住宅ローンや子育てなどで資金に余裕がなく、資産運用に回せるのは100万円程度というご家庭も、特に20代~30代には多いと思います。
私も新卒で社会人になって、仕事が一段落した23歳前後に最初は40万円の資金で資産運用を開始して、そこから億り人まで昇りつめました。
投資というとお金持ちが行うものというイメージがありますが、小口資金でも増やしていくことが十分に可能です。
100万円からの資産運用というのも、重要な国民的テーマです。2024年12月の最新の状況に基づいて、おすすめの投資先について徹底的に解説します。
目次
クレカ積立が可能なネット証券おすすめ7選
クレジットカードでの投信積立で、0.5%~5%のポイントを獲得でき、着実に役立ちます。
証券会社名 | クレジットカード | 対象 投信 | ポイント還元 |
---|---|---|---|
SBI証券 | 三井住友カード 三井住友カードNL 三井住友カード ゴールドNL 三井住友カード プラチナプリファード 三井住友カード プラチナ ANA VISAカード ANA Mastercard | 多数 | 0.5%のVポイント 一部カードは1~3% |
マネックス証券 | マネックスカード | 多数 | マネックスポイント 5万円まで1.1% 5万超は0.2~0.6% |
auカブコム証券 | au PAYカード au PAYゴールドカード | 多数 | 1.0%のPontaポイント |
楽天証券 | 楽天カード 楽天ゴールドカード 楽天プレミアムカード | 多数 | 最大1%の楽天ポイント ※別途、楽天キャッシュ での積立は0.5% |
楽天ブラックカード | 2% (※同上) | ||
PayPay証券 | PayPayカード | 数十 | 0.7%のPayPayポイント |
大和コネクト証券 | セゾンカード | 数十 | 0.1~1%の永久不滅ポイント |
tsumiki証券 | エポスカード | 4本 | 0.1%~0.5%の エポスポイント |
セゾンポケット | セゾンカード | 2本 | 0.1%~0.5%の 永久不滅ポイント |
※上限はすべて月10万円(楽天証券は楽天カード10万+楽天キャッシュ5万、PayPay証券はPayPayカード5万+PayPay残高5万)
SBI証券での投信積立は、カードのグレードごとに還元率が異なるのが特徴です。
カード名 | 還元率 |
---|---|
三井住友カード ゴールド | 最大1.0% |
三井住友カード ゴールド(NL) | 最大1.0% |
三井住友カード プラチナプリファード | 最大3.0% |
三井住友カード プラチナ | 最大2.0% |
※コストがお得な三井住友カード ゴールド(NL)がおすすめ
ローリスク・ミドルリターン
SBI証券でのIPO申し込み
初値が高騰して数十万の収益が出るIPO案件は、基本的には店頭証券の裁量配分や、一部のネット証券でのパワー・プレイ(多額申し込み)でないと当たりにくいです。
しかし、それでも当たる時は当たります。100万円を使ってひたすら申し込み、3年に1回+10万円だとしても、9年間で+30万円のリターンです。
年利換算すると約3.33%であり、定期預金と比べると圧倒的な高リターンです。これくらいは十二分に可能です。
IPO投資の良い点はリスクが非常に低い点にあり、万人におすすめできます。私は2017年はSBI証券でアセンテックに当選して、525円の手数料を考慮して初値売りで422,475円も儲かりました。
たまに公募割れのIPOもありますが、それでも損するのは最大で数万円程度です。微妙なIPOは安全策を取って回避すれば損失は抑制できます。
私の周辺でも、子供がこのご時世に3人いて住宅ローンを目一杯組んで青息吐息であり、資金は100万円程度しかない人が、SBI証券のインベスターズクラウドで、なんと単純な100株申し込み→100株当選の例があります。
インベスターズクラウドは+93.3%となり、約17万4千円の収益が出ました。不動産を除く全財産が100万円と資金が枯渇している状況でこれは嬉しいですよね。
本人も歓喜していました。家族で高級レストランや旅行を楽しめますし、ほしかったモノを買えます。
資金量がなかったり、店頭との取引が面倒な場合でも、IPOは「無料で買える宝くじ」と解釈して、ポチポチ楽しむとたまにいいことがあります。
SBI証券では落選の場合でもIPOチャレンジポイントが貯まります。
「IPOチャレンジポイント」とは、コツコツとIPO申し込みを繰り返すことでポイントが貯まり、ポイントを利用することで数年に1度は確実にS級IPOをゲットできる制度です。
IPO申込時に多額のIPOチャレンジポイントを使うと、S級IPOの当選確率が上がります^^
IPOの申し込みは苦痛という場合でも、SBI証券のみでは申し込み続けるのをおすすめしています。私もSBI証券のIPOだけで10年間の通算ではそこそこまとまった金額になっています。
私は2016年は101ポイントを使ってエボラブルアジア300株をゲットしました。手数料を除いた結果は+261,000円でした。
エボラブルアジアが大人気のPR TIMESと期間が重複したことから、100ポイント前後で行ける可能性があると判断して、結果的に獲得できました。
SBI証券は300株の複数当選があるので、100株だけではなく必ず300株以上申し込むようにしましょう。
101ポイントはたったの1年ちょいで貯められるポイント数でした。時期によってはIPOの数が少ない時期もありますので、2年ほどかかる時もあります。
SBI証券でポチポチとIPO申し込みボタンを定期的にクリックするだけで、1年ちょいで26万円というリターンを得られました。
余談ですが、NISAの使い方の一つとしてはIPOも有効だと考えています。NISAのメリットは売買益の非課税ですが、デメリットは損失が出た時に損益通算できない点です。
この点、ほぼ確実に利益が出るIPOならば、NISAの非課税メリットを確実に活かすことができます。私はNISAの枠はIPOで使っています。
今回のエボラブルアジアの例では、約5万3千円の税金を節税できました。これは吉野家の牛丼を139杯も食べられる金額なので大きいですね。
IPOチャレンジポイントは神威のパワーがありますので、「ネット証券1つだけにログインして申込ボタンをクリックするのも面倒で苦痛に耐えられない」というお考えでない限りは、SBI証券のIPOだけには申し込むことをおすすめします。
SBI証券は当サイト限定でお得なタイアップ・プログラムを実施しています。なんと3,000円分で、ネット証券としては破格の内容です。
口座開設と5万円以上の入金・SBIハイブリッド預金への振替だけで、3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。
口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
↓
余裕があるならば、マネックス証券でのIPO申し込みも検討しえます。マネックス証券は完全抽選で小口個人投資家でも当選のチャンスは平等の証券会社です。
5~10年に1回程度はS級IPOが当たる可能性があります。マネックス証券はお得な入会キャンペーンを行なっています。
最後にまとめると、主幹事のIPOに申し込むこと(爆弾IPO案件は避ける)と、SBI証券でひたすらIPOに申し込みIPOチャレンジポイントを貯めることが、万人におすすめできる100万円からの投資法です。
これだけで10年間で少なくても40万円程度は十分に到達できます。年利換算すると4%の利回りを達成できます。ほとんどリスクが無いことに鑑みると良いコスパだと思います。
主幹事証券のネット口座でIPO申し込み
不特定多数のネット証券に片っ端から申し込むのが面倒な場合は、主幹事の証券会社にのみ申し込むをおすすめです。
特に野村證券、SMBC日興証券、大和証券は主幹事の案件も多いですし、小口個人でも当たる時は当たります。主幹事案件やREITのIPOは当たりやすいです。
私は野村ネット&コールで、日本郵政・ゆうちょ銀行・かんぽ生命にトリプル当選して、JR九州にも当選しました。
大和証券ではJR九州に当たり、SMBC日興証券では数え切れない程のIPOに当選しています。
ネット口座だと全く当たらないイメージがありますけれども、大和証券、SMBC日興証券、野村證券はネット口座でも完全抽選が行われており、当たることが確実にあります。
片っ端から申し込むのが面倒な場合は、以下のケースのみIPO申し込みを行うのはおすすめです。特に大型株は当たりやすいです。
- 大和証券主幹事のIPO→大和証券のネット口座で申し込み
- SMBC日興主幹事のIPO→SMBC日興のネット口座で申し込み
- 野村證券主幹事のIPO→野村證券のネット口座で申し込み
SMBC日興証券は小口個人投資家でもIPOが当たるチャンスがある証券会社です。口座開設をおすすめします。
IPOは1世帯1口座ではなく、1人あたり1口座作れるので、家族全員分の口座を開設して申し込むと当選確率が上がります。未成年口座でもOKです。
例えば夫婦と子供1名ですと3名義、子供2名ですと4名義を確保できます。強者の中には自分の両親と配偶者の両親を合わせて8名義を駆使するような方もいます。
岡三オンラインは事前入金が不要なのが最大のメリットです。
岡三オンラインは事前入金不要のIPOが魅力的なネット証券です。老舗証券の岡三証券グループのネット証券で安心感・信頼性も高いです。
岡三オンラインは、当サイト限定タイアップでお得な入会キャンペーンを行なっています。口座開設と1回以上の取引だけで3,500円+特別レポートがプレゼントされます。
ネット証券のキャンペーンとしては破格の内容でおすすめです。まだ口座をお持ちでない方は、ぜひこの機会に開設してみてはいかがでしょうか。
↓
クロス取引
大っぴらに公言するのはいかがなものかという意見が強いところですけれども、つなぎ売り・クロス取引というストラテジーがあります。
着実なリターン獲得が可能なのは事実ではあります。
ゼロリスクの口座開設キャンペーン
投資というものは資金力が多ければ多いほど優位に立てる世界です。同じ+10%でも元手が100万円だと10万円ですが、1000万円だと100万円、1億円だと1000万円となります。
したがって、やはり重要になってくるのは種銭作りとなります。そこで着実に役立つのが、手前味噌ですけれども当サイト限定のタイアップキャンペーンです。
普通に公式サイトから口座開設した場合には得られない特典がついてきます。条件も入金や少しの取引でOKで緩めです。
破格の口座開設キャンペーンとなっていますので、まだ口座をお持ちでない業者がある場合はぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
ジャンル | 会社名 | キャンペーン金額 | 口座開設以外の条件 |
---|---|---|---|
証券 | 岡三オンライン | 3,500円 + レポート | 5万円入金 |
SBI証券 | 3,000円 | 5万円入金 | |
CFD | 岡三オンライン | 3,000円 | 5万円入金 |
FX | DMM FX | 4,000円 | 入金&1lotの取引 |
タイアップキャンペーンについては、以下にまとめています。
キャンペーンは一度限りとなります。ゼロリスクだと、空前の低金利の情勢でも相対的に高金利の定期預金、個人向け国債が候補です。
普通預金は年0.10%のイオン銀行、楽天銀行が圧倒的な高金利となっています。
リスクを取って高いリターンを狙う
これまで述べてきたローリスク投資やキャンペーンはほぼ確実に収益を上げることが可能なので、万人向けでおすすめです。
ただし、得られる絶対的な収益額はやはり限界があります。目標を億り人(金融資産1億円)などに高く設定する場合は、やはりリスクを取った資産運用が重要になってきます。
ただし、個別株式投資は価格が半減することもザラであり、株式投資信託でも最悪で年40%程はマイナスとなるリスクが有る点には留意が必要です。
事前にリスクは認識した上で、最悪の状態でも許容できる範囲で取り組むのが無難となります。
株式投資
王道はやはり株式投資です。期待リターンがプラスであり、経済全体が落ち込んでも成長する企業はあることから、まずは株式投資が選択肢となります。
向き不向きがあり、一定の研究が必要であることから「楽して儲けたい」という方には向いていません。
ただし、バリュー投資、モメンタム投資、イベント投資、東証一部昇格狙い投資に関しては、エッジ・優位性があると考えており、私はこれらのスタイルでの株式投資で今の自分を作ることができました。
株式投資において極めて重要だと思うのが、自分の性格・メンタリティーと合った資産運用方法を採用することです。
投資手法は多様であり、勝ち方も無数にあります。その中で興味を持って調べることができ、苦になるどころかむしろ楽しいというジャンルで勝負するのが勝利への近道だと思います。
まずは定評が高い大御所の本を色々と読んでみることをおすすめします。
著者名 | 書名 |
---|---|
ウィリアム・オニール | オニールの成長株投資法 |
ジャック・D・シュワッガー | マーケットの魔術師シリーズ |
マーク・ダグラス | ゾーン — 相場心理学入門 |
リチャード・スミッテン | 世紀の相場師ジェシー・リバモア |
エドウィン ルフェーブル | 欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア |
ジェレミー・シーゲル | 株式投資の未来 |
ピーター・リンチ | ピーター・リンチの株で勝つ |
ベンジャミン・グレアム | 賢明なる投資家、新 賢明なる投資家 |
ジョエル・グリーンブラット | グリーンブラット投資法 |
東証一部昇格狙いに関しては、v-com2さんの書籍が秀逸です。
初心者におすすめなのは、株主優待株への分散投資です。優待をもらっても株価下落で損したら意味ないと感じるところですけれども、着実なインカムゲイン的なリターン獲得は侮れません。
優待株に業種をばらして適当に分散投資したとしても、TOPIXや日経平均に対する超過リターン獲得は十分に可能だと考えます。
中には端株優待を設定している企業もあります。100株とか1000株買わなくても、1株買うだけで株主優待がプレゼントされたり、粗品が得られます。JACKさんの書籍にリストが掲載されています。
優待は世帯ごとではなく名義ごとにもらえるので、家族4名義で100株ずつ保有すると4個の優待を獲得できます。
美味しい優待銘柄は複数名義で保有することも選択肢となります。
資金100万円の段階で株式投資に使う業者は、手数料が安いネット証券がおすすめです。対面証券はある程度資金量が多くないとメリットがありません。
幾多のインターネットの証券会社がある中で、おすすめのネット証券については、以下で徹底的に解説しています。
大手総合証券ですと、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券あたりが有力候補です。
手数料の安さではDMM 株、SBIネオトレード証券、GMOクリック証券、SMBC日興証券(信用取引)が候補です。
松井証券は約定代金が1日50万円までなら日本株の売買手数料が無料なので、1日50万円までは松井証券で取引するとオトクです。
岡三オンラインは1日定額制の場合は現物取引、信用取引がそれぞれ手数料無料となり、合計で1日40万円まで無料で売買可能です。
ネット証券の現物株式取引、信用取引の手数料については、以下で徹底的に比較しています。
ネット証券大手のSBI証券、マネックス証券、楽天証券、松井証券には以前にインタビューに伺いました。ネットでは公開されていない事項まで徹底的にヒアリングしました。
SBIネオトレード証券は、国内株式の売買手数料がネット証券の中でも最安値水準の証券会社です。
注文毎の約定代金に応じた現物株式の取引手数料の比較では、SBIネオトレード証券は幾多のネット証券の中でも手数料が真の最安値水準です。以下価格は全て税抜です。
証券会社名 | 5万 | 10万 | 20万 | 30万 | 50万 | 100万 | 300万 | 500万 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DMM株 | 50 | 80 | 90 | 180 | 180 | 340 | 600 | 800 |
SBIネオトレード証券 | 80 | 80 | 90 | 180 | 180 | 340 | 600 | 800 |
GMOクリック証券 | 88 | 88 | 98 | 241 | 241 | 436 | 834 | 834 |
SBI証券 | 50 | 90 | 105 | 250 | 250 | 487 | 921 | 921 |
楽天証券 | 50 | 90 | 105 | 250 | 250 | 487 | 921 | 921 |
岡三オンライン | 99 | 99 | 200 | 350 | 350 | 600 | 1,500 | 2,100 |
SMBC日興証券 | 125 | 125 | 180 | 250 | 400 | 800 | 2,000 | 3,000 |
auカブコム証券 | 90 | 90 | 180 | 250 | 250 | 990 | 2,790 | 3,690 |
マネックス証券 | 100 | 100 | 180 | 250 | 450 | 1,000 | 3,000 | 5,000 |
SBIネオトレード証券はネット証券全体の中でも、手数料が秀逸な低コストである点が絶大なメリットです。やはり手数料を第一に考える場合は最有力候補です。
現在はお得なキャンペーンを開催しています。
2018年に登場したDMM 株もSBIネオトレード証券とほぼ同一でリーズナブルです。
立会外分売
株式投資でもローリスクで着実に稼ぎたいという方もいらっしゃるでしょう。そのような方におすすめなのは立会外分売です。
手間がかかるのがデメリットですが、着実なリターン獲得が期待できます。
投資信託
いかなる投資手法・スタンスを採用しても、徹底的に研究しても、個別株式投資がどうしても上手く行かなくて疲れ切ったが、リスクを取った資産運用は継続したい方におすすめなのは投資信託です。
個別株投資は難易度が高めであるのは事実であり、誰でも簡単に勝てる訳ではありません。一定のセンス・投資リテラシーと研究が必要です。
投資信託は大別すると、日経平均などの株価指数に連動するインデックス投信、株価指数を上回るリターンを目指すアクティブ投信に大別します。
毎年かかる手数料である信託報酬はインデックス投信の方が低く、アクティブ投信の方が高いです。
インデックス投信とアクティブ投信のどちらが良いのかについては、国と時期によって異なりますが、概ね40~70%のアクティブ投信がインデックス投信に負けている時期が多いです。
アクティブ投信の方が手数料が高いので、その分インデックス投信に負ける可能性が高くなっています。
インデックス投信に勝てるアクティブ投信を選べばいいとなりますが、良い投信を選ぶには運用内容を精緻に分析する必要があり、ほとんどの方にはハードルが高いです。
また、インデックスに対して超過リターンを継続的に獲得する自信がある方は、他人のお金を運用せずに自分のお金を運用しがちです。
私自身、インデックスに対して過去10勝1敗のパフォーマンスとなっていますが、運用会社に転職して投資信託のファンドマネージャーになろうとは思いません。
現在の勤務先は部署によっては株式投資がNGなのですが、幸いOKの部署におりますので今後も自己資金の運用を続けます。
社内ではかなり本気で株をやっていることを全力でPRしており、NGの部署には絶対に行きたくないことを猛烈にアピールしています。
投資信託を購入する場合は、基本的にはインデックス投信がおすすめとなります。世界の経済成長の果実を着実に享受できます。インデックス投信は以下が代表例です。
- ニッセイ インデックスファンド
- 三井住友DCシリーズ
- たわらノーロードシリーズ
- ダイワiFreeシリーズ
- SMTインデックスシリーズ
- eMAXIS Slimシリーズ
- Funds-iシリーズ
- EXE-i(エグゼアイ)シリーズ
アクティブ投信がいい場合は、ひふみ投信など一部に継続的にインデックス投信に勝つ傾向がある投信がありますので、そのようなものを選びましょう。
投資信託を保有する場合は、SBI証券が保有金額に応じてSBIポイントが得られるので、最もオトクなのはSBI証券です。
SBI証券は投信積立に力を入れており、サービスが充実しています。
投信保有で使い勝手がいい楽天ポイントを獲得したい場合は、楽天証券も候補となります。楽天銀行とのマネーブリッジを設定すると、取引で貯まります。
楽天ポイントは楽天ポイントカードを保有していると、マクドナルド、ポプラ・生活彩家、ツルハドラッグ、ミスタードーナツ、大丸・松坂屋、apollostationなどのリアル店舗でも楽天ポイントを貯めて使えます。
貯めた楽天ポイントで投資信託を購入することも可能です。
また、楽天証券に口座がなくても投資が可能な「ポイント運用 by 楽天PointClub」もあります。
2018年10月27日から楽天カードのクレジット決済で投信積立が可能になり、最大1%の楽天ポイントを貯めることも可能になりました。
楽天ポイントが貯まる楽天カードは資産運用できるクレジットカードの筆頭です。投資ができるカードは類稀であり、一歩先に進んだ画期的なスペックを備えています。
ユニークなところではセゾン・アメックスシリーズなどのセゾンカードで貯まる永久不滅ポイントを投資信託で運用することが可能です。
資産運用できるクレジットカードの筆頭です。投資ができるカードは類稀であり、一歩先に進んだ画期的なスペックを備えています。
フリーETF
ETF(上場投資信託)も候補となります。信託報酬は投資信託よりも安い傾向にあります。
auカブコム証券は「フリーETF」というサービスを提供しており、指定したETFの売買手数料が無料になるサービスです。
無料は嬉しいですね。現物のみならず、信用取引も無料になります。
対象のETFは、三菱UFJフィナンシャルグループの三菱UFJ投信・国際投信投資顧問、STATE STREET GLOBAL ADVISORSのETFです。
三菱UFJ投信と国際投信投資顧問が合併されて、スケールメリットが出ています。フリーETFの具体的ラインナップは以下の通りです。
- MAXIS JPX日経インデックス400上場投信(1593)
- MAXIS トピックス・コア30上場投信F(1344)
- MAXIS 日経225上場投信(1346)
- MAXIS トピックス上場投信(1348)
- MAXIS JPX日経中小型株指数上場投信(1492)
- MAXIS S&P東海上場投信(1553)
- MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信(1550)
- SPDR S&P500 ETF(1557)
- ABF汎アジア債券インデックス・ファンド(1349)
- 国際のETF VIX短期先物指数(1552)
- 国際のETF VIX中期先物指数(1561)
- MAXISトピックスリスクコントロール(5%)(1567)
- MAXISトピックスリスクコントロール(10%)(1557)
- MAXIS Jリート上場投信(1597)
- MAXIS JAPAN 設備・人材積極投資企業200上場投信(1485)
- MAXIS JAPAN クオリティ150上場投信(1460)
日本株、外国株、米国株、J-REITの代表的な株価指数に連動するETFがあります。いずれも信託報酬は野村のETFを下回り、最も低コストです。
普段は投資信託の積立というスタンスだとしても、一時的な急落時にスポット買いの際にはフリーETFを活用できます。
auカブコム証券には「貸株サービス」が有ります。最低年0.1%の貸株料(貸し株金利)が得られます。決算期などで年0.5%になることもあります。
手数料0円ETFはコストなしで取引可能
楽天証券では、MAXISシリーズ、NEXT FUNDSシリーズ、iシェアーズのETFを無料で取引することが可能です。
資産クラス | コード | 名称 |
---|---|---|
国内株式 | 1344 | MAXIS トピックス・コア30上場投信 |
1346 | MAXIS 日経225上場投信 | |
1348 | MAXIS トピックス上場投信 | |
1460 | MAXIS JAPAN クオリティ150上場投信 | |
1485 | MAXIS JAPAN 設備・人材積極投資企業200上場投信 | |
1492 | MAXIS JPX 日経中小型株指数上場投信 | |
1499 | MAXIS日本株高配当70マーケットニュートラル上場投信 | |
1553 | MAXIS S&P 東海上場投信 | |
1567 | MAXIS トピックスリスクコントロール(5%)上場投信 | |
1574 | MAXIS トピックスリスクコントロール(10%)上場投信 | |
1593 | MAXIS JPX日経インデックス400上場投信 | |
1670 | MAXIS S&P三菱系企業群上場投信 | |
1329 | iシェアーズ 日経225 ETF | |
1364 | iシェアーズ JPX日経400 ETF | |
1475 | iシェアーズ TOPIX ETF | |
1483 | iシェアーズ JPX/S&P設備・人材投資 ETF | |
国内リート | 1597 | MAXIS Jリート上場投信 |
1660 | MAXIS高利回りJリート上場投信 | |
2517 | MAXIS Jリート・コア上場投信 | |
1476 | iシェアーズ Jリート ETF | |
海外株式 | 1550 | MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信 |
1477 | iシェアーズ MSCI 日本株最小分散 ETF | |
1478 | iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF | |
1655 | iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF | |
1657 | iシェアーズ・コア MSCI 先進国株(除く日本)ETF | |
1658 | iシェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETF | |
海外債券 | 1482 | iシェアーズ 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり) |
1496 | iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債ETF(為替ヘッジあり) | |
1497 | iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債ETF(為替ヘッジあり) | |
1656 | iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF | |
海外リート | 1659 | iシェアーズ 米国リート ETF |
NEXT FUNDSシリーズは銘柄一覧のうち、レバレッジ・インバース、日経225とTOPIX連動型の8本を除いたETFが対象となります。
また、楽天225ダブルブル(1458)と楽天225ダブルベア(1459)のETF売買手数料は0円です。
auカブコム証券のフリーETFよりも取扱銘柄数が多いのがメリットです。
ゼロETF
マネックス証券は米国ETFの株式売買委託手数料を実質無料とする「ゼロETF」(米国ETF売買手数料実質無料プログラム)があります。
海外ETFの取引手数料が無料になるのは、日本国内の証券会社で初めての快挙です。
ゼロETFはマネックス証券で外国株取引口座を開設している方なら誰でも申し込めます。
また、投資信託の積立買付で発生する申込手数料が消費税も含めて全額キャッシュバックされる「ゼロ投信つみたて」を提供しています。
100万円まで現物株式の購入手数料が無料の日興フロッギー
SMBC日興証券の「日興フロッギー(フロッギー)」は、多様なコンテンツがある情報メディアです。
また、1銘柄につき100円以上100円単位の金額を指定した株式取引が可能です。
2020年1月末時点で約3,760銘柄と対象は豊富。デメリットはスプレッド(手数料)が発生する点です。
概算注文金額 | 買付 | 売却 |
---|---|---|
100万円以下 | 0.0% | 0.5% |
100万円超 | 1.0% | 1.0% |
記事で企業が紹介されると、株価グラフ・売買ボタン・銘柄詳細ボタンが表示される仕組みになっています。
売買ボタンを押すとそのまま注文画面に進み、また、銘柄詳細ボタンを押すと、現在の株価や投資指標が一覧になったページで企業の詳細データを確認できます。
「日興フロッギー(フロッギー)」は、東証に上場している約3,700銘柄を「100円」から金額指定で購入可能。ワンコインで投資できるのは素晴らしいですね!
もちろん記事にない銘柄も検索して売買可能です。東証一部・二部・マザーズ・JASDAQに上場する振替機関等に参加している銘柄は原則として全て対象ですよ!
売却時は0.5%のコスト、100万円超の約定の場合は1%のスプレッド(コスト)が発生します。
単元株式数を超えた場合は、保護預り口座への振り替えが可能なので、貸借銘柄の場合は信用売り&現渡しを行えば手数料無料で僅かな金利のみで売却可能です。
100万円までは購入手数料で株式を売買できるのは大きなメリットです。ユーザーインターフェースも工夫されており、少ないステップで簡単に発注できます。
大手証券会社であるSMBC日興証券のサービスなので、大きな安心感があるのもメリットです。
投資情報はmoomoo証券がおすすめ
moomoo証券(ムームー証券)は、日本株・米国株や金融市場に関する幅広い情報が手に入るアプリを運営する会社です。
主な特徴
- NASDAQ上場企業グループ
- 日本の大手ネット証券では見られない情報もあってエッジあり
- アプリの利用料は無料(希少な情報・最新ニュース・株価・テクニカル指標などを確認可能)
- 学習コンテンツも豊富で初心者にも有意義
- 開始はiOSアプリまたはAndroidアプリをダウンロードしてアカウントを無料登録するだけで簡単
日本のネット証券では入手しにくい海外市場ニュース、上場企業の情報が多数あり、外国株投資に興味のある人に役立ちます。
また、国内株についても主要株主などでは、SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・auカブコム証券、その他のネット証券では見られない希少な情報があり、エッジが効いています。
主なメリット
- ウォーレン・バフェットなど有名大口投資家、機関投資家の売買動向をチェック可能
- 指標のチェックが便利(構成銘柄別の騰落率もわかりやすい)
- 豊富な市場ニュース
- スマート&スピーディーに米国株・日本株や世界中の指数の分析が可能
- 投資家コミュニティでの意見交換
moomooは取引情報が充実しているので、メインの証券会社のサブ口座としてもおすすめです。
実際に私もフル活用しており、投資に役立てています。
節税の制度はうまく活用
確定拠出年金(401k)という制度があります。愛称は「iDeCo」(イデコ)です。絶大な節税メリットがあり、所得税・住民税を大きく減税することが可能です。
確定拠出年金は公的年金とは異なり、賦課方式ではなく積立方式となっています。自分で積み立てたお金を運用した結果を、老後に受け取る方式です。
確定拠出年金(iDeCo)は所得税・住民税の節税メリットが大きい制度です。最近話題のNISAはあくまで出た利益が無税になるのであり、不確実性は存在します。
しかし、確定拠出年金は確実に所得税・住民税が減税されます。リスク・ゼロには大きなメリットがあります。
定期預金などの低リスク資産での運用も可能なので、控除できる所得がある場合は大きな利点があります。詳細は以下で徹底解説しています。
企業型の確定拠出年金は金融機関の選択の余地がありません。個人型のiDeCoは多数の金融機関から選ぶ必要があります。
おすすめの銀行・証券会社については、以下にまとめています。
同じく節税制度であるNISAは利益が出て初めてメリットがありますが、着実にお得な制度となっています。
年間120万円の投資が非課税となります。上手に運用すると10万円・20万円といった節税が可能になります。
大きく利益が出れば出るほど、享受できる非課税のメリットが大きくなります。例えば、薬王堂(3385)は、2008年の安値77.7円(分割後)から、2016年には2,496.7円まで上昇しました(+3113%)。
なんとテンバガーを通り越してトリプル・テンバガー(30倍)となっています。サッカーで喩えると、トリデンテ(三又の槍)のような破壊力があります。
(楽天証券より)
安値で116万5500円分買って高値で売却した場合、税率20.315%で計算するとなんと約737万円もの税金がかかりますが、NISAの場合はこれが0円になります。
お子さんがいる方ですと、ジュニアNISAも候補となります。子供が18歳になるまで引き出せないなどのデメリットがありますけれども、節税の枠を広げることが可能です。
ただし、制約が厳しいので、確定拠出年金、NISAを活用しても枠が足りない場合に利用しましょう。
2018年1月からは「積立NISA」が導入される方向性となっています。投資信託での長期投資に適した制度です。
非課税となる限度額が通常のNISA(年120万円)の約3分の1である年40万円となる代わりに、年数が通常のNISA(5年)の4倍の20年間となります。
積立NISA口座で買える投資対象は、長期の分散投資に適したものに限られます。
具体的には信託期間が20年以上、毎月分配型でない等の要件を充足した商品です。対象の商品は今後、金融庁が金融機関と協議して決まります。
購入・解約手数料、信託報酬が低い公募株式投信とETFに限定される方向です。販売手数料は公募株式投資信託は0%、ETFは1.25%以下に限られます。
信託報酬は公募株式投信は最大1.5%、ETFは0.25%以下とする方針となっています。
まとめ
資産100万円でも投資に取り組み、年数万円~10数万円といったリターンを獲得することが十分に可能です。
100万円からの資産運用でおすすめの投資先をまとめると以下のとおりです。
リスク | 投資先 |
---|---|
ゼロリスク | 口座開設キャンペーン 高金利銀行の定期預金(おすすめのネット銀行) 高金利の普通預金 個人向け国債 iDeCo、NISAの活用 |
ローリスク | SBI証券でのIPO申込(IPOチャレンジポイント) 主幹事証券のネット口座でIPO申込(SMBC日興・大和・野村) 余力があれば他の証券でもIPO申込 クロス取引 |
ハイリスク | 個別株式投資(おすすめのネット証券) 立会外分売 投資信託(インデックス投信かひふみ投信) ETF(フリーETF、ゼロETF、楽天証券の手数料0円ETFも活用) |
これらの中から興味があって好きなものをピックアップして資産運用すると、着実な資産形成が可能だと考えます。
情熱を注げるのであれば個別株式投資が最も期待リターンが高いです。ただし、誰でも勝てる甘い世界ではなく、絶え間ない情報収集や研究が重要です。
証券会社には数多くの選択肢があります。どれか一つを選ぶならばSBI証券がおすすめです。
SBI証券は、日本におけるネット証券の先駆者として、「顧客中心主義」の経営理念のもと、「業界屈指の格安手数料で業界最高水準のサービス」を提供してきました。
短期のトレーディングから中長期投資まで、幅広い個人投資家がフル活用できます。
手数料が安い、商品のラインナップが豊富のどちらか片方は満たしている証券会社は多いものの、その両方を高い次元で満たしているのはSBI証券が随一です。
そのクオリティが日本を代表する総合オンライン証券として、ネット証券では口座開設者数No.1という数字につながっているのだと思いました。
2020年10月1日からは1日定額コースが1日100万円まで手数料無料となり、日本屈指の低コストです。
しかも現物・制度信用・一般信用が各100万円無料なので、最大で1日300万円まで取引手数料が無料です。
国内株式の委託個人売買代金シェア(2017年4月~2018年3月)は、なんと野村證券・大和証券などの対面証券も含めて日本一です。日本国内の35.1%というシェアを誇ります。
複数の証券会社を使い分けるのは面倒で、一つの証券会社で済ませたいという場合は、SBI証券が圧倒的な最有力候補となります。
PTS取引では値が大きく飛ぶことがあるので、活用するとリターンの向上に役立ちます。PTS取引が可能なのはSBI証券だけです。
IPOでは主幹事証券を務めることもあり、当たりやすいです。インベスターズクラウドでは、資金量も取引実績もあまりない方が100株申し込みで100株当選した例もあります。
IPOチャレンジポイントという仕組みがあり、いつかは必ずS級IPOに当たる嬉しい仕組みがあります。
一般信用売りも可能になり、つなぎ売りがしたい局面では非常に役に立ちます。
一般信用売りが可能なネット証券は限られており、その中でもSBI証券は手数料がリーズナブルなので、低コストでトレードすることが可能です。
信用取引の大口優遇制度もあり、専業トレーダーの強い味方です。プレミアム・ニュースという新しいサービスも開始しています。
投資信託では残高に応じてSBIポイントが得られてお得です。他社では対象外の低コストインデックス投信も、SBI証券では対象の場合もあります。
SBIグループがグローバル投資を推進しており、日本国内の投資にとどまらず、世界中の株式・ETF・債券に投資することができます。
NISA口座では国内株式の売買手数料、海外ETFの買付手数料0円、豊富な投資信託と投信保有で得られるSBIポイントが大きなメリットであり、NISA口座開設数はネット証券で断トツのNo.1となっています。
以前にはSBI証券に取材に行き、株式会社SBI証券 商品開発部の杉本部長、稲場さんにインタビューしました。
杉本部長は以前にSBI証券のIPO引受け部門で活動していたことがある方です。IPOを知り尽くしたプロから、貴重なIPOに関するお話を伺えました!
続いて以下では、IPO以外のあらゆるサービスについても、株式・外国株式から投資信託、FXまで色々と聞き倒しています!
また、iDeCoについても取材しました。低コストと商品ラインナップ、ロボアドバイザーサービスがメリット大となっています。
SBI証券は大手証券会社に引けをとらない幅広い商品ラインナップを取り揃えており、しかもコストは低いです。
特に国内株式の手数料0円、PTS、IPO、立会外分売、つなぎ売りに使える一般信用売り、米国株、投信保有で付与されるSBIポイント(投信マイレージ)、住信SBIネット銀行との連携、CFDには絶大なメリットがあります。
トレーディングに有用なサービス・取引ツールから、充実の投信積立、小口分散投資のテーマキラー!まで幅広いサービスを提供しています。SBIでの投資はボーナスの使い道としても有力な選択肢です。
デイトレーダー、スイングトレーダー、バリュー投資家、グロース投資家、インデックス投資家などありとあらゆる投資家が有効活用できる、総合ネット証券です。
活用していくと、リターンが着実に向上します。私はSBI証券がなかったら困り果ててしまいます。
SBI証券は当サイト限定でお得なタイアップ・プログラムを実施しています。なんと3,000円分で、ネット証券としては破格の内容です。
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SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。