世界2位のホテルグループであるヒルトンは、アメリカでヒルトン・アメックス・アスパイアカードというクレジットカードを発行しており、人気を博しています。
日本ではヒルトングループのホテルでの特典があり、カードショッピングでヒルトンのポイントが貯まるクレジットカードを提供しています。
2020年6月30日までは三井住友カードで発行していましたが、2021年3月には、これまでの特典はそのままに、さらに魅力的になった新しい提携カードがアメックスから発行開始!
※(出典)
米国で発行されている「Hilton Honors American Express Aspire Card」はあまりにもコスパが良く、クレジットカード会社を取り巻く環境が厳しい日本では同様のスペックは無理でした。
ただし、ヒルトン・アメックス・アスパイアカードと類似のヒルトンアメックス・プレミアムカードが日本でも導入されました。一般カードもあります。
私はヒルトンアメックスプレミアムに入会しました。
ヒルトンアメックス一般カードとプレミアムカードの違いの比較をまとめると下表のとおりです。
項目 | ヒルトンアメックス | ヒルトンアメックス プレミアムカード | |
---|---|---|---|
カードフェイス | |||
年会費(税込) | 本会員 | 16,500円 | 66,000円 |
家族会員 | 1枚無料、2枚目以降6,600円 | 3枚無料、4枚目以降13,200円 | |
ETCカード | 無料 | 無料 | |
ポイント還元率 | 一般加盟店:2% ヒルトン:3% | 一般加盟店:3% ヒルトン:7% | |
マイル還元率 (ANA・JAL等) | 一般加盟店:0.2% ヒルトン:0.3% | 一般加盟店:0.3% ヒルトン:0.7% | |
有効期限 | 最終加算から24ヶ月 | 最終加算から24ヶ月 | |
ヒルトン・オナーズステータス | ゴールド (無条件) | ゴールド (無条件) ダイヤモンド (年200万利用) | |
カード継続特典 | ウィークエンド宿泊特典1泊 (年間150万円以上利用と継続) | ウィークエンド宿泊特典2泊 (1泊は無条件、 年300万円利用と継続で+1泊) | |
HPCJの優待入会 | 初年度1万円 (入会後に1万円分の 優待券で実質無料) | 初年度無料 | |
入会後は宿泊割引25%OFF、レストラン20%OFF、2年目以降も実質無料 | |||
入会キャンペーン | 60,000ポイント | 140,000ポイント | |
空港ラウンジ | ○ | ○ | |
コンシェルジュ プライオリティ・パス | – | – | |
空港手荷物無料宅配 | 帰国時1個 | 帰国時1個 | |
海外旅行傷害保険 (カッコ内は家族) | 海外旅行傷害保険 | 利用付帯 | 利用付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 (1,000万円) | 最高1億円 (1,000万円) | |
傷害・疾病治療費用 | 最高100万円 (同額) | 最高300万円 (200万円) | |
賠償責任 | 最高3,000万円 (200万円) | 最高4,000万円 (同額) | |
携行品 | 最高30万円 (同額) | 最高50万円 (同額) | |
救援者費用 | 最高200万円 (同額) | 最高400万円 (300万円) | |
家族特約 | ○ | ○ | |
航空機遅延費用保険 | – | 海外最高2万円 (同額) | |
航空機預託手荷物遅延費用 | – | 海外最高2万円 (同額) | |
航空機預託手荷物紛失費用 | – | 海外4万円 (同額) | |
国内旅行傷害保険 | 適用条件 | 利用付帯 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 最高2,000万円(1,000万円) | 最高5,000万円(1,000万円) | |
入院保険金(日額) | – | – | |
手術費用保険金 | – | – | |
通院保険金(日額) | – | – | |
家族特約 | ○ | ○ | |
ショッピング保険 (90日間) | 年最高200万円 (自己負担1事故1万円) | 年最高500万円 (自己負担1事故1万円) | |
スマートフォン・プロテクション | – | 年3万円限度 | |
リターン・プロテクション | – | 年最高15万円 | |
キャンセル・プロテクション | – | 年最高10万円 | |
オンライン・プロテクション | ○ | ○ | |
無料ポーターサービス | – | ○ | |
ポイント対象の電子マネー | Apple PayのQUICPay | Apple PayのQUICPay | |
ポイント対象のPay | au PAY、d払い | au PAY、d払い | |
アメックスオファー | ○ | ○ | |
エクスペディア優待 | ○ | ○ | |
申し込み資格 | 20歳以上の正社員・個人事業主など | 20歳以上の正社員・個人事業主など |
ヒルトンアメックス一般カードはゴールド&年1泊のウィークエンド無料宿泊特典、ヒルトンアメックス プレミアムカードは、ダイヤモンド&年2泊のウィークエンド無料宿泊特典が特徴です。
以下ではアメリカのHilton Aspire Cardの年会費、ポイント、特典内容を解説します。
目次
年会費
まずはアメリカで発行されている「Hilton Honors American Express Aspire Card」の年会費や特典を解説します。
日本では信じられない程のハイスペックとなっており、年会費を上回る価値を享受できます。私も日本在住で発行できるならほしいです!
年会費は450米ドルとなっています。1ドル110円換算で49,500円とプラチナカード級です。以下、為替レートはすべて1ドル110円で計算します。
ポイント
ヒルトン・アメックス・アスパイア・カードは、ポイント還元率が高いのが特徴です。
カード利用でヒルトンのポイントが貯まります。ヒルトンのポイントの価値は宿泊に利用した場合は概ね0.3円~0.7円ですが、以下では1ポイント0.5円で計算します。
1ドルあたり 獲得ポイント | 実質還元率 (1ポイント0.5円、 1ドル110円換算) | |
---|---|---|
基本ポイント | 3ポイント | 1.36% |
ヒルトンホテル | 14ポイント | 6.36% |
・アメリカのレストラン ・航空会社 or AmexTravel.comで、 直接予約したフライト ・特定のレンタカー会社での直接予約 | 7ポイント | 3.18% |
ダイヤモンドが無条件で付帯
ヒルトン・アメックス・アスパイア・カードの圧巻の特典は、ヒルトン・オナーズのダイヤモンドが無条件で付帯される点です。
通常は年間で30滞在、もしくは60泊、または120,000のベースポイントが必要な最上級会員資格です。
日本で発行されていたヒルトンVISAプラチナカードは、ダイヤモンド獲得のためには2つの条件のうちどちらかをクリアする必要がありました。
- 年120万円以上カードショッピング
- 年間に10回の滞在または20泊
これと比較すると、何もせずに最上級会員資格を得られるのは素晴らしく、誇張抜きにエクセレントかつエレガントでファンタスティックです。
アメリカで発行されている「マリオット ボンヴォイ ブリリアント アメックス」は、年会費450ドルとヒルトンアスパイアカードと同一ですが、得られるのはゴールドエリートに過ぎません。
これと比較すると、1ベッドスイートへのアップグレード・クラブラウンジ無料・朝食無料が付帯するヒルトンダイヤモンドを得られるのはエッジが効いています(ヒルトンのダイヤモンドの特典詳細)。
リラックスできるエグゼクティブラウンジにて、カフェタイムはケーキ・クッキー・チョコ・スナック・フルーツ・ドリンク、カクテルタイムはアルコール・食事を堪能できます。
日中は空いていることが多いので、スイーツを食べてコーヒーを飲みながら、パソコン作業に集中することも可能です。
ヒルトンホテルのビュッフェ朝食は豪華絢爛ですので、バリューが高いです。
無料宿泊特典
カード更新時には週末にヒルトングループのホテルで使える無料宿泊特典を得られます。日本のマリオットアメックスの無料宿泊特典と類似したサービスです。
無料宿泊券は週末のみですが、ほぼすべてのヒルトングループのホテルで使えるので使い勝手が抜群に良好。コンラッド・ウォルドーフアストリア等の高いホテルも対象です。
対象外のホテルはごく一部のみなので、高く評価できます。旅行の機会がない場合でも、近くのホテルでまったりとホテルステイを楽しめます。
なんといってもヒルトンアメックスアスパイアカードで付帯するダイヤモンド会員の場合、クラブラウンジ・朝食が無料なので、ホテルで過ごすだけで高い満足度が生じます。
さらに、カードショッピングが年60,000ドル(1ドル110円で660万円)以上の場合、さらに1泊の無料宿泊を獲得できます。
合計500ドルのクレジット(55,000円相当の割引)
更にヒルトン・アメックス・アスパイア・カードは、合計500ドル(1ドル110円で55,000円)のクレジットを得られます。
- ヒルトン・リゾートで使える250ドルのクレジット(請求額から27,500円割引)
- 航空会社がカードに請求する付随的費用に対して250ドルのクレジット(請求額から27,500円割引)
リゾート扱いのホテルで250ドル、航空クレジットで250ドルで合計500ドルです。
ヒルトンホテルはリゾートの範囲が広く、都市部でもリゾートとなっていることが多いので、使い勝手が良好です。
Airline incidentals creditは荷物の手数料・ラウンジ料金・座席指定費用などの追加料金が対象ですが、航空会社のギフトカードにも利用できます。
これら2つのクレジットを併用すれば、1回の旅行で500ドルを使えて、年会費450ドル以上のリターンを享受することも可能です。
プライオリティパスのプレステージ(同伴者2名まで無料)
世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港VIPラウンジが使い放題となるプライオリティパスに無料で入会できます。
プライオリティパスでは搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なくラウンジを利用できるのが大きなメリット。格安航空券利用時も使えますし、1日に2回以上ラウンジを使うことも可能です。
通常は年会費469米ドルであるプレステージ会員が0円です。1ドル156.59円(2024/7/18時点)換算だと年会費73,440円が無料になります。
しかも同伴者2名の利用料金も無料とパワフル。これは日本だとアメックスセンチュリオンと同じスペックです。
国内ではANAラウンジ、KAL Business Class Loungeなどを利用可能です(日本のプライオリティパスのラウンジ一覧)。
- 羽田空港:ビュッフェレストラン、TIATラウンジ、足湯・マッサージ等
- 鉄板焼くり田、ぼてぢゅう屋台、IASS希和、IASS虚空、その他レストラン
- 関空ANAラウンジ、関空ぼてぢゅう、カフェラウンジ NODOKA
- 中部国際空港セントレア(レストラン・温浴施設も)
各種ソフトドリンク、アルコール、パスタ、野菜炒め、揚げ物、デリ、サンドイッチ、サラダバー、ヌードルバー、おにぎり、ピラフ、ケーキ、果物などが用意されており、フルスペックの食事を楽しめるラウンジもあります。
また、プライオリティ・パスを保有していると、手荷物検査後にあるVIPラウンジを利用できるというメリットがあります。
関空ぼてぢゅうの他、オーストラリアなど一部の空港では、レストランの割引も受けられます。レストランの支払いから一定額(約3,000円前後)のディスカウントを享受してお得に食事できます。
レストランや免税店での10%OFF等のオファー、プライオリティレーン(英のみ)もあり、空港内で多様な優待があります。
その他の特典・付帯保険
ヒルトン・アメックス・アスパイア・カードには、その他にも多様な特典・保健が付帯しています。
- $100のヒルトンオンプロパティクレジット(2泊以上の予約で最大100米ドル相当のクレジット)
- レンタカーの損害保険
- プレミアムグローバルアシストホットライン(自宅から100マイル以上移動する間、24時間年中無休の医療・法律・金融などの緊急時の支援サービス)
- 手荷物紛失・破損・盗難の保険
- 受託手荷物および持ち込み手荷物の保険
日本で導入されたヒルトンアメックスのスペック
日本よりもアメリカの方がリボ払いなどの利用率が高く、かつ金利の絶対水準も高いことなどから、クレジットカードのスペックは米国の方が優れているのが通例です。
ヒルトン・アメックス・アスパイア・カードと類似のヒルトンアメックス プレミアムカードが日本に導入されましたが、やはり内容は落ちました。
項目 | ヒルトンアメックス | ヒルトンアメックス プレミアムカード | |
---|---|---|---|
カードフェイス | |||
年会費(税込) | 本会員 | 16,500円 | 66,000円 |
家族会員 | 1枚無料、2枚目以降6,600円 | 3枚無料、4枚目以降13,200円 | |
ETCカード | 無料 | 無料 | |
ポイント還元率 | 一般加盟店:2% ヒルトン:3% | 一般加盟店:3% ヒルトン:7% | |
マイル還元率 (ANA・JAL等) | 一般加盟店:0.2% ヒルトン:0.3% | 一般加盟店:0.3% ヒルトン:0.7% | |
有効期限 | 最終加算から24ヶ月 | 最終加算から24ヶ月 | |
ヒルトン・オナーズステータス | ゴールド (無条件) | ゴールド (無条件) ダイヤモンド (年200万利用) | |
カード継続特典 | ウィークエンド宿泊特典1泊 (年間150万円以上利用と継続) | ウィークエンド宿泊特典2泊 (1泊は無条件、 年300万円利用と継続で+1泊) | |
HPCJの優待入会 | 初年度1万円 (入会後に1万円分の 優待券で実質無料) | 初年度無料 | |
入会後は宿泊割引25%OFF、レストラン20%OFF、2年目以降も実質無料 | |||
入会キャンペーン | 60,000ポイント | 140,000ポイント | |
空港ラウンジ | ○ | ○ | |
コンシェルジュ プライオリティ・パス | – | – | |
空港手荷物無料宅配 | 帰国時1個 | 帰国時1個 | |
海外旅行傷害保険 (カッコ内は家族) | 海外旅行傷害保険 | 利用付帯 | 利用付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 (1,000万円) | 最高1億円 (1,000万円) | |
傷害・疾病治療費用 | 最高100万円 (同額) | 最高300万円 (200万円) | |
賠償責任 | 最高3,000万円 (200万円) | 最高4,000万円 (同額) | |
携行品 | 最高30万円 (同額) | 最高50万円 (同額) | |
救援者費用 | 最高200万円 (同額) | 最高400万円 (300万円) | |
家族特約 | ○ | ○ | |
航空機遅延費用保険 | – | 海外最高2万円 (同額) | |
航空機預託手荷物遅延費用 | – | 海外最高2万円 (同額) | |
航空機預託手荷物紛失費用 | – | 海外4万円 (同額) | |
国内旅行傷害保険 | 適用条件 | 利用付帯 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 最高2,000万円(1,000万円) | 最高5,000万円(1,000万円) | |
入院保険金(日額) | – | – | |
手術費用保険金 | – | – | |
通院保険金(日額) | – | – | |
家族特約 | ○ | ○ | |
ショッピング保険 (90日間) | 年最高200万円 (自己負担1事故1万円) | 年最高500万円 (自己負担1事故1万円) | |
スマートフォン・プロテクション | – | 年3万円限度 | |
リターン・プロテクション | – | 年最高15万円 | |
キャンセル・プロテクション | – | 年最高10万円 | |
オンライン・プロテクション | ○ | ○ | |
無料ポーターサービス | – | ○ | |
ポイント対象の電子マネー | Apple PayのQUICPay | Apple PayのQUICPay | |
ポイント対象のPay | au PAY、d払い | au PAY、d払い | |
アメックスオファー | ○ | ○ | |
エクスペディア優待 | ○ | ○ | |
申し込み資格 | 20歳以上の正社員・個人事業主など | 20歳以上の正社員・個人事業主など |
ただし、かつて日本で最上位カードだったヒルトン・オナーズVISAプラチナカードよりもスペックは強化されており、より魅力的なクレジットカードになっています。
従来のヒルトンVisaのスペック
項目 | クラシックカード | ゴールドカード | プラチナカード | |
---|---|---|---|---|
年会費 (税抜) | 本会員 | 2,959円 | 12,917円 | 61,574円 |
マイ・ペイすリボ&Web明細 | 1,459円 | 6,917円 | 61,574円 | |
家族会員 | 550円 | 1人無料、2人以降1,000円 | 無料 | |
ポイント付与率 | 1,000円毎に10 ヒルトン・ポイント(1%) | |||
ボーナスポイント | 入会時 | 1,000 pt | 2,000 pt | 3,000 pt |
更新時 | ─ | 1,000 pt | 1,000 pt | |
宿泊時(最大) | 1,000 pt | 2,000 pt | 2,000 pt | |
得られる会員ランク | シルバー | ゴールド | ゴールド 年120万利用か10滞在か20泊でダイヤモンド | |
その他特典 | - | 空港ラウンジ VISAゴールドカード特典 ゴールドデスク | コンシェルジュ HPCJ 空港ラウンジ VISAプラチナカード特典 |
アメックスにはリボ払いによる年会費の割引制度がありません。
また、米国ではアメックスプラチナの年会費とヒルトンアスパイアカードがほぼ同じ年会費でしたが、日本ではアメックスプラチナよりもリーズナブルになりました。
また、米国ではレストラン・航空券などの特定の用途でポイントUPの特典が豊富ですが、日本ではその仕組みは馴染みがありません。
マリオットアメックスと同様に、ポイントUP特典はヒルトングループのホテルに限定されました。
更に、クラシックカードのシルバー特典はおまけにすぎず、アメックスカードでは導入されませんでした。マリオットボンヴォイ提携カードでも、米国にはある廉価版は日本にはありません。
他方、客室アップグレード・朝食無料という強力な2大特典が付帯するゴールドは需要が高いので、こちらは新ヒルトンカードでも継続されました。
日本でのヒルトンアメックスは、ゴールド付帯のカードと、ダイヤモンドまで行けるプレミアムカード(米国ではアスパイアカード)の二段階に!
ヒルトンアメックスまとめ
日本でのヒルトンのクレジットカード発行会社が、三井住友カードからアメックスに移りました。
米国ではヒルトンアメックスが人気を博している点、日本国内でもヒルトンとアメックスの提携がある点に鑑みると、アメリカン・エキスプレスから発行される可能性がありましたが、そのとおりに!
T&Eに強みがありトラベラーの支持を集めているアメックスと、グローバルホテルグループのヒルトンは、相性が抜群の組み合わせです。
ヒルトンアメックスとヒルトンアメックス・プレミアムカードをまとめると下表のとおりです。
項目 | ヒルトンアメックス | ヒルトンアメックス プレミアムカード |
---|---|---|
カードフェイス | ||
年会費(税込) | 本会員:16,500円 家族会員:1枚無料、2枚目以降6,600円 | 本会員:66,000円 家族会員:3枚無料、4枚目以降13,200円 |
ETCカード | 無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 一般加盟店:2% ヒルトン:3% | 一般加盟店:3% ヒルトン:7% |
マイル還元率 (ANA・JAL等) | 一般加盟店:0.2% ヒルトン:0.3% | 一般加盟店:0.3% ヒルトン:0.7% |
有効期限 | 最終加算から24ヶ月 | 最終加算から24ヶ月 |
ヒルトン・オナーズステータス | ゴールド (無条件) | ゴールド (無条件) ダイヤモンド (年200万利用) |
カード継続特典 | ウィークエンド宿泊特典1泊 (年間150万円以上利用と継続) | ウィークエンド宿泊特典2泊 (1泊は無条件、 年300万円利用と継続で+1泊) |
HPCJの優待入会 | 初年度1万円 (入会後に1万円分の 優待券で実質無料) | 初年度無料 |
入会後は宿泊割引25%OFF、レストラン20%OFF、2年目以降も実質無料 | ||
入会キャンペーン | 60,000ポイント | 140,000ポイント |
空港ラウンジ | ○ | ○ |
コンシェルジュ プライオリティ・パス | – | – |
空港手荷物無料宅配 | 帰国時1個 | 帰国時1個 |
海外旅行傷害保険 | 最高3,000万円 | 最高1億円 |
航空機遅延費用保険 | – | 海外最高2万~4万円 |
国内旅行傷害保険 | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 |
ショッピング保険 (90日間) | 年最高200万円 (自己負担1事故1万円) | 年最高500万円 (自己負担1事故1万円) |
スマートフォン・プロテクション | – | 年3万円限度 |
リターン・プロテクション | – | 年最高15万円 |
キャンセル・プロテクション | – | 年最高10万円 |
年300万円以上カードショッピングする方は、ダイヤモンド&無料宿泊+1泊がお得なので、プレミアムカードがおすすめです。
カードスペックを総合考慮すると、どちらもエッジが効いており、魅力的なクレジットカードです。
お得な入会キャンペーンも開催されています。
ヒルトンアメックスはメインカード、サブカードの両方として大いなる魅力があるクレジットカードです。
ヒルトンアメックスがおすすめ
- コストを抑えてヒルトンゴールドを取得したい
- カード利用が年150万円に届く
ヒルトンアメックスプレミアムがおすすめ
- ヒルトンダイヤモンドを取得したい
- 年300万円以上のカード利用と継続(無料宿泊が年2回に)
どちらも素晴らしい魅力を誇っているハイ・クオリティー・カードです。ニーズ・ライフスタイルによって優劣は決まります。
私はヒルトンアメックスプレミアムに魅力を感じて入会しました。
一般カード、プレミアムカードのどちらも、お得な入会キャンペーンでお得な還元を受けられます。
米国で導入されている「Hilton Honors American Express Aspire Card(ヒルトン・オナーズ・アメックス・アスパイア・カード)」は、年会費$450で豊富なベネフィットが付帯しています。
はっきり言って年2~3回旅行の機会があったら、余裕で年会費を取り戻せるハイ・クオリティー・カードです。もしアメリカに在住していたら、私も発行していたと思います。
主なメリット
- ヒルトンホテルでのカード決済:1ドルあたり14ポイント
- アメリカのレストラン、航空会社・レンタカー料金(直接予約):1ドルあたり7ポイント
- ヒルトン・オナーズのダイヤモンドが自動付帯
- 年1回の無料宿泊特典
- 年6万ドル以上のショッピングで1回無料宿泊追加
- ヒルトン・リゾートで使える250ドルのクレジット
- 航空会社の付随的費用250ドルのクレジット(ギフトカードもOK)
- プライオリティパスのプレステージ(同伴者2名まで無料)
- 2泊以上のヒルトンホテル宿泊で最大100米ドル相当のクレジット
- レンタカーの損害保険
- プレミアムグローバルアシストホットライン(自宅から100マイル以上移動する間、24時間年中無休の医療・法律・金融などの緊急時の支援サービス)
- 手荷物紛失・破損・盗難の保険
- 受託手荷物および持ち込み手荷物の保険
ヒルトン、コンラッド、ウォルドーフ・アストリア等での宿泊が大変はかどるスーパーカードです。
日本版はスペックは下がっていますが、ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードでは以下が追加されました!
導入を期待
- ヒルトン・オナーズのダイヤモンドを獲得可能
- 年1回の無料宿泊特典
ヒルトンアメックスは一般カード、プレミアムカードのどちらも魅力的なクレジットカードです。
ヒルトン・オナーズ アメックス・カードはヒルトンゴールドを無条件で得られて、年150万円の利用と継続で年1回の無料宿泊特典をもらえます。
上位カードのヒルトン・オナーズ アメックスプレミアムカードは、年200万円以上利用することでヒルトンダイヤモンドを取得でき、最大2回の無料宿泊券を取得できます。
項目 | ヒルトンアメックス | ヒルトンアメックス プレミアムカード |
---|---|---|
カードフェイス | ||
年会費(税込) | 本会員:16,500円 家族会員:1枚無料、2枚目以降6,600円 | 本会員:66,000円 家族会員:3枚無料、4枚目以降13,200円 |
ETCカード | 無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 一般加盟店:2% ヒルトン:3% | 一般加盟店:3% ヒルトン:7% |
マイル還元率 (ANA・JAL等) | 一般加盟店:0.2% ヒルトン:0.3% | 一般加盟店:0.3% ヒルトン:0.7% |
有効期限 | 最終加算から24ヶ月 | 最終加算から24ヶ月 |
ヒルトン・オナーズステータス | ゴールド (無条件) | ゴールド (無条件) ダイヤモンド (年200万利用) |
カード継続特典 | ウィークエンド宿泊特典1泊 (年間150万円以上利用と継続) | ウィークエンド宿泊特典2泊 (1泊は無条件、 年300万円利用と継続で+1泊) |
HPCJの優待入会 | 初年度1万円 (入会後に1万円分の 優待券で実質無料) | 初年度無料 |
入会後は宿泊割引25%OFF、レストラン20%OFF、2年目以降も実質無料 | ||
入会キャンペーン | 60,000ポイント | 140,000ポイント |
空港ラウンジ | ○ | ○ |
コンシェルジュ プライオリティ・パス | – | – |
空港手荷物無料宅配 | 帰国時1個 | 帰国時1個 |
海外旅行傷害保険 | 最高3,000万円 | 最高1億円 |
航空機遅延費用保険 | – | 海外最高2万~4万円 |
国内旅行傷害保険 | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 |
ショッピング保険 (90日間) | 年最高200万円 (自己負担1事故1万円) | 年最高500万円 (自己負担1事故1万円) |
スマートフォン・プロテクション | – | 年3万円限度 |
リターン・プロテクション | – | 年最高15万円 |
キャンセル・プロテクション | – | 年最高10万円 |
ヒルトンアメックスの一般カード・プレミアムカードの比較、各カードの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
お得な入会キャンペーンも開催されています。
ヒルトングループのホテルをよく使う方にとっては、日本でのヒルトン・アメックスは素晴らしいクレジットカードであり、有力な選択肢です。
ヒルトン・オナーズの会員登録がまだの方は、以下をご参照ください(未加入でもヒルトンアメックスには申込み可能)。
オナーズ以外にはヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンという制度もあり、年1万円分の優待券・いつでも宿泊費25%OFF・レストラン最大20%OFFという特典を受けられます。
ヒルトンでおすすめのクレジットカードは以下に集約しています。
ヒルトン提携クレジットカード以外で、ヒルトン、その他グローバルホテルグループでの宿泊が多い方におすすめなのはアメックスプラチナです。
ヒルトン・オナーズのゴールドの資格があり、年1回の無料宿泊特典であるフリー・ステイ・ギフトには、日本国内のヒルトンもあります。
ホテル・メンバーシップという特典で、ヒルトンに加えて、マリオットボンヴォイのゴールドエリート、プリンスホテルプラチナ、ラディソンリワードPremiumステータスを得られるので、著しくホテルステイが快適になります。
複数のホテルグループに宿泊するライフスタイルの方にとっては、最強のアメックスと評価できます。
国際ブランド |
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電子マネー・Pay・NFC決済 |
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- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ショッピング保険
- 航空便遅延保険
年会費(税込) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
165,000円 | 4人無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
1.0% | 0.8~1.0% | メンバーシップ・リワード |
- 4つのホテルの上級会員資格
- フリーステイギフトで年1回無料宿泊
- ハワイも対象のコース料理1名分無料サービス
- 充実の付帯保険(スマホ・家電・ゴルフ・個人賠償責任保険・返品・旅行キャンセルまで補償)
- アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション
アメックスプラチナはお得な入会キャンペーンを開催しており、大量のポイントを獲得可能です。
公式サイトアメックスプラチナ 公式キャンペーン
なお、ヒルトン公式サイトでの予約は、海外のポイントサイト「TopCashback」経由がおすすめです。宿泊金額に応じて還元を受けられて、日本居住者でもPayPalで利用できます。ヒルトンホテル一覧は以下で解説。
世界一のホテルグループであるマリオットボンヴォイに宿泊する機会がある方の場合、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムがおすすめです。
国際ブランド |
---|
電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 航空便遅延費用補償
年会費(税抜) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
45,000円 | 1枚無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
3.0% | 1.25% | マリオットボンヴォイのポイント |
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(5万ポイント迄)が毎年1回プレゼント(年150万円以上の利用)
- 無条件でMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
- 年400万円の利用でプラチナエリート
- 年15泊の宿泊実績
- 対象ホテルでポイント2倍
年会費が高いものの、コストを圧倒的に上回るお得なメリットが満載です。
主な特典
- Marriott Bonvoy ゴールドエリートが自動付与
- Marriott Bonvoy プラチナエリートを獲得可能(年400万円以上のカードショッピング)
- 宿泊実績が年15泊プレゼント
- 世界中で利用可能な5万ポイントの無料宿泊特典が毎年1回プレゼント(年150万円以上のカードショッピングで)
- 無料宿泊特典に手持ちのポイントを加えて65,000ポイントのホテルまで宿泊可能(5万ポイント+α)
- ザ・リッツ・カールトンとセントレジス2連泊以上の宿泊で100ドル相当のプロパティクレジット(1米ドル115円だと11,500円)
- 海外旅行の手荷物無料宅配サービスは羽田空港も対象(羽田・成田・中部・関空)
なんといっても素晴らしいのは、通常は年50泊必要なプラチナエリート資格をカードショッピングで獲得・維持できる点です。
年1回の無料宿泊(2名分)では、休前日だと年会費を上回る宿泊費のホテルに無料で宿泊できてしまいます(日本のマリオットのホテル一覧)。
三連休、ゴールデンウィーク、年末年始などの繁忙期で、ホテル代が高い時に利用しています!
過去の無料宿泊の実績
- 伊豆マリオットホテル修善寺:40,692円(税・サ込。以下同様)
- ウェスティン都ホテル京都:60,929円
- ルメリディアン台北:39,571円
- HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクション:133,798円(現在は対象外)
- メズム東京、オートグラフ コレクション:53,555円
- JWマリオット奈良:54,331円
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年会費(税抜) | 発行スピード | |
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