SFC、ANAプラチナ、ANAダイヤモンド会員には、非公表の大きな利点が存在しています。
これまでは完全に知らなかったのですが、ある時に隠れた長所のおかげで絶大なメリットを享受できました。
知っていると万が一のトラブルの際に壮絶なベネフィットを受けられちゃいますよ!
また、飛行機の座席は前がいいか・後ろがいいかの問題についても、あまり知られていない重要な要素をご紹介します。
那覇空港から羽田空港までANAでフライトする予定があり、予定通り飛行機に乗り込みました。
ユナイテッド航空のプレミア・プラチナ資格(スターアライアンスGOLD)を保有していたので、優先搭乗して荷物を席の上に無事収納し、余裕を持って着席しました。
滑走路まで進みもうすぐ離陸というところでトラブルが発生。機体に異変が生じて、搭乗口まで戻ることになりました。
整備チームが入りしばらく点検したものの、飛行機の不具合を短時間で修復できなかったことから欠便に。ああ無情・・・。
辛い事態で飛行機からおりて進むと、振替の手続きの案内がありました。
ここで重要だったのは、振替え手続きは乗客全員が一律ではなく、2つのグループに分かれて行われた点です。
一般の方は乗り継ぎカウンターでの手続きとなり、恐ろしい程の長蛇の列に。待ち時間が尋常ではないほど長くなり、手続きが終わるまで一苦労となります。
果てしなく続く列には戦慄するほどであり、後の方になった場合の苦渋は察するに余りあるインパクトです。
しかし、ANA上級会員・プレミアムクラス利用者の場合、別の場所に誘導があり、特別に最速での手続きが可能でした。

振替の手続きの待ちが数名だけ!
私は中央座席の普通席で、手続きは前方座席に座っていた方よりも出遅れましたが、それでも待ったのは5人くらいです。
結果として次の便にギリギリ間に合い、当初の予定よりは遅れたものの、遅延を最小限に食い止めることが可能でした。
搭乗便のトラベル発生時に、振替の手続きを優先で行えるのは、次の予定が迫っている場合などにおいて絶大なメリットがあります。
特にビジネス用途でフライトする場合は神威のインパクトがあります。
顧客との重要な打ち合わせ、シンポジウム・セミナー等で登壇するようなケースでは、間に合うか否かは天国と地獄です。
欠航・大幅遅延における振替手続きの優先は、SFC、ANAステータス、スターアライアンスゴールド、プレミアムクラスの大きなメリットです。
後日メールで遅延の際の対応に関するアンケート(所要時間10分程度)があり、回答するとANA SKY コイン500円をもらえました。
時給換算で3,000円ですので、非常に満足が行く水準であり、さすがANAと感動。もちろん回答しました(*´ω`*)
飛行機は機械なので、トラブルはやむを得ません。上級会員のベネフィットによって、手続きにあまり時間がかからなかったので、個人的には素晴らしい対応だったと感じます。
「飛行機の座席は前がいいか・後ろがいいか」については、航空機事故の際には後方座席と非常口近くの生存率が高いと言われています。
米国のTIMEの調査(2015年)では、1985年以降に起きた17件の飛行機事故における乗客の生存率は、後部座席が68%、前方座席が62%、主翼部分が61%となっています。
ただし、機内でトラブルがあって飛行機からいったん降り、振替の手続きを行うようなケースでは、前の座席の方がいち早く手続き口までたどり着けるので、有利な側面があります。
ANA上級会員・スターアライアンスゴールドには、欠航・大幅遅延における振替手続きの優先という隠れた長所が存在しています。
中でも万人におすすめできるのは、制度変更がない限りは半永久的にANAプレミアムメンバーのプラチナ会員とほぼ同じ特典を受けられるANAスーパーフライヤーズです。
飛行機にたくさん乗らなくても、至れり尽くせりの上級会員資格を獲得・維持でき、安全管理が卓越した世界有数のエアラインであるANAにお得に搭乗できます。
特典航空券の枠の優遇、ANAラウンジ、優先チェックイン、優先保安検査場、手荷物取り扱いの優遇、優先搭乗、専用デスクなどを享受できます。
しかもANAだけでなく、世界最大の航空連合であるスターアライアンスGOLDの資格も獲得できます。
したがって、ユナイテッド航空・シンガポール航空・タイ国際航空・ルフトハンザドイツ航空などでも、ラウンジ利用・優先保安検査場・優先チェックインカウンター利用などの特典が受けられます。
SFC発行のためには50,000プレミアムポイントが必要です。
これからANAスーパーフライヤーズカード獲得のためのSFC修行を行う場合は、事前にワイドカード以上のANAカードを作っておきましょう。
ANAワイドカード、ANAワイドゴールドカード、ANAプラチナ プレミアムカードが選択肢となります。
ANA航空券の購入で高還元率になりますし、フライトボーナスマイルを獲得できます。審査落ちのリスクもなくなります。
特におすすめのANAカードをまとめると、以下のとおりです。
グレード | カード名 |
---|---|
ANAカード プレミアム | ANA VISA プラチナ プレミアムカード、ANAダイナース プレミアムカード |
ANAワイドゴールドカード | ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード、ソラチカゴールドカード |
ANAワイドカード | ANA VISA/マスター ワイドカード |
いずれも幾多の航空系カードの中でも、マイルが貯まりやすいクレジットカードの一角で、コストパフォーマンスは優れています。
その他、あらゆるANAカードの詳細については、以下にまとめています。
なお、ANAカードは1枚だけというわけではなく、複数種類を持つことが可能。最大で9枚を同時保有可能なので、迷ったら2枚持ちも選択肢です。
ANAカードはライバルのJALカードと比較するとマイル還元率が高く、ザクザクとANAマイルを獲得できる点が魅力的です。
以前ANAに取材して、安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
三井住友カードはマイ・ペイすリボ、JCBはスマリボの活用で、1,000円前後のコストで1,000ボーナスマイルを獲得可能。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、三井住友カード、JCBのANAカード7枚を発行するのも手です。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。