幾多のネット証券がある中で、おすすめのネット証券の一つがSBI証券です。私もフル活用しています。
数多くのメリットがある証券会社です。私はSBI証券がなかったら本当に困ってしまいます。心の底からおすすめです。
口座開設数(430万)、NISA口座数(100万)はネット証券NO.1(2018年3月末現在)です。国内株式の個人売買代金シェアも35.1%でNo.1です(2017年4月~2018年3月)。
「2019年 オリコン顧客満足度ランキング ネット証券」でも1位を受賞しており、なんと12度目の1位となっています。顧客の評判が良好な証券会社です。
凄腕投資家の間でもSBI証券を活用しているという評判が多いです。2005年から実際に長年使った経験にもとづき、2025年1月の最新の状況について、個人的な口コミをまとめます。
目次
- お得な手数料
- IPOの取扱いが多い!IPOチャレンジポイントも!
- PO・立会外分売の取扱いも多い
- 投資信託の保有で毎月ポイント
- 投信積立を行うネット証券として最適
- 一般信用取引
- PTS取引
- 単元未満株(S株)の手数料が安い!
- テーマ株に簡単に分散投資可能な「S株 Now!」
- 取引でVポイントを貯めて投信購入に利用可能
- 住信SBIネット銀行との連携が便利!
- 決算・業績推移が一目瞭然なのが便利
- 充実で低コストの外国株式・ETF
- SBI債が買える!他の債券も充実
- CFD(くりっく株365)
- ロボアドバイザー(WealthNavi for SBI証券)
- THEO+(テオプラス) SBI証券
- 金(ゴールド)・銀(シルバー)・プラチナ取引
- 立会外トレードサービス
- 先物・オプション・ワラント
- NISA・積立NISA・ジュニアNISA・iDeCo
- FXでは1通貨単位から積立が可能
- 1000万円以上ならSBBO-X取引を利用可能
- インタビュー
- 自動貯金サービス「finbee」とも連携
- 客観的に高く評価されているサポート体制
- キャンペーン
- まとめ
お得な手数料
国内株式現物取引手数料
SBI証券の現物売買手数料は、2023年10月から無料になりました。SOR設定が条件です。
信用取引手数料、金利優遇
SBI証券は信用取引手数料も2023年10月から無料になりました。SOR設定が条件です。
信用取引では大口信用取引金利の優遇もあります。制度信用取引金利(買方)は、通常2.80%が2.28%に下がります。一般信用取引金利(買方)は、通常2.80%が2.10%とお得になります。
毎月21日~翌月20日の新規建約定代金合計額が5億円以上、もしくは毎月20日大引け後の未決済建玉残高が5億円以上が条件です。
主要ネット証券の売買手数料の比較については、以下で徹底的に解説しています。
注文方法も多彩
2019年3月23日からは、国内株式取引における注文方法を大幅に拡充。特殊注文として「OCO注文」、「IFD注文」、「IFDOCO注文」が可能になりました。
また、期間指定注文において「今週中」の項目が追加されて、週末を指定した注文が可能となります。
IPOの取扱いが多い!IPOチャレンジポイントも!
SBI証券はIPOの取扱いが多いです。主幹事を務めることもあります。多数の銘柄に幹事として入っており、IPO引受の関与率はネット証券NO.1です。
野村證券・大和証券・SMBC日興証券・三菱UFJモルスタ・みずほ証券など総合証券まで含めても随一です。過去4年間の実績は以下の通りです。
- 2012年:37件
- 2013年:44件
- 2014年:65件
- 2015年:81件
- 2016年:76件
1999年設立以来、SBI証券にはIPOの専門の部署があり、継続的に引受業務を行っています。
2017年4月~2018年3月のIPO引受社数ランキングではSBI証券は驚異の94.9%(75社/79社)となっており、大手証券を抑えて圧倒的No.1となっています。
また、SBI証券はIPOに落選した時は「IPOチャレンジポイント」というポイントが貯まります。これをコツコツと貯めていくと、数年に一度は確実にS級IPOをゲットできます。
40万円を使ってIPOに参加し続けて、5年に1度+20万円だったとしたら、利回りは年率10%です!この程度の利回りは十分に達成可能です。詳しくは以下で解説しています。
SBI証券はネット口座の他に対面口座もありますが、あくまで総合オンライン証券であるのが基本なので、継続的にネット口座をメインに配分されています。
大手証券の対面口座では直近で大きく損失を出した方にIPOが割り当てられる事例があるようですが、SBI証券のネット口座の抽選ではそのようなことは全くありません。
抽選方式に基づいた公平な抽選が行われます。70%は有効申込み数に応じた抽選となり、30%はIPOチャレンジポイントに基づいて抽選されます。
IPOに当選したものの、申し込みを忘れてしまった場合も、特にペナルティはありません。
なお、マネックス証券、auカブコム証券、楽天証券もSBIと同じくIPOの取り扱いがあります。岡三オンライン、SBIネオトレード証券でも開始しました。
PO・立会外分売の取扱いも多い
SBI証券は公募増資・売出(PO)も数多く取り扱っています。POは大手証券で取引するのが基本となりますが、ネットで気軽に申し込みたい場合はメリットとなります。
POのブックビルディングに申し込み、当選(補欠当選)して購入するか、補欠当選し、購入意思確認をしたが繰上当選にならなかった場合、IPOチャレンジポイントがプレゼントされるキャンペーンが開催されることもあります。
直近のキャンペーン期間は2015/11/18(水)~2016/3/31(木)でした。購入意思表示をすると1ポイント、購入すると1単元あたり1ポイントがもらえます。
このような機会を活用すると、IPOチャレンジポイントを効率的に貯められます。
また、立会外分売も数多く取り扱っています。立会外分売は勝率が高く、特に貸借銘柄に限るとリターンが得られる傾向にあります。
銘柄を取捨選択したらランチ代ないしディナー代をコツコツと稼ぐことができます。
SBI証券の場合、売却時の手数料もリーズナブルです。立会外分売だけの活用でも十分にお得です。
投資信託の保有で毎月ポイント
SBI証券には「投信マイレージサービス」という制度があります。MMF・中国F・MRFなど一部、投信マイレージサービスが対象外の投信があります。
対象の投資信託を保有している場合、月間平均保有額が1,000万円未満だと最大年率0.1%相当、1,000万円以上だと最大年率0.2%相当のVポイントが得られます。
Vポイント、Pontaポイント、Vポイント、JALマイルから選択可能です。Vポイントはウエル活で1ポイント1.5円、Pontaはローソンお試し引換券のポン活なら1ポイント1.5~3円になるのが魅力的。
還元率はauカブコム証券の0.12%~0.24%よりは低いですが、auカブコム証券はポイント付与の単位が100万円毎、低コストのインデックス投信が対象外というデメリットがあります。
証券会社名 | 還元率(残高1000万円未満) | 還元率(残高1000万円以上) |
---|---|---|
SBI証券 | 0.1% (一部0.0175~0.05% / 0.15%) | 0.20% (一部0.0175~0.05% / 0.25%) |
松井証券 | 最大1% (一部低還元) | 最大1% (一部低還元) |
auカブコム証券 | 0.12% (一部対象外) | 0.12% or 0.24% (3000万以上) (一部対象外) |
楽天証券 | 所定の残高に到達した場合 (最大1000万で通算1,090) ※一部は残高に応じた還元 | 所定の残高に到達した場合 (最大2000万で通算2,090) ※一部は残高に応じた還元 |
マネックス証券 | 0.08% (一部対象外) | 0.08% (一部対象外) |
インデックス投信を保有する場合や100万円未満の切り捨ては避けたい場合は、SBI証券がダントツで高還元です。詳しくは以下にまとめています。
2017年5月25日からは,投信の最低購入単位は原則として100円になりました。2017年4月まではauカブコム証券などの500円が最も低い単位でしたが、楽天証券に続いて100円と極限まで細かい単位を導入しました。
100円にならない投信は、目論見書・約款上等で対応ができないものであり、ごく一部となります。
投資信託のロボットアドバイザー「SBI-ファンドロボ」というAIのサービスもあります。
投資に対する考え方を選んでいくと、適切な投資信託が表示されます。SBI証券は投資信託の取扱本数が圧倒的に多く、ありとあらゆる委託会社の様々なタイプの投信があります。
豊富なラインナップの中で何を選ぶか迷った場合、AIのテクノロジーを活用して、自分に合った投信を選ぶ手助けにすることができます。
投信積立を行うネット証券として最適
SBI証券は投信積立の方法が多様なのがメリットです。2017年10月から、毎日積立、毎週積立、各月積立、複数日積立など、積み立てる日数のバリエーションが一気に拡大しました。
- 毎日コース:毎営業日、積立買付
- 毎週コース:毎週1回、選んだ曜日に積立買付
- 毎月コース:毎月1回、選んだ日に積立買付
- 隔月コース:2ヶ月に1回、選んだ日に積立買付
- 複数日コース:毎月複数回、選んだ日ごとに積立買付
投信積立の選択肢の数は、主要ネット証券最多となります。
ネット証券名 | 毎日 | 毎週 | 毎月 | 隔月 | 複数日 |
---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
マネックス証券 | 全日の手動設定が必要 | × | ◯ | × | 複数日の手動設定が必要 |
楽天証券 | × | × | ◯ | × | × |
auカブコム証券 | 全日の手動設定が必要 | × | ◯ | × | 複数日の手動設定が必要 |
松井証券 | ◯ | ◯ | ◯ | × | × |
SBI証券なら好みに応じて柔軟な設定が可能になる点にエッジ・優位性があります。
毎日積立を行えば極限まで時間分散投資が可能であり、タイミングリスクを抑制できます。
「Always Coca-Cola」というスローガンがありましたけれども、そのようなイメージで投信積立が可能になります。
「NISA枠ぎりぎり注文」および「課税枠シフト注文」が導入されて、NISA投資可能枠を無駄なく利用できるようになります。
「NISA枠ぎりぎり注文」では一度設定するだけで、NISAの投資可能枠を使いきる金額の購入注文が発動します。NISA枠を超える注文は発注されません。
「課税枠シフト注文」ではNISAの投資可能枠以上の注文の場合、NISA投資枠を使い切った上で、収まりきらない積立金額分が、特定または一般預かりの注文として発注されます。
詳細は以下で徹底的に解説しています。
また、SBI証券は投資信託を毎月買い付けることで現金がプレゼントされるお得なキャンペーンを定期的に開催しています。
一般信用取引
SBI証券が2015年2月から一般信用取引売り・短期(5日)をスタートしました。
auカブコム証券の一般信用取引(売短)と似たサービスです。SBI証券の一般信用売り(短期)については以下で解説しています。
参考投資家必見!SBI証券の一般信用取引に短期(5日)売りが登場
一般信用売りの活用でトレードの幅が格段に向上します。一例として、株主優待取得時のつなぎ売りが可能です。
貸株市場では、ネット証券・対面証券・外資系証券などの金融機関同士で日々株式の貸し借りが行われており、SBI証券はそこで調達しています。
また、SBI証券では、信用取引や個人向け貸株も行っており、SBI証券自身が保有している在庫もあります。
また、SBI証券は口座数・預かり残高が競合他社に比較すると多く在庫を確保できていることから、豊富な空売り可能な銘柄があります。
クロス取引で株主優待をほぼノーリスクで取得する方法については、以下で徹底解説しています。
一般信用取引で取得した株主優待で、生活を彩ることが可能になります。
- ロイヤルホールディングスの株主優待!ロイヤルホストや天丼てんや等
- サンマルクの季節のお誕生日スペシャルフルコース
- コロワイドのおせち
- JALの株主優待で航空券50%OFF
- ANAの株主優待で航空券50%OFF
- 梅の花膳「極み」!梅の花の株主優待は隠れ高利回り
- すかいらーくの株主優待!ガスト・ジョナサン・バーミヤン等で食事可能
- イートアンド(大阪王将)の株主優待!お食事券と冷凍食品
- リンガーハットの冷やしちゃんぽん!カロリーヘルシー
- 千趣会(ベルメゾン)が株主優待拡充!長期保有のカタログもいいね!
- 吉野家HDの株主優待
- クリエイト・レストランツ・ホールディングスの株主優待
- ダスキン(ミスタードーナツ)の株主優待
- 日高屋のトマト酸辣湯麺!ミネストローネ風でマイルド
- プレナスの株主優待
- 数多くのクオカード優待で数多くのお店で楽しめる♪
- 18日はてんやの日!天丼390円!
クロス取引が可能なのは、SBI証券以外にも、auカブコム証券、松井証券などがあります。
SBI証券では、返済期限が無期限で一般信用売りができる「無期限売り」も行えます。他社は最長3年なのに対して、SBI証券は無期限です。
株主優待利回りが高い銘柄については無期限売りを活用して両建てを組むとお得な場合があります。
返済期間が1日間(当日)の「日計り信用」、より希少な銘柄が空売り可能な「HYPER空売り」という制度もあります。トレーディングに使える一般信用取引です。
しかもSBI証券の信用取引では、 信用取引の担保(代用有価証券)として、 投資信託も利用できます。
対象となる投資信託は原則として、 「一般型」のほか、 「累投型」も含む全投資信託となります。
累投型の投資信託を代用有価証券として利用できるのは、主要ネット証券(SBI・楽天・マネックス証券・松井・カブドットコム)の中で初となります 。
SBI証券の信用取引は、 業界屈指の格安手数料や、 さまざまな返済期限をラインナップした「一般信用取引サービス」などの先進的かつ多様なサービスがあります。
個人投資家の信用取引における売買代金シェアは、 業界No.1の約36.2%(※)に達しています。
※各社委託個人(信用)売買代金÷{株式委託個人(信用)売買代金(二市場1,2部等)+ETF/REIT売買代金}にて算出。東証統計資料、 各社WEBサイトの公表資料よりSBI証券集計(2017年2月14日)
PTS取引
SBI証券にPTS取引 (SBI PTS)というサービスがあります。PTSとは証券取引所の市場外での取引です。
個人投資家が利用できるPTSとしては日本最大級です。昼間は8:20~16:00、夜間は17:00~23:59に取引が可能です。
PTSの特徴は板がスカスカで値が飛ぶことがあり、何らかの材料が発生した場合などは、時としてとんでもない株価上昇や下落があります。
値が飛んだ時にPTSで売買すると、リターンを向上させることができます。詳細は以下にアップしています。
PTSは取引できる時間帯が増える点もメリットです。取引所が開いていない8時20分~9時、15時~16時、17時~23時59分に取引が可能です。
決算発表は15時過ぎが多く、また、海外市場の動きによって先物は大きく動いています。翌日まで待てないという場合でも夜間取引が可能です。
また、SOR注文によって取引所と比較して有利な価格でPTSで約定できる場合もあります。
単元未満株(S株)の手数料が安い!
通常の取引所での株取引では、各銘柄毎に100株などの単元株数(売買単位)が定められています。
しかし、SBI証券の単元未満株(S株)は、100株単元の銘柄も1000株単元の銘柄も、1株から売買できます。
一部証券会社の単元未満株は株主にはならない場合がありますが、SBI証券の単元未満株(S株)は本当の株主になります。
したがって、配当や株式分割の割当も受けられます。中には1株から株主優待を行っている企業もあります。
また、株主優待の長期保有優遇の条件について、端株の保有で満たせる企業も中にはあります。
1株を保有していると、配当金が振り込まれます。楽天銀行で配当金を受け取ると、1件ごとに10円もらえますが、NISAの配当非課税がなくなるというデメリットが有ります。
単元未満株の手数料は、約定代金の0.5%(税抜)、最低手数料が50円(税抜)です。
0.5%という手数料率はマネックス証券と並んで日本最安値です。最低手数料の50円(税抜)は、マネックス証券よりも2円高いです。
テーマ株に簡単に分散投資可能な「S株 Now!」
S株Now!は、売買単元を問わずに1株から取引できる単元未満株(S株)の枠組みで、10銘柄への分散投資が10万円から可能な「パッケージング型の端株取引」です。
「自動運転」、「人工知能(AI)」、「IoT」といったテーマを選ぶと、複数の関連銘柄に簡単に分散投資が可能な制度です。
購入コースとして、10万円、20万円、30万円の3コースがあり、旬のテーマから定番のテーマまでテーマが揃っています。
1つテーマを選んで金額を選択すると、有望企業で構成されたポートフォリオに簡単に投資できます。テーマ関連度の高い10社に分散投資することが可能になります。
端株のスキームを利用した制度であり、投資信託(テーマ型投信)よりも低コストなのがメリットです。
投資信託やETFでは面白みが欠けると感じており、個別株式投資を楽しみたいものの、自分で銘柄選定してポートフォリオを構築するのはハードルが高いという初心者向けのサービスです。
手数料が高いテーマ型投信をバーター取引の趣旨なしで買うくらいならば、S株Now!の方が圧倒的に低コストなのでおすすめです。
取引でVポイントを貯めて投信購入に利用可能
SBI証券ではVポイント投資が導入されており、取引でVポイントを貯めて投資信託の購入に利用可能です。
取引でVポイントを獲得可能
取引状況に応じてVポイントが貯まるようになります。
取引の種類 | 付与されるVポイントの基準 |
---|---|
国内株式現物 (国内株式手数料マイレージ) | スタンダードプラン・PTS取引の月間合計手数料の1.1% |
投資信託 (投信マイレージ) | 対象投信の月間保有額 ・1000万円未満:年0.1% ・1000万円以上:年0.2% ※一部のファンドは0.03%~0.05% |
金・プラチナ・銀 (金・プラチナ・銀マイレージ) | スポット取引・積立買付の月間合計手数料の1.0% |
新規口座開設 | 100ポイント(期間固定Vポイント) |
国内株式入庫 | 1回あたり100ポイント |
移行期間中(2019年7月20日~2020年1月31日)は、規約に同意した方にのみVポイントが付与されて、それ以外の方にはSBIポイントが付与されました。
VポイントとSBIポイントの二重取りはできず、どちらか片方となります。
SBI証券で取引すると、恐ろしい程にザクザクとSBIポイントかVポイントが貯まっていき、着実にお得になります。
Vポイントで投資できる金融商品
貯まっているVポイントは、投信の購入代金に1ポイント1円として利用できます。
1ポイントから使えるので、極限まで細かく投信購入が可能で質実剛健です。利用上限もないので、一度に大量のVポイントを利用することも可能です。
金額指定の買付が対象であり、積立購入・口数買付・ジュニアNISAにおける買付は対象外です。
公式サイトSBI証券 当サイト限定タイアップキャンペーン(Amazonギフト券3,000円プレゼント)!
住信SBIネット銀行との連携が便利!
高金利のSBIハイブリッド預金
SBI証券は、ネット銀行の住信SBIネット銀行と、銀行・証券一体型のシームレスサービスを行っています。
住信SBIネット銀行とSBI証券に口座を開設して連携させると、SBI証券に入金したら翌日に「SBIハイブリッド預金」という銀行預金に移ります。金利は普通預金としては高水準となっていてお得です。
銀行間の資金移動
銀行口座間で資金移動したい場合、SBI証券に入金したら、翌営業日にはネットで簡単に住信SBIネット銀行の普通預金に振り返られます。住信SBIネット銀行から振り込めば無料で資金移動できます。
SBI証券の即時入金手数料は0円で、住信SBIネット銀行の振込手数料も容易に月3回まで無料にできます。住信SBIネット銀行は振込みに使う際にも便利なネット銀行です。
住信SBIネット銀行は「顧客中心主義」を掲げているSBIグループのオンラインバンクだけあって、メリットが豊富です。SBI証券との銀証連携で資産運用がはかどります。
決算・業績推移が一目瞭然なのが便利
SBI証券オリジナルの機能で便利なのが「業績」のチェックです。保有銘柄やポートフォリオに登録しておいた銘柄の決算が近い場合、「決算」マークが出るので、決算前にポジションを落としたり、決算後に迅速に動けるような心構えをしたりできます。
この機能がとても便利です。また、銘柄の画面で「業績」タブをクリックすると、今期の業績の推移、前期との売上高・営業利益・経常利益・当期利益・1株利益の比較が出ます。これがとても便利です。
また、過去の業績推移、上方修正や下方修正・増配等のイベントの推移、コンセンサス予想の履歴も出ます。これも非常に役に立ちます。
上方修正したての企業は繰り返し上方修正を行う傾向があります。まだ若い上方修正は買いのチャンスであることが多いです。
また、予想と実績の比較を見ていくと、その企業がどのような業績を出すのかの傾向を把握することができます。
もちろん会社四季報は無料で見られますし、スクリーニング機能もあります。
SBI証券では優待利回りからもフィルタリングできます。他社ではあまり見かけないフィルタリング条件があり、株主優待に興味がある場合は便利です。
その他、取引ツールや投資情報なども一通り用意されています。
私はトレーディングは低コストでツールが使いやすいGMOクリック証券、中長期投資での保有はSBI証券と使い分けています。どちらか1つならSBI証券を選びます。
SBIアナリストレポート、グローバル・ストラテジー・レポートなど投資情報も充実しています。
直近ではバイオ銘柄について特化したアナリストがいて、個人投資家に人気が高いバイオ関連のアナリストレポートが提供されています。
「相場の福の神」と呼ばれている藤本 誠之が、「ニュースを半歩先読みマル秘術」を毎朝更新しています。
今なら任天堂関連など、マーケットの状況に応じて顧客がほしい情報をいち早く、わかりやすく提供するのがSBI証券のコンセプトです。
2016年7月11日からは「プレミアムニュース」が始まりました。有料のサービスですが、魅力的な内容となっています。
今までのニュースはディレイが原則となっていましたが、個人投資家でも機関投資家と同様に瞬時に情報を把握できます。
ニュース、指標発表を即座に手に入れられていち早く投資できます。
ロイターの情報になり、海外を含めて情報量が充実しており、グローバルな経済指標を含めたマクロの情報・個別銘柄の情報を瞬時に手に入れられます。
専用のハイスペックサーバーを利用しているサービスなので、遅くなることはありません。環境のよいスピーディーに情報を得られます。
取引ツール「HYPER SBI」では、全ての気配を含めた板が見えて、板を見ながら一つ一つを発注できます。機関投資家と似たような発注方法が可能です。
メインサイトですと価格を入れて株数を入れてと時間がかかるところ、ワンクリックだけで発注できて、スピーディーに取引できます。
投資情報やニュースの面では、メインサイトではカバーしきれない情報まで提供しています。一例としては、東洋経済の四季報速報ニュースも先取りで見ることが可能です。
ニュース画面では20種類のカテゴリに分類され、気になる分野のマーケットニュースが直感的に探しやすいレイアウトになっています。
充実で低コストの外国株式・ETF
アップル、フェイスブック、ビザなど世界各国の外国株式の取り扱いがあり、取扱国数は主要ネット証券No.1となっています(2017/6/21現在)。
- 米国株式:約1,400銘柄(ADR含む)
- 海外ETF:約300銘柄
- 中国株式:約1,390銘柄
- 韓国株式:約60銘柄
- ロシア株式:約30銘柄
- ベトナム株式:約340銘柄
- インドネシア株式:約30銘柄
- シンガポール株式:約40銘柄
- タイ株式:約40銘柄
- マレーシア株式:約40銘柄
屈指の格安手数料
従来のSBI証券の米国株式の売買手数料(1注文・税抜)は、1,000株まで25米ドル、1,000株超の場合は1株ごとに2セント追加でした。
2016年7月11日以降は、約定代金の0.45%(最低手数料は5米ドル、上限は20米ドル)となります。これはマネックス証券の売買手数料と完全に同一となります。
売買手数料はマネックス証券と同一ですが、SBI証券は為替コストにエッジ・優位性があります。
他の証券会社で外国株・海外ETFを買おうとすると、最低で25銭の為替手数料がかかりますが、SBI証券の場合はFXサービス「SBI FX α」で「現引」した外貨を利用できます。
ドル円のスプレッドは0.5銭ですので、他の証券会社と比べると為替コストが極めて安価で済むのが大きなメリットです。SBI FX αはSBI証券の口座開設後、会員画面から申し込めます。
1万通貨単位で現引できるので、一度に1万ドル(1ドル105円換算で約105万円)以上の外国株式・ETFを買う場合は、SBI証券はとても低コストです。
1万通貨未満の為替交換の場合や、FXは使いたくない場合でも、住信SBIネット銀行の外貨預金から振り返ることができます。
外貨入出金サービス(外貨即時決済サービス)を利用して、住信SBIネット銀行の外貨預金から入金した場合でも、ドル円のスプレッドは4銭と非常に低コストです。
会社名 | SBI証券 | マネックス証券 | 楽天証券 |
---|---|---|---|
特定口座への対応 | ○ | ○ | ○ |
NISA口座における特典 | 海外ETFの購入時の手数料が無料(全額キャッシュバック) | 米国株(株式、ETF、ADR)の買付時の手数料が全額キャッシュバック | 海外ETFの購入時の手数料が無料(全額キャッシュバック) |
円からの直接取引 | ○ | ○ | ○ |
売買手数料(1注文) ※税抜 | 約定代金の 0.45%(最低手数料は無料、上限は20米ドル) | 約定代金の 0.45%(最低手数料は0.01米ドル、上限は20米ドル) | 約定代金の 0.45%(最低手数料は0.01米ドル、上限は20米ドル) |
為替手数料(片道・1米ドルあたり) | FXの現引:0.5銭 外貨預金:4銭 為替取引:25銭 | 25銭 | 25銭 |
注文方法 | 成行・指値・逆指値 | 成行、指値、逆指値、OCO(ツイン指値・OCOs)、連続注文 | 成行・指値・逆指値 |
外国株口座の米ドルをMMF運用 | ○ | × | ○ |
ポイント還元 | × | × | 1% |
スマホアプリ | ○ | ○ | ○ |
時間外取引 | × | ○ | × |
為替コストを含めたトータルコストではSBI証券が最安となります。
2019年にはSBI証券の米国株取引では最低取引手数料が撤廃されて、PayPay証券は涙目という展開になっています。
その他、SBI証券の外国株式取引のお得な取引の仕方については以下で徹底解説しています。
特定口座にも対応
以前は特定口座に対応していないのがデメリットでしたが、2015年12月25日(金)の国内約定日分から、特定口座で取引できるようになりました。
9ヵ国(米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア)の外国株式と海外ETFのすべてが特定口座内で取引できます。
SBI証券から送られてくる譲渡損益等を計算した「特定口座年間取引報告書」を用いて簡易に確定申告を行うことができます。また、「源泉徴収あり」を選択することもできます。
ユニークな米国株式・ETF定期買付サービス
2018年3月10日からは、米国株式・ADR・ETFを、あらかじめ設定した金額内または株数(口数)で定期的に購入する「米国株式・ETF定期買付サービス」が開始しました。
日付指定(1~31日)、曜日指定(月~金)、年二回のボーナス月の設定が可能です。
毎月給料日後に買付けたい、米国雇用統計や毎月の経済指標発表等のイベント後に買付けたいといった場合に、手間なく購入することが可能です。
「金額指定」で買付設定を行った場合、設定金額以内で購入可能な単元株数(口数)を自動で計算して当該株数(口数)分の注文を市場に発注します。
最低1株から定期的な買付を可能となり、小口での外国株投資が便利になります。
デメリットは5米ドルの最低手数料が発生するので、あまりに小口での積立だとコストが高くなる点です。
米国テーマ・キーワード検索サービス
2018年6月1日からは、主要ネット証券で初めて米国株式・ADR・ETFをテーマで検索できる「米国テーマ・キーワード検索サービス」が開始しました。
毎月厳選した30テーマと関連銘柄を確認できる「テーマ一覧」を用意しています。バフェット関連銘柄もあり、レジェンドのバフェットが保有している銘柄もチェックできます。
テーマ、関連キーワード、曖昧な銘柄名でも検索可能な「検索機能」もあり、米国株式に投資をする際に銘柄選びをサポートしてくれます。
初心者の方はもちろん、銘柄選定の幅を広げたいと考えている投資経験豊富な方もフル活用できるサービスです。
外国株ではレアな貸株サービス
SBI証券だと「米国貸株サービス」を利用できます。米国株式を対象とした貸株サービスを個人投資家に広く提供するのは日本初となります。
貸株サービスとは保有する株式をSBI証券に貸し出すことで貸株金利を受け取ることができるサービスです。
SBI証券は個人投資家から借りた株式を機関投資家が参加する「貸株市場」に貸し出すことで、貸株料を受け取り、その貸株料をSBI証券と個人投資家で享受するスキームです。
米国株式の貸株金利は外貨建てで支払われます。配当金は現地での支払いの都度受け取ることができます。
SBI証券は今後は米国市場以外の8ヶ国の外国株式についても貸株サービスを検討しています。貸株サービスは信用リスクもありますが、少しでも金利を上乗せしたい場合は選択肢となります。
SBI債が買える!他の債券も充実
SBI証券では、SBIホールディングスの個人向け社債「SBI債」が購入できます。
日本ではハイイールド債市場が発達してなく、また金利は極限まで低下しており、信用スプレッドが乗った社債がほとんどない状況下において、SBI債は貴重な高金利社債となっています。
その他にも、個人向け国債から、普通社債、転換社債型新株予約権付社債、円建外債まで買うことができます。
債券や大手証券が充実していますけれども、SBI証券もネット証券の中では豊富です。
外国債券では多種多様な通貨の債券を取り扱っています。新発債のみならず、既発債券も取り扱っています。
米ドル、ユーロ、カナダドル、豪ドル、NZドル、南アフリカランド、 メキシコペソ、トルコリラ、中国人民元、ロシアルーブルの最大10通貨の債券があり、分散投資が可能です。
外国債券ではなく、外貨建てMMFも外貨投資の手段として有力です。税制改正によって為替差益が非課税になる税制メリットはなくなりましたが、その代わりに株式・投信との損益通算が可能になりました。
SBI証券では、米ドル建MMF(3銘柄)、豪ドル建MMF、NZ建MMF、カナダドル建MMF、南アランド建MMF、トルコリラ建MMFの6通貨・8銘柄を取り扱っています。
2016年6月4日からは、外貨建MMFの積立サービスが可能になりました。毎月の積立投資金額は5,000円以上1円単位で設定が可能です。
少ない資金で積立投資を行い、時間分散での投資が可能となります。
「毎月コース」では1日~27日、月末のいずれかを指定することになります。「ボーナス月コース」は年2回まで任意の月日を指定することになります。
CFD(くりっく株365)
「くりっく株365」という東京金融取引所が運営している取引所株価指数証拠金取引(CFD)があります。
日経平均(日経225)、NYダウ、ドイツのDAX、英国のFTSE100といった各国を代表する株価指数をロングしたりショートすることができます。
投資成果が現地通貨建ての株価指数に連動するので、為替ヘッジ付きで外国株価指数に連動する投資をお手軽に行えるのが、先物やETFにはないメリットです。
2017年1月下旬から、SBI証券でも、くりっく株365の取扱いが開始します。
SBI証券のくりっく株365の取引手数料は142円/枚(税抜)です。auカブコム証券と並んで大手5大ネット証券では最安値となります。
マネックス証券は150円/枚(税抜)です。楽天証券、松井証券では取扱いがありません。
岡三オンラインは142円、岩井コスモ証券とインヴァスト証券は200円です。
ちなみにくりっく株365(取引所CFD)の手数料が最も低いのはGMOクリック証券です。なんと無料となっています。
くりっく株365の取引単位は株価指数の数値×100です。株価の100倍が1枚の取引単位となり、1枚単位で売買可能です。
日経平均、NYダウ30は約200万円弱、DAXは約110万円強、FTSE100は約70万円となります。
SBI証券では、PC専用ダウンロード型トレーディングツール「SBI CFD トレーダー」を利用できます。
また、大手5大ネット証券では初のスマホアプリ提供となるスマートフォンアプリ「HYPER CFD アプリ」も用意されており、取引ツールを活用して取引できます。
2017年に入って「WealthNavi for SBI証券」というロボアドバイザー・サービスの提供を開始しました。預入れた資産を自動的に管理・運用してくれるサービスです。
設定した投資方針と口座に入金した金額に基づき、自動で最適なポートフォリオが設定されて、Vanguard等の低コストでクオリティが高いETFで分散投資されます。
ロボットによる金融テクノロジーによって、常にポートフォリオをモニタリングして、リバランスなどのメンテナンスを必要に応じて行なってくれます。
昨今話題のフィンテックを金融領域に活用したサービスです。資産運用に時間をかけずに世界の成長の果実を享受することが可能になります。
特定口座にも対応しており、面倒な計算や確定申告をパスすることも可能である点にエッジ・優位性があります。
WealthNaviのサービス内容の詳細については、以下で徹底的に解説しています。
なお、WealthNaviに直接口座を開設すると、手数料の低減などオリジナルの特典や、お得なキャンペーンを享受できます。コストやキャンペーンの側面では直接の口座開設をおすすめします。
THEO+(テオプラス) SBI証券
2017年7月26日から、 お金のデザイン社が提供するロボアドバイザーサービス「THEO」をカスタマイズした「THEO+(テオプラス)SBI証券」が開始しました。
口座情報の連携、SBI証券のWEBサイトからのダイレクトログイン機能の実装など、 多様なサービス展開を検討していく方針です。
お金のデザイン社の提供する「THEO」は、 日本初の独自開発のロボアドバイザーによる個人向け資産一任運用サービスです。
5つの質問に答えるだけでロボアドバイザーが 世界中の約11,000銘柄のETF(上場投資信託)の中から最適な組み合わせを提案し、 自動で運用を行うことができます。
投資額は最低1万円から、 運用報酬は1%(年率・税抜)と低コストで開始できる新しい資産運用の方法として、20代・30代の若年層を中心に利用が拡大しています。
- 最低投資金額:1万円
- 運用報酬:年1.0%(税抜) ※3000万円を超える部分は0.5%(税抜)
- 為替手数料:無料
- 売買手数料:無料
- 入出金手数料:無料
- プラン変更:24時間365日
THEOという名前は、画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの弟、 テオドール・ヴァン・ゴッホから名付けられました。
生前には 絵が一枚しか売れなかったゴッホを経済的に支え、 励まし続けたのがテオでした。
「テクノロジーによって、 わかりづらい金融の仕組みからユーザーを解放し、 お金を将来の不安から希望に変えることで、 自分らしく挑戦していける人を応援したい」という想いからTHEOと名付けられました。
THEO+(テオプラス)SBI証券では、購入、定期的なリバランス(資産の再配分)などがすべて自動で行われます。
したがって、 時間や手間をかけることなく、 感情による失敗を減らして合理的な資産運用が実現できます。
THEOのサービス内容の詳細については、以下で精緻に分析しています。
金(ゴールド)・銀(シルバー)・プラチナ取引
2017年7月3日からSBI証券でゴールド、プラチナの取引が可能になり、2018年10月15日からはシルバーも導入されました。小口で金・銀・プラチナの現物に投資したい場合は便利なサービスです。
田中貴金属や三菱マテリアルに口座を開くというのはハードルが高いですし、小口ですと手数料が割高です。
ネット証券でサクッと簡便に金・プラチナ現物に投資できるのは大きなメリットです。
手数料率は競合他社の楽天証券、マネックス証券と比較すると税抜0.5%低くて、SBIらしい業界最低水準の手数料でリーズナブルです。楽天証券は銀の取引が不可能です。
スポット取引でも積立取引でも1,000円以上1,000円単位、もしくは1g以上1g単位で購入することができます。
少額で買付することができますので、手軽な分散投資が可能です。毎営業日購入する積立、リアルタイムでのスポット取引が可能なので、投資スタイルに応じて自由自在に売買できます。
現物転換請求のサービスも用意されます。金・銀・プラチナの保有数量がそれぞれ一定量に到達すると、現物のゴールド・シルバー・プラチナに交換することができます。
立会外トレードサービス
SBI証券は三井住友信託銀行と提携して、「株式一括売却信託/立会外トレードサービス」を導入しました。
信託(株式一括売却信託)とネット取引(立会外トレードサービス)を融合させるのが特徴のサービスです。
政策保有株式の売却方法を検討している事業法人などの「株式売却ニーズ」と、より有利な価格での株式取得機会を求められている個人投資家の「株式投資ニーズ」をマッチングさせる仕組みです。
株の売り手にとっては、立会外での取引となるので、株式を売りたい委託者にとっては大量の株式を1日で売却でき、市場への影響を抑えて売却できるのがメリットです。
個人投資家にとっては、POや立会外分売のように終値からディスカウントがついた価格で株式を買えて、更に購入手数料が発生しないのがメリットです。
SBI証券の「立会外トレード」は、東証の売買システムToSTNET-1(トストネット)を使った売買立会時間外の取引方法です。
個人投資家にとっては以下のメリットがあります。
- 購入手数料が無料
- 立会外トレード実施前営業日の終値から数%ディスカウントされた価格で購入可能
- SBI証券でのみ購入可能
申込可能な期間は、立会外トレード実施日前営業日18:00~トレード実施日8:20です。申し込みが多数の場合は抽選となります。
購入株式の「保有証券一覧」への反映、およびメッセージボックスへの約定通知はトレード実施日の9:00前後となります。
先物・オプション・ワラント
SBI証券は先オプ・ワラントも取り扱っています。JPX日経400先物もすかさず開始しました。レバレッジをかけることになり上級者向けですが、上手くトレードすると大きな利益を得られます。
- 日経225先物
- ミニ日経225先物
- 日経平均VI先物
- TOPIX先物
- ミニTOPIX先物
- TOPIX core30先物
- 東証REIT指数先物
- NYダウ先物
- JPX日経400先物
- 東証マザーズ指数先物
- 日経225オプション
- TOPIXオプション
- eワラント(国内外株式・インデックス・為替・バスケット・商品・ニアピン・トラッカー)
SBI証券ではJ-NETクロス取引があります。SORの先物版であり、取引所の価格よりもより有利な価格がつけられるか判定して、大阪証券取引所の市場価格よりも有利な価格で約定できる場合があります。
東証マザーズ指数先物は上場初日の7月19日から取扱いがありました。
SBI証券は主要ネット証券の中で取扱証券の豊富さで随一となっています。下表は2017年1月現在のデータです。
取扱商品 | SBI証券 | 楽天証券 | 松井証券 | カブドット コム証券 | マネックス 証券 | |
---|---|---|---|---|---|---|
国内株式 | 現物 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
信用 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
PTS取引 | ◯ | × | × | × | × | |
単元未満株 | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ | |
REIT | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
国内ETF | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
外国株式 | 米国株式 | ◯ | ◯ | × | × | ◯ |
中国株式 | ◯ | ◯ | × | × | ◯ | |
韓国株式 | ◯ | × | × | × | × | |
ロシア株式 | ◯ | × | × | × | × | |
ベトナム株式 | ◯ | × | × | × | × | |
インドネシア株式 | ◯ | ◯ | × | × | × | |
シンガポール株式 | ◯ | ◯ | × | × | × | |
タイ株式 | ◯ | ◯ | × | × | × | |
マレーシア株式 | ◯ | ◯ | × | × | × | |
海外ETF | ◯ | ◯ | × | × | ◯ | |
投資信託 | 株式投資信託 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
外貨建MMF | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
MMF | ×(※) | ×(※) | × | ×(※) | ×(※) | |
中期国債ファンド | ×(※) | × | × | ×(※) | × | |
債券 | 円貨建債券 | ◯ | ◯ | × | × | ◯ |
外貨建債券 | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | |
FX | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
先物・オプション | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
カバードワラント | ◯ | ◯ | × | × | × |
※繰上償還によって現在は取り扱いを停止
NISA・積立NISA・ジュニアNISA・iDeCo
節税メリットがある制度としてNISA、つみたてNISA、ジュニアNISA、確定拠出年金があります。
NISA・つみたてNISAは誰でも利用可能です。ジュニアNISAは未成年のお子さんがいる方が活用できます。
確定拠出年金(個人型)は一定の要件がありますが、2016年の改正で大多数の方は利用可能になりました。
NISA・つみたてNISA・ジュニアNISA
NISAは年120万円(5年間で合計600万円)までの投資が、キャピタルゲイン・配当のいずれも非課税となります。
SBI証券はNISA口座の特典があります。国内株式・ETF・REIT等の売買手数料が無料であり、外国ETFの購入手数料も無料となります。
住民票取得代行も無料です。忙しい方には便利ですね!
2018年12月18日からは、税務署での確認手続き前にNISA口座を開設できる「簡易NISA口座開設」が導入されました。
約3週間かかっていた従来の口座開設方式と比べて、大幅に所要期間が短縮されて、すぐにNISAでの取引が可能になりました。
つみたてNISAは2018年から開始した制度で、年40万円(20年間で合計800万円)で投資対象が一部の投信で定期的な購入のみが対象となります。
NISAと積立NISAはどちらか片方のみを選択できます。SBI証券は両方を取り扱っています。
0~19歳である未成年者の子供がいる場合は、ジュニアNISAという制度も活用できます。こちらの非課税枠は年80万となっています。
NISAと合計して年200万円までの投資に関するキャピタルゲイン・インカムゲインが非課税となります。
ジュニアNISAの方は、一定期間は引き出せず、引き出した場合は遡って課税されるなどの制約があります。
確定拠出年金(個人型)
確定拠出年金は支出した金額が丸々所得控除となり、確実に所得税・住民税が減税されます。
60歳まで原則として引き出せなくなる等のデメリットはありますが、節税メリットは大きいため、確定拠出年金(個人型)を利用できる場合は活用を検討し得ます。
また、確定拠出年金の資産である間は課税の対象とされず、リタイア後の受給時も、年金と一時金のどちらの形式で受け取っても税制上の優遇措置の対象となります。
- 老齢給付金(年金):公的年金等控除が適用(雑所得)
- 老齢給付金(一時金):退職所得控除が適用(退職所得)
- 障害給付金:非課税
- 死亡一時金:相続税等の対象
- 脱退一時金:特別控除(年額最高50万円)が適用(一時所得)
SBI証券は年間の口座コストが日本最安値となっています。証券会社ですが、定期預金もあります。
投資信託も優良な低コストインデックスファンドが揃っています。また、確定拠出年金専用の商品ではありませんが、低コストインデックス投信のEXE-iシリーズがあります。
EXE-iグローバル中小型株式インデックスファンドなどをSBI証券の確定拠出年金で積立てるという運用法が考えられます。
2017年12月末時点で、SBI証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)の加入者数は、証券会社だけではなく、銀行等を含めたすべての運営管理機関において第1位となりました。
ユーザーの評判・口コミが良好であり、大人気となっています。
SBI証券は確定拠出年金(個人型)でも競争力があり、おすすめの金融機関です(SBI証券のiDeCo詳細)。
以前にSBI証券を訪問して、iDeCoについて取材しました。低コストと商品ラインナップ、ロボアドバイザーサービスがメリット大となっています。
ライバルの楽天証券のiDeCoとは、以下で徹底的に比較しています。
FXでは1通貨単位から積立が可能
SBI証券は2016年10月15日(土)から、 外国為替保証金取引(FX)の仕組みを活用して外貨への定時定額での少額投資を可能とする新サービス「積立FX」を開始しました。
SBI証券の積立FXは、1通貨以上0.01通貨単位で細かい積み立て設定が可能、定期的な外貨購入(毎日、 毎週、 毎月)が可能、低レバレッジ運用で資金効率がUPなどのメリットがあります。
当初は米ドル、英ポンド、豪ドル、NZドル、人民元、南アフリカランドの6通貨に対して、積立でエクスポージャーがとれます。
FX専業会社のSBI FXトレードと比較すると若干コストが高いのがマイナスポイントですけれども、複数の口座を開くのが面倒で、SBI証券一本で済ませたいという場合はメリットが大きいサービスです。
積立FXの詳細については、以下で徹底解説しています。
1000万円以上ならSBBO-X取引を利用可能
SBI証券がSBBO-X(SBI Best Bid Offer -Cross)というサービスを開始しました。呼び名の愛称は「エスビービーオークロス」です。
国内株式の現物取引で「SOR(スマート・オーダー・ルーティング)注文」で発注した注文と、機関投資家の注文をマッチングして、取引所の立会外市場(ToSTNeT)で約定させる取引(ダークプール)です。
預かり残高1000万円以上のユーザーが利用でき、取引所よりも有利な価格で取引できるチャンスを得られて、現物取引手数料が安くなるのがメリットです。
手数料割引は1約定ごとのスタンダードプランのみです。デメリットは取引所での約定よりも不利になる可能性もある点です。
インタビュー
以前にはSBI証券に取材に行き、株式会社SBI証券 商品開発部の杉本部長、稲場さんにインタビューしました。
杉本部長は以前にSBI証券のIPO引受け部門で活動していたことがある方です。IPOを知り尽くしたプロから、貴重なIPOに関するお話を伺えました!
続いて以下では、IPO以外のあらゆるサービスについても、株式・外国株式から投資信託、FXまで色々と聞き倒しています!
自動貯金サービス「finbee」とも連携
SBI証券は自動貯金サービス「finbee」(フィンビー)とも連携しています。
finbeeは自分のライフスタイルに合わせて、貯金の目的や目標金額、貯金のルールを設定できる自動貯金サービスです。
カード決済は1,000円単位で支払うことにして、1,000円未満のおつりを貯金したり、「つみたて貯金」で毎週日曜日に1,000円貯金したり、1日1万歩以上歩いたら1,000円貯金したりできます。
- メールアドレスで簡単に会員登録
- 貯金目的を設定
- 貯金ルールを設定(家族やカップル、仲間同士で貯金の目的をシェアする「シェア貯金」も)
- 銀行口座と連携(住信SBIネット銀行)
- 自動貯金スタート
- 貯まったお金は、クリックひとつで元の口座へ振替えが可能
2016年12月にサービスを開始しフィンテックのサービスです。日本人に馴染み深い「貯金」を「楽しく、簡単にできる」ようにリデザインされています。
finbeeで「投資貯金」を目的に設定し目標金額を達成したら、スムーズにSBI証券で投資・資産形成を行えるようになります。
finbeeの提携銀行はみずほ銀行、住信SBI銀行の2行で、順次拡大予定となっています。「オンラインバンク」を持っていないと使用できないアプリです。
スマホアプリで証券総合口座へのログイン後、すぐに入金画面へ遷移して、入金後は取引できるようになります。
客観的に高く評価されているサポート体制
SBI証券は公益財団法人日本電信電話ユーザ協会が主催する「第22回企業電話応対コンテスト」で「理事長賞」を受賞しました。
企業電話応対コンテストは、企業の日頃の電話応対をお客さまの立場で専門家が評価するコンテストで、電話応対能力の把握と向上を目的として、毎年開催されています。
同コンテストでは、事前にエントリーされた事業所に専門スタッフが「仮のお客さま」として予告なしに電話をかけ、録音内容を5人の専門家が客観的に数値化(業種別に100点満点)して評価します。
参加事業所は、「商業・金融」、「工業・公益」、「サービス」及び「コールセンター等電話応対専門」の4つの部門で審査を受けます。
全部門の中から最も優秀な成績を収めた1社に「会長賞」が、それに次ぐ成績を収めた3社に「理事長賞」が、さらに16社に「優秀賞」が贈られます。
この度の「第22回企業電話応対コンテスト」において、当社は合計452の参加事業所の中で会長賞に次ぐ「理事長賞」を受賞しました。
なお、同コンテストにおける当社の入賞は第15回から8年連続となります。
さらに今回の理事長賞受賞により、3年以上連続して優秀賞以上を受賞した企業である「シルバーランク企業」として引き続き認定されることとなりました。
また、SBI証券は、「問合せ窓口格付け」および「Webサポート格付けで国内最高評価となる「三つ星」を獲得しています。
これはHDIの国際基準に基づいて設定された10項目の評価基準に沿って審査員が評価した結果、三つ星~星なしの4段階の格付けが決定される制度です。
SBI証券はこれまでに「問合せ窓口格付け」における三つ星を9度、「Webサポート格付け」における三つ星を8度獲得しており、第三者機関の表彰制度で高い評価を受けています。
キャンペーン
これまではSBI証券のメリットについて述べてきました。恒常的に提供しているサービス内容だけではなく、キャンペーンも魅力なのが特徴です。
口座開設時においては、当サイト経由でお得な入会キャンペーンを行なっています。
1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。
キャンペーンの申込手順や内容の詳細については、以下で徹底的に解説しています。
口座開設後もSBI証券はお得なキャンペーンが満載となっています。自分の投資スタイルに鑑みて使えるものは活用していくと、着実にお得になってリターンを向上させることができます。
SBI証券で開催されたことがあるキャンペーンの例は以下のとおりです。
- プレミアムフライデー応援企画 「月末金曜、投資しよう!」
- クイズに答えてオリジナル金のQUOカード500円相当が当たる!キャンペーン
- 金・プラチナ取引口座開設&お取引で最大1,200円キャッシュバックキャンペーン
- 米国株式の入庫で他社への出庫手数料を全額負担キャンペーン
- 「全板」サービス利用料金無料キャンペーン
- ウィズダムツリーロゴ入りノートが当たる!カストック申込&海外ETF買付キャンペーン
- 個人向け国債キャンペーン(購入合計金額50万円以上でキャッシュバック)
- 投信積立キャンペーン(抽選で現金プレゼント)
- 夜間PTS取引 手数料全額キャッシュバックキャンペーン
まとめ
SBI証券は、日本におけるネット証券の先駆者として、「顧客中心主義」の経営理念のもと、「業界屈指の格安手数料で業界最高水準のサービス」を提供してきました。
2023年10月からは国内現物株式・信用取引の手数料が無料となり、稀有な利点を備えているネット証券に進化。絶大なメリットがあります。
ナンバーワンになれなくてもオンリーワンならいいどころの話ではありません。No.1でもあり、Only Oneでもあるのです。
手数料が安い、商品のラインナップが豊富の両方を高い次元で満たしています。どちらか片方ではなく、両面に秀でているのが素晴らしい総合ネット証券です。
短期のトレーディングから中長期投資まで、幅広い個人投資家がフル活用できます。私もフル活用して、パフォーマンスを向上させています。
大手証券会社に引けをとらない幅広い商品ラインナップを取り揃えており、しかもコストは低いです。100万の資産運用でも大活躍します。
特に国内株式の手数料0円、PTS、IPO、立会外分売、つなぎ売りに使える一般信用売り、米国株、投信保有で付与されるSBIポイント(投信マイレージ)、住信SBIネット銀行との連携、CFD、金・プラチナ、銀取引、Vポイント投資には絶大なメリットがあります。
複数の証券会社を使い分けるのは面倒という場合は、SBI証券が最有力候補となります。絶対王者的なネット証券です。
また、他にメイン証券がある場合でも、SBI証券はメリットが多く、活用すると投資のリターン拡大に役立つ証券会社です。100万の資産運用でも大活躍します。
トレーディングに有用なサービス・取引ツールから、充実の投信積立、小口分散投資のテーマキラー!まで幅広いサービスを提供しています。SBIでの投資はボーナスの使い道としても有力な選択肢です。
デイトレーダー、スイングトレーダー、バリュー投資家、グロース投資家、インデックス投資家などありとあらゆる投資家が有効活用できる、総合ネット証券です。
SBI証券は当サイト限定でお得なタイアップ・プログラムを実施しています。なんと3,000円分で、ネット証券としては破格の内容です。
口座開設と5万円以上の入金・SBIハイブリッド預金への振替だけで、3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。
口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
以下からのご入会で当サイト限定タイアップキャンペーンとしてAmazonギフト券3,000円分がプレゼントされます。