NTTグループカードというNTTのクレジットカードがありましたが、2023年7月31日でサービスを終了し、利用できなくなります。ETCカードも8月以降は利用不可能です。
以下、かつて存在していたNTTグループカードについて解説します。
NTTグループカードレギュラー、NTTグループカードゴールドの二種類がありました。
NTTの光回線やADSL、ドコモ、固定電話を利用している方はお得になるカードです。
NTTグループカードレギュラーとゴールドのメリット、デメリット、ポイント、使い方についてまとめます。
NTTグループカードレギュラー
NTTグループカードの基本カードは、「NTTグループカードレギュラー」という名前です。
年会費
NTTグループカードレギュラーの決済ブランドはVISA、Mastercardの二種類です。NTTの契約者以外でも申し込めます。
国際ブランドがVisaかMastercardであり、世界中で利用できるのが大きなメリットです。地球上で幅広く使える圧巻の決済力があります。
JCB・アメックス・ダイナースクラブは海外での利用時は使えない加盟店も多く、結局サブカードとしてVisaかMastercardを持たざるを得ません。
事実、クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で1位、Mastercardが約29%で2位です(NILSON REPORT 2023年5月)。この2つで約68%と圧倒的なビッグ2となっています。飛車角です。
- Visa:38.73%
- Mastercard:28.97%
- UnionPay(銀聯):23.45%
- Amex:4.61%
- JCB:2.53%
- DinersClub/DISCOVER:1.72%
Web明細の場合、本人カードの年会費は無料。お得で高還元のクレジットカードでしたら年会費が有料でも仕方ないですけれども、できれば無料の方が嬉しいですよね。紙明細の場合は1,200円(税抜)となります。
家族カードの年会費は無料です。ETCカードは500円(税抜)の年会費がかかります。
会員専用Webサービス「MyLink」で明細を確認するWeb明細ならずっと無料で使えますので、年会費は実質無料のクレカです。
ポイント
NTTグループカードには、「おまとめキャッシュバックコース」と「ポイント・プレゼントコース」の二つのプランがあります。
おまとめキャッシュバックコースとは、毎月のショッピングご利用合計額と対象の通信料金に応じてキャッシュバックをするコースです。
ポイント・プレゼントコースとは、利用金額に応じてポイントがたまり、景品やdポイント、ANAマイル等と交換できるプランです。
おまとめキャッシュバックコースで通信料がCB!
おまとめキャッシュバックコースを選ぶと、毎月のショッピング利用額に応じて最大で60%もNTTグループの通信料金がキャッシュバックされます。
キャッシュバック対象料金となるサービスは以下のとおりです。
対象企業名 | サービス内容 |
---|---|
NTT東日本・NTT西日本 | 加入電話、フレッツ・サービス、ひかり電話などの基本料、通話・通信料など |
NTTドコモ | Xiサービス、FOMAサービス、パケット通信サービス、衛星電話サービス(船舶電話を除く) |
NTTコミュニケーションズ | OCNご利用代金、NTTコミュニケーションズご利用分の電話料金(県間・国際通話料金)など |
NTTぷらら | プロバイダー料金、ひかりTV料金など |
NTT-ME | プロバイダー(WAKWAK)料金など |
スカパーJSAT | スカパー視聴料等 |
NTTファイナンス | NTTファイナンスおまとめ請求 |
NTTグループの光回線、ADSL、固定電話、プロバイダー料金、ドコモの携帯料金、その他サービスが幅広く対象になります。
1社だけの請求でもキャッシュバックの対象となります。例えば、NTTフレッツ光だけでもキャッシュバックの対象です。これらの通信料金を毎月クレジットカードでの支払いに登録した場合が適用となります。
キャッシュバック対象料金の合計額が15,000円を超えた場合でも、上限は15,000円となります。例えば、通信料金の合計が2万円の場合でも、15,000円にキャッシュバック率を乗じた額となります。
キャッシュバック率は以下のとおりです。
月間カード利用金額 | キャッシュバック率 |
---|---|
0〜2万円未満 | 0% |
2〜4万円未満 | 1.5% |
4〜6万円未満 | 3.0% |
6〜8万円未満 | 4.5% |
8〜10万円未満 | 6.0% |
10〜20万円未満 | 8.0% |
20〜30万円未満 | 18.0% |
30〜40万円未満 | 28.0% |
40〜50万円未満 | 38.0% |
50〜60万円未満 | 50.0% |
60万円以上 | 60.0% |
例えば、1ヶ月のカード利用金額が4万円だった場合、キャッシュバック率は3%となります。利用イメージは以下のとおりです。
実際のショッピング利用金額に対する還元率をまとめると下表のとおりです。通信料金が高ければ高いほど還元率が上がります。
NTTグループ通信費 | 毎月のショッピング利用額 | キャッシュバック額 | 毎月のショッピング利用額に対する還元率 |
---|---|---|---|
10,000円 | 2万円の場合 | 150円 | 0.75% |
10,000円 | 4万円の場合 | 300円 | 0.75% |
10,000円 | 6万円の場合 | 450円 | 0.75% |
10,000円 | 8万円の場合 | 600円 | 0.75% |
10,000円 | 10万円の場合 | 800円 | 0.80% |
10,000円 | 20万円の場合 | 1,800円 | 0.90% |
10,000円 | 30万円の場合 | 2,800円 | 0.93% |
10,000円 | 40万円の場合 | 3,800円 | 0.95% |
10,000円 | 50万円の場合 | 5,000円 | 1% |
10,000円 | 60万円の場合 | 6,000円 | 1% |
15,000円 | 2万円の場合 | 225円 | 1.13% |
15,000円 | 4万円の場合 | 450円 | 1.13% |
15,000円 | 6万円の場合 | 675円 | 1.13% |
15,000円 | 8万円の場合 | 900円 | 1.13% |
15,000円 | 10万円の場合 | 1,200円 | 1.20% |
15,000円 | 20万円の場合 | 2,700円 | 1.35% |
15,000円 | 30万円の場合 | 4,200円 | 1.40% |
15,000円 | 40万円の場合 | 5,700円 | 1.43% |
15,000円 | 50万円の場合 | 7,500円 | 1.50% |
15,000円 | 60万円の場合 | 9,000円 | 1.50% |
20,000円 | 2万円の場合 | 225円 | 1.13% |
20,000円 | 4万円の場合 | 450円 | 1.13% |
20,000円 | 6万円の場合 | 675円 | 1.13% |
20,000円 | 8万円の場合 | 900円 | 1.13% |
20,000円 | 10万円の場合 | 1,200円 | 1.20% |
20,000円 | 20万円の場合 | 2,700円 | 1.35% |
20,000円 | 30万円の場合 | 4,200円 | 1.40% |
20,000円 | 40万円の場合 | 5,700円 | 1.43% |
20,000円 | 50万円の場合 | 7,500円 | 1.50% |
20,000円 | 60万円の場合 | 9,000円 | 1.50% |
1ヶ月のNTTグループの通信費が15,000円以上だと、NTTグループカードは還元率が1.13%~1.5%となり、年会費実質無料のカードとしては高還元となります。
15,000円にならない場合は、ドコモユーザーであればdカードの方がお得です。
ドコモのクレジットカードらしいハイ・クオリティです。dカードについては以下で徹底解説しています。

一般カードもゴールドカードもお得なベネフィットが豊富なハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめのゴールドカードとしてdカードGOLD、「コンビニがお得なカード」としてdカードを挙げられていました。

また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、ローソンでおすすめのカードとしてdカード、ゴールドカードとしてdカードGOLDを挙げていらっしゃいました。
dカード、dカード GOLDはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているクレジットカードです。


ドコモユーザーでない場合は、リクルートカード、P-one Wiz、ライフカード、オリコカードザポイントなどが、年会費が完全無料で高還元です。
ポイント・プレゼントコース
毎月のカードショッピング利用合計金額1,000円ごとに、ポイントが10ポイント貯まります。公共料金の支払、ETCの利用も同様です。
NTTグループのおまとめ請求は200円につき2ポイント、tabalまるごと決済は200円あたり4ポイント貯まります。
毎年2月~翌年1月の「ボーナスポイント計算期間」中の獲得ポイント数が累計で5,000ポイント達成ごとにボーナスポイント500ポイントがプレゼントされます。
「apollostationキャッシュバックシステムご利用分」および「キャッシングリボ」「海外キャッシング(一括)」などは、ポイント付与の対象外となります。
1ポイントで交換できる商品・ポイントは0.4~0.6円相当で、概ね50万円利用ごとに10%のボーナスポイントがあるので、還元率は0.44%~0.66%程度です。
ポイント交換コースだと還元率は高くないので、基本的にはキャッシュバックコースの方が望ましいです。
ポイントの有効期間は、ポイント獲得月より2年間です。有効期間6ヶ月というカードもある中で2年間と期間が長めなのはナイスです。
ポイントの交換先(キャッシュバック・金券類・他社ポイント移行)は下表のとおりです。
コース名 | 交換先 | ポイント数 | 交換割合 |
---|---|---|---|
キャッシュバック・ ギフトカードコース | キャッシュバック 6,000円分 | 10,000 | 60% |
VJAギフトカード 6,000円分 | 11,000 | 55% | |
ポイント移行コース | dポイント(3,000 pt) | 5,000 | 60% |
JRキューポ 3,000ポイント | 5,000 | 60% | |
800 ANAマイル | 4,000 | 20% | |
1,000 JALマイル | 4,000 | 20% | |
MyLink会員限定コース | Amazonギフト券 2,000円分 | 5,000 | 40% |
Amazonギフト券 6,000円分 | 10,000 | 60% | |
Amazonギフト券 20,000円分 | 30,000 | 67% | |
nanacoギフトID 2,000円分 | 5,000 | 40% | |
nanacoギフトID 6,000円分 | 10,000 | 60% | |
nanacoギフトID 20,000円分 | 30,000 | 67% |
この他、多種多様な商品とも交換できます。ただし、交換レートはよくないので、お得度は低下します。
倍増TOWNでネット通販がお得
NTTグループカードの会員は、NTTグループカード専用ポイントモールの「倍増TOWN」を利用できます。
倍増TOWNにログインした後、掲載されているショップでお買い物をするだけで、ページに記載されている倍率分のポイントがたまります。
ポイントは最大26倍です。 期間限定のポイントアップも開催されています。
ポイント・プレゼントコースの方は、NTTグループカードのご利用合計金額1,000円につき10ポイントたまる通常ポイントに加え、「倍増TOWNご利用ポイント」が付与されます。
おまとめキャッシュバックコースの方は、倍増TOWN分のポイントを1ポイント=0.5円で換算してキャッシュバックされます。
NTTグループカードの倍増TOWNで特別にポイントが付与される店舗は数多くあります。
楽天市場、Yahoo!ショッピング、LOHACO、dショッピング等がお得になるのは NTTグループカードの大きなメリットです。
楽天は楽天ポイント、Yahoo!ショッピングはPayPayポイント、dショッピングはdポイント、じゃらんはリクルートポイント(Pontaポイントに交換可能)も貯まりポイント三重取りとなります。
apollostationキャッシュバックシステムでガソリン代がお得
全国の「apollostationサービスステーション」でガソリンの給油などをNTTグループカードで継続して利用すると、ガソリン代が2円/L〜最大40円/L、軽油が1円/L〜最大 20円/Lお得になるサービスです。
毎月16日~翌月の15日の利用金額に応じて、次の期間(翌月16日~翌々月15日)のガソリン代・灯油代が割引になります。
apollostationSSでの月間利用額 | 次の期間の割引率 | |
---|---|---|
ガソリン | 灯油 | |
1000円以上1万円未満 | 2円/リットル | 1円/リットル |
2万円 | 4円/リットル | 2円/リットル |
5万円 | 10円/リットル | 5円/リットル |
10万円 | 20円/リットル | 10円/リットル |
20万円 | 40円/リットル | 20円/リットル |
apollostationのガソリンスタンドを利用する機会が多い方は、NTTグループカードを使うとかなりお得です。割引は嬉しいですね^^
月間適用限度は、apollostationスーパーゼアス100L、apollostationゼアス100L、apollostation軽油100Lです。最大で300リットル分割引が受けられます。
支払い方法は1回払いのみで、2回払い・ボーナス一括払い・リボ払い・分割払いは割引の対象外となります。
apollostationサービスステーションでの利用金額はキャッシュバックがあるので、「ポイント・プレゼントコース」または「おまとめキャッシュバックコース」の対象外となります。
一部「おトク単価」を適用できないサービスステーションがあります。この場合には、「ポイント・プレゼントコース」または「おまとめキャッシュバックコース」の対象となります。
その他、ガソリンがお得に給油できるクレジットカードについては、以下で徹底解説しています。

旅行傷害保険
海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険はありません。
海外旅行によく行く場合は、旅行傷害保険が自動付帯する年会費無料カードをサブカードで保有すれば、このデメリットは解消できます。
家に寝かせておくだけでOKなので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
ショッピング保険
NTTグループカードでオンラインショッピングで購入した品物が、盗難、破損などの偶然な事故によって損害を被った場合、「オンラインショッピング安心サービス(動産総合保険)」で購入日から起算して90日間まで補償されます。
また、リボ払い・分割払い(3回以上)で購入した商品に破損・盗難・火災などによって損害が出た場合、「お買物安心補償サービス(動産総合保険)」によって、購入日から起算して60日間まで補償されます。
トータルで年間の限度は100万円で、1事故あたり1万円の自己負担があります。家族会員のお買い物も本会員同様に補償されます。
オンラインショッピングは1回払いでも対象で、リアルの店舗での購入品の場合、リボ払いか3回以上の分割払いが対象です。
その他、紛失・盗難でカードを不正利用された場合の補償もあります。
電子マネー
NTTグループカードは、電子マネーに対応しています。楽天Edy、nanaco、モバイルSuica、SMART ICOCAにチャージできて、ポイント付与の対象となります。
WAONとPASMOにはチャージできません。これらにチャージしたい場合は、サブカードとして対応のクレジットカードを使いましょう。おすすめのクレジットカードは下表の通りです。
電子マネー | カード名 | 還元率 | 年会費(税抜) |
---|---|---|---|
WAON | イオンカードセレクト | 0.50% | 無料 |
PASMO | TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO | 1.00% | 1,000 |
Tokyo Metro To Me CARD Prime PASMO | 0.50% | 年50万円利用で無料 | |
ANA To Me CARD PASMO JCB | 0.50% | 2,000 |
自動キャッシュバックに強みあり
NTTグループカードは「おまとめキャッシュバックコース」の場合、キャッシュバックがお得なクレジットカードの筆頭です。

しかも一切何も手続きが不要であるオートキャッシュバックである点にエッジ・優位性があります。

カード利用で得られる還元は、一切何も手続きが不要で現金還元なのがメリットです。有効期限が無期限のクレジットカードとも解釈できます。
NTTグループカード レギュラーはNTT料金の支払いが多い方にはメリットが大きいクレジットカードです。現在はお得な入会キャンペーンを開催しています。
NTTグループカードゴールド
NTTグループカードゴールドとは
NTTグループカードには、ゴールドカードもあります。「NTTグループカード ゴールド」です。決済ブランドはVISA、Mastercardの二種類です。
本人カードの年会費は5,000円(税抜)です。年間ショッピング利用額100万円以上の場合、次年度年会費が無料になります。年会費無料のゴールドカードは稀有です。
家族カードの年会費は1人あたり1,500円(税抜)です。本会員が入会初年度の場合は、家族会員の初回年会費は無料です。
年間ショッピング利用額150万円以上の場合、家族カード1枚分の次年度年会費が無料になります。
ゴールドの場合、ETCカードの年会費が無料になります。嬉しいですね!
家族特約も付帯された旅行保険があり
NTTグループカードレギュラーには旅行保険はありませんが、NTTグループカードゴールドには国内・海外のどちらも付帯されています。引受保険会社は東京海上日動です。
海外旅行保険
海外旅行傷害保険は自動付帯です。さらに家族特約も付帯されています。家族特約の対象者は本会員の子供で、NTTグループカードゴールドをお持ちでない19歳未満の生計を共にする子供です。
補償期間は、1回の旅行につき日本を出国した日の翌日から数えて90日が限度となります。出国日当日も補償されます。
住居を出発したときから住居に帰着するまでの間で、かつ日本を出国する日の前日の午前0時から日本に入国した日の翌日の午後12時までの間が旅行期間となります。
補償内容 | 本会員/家族会員 | 家族特約対象者 |
---|---|---|
傷害による死亡・後遺傷害 | 5,000万円 | 1,000万円 |
傷害による治療費用 | 200万円 | |
疾病による治療費用 | 200万円 | |
携行品の損害(1事故免責3,000円) | 1旅行50万円(年間100万円限度) | |
賠償責任 | 2,000万円 | |
救援者費用 | 200万円 |
国内旅行保険
国内での出張や旅行にも保険がついています。旅先での不慮の事故をサポートする国内旅行傷害保険に、航空機の遅延などによって生じた費用を補償する国内航空便遅延費用特約がセットになっています。
国内旅行保険は利用付帯です。以下3つの場合の傷害による死亡・後遺障害および入院・通院が対象となります。
- 公共交通乗用具搭乗中の傷害事故
- 旅館・ホテル宿泊中の火災・爆発による傷害事故
- 旅行業者主催の旅行(企画旅行)参加中の傷害事故
補償内容は、死亡・後遺傷害5,000万円、入院5,000円(1日あたり)、通院2,000円(1日あたり)です。7日以内の入院・通院は対象外です。
お買物あんしん保険(ショッピング保険)が充実!
NTTグループカードレギュラーのショッピング保険は年間の限度は100万円で、国内での購入品の場合は、リボ払いか3回以上の分割払いだけが対象です。
しかし、NTTグループカードゴールドの場合は、国内・海外問わずあらゆる支払い方法で買った商品が対象となります。
1回払いで買った品物も補償されてパワフル。 また、年間の限度が300万円にパワーアップします(自己負担1万円)。
年間300万円あれば大抵のお買い物はカバーできます。NTTグループカードゴールドなら安心してショッピングを楽しめますね!
家族会員のお買い物も本会員同様に補償されます。不動産、船舶、自動車、動物、植物など一部適用除外品があります。
空港ラウンジ
NTTグループカードゴールドは、全国28の空港でラウンジが無料で利用できます(一覧)。
ラウンジ入口でカードと当日のフライトチケットの半券もしくはデジタル画面を提示すればOKです。
以下は成田空港のラウンジ「IASS EXECUTIVE LOUNGE 1」です。席の脇には電源コンセントもありスマホ・タブレット・PC等を充電できます。
成田のラウンジはビールかウイスキーが1杯無料です。柿の種をおつまみにして無料で飲めるのは嬉しいですね^^
ミネラルウォーター、お茶類、ジュース、コーヒーなどソフトドリンク類も揃っています。
海外アシスタンスサービス
海外旅行ご出発前の各種チケット手配や、ご出発後の緊急時のご案内などで、海外旅行をアシストいたします。
出発前はフリーダイヤルのデスクで相談できます。出発後は、海外主要51都市の海外アシスタンスデスクでサポートしてくれます。サービス例は以下のとおりです。
インフォメーションサービスとして、以下の案内を受けられます。
- 都市案内、交通機関情報
- 空港案内、出入国の案内
- フライト案内、航空会社の電話番号、営業所案内
- ホテルの紹介、案内
- ショッピング、免税店などの案内
- レストランの情報提供
- スポーツ、イベント、エンターテインメントの情報提供など
リザベーションサービスとして、以下の予約・手配をしてくれます。一部手配手数料がかかるものもあります。
- ホテル、レストラン、レンタカーの予約
- 現地観光ツアーの案内
- 航空座席のリコンファーム
- 航空券の予約・手配
- 観光・ガイドの手配
- リムジン送迎(空港・ホテル・レストラン)手配
- スポーツ・イベント・エンターテインメントのチケット手配
エマージェンシーサービスとして、海外デスクで以下のサポートを受けられます。緊急時に頼りになります。不慣れな海外では大いなる安心となるサービスです。
- 海外でのカード紛失・盗難の場合の緊急再発行
- パスポート、トラベラーズチェックの紛失、盗難時の手続きの案内
- 事故、トラブル時の現地警察・医療機関・保険会社などへの手続きに関するアドバイス
- 日本語医師、医療施設の紹介
- 事故時の各種アドバイス
- 緊急時のアテンドの手配など
国際線手荷物宅配優待サービス
帰国時に空港から自宅まで優待価格で荷物を送れます。カードブランドごとに優待内容は異なります。
クラブオフ(Club-Off)で優待三昧!
クラブオフは、国内宿泊、海外宿泊、グルメ、レジャー、スポーツ、ショッピング、育児・介護サービスが優待価格で利用できるサービスです。例えば、以下の割引が受けられます。
- イオンシネマ、MOVIX、ユナイテッド・シネマ/シネプレックス
109シネマズ&ムービル、ヒューマックスシネマ、T・ジョイ、アレックスシネマ - オリックスレンタカー
- ビッグエコー・歌広場・シダックス等のカラオケ
- コスモ石油でガソリン・軽油・灯油が店頭一般価格より1リットル1~3円OFF
- 横浜・八景島シーパラダイス等の観光施設
- 上島珈琲店10%OFF、コメダ珈琲店(一部)、PIZZA-LA500円OFF
- ガスト ドリンクバー179円(税抜)、その他割引
- ジェフグルメカードを480円で購入可能(5万円→48,000円)
- 多様なホテルのレストラン・宿泊
レストランでお得なジェフグルメカードを安く買えるのは大きなメリットです。金券ショップが近所にない場合は便利です。

イオンシネマ等の映画館の割引も使いやすい特典です。映画をよくご覧になる方はかなりお得になりますよ!
使い勝手が抜群に良好なホテルレストランも用意されています。
また、「クラブオフの日」として、毎週木曜日の11時から、一泊500円など魅力的な価格の宿泊プランが先着順で予約できます。
債務免除制度
思いがけない事故や病気で、万一会員の方が死亡した場合、次回以降の請求が免除されます。いざという時は債務免除制度によって、支払いがなくなります。
これは他のプラチナカード・ゴールドカードにもあまりない補償です。以下のカードに付帯していません。
- 三井住友カード プラチナプリファード
- 三井住友カード プラチナ
- 三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
- セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
- アメックス・ゴールド
- ダイナースクラブカード
- アメックス・グリーン
ポイント交換の優遇
NTTグループカード ゴールド限定で交換レートがアップするポイント交換先があります。
一例としては3,000ポイントを2,000JRキューポに交換できます。
レギュラーとゴールドの比較
NTTグループカードレギュラーとNTTグループカードゴールドを比較すると、基本的な還元率は同じです。
クレジットカード利用で付与されるポイントやキャッシュバックは同一です。
その他の付帯サービスは色々とNTTグループカードゴールドの方が充実しています。ゴールド限定の特典は以下のとおりです。
- 国内・海外旅行傷害保険
- 充実したショッピング保険
- 空港ラウンジ
- 海外アシスタンスサービス
- 国際線手荷物宅配優待サービス
- クラブオフ
- 債務免除制度
その代わりにNTTグループカードゴールドの方が年会費が高くなっています。ただし、本人カードの年会費(税抜5,000円)は、年間ショッピング利用額100万円以上の場合は無料となります。
家族カードの年会費(1人あたり税込1,620円)は、年間ショッピング利用額150万円以上の場合、家族カード1枚分の次年度年会費が無料になります。
無料にできる条件を確実にクリアーできる場合は、普通のカードではなく、ゴールドカードの方を発行した方が特典が格段に充実しているのでお得です。
なお、安価なゴールドカードとしては、20代は三井住友カード プライムゴールド(年1,620円で維持可)、30代以降は三井住友カード ゴールド(年4,000円で維持可)があります。

dカードという選択肢も
NTTドコモをご利用の方には、ドコモのクレジットカード「dカード」もお得です。年会費無料で、カード利用の還元率は1%と比較的高めです。
全国のローソンで NTTグループカードで買い物すると、合計金額から3%の割り引きとなります。ローソンの値引クーポンやお試し引換券とも併用できます。
クレジットカード利用時の1%分のポイントもそのまま付与されるので、合計で4%の還元率となります。
Pontaカードを提示すると1%のPontaポイントも得られるので、Pontaカードも提示すると5%還元となります。Pontaについては以下で徹底解説しています。

ローソンをよく使う方ですと、dカードを持つと驚異的にお得になります。また、dポイントクラブの優待で月々のドコモの利用料金のポイント還元率がアップするのが大きなメリットです。
dカード GOLDは、dカードの機能に加えて、ドコモの利用料金の還元率10%、最大10万円のケータイ補償、充実した旅行保険、空港ラウンジがメリットです。
最大10万円のケータイ補償も大きなメリットです。高価なスマホも10万円を超える部分の金額(12万の場合2万)は大きくないので大部分がカバーされます。詳細は以下で徹底解説しています。

iPhoneをお持ちの場合は、AppleCare+は入らなくてよくなります。「AppleCare+ for iPhone」は年間7,400円(税抜)以上です。
iPhone保有時は、dカード ゴールドに加入してAppleCare+に入らないというストラテジーも検討し得ます。
「AppleCare+ for iPhone」の料金は種類によって異なり、年間11,800円~29,800円(税抜)です。
AppleCare+ではなくdカード GOLDのケータイ補償でOKと考えるなら、メリットが大きくなります。
もちろん、Xperia、Galaxy等のハイエンドなAndroidも同様に、有料のケータイ補償に入らないという選択肢が浮上します。
iPhone等のハイスペックスマホは端末代・修理代はいずれも高額です。しかし、dカード GOLDの会員ならケータイ補償で守られます。
年100万円以上の利用で10,000円(税抜)分の携帯電話・dショッピング・d Fashion・dブック等の割引クーポンが得られます。年200万円以上使う場合は年2万円(税抜)相当もお得になります。
年100万円以上クレジットカードを利用する場合は、「dカード GOLD年間ご利用額特典」だけで年会費をカバーできます。
その他、充実の海外旅行保険、ショッピング保険、空港ラウンジ、お得なキャンペーンがメリットです。
iPhoneを使っていて、携帯の利用料金が多めの方は大きなメリットがあります。ドコモ光にも10%還元が適用されるので、家のインターネットもお得になります。
デメリットは高額の年会費ですが、ドコモの利用料金のポイント還元率が10%、ケータイ補償でAppleCare+が不要になることで年会費の相当の部分はカバーできます。
iPhoneを使っていて、携帯の利用料金が多めの方は NTTグループカード GOLDの契約で大きなメリットがあります。お得な入会キャンペーンも行っています。

メリット・デメリットまとめ
NTTグループカードレギュラーはWeb明細の利用で年会費が無料となり、NTTグループの通信費が15,000円以上だと、カードの還元率が1.13~1.5%となります。
倍増TOWN経由のお買い物で、楽天・LOHACO・Yahoo!ショッピングがお得になります。
また、apollostationサービスステーションでガソリンの給油などをNTTグループカードで継続して利用すると、ガソリン代が2円/L〜最大40円/L、軽油が1円/L〜最大 20円/Lお得になるのもメリットです。
デメリットは年会費有料の高還元カードと比べると低い点が挙げられます。
クレカをガンガンと使う方は、還元率1.2%(Loppiお試し引換券なら1.8%-3.6%)のリクルートカード、JCBオリジナルシリーズパートナーなら1.5%~5.5%のJCB CARD Wも候補となります。
NTTグループカードゴールドは、NTTグループカードレギュラーの機能に加えて、充実した国内・海外旅行傷害保険、ショッピング保険、空港ラウンジ、海外アシスタンス、国際線手荷物宅配優待、クラブオフ、債務免除制度などがあるのがメリットです。
デメリットは高額の年会費ですが、年間ショッピング利用額100万円以上の場合、次年度年会費が無料になります。
年間100万円以上は必ずクレカを使う場合は、NTTグループカードゴールドは無料で持てるゴールドカードとなってバリューが高いです。
お得な入会キャンペーンも魅力的であり、年100万円利用して年会費無料にできる方、NTT料金が多い方にとっては大きな魅力があるクレジットカードです。
ただし、同じNTTグループのドコモがお得になるdカード GOLDの方がより一層魅力的です。
dカード ゴールドなら、ドコモ利用金額の10%のdポイントが得られてローソンでの割引もあり、年100万円以上の利用で年会費を上回るボーナス、全損時のケータイ補償もあります。
dカードのゴールドカードである「dカード GOLD」は最大10万円のケータイ補償があるのも大きなメリットです。

もちろん、Xperia、Galaxy等のハイエンドなAndroidも同様に、有料のケータイ補償に入らないという選択肢が浮上します。
iPhone等のハイスペックスマホは端末代・修理代はいずれも高額です。しかし、dカード GOLDの会員は紛失・全損時の補償が10万円までと極めて高額ですので、iPhoneもそれなりの額をカバーできます。
iPhone等のスマホ購入におすすめのクレジットカードと高く評価できます。
iPhoneをお持ちの場合は、dカード GOLDを保有してAppleCare+は入らないという選択肢もあります。
「AppleCare+ for iPhone」の料金は種類によって異なり、年間11,800円~29,800円(税抜)です。
AppleCare+ではなくdカード GOLDのケータイ補償でOKと考えるなら、メリットが大きくなります。
また、dポイントクラブの優待で月々のドコモ・ドコモ光の利用料金のポイント還元率が10%にアップするのが大きなメリットです。

ドコモの携帯電話料金やドコモ光の料金合計が月10,000円ですと、dポイントが1,000ポイント(年間12,000ポイント)得られるので、年会費を超える還元を受けられます。
カード利用で貯まるdポイントはJALマイルに交換できるので、JALマイラーにとって嬉しいベネフィットです。
年100万円以上の利用で10,000円(税抜)分の携帯電話・dショッピング・d Fashion・dブック等の割引クーポンが得られます。年200万円以上使う場合は年2万円(税抜)相当もお得になります。
年100万円以上クレジットカードを利用する場合は、「dカード GOLD年間ご利用額特典」だけで年会費をカバーできます。
dカードを利用してプラチナを達成するとプラチナクーポンが利用できて、抽選で豪華賞品(USJスタジオ・パス、劇団四季、ドコモラウンジ、ホテル&レストランランチなど)が当たります。
以前はカード利用でプラチナステージになると、JALのサクララウンジも抽選で利用でき、2018年3月時点ではほぼ当選し放題となっていました。一例として羽田空港国際線のサクララウンジは秀逸。

海外旅行傷害保険も充実しており、空港ラウンジも使えます。年間300万円までのショッピング保険もあります。
家族でドコモに加入していたり、ドコモに加えてドコモ光の料金を支払っている場合は、dカード ゴールドは作成しないと損といっても過言ではないハイ・クオリティー・カードです。

一般カードとゴールドカードの相違点については、以下で精緻に分析しています。

どちらもドコモのクレジットカードらしいハイ・クオリティです。クレジットカードの真髄を極める垂涎のベネフィットを享受できます。
以前NTTドコモに取材に行き、dカードをご担当なさっているスマートライフビジネス本部 金融ビジネス推進部の井芹さん、梶浦さん、久保田さん、井崎さんにインタビューしました。
dカードの特徴・歴史、dポイント、充実の特典、海外サポート、ゴールドカードのベネフィット、付帯保険、セキュリティの取組み、スマホアプリなどについて取材しています!

dカード GOLDには虎に翼、弁慶に薙刀の威力があり、優美なスペックが燦然たる輝きを放っていると改めて感じました。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめのゴールドカードとしてdカード GOLDを挙げられていました。

また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめのゴールドカードとしてdカード GOLDを挙げていらっしゃいました。
dカード GOLDはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているクレジットカードです。

実はdカード ゴールドはドコモの社員がほとんど持っているクレジットカードです。社員が殺到するようなカードがお得なのは間違いありません。
ドコモ料金が高額な方には大きなメリットがあり、携帯電話の支払いにおすすめのクレジットカード、iPhone等のスマホ購入におすすめのクレジットカードの筆頭です。
その他のクレジットカードを比較検討したいという場合は、以下のクレジットカード一覧をご参照ください。おすすめクレジットカードについて徹底的にまとめています。


日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。

クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめカードには、珠玉のクレジットカードが集結しています。

多様な項目での最強のクレジットカードについては、以下で論述しています。
