LINEポイントというLINEのポイント・プログラムがあります。LINE Payの残高、Amazonギフト券などに交換できる便利なポイントです。
貯めたポイントはLINEストアだけではなく、LINE Pay プリペイドカードを使うと、ネットのVisa加盟店、電子マネーiDでお買い物できます。また、PayPayポイントに交換することも可能です。
LINEポイントの交換方法、お得でおすすめの交換先、貯め方、付与時期、もらえないケース、クイズ、メリット、デメリットについてまとめます。
目次
LINEポイントとは
LINEポイントとは、LINEの各種サービス、リアルのお店・ネットショッピングなどで貯まり、現金同様に便利に使えるポイントです。
様々な企業がポイント制度を導入しており、仁義なきサバイバル競争が繰り広げられている中でも、ひときわ戦闘力が高いポイント制度です。
スマホアプリのLINEを起動した後に、アンダーバー右端の「ウォレット」をタップして、「LINEポイント」を選択すれば、LINEポイントの画面に進めます。
LINEポイントを貯める方法
少しの工夫でLINEポイントはドンドン貯めることが可能です。実際に66,113ポイント貯めた経験に基づいて解説します。
LINEの各種サービス利用
LINEポイントは、LINEの各種サービスを利用することで貯まります。リアルの生活に直結したサービスもあります。
一例としては、全国14,000店舗のフードメニューをLINEから注文できるデリバリーサービス「LINEデリマ」を利用するとLINEポイントを獲得できます。
また、LINEポイント内の動画や公式アカウントの友だち追加などの広告で貯まります。
インセンティブ付き紹介サービス(リワード広告)の仕組みとなっています。時間に余裕がある場合は動画・公式アカウントの友だち追加で貯めるのも一興です。
早速試しに「LINEポイント」を友だちに追加しました。5ポイントが得られます。
LINEクレカ(P+)は最大5%還元
年会費無料カードでサブカードとしても有用な「LINEクレカ(P+)」は、LINE Payのコード支払い(チャージ&ペイ)が5%LINEポイント還元です。
上限は1ヶ月500ポイントなので、10,000円利用分が上限となります。
LINE PayはPayPay加盟店でも利用可能です。ポイントサイト経由で申し込むとお得な時期があります。
Visa LINE Pay クレジットカードの利用
忙しい場合は、メインの貯め方はVisa LINE Pay クレジットカードの利用が無難。日常のお買い物でザクザクとLINEポイントを貯められます。
カードショッピングは基本1%還元です。
スマホによるコード決済のLINE Payは、Visa LINE Pay クレジットカードによる「チャージ&ペイ」でないと、LINEポイントが貯まりません。
チャージ&ペイとは、Visa LINE Payクレジットカードの情報を「LINE Pay」に登録することで、事前チャージなしにコード払いできる決済方法です。
還元率はLINEポイントクラブのランクに応じて1%~3%となります。
その他、おすすめのクレジットカードは以下をご参照ください。
LINEショッピング
LINEショッピングを経由して買い物すると、購入額の最大20%のLINEポイントがボーナスで付与されます。複数商品を購入する場合は、その都度経由する必要があります。
楽天市場では楽天ポイント、Yahoo!ショッピングではVポイントなど、各ショップ固有のポイントは通常通り貯まるので、ポイント二重取りが可能です。
ショップ名 | ボーナス 還元率 | 備考 |
---|---|---|
ユニクロオンラインストア | 1.0% | |
楽天市場 | 0.5% | 楽天ポイントも付与 |
Yahoo!ショッピング LOHACO | 0.5% | PayPayポイントも付与 |
セブンネットショッピング | 2.0% | 一部ではnanacoポイントも付与 |
実際の購入は各提携サイトで行うことになるので、LINEのアカウントだけではなく、購入する商品のサイトのアカウント登録が必要です。
クレジットカード
貯めたポイントをLINEポイントに交換できるクレジットカードが存在しています。
年会費無料で維持できて1%還元のクレジットカードもあり、日々の生活費の支払いで着実にLINEポイントを獲得できます。
キャンペーン
LINEポイントがプレゼントされるキャンペーンが、定期的に開催されています。
トークをタップするだけで、5円相当のLINEポイントがもらえることもありました。
Apple Payの設定&2,000円以上利用で1,200ポイントが得られたことも!(キャンペーン内容)
リアル店舗での商品購入でLINEポイントを得られることもあります。
一例として大手スーパーで「おーいお茶 新緑」を1本購入すると、50LINEポイントがプレゼントされるキャンペーンが開催されました。
最大で1アカウントあたり5本(250ポイント)であり、実際に獲得できました!
綾鷹の購入で20~200ポイントを得られるキャンペーンも!
2019年1月25日~1月31日は、コンビニとドラッグストアでコード支払いすると、20%のLINE Pay残高を還元するキャンペーンも行われていました。
LINE Payはこのようなお得なキャンペーンを定期的に開催しています。詳細は以下にまとめています。
クイズに答えるとLINEポイントをもらえる
多様なクイズに答えて正解すると、LINEポイントを得られるキャンペーンが定期的に開催されています。
概ね2〜3問の設問に全問正解することで3ポイントを獲得できるクイズが多く、開催されている場合はLINEポイントのトップページにお知らせが出てきます。
お知らせのバナーをタップして「クイズに回答する」を選択することで、正解するとLINEポイントを獲得できます。
SHOPPING GOは終了
商品購入時にLINE内に表示される専用のバーコードを読み取ると、LINEポイントが貯まる「SHOPPING GO」は、2020年8月31日に終了しました。
SHOPPING GOはLINEウォレット内にある「マイカード」と連動しており、LINEショッピングのオンラインショッピングページでも表示されました。
LINEウォレットのマイカードをタップすると、LINEポイントの還元率表記がある店舗が「SHOPPING GO」の加盟店でした。
ビックカメラ・コジマ・ソフマップ、ヤマダ電機、earth music&ecology等で利用でき、店頭でバーコードをスキャンしてもらうと、LINEポイントを獲得できました。
LINE Payのコード決済とLINEショッピングGOを併用すると、LINEポイントを二重取りでき、ビックカメラではビックポイントも獲得可能でした。
ただし通常よりも-2%。実際に3%ビックポイント還元の商品が1%に減少しました。
LINEポイントのお得な使い方
LINEポイントは1ポイント1円相当で利用できます。「使う」タブから、他のポイントやコイン等に交換することができます。
Visa LINE Pay プリペイドカードなら0.5%~2%還元
Visa LINE Payプリペイドカードは、オンラインでのVisa加盟店、電子マネーiD・Visaのタッチ決済(Apple PayやGoogle Pay対応スマホ・スマートウォッチが必要)で支払えます。
Visa LINE Payプリペイドカードは、2022年7月1日以降、Google Pay、Apple Payに登録してタッチ決済で支払うと、2%のLINEポイントが貯まります。オンラインでの利用の場合は0.5%です。
LINEポイント還元の上限はタッチ支払い・オンラインショッピング合計で1ヵ月5,000ポイントまでとなります。
LINE証券があれば、LINEポイントをLINE Pay残高に交換して、プリペイドカードで利用可能です(交換方法)。
Visa LINE Payプリペイドカードは、ウォレットの「LINE Pay」→「プリペイドカード」と進むことで発行できます。
PayPayポイントへの交換
LINEポイントはPayPayポイントに等価交換(1ポイント=1ポイント)できます。
手数料も不要なので、PayPay加盟店で使ったり、PayPayポイント運用を行いたい場合はおすすめです。
LINE コイン
LINEスタンプや着せ替えの購入に使える「LINE コイン」として利用できます。
スタンプ購入時に自動で2ポイント=1コインとして交換・使用されます。
LINE Payのコード決済(スマホ決済)
スマートフォンがあれば、LINEポイントを使ってLINE Payのコード決済の支払いが可能であり、1ポイント1円で利用できます。
LINE Payのコード決済は、スマートフォンにQRコードを表示して、それを読み取ってもらうことで支払いが可能になる決済方法です。
LINEのメニューボタンの一番右にある「ウォレット」をタップし、「LINE Pay」→「コード決済」とタップしていきます。
表示されているLINEポイントにチェックを入れると、決済時にLINEポイントを利用できます。
ただし、一部LINEポイントが利用できない加盟店があります。
LINE PayカードやQUICPay+に直接利用可能
2020年2月12日からは、LINE PayカードやQUICPay+での支払時に直接LINEポイントを使えるようになりました。
LINEポイントは以下3つに使えるので現金同様の利便性があります。
- LINE Payのコード決済
- LINE Payカード(大多数のJCB加盟店)
- QUICPay+
設定方法はLINEを起動し、ウォレットタブから「残高」と進み、「LINE Payカード」から「LINEポイントを使用」「確認」とタップすればOKです。
LINE Pay残高と併用して利用した支払金額をキャンセルした場合、LINE Pay残高から優先的に返金され、続いてLINEポイントがバックされます。
ただし、LINEポイントによる決済分は、ポイント付与の対象外なのが欠点です。
LINE Payカードがあれば、LINEぴポイントをJCB加盟店(リアル・ネットの両方)で使えます。
LINE Payカードはクレジットカードとは異なり審査はありませんので、原則としてクレカの審査が通らなくても使えます。
LINEポイントは1ポイント単位でLINE PayカードによってJCB加盟店で使えるので、日本国内ではほぼ現金と同じように使えます。
スターバックスやゴディバ等のギフト
その他、スターバックスやゴディバ等で使えるドリンクチケット、フードチケット、ギフト券などがプレゼントされる時期もあります。
また、コンビニコーヒー、ローソンのからあげクンやプレミアムロールケーキにも交換できた例も存在。
常設の特典ではなく、時期によって内容は入れ替わります。基本的には等価交換となり、過去の事例は下表のとおりです。
名前 | LINEポイント数 | 交換先金額 | 交換レート |
---|---|---|---|
スターバックス ドリンクチケット | 500 | 500 | 100% |
スターバックス フードチケット | 300 | 300 | 100% |
ゴディバギフト券 | 1,000 | 1,000 | 100% |
ファミリーマート ファミマカフェ | 100 | 100 | 100% |
ローソン MACHI cafe ドリンク | 100 | 100 | 100% |
からあげクン | 216 | 216 | 100% |
プレミアムロールケーキ | 150 | 150 | 100% |
ミスタードーナツ ギフトチケット | 500 | 500 | 100% |
サーティワンアイスクリーム レギュラーシングルギフト券 | 390 | 390 | 100% |
LINEストア・LINE証券などLINE関連サービス
LINE証券への入金方法としてLINEポイントを利用できるので、個別株やETFの投資に使うことも可能です。1ポイント=1円として投資信託の積立投資にも充当できます。
LINE証券経由で銀行口座に送金して現金化することも可能ですが、160円(税抜)の手数料が発生します。
その他、LINEポイントは幅広いLINE関連サービスで利用できます。
LINEストアでは、スタンプや着せかえ、ゲームやLINE PLAY・マンガ・占いのルビーやコインを購入可能。LINE MUSICのチケット、LINE Outのクレジットも買えます。
ソラチカルート改悪後の最有力候補「LINEルート」は封鎖
LINEポイント→メトロポイント→ANAマイルと移行することで、多様なポイントを高いレートでANAマイルに移行できましたが、このルートは2019年12月27日に終了しました。
- 各種ポイント → 1,000 Gポイント(1対1)
- 1,000 Gポイント → 1,000 LINEポイント(1対1)
- 1,000 LINEポイント → 900 メトロポイント(1対0.9)
- 900 メトロポイント → 810 ANAマイル(1対0.9)
1ポイントを0.81マイルに交換可能で、Gポイント、LINEポイント、ソラチカカードを活用するのがキーポイントでした。
私はこのルートでガンガンとLINEポイントをメトロポイント経由でANAマイルに交換しており、お得にフライトすることが可能になっていましたが、現在は無念の終了となっています。
LINEポイントの交換手順
LINEポイントを交換するには、まずトップ画面の中央右側の「使う」タブをタップします。
すると交換可能なポイント・ギフト券・コイン等が出てくるので交換したいものをタップします。
LINEポイントの交換が完了すると、LINEでも通知が送られてきます。過去のポイントの交換履歴は、「LINEポイント 履歴」から確認できます。
LINEポイントの留意点
LINEポイントにはいくつかデメリットが存在しています。
ココに注意
- 国をまたいで利用することが不可能(居住国が変わると既存のポイントが利用不可に)
- LINEポイントの有効期限は、最後のポイントを取得した日から180日間
最も大きな注意点は有効期限が半年である点です。
Vポイント、楽天ポイントなど一般的なポイントは有効期間は最終獲得から1年ですが、LINEポイントはその半分となっています。
よくあるQ&A
利用履歴と有効期限の確認方法は?
LINEポイントの利用履歴としては、「獲得履歴」と「使用履歴」が用意されています。
LINEポイントページの左上メニューボタンをタップして、「LINEポイント履歴」を選択したらチェックできます。
獲得履歴タブと使用履歴タブで、LINEポイントを得た実績、使用・交換した記録を確認できます。
ポイント有効期限は、「LINEポイント履歴」の画面に表示されています。
LINEポイントを獲得すると、既存の全ポイントの有効期限が取得日を1日目として180日間延長します。
ポイントを使うだけではなく取得が必要となります。LINE Pay、LINE Payカード、LINEショッピング、SHOPPING GOなどを定期的に利用していれば、ポイント失効の心配はありません。
LINEポイントの付与タイミングは?
LINEポイントを貯めるための条件をクリアしたのに、LINEポイントがなかなか付与されない場合、焦ってしまいますよね。
LINEポイントのプレゼントまでは時間がかかるので、付与予定日がまだ来ていない可能性があります。
LINEポイントを得た手段 | LINEポイントがもらえる時期 |
---|---|
LINE Pay コード決済 | 当日~数日後 |
LINE Payカード | 売上確定の翌日(最大2カ月ほど) |
LINE PayのQUICPay(Google Pay) | 売上確定の翌日(最大2カ月ほど) |
LINEショッピング | 最大で約190日 |
SHOPPING GO | 購入日の翌月末までに付与 |
LINEデリマ | 最大で約12日 |
各種キャンペーン | キャンペーンによってバラバラ (個別ページの反映時期欄に掲載) |
LINE Payカードでお買い物した場合、利用加盟店から売上情報の到着に時間がかかる場合があります。
まれにクレジットカードの決済情報を毎日カード会社に送るのではなく、一定期間分を蓄積してまとめて送る仕組みにしているお店があります。
基本的には待っていれば期限までに付与されて、ザクザクとLINEポイントが貯まっていきます。
LINEポイントがもらえない場合は?
LINE ショッピングの場合、LINEポイントがもらえないケースが存在しているので注意しましょう。
- Safariで提携サイトを表示して、Google Chromeでお買い物をするなど、購入中に異なるブラウザを利用した場合
- ブラウザの設定で画像表示が「非表示」、Cookie機能が「無効」になっている場合
- LINE ショッピングのページを表示してから提携サイトへ遷移する間にCookieを削除
セキュリティ関連でガチガチの設定を行っている場合は、LINEショッピング、提携サイト側で購買行動を認識できない場合があるので、注意が必要です。
また、一旦購入した商品をキャンセルした場合、LINEポイントは無効となって付与されません。
LINEポイントまとめ
LINEポイントはLINE関連サービスに加えて、キャッシュレス決済を活用することで貯めることが可能です。
主な貯め方
- LINEの各種サービス利用
- LINEクレカ(P+)のチャージ&ペイ
- Visa LINE Pay クレジットカード
- LINEショッピング
- クレジットカード
- キャンペーン
- クイズ
貯めたLINEポイントは、スマホ決済のLINE Pay、LINE Payカード、QUICPay+などで1ポイント1円として便利に使えます。PayPayポイントへの交換も可能です。
主な使い道
- PayPayポイントへの交換
- LINE コイン
- LINE Payのコード決済
- LINE PayカードやQUICPay+
- LINEデリマ・ポケオ・LINE証券などLINE関連サービス
- スターバックスやゴディバ等のギフト
LINE証券を利用すれば、現金化したり、LINE Pay残高に交換してVisa LINE Pay プリペイドカードで利用することも可能です。
LINE関連サービスを利用する方の場合、Visa LINE Pay クレジットカードの活用がおすすめです。日常の支払いで着実にLINEポイントを貯められます。
Yahoo!ショッピング・LOHACOを使う機会がある方は、これらが3%還元のPayPayカードの方がお得です。