ANA VISA/マスター ワイドカードというクレジットカードがあります。ANA(全日空)と三井住友カードが提携して発行しているANAワイドカードです。
ANAワイドカードの特典と三井住友カードのお得になる優遇が融合しており、ANA JCBワイドカードよりもANAマイルを効率的に貯められます。
ただし、年会費と特典を考慮すると、ワイドゴールドカードの方がお得です。
ANA VISA/マスター ワイドカードのメリット、デメリット、お得な使い方、他のANAカードとの比較についてまとめます。
公式サイトANA VISA/マスター ワイドカード 公式キャンペーン
目次
- 年会費
- 1%でお得にANAマイルを貯められる!
- マイルは手動移行で2倍コースがおすすめ
- ANAカード特約店ではマイル付与率が1%~2%に!
- Edyマイルプラス・AMCモバイルプラスで楽天Edyが高還元
- フライト・入会/継続とボーナスマイルがザクザク
- 三井住友カード発行のANAカードならではの特典
- ANAマイレージモールでもネット通販がお得
- 電子マネーiDでマイル付与
- Apple Payに対応!お買い物・Suicaチャージが可能
- ANAマイルの使い道
- ANAワイドカード共通の割引
- 三井住友カード発行ANAカードの特典
- 付帯保険
- 充実のセキュリティ
- 国税のクレジットカード払いに使うカードとしても有力
- 審査基準
- 他のANAカードとの比較
- ANA VISA/マスター ワイドカードと一般カードの比較
- ANAスーパーフライヤーズカード(一般カード)に切り替え可能
- まとめ
年会費
ANA VISA/マスター ワイドカードの国際ブランドはVISA、Mastercardの二種類です。三井住友カードはVISAのイメージが強いですが、Mastercardブランドも選べます。
国際ブランドがVisaかMastercardであり、全世界で幅広く利用できるのが大きなメリットです。一枚で世界中を飛び回れる圧巻の決済力があります。
JCB・アメックス・ダイナースクラブは海外での利用時は使えない加盟店も多く、結局サブカードとしてVisaかMastercardを持たざるを得ません。
事実、クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で1位、Mastercardが約29%で2位です(NILSON REPORT 2023年5月)。この2つで約68%と圧倒的なビッグ2となっています。飛車角です。
- Visa:38.73%
- Mastercard:28.97%
- UnionPay(銀聯):23.45%
- Amex:4.61%
- JCB:2.53%
- DinersClub/DISCOVER:1.72%
本会員の年会費は7,250円(税抜)で、家族カードの年会費は1,500円(税抜)です。ショッピング利用可能枠は20~80万円。
WEB明細を利用すると500円の割引が受けられて、年会費は6,750円(税抜)となります。また、リボ払いの「マイ・ペイすリボ」に登録して、年1回以上利用すれば975円の割引があり、6,275円(税抜)になります。
WEB明細とマイ・ペイすリボ登録の割引は重複適用がないので、マイ・ペイすリボの登録がお得です。年会費は6,275円(税抜)まで下げることができます。
マイ・ペイすリボは初回はリボ払いの手数料がないので、毎月のリボ払いの金額を、カード利用限度額の全額に設定しておけば、全く手数料はかかりません。クレカの通常の1回払と同じように使えます。
手数料が高いのでリボ払いはNGが基本ですけれども、ANA VISA/マスター ワイドカードに関しては1回払いと同じように無料で使えるため問題ありません。年会費を割り引いてお得に使えます。
家族カードの年会費もマイ・ペイすリボに登録すると割引があります。525円(税抜)の割引があり、975円(税抜)となります。
まとめると、マイ・ペイすリボの活用で年会費は本人会員6,275円(税抜)、家族会員975円(税抜)となります。
ETCカードは発行手数料・年会費無料です。有料のクレカもある中で無料なのは嬉しいですね!
ただし、年に1回以上のETCカードの利用がない場合は、翌年は500円(税抜)の年会費がかかります。
紛失・盗難の際の保障があるので安心です。届け出から60日前に遡って、それ以降の不正利用については三井住友カードが保障してくれます。
ただし、カードを車載器に差し込んだままにしたり、車内に置いた場合は補償の対象外です。できれば車を降りる際は携帯しましょう。
申し込みから発送までは最短で3営業日です。申し込みの際に支払い銀行口座の設定がオンラインで完了すれば、最短3営業日での発送となります。
即日発行はできませんが、十分に速いスピードです。実際に私が三井住友カードに申し込んだ際は、月曜日に申し込んで木曜日に発送されて金曜日に届きました。
1%でお得にANAマイルを貯められる!
ANA VISA/マスター ワイドカードは、カード利用で200円(税込)につき1Vポイントが付与されるのが基本です。
税抜ではなく、税込なのが地味なメリットです。税抜980円(税込1,078円)といった場合は端数が無駄になりにくく効率的にポイントが貯められます。
「Vポイント」とは、三井住友カードのポイント・プログラムです。携帯電話・電気・水道・ガス・NHK受信料・放送料金の支払時も、もちろんポイントが付与されます。
ポイントの有効期限は、2年間と長めです。ポイントの有効期限は1年というカードもある中で2年なのは嬉しいですね。ポイント失効のリスクが減少します。
ポイントをANAマイルに移行したら、ANAマイルの有効期間は移行時点から更に3年となります。
2倍コースと通常コース
ポイントは多種多様な商品の他、ANAマイルに交換可能。ポイントのマイルへの交換レートは、2つのコースによって変わってきます。
- 2倍コース:1ポイント→2マイル(マイル付与率1.0%)
- 通常コース:1ポイント→1マイル(マイル付与率0.5%)
ANAマイルの移行手数料は、2倍コースは6,000円(税抜)、通常コースは無料です。
マイルの移行の方法には、「応募方式」と「自動移行方式」があります。応募方式は任意のタイミングでポイントをマイルに交換し、自動移行方式は自動的にマイルに交換されます。
2倍コースの移行手数料は、マイルに移行しない年度は発生しません。つまり、自動移行方式だと毎年6,000円(税抜)がかかりますが、2年に1回移行すると1年あたりのコストは3,000円になります。
2倍コースの場合は、移行手数料はマイルに移行しない年度は発生しません。つまり、自動移行方式だと毎年6,000円(税抜)がかかりますが、2年に1回移行すると1年あたりのコストは3,000円になります。
毎年マイルに移行する場合は自動移行がいいですが、2年に1度でOKなら応募方式が望ましいです。
なお、スケジュール管理が重要となりますが、2倍コースの移行手数料は最大で3年に1回で済みます。
- 2024年4月1日に2倍コース(応募方式)に登録(2025/3/31迄1ポイント→2マイルに)
- 2025年3月31日に全ポイントをマイルに移行
- 2025年4月1日~2027年3月31日の期間はポイントを交換しない(※2025年4月の獲得ポイントの有効期限は2027年4月末)
- 2027年4月にポイントをマイルに交換(※4月末までに交換しないとポイントが失効する点に注意)
後はこれを繰り返せば、マイル移行手数料の支払いは3年に1回で済みます。
ただし、ポイント交換を忘れて失効するリスクがあるので、Googleカレンダー等を利用してメールでアラームが届くように設定しましょう。
1マイルの価値については諸説がありますけれども、ビジネスクラスで利用した場合は1マイル3円以上に跳ね上がります。実質的な還元率が3%といった数字になります。
ANA VISA/マスター ワイドカードは屈指の高還元カードに昇華します。じっくりとマイルを貯めて2年に1度マイルに移行してビジネスクラスで利用するのが最もお得です。
国内の一般航空券でも1マイル1.5~2円程度の価値はあるので、ANAの飛行機に乗る機会がある方にとっては、ANAカードはお得なクレジットカードです。
幾多の航空系カードの中でも、マイルが貯まりやすいクレジットカードの一角です。
マイルは手動移行で2倍コースがおすすめ
手動でマイルを移行する「応募方式」と、自動で移行してくれる「自動移行方式」のどちらがよいかは、マイル移行の頻度によります。
毎年必ずマイルを移行するのであれば、マイル自動移行が便利です。ただし、ポイント有効期限(2年)とあわせて2年に1回、マイル移行するならば移行手数料が1年あたり半額の3,000円(税抜)で済みます。
また、「2倍コースと通常コースのどちらがよいのか?」も重要な論点です。1マイルの価値を2円と考えた場合で計算します。
2年に1回マイルを移行する場合、損益分岐点は年300,000円(税抜)の利用です。1ヶ月あたり約25,000円未満なら5マイル、超なら2倍コースがお得です。
- 2倍コース:還元額6,000円(3,000マイル×2円)-割引後年会費6,275円-実質移行手数料3,000円=-3,275円
- 通常コース:還元額3,000円(1,500マイル×2円)-割引後年会費6,275円=-3,275円
毎年マイルを移行する場合、損益分岐点は年600,000円(税抜)の利用です。1ヶ月あたり約50,000円未満なら5マイル、超なら2倍コースがベターです。
ただし、スーパーフライヤーズカード(SFC)目的でANAワイドカードに入る場合は通常コースも選択肢です。
メインカードはダイナースプレミアム、ANAダイナース プレミアム等のマイル付与率が高いカードの場合は、年会費が低い通常コースがベストです。
ANAカード特約店ではマイル付与率が1%~2%に!
ANAカード特約店である「ANAカードマイルプラス」の提携店・対象商品では、利用金額100円または200円(税込)につき1マイルが積算されます。
以下の画像はセブン-イレブンで400円のお買い物をした例です。セブン-イレブンは200円あたり1マイルが加算されるので、0.5%の2マイルが加算されています。
通常のクレカ利用による0.5%/1%のポイントとは別に、更に0.5%~1%のマイルが貯まります。合計のマイル付与率は1%~2%になり、かなりお得になります!
レストランやカフェの利用でもザクザクとANAマイルが貯まっていきます。
クレカのポイントとは別にマイルを得られるのはお得感があります。
使いやすいコンビニ・スーパーで、基本0.5%~1%と合わせて合計で1.5%~2%のマイルが得られてバリューが高いです。
対象店舗の中ではセブン-イレブン、イトーヨーカドー、マツモトキヨシあたりは日常的に使いやすくてお得です。
時折ANAカードマイルプラスのボーナスマイルが多くもらえるキャンペーンが開催されることがあります。
また、ANA VISA/マスター ワイドカード限定ではありませんが、利用でANAマイルが貯まるお店・サービスがあります。
ANAマイレージクラブ「暮らしの提携パートナー」の利用でマイルを獲得可能。ホテル、レンタカー、タクシー、ネットショッピング、グルメ、車検など幅広いジャンルがあります。
公式サイトの各ジャンルページにて、「AMC番号の提示で貯める」にチェックを入れると出てきます。
例えば、日本全国のANAグルメマイル参加店にて、カードを提示のうえでマイル精算希望の旨を伝えると、利用金額100円(税込)あたり1マイルが貯まります。
Edyマイルプラス・AMCモバイルプラスで楽天Edyが高還元
ANAカードに搭載されている電子マネーの楽天Edyを使うと、200円あたり1ANAマイルが得られます(マイル付与率0.5%)。おサイフケータイでも同様にANAマイルを貯める設定が可能です。
これだとメリットに乏しいですが、「ANAマイレージクラブ モバイルプラス」という制度に加入すると、楽天Edyの利用が高還元となるのが利点です。
月会費は300円(税抜)であり、コストは年3,600円(税抜)。ドコモ・au・ソフトバンクの契約者が加入でき、支払い方法は以下の通りです。
- NTTドコモ:SPモード決済(ahamoは対象外)
- au、Povo2.0:auかんたん決済
- SoftBank、LINEMO:ソフトバンクまとめて支払い
これに入会すると、楽天Edyの利用で得られるANAマイルが3倍(200円あたり3ANAマイル)になります。マイル付与率1.5%です。
マツモトキヨシ・紀伊國屋書店などのEdyマイルプラス対象店舗では200円あたり4マイルが貯まり、マイル付与率2%となります。
フライト・入会/継続とボーナスマイルがザクザク
ANA VISA/マスター ワイドカードなら通常のフライトマイル(国内線・国際線)に加えて、区間ごとのボーナスマイルがプレゼントされます。
「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%」がもらえるので、フライト頻度が多い方にとっては利点が増幅。
また、カード入会・継続のボーナスマイルは2,000マイルにアップします。
毎年マイルがもらえるのは嬉しいですね。国内線特典航空券で1マイル2円で使えば、なんと実質的に毎年2,000円がバックされることになり、年会費を上回る還元が受けられます。
家族のマイルを合算できる「ANAカードファミリーマイル」に登録(無料)すれば、家族全員のマイルが無駄なく利用でき、マイルの使い道が広がります。
ANAマイルはJALマイルと同様にマイレージ会員の死亡時は、所定の手続きを経て家族がマイルを相続することができます。
会員本人の死亡証明書や裁判所の命令など、故人である会員のマイルの相続権を有することを確かに証明する書類を、死亡後6ヵ月以内にANAに提示すればOKです。
三井住友カード発行のANAカードならではの特典
投信積立が0.5%還元
三井住友カードには、月5万円までSBI証券で投信積立できる特典があります。還元率は0.5%です。
ポイントUPモールでAmazon・楽天・LOHACOがお得
ANA VISA/マスター ワイドカードの会員はポイントアップサイト「ポイントUPモール」を利用できます。
ポイントUPモールを経由してAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、ベルメゾンネットなどでお買い物をすると、ポイントが+0.5%以上になります。
数多くの店舗が揃っており、代表的なサイトは下表のとおりです。
ジャンル | 名前 | 還元率 |
---|---|---|
総合 | Amazon | 最大+4% |
楽天市場 | +0.5% | |
Yahoo!ショッピング | +0.5% | |
スーパー等 | 成城石井.com | +2.5% |
ドラッグストア等 | マツモトキヨシ | +2.0% |
FANCL | +1.0% | |
DHC | +0.5% | |
家電 | ビックカメラ.com | +1.0% |
Apple Store | +0.5% | |
ヤマダ電機 WEB.COM | +0.5% | |
本・音楽 | 楽天ブックス | +0.5% |
ブックオフ | +1.5% | |
旅行 | エクスペディア | +0.5%~ |
楽天トラベル | +0.5% | |
じゃらんnet | +1.0% | |
ファッション | ユニクロオンラインストア ジーユーオンラインストア | +0.5% |
i LUMINE(アイルミネ) | +1.0% | |
ABC-MART.net | +1.0% |
※2024年1月現在(対象ショップ・還元率は予告なく変更となる場合あり)
ふるさと納税サイトでは、ふるなび、さとふる、ふるさとプレミアム、au PAY ふるさと納税、ふるさと本舗などが集結。
キャンペーンで特別に付与されるポイントが増加することがよくあります。常にどれかのショップは更にポイント増額となっています。
還元率は基本の還元率(0.5%)で計算しており、ANAマイルに移行すると60%(0.5%→0.3%)となります。
「ココイコ!」でリアル店舗もお得
ANA VISA/マスター ワイドカードは、リアル店舗でお得になる「ココイコ!」というサイトを利用できます。ネット通販だけではなく、リアルのお店でのお買い物もお得になります。
「ココイコ!」とは、事前にエントリーしたクレジットカードにて対象ショップでお買物すると、ボーナスポイントが得られるお得なサービスです。
高島屋などのデパート、紀伊國屋書店、ビックカメラ・ソフマップ、ジョーシン、USJ、ファミレス、カラオケ等があります。
サイト「ココイコ!」にアクセスし、ショップの「エントリー」ボタンをクリックしてエントリーするだけで、2倍以上のポイントアップかキャッシュバックが適用されます。
ポイントとキャッシュバックの好きな方を選択できるお店とポイントUPのみの店舗があります。
ログイン後に自分へのスペシャルオファーが表示されて通常の特典より更にお得になることもあります。通常はポイント2倍がなんと10倍になったことも!
代表的な対象店舗は下表のとおりです。
ジャンル | 店名 | 還元 |
---|---|---|
百貨店 | 高島屋 | +1% |
東武百貨店 | +1% | |
小田急百貨店 | +1% | |
京王百貨店 | +0.5% | |
グルメ・飲食店 | 伊達の牛たん本舗 | +0.5% |
ワタミグループ | +0.5% | |
びっくりドンキー | +0.5% | |
ステーキ宮 | +0.5% | |
かっぱ寿司 | +0.5% | |
かに道楽 | +0.5% | |
タカシマヤ タイムズスクエア レストランズパーク | +0.5% | |
ファッション | AOKI | +1.5% |
洋服の青山 | +1.5% | |
コナカ | +1% | |
はるやまチェーン | +2.5% | |
TAKA-Q | +2% | |
レジャー・トラベル | ユニバーサル・シティウォーク大阪 | +2% |
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン | +1% | |
東京マリオットホテル | +1% | |
書籍 | 紀伊國屋書店 | +0.5% |
スポーツ用品 | ヴィクトリア・ヴィクトリアゴルフ・エルブレス | +1.5% |
家電 | ビックカメラ・ソフマップ | +0.5% |
ビューティー | 美容室アッシュ | +0.5% |
PCだけではなく、スマホから外出先でエントリー可能。有効期間内なら何度お買い物しても全て対象となり、期限が切れたら再エントリーすればOKです。
特典内容はポイントアップの他、キャッシュバックも選べます。手間がかからなくてシンプルなのがメリットです。
ANAマイレージモールでもネット通販がお得
ANAが運営するポイントモール「ANAマイレージモール」も当然に利用可能です。経由での利用金額に応じて直接ANAマイルが貯まります。
ANAマイレージモールは直接マイルが貯まり、シンプルでわかりやすいのがメリットです。
サイト名 | 利用額とマイル | マイル付与率 |
---|---|---|
楽天市場 楽天トラベル | 200円 = 1マイル | 0.50% |
Yahoo!ショッピング | 300円 = 1マイル | 0.33% |
ユニクロオンラインストア | 300円 = 1マイル | 0.33% |
じゃらんnet Yahoo!トラベル 一休.com 一休.com レストラン | 200円 = 1マイル | 0.50% |
マツモトキヨシ | 100円=1マイル | 1.00% |
Amazon (一部カテゴリーのみ) | カテゴリーによる |
電子マネーiDでマイル付与
ANA VISA/マスター ワイドカードは、おサイフケータイでiDを使えます。iDは後払い方式の電子マネーで、事前のチャージは不要です。残高を確認したりする手間が省けるので便利です。
iD機能を使えば、サインや暗証番号の入力は不用です。サクッと支払いができますし、小銭が不要となって便利。もちろんiDの利用分もポイントが付与されます。
iDは数多くのコンビニ・スーパー・ディスカウントショップ・レストラン・ドラッグストアで使えるので便利です。
iDを利用可能な主な店舗は下表の通りです。
ジャンル | 店名 |
---|---|
コンビニ | セブンイレブン、ローソン、ローソンストア100、ファミリーマート、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ポプラ、生活彩家、セイコーマート |
スーパー等 | イトーヨーカドー、イオングループ、サミット、平和堂、ユニー、オークワ、イズミ、近商ストア |
ディスカウントストア | ダイソー、ドン・キホーテ、ジャパン、やまや |
ドラックストア | ツルハドラッグ、スギ薬局、サンドラッグ、マツモトキヨシ、ココカラファイン、セイジョー、薬王堂、ドラッグセガミ、クスリのアオキ、くすりの福太郎、富士薬品(セイムス・スマイル・アメリカンドラッグ等) |
カフェ | ドトール、エクセルシオールカフェ、タリーズコーヒー、プロント、コメダ珈琲店、カフェ・ベローチェ、カフェ・ド・クリエ |
食事 | ガスト・バーミヤン・ジョナサン、デニーズ、マクドナルド、吉野家、モスバーガー、ロッテリア、すき家、CoCo壱番屋、海鮮三崎港、すし三崎丸、とんかつ浜勝、ステーキのどん、かっぱ寿司 |
居酒屋 | 北海道などコロワイドグループ、大庄グループ、和民などワタミグループ、白木屋、月の雫、東方見聞録、花の舞、笑笑、魚民、旨い屋 |
本・CD/DVD | 紀伊國屋書店、丸善、ブックオフ(一部)、タワーレコード、八重洲ブックセンター(一部)、ブックファースト |
家電 | ヨドバシカメラ、ビックカメラ、エディオン、コジマ、ソフマップ、ノジマ、ドコモショップ |
カーライフ | ENEOS(セルフSS)、コスモ石油、オリックスレンタカー |
カラオケ等 | 歌広場、快活CLUB、カラオケの鉄人、自遊空間、BIG ECHO |
ファッション | AOKI、EARTH、洋服の青山、紳士服のフタタ、TAYA、Paris Miki、美容室アッシュ、マックハウス、Levi's |
トラベル | 東京ディズニーランド/シー、ANA FESTA、INTERCONTINENTAL TOKYO BAY、スパリゾートハワイアンズ、東京サマーランド、箱根小涌園ユネッサン、富士急ハイランド、ROUTE INN、としまえん、豊島園 庭の湯 |
この他にも数多くの店舗で利用可能です(※使えるお店の一覧)。iDについては、以下で徹底解説しています。
iD以外の電子マネーは、楽天Edy、PiTaPaが使えます。WAON・PASMOにはチャージができません。
nanaco・楽天Edy・モバイルSuica・モバイルPASMO・SMART ICOCAにはチャージはできますが、ポイントは得られません。
iDとPiTaPa以外の電子マネーにチャージしたい場合は、サブカードとして対応のクレジットカードを使いましょう。
ANAカードですと、SuicaはANA VISA Suica、PASMOはANA東急カードが年会費最安値(税抜751円)で維持できます。PASMOはソラチカカードも有力です。その他おすすめのクレジットカードは下表の通りです。
電子マネー | カード名 | 還元率 | 年会費(税込) |
---|---|---|---|
nanaco | セブンカード・プラス | 0.50% | 無料 |
楽天Edy | リクルートカード | 1.20% | 無料 |
エポスカード | 0.50% | 無料 | |
WAON | イオンカードセレクト | 0.50% | 無料 |
JALカード (JCB/ TOKYU/DC) | 0.5-1.0% | 2,200-34,100円 | |
モバイルSuica | ビックカメラSuicaカード | 1.50% | 年1回の利用で無料 |
「ビュー・スイカ」カード | 1.50% | 524円 | |
PASMO | Apple PayのPASMOは Tカード Primeがお得 | 最大1.5% | 実質無料 |
TOKYU CARD ClubQ JMB | 1.00% | 1,100円 | |
ANA To Me CARD PASMO JCB | 0.5-1.0% | 2,200円(初年度無料) | |
OPクレジットカード | 0.50% | 年1回の利用で無料 | |
JALカード OPクレジット | 0.5-1.0% | 2,200円 | |
モバイルPASMO、 SMART ICOCA | リクルートカード (VISA / Mastercard) | 1.20% | 無料 |
Delight JACCS CARD | 1.00% | 無料 | |
オリコカードザポイント | 1.00% | 無料 |
なお、Visaブランドの場合はVisaのタッチ決済を利用可能です。通常のカードショッピングと同様にポイント付与対象です。
Apple Payに対応!お買い物・Suicaチャージが可能
7以降のiPhone、Series 2以降のApple Watchは、おサイフケータイに類似するサービス「Apple Pay」が利用可能です。
モバイルSuicaに類似した仕組みで電車・バス等に乗ることができます。また、iDかQUICPay・nanaco・WAONの店舗でお買い物することが可能です。
Suica、PASMO(モバイルPASMO)、nanaco、WAONは使えますが、SMART ICOCA、PiTaPaには対応していません。
ANA VISA/マスター ワイドカードをApple Payに登録するとiDとして割り当てられて、全国のiD加盟店でお買い物でき、ポイント・マイル還元の対象です。
Mastercardブランドのカードの場合、店舗でのお買い物だけではなく、SuicaへのチャージなどApple PayのSuicaの支払いにカードを利用することも可能です。
ただし、Suicaチャージ・Suicaグリーン券・定期券など、Apple PayのSuica利用分はポイント付与の対象外です。
通常のモバイルSuicaと同様の取扱いとなります。アップルペイでのSuicaチャージでポイントが貯まるクレジットカードについては、以下で分析しています。
三井住友カードはApple Payでお得なキャンペーンを定期的に開催しています。高還元のANAマイルを獲得できてバリューが高いです。
ANAマイルの使い道
ANA VISA/マスター ワイドカードで貯めたマイルは、ANA、スターアライアンス加盟航空会社の特典航空券などと交換できます。世界最大級の航空連合でワールド・ワイドなフライトが可能です。
主な交換先
- 国内線/国際線の特典航空券、今週のトクたびマイル
- 提携航空会社特典航空券
- ANA国際線アップグレード特典
- ANA SKY コイン
- トクたびマイル
- ANAショッピング A-styleでの利用
- 提携ポイントやクーポンとの交換
- 多種多様なアイテムへの交換(ANAセレクション)
- ホテル宿泊・レストランのお食事券
ANAマイルの使い道詳細
他にANA国内線にお得に搭乗する方法としては、ユナイテッド航空のマイル活用があります。クレジットカード「マイレージプラスカード」で貯まります。
ユナイテッド航空はANAと提携関係にあり、かつ同じ航空連合のスター・アライアンスに属していることから、日本国内ではANA国内線の搭乗に使うことが可能です。
ANAワイドカード共通の割引
ANA VISA/マスター ワイドカードはANAワイドカード共通の割引・特典が受けられます。
- ビジネスクラス専用チェックイン
- 空港内店舗「ANA FESTA」での割引 (5%OFF)
- 空港内免税店「ANA DUTY FREE SHOP」での割引 (10%OFF)
- 国内線・国際線の機内販売割引 (10%OFF)
- 成田空港でのパーキング割引
- 「ANAショッピング A-style」での割引 (5%OFF)
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービス
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン朝食無料&ウェルカムドリンクサービス
- ANAカード会員専用運賃「プレミアムビジネスきっぷ」
- ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカー5%割引
- ハーツレンタカー5~20%割引
ANA国際線エコノミークラス利用の際にもビジネスクラス専用カウンターを利用できます。並ぶ時間が少なく、余裕のチェックインができます。
エコノミークラスのうんざりする大混雑に巻き込まれずに、スムーズなチェックインが可能なのは大きなメリットです。
割引で特に使いやすいのは全国各空港にある「ANA FESTA」での5%割引、空港免税店での10%割引です。1,000円(税込)以上のお買い物の際、レジでANAカードを提示すればOKです。
カードが手元に届く前にも割引を利用できるので便利です。
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービスは、予約の際にANAカード会員の旨を伝えると、ベストフレキシブル料金から5%割引となります。
時期によってはネット最安値よりリーズナブルに宿泊できることがあります。素泊まりだとお得になる傾向があります。
ANA ワイドカード以上のANAカードなら、朝食無料&ウェルカムドリンクの特典もあります。これはありがたいですね。
ANAインターコンチネンタルホテル東京は六本木にあります。都心部で東京観光には便利です。
ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイに宿泊したことがあります。熊本駅前の立地で空港からはバス一本で行けます。
2016年4月1日から、ANAショッピング A-styleでのお買い物は、ANAショッピングポイントとの併用でも5%の割引適用となりました。
ANAオリジナルアロマ、ファーストクラス・ビジネスクラス搭載ワインなど、魅力的なANAならではの独自商品を購入できます。
また、ANAカード会員は、高島屋SHILLA&ANAでの割引を受けられます。一般カードは5%OFF、ワイドカード以上は10%OFFとなります。
毎月のカード利用明細には「ANA CARD information」が同封されており、ANAカードの最新情報を把握できます(Web明細なら会員サイトで確認可能)。
ANA機体工場見学会、ANAビジネス/ファーストクラス機内食試食&見学、国内線プレミアムクラスお弁当&ANA機体工場見学会、シークレットコンサート、宝塚貸切公演、横浜F・マリノス特別席での観戦など、ANAカード会員限定のイベントにも参加できます。
三井住友カード発行ANAカードの特典
エクスペディア・Hotels.comで優待割引
人気が高いホテル宿泊サイトであるExpedia、Hotels.comでお得な割引を享受できます。
ANA銀聯カードも発行可
ANA VISA/マスター ワイドカードを保有していると、ANA銀聯カードも発行できます。
銀聯ブランドは中国で最もよく使われるクレジットカードであり、中国の大都市から地方都市まで、2,000万店以上の銀聯加盟店で利用できます。
中国に出張・旅行に行く機会があれば、便利かもしれません。カード利用200円につき1ポイントが獲得でき、1ポイント1マイルで移行できます。マイル付与率は0.5%です。
他社の銀聯カードはポイント付与の対象外という会社もあるので、ANA銀聯カードはお得です。
年会費は無料。新規入会時は通常は税抜2,000円(家族カードは税抜500円)のカード発行手数料がかかりますが、現在はキャンペーンで無料です。
原則として5年後の更新時は、本会員1,000円(税抜)、家族会員500円(税抜)の手数料が発生します。
ANA銀聯カードを保有していると、上海の銀聯コールセンターで日本語での対応が受けられて、中国旅行や滞在において安心できるサポートとなります。
ショッピングの支払い方法は一括払いのみです。分割払い・リボ払いは不可となっています。ショッピング保険は付帯していません。
中国国内でのホテル割引、フィットネスクラブの無料サービス、現地オプショナルツアーの優待などの特典があります。
韓国の空港では、銀聯カードの提示でコーヒーが無料でもらえるキャンペーンがありました。
日本国内でも、銀聯カードでお買い物すると、割引やプレゼントが受けられる店舗があります。インバウンド向けの施策ですが、日本人でも銀聯カードを持っていれば利用可能です。
家電量販店、雑貨屋、百貨店、ドラッグストアなどで銀聯カード向けの特典がある店舗があります。
日本円で決済した場合はそのまま日本円で請求が来ます。手数料もかかりません。三井住友銀聯カードの詳細については、以下で徹底解説しています。
ANA VISAプリペイドカードのチャージが無料
2016年1月15日からは、「ANA VISAプリペイドカード」も登場しました。月々の利用金額に応じて、0.5%でANAマイルが貯まるのが大きなメリットです。
チャージ残高の上限はいずれも30万円であり、高額の決済にも十分に対応できます。5万円や10万円が上限だと、高いお買い物ができなくて不便ですので、この点はナイスです。
セキュリティ・信頼性に不安が残る店舗やネット通販サイトでの決済に便利です。サブカードとして使うと使い勝手が良好です。
端数を使い切りたい場合は、Amazonギフト券を購入すればOKなので、使わなくなった時も困る心配はありません。
ANA VISAプリペイドカードのカード情報が万が一漏れても、本体のANA VISA/マスター ワイドカードの情報は漏れません。
ANA VISA/マスター ワイドカードであればチャージが無料となります。
付帯保険
ショッピング保険がもれなく付帯
ANA VISA/マスター ワイドカードで購入した商品の損害を補償する「ショッピング補償」が付帯しています。
3,000円の自己負担はありますが、それ以上の損害が出た場合は保険金がもらえます。補償額は年間100万円迄です。
国内でショッピング保険が適用される条件は、「リボ払い」か「分割払い(3回以上)」での購入です。1回払いで購入した場合は適用されません。
海外でのカードによる購入では1回払いでも補償されます。
しかし、ANA VISA/マスター ワイドカードはリボ払いを利用可能限度と同じに設定でき、かつ初回は手数料がかかりません。
国内でもリボ払い全額で1回払いと同様に手数料なしで買えるので問題ありません。もちろん、万が一の紛失・盗難・ネット不正利用の際の補償もあります。
海外旅行傷害保険
海外旅行傷害保険は、嬉しい自動付帯です。旅行代金等をカードで決済しなくても適用されます。
補償内容 | 最高保険金額 |
---|---|
死亡・後遺障害 | 5,000万円 |
傷害治療 | 150万円 |
疾病治療 | 150万円 |
救援者費用 | 100万円 |
賠償費用 | 2,000万円 |
携行品損害 | 年50万円/1旅行50万円(※) |
※盗難・強盗および航空会社等寄託手荷物付着による損害は、30万円が一旅行かつ年間の限度額です。また、1事故ごとに3,000円の事故負担があります。
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードと同等の保障となっています。一般カードよりも保険が遥かに充実します。
ただし、最も利用頻度が高い傷害治療・疾病治療(ケガや病での入院費用など)がやや少ない点は気になります。
海外は医療費が高額な地域が多く、病院に運ばれて入院したら数百万円といった費用になることもあります。
ジェイアイ傷害火災保険の海外旅行保険事故データを抜粋します。
国・都市 | 事故の内容 | 治療・救援費用 |
---|---|---|
ハワイ | ディナークルーズで食事を喉に詰まらせ救急車で搬送 | 372万円 |
食物の誤嚥と診断され3日間入院 | ||
家族が駆けつける | ||
シンガポール | クルーズ中に嘔吐・吐血、下船し救急車で搬送 | 440万円 |
胃炎と診断され7日間入院 | ||
家族が駆けつける | ||
オーストラリア | レストランで転倒し腰を強打 | 388万円 |
大腿骨頸部骨折と診断され12日間入院・手術 | ||
家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送 | ||
フランス | 夕食後に気分が悪くなり倒れ、頭を強打。翌朝もめまいが続き受診 | 561万円 |
ウィルス性内耳炎・硬膜下血腫と診断され13日間入院 | ||
家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送 |
3~7日間の入院でも400万円前後の費用が発生することもあります。このようなデータを見ると、200万円の補償では心許ないですね。
海外旅行保険を上乗せしたい場合は、海外旅行保険が自動付帯の年会費無料カードを持てば、最高保険金額を上乗せ可能。使わなくてもお得なクレジットカードなので、サブカードとしておすすめです。
国内旅行傷害保険
航空機搭乗中のみですが、国内航空傷害保険もあります。こちらも自動付帯です。
日本国内線において、乗客として航空機利用中にケガを被った場合に補償されます。
補償項目 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 |
傷害入院(最高180日) | 10,000円 |
手術 | 入院中:10万円/それ以外:5万円 |
傷害通院(最高90日) | 2,000円 |
充実のセキュリティ
三井住友カードは、セキュリティが充実しています。クレジットカードには不正利用のリスクが伴いますので、できる限りセキュリティがしっかりしているのが理想です。
この点、三井住友カードはICチップを搭載しており、高度な暗号化技術によって守られています。また、オリジナルのサービスもあり、安心が確保されています。
2013年8月に某有名掲示板からカード情報を含んだ情報流出が発生した際にも、「不正利用を24時間体制で監視し、万が一、不正使用され被害が発生した場合にもすべて補償する」というリリースをいち早く発表しました。「神対応」と呼ばれました。
本人認証サービス(3Dセキュア)にはワンタイムパスワードが導入されており、不正利用の防止を図っています。スマホ専用のアプリでワンタイムパスワードを発行するのは日本初の仕組みです。
メールではなくスマホ専用アプリなのがポイントです。メールだとアカウントがハッキングされたら不正利用されてしまいます。
しかし、三井住友カードの場合は専用アプリなので、スマホそのものを紛失・盗難して、かつスマホのパスワードを突破されない限りは盤石のセキュリティが確保できます。
利用のロック機能(ネット・海外・すべて)、利用の即日通知機能など、独自のセキュリティ施策に優れています。
カードの不正利用を補償
万が一不正に利用されたとしても、損害額を補償する「VpassID安心サービス」が付帯しています。
ネットショッピングでIDやパスワードまたはカード番号を不正使用され、損害を受けた場合、届出日から60日前にさかのぼって補償されます。
補償の限度額は、それぞれのカードの利用可能枠の金額となります。
不正利用の補償サービスを受けるには、カード会員サイト「Vpass」(ブイパス)にID、パスワードを事前に登録する必要があります。
万が一の紛失・盗難の場合でも、国内・海外どちらでも、24時間年中無休でフリーダイヤル(0120の番号)で連絡できます。
24時間365日の不正検知と一時利用停止のシステム
セキュリティ専門の部署があり、独自の不正検知システムが24時間365日稼働しており、全世界のカード利用のトランザクションをチェックしています。
不正検知システムの精度は高く、すり抜ける不正使用は極めて少なくなっているようです。
また、カード利用をすぐに把握する仕組みや、利用停止して使う時だけ解除する機能など、豊富なセキュリティ機能があります。
- ご利用通知サービス:カード利用のリアルタイム通知
- 使いすぎ防止サービス:利用金額の合計が指定金額を超えたらメールもしくはアプリで案内
- あんしん利用制限サービス:海外・ネット・全てのカード利用を、それぞれブロック可能
カード不正利用が心配な方は、普段は全てのカード利用をブロックしておき、使う時だけ解除すれば、不正利用のリスクを極限まで抑制できます。
VISAインターナショナルから表彰
VISAインターナショナルから、セキュリティが高い会社に対する表彰があり、アジア・パシフィック地域では、三井住友カードだけが表彰されたことがあります。
セキュリティの部分では国際ブランドの運営元のVISAからも高い評価を受けています。以前に三井住友カードにインタビューしてセキュリティの頑健性が分かりました。
国税のクレジットカード払いに使うカードとしても有力
2017年から、所得税、相続税、法人税、消費税、贈与税、たばこ税などの国税で、クレジットカード納付がスタートしました。
面倒な書類のやり取りをする必要なく、家にいながらにしてサクッと納税できるので卓越した利便性があります。
1回の納税限度額は990万円ですが、分割して決済することが可能なので、1000万円超の納税も利用限度額がOKならば支払い可能です。
2017年1月24日時点では、嬉しいことにANA VISA/マスター ワイドカードは国税の支払いにおいても満額のポイントが付与されてマイルに移行できます。ファインプレーです。
2倍コースの場合は、税込0.76%の手数料(1万円あたり税抜76円)を上回るポイントを獲得できます。
以下は三井住友VISAカードで1,014,390円の国税の納税を行なった例です。しっかりと通常のカードショッピングと同様に満額のポイントが付帯されました。
もちろんANAカードも同様。2019年10月にANA VISA ワイドゴールドカードで申告所得税及復興特別所得税を支払ったところ、しっかりと満額のポイント(マイル)を獲得できました。
ただし、ポイントの取扱いは改悪されるリスクがあるので、念のため国税でクレジットカード決済する前に必ず三井住友カードに確認しましょう。
審査基準
ANA VISAカード/ANA Mastercardの審査では、安定的な収入があり、勤続年数が長いほど有利です。逆に収入が不安定で勤続年数が短いほど不利です。
女性のフリーランスやトレーダーの場合、職業を「家事手伝い」と書いて年収を記載するとクレジットカードの審査に通ったという例があります。
居住している家が、持ち家であると審査にプラス材料。家族の持ち家でもやや有利です。
カードの申込書に記載している項目は基本的には全て審査の内容となっており、スコアリング方式で加点していき、一定水準に達しない場合に原則として審査落ちとする方式が基本です。
これまで他のクレジットカードやカードローン、消費者金融、信販、リース、携帯電話の機種の分割料金等で遅延・滞納・延滞があった場合は、審査が厳しくなります。
遅延・滞納・延滞については、信用情報機関(CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センター)で管理されており、「CRIN」というシステムで事故情報が共有されています。
ANA VISAカード/ANA Mastercardを作成する際は、三井住友カードはこれらの信用情報機関を利用して審査します。
過去2年以内に延滞したり、過去5年以内に自己破産したなどの金融事故情報がある場合は、審査は厳しくなります。
支払いが遅れてもすぐに記載されるわけではありません。支払遅延後にカード会社から通知される期限内に支払えば問題ありません。
2年や5年の期間を過ぎると記載は消滅するため、過去に事故がある場合は、この期間を過ぎるまで待つとANA VISAカード/ANA Mastercardを作れるようになる可能性があります。
消費者金融の利用履歴があっても返済が完了していたら審査を通過します。私は投資関連で資金繰りが綱渡りになることがあり、時折カードローンを利用します。
アコムの利用履歴がある状態でも、ANA VISAカード/ANA Mastercardと発行元が同じである三井住友カード プラチナを発行できました。以下はCICに登録されている私の信用情報です。
たとえ消費者金融の利用履歴があったとしても、迅速に返済して残債額が0円であれば、問題なくANA VISAカード/ANA Mastercardの審査は通過します。
審査において現在の借入金額は重要です。借入金額が年収を超えている場合は確実に審査が通りません。
また、キャッシング枠は「年収の3分の1-借入金額」が上限となります。借入金額が多い場合は、キャッシング枠の審査に通らない可能性が増してきます。
他のANAカードとの比較
「ANA VISA/マスター ワイドカードは他のANAカードと比較してどうなん?」という点は気になりますよね。ANA VISA/マスター ワイドカードと他のANAカードの違いについて比較します。
まずは年間の税抜コスト(年会費+マイル移行手数料)、家族カードの年会費、一般加盟店でのマイル付与率、ANA航空券等の購入時のマイル付与率、ポイント(マイル)の有効期間が無期限か、電子マネー対応についてまとめます。
JCBはスマリボ、Visa/Mastercardはマイ・ペイすリボで年会費を下げることができます。それを考慮した年間最低コストです。
カード名 | 年間コスト (年会費・移行手数料) | 家族 年会費 | マイル付与率 | 無期限 | ポイント付与の電子マネー | |
---|---|---|---|---|---|---|
一般 | ANA航空券 | |||||
ANA VISA Suicaカード | 6,751円 (751円・6,000円) | × | 1.00% | 2.00% | iD・PiTaPa・Suica | |
ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード | 6,751円 (751円・6,000円) | 1,000円 | 1.00% | 2.00% | iD・PiTaPa・PASMO | |
ANA VISA一般カード | 7,025円 (1,025円・6,000円) | 1,000円 | 1.00% | 2.00% | iD・PiTaPa | |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 13,000円 (7,000円・6,000円) | 2,500円 | 1.00% | 2.50% | ○ | |
ANA VISAワイドカード | 12,275円 (6,275円・6,000円) | 1,500円 | 1.00% | 2.00% | iD・PiTaPa | |
ANA VISAワイドゴールドカード | 10,500円 (10,500円・0円) | 4,000円 | 1.00% | 2.00% | iD・PiTaPa | |
ANAダイナースカード | 27,000円 (27,000円・0円) | 6,000円 | 1.00% | 2.00% | ○ | Edy |
ANA アメックス・ゴールド・カード | 31,000円 (31,000円・0円) | 15,500円 | 1.00% | 3.00% | ○ | |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 80,000円 (80,000円・0円) | 4,000円 | 1.80% | 3.80% | iD・Edy・PiTaPa | |
ANA アメックス・プレミアム・カード | 150,000円 (150,000円・0円) | 無料(4枚) | 1.00% | 4.50% | ○ | |
ANAダイナースプレミアムカード | 155,000円 (155,000円・0円) | 無料 | 2.00% | 4.00% | ○ | Edy |
次にカードの継続で毎年もらえるボーナスマイル、フライトのボーナスマイル、ラウンジ・手荷物無料宅配サービス、その他の主な特典についてまとめます。
カード名 | 継続ボーナス | フライトマイル | ラウンジ | 手荷物無料宅配 | プレミアム特典 | その他主な特典 |
---|---|---|---|---|---|---|
ANA JCBカード ZERO | × | 10% | × | × | × | 若年層限定 |
ANA VISA Suicaカード | 1,000マイル | 10% | × | × | × | |
ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード | 1,000マイル | 10% | × | × | × | |
ANA JCB一般カード ソラチカカード | 1,000マイル | 10% | × | × | × | |
ANA VISA一般カード | 1,000マイル | 10% | × | × | × | |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 1,000マイル | 10% | ○ | ○ | × | |
ANA JCBワイドカード | 2,000マイル | 25% | × | × | × | |
ANA VISAワイドカード | 2,000マイル | 25% | × | × | × | |
ANA VISAワイドゴールドカード | 2,000マイル | 25% | ○ | ○ | × | ビジネスクラス専用チェックイン |
ANA JCBワイドゴールドカード | 2,000マイル | 25% | ○ | ○ | × | ビジネスクラス専用チェックイン |
ANAダイナースカード | 2,000マイル | 25% | ○ | ○ | × | レストラン1名無料 ビジネスクラス専用チェックイン |
ANA アメックス・ゴールド・カード | 2,000マイル | 25% | ○ | ○ | × | ビジネスクラス専用チェックイン |
ANA JCB カードプレミアム | 10,000マイル | 50% | ○ | ○ | ○ | GOLD BASIC Service |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 10,000マイル | 50% | ○ | ○ | ○ | レストラン1名無料 |
ANA アメックス・プレミアム・カード | 10,000マイル | 50% | ○ | ○ | ○ | フリー・ステイ・ギフト |
ANAダイナースプレミアムカード | 10,000マイル | 50% | ○ | ○ | ○ | レストラン1名無料 |
※プレミアム特典=国内線ANAラウンジ・プライオリティパス・ビジネスクラス専用チェックイン・コンシェルジュ
あらゆるANAカードの比較については、以下で徹底的に解説。ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードが揃っています。
ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。
以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
ANA JCBワイドカードはマイル付与率が最大1.06%なので、ANA VISA ワイドカードは、年間利用額が大きい場合は還元率が見劣ります。
なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
- ANA JCB一般カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、三井住友カード、JCBのANAカード7枚を発行するのも手です。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
ANA VISA/マスター ワイドカードと一般カードの比較
ANA VISA/マスターカードにはワイドカードの他に「一般カード」があります。年会費がワイドカードよりもかなり安いカードです。
その代わりに、ANA VISA/マスター ワイドカードはフライトボーナスのマイルが10%であるのに対して、ワイドカードはフライトボーナスが25%にパワーアップします。
また、継続ボーナスが上がり、旅行傷害保険が充実します。
一般カード | ワイドカード | 差額 | |
---|---|---|---|
年会費(税抜) | 2,000 | 7,250 | 5,250 |
割引後年会費(税抜) | 1,025 | 6,275 | 5,250 |
継続ボーナス | 1,000マイル | 2,000マイル | 1,000マイル |
フライトボーナス | +10% | +25% | +15% |
ANAワイドカード特典 | × | ◯ | 有無 |
SFCカード自動移行 | × | ◯ | 有無 |
旅行傷害保険 | 最高1000万円 | 最高5000万円 | 4000万円 |
家族カード年会費(割引後) | 1,000(475) | 1,500(975) | 500(500) |
年会費の差額(ワイドカード-一般カード)は5,250円(税抜)です。フライトボーナス・継続ボーナスで5,250円を超える価値のマイルを得られるか否かが、ワイドカードか一般カードかの選択のキモです。
継続ボーナスの差は1,000マイルなので、1マイル1.5円換算だと1,500円、2円換算だと2,000円、3円換算だと3,000円の価値があります。
5,670円からこれらの金額を引いた額の分、フライトボーナスで稼げるか否かが損益分岐点となります。
フライトボーナスは、「区間基本マイレージ×積算率(クラス・運賃倍率)×10%(25%)」で計算します。
1マイルの価値を1.5円/2円/3円に設定した場合、損益分岐となる年間フライト数は下表のとおりです。積算率ごとに算出しています。
マイル積算率 | 1マイルの価値 | ||
---|---|---|---|
1.5円 | 2円 | 3円 | |
150% | 12,356 | 8,156 | 3,956 |
125% | 14,827 | 9,787 | 4,747 |
100% | 18,533 | 12,233 | 5,933 |
75% | 24,711 | 16,311 | 7,911 |
70% | 26,476 | 17,476 | 8,476 |
50% | 37,067 | 24,467 | 11,867 |
30% | 61,778 | 40,778 | 19,778 |
多くの方が利用すると思われる積算率75%で1マイル2円で計算すると、年間で16,311マイルが必要です。
東京⇔伊丹の場合は77.7回、東京⇔沖縄は22.1回の搭乗となります。国内線だけだとフライトマイルが低いのでハードルが高めとなります。
国際線で積算率70%の場合は、年間17,476マイルです。東京⇔ホノルルは6.5回、東京⇔香港は13.7回の搭乗でOKです。
主にビジネス利用で積算率100%の場合は、もっと少ない回数で達成可能です。東京⇔沖縄は12.4回、東京⇔ホノルルは4.6回、東京⇔香港は6.7回の搭乗でOKです。
下表は1マイルの価値を1.5円・2円・3円と考えた場合、対象路線に何回乗れば、ワイドカードと一般カードの損益分岐点に到達するかです。単位は回数です。
路線とマイル積算率 | 1マイルの価値 | ||
---|---|---|---|
1.5円 | 2円 | 3円 | |
国内線(東京⇔伊丹/100%) | 66.2 | 43.7 | 21.2 |
国内線(東京⇔伊丹/75%) | 117.7 | 77.7 | 37.7 |
国内線(東京⇔沖縄/100%) | 18.8 | 12.4 | 6.0 |
国内線(東京⇔沖縄/75%) | 33.5 | 22.1 | 10.7 |
国際線(東京⇔香港/100%) | 10.2 | 6.7 | 3.3 |
国際線(東京⇔香港/70%) | 20.7 | 13.7 | 6.6 |
国際線(東京⇔ホノルル/100%) | 6.9 | 4.6 | 2.2 |
国際線(東京⇔ホノルル/70%) | 9.9 | 6.5 | 3.2 |
ただし、これに達しない場合でも、ANAワイドカード特典を重視する場合は、ANA VISA/マスターワイドカードという選択肢もあります。
ワイドカードと一般カードのカードフェイスの違いは「ANA CARD」という文字の右側に「WIDE」という文字・マークがあるか否かです。
JALカードでANAワイドカードに相当する「JAL CLUB-Aカード」は淡いシャンパンゴールドでゴールドカード風でオシャレです。
それに比べるとANAワイドカードのカードフェイスは一般カード丸出しでかっこよさは劣ります。
なお、ワイドカードの年会費+マイル移行手数料は最安値で12,275円で、マイル移行を2年に1度にした場合でも9,275円(税抜)です。
ワイドゴールドカードの場合、マイル移行手数料は不要で、年会費はマイ・ペイすリボへの登録+利用で10,500円(税抜)まで下がります。
ワイドカードの年間コスト(2年に1度マイル移行)とワイドゴールドカードの年間コストの差額は、たったの年1,225円(税抜)に過ぎません。
それで空港ラウンジサービス、ANA SKYコインへの交換レート上限UP、ゴールドデスクなど)が付帯します。
したがって、ANA VISA/マスター ワイドカードにするならば、もう一つ上のワイドゴールドカードの方が良いと考えます。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのゴールドカードとしてANA VISA/マスター ワイドゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードは、クレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
ANAスーパーフライヤーズカード(一般カード)に切り替え可能
ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)一般カードは、ANA一般カードではなく、ANAワイドカードに相当します。
将来的にANAの上級会員を視野に入れており、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)一般カードの保有を考えている場合は、ワイドカードも候補となります。
SFC修行を行う方、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)に入会する予定の場合は、申し込みたいSFCと同等のANAカードを事前に発行しておくのが無難です。
こうしておけば、ANAプレミアムメンバーの「プラチナ」になった時点で、同じグレード・同じ国際ブランドのSFCカードに無審査で切り替えることができ、万が一の審査落ちのリスクをなくすことができます。
ANA VISA/マスター ワイドカードからANAスーパーフライヤーズカード(SFC)一般カード(VISA/Mastercard)に切り替える場合は、審査落ちのリスクがありません。
プレミアムメンバー専用デスクかANAカードデスクに電話すれば、切り替えの専用用紙を送ってくれるので、返送すればOKです。
将来的にANAスーパーフライヤーズカード(一般カード)を視野に入れている場合は、ANA VISA/マスター ワイドカードも候補です。
ただし、SFCもANAカードと同様に、ANAスーパーフライヤーズカード(一般カード)よりも、ANAスーパーフライヤーズゴールドカード(VISA/Mastercard)の方にお得感があります。
ANAスーパーフライヤーズ会員になると、ANAラウンジ、国際線特典航空券の優先予約、フライトごとのボーナスマイル、座席アップグレード、優先チェックインカウンター・専用保安検査場、手荷物受け取りの優先、手荷物許容量の優待、優先搭乗などの絶大なメリットが付帯します。
ANAラウンジが同伴者1名まで無料で使い放題なのは嬉しいところですね。洗練されたゴージャスな空間で搭乗直前までゆったりと寛げます。
ANAラウンジは、ビジネス向けの電源付きデスク、食事向けのテーブル、外の景色を快適に見れる窓際席、ファミリー・複数人向けのスペースなど多様な席があります。
リラックスして寛ぐ席だけではなく、ビジネスパーソン向けに集中して作業ができるデスクもあり、パソコンの作業も快適。出発前までに仕事をすることも可能です。
ビール、ウイスキー・焼酎、おつまみのスナックも用意されています。羽田空港国内線のANAラウンジは日本酒が充実。
また、青汁、緑茶・紅茶・烏龍茶・ホットコーヒー、カフェラテ、ミネラルウォーター、牛乳、コールドのジュース・トマトジュース・野菜ジュース・烏龍茶・ポッカレモンもあります。
新聞・雑誌も多種多様な種類があり、無料のWi-Fiも通っており、搭乗の直前まで居心地が秀逸なラウンジで快適に過ごせます。
ANAラウンジは出たらすぐに搭乗口があるのが絶大なメリットです。ラウンジに流れるアナウンスを聞いてから出発しても、優先搭乗に十分に間に合います。
国際線になるとシャワーがあって食事もゴージャス。一例として羽田空港 国際線のANAラウンジについては、以下で徹底的に解説しています。
まとめ
ANA VISA/マスター ワイドカードは一般カードよりもフライトボーナスが+25%と増えて、継続ボーナスも1,000マイル増えます。
また、ビジネスクラス専用カウンター、IHG・ANA・ホテルズグループジャパンでの朝食無料&ウェルカムドリンクのサービス等のワイドカード特典が魅力的です。
海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険はゴールドカードのANA VISA/マスター ワイドゴールドカードと同一水準を確保できるのもメリットです。
しかし、年会費が5,670円もアップしてしまうのがデメリットです。頻繁にANAを乗る方でないと、取り戻すのは難しい水準です。
頻繁にANAをに乗る場合は、むしろワイドゴールドよりもワンランク上のANA VISA/マスター ワイドゴールドカードの方がお得です。
2年に1回のマイル移行を前提にすると、コストの差は年225円(税抜)に過ぎません。
それでゴールドカード特典(ビジネスクラスチェックインカウンター、空港ラウンジサービス、ゴールドデスクなど)が付帯します。
これらの特典は不要で、年225円(税抜)を節約したい場合は、ワイドカードが選択肢となります。
公式サイトANA VISA/マスター ワイドカード 公式キャンペーン
ANA VISAカード/Mastercardで重要である点は、ANA JCB一般カード、ソラチカカードとの3枚持ちを行うと、より一層コストパフォーマンスが高くなる点です。
スマリボを利用すると、ANA JCB一般カードとソラチカカードはそれぞれ毎年750円(税抜)のコストで1,000マイルを獲得できます。これら2枚を持つと毎年1,500円(税抜)で2,000マイルをもらえちゃいます。
つまり、1マイル0.75円+税で購入できることになるので、ANAマイラーであれば発行して保有しなければ損といって過言ではありません。
入会キャンペーンも充実しており、大量のANAマイルを得ることができます。