2020年12月~2021年12月の期間中、「ANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジ 2021」というプログラムが新しく開催されました。
2023年も「ライフソリューションサービス利用でのプレミアムメンバーステイタス獲得条件」が追加され、継続的にフライト以外のサービス利用によって、少ないフライトANA上級会員になれる制度が継続します。
2021年はANAキャンペーンという位置づけでしたが、2021年12月16日以降は、期間を設けない制度として位置づけられています。
2020年12月までは、ANA上級会員になるためにはフライトでプレミアムポイント(PP)を貯めるしか手段がありませんでした。
しかし、ライフソリューションプログラムでは、ANAグループのサービス利用、ANAカード・ANA Payの決済で所定の条件をクリアすると、通常よりも少ないPPでANAステータスを得られます。
チャレンジの結果、得られるステータスの有効期限は翌年度となります。2023年にクリアした場合、2024年4月1日~2025年3月31日となります。
これを機会にSFCを獲得するためにANAプラチナを目指す方、ANAスイートラウンジが使い放題のANAダイヤモンドを目指す方もいらっしゃるでしょう。
そこでANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジ 2023の内容と攻略法について、注意点を網羅してわかりやすく徹底的に解説します。
目次
ライフソリューションサービス利用時の条件と期間
ANAがフライトで減便が相次いで特に国際線は厳しい状況下、日常のサービスやキャッシュレス決済の拡大を企図して、新しいメンバーシッププログラムを導入しました。
ブロンズ、プラチナ、ダイヤモンドのいずれもチャレンジで得られますし、「ダイヤモンド+MORE」というランクも用意されています。
当座は1年限りのキャンペーンとなっていましたが、2022年以降は毎年の制度として定着しました!
ANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジを利用すれば、搭乗のみで獲得が難しかったANAステータスも、ANAのサービスを日常に利用することで、ステイタス獲得へのチャンスが広がります。
以下3つの条件をすべてクリアすることで、ANA上級会員資格を得ることができます。
具体的に必要な基準は下表のとおりです。特に妙味があるのはSFCに入会できるプラチナ、至高の特典を受けられるダイヤモンドです。
ステータス名 | 条件1 PP (ANAグループ) | 条件2 対象サービスの利用数 | 条件3 ANAカード・ANA Pay 決済額 |
---|---|---|---|
ブロンズ | 15,000 PP | 4サービス以上 | 300万円 |
プラチナ | 30,000 PP | 7サービス以上 | 400万円 |
ダイヤモンド | 50,000 PP | 7サービス以上 | 500万円 |
80,000 PP | 4サービス以上 | 400万円 | |
ダイヤモンド+MORE | 150,000 PP | 7サービス以上 | 600万円 |
それぞれ対象期間が定められてます。
対象期間
- 条件1 (フライト):2023年1月1日~2023年12月31日
- 条件2 (サービス利用):2022年12月16日~2023年12月15日
- 条件3 (キャッシュレス決済):2022年12月16日~2023年12月15日
ブロンズ・プラチナ・ダイヤモンドの特典については、以下をご参照ください。
ダイヤモンド+Moreには、ダイヤモンドに加えて、主に以下2つの独自特典があります。
- マイルからANA SKY コインへ特別交換倍率2.0倍のボーナスコインをプレゼント
- ANAカードファミリーマイルに登録のご家族へ「ダイヤモンドサービス」ステイタスをプレゼント
家族にダイヤモンドをプレゼントできるのは、大きなメリットがあります。
ANA上級会員でもラウンジは同伴者1名までなので、3~4人で利用する場合、特に夫婦+子供の場合は、子供が入れない問題が浮上しました。
しかし、家族にダイヤモンドをプレゼントできれば、家族3~4人でラウンジを利用できます。子供・親・兄弟姉妹・親戚、複数名の友人とフライトする場合に便利です。
プレミアムポイントのみでのANAプレミアムメンバーのステータス獲得も可能
これまでのANAステイタスの獲得条件(プレミアムポイントのみ)は、今後もそのまま残ります。
ステイタス名 | 必要プレミアムポイント数 |
---|---|
ブロンズ | 30,000 PP (うち1.5万はANAグループ ※) |
プラチナ | 50,000 PP (うち2.5万はANAグループ ※) |
ダイヤモンド | 100,000 PP (うち5万はANAグループ ※) |
※ANAゴールドカード、ANAカード プレミアムを持っていればANA便ゼロでもOK
ANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジは、必要なプレミアムポイントがすべてのステイタスにおいて少なくなっているのが特徴です。
他方、通常ルートはANAグループ以外でのスターアライアンス運航便でも一定程度までOKですが、チャレンジではANAグループ便のみとなっています。
ビジネスでの必要性があるケース以外では、国際線にほぼ搭乗が難しい状況下においては、大きなデメリットではありません。
チャレンジは、通常のプレミアムポイント達成よりも、サービス利用&決済の方が簡単という方におすすめです。
特別にプレミアムポイントを得られるキャンペーンも開催されているので、利用すると相乗効果を発揮します。
2021年4月~9月はプレミアムポイント2倍ですので、25,000 PPを得れば5万に届き、その他2つの条件をクリアするとダイヤモンドに届きました。
4つ or 7つの対象サービスの攻略法と確認方法
ANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジでは、ANAマイレージクラブの対象サービスを4つもしくは7つ利用する必要があります。
対象サービス
- ANA FESTA、ANA DUTY FREE SHOP
- ANAショッピング A-style
- ANAマイレージモール
- ANAカードマイルプラス
- ANAのふるさと納税
- ANA STORE@SKY・国際線機内販売(国内線の機内販売もOK)
- ANAトラベラーズ
- ANAの保険
- 住まい de MILE
- ANAマイレージプラスモバイルプラス
- マイルが貯まるその他の加盟店
「マイルが貯まるその他の加盟店」には対象外のサービスがあるので注意しましょう。
マイルが貯まるその他加盟店の対象外サービス
ANA国内線、ANA国際線、提携航空会社、ANAのふるさと納税、ANAの保険、住まい de MILE、機内販売、ANA FESTA、ANA DUTY FREE SHOP、ANAショッピング A-style、ANAトラベラーズ、ANAマイレージモール、ANAカードマイルプラス、ANAマイレージクラブ モバイルプラス
「マイルが貯まるその他の加盟店」は、ANAのWebサイト上で「AMC」もしくは「Edy」というアイコンがあるサービスが対象です。京急ANAのマイルきっぷでもOK!
1度300円のきっぷを買えばOKなので、簡便です。
1度の利用で2つのサービスを使った場合、すべてクリアとなるのでユーザーフレンドリーです。
例えば、以下のケースでは2つのサービス数がカウントされます。
- ANAショッピング A-styleでANAカード決済:「A-style」と「ANAカードマイルプラス」がクリア
- 空港内のANA FESTAでANAカードを利用:「空港内店舗」、「ANAカードマイルプラス」がクリア
簡単にクリアできるのは以下8つなので、この中から7つを選択するのがおすすめです。
4つ or 7つの対象サービス達成状況は、専用サイトで確認できます。PCだと右側、スマホだと右下の「ご利用状況」をタップすればOKです。
チャレンジする目標に応じて、あと何サービスで達成できるかが表示されます。
また、AMCの「ご利用実績照会」画面で、ライフソリューションサービスの利用数、ANAカード/ANA Pay決済額を確認できます。
400万円 or 500万円の達成の攻略法
ANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジ 2023では、ANAカードとANA Payで、400万円もしくは500万円という条件が存在しています。
かなりハードルが高い条件となっており、クリアするためには工夫が必要な方が大多数でしょう。ただし、いくつかのポイントを押さえれば、1年なら十分に達成が可能です。
電子マネー・プリペイドカードへのチャージ
ANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジ 2023では、「電子マネーの利用」「ANA Payへのチャージ」は対象外となっていますが、電子マネーやプリペイドカードへのチャージは対象外となっていません。
したがって、以下の電子マネー・プリペイドカードにチャージして、400万円か600万円にタッチさせるという戦略が有効です。
- ANA VISA プリペイドカード:残高の上限30万円
- ANA JCB プリペイドカード:上限30万円
- au PAY プリペイドカード:上限100万円
- dカード プリペイド:上限30万円
- バンドルカード リアル+:上限100万円
- Pollet Million(ハピタスのアカウントが必要):上限100万円
- POINT WALLET VISA PREPAID(モッピーのアカウントが必要):上限50万円
- Revolut:1日あたりのチャージ上限あり
ただし、ANA PayへのチャージはNGで、国際ブランド搭載プリペイドカードや電子マネーチャージはOKというのは不整合な側面があります。
したがって、今後は対象外となる可能性もあるので、決済前に公式ページで確認しましょう。
また、Pollet MillionとPOINT WALLET VISA PREPAIDカードへのチャージは、1回あたり305円(税込)の手数料が必要である点に注意が必要です。
経費と税金の支払いが有効!ダイナース・アメックスなら法人税・消費税もOK
プライベートの支出のみだと400万円 or 500万円はハードルが高いですが、事業経費、法人税・消費税をカード払いすれば、届く方は多いと思います。
ANAダイナースカードの場合、ダイナースクラブ ビジネスアカウントカードの利用分も合算されるので、事業経費・税金の支払いでタッチさせるという戦略が有効です。
また、ANAアメックス、ANAアメックスゴールドでも、個人カードですが経費・税金を支払っても規約違反ではなく、いきなりカード停止されるようなことはありません。
社員の方、アメックスプラチナのコンシェルジュの両方に確認をとっています。
したがって、アメックス・ラヴァーの方の場合、アメックスブランドのANAカードを発行して、経費・税金を支払って400万円・600万円に届かせる戦略が有効です。
Amazonギフト券
Amazonギフト券を購入して、キャンペーンの条件を達成するというストラテジーも有効です。
Amazonギフト券の有効期限が10年間に伸びたので、10年間で確実に使う分を購入して、400万円 or 500万円に届かせるという戦略が効果を発揮します。
Amazonギフト券は自分用にも買えます。Amazonギフト券(チャージタイプ)ですと、直接、自分のアカウントの残高にプラスされるので便利です。
「金額を選択する」において、5,000円・2万円・4万円が選べます。また、50万円までの任意の金額を入力して、1円単位で購入金額を指定できます。
購入画面には、「1円単位での金額入力欄」があるので、そこに数字を入力する流れとなります。
Amazonギフト券を買うと、400万円 or 500万円に足りない金額を購入することで条件をクリアでき、キャンペーンのメリットを最大限に活かすことができます。
プレミアムポイントの獲得法
ANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジ 2023においても、プレミアムポイントが全く不必要というわけではなく、所定のPPを得る必要があります。
注意点としてはチャレンジではANAグループ運航便利用分のみとなっているのに留意が必要です。
ユナイテッド航空、シンガポール航空、タイ国際航空、ルフトハンザドイツ航空、アビアンカ航空、南アフリカ航空などのスターアライアンス便は対象外ですので、大いなる注意が必要です。
以下、国内線でのおすすめプレミアムポイント単価が良い路線をご紹介します。
羽田⇔那覇、神戸⇔那覇
観光は一切せずに修行に徹する場合は、羽田⇔那覇の単純往復が最強。代表的な運賃種別ごとのPP(片道)は下表のとおりです。
運賃種別 (代表例) | 積算率/搭乗ボーナス | 獲得PP |
---|---|---|
運賃1 (プレミアム運賃) | 150%+400PP (プレミアムクラス) | 3,352 |
運賃2 (プレミアム株主優待) | 125%+400PP (プレミアムクラス) | 2,860 |
運賃3 (ANA FLEX) | 100%+400PP (普通席) | 2,368 |
運賃5 (VALUE 1/3、株主優待割引) | 75%+400PP (普通席) | 1,876 |
運賃7 (SUPER VALUE 21、EARLY) | 75% (普通席) | 1,476 |
できる限りANA VALUE PREMIUM 3、ANA SUPER VALUE PREMIUM 28、プレミアム株主優待割引運賃でのプレミアムクラスを狙い、価格が高い場合や取れない場合は普通席で代替する流れとなります。
羽田⇔那覇は1日に2往復することが可能なので、上手く行けば1万PP強を一気に獲得することが可能です。
関西ですとPP単価が低くなるのは神戸⇔那覇です。普通席の場合は最安値5,920円前後で1,108プレミアムポイントを得られるので、PP単価は5.34円とリーズナブルです。
石垣島・宮古島
せっかくだから日帰りでも観光したい場合、宿泊での旅行も視野にいれる場合は、石垣島・宮古島などもおすすめです。
土曜日の早朝に羽田空港を出発して、日曜日の深夜に帰って来れるので、会社員でも無問題。共働き夫婦の方でも一緒に旅行できると思います。
ただし、土日旅行の場合、飛行機代・ホテル代ともに高くなりがちなのがデメリットですね。
日本国内で効率的にPPを獲得できる路線で、プレミアムクラス(125%)の運賃2を使う場合、往復で以下のPPを得られます。
- 羽田⇔那覇:5,720 PP
- 羽田⇔宮古島:6,590 PP
- 羽田⇔石垣島:6,920 PP
なお、石垣・宮古・久米島は直行便ではなく、那覇で降りて乗り継ぐことも可能です。
その場合は片道で2フライト(往復4フライト)となるので、2フライト分の800PPボーナスを得られて直行便よりも獲得PPはUPします。
料金・時間とPPの差を総合考慮して検討しましょう。羽田⇔那覇はプレミアムクラス(125%)、那覇⇔各島は普通席(75%)に乗った場合の獲得PPは以下の通りです。
- 羽田⇔那覇⇔宮古島:7,050 PP
- 羽田⇔那覇⇔石垣島:7,260 PP
三角飛び
ひたすら沖縄方面への単純往復も飽きるので、効率の低下・PP単価の上昇を許容できる場合は、羽田⇔新千歳⇔那覇の三角飛びを組み入れるのも有効です。
- 羽田→千歳→那覇→羽田
- 羽田→那覇→千歳→羽田
プレミアムクラスだとPPも高くなり、一気に大量のFOPを獲得できるのが利点。
路線 | プレミアムクラス | 普通席 | ||
---|---|---|---|---|
125% | 150% | 75% | 75%+400 | |
羽田 - 千歳 | 1,675 | 1,930 | 765 | 1,165 |
千歳 - 那覇 | 3,892 | 4,591 | 2,095 | 2,495 |
那覇 - 羽田 | 2,860 | 3,352 | 1,476 | 1,876 |
合計 | 8,427 (おすすめ) | 9,873 | 4,336 | 5,536 |
3つの空港のANAラウンジを体験できますし、新千歳は空港内に温泉があり、空港外に出なくても観光気分を味わえます。
日帰りの三角飛びでも十分に楽しむことができるのが個人的な経験則です。
以下のどちらかのフライトを行うと、1日3フライトで4,336~9,873PPを獲得できます。
- 羽田→千歳→那覇→羽田
- 羽田→那覇→千歳→羽田
狙い目は運賃2(125%)のANA SUPER VALUE PREMIUM 28(合計8,427 PP)。3フライトとも確保できればPP単価も抑えられます。
デメリットとしては、札幌(千歳)⇔沖縄(那覇)はそれぞれ1日1便しかなく、実需に加えて修行の特殊需給が発生しているので、プレミアムクラスの安い運賃は満席が続いている点。
- 札幌→沖縄(10:30 - 14:30)
- 沖縄→札幌(13:35 - 16:40)
スーパーバリュープレミアム28はもちろん、74,690円といったバリュープレミアム3ですら満席という日が多いです。86,090円のプレミアム運賃(普通料金)ですら空席待ちという日もある程・・・。
もし札幌と沖縄間でスーパーバリュープレミアム28を抑えられると、修行において効果絶大。年2回の開放日は要チェックです!
例えば40,290円で予約できる日があるので、このケースではPP単価10.35円と上々の水準です。ほぼ満席か空席待ちなので、販売開始日時に即座に予約しないと全滅となります。
できれば全てプレミアムクラスだと効率がUPしますが、札幌(千歳)⇔沖縄(那覇)間は普通席で手を打たざるを得ない日が土曜・日曜・祝日だと多いです。
チャレンジで得たステータスの有効期限はいつからいつまでか
ANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジは、通常のプレミアムポイントの基準とは異なり、達成後からの翌年3月末日までの「プレミアムメンバー事前サービス」は利用できません。
2023年のチャレンジの結果、得られるステータスの有効期限は、2024年4月1日~2025年3月31日のピッタリ1年間となります。
まとめ
ANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジが開始しました。第1弾としては2021年度限りの企画でしたが、2022年以降は期間の定めがない恒常的な制度に昇華しました。
とりわけSFC修行、ANAダイヤモンド修行において大いなる効果があるプログラムとなっており、チャレンジを活用してANAスーパーフライヤーズカードに加入するのは有力な選択肢です。
各ANAステイタスごとに必要な条件は3つであり、どれか一つではなく、すべてをクリアする必要があります。
ステータス名 | 条件1 PP (ANAグループ) | 条件2 対象サービスの利用数 | 条件3 ANAカード・ANA Pay 決済額 |
---|---|---|---|
ブロンズ | 15,000 PP | 4サービス以上 | 300万円 |
プラチナ | 30,000 PP | 7サービス以上 | 400万円 |
ダイヤモンド | 50,000 PP | 7サービス以上 | 500万円 |
80,000 PP | 4サービス以上 | 400万円 | |
ダイヤモンド+MORE | 150,000 PP | 7サービス以上 | 600万円 |
必要なプレミアムポイントがフライトのみの通常ルートより少ないので、自然体での旅行・出張では届かない方で、時間がない方におすすめのメンバーシップ・キャンペーンです。
その他プレミアムポイントのキャンペーンと組み合わせると、さらにプラチナ・ダイヤモンドを効率的に獲得できます。
私はチャレンジを利用して、5万プレミアムポイント+7サービス利用+決済にてANAダイヤモンドになりました!
ANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジには、ANAカードの保有がほぼ必要です。ANA Payは加盟店が少ないので、Payだけで400万円~600万円は困難を極めます。
ANAカードは数多くの種類があります。グレードはANA一般カード、ANAワイドカード、ANAワイドゴールドカード、ANAプラチナ プレミアムカードの4種類です。
ANAカード特約店のANAカードマイルプラス、ANA航空券購入時に高還元となるのが最大のメリットです。
カテゴリー | カード名 | マイル還元率 |
---|---|---|
ANA一般カード | ANA JCB ZERO | 1.5%(年間利用額に応じて最大1.56%) |
ANA JCB一般カード | 2.0%(年間利用額に応じて最大2.06%) | |
ANA To Me CARD PASMO JCB | ||
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 2.5% | |
ANA VISA/マスター 一般カード | 2.0% | |
ANA VISA Suicaカード | ||
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | ||
ANA VISA nimocaカード | ||
ANAワイドカード | ANA JCBワイドカード | 2.0%(年間利用額に応じて最大2.06%) |
ANA VISA/マスターワイドカード | 2.0% | |
ANAワイドゴールドカード | ANA JCBワイドゴールドカード | 2.0%(年間利用額に応じて最大2.06%) |
ANA VISA/マスターワイドゴールドカード | 2.0% | |
ANAダイナースカード | 2.0% | |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 3.0% | |
ANAプレミアムカード | ANA JCBカードプレミアム | 3.3%(年間利用額に応じて最大3.375%) |
ANA VISA プラチナ プレミアムカード | 3.5% | |
ANAダイナースプレミアム | 4.5% | |
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード | 4.5% |
どのANAカードも、膨大な航空系カードと比較してマイルが貯まりやすいクレジットカードの筆頭であり、高いコストパフォーマンスを誇っています。
特におすすめのANAカードをまとめると、以下のとおりです。
- ANAカード プレミアム:ANAダイナース プレミアムカード、ANA VISA プラチナ プレミアムカード
- ワイドゴールドカード:ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード、ソラチカゴールドカード、ANAアメックスゴールド
- ワイドカード:ANA VISA/マスター ワイドカード
- 一般カード:ANA JCBカード2券種、ANA VISAカード / ANA Mastercardの5券種
- 交通系カード:ソラチカカード、ANA VISA Suicaカード、ANA東急カード、ANA VISA nimocaカード
なお、ANAカードは1枚だけというわけではなく、複数種類を持つことが可能。最大で9枚を同時保有可能なので、迷ったら2枚持ちも選択肢です。
お得な入会キャンペーンも魅力的となっています。
日本を代表する航空会社である全日本空輸の快適なフライトで、お得に旅行できるのがエクセレントでエクスクルーシブです。
以前ANAに取材して、安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
最上級のANAカードは、1.5%~2.5%ANAマイル還元、国内線ANAラウンジ、コンシェルジュ、ダイナースクラブ プレミアム 銀座ラウンジ、大丸東京のラウンジ、一休.comのダイヤモンドなど、至れり尽くせりの特典があるANAダイナースプレミアムです。
インビテーション制のカードですが、ANAダイナースカードを作成して年200~250万円程度利用した後に、会員デスクに希望の旨を電話すれば発行可能なケースが多いです。
大量のANAマイルを得られるお得な入会キャンペーンも魅力的です。
その他、あらゆるANAカードの詳細については、以下にまとめています。
ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。
SFC修行、ANAダイヤモンド修行の際には、航空券購入時のマイル還元率が5%となるスカイ・トラベラー・プレミア・カードの活用も選択肢です。
例えば50万円使った場合、なんと25,000マイルを貯められます。
なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。