全日本空輸は国内線でANAラウンジ、ANA SUIT LOUNGEという2つの航空ラウンジを提供しています。
那覇空港のANAラウンジは、快適な空間の中でビール、日本酒、ウイスキー、おつまみ、青汁、ソフトドリンクを堪能できます。
那覇空港のANAラウンジについて、ドリンク、利用条件、アクセス、営業時間を徹底的に解説します。多数の写真を掲載しているので、利用イメージが掴めます!
目次
ANAラウンジ(那覇空港)の利用資格
全日空のANAラウンジ(那覇空港)は、ANAグループ便等の出発時に利用できます。到着時は使えません。
利用可能な方
- ANAの上級会員
- スターアライアンスゴールド会員
- ANA国内線プレミアムクラス搭乗者
- ANA国内線⇔ANAビジネスクラス以上国際線の乗り継ぎ
- 3,000円を支払った方
- ANAミリオンマイラー
一覧表は以下のとおりです(◎は同伴者1名も無料で利用可能)。ご参考までにANA SUITE LOUNGEの利用基準についても掲載します。
区分 | 名前 | ANAラウンジ | ANA SUIT |
---|---|---|---|
国内線 | プレミアムクラス | ◯ | - |
国際線 | ファーストクラス (国内線の乗継時) | ◎ | ◎ |
ビジネスクラス (国内線の乗継時) | ◯ | ||
ステイタス | ダイヤモンド | ◎ | ◎ |
プラチナ | ◎ | - | |
ブロンズ (マイルまたは アップグレードポイント) | 〇 | - | |
SFC | ◎ | - | |
スターアライアンスゴールド | ◎ | - | |
ANA Million Miler Program 「Lounge Access Card」 | ◎ | ◎ | |
その他 | ANAカードプレミアム会員 | ◯ | - |
ANA SUITE LOUNGE 利用券 | 〇 | 〇 |
※ダイヤモンド・プラチナ・SFC・200万ミリオンマイラーは、同行者2~4名、特典利用者登録済の方も所定のマイルかアップグレードポイントで利用可能
ANAブロンズ会員も、ANAアップグレード2ポイントまたは1,000マイルで利用可能です。同伴者も2アップグレードポイントで使えます。
なお、ダイヤモンド会員の方は、より豪華なANA SUIT LOUNGEも利用できるので、そちらの方がベターですね。
ANAラウンジを使う方法で最も手っ取り早いのは、プレミアムクラスでのフライトです。
お得な格安パッケージツアーもあり、「ANAスカイホリデー」の一部でプレミアムクラスとのセットプランがあります。
なお、国内線のANA旅作では搭乗2日前からANAウェブサイトにてプレミアムクラスに変更可能です。
公式サイトANA国内線パッケージツアー・ANA旅作
料金を支払っての利用も可能
那覇空港のANAラウンジは、料金を支払っての利用もできます。
ANA便搭乗時にお金を支払えば使えるのは、羽田空港のANAラウンジです。
なお、団体旅行や一部ツアーを除き、ANAグループ便を利用する方は、一人3,000円でANAラウンジ(那覇空港国内線)を利用できます。満3歳未満の子供は無料。
搭乗日前日18時までにWEBまたは電話で申し込んで、搭乗日当日に「購入・搭乗手続きカウンター」で日本円・現金を支払う流れとなります。クレジットカードは利用できません。
ただ、コストパフォーマンスの観点では、羽田空港国際線のANAラウンジの有償利用(4,000円)の方が、フルスペックの食事を楽しめるのでお得感があります。
沖縄のANAラウンジの場所
那覇空港のANAラウンジは、ANAの搭乗口が集まっているエリア近くに設置されています。
手荷物検査場から入る場合
純粋に沖縄から他の地域にフライトする場合は、ANAステータス会員・ANAプレミアムクラス専用の手荷物検査場を通過したら、ANAラウンジに直結しているので便利です。
エレベーターで2階に上り、国際線エリアの方に進むとプレミアム専用検査場があります。「国内線ターミナル 2F出発口C横」です。
具体的には以下の方向に進めば、上級会員・プレミアムクラス専用の保管検査場が見えてきます。
左側にANAラウンジ、ANAスイートラウンジに直結している専用保安検査場があります!
検査場を出るとすぐにANAラウンジの受付カウンターがあります。受付で搭乗券・ANAカード等を端末にかざして、手続きを終えたら左に進む流れとなります。
ラウンジに寄らずに搭乗口に直行する場合は、右斜め方向に進めばOKです。
乗り継ぎ・SFC修行の場合
乗り継ぎの場合や、SFC修行で制限エリアから出ない場合、ANAラウンジに直行できます。まず出口方向に進みます。
突き当りを左に進むと、スターバックスの横にANAラウンジがあります。
ANAラウンジ(那覇空港)の営業時間と混雑
沖縄のANAラウンジの営業時間は「6:05~最終便出発まで」となります。
利用者が多い路線の始発は7時5分~8時なので、朝早い出発の方でも1時間ほど利用できます。
連休・GW・年末年始などの繁忙期は混雑しますが、日本中の空港の中でも座席数が多くなっており、多くのケースでは
那覇空港ANAラウンジ内の雰囲気・インテリア
沖縄は人気が高い観光地で搭乗客が多く、那覇空港ANAラウンジは全日空のユーザーが多い空港の一つだけあって秀逸なクオリティとなっています。
日本を代表する建築家・隈研吾氏が監修し、「一期一会」がデザインコンセプトになっています。
室内は和のテイストとなっており、オシャレでたいへん落ち着いた雰囲気。木材の栓を使用した「大和壁」が明るく軽やかな空間を演出しています。
入ってすぐのところは大テーブルとなっており、扇子など和のインテリアも美しく、たいへん趣きがあります。
優先席も設置されており、ユニバーサルサービスを提供しています。
PC作業に集中するのに適した壁際席は、入り口近辺、入り口とは逆側に設置されています。壁が木材の栓を使用した大和壁なので、圧迫感が少なく集中とリラックスを両立しています。
ラウンジ中央にはカウンター席があり、仕切りの上が空間なので、目が疲れたら前方に目をやれますし、開放感があります。
右奥の方はソファーが並んでおり、ゆったりとくつろいでスマホ・タブレット・読書などを行うのに適しています。
奥の壁際の席は、ラウンジ全体を眺められるので、開放的となっています。
一つ手前は前後にソファーが並ぶゾーンとなっており、多人数のグループの場合は前後に座るといいかもしれません。
ドリンクコーナーの側にも席がありますので、搭乗まで時間が迫っている場合や、あまり動き回りたくないという方にとって便利です。
スタイリッシュでおしゃれな空間が広がっており、イスも高級感があります。コートを掛けるハンガーもあり、外が寒い冬も上着をかけてくつろげます。
シートの横・脇やテーブルに電源コンセントがある席がほとんどであり、スマホ全盛期の現代に対応。スマートフォン・タブレット・パソコンをしっかり充電できますよ!
USBチャージャー&電源の2口があるので、スマホとPCをダブルで充電可能です。
4人がけの席はないので、横隣もしくは前後に座りましょう。家族連れにとってはデメリットかもしれませんが、席の有効活用としては的確です。
ANAラウンジを出たらすぐに搭乗口なのが絶大なメリットですね。ラウンジに流れるアナウンスを聞いてから出発しても、優先搭乗に十分に間に合います。
景色・眺望
那覇空港ANAラウンジには窓がないので、外の景色は見えません。しかし、和のテイストが素晴らしいので、特にデメリットは感じません。
ドリンク・食事の種類
ANAラウンジはセルフサービスで各種ドリンクが好きなだけ飲み放題となっています。
もちろん氷もあり、特に暑い夏で喉が渇いている時などは絶大な嬉しさがあります。
ジュースマシンでは烏龍茶、BOSSアイスコーヒー、リンゴ・オレンジジュース、ペプシ、ペプシゼロ、ジンジャーエール、冷水、炭酸水などがあります。
健康的なキューサイがあるのがスペシャル。那覇空港のサクララウンジにはないので、ANAラウンジならではのベネフィットです。
冷えたビールジョッキがある冷蔵庫の中には、野菜ジュース、トマトジュース、ポッカレモン、牛乳、ミネラルウォーターもあります。
ホットの紅茶(クイーンズチョイス・ロイヤルディライト・ヴィンテージアールグレイ)、緑茶、ほうじ茶、コーヒーマシンもあります。
カモミール・ローズヒップティー・ペパーミント等のノンカフェインのお茶はありません。
コーヒーマシーンではコーヒー(アメリカン・ブレンド)、カフェラテ(それぞれアイス・ホット)を作れますよ!
ANAラウンジ 沖縄 那覇空港はアルコールもあり、お酒が飲める方にとってはカードラウンジよりもメリットが増幅します。
那覇空港のANAラウンジのドリンクサービスの特徴としては、ビールが4種類も用意されている点です。
多様なビールが網羅されており、まさに四天王という様相を呈しています。
- オリオンビール
- キリン 一番搾り
- サントリーモルツ
- サッポロ黒ラベル
人によって好みのビールは分かれると思いますが、多様な嗜好に対応していてスペシャルです。
セルフサービスにはなりますが、グラスを置いてボタンを押すだけですので簡単で全く手間はかかりません。
また、角ハイボールのマシンもあるので、自分で作る必要がなくてユーザーフレンドリーです。
ANAラウンジ定番のメーカーズマークのウイスキーに加えて、沖縄らしい泡盛もあります。私が行った時は琉球泡盛 菊之露でした。
沖縄の那覇空港ANAラウンジの食事は、すなっくミックスおつまみのみとなっています。
シンプルですが、着実に美味しくて、お酒やコーヒー、お茶の友です。これをポリポリすると故郷に帰ってきたような感覚になります^^
匂いがきつくないものなら食品類・弁当の持ち込みがOKなので、ビール・ハイボール・泡盛・ウイスキーと楽しむことは可能です!
ANAラウンジの隣(制限エリア内)にはスターバックスもありますので、キッシュ、パンなどを買ってくることもできます。
また、那覇空港の手荷物検査前のエリアには、リーズナブルな弁当も販売されています。
ウエットティッシュも置かれているので、手が汚れてもさっと拭くことが可能です。
ある日はビール、キューサイの青汁&牛乳ミックス、すなっくミックスおつまみを戴きました。無難に美味しです。
ANAラウンジは青汁を飲めて体に良いですね。ちなみに青汁は牛乳を少し混ぜると大変マイルドになって飲みやすくなります。おすすめです!
夜に飲み会がある日などは、泡盛を節制して少しにとどめ、かつビールを1杯のみにするなど、調整が重要ですね。
なお、ANAスイートラウンジでは軽食、スープも用意されています。
BLUE SEALのアイスクリーム全5種(バニラ、チョコレート、ストロベリー、
マンゴー、シークヮーサーソルベ)も提供されます。
那覇空港ANAラウンジの付帯設備
那覇空港のANAラウンジは、便利な附属設備が多数あり、搭乗前の時間を快適に過ごせます。
共通設備としては、ファックス、コピー機、高速無線LAN、プリント、携帯電話充電、喫煙スペース等があります。
携帯電話の通話室
那覇空港はビジネス用途での利用者もあり、携帯電話で通話できる個室ブースがしっかりと確保されています。
ANAスイートラウンジと共用となっており、搭乗口に向かう出口の廊下に扉付きの個室が4部屋、扉無しで大きめの部屋が一つあります。
電話用のブースの中はベージュが基調となっており、充電用の電源コンセントが2口あって流麗。
バッテリー切れの心配なく通話できますし、会話しながら他の機器を充電することも可能です。ただし、USB端子はありません。
ラウンジ内には扉もしっかりと設置されているので、漏れが厳禁のシークレットトークもはかどります。中から外を見た写真は以下のとおりです。
新聞・雑誌
各種新聞・スポーツ新聞、雑誌も備わっており、待ち時間に読むことが可能です。ラウンジエリア、ビジネスエリアなど複数の箇所に設置されています。
ドリンクコーナーの脇、奥のソファー席エリア近辺の2箇所に設置されています。
翼の王国などANAらしいアイテムも。新聞は一通り揃っており、雑誌の種類は少なめです。「財界」など意識高めの雑誌もあります。
無線LANサービス・デジタルコンテンツ
もちろん無線LANもあり、手持ちのスマホ等でインターネットを楽しめます!
あらかじめラウンジで電子書籍などをダウンロードしておくと、飛行時間も退屈する心配はありません。
また、ANAラウンジでWi-Fiに接続すると、「ANA LOUNGE デジタルサービス」を利用でき、無料で雑誌・漫画などのコンテンツを自分のスマホ・タブレットで閲覧できます。
利用手順
- SSID:ANAに接続してWebブラウザを起動
- 名前とメールアドレスを入力し、利用規約等に承諾
- Welcome画面で「Enter」を選択
- Flight Number、性別、年齢層を入力・選択
トイレ
那覇空港のANAラウンジのトイレは、落ち着いてキレイな雰囲気となっています。トイレも区切られていて、落ち着いて用を足すことが可能です。
大トイレは着替えも可能な広いタイプが1つ、その他2つで合計3つとなっています。
広々としており、お子さんの椅子もあるので、小さい子連れの方に便利です。
コート掛けがあるので、寒い冬場でも利便性が高くなっています。
バリアフリータイプの個室トイレもあり、多様なニーズに対応しています。
喫煙室
那覇空港のANAラウンジは室内に喫煙室もあり、いちいち外の喫煙所に行くことなく、快適にタバコを吸うことが可能です。
スタイリッシュな空間の中で、コーヒーやビール等を飲みながら喫煙できるのが大きなメリットです。
ドリンクを飲みながらのタバコは最高に美味しいですよね。体に悪くない煙草が出てほしいです!
コピー機・搭乗券の発券機械・マイル登録端末
那覇空港のANAラウンジ内にはコピー・プリンター機が設置されています。無線LANやUSBで接続してプリントアウトすることや、FAXも可能です。
ビジネスユース等で必要な場合でも安心・安全です。
ANAラウンジに入ってすぐ左側に搭乗券の発券機械、右側にトイレ・授乳室があります。
また、搭乗口に向かう通路の端には、発券機械・コピー機が設置されています。
手荷物ロッカー
搭乗口に向かう通路の端には手荷物ロッカーもあり、身軽になってラウンジでくつろぐことが可能です。
フライト情報を示すモニター
電光掲示板があり、ラウンジ内でフライトの状況を確認できます。
ANA SKY SHOPの商品展示
保安検査を通過した後、受付前の壁際にはANA SKY SHOPの商品が展示されています。
ただ、ここで購入したら何か特典があるわけではなく、純粋な展示となっています。
シャワーとマッサージ機はなし
那覇空港のANAラウンジには、シャワー・ルームはありません。
国内線でシャワーが設置されているのは、那覇空港のANAスイートラウンジのみとなっています。
ライバルのJALは羽田空港のダイヤモンドプレミアラウンジ、羽田空港サクララウンジ、成田空港国内線サクララウンジで利用できます。
また、ANAラウンジ 那覇空港にはマッサージ機はありません。この点はライバルのサクララウンジ(羽田空港)と比較したデメリットです。
確かに那覇空港ANAラウンジでシャワー・マッサージ機がないのはデメリットです。
しかし、これらのサービスは不要という方も多数いらっしゃるでしょう。使わない場合は無関係の欠点です。
那覇空港のANAラウンジまとめ
東京・那覇空港はANA国内線の主要空港であり、ANAラウンジは、さすが全日空ならではの秀逸な内容となっています。
居心地が抜群に良い空間は高雅であり、キラリと光るエクセレントな魅力が燦然たる輝きを放っています。
ドリンクはビール・ウイスキーだけではなく、ハイボールマシン・泡盛もあるなど充実しており、すなっくミックスおつまみも美味しくて地味に嬉しい!
健康的な青汁もアクセントであり、コーヒーも芳醇な味わい。その他ソフトドリンクも多種多様です。
匂いが出ない食べ物を買ってきて、ドリンクと一緒にいただくことも可能です。
USB端子・電源コンセント付きの席がほとんどであり、無料Wi-Fi・新聞・雑誌、電話ブース、喫煙室、トイレも素晴らしいです。
快適にスマホ・タブレット・デジカメ・PC等のデジタル・ガジェットの充電が行える点がファンタスティックです!
現代人のニーズを的確に捉えた素晴らしい設備ですね。
パソコン作業に集中できるデスクもあり、ビジネス用途でも八面六臂の活躍を見せてくれます。入り口近辺には木材の大テーブルも。
雑誌・書籍、漫画・コミック、ニュース、キュレーションマガジンなどのデジタルコンテンツもあり、有意義に時間を使えます。
快適で居心地が良い空間で、ドリンク・すなっくミックスおつまみも美味しく、搭乗まで快適に過ごせるのは間違いありません。
フライトまでの待ち時間にガッツリとPC作業を行うことも可能となっている点が、ビジネスマンには嬉しいポイントです。
ANAラウンジ(那覇空港)は全日本空輸の真骨頂を発揮しており、エクセレントな魅力があります。
渾身の力を込めた感が満載であり、フライトが快適で楽しいものに昇華します。
このようなスペシャルなANAラウンジを、ANA国内線プレミアムクラスを使う場合は利用できます!
「ANAスカイホリデー」の一部でプレミアムクラスとのセットプランがあります。
なお、国内線のANA旅作では搭乗2日前からANAウェブサイトにてプレミアムクラスに変更可能です。
公式サイトANA国内線パッケージツアー・ANA旅作
全日空のフライトを更にお得にするためには、ANAマイルが最強に貯まるクレジットカードの一角であるANAカードの活用がおすすめです。
ANAプレミアムポイントが5万ポイント以上になり、スーパーフライヤーズカード(SFC)を発行したら、ずっとANAラウンジが使い放題になってファンタスティックです。
ANAスーパーフライヤーズ会員になるために、OKA-SINタッチなどのSFC修行は行う価値があります。
ANAアメックスゴールドは家族カードの範囲が広いので、同居していない既婚の子供などにも発行することが可能です。
これは他社ANAカードにはない利点であり、SFCの家族カード発行時に大きな効力を発揮します。家族がSFC修行なしでANA上級会員の資格を得られます。
ANAカードには、ショッピングマイル、フライトボーナス、継続ボーナス、ボーナスマイルなど、カード利用でザクザクとANAマイルがたまる仕組みがあります。
世代を超えて愛される傑出した航空系カード、マイルが貯まるクレジットカードであり、順風満帆・視界良好で新しい世界へ雄飛する機会を手に入れられます。
ANAカードはANAがJCB、三井住友カード、三井住友トラストクラブ、アメリカン・エキスプレスと提携して発行・運営しています。
また、大手鉄道会社との提携カードもあり、ビューカード、To Me CARD、東急カード、ニモカと提携して交通系ICカード一体型カードもあります。
カード名 | 運営会社 | 国際ブランド | 独自機能 |
---|---|---|---|
ANA JCBカード ANA JCB ZERO | JCB | JCB | |
ANA To Me CARD PASMO JCB ソラチカゴールドカード | JCB、To Me CARD | PASMO メトロポイント | |
ANA VISAカード | 三井住友カード | Visa | |
ANA Mastercard | Mastercard | ||
ANA VISA Suicaカード | 三井住友カード ビューカード | Visa | Suica |
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | 三井住友カード 東急カード | Mastercard | PASMO TOKYU POINT |
ANA VISA nimocaカード | 三井住友カード nimoca | Visa | nimoca |
ANAアメックス | アメックス | Amex | |
ANAダイナース | 三井住友トラストクラブ | Diners Club |
主な特徴
- 利用可能店舗が多い→ANA VISAカード、ANA Mastercard
- 手間はかかるがリボ活用で高還元→ソラチカカード、ソラチカゴールドカード
- 手間はかかるがリボ活用で高還元→ソラチカカード、ソラチカゴールドカード
- 一般/ワイドカードのマイル1%手数料が安価・ゴールド以上は保険が充実→ANA JCBカード
- 入会キャンペーンが豪華→ANAダイナースカード
- トラベル関連のベネフィットが充実→ANA アメックス
グレードの側面ではANA一般カード、ANAワイドカード、ANAワイドゴールドカード、ANA プラチナ プレミアムカードの4段階となっており、多様なニーズに対応しています。
数多くの種類があるANAカードの相違点は、以下で集約して比較しています。
その中でおすすめのANAカードについては、以下で徹底的に解説しています。
以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、三井住友カード、JCBのANAカード7枚を発行するのも手です。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
なお、ANAカードマイルプラス(特約店)以外では、ワイドゴールドカード以下のANAカードのショッピングマイル還元率は、原則として1%です。年間利用ボーナスやリボ払いでの上乗せはあります。
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムというクレジットカードは、通常のカードショッピングのみでANAマイル還元率1.25%である点がメリットです。
カードの保有枚数が増えてOKならば、ANAカードの他にマリオットアメックスを保有して使い分けるという選択肢もあります。
しかも付帯特典が充実しており、年会費を上回る価値があります。
主な特典
- Marriott Bonvoy ゴールドエリートが自動付与
- Marriott Bonvoy プラチナエリートを獲得可能(年400万円以上のカードショッピング)
- 宿泊実績が年15泊プレゼント
- 世界中で利用可能な5万ポイントの無料宿泊特典が毎年1回プレゼント(年150万円以上のカードショッピングで)
- 無料宿泊特典に手持ちのポイントを加えて65,000ポイントのホテルまで宿泊可能(5万ポイント+α)
- ザ・リッツ・カールトンとセントレジス2連泊以上の宿泊で100ドル相当のプロパティクレジット(1米ドル115円だと11,500円)
- 海外旅行の手荷物無料宅配サービスは羽田空港も対象(羽田・成田・中部・関空)
なんといっても素晴らしいのは、通常は年50泊必要なプラチナエリート資格をカードショッピングで獲得・維持できる点です。
15泊分の宿泊実績は、ライフタイムプラチナエリート、チタンエリート、アンバサダーエリート獲得に役立ちます。
ウェスティンホテル東京、マリオット東京、セントレジスホテル大阪、クラブラウンジが秀逸なザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町, ラグジュアリーコレクションなどのホテルにお得に宿泊できます。
持っているだけで、上級会員であるマリオット ボンヴォイのゴールドエリート会員の資格も得られます。
主なメリット
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- 14時までのレイト・チェックアウト
- 宿泊で得られるポイントが1米ドルごとに12.5ポイント(+25%のボーナスポイント)
- ウェルカムギフト(マリオットボンヴォイのポイントプレゼント)
宿泊実績を積めばヒルトン・オナーズのゴールド会員ともステータスマッチが可能です。
マリオットのプラチナチャレンジという制度を利用するか、マリオットボンヴォイアメックス プレミアムカードの保有&利用で、Marriott Bonvoyのプラチナエリート会員資格も容易に取得できます。
※SPGアメックスは新規募集が終了し、2022年2月24日からはMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード、プレミアカードになりました。
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三連休、ゴールデンウィーク、年末年始などの繁忙期で、ホテル代が高い時に利用しています!
過去の無料宿泊の実績
- 伊豆マリオットホテル修善寺:40,692円(税・サ込。以下同様)
- ウェスティン都ホテル京都:60,929円
- ルメリディアン台北:39,571円
- HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクション:133,798円(現在は対象外)
- メズム東京、オートグラフ コレクション:53,555円
- JWマリオット奈良:54,331円
- W大阪:70,963円
- ニューヨーク・マリオット・マーキス:トップオフ利用+1万ポイントで101,515円
私はマリオットボンヴォイアメックスの年会費を、年1回の無料宿泊のみで回収しています。
もちろん無料宿泊時もゴールドエリート特典である客室アップグレード・レイトチェックアウト・ボーナスポイント等を享受できます。
マリオットボンヴォイアメックスは、お得な入会キャンペーンを開催しています。
ポイントはお得に航空マイルへ交換できますし、高級ホテルへの無料宿泊にも使えます。コスパが最強のアメックスであるマリオットアメックスへお得に入会できる特典です。
※SPGアメックスは新規募集が終了し、2022年2月24日からはMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード、プレミアカードになりました。