SBI証券には「投信マイレージサービス」というサービスがあります。対象投資信託の月間平均保有額に応じてSBIポイントが獲得できる制度です。
証券総合口座だけではなく、NISAでも投信マイレージサービスの対象となります。積立NISAでも対象になることが期待できます。
投信マイレージには低コストインデックス投信の中には対象外とい投資信託もありましたが、2017年2月1日以降は原則としてあらゆる投信が対象となりました。最低で0.05%のポイントが得られます。
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これまでは、SBI証券の「投信マイレージサービス」では、対象の投資信託を保有している場合、月間平均保有額が1,000万円未満だと年率0.1%相当、1,000万円以上だと年率0.2%相当のSBIポイントが得られます。
MMF・中国F・MRFなど一部、投信マイレージサービスが対象外の投信があります。
しかし、2017年2月1日以降はそれまで対象外だった投信も対象となり、月間平均保有額に関わらず0.05%のポイントが付与されるようになりました。
2017年9月6日現在、0.05%のポイント還元率の投信は以下のとおりです。
- 野村-野村6資産均等バランス
- 野村-野村つみたて日本株投信
- 野村-野村つみたて外国株投信
- 三菱UFJ国際-つみたて日本株式(TOPIX)
- 三菱UFJ国際-つみたて日本株式(日経平均)
- 三菱UFJ国際-つみたて先進国株式
- 三菱UFJ国際-つみたて先進国株式(為替ヘッジあり)
- 三菱UFJ国際-つみたて4資産均等バランス
- 三菱UFJ国際-つみたて8資産均等バランス
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内債券インデックス
- One-たわらノーロード バランス(堅実型)
- One-たわらノーロード バランス(標準型)
- One-たわらノーロード バランス(積極型)
- One-たわらノーロード バランス(8資産均等型)
- One-たわらノーロード NYダウ
- One-たわらノーロード TOPIX
- One-たわらノーロード 日経225
- One-たわらノーロード 先進国株式
- One-たわらノーロード 国内リート
- One-たわらノーロード 先進国リート
- One-たわらノーロード 国内債券
- One-たわらノーロード 先進国債券
- One-たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>
- One-たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>
- SBI-EXE-i 先進国株式ファンド
- SBI-EXE-i 新興国株式ファンド
- SBI-EXE-i 先進国債券ファンド
- SBI-EXE-i グローバル中小型株式ファンド
- SBI-EXE-i グローバルREITファンド
- SBIボンド-SBI-PIMCOジャパン・ベターインカム・ファンド
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイJPX日経400インデックスファンド
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(6資産均等型)
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)
- ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド
- ニッセイ-DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)
- ニッセイ-DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)
- ニッセイ-DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)
- ニッセイ-DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)
- 三井住友-三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
- 三井住友-三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド
- 三井住友-三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド
- 三井住友-三井住友・日本債券インデックスファンド
- 三井住友-三井住友・DC外国債券インデックスファンド
- 三井住友-三井住友・DC日本リートインデックスファンド
- 三井住友-三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)
- 三井住友-三井住友・DC年金バランス50(標準型)
- 三井住友-三井住友・DC年金バランス70(株式重点型)
- 三井住友-三井住友・DC年金バランスゼロ(債券型)
- 三井住友TAM-SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジあり)
- 三井住友TAM-SMT ゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジなし)
- 三井住友TAM-i-SMT TOPIXインデックス(ノーロード)
- 三井住友TAM-i-SMT 日経225インデックス(ノーロード)
- 三井住友TAM-i-SMT グローバル株式インデックス(ノーロード)
- 三井住友TAM-日経225インデックスe
- 大和-iFree S&P500インデックス
- 大和-iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり)
- 大和-iFree 8資産バランス
- 大和-iFree 日経225インデックス
- 大和-iFree TOPIXインデックス
- 大和-iFree JPX日経400インデックス
- 大和-iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジなし)
- 大和-iFree NYダウ・インデックス
- 大和-iFree 日本債券インデックス
- 大和-iFree 外国債券インデックス
- 大和-iFree 新興国債券インデックス
- 大和-ダイワ・ライフ・バランス30
- 大和-ダイワ・ライフ・バランス50
- 大和-ダイワ・ライフ・バランス70
- 大和住銀-ひとくふう日本株式ファンド
- 大和住銀-ひとくふう世界国債ファンド(為替ヘッジあり)
- 明治安田-ノーロード明治安田日本株式アクティブ
- 明治安田-ノーロード明治安田社債アクティブ
- 明治安田-ノーロード明治安田J-REITアクティブ
- 岡三-日本株式・J リートバランスファンド
- りそな-つみたてバランスファンド
- りそな-Smart-i TOPIXインデックス
- りそな-Smart-i 日経225インデックス
- りそな-Smart-i 先進国株式インデックス
- りそな-Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)
- りそな-Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジなし)
- りそな-Smart-i 国内債券インデックス
- りそな-Smart-i 先進国リートインデックス
- りそな-Smart-i Jリートインデックス
- りそな-Smart-i 8資産バランス 安定型
- りそな-Smart-i 8資産バランス 安定成長型
- りそな-Smart-i 8資産バランス 成長型
- ドイチェ-ドイチェ・ETFバランス・ファンド
- ブラックロック-iシェアーズ 国内債券インデックス・ファンド
- ブラックロック-iシェアーズ ハイイールド債券インデックス・ファンド
- ブラックロック-iシェアーズ コモディティインデックス・ファンド
- ブラックロック-iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジあり)
- ブラックロック-iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)
現在はポイント還元率が0.03%の投資信託もあります。主に信託報酬が0.2%未満の投信が対象となっています。
- 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- 楽天-楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド
- 楽天-楽天・新興国株式インデックス・ファンド
- 楽天-楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- 楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド
- 楽天-楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)
- 楽天-楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)
- 楽天-楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型)
- SBI-EXE-i つみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド
EXE-iつみたて先進国/新興国株式ファンド、MMF、中国F、MRF、外貨建MMF、ETF、REIT、外国籍投資信託等は、引き続き投信マイレージ対象外となります。
上記を除く国内公募株式投資信託は、これまでとおりポイント還元率は0.1%です。
マイレージ対象銘柄の月間平均保有額が1,000万円以上の場合は2倍の0.2%になります。
要するに信託報酬が低すぎて、SBI証券が0.1%を付与すると採算が厳しかった投信も、還元率を0.03~0.05%に抑えることでポイント付与が可能になりました。
新たに投信マイレージサービスの対象となる「低信託報酬の投資信託」に適用されるポイント付与率は0.03~0.05%ですが、1,000万円以上となるとポイントが2倍(0.2%)になる、月間平均保有額の判定対象には含まれます。
つまり、例えばニッセイ外国株式インデックスファンドや三井住友・DC日本株式インデックスファンドSなどを800万円、上に記載がない投信を200万円保有している場合、200万円分に対するポイントは0.2%となります。
SBI証券の投信マイレージサービスで貯まる「SBIポイント」とは、インターネット総合金融グループ最大手SBIグループの共通ポイントです。
商品やTポイント、Suicaポイント、nanacoポイント等に1:1で交換でき、JALのマイル、ANAのマイルにも交換が可能です。
交換先 | SBIポイント数 | 交換先 | 交換単位 | 交換予定日 |
---|---|---|---|---|
Tポイント | 500 pt | 500 pt | 100 pt | 即時(リアルタイム) |
nanacoポイント | 500 pt | 500 pt | 100 pt | 毎月末日〆後翌月15日 AM6:00 |
JALマイル | 900 pt | 300 マイル | 30 pt | 毎月末日〆後翌月中旬 |
ANAマイル | 700 pt | 200 マイル | 350 pt | 毎月25日〆後翌月5営業日以内 |
PeXポイント | 500 pt | 5000 pt | 100 pt | 即時(リアルタイム) |
SBIポイントは、1,100ポイントから各種商品へ交換が可能です。商品は200アイテム以上あります。100ポイントから各種ポイント募金も可能です。
SBIポイントの有効期限は、SBIポイントへの移行申請日の月末から2年間となります。
SBIポイントは現金に交換することもできます。SBIポイントの現金への交換レートは、通常は以下のとおりです。
- 住信SBIネット銀行への振込み:500ポイントから(交換レート0.85%)
- その他の金融機関(ゆうちょ銀行を除く):1,000ポイントから(交換レート0.80%、手数料165円)
振込予定金額に小数点以下の金額が発生した場合、小数点以下は切り下げられます。
申し込んだ現金交換先の情報に誤りがあり、振込みが出来なかった場合、振込返却手数料がかかります。
SBIソーシャルレンディングとIDを連携して、住信SBIネット銀行の口座を指定すると、交換手数料無料でSBIポイント1万ptを12,000円に交換できます。
項目 | 通常の現金交換 | SBIソーシャルレンディングとID連携 | ||
---|---|---|---|---|
現金交換先 | 住信SBIネット銀行 | それ以外 | 住信SBIネット銀行 | |
交換レート | 1pt=0.85円 | 1pt=0.8円 | 5,000pt=5,000円 | 10,000pt=12,000円 |
交換手数料 | 0円 | 165円 | 0円 | 0円 |
交換単位 | 500pt以上50pt単位 | 1,000pt以上100pt単位 | 5,000pt | 10,000pt |
1回あたり最大交換pt | 50,000pt | 30,000pt | 最大5,000pt | 最大50,000pt |
月間最大交換P | なし | |||
交換予定日 | 申込みから3営業日以内 | |||
振込返却手数料 | 51ポイント | 165ポイント | 51ポイント | |
組戻手数料 | 864ポイント(組戻処理を行う場合に発生) |
従来はSBIカード保有で1ポイント1.2円相当で交換できましたが、SBIカードは2018年1月末でサービスが終了して、既存カードも含めて利用できなくなりました。
SBIカードの後継カードは、「ミライノカード」という住信SBIネット銀行が新しく発行開始するクレジットカードとなっています。
3種類のミライノカードの相違点は以下で精緻に分析して比較しています。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「銀行がお得になるカード」としてミライノカードを挙げられていました。
また、67枚のクレカをお持ちで合計年会費が約130万円のプロ・菊地崇仁さんも、おすすめの銀行がお得なカードとしてミライノカード GOLDを挙げていらっしゃいました。
ミライノカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているクレジットカードです。
今回の投信マイレージサービスの拡充で、楽天証券に引けを取らないパフォーマンスとなりました。ネット証券の投資信託の残高に応じた還元率は下表の通りです。
証券会社名 | 還元率(残高1000万円未満) | 還元率(残高1000万円以上) |
---|---|---|
カブドットコム証券 | 0.12% | 0.12% or 0.24%(3000万以上) |
SBI証券 | 0.10%(一部0.03~0.05%) | 0.20%(一部0.03~0.05%) |
楽天証券 | 0.05% | 0.05% |
マネックス証券 | 0.08% | 0.08% |
カブドットコム証券はインデックス投信は対象外であり、マネックス証券も低コストインデックス投信は対象外です。
楽天証券は対象です。今回のSBI証券は超低コストインデックス投信が楽天証券と同一の還元率となります。
投信マイレージサービスの拡充によって、SBI証券で投信を保有する魅力がますます向上しました。
SBI証券は投資信託の積立サービスを「貯蓄から資産形成へ」の時代を拓く強力なツールであると位置付けています。
今後もより一層の発展を期待できる卓越したネット証券です。2017年9月22日からは積立NISAの口座申込を開始しました。
SBI証券は、日本におけるネット証券の先駆者として、「顧客中心主義」の経営理念のもと、「業界屈指の格安手数料で業界最高水準のサービス」を提供してきました。
短期のトレーディングから中長期投資まで、幅広い個人投資家がフル活用できます。投信マイレージの拡充で、投資信託の保有がより一層お得に強化されました。
以前にはSBI証券に取材に行き、株式会社SBI証券 商品開発部の杉本部長、稲場さんにインタビューしました。
杉本部長は以前にSBI証券のIPO引受け部門で活動していたことがある方です。IPOを知り尽くしたプロから、貴重なIPOに関するお話を伺えました!
続いて以下では、IPO以外のあらゆるサービスについても、株式・外国株式から投資信託、FXまで色々と聞き倒しています!
また、iDeCoについても取材しました。低コストと商品ラインナップ、ロボアドバイザーサービスがメリット大となっています。
SBI証券は大手証券会社に引けをとらない幅広い商品ラインナップを取り揃えており、しかもコストは低いです。100万の資産運用でも大活躍します。
特にPTS、IPO、立会外分売、つなぎ売りに使える一般信用売り、米国株、投信保有で付与されるSBIポイント、住信SBIネット銀行との連携、CFD、金・プラチナ、銀取引、Tポイント投資(予定)には絶大なメリットがあります。
トレーディングに有用なサービス・取引ツールから、充実の投信積立、小口分散投資のテーマキラー!まで幅広いサービスを提供しています。SBIでの投資はボーナスの使い道としても有力な選択肢です。
デイトレーダー、スイングトレーダー、バリュー投資家、グロース投資家、インデックス投資家などありとあらゆる投資家が有効活用できる、総合ネット証券です。
活用していくと、リターンが着実に向上します。私はSBI証券がなかったら困り果ててしまいます。
SBI証券は当サイト限定でお得なタイアップ・プログラムを実施しています。なんと3,000円分で、ネット証券としては破格の内容です。
口座開設と5万円以上の入金・SBIハイブリッド預金への振替だけで、3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。
口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資家保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。