ANAマイラーにとって衝撃的な改悪が飛び込んできました(詳細)。
2022年8月10日の請求以降、ANA VISAカード、ANA Mastercardのマイ・ペイすリボでのポイントUPが終了し、年2回の500Vポイント(年1,000ポイント)に変更。
還元率は最大1.3%→1%+αに低下し、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムより低還元になりました。
総合的にメインカードとしては魅力が低下しましたが、非SFCのANA一般カードで継続ボーナスマイル目当てなら、手間をかけられる場合は改善です。
また、2022年10月10日以降、WEB明細利用時の年会費優遇割引が終了し、ゴールドカードは1,000円(税抜)、一般カードは500円(税抜)の負担増になります。
カード付帯の海外・国内旅行傷害保険も、2022年10月1日以降の出発は利用付帯となり、情報誌「VISA」「MY LOUNGE」の年間定期購読料も有料となります。
以前には、三井住友カードが、2021年1月支払い分でステージ「V1」「V2」「V3」に応じたボーナスポイントを終了しました。
2021年からは毎月のお買い物金額に応じてボーナスポイントを得られる新制度が開始しましたが、ANA VISAカード、ANA Mastercardは対象外となります。
また、2021年4月からは、マイ・ペイすリボによるボーナスVポイントの交換レートが改悪されます(三井住友カードの改悪)。
JQセゾンルートを活用する場合、500Vポイント→400Gポイントとなってしまうので、最終的に500Vポイント→280ANAマイルとなります。還元率が最大1.35%から1.28%と0.07%低下。
なお、ANA VISA/マスターカードでログインしてVポイントを交換する場合、5ポイント=2.5マイル(50%)ではなく、これまで通り5ポイント=3ANAマイル(60%)で移行できます。
ANA VISA/マスターカードのポイント還元率の改悪について、要点をわかりやすく解説します。
目次
年間ボーナスポイントの改悪
三井住友VISAカードシリーズ、ANA VISAカード、ANA Mastercard等は、前年度に支払った買物累計金額(2月~翌年1月分)に応じて、翌年度にボーナスポイントを得られる仕組みがあります。
これによってANA VISA/マスターカードは、一般カードが0.09%、ゴールドカードは0.18%のマイルに交換できるボーナスポイントを獲得できました。
ボーナスポイントは、そのままANAマイルに移行するのではなく、一工夫すると更にマイル付与率がアップしました。
ソラチカカードを保有した上で、ワールドプレゼント→Gポイント→LINEポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換すると更に高還元となりました。
しかし、今後は年間ボーナスポイントがなくなり、ソラチカルートが封鎖され、マイ・ペイすリボのボーナスポイントの交換レートも悪化します。
したがって、最大還元率は2倍コースでマイ・ペイすリボ利用時の1.25%という水準に低下します。
ただし、VポイントのボーナスをJQセゾンルートを利用してANAマイルに移行すれば、5Vポイント=2.8ANAマイルになるので、1.28%になります。
JQセゾンルートの内容
Vポイント→Gポイント→JRキューポ→永久不滅ポイント(JQ CARDセゾンが必要)→ANAマイル(みずほマイレージクラブカードセゾン)が必要
ANA VISA/マスターカードはかつて一般カードは最大1.5265%、ワイドゴールドカードは1.648%でしたが、現在はJQセゾンルートを活用しても1.28%の水準にとどまります。
種別 | カード名 | 改悪内容 |
---|---|---|
一般カード | ANA VISA/マスター一般カード ANA VISA Suicaカード ANA 東急カード ANA VISA nimocaカード ANA VISA/マスターワイドカード | 最大1.5265%→1.405%→ JQセゾンルートなら1.35%→ 1.3% |
ゴールド | ANA VISA/マスターワイドゴールドカード | 最大1.648%→1.405%→ JQセゾンルートなら1.35%→ 1.3% |
プラチナ | ANA VISA プラチナ プレミアムカード | 最大1.95%→1.905%→ JQセゾンルートなら最大1.85%→ 1.8% |
ANA VISA プラチナ プレミアムカードは年間ボーナスポイントの対象外だったので、この点は無風でした。
しかし、マイ・ペイすリボのボーナスポイントの改悪は、JQセゾンルートを活用している場合は影響を受けます。
公式サイトANA VISA/マスターカード 公式キャンペーン
2021年2月支払い分から導入される新制度では、当月のお買物合計金額5万円ごとに、ボーナスポイントがプレゼントされます。
対象カード
- 三井住友カード プラチナ/プラチナカードPA-TYPE
- 三井住友カード ゴールド/ゴールドカードPA-TYPE
- 三井住友プライムゴールドカード
- 三井住友エグゼクティブカード
- 三井住友クラシックカード
- 三井住友カード A
- 三井住友アミティエカード
- 三井住友VISA SMBC CARD ゴールド
- 三井住友VISA SMBC CARD プライムゴールド
- 三井住友VISA SMBC CARD クラシック
- 三井住友デビュープラスカード
- 三井住友VISAカード RevoStyle(リボスタイル)
- 三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ)
- 三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド
- 三井住友ビジネスカード for Owners
- 三井住友ヤングゴールドカード
- 三井住友ETC一体型VISAゴールドカード
- 三井住友ETC一体型VISAクラシックカード
- 三井住友銀行キャッシュカード一体型カード
- 三井住友バーチャルカード
代わりの候補
ANA VISAカード、ANA Mastercardを活用して、マイル付与率1.648%を享受していた方にとっては、今回の改悪は手痛い打撃となります。
青天の霹靂、吃驚仰天、驚天動地、驚愕動転ですね。
ANA VISA/マスターカード改悪後の代替候補について、以下2点を考慮してまとめます。
ポイント
- マイル還元率が高い
- コストパフォーマンスが良好
ゴールドカード以下のANA VISAカード、ANA Mastercard以外も、まだまだ珠玉のマイル系クレジットカードがありますよ!
MileagePlusセゾンカード
リーズナブルな一般カードの中では、「MileagePlusセゾンカード」が最有力候補となります。
年会費は1,500円(税抜)と安く、追加で5,000円(税抜)のマイルアップメンバーズを利用するとマイルが高還元になるのがメリットです。
合計年会費が6,500円(税抜)で、一般加盟店でのマイル付与率が1.5%と高還元となります。
年間30,000マイル(約300万円の利用)を超えると0.5%になってしまいますが、多くの方は問題ないでしょう。
コスモ石油では還元率が2%に上がります。アメックスブランドの場合はアメリカン・エキスプレス・コネクト、セゾンアメックスキャッシュバックを利用できます。
また、多種多様な店舗での優待特典、会員限定チケットなどセゾンカードの共通特典を利用できます。
ユナイテッド航空のマイル、セゾンカードのベネフィットが融合したハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「マイル・航空系カード」としてMileagePlusセゾンカードを挙げられていました。
低いコストで高いマイル還元率を誇っており、活用するとトラベルを豊かに彩ることが可能になります。
実はマイレージプラスセゾンカードは、クレディセゾンの社員の保有率が高いクレジットカードです。社員が殺到するようなカードはお得です。
ゴールドカード以上のセゾンカードは、ユナイテッド航空のユニークな特典が魅力的です。
カード名 | オリジナル特典 |
---|---|
マイレージプラスセゾンゴールドカード | 特典航空券の枠拡大 マイル購入10%OFF |
マイレージプラスセゾンプラチナカード | 年2回のユナイテッドクラブ 優先搭乗 特典航空券の枠拡大 マイル購入10%OFF |
その他、マイレージプラスJCBカード等の候補もあります。各Mileageplusカードについては、以下で精緻に比較しています。
JQ CARD エポスゴールド
JQ CARD エポスにはハイクオリティのゴールドカード「JQ CARD エポスゴールド」があります。
エポスゴールドカードとJQカードの魅力を融合させたクレジットカードです。年会費無料で利用できます。
エポスゴールドカードと同様に年100万円ちょうど利用した際には、ボーナスポイントと合わせて1.5%還元となります。
JRキューポはGポイントに交換できるので、JQセゾンみずほルートでGポイント→永久不滅ポイント→ANAマイルと交換すると、1対0.7のレートでANAマイルに移行できます。
つまり年100万円ぴったり利用した際のマイル付与率が1.05%となります。100万円超の利用分は0.35%です。
また、ポイント3倍のショップによく使うお店を登録すると、ポイントが最大3倍になります。
「JR西日本」を選択すると、SMART ICOCAもポイント3倍にすることが可能です(※モバイルICOCA・Apple PayのICOCAは対象外)。
年100万円ぴったりポイント3倍のお店(3つまで選択可能)だけで使った場合、なんと1.75%ANAマイル還元です。
なお、JALマイルの場合でも最大1.5%還元となり、JALマイルがお得に貯まるクレジットカードの1枚です。
更にANAマイレージクラブ モバイルプラスに加入した場合、月300円(税抜)のコストで、おサイフケータイ、Edy機能付きのANAカードでのEdy払いが1.5%マイル還元となります。
年間維持コストは3,600円(税抜)です。モバイルプラスはドコモ、au、ソフトバンクの回線契約が必要で、MVNOだとNGなのがデメリットです。
つまり、年100万円ぴったりJQカード エポスゴールドをEdyチャージに利用し、かつモバイルプラスに加入してEdy払いに使ったら2.55%ANAマイル還元となります。
年間ボーナスを含めない場合は、Edyチャージ時の0.35%+モバイルプラスの1.5%で合計1.85%となります。
その他、JQ CARD エポスゴールドの詳細については、以下で精緻に分析しています。
デメリットは改悪リスクがある点です。Edy一体型AMCの発行を終了しており、ANAのEdyに対するコミットの温度感は低下しています。
ANAモバイルプラスのEdy1.5%マイル還元、JRキューポの交換システム、エポスゴールドの年間ボーナスに改悪リスクがあります。
JQ CARD エポスゴールドは、JQ CARDエポスを作成して年50万円以上利用したら、インビテーションが届く可能性があります。
なお、通常のエポスカードを持っている方は、JQ CARDエポスに切り替えることが可能です。
エポスポイントとJRキューポは相互交換できるので、エポスカードのポイントはJQ CARDエポスに引き継がせることが可能です。
JQ CARDエポスはネット限定でお得な入会キャンペーンを開催しています。
公式サイトエポスカード 公式キャンペーン
スマリボで高還元!ソラチカカード 1.54% / ソラチカゴールドカード1.5625%
リボ払いの駆使、コンビニATMでの繰り上げ返済の手間を許容できる場合は、ソラチカカード、ソラチカゴールドカードも有力候補です。
JCBスターメンバーズが適用されて、年間のショッピング利用金額が一定以上になると、翌年度のポイント還元率がアップします。
前年度の年間利用額 | ステージ | ボーナスポイント | ボーナスマイル付与率 | 合計マイル付与率 |
---|---|---|---|---|
50万円以上 | スターβ | 10% | 0.03% | 1.03% |
100万円以上 | スターα | 20% | 0.06% | 1.06% |
300万円以上 (ゴールドのみ) | ロイヤルα | 25% | 0.075% | 1.075% |
ソラチカカードは交換を工夫するとボーナスポイント分は1.5倍のレートで交換できます。
年間利用額に応じたボーナスポイントは、そのままANAマイルに交換すると1ポイント3マイルです。
しかし、ボーナスのOki Dokiポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換すると、1ポイント4.5円になっちゃいます!
したがって、ソラチカ一般カードは最大1.09%、ゴールドカードは最大1.125%となります。
- ソラチカカード:年100万円以上利用時、通常1%+ボーナス0.09%=1.09%
- ソラチカゴールドカード:年300万円以上利用時、通常1%+ボーナス0.1125%=1.1125%
ソラチカカード、ソラチカゴールドカードは自動リボ払いサービスの「スマリボ」を活用すると、更に高還元で得することが可能です。
スマリボは基本的にはANA JCB一般カード、ソラチカカードを寝かす場合に、年会費が割引になってお得なサービスです。
しかし、繰り上げ返済の手間を許容できるなら、メインカードとしてガンガン活用する場合でもお得な制度です。
スマリボを設定すると、通常ポイント・マイルとは別に通常0.3%ANAマイル相当のOki Doki ボーナスポイントを得られます。
+1倍のOki Dokiボーナスポイント=3マイル(0.3%)
これをOki Dokiポイント→メトロポイント→ANAマイルという「新ソラチカルート」でANAマイルに移行すると、1.5倍の0.45%のANAマイルとなります。
したがって、ソラチカカードのANAマイル還元率は、最大で一般カード1.54%/ゴールドカード1.5625%となります。
前年度の年間利用額 | 基本還元率 | 新ソラチカルート ボーナスマイル付与率 | 合計マイル付与率 |
---|---|---|---|
50万円未満 | 1% | 0.45% | 1.45% |
50万円以上 | 1% | 0.495% | 1.495% |
100万円以上 | 1% | 0.54% | 1.54% |
300万円以上 (ゴールドのみ) | 1% | 0.5625% | 1.5625% |
なんと年会費155,000円(税抜)のANAダイナースプレミアムを凌駕する高水準に昇華しますよ!
新ソラチカルートの活用によって、日常のカードショッピングでANAマイルをザクザクと獲得できてファンタスティックです。
公式サイトソラチカカード 公式キャンペーン
スマリボを活用した還元率UPの方法の詳細については、以下で解説しています。
年1回の無料宿泊だけで年会費を超える価値があるMarriott Bonvoyアメックス
JQセゾンルートやスマリボの活用が面倒で、貯めるマイルはANAマイルがいい場合、アメックスの種類一覧の中で最高峰のコストパフォーマンスを誇るマリオットアメックスもおすすめです。

国際ブランド |
---|
電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 航空便遅延費用補償
年会費(税抜) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
45,000円 | 1枚無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
3.0% | 1.25% | マリオットボンヴォイのポイント |
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(5万ポイント迄)が毎年1回プレゼント(年150万円以上の利用)
- 無条件でMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
- 年400万円の利用でプラチナエリート
- 年15泊の宿泊実績
- 対象ホテルでポイント2倍
ANAマイル、JALマイルを含む約40の航空マイルに、リボ払いの手間なしで1回払いでも還元率1.25%で移行できます。
マリオットアメックスのポイントは、世界一のホテルグループのマリオットボンヴォイのポイントだけあって、幅広い航空会社と提携があります。
マイルに交換するとレートがアップするキャンペーンが定期的に開催されており、その時に移行するとマイル還元率が1.5~1.6%まで上昇することもあります。
航空会社名 | 増量 | 期間 |
---|---|---|
日本航空 JALマイル | +10% | 2020年3月2日~5月10日 |
ブリティッシュ・エアウェイズ Avios | +25% | 2022年4月 |
+35% | 2019年10月28日~12月2日 | |
+30% | 2019年3月1日~3月31日 | |
ユナイテッド航空 MileagePlus | +30% | 2023年10月 2022年9月 2021年9月 2019年10月9日~11月30日 |
アメリカン航空 AAdvantage | +25% | 2021年6月 2019年9月頃~10月30日 |
エアカナダ Aeroplan | +35% | 2019年6月20日~6月26日 |
一例として+30%の時に移行すると、なんとマリオットアメックスのマイル還元率がユナイテッド航空なら1.95%、その他でも基本1.625%に昇華します。
航空会社 | +30%の場合の移行レート | マイル還元率 |
---|---|---|
ユナイテッド航空 | 60,000ポイント→39,000マイル | 1.95% |
その他エアライン | 60,000ポイント→33,750マイル | 1.625% |
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは年会費が高いものの、コストを圧倒的に上回るお得なメリットが満載であり、年会費を超える価値があります。
主な特典
- Marriott Bonvoy ゴールドエリートが自動付与
- Marriott Bonvoy プラチナエリートを獲得可能(年400万円以上のカードショッピング)
- 宿泊実績が年15泊プレゼント
- 世界中で利用可能な5万ポイントの無料宿泊特典が毎年1回プレゼント(年150万円以上のカードショッピングで)
- 無料宿泊特典に手持ちのポイントを加えて65,000ポイントのホテルまで宿泊可能(5万ポイント+α)
- ザ・リッツ・カールトンとセントレジス2連泊以上の宿泊で100ドル相当のプロパティクレジット(1米ドル115円だと11,500円)
- 海外旅行の手荷物無料宅配サービスは羽田空港も対象(羽田・成田・中部・関空)
なんといっても素晴らしいのは、通常は年50泊必要なプラチナエリート資格をカードショッピングで獲得・維持できる点です。
ポイントをよいレートで、ホテル宿泊や数多くの航空会社のマイルに交換でき、旅行・出張に役立ちます(マリオットボンヴォイのポイントの価値)。
付帯保険も充実しています!
主なプロテクションの最高補償額
- スマホ修理保険:年3万円
- 海外旅行傷害保険:最高1億円
- 国内旅行傷害保険:5000万円
- ショッピング保険:年最高500万円
- キャンセル・プロテクション:年最高10万円
- リターン・プロテクション:1商品最高3万円
- オンライン・プロテクション
主な特典
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(2名分)が毎年1回プレゼント
- ポイントをよいレートで、ホテル宿泊や数多くの航空会社のマイルに交換可能(マリオットボンヴォイのポイントの価値)
- 保有しているだけでMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
毎年、世界中のMarriott Bonvoy参加ホテルで利用可能な「無料宿泊特典」(2名分)がプレゼントされて、これだけで年会費を上回る金額を得することが可能です。
三連休、ゴールデンウィーク、年末年始などの繁忙期で、ホテル代が高い時に利用すると大きな価値があります。
過去の無料宿泊の実績
- 伊豆マリオットホテル修善寺:40,692円(税・サ込。以下同様)
- ウェスティン都ホテル京都:60,929円
- ルメリディアン台北:39,571円
- HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクション:133,798円(現在は対象外)
- メズム東京、オートグラフ コレクション:53,555円
- JWマリオット奈良:54,331円
- W大阪:70,963円
- ニューヨーク・マリオット・マーキス:トップオフ利用+1万ポイントで101,515円
ザ・リッツ・カールトン、ウェスティン、シェラトン、マリオット、ルネッサンス、ラグジュアリーコレクションなど、秀逸なホテルが日本国内はもちろん世界中に揃っています。
プロパーのアメックス・プラチナを持っている方の中では、マリオットアメックスも保有して無料宿泊特典を満喫している方もいます。
マリオットアメックスプレミアムは、至高の煌きがあるアメックス・プラチナのホルダーも魅力を感じるカードなのです。
もちろんマリオットアメックスプレミアムには、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、無料ポーター、空港クローク、海外での日本語電話サポート(オーバーシーズ・アシスト)などの特典もあります。
クレジットカードの専門家である岩田昭男さんも高く評価しており、おすすめのアメックスの筆頭にマリオットボンヴォイアメックスプレミアムを挙げています。
お得にホテルに宿泊できて家計が頑健化します。トラベルを豊かに彩ることができます。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめのアメックス、マイル・航空系カードとして挙げていらっしゃいました。
マリオットアメックスはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
マリオットボンヴォイアメックスは、お得な入会キャンペーンを開催しています。
ポイントはお得に航空マイルへ交換できますし、高級ホテルへの無料宿泊にも使えます。コスパが最強のアメックスであるマリオットアメックスへお得に入会できる特典です。
※SPGアメックスは新規募集が終了し、2022年2月24日からはMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード、プレミアカードになりました。
MileagePlus JCBゴールドカード
マイレージクラブカード JCBにはゴールドカードがあります。
MileagePlus JCBゴールドカードの年会費は本会員が15,000円(税抜)で、家族会員は1名あたり5,000円(税抜)です。
1.5%還元でユナイテッド航空のマイルが貯まり、JCBゴールド特典である「Gold Basic Service」の一部ベネフィットが付帯しています。
海外旅行傷害保険がプラチナカード級に充実しているのも特徴となっています。
以下はANA JCB ワイドゴールドカードに関する記事ですが、補償内容はMileagePlus JBゴールドカードと同一です。
その他、カードスペックの詳細は以下で徹底的に解説しています。
お得な入会キャンペーンも魅力的です。
ANA VISA プラチナ プレミアムカード
ANA VISAプラチナ プレミアムカードは、年間ボーナスポイントがないので改悪とは無関係です。
年会費は8万円(税抜)と高価ですが、No.1マイル還元率を誇っているのが魅力的です。
基本還元率は1.5%ですが、マイ・ペイすリボの活用で1.75%ANAマイル還元となります。利用時はデメリットに注意しましょう。
例えば年間500万円を利用する場合、最大87,500マイルを獲得できます。
また、三井住友カード プラチナの特典が一部加わっており、充実のベネフィットも魅力的なラグジュアリー・ANAカードです。
特に大きなメリット
- 一般加盟店でマイル還元率が1.5%
- 国内線ANAラウンジ
- プライオリティ・パス
- プラチナグルメクーポンで高級レストランが1名分無料
- コンシェルジュサービス(おすすめの使い方)
- 搭乗ボーナスマイル50%・継続ボーナス1万マイル
- Visaプラチナカード特典
- プラチナオファー(三井住友カード プラチナ会員限定のイベント)
フライトでの特典が至高のクオリティであり、更に陸でもとてつもない程にザクザクとマイルが貯まります。
公式サイトANA VISA プラチナ プレミアムカード 公式キャンペーン
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカードの年会費は40,000円(税抜)で、家族会員の年会費は無料です。
夫婦で利用した場合は1名あたり20,000円、夫婦と子供1人で使う場合は13,333円、夫婦&子供2人なら10,000円、夫婦&子供2人&親2人なら6,667円です。
デルタ航空で充実の特典が付帯しており、かつプラチナカードならではの豊富なベネフィットが付帯しているのが魅力的です。
特に大きいメリット
- 1.5%のマイル還元率
- 年6回デルタ スカイクラブ ラウンジが無料
- メール依頼も可能なコンシェルジュサービス(VPCC)
- コース料理1名分無料サービス
- 手荷物宅配サービス・コート預かりサービス
- 大丸東京店のラウンジ「D'sラウンジトーキョー」
- コナミスポーツクラブ・ホテル フィットネス優待
- 最高1億円の旅行保険、国内外の航空便遅延費用保険、外貨盗難保険
- 最高500万円のショッピング保険、キャンセルプロテクション
- 海外トラベルサポート
- マイルの有効期間が無期限
- Visaプラチナカード特典
空港ラウンジ、海外旅行先での24時間無料の電話サポート(日本語)などもあります。
年6回もデルタ航空のビジネスクラスラウンジを利用できる点がファンタスティックです。
野菜、汁物、タンパク質、炭水化物、デザート、ビール・ワイン・洋酒、ソフトドリンクとフルスペックの食事を楽しめます。
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカードは、高いマイル還元率、年6回のデルタ スカイクラブ、Visaプラチナカード特典が魅力的です。
年会費が高いのにコスパが良好というカードは滅多にありません。デルタ航空に搭乗する機会がある方にとっては大いなる魅力があるハイ・クオリティー・カードです。
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード 公式キャンペーン
まとめ
ANA VISAカード、ANA Mastercardが改悪されて、2021年2月支払い分以降のカードショッピングは、年間ボーナスポイントの対象外となります。
また、2021年4月からは、マイ・ペイすリボによるボーナスVポイントの交換レートが改悪されます。
JQセゾンルートを活用していた場合、500ポイント=280ANAマイルとなり、還元率が1.35%から0.07%低下して1.28%にダウンしてしまいます。
したがって、マイ・ペイすリボ・ココイコ!等で得たボーナスマイルは、そのまま5ポイント=3ANAマイル(60%)のレートで移行した方がお得になります(1.3%)。
ANA VISA/マスターカードでログインしてVポイントを交換する場合、500ポイント=250マイル(50%)ではなく、これまで通り500ポイント=300ANAマイル(60%)で移行できます。
間違えずにANA VISA/マスターカードのID・パスワードで、Vポイント交換画面にログインしましょう。
三井住友カードのANAワイドゴールドカード以下は、マイル還元率が最大1.3%となり、メインカードとして使っていた方にとって手痛い打撃となりました。
ただし、還元率1%のKyash Cardへのチャージがマイル対象なので、Kyashを活用するとまだ月5万円まで最大1.3%ANAマイル+1%キャッシュバックの還元を受けられる点はナイスです。
とはいえ、ANA VISA/マスターワイドカード、ANA VISA/マスターワイドゴールドカードをSFCとして使っている方は多いですが、主力で決済していた場合は大打撃です。
しかし、依然としてお得なマイルが貯まるクレジットカード、航空系クレジットカードは存在しています。
クレジットカード名 | 年間コスト(税抜) | マイル還元率 |
---|---|---|
JQ CARD エポスゴールド | 無料 | 最大1.75% |
ソラチカカード | 約2,417 (※1) | 最大1.54% |
MileagePlusセゾン一般カード | 6,500 | 最大1.5% |
ソラチカゴールドカード | 9,500 (※2) | 最大1.5625% |
MileagePlus JCBゴールドカード | 15,000 | 1.5% |
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード | 40,000 | 1.5% |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 80,000 | 1.5% |
- ※1 リボ払いを活用し、3年に1回マイル移行した場合の1年あたりコスト
- ※2 リボ払い活用時
また、相対的にマイル還元率は低いものの、JALマイルが貯まるクレジットカードもあります。
クレジットカード名 | 年会費 (税抜) | マイル付与率 | |
---|---|---|---|
一般 | 航空券 | ||
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス | 20,000 | 1.125%- 1.375% | 1.125%- 1.375% |
マリオットボンヴォイアメックスプレミアム | 45,000 | 1.25% | 1.25% |
JQ CARD エポスゴールド & JQ CARD セゾン | 無料 | 0.3%- 1.5% | 0.3%- 1.5% |
エポスプラチナカード | 18,182- 27,273 | 0.25%- 1.75% | 0.25%- 1.75% |
JALカード 普通カード | 5,000 | 1.00% | 2.00% |
JALアメックス 普通カード | 9,000 | 1.00% | 2.00% |
JAL CLUB-Aカード | 13,000 | 1.00% | 2.00% |
JAL CLUB-Aゴールドカード | 16,000 | 1.00% | 2.00% |
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード | 19,000 | 1.00% | 2.00% |
JALアメックス CLUB-Aゴールドカード | 19,000 | 1.00% | 3.00% |
JALアメックス・プラチナ | 31,000 | 1.00% | 4.00% |
JAL・JCBカード プラチナ | 31,000 | 1.00% | 4.00% |
セゾンプラチナビジネスアメックスは、税金の支払いでも通常のカードショッピング同様のJALマイルを得られます。
年会費は20,000円(税抜)です。比較的リーズナブルな格安プラチナカードであり、コストパフォーマンスは良好となっています。
セゾンマイルクラブへの加入で、JALマイルが1.125%貯まるのが大きなメリットです。
コンシェルジュ、プライオリティパス(プレステージ会員)、オントレ、スモール・ラクシャリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドなど、プラチナカードならではの特典も付帯しています。
航空マイルがザクザクと貯まるクレジットカードはキラリと光るエクセレントな魅力が燦然たる輝きを放っています。
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