ANAカードは多種多様な種類があります。日本発行の個人用カードは21枚あり、学生専用カードを含めると24枚も存在しています。
あまりにも数が多く、どのANAカードがいいか迷う方も数多くいらっしゃるでしょう。
そこでおすすめのANAカードについて、63枚のクレジットカードを保有した経験があり、年会費の最高額は118万円の専門家が徹底的に解説します。
机上の空論ではなく、実際に9枚のANAカードを実生活において活用した経験を活かして、2024年12月の最新の状況を分析しました。
なお、ANAカードはお得なキャンペーンを開催しています。
目次
グレード・ジャンルごとのおすすめANAカード
ANAカードは全日本空輸がJCB、三井住友カード、アメックス、三井住友トラストクラブと提携して発行しているクレジットカードです。
Visa、Mastercard、JCB、アメックス、ダイナースクラブの5大国際ブランドを網羅しています。
グレードは4段階となっており、ANA一般カード、ANAワイドカード、ANAワイドゴールドカード、ANAカード プレミアムまで幅広いラインナップとなっています。
最初に結論を述べると、カードランクごとに特におすすめのANAカードは以下のとおりです。
- プラチナ~ブラック:ANAダイナース プレミアムカード
- ワイドゴールドカード:ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード、ソラチカゴールドカード、ANAアメックス ゴールド
- ワイドカード:ANA VISA/マスター ワイドカード
- 一般カード:ANA JCBカード2券種、ANA VISAカード / ANA Mastercardの5券種すべて
- 交通系カード:ソラチカカード、ANA VISA Suicaカード、ANA東急カード、ANA VISA nimocaカード
以下、おすすめのANAカードの詳細について、スペックや理由をブレイク・ダウンします。
おすすめのANA一般カード
ANA一般カードのうち、リボ払いを使わない場合、還元率は基本1%で共通です。
ただし、ソラチカカードなら、Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が高還元になります。
スマリボの活用によって最大1.54%となるので、毎月コンビニATMで繰り上げ返済する手間を許容できるなら選択肢です。
なお、三井住友カード、JCBが発行しているANA一般カードは、リーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
したがって、7枚全てがおすすめ。多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
交通系電子マネーにチャージしたい方におすすめ
ANAカードでSuica、PASMO、nimoca等の交通系電子マネーにチャージしたい場合、交通系ANAカードがおすすめです。
ANA To Me CARD PASMO JCB
メトロポイント→ANAマイルという交換ルートを活用したい方は、ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)がおすすめです。
1対0.9(90%)のレートでメトロポイントをANAマイルに移行できるのが絶大なメリットです。
陸でも空でもドンドンとANAマイルを貯められて、本気一本槍で新たな地平へ雄飛できます。
税込2,200円(初年度無料)の年会費が発生しますけれども、毎年1,000マイルの継続ボーナスが付与されます。
1マイル2円と考えると年会費はほぼトントンとなります。それで90%のメトロポイント→ANAマイル交換など、卓越したベネフィットを享受できます。
PASMOオートチャージでもANAマイルを獲得可能。ANAマイルの使い道は多様であり、旅行・出張に役立ちます。
アメックスやダイナース等の高級カードと同様にソラチカカード会員限定のイベントも開催されており、人生がもっと楽しくなるクレジットカードです。
もちろんANA機体工場見学会、ANAビジネス/ファーストクラス機内食試食&見学、国内線プレミアムクラスお弁当&ANA機体工場見学会、シークレットコンサート、宝塚貸切公演、横浜F・マリノス特別席での観戦など、ANAカード会員限定のイベントにも参加できます。
ソラチカカードは入会キャンペーンが豪華なのも魅力的な点です。大量のマイルを獲得できます。
その他、ANA To Me CARD PASMO JCBの詳細は以下で丹念に分析しています。
実際にソラチカカードをフル活用したところ、流麗なANAマイル還元を享受できました。
東京メトロ乗車で最大級のメトロポイントを得られて、スマリボの活用で1.5625%ANAマイル還元となるゴールドカードもあります。
メトロポイント→ANAマイルの高レートでの交換は、オンリー・ワン、スペシャル・ワン、エアフォース・ワンのパワーがあります。
この制度を上手く活用すると、東京メトロを利用する機会がある方の場合、恐ろしい程にザクザクとANAマイルを獲得できます。
空前の低金利の時代には、ソラチカカードのお得度は絶大な威力があります。お得にフライトでき、トラベル・人生を豊かに彩ることができます。
入会キャンペーンも充実しており、大量のANAマイルを得ることができます。
公式サイトANA JCB / ソラチカカード 公式キャンペーン
ANA VISA Suicaカード
SuicaへのチャージでANAマイルを得たい場合、ANA VISA Suicaカードがおすすめです。
電車・バスは日本全国津々浦々まで浸透しており、多様なシーンでフル活用できます。また、タクシーや日常的なお買い物でも利用できることもあります。
特にタクシーは少額の時もサインレスではなく、決済に時間がかかるので、交通系電子マネーの利便性が高いです。
交通系電子マネーへのチャージで最も高還元なのは「ANA VISA Suicaカード」です。なんと最大1.0%還元を享受できます。
三井住友カード発行のANAカードでお馴染みのマイ・ペイすリボ&Web明細によって、低コストで維持可能です。
リボ払いの「マイ・ペイすリボ」に登録して、年1回以上利用すれば割引があり、年会費は751円(税抜)になります。
ANA VISA/マスター一般カードと同様に、10マイルコースの移行手数料は最大で3年に1回で済むので、マイル移行手数料は平均で年2,000円(税抜)です。
ANA VISA Suicaカードの場合、Suicaチャージの時もVisa加盟店と同じ還元率なのが大きなメリットです!
なお、JALマイルを貯めたい場合、最大1%JALマイル還元のJALカードSuicaがおすすめです。
Apple Pay、Google Pay、Androidやガラケーのおサイフケータイの対応端末を使っていれば、JR東日本エリアに住んでいなくてもSuicaチャージでザクザクとANAマイルを獲得できます。
いつでもスマートフォンでサクッと簡単にチャージでき、交通系ICカードが使える電車・バスでスムーズに移動できます。残高不足を気にする必要はありません!
実際に以下はiPhoneのモバイルSuicaでJR西日本のICOCA、九州のはやかけんエリアの改札を通過したシーンです。
その地域独自の電子マネーと同様に、瞬時に反応してスムーズに改札を通過することが可能です。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
PASMO定期券を利用している方で、メトロポイント→ANAマイルの交換が不要な方は、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードがおすすめです。
- マイ・ペイすリボで年会費は751円(税抜)
- 10マイルコースの移行手数料は最大で3年に1回→マイル移行手数料は平均で年2,000円(税抜)
- 一般のMastercard加盟店では最大1.0%還元
- TOKYU POINT→ANAマイルが75%の交換レート
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、PASMOオートチャージの時もMastercard加盟店と同じ還元率です。
また、75%のレートで東急ポイントをANAマイルに交換できる点も、日常生活でTOKYU POINTを貯めている方にとっては魅力的です。
ANA VISA nimocaカード
nimocaを利用している方は、ANA VISA nimocaカードがおすすめです(年会費はSuica・TOKYUと同じ)。
他のANAカードにはないANA VISA nimocaカード限定のベネフィットとして、ANAマイルとnimocaポイントの相互交換があり、nimocaポイントを10対7の交換レートでANAマイルに移行できます。
したがって、各種ポイントをANAマイルに交換するnimocaルートを活用可能です。
nimocaチャージでの最大1.0%還元、nimocaポイント→ANAマイルに70%の交換レートで移行できる点がおすすめのANAカードです。
公式サイトANA VISA nimocaカード 公式キャンペーン
ワイドゴールドカードでおすすめのANAカード
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード
ANAワイドゴールドカードの中で海外で使うので国際ブランドはVisa/Mastercard希望なら、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードがおすすめです。
ANA VISAカード、ANA Mastercardの年会費は、本会員が14,000円(税抜)、家族カードは4,000円(税抜)です。
マイ・ペイすリボ登録&利用で、カード年会費を本会員10,500円(税抜)、家族会員2,500円(税抜)まで下げることができます。
マイ・ペイすリボを設定して年1回わずかなリボ手数料を発生させれば、手数料無料で年会費の割引のみを享受できます。
また、ワイドカード以下のANA VISA/マスターカードにある10マイル移行手数料(税抜6,000円)が無料となります。基本還元率は1%で、ANAの航空券等は基本2%です。
日本国内で24時間・365日、医師・看護師に無料で医療・健康・介護に関して電話相談できるドクターコール24、空港ラウンジ、ANA銀聯カード、ANA VISAプリペイドカードも利用できます。
電子マネーの側面では事前チャージ不要で便利なポストペイ型のiD、Apple Payを利用可能です。
ANA VISA/マスターの発行元である三井住友カードは高いセキュリティを誇っており、堅牢で頑健なので安心して利用できます。
セキュリティ専門の部署があり、独自の不正検知システムが24時間365日稼働しており、全世界のカード利用のトランザクションをチェックしています。
VISAインターナショナルから、セキュリティが高い会社に対する表彰があり、アジア・パシフィック地域では、三井住友カードだけが表彰されたことがあります。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのゴールドカードとして挙げていらっしゃいました。
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードは、クレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
ANA JCB ワイドゴールドカード
ANA VISA/マスター ワイドゴールドは相次ぐ改悪で競争力が低下しました。
現在はANA JCB ワイドゴールドカードも選択肢です。
Visa・Mastercardより、海外旅行傷害保険に優位性があります(各補償内容の下段は家族特約)。
海外旅行傷害保険 | ANA VISA マスター ワイドゴールドカード | ANA JCB ワイドゴールドカード |
---|---|---|
適用条件 | 利用付帯 | ほぼ自動付帯 |
傷害死亡後遺障害 | 5,000万円 | 1億円 (うち5000万は利用付帯) |
1,000万円 | 1,000万円 | |
傷害・疾病治療 | 150万円 | 300万円 |
50万円 | 200万円 | |
賠償責任 | 3,000万円 | 1億円 |
1,000万円 | 2,000万円 | |
携行品損害 | 50万円 | 50万円 |
15万円 | 50万円 | |
救援者費用 | 100万円 | 400万円 |
50万円 | 200万円 | |
海外航空機遅延費用 | - | 2万~4万円 |
保険が充実しており、国内航空便遅延保険も付帯しています。もちろん空港ラウンジサービスもありますし、ANAワイドカード共通の特典もあります。
- 搭乗ごとのボーナス・マイル(フライトマイルの25%プラス)
- ANAビジネスクラス・チェックインカウンターが利用可能(国際線、ANA運航便のみ対象)
- 家族のマイルを合算できるANAカードファミリーマイル
- ANAカード会員専用の割引運賃「ビジネスきっぷ」
- ANA国内線・国際線機内販売10%割引
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービス
- 空港売店「ANA FESTA」5%割引
- ANA国内ツアー(ANAスカイホリデー)、ANA海外ツアー(ANAハローツアー)ツアー商品5%引き
- ANAグループ空港内免税店での10%引き
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン朝食無料&ウェルカムドリンクサービス(国内・直接予約時)
SFCとして寝かす場合にもおすすめです。スマリボの活用で年会費は通常は10,400円(税込)、SFCの場合は11,500円(税込)になり、付帯保険が充実します。
入会キャンペーンも充実しており、大量のANAマイルを得ることができます。
公式サイトANA JCB ワイドゴールドカード 公式キャンペーン
スマリボ活用がOKなら最大1.5265%還元のソラチカゴールドカード
ソラチカゴールドカードなら、Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が最大1.5625%となります。
ANA VISA/マスターカードとは異なり、コンビニATMで繰り上げ返済する必要があるのがマイナスポイントです。
繰り上げ返済の手間を許容できる場合は、ソラチカゴールドカードが最高コスパでおすすめです。
スター・ウォーズ等の限定デザインがいい場合は、ANA JCBワイドゴールドカードが候補となります。
公式サイトソラチカゴールドカード / ANA JCB 公式キャンペーン
幅広い親族にSFC家族会員を発行したい方はANAアメックスゴールドがおすすめ
将来的にANAの上級会員を視野に入れており、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の保有を考えている場合は、ANAアメックス・ゴールドがおすすめです。
年会費は31,000円(税抜)とJALカード プラチナと同水準で高いですけれども、家族カードの範囲が広いという絶大なメリットがあります。
家族カードの年会費は1枚あたり15,500円(税抜)とこちらも高いですが、配偶者・子供・同居の親に限定されているわけではなく、別居の既婚の親子などにも発行できます。
これは他社ANAカードにはない利点であり、SFCの家族カード発行時に大きな効力を発揮します。家族がSFC修行なしでANA上級会員の資格を得られます。
大家族の場合には便利ですし、離れて暮らす家族にも発行できるので、SFCを複数枚発行できてスペシャルですよ!
SFCの家族カードを発行してくれた恩人、ANAアメックス・ゴールドの賜物で、実際に私は1度もANAにフライトしていない状態でSFCを手に入れることが可能でした。
家族カードでも無条件でSFC会員になれるのは、日本ならではの制度ですね。深くたくましい重厚な特典であり、類まれなるゴージャス感、驚異のスケール感があります。
ANAスーパーフライヤーズ会員になると、ANAラウンジ、国際線特典航空券の優先予約、フライトごとのボーナスマイル、座席アップグレード、優先チェックインカウンター・専用保安検査場、手荷物受け取りの優先、手荷物許容量の優待、優先搭乗などの絶大なメリットが付帯します。
一例として羽田空港国内線、国際線のANAラウンジは、それぞれ以下で解説しています。
将来的にANAプレミアムメンバーになり、幅広い親族に家族カードを発行する場合はANAアメックス・ゴールドがおすすめです。
アメックスの家族カードは発行枚数に上限が設定されていないようなので、まさに「蝶のように舞い、蜂のように刺す」のようなインパクトがあります。
「その青春」、「その誇り高き血統」、「未来への遺産」といったジョジョ各章の副題のようなスーパーカードです。
ANAアメックス・ゴールドは類稀なゴールド・エクスペリエンスが可能になり、黄金の風が巻き起こります。
アメックスならではのトラベル特典も充実しており、アドオンマイルでANA航空券等の購入は3%還元。実利性が高いアメックスオファーも魅力的です。
項目 | ANAアメックス・ゴールド |
---|---|
年会費(税抜) | 31,000円 |
マイル移行費用(税抜) | 0円 |
年会費+マイル移行費用 | 31,000円 |
家族会員年会費(税抜) | 15,500円 |
ポイント有効期限 | 無期限 |
マイル付与率 | 1.00% |
マイル付与率(航空券) | 2.00%(ANA) 合計3% |
ANA SKY コイン獲得プログラム | 年1万円相当 |
継続ボーナス | 2,000マイル |
フライトボーナス | 25% |
航空ゴールドカード特典 | ANAワイドゴールドカード特典 |
旅行傷害保険 | 最高1億円 |
ショッピング保険 | 年間最高500万 |
プライオリティパス | – |
リターン・プロテクション | ◯ |
キャンセル・プロテクション | ◯ |
スマートフォン・プロテクション | ◯ |
海外旅行先での日本語サポート | オーバーシーズ・アシスト |
空港ラウンジ | ◯ |
手荷物無料宅配 | 片道 |
空港クローク | ◯ |
空港パーキング | ◯ |
エアポート送迎 | ◯ |
無料ポーター | – |
海外用レンタル携帯電話特別割引 | – |
エクスペディア・一休.com優待 | ◯ |
レンタカー優待 | ◯ |
カード盗難・紛失の場合の緊急再発行 | ◯ |
チケット・アクセス | ◯ |
アメリカン・エキスプレス・コネクト | ◯ |
コットンクラブ | ◯ |
新国立劇場 | ◯ |
ゴールド・ワインクラブ | ◯ |
京都観光ラウンジ | ◯ |
情報誌(IMPRESSION GOLD) | – |
死亡・後遺障害(国内旅行保険) | 5,000万円 |
死亡・後遺障害(海外) | 1億円 |
傷害治療(海外) | 300万円 |
疾病治療(海外) | 300万円 |
救援者費用(海外) | 400万円 |
賠償費用(海外) | 4,000万円 |
携行品損害(海外) | 1旅行50万円/年100万円 |
航空便遅延費用補償(海外) | 最高4万 (2020年3月から) |
航空会社の会員に未登録 | 自動発行 |
カード利用で貯まるポイントの有効期限が無期限となっており、ビジネスクラス・ファーストクラスに向けてじっくりと貯められるのが大きなメリットです。
国内線特典航空券で利用すると1マイルの価値が1.5円~2円程度、国際線のビジネスクラスだと1マイル2.5~6円程度、ファーストクラスなら7~16円程度に跳ね上がります。
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、大量のマイルを獲得できる豪華入会キャンペーンも魅力的です。
ANA VISA/マスター ワイドカードはVisa/Mastercardがおすすめ
ANAワイドカードは10マイルコースの手数料が発生して、マイル還元率を1%にするためにJCB5,000円(税抜)、Visa/Mastercard6,000円(税抜)のコストが発生するのがデメリットです。
したがって、メインカードとして使う場合はANAワイドゴールドカードの方がおすすめです。
しかし、SFCを寝かすだけの方、ポイントのマイルへの移行を2~3年に1回に抑えてコストを極小化したい方の場合は選択肢となります。
ANAワイドカードの中で最もコストパフォーマンスに秀でているのは、ANA VISA/マスター ワイドカードです。
ワイドゴールドカードと同様に、マイ・ペイすリボ&Web明細による年会費ダウンが魅力的です。
年会費を6,275円(税抜)まで引き下げることができ、6,000円(税抜)の10マイルコース移行手数料は最長で3年に1回の負担で済みます。
- 2024年4月1日に2倍コース(応募方式)に登録(2025/3/31迄1ポイント→2マイルに)
- 2025年3月31日に全ポイントをマイルに移行
- 2025年4月1日~2027年3月31日の期間はポイントを交換しない(※2025年4月の獲得ポイントの有効期限は2027年4月末)
- 2027年4月にポイントをマイルに交換(※4月末までに交換しないとポイントが失効する点に注意)
後はこれを繰り返せばマイル移行手数料の支払いは1年あたり2,000円(税抜)となるので、10マイルコースの合計維持コストは8,275円(税抜)となります。
家族カードの年会費が975円(税抜)で維持できて低コストなのも大きなメリットです。
エクセレントで破天荒。上品さと質実剛健なエネルギーが両立しています。
最高峰のANAカードならANAダイナースプレミアムがおすすめ
ANAダイナースプレミアムはマイル付与率1.5%~2.5%、24時間365日対応のコンシェルジュ、数多くのプレミアムカード限定特典など至高のベネフィットがあります。
主なメリット
- 国内線ANAラウンジ、50%のフライトボーナス、1万マイルの継続ボーナスなどANAプレミアムカード特典
- 1.5~2.5%のマイル還元率(ANA航空券等はANAプレミアムカード特典と合計して4.5%還元)
- ANAマイルへの移行上限なし(ダイナースプレミアムは年4万マイル)
- 秀逸なコンシェルジュサービス(ネットでの依頼も可能)
- ブランド店でプライベートショッピング・VIPルームのおもてなし・プレゼント
- 一休.comのダイヤモンド会員の資格(一休プライベートセールがお得)
- プリファード ホテルズ&リゾーツ iPrefer のエリート会員
- レストランのコース料理が1名分無料(日本最高の数のプレミアム・エグゼクティブ・ダイニング)
- 有名俳優・アイドルなどスーパーVIPが集うパーティー、プラダのカクテルパーティーなどスペシャルなイベント
- 一見さんお断りの高級料亭も利用可能(優待特典も)
- 希少なダイニングイベントの先々行予約が可能
- ダイナースクラブ プレミアム 銀座ラウンジ
- 大丸東京の「D’s ラウンジトーキョー」
- 乗馬が年4回無料
- プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料
- 誕生日プレゼント
- 医療相談と法律・税務相談
- Marriott Bonvoy、アマンの特別優待
- ジュール・ヴェルヌ&ベル エポック、フランス大使公邸ディナーやイタリア大使館でのディナー等の至高のイベント
- LeaLeaトロリーなどハワイ旅行での優待
- 国内クラブホテルズ・旅の宿
- スパ・エステ優待
- H.I.S.エグゼクティブメンバーズクラブ「CLASS ONE」
- 最上級の付帯保険
- 海外旅行先での24時間日本語サポート
- 手荷物無料宅配サービス(往復)
- コートお預かりサービス(成田・羽田・中部・関空)
- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんは、おすすめのプラチナ/ブラックカード、高還元カードとして、ダイナースクラブ プレミアムカードを挙げていらっしゃいます。
利用額が大きい場合は高い年会費をペイすることも可能になり、卓越したバリューがあります。
ベネフィットでは、国内線ANAラウンジ、コンシェルジュ、ダイナースクラブ プレミアム 銀座ラウンジ、大丸東京のラウンジ、一休.comのダイヤモンドは特に大きなメリットです!
まさに「溢れる生命力と優雅さが調和」「最高のバリューの結晶」と評価できるハイ・クオリティー・カードです。
ダイナースのブラックカードの入手方法については、体験に基づいて以下で精緻に分析しています。インビを待たずに獲得することも可能です。
ダイナースのブラックカードにはANAダイナースプレミアムなどの提携カード、プロパーのダイナースプレミアムがあります。いずれも年会費を取り戻せる高級カードです。
オメガのスピードマスター60周年記念イベントが開催され、ダイナースプレミアムの保有者から2名が参加でき、お声がけいただくことができました。
俳優の三浦翔平さんも出席しており、プライベートで愛用している「スピードマスター グレーサイド オブ ザ ムーン メテオライト」を腕につけて登場なさっていました。
その他、超有名アイドル、スポーツ選手、著名人がいて、セレブで凄いの一言でした。セレブが参加しているイベント・パーティーで、シャンパンや美味しい食事を堪能できました。
ダイナースプレミアムを保有して、興味がある分野についてコンシェルジュとコンタクトを取っていれば、このようなスペシャルなイベントに招待される機会が生じてきます。
ブラックカードならではのお金では買えないプライスレスの貴重な体験が可能です。高級カードの醍醐味です。
知り合いは高級車のパーティー・イベントに招待されたそうです。ダイナースならではの傑出したイベントで特筆に値します。
将来的にブラックカードを視野に入れている場合は、ダイナースクラブカードが有力です。アメックス・センチュリオンは年3000万円近い利用が必要という説があり、一般人にはハードルが高いです。
また、アメックス・センチュリオンは年会費が500,000円(税抜)と高過ぎて、コストパフォーマンスの側面では今ひとつです。
ダイナースのブラックカードであるANAダイナースプレミアムは、コスパの観点では随一のブラックカードです。
お得な有効期限が無期限のクレジットカードの筆頭であり、非リボ払いではマイル付与率1.5%~2.5%が日本最高峰。
ハードルもそれ程高いわけではありません。入手当時は平凡なサラリーマンだった私でも手が届きました。
ANAダイナースカードを保有して一定程度の金額を利用していくと、ANAダイナース プレミアムカードのインビテーション獲得に着実に近づきます。
1~2年ほど一定金額を利用すれば、たとえインビテーションが来なくても、突撃(自分から電話)での獲得は十分に可能だと考えます。
ANAダイナースカードは豊富なキャンペーンや会員イベントが魅力的なハイ・クオリティ・カードです。人生を豊かに彩ることができ、人生がまばゆい位に煌めきます。
公式サイトANAダイナースカード 公式キャンペーン
おすすめのANAカードまとめ
ANAカードには多種多様な種類があり、カードランクはANA一般カード、ANAワイドカード、ANAワイドゴールドカード、ANAプラチナ プレミアムカードの4段階です。
Visa、Mastercard、JCB、AMEX、DinersClubの5大国際ブランドが揃っており、好みやニーズに応じて選択することが可能です。
最後に特におすすめのANAカードをまとめると、以下のとおりです。
- ANAカード プレミアム:ANAダイナース プレミアムカード
- ワイドゴールドカード:ANA JCB ワイドゴールドカード、ソラチカゴールドカード、ANAアメックス ゴールド
- ワイドカード:ANA VISA/マスター ワイドカード
- 一般カード:ANA JCBカード2券種、ANA VISAカード / ANA Mastercardの5券種
- 交通系カード:ソラチカカード、ANA VISA Suicaカード、ANA東急カード、ANA VISA nimocaカード
いずれも幾多の航空系カードの中でも、マイルが貯まりやすいクレジットカードの一角で、コストパフォーマンスは優れています。
なお、ANAカードは1枚だけというわけではなく、複数種類を持つことが可能。最大で9枚を同時保有可能なので、迷ったら2枚持ちも選択肢です。
コストパフォーマンスが良好なのは、マイル還元率が最大1.54%のソラチカカード、最大1.5625%のソラチカゴールドカードです。
日常のカードショッピングでANAマイルをザクザクと獲得できる点に優位性があります。
公式サイトソラチカカード 公式キャンペーン
最上級のANAカードは、1.5%~2.5%ANAマイル還元、国内線ANAラウンジ、コンシェルジュ、ダイナースクラブ プレミアム 銀座ラウンジ、大丸東京のラウンジ、一休.comのダイヤモンドなど、至れり尽くせりの特典があるANAダイナースプレミアムです。
インビテーション制のカードですが、ANAダイナースカードを作成して年200~250万円程度利用した後に、会員デスクに希望の旨を電話すれば発行可能なケースが多いです。
大量のANAマイルを得られるお得な入会キャンペーンも魅力的です。
公式サイトANAダイナースカード 公式キャンペーン
その他、あらゆるANAカードの詳細については、以下にまとめています。
ANAカードはライバルのJALカードと比較するとマイル還元率が高く、ザクザクとANAマイルを獲得できる点が魅力的です。
寸分の隙もないエクセレントなマイル還元が燦然たる輝きを放っており、バリューの雨を降らせるレインメーカーといっても過言ではありません。
マイルを活用することで、まだ見ぬ世界、新しい地平へ雄飛することが可能になり、人生を豊かに彩ることができます。
世代を超えて愛される傑出したクレジットカードであり、順風満帆・視界良好で新しい世界へ雄飛する機会を手に入れられます。
日本を代表する航空会社である全日本空輸の快適なフライトで、お得に旅行できるのがエクセレントでエクスクルーシブです。
以前ANAに取材して、安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
三井住友カードはマイ・ペイすリボ、JCBはスマリボの活用で、1,000円前後のコストで1,000ボーナスマイルを獲得可能。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、三井住友カード、JCBのANAカード7枚を発行するのも手です。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。