海外旅行傷害保険で改悪が相次いでおり、年会費無料カード、年会費無料で維持できるゴールドカードでは、自動付帯→利用付帯と改悪されるクレジットカードが多いです。
そこでおすすめなのは、海外旅行保険が自動付帯するデビットカード・クレジットカードを、サブカードとして保有する手法です。
年会費無料で海外旅行保険が自動付帯のNTTファイナンスBizカード レギュラー、Excite Mastercard、ANA マイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカードが最有力候補となります。
外国でケガ・病気によって医療費が発生した場合に役立ち、海外旅行のおすすめ持ち物の一角です。
また、年会費無料維持に条件はありますが、JAカードは海外旅行保険が自動付帯であり、海外旅行のおすすめクレジットカードです。
その他、SFC、JGCカードで自動付帯のカードを選択することや、特典・ポイントUP等でコスト超の還元を受けられる年会費優良カードが選択肢となります。
海外旅行保険が自動付帯のおすすめクレジットカードについて、2024年9月の最新の状況を解説します。
利用付帯のカードで対象料金を決済&自動付帯の二刀流がベスト
利用付帯の場合、複数のクレジットカードで旅行代金を分割して支払うと、補償金額をUPさせることが可能です。
主な対象料金
- 空港までのリムジンバスや特急列車
- 航空券(多くのカードは特典航空券の燃油サーチャージも対象)
- 現地での交通費
これらの料金を分割して複数枚のカードで支払えれば、充実の補償金額を確保できます。
海外旅行保険が自動付帯の年会費無料カード
かなり数は減りましたが、まだ年会費無料で維持でき、海外旅行傷害保険が自動付帯のカードが残っています。
対象カード
- NTTファイナンスBizカード レギュラー:無料
- 学生専用ライフカード:無料
- Excite Mastercard:無料
- ANA マイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード:無料
- JAカード:一定の条件クリアで無料
- さんさんクラブゴールドカード(新規申込み受付停止中):年1回利用で無料
傷害・疾病治療費用保険の補償内容
- NTTファイナンスBizカード レギュラー:各50万円
- 学生専用ライフカード:各200万円
- Excite Mastercard:各200万円
- ANA マイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード:各150万円
- JAカード:各100万円
- さんさんクラブゴールドカード(新規申込み受付停止中):各200万円
NTTファイナンスBizカード レギュラー
NTTファイナンスBizカード レギュラーの年会費は、無条件で0円です。
年会費無料の法人カードは稀有ですし、個人に対して与信され、事業所得の有無は入会時に問われないので、会社員でも「個人事業主」として発行できます。
必要なのは通常のクレジットカードと同じ本人確認書類のみで、確定申告や事業内容の書類などは不要です。
項目 | 補償内容の限度 | |
---|---|---|
MyLink会員ネット安心サービス (ネット予約の旅行キャンセル料金の補償) | 年5万 (うち通院1.5万) | |
海外旅行傷害保険 | 適用条件 | 自動付帯 |
死亡・後遺障害 | 2,000万 | |
傷害治療 | 50万 | |
疾病治療 | 50万 | |
救援者費用 | 200万 | |
賠償費用 | 2,000万 | |
携行品損害 (免責3,000円) | - | |
国内旅行傷害保険 | 適用条件 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 2,000万 | |
入院費用 | – | |
通院費用 | – |
基本還元率も1%であり、キャッシュバック・各種ポイント・ギフト券など、利便性高い交換先があります。
学生専用ライフカード
学生専用ライフカードの年会費は無料で、海外でのカードショッピングが5%キャッシュバック(年間5万円まで)、自動付帯の海外旅行傷害保険がメリットです。
補償内容 | 最高保険金額 |
---|---|
死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
救援者費用 | 200万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
携行品損害 | 20万円 (自己負担3.000円) |
学生カードに入会できる方で、海外旅行・留学の機会があるならお得なクレジットカードです。
公式サイト学生専用ライフカード 公式キャンペーン
Excite Mastercard
1%自動キャッシュバックが人気を博しているP-one Standardを発行しているポケットカードは、「Excite Mastercard」を発行。自動付帯の海外旅行傷害保険が付帯しています。
補償内容 | 最高保険金額 |
---|---|
死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
救援者費用 | 200万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
携行品損害 | 20万円 (自己負担3.000円) |
ANA マイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード
1万円の航空機遅延費用、2万円の航空機寄託手荷物遅延費用保険も付帯します(詳細)。
海外旅行傷害保険 | 補償内容 |
---|---|
傷害死亡後遺障害 | 最高500万円 |
傷害治療費用 | 150万円 |
疾病治療費用 | 150万円 |
賠償責任 | 1,000万円 |
携行品損害 | - |
救援者費用 | 150万円 |
航空機遅延費用 | 1万円 |
航空機寄託手荷物遅延等費用 | 2万円 |
JAカード
年会費無料に条件はありますが、JAカードも海外旅行保険が自動付帯のクレジットカードです(補償内容の案内PDF)。
海外旅行傷害保険 | 補償内容 (本会員・家族会員共通) |
---|---|
傷害死亡後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
携行品損害 | 1旅行20万円 |
救援者費用 | 200万円 |
海外航空機遅延費用 | - |
無理なく年会費無料の条件をクリアできる場合は選択肢となります。
年会費無料の条件
- ショッピング利用代金合計額が年12万円以上
- 電気の月額利用料金の支払い(※1)
- 携帯電話の月額利用料金の支払い(※2)
注意ポイント
※1:対象は北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力のみ
※2:対象はNTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルのみ
おすすめの戦略
まず無条件で年会費が0円のNTTファイナンスBizカード、Excite Mastercard、ANA マイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカードがおすすめです。
NTTファイナンスBizカードは個人に対して与信され、事業所得の有無は入会時に問われないので、会社員でも「個人事業主」として発行できます。
必要なのは通常のクレジットカードと同じ本人確認書類のみで、確定申告や事業内容の書類などは不要です。
学生カードに入会できる方なら、学生専用ライフカードがハイ・クオリティです。
公式サイト学生専用ライフカード 公式キャンペーン
年会費有料もコスパ良好な自動付帯カード
年会費有料のクレジットカードは自動付帯が多く、自然体で無理なく保有コストを超える還元を受けられるカードは選択肢となります。
ライフカード Stella(ステラ)
ライフカード Stella(ステラ)は、女性向けのクレジットカードですが、男性でも申し込めます。年会費は初年度無料、2年目以降は1,375円(税込)です。
海外ショッピングで3%キャッシュバックを享受可能。ポイントは基本0.5%・誕生月1.5%なので、合計還元率は3.5%~4.5%となります。
自動付帯の海外旅行傷害保険では、傷害治療費用・疾病治療費用が最大200万円です。
補償内容 | 最高保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
救援者費用等 | 200万円 |
個人賠償責任危険 | 2,000万円 |
携行品損害 | 20万円 (自己負担1事故3千円) |
海外での3.5%~4.5%還元、自動付帯の海外旅行傷害保険で年1,375円(税込)のコストをペイできるか否かが重要となります。
楽天プレミアムカードは300万円の治療費用が自動付帯&プライオリティ・パス無料
大人気クレカの楽天カードには上位カードの「楽天プレミアムカード」があります。年会費は本会員10,000円(税抜)、家族会員500円(税抜)です。
自動付帯の海外旅行傷害保険が充実しており、プライオリティ・パス、楽天経済圏での優待などの特典もあります。
楽天プレミアムカードの海外旅行傷害保険は自動付帯で、最大300万円の傷害治療費用・疾病治療費用保険が付帯しています。
保険の種類 | 保険金額(最高) | ||
---|---|---|---|
自動付帯分 | 利用付帯分 | 合計 | |
死亡・後遺障害 | 4000万円 | 1000万円 | 5000万円 |
傷害治療費用 | 300万円 | - | 300万円 |
疾病治療費用 | 300万円 | - | 300万円 |
賠償責任 | 3000万円 | - | 3000万円 |
携行品損害 | 30万円 | 20万円 | 50万円 |
救援者費用 | 200万円 | - | 200万円 |
また、プライオリティ・パスのプレステージ会員も付帯しており、プライオリティ・パスを利用できるクレジットカードで最も安価です(ただし2025年からは年5回に改悪)。
世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港VIPラウンジが使い放題となるプライオリティパスに無料で入会できます。
通常は年会費469米ドルであるプレステージ会員が0円です。1ドル156.59円(2024/7/18時点)換算だと年会費73,440円が無料になります。
なお、一般のカード加盟店での還元率は1%で楽天ポイントが貯まります。楽天経済圏ではSPUで+2倍の特典があり、楽天市場での還元率が3倍~17倍です。
主なメリット
- 世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パス無料 (2025年から年5回)
- 3つの優待コース(トラベルコース・楽天市場コース・エンタメコース)
- 楽天プレミアムカードトラベルデスク
- 誕生月は楽天市場・楽天ブックスの利用でポイント+1%
- 海外旅行傷害保険(最高5,000万円)
- 国内旅行傷害保険(最高5,000万円)
- ショッピング保険(年間300万円まで
空港ラウンジを使えるゴールドカードの一角であり、楽天関連サービスでの優遇が受けられるのがメリットです(楽天プレミアムカードの空港ラウンジ特典)。
この他、3つの優待コース(トラベルコース・楽天市場コース・エンタメコース)が用意されており、そこから一つを選ぶことができます。
楽天プレミアムカードは10,000円(税抜)のコストでプライオリティ・パス無料、自動付帯の海外旅行傷害保険が大きなメリットで、楽天市場での優遇も魅力的です。
プライオリティ・パスで世界中のラウンジを使えるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの中でもエッジが利いています。
楽天プレミアムカードはお得な入会キャンペーンも魅力的です。
国際ブランド |
---|
電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- 分割払い
- リボ払い
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- ショッピング保険
年会費(税抜) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
10,000円 | 500円 | 最短3営業日 |
還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
1.0% | 0.5% (ANA・JAL) | 楽天ポイント |
- SPUにて楽天市場でポイント3倍~16.5倍
- プライオリティ・パスのプレステージ会員無料
- 楽天関連でお得な優待特典(選べる3つのコース)
- 抵コストインデックス投信の積立が1%
- 誕生月は楽天市場・楽天ブックスが+1%
- 充実の付帯保険、ハワイラウンジでは専用ゾーン
JAL CLUB-A カード(JGCにおすすめ)
JAL CLUB-Aカード(JGCを含む)は、海外旅行傷害保険が自動付帯で、もっとも重要な傷害疾病治療費用の補償は150万円となっています。
JALカードが必要な方(特にJGCカード)を維持する方は、この自動付帯の補償を上乗せできます。
ANA JCB ワイドゴールドカード(SFCも有力)
SFCを維持する方は、今後も付帯保険が自動付帯のANA JCB ワイドゴールドカードも選択肢です。
スマリボの活用で年会費は10,400円(税込)になり、付帯保険が充実します。SFC JCB ゴールドの年会費は、割引後で11,500円(税込)。
Visa・Mastercardより、海外旅行傷害保険に優位性があります(各補償内容の下段は家族特約)。
海外旅行傷害保険 | ANA VISA マスター ワイドゴールドカード | ANA JCB ワイドゴールドカード |
---|---|---|
適用条件 | 利用付帯 | ほぼ自動付帯 |
傷害死亡後遺障害 | 5,000万円 | 1億円 (うち5000万は利用付帯) |
1,000万円 | 1,000万円 | |
傷害・疾病治療 | 各150万円 | 各300万円 |
各50万円 | 各200万円 | |
賠償責任 | 3,000万円 | 1億円 |
1,000万円 | 2,000万円 | |
携行品損害 | 50万円 | 50万円 |
15万円 | 50万円 | |
救援者費用 | 100万円 | 400万円 |
50万円 | 200万円 | |
海外航空機遅延費用 | - | 2万~4万円 |
最大のメリットは自動付帯の傷害疾病治療300万円、国内外の航空機遅延費用保険で、改悪が相次いだANA VISA ワイドゴールドカードより現在はハイスペックです。
大量のマイルが得られるキャンペーンも魅力的です。
公式サイトANA JCBワイドゴールドカード 公式キャンペーン
ソラチカゴールドカード
JCBのソラチカゴールドカードは、ANA JCB ワイドゴールドカードと共通の海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、航空機遅延費用保険が付帯しています。
カードショッピングでのマイル還元率が高いので、SFC不要の方はソラチカゴールドカードがおすすめです。
国際ブランド |
---|
マイル還元の電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- 2回払い
- リボ払い
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 航空機遅延
- ショッピング保険
年会費(税込) | 継続ボーナス | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
15,400円 | 2,200円 | 2,000マイル |
マイル | ポイント | フライトボーナス |
ANAマイル | Oki Dokiポイント | +25% |
- 年間ボーナスポイントをメトロポイント経由でANAマイルに交換すると最大1.125%還元
- 東京メトロ乗車でポイント(平日20P、土休日40P)
- メトロPlus 自販機で100円につき2P、店舗200円につき2P
- PASMOオートチャージが還元対象
- 定期券購入時1,000円につき5メトロポイント+1 Oki Dokiポイント
- 100メトロポイント⇒90ANAマイル
ソラチカカード、ソラチカゴールドカードは、リボ払いの駆使、コンビニATMでの繰り上げ返済の手間を許容できる場合は、ANAマイル還元率が格段に上昇するのがメリットです。
JCBスターメンバーズが適用されて、年間のショッピング利用金額が一定以上になると、翌年度のポイント還元率がアップします。
前年度の年間利用額 | ステージ | ボーナスポイント | ボーナスマイル付与率 | 合計マイル付与率 |
---|---|---|---|---|
50万円以上 | スターβ | 10% | 0.03% | 1.03% |
100万円以上 | スターα | 20% | 0.06% | 1.06% |
300万円以上 (ゴールドのみ) | ロイヤルα | 25% | 0.075% | 1.075% |
ソラチカカードは交換を工夫するとボーナスポイント分は1.5倍のレートで交換できます。
年間利用額に応じたボーナスポイントは、そのままANAマイルに交換すると1ポイント3マイルです。
しかし、ボーナスのOki Dokiポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換すると、1ポイント4.5円になっちゃいます!
したがって、ソラチカ一般カードは最大1.09%、ゴールドカードは最大1.125%となります。
- ソラチカカード:年100万円以上利用時、通常1%+ボーナス0.09%=1.09%
- ソラチカゴールドカード:年300万円以上利用時、通常1%+ボーナス0.1125%=1.1125%
ソラチカカード、ソラチカゴールドカードは自動リボ払いサービスの「スマリボ」を活用すると、更に高還元で得することが可能です。
スマリボは基本的にはANA JCB一般カード、ソラチカカードを寝かす場合に、年会費が割引になってお得なサービスです。
しかし、繰り上げ返済の手間を許容できるなら、メインカードとしてガンガン活用する場合でもお得な制度です。
スマリボを設定すると、通常ポイント・マイルとは別に通常0.3%ANAマイル相当のOki Doki ボーナスポイントを得られます。
+1倍のOki Dokiボーナスポイント=3マイル(0.3%)
これをOki Dokiポイント→メトロポイント→ANAマイルという「新ソラチカルート」でANAマイルに移行すると、1.5倍の0.45%のANAマイルとなります。
したがって、ソラチカカードのANAマイル還元率は、最大で一般カード1.54%/ゴールドカード1.5625%となります。
前年度の年間利用額 | 基本還元率 | 新ソラチカルート ボーナスマイル付与率 | 合計マイル付与率 |
---|---|---|---|
50万円未満 | 1% | 0.45% | 1.45% |
50万円以上 | 1% | 0.495% | 1.495% |
100万円以上 | 1% | 0.54% | 1.54% |
300万円以上 (ゴールドのみ) | 1% | 0.5625% | 1.5625% |
なんと年会費155,000円(税抜)のANAダイナースプレミアム、年会費165,000円(税込)のANAアメックスプレミアムカードを凌駕する高水準に昇華しますよ!
新ソラチカルートの活用によって、日常のカードショッピングでANAマイルをザクザクと獲得できてファンタスティックです。
公式サイトソラチカゴールドカード 公式キャンペーン
スマリボを活用した還元率UPの方法の詳細については、以下で解説しています。
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費が22,000円(税込)とプラチナカードとしては安価で、家族会員の年会費は1名無料、2人目より1名につき3,300円(税込)とリーズナブルです。
主なメリット
- 家族会員も無料のプライオリティパス
- プラチナ・コンシェルジュサービス(電話・メール・LINEで依頼可能)
- プラチナ・ホテルセレクション from Concierge
- アップグレードサービス from Concierge
- プラチナ・グルメセレクション(コース料理1名分無料)
- 手荷物空港宅配サービス(往復無料)、コート預かりサービス
- スーペリア・エキスペリエンス(優待サービス)
- 充実の付帯保険
海外旅行傷害保険は基本的に自動付帯です。
保険の種類 | 補償金額 |
---|---|
死亡・後遺障害 | 最高5,000万円(利用付帯の場合最高1億円) ※家族は1000万円 |
傷害治療 | 最高200万円 |
疾病治療 | 最高200万円 |
救援者費用 | 最高200万円 |
賠償費用 | 最高3,000万円 |
携行品損害 | 1旅行50万円/年100万(免責3,000円) |
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードがあると、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港ラウンジを0円で利用できるプライオリティ・パスを無料で発行できます。
通常は年会費469米ドルであるプレステージ会員が0円です。1ドル156.59円(2024/7/18時点)換算だと年会費73,440円が無料になります。
本会員に加えて家族会員のプライオリティパスのプレステージ会員が無料なので、これだけで年会費をペイ可能。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの中でもエッジが利いています。
プライオリティパスで利用できるラウンジには飲み物や軽食・スナック、インターネットサービスなどがあり、フライト前の一時を快適に過ごせます。
国内ではANAラウンジ、KAL Business Class Loungeなどを利用可能です(日本のプライオリティパスのラウンジ一覧)。
- 羽田空港:ビュッフェレストラン、TIATラウンジ、足湯・マッサージ等
- 鉄板焼くり田、ぼてぢゅう屋台、IASS希和、IASS虚空、その他レストラン
- 関空ANAラウンジ、関空ぼてぢゅう、カフェラウンジ NODOKA
- 中部国際空港セントレア(レストラン・温浴施設も)
各種ソフトドリンク、アルコール、パスタ、野菜炒め、揚げ物、デリ、サンドイッチ、サラダバー、ヌードルバー、おにぎり、ピラフ、ケーキ、果物などが用意されており、フルスペックの食事を楽しめるラウンジもあります。
飲み物や食べ物を戴いたり、シャワーやインターネットで待ち時間を快適に過ごせますし、空港における盗難のリスクも減らせます。
また、プライオリティ・パスを保有していると、手荷物検査後にあるVIPラウンジを利用できるというメリットがあります。
関空ぼてぢゅうの他、オーストラリアなど一部の空港では、レストランの割引も受けられます。レストランの支払いから一定額(約3,000円前後)のディスカウントを享受してお得に食事できます。
手荷物空港宅配サービスは家族会員も対象です。手荷物宅配は1回あたり2,000円程度の費用がかかることが多いです。
往復2名分の荷物を宅配すると、1回の海外旅行につき約8,000円分は得します。とてもコスパが良好です。
プラチナカードといえばコストパフォーマンスが悪いというのはつきものです。しかし、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、コスパも良好なプラチナカードなのです。
非プラチナカードであるアメリカン・エキスプレス・グリーン・カードは、本会員の年会費が12,000円(税抜)、家族会員は6,000円(税抜)です。夫婦で保有すると18,000円となります。
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、2,000円しか高くありません。それでアメックスグリーンにはないコンシェルジュやレストラン1名無料・プライオリティパス無料などの充実した特典を受けられます。
夫婦でプライオリティ・パスを利用でき、無料で世界中のラウンジが使い放題になるので、使わなくてもお得なクレジットカード、年会費を取り戻せるプラチナカードです。
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードはお得な入会特典を用意しています。
公式サイト三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード 公式キャンペーン
ドコモ料金が高額の方はdカード GOLDが選択肢
dカード GOLDは年会費11,000円(税込)で、ドコモの料金が高額な方の場合、保有を検討し得るゴールドカードです。
海外旅行保険は自動付帯で、家族特約も付帯しています。
補償内容 | 本人会員/家族会員 | 本人会員の家族 |
---|---|---|
傷害死亡 | 1億円(うち利用付帯5000万円) | 1,000万円 |
傷害後遺障害 | 400万円~1億円(うち利用付帯200~5000万円) | 40万円~1,000万円 |
傷害・疾病治療費用(一事故/一疾病) | 300万円 | 50万円 |
賠償責任(一事故) | 5,000万円 | 1,000万円 |
携行品損害(年間) | 50万円(一事故あたり自己負担額3,000円) | 15万円(一事故あたり自己負担額3,000円) |
救援者費用(年間) | 500万円 | 50万円 |
海外航空便遅延費用特約 | 乗継遅延による宿泊・食事費用 2万円 | |
手荷物遅延による衣類・生活必需品購入費用 1万円 | ||
手荷物紛失による衣類・生活必需品購入費用 2万円 | ||
出航遅延・欠航による食事費用 1万円 |
au料金が高額の方はau PAY ゴールドカードが選択肢
au PAY ゴールドカードは年会費11,000円(税込)で、au料金が高額な方だとメリットがあるクレジットカードです。
- au通信料とauひかりなどの固定回線が+10%還元
- au PAY 残高へのチャージが+1%還元
- au PAY マーケットで7%還元
- auでんき、都市ガス for auの支払いは+2.0%還元
- 海外アシスタンスサービス(ハローデスク)
- 宿泊予約サイト「Relux」の割引
- 空港ラウンジ無料サービス(国内主要空港+ハワイ)
- 充実の旅行傷害保険・ショッピング保険、レンタカー優待
自動付帯の海外旅行保険、航空便遅延費用保険があります。
補償項目 | 保険金額 | |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 5,000万円 | |
傷害治療費用 | 200万円 | |
疾病治療費用 | 200万円 | |
救援者費用 | 200万円 | |
賠償責任 | 3,000万円 | |
携行品損害 | 100万円(自己負担3,000円) | |
航空便遅延費用 | 乗継遅延費用 | 2万円 |
出航遅延・欠航・搭乗不能費用 | 2万円 |
携帯電話の支払いにおすすめのクレジットカードの筆頭であり、auの料金が高額なユーザーにとっては最強のクレジットカードです。
付帯保険に加えて充実のトラベル特典が魅力のアメックス・プラチナ
アメリカン・エキスプレスが発行している「プラチナ・カード」は、「アメックスプラチナ」と呼ばれています。
年会費が165,000円(税込)と高いものの、他社基準ではブラックカード級のステータスカードです。
海外旅行傷害保険は死亡・後遺障害を除き自動付帯で、なんと最高1000万円の傷害疾病治療費用保険、最高3万円の航空機遅延費用保険、最高6万円の受託手荷物紛失費用保険が自動的に付帯します。
国際ブランド |
---|
電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ショッピング保険
- 航空便遅延保険
年会費(税込) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
165,000円 | 4人無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
1.0% | 0.8~1.0% | メンバーシップ・リワード |
- 4つのホテルの上級会員資格
- フリーステイギフトで年1回無料宿泊
- ハワイも対象のコース料理1名分無料サービス
- 充実の付帯保険(スマホ・家電・ゴルフ・個人賠償責任保険・返品・旅行キャンセルまで補償)
- アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション
アメックスプラチナは上質な金属製メタルカードで、日本国内だけではなく全世界でステータスは随一となっています。
驚くほどの活気に満ち溢れた雄大なスケール感を有しており、無類の個性が光っています。ライフスタイルによっては最強のアメックスです。
バリューの雨を降らせるレインメーカーであり、アメックスの上級カードならではのメリットが満載のクレジットカードです。
主なメリット
- 秀逸なコンシェルジュサービス
- 有名ホテルの上級会員の資格(ホテル・メンバーシップ)
- ファイン・ホテル・アンド・リゾート
- フリー・ステイ・ギフト(年1回の無料宿泊2名分)
- 予約困難店の照会・予約などのダイニング特典
- 「一見さんお断り」の高級料亭・レストランにアクセス可能
- エアポート送迎、インターナショナルエアラインプログラム、プライベート・クルーズ、プレミア・ゴルフ・アクセス
- プライオリティ・パス(家族会員・同伴者1名も無料)
- アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション(センチュリオンラウンジ等)※例:香港のセンチュリオンラウンジ
- 最上級の付帯保険
- KIWAMI 50、ダイニング・イベント、フランス大使館でのカクテルレセプションなど限定イベント
- 阪急メンズ大阪 プレミアム サービス、パーソナル・インポート・サービス
- 高級スポーツクラブを都度料金で利用可能(スポーツクラブ・アクセス)
- メンバーシップ・リワードプラスのボーナスポイント(Amazon・Yahoo!ショッピング・JAL・HIS・iTunes等が3%還元)
- セカンド・プラチナ・カード、プラチナ・カード・アシスト
- プラチナ・カード限定のボーナスポイント・パートナーズ
- ウェルカムギフト、毎年の誕生日プレゼント
- 金属製の上質のメタルカード、高いステータス
- セカンドオピニオン・優秀な専門医の紹介
- 海外旅行先での24時間日本語サポート
- 手荷物無料宅配サービス(往復)
- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
特にトラベル関連特典は圧巻の内容であり、他社のクレジットカードではブラックカード級のサービスとなっています。
アメックスのコンシェルジェの航空券手配については、クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんも高く評価しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマであるプロ中のプロが、アメックスのコンシェルジェの航空券手配について高く評価なさっています!
クレジットカードの真髄を極める垂涎のベネフィットを享受できます。得られる特典に鑑みると、アメックスプラチナには年会費を上回る価値があります。
2019年4月8日からはインターネットでアメックス・プラチナの自己申し込みが可能になりました。
お得な入会キャンペーンを開催しており、大量のポイントを獲得可能です。1年以内に解約することも可能なので、初年度は実質的な保有コストを抑えて試せます。
公式サイトアメックスプラチナ 公式キャンペーン
まとめ
海外旅行保険が自動付帯のおすすめクレジットカードをまとめると、下表のとおりです。
カード名 | 年会費 (税込) | 傷害・疾病治療費用 (最高) |
---|---|---|
NTTファイナンスBizカード レギュラー | 無料 | 50万円 |
学生専用ライフカード | 無料 | 200万円 |
Excite Mastercard | 無料 | 200万円 |
ANA マイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード | 無料 | 150万円 |
JAカード | 無料 / 1,375円 | 200万円 |
ライフカード Stella | 1,375円 | 200万円 |
楽天プレミアムカード | 11,000円 | 300万円 |
dカード GOLD | 11,000円 | 300万円 |
JAL CLUB-A カード | 11,000円 | 150万円 |
ANA JCB ワイドゴールドカード | 10,400円 / 15,400円 | 300万円 |
ソラチカゴールドカード | 10,400円 / 15,400円 | 300万円 |
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード | 22,000円 | 200万円 |
アメックス・プラチナ | 165,000円 | 1000万円 |
万人におすすめなのは、無条件の年会費0円でサブカードとしても有意義な4券種です。
年会費有料カードは、海外旅行傷害保険、航空機遅延費用保険、その他ベネフィットを総合考慮して、コストを超える価値を受けられるか否かを検討しましょう。