ファミリーマートがTポイントを脱退!?期間固定ポイントを使えないのが致命的なデメリット

更新日: キャッシュレス決済 ポイント

ファミリーマート

元祖・共通ポイントであるTポイントからファミリーマートが離脱かと日本経済新聞 電子版が報じました。元記事は日経コンピュータです。

ファミマの親会社である伊藤忠商事の鈴木善久社長兼COOが、独自ポイントの導入について年内に方向づけをすることを表明しました。

Tポイントは期間固定ポイントがリアル店舗で利用できないのが大きなデメリットです。

小口の共通ポイントが使えることを誘引とした集客力という観点では、期間限定ポイントを利用できる他の共通ポイントの方が格段に優れています。

Tポイントの運営会社であるCCCには、期間限定Tポイントをリアル店舗で使えるようにすることを提案します。

ファミリーマートがTポイントの会員属性・利用履歴といった顧客データを使うには、CCCに原則として利用料を払う必要があり、このコストに不満を抱いているようです。

共通ポイントは導入する店舗がある一方で離脱する企業も目立っています。

三越日本橋本店

Tポイントからはこれまで三越伊勢丹ホールディングス、ドトールコーヒー、ブックオフ、ZOZOTOWN、アルペンなどが脱退しました。

三越伊勢丹が「Tポイント」を導入して、2016年5月25日から全国の伊勢丹、三越でのお買い物でTポイントが付与されるようになりました。...

ファミマとCCCの契約更新のタイミングは2018年末と言われており、昨年の年末が大きなターニングポイントでした。

フィンテック関連ビジネスの推進を目的に2017年に設立した子会社の「UFI FUTECH」のもと、独自のポイントの導入に舵を切る可能性がありました。

ユニー・ファミリーマートHDと伊藤忠商事が、フィンテック関連ビジネスの推進を目的に、新しい子会社の「UFI FUTECH」を発足しました...

しかし、独自電子マネーやポイントの導入ではなく、楽天ポイントカード、dポイントを導入する方向となりました。

ファミリーマートが楽天ポイントカード、dポイントを導入する方針であると日本経済新聞が報じました。時期は2020年夏までに順次対応と...

Tポイントカードや一体型デビットカードの新規発行を終了しており、ファミマは徐々にTポイントと距離を置いています。

  • ファミマTカード(ポイントカード):2019年5月31日で店頭発行終了
  • ファミマTカード(Visaデビット付キャッシュカード):2019年5月20日で新規申し込み終了

ユーザー目線としては、Tポイントは期間固定ポイントが原則としてYahoo!ショッピング等のYahoo! JAPAN関連サービスでしか使えないのが大きな不便となっています。

Yahoo!JAPANカード、LOHACO、Yahoo!トラベルなどを利用していると、いつの間にか期間固定Tポイントが付与されることがあります。期間...

この点は大手共通ポイントの一角であるPontaポイントも同様であり、期間限定ポイントはリクルートの関連サービスでのみ利用可能です。

リクルートポイントというポイントがあります。その名の通り、じゃらん、ポンパレモール、ホットペッパーなどのリクルートのサービス...
「リクルート限定ポイント」というポイントがあります。じゃらん(宿泊予約等)、ポンパレモール(ネット通販)、ホットペッパーグルメ(居...

他方、共通ポイントカードとしては後発の楽天ポイントカードdポイントはいずれも期間固定ポイントをリアル店舗の加盟店で使えてユーザーフレンドリーです。

楽天市場、楽天カード、楽天トラベルなどを利用していると、いつの間にか楽天から期間限定ポイントを付与されることがあります。期間...
dポイントというドコモの共通ポイントがあります。加盟店が拡大の一途を辿っており、大手共通ポイントの一角として存在感がUPしていま...

スマホアプリ「楽天ペイ」の活用で、コンビニでも楽天スーパーポイントを便利に利用可能です。

楽天スーパーポイントは、楽天市場や各種楽天関連サービス、クレジットカードの楽天カードの利用、電子マネーの楽天Edy、共通ポイント...

特にファミマのようなコンビニが楽天ポイントカード・dポイントを導入していると、小口の期間限定ポイントを使えて使い勝手が抜群です。

楽天スーパーポイントはなんだかんだでキャンペーン等で知らない間に期間限定ポイントが付与されることが多く、消化先としてコンビニがあるとファンタスティックです。

楽天ポイントカード

かつてはサークルKサンクスで利用できたので使い勝手が抜群でしたけれども、ファミリーマートへの完全統合によって脱退して、コンビニはポプラ・生活彩家・デイリーヤマザキ等のみとなりました。

ファミリーマートとユニーが合併して、ユニー傘下のサークルK・サンクスはファミリーマートに切り替わることになっています。完全切り...

楽天ポイントカードならツルハグループのドラッグストアが便利で、他には楽天ペイでローソンで使うというストラテジーが有効です。

dポイントも期間・用途限定ポイントをリアル店舗のローソン、マツモトキヨシ、高島屋で利用できて最高に便利です。

dポイントクラブのステージ・dポイント数

ローソンに加えてマツモトキヨシに対応したことで、価値・利便性がストップ高となりました。

共通ポイントの導入を10年近く拒み続けたものの、ここにきてマツキヨがdポイントを導入したのは賢いです。

期間・用途限定ポイントを小口消化できるのが絶大なメリットなので、ドラッグストアと相性が抜群であるためです。

付与ポイントを利用ポイントが上回ってコストをペイすることも十分に可能だと推察します。

マツモトキヨシ

楽天ポイントカード、dポイントと比較すると、Tポイントはこの点が大きなデメリットです。小額の期間限定ポイントは、慄然とせざるを得ない程に不便です。

ファミマの離脱を防ぐためにも、Tポイントの運営会社のCCCには、ぜひ期間限定Tポイントのリアル店舗への開放を検討してほしいです。

小売企業にとって導入する誘引・魅力が一気に上昇します。Yahoo!ショッピングの魅力も格段にUPするので、ソフトバンク・Yahoo! JAPANとともに英断を期待します。ここは新鮮な喝を入れるべき局面です。

やはり現状ではキャンペーンやポイント5倍などで付与される期間固定ポイントが使いづらいという点が、楽天市場と比較するとYahoo!ショッピングは大きな弱みです。

小口のポイントを消化するためにネット通販で品物を選ぶのは戦慄的に面倒であり、苦衷は察するに余りあります。

やはり非ソフトバンク・Y!mobileユーザーだと楽天市場を選びがちになっていると考えます。

3種類のTポイントカード

ファミリーマートとTポイント運営企業の契約が切れる2018年末に、どのような顛末が訪れるか固唾を呑んで見守っていましたが、Tポイントと並んで楽天ポイントカードとdポイントを導入することになり、一気に利便性がUPします!

ファミリーマートが楽天ポイントカード、dポイントを導入する方針であると日本経済新聞が報じました。時期は2020年夏までに順次対応と...

2019年7月までは、ファミリーマートでの利用金額が多い方は、ファミマTカードというクレジットカードがおすすめです。

火曜と土曜は「カードの日」となっており、ファミリーマート全店でのお買い物がお得になります。

ファミマTカードを提示してお買い物すると、ショッピングポイントが3倍となり、Tポイントが200円(税込)あたり3ポイント付与されます。還元率1.5%です。

ファミマTカードでTポイント3倍のレシート

また、ファミリーマートでの1ヶ月間のお買い物金額に応じてランクが決まり、上位のランクだと翌月のショッピングポイントがお得に貯まる「ファミランク」という制度があります。

5,000円以上利用すると翌月は還元率1%、15,000円以上の利用だと還元率1.5%となります。ファミランクの具体的内容は下表のとおりです。

ファミランク月間のポイント
対象利用金額
付与ポイント還元率
ブロンズ5000円未満200円あたり1Tポイント0.5%
シルバー5000円以上
1万5000円未満
200円あたり2Tポイント1.0%
ゴールド1万5000円以上200円あたり3Tポイント1.5%

通常の利用だけではハードルが高い方も多いでしょう。ただし、ファミリーマートは高速道路のSA・PAに入っていることも多いです。お土産の購入などがあると、上位のランクも視野に入ります。

クレジット決済の0.5%と合わせた合計還元率は、ブロンズは1.0%、シルバーは1.5%、ゴールドは2.0%になります。

ファミリーマート

ファミランクのポイント優遇は、「カードの日」の3倍とも重複して適用されるので、火曜・土曜は還元率が更にアップします。

ファミランクはショッピングポイント(Tカード提示で得られる基本ポイント)がシルバーが2倍、ゴールドは3倍となります。

したがって、シルバーはカードの日の3倍+ファミランク特典2倍=5倍(還元率2.5%)となり、クレジット決済の1%を上乗せして3.5%となります。

ゴールドはカードの日の3倍+ファミランク特典3倍=6倍(還元率3.0%)となり、クレジット決済の1%を上乗せして4.0%となります。

ブロンズはファミランク特典がないので、カードの日の3倍のみ(1.5%)となり、クレジット決済の1%を上乗せして2.5%となります。

200円ごとに得られるTポイントと還元率について表にまとめます。

ポイント内訳ブロンズシルバーゴールド
基本ポイント111
ファミランク特典012
カードの日の上乗せ233
カードの日(クレジット)222
合計578
還元率2.5%3.5%4.0%

このサービスは、ファミマTカードだけではなく、その他のTポイントカードも対象です。ファミリーマート店舗での会計時にTカードを提示するだけでファミランクが適用されます。

更にファミリーマートではいつでもクレジットポイントが3倍で1.5%還元(+1%)となるキャンペーンが期限なしで開催されています。

Famiポート取扱商品・サービス、切手・ハガキ・印紙類、チケット類、POSAカード・プリペイドカード各種、各種代金のお支払い(公共料金等)、totoはポイント3倍の対象外です。

これまで述べてきたポイント数に+1%されるのが基本となります。

例えばファミランクがブロンズの方は、共通ポイントとしての0.5%のポイントを合わせて還元率2%となります。毎週火曜・土曜は「カードの日」は3.5%還元です。

ファミマTカードのファミリーマートでのクレジット払いでポイント3倍のイラスト

ファミリーマートをよく使う方にとっては、ファミマTカードは身震いする程にお得なカードです。

クレジットカードの専門家・岩田昭男さん

クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「コンビニでお得なカード」としてファミマTカードを挙げられていました。

世の中には膨大な数のクレジットカードがあります。どれがいいのか分からなくなってしまうことも多いですね。特に2枚持ち・3枚持ちで...

クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、ファミリーマートでおすすめのクレジットカードとしてピックアップなさっていました。

クレジットカードの専門家・菊地崇仁さん

ファミマTカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しています。

インターネットの普及でオンラインで決済する頻度というのが日本中で高まっています。そうした情勢下、クレジットカードはもはやマス...

その他、ファミマTカードの詳細については、以下で精緻に分析しています。

ファミマTカードというクレジットカードがあります。ファミリーマートで2.0%の高還元、TSUTAYAレンタル入会金無料クーポンなどのメリ...

しかし、ファミマTカードは、2019年6月~7月にかけて、相次いでポイント3倍のカードの日・ファミランク等の特典が終了して妙味はなくなりました。

2019年8月以降はは各共通ポイントと、別のクレジットカード・Pay・クオカード等の組み合わせがお得です。

ファミマTカードが2019年6月30日~7月31日に改悪されました。会員特別価格、ポイント3倍のカードの日、ファミランク、レディースデー...

スマホ決済のファミペイも開始しており、お買い物は0.5%還元、代行収納の場合は1件あたり10円相当の還元を受けられます。

ファミリーマートがスマホ決済サービス&電子マネー「ファミペイ(FamiPay)」を2019年7月1日に導入しました。プラスチック製カードは...

ファミリーマートはTポイントが貯めて使えるので、共通ポイントでは主にTポイントを貯めたいという方もいらっしゃるでしょう。

一般カードでTポイントを貯めるクレジットカードとしては、Yahoo! JAPANカードがおすすめです。

年会費無料で還元率はいつでも1%で、Yahoo!ショッピングとLOHACOではショップポイントも合わせて3%です。詳しくは以下で解説しています。

年会費無料のクレジットカードでおすすめできるのは、還元率1.2%のリクルートカードです。クレカ使用で貯まるリクルートポイントをPo...

実際に発行して使い倒したところ、諸々の特典の賜物で大量のTポイントを得られたのが嬉しかったです。Tポイントがお得に貯まるクレジットカードの筆頭です。

Yahoo! JAPANのクレジットカード「ヤフーカード」は、良い評判と悪い評判に分かれています。募集開始してすぐにヤフーカードを作成し...

Yahoo! JAPANカードは加入で10,000Tポイントの入会&利用特典をプレゼントしています。満額の条件は3回の利用だけで誰でも簡単にクリアできます。

カード発行は無料で一切費用はかからないので、使用しなくてもとりあえず作成してTポイントをゲットするのもお得ですね。

その他、お得なクレジットカードの入会キャンペーンが多数開催されています。

お得な入会キャンペーンを開催しているクレジットカードが多数あります。せっかくクレカを発行するならば少しでもお得になる方がいい...

Tポイントの詳細、Tカードの種類については、以下をご参照ください。

有名なポイントカードの一つに、Tポイントカードがありますね。TSUTAYAとレンタル契約していなくても、ポイントカードのみを持つこと...
日本最大級の共通ポイントはTポイントです。Tカードの提示や利用で貯めることができます。TポイントカードはTSUTAYAの会員証との一体...

Tポイントが貯まるクレジットカード以外では、ファミマはJALカード特約店なので、JALカード決済だと2%のJALマイルを獲得できます。

JALマイラーにとっては慈愛さえ感じるようなお得さがあり、キラリと光るエクセレントな魅力が燦然たる輝きを放っています。

JALの飛行機

マイル付与率は、JALカードのショッピング利用時の還元率が2倍になる「ショッピングマイルプレミアム」に加入している場合、100円ごとに2マイルです。マイル付与率2%です。

JALカードには、JAL普通カードJAL CLUB-AカードJAL CLUB-AゴールドカードJALカード プラチナの4種類があります。

4種類のJALカード

CLUB-Aゴールドカード以上のJALカードは自動付帯であり、それ以外のカードは年会費3,240円(税込)となります。

JALカードガイドブック

ショッピングマイルプレミアム未加入の場合は、200円ごとに2マイルです。マイル付与率1.0%です。

マイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的です。特典航空券へ交換すると、1ポイントの価値が数円に昇華します。

国内線特典航空券で利用すると1マイルの価値が1.5円~2円程度、国際線のビジネスクラスだと1マイル2.5~6円程度、 ファーストクラスなら7~16円程度に跳ね上がります。

クラス1マイルの価値(目安)還元率
普通席1.5円3.0%
1.6円3.2%
1.7円3.4%
1.8円3.6%
1.9円3.8%
2円4.0%
ビジネスクラス2.5円5.0%
3円6.0%
4円8.0%
5円10.0%
6円12.0%
ファーストクラス7円14.0%
8円16.0%
9円18.0%
10円20.0%
11円22.0%
12円24.0%
13円26.0%
14円28.0%
15円30.0%
16円32.0%

国際線のビジネスクラス・ファーストクラスでマイルを利用すると、JALカードのファミマでの利用は驚異的な高還元に昇華します。

JALカードは大量のマイルがプレゼントされるお得なキャンペーンも魅力的となっています。

公式サイトJALカード 公式キャンペーン

ファミリーマートでのクレジットカード払いについては、以下で徹底的に解説しています。

ファミリーマートというコンビニがありますね。クレジットカードを使えるか使えないかは重要な問題です。ファミマはTマネーという電子...

2018年12月からは、幅広いバーコード決済に対応して、より一層ファミマでの支払いが便利になりました。

ファミリーマートがQRコード決済/バーコード決済サービスを導入します。d払い、楽天ペイ、LINE Pay、PayPayが2018年11月から順次導入...
  • この記事を書いた人

まつのすけ

14年に渡ってクレカ・電子マネー等のキャッシュレス決済を探求。日本のキャッシュレス化に貢献することが目標です。55枚のクレジットカードを保有し、支払年会費の総額は113万円。実生活において徹底的に活用した経験を活かして、記事を執筆しております。

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