ANAカードの中でも人気があるのが、三井住友カードが発行しているANA VISAカードです。
一般カード、ワイドカード、ワイドゴールドカード、プラチナ プレミアムカードのラインナップが揃っています。
工夫をすることで年会費を安くしてマイル付与率を高めることができ、コストパフォーマンスの側面では随一のANAカードです。
ANA VISAカードのメリット、デメリット、各カードの違いについて徹底的に解説して、おすすめのANA VISAカードの個人的口コミについてまとめます。
8枚のANAカードを含む63枚のクレジットカードを保有した経験があり、年会費の最高額は118万円の専門家が、実際に数多くのクレジットカードを実生活において徹底的に活用した経験を活かして分析しました。
目次
- ANA VISAカードとは
- ANA VISAカードの比較一覧
- 年会費
- 一般加盟店でのマイル付与率
- ANAカード特約店ではマイル付与率がUP
- 年間維持コストとマイル付与率の比較
- Edyマイルプラス・AMCモバイルプラスで楽天Edyが高還元
- フライト・入会/継続とボーナスマイルがザクザク
- 三井住友カード発行のANAカードならではの特典
- ANAマイレージモールでもネット通販がお得
- ANA VISA SuicaカードはSuicaチャージでマイル
- ANA VISA nimocaカード限定特典
- 電子マネーiDでマイル付与
- Apple Payに対応!お買い物・Suicaチャージが可能
- 充実の旅行傷害保険
- 安心のショッピング保険
- ANAマイルの使い道
- ANA銀聯カードも発行可
- ANA VISAプリペイドカードのチャージが無料
- JR東海エクスプレス予約で新幹線も安価に
- 充実のセキュリティ
- ANA一般カード共通の割引
- ANAワイドカード共通の特典
- ANA VISA ワイドゴールドカードの限定特典
- ANA VISA プラチナ プレミアムカードの限定特典
- 審査基準
- デメリット
- スーパーフライヤーズ・カードとANA VISAカード
- 他のANAカードとの比較
- まとめ
ANA VISAカードとは
ANA VISAカードは、ANAが三井住友カードと提携して発行・運営しているクレジットカードです。国際ブランドがVISAであり、世界中で利用できるのが大きなメリットです。
JCB・アメックス・ダイナースクラブは海外での利用時は使えない加盟店も多く、結局サブカードとしてVisaかMastercardを持たざるを得ません。
ANA VISAカードなら、地球上のあらゆる所で使える圧巻の決済力があります。一枚で世界中を飛び回れます。
事実、クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で1位、Mastercardが約29%で2位です(NILSON REPORT 2023年5月)。Visaが圧倒的なNo.1となっています。
- Visa:38.73%
- Mastercard:28.97%
- UnionPay(銀聯):23.45%
- Amex:4.61%
- JCB:2.53%
- DinersClub/DISCOVER:1.72%
ANA VISAカードには、一般カード、ワイドカード、ワイドゴールドカード、プラチナ プレミアムカードの4種類があり、それぞれ家族カードもあります。
一般カード・ワイドカードは、18歳以上(高校生・大学生を除く)の方が申し込めます。学生は不可です。未成年の場合は親権者の同意が必要です。
ワイドゴールドカードは原則として満20歳以上、プラチナ・プレミアムは満30歳以上で本人に安定継続収入が必要です。
JALカードのCLUB ESTのように、ANA VISAカードには20代限定で特典がある制度はありません。
一般カードには、Suica機能・チャージ機能が搭載された「ANA VISA Suicaカード」もあり、広義のANA VISAカードに属します。
学生専用のANAカードにもANA VISAカードがあります。詳細は以下で徹底的に解説しています。

カードフェイスは一般カードとワイドカードはANAらしいブルー、ワイドゴールドカードは金色基調、プラチナ・プレミアムカードはブラックがベースで洗練されています。
カード左上にANAという文字とロゴ、その下に「ANA CARD」という文字があり、右側に「WIDE」や「PREMIUM」という文字があります。
カード右上にスターアライアンスのロゴ、右側中央はVISAのホログラム、右下にVISAのマークがあります。
ANAワイドカードは一般カードとほとんど同じ色味なのに対して、JAL CLUB-Aカードはゴールドカードに準じたシャンパンゴールドでオシャレです。ワイドカードに関しては、カードフェイスの面でJAL CLUB-Aカードに分があります。
ANA VISAカードは、ディズニー・デザインは選択できません。ディズニーデザインが選べる航空系カードはJAL・JCBカードのみです。
ANA VISA Suicaカードはカード右上にビューカード、Suica、iiマーク(ツーマーク)のロゴがあります。
カード裏面は、中央左側に楽天Edy、右側にiDのマークがあります。Edy番号・Edyコード、iDカード番号があり、カード下にはANAカードデスク、三井住友カードの問い合わせ先が記載されており、「PLUS」のマークがあります。
ANA VISAカードの比較一覧
ANA VISAカードには、一般カード、ワイドカード、ワイドゴールドカード、プレミアムカードがあり、それぞれに特徴があります。
各カードの比較をまとめると下表のとおりです。一般カードのカッコ内は交通系カードのデータで、カッコがない項目は一般カードと同一です。
一般(交通系 ※1) | ワイドカード | ワイドゴールドカード | プラチナ プレミアム | |
---|---|---|---|---|
年会費(税抜) | 2,000円 | 7,250円 | 14,000円 | 80,000円 |
割引後年会費(税抜) | 1,025円 (751円) | 6,275円 | 10,500円 | 80,000円 |
マイル移行費用 | 6,000円 | 6,000円 | 0円 | 0円 |
年間コスト(※2) | 4,025円 (3,751円) | 9,275円 | 10,500円 | 80,000円 |
家族会員年会費 (割引後) | 475円(同) | 975円 | 2,500円 | 4,000円 |
マイル付与率 (マイペイすリボ) | 1.0% | 1.0% | 1.0% | 1.5% |
ポイント有効期間 | 2年 | 2年 | 3年 | 4年 |
継続ボーナス | 1,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 10,000マイル |
フライトボーナス | +10% | +25% | +25% | +50% |
ANAワイドカード特典 | - | ◯ | ◯ | ◯ |
ゴールドカード特典 | - | - | ◯ | ◯ |
国内線ANAラウンジ | - | - | - | ◯ |
コンシェルジュ | - | - | - | ◯ |
プライオリティパス | - | - | - | ◯ |
コース料理1名無料 | - | - | - | ◯ |
Visaプラチナ特典 | - | - | - | Visaプラチナトラベル Visaプラチナ空港宅配 Visaプラチナダイニング Visaプラチナゴルフ |
楽天Edyチャージ | マイル× | マイル× | マイル× | マイル付与 |
旅行傷害保険 | 最高1000万 | 最高5000万 | 最高5000万 | 最高1億円 |
ショッピング保険 | 最高100万 | 最高300万 | 最高300万 | 年間最高500万 |
航空機遅延費用 | - | - | - | ◯ |
※1:Suica、TOKYU、nimocaカード(※Suicaは家族カードなし)
※2:割引後年会費+2年に1回マイル移行
年会費を抑えたい場合は、ANA VISA 一般カードで決まりです。
年間の決済額が大きくなく、ANAスーパーフライヤーズは目指しておらず、空港ラウンジ・ANAワイドカード特典が不要な場合はコストパフォーマンスが高くなります。
SuicaチャージでANAマイルを貯めたい場合は、ANA VISA Suicaカードが候補となります。
ワイドカードとワイドゴールドカードは僅かな年会費の差しかありません。それでマイル付与率がアップして、ゴールドカード特典も附帯します。
したがって、SFC用で寝かせるカードとして使うのでない限りは、ANA VISA ワイドゴールドカードにお得感があります。
プラチナ プレミアムカードは年会費が一気に上がるものの、国内線ANAラウンジ、コンシェルジュ、プライオリティパス、プラチナグルメセレクション、Visaプラチナカード特典、充実の保険などのベネフィットがつきます。
メインカードとして使う場合は、一般カード、ワイドゴールドカード、プラチナ プレミアムカードのいずれかが有力です。
ワイドカードは、他にダイナースプレミアムなどのマイル付与率が高いカードをメインカードとして使っていて、ワイドカードはSFC専用カードとして使う場合に候補となります。
年会費
ANA VISA 一般カード、ANA VISA Suicaカード、ANA VISA nimocaカードの年会費(税抜)は、初年度は無料・2年目以降は2,000円です。
ANA VISAワイドカードは6,275円、ワイドゴールドカードは14,000円、プラチナ プレミアムカードは80,000円です。
家族カードの年会費(税抜)は、一般カードは1,000円、ワイドカードは1,500円、ワイドゴールドカードとプラチナ・プレミアムカードは4,000円です。
ANA VISAカードは工夫によって年会費を安く出来るのが魅力的です。ただし、プラチナ プレミアムカードは割引の対象外です。
WEB明細を利用すると1,000円(税抜)の割引が受けられます。また、リボ払いの「マイ・ペイすリボ」に登録して、年1回以上利用すれば割引があります。
一般カード、ワイドカードはWEB明細とマイ・ペイすリボ登録の割引が重複して適用されません。ワイドゴールドカードは重複適用されます。
マイ・ペイすリボは初回はリボ払いの手数料がないので、毎月のリボ払いの金額を、カード利用限度額の全額に設定しておけば、全く手数料はかかりません。クレカの通常の1回払と同じように使えます。
手数料が高いのでリボ払いはNGが基本ですけれども、ANA VISAカードに関しては1回払いと同じように無料で使えるため問題ありません。年会費を割り引いてお得に使えます。
家族カードの年会費も、マイ・ペイすリボに登録すると割引があります。
まとめると、マイ・ペイすリボの活用で年会費は下表のとおりとなります。ANA VISA Suicaカードのみ家族カードがありません。
カード名 | 年会費(割引後)税抜 | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
ANA VISA 一般カード | 2,000円 (1,025円) | 1,000円 (475円) |
ANA VISA Suicaカード | 2,000円 (751円) | - |
ANA VISA nimocaカード | 2,000円 (751円) | 1,000円 (475円) |
ANA VISA ワイドカード | 7,250円 (6,275円) | 1,500円 (975円) |
ANA VISA ワイドゴールドカード | 14,000円 (10,500円) | 4,000円 (2,500円) |
ANA VISA プラチナ プレミアムカード | 80,000円 | 4,000円 |
ETCカードは発行手数料・年会費無料です。有料のクレカもある中で無料なのは嬉しいですね!
ただし、年に1回以上のETCカードの利用がない場合は、翌年は500円(税抜)の年会費がかかります。
紛失・盗難の際の保障があるので安心です。届け出から60日前に遡って、それ以降の不正利用については三井住友カードが保障してくれます。
ただし、カードを車載器に差し込んだままにしたり、車内に置いた場合は補償の対象外です。できれば車を降りる際は携帯しましょう。
申し込みから発送までは最短で3営業日です。申し込みの際に支払い銀行口座の設定がオンラインで完了すれば、最短3営業日での発送となります。
即日発行はできませんが、十分に速いスピードです。実際に私が三井住友カードに申し込んだ際は、月曜日に申し込んで木曜日に発送されて金曜日に届きました。
一般加盟店でのマイル付与率
ANA VISAカードは、一般加盟店でのマイル還元率が高いのが魅力的です。
カード利用で200円につき1Vポイントが付与されるのが基本です。
税抜ではなく、税込なのが地味なメリットです。税抜980円(税込1,078円)といった場合は端数が無駄になりにくく効率的にポイントが貯められます。
「Vポイント」とは、三井住友カードのポイント・プログラムです。携帯電話・電気・水道・ガス・NHK受信料・放送料金の支払時も、もちろんポイントが付与されます。
ポイントはANAマイルに移行できます。マイル以外の多種多様な商品に交換することも可能です。ポイントの有効期間は下表のとおりです。マイル移行後のマイル有効期間は3年です。
カード名 | 有効期間 | ||
---|---|---|---|
ポイント | マイル | 合計(最長) | |
ANA VISA 一般カード ANA VISA Suicaカード | 2年 | 3年 | 5年 |
ANA VISA ワイドカード | 2年 | 3年 | 5年 |
ANA VISA ワイドゴールドカード | 3年 | 3年 | 6年 |
ANA VISA プラチナ プレミアムカード | 4年 | 3年 | 7年 |
2倍コースと通常コース
ANA VISA 一般カード、Suica、nimoca、ワイドカードの場合、ポイントのマイルへの交換レートは、2つのコースによって変わってきます。
- 2倍コース:1ポイント→2マイル(マイル付与率1.0%)
- 通常コース:1ポイント→1マイル(マイル付与率0.5%)
ANAマイルの移行手数料は、2倍コースは6,000円(税抜)、通常コースは無料です。
マイルの移行の方法には、「応募方式」と「自動移行方式」があります。応募方式は任意のタイミングでポイントをマイルに交換し、自動移行方式は自動的にマイルに交換されます。
2倍コースの場合は、移行手数料はマイルに移行しない年度は発生しません。つまり、自動移行方式だと毎年6,000円(税抜)がかかりますが、2年に1回移行すると1年あたりのコストは3,000円になります。
毎年マイルに移行する場合は自動移行がいいですが、2年に1度でOKなら応募方式が望ましいです。
なお、スケジュール管理が重要となりますが、2倍コースの移行手数料は最大で3年に1回で済みます。
- 2024年4月1日に2倍コース(応募方式)に登録(2025/3/31迄1ポイント→2マイルに)
- 2025年3月31日に全ポイントをマイルに移行
- 2025年4月1日~2027年3月31日の期間はポイントを交換しない(※2025年4月の獲得ポイントの有効期限は2027年4月末)
- 2027年4月にポイントをマイルに交換(※4月末までに交換しないとポイントが失効する点に注意)
後はこれを繰り返せば、マイル移行手数料の支払いは3年に1回で済みます。
ただし、ポイント交換を忘れて失効するリスクがあるので、Googleカレンダー等を利用してメールでアラームが届くように設定しましょう。
ANA VISA ワイドゴールドカードの場合は、自動的に2倍コース(基本1%)になります。また、マイル移行手数料は無料です。
ANA VISA プラチナ プレミアムカードは基本マイル付与率が1.5%(1ポイント→3マイル)となります。マイル移行手数料は無料です。
ANAカード特約店ではマイル付与率がUP
ANAカード特約店である「ANAカードマイルプラス」の提携店・対象商品では、クレカ利用によるポイントとは別に、利用金額100円または200円(税込)につき1マイルが積算されます。
以下の画像はセブン-イレブンで400円のお買い物をした例です。セブン-イレブンは200円あたり1マイルが加算されるので、0.5%の2マイルが加算されています。
レストランやカフェの利用でもザクザクとANAマイルが貯まっていきます。
クレカのポイントとは別にマイルを得られるのはお得感があります。
使いやすいコンビニ・スーパーで、ANA VISAカード決済による0.5%~1%と合わせて合計で1.5%~2%のマイルが得られてバリューが高いです。
対象店舗の中ではセブン-イレブン、イトーヨーカドー、マツモトキヨシあたりは日常的に使いやすくてお得です。
時折ANAカードマイルプラスのボーナスマイルが多くもらえるキャンペーンが開催されることがあります。
ANA VISAプラチナ プレミアムカードの場合、ANAカードマイルプラス提携店のうちANA航空券や機内販売などの利用時は、通常は100円につき1マイルが自動積算されるところ、100円につき2マイルが自動積算されます!
通常のクレカ利用による1.5%のマイルとは別に、更に2%のマイルが貯まります。合計のマイル付与率は3.5%。リボ払いを利用すると最大3.8%と驚異的な高還元となります。
また、ANA VISAカード限定ではありませんが、利用でANAマイルが貯まるお店・サービスがあります。
ANAマイレージクラブ「暮らしの提携パートナー」の利用でマイルを獲得可能。ホテル、レンタカー、タクシー、ネットショッピング、グルメ、車検など幅広いジャンルがあります。
公式サイトの各ジャンルページにて、「AMC番号の提示で貯める」にチェックを入れると出てきます。
例えば、日本全国のANAグルメマイル参加店にて、カードを提示のうえでマイル精算希望の旨を伝えると、利用金額100円(税込)あたり1マイルが貯まります。
年間維持コストとマイル付与率の比較
年会費の割引、2年に1回マイル移行することを考慮した年間維持コスト(税抜)、マイル付与率の比較をまとめると下表の通りです。
項目 | 一般 (Suica/nimoca) | ワイド | ゴールド | プレミアム | |
---|---|---|---|---|---|
年間コスト(2年に1回マイル移行) | 4,025 (3,751) | 9,275 | 10,500 | 80,000 | |
家族カード1枚込 | 4,500(4,226) | 10,250 | 13,000 | 84,000 | |
マイル付与率(最大) | 一般加盟店 | 1.0% | 1.0% | 1.0% | 1.5% |
特約店 | 2.0% | 2.0% | 2.0% | 3.5% | |
ANA航空券等 | 2.0% | 2.0% | 2.0% | 3.5% | |
ポイント有効期限 | 2年 | 2年 | 3年 | 4年 |
コストパフォーマンスが良好なのはANA VISA ワイドゴールドカードです。年会費を10,500円(税抜)まで引き下げることが可能です。
ワイドカードとワイドゴールドカードは僅かな年会費の差しかありません。それでマイル付与率がアップして、ゴールドカード特典も附帯します。
したがって、SFC用で寝かせるカードとして使うのでない限りは、ANA VISA ワイドゴールドカードにお得感があります。
メインカードとして使う場合は、一般カード、VISA Suicaカード、ワイドゴールドカード、プラチナ プレミアムカードのいずれかが有力です。
Edyマイルプラス・AMCモバイルプラスで楽天Edyが高還元
ANAカードに搭載されている電子マネーの楽天Edyを使うと、200円あたり1ANAマイルが得られます(マイル付与率0.5%)。おサイフケータイでも同様にANAマイルを貯める設定が可能です。
楽天Edyには「Edyマイルプラス」という制度があります。対象店舗で楽天Edyで支払いをすると、通常2倍の200円あたり2マイル(マイル付与率1%)が得られます。
Edyマイルプラス対象店は、マツモトキヨシ、紀伊國屋書店、大丸・福岡天神店、エスカ地下街(名古屋駅新幹線口)です。
ANAマイレージクラブ会員は「ANAマイレージクラブ モバイルプラス」という制度に加入できます。有料ですが、楽天Edyの利用が高還元となります。
月会費は300円(税抜)であり、コストは年3,600円(税抜)。ドコモ・au・ソフトバンクの契約者が加入でき、支払い方法は以下の通りです。
- NTTドコモ:SPモード決済(ahamoは対象外)
- au、Povo2.0:auかんたん決済
- SoftBank、LINEMO:ソフトバンクまとめて支払い
これに入会すると、楽天Edyの利用で得られるANAマイルが3倍(200円あたり3ANAマイル)になります。マイル付与率1.5%です。

Edyマイルプラス対象店舗では200円あたり4マイルが貯まり、マイル付与率2%となります。
ANA VISA プラチナ プレミアムカードの場合、楽天Edyへのチャージ時にも0.5%のマイルが貯まるので、チャージ&利用でANAマイルの二重取りが可能です。一般加盟店では2%、Edyマイルプラスでは2.5%です。
フライト・入会/継続とボーナスマイルがザクザク
ANAカードなら通常のフライトマイルに加えて、区間ごとのボーナスマイルがプレゼントされます。「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率」の一定%がもらえます。
一般カード・VISA Suicaカードは10%、ワイドカード・ワイドゴールドカードは25%、プラチナ プレミアムカードは50%です。
ANA便はもちろん、スターアライアンス加盟航空会社を含めた提携航空会社のフライトでマイルが貯まります。
航空連盟 | 航空会社名 |
---|---|
スターアライアンス加盟 | エーゲ航空 |
エアカナダ | |
中国国際航空 | |
エア インディア | |
ニュージーランド航空 | |
アシアナ航空 | |
オーストリア航空 | |
アビアンカ航空 | |
ブリュッセル航空 | |
コパ航空 | |
クロアチア航空 | |
エジプト航空 | |
エチオピア航空 | |
エバー航空 | |
LOTポートランド航空 | |
ルフトハンザ ドイツ航空 | |
スカンジナビア航空 | |
シンセン航空 | |
シンガポール航空 | |
南アフリカ航空 | |
スイスインターナショナルエアラインズ | |
TAPポルトガル航空 | |
タイ国際航空 | |
ターキッシュ エアラインズ | |
ユナイテッド航空 | |
スター アライアンス コネクティングパートナー | 吉祥航空 |
その他(マイレージ提携) | エア ドロミティ |
マカオ航空 | |
エティハド航空 | |
ユーロウィングス | |
ガルーダ・インドネシア航空 | |
ジャーマンウィングス | |
ジェットエアウェイズ | |
オリンピック航空 | |
フィリピン航空 | |
ヴァージン アトランティック航空 | |
ベトナム航空 |
ボーナスマイルはANAグループ便にマイル精算対象運賃で搭乗した場合、または他社が運航する日本国内のコードシェア便をANA便名にて予約・搭乗した場合対象になります。
航空券の便名がANA便名であっても、国際線の他社運航によるコードシェア便は対象外となります。
ANA「ダイヤモンドサービス」「プラチナサービス」「ブロンズサービス」の期間中は、それぞれの割増ボーナスが適用されます。割増率の大きい方が適用され、合算はされません。
一例として、東京(羽田・成田)発着の国内線路線において、得られるANAマイル一覧は下表のとおりです。100%が区間基本マイルです。
区間/運賃別積算率 | 150% | 125% | 100% | 75% | 50% |
---|---|---|---|---|---|
札幌 | 765 | 637 | 510 | 382 | 255 |
稚内 | 1,018 | 848 | 679 | 509 | 339 |
女満別 | 913 | 761 | 609 | 456 | 304 |
旭川 | 864 | 720 | 576 | 432 | 288 |
根室中標津 | 907 | 756 | 605 | 453 | 302 |
オホーツク紋別 | 934 | 778 | 623 | 467 | 311 |
釧路 | 832 | 693 | 555 | 416 | 277 |
帯広 | 789 | 657 | 526 | 394 | 263 |
函館 | 636 | 530 | 424 | 318 | 212 |
秋田 | 418 | 348 | 279 | 209 | 139 |
大館能代 | 471 | 392 | 314 | 235 | 157 |
庄内 | 327 | 272 | 218 | 163 | 109 |
仙台 | 265 | 221 | 177 | 132 | 88 |
新潟 | 250 | 208 | 167 | 125 | 83 |
大島 | 111 | 92 | 74 | 55 | 37 |
八丈島 | 265 | 221 | 177 | 132 | 88 |
富山 | 264 | 220 | 176 | 132 | 88 |
小松 | 316 | 263 | 211 | 158 | 105 |
能登 | 310 | 258 | 207 | 155 | 103 |
名古屋 | 289 | 241 | 193 | 144 | 96 |
大阪 | 420 | 350 | 280 | 210 | 140 |
岡山 | 534 | 445 | 356 | 267 | 178 |
広島 | 621 | 517 | 414 | 310 | 207 |
岩国 | 685 | 571 | 457 | 342 | 228 |
山口宇部 | 765 | 637 | 510 | 382 | 255 |
鳥取 | 492 | 410 | 328 | 246 | 164 |
米子 | 576 | 480 | 384 | 288 | 192 |
萩・石見 | 711 | 592 | 474 | 355 | 237 |
高松 | 531 | 442 | 354 | 265 | 177 |
徳島 | 493 | 411 | 329 | 246 | 164 |
松山 | 657 | 547 | 438 | 328 | 219 |
高知 | 589 | 491 | 393 | 294 | 196 |
北九州 | 801 | 667 | 534 | 400 | 267 |
福岡 | 850 | 708 | 567 | 425 | 283 |
佐賀 | 876 | 730 | 584 | 438 | 292 |
大分 | 748 | 623 | 499 | 374 | 249 |
熊本 | 852 | 710 | 568 | 426 | 284 |
長崎 | 915 | 762 | 610 | 457 | 305 |
宮崎 | 841 | 701 | 561 | 420 | 280 |
鹿児島 | 901 | 751 | 601 | 450 | 300 |
沖縄 | 1,476 | 1,230 | 984 | 738 | 492 |
石垣 | 1,836 | 1,530 | 1224 | 918 | 612 |
宮古 | 1,737 | 1,447 | 1158 | 868 | 579 |
マイルの積算率は、運賃の種類で変わります。
- 150%:プレミアム運賃など
- 125%:プレミアム特割・旅割28・株主優待割引運賃など
- 100%:ビジネスきっぷ・出張@割・ビジネスリピートなど
- 75%:特割・旅割・株主優待割引・乗継特割・乗継旅割など
- 50%:個人包括旅行割引運賃・シニア空割・旅割 Xなど
東京発着の国際線路線において、得られるANAマイル一覧(片道)は下表のとおりです。
地域 | 路線 | 150% | 125% | 100% | 70% | 50% | 30% |
---|---|---|---|---|---|---|---|
米国・ カナダ | シアトル | 7,162 | 5,968 | 4,775 | 3,342 | 2,387 | 1,432 |
サンフランシスコ | 7,695 | 6,412 | 5,130 | 3,591 | 2,565 | 1,539 | |
サンノゼ | 7,743 | 6,452 | 5,162 | 3,613 | 2,581 | 1,548 | |
ロサンゼルス | 8,187 | 6,822 | 5,458 | 3,820 | 2,729 | 1,637 | |
ヒューストン | 9,987 | 8,322 | 6,658 | 4,660 | 3,329 | 1,997 | |
シカゴ | 9,424 | 7,853 | 6,283 | 4,398 | 3,141 | 1,884 | |
ニューヨーク | 10,105 | 8,421 | 6,737 | 4,715 | 3,368 | 2,021 | |
ワシントンD.C. | 10,143 | 8,452 | 6,762 | 4,733 | 3,381 | 2,028 | |
ホノルル | 5,746 | 4,788 | 3,831 | 2,681 | 1,915 | 1,149 | |
バンクーバー | 7,021 | 5,851 | 4,681 | 3,276 | 2,340 | 1,404 | |
欧州 | ロンドン | 9,321 | 7,767 | 6,214 | 4,349 | 3,107 | 1,864 |
フランクフルト | 8,892 | 7,410 | 5,928 | 4,149 | 2,964 | 1,778 | |
ミュンヘン | 8,799 | 7,332 | 5,866 | 4,106 | 2,933 | 1,759 | |
デュッセルドルフ | 8,938 | 7,448 | 5,959 | 4,171 | 2,979 | 1,787 | |
パリ | 9,291 | 7,742 | 6,194 | 4,335 | 3,097 | 1,858 | |
ブリュッセル | 9,090 | 7,575 | 6,060 | 4,242 | 3,030 | 1,818 | |
アジア・ オセア ニア | 上海 | 1,666 | 1,388 | 1,111 | 777 | 555 | 333 |
北京 | 1,969 | 1,641 | 1,313 | 919 | 656 | 393 | |
香港 | 2,734 | 2,278 | 1,823 | 1,276 | 911 | 546 | |
広州 | 2,733 | 2,277 | 1,822 | 1,275 | 911 | 546 | |
大連 | 1,563 | 1,302 | 1,042 | 729 | 521 | 312 | |
青島 | 1,659 | 1,382 | 1,106 | 774 | 553 | 331 | |
厦門 | 2,280 | 1,900 | 1,520 | 1,064 | 760 | 456 | |
杭州 | 1,809 | 1,507 | 1,206 | 844 | 603 | 361 | |
瀋陽 | 1,480 | 1,233 | 987 | 690 | 493 | 296 | |
成都 | 3,150 | 2,625 | 2,100 | 1,470 | 1,050 | 630 | |
武漢 | 2,295 | 1,912 | 1,530 | 1,071 | 765 | 459 | |
ソウル | 1,137 | 947 | 758 | 530 | 379 | 227 | |
台北 | 1,995 | 1,662 | 1,330 | 931 | 665 | 399 | |
シンガポール | 4,968 | 4,140 | 3,312 | 2,318 | 1,656 | 993 | |
ジャカルタ | 5,418 | 4,515 | 3,612 | 2,528 | 1,806 | 1,083 | |
バンコク | 4,303 | 3,586 | 2,869 | 2,008 | 1,434 | 860 | |
ホーチミンシティ | 4,059 | 3,382 | 2,706 | 1,894 | 1,353 | 811 | |
ハノイ | 3,445 | 2,871 | 2,297 | 1,607 | 1,148 | 689 | |
マニラ | 2,820 | 2,350 | 1,880 | 1,316 | 940 | 564 | |
クアラルンプール | 5,007 | 4,172 | 3,338 | 2,336 | 1,669 | 1,001 | |
ヤンゴン | 4,476 | 3,730 | 2,984 | 2,088 | 1,492 | 895 | |
デリー | 5,484 | 4,570 | 3,656 | 2,559 | 1,828 | 1,096 | |
ムンバイ | 6,301 | 5,251 | 4,201 | 2,940 | 2,100 | 1,260 | |
シドニー | 7,294 | 6,078 | 4,863 | 3,404 | 2,431 | 1,458 |
マイルの積算率は、予約クラスで変わります。100%が区間基本マイルです。
積算率 | エコノミークラス | プレエコ | ビジネスクラス | ファーストクラス |
---|---|---|---|---|
150% | J | F、A | ||
125% | C、D、Z | |||
100% | Y、B、M | G、E | ||
70% | U、H、Q | N | P | |
50% | V、W、S、T | |||
30% | L、K |
ANA VISAカードを保有していると、これらのマイル数の10%/25%/50%のボーナスマイルが得られます。
また、カード入会・継続のボーナスマイルは、一般カードは1,000マイル、ANAワイドカード・ANAワイドゴールドカードは2,000マイル、ANAプラチナ プレミアムカードは10,000マイルです。
毎年マイルがもらえるのは嬉しいですね。国内線特典航空券で1マイル2円で使えば、なんと実質的に毎年2,000円~10,000円がバックされることになり、年会費の負担を減らすことができます。
ANAプレミアムメンバーの「ダイヤモンド」「プラチナ」「ブロンズ」ステイタスを保持している時は、ANAゴールドカード・プレミアムカードの場合、限定特典で通常の継続ボーナスマイルに加えて更に2,000マイルがプラスされます。
家族のマイルを合算できる「ANAカードファミリーマイル」に登録(無料)すれば、家族全員のマイルが無駄なく利用でき、マイルの使い道が広がります。
ANAマイルはJALマイルと同様にマイレージ会員の死亡時は、所定の手続きを経て家族がマイルを相続することができます。
会員本人の死亡証明書や裁判所の命令など、故人である会員のマイルの相続権を有することを確かに証明する書類を、死亡後6ヵ月以内にANAに提示すればOKです。
三井住友カード発行のANAカードならではの特典
投信積立が0.5%還元
三井住友カードには、月5万円までSBI証券で投信積立できる特典があります。還元率は0.5%です。

ポイントUPモールでAmazon・楽天・LOHACOがお得
ANA VISAカードの会員はポイントアップサイト「ポイントUPモール」を利用できます。
ポイントUPモールを経由してAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、ベルメゾンネットなどでお買い物をすると、ポイントが+0.5%以上になります。
数多くの店舗が揃っており、代表的なサイトは下表のとおりです。
ジャンル | 名前 | 還元率 |
---|---|---|
総合 | Amazon | 最大+4% |
楽天市場 | +0.5% | |
Yahoo!ショッピング | +0.5% | |
スーパー等 | 成城石井.com | +2.5% |
ドラッグストア等 | マツモトキヨシ | +2.0% |
FANCL | +1.0% | |
DHC | +0.5% | |
家電 | ビックカメラ.com | +1.0% |
Apple Store | +0.5% | |
ヤマダ電機 WEB.COM | +0.5% | |
本・音楽 | 楽天ブックス | +0.5% |
ブックオフ | +1.5% | |
旅行 | エクスペディア | +0.5%~ |
楽天トラベル | +0.5% | |
じゃらんnet | +1.0% | |
ファッション | ユニクロオンラインストア ジーユーオンラインストア | +0.5% |
i LUMINE(アイルミネ) | +1.0% | |
ABC-MART.net | +1.0% |
※2024年1月現在(対象ショップ・還元率は予告なく変更となる場合あり)
ふるさと納税サイトでは、ふるなび、さとふる、ふるさとプレミアム、au PAY ふるさと納税、ふるさと本舗などが集結。
キャンペーンで特別に付与されるポイントが増加することがよくあります。常にどれかのショップは更にポイント増額となっています。
還元率は基本の還元率(0.5%)で計算しており、ANAマイルに移行すると60%(0.5%→0.3%)となります。
「ココイコ!」でリアル店舗もお得
ANA VISAカードは、リアル店舗でお得になる「ココイコ!」というサイトを利用できます。ネット通販だけではなく、リアルのお店でのお買い物もお得になります。
「ココイコ!」とは、事前にエントリーしたクレジットカードにて対象ショップでお買物すると、ボーナスポイントが得られるお得なサービスです。
高島屋などのデパート、紀伊國屋書店、ビックカメラ・ソフマップ、ジョーシン、USJ、ファミレス、カラオケ等があります。
サイト「ココイコ!」にアクセスし、ショップの「エントリー」ボタンをクリックしてエントリーするだけで、2倍以上のポイントアップかキャッシュバックが適用されます。
ポイントとキャッシュバックの好きな方を選択できるお店とポイントUPのみの店舗があります。
ログイン後に自分へのスペシャルオファーが表示されて通常の特典より更にお得になることもあります。通常はポイント2倍がなんと10倍になったことも!
ANAマイレージモールでもネット通販がお得
ANAが運営するポイントモール「ANAマイレージモール」も当然に利用可能です。経由での利用金額に応じて直接ANAマイルが貯まります。
ANAマイレージモールは直接マイルが貯まり、シンプルでわかりやすいのがメリットです。
サイト名 | 利用額とマイル | マイル付与率 |
---|---|---|
楽天市場 楽天トラベル | 200円 = 1マイル | 0.50% |
Yahoo!ショッピング | 300円 = 1マイル | 0.33% |
ユニクロオンラインストア | 300円 = 1マイル | 0.33% |
じゃらんnet Yahoo!トラベル 一休.com 一休.com レストラン | 200円 = 1マイル | 0.50% |
マツモトキヨシ | 100円=1マイル | 1.00% |
Amazon (一部カテゴリーのみ) | カテゴリーによる |
ANA VISA SuicaカードはSuicaチャージでマイル
ANA VISA SuicaカードにはSuica機能があります。ビューカード スタンダードとは異なり、Suica定期券機能はありません。
定期券機能がほしい場合は、ビューカード スタンダードやJRE CARDが候補となります。
JR東日本の圏内だけではなく、PASMOエリアでも、他の相互利用可能な全国交通ICカードの範囲でも使えます。

ANA VISA Suicaカードで、ANA VISA SuicaカードのSuica機能、登録したモバイルSuicaへチャージ・オートチャージすると、Vポイントが貯まります。
ビューカードと同様にSuicaチャージで得することが可能になります。2倍コースの場合、1%のANAマイルを得られることになってお得です。

これは他のANAカードにはない特典です。Suicaチャージでポイントが貯まり、マイルに移行できるのがメリットです。
Suicaチャージ時のマイル付与率は、通常コースだと0.5%、2倍コースだと1.0%となります。Visa加盟店でのショッピングと同一です。
ビューカードはビューサンクスポイント1.5%が貯まります。2倍コースだとマイル付与率1%で、1マイル2円と考えると実質還元率2%で他のビューカードよりもお得です。
搭載されているSuicaでお買い物することも可能です。その場合、JRE POINT会員サイトに登録していれば、旧・Suicaポイント加盟店ではJRE POINTも貯められます。
JR東日本の共通ポイントである「JRE POINT」は、Suicaポイント、ビューサンクスポイント、各駅ビルのポイントと統合してますます便利になっています。

東海地方在住でも、TOICAはクレジットカードによるチャージができないため、ANA VISA Suicaを活用するという選択肢もあります。

ちなみにライバルのJALカードにも、Suica機能が搭載されて陸・空の両方でマイルが貯まるカードがあります。

ANA VISA nimocaカード限定特典
ANA VISA nimocaカード限定のベネフィットとして、ANAマイルとnimocaポイントの相互交換があります。
- 10,000マイル → 10,000nimocaポイント
- 10 nimocaポイント → 7マイル
マイルは特典航空券で使うのがお得なので、nimocaポイントにする妙味には乏しいです。
メリットはnimocaポイントを10対7の交換レートでANAマイルに移行できる点です。
マイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的です。特典航空券へ交換すると、1ポイントの価値が数円に昇華します。
国内線特典航空券で利用すると1マイルの価値が1.5円~2円程度、国際線のビジネスクラスだと1マイル2.5~5円程度、ファーストクラスなら7~16円程度に跳ね上がります。
したがって、nimocaポイントをANAマイルに交換して使うと、より一層お得になります。
電子マネーiDでマイル付与
ANA VISAカードは、おサイフケータイでiDを使えます。iDは後払い方式の電子マネーで、事前のチャージは不要です。残高を確認したりする手間が省けるので便利です。
iD機能を使えば、サインや暗証番号の入力は不用です。サクッと支払いができますし、小銭が不要となって便利。もちろんiDの利用分もポイントが付与されます。
iDは数多くのコンビニ・スーパー・ディスカウントショップ・レストラン・ドラッグストアで使えるので便利です(利用可能店舗)。

iD以外の電子マネーは、Visaのタッチ決済、楽天Edy、PiTaPaがr利用可能。楽天Edyへのチャージで200円ごとに1マイル(0.5%)のマイルが得られるのは、ANA VISAプラチナ プレミアムカードのみです。
WAON・PASMOにはチャージができません。nanaco・モバイルSuica・SMART ICOCAにはチャージはできますが、ポイントは得られません。
iD・楽天Edy・PiTaPa以外の電子マネーにチャージしたい場合は、サブカードとして対応のクレジットカードを使いましょう。おすすめのクレジットカードは下表の通りです。
電子マネー | カード名 | 還元率 | 年会費(税込) |
---|---|---|---|
nanaco | セブンカード・プラス | 0.50% | 無料 |
楽天Edy | リクルートカード | 1.20% | 無料 |
エポスカード | 0.50% | 無料 | |
WAON | イオンカードセレクト | 0.50% | 無料 |
JALカード (JCB/ TOKYU/DC) | 0.5-1.0% | 2,200-34,100円 | |
モバイルSuica | ビックカメラSuicaカード | 1.50% | 年1回の利用で無料 |
「ビュー・スイカ」カード | 1.50% | 524円 | |
PASMO | Apple PayのPASMOは Tカード Primeがお得 | 最大1.5% | 実質無料 |
TOKYU CARD ClubQ JMB | 1.00% | 1,100円 | |
ANA To Me CARD PASMO JCB | 0.5-1.0% | 2,200円(初年度無料) | |
OPクレジットカード | 0.50% | 年1回の利用で無料 | |
JALカード OPクレジット | 0.5-1.0% | 2,200円 | |
モバイルPASMO、 SMART ICOCA | リクルートカード (VISA / Mastercard) | 1.20% | 無料 |
Delight JACCS CARD | 1.00% | 無料 | |
オリコカードザポイント | 1.00% | 無料 |
Apple Payに対応!お買い物・Suicaチャージが可能
7以降のiPhone、Series 2以降のApple Watchは、おサイフケータイに類似するサービス「Apple Pay」が利用可能です。
ANA VISAカードをApple Payに登録すると、iDとして割り当てられて、全国のiD加盟店でお買い物でき、ポイント・マイル還元の対象です。
ただし、Suicaチャージ・Suicaグリーン券・定期券など、Apple PayのSuica利用分はポイント/マイル付与の対象外です。
アップルペイでのSuicaチャージでポイントが貯まるクレジットカードについては、以下で分析しています。

充実の旅行傷害保険
ANA VISAカードには旅行傷害保険が付帯しています。上位カードになればなる程に旅行保険が充実していきます。
海外旅行傷害保険
ANA VISAカードの海外旅行保険は、ワイドカード以上になると、死亡・後遺障害だけではなく、多様な保障が付帯します。
プラチナ プレミアムカードだと自動付帯となり、家族特約も付帯します。最高補償金額は以下のとおりです。
保険の種類 | 一般 Suica nimoca | ワイドカード | ワイドゴールド | プレミアム |
---|---|---|---|---|
付帯 | 自動 | 自動 | 利用 | 自動 |
死亡・後遺障害 | 1,000万円 | 5,000万 | 5,000万 | 1億(1000万) |
傷害治療 | - | 150万 | 150万 | 500万(500万) |
疾病治療 | - | 150万 | 150万 | 500万(500万) |
救援者費用 | 100万円 | 100万 | 150万 | 1,000万(1000万) |
賠償費用 | - | 2,000万 | 3,000万 | 1億(5000万) |
携行品損害(1旅行/年) (自己負担3,000円) | - | 50万/50万 | 50万/50万 | 100万円(50万円) |
一般カードは死亡・後遺障害と救援者費用のみで、最も重要な治療費用に関する保障がありません。
海外では傷害治療・疾病治療(病院等での医療費用)が高く、転倒や食あたりで数日間入院しただけで、400万円かかることもあります。
年会費無料で海外旅行傷害保険が自動付帯するエポスカード、横浜インビテーションカードをサブカードで持つと、旅行保険をさらに上乗せすることができます。
これらは持っているだけで海外旅行保険が充実するので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
ワイドカード・ワイドゴールドカードのANA VISAカードに2枚を加えた場合、合計で620万円の疾病治療・550万円の傷害治療の補償となります。
ここまで保険を確保すれば、堅牢なディフェンス体制を構築できます。海外でのトラブルに対して、盤石のディフェンス体制を構築できます。


国内の航空機遅延・手荷物紛失
ゴールドカード以上のANA VISAカードは、航空機遅延・手荷物紛失に対する保険金があります。
ワイドゴールドカードは国内のみ、プラチナ・プレミアムカードは海外のみです。
名称 | 補償内容 | ワイドゴールド | プラチナ プレミアム |
---|---|---|---|
乗継遅延費用保険金 | 客室料・食事代 | 2万円限度 | 2万円限度 |
出航遅延費用等保険金 | 食事代 | 1万円限度 | 2万円限度 |
寄託手荷物遅延費用保険金 | 衣料購入費等 | 1万円限度 | 2万円限度 |
寄託手荷物紛失費用保険金 | 衣料購入費等 | 2万円限度 | 4万円限度 |
国内旅行傷害保険
ゴールドカード以上のANA VISAカードは、三井住友カードの国内旅行傷害保険が附帯します。家族特約はありません。
項目 | ワイドゴールドカード | プラチナ プレミアムカード |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 5,000万円 | 1億円 |
入院保険金日額 | 5,000円 | 5,000円 |
通院保険金日額 | 2,000円 | 2,000円 |
手術保険金 | 5万~20万円 | 5万~20万円 |
国内旅行傷害保険(航空機搭乗中)
ANAカードの補償で、航空機搭乗中のみですが、国内航空傷害保険もあります。
一般カードは死亡・後遺障害1000万円のみであり、ワイドカードはパワーアップします。入院・通院・手術の補償が付帯しており、傷害死亡・後遺障害も金額がアップしています。
日本国内線において、乗客として航空機利用中にケガを被った場合に補償されます。
三井住友カードの独自補償とは重複適用されませんが、こちらは自動付帯で傷害入院(最高180日)が1日1万円にアップします。
保険の種類 | 一般/Suica/nimoca | ワイドカード以上 |
---|---|---|
死亡・後遺障害 | 1,000万円 | 5,000万円 |
入院治療 | - | 10,000円/日 |
手術費用 | - | 入院中:10万円 それ以外:5万円 |
通院費用 | - | 2,000円/日 |
安心のショッピング保険
ANA VISAカードには、購入した商品の損害を補償する「ショッピング補償」が付帯しています。3,000円の自己負担はありますが、それ以上の損害が出た場合は保険金がもらえます。
一般カード・VISA Suica・ワイドカードの補償額は年間100万円迄です。国内でショッピング保険が適用される条件は、「リボ払い」か「分割払い(3回以上)」での購入です。
日本国内では1回払いで購入した場合は適用されません。海外でのカードによる購入では1回払いでも補償されます。
しかし、ANA VISAカードはリボ払いを利用可能限度と同じに設定でき、かつ初回は手数料がかかりません。
国内でもリボ払い全額で1回払いと同様に手数料なしで買えるので問題ありません。もちろん、万が一の紛失・盗難・ネット不正利用の際の補償もあります。
ANA VISAワイドゴールドカードは年300万円、ANA VISA プラチナ プレミアムカードは年500万円まで購入品の損害が補償されます。
国内/海外においてカードで購入した品物の損害が、商品購入日を含めて200日間まで補償されます。もちろん一回払いも対象です。
年間最高300万~500万円という金額はパワフルです。年間300万~500万円もあれば大多数の方は問題ないでしょう。安心してお買い物が楽しめます。
食品、動物、土地・建物、自動車、オートバイ、希少硬貨、ソフトウェア、オンラインコンテンツなど一部対象外となる商品もあります。これはどのクレジットカードでも同じです。
ANAマイルの使い道
ANA VISAカードで貯めたマイルは、ANA、スターアライアンス加盟航空会社の特典航空券などと交換できます。世界最大級の航空連合でワールド・ワイドなフライトが可能です。
主な交換先
- 国内線/国際線の特典航空券、今週のトクたびマイル
- 提携航空会社特典航空券
- ANA国際線アップグレード特典
- ANA SKY コイン
- トクたびマイル
- ANAショッピング A-styleでの利用
- 提携ポイントやクーポンとの交換
- 多種多様なアイテムへの交換(ANAセレクション)
- ホテル宿泊・レストランのお食事券
ANAマイルの使い道詳細

他にANA国内線にお得に搭乗する方法としては、ユナイテッド航空のマイル活用があります。クレジットカード「マイレージプラスカード」で貯まります。
ユナイテッド航空はANAと提携関係にあり、かつ同じ航空連合のスター・アライアンスに属していることから、日本国内ではANA国内線の搭乗に使うことが可能です。
ANA銀聯カードも発行可
ANA VISAカードを保有していると、ANA銀聯カードも発行できます。
銀聯ブランドは中国で最もよく使われるクレジットカードであり、中国の大都市から地方都市まで、銀聯加盟店で利用できます。
中国に出張・旅行に行く機会があれば、便利かもしれません。カード利用200円につき1ポイントが獲得でき、1ポイント1マイルで移行できます。マイル付与率は0.5%です。
他社の銀聯カードはポイント付与の対象外という会社もあるので、ANA銀聯カードはお得です。
年会費は無料。新規入会時は通常は税抜2,000円(家族カードは税抜500円)のカード発行手数料がかかりますが、現在はキャンペーンで無料です。
原則として5年後の更新時は、本会員1,000円(税抜)、家族会員500円(税抜)の手数料が発生します。
ANA銀聯カードを保有していると、上海の銀聯コールセンターで日本語での対応が受けられて、中国旅行や滞在において安心できるサポートとなります。
ショッピングの支払い方法は一括払いのみです。分割払い・リボ払いは不可となっています。ショッピング保険は付帯していません。
日本国内でも、銀聯カードでお買い物すると、割引やプレゼントが受けられる店舗があります。インバウンド向けの施策ですが、日本人でも銀聯カードを持っていれば利用可能です。
日本円で決済した場合はそのまま日本円で請求が来ます。手数料もかかりません。

ANA VISAプリペイドカードのチャージが無料
「ANA VISAプリペイドカード」という国際ブランド付きプリペイドカードがあります。月々の利用金額に応じて、0.5%でANAマイルが貯まるのが大きなメリットです。
チャージ残高の上限はいずれも30万円であり、高額の決済にも十分に対応できます。5万円や10万円が上限だと、高いお買い物ができなくて不便ですので、この点はナイスです。
セキュリティ・信頼性に不安が残る店舗やネット通販サイトでの決済に便利です。サブカードとして使うと使い勝手が良好です。
端数を使い切りたい場合は、Amazonギフト券を購入すればOKなので、使わなくなった時も困る心配はありません。
ANA VISAプリペイドカードのカード情報が万が一漏れても、本体のANA VISAカードの情報は漏れません。ANA VISAカードであればチャージが無料となります。

JR東海エクスプレス予約で新幹線も安価に
ANA VISAカードは、東海道・山陽新幹線(東京~博多間)の座席を、スマートフォンや携帯電話、PCからオンライン予約・変更できる「エクスプレス予約」を使えます。
従来は「プラスEX」でしたが、2017年9月から「エクスプレス予約」にリニューアルされました。

専用のICカードを使うことで、切符を受け取る必要がなくなります。在来線との乗り継ぎも交通系ICカードとの併用でOKです。
予約後は「EX予約専用ICカード」を改札機にタッチするだけで、スムーズに東海道・山陽新幹線に乗車できます。
紙の切符よりも割引運賃が適用されて、東京~名古屋間、東京~大阪間などの移動がお得で便利になります。ただし、1枚あたり年会費1,000円(税抜)が発生します。
エクスプレス予約は、ビックカメラSuicaカード、ビューカード スタンダード、ルミネカードなどのビューカードを保有すると年会費無料で使えるモバイルSuicaでも利用できます。
JR東日本のビューカードが発行しているプロパーのビューカードをモバイルSuicaに登録して使う場合も、JR東日本乗車ポイントは適用されます。
ちなみにJALカードSuica、ANA VISA Suicaカード(航空系クレジットカード)も対象です。
充実のセキュリティ
三井住友カードは、セキュリティが充実しています。クレジットカードには不正利用のリスクが伴いますので、できる限りセキュリティがしっかりしているのが理想です。
この点、三井住友カードはICチップを搭載しており、高度な暗号化技術によって守られています。また、オリジナルのサービスもあり、安心が確保されています。
2013年8月に某有名掲示板からカード情報を含んだ情報流出が発生した際にも、「不正利用を24時間体制で監視し、万が一、不正使用され被害が発生した場合にもすべて補償する」というリリースをいち早く発表しました。「神対応」と呼ばれました。
本人認証サービス(3Dセキュア)にはワンタイムパスワードが導入されており、不正利用の防止を図っています。スマホ専用のアプリでワンタイムパスワードを発行するのは日本初の仕組みです。
メールではなくスマホ専用アプリなのがポイントです。メールだとアカウントがハッキングされたら不正利用されてしまいます。
しかし、三井住友カードの場合は専用アプリなので、スマホそのものを紛失・盗難して、かつスマホのパスワードを突破されない限りは盤石のセキュリティが確保できます。

利用のロック機能(ネット・海外・すべて)、利用の即日通知機能など、独自のセキュリティ施策に優れています。

カードの不正利用を補償
万が一不正に利用されたとしても、損害額を補償する「VpassID安心サービス」が付帯しています。
ネットショッピングでIDやパスワードまたはカード番号を不正使用され、損害を受けた場合、届出日から60日前にさかのぼって補償されます。
補償の限度額は、それぞれのカードの利用可能枠の金額となります。
不正利用の補償サービスを受けるには、カード会員サイト「Vpass」(ブイパス)にID、パスワードを事前に登録する必要があります。
万が一の紛失・盗難の場合でも、国内・海外どちらでも、24時間年中無休でフリーダイヤル(0120の番号)で連絡できます。
24時間365日の不正検知と一時利用停止のシステム
セキュリティ専門の部署があり、独自の不正検知システムが24時間365日稼働しており、全世界のカード利用のトランザクションをチェックしています。
不正検知システムの精度は高く、すり抜ける不正使用は極めて少なくなっているようです。
また、カード利用をすぐに把握する仕組みや、利用停止して使う時だけ解除する機能など、豊富なセキュリティ機能があります。
- ご利用通知サービス:カード利用のリアルタイム通知
- 使いすぎ防止サービス:利用金額の合計が指定金額を超えたらメールもしくはアプリで案内
- あんしん利用制限サービス:海外・ネット・全てのカード利用を、それぞれブロック可能
カード不正利用が心配な方は、普段は全てのカード利用をブロックしておき、使う時だけ解除すれば、不正利用のリスクを極限まで抑制できます。
VISAインターナショナルから表彰
VISAインターナショナルから、セキュリティが高い会社に対する表彰があり、アジア・パシフィック地域では、三井住友カードだけが表彰されたことがあります。
セキュリティの部分では国際ブランドの運営元のVISAからも高い評価を受けています。以前に三井住友カードにインタビューしてセキュリティの頑健性が分かりました。

ANA一般カード共通の割引
ANA VISAカードはもちろん、ANA一般カード共通の割引・特典が受けられます。
- 空港内店舗「ANA FESTA」での割引 (5%OFF)
- 空港内免税店「ANA DUTY FREE SHOP」での割引 (5%OFF)
- 国内線・国際線の機内販売割引 (10%OFF)
- 成田空港でのパーキング割引
- 「ANAショッピング A-style」での割引 (5%OFF)
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービス
- ANAカード会員専用運賃「プレミアムビジネスきっぷ」
- ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカー5%割引
- ハーツレンタカー5~20%割引
特に使いやすいのは全国各空港にある「ANA FESTA」での5%割引です。1,000円(税込)以上のお買い物の際、レジでANAカードを提示すればOKです。
株主優待などの他の割引・クーポン券との併用はできません。郵便製品・書籍類・酒類・煙草などの一部商品または一部店舗(ANA FESTA内スターバックス コーヒー)は対象外ですが、それでも使いやすいです。
2016年4月1日からは、ANA一般カードでもANA DUTY FREE SHOPを5%OFFで利用できるようになりました。
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービスは、予約の際にANAカード会員の旨を伝えると、ベストフレキシブル料金から5%割引となります。
時期によってはネット最安値よりリーズナブルに宿泊できることがあります。素泊まりだとお得になる傾向があります。
2016年4月1日から、ANAショッピング A-styleでのお買い物は、ANAショッピングポイントとの併用でも5%の割引適用となりました。
ANAオリジナルアロマ、ファーストクラス・ビジネスクラス搭載ワインなど、魅力的なANAならではの独自商品を購入できます。

また、ANAカード会員は、高島屋SHILLA&ANAでの割引を受けられます。一般カードは5%OFF、ワイドカード以上は10%OFFとなります。
毎月のカード利用明細には「ANA CARD information」が同封されており、ANAカードの最新情報を把握できます(Web明細なら会員サイトで確認可能)。
ANA機体工場見学会、ANAビジネス/ファーストクラス機内食試食&見学、国内線プレミアムクラスお弁当&ANA機体工場見学会、シークレットコンサート、宝塚貸切公演、横浜F・マリノス特別席での観戦など、ANAカード会員限定のイベントにも参加できます。
ANAワイドカード共通の特典
ワイドカード以上のANA VISAカードは、ANAワイドカード以上のANAカード共通の特典・割引を受けられます。一般カードにない主な特典は以下のとおりです。
- ビジネスクラス専用チェックイン
- 空港内免税店「ANA DUTY FREE SHOP」での割引 (10%OFF)
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン朝食無料&ウェルカムドリンクサービス
ANA国際線エコノミークラス利用の際にもビジネスクラス専用カウンターを利用できます。並ぶ時間が少なく、余裕のチェックインができます。
エコノミークラスのうんざりする大混雑に巻き込まれずに、スムーズなチェックインが可能なのは大きなメリットです。
また、空港内免税店「ANA DUTY FREE SHOP」での割引が、一般カードの5%から10%にUPします。より一層お得にお買い物できます!
ワイドカード以上のANA VISAカードなら、IHG・ANA・ホテルズグループジャパンのホテル宿泊で、朝食無料&ウェルカムドリンクもついてきます。これはありがたいですね。
ANA VISA ワイドゴールドカードの限定特典
空港ラウンジ
ワイドゴールドカードのANA VISAカードは、国内の主要な空港ラウンジが無料で利用できます。対象の空港ラウンジ一覧は以下になります。
地域 | 空港名 | ラウンジ名 |
---|---|---|
北海道 | 新千歳空港 | スーパーラウンジ ノースラウンジ |
函館空港 | 国内線ビジネスラウンジ | |
旭川空港 | ラウンジ大雪(TAISETSU) | |
東北 | 青森空港 | エアポートラウンジ |
秋田空港 | ラウンジロイヤルスカイ | |
仙台空港 | ビジネスラウンジ EAST SIDE | |
関東 | 羽田空港 | 第1旅客ターミナル POWER LOUNGE CENTRAL POWER LOUNGE NORTH / SOUTH 第2旅客ターミナル エアポートラウンジ(南) POWER LOUNGE CENTRAL POWER LOUNGE NORTH 第3旅客ターミナル SKY LOUNGE / SKY LOUNGE SOUTH |
成田国際空港 | IASS EXECUTIVE LOUNG 1 IASS EXECUTIVE LOUNG 2 (各アルコール1杯無料) | |
中部 北陸 | 新潟空港 | エアリウムラウンジ |
富山空港 | ラウンジ らいちょう | |
小松空港 | スカイラウンジ白山 | |
富士山静岡空港 | YOUR LOUNGE | |
中部国際空港セントレア | プレミアムラウンジ セントレア(アルコール無料) | |
関西 | 大阪国際空港 (伊丹空港) | ラウンジオーサカ |
関西国際空港 | カードメンバーズラウンジ 六甲/アネックス六甲/金剛 NODOKA | |
神戸空港 | ラウンジ神戸 | |
中国 | 岡山空港 | ラウンジ マスカット |
広島空港 | ビジネスラウンジ もみじ | |
出雲縁結び空港 | エアポートラウンジ | |
米子鬼太郎空港 | ラウンジ DAISEN | |
山口宇部空港 | ラウンジきらら | |
四国 | 高松空港 | ラウンジ讃岐 |
松山空港 | ビジネスラウンジ スカイラウンジ | |
徳島空港 | エアポートラウンジ ヴォルティス | |
九州 沖縄 | 北九州空港 | ラウンジひまわり |
福岡空港 | ラウンジTIME/ノース ラウンジTIMEインターナショナル | |
長崎空港 | ビジネスラウンジ アザレア | |
大分空港 | ラウンジ くにさき | |
阿蘇くまもと空港 | ラウンジ ASO(アルコール無料) | |
宮崎ブーゲンビリア空港 | ブーゲンラウンジひなた | |
鹿児島空港 | スカイラウンジ菜の花 | |
佐賀空港 | Premium Lounge さがのがら。 | |
那覇空港 | ラウンジ華~hana~ | |
ハワイ | ダニエル・ K・イノウエ 国際空港 | IASS HAWAII LOUNGE |
成田のIASSラウンジ、中部のプレミアムラウンジ セントレア、熊本のラウンジ ASOは、無料アルコールのサービスがあります。
羽田空港の第1ターミナルのPOWER LOUNGE NORTHでは、朝の時間帯はクロワッサン等のパンが提供された時期もあります。
ミネラルウォーター、お茶類、ジュース、コーヒーなどソフトドリンク類も揃っています。
ドクターコール24でいつでも医師・看護師に電話相談可
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードには、三井住友カード ゴールドにもある「ドクターコール24」が付帯しています。
ドクターコール24とは、無料で24時間365日、医師・看護師・保健師に電話で相談ができるサービスです。緊急時には非常に役立ちますね。小さな子供がいると特に大きな安心となります。
相談内容の例
- 「胃炎で加療中ですが、どんなことに注意したらよいでしょうか。」
- 「赤ちゃんがミルクを飲んだ後、よく吐くので心配です。」
- 「最近よく頭痛がし、食欲がなくなって視力が落ちてきたような気がするがどうしてだろう。」
一度実際に利用したところ、平日の12時台という混雑した時間帯だったにもかかわらず、すぐに電話につながりました。
あいにく看護師の方が全員電話対応中だったのですが、すぐにコールバックしてくれました。使い勝手がいい健康・医療相談サービスです。

ANA VISA ワイドゴールドカードは、ゴールドカードのランキングでも上位に位置づけられるハイ・クオリティー・カードです。
ANA VISA プラチナ プレミアムカードの限定特典
国内線のANAラウンジが利用可能
ANA VISAプラチナ プレミアムカードの本会員は、ANAグループ便利用時は、搭乗手続き後に各国内空港(国内線ターミナル)内のANAのラウンジを利用できます。
成田空港は「ANA ARRIVAL LOUNGE」、名古屋(中部)は「セントレア エアライン ラウンジ」、関空は「ラウンジKANSAI」、宮崎空港は「ラウンジ大淀」の共用待合室となります。
ANAラウンジは、ビジネス向けの電源付きデスク、食事向けのテーブル、外の景色を快適に見れる窓際席、ファミリー・複数人向けのスペースなど多様な席があります。
ANAラウンジは通常はANAの上級会員の資格があるか、プレミアムクラス搭乗時でないと入れないラウンジです。
快適な空間で居心地は抜群です。搭乗までの時間をゆっくりとくつろぐことができます。
リラックスして寛ぐ席だけではなく、ビジネスパーソン向けに集中して作業ができるデスク(電源コンセント2つ付き)もあります。仕事がはかどります。
目の前が壁だと圧迫感がある場合は、目線より上は開放的になっているデスク・スペースもあります。多種多様な席があるので、好みの場所で過ごせます。
パソコンの作業もはかどります。出発前までに仕事をすることも可能です。
羽田空港国内線のANAラウンジは日本酒が充実しており、複数の種類が用意されています。おつまみがもう少しあると最高になります。
ANAラウンジは匂いが出ない食べ物なら持ち込みOKで、実際にお弁当などを食べてる方もいます。おつまみを持っていくのも選択肢の1つです。
ビールはプレミアムビールではなく、普通のビールです。アサヒ、キリンなど複数の種類があります。ウイスキーもあります。
セルフサービスにはなりますが、グラスを置いてボタンを押すだけですので簡単で全く手間はかかりません。
青汁、緑茶・紅茶・烏龍茶・ホットコーヒー、カフェラテ、ミネラルウォーター、牛乳、コールドのジュース・トマトジュース・野菜ジュース・烏龍茶・ポッカレモンもあります。
おつまみのおかきもあります。袋入りのタイプです。また、新聞・雑誌も多種多様な種類があります。無料のWi-Fiも通っています。
ANAラウンジはキューサイの青汁が体に良いですね。青汁は牛乳を少し混ぜると大変マイルドになって飲みやすくなります。おすすめです!
ANAラウンジは出たらすぐに搭乗口があるのが絶大なメリットです。ラウンジに流れるアナウンスを聞いてから出発しても、優先搭乗に十分に間に合います。
搭乗の直前まで居心地が秀逸なラウンジで快適に過ごせます。
ANAラウンジはグレートな空港ラウンジであり、一度入るとやみつきになります。もうゴールドカードのラウンジには戻れません。
ANAの上級会員になるまでは行かないけれども、ANAの国内線にそこそこ搭乗する機会がある方には、ANA VISAプラチナ プレミアムカードのANAラウンジ利用可能特典は素晴らしいベネフィットです。
JALカードの場合は、プラチナカードでもJALのサクララウンジには入れません。ANAカードはプラチナ プレミアムカードだとANAラウンジに入れるのはお得感があります。
プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料
ANA VISAプラチナ プレミアムカードは、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港ラウンジを0円で利用できるプライオリティ・パスを無料で発行できます。
搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なくラウンジを利用できるのが大きなメリット。格安航空券利用時も使えますし、1日に2回以上ラウンジを使うことも可能です。
通常は年会費469米ドルであるプレステージ会員が0円です。1ドル157.72円(2025/1/1時点)換算だと年会費73,970円が無料になります。
しかもANA VISAプラチナ プレミアムカードの場合、家族会員も申込可能で無料でプライオリティパスのプレステージ会員になれます。
夫婦2名が無料で世界中のラウンジに入場可能です。本人のみ無料というプラチナカードも多数あります。
世界各国の空港ラウンジで、飲み物や軽食・スナック、インターネットサービスなどがあり、フライト前の一時を快適に過ごせます。
国内ではANAラウンジ、国外ではプライオリティ・パスのラウンジという形で全世界で搭乗手続き後の快適なラウンジを利用可能です。
本来はビジネスクラス以上の搭乗者か、航空マイレージプログラムの上級会員に限定されている航空会社運営のVIPラウンジは、アルコール飲み放題、食事が充実、シャワー室があるなど内容が優れています。
また、利用対象者も少ないため、ストレスない優雅な一時が送れます。ゴールドカードならOKのラウンジは混んでいて落ち着かない時がありますよね。
国内ではANAラウンジ、KAL Business Class Loungeなどを利用可能です(日本のプライオリティパスのラウンジ一覧)。
- 羽田空港:ビュッフェレストラン、TIATラウンジ、足湯・マッサージ等
- 鉄板焼くり田、ぼてぢゅう屋台、IASS希和、IASS虚空、その他レストラン
- 関空ANAラウンジ、関空ぼてぢゅう、カフェラウンジ NODOKA
- 中部国際空港セントレア(レストラン・温浴施設も)
各種ソフトドリンク、アルコール、パスタ、野菜炒め、揚げ物、デリ、サンドイッチ、サラダバー、ヌードルバー、おにぎり、ピラフ、ケーキ、果物などが用意されており、フルスペックの食事を楽しめるラウンジもあります。
飲み物や食べ物を戴いたり、シャワーやインターネットで待ち時間を快適に過ごせますし、空港における盗難のリスクも減らせます。
海外のハブ空港の中には、一つの空港の中にプライオリティ・パスを使えるラウンジが複数箇所ある空港も多いです。
また、プライオリティ・パスを保有していると、手荷物検査後にあるVIPラウンジを利用できるというメリットがあります。搭乗間際まで快適に寛げます。
関空ぼてぢゅうの他、オーストラリアなど一部の空港では、レストランの割引も受けられます。レストランの支払いから一定額(約3,000円前後)のディスカウントを享受してお得に食事できます。
レストランや免税店での10%OFF等のオファー、プライオリティレーン(英のみ)もあり、空港内で多様な優待があります。
プライオリティ・パスはスマホアプリ(iPhone・Android)もあり、空港にあるラウンジがすぐに検索・確認できるので便利。お気に入りのラウンジを「Favorites」に登録しておくこともできます。
プライオリティ・パス無料の特典が付帯しているクレジットカードについては、以下で徹底的に解説しています。

ちなみにプライオリティ・パスを利用できるクレカで最も安価なのは、年会費10,000円(税抜)の楽天プレミアムカードです。

プライオリティ・パスで世界中のラウンジを使えるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの中でもエッジが利いています。
年間200万円以上カードを使う場合は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスもお得です。年会費は通常20,000円(税抜)ですが、年200万円以上だと半額の10,000円となり、楽天プレミアムカードと同じとなります。
セゾンマイルクラブ加入でJALマイルが最大1.125%貯まり、JALマイルがお得に貯まるクレジットカードの1枚です(コンシェルジュ・サービスや各種優待特典も)。
ビジネスカードですが、会社員(サラリーマン・OL)でも申し込めます。詳細は以下で徹底解説しています。

夫婦2人で使うなら三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードもお得です。年会費は20,000円(税抜)で家族会員は無料です。一人あたり10,000円(税抜)となり、家族会員にもプライオリティ・パスが付帯します。
楽天プレミアムカードは家族会員にはプライオリティ・パスは付きませんので、夫婦それぞれが本人会員になる必要があり、合計で20,000円(税抜)がかかります。
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードはコンシェルジュ、高級レストラン2名以上で1名分無料のプラチナ・グルメセレクションなど充実したサービスがあります。

プラチナグルメクーポンで高級レストランが1名分無料
東京・大阪を中心に約110店舗の一流レストランで2名以上のコース料理を利用する際、1名分が無料となる「プラチナグルメクーポン」というサービスがあります。
各レストランでの利用は半年に1回ずつとなります。
夫婦や恋人、友人とのプライベートでの利用はもちろん、ビジネスでの接待などでも便利ですね!
多様なジャンルの秀逸なコース料理をお得に楽しむことができます。
プラチナグルメクーポンでは、多種多様なジャンルの秀逸なレストランで、コース料理1名分が無料になってお得です。ホテル内のレストランもあります。

アメックス・ゴールドのゴールド・ダイニングと類似のサービスです。利用イメージは以下をご参照ください。


コンシェルジュサービス
ANA VISAプラチナ プレミアムカードには、コンシェルジュサービスがあります。プラチナカード専用デスクが用意されており、24時間365日年中無休で対応してくれます。
例えば、以下のような内容をサポートしてくれます。
- 航空券・JR特急券などの予約案内
- 国内・海外ホテルの予約案内
- レストランの予約案内
- 海外の買い物情報の提供(店の場所案内等)
- 国内・海外旅行プランに関するご相談
- オペラ・バレエ・演劇・コンサート・美術館などの案内
- ゴルフコースの情報提供
- 花などのギフト手配
- 海外出発前の渡航先情報のご案内
「歓送迎会の幹事になり、大人数で使用できるレストラン予約したい。でも探す時間がない」といった場合は、希望の内容・予算・場所などの要望にあったレストランを紹介・手配してくれます。
忙しいビジネスマンにはありがたいプラチナカードならではのサービスですね。
パーカーポイント100点で価格が5万円台までのワインを教えてもらうことも可能です。
在庫が希少な商品の在庫確認も便利です。
貴重な時間を節約できます。在庫が希少でネットでは定価を大きく超える価格で販売されている中、私は電話一本でプレイステーションVRがある店舗を教えてもらうことができました。
コンシェルジュを活用すると、誰にでも1日24時間しかない貴重な時間を節約できます。ホテル予約などでは、自分では取れない状況でも予約できることがあります。


その他特典
この他にも、プラチナワインコンシェルジュ、JTBロイヤルロード銀座の優待サービス、年間ご利用明細(YEAR END SUMMARY)、「特選品」優待などの特典もあります。
海外での緊急カード(発行手数料無料)、海外でのトラブル時に5,000米ドル相当以内の現地通貨を手数料無料で用意してくれる緊急キャッシュサービスなどもあります。
Visaプラチナカード特典も利用できます。国内外で様々な割引・優待を受けられます。
- Visaプラチナダイニング
- Visaプラチナトラベル(海外パッケージ旅行等が優待価格)
- 一休.comのダイヤモンド会員(限定優待・プライベートセール)
- Visaプラチナ空港宅配(2個まで1個税込500円・3個以降は20%OFF)
- Visaプラチナゴルフ(国内外の名門コースの割引・優待)
- エアポートショッピング(アジアの空港でのショッピング特典)
- Visaプラチナプロモーション(様々な期間限定優待)
本人認証サービス(3Dセキュア)にはワンタイムパスワードが導入されており、不正利用の防止を図っています。
スマホ専用のアプリでワンタイムパスワードを発行するのは日本初の仕組みです。
三井住友カード プラチナなら使える、大丸東京のメンバーズサロン「D’s ラウンジトーキョー」は利用できません。
審査基準
ANA VISAカードの審査では、安定的な収入があり、勤続年数が長いほど有利です。逆に収入が不安定で勤続年数が短いほど不利です。
女性のフリーランスやトレーダーの場合、職業を「家事手伝い」と書いて年収を記載するとクレジットカードの審査に通ったという例があります。
居住している家が、持ち家であると審査にプラス材料。家族の持ち家でもやや有利です。
カードの申込書に記載している項目は基本的には全て審査の内容となっており、スコアリング方式で加点していき、一定水準に達しない場合に原則として審査落ちとする方式が基本です。
これまで他のクレジットカードやカードローン、消費者金融、信販、リース、携帯電話の機種の分割料金等で遅延・滞納・延滞があった場合は、審査が厳しくなります。
遅延・滞納・延滞については、信用情報機関(CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センター)で管理されており、「CRIN」というシステムで事故情報が共有されています。
ANA VISAカードを作成する際は、三井住友カードはこれらの信用情報機関を利用して審査します。
過去2年以内に延滞したり、過去5年以内に自己破産したなどの金融事故情報がある場合は、審査は厳しくなります。
支払いが遅れてもすぐに記載されるわけではありません。支払遅延後にカード会社から通知される期限内に支払えば問題ありません。
2年や5年の期間を過ぎると記載は消滅するため、過去に事故がある場合は、この期間を過ぎるまで待つとANA VISAカードを作れるようになる可能性があります。
消費者金融の利用履歴があっても返済が完了していたら審査を通過します。私は投資関連で資金繰りが綱渡りになることがあり、時折カードローンを利用します。
アコムの利用履歴がある状態でも、ANA VISAカードと発行元が同じである三井住友カード プラチナを発行できました。以下はCICに登録されている私の信用情報です。
たとえ消費者金融の利用履歴があったとしても、迅速に返済して残債額が0円であれば、問題なくANA VISAカードの審査は通過します。
審査において現在の借入金額は重要です。借入金額が年収を超えている場合は確実に審査が通りません。
また、キャッシング枠は「年収の3分の1-借入金額」が上限となります。借入金額が多い場合は、キャッシング枠の審査に通らない可能性が増してきます。
デメリット
ANA VISAカードのデメリットは、ワイドゴールドカード以上のカードの場合、保険がJCB、ダイナース、アメックスと比較すると充実していない点です。
ワイドカード以上のANA VISAカードは、交通系電子マネー(Suica・PASMO・SMART ICOCA等)へのチャージでマイルが得られないのもデメリットです。
Suicaチャージでマイルが得られるANAカードはANA VISA Suicaカードです。一般カードのみで、ワイドカード以上のANA VISA Suicaはありません。

PASMOチャージでマイルが得られるANAカードは、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード、ソラチカカードです。こちらも一般カードのみです。


実際にソラチカカードをフル活用したところ、流麗なANAマイル還元を享受できました。

東京メトロ乗車で最大級のメトロポイントを得られて、スマリボの活用で1.5625%ANAマイル還元となるゴールドカードもあります。

基本的にはソラチカカード&ANA VISAカードの二刀流でマイル付与率がアップするので、ソラチカカードの利便性が高いです。
ただし、Suica定期券を使っている場合はビューカードが必要になります。ANA VISA Suicaカードには定期券機能がありません。この場合、ビューカードを保有すれば、このデメリットは緩和できます。

スーパーフライヤーズ・カードとANA VISAカード
将来的にANAの上級会員を視野に入れており、ANAスーパーフライヤーズカードの保有を考えている場合は、ワイドカード以上のANA VISAカードも候補となります。
SFC修行を行う方、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)に入会する予定の場合は、申し込みたいSFCと同等のANAカードを事前に発行しておくのが無難です。
こうしておけば、ANAプレミアムメンバーの「プラチナ」になった時点で、同じグレード・同じ国際ブランドのSFCカードに無審査で切り替えることができ、万が一の審査落ちのリスクをなくすことができます。
ワイドカード以上の各ANA VISAカードから各ANA VISA スーパーフライヤーズ・カードに切り替える場合は、審査落ちのリスクがありません。
プレミアムメンバー専用デスクかANAカードデスクに電話すれば、切り替えの専用用紙を送ってくれるので、返送すればOKです。
将来的にANA VISA スーパーフライヤーズ・カードを視野に入れている場合は、ANA VISA カードが候補です。
ANAスーパーフライヤーズ会員になると、ANAラウンジ、国際線特典航空券の優先予約、フライトごとのボーナスマイル、座席アップグレード、優先チェックインカウンター・専用保安検査場、手荷物受け取りの優先、手荷物許容量の優待、優先搭乗などの絶大なメリットが付帯します。
ANAラウンジが同伴者1名まで無料で使い放題なのは嬉しいところですね。豪華で快適な空間で搭乗直前までゆったりと寛げます。
国際線になるとシャワーがあって食事もゴージャス。一例として羽田空港 国際線のANAラウンジについては、以下で徹底的に解説しています。

他のANAカードとの比較
ANA VISAカードは、国際ブランドがVISAで世界中で幅広く使えて、年会費を安くできてマイル付与率を高く出来る点にエッジ・優位性があります。
ANA VISA 一般カードを、他のANA一般カードと比較すると、下表のとおりです(年会費は最安値で、ANAアメックス以外は初年度無料)。
項目 | アメックス | VISA MasterCard | TOKYU POINT ClubQ | Suica | |
---|---|---|---|---|---|
年会費(税抜) | 7,000 | 1,025 | 751 | 751 | |
家族カード年会費(税抜) | 2,500 | 475(入会後1年間無料) | - | ||
マイル移行手数料 | 6,000 | ||||
ETCカード手数料(税抜) | 無料 | 年1回の利用で無料(未使用時は500円) | |||
マイル付与率 | 一般加盟店 | 1% | 1.0% | ||
特約店 | 2% | 2.0% | |||
航空券等 | 2.5% | 2.0% | |||
マイル有効期間 | 無期限 | 2年 | |||
フライトボーナス | 10% | ||||
入会/継続ボーナスマイル | 1,000/1,000 | ||||
ANAワイドカード特典 | - | ||||
空港ラウンジ | ○(同伴者1名無料) | - | |||
手荷物無料宅配 | 片道 | - | |||
日本語による救急サービス | ○ | ||||
24時間健康・医療相談 | - | ||||
ショッピング保険(自己負担) | 年間最高200万(1万円) 国内外 | 最高100万(3,000円) 海外・リボ・分割のみ | 最高100万(3,000円) 海外・リボのみ | ||
海外航空便遅延お見舞金制度 | - | ||||
電子マネー(マイル付与) | - | iD PiTaPa | iD PiTaPa PASMO | iD PiTaPa Suica | |
その他付帯特典 | アメックス共通特典 | 三井住友カード | 三井住友カード 東急カード | 三井住友カード VIEWカード | |
独自ポイント | - | - | TOKYU POINT | JRE POINT | |
旅行保険 | 国内外ともに自動付帯(Amexは利用付帯) | ||||
海外旅行傷害保険 | 家族特約(カッコ内は家族) | ◯ | - | ||
死亡・後遺障害 | 最高3000万円(1000万) | 1000万 | |||
傷害治療 | 最高100万(同額) | - | |||
疾病治療 | 最高100万(同額) | - | |||
救援者費用 | 最高200万(同額) | 100万 | |||
賠償費用 | 最高3000万(同額) | - | |||
携行品損害(1旅行/年) | 最高 30万/100万(同額) 自己負担3,000円 | - | |||
国内旅行傷害保険 | 家族特約(カッコ内は家族) | ◯ | - | ||
傷害死亡・後遺障害 | 最高2000万円(1000万) | 1000万円 | |||
入院保険金日額 | - | - | |||
通院保険金日額 | - | - | |||
手術保険金(最高) | - | - |
ANA一般カードの解説

東京メトロを使う機会がある方は、メトロポイント→ANAマイルに90%で移行できるソラチカカードに大いなる魅力があります。
スマリボを活用して、Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が最大1.54%となるので、手間をかけるのも選択肢です。

メインカードとしてガンガン使う場合は、ANA VISA/マスター 一般カードやTOKYU POINT ClubQ、Suicaも有力候補となります。



2017年12月にはANA VISA nimocaカードが登場しました。年会費が最安751円(税抜)で、nimocaルートを活用できます。
Gポイント→nimocaポイント→ANAマイルという交換ルートができて、10対7のレートで各種ポイントをマイルに移行できる点が最大のメリットです。

ただし、あくまでJCBブランドに拘る場合は、ANA JCB一般カードという選択肢もあります。
ANA VISA ワイドカードとその他のANAワイドカードの違いについて比較をまとめると、下表のとおりです。
項目 | VISA/Mastercard | JCB | |
---|---|---|---|
年会費(割引後)※税抜 | 7,250円 (6,275円) | 7,250円 | |
ANAマイル移行費用(税抜) | 6,000円 | 5,000円 | |
年会費+マイル移行費用 | 13,250円 (12,275円) | 12,250円 | |
年会費+2年1回マイル移行の年間コスト | 10,250円(9,275円) | 9,750円 | |
家族会員年会費(割引後)※税抜 | 4,000円 (2,500円) | 4,000円 | |
ポイント有効期限 | 2年 | 2年 | |
マイル付与率 | 1% | 1%~1.06% | |
マイル付与率(ANA) | +1% | +1% | |
マイル付与率(Edyチャージ) | – | – | |
継続ボーナス | 2,000マイル | 2,000マイル | |
フライトボーナス | 25% | 25% | |
ビジネス・アカウントカード | – | – | |
ANAワイドカード特典 | ◯ | ◯ | |
旅行傷害保険 | 最高5000万 | 最高5000万 | |
ショッピング保険 | 最高100万 | 最高100万 | |
高級レストラン1名分無料 | – | – | |
リターン・プロテクション | – | – | |
キャンセル・プロテクション | – | – | |
24時間健康・医療相談 | – | – | |
海外旅行先での日本語サポート | 三井住友カードが提供 | JCBが提供 | |
空港ラウンジ | – | – | |
手荷物無料宅配 | – | – | |
優待 | Visaカードの優待 | JCBカードの優待 | |
パッケージツアー割引 | ◯ | ◯ | |
京都観光ラウンジ | – | – | |
ハワイ市内観光ラウンジ | ◯ | – | |
国内 旅行 傷害 保険 | 死亡・後遺障害 | 5,000万円 | 5,000万円 |
入院保険金(日額) | 10,000円 | 10,000円 | |
通院保険金(日額) | 2,000円 | 2,000円 | |
手術費用保険金 | 5万~10万円 | 5万~10万円 | |
海外 旅行 傷害 保険 | 死亡・後遺障害 | 5,000万 | 5,000万 |
傷害治療 | 150万 | 150万 | |
疾病治療 | 150万 | 150万 | |
救援者費用 | 100万 | 100万 | |
賠償費用(海外) | 2,000万円 | 2,000万円 | |
携行品損害(海外) | 1旅行50万/年50万 | 1旅行50万/年50万 | |
航空便遅延費用補償 | – | – |
ANA VISA/マスター ワイドカードかANA JCB ワイドカードを比較すると、年間利用額に応じてボーナスポイントを得られるJCBの方にエッジ・優位性があります。
公式サイトANA JCBワイドゴールドカード 公式キャンペーン
各ANAワイドカードの比較については、以下で徹底解説しています。

ANA VISA ワイドゴールドカードとその他のANA ワイドゴールドカードの違いについて比較をまとめると、下表のとおりです。
項目 | VISA Mastercard | JCB | アメックス | ダイナース | |
---|---|---|---|---|---|
年会費(税抜) | 14,000円 (10,500円) | 14,000円 | 31,000 | 27,000 | |
ANAマイル 移行費用(税抜) | 0 | 0 | 0 | 0 | |
年会費+ マイル移行費用 | 14,000円 (10,500円) | 14,000円 | 31,000 | 27,000 | |
家族会員 年会費(税抜) | 4,000円 (2,500円) | 4,000円 | 15,500 | 6,000 | |
ポイント有効期限 | 3年 | 3年 | 無期限 | 無期限 | |
マイル付与率 | 1.00% | 1%~1.075% | 1.00% | 1.00% | |
マイル付与率(ANA) | +1% | +1% | +2% | +1% | |
マイル付与率 (Edyチャージ) | - | 0.50% | - | 0.50% | |
ANA SKY コイン獲得プログラム | - | - | 年1万 | - | |
継続ボーナス | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | |
フライトボーナス | 25% | 25% | 25% | 25% | |
ビジネス・ アカウントカード | – | – | – | ◯ | |
ANAワイドカード特典 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
旅行傷害保険 | 最高5000万 | 最高1億円 | 最高1億円 | 最高1億円 | |
ショッピング保険 | 最高300万 | 年間最高500万 | 年最高500万 | 年間最高500万 | |
その他付帯保険 | – | – | リターンプロテクション キャンセルプロテクション スマートフォンプロテクション | – | |
高級レストラン1名分無料 | – | – | – | ◯ | |
24時間健康・医療相談 | ◯ | ◯ | – | – | |
海外旅行先での 日本語サポート | 三井住友カード | JCB | オーバーシーズ・アシスト | 海外緊急アシスタンス | |
空港ラウンジ | 国内39ヵ所 | 国内28空港40ヵ所海外1ヵ所 | 国内28空港40ヵ所海外1ヵ所 | 世界1,000ヵ所以上 | |
手荷物無料宅配 | – | – | 片道 | 片道 | |
空港クローク | – | – | ◯ | ◯ | |
空港パーキング | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
エアポート送迎 | – | – | ◯ | – | |
ダイニングサービス | Visaゴールドカードの優待 | JCBゴールド グルメ優待 | アメリカン・エキスプレス・コネクト | ダイナースクラブ・ おもてなしプラン、ナイトイン銀座 ダイナースクラブのお取り寄せ 料亭プラン ダイナースクラブ ごひいき予約 アラン・デュカスの優待 | |
優待 | Visaゴールドカードの優待 | GOLD Basic Service | エクスペディア・一休.com | コナミスポーツクラブ | |
レンタカー・ カーシェアリング優待 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
カード盗難・紛失 時緊急再発行 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
パッケージツアー割引 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
京都観光ラウンジ | – | – | ◯ | ◯ | |
ハワイ市内観光ラウンジ | ◯ | – | – | ◯ | |
国内 旅行 害 保険 | 死亡・後遺障害 | 5,000万円 | 5,000万円 | 最高5,000万円 | 5,000万円 |
入院保険金(日額) | 5,000円 | 5,000円 | – | 5,000円 | |
通院保険金(日額) | 2,000円 | 2,000円 | – | 3,000円 | |
手術費用保険金 | 5万~20万円 | 5万~20万円 | – | 5万~20万円 | |
海外 旅行 害 保険 | 死亡・後遺障害 | 5,000万 | 1億円 | 最高1億円 | 利用:1億円 自動:5,000万円 |
傷害治療 | 150万 | 300万円 | 最高300万円 | 300万円 | |
疾病治療 | 150万 | 300万円 | 最高300万円 | 300万円 | |
救援者費用 | 100万 | 400万 | 最高400万円 | 400万円 | |
賠償費用(海外) | 3,000万円 | 1億 | 最高4,000万円 | 1億円 | |
携行品損害(海外) | 1旅行50万/年50万 | 1旅行50万/年100万 | 最高1旅行50万円 / 年100万円 | 1旅行50万円 / 年100万円 | |
航空便遅延費用補償 | 最高2万 | 最高4万 | 最高4万 | – |
ワイドゴールドカードは、ソラチカゴールドカードなら、Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が最大1.5625%となります。
スマリボを使わない場合、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードの年会費の割引が大きいため、VISA/Mastercardも選択肢です。

クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのゴールドカードとしてANA VISA/マスター ワイドゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードは、クレジットカードのレジェンドも高く評価しています。

ただし、SFCカードとして寝かせる場合、JCBの限定デザインに魅力を感じる場合、楽天Edyをよく使う場合は、ANA JCBワイドゴールドカードの方にも魅力があります。
ANAダイナースカード、ANAアメックス・ゴールドは、それぞれダイナースとアメックスの充実したベネフィットが魅力のANAゴールドカードです。


各ANAワイドゴールドカードの違いについては、以下で徹底的に比較しています。

ANA VISA プラチナ プレミアムカードを、他のANAプレミアムカードと比較すると、下表のとおりです。
項目 | ダイナース | アメックス | VISA | JCB | |
---|---|---|---|---|---|
年会費(税抜) | 155,000 | 150,000 | 80,000 | 70,000 | |
家族カード年会費(税抜) | 無料 | 無料(4枚まで) | 4,000 | 4,000 | |
マイル移行費用 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
マイル付与率 | 1.5% | 1.0% | 1.5% | 1.3%~1.375% | |
ANAグループマイル付与率 | 4.5% | 4.5% | 3.5% | 3.3%~3.375% | |
ANA SKY コイン獲得プログラム | - | 年500万利用で3万 | - | - | |
ポイント有効期間 | 無期限 | 無期限 | 4年 | 5年 | |
継続ボーナス | 10,000マイル | 10,000マイル | 10,000マイル | 10,000マイル | |
フライトボーナス | 50% | 50% | 50% | 50% | |
ANAゴールドカード特典 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
国内線ANAラウンジ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
コンシェルジュ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
プライオリティパス | ○(家族会員も) | ○(家族会員も) | ◯ | ◯ | |
手荷物無料宅配 | 往復 | 往復 | - | - | |
コース料理1名無料 | ◎ | - | ◯ | ◯ | |
付帯特典の代表例 | ブランド店でのVIP優待 ダイナースクラブ銀座ラウンジ 大丸東京店のラウンジ 京都ラウンジ 誕生日プレゼント おもてなしプラン 料亭プラン 一休.comダイヤモンド iPrefer のエリート Marriott Bonvoyの優待 アマンの優待 CLASS ONE コートお預かりサービス 乗馬無料 ダイナースプレミアム限定優待 | フリー・ステイ・ギフト アメックススペシャルリザーブ 京都ラウンジ プレミア・ゴルフ・アクセス エアポート送迎サービス 空港パーキング 空港クローク | Visaプラチナクラブ Visaプラチナトラベル Visaプラチナ空港宅配 Visaプラチナダイニング Visaプラチナゴルフ 24時間健康・医療相談 | 関西有名テーマパークのJCBラウンジ 京都JCBラウンジ JCBプレミアムステイプラン 海外ラグジュアリーホテル クラブオフ JCB Gold Basic JCB暮らしのお金相談ダイヤル 24時間健康・医療相談 | |
楽天Edyチャージ | 0.5% | - | 0.5% | 0.5% | |
ショッピング保険 | 年間最高500万 | 年間最高500万 | 年間最高500万 | 年間最高500万 | |
ポストペイ型電子マネー | - | - | iD | QUICPay | |
海外旅行 傷害保険 | 家族特約(カッコ内は家族) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
死亡・後遺障害 | 1億円(1,000万円) | 1億円(1,000万円) | 1億円(1000万) | 1億円(1000万) | |
傷害治療 | 1000万円(200万) | 1000万円(同額) | 500万円(500万) | 1000万円(200万) | |
疾病治療 | 1000万円(200万) | 1000万円(同額) | 500万円(500万) | 1000万円(200万) | |
救援者費用 | 500万円(200万) | 1000万円(同額) | 1,000万円(1000万) | 1000万円(200万) | |
賠償費用 | 1億円(2000万) | 5000万円(同額) | 1億円(5000万) | 1億円(2000万) | |
携行品損害 | 100万円(50万円) | 100万円(同額) | 100万円(50万円) | 100万円(50万円) | |
国内旅行 傷害保険 | 家族特約 | ◯ | ◯ | - | - |
傷害死亡・後遺障害 | 1億円(1,000万円) | 1億円(1,000万円) | 1億円 | 1億円 | |
入院保険金日額 | 5,000円(同額) | 5,000円(同額) | 5,000円/日 | 5,000円/日 | |
通院保険金日額 | 3,000円(同額) | 2,000円(同額) | 2,000円/日 | 2,000円/日 | |
手術保険金 | 5万~20万円(同額) | 5万~20万円(同額) | 5万~20万円 | 5万~20万円 | |
航空機遅延 | 乗継遅延費用保険金 | 2万円 | 2万円 | 2万円 | 2万円 |
出航遅延費用等保険金 | 2万円 | 2万円 | 2万円 | 2万円 | |
寄託手荷物遅延費用 | 2万円 | 2万円 | 2万円 | 2万円 | |
寄託手荷物紛失費用 | 4万円 | 4万円 | 4万円 | 4万円 | |
外貨盗難保険 | 10万円 | - | - | - | |
キャンセル保険 | 20万円 | 15万円 | - | - | |
その他保険 | 交通事故傷害保険 賠償責任保険 ゴルファー保険 | リターン・プロテクション スマートフォンプロテクション | - | - |
年会費の水準が近いANA JCBカード プレミアムとANA VISA プラチナ プレミアムカードを比較すると、年会費の安さ、ポイント有効期間、USJと京都のラウンジ、海外旅行傷害保険の傷害・疾病治療費用はANA JCBカード プレミアムが上回っています。
しかし、マイル付与率、海外旅行傷害保険の家族特約の金額はANA VISA プラチナ プレミアムカードが上回っています。
年会費が10,000円(税抜)高くても、マイル付与率が0.125%~0.2%高い点を重視するなら、ANA VISAプラチナ プレミアムカードが選択肢です。損益分岐点は1マイル2円換算で年440万円となります。
ポストペイ型の電子マネーでは、ANA VISA プラチナ プレミアムカードの方はiD、JCB プレミアムの方はQUICPayが使えます。

年会費はJCBが安く、マイル付与率はVISAの方が高い状況です。どちらが実質的にお得なのかは気になりますよね。
ANA JCB プレミアムカードと、ANA VISAプラチナ プレミアムカードを比べると、1マイル2円換算で440万(税込)の利用だと年会費の差はトントンになります。
以前はVisaの方がコスパ良好でしたが、相次ぐ改悪によって現在はJCBにお得感が出ています。
ANAダイナースプレミアムとANAアメックス・プレミアムは、それぞれダイナースとアメックスの卓越したベネフィットが魅力のANAプレミアムカードです。


各ANA プラチナ・プレミアムカードの違いについては、以下で徹底的に比較しています。

まとめ
ANA VISAカードは国際ブランドがVISAであり、国内外で幅広く使えるのがメリットです。
マイ・ペイすリボの活用で年会費をリーズナブルに抑えることができます。特にワイドゴールドカードは4,500円(税抜)OFFとなってお得感があります。
カード名 | 年会費(割引後)税抜 | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
ANA VISA 一般カード | 2,000円 (1,025円) | 1,000円 (475円) |
ANA VISA ワイドカード | 7,250円 (6,275円) | 1,500円 (975円) |
ANA VISA ワイドゴールドカード | 14,000円 (10,500円) | 4,000円 (2,500円) |
ANA VISA プラチナ プレミアムカード | 80,000円 | 4,000円 |
ANA VISA プラチナ プレミアムカードは、年会費155,000円(税抜)のANAダイナース プレミアムカードを除くと、ANAカードの中でマイル付与率が極めて高くなる点にエッジ・優位性があります。
幾多の航空系カードの中でも、マイルが貯まりやすいクレジットカードの一角で、コストパフォーマンスは優れています。
クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんも、おすすめのANAカードとしてANA VISA カードを挙げていらっしゃいました。
ワイドカード以上のANA VISAカードは、ビジネスクラス専用チェックイン、空港内店舗での割引、IHG・ANA・ホテルズグループジャパン優待などのメリットがあります。
ワイドゴールドカードになると、空港ラウンジが利用可能になり、保険も充実します。無料で24時間365日、医師・看護師・保健師に電話で相談もできます。
年会費、マイル付与率、ベネフィットのバランスがとれていて、幾多のANAカードの中でもコスパ良好でおすすめの一枚です。
プラチナ プレミアムカードは年会費が一気に上がるものの、国内線ANAラウンジ、コンシェルジュ、プライオリティパス、コース料理1名分無料、Visaプラチナカード特典、充実の保険など至高のベネフィットを利用できます。
現在は大量のANAマイルが得られるお得な入会キャンペーンが開催されています。
公式サイトANA VISAカードの公式キャンペーン
ただし、ワイドゴールドカードについては、相次ぐ改悪によって現在は魅力が低下しています。
ANA JCB ワイドゴールドカードは年間利用ボーナスがあり、かつ自動付帯の傷害疾病治療300万円、国内外の航空機遅延費用保険が魅力的です(JCBゴールドの海外旅行保険)。
Visaにこだわらない場合は、JCBの方がコストパフォーマンスが良好となっています。
公式サイトANA JCB ワイドゴールドカード 公式キャンペーン
ANA VISAカードで重要である点は、ANA JCB一般カード、ソラチカカードとの3枚持ちを行うと、より一層コストパフォーマンスが高くなる点です。
スマリボを利用すると、ANA JCB一般カードとソラチカカードはそれぞれ毎年750円(税抜)のコストで1,000マイルを獲得できます。これら2枚を持つと毎年1,500円(税抜)で2,000マイルをもらえちゃいます。
つまり、1マイル0.75円+税で購入できることになるので、ANAマイラーであれば発行して保有しなければ損といって過言ではありません。
入会キャンペーンも充実しており、大量のANAマイルを得ることができます。
公式サイトANA JCB / ソラチカカード 公式キャンペーン
なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
- ANA JCB一般カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。