「Kyash Card」というVisaプリペイドカード、バーチャルカードがあります。インターネット専用のバーチャルカードと、実店舗でも使えるリアルカードの2種類です。
2020年からは還元率が最大1%・発行手数料900円のKyash Card、還元率0.5%・発行手数料300円のKyash Card lite、還元率0.5%・無料のKyash Card Virtualの3種類となりました。
インターネット上で決済できるバーチャルカードなら数分で発行できて、ネット通販・オンライン課金が可能である点がメリットです。
プラスチック製の物理型カード(リアルカード)も発行できて、リアルのお店でも利用可能です。チャージ方法が豊富でニーズに応じて使えるのもメリットです。
還元率が1%と高還元でクレジットカードとポイント二重取りが可能である点にエッジ・優位性があります。
1ヶ月あたり5万円というポイント還元の上限があるのがデメリットです。
Kyash Cardのメリット、デメリット、お得な使い方について、注意点を完全網羅して、わかりやすく徹底的に解説します。
なお、2021年2月10日には大きな改悪があり、利用価値がd払いでのポイント三重取りを除いてほぼなくなります。
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目次
- Kyash Cardとは
- Kyash CardとLiteの比較
- バーチャルカード・リアルカードの2種類!実店舗でも利用可能
- 還元率1%がメリット!ポイント二重取りも
- d払いならポイント三重取り
- 一部の取引ではポイント付与対象外
- QUICPay加盟店でも利用可能
- 無審査でクレジットカードのような審査は不要
- 「残高利息」サービスで年利1%のKyashバリューは中止
- 期限付きのKyash残高がプレゼントされることも
- 最大のデメリットは1ヶ月5万円の還元上限!
- 登録手順
- Kyash Cardのチャージ方法
- 世界中の膨大なVisa加盟店で使える!セキュリティ面でも役立つ
- Pay対応
- Kyash Cardの端数を使い切りたい場合
- Kyash Cardまとめ
Kyash Cardとは
Kyash Cardはスマホアプリ(iPhone・Android)から1分という短時間で簡単に発行することが可能なVisaプリペイドカード・バーチャルカードです。
通常のクレジットカードとは異なり、事前にチャージした金額の範囲内でのみ、Visa加盟店で支払いが可能です。
Kyash利用時にクレジットカードで決済する場合はオートチャージ機能もあります。
イメージ的にはau PAY プリペイドカード、ソフトバンクカード、ANA JCBプリペイドカード、ANA VISAプリペイドカード等の国際ブランド搭載型プリペイドカードと同じように使えます。
また、「Apple Pay」「Google Pay」にも対応しており、対応しているiPhone・Apple Watch・おサイフケータイをお持ちなら、QUICPay+が利用可能になります。
Kyash Cardは、友達や同僚に送金や請求が可能で、割り勘や立替えに便利なウォレットアプリ・Kyashのユーザーが利用できるVisaプリペイドカードです。
コンビニ、銀行口座、クレジットカード・デビットカード、セブン銀行ATMからチャージすることが可能です。事前チャージの残高の範囲内で利用可能です。
クレジットカード・デビットカードによるチャージは当初はオートチャージのみでした。
送金時・決済時に残高の不足分のみ自動で充当されて、不足分は登録カードより即時に引き落とされます。
バージョン3.11.0からは登録カードから金額指定したチャージができるようになりました。
好きなタイミングで指定した金額を、登録したクレジットカード・デビットカードからKyash残高にチャージできます。ウォレット画面の「カードチャージ」から手続きが可能です。
登録カードがある場合は、不足分は自動チャージする仕組みもあります。金額が不足して決済エラーになって気まずい思いをする心配はありません。
年会費、チャージ手数料などは発生しません。完全無料で利用することが可能です。
年齢制限がなく、小学生や中学生、高校生なども作成できるのが特徴です。アプリやゲームの課金にも便利に使えます。
また、身分証明書の提出も不要となっています。ただし、未成年の方は親権者の同意が必要です。
現代社会はインターネットの普及が格段に進んでおり、スマホ、パソコン、タブレットなど多様なデバイスでネットにアクセスでき、オンライン化が津々浦々で進んでいます。
このような情勢下ではオンラインショッピング、電子書籍・映画・アプリ・ゲームなど、多様な用途でクレジットカードがないと決済が不便になっています。
クレジットカードを持てない18歳未満の方、中学生・高校生、クレカの審査に通らない方でも、Kyash Cardを作成することは可能です。
オンラインでの決済だけではなく、物理型カードのリアルカードを発行すると、実店舗でも便利に利用できます。
Kyash CardとLiteの比較
発行手数料(税込)が900円のKyash Cardと、300円のKyash Card Liteのどっちにするか迷っている方もいらっしゃるでしょう。そこで相違点について表で比較します。
Kyash Card | Kyash Card Lite | Kyash Card Virtual | |
---|---|---|---|
ICチップ(4桁暗証番号) | ◯ | - | - |
Visaタッチ決済 | ◯ | - | - |
Apple Pay、Google Pay (QUICPay決済) | ◯ | ◯ | ◯ |
国内利用 | ◯ | ◯ | オンライン決済のみ |
海外利用 | ◯ | オンライン決済のみ | オンライン決済のみ |
24時間あたりの決済上限 | 30万円 | 5万円 | 3万円 ※本人認証なし:5千円 |
月あたりの決済上限 | 100万円 | 12万円 | 12万円 ※本人認証なし:2万円 |
ポイント還元率 ※一部対象外取引あり ※クレカの場合は0.2% | 1% | 0.5% | 0.5% |
月あたりの還元対象決済上限 | 5万円 | 5万円 | 5万円 |
発行手数料 | 900円 | 300円 | 無料 |
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 |
本人確認書類 | 必要 | 不要 | 不要 |
発行手数料の差は600円で、還元率の差は0.5%です。したがって、通算で120,000円以上使った場合、Kyash Cardの方がお得になります。
日常的にKyash Cardを活用する場合は、余裕で突破するポテンシャルがあるので、メインカードとして活用する場合はLiteではない「Kyash Card」の方がおすすめです。
バーチャルカード・リアルカードの2種類!実店舗でも利用可能
Kyash Cardには、ネット限定のバーチャルカード、物理型カードのリアルカードの2種類があります。
アプリをダウンロードしたらすぐに使えるのはバーチャルカードで、アプリから発行手続きを行うと、クレジットカードのようなプラスチック製の「リアルカード」を作成できます。
リアルカードはインターネットでのオンライン決済だけではなく、日本国内の実店舗のVisa加盟店でクレジットカードと同じようにお買い物できます。
ただし、チャージ式の前払いカードであることから、反復継続的な支払い、その他一部の店舗ではリアルカードを利用できません。
- 公共料金、国民年金保険料
- ガソリンスタンド、高速道路などの有料道路通行料金、駐車場
- インターネットプロバイダー、WiMAXサービス利用料
- 携帯電話・MVNO・格安スマホ・SIM、アプリ型電話サービス
- 生命保険、損害保険
- 家賃、新聞購読料、飲料水宅配など定期購買
- 動画配信、スカパー、WOWOW、衛星放送・ケーブルTV、音楽配信
- 航空会社の機内販売
- レンタカーの利用料金
- 一部決済代行・決済サービス
- 各種プリペイド・電子マネーの購入・チャージ代金のお支払い
- nanaco・楽天Edy・Vプリカ などへのチャージ
- 4桁の暗証番号入力が必要な加盟店(自動券売機、病院の自動精算機など)
海外のインターネット取引で利用できますが、海外の実店舗では使えません。
リアルカードの発行においても、免許証や健康保険証、マイナンバーカードなどの本人確認書類の提出は不要です。
ライバルのバンドルカードとは異なり、リアルカードの発行・郵送は無料です。コスト0円で発行できるのは大きなメリットです。
還元率1%がメリット!ポイント二重取りも
Kyash Cardの最大のメリットは、銀行口座などからチャージした残高をお買い物に利用すると、1%のキャッシュバックを受けられる点です。Liteは0.5%となります。
クレジットカードと紐付けて利用した場合は0.2%還元にとどまります。
キャッシュバックは銀行振込ではなく、次のKyash利用に充当できる残高への還元となります。1回の決済ごとに1%で計算して、1円未満の分は切り捨てられます。
キャッシュバック対象となる決済は、Kyashバーチャルカード、Kyashリアルカードでの支払いとなります。お友達・同僚などへの送金は対象外です。
また、 電子マネーへのチャージなど、一部キャッシュバック対象外の店舗やサービスがあります。
商品券・電子マネー等、複数の店舗で決済利用可能な支払い手段であるとKyashの運営会社が判断するものはキャッシュバックの対象外となります。
Kyash Cardには、Visa・Mastercard・JCB・アメックスブランドのクレジットカード、デビットカードからチャージすることが可能です。
大人の方ですとクレジットカードでのチャージがおすすめです。Kyash Cardへのクレジットチャージでポイントを獲得できるクレジットカードがあります。
電子マネー・プリペイドカードへのチャージはポイント付与対象外のクレカもありますけれども、システム上で付与除外設定を行うまではポイント対象です。
カードユーザーの利用金額が増加して目立ってくるまでは、問題なくポイントが付与されるケースが大多数です。
したがって、クレジットカード・デビットカードのポイント・マイル・キャッシュバック等と、Kyash Cardのキャッシュバックで二重に得することが可能です。
ただし、LINE Payカードのように、当初は2%還元でも、一定のユーザー数を確保できたら改悪される可能性があります。
Kyash Cardも当初は2%還元でしたが、改悪が相次いでいます。
しかし、Kyashでの還元に加えて、登録したクレジットカードのポイントも二重取りできるので、Kyashは改悪後も依然としてお得な決済手段です。
d払いならポイント三重取り
Kyash Cardが決済時の本人認証サービス(3Dセキュア)に対応したことで、3Dセキュアが必須のPayサービスでも利用可能になりました。
d払いにKyashを登録することでポイント三重取りが可能になります。
- Kyashチャージに利用するクレジットカードのポイント等
- Kyash Cardの0.2%還元(1ポイント=1円で次の支払いに利用可能)
- d払いの0.5%還元(dポイント)
訴求力の高いポイント三重取りが可能です。サッカーで例えると、ツートップよりスリートップの方が攻撃力は増しますね。トリデンテ(三又の槍)のようなパワーがあります。
Kyash Cardを活用すると、お得なキャッシュレス生活が具現化します。
なお、Kyashの申込みはポイントサイト経由がお得です。
愛用ポイントサイトまとめ!
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— まつのすけ (@matsunosuke_jp) December 11, 2021
一部の取引ではポイント付与対象外
Kyash Visaカードは、以下の項目がキャッシュバック還元の対象外となっています。
主な対象外の項目
- モバイルSuicaアプリへのチャージ・アプリ内での支払い
- 前払式支払手段(第三者型)の購入、チャージ(WAON/nanaco/楽天Edy等)
- 交通系電子マネー(PASMO/SMART ICOCA/SAPICA/PiTaPa/SUGOCAなど)
- 寄付、公共料金、各種税金、ふるさと納税、年金、Yahoo!公金支払い
- 金券、商品券や有価証券等の現金同等物の購入
- 郵便局での支払い(実店舗・オンライン)、造幣局の販売サイト
2019年2月2日までは、モバイルSuicaアプリへのチャージ・アプリ内での支払いについては、6,000円以上がキャッシュバック対象でした。
しかし、2019年2月3日からは対象外となりました。Apple PayのSuica、Google PayのSuicaも同様です。代替候補については、以下で丹念に論述しています。
なお、以下の利用分は1%キャッシュバックの対象となります。
- 楽天Pay
- Amazon
- Amazonギフト券
- モスカード
- スターバックス カード
- ドトールバリューカード
- PayPay
- Yahoo!ウォレット
- PayPal
QUICPay加盟店でも利用可能
現在はApple Pay、Google PayアプリにKyash Cardを設定することで、全国のコンビニ・スーパー・ドラッグストア等のQUICPay加盟店にて利用可能です。
なお、Kyash Visaカードをロックしていると、Apple Payに登録できません。
一度ロックを解除してから登録しましょう
Kyashで使えるQUICPayの対応端末台数は膨大であり、主要なコンビニ・ドラッグストア・スーパーで幅広く利用可能です。サイン不要なので、特にタクシーで便利。主な店舗は下表の通りです。
ジャンル | 店名 |
---|---|
コンビニ | セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップ、ポプラ、生活彩家、ローソンストア100、ローソンマート |
スーパー | イトーヨーカドー、イオングループ、ジャパン、オーケー、アピタ、ピアゴ、阪急オアシス、アークス、平和堂、近商ストア |
百貨店等 | ドン・キホーテ、阪急メンズ大阪/東京、近鉄百貨店、阪急百貨店、阪神百貨店、名鉄百貨店、ジェイアール名古屋タカシマヤ、JRセントラルタワーズ/JRゲートタワー/ゲートウォーク、なんばCITY、なんばパークス、ル・トロワ、阪急西宮ガーデンズ |
ガソリンスタンド | ENEOS、昭和シェル石油、エッソ・モービル・ゼネラル(セルフSS) |
ドラックストア | ツルハドラッグ、スギ薬局、ココカラファイン、富士薬品グループ(セイムス・スマイル・アメリカンドラッグ等)、くすりの福太郎、ドラッグユタカ |
カフェ | タリーズコーヒー、ドトールコーヒー、エクセルシオールカフェ、コメダ珈琲店、甘味喫茶おかげ庵、カフェ・ド・クリエ |
食事 | マクドナルド、ロッテリア、吉野家、すき家、壱番屋、モスバーガー、すかいらーくグループ、ロイヤルホスト、かっぱ寿司、はま寿司、リンガーハット、牛角、餃子の王将、サガミチェーン、鳥どり、海鮮三崎港、味の民芸、バーガーキング |
本・CD/DVD | TSUTAYA、蔦屋書店、HMV、古本市場、明林堂書店、八重洲ブックセンター |
家電 | ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、エディオン、ヨドバシカメラ、ノジマ、PC DEPOT |
カーライフ | オートバックス、 スーパーオートバックス、 オートバックスガレージ、 Smart+1A PIT AUTOBACS SHINONOME |
タクシー | 東京無線タクシー、チェカーキャブ、さくらタクシー、日本交通、国際自動車、朝日交通、昭和グループ、明和グループ、名古屋近鉄タクシー、宝交通、東和交通、日の丸自動車 |
バス | 京都バスチケットセンター、大阪駅JR高速バスターミナル、三宮バスターミナルチケットセンター |
ホテル | アパホテル |
空港 | ANA FESTA、新千歳空港ターミナルビル、中部国際空港セントレア、大分空港 |
レジャー | 東京ディズニーランド/シー、MOVIX、ジャンカラ、スーパージャンカラ、USJ、富士急ハイランド、スパリゾートハワイアンズ、京セラドーム大阪、快活CLUB、福岡 ヤフオク!ドーム、東京ドーム、アドベンチャーワールド、コロナワールド、東京タワー、阪神甲子園球場、キッザニア東京・甲子園 |
ファッション | ユニクロ、ライトオン、マックハウス、マックハウスプラザ、OUTLET-J、コナカ、メガネスーパー |
その他 | acure、auショップ、モッズ・ヘア、カクヤス |
その他、QUICPayの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
無審査でクレジットカードのような審査は不要
クレジットカードは30万円や50万円といった利用限度額の範囲内なら決済が可能であり、後払いなので与信するクレジットカード会社に貸し倒れリスクが生じます。
したがって、発行に審査が必要となり、貸し倒れリスクを重視して安全域を広く確保するクレジットカード会社だと、審査が厳しくなる傾向があります。
しかし、Kyash CardのようなVisaプリペイドカードは前払い方式で、事前にチャージした範囲でしか使えないので、Kyash Card側に貸し倒れリスクは皆無です。
したがって、運営側は基本的にノーリスクなので、原則として審査なしに発行することができます。
Kyash Cardを使ってもらえさえすれば、貸し倒れリスクなしにチャリンチャリンと運営会社のKyashは収益を獲得できるためです。
Kyash Cardは、バーチャルカードの場合はスピード発行が可能である点にエッジ・優位性があります。
アプリを登録するだけで爆速で利用できるようになり、スピーディーに使えるのが特徴です。
リアルカードについては、アプリ内で発行手続きを行ってから、カードが手元に届くまで待つ必要があります。
2018年6月は申込みが殺到しており、カードの到着まで1ヶ月程度かかる場合があります。ただし、この渋滞はそのうち落ち着くでしょう。
「残高利息」サービスで年利1%のKyashバリューは中止
2020年12月8日(火)配信のバージョン8.0.0から、銀行口座などから入金した残高に対して、年利1%の「残高利息」を毎月付与するサービスを開始する予定でした。
しかし、混乱が生じる懸念があることなどからリリースを一旦中止し、サービス名・内容を見直すことになりました(プレスリリース)。以下、発表されていた内容です。
対象の入金方法
銀行口座、セブン銀行ATM、コンビニ、ペイジーから入金した、Kyashマネー残高のみ
「残高利息」の計算は毎日実行され、現在の「残高利息」をアプリで確認でき、毎月1日に順次実施、Kyash残高にKyashバリューとして入金されます。
1%というのは年利なので、1ヶ月あたり得られるKyashバリューは0.0833%です。
前月に1回以上Kyashで決済していることが「残高利息」を得る条件であり、1円のオーソリゼーションなど、Visa加盟店にカードを登録する際の有効性確認は利用の対象外です。
銀行口座からのチャージ残高100万円で得られるKyashバリューは月833円です。これにKyash Cardで5万円決済した時の500ポイントを加えると、還元率2.67%にはなります(12万円決済では1.69%)。
期限付きのKyash残高がプレゼントされることも
有効期限が2日間のKyash残高(500円分)がプレゼントされたこともあります。
Visa加盟店でのショッピングに使えるので嬉しいキャンペーンでした。
最大のデメリットは1ヶ月5万円の還元上限!
Kyash Cardのポイント還元は月5万円が上限
1回・1ヶ月あたりの決済限度額が設定されており、高額の支払いでは不自由となります。
上限がデメリット
- Kyash Card:1回30万円・月100万円
- Kyash Card Lite:1回5万円・月12万円
- Kyash Card Virtual:1回3万円・月12万円(本人認証未完了時は1回5千・月2万円)
Kyash Cardは高額の決済も可能ですが、1%還元の対象は月5万円迄なので、これを突破する場合は使う意義が著しく減退するのが難点です。
Lite以下の場合、アーロンチェアのような高額のお買い物だけではなく、旅行代金など少し高めの金額でも突破してしまいます。
また、Liteの月間利用金額の上限は12万円であり、5年間の有効期間内で100万円がMAXとなっています(ポイント還元は月5万円まで)。
高額の決済を行ったら10万円や12万円は軽く突破してしまうため、不便となっています。
例えば、1回・1ヶ月の限度額を還元の上限である5万円に設定しておくのも選択肢です。
Kyash Cardは個人間送金アプリのKyashの普及手段としてのインセンティブの色彩が濃厚です(Kyashの利用上限)。
また、クレジットカード・デビットカードによるチャージはオートチャージのみである点がデメリットです。
海外サービス手数料
外貨建決済の利用時は、Visaの定める為替レートを基準とし、円換算した金額に海外サービス手数料3%が加算されます。
また、円建てでも「海外加盟店」に該当する場合は、3%の手数料が発生してしまいます。オンライン決済の際には注意しましょう。
クレジットカードは円建て決済は手数料無料で、外貨建て決済も1.6%~2.2%程度なので、Kyash Cardは相対的に高コストとなります。
不正利用の補償が弱い
Kyash Cardはクレジットカードとは異なり、不正利用の補償を受けための申請の期限が短いのがデメリットです(補償制度の詳細)。
不正利用による損害の発生から30日を経過している補償申請は対象外になってしまいます。
また、前回の補償から1年以内の補償申請も対象外となります。
したがって、たまにしか使わない場合は、アプリで一時ロックしておき、使う場合だけロック解除すると安全・安心です。
LiteとVirtualの場合、銀行口座を登録して本人確認が終了していないと補償の対象外となります。
Kyash Cardを有効化 | 銀行口座登録の有無にかかわらず補償 |
---|---|
Kyash Card Liteを利用 | 銀行口座の登録による本人確認が完了している場合のみ補償 (未登録の場合は対象外) |
Kyash Card Virtualを利用 |
Liteは海外のリアル店舗での支払いが不可
Kyash Card Liteは海外のリアル店舗で決済できないのも欠点。海外のオンラインサイトでは支払うことが可能です。
登録手順
Kyash Cardを使う手順は、まずiPhone、Androidスマホで無料アプリをインストールして、情報の入力・SMS認証とシンプルです。
- Kyash Cardのアプリをインストール(iOSはApp Store、AndroidはGoogle Pay)
- Facebook認証かメールアドレスの入力
- パスワード・本名・生年月日・携帯電話番号などを入力
- SMSでの認証
- Kyash Card(バーチャルカード)の発行(タップするだけ)
すぐにカード番号が発行されるので、あとはチャージすれば残高の範囲内で、クレジットカード同様にネット通販・アプリなどの決済に利用することが可能となります。
アプリで数分で発行できるのはバーチャルカードであり、インターネットでの支払いのみに利用できる限定カードです。リアル店舗でのVisa加盟店では使うことができません。
アプリからリアルカードの発行手続きを行うと、カードが届いたら実店舗のVisa加盟店でクレジットカードと同じようにお買い物できます。
メニュー「ウォレット」画面で右上のカードをプラスするマークをタップして、「リアルカードの申し込みについて」をタップすると手続きできます。
申込みフォームに氏名・メールアドレス・住所などを入力すればOKです。配送は日本国内のみです。
カードが届いたら、「リアルカード有効化」をタップすればOKです。
Kyash Cardのリアルカードは、ポレットカードと同様にペラペラで、クレジットカードと比較すると安っぽくて耐久性に懸念が残ります。
メールでもリアルカード有効化の案内があり、迷うことはありません。
注意点としては、リアルカードを有効化すると、カード番号、有効期限、セキュリティコードが変わる点です。
ネットショッピングにKyash Cardのバーチャルカードを登録していた場合は、再登録が必要になります。
Kyash Cardのチャージ方法
Kyash Cardは多種多様なチャージ方法で便利にチャージすることが可能です。
- 登録したクレジットカード
- 銀行口座(住信SBIネット銀行・イオン銀行・PayPay銀行・ゆうちょ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・りそな銀行などが対象)
- セブン銀行ATM
- コンビニ(ファミマ・ローソン・ミニストップ・セイコーマート)
- 銀行ATM(ペイジー)チャージ(ATMやネットバンキングで銀行口座の残高から)
- Kyashポイントからのチャージ
- ポイントインカム
- ドットマネー
コンビニの端末、銀行ATMのペイジーでチャージできるので、未成年や学生でもKyash Cardにサクッとチャージすることが可能です。
クレジットカードならWeb上でチャージが完結するので、インターネットにつながっていれば、いつでもチャージ可能で軽らかに利用可能です。
大人の方ですとクレジットカード・デビットカードでのチャージがおすすめです。
Kyash Cardへのクレジットチャージでポイントを獲得できるクレジットカード・デビットカードがあります。
他の国際ブランド搭載型プリペイドカードの「LINE Payカード」は、クレジットカードによるチャージはできません。
そうした情勢下でクレジットチャージが可能なのは、Kyash Cardのメリットです。
セブン銀行ATMでは、Kyashアプリでの操作で1,000円~5万円のチャージが可能です。
- セブン銀行ATMで「スマートフォンでの取引」をタップ
- ATM画面に表示されるQRコードをスキャン
- 読み取り後にアプリに表示される企業番号をATMに入力
- 紙幣を投入
2021年2月4日(木)からは毎月指定日に指定金額を銀行口座から自動入金することができるようになりました。手数料は無料です。
世界中の膨大なVisa加盟店で使える!セキュリティ面でも役立つ
Kyash CardはVisa加盟店で使えるので、まさに現金とほぼ同じ使い勝手の良さとなります。
VISAは国際ブランドの中でも最大級に、世界中で加盟店が多いのがメリットです。地球上で幅広く使える圧巻の決済力があります。
JCB・アメックス・ダイナースクラブは海外では使えない加盟店も多く、結局サブカードとしてVisaかMastercardを持たざるを得ません。
事実、クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で圧倒的なNo.1となっています(NILSON REPORT 2023年5月)。
- Visa:38.73%
- Mastercard:28.97%
- UnionPay(銀聯):23.45%
- Amex:4.61%
- JCB:2.53%
- DinersClub/DISCOVER:1.72%
例えばメインのクレジットカードを持っている場合、Kyash Cardを使ってお買い物した場合、万が一Kyash Cardの情報が流出しても、メインカード本体の番号を知られることはありません。
Kyash Cardを使えば、リアル店舗でもインターネット上でも安心してお買い物ができます。特に信頼性が定かではないショップでのお買い物には、とても便利です。
今ひとつ怪しげなお店や、評判が今ひとつわからない初めてのサイトや海外サイトでいきなりクレカの番号を打ち込むのは抵抗がありますよね。Kyash Cardはそのような際に便利です!
スマホでロックを行えば、一時的にKyash Cardで決済できないようになります。
Kyashアプリのウォレット画面で、「カードロック」をタップしればOKです。
普段は一時停止しておき、使うときだけ解除すれば、不正利用のリスクは極限まで低下します。頑健で堅牢な鉄壁のセキュリティ体制を構築できます。
メインカードの国際ブランドがJCB、アメックス、ダイナースで、サブカードでVISAクレジットカードがない場合にも便利です。
Visa・Mastercardのみ決済可能という加盟店では、Kyash Cardで決済するという使い方も可能です。
なお、1つの支払いに複数のカード(クレジットとプリペイドなど)を併用することはできません。ただし、現金との併用はお店側の判断となり、OKの店舗とNGの店に分かれています。
商品返品・キャンセルを行った場合、返金はリアルタイムではなく、時間がかかります。
通常は1週間程度ですけれども、最大で75日程度かかる場合があります。返金の時期は利用店舗側はわからないので、知りたい場合はKyashに問い合わせましょう。
Pay対応
Kyash Cardが対応しているPayは、PayPay、楽天ペイ、d払いです。au PAY、メルペイ、ファミペイには対応していません。
PayPayと楽天ペイでのポイント二重取りは不可能であり、Kyash Cardの還元のみです。
PayPayポイント払いの還元率は0.5%~1.5%であり、1%以上にする条件は厳しいので、Kyash Card+クレジットカードで2%以上になる場合は、KyashでのPayPay払いがお得です。
ただし、PayPaのキャンペーンは非適用になるので、キャンペーン開催店舗ではPayPayポイント払いがおすすめです。
Kyash Cardの端数を使い切りたい場合
Kyash Cardに残った端数を使い切りたい場合は、15円~50万円の範囲にて1円単位で購入できるAmazonギフト券を買えばOKです。
Eメールタイプなら15円以上1円単位(自分に送信可能)、残高への直接チャージなら100円以上1円単位で購入できます(公式ページ)。
有効期限は以前は1年でしたが、2017年4月下旬から10年間に一気に伸びたので、使いやすくなりました。
Amazonギフト券は自分用にも買えます。Amazonギフト券(チャージタイプ)ですと、直接、自分のアカウントの残高にプラスされるので便利です。
「金額」において5,000円・2万円・4万円を選択可能。また、100円~50万円までの任意の金額を入力して、1円単位で購入金額を指定できます(Eメールタイプは15円~50万円)。
購入画面には、「1円単位での金額入力欄」があるので、そこに数字を入力する流れとなります。レジの画面でKyash Cardのカード番号を打ち込んで、決済すればOKです。
例えばANA VISA プリペイドカードの残高が1,726円で、これを使い切りたい場合は、1,726円分のAmazonギフト券を購入すれば、きれいに使い切ることができます。
Amazonギフト券を買うと、Kyash Cardを使わなくなった場合でも、きれいに使い切って0円にすることが可能です。
- Amazonギフト券(チャージタイプ) ※100円以上1円単位
- Amazonギフト券(Eメールタイプ) ※15円以上1円単位(自分に送信可能)
Kyash Cardまとめ
Kyash Cardは、クレジットカード、コンビニ、Pay-easy、セブン銀行ATMなど多様な方法でチャージできて、原則としてVisa加盟店で利用できるVisaプリペイドカードです。
クレジットカードを持てない学生などの方でも便利に使えて、オンラインショップでの決済やアプリ・ゲーム等の課金がはかどります。
Kyash Card | Kyash Card Lite | Kyash Card Virtual | |
---|---|---|---|
ICチップ(4桁暗証番号) | ◯ | - | - |
Visaタッチ決済 | ◯ | - | - |
Apple Pay、Google Pay (QUICPay決済) | ◯ | ◯ | ◯ |
国内利用 | ◯ | ◯ | オンライン決済のみ |
海外利用 | ◯ | オンライン決済のみ | オンライン決済のみ |
24時間あたりの決済上限 | 30万円 | 5万円 | 3万円 ※本人認証なし:5千円 |
月あたりの決済上限 | 100万円 | 12万円 | 12万円 ※本人認証なし:2万円 |
ポイント還元率 ※一部対象外取引あり ※クレカの場合は0.2% | 1% | 0.5% | 0.5% |
月あたりの還元対象決済上限 | 5万円 | 5万円 | 5万円 |
発行手数料 | 900円 | 300円 | 無料 |
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 |
本人確認書類 | 必要 | 不要 | 不要 |
おすすめは還元率1%のKYASH CARDです。900円の発行手数料は必要ですが、日常生活で使っていけばあっという間に取り戻せます。
Kyashがポイント付与対象のクレジットカードで支払えば、ポイント二重取りが可能なのが最大のメリットです。
- PayPayカード:合計1.2%
- リクルートカード:合計1.4%
- Orico Card THE POINT:合計1.2%
- 三井住友カード ゴールド(NL):最大2.2%(年100万円マイ・ペイすリボ利用時)
- エポスゴールドカード:年100万利用時は合計1.7%
- ANA VISAカード、ANA Mastercard:マイル+0.2%
爆速でスピード発行できるのが最大のメリットであり、アプリをダウンロードしてポチポチするだけで、すぐにバーチャルカードのKyash Cardを発行することが可能です。
アプリからリアルカードを発行することで、物理型のプラスチック製カードも発行で、実店舗での決済も可能となります。
Visa加盟店でのカードショッピングでは1%の還元があるのが最大のメリットです。
クレジットカードを持っている方でも、信頼性が定かではなく本体のクレジットカードの情報を開示したくないショップでの決済などに活用することが可能です。
多彩なチャージ方法が用意されており、クレジットカードを持っていない方でもチャージしてクレジットカードのように支払うことが可能です。
なお、Kyashの申込みはポイントサイト経由がお得です。
愛用ポイントサイトまとめ!
✅Rebates (交換が面倒なら最有力)https://t.co/TbCBrcVikO
✅Gポイントhttps://t.co/kG3b8dlfrc
✅ちょびリッチhttps://t.co/DQlbDtP3vZ
✅ポイントインカムhttps://t.co/ml8wEoLVne pic.twitter.com/68VpJVJEO6
— まつのすけ (@matsunosuke_jp) December 11, 2021
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SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
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Kyash CardへはVisa・Mastercard・JCB・アメックスのクレジットカードでもチャージ可能となっています。
現時点ではポイント・マイルの除外設定はかかっていないカードも多数存在。楽天カードは対象外ですが、PayPayカードは対象です。
年会費無料のマスターカードもコスパ良好なクレジットカードが揃っています。
高還元カードでは、年会費無料カードで1.2%還元(ポン活のLoppiお試し引換券なら1.8%~3.6%)のリクルートカードがおすすめです。お得な入会キャンペーンも開催されています。
丸井をよくご利用する方ですと、エポスポイントが貯まるエポスカードがおすすめです。全国10,000店舗以上での優待特典も受けられます。
ゴールドカードになると年100万円利用時は1.5%還元となるのが大きなメリットです。
年会費無料で1%以上の還元率のカードや、年会費以上に得する高還元のクレジットカードもあります。
日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめカードには、珠玉のクレジットカードが集結しています。
多様な項目での最強のクレジットカードについては、以下で論述しています。
国際ブランドごとのおすすめクレジットカードについては、Visa、Mastercardにまとめています。
Kyash Card以外では、JCBやVISA、Mastercard加盟店で利用できる国際ブランド搭載型プリペイドカードも便利です。クレジットカードに抵抗がある場合は、これらを活用するとお得です。
名前 | 特徴 |
---|---|
Revolut | Visaブランド。還元なしも外貨決済の手数料がなく、為替コストも僅少なので、外貨建て決済におすすめ |
トヨタウォレット | Mastercardのネットで使えるプリペイドカード。リアル店舗ではiD決済が可能。還元率1% |
Kyash Card | 還元率0.2%。VisaかMastercardなら大多数のクレジットカードでポイント二重取りが可能 |
au PAY プリペイドカード | auユーザーが利用可能。Mastercard加盟店で還元率0.5~5.5%。 au PAYチャージにおすすめのクレジットカードでポイント二重取りが可能 |
dカード プリペイド | Visa加盟店で0.5%のdポイント。ローソンではその他に3%還元。dポイントでチャージ可能 |
ソフトバンクカード | ソフトバンクユーザーが利用可能。Visa加盟店にて還元率0.5% |
JAL Global WALLET | カード利用でJALマイルを獲得可能。海外ATMでの現地通貨引き出し、クレジットカードでのチャージも可能 |
ANA JCBプリペイドカード | 0.5%のANAマイルが付与。JCB加盟店で利用可能 ANA JCBカード、楽天カードやヤフーカード等のJCBならチャージ無料 |
ANA VISAプリペイドカード | 0.5%のANAマイルが付与。Visa加盟店で利用可能。ANA VISAカード、ANA Mastercardならチャージ無料 |
エポスVisaプリペイドカード | エポスカード保有者が利用可能。ポイントをチャージしてVisa加盟店で利用可能。還元率0.5% |
デビットカードという選択肢もあります。VisaデビットカードやJCBデビットカードの中には1%~2%還元のカードも存在しています。
原則として審査はなく、銀行の普通預金口座があれば作成できます。クレジットカードの審査に通らない方でも保有することが可能です。
デビットカードは事前のチャージが不要ですし、ポイント還元の上限も無制限か月20万円なのがメリットです。
原則として膨大なVisaもしくはJCB加盟店でお買い物でき、日本国内だけでなく海外の加盟店でも使えますし、海外のATMでの現地通貨の引き出しも可能です。
ただし、デビットカードは高コストなので、海外ATMでの通貨引出しは最も低コストであるセディナカードがベストです。
年会費無料で基本還元率が最も高いデビットカードは、楽天銀行デビットカードであり、1%で楽天ポイントが付与されます。
JCBブランドは1種類、VISAブランドは楽天銀行ベーシックデビットカード、楽天銀行シルバーデビットカード、楽天銀行ゴールドデビットカードの3種類です。
セブン銀行のデビットカードは、セブン‐イレブン、そごう・西武、セブンネットショッピングでは1%、それ以外の加盟店も0.5%還元でnanacoポイントが得られます。
イオン銀行のデビットカードは還元率0.5%でイオンでの5%OFFの特典があります。
ただし、楽天市場や、マクドナルド・ミスタードーナツ・apollostation・大丸・松坂屋・ツルハドラッグなどの楽天ポイントカード加盟店を使わない場合は、楽天銀行のデビットカードは使い勝手が悪いです。
イオン銀行のデビットカードの方は、イオングループの店舗が近くにないとメリットが著しく減退します。
現金還元を重視しており、ポイント還元ではなくキャッシュバックがいい場合は、ネット銀行だとソニー銀行の「Sony Bank WALLET」が候補となります。
優遇プログラム Club S のステージに応じて、利用額の0.5%~2.0%がキャッシュバックされます。上限は20万円/月です。
住信SBIネット銀行のVisaデビットカードはいつでも0.6%の還元で、会員制度スマートプログラムのランクアップに役立つのがメリットです。
Mastercardデビットカードであるミライノデビットは0.8%還元、ミライノデビット PLATINUMは1.0%還元です。
メガバンクのデビットカードなら、還元率が低くても、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行のデビットカードが候補となります。
その他、おすすめのデビットカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。