金属製の上級の素材、卓越したコンシェルジュが人気のラグジュアリーカード(Luxury Card)は、ポイントをマイルに交換することが可能です。
ラグジュアリー・リワードのポイントは、交換可能なマイルが多いのが特徴となっています。
JALマイル、ANAマイル、ハワイアン航空のマイル(HawaiianMiles)、ユナイテッド航空のマイル(マイレージプラス)に交換可能です。
マイル還元率は最大でチタンカード0.6%、ブラックカード0.75%、ゴールドカード0.9%、ブラックダイヤモンド1.2%となります。
ラグジュアリーカードのポイントのマイル移行について、徹底的に解説します。
Luxury Cardのマイル還元率
自己申し込み可能なラグジュアリーカードは月間利用金額200円ごとに2~3ポイント付与されるのが基本となります。
- ゴールドカード:1.5%(月間請求合計金額200円につき3ポイント)
- ブラックカード:1.25%(月間合計200円につき2ポイント+利用明細ごとに400円あたり1ポイント)
- チタンカード:1.0%(月間請求合計金額200円につき2ポイント)
Amazonギフト券、nanacoギフト、EdyギフトID、ANA SKYコイン、ジェフグルメカード等に交換すると、1ポイントの価値は1円です。
マイルへの交換だと1ポイント0.6マイル、ワインのお買い物クーポンへの交換だと1ポイントの価値が最大2.2円となります。
ラグジュアリーカードのマイル付与率は0.6%~0.9%なので、メインカードとしてガンガンマイルを貯めたい場合は、物足りない水準です。
- ゴールドカード:0.9%
- ブラックカード:0.75%
- チタンカード:0.6%
しかし、交換可能なマイレージプログラムの種類が多いのがメリットです。わが国を代表するエアラインであるANAとJALの両方に交換できてファンタスティックです。
特にJALマイルは対象外というポイントプログラムも多いので、移行可能なのはスペシャル。
更に、ANAと同じスターアライアンスで使い勝手良好なユナイテッド航空、ハワイアン航空のマイルにも交換することが可能です。
特典航空券に必要なマイルに少し足りない場合で、ポイントを交換すれば届くケースなどに、マイル交換を活用するのは有効です。
ラグジュアリーカードのポイントは4つのマイルに移行できる点にエッジ・優位性があり、まさに四天王という様相を呈しています。
少しマイルが不足している時は、スーパーサブとしてマイルに交換できて便利です。
以下、ラグジュアリーカードで移行できるマイルの詳細についてブレイク・ダウンします。
JALマイル
ラグジュアリーカードのポイント1,000pt以上500ポイント単位で、JALマイルに交換できます。
以前は15,000マイルという年間上限がありましたが、現在はありません。
法人や個人事業主の方で、ラグジュアリーカードのビジネスカードによってガンガン経費を決済している方でも、無制限でポイントをJALマイルに移行できます。
JALマイルは交換可能なポイントが少ないので、移行可能なのはラグジュアリーカードの大きなメリットです。
大手クレジットカード会社でも、ポイントをマイル交換できるようにJALと交渉を行った末に却下された会社もあります。
また、アメックス、ダイナースもJALマイルへのポイント交換は、レートが低下します。JAL側が提示した条件が厳しいという経営判断だったようです。
実際に私自身、貯まっているマイルはJALが103,939マイル、ANAが497,135マイルで、フライトは同程度であるにもかかわらず、保有マイルは日本航空の方が圧倒的に少なくなっています。
私は日本を代表する翼としてANAとJALの双方が好きであり、永世中立の立場です。どちらも利用しており、主に都合がいい時間帯がある方に乗っています。頻度は概ね同程度です。
しかし、やはりクレジットカード、その他新ソラチカルートを駆使したマイル移行では、ANAの方が間口は広いので、相対的にJALマイルに交換できるポイントは希少性が高いです。
しかも会員サイトの「Luxury Card Online」でサクッと簡単に手続きできてユーザーフレンドリーです。
ログインしてグローバルメニューバーの「ポイント照会・交換」を選択して、「ポイント移行」の欄の「詳細を見る」を選択します。
続いて「移行先選択」欄からJALを選択して、後は画面の案内に沿って手続きすればOKです。
途中でJALマイレージバンク会員番号(お得意様番号)を入力する必要があるので、間違えないようにしましょう。
ANAマイル
ラグジュアリーカードのポイント1,000pt以上500ポイント単位で、ANAマイルに交換できます。年間上限はありません。
アメックス、ダイナースではANAマイルへの交換で年間上限額が設定される改悪が勃発しました。
しかし、ラグジュアリーカードは依然として年間上限額がなくて質実剛健です。
自由の国であるアメリカ発のラグジュアリーカードらしく、マイラー垂涎のANAマイル移行の自由さを誇っています。
夜間発便の場合、フルフラットシートのビジネスクラスは、快適に眠れるのが素晴らしいですね!
ANAのシンガポール→羽田の夜間便では、希少ジャパニーズ・ウイスキーのイチローズモルト ダブルディスティラリーズが飲めました!
朝食も美味しいですし、海外から日本に戻る時は和食が体に染み渡ります。
ハワイなど人気路線のビジネスクラスは、特典航空券の予約が困難を極めるのがデメリットですが、ぼっちだと1年先なら確保することが可能です。
独身ぼっちで本当によかったという局面ですねヽ(´ー`)ノ
ラグジュアリー・リワードのポイントからANAマイルへの交換手順は、JALマイルと同一です。「移行先選択」の画面でANAマイルを選択しましょう。
途中でANAマイレージクラブ会員番号(お客様番号)を入力する必要があるので、間違えないようにしましょう。
ユナイテッド航空のマイレージプラス
ラグジュアリー・リワードのポイントは2018年半ばから、ユナイテッド航空のマイレージプラスにも移行が可能になりました!
ラグジュアリーカードのポイント1,000pt以上500ポイント単位で、マイレージプラスに交換できます。年間上限はありません。
ただし、オンラインでは手続きが不可能で、カスタマーサポートに電話する必要が生じます。
営業時間は9:30~18:00(日・祝・年末年始休)で、フリーダイヤルで通話料無料にて電話できて素晴らしいです。
手続きにはマイレージプラス会員番号が必要になります。まだアカウントがない場合は、予めユナイテッド航空のサイトで取得しておきましょう。
ユナイテッド航空はANAと提携関係にあり、かつ同じ航空連合のスター・アライアンスに属していることから、日本人にとっても使いやすいマイルです。
日本国内ではANA国内線の搭乗に使うことが可能です。800マイル以下の路線は片道5,500~6,000マイルだけでOKであり、800マイル以上でも片道8,800マイルで発券できます。
東京発着路線では、800マイルを超えるのは沖縄(那覇・宮古・石垣)だけです。ほとんどのANA国内線を片道5,500マイルで利用できます。
大阪発着路線の場合は関空→石垣だけであり、名古屋発着路線は那覇・石垣だけです。
12時間以内の乗り継ぎが発生する場合でも同じマイルで搭乗できるのがメリットです。例えば、羽田→松山(1泊)→伊丹というフライトが5,500マイルで可能です。
ストップオーバー(12時間以上の滞在)を行う場合は、片道の特典航空券が必要となります。
しかも、マイレージプラスの国内線の特典航空券は、出発地と最終目的地の間の距離で計算されます。したがって、沖縄にタッチしていても、東京・大阪・名古屋→那覇→福岡ならばOKです。
やるかどうかは別にして、5,000マイルで2区間・3区間をフライトすることも可能です。各地で12時間の滞在を楽しめます(路線によっては一泊も可能)。一例は以下のとおりです。
- 羽田→那覇→神戸
- 石垣→羽田→鹿児島
- 羽田→函館→千歳
- 八丈島→那覇→対馬
- 羽田→松山→伊丹
マイレージプラスはユナイテッド航空だけではなく、スターアライアンス加盟航空会社の好きな特典旅行券とも交換できます。
- 10,000マイル~: 国内線往復特典航空券
- 25,000マイル~:グアム、サイパン、パラオ往復特典航空券
- 30,000マイル~:アジア往復特典航空券
- 45,000マイル~:オーストラリア往復特典航空券
- 50,000マイル~:ハワイ往復特典旅行航空券
- 70,000マイル ~:北米往復特典航空券
ただし、 2019年11月15日搭乗分からユナイテッド航空の特典航空券の必要マイル数は変動制となり、繁忙期は多くのマイルが必要になりました。
スターアライアンス提携航空券(ANA国内線のフライト含む)でも、特典航空券のマイルチャートが撤廃されており、2020年5月から必要マイル数がUPした路線が目立っています。
なお、搭乗から30日前の直前発券の場合、追加でマイルが必要なのがデメリット。ANA国内線・提携特典航空券は3,500マイルとなっています。
もっとも、MileagePlus固有の利点もあり、エッジが効いているマイレージプログラムです。
- 特典航空券は二親等以上の家族以外にも予約が可能
- 特典航空券で予約した場合の燃油サーチャージなし
ユナイテッド航空のマイレージプラスを本腰入れて貯める場合は、マイレージプラスカードの活用をおすすめします。
ユナイテッド航空マイレージプラスの有効期限は、ANAやJALとは異なり無期限です。
デルタ航空スカイマイルと同様に、生涯に渡って失効する心配がありません。
ANA/JALマイルは有効期限3年なので、家族が3~5名といった方の場合、全員の必要マイルを貯められない事が多いです。
しかし、MileagePlusなら有効期限がないので、家族全員分のマイルをじっくりと蓄積可能。お得な有効期限が無期限のクレジットカードの筆頭です。
一般カードだとダントツでクレディセゾンのMileagePlusセゾンカードがコスパ良好。合計年会費が13,000円(税抜)で、一般加盟店でのマイル付与率が1.5%と高還元となります。
年間30,000マイル(約300万円の利用)を超えると0.5%になってしまいますが、多くの方は問題ないでしょう。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「マイル・航空系カード」としてMileagePlusセゾンカードを挙げられていました。
実はマイレージプラスセゾンカードは、クレディセゾンの社員の保有率が高いクレジットカードです。社員が殺到するようなカードはお得です。
お得にフライトすることが可能になり、家計が頑健化します。トラベルを豊かに彩ることができます。
コスモ石油では還元率が2%に上がります。アメックスブランドの場合はセゾンアメックスキャッシュバック、アメリカン・エキスプレス・コネクトを利用できます。
また、多種多様な店舗での優待特典、会員限定チケットなどセゾンカードの共通特典を利用できます。
ハワイアン航空のHawaiianMiles
ラグジュアリーカードのポイントは、ハワイアン航空のHawaiianMilesにも移行できます。
1,000ポイント以上500ポイント単位で、マイレージプラスに交換できます。年間上限はありません。
ただし、オンラインでは手続きが不可能で、カスタマーサポートに電話する必要が生じます。
営業時間は9:30~18:00(日・祝・年末年始休)で、フリーダイヤルが用意されています。手続きにはHawaiianMilesのアカウント番号が必要です。
ラグジュアリーカードのブラックカード会員、ゴールドカード会員はハワイアン航空の上級会員資格も獲得でき、航空ラウンジも利用可能でスペシャルです。
ポイントで交換したマイルで特典航空券を獲得して、更に上級会員資格を活用するという二刀流が可能になります!
ラグジュアリーカードはハワイ旅行に八面六臂の活躍を見せてくれます。奥さんの機嫌が良くなったり、恋人の評価が上がりますね!
まとめ
ラグジュアリー・リワードのポイントは、交換可能なマイルが多いのが特徴となっています。
JALマイル、ANAマイル、ハワイアン航空のマイル(HawaiianMiles)、ユナイテッド航空のマイル(マイレージプラス)に交換可能です。
どの航空マイルも交換レートは1,000ポイント=600マイルとシンプルになっています。
マイル還元率は最大でチタンカード0.6%、ブラックカード0.75%、ゴールドカード0.9%、ブラックダイヤモンド1.2%です。
ラグジュアリー・リワードのポイント制度は、キラリと光るエクセレントな魅力が燦然たる輝きを放っています。
マイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的です。特典航空券へ交換すると、1ポイントの価値が数円に昇華します(JALマイルの価値・ANAマイルの価値)。
国内線特典航空券で利用すると1マイルの価値が1.5円~2円程度、国際線のビジネスクラスだと1マイル2.5~6円程度、ファーストクラスなら7~16円程度に跳ね上がります。
特典航空券に少し足りない場合などに航空マイルへ交換して、新しい地平へ雄飛できる機会を手に入れられて武骨で風雅です。
ラグジュアリーカードはライバルのクレカに一歩差をつける流麗な制度が満載であり、人生がもっと楽しくなるクレジットカードです。一度使ったらもう手放せません。
本物の高貴なクレジットカードであり、珠玉のベネフィットの良さには、ただもう溜息をつくばかりです。人類垂涎の至高の芸術作品といっても過言ではありません。
特典・カードの材質に徹底的にこだわっており、魅力的なクレカになっています。「神は細部に宿る」を体現するクレジットカードで、おすすめのステータスカードの一角。
ラグジュアリー・リムジン、ラグジュアリー・アップグレードといったゴージャスなダイニング特典が付帯しています。
レフェルヴェソンス・銀座小十・茶禅華などの高級店でリムジン送迎サービスを使えて、卓越したホスピタリティで快適に帰宅できます。VILLA FOCH銀座、VILLA FOCH 西麻布の優待も秀逸。
ラグジュアリーソーシャルアワーではリーズナブルな料金でワイン等を堪能でき、ストリーマーコーヒーの優待(1杯無料)、コース料理1名分無料サービスのLuxury Diningもあります。
以前にはレーシングドライバーのレジェンド、佐藤琢磨さんにラグジュアリーカードの魅力について聞きました!
ラグジュアリーカードは金属製デザインと構造で特許を取得した技術が用いられている金属製のクレジットカードです。
「ブラックカード」の商標も保有しており、金属プレートの加工はNASAに技術を提供している会社が行なっています。
ゴールドカードはアカデミー賞のオスカー像を作っている金属会社が作成しており、傑出したクオリティです。美しいゴールドを作れる会社として定評がある企業がハイ・クオリティーのカードを生産しています。
純金コーティングの素材力を遺憾なく発揮しており、光に反射してキラキラと輝いてゴージャス。24金クレジットカードらしく、光の当たり具合で表情が変化してラグジュアリーです。
ラグジュアリーカードのコンシェルジュは、メールでの依頼が可能である点にエッジ・優位性があります。
実際に多様な案件を依頼したところ、ラグジュアリーカードのコンシェルジュには大満足でした。他のプラチナカード・ブラックカードと比較して秀逸です。
ラグジュアリーカードのコンシェルジュのメール対応については、クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんも高く評価しています。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、Mastercard Titanium cardを「尊敬の念を感じる」と言わせるカードと高く評価しています。
なんと最新クレジットカード&電子マネー&ポイント攻略ガイドで、「今持つべき最旬カード」第1位に選定されています。
プライオリティパス、VIP HOTEL & TRAVEL、The Ryokan Collection、往復3個の手荷物無料宅配、海外への手荷物配送、Hotels.com 9%OFFなどトラベル特典も充実しています。
ブラックカード以上の会員はハワイアン航空の上級会員資格も取得でき、ハワイ旅行で役立ちます。
TOHOシネマズの映画館無料特典をフル活用する場合は、年会費を上回るお得さがある稀有な高級カードです。使わなくてもお得なクレジットカード、年会費を取り戻せるプラチナカードの筆頭です。
Luxury CardのTOHOシネマズの無料特典に関しては、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも絶賛しています。
ラグジュアリーカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
2017年11月からは法人代表者・個人事業主向けのビジネスカードも登場しました。
その他、SBI新生銀行のプラチナ会員、国立美術館、LUXURY MAGAZINE、カフェ・ワインバー優待、ホームソーシャルアワー、プライベートジム優待、EARTH、家事代行、フラワーギフトなど充実の特典があります。
ポイントをワイン購入に使う場合、ポイント還元率はチタンカード2.2%、ブラックカード2.75%、ゴールドカード3.3%となります。
ブラックカード以上だとハワイアン航空の上級会員資格、名医紹介サービス、ウェルカムギフトも利用できます。
その他、ラグジュアリーカードの特徴、3種類のカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。
ラグジュアリーカードを実際に使ってみた感想については、以下にまとめています。総合的に大満足のステータスカードでした。
以前にラグジュアリーカード日本支社の林 ハミルトン 代表取締役社長に取材しました。充実の特典、イベントなど、Luxury Cardについて色々と聞き倒しています!
実際に使ってみて年会費を上回る価値があると確信しています。ラグジュアリーカードがある生活は優美でエレガントです。
ブラックカードは、マットな質実剛健さがスラムダンクのように力強く、蝶のように舞い蜂のように刺す「黒のカリスマ」です。
まさに「溢れる生命力と優雅さが調和」「最高のバリューの結晶」と評価できるハイ・クオリティー・カードです。特にユニークなダイニングサービスに強みがあります。
MastercardのWorld Eliteのステータス、豊富な各種特典、上質の素材に魅力を感じる方にとって、ラグジュアリーカードは有力候補となります。金属製のクレジットカードは稀有でエッジ・優位性があります。
ゴールドカードはかつてインビテーション制でしたが、現在はいきなり24金のゴールドカードに申し込めます。
レストランでの食事後に送迎車で帰宅できる独自特典を利用したい場合、交通事故傷害保険(賠償責任保険付き)、美術館の企画展・常設展、24金仕上げの素材などを重視する場合などは、ゴールドカードが候補となります。
ビジネスカードでもチタンカード、ブラックカード、ゴールドカードが揃っています。