JCB THE CLASS(ザ・クラス)というクレジットカードがあります。ブラックカードと評されることも多い、JCBの最上級カードです。
JCB THE CLASSはインビテーション制のカードとなっています。実際に複数名のザ・クラス獲得者が周りにいる私が、インビテーションの基準について徹底的に解説します。
JCBゴールドかプラチナで年200~400万円(できれば300万以上)のカードショッピングを数年継続し、通算利用金額が1000万円~1500万円程度になると、JCBザ・クラスのインビが届く傾向にあります。
目次
インビテーションの基準概要
JCBザ・クラスのインビテーションの対象は、JCBゴールド、JCBゴールド ザ・プレミア、JCBプラチナを保有している方です。
JCB THE CLASSは審査は難しく、インビテーションが来るまでに手間がかかることで有名です。
アメックス・プラチナ、ダイナースプレミアムよりも取得に手間はかかるという意見が多いです。
その理由はJCB THE CLASSのコストパフォーマンスの良さ、JCBの収益性です。
JCB THE CLASSの年会費は50,000円(税抜)であり、クレジットカードとしては高額ですけれども、最上級カードとしては低めです。
アメックス・センチュリオンは別格として、アメックス・プラチナとダイナースプレミアムは130,000円(税抜)であり、ザ・クラスはその約38.5%に過ぎません。
それでいて特典が充実しており、コストパフォーマンスが極めて良好なのが特徴です。
主なメリット
- 24時間対応コンシェルジュサービス
- プライオリティ・パス
- 東京ディズニーリゾートの会員専用ラウンジ
- メンバーズセレクション(年1回のプレゼント)※ドンペリで正月に乾杯も可能!
- ザ・クラス会員限定 オリジナルプラン 東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ(利用した体験談)
- ザ・クラス 名食倶楽部、大相撲の溜まり席のチケット予約などザ・クラス会員限定イベント、高い利用限度額
- JCBプレミアムステイプラン(中にはザ・クラス会員限定のプランも)
- グルメ・ベネフィット(高級レストラン2名以上利用で1名無料)
- 関西有名テーマパークのJCBラウンジ
- JCBラウンジ京都
- JCBプレミアムステイプラン
- 海外ラグジュアリー・ホテル・プラン
メンバーズセレクション(年1回のプレゼント)だけで、JCB THE CLASSの年会費のかなりの部分が戻ってきます。
ディズニーリゾートのパークチケット(パスポート)2枚、ディズニーグッズのセットが選べます。年1回は夫婦や恋人でディズニーランドかディズニーシーを満喫できます。
パスポートは大人7,900~9,400円、グッズはダッフィー&シェリーメイのぬいぐるみだと8,800円なので、最大27,600円(税込)相当となり、年会費に占める金額はなんと約50.1%とパワフルです。
改悪されて廃止されてしまいましたが、クラブ33でのペアランチお食事券とパスポート(2枚組)とも交換できました。
ディズニーランド内の秘密のレストランで家族や恋人と食事を楽しめるのはプライスレスなベネフィットで、今後もディズニー側の事情が変化すれば復活の期待もあります。
メンセレにはUSJスタジオ・パスとJCBプレモカードのセットもあり、年会費の半分近くはこれらの特典で元が取れてしまいます。
ディズニーやユニバーサル・スタジオ・ジャパンがお好きな方には絶大なメリットがあります。
また、プライオリティパスも強烈です。通常は年会費469米ドルであるプレステージ会員が0円です。1ドル156.59円(2024/7/18時点)換算だと年会費73,440円が無料になります。
もちろんJCBの負担は年469米ドルではありませんが、プライオリティパス側にコストを支払う必要が生じて着実な負担となります。
各地に設置されているJCB Lounge(ディズニー・USJ・京都)も、人件費、賃貸料などが発生しています。
JCBの管理・運営コスト、配送費用、システムコストなどもあることから、実質的なJCBの負担はかなりのものになっており、年会費だけでは下手すると微益を通り越して赤字の可能性すらあると思います。
アメックス・プラチナとダイナースプレミアムとの違いはここにあります。この2枚は年会費が130,000円(税抜)と高価で、ベネフィットを駆使すればともかくとして、基本的にはカードをあまり使ってくれなくても収益性は良好です。
また、アメプラと黒ダイナースの特徴は、ベネフィットを使う場合はカード利用がセットになっていることが多く、特典を使ってくれると自然に収益も上がる形式となっています。
しかし、JCB THE CLASSの場合、メインのベネフィットであるメンセレ、各地のラウンジ、プライオリティ・パスは、JCBに経費負担が発生するだけで、収益性には乏しい格好となっています。
プライオリティパスの同伴者料金が発生する場合は、ザ・クラスで決済することになるのでOKですが、会員だけでの利用を繰り返した場合、コスト負担が重くなるだけです。
したがって、JCB THE CLASSの場合、カードを使って決済してくれないと、JCB側が収益面で厳しいカードだと考えます。
今でこそ有名になりましたが、インターネットがなかった時代は、JCB THE CLASSの存在の知名度は格段に低く、ロイヤルカスタマーにご恩の趣旨も込めて発行していたと思われます。
以上のことから、JCB THE CLASSのインビテーションの基準で最も重要なのは決済額です。
決済金額に基づくインビが正攻法
論より証拠として、実際にJCBゴールドを作成してから月60万円程度の決済を半年行って(通算350万円程度)、電話で突撃したらJCB THE CLASSを発行できた知り合いがいます(現在は電話突撃は不可能)。
最短で1年未満でも発行できる可能性はあります。ただし、半年でザ・クラスを獲得した知り合いは、経営者で年収は高く、年齢は40歳以上です。
また、年収が低くても正社員でなくても、年100万円程度の決済を15年近く行ってきた方にインビテーションが届いた事例が見受けられます。
また、年50万~70万円の決済を25年ほど繰り返してきた方にインビテーションが届いた事例があります。
事例を総合考慮すると、通算利用額が1500万~2000万円ほどに達すると、年間の利用額が100万円前後でもインビテーションが届いています。
裏を返すと年100万円程度の支払いしかしていないと、JCB基準で属性が良好でない限りは、15~20年といった時間がかかってしまいます。
JCB THE CLASSの獲得を短期間で狙っている場合、JCBゴールドかプラチナを作ってとにかく一気呵成に利用額を積み上げるのが極めて重要です。
毎月60万円といった金額を半年使っていると、通算利用額は1500万円に遠く及んでいませんが、ポテンシャルを評価されているのかOKされた事例があります(現在は突撃終了)。
そこまで使える方は多くないでしょうが、年200万~300万円程度は使っていかないと、短期間での取得は難しい方が多いと思います。
JCBには「JCBスターメンバーズ」という会員プログラムがあります。年間利用金額に応じてランクが決まり、ポイント還元率やキャンペーン当選確率で優遇があります。
合計利用金額(税込) | ランク名 |
---|---|
300万円以上の方 | ロイヤルα(アルファ)PLUS |
100万円以上の方 | スターα(アルファ)PLUS |
50万円以上の方 | スターβ(ベータ)PLUS |
30万円以上の方 | スターe(イー)PLUS |
JCB THE CLASSのワンランク下のJCBゴールド ザ・プレミアのインビテーションの基準は、年100万円以上の利用を2年連続で行うことです。2年連続スターαの達成です。
したがって、JCB ザ・クラスの基準としては、スターαの一つ上のロイヤルαを2年連続で達成することが想定できます。
2年以上連続で年300万円以上使えば、インビテーションまで着実に届く可能性が高い気がします。
JCB ザ・クラスの利用額基準に基づいて発行されるインビでは、年収・属性は重視されていません。
したがって、年300万円以上(ロイヤルα PLUS達成)の利用を繰り返していれば、インビテーションはそのうちに届く可能性が高いと考えます。
年200万円以上でもインビテーションが届く事例はありますが、年250万円程度の利用を2年続けてもインビが来ない事例もあります。
やはりJCBのスターメンバーズの最上級ランクのロイヤルαを達成すると実績が高く評価されるでしょう。
高級時計、Marriott Bonvoyのポイント、ヒルトンのポイント、ハイアットのポイント、IHGのポイント、アラスカ航空マイル、ユナイテッド航空のマイル購入も、手っ取り早く購入金額を積み上げられます。
通常時はこれらのポイント・マイルの購入はお得ではありませんが、年に数回のセール時は妙味が生じます。
ただし、これらの資産性が高い金銭類似物の購入が利用額の多数を占める場合などは、インビテーションの考慮で利用の対象外となる可能性があります。
できれば自然体で万遍なく利用するのがベストです。一般論としては、100万円の決済10回だけよりは、色んな自然な使い方で1000万円使う方が、インビテーションにおいて高評価となります。
- 利用頻度が多ければ多いほどベター
- 利用金額が高ければ高いほどベター
JCB THE CLASSのショッピング利用枠は、原則として最低350万円となっています。
JCBがショッピング枠350万円を付与できる使い方・属性をキープする必要があります。
ただし、いくら多額の決済を行っていても、他で信用情報機関の情報が汚れていたり、JCBに理不尽なクレームを繰り返したなどでJCBのブラックリストに入っていたらNGです。
また、大多数の方には無関係の話ですが、暴力団などの反社会的勢力に入っていたら当然にアウトです。
気になるのは、JCBゴールド、JCBゴールド ザ・プレミア、JCBプラチナでインビテーションの優遇で違いがあるかですね。
素直に考えると上位カードのJCBプラチナが最も優遇されそうです。
しかし、これまでJCBゴールドとJCBゴールド ザ・プレミアで著しい違いがあったかというと、私の周囲の発行事例ではさほどそれは感じません。
インターネットでの情報でも、JCBゴールド発行から2年でザ・クラスのインビが届く方がいらっしゃいます。
なぜゴールド利用2年目でJCBザ・クラスのインビが来たか考察。初年度からロイヤルα突破、飛行機・新幹線比率大、光熱費は別カード、毎月平均的に20〜40万利用、支払い遅延なし。ある程度の金額を継続的に利用しているのが大きい気がする…
— ふぁぶりーず (@starflowchart) 2018年11月23日
サンプルが少ない中での主観的な予想となりますけれども、インビテーションで最も重要なのはカード利用額だと考えます。
会員プログラムのJCBスターメンバーズでは、年300万円の利用で最上級の「ロイヤルα PLUS」となります。これを2~5年繰り返せば、インビテーションに着実に近づくと考えます。
年300万円の利用を4年繰り返した方、1年目は年300万円、2年目は年500万円利用した方に届いた事例があります。
時間がかかった方ですと、年200万・300万・400万・500万円で4年目に届いた方もいます。なかなか届かなくて徐々に利用額を増やしていったようです。
年250万円の利用を2年続けてもインビが届かず、突撃しても否決された事例もあります。やはりロイヤルαの達成が重要だと考えます。
自然体で年250万円程度使う場合は、少し頑張って300万円にタッチさせるのをおすすめします。
あくまでほしいのはザ・クラス一本であり、プラチナは不要という場合は、JCBゴールドを作成するのも選択肢の一つです。
ただし、インビテーションの基準でプラチナの方が優遇される可能性はあります。
利用頻度より利用金額が重要!固定費は優遇で一部は対象外
JCB THE CLASSのインビで最も重要なのは利用金額であり、通常の加盟店で自然に利用額を積み重ねることが肝要です。
利用頻度だけの条件が設定されており、短期間に高頻度決済を行ったらインビテーションが届くということはありません。
例えば15円のAmazonギフト券を10万回購入したり、10円のうまい棒を20万回購入してもインビは届きません。
携帯電話・電気・ガスなどの公共料金・固定費は優遇されており、インビテーションの基準における利用額の算定で2倍など金額面でブーストがかかります。
ただし、金額の優遇があるだけで、固定費の支払回数や設定している数が多いからインビが届くというわけではありません。
例えば10の固定費を設定して1~2年継続したからといって、それだけではインビテーションは届きません。もちろん、金額の側面でクリアしたら届きます。
JCBギフトカードや各種ギフト券などの金券類、電子マネーチャージなど、一部にインビテーションで考慮される金額に算入されない使い方があります。
日本国内で自然な形で万遍なく使うのがベストです。一般的なJCB加盟店で年300万円以上の利用を繰り返していたら、JCB THE CLASSのインビテーションは具現化します。
私の場合、JCB THE CLASS獲得までの確定額ベースの通算引き落とし金額は9,916,980円でした。
未確定の利用分が2,049,763円あったので、これも含めた通算利用金額の合計は11,966,743円でした。
ただし、一定の保有年数も重要となっており、1年程度の保有期間で届くことはほぼ皆無です。
多くの方はJCBゴールド以上のカード発行から2~4年程度の時間が必要となっています。
実際の体験談に基づく経験則としては、年300万円利用のロイヤルαを繰り返したら、ザ・クラスが具現化すると考えます。
実際にJCB THE CLASSを発行して頂き、MyJCBが切り替わった時の感動は感無量でした。
決してハードルが高い訳ではありません。キーポイントは利用額と保有年数です。
JCBゴールド以上のクレジットカードを3年以上保有した場合、利用額が多くなくてもインビが届く事例もあります。
誰でも継続的に年200~300万円(できれば300万円以上)の利用を3年以上継続していけば、JCB THE CLASSに手が届くと考えます。
インビテーションの時期
JCB THE CLASSのインビテーションが発送される時期は、11月の第1週もしくは第3週が多いですが、2021年11月~12月は届かず、2022年は1月に届きました。
2021年12月のJCBオリジナルシリーズのデザインリニューアルが、ザ・クラスのインビジ期にも影響したのでしょう。
2017年は11月第1週で、2018年は11月20日に発送されました。現在もインビテーションはストップしておらず、年1回のペースで送られているのでご安心ください。
JCB The CLASSのインビがきた pic.twitter.com/caFAAhxP3s
— ひでお (@hideo_2491) 2018年11月22日
今のインビテーションにおいては、当年9月現在の情報に基づいてインビが郵送される運用となっています。申込期限は翌年1月中旬まで。
一例として2018年は9月時点の情報で11月20日にインビが発行されて、申込期限は2019年1月21日迄でした。
したがって、できれば12月15日~9月15日利用分で300万円を突破しておくのがベターだと考えます。
私の周囲で2年間という短期で取得された方は、2年目の9月15日の時点で年間利用額が500万円を突破した方でした。
利用額が年100~300万円だとインビテーションの取得まで長い時間がかかっています。
インビテーションの方法はデジタル・郵送の2段階です。MyJCBのお知らせにJCB THE CLASSのインビテーションが表示されて、ネットで申し込むことも可能です。
また、インビ対象者全員にインビテーションの書面も発送されるので、紙で申し込むこともできます。
属性が良好なら最速発行が可能な場合があった(現在はほぼ皆無)
年200万円や300万円といった利用を続けるのは難しかったり、メインカードが他にある場合で、そこまでJCBカードを使えないという方もいらっしゃると思います。
そうした場合でも、JCB基準で属性が良好な場合は、いきなりザ・クラスを発行できます。
医師、弁護士などの会報誌にはザ・クラスの広告が掲載されており、入会申込書が添付してあるようです。こうした属性をお持ちですと、いきなりの発行が可能です。
エムスリーが運営している医療関係者向けサイト「m3.com」では、定期的にいきなりJCB THE CLASSに申し込めるキャンペーンを開催。原則として満30歳以上が対象となっています。
ただし、2018年に入ってからは、こちらも出ることがなくなっているようです。
また、JCB THE CLASSの場合、インビテーションを待つ前の申し込み(いわゆる突撃)が可能です。ダメ元でJCBにアプローチしてみるのも方策の一つです。
この場合、重要なのは、むしろJCBカードを持っていない方がいい点です。
中途半端にJCBカードを持っていて決済額が小さいと、JCB側は「どうせ発行してもあまり使ってくれなさそう」と判断して却下するリスクがあります。
また、信用情報機関に登録されている情報が良好であることが重要です。事故情報が掲載されていたりすると、当然のごとくNGとなります。
かつてJCB THE CLASSはインビテーション制ではなく、誰もが申し込めるカードでした。その時に掲げられていた条件は以下の通りです。
- 年齢:40歳以上
- 年収:1,200万円以上
- 勤続年数:10年以上で役員や管理職の方
- JCBカードの保有歴:3年以上
- 年間100万円以上の決済:2年以上
可能な限りここに近づけていくことが重要となります。年収が低かったり、勤務先・勤続年数がJCB基準で今ひとつの場合は、やはり地道に決済額を積み上げていくルートとなります。
ただし、2017年8月に入ってから、電話で突撃しても申込書を送ってくれなくなったという事例が増えてきています。
2023年6月時点では会員デスクのスタッフから「申込書は一切送付できなくなった」と案内があった方も出ています。
JCBゴールドかJCBプラチナを作成して一定の利用実績を積まないと、JCB THE CLASSの獲得は難しい状況となっています。
インビテーションの書類
JCB THE CLASSのインビテーションの書類としては、案内のパンフレットや入会申込書等のセットを郵送してくれます。
「JCB THE CLASS」のマークと文字が記載されたおしゃれなケースが出てきます。
入会申込書
JCB THE CLASSの申込書は大きくてパワフルです。そこら辺のクレジットカードを威圧するような存在感があります。
申込書は見開き型となっており、上半分は記入の説明、下半分が実際に記入する箇所となります。
申込書は返送後は、所定の審査が入り、2~3週間で自宅にカードが届きます。申込書類とともにJCBカードの規約・規定集も同封されていました。
Introduction
黒い色の「Introduction」という冊子があり、JCB THE CLASSの利用シーンが描かれています。
キャッチフレーズは「未知なる価値へ」となっています。以下のようなPRがありました。
喜びのひとときを、更に価値のあるものにしてゆく。
JCBザ・クラスは、更にその先にある新たな世界をご提案します。
特別なサービスがもたらす豊饒な時を、心ゆくまでお愉しみください。」
思いがけず休みがとれた。旅行したり、オペラが観たい。でもあれこれと探す時間はない。そんなことってありますよね。
そういう時は「ザ・クラス・コンシェルジュデスク」を活用できます。自分の秘書に連絡して、旅や出張の手配をさせるような感覚で利用可能です。
しかも24時間・365日、要望に合わせて様々な手配や予約代行を行なってくれます。旅行・出張、レストラン、チケット、ゴルフ予約などの相談ができます。
JCB THE CLASSメンバーだけの特権で、年に1度特別なプレゼントが送られます。「ザ・クラス メンバーズ・セレクション」です。
春が近づいた頃(3~4月)にプレゼントの案内が届きます。選りすぐりの商品から希望の科を一つ選択できる特別なサービスです。
4月以降に入会した場合は、翌年度のサービスからの利用となります。
JCB THE CLASSは国内の厳選した有名レストランの所定のコースメニューを2名以上で予約すると、1名分が無料となる期間限定の優待サービス「グルメ・ベネフィット」があります。
接待、プライベートの両面で非常に役に立ちます。プラチナカード、アメックス・ゴールド、ダイナースクラブカードにあるお得なサービスですね。
「美味しいものが好きなあの人を、満足させるお店はないかな?」というシーンでも、JCB THE CLASSは有効活用できます。
JCBのグルメ・ベネフィットは、直前の予約にもできる限り対応してくれるなど、コンシェルジュの対応が優れている点にエッジ・優位性があります。以下にまとめています。
娘がもうすぐ初めて親と一緒ではない海外旅行に行くことになった。そんなシーンでもザ・クラスは便利です。
JCB THE CLASSは家族カードの年会費が無料です。JCBは会員の大切な家族もメンバーと思い、JCBザ・クラスの価値やステータスを家族の方にも共有してほしいと考えています。
生計を同一にする配偶者、両親、子供なら、無料で家族カードを発行できます。配偶者の親など名字(苗字)が違う場合でも、家族カードは発行可能です。
名字が違う場合は申込時に異なる理由(義理の親など)を別紙などで伝えた方が、審査がスムーズとなります。
自分と家族の住所が違う場合、家族カードは本会員の住所に送られてきます。別居している家族の住所に直接送ることはできません。
Presentation
シルバーの色の「Presentation」という冊子もあります。ザ・クラスのベネフィットが具体的に解説されています。Contentsは以下のとおりです。
- 会員専用デスク
- レストランでの特別優待サービス
- ホテルでの特別優待サービス
- 高級旅館での特別優待サービス
- 旅行を豊かにするサービス
- ザ・クラス メンバーズ・セレクション
- カード自動付帯保険
- JCB HOMEサポートクラブ(2017年3月末終了)
- JCBゴールドとの共通サービス
カード発行後は、黒一色のオシャレなサービス&ベネフィットガイドを送付してくれます。
まとめ
JCB THE CLASSは日本が誇る国際ブランドJCBの最上級カードです。ディズニー関連のベネフィットは卓越しており、ディズニーに行く機会がある方にとっては魅力的なスーパーカードです。
大変残念なことに、個人的にはディズニーに一緒に行ってくださる女性が皆無であることから、現在はJCB THE CLASSを持っても、猫に小判、馬の耳に念仏、鳥にポルシェなので獲得を見送っています。
メンセレが届く度に「今年もぼっちでディズニーに行けなかった・・・」と悲しくなるのは間違いないので、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)やメンタルヘルスのためにザ・クラスは見送っています。
非モテのぼっちなのは否定しようがない事実なのですけれども、毎年のようにその不都合な真実を突きつけられて、現実を直視せざるを得ないのは辛いものがあります。
JCB THE CLASSのインビテーションの基準の特徴は、JCBの利用履歴が非常に重視されることです。プロパーカードのクレジットヒストリーが何より重要。
年収・勤務先・勤続年数・カード利用先がそれ程ではなくても、JCBの加入歴が長くて100万円以上の決済を続けていればインビテーションが届く事例があります。
JCBゴールド、ゴールド ザ・プレミア、プラチナを保有して年300万円以上の利用を繰り返せば、余程のことがない限りはザ・クラスのインビテーションに近づくのは間違いありません。
年100万円程度の利用だと属性が良好でない限りは、15~20年といった歳月が必要になる可能性があります。とにかく利用しましょう!
JCBのプロパーカードであるJCBオリジナルシリーズは、卓越したT&Eサービス(トラベル&エンターテイメント)が魅力的なクレジットカードです。
また、Amazon・セブン-イレブン・apollostation・スターバックス・高島屋などのJCBオリジナルシリーズパートナーでは還元率が高い隠れ高還元カードです。
Oki Dokiランドというモールを経由すると、Amazonだけではなく、楽天市場、Yahoo!ショッピング、LOHACOなどのネット通販がお得になるというメリットもあります。
貯めた「Oki Dokiポイント」は、魅力的な多種多様な商品と交換できます。詳細、あらゆる交換先一覧については、以下にまとめています。
スマホアプリ「MyJCB」は利用金額の確認、キャンペーンの応募が便利です。会員サイトMyJCBは公共料金の支払い設定も可能です。
JCBトッピング保険、J-Basketなどのオプションも用意されており、ニーズに応じてサービスを追加できます。
残高不足となった場合は、一度だけではなく複数回引落しをかけてくれます。中には月末まで毎営業日実施してくれる銀行もあり、JCBは口座振替も便利です。
JCB PLAZAなど日本人が海外で活用できるJCBカード共通特典も充実しています。JCBオリジナルシリーズの特徴、メリット・デメリットについては、以下で徹底解説しています。
JCBは不正監視システムで24時間365日、不正利用を監視しており、高いセキュリティを確保しています。
万が一の4桁の暗証番号・3Dセキュア突破時も、絶対補償しないではなく、一定の条件では補償してくれます。
更新カードを発送する際にも、住所変更がないか確認してくれてユーザーフレンドリーです。
世界文化遺産「東寺」での貸切イベント、関西有名テーマパークでのハロウィーン・パーティー、クリスマスパーティー、JCB MUSIC LOUNGE、妙心寺 退蔵院 特別拝観など、会員限定のイベントも充実しています。
以前JCBに取材に行き、イシュイング本部 イシュイング推進部 商品企画グループ 副主事の新宮さんにインタビューしました。
JCBカードの魅力、JCBの歴史・強み、安全・安心の信頼性と充実した特典を両立させている点について取材しています。
JCBカードの種類は多様であり、ハイ・クオリティー・カードが揃っています。おすすめカードについては、以下で丹念に分析しています。
JCBオリジナルシリーズのスタンダードカードであるJCB一般カードについては、以下で徹底的に解説しています。
18歳以上39歳以下の方はJCB CARD W、JCB CARD W plus Lを発行できます。解約しない限り自動更新されるので、40歳以降も継続利用可能です。
年会費が無条件で無料、基本ポイント還元率が2倍と優遇されており、plus Lの方は女性向け特典・有料保険(女性疾病保険など)が付帯しているのが特徴です。
どちらも年会費無料かつ高還元であり、秀逸なハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「メインカード」としてJCB CARD W、女性向けカードとしてJCB CARD W plus Lを挙げられていました。
また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんの「おすすめの若年層向けカード」はJCB CARD W、女性向けカードはJCB CARD W plus Lでした。
JCB CARD W、JCB CARD W plus Lはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
ゴールドカード以上のJCBカードは、GOLD Basic Serviceを利用できます。詳細は以下で徹底解説しています。
JCBゴールドは保険が充実しており、安価なプラチナカードを凌駕することもある高水準です。
空港ラウンジ、JCB GOLD Service Club Off、健康・介護・育児などに関する無料電話相談(24時間・年中無休)、充実の海外旅行保険、航空機遅延費用保険、空港手荷物無料宅配など特典も充実しています。
JCB一般カードとJCBゴールドは最短で即日発行も可能です。迅速にカードを作成できてすぐに使えます。
若年層向けのJCB CARD EXTAGE、JCB GOLD EXTAGEも用意されており、ポイント還元率・年会費がお得になっています。
JCBゴールドを保有して、2年連続でショッピングを100万円以上利用すると、「JCB GOLD THE PREMIER」(JCBゴールド ザ・プレミア)のインビテーションが届きます。
JCBゴールド ザ・プレミアは、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港ラウンジを0円で利用できるプライオリティ・パスを無料で発行できます。
搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なくラウンジを利用できるのが大きなメリット。格安航空券利用時も使えますし、1日に2回以上ラウンジを使うことも可能です。
通常は年会費469米ドルであるプレステージ会員が0円です。1ドル156.59円(2024/7/18時点)換算だと年会費73,440円が無料になります。
また、JR京都駅ビル内にある「JCB Lounge 京都」を利用できます。ドリンク、ガイドブック・情報誌の閲覧、手荷物の一時預かり、無料Wi-Fiなどのサービスが受けられます。PC作業もOKです。
JCBプレミアムステイプランという、JCB上級カード会員限定のホテル・旅館の優待も受けられます。
JCBゴールドのカード年会費とは別に、JCBゴールド ザ・プレミアのサービス年会費が5,000円(税抜)かかります。
しかし、初年度は無料ですし、2年目以降もショッピング利用金額が合計100万円以上だと無料となります。
つまり、JCBゴールド ザ・プレミアはJCBゴールドと全く同じ年会費でプライオリティ・パスなどの特典を享受できます。
コストパフォーマンスに優れた非常にお得なゴールドカードであり、空港ラウンジを使えるゴールドカードの中でもエッジが効いています。
JCBゴールド ザ・プレミアを入手するためには、まずJCBゴールドに加入することが必要です。
公式サイトJCBゴールド 公式キャンペーン
2017年10月24日からは自己申込可能なプラチナカード「JCBプラチナ」が登場しました。
コンシェルジュ、関西有名テーマパークのラウンジ、グルメ・ベネフィット等の卓越したベネフィットを利用できます。年会費を取り戻せる高級カードの筆頭です。
JCBゴールド、ゴールド ザ・プレミア、プラチナの相違点については、以下で丹念に解説しています。
JCBプラチナとザ・クラスの比較は以下で精緻に分析しています。
JCBプラチナはJCBの上級カードならではの類稀なT&Eサービスが魅力的です。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめのプラチナカードとしてJCBプラチナを挙げられていました。
JCBの最上位カードは「JCB THE CLASS(ザ・クラス)」です。JCBの頂点に君臨しており、JCBのプロパーサービスは全て利用可能。
年会費は50,000円(税抜)です。家族カードは8枚まで発行できて年会費は全て無料。8名無料というカードは滅多にありませんね。パワフルです。
JCB THE CLASSは卓越したベネフィットが豊富です。
主なメリット
- 24時間対応コンシェルジュサービス
- プライオリティ・パス
- 東京ディズニーリゾートの会員専用ラウンジ
- メンバーズセレクション(年1回のプレゼント)※ドンペリで正月に乾杯も可能!
- ザ・クラス会員限定 オリジナルプラン 東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ(利用した体験談)
- ザ・クラス 名食倶楽部、大相撲の溜まり席のチケット予約などザ・クラス会員限定イベント、高い利用限度額
- JCBプレミアムステイプラン(中にはザ・クラス会員限定のプランも)
- グルメ・ベネフィット(高級レストラン2名以上利用で1名無料)
- 関西有名テーマパークのJCBラウンジ
- 海外ラグジュアリー・ホテル・プラン
- JCB Lounge 京都
特に充実しているのは、ディズニーランド関連のオリジナル特典です。ディズニーリゾート内の会員専用ラウンジを利用できて、休憩後は待たずにアトラクションに搭乗できます。
ディズニーシーのストームライダーの後継アトラクションである「ニモ&フレンズ・シーライダー」にもJCBラウンジが設置されました。
メンバーズセレクションでは、ディズニーリゾートのパークチケット(パスポート)2枚、ディズニーグッズのセットが選べます。
年1回は夫婦や恋人でディズニーランドかディズニーシーを満喫できます。
パスポートは大人7,900~9,400円、グッズはダッフィー&シェリーメイのぬいぐるみだと8,800円なので、最大27,600円(税込)相当となり、年会費に占める金額はなんと約50.1%とパワフルです。
メンセレにはUSJスタジオ・パスとJCBプレモカードのセットもあり、年会費の半分近くはこれらの特典で元が取れてしまいます。
ディズニーやユニバーサル・スタジオ・ジャパンがお好きな方には絶大なメリットがあります。
関西有名テーマパークのJCBラウンジを利用でき、1.5~3時間待ちの大人気アトラクションを並ばずに乗れて、上質の空間で休憩できます。
コース料理1名分無料サービスは、コンシェルジュの対応が優れている点において、他の高級カードと比較しても、エッジ・優位性があります。
JCB THE CLASSのコンシェルジュの質については、クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんも高く評価しています。
わが国が誇る国際ブランドJCBの最上位カードであり、コスパ最上級のブラックカードです。ジョジョの奇妙な冒険で喩えると、第4部の副題「ダイヤモンドは砕けない」のようなカードです。
アメックス・プラチナ、ダイナースクラブ プレミアムカードに勝るとも劣らない卓越した魅力があります。アメプラ・黒ダイナースでも、JCB THE CLASSの魅力は砕けません。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのプラチナ/ブラックカードとしてJCB THE CLASSを挙げられていました。
JCB THE CLASSはクレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
2015年6月からのJCBのブランドメッセージは、日本国内では「世界にひとつ。あなたにひとつ。」であり、海外では「Uniquely Yours」です。
このブランドメッセージには、JCBがこれからも大切にしたいこと、「お客様志向」と「日本的」が反映されています。JCBの思いは以下の通りです。
それぞれの願い。それぞれの夢。お客様一人ひとりの、かけがえのない想い。
JCBは約束します。そのひとつひとつをしっかりと受けとめ、耳を傾け、かなえるお手伝いをすることを。
私たちは、日本で生まれた、ただひとつの国際カードブランドとして、「おもてなしの心」「きめ細やかな心づかい」で一人ひとりのご期待に応えていきます。
そして「便利だ」「頼れる」「持っていてよかった」と思っていただける、あなたにとっての世界にひとつを目指し続けます。
JCB THE CLASSはまさにこのブランドメッセージに込められたコンセプトを体現しているスーパーカードです。詳細については、以下で徹底解説しています。
メンセレ、東京ディズニーリゾートやUSJのラウンジ、会員限定イベント、プライオリティパスなどの特典があるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
JCB THE CLASSはインビテーションを待つ必要があり、取得まで時間がかかります。ただし、年収は高くなくても問題ありません。利用額とフリークエンシーが最重視されています。
JCB THE CLASSの特徴としては、JCBでの利用履歴が非常に重視される点が挙げられます。JCBの保有履歴が長いとインビテーションが届きやすい傾向にあります。
将来的に日本が誇る至高の煌めきを放つJCB THE CLASSへの道が開けるのが、JCBゴールド、JCBプラチナの大きなメリットの一つです。
現在、JCBゴールド、プラチナは2024年9月30日(月)の入会まで、期間限定でお得な新規入会キャンペーンを行っています。