ANAカードを比較!2025年のマイル還元率・特典の違いを解説

更新日:   クレジットカード ANAカード

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ANAカード9枚

ANAカードは多種多様な種類があります。日本発行の個人用カードは21枚があり、学生専用カードを含めると24枚も存在しています。

あまりにも数が多く、どのANAカードがいいか迷う方も数多くいらっしゃるでしょう。

そこでおすすめのANAカードについて、63枚のクレジットカード(うち9枚がANAカード)を保有した経験があり、年会費の最高額は118万円の専門家が徹底的に解説します。

机上の空論ではなく、数多くのクレジットカードを実生活において徹底的に活用した経験を活かして、2025年1月の最新の状況を分析しました。

なお、ANAカードは大量のマイルを得られるお得なキャンペーンを開催しています。

ANAカードの種別

ANAカードは個人用カード、ビジネスカードが存在しており、海外でも発行されています。

個人用カード

ANAの飛行機

ANAカードは全日本空輸がJCB三井住友カードアメックス三井住友トラストクラブと提携して発行しているクレジットカードです。

また、大手鉄道会社との提携カードもあり、ビューカードTokyo Metro To Me CARD東急カード、ニモカと提携した交通系ICカード一体型カードもあります。

Visa、Mastercard、JCB、アメックス、ダイナースクラブの5大国際ブランドを網羅しています。

カード名運営会社国際ブランド独自機能
ANA JCB 一般カード
ANA JCBカード ZERO
JCBJCB 
ANA To Me CARD PASMO JCB
ソラチカゴールドカード
JCB、To Me CARDPASMO
メトロポイント
ANA VISAカード三井住友カード Visa  
ANA MastercardMastercard
ANA VISA Suicaカード三井住友カード
ビューカード
VisaSuica
ANA TOKYU POINT ClubQ
PASMO マスターカード
三井住友カード
東急カード
MastercardPASMO
TOKYU POINT
ANA VISA nimocaカード三井住友カード
nimoca
Visanimoca
ANAアメックスアメックスAmex 
ANAダイナース三井住友トラストクラブDiners Club 

ANAカードのグレードの種類は以下の4段階となっています。

日本で発行されている個人向けクレジットカードの一覧は下表の通りです。

まずは年間の税抜コスト(年会費+マイル移行手数料)、家族カードの年会費、一般加盟店でのマイル付与率、ANA航空券等の購入時のマイル付与率、ポイント(マイル)の有効期間が無期限か、電子マネー対応についてまとめます。

JCBはスマリボ、Visa/Mastercardはマイ・ペイすリボで年会費を下げることができます。それを考慮した年間最低コストです。

カード名年間コスト
(年会費・移行手数料)
家族
年会費
マイル付与率無期限ポイント付与の電子マネー
一般ANA航空券
ANA VISA Suicaカード6,751円
(751円・6,000円)
×1.00%2.00% iD・PiTaPa・Suica
ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード6,751円
(751円・6,000円)
1,000円1.00%2.00% iD・PiTaPa・PASMO
ANA VISA一般カード7,025円
(1,025円・6,000円)
1,000円1.00%2.00% iD・PiTaPa
ANAアメリカン・エキスプレス・カード13,000円
(7,000円・6,000円)
2,500円1.00%2.50% 
ANA VISAワイドカード12,275円
(6,275円・6,000円)
1,500円1.00%2.00% iD・PiTaPa
ANA VISAワイドゴールドカード10,500円
(10,500円・0円)
4,000円1.00%2.00% iD・PiTaPa
ANAダイナースカード27,000円
(27,000円・0円)
6,000円1.00%2.00%Edy
ANA アメックス・ゴールド・カード31,000円
(31,000円・0円)
15,500円1.00%3.00% 
ANA VISAプラチナ プレミアムカード80,000円
(80,000円・0円)
4,000円1.80%3.80% iD・Edy・PiTaPa
ANA アメックス・プレミアム・カード150,000円
(150,000円・0円)
無料(4枚)1.00%4.50% 
ANAダイナースプレミアムカード155,000円
(155,000円・0円)
無料2.00%4.00%Edy

次にカードの継続で毎年もらえるボーナスマイル、フライトのボーナスマイル、ラウンジ・手荷物無料宅配サービス、その他の主な特典についてまとめます。

カード名継続ボーナスフライトマイルラウンジ手荷物無料宅配プレミアム特典その他主な特典
ANA JCBカード ZERO×10%×××若年層限定
ANA VISA Suicaカード1,000マイル10%××× 
ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード1,000マイル10%××× 
ANA JCB一般カード
ソラチカカード
1,000マイル10%××× 
ANA VISA一般カード1,000マイル10%××× 
ANAアメリカン・エキスプレス・カード1,000マイル10%× 
ANA JCBワイドカード2,000マイル25%××× 
ANA VISAワイドカード2,000マイル25%××× 
ANA VISAワイドゴールドカード2,000マイル25%×ビジネスクラス専用チェックイン
ANA JCBワイドゴールドカード2,000マイル25%×ビジネスクラス専用チェックイン
ANAダイナースカード2,000マイル25%×レストラン1名無料
ビジネスクラス専用チェックイン
ANA アメックス・ゴールド・カード2,000マイル25%×ビジネスクラス専用チェックイン
ANA JCB カードプレミアム10,000マイル50%GOLD BASIC Service
ANA VISAプラチナ プレミアムカード10,000マイル50%レストラン1名無料
ANA アメックス・プレミアム・カード10,000マイル50%フリー・ステイ・ギフト
ANAダイナースプレミアムカード10,000マイル50%レストラン1名無料

※プレミアム特典=国内線ANAラウンジ・プライオリティパス・ビジネスクラス専用チェックイン・コンシェルジュ

個人向けANAカードの中で年会費が最高額なのは、ANAダイナース プレミアムカードです。ダイナースのブラックカードのベネフィットを享受できます。

ANAダイナース プレミアムカード

1.5%~2.5%ANAマイル還元、国内線ANAラウンジコンシェルジュダイナースクラブ プレミアム 銀座ラウンジ大丸東京のラウンジ一休.comのダイヤモンドなど、至れり尽くせりの特典があります。

インビテーション制のカードですが、ANAダイナースカードを作成して年200~250万円程度利用した後に、会員デスクに希望の旨を電話すれば発行可能なケースが多いです。

大量のANAマイルを得られるお得な入会キャンペーンも魅力的です。

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ビジネスカード

ANA JCB法人カード

ANA法人カードは、個人カードにはあるANAプラチナ プレミアムカードはありません。一般カード、ANAワイドカードANAワイドゴールドカードの3種類です。

ほとんどのカードの年会費が個人向けのANAカードよりも高くなっており、コストパフォーマンスは悪化しています。

ANAアメックスはなく、JCB、Visa・Mastercard、ダイナースのみです。VisaとMastercardは三井住友カードが発行しています。

※以下ページ内の保険金額はすべて最高額

項目ANA法人一般カードANA法人ワイドカードANA法人ワイドゴールドカード法人ダイナースカード
国際ブランドJCBVisa、
マスターカード
JCBVisa、
マスターカード
JCBVisa、
マスターカード
ダイナースクラブ
年会費(税抜)2,250円2,750円11,750円12,250円19,000円19,000円20,000円
追加カード年会費750円400円750円400円4,000円4,000円20,000円
マイル還元率0.5%~1%(※1)×(※2)0.5%~1%(※1)×(※2)0.5%~1%(※1)×(※2)1%
入会ボーナス1,0002,000
継続ボーナス1,0002,000
フライトボーナス+10%+25%
海外旅行傷害保険1,000万円5,000万円1億円5,000万円
国内旅行傷害保険1,000万円5,000万円5,000万円5,000万円
国内・海外航空機遅延保険--最高4万--
空港ラウンジ--
コース料理1名分無料サービス---

※1:年5,500円(税込)のマイル移行手数料で1%に
※2:0.5%で貯まるポイントはマイルに交換不可

注意点としては、ANA法人カードのうち、VisaとMastercardはカード利用で貯まるワールドプレゼントをANAマイルに交換できない点です。

キャッシュバック、VJAギフトカード、キャッシュバック、Amazonギフト券、dポイント、Pontaポイント等に交換することになります。

この点が個人向けのANA VISAカードANA Mastercardと比較すると大きなデメリットです。

ANA JCB法人カードは個人向けのANA JCBカードと同様に、マイル付与率は0.5%~1%が基本で、年会費利用額に応じてJCBスターメンバーズのボーナスポイントを得られます。

ボーナスポイントは5マイルコース・10マイルコースのいずれも、1ポイント→3マイルでの移行となり、基本マイルと合計して最大1.06%ANAマイル還元となります。

ANAダイナースコーポレートカードのみ個人向けANAダイナースカードよりも年会費が安くなっています。

海外居住者向けカード

台湾アメリカ香港では海外在住者向けのANAカードが発行されています。

アメリカと香港は1種類ずつのみであり、最も充実しているのは台湾です。

台湾発行のANAカードの種類一覧

VisaとJCBが各3種類ずつ発行されており、希少なVISAシグネチャーカードもあります。個人用カードだけではなく、ビジネスカードも発行されています。

以下、日本で発行されている個人用ANAカードの詳細について、カテゴリーごとにブレイク・ダウンします。

ANA一般カードの比較

ANA一般カード6枚

ANAカードの中で最もスタンダードタイプは「ANA一般カード」です。若年層向けカードを除くと7枚あります。

カード名年会費(割引後)税抜
本会員家族会員
ANA JCB一般カード2,000円1,000円
ANA To Me CARD PASMO JCB2,000円1,000円
ANAアメリカン・エキスプレス・カード7,000円2,500円
ANA VISA/マスター 一般カード2,000円
(1,025円)
1,000円
(475円)
ANA VISA Suicaカード2,000円
(751円)
-
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード2,000円
(751円)
1,000円
(475円)
ANA VISA nimocaカード2,000円
(751円)
1,000円
(475円)

Visa/MastercardブランドのANAカードは、マイ・ペイすリボとカード利用代金WEB明細サービスに登録すると、カード年会費を割り引くことができます。

マイ・ペイすリボを設定して年1回わずかなリボ手数料を発生させれば、手数料無料で年会費の割引のみを享受できます。

なお、ANA JCBカードの場合、スマリボを登録したら一般カード・ワイドカードは1,350円、ゴールドカードは5,000円のキャッシュバックを受けられます。

ただし、初回から利用額全額に対してリボ手数料が発生し、極小化するには銀行振込かATMでの繰り上げ返済が必要です。

メインカードは他にあってほとんど使わない場合以外は、年会費発生前のみスマリボに切り替えるか、毎月繰り上げ返済する運用に手間がかかります。

以下、リボ払いでコストが発生しないVisa・Mastercardはリボ利用時のスペックを解説しますが、JCBについては掲載しません。

ANA一般カードの違いについて比較をまとめると、下表のとおりです(年会費は最安値で、ANAアメックス以外は初年度無料)。

項目アメックスVISA
MasterCard
TOKYU POINT ClubQSuica
年会費(税抜)7,0001,025751751
家族カード年会費(税抜)2,500475(入会後1年間無料)-
マイル移行手数料6,000
ETCカード手数料(税抜)無料年1回の利用で無料(未使用時は500円)
マイル付与率一般加盟店1%1.0%
特約店2%2.0%
航空券等2.5%2.0%
マイル有効期間無期限2年
フライトボーナス10%
入会/継続ボーナスマイル1,000/1,000
ANAワイドカード特典-
空港ラウンジ○(同伴者1名無料)-
手荷物無料宅配片道-
日本語による救急サービス
24時間健康・医療相談-
ショッピング保険(自己負担)年間最高200万(1万円)
国内外
最高100万(3,000円)
海外・リボ・分割のみ
最高100万(3,000円)
海外・リボのみ
海外航空便遅延お見舞金制度-
電子マネー(マイル付与)-iD
PiTaPa
iD
PiTaPa
PASMO
iD
PiTaPa
Suica
その他付帯特典アメックス共通特典三井住友カード三井住友カード
東急カード
三井住友カード
VIEWカード
独自ポイント--TOKYU
POINT
JRE POINT
旅行保険国内外ともに自動付帯(Amexは利用付帯)
海外旅行傷害保険家族特約(カッコ内は家族)-
死亡・後遺障害最高3000万円(1000万)1000万
傷害治療最高100万(同額)-
疾病治療最高100万(同額)-
救援者費用最高200万(同額)100万
賠償費用最高3000万(同額)-
携行品損害(1旅行/年)最高
30万/100万(同額)
自己負担3,000円
-
国内旅行傷害保険家族特約(カッコ内は家族)-
傷害死亡・後遺障害最高2000万円(1000万)1000万円
入院保険金日額--
通院保険金日額--
手術保険金(最高)--

ANA一般カードの解説

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ANA VISA nimoca カードのスペックはANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードと同一で、国際ブランドがVisa、電子マネー機能がnimocaという点が異なります。

陸でマイルを貯める場合は、75%のレートで東急ポイントをANAマイルに交換できるANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードが魅力的です。

各種ポイント→TOKYU POINT→ANAマイルと交換することで、縦横無尽に高レートで多様なポイントをANAマイルに集約できます。

また、東京メトロ利用者の場合、メトロポイント→ANAマイルに90%で移行できるソラチカカードがエクセレントな魅力を放っています。

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が高還元になります。

スマリボの活用によって最大1.54%となるので、手間をかけるのも選択肢です。

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1マイル2円と考えると年会費はほぼトントンとなります。それで90%のメトロポイント→ANAマイル交換など、卓越したベネフィットを享受できます。

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入会キャンペーンも充実しており、大量のANAマイルを得ることができます。

ANA JCB一般カードは2,200円(税込/初年度無料)の年会費で1,000マイルの継続ボーナスを獲得できるので、これだけでも保有する価値はあります。

公式サイトANA JCB / ソラチカカード 公式キャンペーン

ANA JCB 一般カードとワイドカードの相違点については、以下で精緻に分析しています。

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年6,000円(税抜)のマイル移行手数料を支払っている場合、マイルの有効期限が無期限になります。

ビジネスクラス・ファーストクラスに向けてじっくりとマイルを貯められるのも大きなメリットです。

公式サイトANAアメックス 公式キャンペーン

なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。

以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!

マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。

ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。

これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。

多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。

7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。

ANAワイドカードの比較

ANAワイドカード一覧

一般カードの一つ上のランクのANAカードは「ANAワイドカード」です。航空券のシートで喩えると、プレミアム・エコノミーのようなグレードです!

Visa、Mastercard、JCBの3種類となっており、VisaとMastercardは国際ブランド以外のスペックが同一です。

フライトボーナスマイル、入会・継続ボーナス、付帯保険が豪華になり、ビジネスクラスチェックインカウンター等のANAワイドカード限定特典が付帯するのが主なメリットです。

SFC用のANAカードとして利用することも可能です。ANAワイドカードの相違点について比較すると、下表のとおりです。

 項目VISA / 
Mastercard
JCB
年会費(割引後)※税抜7,250円
(6,275円)
7,250円
ANAマイル移行費用(税抜)6,000円5,000円
年会費+マイル移行費用13,250円
(12,275円)
12,250円
年会費+2年1回マイル移行の年間コスト10,250円
(9,275円)
9,750円
家族会員年会費(割引後)※税抜4,000円
(2,500円)
4,000円
ポイント有効期限2年2年
マイル付与率1.0%1.0%~
1.06%
マイル付与率(ANA)+1%+1%
マイル付与率(Edyチャージ)
継続ボーナス2,000マイル2,000マイル
フライトボーナス25%25%
ビジネス・アカウントカード
ANAワイドカード特典
旅行傷害保険最高5000万最高5000万
ショッピング保険最高100万最高100万
高級レストラン1名分無料
リターン・プロテクション
キャンセル・プロテクション
24時間健康・医療相談
海外旅行先での日本語サポート三井住友カードが提供JCBが提供
空港ラウンジ
手荷物無料宅配
優待Visaカードの優待JCBカードの優待
パッケージツアー割引
京都観光ラウンジ
ハワイ市内観光ラウンジ
国内
旅行
傷害
保険
死亡・後遺障害5,000万円5,000万円
入院保険金(日額)10,000円10,000円
通院保険金(日額)2,000円2,000円
手術費用保険金5万~10万円5万~10万円
海外
旅行
傷害
保険
死亡・後遺障害5,000万5,000万
傷害治療150万150万
疾病治療150万150万
救援者費用100万100万
賠償費用(海外)2,000万円2,000万円
携行品損害(海外)1旅行50万
/年50万
1旅行50万
/年50万
航空便遅延費用補償

ANA VISA/マスター ワイドカードANA JCB ワイドカードを比較すると、年間利用額に応じてボーナスポイントを得られるJCBの方にエッジ・優位性があります。

Visa / Mastercardは1.0%+最大で年600マイルですが、JCBは最大1.06%還元とパワフル。各ANAワイドカードの違いについては、以下で徹底的に比較しています。

ANAワイドカードを徹底的に比較!VISA・JCB・Mastercardの違いを解剖
ANAカードには一般カードとゴールドカードの間に「ANAワイドカード」というカテゴリーがあります。JALカードでのCLUB-Aカード...

なお、ANAワイドカードのライバルであるJAL CLUB-Aカードについては、以下にまとめています。

JAL CLUB-Aカードのメリット・デメリット・比較まとめ
JALカードには一般カードとゴールドカードの間にCLUB-Aカードというカテゴリーがあります。ANAカードでのワイドカードと同じ...

ANA ワイドゴールドカードの比較

ANA VISA ワイドゴールドカードとSFCゴールドカード

ANAカードのゴールドカードは「ANAワイドゴールドカード」という名前です。

Visa、Mastercard、JCB、AMEX、DinersClubの五大国際ブランドが揃っており、幅広いラインナップから選択できます。相違点の比較は下表のとおりです。

項目VISA
Mastercard
JCB
ソラチカ
アメックスダイナース
年会費(税抜)14,000円
(10,500円)
14,000円31,00027,000
ANAマイル
移行費用(税抜)
0000
年会費+
マイル移行費用
14,000円
(10,500円)
14,000円31,00027,000
家族会員
年会費(税抜)
4,000円
(2,500円)
4,000円
(※ソラチカは2,000円)
15,5006,000
ポイント有効期限3年3年無期限無期限
マイル付与率1.00%1%~1.075%1.00%1.00%
マイル付与率(ANA)+1%+1%+2%+1%
マイル付与率
(Edyチャージ)
-0.50%-0.50%
ANA SKY コイン獲得プログラム--年1万-
継続ボーナス2,000マイル2,000マイル2,000マイル2,000マイル
フライトボーナス25%25%25%25%
ビジネス・
アカウントカード
ANAワイドカード特典
旅行傷害保険最高5000万最高1億円最高1億円最高1億円
ショッピング保険最高300万年間最高500万年間最高500万年間最高500万
その他付帯保険リターンプロテクション
キャンセルプロテクション
スマートフォンプロテクション
高級レストラン1名分無料
24時間健康・医療相談
海外旅行先での
日本語サポート
三井住友カードJCBオーバーシーズ・アシスト海外緊急アシスタンス
空港ラウンジ 国内39ヵ所国内28空港40ヵ所海外1ヵ所国内主要空港
海外1ヵ所
世界1,000ヵ所以上
手荷物無料宅配片道片道
空港クローク
空港パーキング
ダイニングサービスVisaゴールドカードの優待JCBゴールド グルメ優待アメックスオファーダイナースクラブ・ おもてなしプランナイトイン銀座
ダイナースクラブのお取り寄せ
料亭プラン
ダイナースクラブ ごひいき予約
アラン・デュカスの優待
優待 Visaゴールドカードの優待GOLD Basic Service
ソラチカはメトロポイントPlus
エクスペディア・一休.comコナミスポーツクラブ
レンタカー・
カーシェアリング優待
カード盗難・紛失
時緊急再発行
パッケージツアー割引
京都観光ラウンジ
ハワイ市内観光ラウンジ
国内
旅行

保険
死亡・後遺障害5,000万円5,000万円最高5,000万円5,000万円
入院保険金(日額)5,000円5,000円5,000円
通院保険金(日額)2,000円2,000円3,000円
手術費用保険金5万~20万円5万~20万円5万~20万円
海外
旅行

保険
死亡・後遺障害5,000万1億円最高1億円利用:1億円
自動:5,000万円
傷害治療150万300万円最高300万円300万円
疾病治療150万300万円最高300万円300万円
救援者費用100万400万最高400万円400万円
賠償費用(海外)3,000万円1億最高4,000万円1億円
携行品損害(海外)1旅行50万/年50万1旅行50万/年100万最高
1旅行50万円
/ 年100万円
1旅行50万円
/ 年100万円
航空便遅延費用補償 最高2万最高4万最高4万

NA VISA/マスター ワイドゴールドカードかANA JCB ワイドゴールドカードを比較すると、年間利用額に応じてボーナスポイントを得られるJCBの方にエッジ・優位性があります。

公式サイトANA JCBワイドゴールドカード 公式キャンペーン

ANAゴールドカードに関しては、スマリボの活用を許容できるなら、ソラチカゴールドカードも有力な選択肢です。

Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が最大1.5625%となります。

ANA VISA/マスターカードとは異なり、コンビニATMで繰り上げ返済する必要があるのがマイナスポイントです。

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限定デザインがいい場合は、ANA JCBワイドゴールドカードが候補となります。

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ANA JCBワイドゴールドカードというクレジットカードがあります。ANA(全日空)とJCBが提携して発行しているANAカードです。ANA...

繰り上げ返済の手間を許容できる場合は、ソラチカゴールドカードが最高コスパでおすすめです。

公式サイトソラチカゴールドカード / ANA JCB 公式キャンペーン

有効期間無期限でANAマイルを貯められる点、ダイナースの卓越したダイニング・トラベル特典がほしい場合、将来的にANAダイナース プレミアムカードを目指している場合などは、ANAダイナースカードが候補となります。

ANAダイナースカード 2025!メリット・デメリット・他ANAカードとの比較
ANAダイナースカードというクレジットカードがあります。ANAとダイナースクラブカードが提携した高級カードです。マイル関連...

コース料理1名分無料サービスの利用可能店舗数は競合サービスと比較すると多く、ダイニングに強みがあるダイナースらしくなっています。

コース料理1名分無料の対象レストランの一例としては、ベージュアラン・デュカスプロデュースの「ビストロブノワ」があります。

このお店は他のクレジットカードは対象外なので、ダイナースならではのメリットです。

ビストロ ブノワでお得過ぎる割引。なんと1名分無料!ダイナースクラブカードの特典
ビストロ ブノワ(BENOIT)というフレンチレストランがあります。フランス料理の巨匠であるアラン・デュカス氏のグループ店舗...

ANAダイナースカードは大量のマイルを得られる破格のキャンペーンが魅力的です。

ANAダイナースカードの入会キャンペーンが7.7万マイル!2025年最新
ANAダイナースカードというクレジットカードがあります。ダイナースクラブがANAと提携して発行しているクレジットカードです...

ANAグループ航空券等のマイル付与率3%、年会費をペイできるアメックスオファーANA SKY コイン獲得プログラムスマホ保険、ポイント有効期間が無期限、アメックスの充実したトラベル特典を重視する場合は、ANAアメックス・ゴールドカードが魅力的です。

ANAアメックスゴールドの特典・メリット・デメリットまとめ!2025年最新
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードというクレジットカードがあります。「ANAアメックス・ゴールド」と呼ばれて...

また、ANAアメックス ゴールドは家族カードの範囲が広く、配偶者・子供・同居の親に限定されているわけではないので、兄弟や親戚などにも発行できるのが魅力的です。

大家族の場合には便利ですし、離れて暮らす家族にも発行できるので、SFCを複数枚発行できてスペシャルですよ!

ANAマイレージクラブ プラチナカードとANAアメックス SFCゴールド ANAアメリカン・エキスプレス スーパーフライヤーズ・ゴールド・カードとSFCラウンジカード

これは他社ANAカードにはない利点であり、SFCの家族カード発行時に大きな効力を発揮します。SFC会員の家族がSFC修行なしでANA上級会員の資格を得られます。

ANAアメックス ゴールドはオトクな入会キャンペーンも魅力的です。

ANAアメックスの入会キャンペーン 2025!最大12万マイルを獲得可能
ANAアメックス、ANAアメックス・ゴールド、ANAアメックス プレミアムカードというクレジットカードがあります。アメックスがA...

各ANAワイドゴールドカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。

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ANAカード プレミアムの比較

ANA VISAプラチナ プレミアムカード

最上級のANAカードは「ANAプラチナ プレミアムカード」です。プラチナカードブラックカードが属しています。

国際ブランドは、VISA、JCB、ダイナースクラブ、アメリカン・エキスプレスの4種類です。Mastercardはありません。

ANA プラチナ・プレミアムカードの違いについて比較をまとめると、下表のとおりです。

項目ダイナースアメックスVISA JCB
年会費(税抜)155,000150,00080,00070,000
家族カード年会費(税抜)無料無料(4枚まで)4,0004,000
マイル移行費用0000
マイル付与率1.5%1.0%1.5%1.3%~1.375%
ANAグループマイル付与率4.5%4.5%3.5%3.3%~3.375%
ANA SKY コイン獲得プログラム-年500万利用で3万--
ポイント有効期間無期限無期限4年5年
継続ボーナス10,000マイル10,000マイル10,000マイル10,000マイル
フライトボーナス50%50%50%50%
ANAゴールドカード特典
国内線ANAラウンジ
コンシェルジュ
プライオリティパス○(家族会員も)○(家族会員も)
手荷物無料宅配往復往復--
コース料理1名無料-
付帯特典の代表例ブランド店でのVIP優待
ダイナースクラブ銀座ラウンジ
大丸東京店のラウンジ
京都ラウンジ
誕生日プレゼント
料亭プラン
一休.comダイヤモンド
 iPrefer のエリート
Marriott Bonvoyの優待
アマンの優待
CLASS ONE
コートお預かりサービス
乗馬無料
ダイナースプレミアム限定優待
ANA SKY コイン獲得プログラム
フリー・ステイ・ギフト
スマホ保険
アメックスオファー
アメックススペシャルリザーブ
京都ラウンジ
プレミア・ゴルフ・アクセス
エアポート送迎サービス
空港パーキング
空港クローク
Visaプラチナクラブ
Visaプラチナトラベル
Visaプラチナ空港宅配
Visaプラチナダイニング
Visaプラチナゴルフ
24時間健康・医療相談
関西有名テーマパークのJCBラウンジ
京都JCBラウンジ
JCBプレミアムステイプラン
海外ラグジュアリーホテル
クラブオフ
JCB Gold Basic
JCB暮らしのお金相談ダイヤル
24時間健康・医療相談
楽天Edyチャージ0.5%-0.5%0.5%
ショッピング保険最高500万年間最高500万最高500万最高500万
ポストペイ型電子マネー--iDQUICPay
海外旅行
傷害保険
家族特約(カッコ内は家族)
死亡・後遺障害1億円(1,000万円)最高1億円(1,000万円)1億円(1000万)1億円(1000万)
傷害治療1000万円(200万)最高1000万円(同額)500万円(500万)1000万円(200万)
疾病治療1000万円(200万)最高1000万円(同額)500万円(500万)1000万円(200万)
救援者費用500万円(200万)最高1000万円(同額)1,000万円(1000万)1000万円(200万)
賠償費用1億円(2000万)最高5000万円(同額)1億円(5000万)1億円(2000万)
携行品損害100万円(50万円)最高100万円(同額)100万円(50万円)100万円(50万円)
国内旅行
傷害保険
家族特約--
傷害死亡・後遺障害1億円(1,000万円)最高1億円(1,000万円)1億円1億円
入院保険金日額5,000円(同額)5,000円(同額)5,000円/日5,000円/日
通院保険金日額3,000円(同額)2,000円(同額)2,000円/日2,000円/日
手術保険金5万~20万円(同額)5万~20万円(同額)5万~20万円5万~20万円
航空機遅延乗継遅延費用保険金2万円最高3万円2万円2万円
出航遅延費用等保険金2万円最高3万円2万円2万円
寄託手荷物遅延費用2万円最高3万円2万円2万円
寄託手荷物紛失費用4万円最高6万円4万円4万円
外貨盗難保険10万円---
キャンセル保険20万円最高15万円--
その他保険交通事故傷害保険
賠償責任保険
ゴルファー保険
リターン・プロテクション
スマートフォンプロテクション
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年会費の水準が近いANAダイナースプレミアムとANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを比較すると、以下の点はアメックスの方が上回っています。

  • 年会費の安さ
  • ANA SKY コイン獲得プログラム、アメックスオファー
  • フリーステイギフト(年1回指定のホテル宿泊が無料)
  • アメックス・スペシャル・リザーブ(予約困難なレストランや名店の予約)
  • スマホ保険(スマートフォン・プロテクション)
  • 返品保険(リターン・プロテクション)
  • 救援者費用
  • 海外旅行傷害保険の家族特約の金額
ANAアメックスプレミアム 2025!メリット・デメリット・価値を解説
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードというクレジットカードがあります。ANAとアメックスが提携して発行してい...

ANAアメックスプレミアムは、ANA SKY コイン獲得プログラムスマホ保険アメックスオファー、お得な入会キャンペーンが魅力的です。

公式サイトANAアメックスプレミアム 公式キャンペーン

他方、以下の項目はANAダイナース プレミアムカードが上回っています。

  • 一般加盟店でのマイル付与率
  • 高級レストランのコース料理2名以上の予約で1名分無料サービスの数
  • ダイナースクラブのダイニング特典
  • ダイナースクラブ銀座プレミアムラウンジ、大丸東京店のラウンジ
  • コートお預かりサービス(中部だけではなく、羽田・成田・関空も)
  • 一休.comダイヤモンド、iPrefer のエリート
  • CLASS ONE
  • コート預かりサービス
  • 乗馬無料
  • 交通事故傷害保険/賠償責任保険付き
  • ゴルファー保険
  • 賠償費用保険

ANAダイナース プレミアムカードはダイナースプレミアムと共通のベネフィットがあります。詳細については、以下で徹底解説しています。

ANAダイナース プレミアムカードのメリット・デメリット・他のANAカードとの比較まとめ
ANAダイナース プレミアムカードというクレジットカードがあります。ANAとダイナースクラブカードが提携して発行しているANA...

ANAダイナース プレミアムカードはインビテーション制のカードとなります。まずはANAダイナースカードを作成してクレヒスを積み重ねることになります。

ANAダイナースカードの保有者であれば、突撃(自分から電話)での取得も可能です。1年200万円強を使えば、突撃での獲得が視野に入ります。

公式サイトANAダイナースカード 公式キャンペーン

ANA プラチナ・プレミアムカードのVISAとJCBは年会費が半額程度です。その代わりに、ダイナースクラブやアメックスの諸々の特典が付帯しません。

ただし、ポストペイ型の電子マネーでは強みがあります。ANA VISA プラチナ プレミアムの方はiD、JCB プレミアムの方はQUICPayが使えます。

iDとQUICPayの違いを専門家が比較!どっちがいい?2025年最新版
後払い方式(ポストペイ型)の電子マネーには、「iD」と「QUICPay」(クイックペイ)があります。どちらも使い勝手が良好であり...

ANA VISAプラチナ プレミアムカードとANA JCB プレミアムカードを比較すると、年会費の安さ、ポイント有効期間、USJと京都のラウンジ、海外旅行傷害保険の傷害・疾病治療費用はANA JCBカード プレミアムが上回っています。

ANA JCBカード プレミアムのメリット・デメリット・価値まとめ
ANA JCBカード プレミアムというクレジットカードがあります。プラチナ相当のカードとなっており、ANAプレミアムカードの特典...

他方、マイル付与率、海外旅行傷害保険の家族特約の金額はANA VISAプラチナ プレミアムカードが上回っています。損益分岐点は1マイル2円換算で年440万円となります。

ANA VISAプラチナ プレミアムカードはマイル付与率が1.5%!
ANA VISAプラチナ プレミアムカードというクレジットカードがあります。ANA(全日空)と三井住友カードが提携して発行しているA...

4枚のANAカード プレミアムの比較については、以下で徹底的にまとめています。

ANA プラチナ・プレミアムカードを徹底的に比較!専門家の口コミ2025
ANAカードにはプラチナ・プレミアムカードがあります。年会費が高いものの、コンシェルジュ・プライオリティパス・国内線ANA...

若年層向けカード

ANA CARD JCB ZERO

ANAカードには10代~20代までの若年層のみが加入できるクレジットカードがあります。

18歳以上29歳以下の方(学生を除く)が対象の「ANA JCBカード ZERO」、学生限定のANAカード〈学生用〉の2種類です。

ANA JCBカード ZEROは当初5年間、学生用ANAカードは在学中の年会費が無料となります。

ANA JCBカード ZEROはマイル還元率が0.5%であり、JCBスターメンバーズの年間利用額に応じたボーナスポイントを合わせても最大0.56%還元にとどまります。したがって、妙味には乏しいANAカードです。

ANA JCBカード ZEROは年会費無料で本当にお得?メリット・デメリットまとめ
ANA JCBカード ZEROというクレジットカードがあります。ANA(全日空)とJCBが提携して発行しているANAカードです。社会人で入会...

ANAカード(学生用)はVisa、Mastercard、JCBの3種類となっており、 プレミアムポイント達成時のボーナスマイルがあるのがユニークです。

  • 5,000 ANAプレミアムポイント達成:1,000マイル
  • 10,000 ANAプレミアムポイントがポイント達成:2,000マイル

一般カードと比較すると年会費が在学中は無料でお得になっており、マイル還元率・フライトボーナスマイルは同等です。

学生用カードの詳細については、以下で精緻に分析しています。

ANAカード(学生用)のメリット・デメリットまとめ!VISA/MasterCard/JCBを比較!
ANAカードには学生のみが加入できる学生カードがあります。VISA、Mastercard、JCBの3種類があります。ANA一般カードと同一の...

まとめ

ANAの飛行機とフライトインチャージ

ANAカードは数多くの種類があります。グレードはANA一般カードANAワイドカードANAワイドゴールドカードANAプラチナ プレミアムカードの4種類です。

ANAカード特約店のANAカードマイルプラス、ANA航空券購入時に高還元となるのが最大のメリットです。

カテゴリーカード名マイル還元率
ANA一般カードANA JCBカード ZERO1.5%(年間利用額に応じて最大1.56%)
ANA JCB一般カード2.0%(年間利用額に応じて最大2.06%)
ANA To Me CARD PASMO JCB
ANAアメリカン・エキスプレス・カード2.5%
ANA VISA/マスター 一般カード2.0%
ANA VISA Suicaカード
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
ANA VISA nimocaカード
ANAワイドカードANA JCBワイドカード2.0%(年間利用額に応じて最大2.06%)
ANA VISA/マスターワイドカード2.0%
ANAワイドゴールドカードANA JCBワイドゴールドカード2.0%(年間利用額に応じて最大2.06%)
ANA VISA/マスターワイドゴールドカード2.0%
ANAダイナースカード2.0%
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード3.0%
ANAプレミアムカードANA JCBカードプレミアム3.3%(年間利用額に応じて最大3.375%)
ANA VISA プラチナ プレミアムカード3.5%
ANAダイナースプレミアム4.5%
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード4.5%

どのANAカードも、膨大な航空系カードと比較してマイルが貯まりやすいクレジットカードの筆頭であり、高いコストパフォーマンスを誇っています。

特におすすめのANAカードをまとめると、以下のとおりです。

なお、ANAカードは1枚だけというわけではなく、複数種類を持つことが可能。最大で9枚を同時保有可能なので、迷ったら2枚持ちも選択肢です。

ANAカードの2枚持ちを徹底解説!複数枚を持った方がお得!2025年最新
ANAカードはお得なクレジットカードが満載となっており、多数の入会キャンペーンも開催されています。2枚持ちが可能となって...

日本を代表する航空会社である全日本空輸の快適なフライトで、お得に旅行できるのがエクセレントでエクスクルーシブです。

ANAビジネスクラス・SFC チェックインカウンター

以前ANAに取材して、安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。

ANAに突撃取材!卓越した安全管理とサービスに脱帽!ANAカードでお得にフライト可能
ANAに取材する機会があり、飛行機の出発と到着、そこでなされている取組み、空港でのサービス、空港のオフィスでのお仕事につ...

最上級のANAカードは、1.5%~2.5%ANAマイル還元、国内線ANAラウンジ、コンシェルジュ、ダイナースクラブ プレミアム 銀座ラウンジ、大丸東京のラウンジ、一休.comのダイヤモンドなど、至れり尽くせりの特典があるANAダイナースプレミアムです。

ANAダイナース プレミアムカード

インビテーション制のカードですが、ANAダイナースカードを作成して年200~250万円程度利用した後に、会員デスクに希望の旨を電話すれば発行可能なケースが多いです。

大量のANAマイルを得られるお得な入会キャンペーンも魅力的です。

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その他、あらゆるANAカードの詳細については、以下にまとめています。

ANAカードの評判!9枚保有の専門家の口コミを公開!2025
ANAカードというクレジットカードがあります。全日本空輸(ANA)が大手クレジットカード会社と提携して発行している航空カード...

ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。

おすすめのANAカード決定版!9枚保有の専門家が厳選!2025年最新
ANAカードは多種多様な種類があります。日本発行の個人用カードは21枚あり、学生専用カードを含めると24枚も存在しています。...

なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。

以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!

マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。

ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。

これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。

多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。

7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。

公式サイトANA JCBカード 公式キャンペーン

-クレジットカード, ANAカード
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