2018年7月10日からクレディセゾンのセゾンカード、UCカードの利用で貯まる「永久不滅ポイント」 を使って、西日本を中心に発生した記録的豪雨により被害にあわれた地域の方々へ義援金の支援ができるようになります。
クレディセゾンが被害に遭われた地域に自治体を通じて寄付するスキームです。個人レベルの寄附では、物資は混乱を招く恐れがあるため、義援金が望ましいと言われています。
メリットは貯まっているポイントで現金の支出なしに寄付して、社会貢献ができる点です。デメリットは寄付金控除が適用されない点です。
永久不滅ポイントを使うことでクレディセゾンに預ける義援金は、 被害を被った地域に自治体を通じて寄付されます。
義援金の受付は2018年7月10日(火)10:00から開始します。対象はクレディセゾンが発行しているセゾンカード・UCカードです。永久不滅ポイントが貯まるカードの代表例は下表のとおりです。
MUJIカードは無印良品でお買い物できるポイントが毎年1,500円分プレゼントされるので、使わなくてもお得なクレジットカードの筆頭で質実剛健です。
パルコをよく使う方はパルコカード、ロフトならロフトカード、ららぽーと・コレド等なら三井ショッピングパークカード、ヤマダ電機で得したい方はヤマダLABI ANAマイレージクラブカードセゾン・アメックスがお得です。
使い勝手が抜群の永久不滅ポイントが貯まるのはメリットの一つです。お得な有効期限が無期限のクレジットカードの筆頭です。
西日本の豪雨(平成30年7月豪雨)への義援金には、永久不滅ポイント100ポイントを500円として、 100ポイント単位で交換できます。
「アイテムNO.」はセゾンカードは「7500」、UCカードは「750」です。以下のチャネルで手続き可能です。
区分 | セゾンカード | UCカード |
---|---|---|
会員サイト(インターネット経由) | Netアンサー | アットユーネット! |
電話(自動音声応答) | パーソナルアンサー TEL:0120-200-136 | UC音声応答センター TEL:0120-668-620 |
インターネットに繋がる環境であれば、会員サイトにログインして(手続きページ)、サクッと簡単に手続きできます。
アイテム番号欄にセゾンカードは「7500」、UCカードは「750」を入力すれば出てきます。ジャンル「チャリティ」にも登場すると思われます。
1度の交換は最大99口(9,900ポイント・49,500円分)となります。100口以上寄付したい場合は、複数に分けて手続きすればOKです。
義援金は株式会社クレディセゾンによる一括寄付となるため、領収書発行・税金控除の対象外となります。 これが最大のデメリットです。
Yahoo!JAPAN、楽天クラッチ募金でも寄付を募っています。Yahoo!では通常のVポイントだけではなく期間固定Vポイント、楽天では期間限定の楽天ポイントも寄付に使えます。
少額の期間固定Vポイント、期間限定の楽天ポイントは使い勝手が悪いので、余っていたら寄付しやすいと思います。また、Pontaポイントでも50ポイント50円で寄附可能です。
Yahoo!基金、楽天クラッチ募金ではクレジットカードでも寄付ができます。ただし、任意団体のため税控除の対象とはなりません(よくある質問)。
日本赤十字への銀行振込による寄付だと、寄付金控除の対象となります。一定額まで年間所得から控除されて、所得税、地方税(個人住民税)が減ります(税制上の優遇措置)。
善意で寄付した人に対しては、国が税制優遇を定めていますので、確定申告を元々する場合で追加の手間がほとんどないなら活用しましょう。
金銭を出しての寄付以外では、被害に遭った自治体にふるさと納税するという選択肢もあります。
日本赤十字はクレジットカードでは寄付できません。三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、地銀への振り込みとなります。
三菱UFJ銀行への振り込みは、三菱UFJ銀行、auじぶん銀行のネットバンキングなら手数料が無料となります。
これらの銀行をお持ちなら振込手数料もかかりません。また、日銀のマイナス金利の影響によって、振り込みを受けた銀行はコストが増加します。
地銀ではなく、余力があるメガバンクへの振り込みがベターだと思います。
永久不滅ポイントは寄付の他、投資信託で運用することも可能でした。運用で増やしたポイントを社会貢献に充当するということも可能になりました。
投資というと依然として日本では馴染みが薄いけれども、広げたパイは着実に有効活用できて経済にまわるため、社会的意義があります。
セゾンポイントモールの利用でインターネットで獲得した永久不滅ポイントで社会貢献することも可能です。
クレディセゾンが西日本豪雨災害への支援をいち早く発表しましたが、今後は他のクレジットカード会社でも同様の取り組みが行われる可能性が高いです。
セゾンカードは九州豪雨災害も一番乗りでプレスリリースを発表しました。災害時の寄附受付開始のスピードは随一となっています。
東日本大震災・熊本大地震・九州豪雨災害などでは、数多くのクレジットカード会社がポイントを義援金に交換できるような措置を取りました。
ダイナース、三井住友VISAカード、三菱UFJニコスなどがポイントでの寄付の仕組み導入を発表しました。
西日本豪雨についても、各カード会社や航空会社がお気軽に寄付できて、災害復興に役立てる仕組みが導入されるでしょう。私自身も寄付します。
永久不滅ポイント以外でも、以下のポイントが寄付可能となっています。