外 | 最高100万(3,000円) 海外・リボ・分割のみ | 最高100万(3,000円) 海外・リボのみ | ||
海外航空便遅延お見舞金制度 | - | ||||
電子マネー(マイル付与) | - | iD PiTaPa | iD PiTaPa PASMO | iD PiTaPa Suica | |
その他付帯特典 | アメックス共通特典 | 三井住友カード | 三井住友カード 東急カード | 三井住友カード VIEWカード | |
独自ポイント | - | - | TOKYU POINT | JRE POINT | |
旅行保険 | 国内外ともに自動付帯(Amexは利用付帯) | ||||
海外旅行傷害保険 | 家族特約(カッコ内は家族) | ◯ | - | ||
死亡・後遺障害 | 最高3000万円(1000万) | 1000万 | |||
傷害治療 | 最高100万(同額) | - | |||
疾病治療 | 最高100万(同額) | - | |||
救援者費用 | 最高200万(同額) | 100万 | |||
賠償費用 | 最高3000万(同額) | - | |||
携行品損害(1旅行/年) | 最高 30万/100万(同額) 自己負担3,000円 | - | |||
国内旅行傷害保険 | 家族特約(カッコ内は家族) | ◯ | - | ||
傷害死亡・後遺障害 | 最高2000万円(1000万) | 1000万円 | |||
入院保険金日額 | - | - | |||
通院保険金日額 | - | - | |||
手術保険金(最高) | - | - |
ANA一般カードの解説
東京メトロを使う機会がある方は、メトロポイント→ANAマイルに90%で移行できるソラチカカードに大いなる魅力があります。
スマリボを活用して、Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が最大1.54%となるので、手間をかけるのも選択肢です。
ソラチカでスマリボを使うのに抵抗がある場合、メインカードとしては、ANA VISA/マスター 一般カードやTOKYU POINT ClubQ、Suicaに魅力があります。
2017年12月にはANA VISA nimocaカードが登場しました。年会費が最安で751円(税抜)で、nimocaルートを活用できます。
Gポイント→nimocaポイント→ANAマイルという交換ルートができて、10対7のレートで各種ポイントをマイルに移行できる点が最大のメリットです。
ただし、あくまでJCBブランドに拘る場合は、ANA JCB一般カードという選択肢もあります。
ANA JCB ワイドカードとその他のANAワイドカードの違いについて比較をまとめると、下表のとおりです。
項目 | VISA/Mastercard | JCB | |
---|---|---|---|
年会費(割引後)※税抜 | 7,250円 (6,275円) | 7,250円 | |
ANAマイル移行費用(税抜) | 6,000円 | 5,000円 | |
年会費+マイル移行費用 | 13,250円 (12,275円) | 12,250円 | |
年会費+2年1回マイル移行の年間コスト | 10,250円(9,275円) | 9,750円 | |
家族会員年会費(割引後)※税抜 | 4,000円 (2,500円) | 4,000円 | |
ポイント有効期限 | 2年 | 2年 | |
マイル付与率 | 1% | 1%~1.06% | |
マイル付与率(ANA) | +1% | +1% | |
マイル付与率(Edyチャージ) | – | – | |
継続ボーナス | 2,000マイル | 2,000マイル | |
フライトボーナス | 25% | 25% | |
ビジネス・アカウントカード | – | – | |
ANAワイドカード特典 | ◯ | ◯ | |
旅行傷害保険 | 最高5000万 | 最高5000万 | |
ショッピング保険 | 最高100万 | 最高100万 | |
高級レストラン1名分無料 | – | – | |
リターン・プロテクション | – | – | |
キャンセル・プロテクション | – | – | |
24時間健康・医療相談 | – | – | |
海外旅行先での日本語サポート | 三井住友カードが提供 | JCBが提供 | |
空港ラウンジ | – | – | |
手荷物無料宅配 | – | – | |
優待 | Visaカードの優待 | JCBカードの優待 | |
パッケージツアー割引 | ◯ | ◯ | |
京都観光ラウンジ | – | – | |
ハワイ市内観光ラウンジ | ◯ | – | |
国内 旅行 傷害 保険 | 死亡・後遺障害 | 5,000万円 | 5,000万円 |
入院保険金(日額) | 10,000円 | 10,000円 | |
通院保険金(日額) | 2,000円 | 2,000円 | |
手術費用保険金 | 5万~10万円 | 5万~10万円 | |
海外 旅行 傷害 保険 | 死亡・後遺障害 | 5,000万 | 5,000万 |
傷害治療 | 150万 | 150万 | |
疾病治療 | 150万 | 150万 | |
救援者費用 | 100万 | 100万 | |
賠償費用(海外) | 2,000万円 | 2,000万円 | |
携行品損害(海外) | 1旅行50万/年50万 | 1旅行50万/年50万 | |
航空便遅延費用補償 | – | – |
ANA VISA/マスター ワイドカードかANA JCB ワイドカードを比較すると、年間利用額に応じてボーナスポイントを得られるJCBの方にエッジ・優位性があります。
公式サイトANA JCBワイドゴールドカード 公式キャンペーン
各ANAワイドカードの比較については、以下で徹底解説しています。
ANA JCB ワイドゴールドカードとその他のANA ワイドゴールドカードの違いについて比較をまとめると、下表のとおりです。
項目 | VISA Mastercard | JCB | アメックス | ダイナース | |
---|---|---|---|---|---|
年会費(税抜) | 14,000円 (10,500円) | 14,000円 | 31,000 | 27,000 | |
ANAマイル 移行費用(税抜) | 0 | 0 | 0 | 0 | |
年会費+ マイル移行費用 | 14,000円 (10,500円) | 14,000円 | 31,000 | 27,000 | |
家族会員 年会費(税抜) | 4,000円 (2,500円) | 4,000円 | 15,500 | 6,000 | |
ポイント有効期限 | 3年 | 3年 | 無期限 | 無期限 | |
マイル付与率 | 1% | 1%~1.075% | 1.00% | 1.00% | |
マイル付与率(ANA) | +1% | +1% | +2% | +1% | |
マイル付与率 (Edyチャージ) | - | 0.50% | - | 0.50% | |
ANA SKY コイン獲得プログラム | - | - | 年1万 | - | |
継続ボーナス | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | |
フライトボーナス | 25% | 25% | 25% | 25% | |
ビジネス・ アカウントカード | – | – | – | ◯ | |
ANAワイドカード特典 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
旅行傷害保険 | 最高5000万 | 最高1億円 | 最高1億円 | 最高1億円 | |
ショッピング保険 | 最高300万 | 年間最高500万 | 年最高500万 | 年間最高500万 | |
その他付帯保険 | – | – | リターンプロテクション キャンセルプロテクション スマートフォンプロテクション | – | |
高級レストラン1名分無料 | – | – | – | ◯ | |
24時間健康・医療相談 | ◯ | ◯ | – | – | |
海外旅行先での 日本語サポート | 三井住友カード | JCB | オーバーシーズ・アシスト | 海外緊急アシスタンス | |
空港ラウンジ | 国内39ヵ所 | 国内28空港40ヵ所海外1ヵ所 | 国内28空港40ヵ所海外1ヵ所 | 世界1,000ヵ所以上 | |
手荷物無料宅配 | – | – | 片道 | 片道 | |
空港クローク | – | – | ◯ | ◯ | |
空港パーキング | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
エアポート送迎 | – | – | ◯ | – | |
ダイニングサービス | Visaゴールドカードの優待 | JCBゴールド グルメ優待 | アメリカン・エキスプレス・コネクト | ダイナースクラブ・ おもてなしプラン、ナイトイン銀座 ダイナースクラブのお取り寄せ 料亭プラン ダイナースクラブ ごひいき予約 アラン・デュカスの優待 | |
優待 | Visaゴールドカードの優待 | GOLD Basic Service | エクスペディア・一休.com | コナミスポーツクラブ | |
レンタカー・ カーシェアリング優待 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
カード盗難・紛失 時緊急再発行 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
パッケージツアー割引 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
京都観光ラウンジ | – | – | ◯ | ◯ | |
ハワイ市内観光ラウンジ | ◯ | – | – | ◯ | |
国内 旅行 害 保険 | 死亡・後遺障害 | 5,000万円 | 5,000万円 | 最高5,000万円 | 5,000万円 |
入院保険金(日額) | 5,000円 | 5,000円 | – | 5,000円 | |
通院保険金(日額) | 2,000円 | 2,000円 | – | 3,000円 | |
手術費用保険金 | 5万~20万円 | 5万~20万円 | – | 5万~20万円 | |
海外 旅行 害 保険 | 死亡・後遺障害 | 5,000万 | 1億円 | 最高1億円 | 利用:1億円 自動:5,000万円 |
傷害治療 | 150万 | 300万円 | 最高300万円 | 300万円 | |
疾病治療 | 150万 | 300万円 | 最高300万円 | 300万円 | |
救援者費用 | 100万 | 400万 | 最高400万円 | 400万円 | |
賠償費用(海外) | 3,000万円 | 1億 | 最高4,000万円 | 1億円 | |
携行品損害(海外) | 1旅行50万/年50万 | 1旅行50万/年100万 | 最高1旅行50万円 / 年100万円 | 1旅行50万円 / 年100万円 | |
航空便遅延費用補償 | 最高2万 | 最高4万 | 最高4万 | – |
ワイドゴールドカードは、ソラチカゴールドカードなら、Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が最大1.5625%となります。
スマリボを使わない場合、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードの年会費の割引が大きいため、VISA/Mastercardも選択肢です。
ただし、SFCカードとして寝かせる場合、JCBの限定デザインに魅力を感じる場合、楽天Edyをよく使う場合は、ANA JCBワイドゴールドカードの方にも魅力があります。
ANAダイナースカード、ANAアメックス・ゴールドは、それぞれダイナースとアメックスの充実したベネフィットが魅力のANAゴールドカードです。
各ANAワイドゴールドカードの違いについては、以下で徹底的に比較しています。
ANA JCB プラチナ プレミアムカードを、他のANAプレミアムカードと比較すると、下表のとおりです。
項目 | ダイナース | アメックス | VISA | JCB | |
---|---|---|---|---|---|
年会費(税抜) | 155,000 | 150,000 | 80,000 | 70,000 | |
家族カード年会費(税抜) | 無料 | 無料(4枚まで) | 4,000 | 4,000 | |
マイル移行費用 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
マイル付与率 | 1.5% | 1.0% | 1.5% | 1.3%~1.375% | |
ANAグループマイル付与率 | 4.5% | 4.5% | 3.5% | 3.3%~3.375% | |
ANA SKY コイン獲得プログラム | - | 年500万利用で3万 | - | - | |
ポイント有効期間 | 無期限 | 無期限 | 4年 | 5年 | |
継続ボーナス | 10,000マイル | 10,000マイル | 10,000マイル | 10,000マイル | |
フライトボーナス | 50% | 50% | 50% | 50% | |
ANAゴールドカード特典 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
国内線ANAラウンジ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
コンシェルジュ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
プライオリティパス | ○(家族会員も) | ○(家族会員も) | ◯ | ◯ | |
手荷物無料宅配 | 往復 | 往復 | - | - | |
コース料理1名無料 | ◎ | - | ◯ | ◯ | |
付帯特典の代表例 | ブランド店でのVIP優待 ダイナースクラブ銀座ラウンジ 大丸東京店のラウンジ 京都ラウンジ 誕生日プレゼント おもてなしプラン 料亭プラン 一休.comダイヤモンド iPrefer のエリート Marriott Bonvoyの優待 アマンの優待 CLASS ONE コートお預かりサービス 乗馬無料 ダイナースプレミアム限定優待 | ANA SKY コイン獲得プログラム フリー・ステイ・ギフト スマホ保険 アメックスオファー アメックススペシャルリザーブ 京都ラウンジ プレミア・ゴルフ・アクセス エアポート送迎サービス 空港パーキング 空港クローク | Visaプラチナクラブ Visaプラチナトラベル Visaプラチナ空港宅配 Visaプラチナダイニング Visaプラチナゴルフ 24時間健康・医療相談 | 関西有名テーマパークのJCBラウンジ 京都JCBラウンジ JCBプレミアムステイプラン 海外ラグジュアリーホテル クラブオフ JCB Gold Basic JCB暮らしのお金相談ダイヤル 24時間健康・医療相談 | |
楽天Edyチャージ | 0.5% | - | 0.5% | 0.5% | |
ショッピング保険 | 年間最高500万 | 年間最高500万 | 年間最高500万 | 年間最高500万 | |
ポストペイ型電子マネー | - | - | iD | QUICPay | |
海外旅行 傷害保険 | 家族特約(カッコ内は家族) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
死亡・後遺障害 | 1億円(1,000万円) | 1億円(1,000万円) | 1億円(1000万) | 1億円(1000万) | |
傷害治療 | 1000万円(200万) | 1000万円(同額) | 500万円(500万) | 1000万円(200万) | |
疾病治療 | 1000万円(200万) | 1000万円(同額) | 500万円(500万) | 1000万円(200万) | |
救援者費用 | 500万円(200万) | 1000万円(同額) | 1,000万円(1000万) | 1000万円(200万) | |
賠償費用 | 1億円(2000万) | 5000万円(同額) | 1億円(5000万) | 1億円(2000万) | |
携行品損害 | 100万円(50万円) | 100万円(同額) | 100万円(50万円) | 100万円(50万円) | |
国内旅行 傷害保険 | 家族特約 | ◯ | ◯ | - | - |
傷害死亡・後遺障害 | 1億円(1,000万円) | 1億円(1,000万円) | 1億円 | 1億円 | |
入院保険金日額 | 5,000円(同額) | 5,000円(同額) | 5,000円/日 | 5,000円/日 | |
通院保険金日額 | 3,000円(同額) | 2,000円(同額) | 2,000円/日 | 2,000円/日 | |
手術保険金 | 5万~20万円(同額) | 5万~20万円(同額) | 5万~20万円 | 5万~20万円 | |
航空機遅延 | 乗継遅延費用保険金 | 2万円 | 2万円 | 2万円 | 2万円 |
出航遅延費用等保険金 | 2万円 | 2万円 | 2万円 | 2万円 | |
寄託手荷物遅延費用 | 2万円 | 2万円 | 2万円 | 2万円 | |
寄託手荷物紛失費用 | 4万円 | 4万円 | 4万円 | 4万円 | |
外貨盗難保険 | 10万円 | - | - | - | |
キャンセル保険 | 20万円 | 15万円 | - | - | |
その他保険 | 交通事故傷害保険 賠償責任保険 ゴルファー保険 | リターン・プロテクション スマートフォンプロテクション | - | - |
年会費の水準が近いANA JCBカード プレミアムとANA VISA プラチナ プレミアムカードを比較すると、年会費の安さ、ポイント有効期間、USJと京都のラウンジ、海外旅行傷害保険の傷害・疾病治療費用はANA JCBカード プレミアムが上回っています。
他方、マイル付与率、海外旅行傷害保険の家族特約の金額はANA VISAプラチナ プレミアムカードが上回っています。
年会費が10,000円(税抜)高くても、マイル付与率が0.125%~0.2%高い点を重視するなら、ANA VISAプラチナ プレミアムカードが選択肢です。損益分岐点は1マイル2円換算で年440万円となります。
ポストペイ型の電子マネーでは、ANA VISA プラチナ プレミアムカードの方はiD、JCB プレミアムの方はQUICPayが使えます。
年会費はJCBが安く、マイル付与率はVISAの方が高い状況です。どちらが実質的にお得なのかは気になりますよね。
ANA JCB プレミアムカードと、ANA VISAプラチナ プレミアムカードを比べると、1マイル2円換算で440万(税込)の利用だと年会費の差はトントンになります。
以前はVisaの方がコスパ良好でしたが、相次ぐ改悪によって現在はJCBにお得感が出ています。
公式サイトANA JCBカード プレミアム 公式キャンペーン
ANAダイナースプレミアムとANAアメックス・プレミアムは、それぞれダイナースとアメックスの卓越したベネフィットが魅力のANAプレミアムカードです。
各ANA プラチナ・プレミアムカードの違いについては、以下で徹底的に比較しています。
インタビュー
以前JCBに取材に行き、イシュイング本部 イシュイング推進部 商品企画グループ 副主事の新宮さんにインタビューしました。
JCBカードの魅力、JCBの歴史・強み、安全・安心の信頼性と充実した特典を両立させている点について取材しています。
まとめ
ANA JCBカードはANAカードの特典と、JCBカードの特典が融合したクレジットカードです。
ソラチカカード・ソラチカゴールドカードはメトロポイント→ANAマイル(1対0.9)という圧巻のメリットがあります。
スマリボの活用でソラチカ一般カードは最大1.54%、ゴールドカードは最大1.5625%となるので、手間をかけるのも選択肢です。
強烈な一撃必殺の破壊力があり、幾多の陸マイラーがこの「黄金の道」を活用しています。ジョジョで喩えると「キラークイーン」とも形容し得る威力があります。
ANA JCB ワイドゴールドカードは自動付帯の傷害疾病治療300万円、国内外の航空機遅延費用保険が大きな利点で、改悪が相次いだANA VISA ワイドゴールドカードより現在はハイスペックです。
その他、ANA JCB カードプレミアムも充実の付帯保険が魅力的で、カードショッピングが年440万円未満の場合はVisaよりお得になります。
各ANA JCBカードは、大量のマイルが得られるキャンペーンも魅力的です。
公式サイトANA JCBカード 公式キャンペーン
入会キャンペーンの詳細については、以下で丹念に解説しています。
ソラチカカード・ワイドゴールドカード以外は、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードと比較すると、スマリボを使わない場合は年会費も高いのがデメリットです。
ANA VISAカード、ANA Mastercardのマイ・ペイすリボの場合、会員サイトで繰り上げ返済できるのが利点。JCBはATMでの返済が必要となります。
カード名 | 年会費(割引後)税抜 | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
ANA VISA/マスター 一般カード | 2,000円 (1,025円) | 1,000円 (475円) |
ANA VISA/マスター ワイドカード | 7,250円 (6,275円) | 1,500円 (975円) |
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード | 14,000円 (10,500円) | 4,000円 (2,500円) |
ANA VISA プラチナ プレミアムカード | 80,000円 | 4,000円 |
なお、ANA一般カードのうち、三井住友カードが発行する以下の5枚はリーズナブルな年会費で維持できます。
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、5枚すべてを発行するのも手です。
5枚全て発行したら、1マイル約0.93円で毎年5,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
公式サイトANA VISA/マスターカード 公式キャンペーン
また、更にANA JCB一般カード、ソラチカカードの2枚持ちを行うと、より一層コストパフォーマンスが高くなります。
スマリボを利用すると、ANA JCB一般カードとソラチカカードはそれぞれ毎年750円(税抜)のコストで1,000マイルを獲得できます。これら2枚を持つと毎年1,500円(税抜)で2,000マイルをもらえちゃいます。
つまり、1マイル0.75円+税で購入できることになるので、ANAマイラーであれば発行して保有しなければ損といって過言ではありません。
入会キャンペーンも充実しており、大量のANAマイルを得ることができます。