ANA To Me CARD PASMO JCBというクレジットカードがあります。愛称は「ソラチカカード」です。
ANAカードには幾多のカードがありますけれども、一般のANAカードでは陸上では最もお得にマイルが貯まるクレジットカードです。
国際ブランド |
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マイル還元の電子マネー・Pay・NFC決済 |
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- ETC
- 家族カード
- 2回払い
- リボ払い
- 海外旅行保険
- ショッピング保険(海外)
- 航空機搭乗中の保険(ANA一般カード共通)
年会費(税込) | 継続ボーナス | |
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初年度 | 2年目~ | |
無料 | 2,200円 | 1,000マイル |
マイル | ポイント | フライトボーナス |
ANAマイル | Oki Dokiポイント | +10% |
- 年間ボーナスポイントをメトロポイント経由でANAマイルに交換すると最大1.09%還元
- 東京メトロ乗車でポイント(平日5P、土休日15P)
- メトロPlus 自販機で100円につき1P、店舗200円につき1P
- PASMOチャージが還元対象
- 定期券購入時1,000円につき5メトロポイント+1 Oki Dokiポイント
- 100メトロポイント⇒90ANAマイル
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)でマイルをザクザク貯めるお得な使い方、メリット、デメリット、東京メトロ乗車の特典、PASMO定期券との関係についてまとめます。
公式サイトソラチカカード 公式キャンペーン
目次
ソラチカカードの年会費
ANA To Me CARD PASMO JCBとは、ANAカード、Tokyo Metro To Me CARD Prime、PASMO定期券が一体となったクレジットカードです。決済ブランドはJCBです。
18歳以上で、本人または配偶者に安定継続収入のある方、もしくは高校生を除く学生の方が申し込めます。
ソラチカカードの年会費は初年度無料、2年目以降は2,200円(税込)です。
家族会員の年会費は、初年度は無料(本会員が無料の場合)、2年目以降は1,100円(税込)となります。
スマリボを登録して年1回利用すると、1,375円(税込)のキャッシュバックを受けられます。
ただし、初回から利用額全額に対してリボ手数料が発生し、極小化するには銀行振込かATMでの繰り上げ返済が必要です。
メインカードは他にあってほとんど使わない場合以外は、年会費発生前のみスマリボに切り替えるか、毎月繰り上げ返済する運用に手間がかかります。
ETCカードは無料です。 QUICPay(無料)、 PiTaPa(年1度利用で無料)も発行できます。
年会費は無料のクレジットカード以外は持たないというお考えの方も多いと思います。できれば年会費は無料の方が嬉しいですよね。
しかし、ソラチカカードは無数のメリットがあり、高い年会費を上回るメリットがあります。コストは発生しても、それを圧倒的に上回る効用があります。
ソラチカカードには入会と毎年の継続時に自動でANAマイルが1,000マイルもらえます。
マイルの価値には喧々諤々の議論がありますけれども、1マイル2円程度の価値はあるというのが通説となっています。
このように考えると毎年2,000円相当である1,000マイルがもらえるので、年会費は実質的に160円程度で済んでしまうと言えます。
ポイント制度
ソラチカカードを利用すると、1,000円につきJCBの「Oki Dokiポイント」が1ポイント貯まります。
Oki Dokiポイントは1ポイント5円相当なので、ソラチカカードの還元率は0.5%です。
基本ポイントは1ポイント5マイルでANAマイルに交換できるので、1マイル2円相当と考えると還元率1.0%です。
リクルートカードの1.2%、リーダーズカードの1.0057%、DCカード Jizileの1.5%と比較すると還元率は低いです。日々の生活でメインカードとして使うには苦しい還元率です。
利用金額 | ソラチカカード (1マイル2円) | リクルートカード |
---|---|---|
月1万(年12万) | -1,560(-960) | 1,440 |
月2万(年24万) | -960(240) | 2,880 |
月3万(年36万) | -360(1,440) | 4,320 |
月4万(年48万) | 240(2,640) | 5,760 |
月5万(年60万) | 840(3,840) | 7,200 |
月6万(年72万) | 1,440(5,040) | 8,640 |
月7万(年84万) | 2,040(6,240) | 10,080 |
月8万(年96万) | 2,640(7,440) | 11,520 |
月9万(年108万) | 3,240(8,640) | 12,960 |
月10万(年120万) | 3,840(9,840) | 14,400 |
月15万(年180万) | 6,840(15,840) | 21,600 |
月20万(年240万) | 9,840(21,840) | 28,800 |
ソラチカカードは「JCB STAR MEMBERS」が適用され、年間50万円以上の利用で翌年度は10%のボーナスポイントを得られます。年間100万円以上の利用だと翌年度のボーナスポイントが20%となります。
このボーナスポイントは1ポイント3マイルで移行できるので、マイル付与率は年50万の利用で0.53%、年100万だと0.56%となります。
年間利用額 | 年50万未満 | 年50万円以上 | 年100万円以上 |
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適用ステージ | - | スターβ | スターα |
マイル還元率 | 0.50% | 0.53% | 0.56% |
50,000 | 250 | 265 | 280 |
100,000 | 500 | 530 | 560 |
150,000 | 750 | 795 | 840 |
200,000 | 1,000 | 1,060 | 1,120 |
250,000 | 1,250 | 1,325 | 1,400 |
300,000 | 1,500 | 1,590 | 1,680 |
350,000 | 1,750 | 1,855 | 1,960 |
400,000 | 2,000 | 2,120 | 2,240 |
450,000 | 2,250 | 2,385 | 2,520 |
500,000 | 2,500 | 2,650 | 2,800 |
600,000 | 3,000 | 3,180 | 3,360 |
700,000 | 3,500 | 3,710 | 3,920 |
800,000 | 4,000 | 4,240 | 4,480 |
900,000 | 4,500 | 4,770 | 5,040 |
1,000,000 | 5,000 | 5,300 | 5,600 |
なお、「10マイルコース」というサービス(後述)に加入すると、基本還元率1.0%でANAマイルが貯まるようになります。1マイル2円相当と考えると実質還元率が2.0%になります。
年間利用額に応じたボーナスポイントを含めると、合計で最大1.06%(1マイル2円換算で2.12%)となります。
また、とある裏技を使うとANAマイルを活用する方にはかなりお得となります。裏技については後述します。
ソラチカカードはANAカードマイルプラス(特約店でのボーナス)や、家族間のマイルを合算できる「ANAカードファミリーマイル」特典の対象です。
もちろん、ANAマイレージクラブ提携パートナーの利用でもマイルが貯まります。ホテル、レンタカー、タクシー、ネットショッピング、グルメ、車検など幅広いジャンルがあります。
ソラチカカードで貯めたOki Dokiポイントの使い方は多数ありますが、ANAマイル以外で使いやすいポイント移行先は以下の通りです。
おすすめ
- 現金:1ポイント→3円
- メトロポイント:200ポイント→1,000円分
- nanacoポイント:200ポイント→1,000ポイント
- dポイント:200ポイント→800ポイント
- Pontaポイント:200ポイント→800ポイント
- 楽天ポイント:200ポイント→800ポイント
- スターバックスカードチャージ:200ポイント→800ポイント
- WAONポイント:200ポイント→800ポイント
- 楽天Edy:500ポイント→1,500円分
ANAマイル以外の交換先については、以下にまとめています。
ただし、ソラチカカードを使う場合は、ANAマイルに移行するのが基本ですよね。それが最も高還元となります。
一応はOki DokiポイントでANAマイル以外にも交換できるということでおまけです。
公式サイトソラチカカード 公式キャンペーン
PASMOをお得&便利に使える
PASMOの定期券と一体
ソラチカカードは定期券一体型であり、カードの枚数を減らせます。現代社会においては多種多様なカードがあるため、財布の中がカードで膨れがちです。
ANAカード、To Me CARD、PASMO定期券の三位一体型のソラチカカードですと、財布をコンパクトに薄く軽くできます。
いくつかポイントカードを持つことを考えると、カードの枚数はできるだけ少ない方がいいですよね。
搭載できる定期券は東京メトロ、東急電鉄、東武鉄道、京急電鉄、相模鉄道、京王電鉄で発売している定期券です。
PASMOと定期券が一体だと、定期券の区間外から区間内に入る場合も、自動的に精算されるので便利ですね。改札をタッチしてスムーズに通過できます。
また、クレジットカードと定期券を別々に保有する必要がなくなるのは良い点です。しかもPASMO機能があるのに、PASMOのデポジット料金500円が不要です。これは地味にお得ですね。
定期券購入時は0.5%のメトロポイント(0.45%のANAマイル)、通常のカードショッピングと同じOki Dokiポイント・マイルを二重取りできます。
モバイルPASMOの定期券購入ではメトロポイントは貯まらず、クレジットカードのポイントしか貯まりません。
ソラチカカードの裏面に定期券の情報が印字されます。
入会時は定期券情報の記入欄が空白となっています。定期券を利用しない場合は、空白のままとなります。
既に他のPASMOや定期券を持っている方は、手持ちのPASMO定期券のチャージ額や定期券の情報を移すことはできません。
この場合は手持ちのPASMO定期券の有効期限が来たら解約して払い戻せばOKです。払い戻したらデポジットの500円も戻ってきます。
PASMO定期券の有効期間がある状態で解約した場合の手数料は、鉄道会社によって異なります。
公式サイトソラチカカード 公式キャンペーン
PASMOへのオートチャージ・定期券購入でポイントが貯まる
ソラチカカードはTo Me CARDの機能があるので、PASMOへのオートチャージでポイントが貯まります。定期券の購入でもポイントが貯まります。
東京メトロ・東急・西武・小田急・京成・京王・京浜急行などのPASMOエリアだけではなく、JR東日本のSuicaエリアでもオートチャージがされるので便利です。
オートチャージ時は、通常のカード利用と同様に1,000円につき1ポイント貯まります。マイル付与率0.5%です。
東京メトロの定期券売場や多機能券売機で定期券を購入するとクレジットカードのポイントに加えて、1,000円につきメトロポイント5P(0.5%)が貯まります。ポイント二重取りとなります。
将棋において飛車だけよりは、飛車・角の方が強いのと同様に、ポイントも一つだけよりは二つ獲得できる方が嬉しいですね。
JR東日本のビューカードは、チャージ・オートチャージ・定期券購入時の還元率が1.5%なので、それと比べると今ひとつというイメージが出ます。
ただし、通常のカード利用時と同様に、「10マイルコース」(後述)に加入すると、マイル付与率1.0%でANAマイルが貯まるようになります。
パスモは電車以外でも首都圏のバスの料金にも使えますし、Suicaが使えるお店での買い物にも使えます。
利便性はかなり高いです。「便利」かつ「お得」です。両方を高い次元で充足しているのは素晴らしいです。
ソラチカカードはPASMOオートチャージでザクザクとANAマイルを獲得できます。
その他、PASMOのオートチャージで得することが可能なクレカについては、以下で精緻に分析しています。
2020年に開始したモバイルPASMOでは、手動チャージも可能です。
おサイフケータイの機能があるAndroidユーザーの場合、任意のタイミングでクレジットカードにてお得にチャージできるようになり、利便性がより一層向上しました。
To Me CARDならではの東京メトロポイント還元
東京メトロ乗車でメトロポイントが貯まる
ソラチカカードには「メトロポイントPlus」というお得な制度があります。To Me CARDの会員サイトか多機能券売機で申し込めます。
加入手続きを済ませてからソラチカカードのPASMO機能で東京メトロの改札を通って電車に乗ると、1乗車ごとに以下のメトロポイントが貯まります。
- 平日 :1乗車5ポイント(5円相当)
- 土休日:1乗車15ポイント(15円相当)
例えば平日に銀座に寄るために勤務先の日本橋から乗った場合、168円で5円もキャッシュバックとなります。なんと約2.98%です。
休日に自宅の神楽坂から後楽園に遊びに行った場合、なんと168円で15円もポイントがたまります!約8.93%^^
空前の低金利で金利が0%に張り付いている中では、とてもお得ですよね。運賃一覧とそれに対する還元率は下表の通りです。
運賃 (ICカード) | 平日乗車 | 休日乗車 |
---|---|---|
168 | 2.98% | 8.93% |
199 | 2.51% | 7.54% |
242 | 2.07% | 6.20% |
283 | 1.77% | 5.30% |
314 | 1.59% | 4.78% |
普通に乗ったら何も無しなのに、ソラチカカードを使うだけで最大9%近い還元となるのです。ソラチカカードを保有していると、東京メトロ乗車がはかどりますね。
こういう仕組みを上手く活用していくと、ボクシングにおけるボディーブローのようにじわじわと効果が積み重なっていき、やがて牛丼1杯分、カフェランチ1回分、高級レストランのディナー1回分になっていきます。
メトロポイントをANAマイルに移行すると、1ポイント1円どころではありません。
国内航空券なら1ポイント1.5~2円、ビジネスクラスなら1ポイント3円、ファーストクラスなら1ポイント10円の価値に昇華させることが可能です。
また、メトロポイントPlus加盟店にてPASMO電子マネーを利用すると、メトロポイントが貯まります。
- 店舗 :200円(税込)につきメトロポイント1ポイント
- 自販機:100円(税込)につきメトロポイント1ポイント
ANA To Me CARD PASMO JCBを活用することで、ザクザクとメトロポイントを得られます。
公式サイトANA JCB / ソラチカカード 公式キャンペーン
なお、東京メトロに乗車する機会がとても多い場合は、1乗車ごとに平日20ポイント・土休日40ポイントを得られるTo Me CARD ゴールド、ソラチカゴールドカードも選択肢です。
メトロポイントは10対9の交換レートでANAマイルに移行可能
東京メトロの利用で貯まるメトロポイントの使い方は多数あります。おすすめのポイント移行先は以下の通りです。
- PASMOチャージ:10ポイント→10円チャージ
- ANAマイルに移行:100ポイント→90マイル
- nanacoポイント:500ポイント→500ポイント
ソラチカカードの最大のメリットは、メトロポイントを10対9の交換レートでANAマイルに移行できる点です。
通常のTo Me Cardは10対6ですので、ソラチカカードが圧倒的に上回っています。
東京メトロ乗車で貯めたメトロポイントをお得にANAマイルへ移行可能です。
メトロポイントからANAマイルに移行できるのは、1ヶ月あたり2万ポイント(18,000マイル)が上限です。
ただし、多くの方はこれを突破することはほとんどないでしょうし、仮にここがボトルネックになったとしても、メトロポイントの有効期限までは問題なく交換しきれることがほとんどです。
2万メトロポイントがしっかりと18,000ANAマイルに代わりました!
ソラチカカードを利用する場合はANAマイルに移行する方が多いと思います。ANAマイルを使わないならば他のTo Me CARDでOKでしょう。
他のポイントはマイルに移行する場合、交換レートが10対5~10対7というのが大多数です。
そうした情勢下において、10対9でメトロポイントをANAマイルに移行できる点は、絶大なメリットです。
ジョジョで喩えるとキラークイーンのような一撃必殺の破壊力があります。歴史の偉人で例えると、ジャンヌ・ダルクのような戦闘力があります。
幾多のANAカードの中でも一際エッジ・優位性があり、キラリと光るエクセレントな魅力が燦然たる輝きを放っています。
公式サイトソラチカカード 公式キャンペーン
10マイルコースでマイルが1%で貯まる
ソラチカカードはマイルコースに加入することで、カード利用時にOki Dokiポイントを貯めるのではなく、マイルへ自動移行することもできます。
マイルを貯める場合は、ポイントをマイルに交換する手間が省けるので、加入すると便利です。マイルコースポイント交換の手間も省けますね。
マイルコースには5マイルコースと10マイルコースの二種類があります。内容は以下の通りです。
名前 | マイル移行手数料 | 貯まるマイル | マイル付与率 |
---|---|---|---|
5マイルコース | 無料 | 1,000円利用で5マイル | 0.5% |
10マイルコース | 年5,500円(税込) | 1,000円利用で10マイル | 1.0% |
5マイルコースはマイル付与率が0.5%ですが、10マイルコースにすると1.0%に倍増します。
ただし、10マイルコースだと5,500円(税込)のマイル移行手数料がかかります。ここら辺の仕組みは他のANAカードと同じです。
ソラチカカードは、ANA VISAカード、ANA Mastercardの6,000円(税抜)よりも10マイルコースのコストが1,000円(税抜)安いです。
メインカードとしてソラチカカードを日常の決済で利用する場合は10マイルコースの方がお得です。1マイル2円だとすると年間27万円の利用で元が取れます。
マイルの移行の方法には、「マルチポイントコース」と「自動移行コース」があります。
マルチポイントコースは任意のタイミングでポイントをマイルに交換し、自動移行コースは自動的にマイルに交換されます。
5マイルコースの場合はマイル移行手数料がないので、移行を忘れないようにマルチポイントコースが便利です。
10マイルコースの場合は、移行手数料はマイルに移行しない年度は発生しません。
つまり、自動移行コースだと毎年5,500円(税込)がかかりますが、2年に1回移行すると1年あたりのコストは2,750円(税込)になります。
毎年マイルに移行する場合は自動移行がいいですが、2年に1度でOKならマルチポイントコースが望ましいです。
なお、スケジュール管理が重要となりますが、10マイルコースの移行手数料は最大で3年に1回で済みます。
- 2024年4月1日に10マイルコースに登録(2025/3/31迄1ポイント→10マイルに)
- 2025年3月31日に全ポイントをマイルに移行
- 2025年4月1日~2027年3月31日の期間はポイントを交換しない(※2025年4月の獲得ポイントの有効期限は2027年4月末)
- 2027年4月にポイントをマイルに交換(※4月末までに交換しないとポイントが失効する点に注意)
後はこれを繰り返せば、マイル移行手数料の支払いは3年に1回で済みます。
ただし、ポイント交換を忘れて失効するリスクがあるので、Googleカレンダー等を利用してメールでアラームが届くように設定しましょう。
1マイルの価値については諸説がありますけれども、ビジネスクラスで利用した場合は1マイル3円以上に跳ね上がります。実質的な還元率が3%といった数字になります。
じっくりとマイルを貯めて2年に1度マイルに移行してビジネスクラスで利用するのが最もお得です。
国内の一般航空券でも1マイル1.5~2円程度の価値はあるので、ANAの飛行機に乗る機会がある方にとっては、ANAカードはお得なクレジットカードです。
年間の利用額に応じて最大1.06%のマイルが獲得可
ソラチカカードはJCBスターメンバーズが適用されて、年間のショッピング利用金額が一定以上になると、翌年度のポイント還元率がアップします。
年間の集計期間は12月16日~翌年12月15日です。年間利用額50万円以上で「スターβ」、100万円以上で「スターα」となります。
スターβだと、10%のボーナスポイントが付与されます。このボーナスポイントは1ポイント3マイルで移行できます。マイル付与率は0.03%相当です。
スターα は、20%のボーナスポイントが付与され、0.06%のANAマイルに移行できます。
前年度の年間利用額 | ステージ | ボーナスポイント | ボーナスマイル付与率 |
---|---|---|---|
50万円以上 | スターβ | 10% | 0.03% |
100万円以上 | スターα | 20% | 0.06% |
「通常獲得ポイント」は1ポイント以上1ポイント単位、「ボーナスポイント」は500ポイント以上1ポイント単位で移行できます。
5マイルコース、10マイルコースの場合のマイル付与率は、年間利用金額に応じたボーナスを考慮すると下表のとおりです。
前年度の年間利用額 | ステージ | 5マイルコース | 10マイルコース |
---|---|---|---|
50万円未満 | - | 0.50% | 1.00% |
50万円以上 | スターβ | 0.53% | 1.03% |
100万円以上 | スターα | 0.56% | 1.06% |
ソラチカカードは陸でも空でもドンドンとANAマイルを貯められて、新しい世界へ雄飛できる機会を手に入れることが可能です。順風満帆・視界良好で沸々と喜びが湧き上がってくる世界です。
メトロポイント経由でANAマイルに交換すると最大1.09%還元
ソラチカカードは通常の運用なら最大1.06%還元ですが、ボーナスポイントの交換を工夫すると、最大1.09%還元に昇華します。
年間利用額に応じたボーナスポイントは、そのままANAマイルに交換すると1ポイント3マイルとなり、最大0.06%のANAマイルとなります。
しかし、ボーナスのOki Dokiポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換すると、1ポイント4.5円になるので、最大0.09%にUPしますよ!
- ボーナスポイント→ANAマイル:500 Oki Dokiポイント→1,500マイル
- ボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイル:500 Oki Dokiポイント→2,500メトロポイント→2,250マイル
スマリボを活用すると最大1.54%還元
ソラチカカードは自動リボ払いサービスの「スマリボ」を活用すると、更に高還元で得することが可能です。
スマリボは基本的にはANA JCB一般カード、ソラチカカードを寝かす場合に、年会費が割引になってお得なサービスです。
しかし、繰り上げ返済の手間を許容できるなら、メインカードとしてガンガン活用する場合でもお得な制度です。
スマリボを設定すると、通常ポイント・マイルとは別に通常0.3%ANAマイル相当のOki Doki ボーナスポイントを得られます。
これをOki Dokiポイント→メトロポイント→ANAマイルという「新ソラチカルート」でANAマイルに移行すると、1.5倍の0.45%のANAマイルとなります。
したがって、ソラチカカードのANAマイル還元率は、最大1.54%となり、なんと年会費155,000円(税抜)のANAダイナースプレミアムを凌駕する高水準に昇華しますよ!
前年度の年間利用額 | 基本還元率 | 新ソラチカルート ボーナスマイル付与率 | 合計マイル付与率 |
---|---|---|---|
50万円未満 | 1% | 0.45% | 1.45% |
50万円以上 | 1% | 0.495% | 1.495% |
100万円以上 | 1% | 0.54% | 1.54% |
スマリボを活用した還元率UPの方法の詳細・注意点については、以下で解説しています。
マルチポイントコース 10マイルがおすすめ
手動でマイルを移行する「マルチポイントコース」と、自動で移行してくれる「自動移行コース」のどちらがよいかは、マイル移行の頻度によります。
毎年必ずマイルを移行するのであれば、マイル自動移行コースが便利です。
ただし、ポイント有効期限(2年)とあわせて2年に1回、マイル移行するならば移行手数料が1年あたり半額の2,500円(税抜)で済みます。
金額面ではマルチポイントコースがお得です。ただし、移行を忘れてしまうとポイントが無駄になってしまうため、自動移行が無難です。
また、「10マイルコースと5マイルコースのどちらがよいのか?」も重要な論点です。1マイルの価値を2円と考えた場合で計算します。
2年に1回マイルを移行する場合、損益分岐点は年250,000円(税抜)の利用です。これ未満なら5マイル、超なら10マイルコースがお得です。
- 10マイル:還元額5,000円(2,500マイル×2円)-年会費2,000円-実質移行手数料2,500円=500円
- 5マイル:還元額2,500円(1,250マイル×2円)-年会費2,000円=500円
毎年マイルを移行する場合、損益分岐点は年500,000円(税抜)の利用です。これ未満なら5マイル、超なら10マイルコースがベターです。
公式サイトソラチカカード 公式キャンペーン
お得なANAマイル還元の仕組みが満載
ANAカード特約店ではマイル付与率が1%~2%に!
ANAカード特約店である「ANAカードマイルプラス」の提携店・対象商品では、利用金額100円または200円(税込)につき1マイルが積算されます。
以下の画像はセブン-イレブンで400円のお買い物をした例です。セブン-イレブンは200円あたり1マイルが加算されるので、0.5%の2マイルが加算されています。
通常のクレカ利用による0.5%/1%のポイントとは別に、更に0.5%~1%のマイルが貯まります。合計のマイル付与率は1%~2%になり、かなりお得になります!
レストランやカフェの利用でもザクザクとANAマイルが貯まっていきます。
クレカのポイントとは別にマイルを得られるのはお得感があります。
時折ANAカードマイルプラスのボーナスマイルが多くもらえるキャンペーンが開催されることがあります。
使いやすいコンビニ・スーパーで、ソラチカカード決済による基本0.5%~1%と合わせて合計で1.5%~2%のマイルが得られてバリューが高いです。
対象店舗の中ではセブン-イレブン、イトーヨーカドー、マツモトキヨシあたりは日常的に使いやすくてお得です。
また、ソラチカカード限定ではありませんが、利用でANAマイルが貯まるお店・サービスがあります。
ANAマイレージクラブ「暮らしの提携パートナー」の利用でマイルを獲得可能。ホテル、レンタカー、タクシー、ネットショッピング、グルメ、車検など幅広いジャンルがあります。
公式サイトの各ジャンルページにて、「AMC番号の提示で貯める」にチェックを入れると出てきます。
例えば、日本全国のANAグルメマイル参加店にて、カードを提示のうえでマイル精算希望の旨を伝えると、利用金額100円(税込)あたり1マイルが貯まります。
公式サイトソラチカカード 公式キャンペーン
Edyマイルプラス・AMCモバイルプラスで楽天Edyが高還元
ANAカードに搭載されている電子マネーの楽天Edyを使うと、200円あたり1ANAマイルが得られます(マイル付与率0.5%)。おサイフケータイでも同様にANAマイルを貯める設定が可能です。
これだとメリットに乏しいですが、「ANAマイレージクラブ モバイルプラス」という制度に加入すると、楽天Edyの利用が高還元となるのが利点です。
月会費は300円(税抜)であり、コストは年3,600円(税抜)。ドコモ・au・ソフトバンクの契約者が加入でき、支払い方法は以下の通りです。
- NTTドコモ:SPモード決済(ahamoは対象外)
- au、Povo2.0:auかんたん決済
- SoftBank、LINEMO:ソフトバンクまとめて支払い
これに入会すると、楽天Edyの利用で得られるANAマイルが3倍(200円あたり3ANAマイル)になります。マイル付与率1.5%です。
マツモトキヨシ・紀伊國屋書店などのEdyマイルプラス対象店舗では200円あたり4マイルが貯まり、マイル付与率2%となります。
フライト・入会/継続とボーナスマイルがザクザク
ソラチカカードなら通常のフライトマイル(国内線・国際線)に加えて、区間ごとのボーナスマイルがプレゼントされます。
「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10%」がもらえるので、フライト頻度が多い方にとっては利点が増幅。
また、入会すると1,000マイル、継続すると1,000マイルがプレゼントされます。
毎年マイルがもらえるのは嬉しいですね。国内線特典航空券で1マイル2円で使えば、なんと実質的に毎年2,000円がバックされることになり、年会費とほぼ同じ還元が受けられます。
また、ソラチカカードはお得な入会キャンペーンを行っています。大量のANAマイルを獲得できてバリューが高いです。
家族のマイルを合算できる「ANAカードファミリーマイル」に登録(無料)すれば、家族全員のマイルが無駄なく利用でき、マイルの使い道が広がります。
ポイントモールでマイルが更に貯まる
JCB、ANAはポイントモールを運営しています。ポイントモール経由でAmazon、楽天、ヤフーショッピング、ロハコなどで買い物すると、独自にポイントやマイルが貯まる制度です。
クレジットカード利用でもらえるポイント・マイルと併せて、ポイント・マイルの二重取りが可能です。ポイントモールによってお得なサイトが異なります。
楽天は楽天ポイント、Yahoo!ショッピング・LOHACOはPayPayポイント、じゃらんはPontaポイントも貯まるので、ポイント三重取りとなります。
ソラチカカードを活用するとポイントやマイルがザクザクと貯まります。サッカーで例えると、ツートップよりスリートップの方が攻撃力は増しますね。
Oki Dokiランド
Oki DokiランドはJCBが運営するポイントモールです。多種多様なショップが有ります。代表的な総合店舗は以下の通りです。Oki Doki ポイントの付与がアップします。
リーダーズカードとの2枚持ちの場合や、マイル自動移行コースに設定している場合は、Oki Doki ポイントは貯まりませんので、Oki Dokiランドを使うのは止めましょう。
ANAマイレージモール
ANAマイレージモールはANAが運営するポイントモールです。利用金額に応じて直接マイルが貯まるので、シンプルでわかりやすいのがメリット。主なサイトは下表のとおりです。
サイト名 | 利用額とマイル | マイル付与率 |
---|---|---|
楽天市場 楽天トラベル | 200円 = 1マイル | 0.50% |
Yahoo!ショッピング | 300円 = 1マイル | 0.33% |
ユニクロオンラインストア | 300円 = 1マイル | 0.33% |
じゃらんnet Yahoo!トラベル 一休.com 一休.com レストラン | 200円 = 1マイル | 0.50% |
マツモトキヨシ | 100円=1マイル | 1.00% |
Amazon (一部カテゴリーのみ) | カテゴリーによる |
電子マネー・Pay対応
セブン-イレブンではQUICPay(nanaco)で最大1.75%
セブン-イレブンのヘビーユーザーの方ですと、ソラチカカードの10マイルコースは屈指の高還元でバリューが高いです。
セブン-イレブンは「ANAカードマイルプラス」の対象店舗で0.5%のマイルが特別に貯まります。5マイルコースだと1.0%のANAマイルが付与され、10マイルコースだと1.5%になります。
ソラチカカードはJCBブランドですので、「QUICPay(nanaco)」を使えます。
QUICPay(nanaco)とは、事前に申し込んでおくと、本来はプリペイド式のnanacoが後払いのQUICPayとして利用できるサービスです。
セブン&アイが発行している電子マネーのnanacoカードには、QUICPayも搭載されており、申し込むとnanacoでQUICPay払いが可能になります。
セブン-イレブンでQUICPay(nanaco)を使うと、0.5%のnanacoポイントを得られます。
QUICPay(nanaco)の利用代金は、ソラチカカードの他の利用と合算して請求されるので、1.0~1.5%のANAマイルも貯まります。
500nanacoポイントは250ANAマイルに交換できるので、QUICPay(nanaco)は0.25%のANAマイルが取れることになります。
5マイルコースだと合計で1.25%、10マイルコースだと合計1.75%のANAマイルが得られます。
セブン-イレブンをかなり使っている方ですと、ソラチカカードの10マイルコースがお得になります。
セブン-イレブンをよく使う場合は、ぜひQUICPay(nanaco)を活用してください。カード到着後、JCBのサイトから申し込めます。
プリペイド型電子マネーへのチャージ
電子マネーへのチャージでポイントがつくのはPASMOのみです。
nanaco、楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCAへのチャージはできますが、ポイント対象外です。
nanaco、SMART ICOCAへのチャージでおすすめのクレジットカードは以下にまとめています。
楽天Edyチャージでお得なクレジットカードは、リクルートカード(1.2%)、エポスゴールドカード(0.5%~1.5%)、JQカード エポスゴールド(0.5%~1.5%)です。
モバイルSuicaへのチャージは、ビューカードがベスト。ANAカードですと、ANA VISA Suicaが年会費751円(税抜)で維持できます。その他おすすめのビューカードは以下のとおりです。
- ビックカメラSuicaカード(年1回利用で年会費無料で還元率1.0~1.5%)
- 「ビュー・スイカ」カード(定期券一体型で還元率0.5~1.5%)
- ルミネカード(ルミネでの利用で5~10%割引)
- JRE CARD(アトレ・テルミナ・グランデュオ・エスパル・フェザン等の利用で3.5%還元)
- JALカード Suica(Suicaチャージで貯めたポイントをJALマイルに移行可能)
- ビューゴールドプラスカード(東京駅のラウンジ、年1回のプレゼントなど充実の特典)
Apple Payに対応!お買い物・Suicaチャージが可能
7以降のiPhone、Series 2以降のApple Watchは、おサイフケータイに類似するサービス「Apple Pay」が利用可能です。
モバイルSuicaに類似した仕組みで電車・バス等に乗ることができます。また、iDかQUICPay・nanaco・WAONの店舗でお買い物することが可能です。
Suica、PASMO(モバイルPASMO)、nanaco、WAONは使えますが、SMART ICOCA、PiTaPaには対応していません。
ソラチカカードをApple Payに登録すると、QUICPayとして割り当てられて、全国のQUICPay加盟店でお買い物できます。Oki Dokiポイントも貯まります。
QUICPayの利用分はポイントの対象ですが、Apple PayのSuicaへのチャージはポイントの付与対象外です。
JCBはAndroidやガラケーのモバイルSuicaへのチャージがポイント付与の対象外です。Apple PayのSuicaも同じ取扱いになりました。
アップルペイでのSuicaチャージでポイントが貯まるクレジットカードについては、以下で分析しています。
実際にApple Payを使ってみた感想については、以下にまとめています。
Payサービス
ANA JCBカードはスマホ決済のPayの分野はVisa/Mastercardと比べると弱く、主要サービスで使えるのはd払いのみです。
ANAマイルの使い道
ソラチカカードで貯めたマイルは、ANA、スターアライアンス加盟航空会社の特典航空券などと交換できます。
フライト・Travelに役立つ交換先が満載
世界最大級の航空連合でワールド・ワイドなフライトが可能です。
主な交換先
- 国内線/国際線の特典航空券
- 提携航空会社特典航空券
- ANA国際線アップグレード特典
- ANA SKY コイン
- 今週のトクたびマイル
- ANAショッピング A-styleでの利用
- 提携ポイントやクーポンとの交換
- 多種多様なアイテムへの交換(ANAセレクション)
- ホテル宿泊・レストランのお食事券
ANAマイルの使い道詳細
マイルは他のANAカードや家族カードと合算可
ソラチカカードは、他のANAカードや家族カードとマイルが合算できます。これは地味なメリットですね。
例えばソラチカカードとANA JCB一般カードの2つを合算できます。
また、Visa、Mastercardなど、複数のANAカードを保有することができます。全種類のANAカードの比較については、以下にまとめています。
ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。
以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
ANA VISA Suicaカード、nimoca、TOKYU POINT ClubQは「マイ・ペイすリボ」というリボ払いに登録して年1回以上利用すれば、普通は2,000円(税抜)の年会費が751円になります。
「マイ・ペイすリボ」は、リボ払い金額をカード利用額の上限にしておけば、手数料はかかりません。
これで毎年1,000マイルの継続ボーナスをもらえます。1マイル2円と考えると2,000円相当なので得してしまいますね。
ソラチカカードの1,000マイルのボーナスとは別にもらえます。年会費よりも得られるマイルの方がお得になります。同様のカードが他に2枚あります。
一般のANA VISA/マスターカードは、2,000円(税抜)の年会費が1,025円(税抜)になります。これで毎年1,000マイルの継続ボーナスをもらえます。
三井住友カードが発行する以下の5枚はリーズナブルな年会費で維持できるので、継続ボーナスでむしろ得することができます。
5枚全て発行したら、1マイル約0.93円で毎年5,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
公式サイトANA VISA/マスターカード 公式キャンペーン
マイルを徹底的に貯めるならば、ソラチカカード以外にこれらも保有して、継続ボーナスを受け取ると、ANAマイルがザクザクと貯まります。
なお、ANAカードではありませんが、JCBからJCB一般カードとAMCの機能を融合させた「JCB一般カード/プラスANAマイレージクラブ」が出ています。
しかし、これよりはソラチカカードの方が圧倒的にマイル付与率が高いので、ANA To Me CARD PASMO JCBの方がお得です。
ANAカード×To Me CARDならでの優待特典
ソラチカカードはANA一般カードであり、To Me CARDでもあります。両方の共通特典を使える点にエッジが効いています。
ANAカードの割引サービス
ソラチカカードの正式名称は「ANA To Me CARD PASMO JCB」であり、ANAカードでもあるので、当然のことながらANAカードのサービスも受けられます。
多用な割引
- 空港内店舗「ANA FESTA」での割引 (5%OFF)
- 空港内免税店「ANA DUTY FREE SHOP」での割引 (5%OFF)
- 国内線・国際線の機内販売割引 (10%OFF)
- 成田空港でのパーキング割引
- 「ANAショッピング A-style」での割引 (5%OFF)
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービス
- ANAカード会員専用運賃「プレミアムビジネスきっぷ」
- ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカー5%割引
- ハーツレンタカー5~20%割引
特に使えるのはANA FESTA(空港の売店)ですね。お土産購入がはかどります。荷物がかさばるのは手間なので、お土産は飛行機に乗る前の空港の売店での購入が楽です。
最近の空港の売店はお土産がかなり充実しているので、特産店で買わなくても売店でも十分です。1,000円(税込)以上のお買い物の際、レジでソラチカカードを提示すればOKです。
株主優待などの他の割引・クーポン券との併用はできません。郵便製品・書籍類・酒類・煙草などの一部商品または一部店舗(ANA FESTA内スターバックス コーヒー)は対象外ですが、それでも使いやすいです。
2016年4月1日からは、ANA一般カードでもANA DUTY FREE SHOPを5%OFFで利用できるようになりました。
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービスは、予約の際にANAカード会員の旨を伝えると、ベストフレキシブル料金から5%割引となります。
時期によってはネット最安値よりリーズナブルに宿泊できることがあります。素泊まりだとお得になる傾向があります。
2016年4月1日から、ANAショッピング A-styleでのお買い物は、ANAショッピングポイントとの併用でも5%の割引適用となりました。
ANAオリジナルアロマ、ファーストクラス・ビジネスクラス搭載ワインなど、魅力的なANAならではの独自商品を購入できます。
また、ANAカード会員は、高島屋SHILLA&ANAでの割引を受けられます。一般カードは5%OFF、ワイドカード以上は10%OFFとなります。
毎月のカード利用明細には「ANA CARD information」が同封されており、ANAカードの最新情報を把握できます(Web明細なら会員サイトで確認可能)。
ANA機体工場見学会、ANAビジネス/ファーストクラス機内食試食&見学、国内線プレミアムクラスお弁当&ANA機体工場見学会、シークレットコンサート、宝塚貸切公演、横浜F・マリノス特別席での観戦など、ANAカード会員限定のイベントにも参加できます。
To Me CARDの割引特典
ソラチカカードは、ANAカードの割引に加えて、Tokyo Metro To Me CARDの特典も使えます。ダブルに割引特典を使えて便利ですね^^
もちろんわざわざ割引を使うために利用するのは本末転倒ですけれども、下表のサービス・商品を使う場合はソラチカカードの特典を使うとお得になります。
名称 | 過去の特典の例 (内容は時期によって入れ替え) |
---|---|
タイムズカーレンタル | 乗用ワゴン・マイクロバス30%割引、その他車種は25%割引 |
オリックスレンタカー | レンタカーの利用料金10~55%割引 |
オリックスカーシェア | ICカード発行手数料 1,000円/枚無料 月額基本料個人Aプラン980円入会月より2ヶ月間無料 時間料金2時間分(1,600円)/月が入会月より2ヶ月間無料 |
三越(銀座・日本橋) メトロ・エム 後楽園 | 1,000円(税込)につきメトロポイントを5ポイントプレゼント |
京都嵐山 良彌 | 1,000円(税込)につきメトロポイントを50ポイントプレゼント |
カレッタ汐留 Echika表参道 Echika fit上野 渋谷メトロプラザ | 各種サービス・特典 |
ホテル椿山荘東京 ロイヤルパークホテル | 対象レストラン・バー・ラウンジの飲食代10%割引 |
タイムズ スパ・レスタ | 大人一般料金250円割引(提示1枚につき同伴者4名まで) |
Echika池袋 エソラ 池袋 | 1,000円(税込)につき、メトロポイントを5ポイントプレゼント、各種サービス・特典 |
六本木ヒルズ | 大人一般料金200円割引 |
東京国立博物館 | 総合文化展観覧料100円割引 |
地下鉄博物館 | 記念品プレゼント |
国立科学博物館 | ミュージアムショップ10%割引当日券入場料割引 |
メトログリーン東陽町 | 1,000円(税込)につきメトロポイントを5ポイントプレゼント |
ルミネtheよしもと | 当日券が前売券価格に |
特に日常的に使いやすいのは、エチカやエソラです。ショッピングしたり、レストラン・カフェを利用している場合は着実なメリットがあります。
カレッタ汐留ではマクドナルドやサブウェイなど、日常的に使いやすい特典もあります。
こうした付帯特典を活用すると、ソラチカカードの年会費はあっという間に取り戻すことが可能です。
その他カード基本情報
付帯保険
海外旅行傷害保険は、自動付帯です。死亡・後遺障害が最高1,000万円、救援者費用は最高100万円です。その他の保障はありません。
ソラチカカードは海外旅行保険が今ひとつですが、旅行傷害保険が自動付帯する年会費無料カードをサブカードで保有すれば、このデメリットは解消できます。
家に寝かせておくだけでOKなので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
国内旅行傷害保険はありません。
ショッピング保険は、年間補償限度額が最高100万円(自己負担1万円)です。補償期間は90日間。ただし、海外での購入のみが対象で国内での購入は対象外です。
自動リボ払いの「スマリボ」に登録していれば、国内でもショッピング保険が付帯されます。
公式サイトソラチカカード 公式キャンペーン
Eメールの「安心お知らせ」や一時利用停止など高いセキュリティ
ANA JCBカードの利用残高が予め登録された金額を超えた場合、Eメールで通知してくれる「安心お知らせメール」もあります。
また、カードを一時停止することも可能。普段はOFFにしておき、使うときだけONにすれば、不正利用のリスクが限りなくゼロになります。また、海外のみOFF、ネットOFFという設定も可能です。
口座振替も便利
残高不足となった場合は、一度だけではなく複数回引落しをかけてくれます。中には月末まで毎営業日実施してくれる銀行もあり、JCBは口座振替も便利です。
JAL・JCBカード プラチナと共通の特典となっています。
会員限定イベント
ソラチカカードの会員のみが参加できるイベントが開催されたこともあります。
ANA機体工場、東京メトロの各種機器・訓練用シミュレータの見学・体験が可能です。昼食もついています。
もちろんANA機体工場見学会、国内線プレミアムクラスお弁当&ANA機体工場見学会、横浜F・マリノス特別席での観戦など、ANAカード会員限定のイベントにも参加できます。
渋谷ちかみちラウンジを利用可能
ソラチカカードを持っていると、渋谷駅の地下に設置されている「渋谷ちかみちラウンジ」を利用できます。
※特別対応期間中は臨時休業の時期あり
渋谷駅東口方面の渋谷ヒカリエから渋谷駅西口方面のSHIBUYA109まで、渋谷駅には地下通路があります。
SHIBUYA 109近くにある「渋谷ちかみち総合インフォメーション」の前に「渋谷ちかみちラウンジ」があります。「LOUNGE」と書かれています。
ラウンジ、男性ドレッシングルーム、女性パウダールーム・授乳室(完全個室)、ベビールームの4つのスペースがあります。部屋と部屋の間は移動できます。
ベビールームには、おむつ替えスペース、キッズトイレがあります。ラウンジには大きなテーブルがあり、docomo Wi-Fi、au Wi-Fi SPOT、ソフトバンクWi-Fiスポット、フレッツ・スポットが使えます。
ノートパソコンやタブレットを持ち込めば調べ物や仕事ができます。このようなラウンジが使えるのは嬉しいですね!
渋谷ちかみちラウンジの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
JR東海エクスプレス予約で新幹線が安く
ソラチカカードは、東海道・山陽新幹線(東京~博多間)の座席を、スマートフォンや携帯電話、PCからオンライン予約・変更できる「エクスプレス予約」を使えます。
従来は「プラスEX」でしたが、2017年9月から「エクスプレス予約」にリニューアルされました。
専用のICカードを使うことで、切符を受け取る必要がなくなります。在来線との乗り継ぎも交通系ICカードとの併用でOKです。
予約後は「EX予約専用ICカード」を改札機にタッチするだけで、スムーズに東海道・山陽新幹線に乗車できます。
紙の切符よりも割引運賃が適用されて、東京~名古屋間、東京~大阪間などの移動がお得で便利になります。ただし、1枚あたり年会費1,000円(税抜)が発生します。
エクスプレス予約は、ビックカメラSuicaカード、ビュースイカ、ルミネカードなどのビューカードを保有すると年会費無料で使えるモバイルSuicaでも利用できます。
JR東日本のビューカードが発行しているプロパーのビューカードをモバイルSuicaに登録して使う場合も、JR東日本乗車ポイントは適用されます。
ちなみにJALカードSuica、ANA VISA Suicaカード(航空系クレジットカード)も対象です。
また、ソラチカカードは、年会費無料で新幹線をネット予約できるスマートEXに登録でき、ポイント・マイル還元を受けられます。
公式サイトソラチカカード 公式キャンペーン
ANA JCB プリペイドカードへのチャージが無料
「ANA JCB プリペイドカード」というJCB搭載型プリペイドカードがあります。月々の利用金額に応じて、0.5%でANAマイルもしくはキャッシュバックの特典があるのが大きなメリットです。
チャージ残高の上限はいずれも30万円であり、高額の決済にも十分に対応できます。5万円や10万円が上限だと、高いお買い物ができなくて不便ですので、この点はナイスです。
セキュリティ・信頼性に不安が残る店舗やネット通販サイトでの決済に便利です。サブカードとして使うと使い勝手が良好です。
端数を使い切りたい場合は、Amazonギフト券を購入すればOKなので、使わなくなった時も困る心配はありません。
ANA JCB プリペイドカードのカード情報が万が一漏れても、本体のソラチカカードの情報は漏れません。
500円(税抜)の利用開始手数料が発生するのがデメリットです。ただし、2025年3月31日までは無料で発行できます。
年会費・チャージ手数料は無料となります。カード番号を提示したくない場合でANAマイルを貯めたい場合は便利です。
申込資格は18歳以上&世帯主収入
ソラチカカードの入会資格は以下のいずれかです。
- 18歳以上で本人または配偶者に安定収入
- 18歳以上の学生(高校生を除く)
なお、日本国内の金融機関に個人口座が必要となります。
ちなみにANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)の入会資格は、「原則として20歳以上でご本人に安定継続収入のある方」です。
ソラチカカードのデメリット
ソラチカカードのデメリットは、ポイント還元率が0.5%(年間50万円以上の利用で翌年度0.55%、年間100万円以上の利用で翌年度0.6%)と今一つである点です。
10マイルコースでも1.0%~1.06%還元にとどまっています。スマリボを活用しないと航空系カードの中ではパンチ力不足です。
ANAのプレミアム系カードと比べたデメリットは、フライトボーナスが10%と低めであることです。
ANA ワイドカードはマイ・ペイすリボで年会費6,275円でフライトボーナスが25%となります。
飛行機に乗る機会が多くて概ね区間基本マイル11,000以上になる方は、飛行機搭乗時に付与されるマイルは年会費を考慮してもANAワイドカードの方がお得になります。
また、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)、ANA JCBカード(学生用)、ANA JCBワイドカード、ANA JCBワイドゴールドカード、ANA JCBカード プレミアムはソラチカカードにはありません。
これらのカードのオリジナルサービスは、ソラチカカードでは利用できない点が、他のANA JCBカードと比較した場合のデメリットです。
あらゆるANAカードの比較については、以下で徹底的に解説。ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードが揃っています。
ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。
以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
他にANA国内線にお得に搭乗する方法としては、ユナイテッド航空のマイル活用があります。クレジットカード「マイレージプラスカード」で貯まります。
ユナイテッド航空はANAと提携関係にあり、かつ同じ航空連合のスター・アライアンスに属していることから、日本国内ではANA国内線の搭乗に使うことが可能です。
東京メトロの乗車がソラチカカードよりもお得なTokyo Metro To Me CARD Prime PASMOと同時に保有できないのもデメリットです。
ソラチカカードを保有している状態でTokyo Metro To Me CARD Prime PASMOに申し込むとカード切り替えになります。
ソラチカカードのメインのメリットは、メトロポイント→ANAマイルへの交換レートが90%となり、陸で圧倒的な高還元でANAマイルが貯まることです。
したがって、ANAマイルを貯めていない方にはメリットがなく、高い年会費のデメリットが目立ちます。
マイルは不要の場合は、年会費無料で使いやすいリクルートカードの実質還元率が最高峰です。
ポイントをPontaポイントに交換して、ローソンの「Loppiお試し引換券」で使うと、1ポイント1.5~3円相当の商品と交換できます。実質還元率が1.8~3.6%に跳ね上がります。
現金還元が一番という場合は、キャッシュバックのクレジットカードがおすすめです。
公式サイトソラチカカード 公式キャンペーン
まとめ
ソラチカカードはメトロポイントを1対0.9という高レートでANAマイルに移行できるクレジットカードです。
メトロポイント→ANAマイルの移行においては、オンリー・ワン、スペシャル・ワン、エアフォース・ワンのパワーがあります。
陸においては最大級にマイルを貯めやすいANA一般カードです。フライトだけではなく、地上でもマイルをザクザクと貯められます。
実際にソラチカカードをフル活用したところ、流麗なANAマイル還元を享受できました。
クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんも、おすすめのANAカードとしてソラチカカードを挙げていらっしゃいました。
PASMO定期券との一体型でPASMOへのチャージでポイントが貯まり、東京メトロ乗車ポイントも得られます。
毎年1,000マイルの継続ボーナスがあり、ANAカードとTo Me CARDの割引特典をダブルに使えて、割引が受けられるサービスが多いのも地味なメリットです。
メトロポイント、Oki Dokiポイント、ANAマイルのトライアングルで、陸でも空でも縦横無尽に得することが可能です。
ソラチカカードのお得度を、他のANAカードと比較しました。
カード名 | 年間コスト JCBは税込、その他は税抜 (年会費・マイル移行手数料) | メトロポイント→ANAマイル | 家族カード年会費 |
---|---|---|---|
ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB) | 7,700円(2,200円・5,500円) | 90% | 1,100円 |
ANA JCB一般カード | 7,700円(2,200円・5,500円) | × | 1,100円 |
ANA VISA一般カード | 8,000円(2,000円・6,000円) | × | 1,000円 |
ANA VISA Suicaカード | 8,000円(2,000円・6,000円) | × | × |
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | 8,000円(2,000円・6,000円) | × | 1,000円 |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 13,000円(7,000円・6,000円) | × | 2,500円 |
ANAダイナースカード | 27,000円(27,000円・0円) | × | 6,000円 |
ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 31,000円(31,000円・0円) | × | 15,500円 |
スマリボのボーナスポイントをメトロポイント→ANAマイルと交換する手間を許容できる場合は1.45%還元となり、年間ボーナスポイントを考慮すると最大1.54%まで還元率が上昇します。
ただし、毎月15日・20日にコンビニATMで繰り上げ返済する必要が生じるのがデメリットです。
ソラチカカードは以下の方にピッタリのクレジットカードです。
- 陸でのカード決済でお得にマイルを貯めたい方
- メトロポイントを高レートでANAマイルに交換したい方
- PASMO定期券・PASMOチャージでマイルを貯めたい方
ソラチカカードはANA・JCB・東京メトロが渾身の力を込めたクレジットカードで、陸でのマイル獲得の真髄を極める究極のエレガンスがあり、魂を揺さぶる程の最高潮に達したエネルギーがあります。
陸でも空でもドンドンとANAマイルを貯められて、本気一本槍で新たな地平へ雄飛できます。ソラチカカードがある暮らしは、沸々と喜びが湧き上がってくる世界。
ザクザクとマイルを貯めて無料で飛行機に乗ることができるようになります。大量のマイルが得られるお得な入会キャンペーンも魅力的です。
こうして考えてみると慈愛さえ感じるようなお得さがあり、無尽蔵に湧出される豊潤さには身震いする程です。
空前の低金利の時代には、高いレートでのANAマイル獲得のパワーは絶大でお得な生活を送ることができます。
浮いた分を貯金したり他のことに使えるようになり、人生を豊かに彩ることができます。
公式サイトソラチカカード 公式キャンペーン
東京メトロ以外の鉄道をよくご利用になる方は、各電鉄会社が発行しているクレジットカードがお得です。
その他のクレジットカードを比較検討したいという場合は、以下のクレジットカード一覧をご参照ください。おすすめクレジットカードについて徹底的にまとめています。
日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめカードには、珠玉のクレジットカードが集結しています。
多様な項目での最強のクレジットカードについては、以下で論述しています。