ANAカードにはゴールドカードがあります。「ANAワイドゴールドカード」という名前です。ワイドカードと比較すると年会費が高いものの、空港ラウンジ、ゴールドカード限定特典が魅力的です。
カードショッピングでのマイル付与率を高還元にすることができ、コストパフォーマンスが極めて高いゴールドカードです。
ANA ワイドゴールドカードのメリット、デメリット、お得な使い方、Visa・Mastercard・JCB・ダイナース・アメックスの各カードの比較について徹底的に解説します。
その上で、おすすめのANAワイドゴールドカードの個人的口コミについてまとめます。
目次
カード基本情報
VISA/MastercardとJCBは原則として満20歳以上で、本人に安定継続収入のある方が申し込めます。アメックスは年齢の縛りはありませんが、一定の収入が必要です。
ANAダイナースカードは年収400万円以上であることが必要です。
国際ブランド
ANAワイドゴールドカードの国際ブランドは、VISA、Mastercard、JCB、ダイナースクラブ、アメリカン・エキスプレスの5種類。世界5大国際ブランドを網羅しており、選択肢が広いです。
ANAワイドゴールドカードには、一般カードにはあるANA VISA Suicaカード、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO(TOKYU POINT搭載)はありません。
また、JALカードのCLUB ESTのように、ANAゴールドカードには20代限定で特典がある制度はありません。
アメックスブランドのANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードは、プロパーのアメックスが発行しています。
JALアメックス・ゴールドカードは、アメックスのライセンスを受けた三菱UFJニコス株式会社が発行していますが、ANAカードの場合は本家のアメックス発行でブランド力がアップします。
カードフェイス
ANAダイナースカードは、ダイナースクラブカードのシルバーを基調としたデザインでオシャレです。
それ以外のANAゴールドカードは、ゴールドをベースにした華やかなデザインで高級感があります。シャンパン・ゴールドのような洗練された上品さがあります。
ANA JCBワイドゴールドカード限定デザイン
ANA JCBワイドゴールドカードには限定デザインが登場する年があります。2019年にはスター・ウォーズデザインが登場しました。

2016年限定デザインは、シャンパンゴールドとやわらかいピンクを基調とした上品な仕上がりとなっています。
女性に人気が出そうな色合いです。男性が使ってもiPhoneのローズゴールドと同様に違和感はありません。
ANA JCBスーパーフライヤーズゴールドカードの方も2016年限定のデザインが出ていました。
2014年にはANAカード30周年を記念した限定デザインを発行しました。グレーを基調とした券面に787型飛行機の「3Dリップマン型ホログラム」が浮かび上がるデザインです。
年会費
ANAワイドゴールドカードの本会員の年会費(税抜)は国際ブランドによって異なります。VISA/MastercardとJCB、ダイナースとアメックスが近い水準となっています。
カード名 | 年会費(割引後)税抜 | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード | 14,000円 (10,500円) | 4,000円 (2,500円) |
ANA JCBワイドゴールドカード ソラチカゴールドカード | 14,000円 (9,455円) | 4,000円 |
ANAダイナースカード | 27,000円 | 6,000円 |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカード | 31,000円 | 15,500円 |
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードには年会費を引き下げる仕組みがあります。
リボ払いの「マイ・ペイすリボ」に登録して、年1回以上利用すれば3,500円の割引があり、10,500円(税抜)になります。
マイ・ペイすリボは初回はリボ払いの手数料がないので、毎月のリボ払いの金額を、カード利用限度額の全額に設定しておけば、全く手数料はかかりません。クレカの通常の1回払と同じように使えます。
手数料が高いのでリボ払いはNGが基本ですけれども、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードに関しては1回払いと同じように無料で使えるため問題ありません。年会費を割り引いてお得に使えます。
家族カードの年会費も、マイ・ペイすリボで割引があります。1,500円(税抜)の割引があり、2,500円(税抜)となります。

ANA JCBワイドゴールドカード・ソラチカゴールドカードはスマリボを登録した場合、ゴールドカードは5,000円のキャッシュバックを受けられます。
ただし、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードとは異なり、JCBは初回から利用額全額に対してリボ手数料が発生し、極小化するには銀行振込かATMでの繰り上げ返済が必要です。
メインカードは他にあってほとんど使わない場合以外は、年会費発生前のみスマリボに切り替えるか、毎月繰り上げ返済する運用に手間がかかります。
ただし、ソラチカカードなら、Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が高還元になります。最大1.5625%となるので、手間をかけるのも選択肢です。

ETCカード
ETCカードは発行手数料・年会費無料です。有料のクレカもある中で無料なのは嬉しいですね!
ただし、Visa・Mastercardは、年に1回以上のETCカードの利用がない場合は、翌年は500円(税抜)の年会費がかかります。JCB・ダイナース・アメックスは完全無料です。
一般加盟店でのマイル付与率は1%~約1.5625%
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードは、カード利用で200円(税込)につき1Vポイントが付与されるのが基本です。
税抜ではなく、税込なのが地味なメリットです。税抜980円(税込1,078円)といった場合は端数が無駄になりにくく効率的にポイントが貯められます。
「Vポイント」とは、三井住友カードのポイント・プログラムです。携帯電話・電気・水道・ガス・NHK受信料・放送料金の支払時も、もちろんポイントが付与されます。
ポイントの有効期限は、3年間と長めです。ポイントはANAマイルに移行できます。マイル以外の多種多様な商品に交換することも可能です。ポイントの有効期間は3年、マイル移行後のマイル有効期間が3年で最大6年間となります。
ワイドゴールドカードは無条件で一般カードの2倍コースと同じマイル付与率(1.0%)が基本となります。マイル移行手数料も不要で1ポイント2マイルで移行できます。
ANA JCBワイドゴールドカード / ソラチカゴールドカード
ANA JCBワイドゴールドカード・ソラチカゴールドカードは、カード利用で1,000円につき「Oki Dokiポイント」が1ポイント付与されるのが基本です。
Oki Dokiポイントとは、JCBのポイント・プログラムです。携帯電話・電気・水道・ガス・NHK受信料・放送料金の支払時も、もちろんポイントが付与されます。
ポイントの有効期限は3年間と長めです。ANAマイル以外の多種多様な商品に交換することも可能です。
1 Oki Dokiポイントを10 ANAマイルに交換でき、1,000円あたり10マイル(マイル付与率1%)を得られます。
Oki DokiポイントはANAマイル以外の多種多様な商品に交換することも可能です。詳細、ANAマイル以外の交換先一覧については、以下にまとめています。

ANA JCBワイドゴールドカードはJCBスターメンバーズが適用されて、年間のショッピング利用金額が一定以上になると、翌年度のポイント還元率がアップします。
年間の集計期間は12月16日~翌年12月15日です。年間利用額50万円以上で「スターβ」、100万円以上で「スターα」、300万円以上で「ロイヤルα」となります。
スターβだと、10%のボーナスポイントが付与されます。このボーナスポイントは1ポイント3マイルで移行できます。マイル付与率は0.03%相当です。
スターα は、20%のボーナスポイントが付与され、0.06%のANAマイルに移行できます。ロイヤルαは25%のボーナスポイントを0.75%のANAマイルに移行できます。
「通常獲得ポイント」は1ポイント以上1ポイント単位、「ボーナスポイント」は500ポイント以上1ポイント単位で移行できます。
前年度の年間利用額 | ステージ | ボーナスポイント | ボーナスマイル付与率 | 合計マイル付与率 |
---|---|---|---|---|
50万円以上 | スターβ | 10% | 0.03% | 1.03% |
100万円以上 | スターα | 20% | 0.06% | 1.06% |
300万円以上 | ロイヤルα | 25% | 0.075% | 1.075% |
マイル還元率の側面では、ANAゴールドカードではJCBはVISA/Mastercardに大きく劣後しています。
ただし、ソラチカゴールドカードなら、Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が最大1.5625%となります。
ANA VISA/マスターカードとは異なり、コンビニATMで繰り上げ返済する必要があるのがマイナスポイントです。

ANAダイナースカード
ANAダイナースカードは、カード利用で「ダイナースクラブ リワードプログラム」のポイントが貯まります。通常のダイナースクラブカードと同じです。
100円当たり1ポイント(マイル付与率1%)です。ただし、ポイント加算対象外もしくは半減となる「特定加盟店」があります。
特約店である「ダイナースクラブポイントアップ加盟店」では100円あたり2ポイントが得られます。マイルが2倍の2%得られます。

ダイナースクラブ リワードポイントの詳細は以下にまとめています。

ANAダイナースカードの利用で貯まるポイントの有効期限は無期限です。しかも、いつでも制限なしに手数料無料でマイルに移行することができます。
ANAダイナースカードで蓄積・交換できるマイルは無限・インフィニティであり、マイルをじっくりと貯められます。お得な有効期限が無期限のクレジットカードの筆頭です。
ANAダイナースカードを保有していたら、ファーストクラスやビジネスクラスに向けてコツコツとマイルを貯めることが可能になります。
1マイルの価値については諸説がありますけれども、ビジネスクラスで利用した場合は1マイル3円以上、ファーストクラスの場合は1マイル10円以上に跳ね上がります。実質的な還元率が3%や10%といった数字になります。
VISAやJCBのANAカードにはポイントの有効期限があります。期限内にビジネスクラス・ファーストクラスに必要なポイントに届かないこともあります。
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカード
ポイントプログラムは、アメックスの「メンバーシップ・リワード」になります。100円ごとに1ポイントたまり、1,000ポイントから交換できます。
ただし、NHK受信料、日本赤十字やUNICEF等への寄付はポイント対象外です。
また、電気・ガス・水道・税金・公金・ふるさと納税など、ポイント付与率が半分(200円ごとに1ポイント)になる支払先があります(一覧)。

利用ごとに100円未満の端数は切り捨てられてポイント付与の対象外となりますが、余程細かい支出を多発させない限りは、さほど大きな影響は出ません。

特約店での「ボーナスポイント・パートナーズ」では、ポイントが通常より多く貯まります(最大10倍)。
また、年300万円カードショッピングすると、1万円分のANA SKY コインを得られる「ANA SKY コイン獲得プログラム」があります。
一般カードのANAアメックスのポイントをANAマイルに移行するには、年6,000円(税抜)の「ポイント移行コース」への登録が必要ですが、ANAアメリカンエキスプレス・ゴールドカードはもちろん不要です。
ANAアメックス・ゴールドカードも、ANAダイナースカードと同様に、ポイントの有効期限が無期限です。
お得にマイルが貯まる還元
ANAグループでは最大3%のマイルを獲得可能
ANAグループ航空券等の利用時は、ANAアメックス・ゴールドには特別なマイルが積算されて、他のANAワイドゴールドカードよりも高還元となります。
アメックス以外のワイドゴールドカードはワイドカード以下のANAカードの還元率2倍コースと同じマイル付与率です。
- VISA/Mastercard:2.0%
- JCB:2.0%(年間利用額に応じて最大2.075%)
- ダイナース:2.0%
- アメックス:3.0%
ANAグループでの還元率はANAアメックス・ゴールドカードが最も高還元です。
マイル付与率でANAアメックス・ゴールドカードを上回るのは、ANAカードですと年会費(税抜)が7万円以上のプラチナ・プレミアムカードしかありません。
他社まで含めると、年会費3万円台の高還元カードには、JALアメックス・プラチナ、スカイ・トラベラー・プレミア・カードがあります。
カード名 | マイル付与率 |
---|---|
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード | 1.5% |
MileagePlusセゾンカード MileagePlusセゾンゴールドカード MileagePlusセゾンプラチナカード | 1.5% |
MileagePlus JCBゴールドカード | 1.5% |
MileagePlusダイナースクラブ ファースト | 1.5% |
ANA一般カード(JCB/VISA/Mastercard) ANAワイドカード(JCB/VISA/Mastercard) ANAワイドゴールドカード(JCB/VISA/Mastercard) | 2.0% |
JALカード 普通カード(JCB/VISA/Mastercard) JAL CLUB-Aカード(JCB/VISA/Mastercard) JAL CLUB-Aゴールドカード(JCB/VISA/Mastercard) | 2.0% |
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード | 2.0% |
デルタ スカイマイルJCBテイクオフカード | 2.0% |
ANAダイナースカード | 2.0% |
JALダイナースカード | 2.0% |
ANA VISAカード / ANA Mastercard | 2.0% |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 2.5% |
デルタ スカイマイルJCB一般カード | 2.6% |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 3.0% |
JALアメリカン・エキスプレス・カード CLUB-Aゴールド | 3.0% |
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 3.0% |
デルタ スカイマイル JCBゴールドカード | 3.0% |
スカイ・トラベラー・カード (新規募集終了) | 3.0% |
ANA JCBカード プレミアム | 3.3% |
ANA VISA プラチナ プレミアムカード | 3.5% |
ANAダイナース プレミアムカード | 4.5% |
JALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナ | 4.0% |
JAL・JCBカード プラチナ | 4.0% |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカード | 4.5% |
スカイ・トラベラー・プレミア・カード (新規募集終了) | 5.0% |
ANAカード特約店である「ANAカードマイルプラス」の提携店・対象商品では、ANAワイドゴールドカード利用によるポイントとは別に、一律で利用金額100円または200円(税込)につき1マイルが積算されます。
以下の画像はセブン-イレブンで400円のお買い物をした例です。セブン-イレブンは200円あたり1マイルが加算されるので、0.5%の2マイルが加算されています。
レストランやカフェの利用でもザクザクとANAマイルが貯まっていきます。
クレカのポイントとは別にマイルを得られるのはお得感があります。
時折ANAカードマイルプラスのボーナスマイルが多くもらえるキャンペーンが開催されることがあります。
使いやすいコンビニ・スーパーで、ANA ワイドゴールドカード決済による基本1%と合わせて合計で2%のマイルが得られてバリューが高いです。
対象店舗の中ではセブン-イレブン、イトーヨーカドー、マツモトキヨシあたりは日常的に使いやすくてお得です。
また、ANAワイドゴールドカード限定ではありませんが、利用でANAマイルが貯まるお店・サービスがあります。
ANAマイレージクラブ「暮らしの提携パートナー」の利用でマイルを獲得可能。ホテル、レンタカー、タクシー、ネットショッピング、グルメ、車検など幅広いジャンルがあります。
公式サイトの各ジャンルページにて、「AMC番号の提示で貯める」にチェックを入れると出てきます。
例えば、日本全国のANAグルメマイル参加店にて、カードを提示のうえでマイル精算希望の旨を伝えると、利用金額100円(税込)あたり1マイルが貯まります。
新電力「ENEOSでんき」をANAカードで支払うと、カード利用で得られるポイント・マイルとは別に更に200円(税込)あたり1マイルが自動で追加積算されます。
Edyマイルプラス・AMCモバイルプラスで楽天Edyが高還元
ANAカードに搭載されている電子マネーの楽天Edyを使うと、200円あたり1ANAマイルが得られます(マイル付与率0.5%)。おサイフケータイでも同様にANAマイルを貯める設定が可能です。
これだとメリットに乏しいですが、「ANAマイレージクラブ モバイルプラス」という制度に加入すると、楽天Edyの利用が高還元となるのが利点です。
月会費は300円(税抜)であり、コストは年3,600円(税抜)。ドコモ・au・ソフトバンクの契約者が加入でき、支払い方法は以下の通りです。
- NTTドコモ:SPモード決済(ahamoは対象外)
- au、Povo2.0:auかんたん決済
- SoftBank、LINEMO:ソフトバンクまとめて支払い
これに入会すると、楽天Edyの利用で得られるANAマイルが3倍(200円あたり3ANAマイル)になります。マイル付与率1.5%です。

マツモトキヨシ・紀伊國屋書店などのEdyマイルプラス対象店舗では200円あたり4マイルが貯まり、マイル付与率2%となります。
フライト・入会/継続とボーナスマイルがザクザク
ANAワイドゴールドカードなら通常のフライトマイル(国内線・国際線)に加えて、区間ごとのボーナスマイルがプレゼントされます。
「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%」がもらえるので、フライト頻度が多い方にとっては利点が増幅。
また、カード入会・継続のボーナスマイルは2,000マイルにアップします。
毎年マイルがもらえるのは嬉しいですね。国内線特典航空券で1マイル2円で使えば、なんと実質的に毎年4,000円がバックされることになり、年会費の負担を減らすことができます。
ANAプレミアムメンバーの「ダイヤモンド」「プラチナ」「ブロンズ」ステイタスを保持している時は、ANAゴールドカード限定特典で、通常の継続ボーナスマイルに加えて更に2,000マイルがプラスされます。
家族のマイルを合算できる「ANAカードファミリーマイル」に登録(無料)すれば、家族全員のマイルが無駄なく利用でき、マイルの使い道が広がります。
ANAマイルはJALマイルと同様にマイレージ会員の死亡時は、所定の手続きを経て家族がマイルを相続することができます。
会員本人の死亡証明書や裁判所の命令など、故人である会員のマイルの相続権を有することを確かに証明する書類を、死亡後6ヵ月以内にANAに提示すればOKです。
ANAマイレージモールでネット通販がお得
ANAが運営するポイントモール「ANAマイレージモール」も当然に利用可能です。経由での利用金額に応じて直接ANAマイルが貯まります。
ANAマイレージモールは直接マイルが貯まり、シンプルでわかりやすいのがメリットです。
サイト名 | 利用額とマイル | マイル付与率 |
---|---|---|
楽天市場 楽天トラベル | 200円 = 1マイル | 0.50% |
Yahoo!ショッピング | 300円 = 1マイル | 0.33% |
ユニクロオンラインストア | 300円 = 1マイル | 0.33% |
じゃらんnet Yahoo!トラベル 一休.com 一休.com レストラン | 200円 = 1マイル | 0.50% |
マツモトキヨシ | 100円=1マイル | 1.00% |
Amazon (一部カテゴリーのみ) | カテゴリーによる |
なお、アメックス以外のANAワイドゴールドカードは、ANAマイレージモールとは別に、カード発行会社のポイントモールも利用できます。
VISA/Mastercardは三井住友カードの「ポイントUPモール」、JCBは「Oki Doki ランド」、ダイナースは「ダイナースクラブ ポイントモール」を利用できます。Oki Doki ランドについては以下にまとめました。

空港ラウンジ
ANAワイドゴールドカードは、カード発行会社が提供する空港ラウンジを無料で利用できます。
国内主要空港らのラウンジ
VISA/Mastercard、JCB、ダイナースクラブ、アメックスのいずれも国内の主要な空港を網羅しています。
ラウンジによっては無料のアルコール類やパンがあったり、シャワールーム(有料)が設置されています。
成田のIASS EXECUTIVE LOUNGE 1/2、中部のプレミアムラウンジ セントレア、熊本のラウンジ ASOは、無料アルコールのサービスがあります。
利用の際は、ラウンジ受付でカードと当日の搭乗券あるいは航空券を提示すれば使えます。eチケットの場合は便名を伝えればOKです。
一例として、羽田空港、成田空港、伊丹空港、関西国際空港、熊本空港は、JCBゴールドカードのラウンジ特典ページに掲載しています。
ANAダイナースカードはビジネスクラスラウンジも
ANAダイナースカードはダイナースクラブのクラブ・ラウンジ特典を使えるので、世界1,000ヵ所以上と圧巻の内容となっています。
利用対象ラウンジには、VIPラウンジ(ファーストクラス・ビジネスクラス利用者向けラウンジ)も含まれています。
ゴールドカード会員用のラウンジとは異なり、軽食ブッフェ、アルコール飲み放題、質が良いソファー、シャワーなど施設が充実したラウンジも利用できます。
海外では食事内容が豪華な空港ラウンジも利用可能。日本の近くですと、仁川国際空港のSKY HUBラウンジ、香港国際空港のトラベラーズラウンジ、上海・浦東空港にあるVIPラウンジなどが豪華です。
ドバイの空港ラウンジでは隣接しているホテル内のファーストクラスラウンジを利用可能です。
プライオリティパスでも利用不可能な空港ラウンジであり、ゴージャスで華やかです。また、ロンドンのラウンジも豪華になっています。
ダイナースクラブカードのラウンジ特典は非常に充実しており、他のゴールドカードにはない価値があります。
イギリスのSKYTRAXが認定した世界最高の独立系空港ラウンジ(2018年)の中では、シンガポール・チャンギ国際空港 T1のSATSプレミアラウンジをダイナースクラブカードが利用可能です。

国内の空港では、他のANAカード ワイドゴールドカードでは利用できないKAL Business Class Loungeを使えます。
成田空港のKALラウンジは第1ターミナルにあります。関空のKALラウンジは閉鎖されましたが、ぼてぢゅうを利用可能。手荷物検査後の羽田空港パワーラウンジは手荷物検査後にあって便利です。
海外では主要国はほぼ網羅しており、マイナーな国でも幅広いラウンジが利用できます。主要国でないのはオーストラリアくらいです。海外旅行の際には空港で待ち時間が長くなることがあります。
ファーストクラス・ビジネスクラス利用者向けのVIPラウンジは内容が充実しており、利用対象者も少ないため、ストレスない優雅な一時が送れます。ゴールドカードならOKのラウンジは混んでいて落ち着かない時がありますよね。
ANAダイナースカードを保有して、待ち時間をラウンジで過ごすととても快適に旅行できます。飲み物や食べ物を戴いたり、シャワーやインターネットで待ち時間を快適に過ごせますし、空港における盗難のリスクも減らせます。
電子マネー・スマホ決済対応
後払い型電子マネー
VISA/Mastercardはポストペイ型の電子マネー「iD」、JCBはQUICPayの利用でマイルが得られます。事前のチャージが不要で便利な電子マネーです。
ANA JCB / ソラチカゴールドカードは「QUICPay(nanaco)」を使えます。本来はプリペイド式のnanacoが後払いのQUICPayとして利用できるサービスです。
セブン-イレブンにてnanacoカードに搭載されているQUICPayでお買い物すると、200円(税抜)ごとに1ポイントが貯まります。更にQUICPayに登録したクレジットカードのポイントも貯まります。
セブン-イレブンは「ANAカードマイルプラス」の対象店舗で0.5%のマイルが特別に貯まり、マイル付与率は合計1.5%になります。
クレジットカードでの決済だけではなく、「ANA JCBを指定しているQUICPayでの支払い」もマイル付与率が1.5%となります。
500 nanacoポイントは250 ANAマイルに交換できるので、QUICPay(nanaco)は0.25%のANAマイルが取れることになります。
合計1.75%のANAマイルを獲得可能。キーホルダー型のANA QUICPay+nanacoも同様です。
厳密にはカード利用分とANAカードマイルプラス利用分は税込で、QUICPay(nanaco)の分は税抜なので、端数が出ない場合の最大還元率が1.73%となります。
プリペイド型電子マネー
いずれのANAワイドゴールドカードも、nanaco、モバイルSuicaではマイルを得られません。
VISAとMastercardはPiTaPa、JCBは楽天EdyとPiTaPa、ダイナースは楽天Edyのチャージでマイルを得られます。まとめると下表のとおりです。
カード名 | VISA/Mastercard | JCB | ダイナース | アメックス |
---|---|---|---|---|
nanaco | - | - | - | - |
楽天Edy | - | ◯ | ◯ | - |
WAON | - | - | - | - |
モバイルSuica | - | - | - | - |
PASMO | - | - | - | - |
SMART ICOCA | - | - | - | - |
PiTaPa | ◯ | ◯ | - | - |
iD | ◯ | - | - | - |
QUICPay | - | ◯ | - | - |
マイル付与対象外の電子マネーへのチャージでポイントを得たい場合は、サブカードとして対応のクレジットカードを使いましょう。
ANAカードですと、SuicaはANA VISA Suica、PASMOはANA東急カードが年会費最安値(税抜751円)で維持できます。PASMOはソラチカカードも有力です。その他おすすめのクレジットカードは下表の通りです。
電子マネー | カード名 | 還元率 | 年会費(税込) |
---|---|---|---|
nanaco | セブンカード・プラス | 0.50% | 無料 |
楽天Edy | リクルートカード | 1.20% | 無料 |
エポスカード | 0.50% | 無料 | |
WAON | イオンカードセレクト | 0.50% | 無料 |
JALカード (JCB/ TOKYU/DC) | 0.5-1.0% | 2,200-34,100円 | |
モバイルSuica | ビックカメラSuicaカード | 1.50% | 年1回の利用で無料 |
「ビュー・スイカ」カード | 1.50% | 524円 | |
PASMO | Apple PayのPASMOは Tカード Primeがお得 | 最大1.5% | 実質無料 |
TOKYU CARD ClubQ JMB | 1.00% | 1,100円 | |
ANA To Me CARD PASMO JCB | 0.5-1.0% | 2,200円(初年度無料) | |
OPクレジットカード | 0.50% | 年1回の利用で無料 | |
JALカード OPクレジット | 0.5-1.0% | 2,200円 | |
モバイルPASMO、 SMART ICOCA | リクルートカード (VISA / Mastercard) | 1.20% | 無料 |
Delight JACCS CARD | 1.00% | 無料 | |
オリコカードザポイント | 1.00% | 無料 |
Apple Pay
7以降のiPhone、Series 2以降のApple Watchは、おサイフケータイに類似するサービス「Apple Pay」が利用可能です。
モバイルSuicaに類似した仕組みで電車・バス等に乗ることができます。また、iDかQUICPay・nanaco・WAONの店舗でお買い物することが可能です。
Suica、PASMO(モバイルPASMO)、nanaco、WAONは使えますが、SMART ICOCA、PiTaPaには対応していません。
JCBグループ、三井住友カード、アメックス、ダイナース発行のANAカードなら、一部カードを除きApple Payに登録して利用できます。
JCB・アメックス・ダイナースをApple Payに登録すると、QUICPayとして割り当てられて、全国のQUICPay加盟店でお買い物できます。Oki Dokiポイントも貯まります。

Visa/MastercardをApple Payに登録すると、iDとして割り当てられて、全国のiD加盟店でお買い物できます。Vポイントも貯まります。
iDもQUICPayも主要なコンビニ、スーパー、ドラッグストアなど多くの方が日用的に使う店舗は幅広く抑えています。しかし、一部では片方しか使えない店舗もあります。

JCB・Mastercard・アメックスは、Apple PayのWalletアプリ内のSuicaチャージに使えます。
JR東日本が出しているiPhone用の「Suica」アプリにVISAのカードを登録して、Suicaアプリ内で「クレジットカード」によるチャージを行う場合は、VISA・ダイナースでもSuicaチャージが可能です。
QUICPay/iD利用分はポイント付与の対象ですが、Apple PayのSuicaへのチャージはどの国際ブランドでもポイント付与の対象外。モバイルSuicaへのチャージと同一です。
Payサービス
Mastercard/Visaブランドの場合、Payサービスを幅広く利用可能です。
PayPay、Kyash、d払い、楽天ペイ、au PAYなどのスマホ決済に対応しています。
JCBブランドはd払い・ファミペイ、アメックスは楽天ペイ・d払い・au PAYに対応しています。
国際ブランドごの限定特典
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードのみの主な特典
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードには、三井住友カード ゴールドにもある「ドクターコール24」が付帯しています。
ドクターコール24とは、無料で24時間365日、医師・看護師・保健師に電話で相談ができるサービスです。緊急時には非常に役立ちますね。小さな子供がいると特に大きな安心となります。
他の会社のカードですと、ゴールドカード、プラチナカードでも医師の無料電話相談サービスがないカードも有ります。
そうした中で、安価なゴールドカードであるにもかかわらず、このサービスが付いているのはゴールドカードならではのメリットです!
何か困った時や具合が悪くなった時は、24時間365日(年末年始の深夜でも!)、医師・看護師に電話一本で相談できるのは嬉しいですね^^

また、Visaゴールドカードの優待を受けられます。特に使えるのはVisaゴールド空港宅配。通常は2,000円前後かかる手荷物宅配が一つ500円となります。
本人認証サービス(3Dセキュア)にはワンタイムパスワードが導入されており、不正利用の防止を図っています。
スマホ専用のアプリでワンタイムパスワードを発行するのは日本初の仕組みです。
その他、人気が高いホテル宿泊サイトであるExpedia、Hotels.comでお得な割引を享受できます。


ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードを保有していると、ANA銀聯カードも発行できます。
マイル付与率は0.5%で、年会費は無料。新規入会時は通常は税抜2,000円(家族カードは税抜500円)のカード発行手数料がかかりますが、現在はキャンペーンで無料です。
原則として5年後の更新時は、本会員1,000円(税抜)、家族会員500円(税抜)の手数料が発生します。
ANA銀聯カードを保有していると、上海の銀聯コールセンターで日本語での対応が受けられて、中国旅行や滞在において安心できるサポートとなります。
三井住友銀聯カード・ANA銀聯カードの詳細については、以下で徹底解説しています。

また、「ANA VISAプリペイドカード」へのチャージが無料となります。

ANA JCBワイドゴールドカードのみの主な特典
ANA JCBワイドゴールドカード・ソラチカゴールドカードは、「GOLD Basic Service」というJCBゴールド以上のJCBプレミアムカードの付帯サービスを一部利用できます。
ジャンル | 特典内容 |
---|---|
問い合わせ | ゴールド会員専用デスク JCB暮らしのお金相談ダイヤル |
健康サービス | 人間ドックサービス ドクターダイレクト24(国内) |
旅行 | JCBトラベル Oki Dokiトクトクサービス 関東有名テーマパークへの旅 トラベル特典 国内宿泊オンライン予約 海外ホテルオンライン予約 空港ラウンジサービス ラウンジキー 手荷物無料宅配券(往復)サービス 京爛漫 JCBゴールド ワシントンホテルチェーン宿泊予約 ハーツレンタカーサービス |
PLEASURE | JCB GOLD Service Club Off ゴールドフラワーサービス JCBゴールド ゴルフサービス JCBゴルファーズ倶楽部 会員情報誌「JCB THE PREMIUM」 |
チケット | JCBゴールド チケットサービス |
特に大きなメリットは、24時間365日、医師・看護師などに無料で健康・医療に関して相談できるサービスです。
京情緒が味わえる情報が満載のJCBオリジナルガイドブック「京爛漫」では、JCBが自信を持っておすすめする旅館、飲食店、名品店にて優待が受けられます。
また、「JCBゴールド グルメ優待サービス」で、全国の対象店舗にて、飲食代金の割引が受けられます。
JCBプレミアムカード会員限定のお得な情報が盛りだくさんの会員情報誌「JCB THE PREMIUM」を毎月届けてくれます。
その他、GOLD Basic Serviceの詳細については、以下で徹底解説しています。

ANAダイナースカードのみの主な特典
ANAダイナースカードは、ダイナースクラブ コンパニオンカードなど一部を除き、ダイナースクラブ共通の特典・サービスを受けられます。
高級レストランのコース料理が1名分無料、世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジが利用可能、手荷物無料宅配サービス、ダイニングサービス、安心の海外緊急アシスタンスなどが代表です。
ジャンル | 優待サービス内容 |
---|---|
グルメ | 所定のコース料理を2名以上利用で1名無料(エグゼクティブ ダイニング) 草喰なかひがし等の名店を予約できる「ダイナースクラブ ごひいき予約」 お子様メニューが家族との食事で1名無料「Family Table」 料亭の予約代行(料亭プラン) おもてなしプラン、ナイトイン銀座 ダイナースクラブのお取り寄せ アラン・デュカスのレストラン優待、ひらまつ優待 |
トラベル | 国内外1,000ヵ所以上の空港ラウンジ (年10回無料) 年2個の手荷物無料宅配 (帰国時) 国内外のホテル・旅館の宿泊優待、Hotels.com割引、クラブホテルズ ハワイ旅行での優待 旅行・出張時の現地でのサポート・各種手配 最高1億円の旅行保険 海外旅行保険プラス ダイナースクラブ共通の優待特典 |
エンタテイメント ・ライフ | コナミスポーツクラブや人間ドック優待 ヘリコプター優待、乗馬優待 ダイナースクラブのイベント ダイナースクラブ チケットサービス |
ゴルフ | プライベートレッスン優待 名門ゴルフ場の優待予約 ダイナースクラブカップ |
空港ラウンジは、日本国内では他の大多数のゴールドカード・プラチナカードで利用できないKAL Business Class Loungeを使えます。
コース料理1名分無料の対象レストランの一例としては、ベージュアラン・デュカスプロデュースの「ビストロブノワ」があります。
このお店は他のクレジットカードは対象外なので、ダイナースならではのメリットです。

1名分無料のエグゼクティブ・ダイニングは、誕生日や記念日のディナーや会食がお得になって、ラグジュアリーなレストランでの美食がはかどります。

その他ベネフィットの詳細は以下で徹底解説しています。

ANAダイナースカードの審査基準はダイナースクラブカードに準じています。

ダイナースはダイニングイベントの「レストランウィーク」を定期的に開催しています。銀座レストランウィーク、イタリアンレストランウィークなどがあります。
その中でも最も大きなイベントは、全国650店以上が参加する「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク」です。
ダイナースクラブ会員限定のワンドリンクサービスのほか、フランス大使公邸、イタリア大使館、オーストリア大使公邸という通常は立ち入ることのできない特別な空間でのディナーなど、ダイナースクラブ会員限定のスペシャルイベントにも参加できます。

実際にガラディナーに参加したところ、大満足のクオリティで幸せに包まれました。

フランスレストランウィーク以外にも、イタリアンレストランウィーク、銀座レストランウィークといったイベントも開催されます。


ダイナースクラブカード会員限定で、各レストランウィークには先行予約の特典が用意されています。
レストランウィークの中でも、名店でお得な大人気店は、予約が瞬間蒸発となります。先行予約の初日に全滅となることもあります。
レストラン・ウィーク以外でも、すきやばし次郎の会食会、アラン・デュカス、銀座マスヒロ塾などスペシャルなイベントが満載です。
ANAダイナースカードを保有していると、ビジネスの経費を効率的に決済できる「ビジネス・アカウントカード」を保有できます。年会費2,000円(税抜)の追加カードです。
会社オーナーの方はもちろん、法人格を持たない個人事業主・医師・弁護士・公認会計士なども簡単な手続きで利用可能。個人事業主の青色申告にも活用できます。
1%でポイントを貯めてマイル交換ができるので、マイル付与率1%のビジネス用カードです。1マイル3円で使うと実質還元率3%です!
法人用のクレジットカードは還元率が0.5%前後で今ひとつのカードが多い中で、ANAダイナースカードに付帯できるビジネス・アカウントカードはパワフルです。
プライベート・個人での支出はANAダイナースカード、ビジネスの経費決済はビジネス・アカウントカードという二刀流でザクザクとマイルが貯められます。
ビジネスカードでマイル付与率が高いのは、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(JALマイルの付与率1.125%)です。

ただし、20,000円(年200万円以上の利用で10,000円)の年会費(税抜)が発生。ANAダイナースカードであれば、マイル付与率1%のビジネスカードが2,000円(税抜)で持てます。
また、ビジネス・アカウントカードを持っていると、JALオンライン(JAL国内線出張手配サイト)を利用できるのもメリットです。導入費・使用料・年会費などは一切かかりません。
ビジネス・アカウントカードの引き落とし口座は個人カードとは別口座を設定することができます。専用の利用代金明細を分けて郵送することもでき、経費管理の効率化に役立ちます。
ビジネスアカウント・カードの詳細については、以下で徹底解説しています。

ANAアメックス・ゴールド・カードのみの主な特典
手荷物無料宅配サービス
海外旅行の際に、帰国時の空港から自宅まで、ANAアメックス・ゴールド会員1人につきスーツケース1個を無料で配送できます。
成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港で利用可能。2020年3月1日からは羽田空港国際線も対象になります。
手荷物空港宅配サービスは、自腹で支払うと1個2,000円~4,700円程度はかかります。年3回このサービスを使ったら、1年あたり6,000~14,100円もお得になります!
帰国時の当日に、下記お申し込みカウンターで、カードと搭乗券を提示して、「手荷物無料宅配サービス」利用の旨を伝えればOKです。
ダンボールを宅配カウンターで購入することもできます。例えば関東在住で成田着の場合は翌日には届くことが多いです。
海外旅行では24時間日本語で無料電話サポート
レストランの予約、医療機関の紹介、緊急時の支援等の日本語電話サポートが受けられます。「オーバーシーズ・アシスト」というかっこいい名前です。
世界中のほとんどの国から24時間、通話料無料またはコレクトコールで連絡できます。
24時間365日いつでも日本語で電話できるというのは便利ですね。海外旅行における大いなる安心が確保できます。
普通のクレジットカードの海外旅行の電話サポートは、対応時間は平日の昼間のみです。ANAアメックス・ゴールドの場合は24時間365日という大いなる安心があります。
例えば、以下の事項について電話相談ができます。
- 航空券・ホテル・レンタカー・レストラン・ゴルフコースなどの案内・予約・確認・キャンセル
- 主要都市でのミュージカル等のチケット
- パスポート・査証・予防接種
- カード紛失・盗難の処理、再発行の手続き
- トラベラーズチェックの紛失・盗難
- パスポート・所持品の紛失・盗難
- 電話による簡単な通訳サービス(業務は対象外)
- 緊急メッセージの伝言サービス(業務は対象外)
- 医師、歯科医、病院、弁護士の紹介
- 海外旅行傷害保険の保険金請求
- 最寄りの日本大使館・領事館
ANAアメックス・ゴールドの「オーバーシーズ・アシスト」は、グリーンの「グローバル・ホットライン」に加えて、医師の派遣、救急車や入院の手配などの「緊急支援サービス」も受けられます。
例えば、以下の事項について電話相談ができます。
ジャンル | サービス内容 |
---|---|
メディカルサービス | 24時間電話医療相談、病院紹介 病院の予約・入院手配 電話での日本語アシスト 医療機関への信用保証 上限5,000USドル立替え資金援助 家族への緊急連絡 緊急移送、治療経過管理、帰国手配 |
リーガルアシスタントサービス | 緊急時の弁護士紹介 1件あたり上限1,000米ドルの弁護士費用立て替え 1件あたり上限1,000米ドルまで保釈金立て替え |
緊急時に頼りになります。アメックスならではのミニ・コンシェルジュ的なサービスですね。異国の地で絶大な安心があるサポートが受けられます。

ANAアメックス・ゴールドを保有していると、海外旅行・出張時のトラブルにも対応できるディフェンスを構築できます。 安心・安全です^^
しかも、本人・家族会員のみならず、カード会員に同行する家族(健康保険が同一か税法上の扶養関係にある6親等以内の血族・3親等以内の姻族)にも適用されます。
海外のみならず日本国内においても、緊急時の対応については、年中無休のカスタマーサービスを提供しており、24時間365日、オペレーターと直接やり取りができます。
ゴルフ場でアメックスのカード会員が倒れて、1分1秒を争う局面でコンシェルジェに相談したら、ドクターヘリを手配してくれて助かったというエピソードもあります。
生命の危機の緊急事態で、もしこの方がアメックスのカード会員でなかったら、もしかすると助からなかった可能性もありました。
アメリカン・エキスプレスはまさに守護神のようなクレジットカードです。
ちなみにアメックスの象徴であるセンチュリオンには、「大切な資産を守る」、「安心を提供する」という意味が込められています。
そのとおり絶大なる安心があるカードです。絶体絶命の危機においてもサポートしてくれます。
アメックスは不死鳥のような頑健性をもたらしてくれる一枚であり、まさにフェニックス一輝のような存在です。
空港クロークサービス
乗継便の待ち時間などに、空港内手荷物預かり所で荷物を無料で預けられます。出発までの空港内での買物や食事を、身軽で楽しめます。
旅行の際はとにかく荷物がかさばります。かさばる荷物を無料で預けられるのは最高です。利用は当日のみ有効ですので、日をまたいで預けることはできません。
中部国際空港、関西国際空港で利用できます。カード会員1名につき荷物2個まで無料です。羽田・成田が利用できないのがデメリットです。
エアポート送迎サービス
海外旅行の出発・帰国時に、提携タクシー会社(MK株式会社)の車を専用でチャーターし、利用可能地域内の指定場所と空港との間を格安の定額料金にて送迎してくれるサービスです。
京都観光ラウンジ
ANAアメリカンエキスプレス・プレミアムカード会員は、高台寺の塔頭の一つ「圓徳院」にある「京都特別観光ラウンジ」を利用できます。ペット同伴での入場はできません。
圓徳院の拝観券売場でカードを提示すると、同伴者3名まで以下のサービスが受けられます。
- 圓徳院書院・知客寮にてお茶のご接待(宇治茶、梅湯、昆布茶、香煎茶など日によって変更)
- 冷たい麦茶、冷やし飴(夏季期間中)
- 圓徳院の拝観無料
- 高台寺・掌美術館の拝観割引
- 高台寺駐車場1時間無料サービス
中のお部屋では日本庭園を眺めならゆっくりとくつろいで休憩できます。本当に落ち着ける空間です。
京都ラウンジは京都の多様な観光スポットの中心部にあるので休憩に便利です。詳細については以下にまとめています。

アメリカン・エキスプレス・コネクト
アメックスのホテル、ダイニング、ショッピングなどの優待プログラムを利用できます。
アメリカン・エキスプレスのカード会員が利用できる優待特典の情報をまとめて閲覧できる「アメリカン・エキスプレス・コネクト」で一括でチェックできます。
American Express Experiences、golfscape、エクスペディアでの割引、阪急メンズ東京での期間限定優待などの優待情報が一覧となっています。
また、期間限定の優待・割引・特別なキャンペーン情報も掲載されています。ログインは不要で便利です。
使いやすいエクスペディアの優待が特に便利。海外ホテルが8%割引、航空券+ホテルが3,750円割引となります。
クーポンコードは「エクスペディアのアメックス会員限定ページ」にアクセスすると確認できます。
充実の付帯保険
ショッピング保険
ANAワイドゴールドカードは、VISA/Mastercardは年300万円、JCB・ダイナースクラブ・アメックスは年500万円まで購入品の損害が補償されます。
自己負担額はVISA/Mastercard・JCBは1事故3,000円、ダイナースクラブ・アメックスは1事故1万円です。
国内/海外においてカードで購入した品物の損害が、商品購入日を含めて90日間まで補償されます。もちろん一回払いも対象です。
年間最高300万~500万円という金額はパワフルです。年間300万~500万円もあれば大多数の方は問題ないでしょう。安心してお買い物が楽しめます。
もちろん、インターネットで不正利用された時、カードの紛失・盗難による不正使用の損害も補償されます。
食品、動物、土地・建物、自動車、オートバイ、希少硬貨、ソフトウェア、オンラインコンテンツなど一部対象外となる商品もあります。これはどのクレジットカードでも同じです。
海外旅行傷害保険
ANAワイドゴールドカードは、航空系カードのゴールドカードらしく旅行保険も充実しています。
アメックスのみ家族特約が付いています。本会員と生計をともにする同居の家族・親族の方にも補償があります(金額はカッコ内)。
項目 | VISA/Mastercard | JCB | ダイナース | アメックス |
---|---|---|---|---|
付帯条件 | 利用付帯 | ほぼ自動付帯 | ほぼ自動付帯 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 5,000万 | 1億 (うち5千万利用) | 1億 (うち5千万利用) | 1億(1000万) |
傷害治療 | 150万 | 300万 | 300万 | 300万(200万) |
疾病治療 | 150万 | 300万 | 300万 | 300万(200万) |
救援者費用 | 100万 | 400万 | 400万 | 400万(300万) |
賠償費用 | 3,000万 | 1億 | 1億 | 4000万(4000万) |
携行品損害 | 1旅行50万/年50万 | 1旅行50万/年100万 | 1旅行50万/年100万 | 50万円(50万円) |
死亡・後遺障害については、JCB・ダイナースは1億円のうち5000万円は利用付帯となり、旅行代金の一部をカード決済した場合が対象です。
また、アメックスは家族会員の死亡・後遺障害の保障は5000万円となります。
海外は医療費が高額な地域が多く、病院に運ばれて入院したら数百万円といった費用になることもあります。ジェイアイ傷害火災保険の海外旅行保険事故データを抜粋します。
国・都市 | 事故の内容 | 治療・救援費用 |
---|---|---|
ハワイ | ディナークルーズで食事を喉に詰まらせ救急車で搬送 | 372万円 |
食物の誤嚥と診断され3日間入院 | ||
家族が駆けつける | ||
シンガポール | クルーズ中に嘔吐・吐血、下船し救急車で搬送 | 440万円 |
胃炎と診断され7日間入院 | ||
家族が駆けつける | ||
オーストラリア | レストランで転倒し腰を強打 | 388万円 |
大腿骨頸部骨折と診断され12日間入院・手術 | ||
家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送 | ||
フランス | 夕食後に気分が悪くなり倒れ、頭を強打。翌朝もめまいが続き受診 | 561万円 |
ウィルス性内耳炎・硬膜下血腫と診断され13日間入院 | ||
家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送 |
3~7日間の入院でも400万円前後の費用が発生することもあります。
海外旅行保険を上乗せしたい場合は、年会費無料で海外旅行傷害保険が自動付帯するBooking.comカード(Visa/Mastercard以外の場合)、エポスカード、横浜インビテーションカードをサブカードで持つのがおすすめです。
異なるカード会社が発行する海外旅行保険付きクレジットカードを複数所有している場合、死亡・後遺障害以外の保険金は、複数のクレカの補償額が合算されます。
ANAワイドゴールドカードに加えてこれらを保有したら、相当な大病や大事故でない限りはびくともしない難攻不落の体制を築けます。鬼に金棒であり、鉄壁のディフェンスを構築できます。


航空機遅延・手荷物紛失
ANAゴールドカードはVISA/Mastercard、JCBは、航空機遅延・手荷物紛失に対する保険金があります。
名称 | 補償内容 | VISA/Mastercard | JCB |
---|---|---|---|
乗継遅延費用保険金 | 客室料・食事代 | 2万円限度 | 2万円限度 |
出航遅延費用等保険金 | 食事代 | 1万円限度 | 2万円限度 |
寄託手荷物遅延費用保険金 | 衣料購入費等 | 1万円限度 | 2万円限度 |
寄託手荷物紛失費用保険金 | 衣料購入費等 | 2万円限度 | 4万円限度 |
国内旅行傷害保険
ダイナース・アメックスには家族特約があります。
項目 | VISA/Mastercard | JCB | ダイナース | アメックス |
---|---|---|---|---|
付帯条件 | 利用付帯 | 自動付帯 | ほぼ自動付帯 | 利用付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 5,000万円 | 5,000万円 | 1億円 (うち5千万利用) | 5,000万円 |
入院保険金日額 | 5,000円 | 5,000円 | 10,000円 | - |
通院保険金日額 | 2,000円 | 2,000円 | 3,000円 | - |
手術保険金 | 5万~20万円 | 5万~20万円 | 5万~20万円 | - |
また、ANAワイドゴールドカードの補償で、航空機搭乗中のみですが、国内旅行傷害保険(自動付帯)もあります。
日本国内線において、乗客として航空機利用中にケガを被った場合に補償されます。各カード会社の独自補償とは重複適用されません。
意味があるのは、アメックスの場合は死亡・後遺障害以外の保障、VISA/Mastercard・JCBは傷害入院(最高180日)が1日1万円にアップする点です。
補償項目 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 |
傷害入院(最高180日) | 10,000円 |
手術 | 入院中:10万円/それ以外:5万円 |
傷害通院(最高90日) | 2,000円 |
その他保険
ANAアメックス・ゴールドカードのみ、ユニークな保険が付帯しています。
- 返品をお店が受け付けない場合に補償が出るリターン・プロテクション
- 病気・ケガによる入院などで予約していた旅行をキャンセルした場合に補償されるキャンセル・プロテクション
- スマホが破損した場合の修理代金が年3万円まで補償される「スマートフォン・プロテクション」
リターン・プロテクション(返品保険)は、1商品につき最高3万円、1会員につき年間最高15万円までとなります。
キャンセル・プロテクション(キャンセル保険)は、最高10万円まで補償されます。
その他ANA ワイドゴールドカードの基本スペック
ANAマイルの使い道
ANAワイドゴールドカードで貯めたマイルは、ANA、スターアライアンス加盟航空会社の特典航空券などと交換できます。世界最大級の航空連合でワールド・ワイドなフライトが可能です。
主な交換先
- 国内線/国際線の特典航空券、今週のトクたびマイル
- 提携航空会社特典航空券
- ANA国際線アップグレード特典
- ANA SKY コイン
- トクたびマイル
- ANAショッピング A-styleでの利用
- 提携ポイントやクーポンとの交換
- 多種多様なアイテムへの交換(ANAセレクション)
- ホテル宿泊・レストランのお食事券
ANAマイルの使い道詳細

他にANA国内線にお得に搭乗する方法としては、ユナイテッド航空のマイル活用があります。クレジットカード「マイレージプラスカード」で貯まります。
ユナイテッド航空はANAと提携関係にあり、かつ同じ航空連合のスター・アライアンスに属していることから、日本国内ではANA国内線の搭乗に使うことが可能です。
ANAワイドカード共通の特典
ANAワイドゴールドカードは、もちろんANAワイドカードと共通の特典・割引を受けられます。
- ビジネスクラス専用チェックイン
- 空港内店舗「ANA FESTA」での割引 (5%OFF)
- 空港内免税店での割引 (10%OFF)
- 国内線・国際線の機内販売割引 (10%OFF)
- 成田空港でのパーキング割引
- 「ANAショッピング A-style」での割引 (5%OFF)
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービス
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン朝食無料&ウェルカムドリンクサービス
- ANAカード会員専用運賃「プレミアムビジネスきっぷ」
- ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカー5%割引
- ハーツレンタカー5~20%割引
ANA国際線エコノミークラス利用の際にもビジネスクラス専用カウンターを利用できます。並ぶ時間が少なく、余裕のチェックインができます。
エコノミークラスのうんざりする大混雑に巻き込まれずに、スムーズなチェックインが可能なのは大きなメリットです。
割引で特に使いやすいのは全国各空港にある「ANA FESTA」での5%割引、空港免税店での10%割引です。1,000円(税込)以上のお買い物の際、レジでANAカードを提示すればOKです。

カードが手元に届く前にも割引を利用できるので便利です。

IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービスは、予約の際にANAカード会員の旨を伝えると、ベストフレキシブル料金から5%割引となります。
時期によってはネット最安値よりリーズナブルに宿泊できることがあります。素泊まりだとお得になる傾向があります。
ANAワイドゴールドカードなら、朝食無料&ウェルカムドリンクもついてきます。これはありがたいですね。
2016年4月1日から、ANAショッピング A-styleでのお買い物は、ANAショッピングポイントとの併用でも5%の割引適用となりました。
ANAオリジナルアロマ、ファーストクラス・ビジネスクラス搭載ワインなど、魅力的なANAならではの独自商品を購入できます。

また、ANAカード会員は、高島屋SHILLA&ANAでの割引を受けられます。一般カードは5%OFF、ワイドカード以上は10%OFFとなります。
毎月のカード利用明細には「ANA CARD information」が同封されており、ANAカードの最新情報を把握できます(Web明細なら会員サイトで確認可能)。
ANA機体工場見学会、ANAビジネス/ファーストクラス機内食試食&見学、国内線プレミアムクラスお弁当&ANA機体工場見学会、シークレットコンサート、宝塚貸切公演、横浜F・マリノス特別席での観戦など、ANAカード会員限定のイベントにも参加できます。
JR東海エクスプレス予約で新幹線も安価に
ANAワイドゴールドカードはどの国際ブランドでも、東海道・山陽新幹線(東京~博多間)の座席を、スマートフォンや携帯電話、PCからオンライン予約・変更できる「エクスプレス予約」を使えます。
従来は「プラスEX」でしたが、2017年9月から「エクスプレス予約」にリニューアルされました。

専用のICカードを使うことで、切符を受け取る必要がなくなります。在来線との乗り継ぎも交通系ICカードとの併用でOKです。
予約後は「EX予約専用ICカード」を改札機にタッチするだけで、スムーズに東海道・山陽新幹線に乗車できます。
紙の切符よりも割引運賃が適用されて、東京~名古屋間、東京~大阪間などの移動がお得で便利になります。ただし、1枚あたり年会費1,000円(税抜)が発生します。
エクスプレス予約は、ビックカメラSuicaカード、ビューカード スタンダード、ルミネカードなどのビューカードを保有すると年会費無料で使えるモバイルSuicaでも利用できます。
JR東日本のビューカードが発行しているプロパーのビューカードをモバイルSuicaに登録して使う場合も、JR東日本乗車ポイントは適用されます。
ちなみにJALカードSuica、ANA VISA Suicaカード(航空系クレジットカード)も対象です。
ワンタイムパスワードの本人認証など充実のセキュリティ
ANAワイドゴールドカードのVISA/Mastercardを発行している三井住友カードは、セキュリティが充実しています。
本人認証サービスにはアプリによるワンタイムパスワードが導入されており、不正利用の防止を図っています。これは日本初の仕組みです。

利用のロック機能(ネット・海外・すべて)、利用の即日通知機能など、独自のセキュリティ施策に優れています。

VISAインターナショナルから、セキュリティが高い会社に対する表彰があり、アジア・パシフィック地域では、三井住友カードだけが表彰されたことがあります。
セキュリティの部分では国際ブランドの運営元のVISAからも高い評価を受けています。24時間体制で監視システムが動作しており、全世界のトラフィックをチェックしています。

ANAワイドゴールドカードのJCBを発行しているJCBの方も、不正使用被害を防止するために、24時間年中無休で監視しています。
ビッグデータの活用による不正検知システムが稼働しており、もし第三者に不正使用されていそうだと検知されたら、カードの利用をいったん保留にしてくれます。
またそうした不正使用の可能性があったときは、すぐに電話やメールで連絡してくれるので、二重にも三重にも安心です。
インターネットショッピングでは、JCBにも「J/Secure」という3Dセキュアの制度があり、一部のインターネットショッピングで利用可能です。
対応加盟店で買い物をするとき、自身が事前に設定したパスワード等を入力するシステムです。第三者が容易に決済できない仕組みになっており、ネットショッピングの安全性が向上します。
Eメール・SMS・スマホアプリでのワンタイムパスワードも利用可能。1回限り有効なパスワードで本人認証を行うため、 第三者に不正利用されるリスクが極限まで低下します。

JCBは不正監視システムで24時間365日、不正利用を監視しており、高いセキュリティを確保しています。

万が一の4桁の暗証番号・3Dセキュア突破時も、絶対補償しないではなく、一定の条件では補償してくれます。

万が一の紛失・盗難時も安心です。24時間体制で受け付けているので、電話をかけたらすぐに対応して利用をストップしてくれます。
ANA JCBカードの利用残高が予め登録された金額を超えた場合、Eメールで通知してくれる「安心お知らせメール」もあります。
残高不足となった場合は、一度だけではなく複数回引落しをかけてくれます。中には月末まで毎営業日実施してくれる銀行もあり、JCBは口座振替も便利です。
ダイナース、アメックスはスマホアプリによるワンタイムパスワードの本人認証の仕組みはありません。しかし、高精度の不正検知システムによって高度のセキュリティを確保しています。
スーパーフライヤーズ ゴールドカードに切り替え可能
将来的にANAの上級会員を視野に入れており、ANAスーパーフライヤーズカードの保有を考えている場合は、ANAワイドゴールドカードも候補となります。
SFC修行を行う方、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)に入会する予定の場合は、申し込みたいSFCと同等のANAカードを事前に発行しておくのが無難です。
こうしておけば、ANAプレミアムメンバーの「プラチナ」になった時点で、同じグレード・同じ国際ブランドのSFCカードに無審査で切り替えることができ、万が一の審査落ちのリスクをなくすことができます。
各ANAワイドゴールドカードから各ANA スーパーフライヤーズ・ゴールドカードに切り替える場合は、審査落ちのリスクがありません。
プレミアムメンバー専用デスクかANAカードデスクに電話すれば、切り替えの専用用紙を送ってくれるので、返送すればOKです。
将来的にANA スーパーフライヤーズ・ゴールドカードを視野に入れている場合は、ANAゴールドカードが候補です。
ANAスーパーフライヤーズ会員になると、ANAラウンジ、国際線特典航空券の優先予約、フライトごとのボーナスマイル、座席アップグレード、優先チェックインカウンター・専用保安検査場、手荷物受け取りの優先、手荷物許容量の優待、優先搭乗などの絶大なメリットが付帯します。
ANAラウンジが同伴者1名まで無料で使い放題なのは嬉しいところですね。洗練されたゴージャスな空間で搭乗直前までゆったりと寛げます。
ANAラウンジは、ビジネス向けの電源付きデスク、食事向けのテーブル、外の景色を快適に見れる窓際席、ファミリー・複数人向けのスペースなど多様な席があります。
リラックスして寛ぐ席だけではなく、ビジネスパーソン向けに集中して作業ができるデスクもあり、パソコンの作業も快適。出発前までに仕事をすることも可能です。
ビール、ウイスキー・焼酎、おつまみのスナックも用意されています。羽田空港国内線のANAラウンジは日本酒が充実。
また、青汁、緑茶・紅茶・烏龍茶・ホットコーヒー、カフェラテ、ミネラルウォーター、牛乳、コールドのジュース・トマトジュース・野菜ジュース・烏龍茶・ポッカレモンもあります。
新聞・雑誌も多種多様な種類があり、無料のWi-Fiも通っており、搭乗の直前まで居心地が秀逸なラウンジで快適に過ごせます。
ANAラウンジは出たらすぐに搭乗口があるのが絶大なメリットです。ラウンジに流れるアナウンスを聞いてから出発しても、優先搭乗に十分に間に合います。
国際線になるとシャワーがあって食事もゴージャス。一例として羽田空港 国際線のANAラウンジについては、以下で徹底的に解説しています。

まとめ
ANAワイドゴールドカードの違いについて比較をまとめると、下表のとおりです。
項目 | VISA Mastercard | JCB ソラチカ | アメックス | ダイナース | |
---|---|---|---|---|---|
年会費(税抜) | 14,000円 (10,500円) | 14,000円 (9,455円) | 31,000 | 27,000 | |
ANAマイル 移行費用(税抜) | 0 | 0 | 0 | 0 | |
年会費+ マイル移行費用 | 14,000円 (10,500円) | 14,000円 (9,455円) | 31,000 | 27,000 | |
家族会員 年会費(税抜) | 4,000円 (2,500円) | 4,000円 (※ソラチカは2,000円) | 15,500 | 6,000 | |
ポイント有効期限 | 3年 | 3年 | 無期限 | 無期限 | |
マイル付与率 | 1.00% | 1%~1.075% | 1.00% | 1.00% | |
マイル付与率(ANA) | +1% | +1% | +2% | +1% | |
マイル付与率 (Edyチャージ) | - | 0.50% | - | 0.50% | |
ANA SKY コイン獲得プログラム | - | - | 年1万 | - | |
継続ボーナス | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | |
フライトボーナス | 25% | 25% | 25% | 25% | |
ビジネス・ アカウントカード | – | – | – | ◯ | |
ANAワイドカード特典 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
旅行傷害保険 | 最高5000万 | 最高1億円 | 最高1億円 | 最高1億円 | |
ショッピング保険 | 最高300万 | 年間最高500万 | 年最高500万 | 年間最高500万 | |
その他付帯保険 | – | – | リターンプロテクション キャンセルプロテクション スマートフォンプロテクション | – | |
高級レストラン1名分無料 | – | – | – | ◯ | |
24時間健康・医療相談 | ◯ | ◯ | – | – | |
海外旅行先での 日本語サポート | 三井住友カード | JCB | オーバーシーズ・アシスト | 海外緊急アシスタンス | |
空港ラウンジ | 国内39ヵ所 | 国内28空港40ヵ所海外1ヵ所 | 国内28空港40ヵ所海外1ヵ所 | 世界1,000ヵ所以上 | |
手荷物無料宅配 | – | – | 片道 | 片道 | |
空港クローク | – | – | ◯ | ◯ | |
空港パーキング | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
エアポート送迎 | – | – | ◯ | – | |
ダイニングサービス | Visaゴールドカードの優待 | JCBゴールド グルメ優待 | アメリカン・エキスプレス・コネクト | ダイナースクラブ・ おもてなしプラン、ナイトイン銀座 ダイナースクラブのお取り寄せ 料亭プラン ダイナースクラブ ごひいき予約 アラン・デュカスの優待 | |
優待 | Visaゴールドカードの優待 | GOLD Basic Service ソラチカはメトロポイントPlus | エクスペディア・一休.com | コナミスポーツクラブ | |
レンタカー・ カーシェアリング優待 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
カード盗難・紛失 時緊急再発行 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
パッケージツアー割引 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
京都観光ラウンジ | – | – | ◯ | ◯ | |
ハワイ市内観光ラウンジ | ◯ | – | – | ◯ | |
国内 旅行 害 保険 | 死亡・後遺障害 | 5,000万円 | 5,000万円 | 最高5,000万円 | 5,000万円 |
入院保険金(日額) | 5,000円 | 5,000円 | – | 5,000円 | |
通院保険金(日額) | 2,000円 | 2,000円 | – | 3,000円 | |
手術費用保険金 | 5万~20万円 | 5万~20万円 | – | 5万~20万円 | |
海外 旅行 害 保険 | 付帯条件 | 利用 | 自動 | 利用 | ほぼ自動 |
死亡・後遺障害 | 5,000万 | 1億円 | 最高1億円 | 利用:1億円 自動:5,000万円 | |
傷害治療 | 150万 | 300万円 | 最高300万円 | 300万円 | |
疾病治療 | 150万 | 300万円 | 最高300万円 | 300万円 | |
救援者費用 | 100万 | 400万 | 最高400万円 | 400万円 | |
賠償費用(海外) | 3,000万円 | 1億 | 最高4,000万円 | 1億円 | |
携行品損害(海外) | 1旅行50万/年50万 | 1旅行50万/年100万 | 最高1旅行50万円 / 年100万円 | 1旅行50万円 / 年100万円 | |
航空便遅延費用補償 | 最高2万 | 最高4万 | 最高4万 | – |
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードかANA JCB ワイドゴールドカードを比較すると、付帯保険が充実しており、年間利用額に応じてボーナスポイントを得られるJCBの方にエッジ・優位性があります。
スマリボなら年会費を抑えられ、自動付帯の傷害疾病治療300万円、国内外の航空機遅延費用保険が魅力的です(JCBゴールドの海外旅行保険)。
公式サイトANA JCBワイドゴールドカード 公式キャンペーン
ANAゴールドカードに関しては、スマリボの活用を許容できるなら、ソラチカゴールドカードも有力な選択肢です。
Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が最大1.5625%となります。
ANA VISA/マスターカードとは異なり、コンビニATMで繰り上げ返済する必要があるのがマイナスポイントです。

また、ソラチカゴールドカードの場合は、メトロポイントPlusの特典である乗車ポイント・電子マネーポイントが最上級であり、メトロポイントを90%のレートでANAマイルに移行できます。
スター・ウォーズ等の限定デザインがいい場合はANA JCB ワイドゴールドカードで決まりです。

ANA JCB ワイドゴールドカードは、大量のマイルが得られるキャンペーンも魅力的です。
公式サイトANA JCBカード 公式キャンペーン
ANA JCBカードの入会キャンペーンについては、以下で丹念に解説しています。

有効期間無期限でANAマイルを貯められる点、ダイナースの卓越したダイニング・トラベル特典がほしい場合、将来的にANAダイナース プレミアムカードを目指している場合などは、ANAダイナースカードが候補となります。

ANAグループ航空券等のマイル付与率3%、年会費をペイできるアメックスオファー、ANA SKY コイン獲得プログラム、スマホ保険、ポイント有効期間が無期限、アメックスの充実したトラベル特典を重視する場合は、ANAアメックス・ゴールドカードが魅力的です。

おすすめのANAワイドゴールドカードを挙げるなら、アメックスオファーとANA SKY コイン獲得プログラムだけで年会費をペイできるANAアメックスゴールドです。
なお、ANA JCB一般カード、ソラチカカードとの3枚持ちを行うと、より一層コストパフォーマンスが高くなります。
スマリボを利用すると、ANA JCB一般カードとソラチカカードはそれぞれ毎年750円(税抜)のコストで1,000マイルを獲得できます。これら2枚を持つと毎年1,500円(税抜)で2,000マイルをもらえちゃいます。
つまり、1マイル0.75円+税で購入できることになるので、ANAマイラーであれば発行して保有しなければ損といって過言ではありません。
入会キャンペーンも充実しており、大量のANAマイルを得ることができます。
公式サイトANA JCB / ソラチカカード 公式キャンペーン
一つの航空会社だけを使うのではなく、提携の複数の航空会社を利用する方なら、複数の航空マイルに移行できるクレジットカードが便利です。
マリオットボンヴォイのホテルに年1回無料宿泊特典(2名)があり、マリオットのプラチナエリート会員を得られるマリオットボンヴォイアメックスプレミアムが魅力的です。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「マイル・航空系カード」として挙げられていました。

卓越したトラベル関連ベネフィットが魅力的で、旅行に関しては一撃必殺の戦闘力があります。
上級会員であるマリオットボのゴールドエリート会員の資格などの特典があるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。

ライバルのJALカードのゴールドカードについては、以下で徹底的に比較しています。

その他航空系カード以外にも視野を広げて比較検討したいという場合は、ゴールドカードのランキングをご参照ください(その中でも特におすすめのゴールドカード)。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめゴールドカードは以下でご紹介しています。

年会費が高くてもより充実した特典が満載のANAカードがいい場合は、プラチナ・プレミアムカードが候補となります。各ANA プラチナ・プレミアムカードについては、以下で徹底解説しています。

カード運営企業・国際ブランドごとのANAカードの一覧は下表の通りです。
カード名 | 運営会社 | 国際ブランド | 独自機能 |
---|---|---|---|
ANA JCB 一般カード等 ANA JCB CARD FIRST | JCB | JCB | |
ANA To Me CARD PASMO JCB ソラチカゴールドカード | JCB、To Me CARD | PASMO メトロポイント | |
ANA VISAカード | 三井住友カード | Visa | |
ANA Mastercard | Mastercard | ||
ANA VISA Suicaカード | 三井住友カード ビューカード | Visa | Suica |
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | 三井住友カード 東急カード | Mastercard | PASMO TOKYU POINT |
ANA VISA nimocaカード | 三井住友カード nimoca | Visa | nimoca |
ANAアメックス | アメックス | Amex | |
ANAダイナース | 三井住友トラストクラブ | Diners Club |
主な特徴
- 利用可能店舗が多い→ANA VISAカード、ANA Mastercard
- 手間はかかるがリボ活用で高還元→ソラチカカード、ソラチカゴールドカード
- 一般/ワイドカードのマイル1%手数料が安価・ゴールド以上は保険が充実→ANA JCBカード
- 入会キャンペーンが豪華→ANAダイナースカード
- トラベル関連のベネフィットが充実→ANA アメックス
なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
- ANA JCB一般カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、三井住友カード、JCBのANAカード7枚を発行するのも手です。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。