ソラチカカードというクレジットカードがあります。正式名称は「ANA To Me CARD PASMO JCB」です。
JCB、東京メトロ、ANAが提携して発行しており、ANA一般カード、To Me CARD、JCBの魅力が融合したハイ・クオリティー・カードです。
ソラチカカードはカード利用、電子マネーチャージで0.5%~1.0%の還元率でANAマイルを獲得できるのがメリットです。
セブン-イレブンではANA QUICPay+nanacoを利用すると約1.75%ANAマイル還元となります。
更にメトロポイントを90%のレートでANAマイルに交換できるのが大きなメリットです。
ソラチカカードのマイルの還元率、交換、コース、貯め方、有効期限について、注意点を完全網羅して、2025年4月の最新の状況をわかりやすく徹底的に解説します。

国際ブランド |
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マイル還元の電子マネー・Pay・NFC決済 |
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- ETC
- 家族カード
- 2回払い
- リボ払い
- 海外旅行保険
- ショッピング保険(海外)
- 航空機搭乗中の保険(ANA一般カード共通)
年会費(税込) | 継続ボーナス | |
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初年度 | 2年目~ | |
無料 | 2,200円 | 1,000マイル |
マイル | ポイント | フライトボーナス |
ANAマイル | Oki Dokiポイント | +10% |
- 年間ボーナスポイントをメトロポイント経由でANAマイルに交換すると最大1.09%還元
- 東京メトロ乗車でポイント(平日5P、土休日15P)
- メトロPlus 自販機で100円につき1P、店舗200円につき1P
- PASMOチャージが還元対象
- 定期券購入時1,000円につき5メトロポイント+1 Oki Dokiポイント
- 100メトロポイント⇒90ANAマイル
目次
コース
ソラチカカードは「マイルコース」に加入することで、カード利用の還元をANAマイルへ自動移行することもできます。
マイルコースには5マイルコースと10マイルコースの二種類があります。内容は以下の通りです。
名前 | マイル移行手数料 | 貯まるマイル | マイル付与率 |
---|---|---|---|
5マイルコース | 無料 | 1,000円利用で5マイル | 0.5% |
10マイルコース | 5,500円(税込) | 1,000円利用で10マイル | 1.0% |
5マイルコースはマイル付与率が0.5%ですが、10マイルコースにすると1.0%に倍増します。
ただし、10マイルコースだと5,500円(税込)のマイル移行手数料がかかります。ここら辺の仕組みは他のANAカードと同じです。
ソラチカカードは、ANA VISAカード、ANA Mastercardの6,000円(税抜)よりも10マイルコースのコストが1,000円(税抜)安いです。
メインカードとしてソラチカカードを日常の決済で利用する場合は10マイルコースの方がお得です。1マイル2円だとすると年間27万円の利用で元が取れます。
マイルの移行の方法には、「マルチポイントコース」と「自動移行コース」があります。
マルチポイントコースは任意のタイミングでポイントをマイルに交換し、自動移行コースは自動的にマイルに交換されます。
5マイルコースの場合はマイル移行手数料がないので、移行を忘れないようにマルチポイントコースが便利です。ポイントをマイルに交換する手間を省けます。
10マイルコースの場合は、移行手数料はマイルに移行しない年度は発生しません。
つまり、自動移行コースだと毎年5,500円(税込)がかかりますが、2年に1回移行すると1年あたりのコストは2,750円(税込)になります。
毎年マイルに移行する場合は自動移行がいいですが、2年に1度でOKならマルチポイントコースが望ましいです。
なお、スケジュール管理が重要となりますが、10マイルコースの移行手数料は最大で3年に1回で済みます。
- 2025年4月1日に10マイルコースに登録(2026/3/31迄1ポイント→10マイルに)
- 2026年3月31日に全ポイントをマイルに移行
- 2026年4月1日~2028年3月31日の期間はポイントを交換しない(※2026年4月の獲得ポイントの有効期限は2028年4月末)
- 2028年4月にポイントをマイルに交換(※4月末までに交換しないとポイントが失効する点に注意)
後はこれを繰り返せば、マイル移行手数料の支払いは3年に1回で済みます。
ただし、ポイント交換を忘れて失効するリスクがあるので、Googleカレンダー等を利用してメールでアラームが届くように設定しましょう。
1マイルの価値については諸説がありますけれども、ビジネスクラスで利用した場合は1マイル3円以上に跳ね上がります。実質的な還元率が3%といった数字になります。
じっくりとマイルを貯めて2年に1度マイルに移行してビジネスクラスで利用するのが最もお得です。
国内の一般航空券でも1マイル1.5~2円程度の価値はあるので、ANAの飛行機に乗る機会がある方にとっては、ANAカードはお得なクレジットカードです。
ソラチカカードはJCBスターメンバーズが適用されて、年間のショッピング利用金額が一定以上になると、翌年度のポイント還元率がアップします。
年間の集計期間は12月16日~翌年12月15日です。年間利用額50万円以上で「スターβ」、100万円以上で「スターα」となります。
スターβだと、10%のボーナスポイントが付与されます。このボーナスポイントは1ポイント3マイルで移行できます。マイル付与率は0.03%相当です。
スターα は、20%のボーナスポイントが付与され、0.06%のANAマイルに移行できます。
前年度の年間利用額 | ステージ | ボーナスポイント | ボーナスマイル付与率 |
---|---|---|---|
50万円以上 | スターβ | 10% | 0.03% |
100万円以上 | スターα | 20% | 0.06% |
「通常獲得ポイント」は1ポイント以上1ポイント単位、「ボーナスポイント」は500ポイント以上1ポイント単位で移行できます。
5マイルコース、10マイルコースの場合のマイル付与率は、年間利用金額に応じたボーナスを考慮すると下表のとおりです。
前年度の年間利用額 | ステージ | 5マイルコース | 10マイルコース |
---|---|---|---|
50万円未満 | - | 0.50% | 1.00% |
50万円以上 | スターβ | 0.53% | 1.03% |
100万円以上 | スターα | 0.56% | 1.06% |
メトロポイントを活用すると最大1.54%ANAマイル還元に
年間の利用額に応じて最大1.06%のマイルが獲得可
ソラチカカードはJCBスターメンバーズが適用されて、年間のショッピング利用金額が一定以上になると、翌年度のポイント還元率がアップします。
前年度の年間利用額 | ステージ | ボーナスポイント | ボーナスマイル付与率 | 合計マイル付与率 |
---|---|---|---|---|
50万円以上 | スターβ | 10% | 0.03% | 1.03% |
100万円以上 | スターα | 20% | 0.06% | 1.06% |
メトロポイント経由でANAマイルに交換すると最大1.125%還元
ソラチカカードは交換を工夫するとボーナスポイント分は1.5倍のレートで交換できます。
年間利用額に応じたボーナスポイントは、そのままANAマイルに交換すると1ポイント3マイルです。
しかし、ボーナスのOki Dokiポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換すると、1ポイント4.5円になっちゃいます!
- ボーナスポイント→ANAマイル:500 Oki Dokiポイント→1,500マイル
- ボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイル:500 Oki Dokiポイント→2,500メトロポイント→2,250マイル
したがって、ソラチカ一般カードは年100万円以上利用時、通常1%+ボーナス0.09%=1.09%となります。
Oki Dokiポイントをメトロポイントに交換できるのはソラチカカード/ソラチカゴールドカードだけですので、オンリー・ワン、スペシャル・ワン、エアフォース・ワンの力を誇っています。
スマリボを活用すると最大1.5625%還元
ソラチカカードは自動リボ払いサービスの「スマリボ」を活用すると、更に高還元で得することが可能です。
スマリボは基本的にはANA JCB一般カード、ソラチカカードを寝かす場合に、年会費が割引になってお得なサービスです。

しかし、繰り上げ返済の手間を許容できるなら、メインカードとしてガンガン活用する場合でもお得な制度です。
スマリボを設定すると、通常ポイント・マイルとは別に通常0.3%ANAマイル相当のOki Doki ボーナスポイントを得られます。
+1倍のOki Dokiボーナスポイント=3マイル(0.3%)
これをOki Dokiポイント→メトロポイント→ANAマイルという「新ソラチカルート」でANAマイルに移行すると、1.5倍の0.45%のANAマイルとなります。
したがって、ソラチカカードのANAマイル還元率は、最大で一般カード1.54%/ゴールドカード1.5625%となります。
前年度の年間利用額 | 基本還元率 | 新ソラチカルート ボーナスマイル付与率 | 合計マイル付与率 |
---|---|---|---|
50万円未満 | 1% | 0.45% | 1.45% |
50万円以上 | 1% | 0.495% | 1.495% |
100万円以上 | 1% | 0.54% | 1.54% |
なんと年会費155,000円(税抜)のANAダイナースプレミアムを凌駕する高水準に昇華しますよ!
新ソラチカルートの活用によって、日常のカードショッピングでANAマイルをザクザクと獲得できてファンタスティックです。
公式サイトソラチカカード 公式キャンペーン
スマリボを活用した還元率UPの方法の詳細については、以下で解説しています。

マルチポイントコース 10マイルがおすすめ
手動でマイルを移行する「マルチポイントコース」と、自動で移行してくれる「自動移行コース」のどちらがよいかは、マイル移行の頻度によります。
毎年必ずマイルを移行するのであれば、マイル自動移行コースが便利です。
ただし、ポイント有効期限(2年)とあわせて2年に1回、マイル移行するならば移行手数料が1年あたり半額の2,500円(税抜)で済みます。
金額面ではマルチポイントコースがお得です。ただし、移行を忘れてしまうとポイントが無駄になってしまうため、自動移行が無難です。
また、「10マイルコースと5マイルコースのどちらがよいのか?」も重要な論点です。1マイルの価値を2円と考えた場合で計算します。
2年に1回マイルを移行する場合、損益分岐点は年250,000円(税抜)の利用です。これ未満なら5マイル、超なら10マイルコースがお得です。
- 10マイル:還元額5,000円(2,500マイル×2円)-年会費2,000円-実質移行手数料2,500円=500円
- 5マイル:還元額2,500円(1,250マイル×2円)-年会費2,000円=500円
毎年マイルを移行する場合、損益分岐点は年500,000円(税抜)の利用です。これ未満なら5マイル、超なら10マイルコースがベターです。
年間利用額ごとの実質還元額(1マイル2円換算)の一覧は下表のとおりです。年会費・ステージボーナスを考慮しています。
年間利用額 | 年1回マイル移行 | 2年に1回マイル移行 | ||
---|---|---|---|---|
10マイル | 5マイル | 10マイル | 5マイル | |
100,000 | -5,560 | -1,160 | -2,860 | -1,160 |
200,000 | -3,560 | -160 | -860 | -160 |
300,000 | -1,560 | 840 | 1,140 | 840 |
400,000 | 440 | 1,840 | 3,140 | 1,840 |
500,000 | 2,740 | 3,140 | 5,440 | 3,140 |
600,000 | 4,800 | 4,200 | 7,500 | 4,200 |
700,000 | 6,860 | 5,260 | 9,560 | 5,260 |
800,000 | 8,920 | 6,320 | 11,620 | 6,320 |
900,000 | 10,980 | 7,380 | 13,680 | 7,380 |
1,000,000 | 13,640 | 9,040 | 16,340 | 9,040 |
1,500,000 | 24,240 | 14,640 | 26,940 | 14,640 |
2,000,000 | 34,840 | 20,240 | 37,540 | 20,240 |
3,000,000 | 56,040 | 31,440 | 58,740 | 31,440 |
ちなみに頑張ってビジネスクラスの航空券と交換し、1マイル3円で使う場合の実質還元額の一覧は下表のとおりです。
年間利用額 | 年1回マイル移行 | 2年に1回マイル移行 | ||
---|---|---|---|---|
10マイル | 5マイル | 10マイル | 5マイル | |
100,000 | -4,560 | -660 | -1,860 | -660 |
200,000 | -1,560 | 840 | 1,140 | 840 |
300,000 | 1,440 | 2,340 | 4,140 | 2,340 |
400,000 | 4,440 | 3,840 | 7,140 | 3,840 |
500,000 | 7,890 | 5,790 | 10,590 | 5,790 |
600,000 | 10,980 | 7,380 | 13,680 | 7,380 |
700,000 | 14,070 | 8,970 | 16,770 | 8,970 |
800,000 | 17,160 | 10,560 | 19,860 | 10,560 |
900,000 | 20,250 | 12,150 | 22,950 | 12,150 |
1,000,000 | 24,240 | 14,640 | 26,940 | 14,640 |
1,500,000 | 40,140 | 23,040 | 42,840 | 23,040 |
2,000,000 | 56,040 | 31,440 | 58,740 | 31,440 |
3,000,000 | 87,840 | 48,240 | 90,540 | 48,240 |
還元率は良好!貯め方は多様
一般のJCB加盟店
ソラチカカードを利用すると、一般加盟店では1,000円につきJCBの「Oki Dokiポイント」が1ポイント貯まります。
Oki Dokiポイントは1ポイント5円相当なので、5マイルコースの場合、ソラチカカードのマイル還元率は0.5%です。
基本ポイントは5マイルコースだと1ポイント5マイルでANAマイルに交換できるので、1マイル2円相当と考えると還元率1.0%です。
リクルートカードの1.2%、基本1%・JCBオリジナルシリーズパートナーなら1.5%~5.5%のJCB CARD Wとと比較すると還元率は低いです。
5マイルコースは、日々の生活でメインカードとして使うには苦しい還元率です。
利用金額 | ソラチカカード (1マイル2円) | リクルートカード |
---|---|---|
月1万(年12万) | -1,560(-960) | 1,440 |
月2万(年24万) | -960(240) | 2,880 |
月3万(年36万) | -360(1,440) | 4,320 |
月4万(年48万) | 240(2,640) | 5,760 |
月5万(年60万) | 840(3,840) | 7,200 |
月6万(年72万) | 1,440(5,040) | 8,640 |
月7万(年84万) | 2,040(6,240) | 10,080 |
月8万(年96万) | 2,640(7,440) | 11,520 |
月9万(年108万) | 3,240(8,640) | 12,960 |
月10万(年120万) | 3,840(9,840) | 14,400 |
月15万(年180万) | 6,840(15,840) | 21,600 |
月20万(年240万) | 9,840(21,840) | 28,800 |
ソラチカカードは「JCB STAR MEMBERS」が適用され、年間50万円以上の利用で翌年度は10%のボーナスポイントを得られます。年間100万円以上の利用だと翌年度のボーナスポイントが20%となります。
このボーナスポイントは1ポイント3マイルで移行できるので、マイル付与率は年50万の利用で0.53%、年100万だと0.56%となります。
「10マイルコース」だと1ポイント10マイルでANAマイルに交換できるので、基本還元率1.0%でANAマイルが貯まるようになります。1マイル2円相当と考えると実質還元率が2.0%になります。
年間利用額に応じたボーナスポイントを含めると、合計で最大1.06%(1マイル2円換算で2.12%)となります。
年間利用額 | 年50万未満 | 年50万円以上 | 年100万円以上 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
適用ステージ | - | スターβ | スターα | |||
マイル還元率 | 5マイル (0.5%) | 10マイル (1%) | 5マイル (0.53%) | 10マイル (1.03%) | 5マイル (0.56%) | 10マイル (1.06%) |
50,000 | 250 | 500 | 265 | 515 | 280 | 530 |
100,000 | 500 | 1,000 | 530 | 1,030 | 560 | 1,060 |
150,000 | 750 | 1,500 | 795 | 1,545 | 840 | 1,590 |
200,000 | 1,000 | 2,000 | 1,060 | 2,060 | 1,120 | 2,120 |
250,000 | 1,250 | 2,500 | 1,325 | 2,575 | 1,400 | 2,650 |
300,000 | 1,500 | 3,000 | 1,590 | 3,090 | 1,680 | 3,180 |
350,000 | 1,750 | 3,500 | 1,855 | 3,605 | 1,960 | 3,710 |
400,000 | 2,000 | 4,000 | 2,120 | 4,120 | 2,240 | 4,240 |
450,000 | 2,250 | 4,500 | 2,385 | 4,635 | 2,520 | 4,770 |
500,000 | 2,500 | 5,000 | 2,650 | 5,150 | 2,800 | 5,300 |
600,000 | 3,000 | 6,000 | 3,180 | 6,180 | 3,360 | 6,360 |
700,000 | 3,500 | 7,000 | 3,710 | 7,210 | 3,920 | 7,420 |
800,000 | 4,000 | 8,000 | 4,240 | 8,240 | 4,480 | 8,480 |
900,000 | 4,500 | 9,000 | 4,770 | 9,270 | 5,040 | 9,540 |
1,000,000 | 5,000 | 10,000 | 5,300 | 10,300 | 5,600 | 10,600 |
ANAカードマイルプラスでは高還元
ANAカード特約店である「ANAカードマイルプラス」の提携店・対象商品では、利用金額100円または200円(税込)につき1マイルが積算されます。
以下の画像はセブン-イレブンで400円のお買い物をした例です。セブン-イレブンは200円あたり1マイルが加算されるので、0.5%の2マイルが加算されています。
通常のクレカ利用による0.5%/1%のポイントとは別に、更に0.5%~1%のマイルが貯まります。合計のマイル付与率は1%~2%になり、かなりお得になります!
レストランやカフェの利用でもザクザクとANAマイルが貯まっていきます。
クレカのポイントとは別にマイルを得られるのはお得感があります。
Edyマイルプラス・AMCモバイルプラスで楽天Edyが高還元
ANAカードに搭載されている電子マネーの楽天Edyを使うと、200円あたり1ANAマイルが得られます(マイル付与率0.5%)。
おサイフケータイでも同様にANAマイルを貯める設定が可能です。
楽天Edyには「Edyマイルプラス」という制度があります。対象店舗で楽天Edyで支払いをすると、通常2倍の200円あたり2マイル(マイル付与率1%)が得られます。対象店舗の目印は以下のステッカーです。
Edyマイルプラス対象店は、マツモトキヨシ、紀伊國屋書店、大丸・福岡天神店、エスカ地下街(名古屋駅新幹線口)です。
ANAマイレージクラブ会員は「ANAマイレージクラブ モバイルプラス」という制度に加入できます。有料ですが、楽天Edyの利用が高還元となります。
月会費は300円(税抜)であり、コストは年3,600円(税抜)。ドコモ・au・ソフトバンクの契約者が加入でき、支払い方法は以下の通りです。
- NTTドコモ:SPモード決済(コンテンツ決済サービス)
- su:auかんたん決済
- SoftBank:ソフトバンクまとめて支払い
これに入会すると、楽天Edyの利用で得られるANAマイルが3倍(200円あたり3ANAマイル)になります。マイル付与率1.5%です。

Edyマイルプラス対象店舗では200円あたり4マイルが貯まり、マイル付与率2%となります。
モバイルプラスのEdy以外のメリットとしては、旅割を一般販売より2日早く予約・購入可能、グローバルWiFi月1日分無料、オリジナルコンテンツなどがあります。
セブン-イレブンではQUICPay(nanaco)で最大1.75%
セブン-イレブンのヘビーユーザーの方ですと、ソラチカカードの10マイルコースは屈指の高還元でバリューが高いです。
セブン-イレブンは「ANAカードマイルプラス」の対象店舗で0.5%のマイルが特別に貯まります。5マイルコースだと1.0%のANAマイルが付与され、10マイルコースだと1.5%になります。
ソラチカカードはJCBブランドですので、「QUICPay(nanaco)」を使えます。
QUICPay(nanaco)とは、事前に申し込んでおくと、本来はプリペイド式のnanacoが後払いのQUICPayとして利用できるサービスです。
セブン&アイが発行している電子マネーのnanacoカードには、QUICPayも搭載されており、申し込むとnanacoでQUICPay払いが可能になります。
セブン-イレブンでQUICPay(nanaco)を使うと、0.5%のnanacoポイントを得られます。
QUICPay(nanaco)の利用代金は、ソラチカカードの他の利用と合算して請求されるので、1.0~1.5%のANAマイルも貯まります。
500nanacoポイントは250ANAマイルに交換できるので、QUICPay(nanaco)は0.25%のANAマイルが取れることになります。
5マイルコースだと合計で1.25%、10マイルコースだと合計1.75%のANAマイルが得られます。
セブン-イレブンをかなり使っている方ですと、ソラチカカードの10マイルコースがお得になります。
セブン-イレブンをよく使う場合は、ぜひQUICPay(nanaco)を活用してください。カード到着後、JCBのサイトから申し込めます。
東京メトロ乗車でメトロポイント
ソラチカカードには「メトロポイントPlus」というお得な制度があります。To Me CARDの会員サイトか多機能券売機で申し込めます。
加入手続きを済ませてからソラチカカードのPASMO機能で東京メトロの改札を通って電車に乗ると、1乗車ごとに以下のメトロポイントが貯まります。
メトロポイントPlusでのポイント付与
- 平日 :1乗車5ポイント(5円相当)
- 土休日:1乗車15ポイント(15円相当)
例
例えば平日に銀座に寄るために勤務先の日本橋から乗った場合、168円で5円もキャッシュバックとなります。なんと約2.98%です。
休日に自宅の神楽坂から後楽園に遊びに行った場合、なんと168円で15円もポイントがたまります!約8.93%!
運賃 (ICカード) | 平日乗車 | 休日乗車 |
---|---|---|
168 | 2.98% | 8.93% |
199 | 2.51% | 7.54% |
242 | 2.07% | 6.20% |
283 | 1.77% | 5.30% |
314 | 1.59% | 4.78% |
また、メトロポイントPlus加盟店にてPASMO電子マネーを利用すると、メトロポイントが貯まります。
- 店舗 :200円(税込)につきメトロポイント1ポイント
- 自販機:100円(税込)につきメトロポイント1ポイント
電子マネー
電子マネーへのチャージでポイントがつくのはPASMOのみです。
nanaco、楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCAへのチャージはできますが、ポイント対象外です。
nanaco、SMART ICOCAへのチャージでおすすめのクレジットカードは以下にまとめています。


楽天Edyチャージでお得なクレジットカードは、リクルートカード(1.2%)、エポスゴールドカード(0.5%~2%)、JQカード エポスゴールド(0.5%~2%)です。
モバイルSuicaへのチャージは、年会費が無料のビューカードがベストです。ANAカードですと、ANA VISA Suicaが年会費751円(税抜)で維持できます。
その他、非対応の電子マネーには対応の電子マネーでチャージしましょう。
名前 | 特徴 |
---|---|
nanaco | 税金の支払でクレジットカードのポイントが得られてお得 |
楽天Edy | 日本最大級の加盟店。チャージと利用でポイント二重取り可 |
WAON、JMB WAON | イオンで20日・30日は5%OFF。その他も多様な特典 |
Suica | 全国の電車や駅ナカ等のお買い物で利用可能。JRE POINTも獲得可 |
モバイルSuica | おサイフケータイで使えるSuica。エクスプレス予約も利用可 派生サービスのGoogle PayのSuica、Apple PayのSuicaも |
PASMO | 全国の電車や駅ナカ等のお買い物で利用可能 |
モバイルPASMO | おサイフケータイで使えるPASMO (モバイルPASMOチャージにおすすめのクレジットカード) |
Tマネー | TSUTAYA・ファミリーマート・ウエルシア等で利用可能。還元率0.2% |
交換
ソラチカカードはカード利用でJCBのOki Dokiポイント、東京メトロのメトロポイントの2種類のポイントが貯まります。
いずれもANAマイルに移行できるので、マイルに集約してお得に特典航空券やANA SKYコインで使うことが可能です。
Oki Dokiポイント
ソラチカカードはマルチポイントコースだと、JCBのOki Dokiポイントが貯まり、そこからANAマイルに交換できます。
もちろんANAマイル以外にも多種多様なアイテム、共通ポイントと交換することが可能です。

特に使いやすいポイント移行先は以下の通りです。
- 現金:1ポイント→3円
- メトロポイント:200ポイント→1,000円分
- nanacoポイント:200ポイント→1,000ポイント
- dポイント:200ポイント→800ポイント
- Pontaポイント:200ポイント→800ポイント
- 楽天ポイント:200ポイント→800ポイント
- スターバックスカードチャージ:200ポイント→800ポイント
- WAONポイント:200ポイント→800ポイント
- 楽天Edy:500ポイント→1,500円分
メトロポイント
東京メトロの利用で貯まるメトロポイントの使い方は多数あります。おすすめのポイント移行先は以下の通りです。
- PASMOチャージ:10ポイント→10円チャージ
- ANAマイルに移行:100ポイント→90マイル
- nanacoポイント:500ポイント→500ポイント
ソラチカカードの最大のメリットは、メトロポイントを10対9の交換レートでANAマイルに移行できる点です。
メトロポイント→ANAマイルは通常は1対0.6(60%)ですが、ソラチカカードを保有していると1対0.9(90%)のレートでマイルに移行できるのが肝になります。
その圧倒的な戦闘力は他のクレカの追随を許さないほど突出しており、ジョジョで喩えるとキラークイーンのような一撃必殺の破壊力があります。
メトロポイント→ANAマイルが90%になる点を考慮するならば、年会費はちっとも高くありません。「損して得取れ」の典型例です。
メトロポイントからANAマイルに移行できるのは、1ヶ月あたり2万ポイント(18,000マイル)が上限です。
ただし、多くの方はこれを突破することはほとんどないでしょうし、仮にここがボトルネックになったとしても、メトロポイントの有効期限までは問題なく交換しきれることがほとんどです。
2万メトロポイントがしっかりと18,000ANAマイルに代わりました!
私のようなぼっちだと数カ月先であれば、ハワイへのビジネスクラスなどの人気路線でなければ取れます。人気路線でも1年先であれば確保可能です。
実際にANAステイタス会員・SFC会員でないのに、東京(成田・羽田)→ホノルル(オハフ島)のビジネスクラスの特典航空券を、ぼっちパワーを遺憾なく発揮して予約することができました。
人生において「ぼっちでよかった」と思った数少ない局面の一つでしたヽ(´ー`)ノ
2019年春にはファーストクラス搭載の大型機であるエアバス A380がハワイに就航する予定となっています。
それ以降はハワイ行きのビジネスクラスも特典航空券が取りやすくなる可能性もあります。
有効期限
ソラチカカードで「自動移行コース」を選択して、カード利用による還元を直接マイルに自動移行した場合、ANAマイルの有効期限は通常通り3年です。
Oki Dokiポイントの有効期限は2年間なので、手動でマイルを移行する「マルチポイントコース」の場合、ポイントの有効期限とマイルの有効期限があります。
カード利用で獲得したポイントが2年、マイル移行後のANAマイルの有効期限が3年で最大5年となります。
ただし、マルチポイントコースの場合でも、ANAカード特約店である「ANAカードマイルプラス」の利用分は直接ANAマイルが貯まるので有効期限は3年です。
東京メトロ乗車で貯まるメトロポイントは、毎年4月1日~翌年3月末日の獲得分が翌々年の3月末日まで有効となります。
- 2022年4月1日に獲得→2024年3月末まで有効
- 2023年3月31日に獲得→2024年3月末まで有効
- 2023年4月1日に獲得→2025年3月末まで有効
- 2024年3月31日に獲得→2025年3月末まで有効
最短で1年、最長で2年間となります。メトロポイントは、毎月11日に会員のメトロポイント口座に記録され、記録された時点からの有効となります。
メトロポイントをANAマイルに交換した場合、そこから有効期間は3年になるので、通算の有効期限は4~5年に伸ばすことが可能です。
まとめ
ソラチカカードはカード利用、電子マネーチャージで、5マイルコースだと0.5%、10マイルコースなら1.0%の還元率でANAマイルを獲得できるのがメリットです。
セブン-イレブンではANA QUICPay+nanacoを利用すると約1.75%ANAマイル還元にすることが可能です。
マツモトキヨシ、スターバックス、ENEOS等のANAカードマイルプラスだと1.5%~2%の高還元となります。
また、「メトロポイントPlus」によって東京メトロ乗車で最大で約9%のメトロポイントを獲得できます。
メトロポイントを90%のレートでANAマイルに交換できるのが大きなメリットです。
陸でのマイル獲得の真髄を極める究極のエレガンスがあり、魂を揺さぶる程の最高潮に達したエネルギーがあります。
世代を超えて愛される傑出した航空系カード、マイルが貯まるクレジットカードであり、順風満帆・視界良好で新しい世界へ雄飛する機会を手に入れられます。
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は、メトロポイント→ANAマイルが90%のレートとなるのが絶大なメリットです。
幾多のANAカードの中でも突出したベネフィットであり、フライトに八面六臂の活躍を見せてくれます。
税込2,200円(初年度無料)の年会費が発生しますけれども、毎年1,000マイルの継続ボーナスが付与されます。
1マイル2円と考えると年会費はほぼトントンとなります。それで90%のメトロポイント→ANAマイル交換など、卓越したベネフィットを享受できます。

PASMOオートチャージでもANAマイルを獲得可能。ANAマイルの使い道は多様であり、旅行・出張に役立ちます。

アメックスやダイナース等の高級カードと同様にソラチカカード会員限定のイベントも開催されており、人生がもっと楽しくなるクレジットカードです。

もちろんANA機体工場見学会、ANAビジネス/ファーストクラス機内食試食&見学、国内線プレミアムクラスお弁当&ANA機体工場見学会、シークレットコンサート、宝塚貸切公演、横浜F・マリノス特別席での観戦など、ANAカード会員限定のイベントにも参加できます。
以前JCBに取材に行き、イシュイング本部 イシュイング推進部 商品企画グループ 副主事の新宮さんにインタビューしました。
JCBカードの魅力、JCBの歴史・強み、安全・安心の信頼性と充実した特典を両立させている点について取材しています。

ソラチカカードは入会キャンペーンが豪華なのも魅力的な点です。大量のマイルを獲得できます。

ANA To Me CARD PASMO JCBの詳細は以下で丹念に分析しています。

実際にソラチカカードをフル活用したところ、流麗なANAマイル還元を享受できました。

東京メトロ乗車で最大級のメトロポイントを得られて、スマリボの活用で1.5625%ANAマイル還元となるゴールドカードもあります。

メトロポイント→ANAマイルの高レートでの交換は、オンリー・ワン、スペシャル・ワン、エアフォース・ワンのパワーがあります。モデルで喩えると、ミランダ・カーのような女子力があります。
慈愛さえ感じるような豊潤なお得さには身震いする程であり、珠玉のパフォーマンスを発揮しています。歴史の偉人で例えると、ジャンヌ・ダルクのような戦闘力があります。
空前の低金利の時代には、ソラチカカードのお得度は絶大な威力があります。お得にフライトでき、トラベル・人生を豊かに彩ることができます。
入会キャンペーンも充実しており、大量のANAマイルを得ることができます。
公式サイトANA JCB / ソラチカカード 公式キャンペーン
ソラチカカード以外にも、ANA JCBカードは魅力的なクレジットカードが満載となっています。
各ANA JCBカードの比較をまとめると下表のとおりです。
FIRST | 一般/ソラチカ | ワイドカード | ワイドゴールド ソラチカゴールド | プレミアム | |
---|---|---|---|---|---|
限定デザイン | - | - | - | 数年に1度 | - |
年会費(税込) | 無料 (5年間) | 2,200 (初年度無料) | 7,975 | 15,400 | 77,000 |
マイル移行費用 | 無料 | 5,500 | 5,500 | 0 | 0 |
年間コスト(※) | 無料 | 4,950 | 10,725 | 15,400 | 77,000 |
家族会員年会費(税込) | 無料 (5年間) | 1,100 | 1,650 | 4,400 (ソラチカは 2,200) | 4,400 |
ポイント有効期間 | 2年 | 2年 | 2年 | 3年 | 5年 |
継続ボーナス | 3,000マイル | 1,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 10,000マイル |
フライトボーナス | +10% | +10% | +25% | +25% | +50% |
ANAワイドカード特典 | - | - | ◯ | ◯ | ◯ |
Gold Basic Service | - | - | - | ◯ | ◯ |
国内線ANAラウンジ | - | - | - | - | ◯ |
コンシェルジュ コース料理1名無料 関西有名テーマパークのJCBラウンジ 京都JCBラウンジ JCBプラチナカード特典 | - | - | - | - | ◯ |
プライオリティパス | - | - | - | - | ◯ |
楽天Edyチャージ | - | マイル× | マイル× | マイル付与 | マイル付与 |
旅行傷害保険 | - | 最高1000万 | 最高5000万 | 最高1億円 | 最高1億円 |
ショッピング保険 | 最高100 円(海外) | 最高100万 | 最高100万 | 最高500万 | 年間最高500万 |
航空機遅延費用 | - | - | - | ◯ | ◯ |
※2年に1回マイル移行。自動リボのスマリボ利用の場合は割引あり
電子マネーの側面ではQUICPay(nanaco)を利用でき、セブン-イレブンでは屈指の高還元カードとなります。Apple Payも利用可能です。

各ANA JCBカードの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
ANA JCB ワイドカードとANA JCB 一般カードの相違点については、以下で精緻に分析しています。

その他、あらゆるANAカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。

ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。

以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。

ANAカードを保有すると、国内線、国際線の両方の空港ショップで5%~10%OFFを利用できます。お土産、免税品の購入がお得になり、家計が頑健化します。

SFC、ANAダイナースプレミアム、ANAアメックス・プレミアム以外は、カードが手元に届く前にも割引を利用できるので便利です。

ANAカードは、ANAオリジナルアロマ、ファーストクラス・ビジネスクラス搭載ワイン等が魅力的なネット通販「ANA ショッピング A-style」でも5%OFFを享受できます。

ANA JCBカードは、ANAカードとJCBの魅力が融合したクレジットカードです。大量のマイルを得られるキャンペーンも魅力的です。
公式サイトANA JCBカード 公式キャンペーン